JP2004013730A - ネットワーク上の端末位置特定方法及びネットワークシステム - Google Patents

ネットワーク上の端末位置特定方法及びネットワークシステム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザが端末の位置情報を改竄できなくすることでサーバが使用する位置情報の信頼度を向上させた、セキュリティの高いネットワーク上の端末位置特定方法及びネットワークシステムを提供する。
【解決手段】端末11〜1Nからサーバ41〜4Mへのアクセスがアクセスポイント21〜2Nを介して行われるという、ネットワーク接続の物理的な構成に着目する。すなわち、ある一定のエリア内に存在する複数の端末1nは、そのエリアを管轄するアクセスポイント2nに必ず接続されることになる。このことを利用して、アクセスポイント21〜2N毎にユニークな位置情報を予め与えておき、各アクセスポイント21〜2Nにおいて端末11〜1Nから送信されるリクエストにこの位置情報を付加した後、サーバ41〜4Mに転送するようにする。これにより、サーバにおいて端末の所在位置を正確に把握することができる。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ネットワーク上の端末位置特定方法及びネットワークシステムに関し、より特定的には、ネットワークを介してサーバにアクセスがあった端末(クライアント装置)の所在位置を、サーバ側で簡単に特定できる方法及び当該方法を用いたネットワークシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
周知のように、携帯電話やコンピュータ等の端末は、ネットワーク接続機能によって、様々な場所のサーバに登録されている各種情報を容易に取得できる。このネットワークを介した情報提供は、サーバから端末に一方的に行われる場合もあれば、ネットワークの双方向性を生かして端末とサーバとの間でインタラクティブに行われる場合もある。インタラクティブなサービスとしては、端末を使う個人を特定した情報や個人の趣味・趣向に合わせた情報を提供するものが多くみられる。
【0003】
近年、テレビ放送の番組等が、ネットワーク配信される傾向にある。ここで、番組には、スポンサーのコマーシャル等が付加されるのが一般的である。従来の電波による番組放送では、電波の届く範囲がサービス地域となるため、キー局から同一番組の供給を受ける地方局は、そのサービス地域に密着したコマーシャルを付加して番組の提供を行っていた。
しかし、ネットワークを介した番組提供サービスには、従来の電波放送とは異なり送信距離の物理的な制限はない。このため、番組視聴のためのアクセスが、全国各地からキー局だけに集中してしまうことが考えられる。この場合、地方局は、サービス地域内にいるユーザ向けに用意したコマーシャルを、そのユーザに提供することができなくなる。
【0004】
このような問題を解決するために、ネットワークの双方向性を活用して、サーバが端末から位置情報を取得して、その位置情報が示すサービス地域に対応した情報を端末に提供するというサービス方法がある。
このようなサービスは、図8に示すシステム構成によって実現できる。図8のシステムは、端末81とサーバ82とがネットワーク84を介して接続される構成であり、端末81が予め位置情報を保持しており、サーバ82に位置情報を含めたリクエストを発行することで情報取得が可能になるクライアント−サーバ形式のシステム構成である。
【0005】
図8において、端末81には、入力装置等から位置情報として所在位置、例えば「名古屋市」が入力される。入力された位置情報は、端末81内に記録保存される。この入力操作後、端末81からサーバ82へ位置情報「名古屋市」を含めたリクエストが発行される。リクエストを受信したサーバ82は、特定情報データベース(DB)83から、位置情報が示す名古屋市に対応する特定情報(コマーシャル等)を取得する。そして、サーバ82は、取得した特定情報をレスポンスとして端末81に送信する。このような方式によって、端末81は、所在位置に合った特定情報をサーバ82から簡単に取得することが可能になる。
【0006】
また、上述したようにユーザから端末81を介して直接入力された位置情報をリクエストと共にサーバ82が受信するのではなく、ユーザ登録によって予め付与された識別番号の認証によって、サーバ82が位置情報を取得するようにしてもよい。この場合のシステム構成を図9に示す。
図9では、端末91は、情報取得の際にサーバ92に認証を受ける必要がある。端末91の認証情報を管理するのは、加入者管理サーバ94である。端末91は、サーバ92に接続するにあたって、予め加入者管理サーバ94から認証情報(図9の例では、加入者ID=001)を取得している。
【0007】
