JP2004011039A - ファッション帽子用ハンガー - Google Patents
ファッション帽子用ハンガー Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004011039A JP2004011039A JP2002163251A JP2002163251A JP2004011039A JP 2004011039 A JP2004011039 A JP 2004011039A JP 2002163251 A JP2002163251 A JP 2002163251A JP 2002163251 A JP2002163251 A JP 2002163251A JP 2004011039 A JP2004011039 A JP 2004011039A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hanger
- hat
- hanging
- fashion
- cap
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Holders For Apparel And Elements Relating To Apparel (AREA)
Abstract
【解決手段】帽子Aに形成された風抜き孔Bを利用する帽子のハンガー手段であって、小棒体1からなる係止部と、クリップ6と紐3と吊り下げ棒体2の吊り下げ部とからなり、係止用小棒体1を帽子に形成された風抜き孔Bに挿入し係止し、ベルト等に吊り下げて使用する。
【選択図】 図2
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、ファッション帽子を吊り下げるためのハンガーに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、ひさし付きの帽子がファッション性を帯び、若者にファッション帽子として広く使用されている。そして、このようなファッション性のある帽子は、単に被るだけではなく、壁のハンガーや椅子、さらには、ズボンの後ろに吊り下げて楽しまれるようになった。
ところが、このようなファッション性のある帽子を直接壁のハンガーや椅子に懸けた時には、誤って引っ張って破いたりして、破損してしまったり、直接帽子を懸けるため、その帽子を懸けた時にファッション性が失われてしまう問題があった。
【0003】
その帽子のファッション性を保持するために、不使用時でも、帽子の模様、デザインが確認できる工夫が色々と講じられている。
【0004】
例えば、特開平10−310928号公報には、従来のひさし付きの帽子を被らないとき、この帽子に、元来存在するハンガー機能を有する調整部を利用した留め金のファッション性を改善したハンガー手段が開示されている。
【0005】
このハンガー手段は、帽子の縁に取り付けるための2個のクリップに、紐を輪状に取り付け、この紐の長さを調節できるようにしたもので、クリップの片側に、種々のキャラクター、文字、宝石、或いは、飾りを取り付けるようにして、ファッション性を持たせたものである。
【0006】
ところが、このようなハンガーは、ハンガー機能を重視し、ファッション性を持たせるためには、これを各種の装飾手段で飾り立てるものであってスマートさに欠け、また、吊り下げ部分も長いため、首に掛かったりして傷つく問題もあった。
【0007】
また、自転車、バイク等に乗るときには帽子を被らず長時間手に持って過ごすために帽子の形を壊してしまう問題があり、ここに、帽子を被らないときでも手に持たずに歩け、ファッション性が維持できるようにするための身体装着手段も必要となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
この発明は、ハンガーとしての機能を損なうことなく、帽子自体が有するファッション性を強調するスマートさに優れた帽子のハンガー手段を提供する。
【0009】
【課題を解決するための手段】
帽子に形成された風抜き穴あるいは類似の穴を利用して、帽子を吊り下げることで、帽子のひさし部分、本体の前面あるいは後面のマーク、さらには、帽子を上面から見たファッション上の特長を誇示できる手段を思いついた。
【0010】
すなわち、この発明のファッション帽子用ハンガーは、帽子に形成された風抜き穴あるいは類似の穴に挿入して穴内で係止される短棒体あるいはフック状の係止部と棒体あるいは連続した鎖状の吊り下げ部とからなり、この係止部と吊り下げ部とを紐状体で連結したことを特徴とする。そして、その端部には、各種のクリップを取り付けることができる。
【0011】
帽子に形成された風抜き穴に挿入し係止する棒状の係止部は、風抜き孔に挿入できる3mm径程度の太さで、風抜き孔の径よりも長く、着帽したとき違和感を生じさせない長さ、通常10mm以下の長さの木製、金属製、あるいは、プラスチック製の小棒体から形成することができる。
【0012】
また、吊り下げ部は、係止部を構成する小棒体に連結された紐、細鎖のような紐手段によって構成することもできるし、また、この吊り下げ部を係止部を構成する小棒体よりも比較的長い棒体に紐手段を連結した構造とし、この紐手段を係止部に取り付けることもできる。
【0013】
そして、係止部を帽子の任意の向きの風抜き穴に取り付け、吊り下げ部を直接または吊り下げ部に取り付けたクリップによって、直接パンツの腰、ベルト、または、任意のハンガー、腰掛け等にぶら下げ、帽子を任意の向きにしてファッション性を誇示できる。
【0014】
【発明の実施の形態】
この発明の実施の形態を添付図に示す実施例に基づいて説明する。
【0015】
図1は、この発明に係るファッション帽子用ハンガー10の全体構成図を示す。
【0016】
同図において、1は帽子の風抜き穴に挿入する係止部であって、径が5mm程度、長さが20mm程度の木製の棒体からなり、その中心には、長さ方向に紐状体を挿入するための挿通内孔11が穿設されており、そのその半分の長さには、中心内孔11と貫通する貫通溝12が形成されている。
