JP2004015043A - 磁気タップ変圧器 - Google Patents
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Abstract
【目的】電力用変圧器のタップ切換を磁気回路の切換で可能にする漏れインピーダンスの小さな磁気タップ変圧器を実現する。
【構成】電力用変圧器における1次巻線(1)と2次巻線(2)を有する鉄心(3)が摺動する鉄心(4)で、磁路となる対向面積を機械的位置の変化で変える誘導式電圧調整変圧器において、空隙面上の鉄心磁力線分布を鉄心(4)の位置変化による磁束の偏りを抑えるために独立巻線(8)を挿入した磁気スロット(9)を設け、その巻線(8)を相互に並列接続する構造を有した磁気タップ変圧器。
【効果】磁気回路の切換で電圧比が変えられて、かつ漏れインピーダンスが中間電位で大きくならない。
【選択図】 図1
【構成】電力用変圧器における1次巻線(1)と2次巻線(2)を有する鉄心(3)が摺動する鉄心(4)で、磁路となる対向面積を機械的位置の変化で変える誘導式電圧調整変圧器において、空隙面上の鉄心磁力線分布を鉄心(4)の位置変化による磁束の偏りを抑えるために独立巻線(8)を挿入した磁気スロット(9)を設け、その巻線(8)を相互に並列接続する構造を有した磁気タップ変圧器。
【効果】磁気回路の切換で電圧比が変えられて、かつ漏れインピーダンスが中間電位で大きくならない。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明が解決しようとする課題】
交流電力系統において、電圧を変える必要がある場合に用いられる電力用変圧器の基本構造は一般にN巻の一次巻線とM巻の2次巻線を有して、両巻線が、ともに電磁鋼板を積層した鉄心に作る磁力線を極力、漏れの無いように鎖交する構造になっているため、電圧比がN対Mで固定されており、電圧比を可変できない。本発明は巻線を有する鉄心の相対的位置を摺動させて2次巻線へ取り込む磁力線鎖交数を変えることにより、巻線巻数の切り換え無しに電圧比を可変できる電力用変圧器を提供しようとするものである。
【0002】
【産業上の利用分野】
ここで提供しようとする電圧可変変圧器は、鉄心の相対位置を移動することにより、タップ切り換えをせずに電圧を変化できるが、変圧比のどの位置でも、一般用変圧器と同様の励磁電流と1次2次間の漏れインピーダンスが低いままの変圧器を提供する。
【0003】
変圧器の漏れリアクタンスを小さいままに、鉄心の相対位置を連続変化するだけで電圧を連続可変できる本装置は、電力用可変電圧発生装置、電圧位相の可変移相器として、電圧調整、電力潮流制御機器とすることができる。また、本装置を用いて、コンデンサの印加電圧を変化させて進相電流を調整することにより可能となる力率調整器では、SVCなど半導体スイッチ技術によるものに比べ、制御スピードは遅いが、大容量化が容易で、高調波歪みの無く、効率も高いことが予想されるなど、利点がある。
【0004】
【従来の技術】
従来の電圧可変変圧器では、必要な段数の電線巻数のタップを機械式もしくは半導体スイッチを用いた切り換え装置で切り換えることで変圧比を変えていたが、電流が流れたままの負荷時切り換えには、電流遮断機が必要であり、電流の断続防止の工夫がなされており、構造が複雑で保守が必要であり、かつ操作に時間がかかる欠点があった。
【0005】
例えば、電力系統の電圧を制御するには数秒の時定数の変化に追従する必要があるが、従来の機械式のタップ切り換え装置では速度が遅くその変化に追従できないことが最近報告されている。
【0006】
そこで、磁気回路側での切り換えで変圧比を変えることが出来れば電流断続がないが、耐電圧試験などに使われる従来の小型回転型誘導電圧調整器は、1次2次の空隙が大きく、漏れインピーダンスが大きく、励磁電流も大きい欠点があったが、さらに励磁電流を小さくするために、鉄心間の空隙を小さくすると励磁電流は小さくできるが逆に1次2次巻線を鎖交しない漏れインピーダンスも大きくなってしまうジレンマがあった。
