JP2004012620A - 光源装置及び投写型表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】多数の発光ダイオードを使用して高輝度な光源装置を構成する際に、光源装置から発生する光束の径の増大を抑制して、効率のよい照明光束を得ることのできる光源装置、及び実用輝度が得られる投写型表示装置を提供する。
【解決手段】複数の発光ダイオードの配列から発生する光束を一旦集光する集光光学系と、集光後に発散した光束を再度略平行光束に変換する反射光学系とを備える。特に、集光光学系に入射する前の光束径をφ、反射光学系で略平行光束に変換された後の光束径をφ’としたときにφ>φ’となるように集光光学系と反射光学系とを配置する。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、固体光源で発生する光束を照明光として利用する投写型表示装置とその光源装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
大画面で映像を手軽に楽しめる電子機器として投写型表示装置が知られている。投写型表示装置は、白色光源を用いて、液晶パネルやDMD(ディジタルミラーデバイス)といった2次元光変調器の画像を投写レンズを使ってスクリーン上に拡大投写するものであり、光源としては、従来、高圧水銀ランプやメタルハライドランプ等の高輝度の放電ランプが使用されているのが一般的である。
【0003】
しかしながら、これら放電ランプは波長400nmから700nm超にわたる発光スペクトル特性を有しており、投写型表示装置においては、R(赤)、G(緑)、B(青)に相当する波長領域をダイクロイックフィルター等の光学部品で選択しており、この画像形成に必要のない波長成分の光、特に赤外領域の光は熱の発生を、また、紫外領域の光は2次元光変調器へのダメージ等の問題を引き起こす。さらに、可視光領域の光であっても、黄色の波長領域等は上記ダイクロイックフィルター等で選択されることがなく、光の利用効率という点で損失である。さらに、従来実用化されている放電ランプの寿命は1500〜4000時間程度であり、寿命特性の改善が望まれている。
【0004】
一方、固体光源であるレーザーを光源に利用して、投写型表示装置を構成するという提案がある(特開平5−210082号、特開2000−194275号、特開2000−162548号等)。しかしながら、半導体レーザーや発光ダイオードのような固体光源は、放電ランプに比べて光出力が低い(発光効率が小さい)という大きな問題があり、このため、投写型表示装置用の光源としては実用化されていない原因となっていたが、最近では発光ダイオード開発の進歩は目覚ましいものがあり、高輝度で高効率な青や緑の発光ダイオードも登場し始めた。これにより以前から比較的高輝度、高効率であった赤色発光ダイオードと組み合わせることで投写型表示装置の光源を実現できる可能性がでてきた。
【0005】
とはいうものの、発光ダイオード素子単体の輝度は、放電ランプの輝度には依然及ばないので、発光ダイオードで光源装置を構成するには、複数の発光ダイオード素子を使用することが前提となる。複数の発光ダイオード素子を使用すれば、その数に応じて全体の輝度の増加が期待できるが、以下の問題も発生する。
【0006】
発光ダイオード部品の大きさは、発光素子前方に取り付けられるドーム形状の樹脂レンズを含めると、φ3〜φ5が一般的である。一方、投写型表示装置に使われる2次元光変調器の大きさは、例えば透過型の高温ポリシコンTFT液晶パネルで0.7インチ〜1.8インチが一般的となっている。この2次元光変調器を効率よく照明しようとしたとき、光源装置で得られる照明光の光束の大きさ(径)は、2次元光変調器の大きさよりも大きく、しかも高輝度かつ平行性の高い光束であることが理想的である。
【0007】