サーバ92に接続する場合、端末91は、取得した認証情報「加入者ID=001」を含んだリクエストを、サーバ92に送信する。サーバ92は、端末91から取得した認証情報「加入者ID=001」が正しい認証データであるか否かを、加入者管理サーバ94に問い合わせる。加入者管理サーバ94は、内部管理している加入者ID管理データベース(DB)95に、一致するデータがあるか否かを検索する。検索処理で一致するデータがあった場合、加入者管理サーバ94は、端末91の位置情報「名古屋市」という加入者応答を、サーバ92へ送信する。加入者管理サーバ94から位置情報を取得したサーバ92は、特定情報データベース(DB)93から位置情報に対応する特定情報を取得し、取得した特定情報をレスポンスとして端末91に送信する。
なお、上記例では、認証処理と加入者IDから位置情報を取得する処理とを、1つのシーケンスで行うようにしているが、実装方式によってはこれらの処理を2つのシーケンスに分けてもよい。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記図8で示すシステム構成では、位置情報の入力がユーザに委ねられるので、誤った位置情報が入力される場合や故意に異なる位置情報が入力される(改竄される)場合が考えられる。この場合、サービス地域に密着したコマーシャル等(特定情報)を提供することができない。よって、コマーシャル提供者側からすれば、有効な宣伝ができないことになる。
一方、上記図9で示すシステム構成では、端末91の位置情報を加入者ID管理データベース95で一括管理しているので、端末91から間違った位置情報を与えられることはない。しかし、このシステム構成では、リクエストがある度に加入者管理サーバ94への加入者問い合わせ処理が発生するため、ネットワークのトラフィックが無駄に増加してしまうことになる。また、端末91がユーザ登録時と異なる場所に移動した場合には、対応できない。さらに、加入者管理サーバ94とサーバ92との間で位置情報をやり取りするために、独自プロトコルを実装する必要もある。
【0009】
それ故に、本発明の目的は、ユーザが端末の位置情報を改竄できなくすることでサーバが使用する位置情報の信頼度を向上させ、かつ、サーバ側での位置に関するユーザ管理を不要とすることでサーバの処理負担を軽減させた、セキュリティの高いネットワーク上の端末位置特定方法及びネットワークシステムを提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】
第1の発明は、ネットワーク中継装置を介して端末とサーバとの間で情報提供が行われるネットワークシステムにおける、アクセスしてきた端末のネットワーク上の所在位置をサーバで特定する端末位置特定方法であって、
ネットワーク中継装置には、サーバへのアクセスを中継する端末が、所定のサービス地域によって予め割り当てられており、
端末は、サーバにアクセスする場合、所在のサービス地域を管轄するネットワーク中継装置にメッセージを送信し、
ネットワーク中継装置は、端末からメッセージを受信し、管轄するサービス地域を示す固有の位置情報をメッセージに付加してサーバに送信し、
サーバは、ネットワーク中継装置からメッセージを受信し、メッセージに付加された位置情報に基づいて、メッセージを送信してきた端末が位置するサービス地域を特定することを特徴とする。
【0011】
上記のように、第1の発明によれば、ネットワーク接続の物理的な構成を利用し、端末からサーバに送信されるメッセージに、ネットワーク中継装置においてユニークに与えられる位置情報を付加することを行う。これにより、サーバ側では、端末の所在位置が正確に把握できるようになる。従って、本発明は、ネットワークを介した情報提供サービスのうち、端末の所在位置に応じたサービスを行う場合に特に有効となる。また、端末に代わってネットワーク中継装置がサーバへ位置情報を通知するので、端末の利用者は、位置情報の通知を意識することなく様々な情報提供サービスを受けることができる。さらに、位置情報がネットワーク中継装置において付加されるので、端末の使用者による位置情報の改竄ができなくなり、セキュリティが高くなる。
【0012】
第2の発明は、第1の発明に従属する端末位置特定方法であって、
ネットワーク中継装置は、サービス地域の通知を必要とするサーバのアドレスと位置情報とを関連付けたデータを保持し、データに基づいてメッセージを受信するサーバがサービス地域の通知を必要とするか否かを判断し、通知を必要とするサーバへのメッセージだけに位置情報を付加することを特徴とする。
第3の発明は、第2の発明に従属する端末位置特定方法であって、
データが、サービス地域の通知を必要とするサーバのアドレス毎に、それぞれ異なる位置情報が関連付けられたデータであることを特徴とする。
この第2及び第3の発明のようにすれば、それぞれのサーバに応じて位置情報を提供することができる。
【0013】
第4の発明は、第2及び第3の発明に従属する端末位置特定方法であって、
ネットワーク中継装置が、データをネットワーク上から取得することを特徴とする。
