JP2004012386A - 積層型熱交換器用内部漏れ検査装置及び検査方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】この発明は、積層型熱交換器の内部漏れの有無を検査することができる検査装置及び検査方法を提供することを課題とする。
【解決手段】積層型熱交換器用内部漏れ検査装置130は、キャリアガスとしての窒素ガスを供給するN2ガス供給装置131、圧力調整弁132、流量調整弁133、第1電磁弁134、プローブガスとしてのヘリウムを貯留しているHeタンク135、第2電磁弁136、Heリークディテクタ137及びガス回収装置138を有しており、これらは配管140及び141により接続されている。Heリークディテクタ137には自動記録装置139が電気的に接続されている。熱交換器1は、その冷媒入口部4を検査装置130の配管140に接続される一方、その冷媒出口部5を検査装置130の配管141に接続されて検査される。
【選択図】 図1
【解決手段】積層型熱交換器用内部漏れ検査装置130は、キャリアガスとしての窒素ガスを供給するN2ガス供給装置131、圧力調整弁132、流量調整弁133、第1電磁弁134、プローブガスとしてのヘリウムを貯留しているHeタンク135、第2電磁弁136、Heリークディテクタ137及びガス回収装置138を有しており、これらは配管140及び141により接続されている。Heリークディテクタ137には自動記録装置139が電気的に接続されている。熱交換器1は、その冷媒入口部4を検査装置130の配管140に接続される一方、その冷媒出口部5を検査装置130の配管141に接続されて検査される。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、積層型熱交換器の内部漏れ検査装置及び検査方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
図5に積層型熱交換器(以下、熱交換器とする)の全体構造を示す。熱交換器1は、多数のチューブエレメント2を平行に配置し、互いに隣接するチューブエレメント2の間に波形状を有する空気側のコルゲートフィン3を介在させることにより形成されている。これらチューブエレメント2及びコルゲートフィン3は、交互に積層された状態でろう付けされて一体にされている。
【0003】
図6の(a)に1つのチューブエレメント2の断面図、(b)にその正面図を示す。各チューブエレメント2は一対の成形プレート2a及び2bからなり、これら成形プレート2a及び2bは薄い皿形状を有している。成形プレート2a及び2bの端部には、これら成形プレート2a及び2bよりも厚みをもって形成されたタンク部材6が配置されている。このタンク部材6には、冷媒入口タンク7、冷媒出口タンク8及びこれら冷媒入口タンク7と冷媒出口タンク8との間に配置される中間タンク9がそれぞれ形成されており、冷媒入口タンク7と中間タンク9との間、及び冷媒出口タンク8と中間タンク9との間は、それぞれ隔壁部15a及び15bにより隔絶されている。
【0004】
また、これら成形プレート2a及び2bを互いに対向させて接合することにより形成される各チューブエレメント2の内側面には、仕切部材10により仕切られたU字形状の冷媒通路11が形成されており、この冷媒通路11によりタンク部材6の冷媒入口タンク7と冷媒出口タンク8との間が接続されている。さらに、熱交換器1の一方の側部に配置されるチューブエレメント2には、そのタンク部材6の中間タンク9に通じる冷媒入口部4と冷媒出口タンク8に通じる冷媒出口部5とがそれぞれ取り付けられている。また、熱交換器1の他方の側部に配置されるチューブエレメント2では、その中間タンク9と冷媒出口タンク8とを接続するUターンタンク13が取り付けられている。
【0005】