【0007】
1次2次の磁気漏れが大きくなる理由を図2に示すが、1次巻線(1)と2次巻線(2)を有した鉄心(3)の平滑なスライド面で接触させて移動する鉄心(4)は、磁束の貫通を妨げる空隙または金属などの磁束阻止板(5)を挟んで接触移動したとしても、図2の磁力線(6)が、2次巻線電流による起磁力の磁力線の1部が図のように鉄心(3)を回り込んで伝わり、この磁束が1次巻線に鎖交しないので漏れ磁束になる。このように1次2次間に漏れ磁束があると、これは漏れインピーダンスとなり負荷電流による変圧器としての電圧安定度が悪くなり電力用とは言えない結果となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
図2の漏れ磁束(6)が発生しないように摺動面上の磁束分布を無負荷の状態の分布に固定することにより、図2の漏れ磁束を発生させなければ良い。すなわち2次コイル電流の影響が1次巻線につくる磁力線分布に変化しなければもれ磁束は小さくなる。
【0009】
図4は、鉄心(3)と鉄心(4)の摺動面付近の拡大図であるが、鉄心に磁束分布を固定する目的で、新たに3次巻線(8)を図のように磁極スロット(7)を設けて磁束分布を2次巻線(2)の電流によらず固定できれば、接触するスロット数に応じた2次電圧が発生することになる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
2次電流による磁力線分布の変化を防ぎ、磁力線分布を固定するには、図4に示すように1次鉄心に磁束均一化のための独立並列巻線(8)を付加すればよい。
【0011】
各巻線の鎖交磁束(9)は、巻き始めと巻き終わりを並列に接続して同一電圧を印加するように強制する。3次巻線の各電圧が同一であれば、それに応じた磁束鎖交数(9)も巻き数に応じた値に強制されることになる。
【0012】
図5は、スロットに置かれた並列巻線により磁束鎖交数が固定されると、漏れ磁束(10)が発生できなくなることを示している。図6は、2次巻線の磁束がスロットの一部を通ることになると、並列巻線のために他のスロットの磁束も自動発生することで、1次巻線の鎖交磁束数が増える、すなわち電圧が大きくなることを示している。
【0013】
【発明実施の形態の例】
図3は本発明の概念説明図であるが、1次巻線(1)と2次巻線(2)を鉄心(3)に固定し、磁気タップとなる摺動面に多数のスロットに3次巻線を巻いた状態で、巻き始めと巻き終わりをすべて並列に結合する。
【0014】
スロット磁極の磁束量が固定されているため、移動距離Lに応じた電圧が2次巻線(2)に誘起される。
【0015】
図3の変形で、鉄心の摺動面の磁気吸引力を相殺し、鉄心(3)と鉄心(4)の移動を回転運動に変えるために、固定子と回転子の構造にして、且つ磁束分布固定する目的で並列結線巻線とスロットを固定子側に配したもので固定子と回転子の間に空隙が無くても漏れが小さい誘導型磁気誘導も可能である。
【0016】
この磁気漏れを減少する回転磁気タップ変圧器の変形で、回転変圧器構造を用いて固定子と回転子にそれぞれ120度間隔で3極を配置し、それぞれ120度位相の異なる3相交流電圧を印加すると3相交流電圧用の電圧調整器になる。この場合、磁束の3相に和が零になることから、磁束のリターン磁路が不要となるので合理的である。
【0017】
さらに回転磁気タップ変圧器構造を用いて固定子と回転子にそれぞれ6極を配置し各々60度位相の異なる6相電圧をそれぞれ印加すれば、回転子巻線の誘導電圧は、隣り合う電圧を回転移動角度に応じて誘導電圧がベクトル合成されることにより、1周で360度回転する回転型誘導移相調整器となる。
【0018】
【発明の効果】