この第4の発明のようにすれば、ネットワーク中継装置毎に、サーバアドレスと位置情報とを関連付けたデータを保持する必要がないので、ネットワーク中継装置の記憶容量を少なくすることができる。
【0014】
第5の発明は、第1の発明に従属する端末位置特定方法であって、
サーバは、特定したサービス地域に合わせて、端末に提供する情報を動的に切り替えることを特徴とする。
この第5の発明のように、サーバは、正確に把握した端末の所在位置に基づいて的確かつ有効な情報を提供することが可能となる。
【0015】
第6の発明は、第1の発明に従属する端末位置特定方法であって、
位置情報が、ネットワーク中継装置の管轄するサービス地域が規模に合わせて階層的に記述された形式の情報であり、
サーバは、メッセージの内容に応じて位置情報のいずれかの階層を参照し、提供する情報を決定することを特徴とする。
この第6の発明のように、階層化された位置情報を使用することで、サーバ側の処理目的に柔軟に対応することが可能となる。
【0016】
第7の発明は、ネットワーク中継装置を介して端末とサーバとの間で情報提供が行われるネットワークシステムであって、
ネットワーク中継装置には、サーバへのアクセスを中継する端末が、所定のサービス地域によって予め割り当てられており、
端末は、サーバにアクセスする場合、所在のサービス地域を管轄するネットワーク中継装置にメッセージを送信する送信部を備え、
ネットワーク中継装置は、端末からメッセージを受信する受信部と、管轄するサービス地域を示す固有の位置情報を格納するメモリ部と、受信したメッセージに位置情報を付加する情報付加部と、位置情報を付加したメッセージをサーバに送信する送信部とを備え、
サーバは、ネットワーク中継装置からメッセージを受信する受信部と、受信したメッセージに付加された位置情報に基づいて、メッセージを送信してきた端末が位置するサービス地域を特定する処理部とを備える。
【0017】
上記のように、第7の発明によれば、ネットワーク接続の物理的な構成を利用し、端末からサーバに送信されるメッセージに、ネットワーク中継装置においてユニークに与えられる位置情報を付加することを行う。これにより、サーバ側では、端末の所在位置が正確に把握できるようになる。従って、本発明は、ネットワークを介した情報提供サービスのうち、端末の所在位置に応じたサービスを行う場合に特に有効となる。また、端末に代わってネットワーク中継装置がサーバへ位置情報を通知するので、端末の利用者は、位置情報の通知を意識することなく様々な情報提供サービスを受けることができる。さらに、位置情報がネットワーク中継装置において付加されるので、端末の使用者による位置情報の改竄ができなくなり、セキュリティが高くなる。
【0018】
第8の発明は、第7の発明に従属するネットワークシステムであって、
ネットワーク中継装置は、サービス地域の通知を必要とするサーバのアドレスと位置情報とを関連付けたデータをメモリ部に保持し、データに基づいてメッセージを受信するサーバがサービス地域の通知を必要とするか否かを判断する解析部をさらに備え、情報付加部が、通知を必要とするサーバへのメッセージだけに位置情報を付加することを特徴とする。
第9の発明は、第8の発明に従属するネットワークシステムであって、
データが、サービス地域の通知を必要とするサーバのアドレス毎に、それぞれ異なる位置情報が関連付けられたデータであることを特徴とする。
この第8及び第9の発明のようにすれば、それぞれのサーバに応じて位置情報を提供することができる。
【0019】
第10の発明は、第8及び第9の発明に従属するネットワークシステムであって、
データがネットワーク上のデータベースに存在し、ネットワーク中継装置が、データベースからデータを取得することを特徴とする。
この第10の発明のようにすれば、ネットワーク中継装置毎に、サーバアドレスと位置情報とを関連付けたデータを保持する必要がないので、ネットワーク中継装置の記憶容量を少なくすることができる。
【0020】
第11の発明は、第7の発明に従属するネットワークシステムであって、
サーバの処理部は、特定したサービス地域に合わせて、端末に提供する情報を動的に切り替えることを特徴とする。
この第11の発明のように、サーバは、正確に把握した端末の所在位置に基づいて的確かつ有効な情報を提供することが可能となる。
【0021】
第12の発明は、第7の発明に従属するネットワークシステムであって、
位置情報が、ネットワーク中継装置の管轄するサービス地域が規模に合わせて階層的に記述された形式の情報であり、
サーバの処理部は、メッセージの内容に応じて位置情報のいずれかの階層を参照し、提供する情報を決定することを特徴とする。
この第12の発明のように、階層化された位置情報を使用することで、サーバ側の処理目的に柔軟に対応することが可能となる。
【0022】
第13の発明は、第7の発明に従属するネットワークシステムであって、
ネットワーク中継装置は、端末のアクセスによってサーバから提供された情報を記憶する記憶部をさらに備え、以後記憶された情報を要求するアクセスが端末からあった場合、サーバに代わって記憶部に記憶された情報を端末に提供することを特徴とする。