図7に示されるように、冷媒入口部4から流入した冷媒は各チューブエレメント2の中間タンク9を通ってUターンタンク13に至り、ここで方向転換してセクションAを構成している各チューブエレメント2の冷媒出口タンク8に入る。そして各チューブエレメント2の冷媒出口タンク8に入った冷媒は、それぞれ冷媒流路11を通ってセクションBを構成している各冷媒入口タンク7に至る。さらに、この冷媒はセクションBからセクションCに移動して、このセクションCを構成している各チューブエレメント2の冷媒入口タンク7に入る。このようにセクショCの各冷媒入口タンク7に入った冷媒は、それぞれ冷媒流路11を通ってセクションDを構成している各冷媒出口タンク8に至り、その後、冷媒出口部5から排出される。このような冷媒流れにより、熱交換器1はコルゲートフィン3を介して空気側と効率良く熱交換して性能を維持している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述のような熱交換器において、各チューブエレメント2の中間タンク9と冷媒入口タンク7との隔壁部15a、或いは中間タンク9と冷媒出口タンク8との隔壁部15bが確実にろう付けされていない場合(ろう付け欠陥)、中間タンク9から冷媒入口タンク7への冷媒経路の短絡または中間タンク9から冷媒出口タンク8への冷媒経路の短絡、すなわち冷媒の内部漏れが発生する場合があり、このような内部漏れは熱交換器1の性能悪化の原因となってしまう。
しかしながら、従来ではこのような積層型熱交換器の内部漏れの有無を検査する適当な検査装置及び検査方法がなかった。
【0007】
この発明は、このような問題点を解消するためになされたもので、積層型熱交換器の内部漏れの有無を検査することができる検査装置及び検査方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る積層型熱交換器用内部漏れ検査装置は、積層型熱交換器の内部漏れを検査する装置において、熱交換器の冷媒入口に接続されると共にこの熱交換器内にキャリアガスを供給するキャリアガス供給手段と、熱交換器の冷媒入口に接続されると共にこの熱交換器内にプローブガスを注入するプローブガス注入手段と、熱交換器の冷媒出口に接続されその冷媒出口から排出されるプローブガスを検出するプローブガス検出手段と、プローブガス検出手段による検出結果に基づいて熱交換器の冷媒出口から排出されるプローブガスが所定値以上になるまでの時間を計測し、この計測時間と設定時間とを比較することにより熱交換器の内部漏れの有無を判定する内部漏れ判定手段とを備えるものである。
内部漏れ判定手段は、各内部漏れ個所に対応したそれぞれの規定時間を予め入力され、計測時間と設定時間との比較により内部漏れが有ると判定した場合、さらに計測時間と規定時間との比較を行い内部漏れ個所の特定をも行うことが好ましい。
また、内部漏れ判定手段は、判定した結果を記録及び表示する自動記録装置であることが更に好ましい。
さらに、この発明に係る積層型熱交換器用内部漏れ検査方法は、積層型熱交換器の内部漏れを検査する方法において、熱交換器の冷媒入口からこの熱交換器内にキャリアガスを供給し、熱交換器の冷媒入口からこの熱交換器内にプローブガスを注入し、熱交換器内に注入されてその冷媒出口から排出されるプローブガスを検出し、検出された結果に基づいて熱交換器の冷媒出口から排出されるプローブガスが所定値以上になるまでの時間を計測し、この計測時間と設定時間とを比較することにより熱交換器の内部漏れの有無を判定するものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1にこの発明の実施の形態に係る積層型熱交換器用内部漏れ検査装置130(以下、検査装置とする)の配管系統図を示す。なお、内部漏れの有無を検査される検査用の熱交換器として、図5に示される積層型熱交換器1を利用する。この検査装置130は、キャリアガスとしての窒素ガスを供給するN2ガス供給装置131、圧力調整弁132、流量調整弁133、第1電磁弁134、漏れ検出媒体(プローブガス)としてのヘリウムを貯留しているHeタンク135、第2電磁弁136、Heを検出するHeリークディテクタ137及びガス回収装置138を有しており、これらは配管140及び141により接続されている。また、Heリークディテクタ137には自動記録装置139が電気的に接続されている。なお、N2ガス供給装置131、圧力調整弁132、流量調整弁133、第1電磁弁134によりこの発明のキャリアガス供給手段が構成されており、Heタンク135及び第2電磁弁136によりプローブガス注入手段、Heリークディテクタ137によりプローブガス検出手段、及び自動記録装置139により内部漏れ判定手段がそれぞれ構成されている。