本発明による誘導電圧調整器は鉄心摺動面に多数のスロットを設け、3次巻線を巻き、相互に並列接続すると分布する磁力線を巻線に同じ電圧が生じる効果による磁極の磁束分布が固定されるにより、1次鉄心と2次鉄心の接触面積を変化すれば面積に応じた電圧が誘起される。このとき2次巻線電流が逆に1次巻線に与える影響、すなわち逆起磁力が全一次鉄心に一様に戻ることから、2次巻線の漏れ磁束、言い換えると2次の巻線の磁束が全て1次巻線に鎖交する。結局、接触面積が完全接触と完全非接触の中間位置でも1次から見た2次回路への変圧器漏れインピーダンスが小さいことになる。
【0019】
従来の磁束切り換え型の電圧可変変圧器は切り換え中間位置の漏れインピーダンスが大きく、電力用変圧器として使えないものであり、また従来の誘導電圧調整器も漏れインピーダンスが問題であったがこれを改善を提案するもので、電圧連続変化できる変圧器、移相機が可能になることは、電圧の波形歪や力率の良いことが予想されるため、電力系統の制御上大きな効果がある。
【図面の簡単な説明】
図1は磁気タップ変圧器の概念を説明する図である。
図2は2次コイル(2)の磁力線が1次コイル(1)と鎖交しない磁力線を示す。
図3は本発明の実施例である。
図4は磁気スロットと並列巻線の拡大図。
図5は漏れ磁束を減少させる説明図。
図6は磁力線の分布を均一に強制される様子を示す。
【符号の説明】
1:一次巻線
2:二次巻線
3:鉄心
4:移動する鉄心
5:磁束阻止板
6:磁力線
7:磁極スロット
8:並列巻線
9:鎖交磁束
10:漏れ磁束
【発明が解決しようとする課題】
交流電力系統において、電圧を変える必要がある場合に用いられる電力用変圧器の基本構造は一般にN巻の一次巻線とM巻の2次巻線を有して、両巻線が、ともに電磁鋼板を積層した鉄心に作る磁力線を極力、漏れの無いように鎖交する構造になっているため、電圧比がN対Mで固定されており、電圧比を可変できない。本発明は巻線を有する鉄心の相対的位置を摺動させて2次巻線へ取り込む磁力線鎖交数を変えることにより、巻線巻数の切り換え無しに電圧比を可変できる電力用変圧器を提供しようとするものである。
【0002】
【産業上の利用分野】
ここで提供しようとする電圧可変変圧器は、鉄心の相対位置を移動することにより、タップ切り換えをせずに電圧を変化できるが、変圧比のどの位置でも、一般用変圧器と同様の励磁電流と1次2次間の漏れインピーダンスが低いままの変圧器を提供する。
【0003】
変圧器の漏れリアクタンスを小さいままに、鉄心の相対位置を連続変化するだけで電圧を連続可変できる本装置は、電力用可変電圧発生装置、電圧位相の可変移相器として、電圧調整、電力潮流制御機器とすることができる。また、本装置を用いて、コンデンサの印加電圧を変化させて進相電流を調整することにより可能となる力率調整器では、SVCなど半導体スイッチ技術によるものに比べ、制御スピードは遅いが、大容量化が容易で、高調波歪みの無く、効率も高いことが予想されるなど、利点がある。
【0004】
【従来の技術】
従来の電圧可変変圧器では、必要な段数の電線巻数のタップを機械式もしくは半導体スイッチを用いた切り換え装置で切り換えることで変圧比を変えていたが、電流が流れたままの負荷時切り換えには、電流遮断機が必要であり、電流の断続防止の工夫がなされており、構造が複雑で保守が必要であり、かつ操作に時間がかかる欠点があった。
【0005】
例えば、電力系統の電圧を制御するには数秒の時定数の変化に追従する必要があるが、従来の機械式のタップ切り換え装置では速度が遅くその変化に追従できないことが最近報告されている。
【0006】
そこで、磁気回路側での切り換えで変圧比を変えることが出来れば電流断続がないが、耐電圧試験などに使われる従来の小型回転型誘導電圧調整器は、1次2次の空隙が大きく、漏れインピーダンスが大きく、励磁電流も大きい欠点があったが、さらに励磁電流を小さくするために、鉄心間の空隙を小さくすると励磁電流は小さくできるが逆に1次2次巻線を鎖交しない漏れインピーダンスも大きくなってしまうジレンマがあった。
【0007】