この第13の発明のように、情報を記憶部で記憶(キャッシュ)すれば、効率のよい情報送信ネットワークを構築することができる。
【0023】
第14の発明は、第7の発明に従属するネットワークシステムであって、
ネットワーク中継装置が、各サービス地域に対応した複数の副中継部と複数の副中継部を取りまとめる主中継部とで構成される場合、副中継部が、端末との間で接続を確立したときに一定のアルゴリズムに基づいてメッセージに固有のアドレスを付与し、主中継部が、付与された固有のアドレスを判断して対応する位置情報をメッセージに付加することを特徴とする。
【0024】
【発明の実施の形態】
本発明では、端末からサーバへのアクセスがネットワーク中継装置(以下、アクセスポイントと記す)を介して行われるという、ネットワーク接続の物理的な構成に着目する。すなわち、端末から公衆回線によって接続される場合には、最寄りの通話エリアにあるアクセスポイントに接続されることになる。また、端末から加入者専用線によって接続される場合には、端末から物理的に最も近い位置にあるアクセスポイントに接続されることになる。従って、同一のアクセスポイントに接続される複数の端末は、ある一定の地域内に存在すると言える。このことを利用して、本発明は、アクセスポイント毎にユニークな位置情報を予め与えておき、各アクセスポイントにおいて端末から送信されるリクエスト(メッセージ)に位置情報を付加した後、サーバに転送するようにした技術である。
以下、本発明の内容を具体的に説明する。
【0025】
図1は、本発明の一実施形態に係る端末位置特定方法を用いたネットワークシステムの構成を示す図である。図1において、本発明のネットワークシステムは、複数の端末11〜1Nと様々な情報提供サービスを行う1つ以上のサーバ41〜4Mとが、対応するアクセスポイント21〜2Nを経由して、インターネット等のネットワーク30を介して接続される構成である(N及びMは、それぞれ任意の整数)。各アクセスポイント21〜2Nは、それぞれ独立したサービス地域(第1エリア〜第Nエリア)を管轄し、その管轄内に存在する端末11〜1Nから送信されたリクエストを受け付ける。また、各アクセスポイント21〜2Nは、それぞれを特定できるユニークな位置情報を保持しており、各端末11〜1Nから受け付けたリクエストに必要に応じて位置情報を付加した後、そのリクエストを該当するサーバに通知する機能を有する。サーバ41〜4Mのうち位置情報を利用するサーバは、提供する番組等の情報と共に、第1エリア〜第Nエリアにそれぞれ対応した独自の特定情報(店舗情報やコマーシャル等)を保持している。
【0026】
図2は、図1に示す本発明のネットワークシステムの各構成の詳細を説明する図である。図2において、端末1n(n=1〜N)は、回線接続部101と、認証処理部102と、リクエスト作成部103と、レスポンス処理部104とを備える。アクセスポイント2nは、ダイヤルアップ接続部201と、ユーザ認証部202と、ユーザ通信部203と、サーバアドレス管理データベース(DB)2n4と、リクエスト解析部205と、ネットワーク通信部206とを備える。サーバ4m(m=1〜M)は、リクエスト受信部401と、リクエスト処理部402と、番組/特定情報管理データベース(DB)4m3とを備える。ユーザ管理サーバ50は、ネットワーク通信部501と、認証処理部502と、ユーザ管理データベース(DB)503とを備える。
【0027】
図2において、端末1nは、公衆回線60によるダイヤルアップ接続でアクセスポイント2nに接続される。ダイヤルアップ接続に伴う端末1nのユーザ認証は、ネットワーク30を経由したユーザ管理サーバ50との間で行われる。このユーザ管理サーバ50は、端末のユーザ認証を行うために必要となるサーバであるが、本発明において特に重要な意味を持たないため、図1のシステム構成では記載を省略している。なお、端末1nとアクセスポイント2nとの接続には、ダイヤルアップタイプの他に、加入者専用線タイプを用いても同様である。
【0028】
ユーザ認証は、以下の手順で行われる。まず、回線接続部101が、公衆回線60及びユーザ通信部203を経由してダイヤルアップ接続部201でダイヤルアップ処理を行う。この処理によって、端末1nとアクセスポイント2nとが接続される。次に、端末1nにインターネット接続を許可するための認証処理が、ユーザ認証部202と認証処理部102との間で行われる。認証に必要な情報は、ユーザ管理サーバ50にある。この情報は、ユーザ認証部202によって、ネットワーク通信部206、ネットワーク30及びネットワーク通信部501を介して、認証処理部502が管理するユーザ管理データベース503から取得される。取得された情報が接続された端末1nのユーザ情報と一致した場合、端末1nのネットワーク30へのインターネット接続が許可されたことになる。このインターネット接続によって、端末1nは、サーバ4mに接続できることになる。