【0010】
また、図2に示されるように検査用の熱交換器1は、その冷媒入口部4を検査装置130のN2ガス及びHeの供給側の配管140に接続される一方、その冷媒出口部5を検査装置130のHeリークディテクタ137側の配管141に接続され、この状態で検査されるようになっている。
【0011】
次に、この実施の形態に係る積層型熱交換器用内部漏れ検査装置130の動作について説明する。まず、検査用の熱交換器1を検査装置130に接続して第1電磁弁134を開くと、N2ガス供給装置131から供給されるN2ガスが圧力調整弁132及び流量調整弁133によりその圧力及び流量を調整されて熱交換器1の内部に流入し、このN2ガスが熱交換器1内を流動する。次に、第2電磁弁136をパルス状に短時間だけ開くことにより、Heタンク135から所定圧力のHeを熱交換器1につながる配管140に注入すると、HeはN2ガスと混合して熱交換器1内に流入する。このように熱交換器1内に流入したHeは、N2ガスと共に熱交換器1内を流動すると共に熱交換器1の冷媒出口部5から排出され、Heリークディテクタ137により検出される。
【0012】
Heリークディテクタに接続された自動記録装置139は、Heリークディテクタ137の検出結果に基づき、熱交換器1の冷媒出口部5から排出されるHeの漏れ率を検知する構成となっている。この自動記録装置139は、第2電磁弁136が瞬間的に開かれて微量のHeが注入された時刻を0秒として、熱交換器1の冷媒出口部5から排出されるHeの漏れ率が限界漏れ率Sc以上になるまでの時間T秒を計測し、その後、この計測時間T秒と漏れ判定時間Tc秒とを比較して、漏れ判定時間Tc秒に対する計測時間T秒の長短により熱交換器1の内部漏れの有無を自動的に判定する。そして、自動記録装置139はその結果を記録及び表示する。なお、この自動記録装置139には漏れ判定時間Tc秒とHeの限界漏れ率Scとが予め入力されている。また、Heリークディテクタ137を通ったN2ガス及びHeはガス回収装置138により回収されるようになっている。
【0013】
このとき、He注入時からの時間とHeの漏れ率との関係は図3に示されるようになる。ここで、曲線Gは内部漏れが全くない場合を示し、自動記録装置139により検知されるHeの漏れ率がHeの注入時0秒からTo秒後に限界漏れ率Scになったことがわかる。また、各曲線NG1、NG2及びNG3は、図4に示される個所に内部漏れがある場合を示す。すなわち、NG1は中間タンク9と冷媒出口タンク8との間の隔壁部15bに内部漏れがある場合で、熱交換器1の冷媒出口部5から排出されるHeの漏れ率が注入時0秒からT1秒後に限界漏れ率Scになったことがわかる。また、NG2及びNG3はそれぞれ中間タンク9と冷媒入口タンク7との間の隔壁部15aに内部漏れがある場合で、熱交換器1の冷媒出口部5から排出されるHeの漏れ率がそれぞれ注入時0秒からT2秒、T3秒後に限界漏れ率Scになったことがわかる。
【0014】
すなわち、内部漏れがある場合は、内部経路の短絡により内部漏れのない場合に比較してHeが熱交換器1の冷媒出口部5に早く到達するので、熱交換器1の冷媒出口部5から排出されるHeの漏れ率が限界漏れ率Scになるまでの時間T秒、すなわち自動記録装置139により計測される計測時間Tが短くなる。従って、計測時間T秒が漏れ判定時間Tc秒よりも短ければ内部漏れが有り、一方、計測時間T秒が漏れ判定時間Tc秒よりも長ければ内部漏れが無いということが判定できる。
なお、自動記録装置139に入力されるHeの限界漏れ率Scと漏れ判定時間Tc秒とは、上述のような結果に基づいて設定されたものである。
【0015】
以上のことから、自動記録装置137は上述のような計測時間T秒と漏れ判定時間Tcとを比較することにより熱交換器1の内部漏れの有無を自動的に判定することができ、これにより本発明の内部漏れ検査装置により積層型熱交換器の内部漏れの有無を容易に且つ短時間で検査することができる。