【0017】
2は、吊り下げ部を構成する棒状体であって、ほぼ、40mmの長さを持ち、その中心には長さ方向に紐状体を挿通する挿通内孔21が穿設されている。この棒状体は、単に吊り下げ部を形成するだけではなく、ハンガーとして使用する際、最も目立つ箇所でもあるので、その棒体の断面形状を図示するような円形だけではなく、扁平状、任意の多角形とすることができ、さらには、長さ方向を不均一な波形の表面形状とすることもできる。また、材質もファッションを持たせた任意の材質を使用することができる。
【0018】
3は、係止部1と吊り下げ部2のそれぞれの内孔12,21を挿通した紐状体であって、その両端は留冠4、5が取り付けられ、さらに、吊り下げ棒状体2側の留冠5には、吊り下げ用クリップ6が取り付けられている。この吊り下げ用クリップ6は、必ずしも、必要ではないが、室内等のハンガーへの吊り下げに際しては便利である。
【0019】
この図1に示すファッション帽子用ハンガー10は、図2に示すように、帽子の風抜き穴Bに挿着して使用する。その挿入に際しては、図1に示す係止部1は、帽子の風抜き穴Bに簡単に挿入できる径と風抜き穴Bの径よりも長く形成され、しかも、係止部1には、中心内孔11と貫通する貫通溝12が形成されているので、係止棒1が帽子の風抜き穴Bに挿入された後、紐状体3が、挿入された係止棒1と直角方向に引っ張られることにより、係止棒1は風抜き穴Bに係止された状態になる。図3は、図2に示す係止状態にあるハンガー10の係止部1の方向を示している。
【0020】
上記図1に示す構造において、係止部1と吊り下げ部2は、それぞれの機能を果たすものであれば、種々の形態のものとすることができる。たとえば、図4は図1に示す吊り下げ部2を棒状体に代えて球状鎖を使用した例を示し、図5は図1に示す係止部1の小棒状体に代えてフックを使用した例を示し、図6は係止部1のフックと吊り下げ部2の球状鎖とを組み合わせた例を示す。
【0021】
上記各形態の本発明のハンガー10は、係止部1が帽子の風抜き穴に係止された状態で、吊り下げ用クリップ6を利用して、任意の場所にキャップを吊り下げることができる。
【0022】
図7と図8は、この発明のハンガー10を利用して帽子を吊り下げた状態を示す。図7は、本発明のハンガー10を利用して、通常の壁ハンガーCに帽子Aを吊り下げた状態を示す。また、図8は、パンツのベルトDに同様に吊り下げた状態を示す。このような状態では、帽子の頂部を外方に向けることができるので、帽子自体が有するファッション性の新たな展開が可能となる。
【0023】
このように、帽子の風抜き穴の異なる位置を利用して、確実に吊り下げることができるとともに、吊り下げた状態において、帽子のファッション性を個人の個性に応じて強調することができる。
【0024】
【発明の効果】
この発明のハンガーによって以下の効果を奏することができる。
【0025】
1. 通常のファッション帽子に形成された風抜き穴、あるいは、類似の穴を利用するものであるので、吊り下げ箇所の制限を受けず、帽子自体が有するファッション性を強調し、帽子を被らない状態での自己主張性を高めることができる。
【0026】
2. 小型にでき、また、シンプルな構造と外観を有するので、ハンガー自体が帽子の形状を壊すことがなくファッション性を損なうこともない。
【0027】
3. 任意に取り外しができ、また、任意に人形、プレート等も取り付けることができ、個性に合ったファッション性も保持できる。
【0028】
4. 壁、椅子のような既設のハンガー手段だけではなく、腰、鞄等の身近なものにも任意に懸けることができるので紛失することがない。
【0029】
5. 帽子の風抜き穴に限らず類似の穴にに装着できるので個性のあるファッション性が発揮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るファッション帽子用ハンガー10の全体構成図を示す。
【図2】この発明に係るファッション帽子用ハンガー10の係止部1を鍔付き帽子Aの風抜き穴Bの一つに挿入係止した状態を示す。
【図3】図2に示す係止状態にある係止部1の機能を示す図である。
【図4】図1に示す吊り下げ部2を棒状体に代えて球状鎖を使用した例を示す。
【図5】図1に示す係止部1の小棒状体に代えてフックを使用した例を示す。
【図6】係止部1のフックとと吊り下げ部2の球状鎖とを組み合わせた例を示す。
【図7】本発明のハンガー10を利用して、通常の壁ハンガーCに帽子Aを吊り下げた状態を示す。
【図8】パンツのベルトDに帽子Aを吊り下げた状態を示す。
【符号の説明】
10 ファッション帽子用ハンガー
1 係止棒 11 挿通内孔 12 貫通溝
2 吊り下げ部を構成する棒状体 21 挿通内孔
3 紐状体
4、5 留冠
6 吊り下げ用クリップ
A帽子 B帽子の風抜き穴
Claims (7)
- 帽子に形成された風抜き孔あるいは類似の穴に挿入する係止部とこの係止部に連結した吊り下げ部とからなるファッション帽子用ハンガー。
- 係止部を風抜き穴あるいは類似の穴に挿入できる径を持つ短い棒状体によって形成した請求項1に記載のファッション帽子用ハンガー。
- 係止部を風抜き穴あるいは類似の穴に挿入できるフックによって形成した請求項1に記載のファッション帽子用ハンガー。
- 吊り下げ部を係止部と紐手段によって連結した請求項1に記載のファッション帽子用ハンガー。
- 吊り下げ部を棒状体で形成した請求項1に記載のファッション帽子用ハンガー。
- 吊り下げ部を鎖状に形成した請求項1に記載のファッション帽子用ハンガー。