【0029】
端末1nにおいて、リクエスト作成部103は、所定のリクエストを生成し、回線接続部101を介してアクセスポイント2nへ送信する。レスポンス処理部104は、サーバ4mがリクエストに対する応答として送信してきた情報(レスポンス)を、回線接続部101を介して受信し、その情報内容を解釈する。この解釈によって、番組/特定情報管理データベース4m3に格納されていた所定の特定情報が、端末1nの画面上に表示されることになる。
【0030】
アクセスポイント2nにおいて、リクエスト解析部205は、端末1nから送信されるリクエストを解釈して、位置情報が必要なサーバ向けのリクエストか否かを、サーバアドレス管理データベース2n4を参照して判断する。そして、位置情報が必要なサーバ向けのリクエストであると判断した場合、リクエスト解析部205は、該当する位置情報を所定の手法でリクエストに付加して、サーバ4mに送信する。所定の手法については、後述する。
図3に、サーバアドレス管理データベース2n4の登録内容の一例を示す。図3において、「項番」はデータベースを管理するために予め付与された管理項目番号である。「サーバアドレス」は、位置情報が必要なサーバのアドレスである。この例では、サーバアドレスとしてURI(Uniform Resource Identifiers)やドメイン名が登録される。「通知位置情報」は、サーバアドレスで特定されるサーバ向けのリクエストに付加する位置情報を示している。
【0031】
サーバ4mにおいて、リクエスト受信部401は、アクセスポイント2nから端末1nのリクエストを受信し、またリクエスト処理部402で生成された応答情報(レスポンス)をアクセスポイント2nへ送信する。リクエスト処理部402は、リクエスト受信部401で受信されたリクエストを解析し、番組/特定情報管理データベース4m3を参照して対応するレスポンスを作成する。番組/特定情報管理データベース4m3には、第1エリア〜第Nエリアにそれぞれ対応した特定情報が格納されている。なお、位置情報に基づいた提供情報の変化が不要なサーバには、番組/特定情報管理データベースに特定情報が格納されることはない。
【0032】
次に、図4及び図5をさらに参照して、第1エリア内に存在する端末11及び第2エリア内に存在する端末12からサーバ41(サーバアドレス:abc.co.jp)に、それぞれ音楽番組(ファイル名:music.mp4)をリクエストするアクセスがあった場合を考える。図4は、対応するアクセスポイント21及び22が行う端末位置特定方法の処理手順を示すフローチャートである。図5は、図4に基づいて端末11,12、アクセスポイント21,22及びサーバ41の間で行われる通信シーケンスを示す図である。
【0033】
端末11は、サーバ41にアクセスするために、最寄りのアクセスポイントへインターネット接続を要求する。この場合、最寄りのアクセスポイントは、必ず第1エリアを管轄するアクセスポイント21になる。同様にして、端末12は、サーバ41にアクセスするために、第2エリアを管轄するアクセスポイント22へインターネット接続を要求する。この要求によって、上述したユーザ認証が行われてそれぞれの接続が確立される(ステップS41)。
【0034】
ここで、各サーバ41〜4Mがアクセスされる端末について知ることができる情報は、インターネットの特性上、IPアドレスが基本となる。本来、このIPアドレスは、所在位置を示す情報ではないため、IP層以上の通信プロトコル層で所在位置情報を示す必要がある。サーバ41〜4Mは、IPプロトコルを下位通信プロトコルに持つHTTPを使用して、端末に情報提供するサーバであるため、本発明では、このことを利用して所在位置情報をHTTP上に実装する。HTTP上に位置情報を実装する具体的な手法としては、例えば、HTTPリクエストの書式にパラメータ“locale=”を定義し、アクセスポイントのユニークな位置情報をこのパラメータを用いてHTTPリクエストに付加する手法が考えられる。
なお、HTTPを利用せずに、位置情報を伝達する目的のプロトコルを別途定義及び使用する方法も考えられる。しかし、この方法では、端末に位置情報通知のためのプロトコルを意識させることになるため、本発明の特徴の1つである端末側で位置情報を改竄できないという点で、あまり効果が期待できない。
【0035】
端末11は、所定の書式によるHTTPリクエスト「GET/abc.co.jp/music.mp4_HTTP/1.0」を含むIPパケットを、アクセスポイント21へ送信する。端末11からIPパケットを受信したアクセスポイント21は、HTTPリクエスト「GET/abc.co.jp/music.mp4_HTTP/1.0」を取得する(ステップS42)。さらに、アクセスポイント21は、HTTPリクエストの中からサーバのアドレス部分である“abc.co.jp”を抽出する(ステップS43)。そして、アクセスポイント21は、アドレス“abc.co.jp”のサーバが位置情報を必要とするサーバであるか否かを、サーバアドレス管理データベース214に基づいて判定する(ステップS44)。