また、例えば図3に示されるように個々の内部漏れの位置(NG1,NG2,NG3)に対応した規定時間(T1,T2,T3)を予め準備して入力しておくことにより、内部漏れ検査の際に自動記録装置139により計測される計測時間Tがこの規定時間に対して長いか短いかにより、熱交換器1の内部漏れ個所、すなわち経路短絡個所をほぼ特定することができる。
【0016】
さらに、Heリークディテクタ137を用いることによりHeの高精度な検出が可能となる。また、キャリアガス及びプローブガスを加圧する必要がないので、検査装置がシンプルな構成となると共に、熱交換器を構成している部材を変形させずにすむ。加えて、窒素と微量のヘリウムを使用することでランニングコストを低く抑えられるだけでなく、環境への悪影響を及ぼすこともない。
【0017】
なお、上述の実施の形態では、キャリアガスが窒素(N2)ガスとして説明したが、これに限定するものでなく、その他不活性ガスを適用することが可能である。またプローブガスはヘリウム(He)に限定するものでなく、他のプローブガス(冷媒、水素ガス等)の場合についても上記効果が得られることは容易に類推できる。
また、自動記録装置139は、Heリークディテクタ137の検出結果に基づいて熱交換器1の冷媒出口部5から排出されるHeの漏れ率を検知し、この漏れ率が予め設定された限界漏れ率Sc以上になるまでの時間を計測する構成としていたが、この代わりに、自動記録装置139に予めHeの限界検出量Xcを入力しておき、自動記録装置139がHeリークディテクタの検出結果から熱交換器1の冷媒出口部5から排出されるHeの検出量を検知し、この検出量が限界検出量Xc以上になるまでの時間を計測するようにしてもよい。
【0018】
さらに、上述の実施の形態では、自動記録装置139により熱交換器1の冷媒出口部5から排出されるHeの漏れ率が限界漏れ率Scになるまでの時間T秒を計測する際、その計測起点(0秒)を第2電磁弁136が瞬間的に開かれて微量のHeが注入された時刻としていたが、この代わりに、Heが熱交換器1内に流入した時刻や、Heが熱交換器1から排出され始めた時刻などを計測起点とすることもできる。
【0019】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、内部漏れ判定手段はプローブガス検出手段による検出結果に基づいて熱交換器の冷媒出口から排出されるプローブガスが所定値以上になるまでの時間を計測し、この計測時間と設定時間とを比較することにより熱交換器の内部漏れの有無を判定するようにしたので、積層型熱交換器における内部漏れの有無を検査することができるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る積層型熱交換器用内部漏れ検査装置の配管系統図である。
【図2】実施の形態における配管に接続した検査用の積層型熱交換器を示す図である。
【図3】実施の形態におけるHe注出時からの時間とHeの漏れ率との関係を示す図である。
【図4】実施の形態における積層型熱交換器のタンク部の構造を示す概念図である。
【図5】積層型熱交換器を示す外形図である。
【図6】図5の積層型熱交換器を構成している1つのチューブエレメントを示し、(a)はその側面図であり、(b)はその正面図である。
【図7】図5の積層型熱交換器のタンク部の構造を示す概念図である。
【符号の説明】
1 積層型熱交換器、4 冷媒入口、5 冷媒出口、6 タンク部、7 冷媒入口タンク、8 冷媒出口タンク、9 中間タンク、15a,15b 隔壁部、131 N2ガス供給装置、132 圧力調整弁、133 流量調整弁、134第1電磁弁、135 Heタンク、136 第2電磁弁、137 Heリークディテクタ、138 ガス回収装置、139 自動記録装置、140,141 配管、NG1,NG2,NG3,NG4 内部漏れ位置、Sc 限界漏れ率、Tc 内部漏れ判定時間、Xc 限界検出量。
【発明の属する技術分野】
この発明は、積層型熱交換器の内部漏れ検査装置及び検査方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
