JP2004009407A - インクジェット記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】インクジェット記録装置において、安価な構成で、縁無し記録を実現する。
【解決手段】プラテン6には、プラテン6におけるインク吐出ヘッド13の記録可能領域と対向する部分を含むようにインク吐出ヘッド13のインク吐出ノズル配置面から離間する方向に傾斜した斜面31が、シート搬送方向で、かつプラテン6の下側の、本体廃インク吸収体28の配置されている方向に向けて形成されている。また、シートの表側の記録面がインク吐出ヘッド13のインク吐出ノズル配置面と対向するようにシートの裏面を保持するために、斜面31には、複数のリブ30がそれぞれシート搬送方向に延びるように形成され、かつシート搬送方向と交差する方向に所定の間隔で配置されており、各リブ30の一部が欠損している。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、シートの端部からはみ出した位置まで記録を行うことによって、シートの端部に余白が生じない記録(以下、「縁無し記録」と呼ぶ)を可能とするインクジェット記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図5、6、7を用いて従来技術を説明する。図5は従来のインクジェット記録装置のプラテン部分の斜視図、図6は図5のプラテン部分の側断面図である。
【0003】
従来、図5および6に示すようにシート(例えば紙、フィルム)を画像記録位置で保持するプラテン6のシート通過面上に開口部を設け、その開口部から下方に垂直な面と底面からなる凹部26を形成し、その凹部26にインク吸収材(以下、「プラテンインク吸収材27」と呼ぶ)を設けることで、シートへの縁無し記録時に、シート端部からはみ出したインクを吸収する構成のインクジェット記録装置が知られている。その具体的な構成は特開2000−118058号に開示されている。
【0004】
この様なインクジェット記録装置において、プラテンインク吸収材27は、垂直な四方の壁面と底面により保持されているため、プラテンインク吸収材27のインク受容量を超えたインク滴が吐出されると、インクがプラテンインク吸収材27からプラテン6のシート通過面上に流出し、シート汚れの原因となる。
【0005】
この問題を解決するため、図7に示すように、プラテンインク吸収材27からオーバーフローしたインクを、プラテン6の下方に設けられ、インクジェットヘッドのインク吐出ノズルの吸引回復動作やインク予備吐出の際に排出されるインクを受容するインク吸収材(以下、「本体廃インク吸収材28」と呼ぶ)に伝達するインク吸収材(以下、「つなぎインク吸収材29」と呼ぶ)を設けることで、プラテンインク吸収材27からオーバーフローしたインクがプラテン6のシート通過面上に流出することを防止する構成もまた知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、異なるシートサイズ(A4、B5など)に対応するためには、シートの搬送方向端部のみならず、搬送方向と交差する方向のシート左右端部にもつなぎインク吸収体29が必要とされるため、コストアップが避けられない。
【0007】
これら従来の技術に見られるコストアップを排除しつつ、縁無し記録を可能とする構成の発明が求められている。
【0008】
そこで本発明の目的は、上記従来技術における課題を解決するためになされたもので、安価な構成で、各種サイズのシートに対して縁無し記録が可能なインクジェット記録装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明のインクジェット記録装置は、シートにインクを吐出するインク吐出ヘッドと対向配置され、シートの裏面を保持するプラテンとを備えたインクジェット記録装置において、前記プラテンには、前記プラテンにおける前記インク吐出ヘッドの記録可能領域と対向する部分を含むように前記インク吐出ヘッドから離間する方向に傾斜する傾斜面が形成され、前記プラテンの下方には廃インク吸収材が配置され、前記プラテンの前記傾斜面が、前記シートの搬送方向で、かつ前記廃インク吸収材の配置されている方向に向けられていることを特徴とする。
【0010】
上記のインクジェット記録装置において、前記斜面には前記斜面の傾斜方向に沿って複数の溝が設けられていることが好ましい。
【0011】
さらに、前記プラテンには、それぞれの上面により前記シートの通過面を形成する複数のリブが設けられていることが好ましい。この場合、前記リブは、前記インク吐出ヘッドの記録可能領域に対応する部分が欠損していることが好ましい。
【0012】
また、更なる発明のインクジェット記録装置は、シートにインクを吐出するインク吐出ヘッドを含む記録手段と、シートを前記インク吐出ヘッドと対向する位置で保持するプラテンと、前記インク吐出ヘッドのメンテナンス動作によって排出されたインクを受容する本体廃インク吸収材と、を備え、シートよりも大きな領域に画像を記録することで縁無し記録を可能とするインクジェット記録装置において、前記プラテンの前記インク吐出ヘッドと対向する部分は、前記シートの搬送方向で、かつ前記本体廃インク吸収材の配置されている方向に向け、前記インク吐出ヘッドのインク吐出ノズル配置面から離間する方向に傾斜した斜面と、前記シートを前記インク吐出ヘッドと対向する位置で保持するために、前記シートの幅方向に所定の間隔で前記斜面に配置され、その一部が欠損している複数のリブとから成り、前記斜面の下方側端縁には、下方へ延びる壁面を有することを特徴とする。