例えば、すでに実用化されている投写型液晶表示装置の例では、2次元光変調器として1.3インチ(縦19.812mm×横26.416mm)を用い、光源装置には60mm×60mm程度の光源反射鏡付きの高圧水銀ランプを使用しており、光源装置からは略平行光束を得ている。この光源装置を市販のφ5の大きさの高輝度発光ダイオードに置き換えることを考えると、60mm×60mmの光源装置とするには、縦横で12個×12個=144個の発光ダイオードを配列することになる。市販の高輝度発光ダイオードは、発光色にも依るが、緑色用で、1個当たり2Lm(ルーメン)程度の光束の大きさを持つものがある。144個用意しても光束は288Lmにしかならない。これらをR、G、B各色用に使用しても864Lmである。100W級の高圧水銀ランプが有する光束は約8000Lmであるから、光束量が1ケタ少ない。従って、少しでも高圧水銀ランプの発光光束に近づけるには、光源装置を構成する発光ダイオードの数を大幅に増加させることが必要不可欠となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、光源として使用する発光ダイオード素子の数を増加させると、照明光として利用できる光束は増加するが、2次元光変調器の大きさに比して光源装置からの射出光束径が大きくなり、2次元光変調器を効率良く照明することが難しくなるという問題が生じる。
【0009】
本発明は、かかる問題点を解決するものであり、多数の発光ダイオード素子を用いて光源を構成しようとする場合においても、光源装置からの射出光束の光束径(面積)を増大させることなく平行性の高い照明光束を得られる光源装置並びにそれを用いた実用輝度の得られる投写型表示装置を提供することを目的としている。
【0010】
なお、従来の光源装置の例として、例えば特開平8−227606号公報に開示の平行光光源装置があり、この技術では、2つの多重配列ミラーと開口パネルの配置によりランプからの非平行光成分を取り除いて平行光を得ている。この技術は、射出光束の径を変換することを目的として構成されているものではないので、例えば2つの放物面鏡の焦点距離を変えるなどすると光の遮蔽が生じたり連続光束が得られないなどの結果となってしまう。
【0011】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するために、請求項1記載の発明は、複数の固体光源による配列と、固体光源配列から発生する略平行光束を一旦集光する集光光学系と、集光光学系において集光後に発散した光束を再度略平行光束に変換する反射光学系とを有することを特徴としている。
【0012】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、集光光学系に入射する前の光束の径をφ、反射光学系で略平行光束に変換された後の光束の径をφ’としたときに、φ>φ’となるように集光光学系と反射光学系が配置されることを特徴としている。
【0013】
請求項3記載の発明は、請求項1または2に記載の発明において、固体光源が発光ダイオードであることを特徴としている。
【0014】
請求項4記載の発明は、請求項1から3のいずれか1項に記載の発明において、集光光学系ならびに反射光学系が放物面反射鏡で構成されることを特徴としている。
【0015】
請求項5記載の発明は、複数の固体光源による球面状の配列と、球面状配列から発生しその球心に一旦収束して発散する光束を略平行光束に変換する反射光学系とを有することを特徴としている。
【0016】
請求項6記載の発明は、R(赤)、G(緑)、B(青)の各発光色用に請求項1から5のいずれか1項に記載の光源装置を備え、これら光源装置から発生する各色の略平行光束を照明光として、画像情報に応じて変調を行う少なくとも1つ以上の2次元光変調器と、2次元光変調器上の画像を拡大投写する投写レンズとを有することを特徴としている。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を添付図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本発明の実施の形態における光源装置1の構成を示す図である。光源装置1は、複数の発光ダイオード11の配列構造と、集光光学系としての集光素子13と、反射光学系としての反射素子14とを有して構成される。図2は、集光素子13(放物面反射ミラー21)について示す。図3は、反射素子14(放物面反射ミラー31)について示す。
【0018】
図1は、光源装置1の断面図である。同図において横軸をZ、縦軸をY、紙面に垂直な方向をX軸とすると、発光ダイオード11は、XY平面上で2次元の配列構造を形成している。また、この2次元配列された各々の発光ダイオード11は、各発光ダイオード11の光軸がZ軸に平行になるように構造体12で支持されている。複数の発光ダイオード11によるこの配列構造を発光ダイオード配列体10とする。発光ダイオード配列体10からの出射光束(15)は略平行光束となる。
【0019】
また、集光光学系を形成する集光素子13として、図2に参照されるようにZ軸22回りに回転して得られる回転放物面を部分的に切り取った形状を有する反射ミラー21を使用した。発光ダイオード11からの射出光束15は、集光素子13に入射するが、放物面による反射作用を受けて放物面の焦点23に収束する。