図5に積層型熱交換器(以下、熱交換器とする)の全体構造を示す。熱交換器1は、多数のチューブエレメント2を平行に配置し、互いに隣接するチューブエレメント2の間に波形状を有する空気側のコルゲートフィン3を介在させることにより形成されている。これらチューブエレメント2及びコルゲートフィン3は、交互に積層された状態でろう付けされて一体にされている。
【0003】
図6の(a)に1つのチューブエレメント2の断面図、(b)にその正面図を示す。各チューブエレメント2は一対の成形プレート2a及び2bからなり、これら成形プレート2a及び2bは薄い皿形状を有している。成形プレート2a及び2bの端部には、これら成形プレート2a及び2bよりも厚みをもって形成されたタンク部材6が配置されている。このタンク部材6には、冷媒入口タンク7、冷媒出口タンク8及びこれら冷媒入口タンク7と冷媒出口タンク8との間に配置される中間タンク9がそれぞれ形成されており、冷媒入口タンク7と中間タンク9との間、及び冷媒出口タンク8と中間タンク9との間は、それぞれ隔壁部15a及び15bにより隔絶されている。
【0004】
また、これら成形プレート2a及び2bを互いに対向させて接合することにより形成される各チューブエレメント2の内側面には、仕切部材10により仕切られたU字形状の冷媒通路11が形成されており、この冷媒通路11によりタンク部材6の冷媒入口タンク7と冷媒出口タンク8との間が接続されている。さらに、熱交換器1の一方の側部に配置されるチューブエレメント2には、そのタンク部材6の中間タンク9に通じる冷媒入口部4と冷媒出口タンク8に通じる冷媒出口部5とがそれぞれ取り付けられている。また、熱交換器1の他方の側部に配置されるチューブエレメント2では、その中間タンク9と冷媒出口タンク8とを接続するUターンタンク13が取り付けられている。
【0005】
図7に示されるように、冷媒入口部4から流入した冷媒は各チューブエレメント2の中間タンク9を通ってUターンタンク13に至り、ここで方向転換してセクションAを構成している各チューブエレメント2の冷媒出口タンク8に入る。そして各チューブエレメント2の冷媒出口タンク8に入った冷媒は、それぞれ冷媒流路11を通ってセクションBを構成している各冷媒入口タンク7に至る。さらに、この冷媒はセクションBからセクションCに移動して、このセクションCを構成している各チューブエレメント2の冷媒入口タンク7に入る。このようにセクショCの各冷媒入口タンク7に入った冷媒は、それぞれ冷媒流路11を通ってセクションDを構成している各冷媒出口タンク8に至り、その後、冷媒出口部5から排出される。このような冷媒流れにより、熱交換器1はコルゲートフィン3を介して空気側と効率良く熱交換して性能を維持している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述のような熱交換器において、各チューブエレメント2の中間タンク9と冷媒入口タンク7との隔壁部15a、或いは中間タンク9と冷媒出口タンク8との隔壁部15bが確実にろう付けされていない場合(ろう付け欠陥)、中間タンク9から冷媒入口タンク7への冷媒経路の短絡または中間タンク9から冷媒出口タンク8への冷媒経路の短絡、すなわち冷媒の内部漏れが発生する場合があり、このような内部漏れは熱交換器1の性能悪化の原因となってしまう。
しかしながら、従来ではこのような積層型熱交換器の内部漏れの有無を検査する適当な検査装置及び検査方法がなかった。
【0007】
この発明は、このような問題点を解消するためになされたもので、積層型熱交換器の内部漏れの有無を検査することができる検査装置及び検査方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る積層型熱交換器用内部漏れ検査装置は、積層型熱交換器の内部漏れを検査する装置において、熱交換器の冷媒入口に接続されると共にこの熱交換器内にキャリアガスを供給するキャリアガス供給手段と、熱交換器の冷媒入口に接続されると共にこの熱交換器内にプローブガスを注入するプローブガス注入手段と、熱交換器の冷媒出口に接続されその冷媒出口から排出されるプローブガスを検出するプローブガス検出手段と、プローブガス検出手段による検出結果に基づいて熱交換器の冷媒出口から排出されるプローブガスが所定値以上になるまでの時間を計測し、この計測時間と設定時間とを比較することにより熱交換器の内部漏れの有無を判定する内部漏れ判定手段とを備えるものである。