同様に、端末12は、HTTPリクエスト「GET/abc.co.jp/music.mp4_HTTP/1.0」を含むIPパケットを、アクセスポイント22へ送信する。端末12からIPパケットを受信したアクセスポイント22は、HTTPリクエスト「GET/abc.co.jp/music.mp4_HTTP/1.0」を取得し(ステップS42)、その中からサーバアドレス“abc.co.jp”を抽出する(ステップS43)。そして、アクセスポイント22は、アドレス“abc.co.jp”のサーバが位置情報を必要とするサーバであるか否かを、サーバアドレス管理データベース224に基づいて判定する(ステップS44)。
【0036】
サーバアドレス管理データベース214が図3に示す登録内容である場合、アクセスポイント21は、サーバアドレス“abc.co.jp”に関して登録されている通知位置情報“aichi.nagoya”を定義パラメータを用いてHTTPリクエストに付加した、新たなHTTPリクエスト「GET/abc.co.jp/music.mp4?locale=aichi.nagoya_HTTP/1.0」を生成する(ステップS45)。ここで、端末11からの本来のリクエストURLと付加された位置情報との間には、デリミタとして“?”が付される。そして、アクセスポイント21は、生成した新たなHTTPリクエストをネットワーク30を介してサーバ41へ送信する(ステップS46)。
一方、サーバアドレス管理データベース224が図6に示す登録内容である場合、アクセスポイント22は、サーバアドレス“abc.co.jp”に関して登録されている通知位置情報“osaka.kadoma”を定義パラメータを用いてHTTPリクエストに付加した、新たなHTTPリクエスト「GET/abc.co.jp/music.mp4?locale=osaka.kadoma_HTTP/1.0」を生成する(ステップS45)。そして、アクセスポイント22は、生成した新たなHTTPリクエストをネットワーク30を介してサーバ41へ送信する(ステップS46)。
【0037】
サーバ41は、アクセスポイント21及び22から送信される新たなHTTPリクエストをそれぞれ受信し、“?locale=”以降の位置情報を確認する。そして、サーバ41は、位置情報が“aichi.nagoya”であることによって、第1エリアに存在する端末11からのリクエストであることを判断し、位置情報が“osaka.kadoma”であることによって、第2エリアに存在する端末12からのリクエストであることを判断する。この判断に応じて、サーバ41は、アクセスポイント21へは第1エリア向けの特定情報を付加した音楽番組をレスポンスとして送信し、アクセスポイント22へは第2エリア向けの特定情報を付加した音楽番組をレスポンスとして送信する。
【0038】
以上のように、本発明の一実施形態に係る端末位置特定方法によれば、ネットワーク接続の物理的な構成を利用し、端末からサーバに送信されるリクエストに、アクセスポイントにおいてユニークに与えられる位置情報を付加することを行う。これにより、サーバ側では、端末の所在位置が正確に把握できるようになる。従って、本発明は、ネットワークを介した情報提供サービスのうち、端末の所在位置に応じたサービスを行う場合に特に有効となる。また、端末に代わってアクセスポイントがサーバへ位置情報を通知するので、端末の利用者は、位置情報の通知を意識することなく様々な情報提供サービスを受けることができる。さらに、位置情報がアクセスポイントにおいて付加されるので、端末の使用者による位置情報の改竄ができなくなり、セキュリティが高くなる。
【0039】
なお、上記実施形態では、各アクセスポイント21〜2Nとサーバ41〜4Mとがネットワーク30を介して接続されるシステム構成を説明した。しかし、このシステム構成は一例であって、ネットワーク30を介さずに双方が直接接続されるシステム構成であってもよいし、各アクセスポイント21〜2Nがプロバイダを介してネットワーク30に接続されるシステム構成であってもよい。後者の場合、プロバイダが、一定のアルゴリズムに基づいて各アクセスポイント21〜2Nに各々割り当てている固有のIPアドレスを判断できることを利用して、各アクセスポイント21〜2Nではなく、プロバイダがIPアドレスの判断に基づいてリクエストに位置情報を付加するようにしてもよい。
【0040】
また、各アクセスポイント21〜2Nにサーバアドレス管理データベース214〜2N4を備える構成を説明したが、これらの登録内容を1つのデータベースにまとめてネットワーク上で管理してもよい。この場合、各アクセスポイント21〜2Nが、必要に応じてデータベースから位置情報を取得することになる。