【0020】
また、反射光学系を形成する反射素子14として、図3に参照されるようにZ軸32回りに回転して得られる回転放物面を部分的に切り取った形状を有する(集光素子13として用いる反射ミラー21とは別の)反射ミラー31を使用した。
【0021】
光源装置1において、この反射素子14としての反射ミラー31の焦点33と、集光素子13としての反射ミラー21の焦点23とが一致するように両反射ミラーを配置してある。集光光学系(集光素子)13の放物面状反射ミラーにより一旦収束された光束は、再度発散しはじめるが、収束点23はその後配置されている反射光学系(反射素子)14の放物面状反射ミラーの焦点33に一致しているので、光束は反射光学系14の反射面にて反射された後、再びZ軸に平行な光束16に変換される。
【0022】
このとき、2次元配列された発光ダイオード11の配列体10からの光束の径をφ、集光光学系13及び反射光学系14を通過後の光束の径をφ’としたとき、φ>φ’として反射後の光束径を元の光束径より小さくなるように変換する。このためには、集光光学系13の放物面反射ミラー21に関してその焦点をf1、特性パラメータである焦点距離をp1、反射光学系14の放物面反射ミラーに関してその焦点をf2、特性パラメータである焦点距離をp2とすれば、p1>p2の条件を満足させれば良い。この条件を満足するように発光ダイオード11の配列数や形状を勘案し、照明対象となる2次元光変調器の大きさに応じて任意のφ’となるように、p1、p2をp1>p2の条件で所定値に設定することになる。その結果、2次元配列された発光ダイオード11で発生する光束の径を、2次元光変調器の大きさに応じた光束径へ変換することできる。放物面反射ミラー21,31での反射率に依存する光量損失はあるものの、径変換前後の光束の光強度の変動は少なく、多数の発光ダイオード素子を使用しても、光強度が高く、光束径の小さい照明光束を得ることができる。なお放物線の方程式はx^2=2py等で表される。
【0023】
ここで、発光ダイオード11としては、発光ダイオード素子としてGaP系やGaAsP系、GaAlAs系等を用いることができる。また、発光ダイオード11は、発光ダイオード素子からの光を射出するレンズ面を有する光透過性の熱硬化製樹脂で封止されており、このレンズを所定の形状とすることで射出光束に強い平行性を持たせることができる。これら発光ダイオードからの射出光束を平行化する技術としては従来技術として周知のものを利用すればよい。
【0024】
<数値実施例>光源装置1において、集光光学系13を構成する放物面反射鏡21は焦点距離100mmのものを使用し、反射光学系14を構成する放物面反射鏡31は焦点距離20mmのものを使用した。一方、2次元光変調器は、φ5の大きさの発光ダイオード素子を縦28個×横28個に配列し、140mm×140mm(φ)とした。最終的に光束径変換された後の光束径φ’は28mm×28mm(φ’)となった。すなわち、φ5の発光ダイオード素子を縦6個×横6個に配列したのと同じ光束径で実に20倍以上の光束の高密度化を達成した。
【0025】
<投写型表示装置>次に、図4は、本発明の実施の形態における投写型表示装置100の構成を示したものである。投射型表示装置100は、上述した実施形態の光源装置1を用いて構成される。光源装置1を3つ用いて、赤(R)用、青(B)用、緑(G)用の各色用の光源装置(41、42、43)を構成する。そして、これら各光源装置41〜43から発生する光束を合成するための合成素子としてのクロスダイクロイックプリズム44と、このプリズム44において合成後の照明光束に画像情報を与える光変調器46と、光変調器46で画像変調された光を不図示のスクリーン上に拡大投写するための投写レンズ48とを備えている。点線枠で示した各光源装置41〜43内には、発光ダイオード配列体、集光光学系、反射光学系が示されている。同図中には各光束の向きの概要も矢印で示した。
【0026】
なお、この実施例の投射型表示装置100では、光変調器46として透過型の液晶パネルを例に採っており、その前後に偏光子45と検光子47を備えている。光源装置41,42,43からのR・B・Gのそれぞれ略平行な光束はクロスダイクロイックプリズム44に入射して合成され、光変調器46としての透過型液晶パネルを照明する。ここで、光源装置からの照明をより効率的に行うために、光源装置41,42,43と液晶パネル46との間には、一対のフライアイレンズからなるインテグレータ光学系を配置しても構わない。また、偏光変換光学素子を光源装置41,42,43の後に配置しても良い。光源装置41,42,43から発生する光束は非偏光の光束であるため、照明光束の偏光方向を揃えることにより照明の光利用効率が向上することは言うまでもなく、この偏光統一を行うための偏光変換素子は周知の光学素子である。