内部漏れ判定手段は、各内部漏れ個所に対応したそれぞれの規定時間を予め入力され、計測時間と設定時間との比較により内部漏れが有ると判定した場合、さらに計測時間と規定時間との比較を行い内部漏れ個所の特定をも行うことが好ましい。
また、内部漏れ判定手段は、判定した結果を記録及び表示する自動記録装置であることが更に好ましい。
さらに、この発明に係る積層型熱交換器用内部漏れ検査方法は、積層型熱交換器の内部漏れを検査する方法において、熱交換器の冷媒入口からこの熱交換器内にキャリアガスを供給し、熱交換器の冷媒入口からこの熱交換器内にプローブガスを注入し、熱交換器内に注入されてその冷媒出口から排出されるプローブガスを検出し、検出された結果に基づいて熱交換器の冷媒出口から排出されるプローブガスが所定値以上になるまでの時間を計測し、この計測時間と設定時間とを比較することにより熱交換器の内部漏れの有無を判定するものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1にこの発明の実施の形態に係る積層型熱交換器用内部漏れ検査装置130(以下、検査装置とする)の配管系統図を示す。なお、内部漏れの有無を検査される検査用の熱交換器として、図5に示される積層型熱交換器1を利用する。この検査装置130は、キャリアガスとしての窒素ガスを供給するN2ガス供給装置131、圧力調整弁132、流量調整弁133、第1電磁弁134、漏れ検出媒体(プローブガス)としてのヘリウムを貯留しているHeタンク135、第2電磁弁136、Heを検出するHeリークディテクタ137及びガス回収装置138を有しており、これらは配管140及び141により接続されている。また、Heリークディテクタ137には自動記録装置139が電気的に接続されている。なお、N2ガス供給装置131、圧力調整弁132、流量調整弁133、第1電磁弁134によりこの発明のキャリアガス供給手段が構成されており、Heタンク135及び第2電磁弁136によりプローブガス注入手段、Heリークディテクタ137によりプローブガス検出手段、及び自動記録装置139により内部漏れ判定手段がそれぞれ構成されている。
【0010】
また、図2に示されるように検査用の熱交換器1は、その冷媒入口部4を検査装置130のN2ガス及びHeの供給側の配管140に接続される一方、その冷媒出口部5を検査装置130のHeリークディテクタ137側の配管141に接続され、この状態で検査されるようになっている。
【0011】
次に、この実施の形態に係る積層型熱交換器用内部漏れ検査装置130の動作について説明する。まず、検査用の熱交換器1を検査装置130に接続して第1電磁弁134を開くと、N2ガス供給装置131から供給されるN2ガスが圧力調整弁132及び流量調整弁133によりその圧力及び流量を調整されて熱交換器1の内部に流入し、このN2ガスが熱交換器1内を流動する。次に、第2電磁弁136をパルス状に短時間だけ開くことにより、Heタンク135から所定圧力のHeを熱交換器1につながる配管140に注入すると、HeはN2ガスと混合して熱交換器1内に流入する。このように熱交換器1内に流入したHeは、N2ガスと共に熱交換器1内を流動すると共に熱交換器1の冷媒出口部5から排出され、Heリークディテクタ137により検出される。
【0012】
Heリークディテクタに接続された自動記録装置139は、Heリークディテクタ137の検出結果に基づき、熱交換器1の冷媒出口部5から排出されるHeの漏れ率を検知する構成となっている。この自動記録装置139は、第2電磁弁136が瞬間的に開かれて微量のHeが注入された時刻を0秒として、熱交換器1の冷媒出口部5から排出されるHeの漏れ率が限界漏れ率Sc以上になるまでの時間T秒を計測し、その後、この計測時間T秒と漏れ判定時間Tc秒とを比較して、漏れ判定時間Tc秒に対する計測時間T秒の長短により熱交換器1の内部漏れの有無を自動的に判定する。そして、自動記録装置139はその結果を記録及び表示する。なお、この自動記録装置139には漏れ判定時間Tc秒とHeの限界漏れ率Scとが予め入力されている。また、Heリークディテクタ137を通ったN2ガス及びHeはガス回収装置138により回収されるようになっている。