1次2次の磁気漏れが大きくなる理由を図2に示すが、1次巻線(1)と2次巻線(2)を有した鉄心(3)の平滑なスライド面で接触させて移動する鉄心(4)は、磁束の貫通を妨げる空隙または金属などの磁束阻止板(5)を挟んで接触移動したとしても、図2の磁力線(6)が、2次巻線電流による起磁力の磁力線の1部が図のように鉄心(3)を回り込んで伝わり、この磁束が1次巻線に鎖交しないので漏れ磁束になる。このように1次2次間に漏れ磁束があると、これは漏れインピーダンスとなり負荷電流による変圧器としての電圧安定度が悪くなり電力用とは言えない結果となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
図2の漏れ磁束(6)が発生しないように摺動面上の磁束分布を無負荷の状態の分布に固定することにより、図2の漏れ磁束を発生させなければ良い。すなわち2次コイル電流の影響が1次巻線につくる磁力線分布に変化しなければもれ磁束は小さくなる。
【0009】
図4は、鉄心(3)と鉄心(4)の摺動面付近の拡大図であるが、鉄心に磁束分布を固定する目的で、新たに3次巻線(8)を図のように磁極スロット(7)を設けて磁束分布を2次巻線(2)の電流によらず固定できれば、接触するスロット数に応じた2次電圧が発生することになる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
2次電流による磁力線分布の変化を防ぎ、磁力線分布を固定するには、図4に示すように1次鉄心に磁束均一化のための独立並列巻線(8)を付加すればよい。
【0011】
各巻線の鎖交磁束(9)は、巻き始めと巻き終わりを並列に接続して同一電圧を印加するように強制する。3次巻線の各電圧が同一であれば、それに応じた磁束鎖交数(9)も巻き数に応じた値に強制されることになる。
【0012】
図5は、スロットに置かれた並列巻線により磁束鎖交数が固定されると、漏れ磁束(10)が発生できなくなることを示している。図6は、2次巻線の磁束がスロットの一部を通ることになると、並列巻線のために他のスロットの磁束も自動発生することで、1次巻線の鎖交磁束数が増える、すなわち電圧が大きくなることを示している。
【0013】
【発明実施の形態の例】
図3は本発明の概念説明図であるが、1次巻線(1)と2次巻線(2)を鉄心(3)に固定し、磁気タップとなる摺動面に多数のスロットに3次巻線を巻いた状態で、巻き始めと巻き終わりをすべて並列に結合する。
【0014】
スロット磁極の磁束量が固定されているため、移動距離Lに応じた電圧が2次巻線(2)に誘起される。
【0015】
図3の変形で、鉄心の摺動面の磁気吸引力を相殺し、鉄心(3)と鉄心(4)の移動を回転運動に変えるために、固定子と回転子の構造にして、且つ磁束分布固定する目的で並列結線巻線とスロットを固定子側に配したもので固定子と回転子の間に空隙が無くても漏れが小さい誘導型磁気誘導も可能である。
【0016】
この磁気漏れを減少する回転磁気タップ変圧器の変形で、回転変圧器構造を用いて固定子と回転子にそれぞれ120度間隔で3極を配置し、それぞれ120度位相の異なる3相交流電圧を印加すると3相交流電圧用の電圧調整器になる。この場合、磁束の3相に和が零になることから、磁束のリターン磁路が不要となるので合理的である。
【0017】
さらに回転磁気タップ変圧器構造を用いて固定子と回転子にそれぞれ6極を配置し各々60度位相の異なる6相電圧をそれぞれ印加すれば、回転子巻線の誘導電圧は、隣り合う電圧を回転移動角度に応じて誘導電圧がベクトル合成されることにより、1周で360度回転する回転型誘導移相調整器となる。
【0018】
【発明の効果】
本発明による誘導電圧調整器は鉄心摺動面に多数のスロットを設け、3次巻線を巻き、相互に並列接続すると分布する磁力線を巻線に同じ電圧が生じる効果による磁極の磁束分布が固定されるにより、1次鉄心と2次鉄心の接触面積を変化すれば面積に応じた電圧が誘起される。このとき2次巻線電流が逆に1次巻線に与える影響、すなわち逆起磁力が全一次鉄心に一様に戻ることから、2次巻線の漏れ磁束、言い換えると2次の巻線の磁束が全て1次巻線に鎖交する。結局、接触面積が完全接触と完全非接触の中間位置でも1次から見た2次回路への変圧器漏れインピーダンスが小さいことになる。