【0027】
光変調器46としての透過型液晶パネルで画像変調された光束は投写レンズ48を介して不図示のスクリーン上に拡大投写され画像を表示する。なお、カラー表示を行う方法としては、フィールドシーケンシャル方式とすればよい。この場合、R、G、Bの各光源装置41,42,43を順次点灯させるだけでなく、R、G、Bを同時に点灯させるモードも使用して、明るさをさらに高めることも可能である。
【0028】
このようにして、比較的多数の発光ダイオードを使用して光源装置を構成しても、光源装置から射出後の照明光束径の拡大を抑えて効率よく照明を行うことが可能となり、結果的に高輝度が達成できる。
【0029】
なお、光変調器46としてDMD(ディジタルミラーデバイス)や反射型の液晶パネルを用いることも可能である。また、光源装置も赤(R)用、青(B)用、緑(G)用に3個用いるのではなく白色の発光ダイオードランプを用いても構わない。
【0030】
<変形例>次に、本発明の他の実施形態について示す。図5は、他の実施の形態における(投射型表示装置の)光源装置5を示す斜視図である。光源装置5は、赤(R)用、青(B)用、緑(G)用の3つの発光ユニット(51、52、53)を備え、これら各発光ユニット51〜53からの出射光束を合成素子としてのクロスダイクロイックプリズムにより合成して照明光を得ている。図中の矢印は各ユニット51〜53における中心的な光軸を示す。各ユニット51〜53は、発光ダイオードによる球面形状の配列体と、この配列体からの光束群を反射してクロスダイクロイックプリズム方向に略平行光束として出射する放物面反射ミラーとから成る。
【0031】
図6に、上記の発光ユニットについての縦断面図を示す。光源装置5においては、前述の実施形態の光源装置1の構成のように発光ダイオードを2次元平面的に配列する代わりに、丁度、光源装置1での集光光学系13(放物面反射ミラー21)が配置される位置に相当する位置において、発光ダイオード61を球面形状で配列している。この発光ダイオード配列体60は各発光ダイオード61の光軸がその球面配列形状での球心を向くように配置する。この配置構成の場合、各発光ダイオード61からの光束は一旦その球心に収束する。光源装置5では、発光ダイオード配列体60の球心と、放物面反射ミラー62の焦点とが一致するように配置する構成により、放物面反射ミラー62の焦点から発散される光束群が反射ミラー62面において反射され、略平行光束として出射される。この構成の場合、最初の実施形態のような集光光学系の集光素子としての放物面反射ミラーが不要となるので、その分、光源装置及びこれを搭載する投写型表示装置をより軽量化、小型化し、コストメリットが生じる。
【0032】
以上により本発明の実施の形態について説明した。なお、上述した実施形態は、本発明の好適な実施形態の一例を示すものであり、本発明はそれに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内において、種々変形実施が可能である。
【0033】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明の光源装置によれば、多数の発光ダイオード素子を配列して照明光束の高輝度化を図る場合に、放物面鏡を成す集光素子と反射素子を各々の焦点が一致するように配置して発光ダイオードの配列体からの射出光束について光束径の変換を行うことにより、光束の平行性を保ちつつ照明対象に応じたより小さい径の光束に変換して照明光として射出することが可能となる。特に、変換前後の光束径をφ及びφ’、集光光学系と反射光学系のそれぞれの放物面鏡の焦点距離をp1,p2としたときにp1>p2となるよう放物面鏡を配置することによりφ>φ’を満足できる。本発明の光源装置では、多数の発光ダイオード素子を使用しても、得られる照明光束の光束径の増大を抑制して効果的に照明対象(光変調器等)を照明できるという効果があり、この光源装置を投写型表示装置の照明系として用いることにより、明るくかつ光利用効率の高い投写型表示装置を提供することができる。
【0034】