【0013】
このとき、He注入時からの時間とHeの漏れ率との関係は図3に示されるようになる。ここで、曲線Gは内部漏れが全くない場合を示し、自動記録装置139により検知されるHeの漏れ率がHeの注入時0秒からTo秒後に限界漏れ率Scになったことがわかる。また、各曲線NG1、NG2及びNG3は、図4に示される個所に内部漏れがある場合を示す。すなわち、NG1は中間タンク9と冷媒出口タンク8との間の隔壁部15bに内部漏れがある場合で、熱交換器1の冷媒出口部5から排出されるHeの漏れ率が注入時0秒からT1秒後に限界漏れ率Scになったことがわかる。また、NG2及びNG3はそれぞれ中間タンク9と冷媒入口タンク7との間の隔壁部15aに内部漏れがある場合で、熱交換器1の冷媒出口部5から排出されるHeの漏れ率がそれぞれ注入時0秒からT2秒、T3秒後に限界漏れ率Scになったことがわかる。
【0014】
すなわち、内部漏れがある場合は、内部経路の短絡により内部漏れのない場合に比較してHeが熱交換器1の冷媒出口部5に早く到達するので、熱交換器1の冷媒出口部5から排出されるHeの漏れ率が限界漏れ率Scになるまでの時間T秒、すなわち自動記録装置139により計測される計測時間Tが短くなる。従って、計測時間T秒が漏れ判定時間Tc秒よりも短ければ内部漏れが有り、一方、計測時間T秒が漏れ判定時間Tc秒よりも長ければ内部漏れが無いということが判定できる。
なお、自動記録装置139に入力されるHeの限界漏れ率Scと漏れ判定時間Tc秒とは、上述のような結果に基づいて設定されたものである。
【0015】
以上のことから、自動記録装置137は上述のような計測時間T秒と漏れ判定時間Tcとを比較することにより熱交換器1の内部漏れの有無を自動的に判定することができ、これにより本発明の内部漏れ検査装置により積層型熱交換器の内部漏れの有無を容易に且つ短時間で検査することができる。
また、例えば図3に示されるように個々の内部漏れの位置(NG1,NG2,NG3)に対応した規定時間(T1,T2,T3)を予め準備して入力しておくことにより、内部漏れ検査の際に自動記録装置139により計測される計測時間Tがこの規定時間に対して長いか短いかにより、熱交換器1の内部漏れ個所、すなわち経路短絡個所をほぼ特定することができる。
【0016】
さらに、Heリークディテクタ137を用いることによりHeの高精度な検出が可能となる。また、キャリアガス及びプローブガスを加圧する必要がないので、検査装置がシンプルな構成となると共に、熱交換器を構成している部材を変形させずにすむ。加えて、窒素と微量のヘリウムを使用することでランニングコストを低く抑えられるだけでなく、環境への悪影響を及ぼすこともない。
【0017】
なお、上述の実施の形態では、キャリアガスが窒素(N2)ガスとして説明したが、これに限定するものでなく、その他不活性ガスを適用することが可能である。またプローブガスはヘリウム(He)に限定するものでなく、他のプローブガス(冷媒、水素ガス等)の場合についても上記効果が得られることは容易に類推できる。
また、自動記録装置139は、Heリークディテクタ137の検出結果に基づいて熱交換器1の冷媒出口部5から排出されるHeの漏れ率を検知し、この漏れ率が予め設定された限界漏れ率Sc以上になるまでの時間を計測する構成としていたが、この代わりに、自動記録装置139に予めHeの限界検出量Xcを入力しておき、自動記録装置139がHeリークディテクタの検出結果から熱交換器1の冷媒出口部5から排出されるHeの検出量を検知し、この検出量が限界検出量Xc以上になるまでの時間を計測するようにしてもよい。
【0018】
さらに、上述の実施の形態では、自動記録装置139により熱交換器1の冷媒出口部5から排出されるHeの漏れ率が限界漏れ率Scになるまでの時間T秒を計測する際、その計測起点(0秒)を第2電磁弁136が瞬間的に開かれて微量のHeが注入された時刻としていたが、この代わりに、Heが熱交換器1内に流入した時刻や、Heが熱交換器1から排出され始めた時刻などを計測起点とすることもできる。