また、ある1つのサーバ4mから、同一アクセスポイント2nに接続される複数の端末1nへ応答するレスポンスは、全て同じである。従って、いずれかの端末1nから最初に受け付けたリクエストに対するレスポンスを、アクセスポイント2n内(例えばリクエスト解析部205)でキャッシュする機能を持たせることで、効率のよい情報送信ネットワークを構築することができる。
【0041】
さらに、アクセスポイントからサーバに伝える位置情報を、階層構成にすることで効果の適用範囲が広がる。ここで、位置情報の階層構成とは、例えば図3において、サーバアドレス“123.com”の通知位置情報“japan.aichi”の、「japan」を第1階層とし、「aichi」を第2階層として考えることである。このような階層構成を用いれば、サーバにおいて位置情報の解釈手法を複数取り得ることが可能となる。
【0042】
その具体例を図7の端末位置特定方法の処理手順を示すシーケンスで示す。
端末11は、野球番組のリクエスト「GET/123.com/baseball.mp4_HTTP/1.0」を含むIPパケット、及び広告情報のリクエスト「GET/123.com/CM.mp4_HTTP/1.0」を含むIPパケットをアクセスポイント21へ送信する。アクセスポイント21は、サーバアドレス“123.com”を判断し、通知位置情報“japan.aichi”を付加した新たなリクエスト「GET/123.com/baseball.mp4?locale=japan.aichi_HTTP/1.0」及び「GET/123.com/CM.mp4?locale=japan.aichi_HTTP/1.0」をそれぞれ生成する。そして、アクセスポイント21は、生成した新たなリクエストをネットワーク30を介してサーバ42へ送信する。
【0043】
サーバ42は、アクセスポイント21から送信される新たな各リクエストをそれぞれ受信し、“?locale=”以降の位置情報を確認する。まず、サーバ42は、付加されている位置情報が“japan.aichi”であることによって、第1エリアに存在する端末11からのリクエストであることを判断する。そして、サーバ42は、野球番組は国単位で配信すべきものとして、このリクエストに対しては位置情報の第1階層「japan」だけを解釈し、日本向けの野球番組をレスポンスとしてアクセスポイント21へ送信する。一方、サーバ42は、広告情報は都市単位で配信すべきものとして、このリクエストに対しては位置情報の第2階層「aichi」だけを解釈し、愛知県向けの広告情報をレスポンスとしてアクセスポイント21へ送信する。
このように、階層化された位置情報を使用することで、サーバ側の処理目的に柔軟に対応することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る端末位置特定方法を用いたネットワークシステムの構成を示す図である。
【図2】本発明の一実施形態に係る端末位置特定方法を用いたネットワークシステムの各構成の詳細を説明する図である。
【図3】サーバアドレス管理データベースの登録内容の一例を示す図である。
【図4】アクセスポイントが行う端末位置特定方法の処理手順を示すフローチャートである。
【図5】端末、アクセスポイント及びサーバの間で行われる通信シーケンスの一例を示す図である。
【図6】サーバアドレス管理データベースの登録内容の他の一例を示す図である。
【図7】階層化構造を用いた端末、アクセスポイント及びサーバの間で行われる通信シーケンスの一例を示す図である。
【図8】従来の情報提供サービスシステムの構成例を示す図である。
【図9】従来の情報提供サービスシステムの他の構成例を示す図である。
【符号の説明】
11〜1N,81,91…端末
21〜2N,…アクセスポイント
30,84,96…ネットワーク
41〜4M,82,92…サーバ
50…ユーザ管理サーバ
60…公衆回線
83,93…特定情報データベース
94…加入者管理サーバ
95…加入者ID管理データベース
101…回線接続部
102,502…認証処理部
103…リクエスト作成部
104…レスポンス処理部
201…ダイヤルアップ接続部
202…ユーザ認証部
203…ユーザ通信部
205…リクエスト解析部
206,501…ネットワーク通信部
214〜2N4…サーバアドレス管理データベース
401…リクエスト受信部
402…リクエスト処理部
413〜4M3…番組/特定情報管理データベース
503…ユーザ管理データベース

Claims (14)

  1. ネットワーク中継装置を介して端末とサーバとの間で情報提供が行われるネットワークシステムにおける、アクセスしてきた端末のネットワーク上の所在位置をサーバで特定する端末位置特定方法であって、
    前記ネットワーク中継装置には、前記サーバへのアクセスを中継する前記端末が、所定のサービス地域によって予め割り当てられており、
    前記端末は、前記サーバにアクセスする場合、所在のサービス地域を管轄する前記ネットワーク中継装置にメッセージを送信し、
    前記ネットワーク中継装置は、前記端末からメッセージを受信し、管轄するサービス地域を示す固有の位置情報を当該メッセージに付加して前記サーバに送信し、