特に、請求項1記載の発明の構成によれば、反射光学系の形状を所定にすることで、多数の固体光源から発生する光束の径を変換して平行性の高い照明光束を得ることが可能になる。
【0035】
また、請求項2記載の発明の構成によれば、多数の固体光源を用いた場合にも照明光束径の増大を抑制し、2次元光変調器の大きさに対応した照明光束を得て効果的な照明を行うことが可能になる。
【0036】
さらに、請求項3記載の発明の構成では、発光ダイオードは種々の電子機器で用いられており、他の固体光源と比してコストが安いので、多数使用しても安価に構成できる。
【0037】
またさらに、請求項4記載の発明の構成では、集光光学系ならびに反射光学系が放物面反射鏡であることを特徴としており、このような構成とすることで、集光光学系と反射光学系の構成が比較的簡素なものになる。
【0038】
また請求項5記載の発明の構成では、請求項1から4記載の構成とは異なり複数の発光ダイオードによる球面形状の配列により集光光学系を省いて構成できるので、光源装置をより小型化・軽量化することができる。
【0039】
さらに、請求項6記載の発明の構成では、R(赤)用、G(緑)用、B(青)用の各々の光源として請求項1から5のいずれか1項に記載の光源装置を備えて投射型表示装置を構成しており、この構成とすることで、多数の発光ダイオードを使用して十分な輝度を持ち、光利用効率の高い投写型表示装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における光源装置1の構成を示す図(側面図)である。
【図2】集光光学系13の構成を示す図である。
【図3】反射光学系14の構成を示す図である。
【図4】本発明の実施の形態における投射型表示装置100の構成を示す図である。
【図5】本発明の他の実施の形態における光源装置5の構成を示す図である。
【図6】光源装置5の発光ユニットの構成を示す断面図である。
【符号の説明】
1 光源装置
100 投写型表示装置
10 発光ダイオード配列体
11 発光ダイオード
12 発光ダイオード支持体
13 集光光学系(集光素子)
14 反射光学系(反射素子)
15 発光ダイオード配列体の射出光束(:径φ)
16 光学系で変換後の射出光束(:径φ’)
17 集光光学系13と反射光学系14の焦点
21 放物面反射ミラー(:焦点f1、焦点距離p1)
31 放物面反射ミラー(:焦点f2、焦点距離p2)
22 Z軸(集光光学系13への入射軸)
32 Z軸(反射光学系14からの出射軸)
23 反射ミラー21の焦点f1
33 反射ミラー31の焦点f2
41、42、43 R・B・Gの各色の光源装置
44 クロスダイクロイックプリズム
45 偏光子
46 光変調器(透過型液晶パネル)
47 検光子
48 投写レンズ
5 光源装置(他の実施形態)
51、52、53 発光ユニット(R、B、G)
60 発光ダイオード配列体
61 発光ダイオード
62 反射光学系(放物面反射ミラー)

Claims (6)

  1. 複数の固体光源による配列と、
    前記固体光源配列から発生する略平行光束を一旦集光する集光光学系と、
    前記集光光学系において集光後に発散した光束を再度略平行光束に変換する反射光学系とを有することを特徴とする光源装置。
  2. 前記集光光学系に入射する前の光束の径をφ、前記反射光学系で略平行光束に変換された後の光束の径をφ’としたときに、φ>φ’となるように前記集光光学系と前記反射光学系が配置されることを特徴とする請求項1記載の光源装置。
  3. 前記固体光源が発光ダイオードであることを特徴とする請求項1または2に記載の光源装置。
  4. 前記集光光学系ならびに反射光学系が放物面反射鏡で構成されることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に項記載の光源装置。
  5. 複数の固体光源による球面状の配列と、
    前記球面状配列から発生しその球心に一旦収束して発散する光束を略平行光束に変換する反射光学系とを有することを特徴とする光源装置。
  6. R(赤)、G(緑)、B(青)の各発光色用に請求項1から5のいずれか1項に記載の光源装置を備え、
    該光源装置から発生する各色の略平行光束を照明光として、画像情報に応じて変調を行う少なくとも1つ以上の2次元光変調器と、
    前記2次元光変調器上の画像を拡大投写する投写レンズとを有することを特徴とする投写型表示装置。
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