【0019】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、内部漏れ判定手段はプローブガス検出手段による検出結果に基づいて熱交換器の冷媒出口から排出されるプローブガスが所定値以上になるまでの時間を計測し、この計測時間と設定時間とを比較することにより熱交換器の内部漏れの有無を判定するようにしたので、積層型熱交換器における内部漏れの有無を検査することができるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る積層型熱交換器用内部漏れ検査装置の配管系統図である。
【図2】実施の形態における配管に接続した検査用の積層型熱交換器を示す図である。
【図3】実施の形態におけるHe注出時からの時間とHeの漏れ率との関係を示す図である。
【図4】実施の形態における積層型熱交換器のタンク部の構造を示す概念図である。
【図5】積層型熱交換器を示す外形図である。
【図6】図5の積層型熱交換器を構成している1つのチューブエレメントを示し、(a)はその側面図であり、(b)はその正面図である。
【図7】図5の積層型熱交換器のタンク部の構造を示す概念図である。
【符号の説明】
1 積層型熱交換器、4 冷媒入口、5 冷媒出口、6 タンク部、7 冷媒入口タンク、8 冷媒出口タンク、9 中間タンク、15a,15b 隔壁部、131 N2ガス供給装置、132 圧力調整弁、133 流量調整弁、134第1電磁弁、135 Heタンク、136 第2電磁弁、137 Heリークディテクタ、138 ガス回収装置、139 自動記録装置、140,141 配管、NG1,NG2,NG3,NG4 内部漏れ位置、Sc 限界漏れ率、Tc 内部漏れ判定時間、Xc 限界検出量。
Claims (4)
- 積層型熱交換器の内部漏れを検査する装置において、
熱交換器の冷媒入口に接続されると共にこの熱交換器内にキャリアガスを供給するキャリアガス供給手段と、
熱交換器の冷媒入口に接続されると共にこの熱交換器内にプローブガスを注入するプローブガス注入手段と、
熱交換器の冷媒出口に接続されその冷媒出口から排出されるプローブガスを検出するプローブガス検出手段と、
前記プローブガス検出手段による検出結果に基づいて熱交換器の冷媒出口から排出されるプローブガスが所定値以上になるまでの時間を計測し、この計測時間と設定時間とを比較することにより熱交換器の内部漏れの有無を判定する内部漏れ判定手段と
を備えることを特徴とする積層型熱交換器用内部漏れ検査装置。 - 前記内部漏れ判定手段は、各内部漏れ個所に対応したそれぞれの規定時間を予め入力され、前記計測時間と前記設定時間との比較により内部漏れが有ると判定した場合、さらに前記計測時間と前記規定時間との比較を行い内部漏れ個所の特定をも行うことを特徴とする請求項1に記載の積層型熱交換器用内部漏れ検査装置。
- 前記内部漏れ判定手段は、判定した結果を記録及び表示する自動記録装置であることを特徴とする請求項1または2に記載の積層型熱交換器用内部漏れ検査装置。
- 積層型熱交換器の内部漏れを検査する方法において、
熱交換器の冷媒入口からこの熱交換器内にキャリアガスを供給し、
熱交換器の冷媒入口からこの熱交換器内にプローブガスを注入し、
熱交換器内に注入されてその冷媒出口から排出されるプローブガスを検出し、検出された結果に基づいて熱交換器の冷媒出口から排出されるプローブガスが所定値以上になるまでの時間を計測し、この計測時間と設定時間とを比較することにより熱交換器の内部漏れの有無を判定する
ことを特徴とする積層型熱交換器用内部漏れ検査方法。
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CN101949757A (zh) * | 2010-08-20 | 2011-01-19 | 爱发科东方真空(成都)有限公司 | 热交换器内漏检测装置 |
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CN104849032A (zh) * | 2015-04-27 | 2015-08-19 | 江苏沙洲阀门有限公司 | 一种高速透气阀的性能试验装置 |
-
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