    前記サーバは、前記ネットワーク中継装置からメッセージを受信し、当該メッセージに付加された前記位置情報に基づいて、メッセージを送信してきた前記端末が位置するサービス地域を特定することを特徴とする、端末位置特定方法。
  2. 前記ネットワーク中継装置は、前記サービス地域の通知を必要とするサーバのアドレスと前記位置情報とを関連付けたデータを保持し、当該データに基づいて前記メッセージを受信するサーバがサービス地域の通知を必要とするか否かを判断し、通知を必要とするサーバへのメッセージだけに前記位置情報を付加することを特徴とする、請求項1に記載の端末位置特定方法。
  3. 前記データが、前記サービス地域の通知を必要とするサーバのアドレス毎に、それぞれ異なる前記位置情報が関連付けられたデータであることを特徴とする、請求項2に記載の端末位置特定方法。
  4. 前記ネットワーク中継装置が、前記データをネットワーク上から取得することを特徴とする、請求項2又は3に記載の端末位置特定方法。
  5. 前記サーバは、特定したサービス地域に合わせて、前記端末に提供する情報を動的に切り替えることを特徴とする、請求項1に記載の端末位置特定方法。
  6. 前記位置情報が、前記ネットワーク中継装置の管轄するサービス地域が規模に合わせて階層的に記述された形式の情報であり、
    前記サーバは、メッセージの内容に応じて前記位置情報のいずれかの階層を参照し、提供する情報を決定することを特徴とする、請求項1に記載の端末位置特定方法。
  7. ネットワーク中継装置を介して端末とサーバとの間で情報提供が行われるネットワークシステムであって、
    前記ネットワーク中継装置には、前記サーバへのアクセスを中継する前記端末が、所定のサービス地域によって予め割り当てられており、
    前記端末は、前記サーバにアクセスする場合、所在のサービス地域を管轄する前記ネットワーク中継装置にメッセージを送信する送信部を備え、
    前記ネットワーク中継装置は、
    前記端末からメッセージを受信する受信部と、
    管轄するサービス地域を示す固有の位置情報を格納するメモリ部と、
    前記受信したメッセージに前記位置情報を付加する情報付加部と、
    前記位置情報を付加したメッセージを前記サーバに送信する送信部とを備え、
    前記サーバは、
    前記ネットワーク中継装置からメッセージを受信する受信部と、
    前記受信したメッセージに付加された前記位置情報に基づいて、当該メッセージを送信してきた前記端末が位置するサービス地域を特定する処理部とを備える、ネットワークシステム。
  8. 前記ネットワーク中継装置は、前記サービス地域の通知を必要とするサーバのアドレスと前記位置情報とを関連付けたデータを前記メモリ部に保持し、当該データに基づいてメッセージを受信する前記サーバがサービス地域の通知を必要とするか否かを判断する解析部をさらに備え、前記情報付加部が、通知を必要とするサーバへのメッセージだけに前記位置情報を付加することを特徴とする、請求項7に記載のネットワークシステム。
  9. 前記データが、前記サービス地域の通知を必要とするサーバのアドレス毎に、それぞれ異なる前記位置情報が関連付けられたデータであることを特徴とする、請求項8に記載のネットワークシステム。
  10. 前記データがネットワーク上のデータベースに存在し、前記ネットワーク中継装置が、当該データベースから前記データを取得することを特徴とする、請求項8又は9に記載のネットワークシステム。
  11. 前記サーバの処理部は、特定したサービス地域に合わせて、前記端末に提供する情報を動的に切り替えることを特徴とする、請求項7に記載のネットワークシステム。
  12. 前記位置情報が、前記ネットワーク中継装置の管轄するサービス地域が規模に合わせて階層的に記述された形式の情報であり、
    前記サーバの処理部は、メッセージの内容に応じて前記位置情報のいずれかの階層を参照し、提供する情報を決定することを特徴とする、請求項7に記載のネットワークシステム。
  13. 前記ネットワーク中継装置は、前記端末のアクセスによって前記サーバから提供された情報を記憶する記憶部をさらに備え、以後記憶された情報を要求するアクセスが前記端末からあった場合、前記サーバに代わって当該記憶部に記憶された情報を当該端末に提供することを特徴とする、請求項7に記載のネットワークシステム。
  14. 前記ネットワーク中継装置が、各サービス地域に対応した複数の副中継部と当該複数の副中継部を取りまとめる主中継部とで構成される場合、当該副中継部が、前記端末との間で接続を確立したときに一定のアルゴリズムに基づいてメッセージに固有のアドレスを付与し、当該主中継部が、付与された固有のアドレスを判断して対応する前記位置情報をメッセージに付加することを特徴とする、請求項7に記載のネットワークシステム。
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