【0019】
従来の磁束切り換え型の電圧可変変圧器は切り換え中間位置の漏れインピーダンスが大きく、電力用変圧器として使えないものであり、また従来の誘導電圧調整器も漏れインピーダンスが問題であったがこれを改善を提案するもので、電圧連続変化できる変圧器、移相機が可能になることは、電圧の波形歪や力率の良いことが予想されるため、電力系統の制御上大きな効果がある。
【図面の簡単な説明】
図1は磁気タップ変圧器の概念を説明する図である。
図2は2次コイル(2)の磁力線が1次コイル(1)と鎖交しない磁力線を示す。
図3は本発明の実施例である。
図4は磁気スロットと並列巻線の拡大図。
図5は漏れ磁束を減少させる説明図。
図6は磁力線の分布を均一に強制される様子を示す。
【符号の説明】
1:一次巻線
2:二次巻線
3:鉄心
4:移動する鉄心
5:磁束阻止板
6:磁力線
7:磁極スロット
8:並列巻線
9:鎖交磁束
10:漏れ磁束
Claims (1)
- 変圧器における1次巻線(1)と2次巻線(2)を有する磁気鉄心(3)と、中間に空隙もしくは磁気遮蔽板(5)を持つ可動磁気鉄心(4)とが、磁路の一部になる面の機械的位置変化によって2次電圧を変化させる誘導式電圧調整変圧器において、摺動面の少なくとも一方に、1次2次間の磁束漏れを減少させるために、相互に並列接続した巻線(8)を有した磁極スロット(7)を設け、磁極スロットの磁束分布を固定して、鉄心(4)の移動により、2次巻線側の磁気鉄心にかかる磁極スロット(7)の磁束を集めることでスロット数に応じて2次巻線電圧が変化することを特徴とした磁気タップ変圧器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002206260A JP2004015043A (ja) | 2002-06-11 | 2002-06-11 | 磁気タップ変圧器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002206260A JP2004015043A (ja) | 2002-06-11 | 2002-06-11 | 磁気タップ変圧器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004015043A true JP2004015043A (ja) | 2004-01-15 |
Family
ID=30437444
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002206260A Pending JP2004015043A (ja) | 2002-06-11 | 2002-06-11 | 磁気タップ変圧器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004015043A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103035380A (zh) * | 2012-12-21 | 2013-04-10 | 田村(中国)企业管理有限公司 | 降低漏磁通的电感器组装结构 |
-
2002
- 2002-06-11 JP JP2002206260A patent/JP2004015043A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103035380A (zh) * | 2012-12-21 | 2013-04-10 | 田村(中国)企业管理有限公司 | 降低漏磁通的电感器组装结构 |
CN103035380B (zh) * | 2012-12-21 | 2017-03-29 | 田村(中国)企业管理有限公司 | 降低漏磁通的电感器组装结构 |
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