- 吊り下げ部の先端にクリップを取り付けた請求項1に記載のファッション帽子用ハンガー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002163251A JP2004011039A (ja) | 2002-06-04 | 2002-06-04 | ファッション帽子用ハンガー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002163251A JP2004011039A (ja) | 2002-06-04 | 2002-06-04 | ファッション帽子用ハンガー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004011039A true JP2004011039A (ja) | 2004-01-15 |
Family
ID=30431785
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002163251A Pending JP2004011039A (ja) | 2002-06-04 | 2002-06-04 | ファッション帽子用ハンガー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004011039A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101339705B1 (ko) * | 2012-10-16 | 2013-12-13 | 위보환 | 옷걸이 겸용 모자걸이 |
JP2014156666A (ja) * | 2013-02-15 | 2014-08-28 | Disco Abrasive Syst Ltd | 帽子 |
KR20150018542A (ko) * | 2012-06-04 | 2015-02-23 | 뉴 에러 캡 컴퍼니 인코포레이티드 | 모자 보호물 |
-
2002
- 2002-06-04 JP JP2002163251A patent/JP2004011039A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20150018542A (ko) * | 2012-06-04 | 2015-02-23 | 뉴 에러 캡 컴퍼니 인코포레이티드 | 모자 보호물 |
JP2015518928A (ja) * | 2012-06-04 | 2015-07-06 | ニュー エラ キャップ カンパニー、インコーポレイテッド | キャップ・プロテクタ |
US10182604B2 (en) | 2012-06-04 | 2019-01-22 | New Era Cap Co., Inc. | Cap protector |
KR102059123B1 (ko) * | 2012-06-04 | 2020-02-11 | 뉴 에러 캡 컴퍼니 인코포레이티드 | 모자 보호물 |
KR101339705B1 (ko) * | 2012-10-16 | 2013-12-13 | 위보환 | 옷걸이 겸용 모자걸이 |
JP2014156666A (ja) * | 2013-02-15 | 2014-08-28 | Disco Abrasive Syst Ltd | 帽子 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4338851B2 (ja) | ネックレス | |
JP2004011039A (ja) | ファッション帽子用ハンガー | |
JP6358709B2 (ja) | 耳掛け型装飾具 | |
JP3218381U (ja) | 帽子及びこれに使用するネックレス | |
US5920907A (en) | Neck tie clasp | |
JP3166249U (ja) | ランドセル用吊下具 | |
JP3104855U (ja) | 眼鏡の保持具 | |
US20050108855A1 (en) | Ornamental eyeglass retainer and necklace | |
US7143482B2 (en) | Necktie button for a necktie | |
JP5883973B1 (ja) | 布体留め具 | |
JP3083084U (ja) | ネックレス型帽子留め | |
KR200435758Y1 (ko) | 탄성 클립을 구비한 걸이형 넥타이 | |
JPH0241128Y2 (ja) | ||
KR200201849Y1 (ko) | 휴대폰용 목걸이줄용 결착구 | |
JP2015067908A (ja) | アスコットタイ | |
JPH0619528Y2 (ja) | ネクタイ | |
KR200414765Y1 (ko) | 액세서리 겸용 고정구 | |
KR200323037Y1 (ko) | 길이 조절이 가능한 목걸이 | |
JPH0131264Y2 (ja) | ||
JPH08294407A (ja) | 装身具 | |
JP3113854U (ja) | 帽子に着脱自在な装飾体 | |
JPH114708A (ja) | 胸元を布片で飾るためのペンダント | |
KR200201897Y1 (ko) | 목걸이 열쇠고리 | |
JP3033265U (ja) | キーホルダー及びネクタイとの対装飾物 | |
JP3049999U (ja) | 耳飾り |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20050603 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070419 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20070914 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20071113 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20071207 |