【0013】
このインクジェット記録装置において、前記プラテンは前記インクジェット記録装置のボトムケースと一体的に形成されていることが好ましい。
【0014】
そして、前記斜面には貫通穴が無いことが好ましく、前記壁面は、前記本体廃インク吸収材を保持する一つの面であることが好ましい。
【0015】
さらに、前記リブの欠損は、縁無し記録時に前記シートからはみ出した位置にインクを吐出する際に使用する前記インク吐出ノズル列よりも大きいことが好ましい。前記斜面の傾斜角度は、前記インク吐出ヘッドから吐出されるインク滴の入射角が45°以下となることが好ましい。また、前記斜面には前記斜面の傾斜方向に沿って複数の溝が設けられていることが好ましく、前記壁面には前記壁面の形成方向に沿って複数の溝が設けられていることが好ましい。
【0016】
このような縁無し記録が可能なインクジェット記録装置では、インク吐出ヘッドのインク吐出ノズル配置面と対向する位置にあるプラテンの上面が、シート搬送方向で、かつ本体廃インク吸収材の配置されている方向に向け、インク吐出ヘッドのインク吐出ノズル配置面から離間する方向に傾斜した斜面となっており、この斜面には、シートをインク吐出ヘッドと対向する位置で保持するために、複数のリブがシートの幅方向に所定の間隔で配置され、各リブの一部が欠損している。そして、斜面の下方側端縁には、下方へ延びる壁面を設けることで、シートからはみ出した位置に吐出されたインク滴は、プラテンの斜面を伝って下方へ流れ、更に壁面を伝って、本体廃インク吸収材に到達する。
【0017】
これにより、従来プラテンに設けられていた開口部及びインク伝達用の穴部、そしてプラテン開口部に設けられていたインク吸収材を使用することなく、縁無し記録でシートからはみ出した位置に吐出されたインクを、本体廃インク吸収材に伝達させることが可能となるとともに、縁無し記録を可能にするためのプラテン構成を簡略化させることも可能となり、インクジェット記録装置において、安価な構成で、縁無し記録を実現することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。なお、ここで説明する形態のインクジェット記録装置は、複写機、ファクシミリ等にも適用することができ、PCプリンタのみに適用されることに限定されるものではない。また、記録液としてインクを用い、記録するシートとして紙を用いて説明するが、本発明のインクジェット記録装置はこれに限定するものでない。さらに、本発明でいう「記録」とは、文字、図形、意味をもたない線図などの画像をシートに形成することを意味する。
【0019】
(第1の実施形態)
まず、本実施形態のインクジェット記録装置全体の概略構成、及び本発明の効果が有効となる縁無し記録動作について説明する。
【0020】
図1〜図4を参照すると、給紙装置1の圧板2は、給紙装置枠体3に回動可能に支持され、その上面にシート束が積載される。シート給紙時には、駆動源である給紙モータ4によって給紙ローラ5が回転すると共に、圧板2が圧板ばね7により給紙ローラ5側に回動、シート束が給紙ローラ5に圧接される。さらに給紙ローラ5が回転することで、シート束の最上面のシートのみが分離され、下流へ給送される。
【0021】
給紙装置1によって分離給送されたシートは、給紙ローラ5のさらなる回転により搬送ローラ8へ給送される。ここで、給紙装置1により分離給送されたシートの先端縁が、給紙ローラ5と搬送ローラ8の間に配置されたセンサレバー9を押すことでセンサレバー9を回動させ、さらにシートセンサ10の位置からセンサレバー9が外れることでシートの先端縁が検出される。なお、シートの後端縁の検出は、センサレバー9がシートセンサ10の位置に戻ることにより行われる。
【0022】
そして、前述のシート先端縁の検出結果をもとに、給紙ローラ5によって所定量搬送され、搬送ローラ8と、ピンチローラばね11によって搬送ローラ8に付勢されているピンチローラ12の当接によって形成されるニップ部に突き当たり、さらに給紙ローラ5によって所定量搬送されることにより、シートの先端部が湾曲し、シートの先端縁はニップ部に押し付けられ給紙動作(レジスト動作)が終了する。
【0023】
給紙動作終了後、シートは搬送ローラ8によってプラテン6上に搬送され、インク吐出ヘッド13のインク吐出ノズルの配置面と対向する位置に、プラテン6の上面によって保持される。搬送ローラ8は、駆動源であるステッピングモータ14によって、搬送ローラギア15を介して回転される。
【0024】
このようにプラテン6上に所定のピッチで紙送りされつつ、プラテン6のシート通過面上に支持されているシートに、キャリッジ16に搭載されたインク吐出ヘッド13からインク滴を吐出しながらキャリッジ16が走査することで画像形成が行われる。このインク吐出ヘッド13のインク滴を吐出するインク吐出ノズルの列はシート搬送方向と概ね平行に配置されている。キャリッジ16は、ガイド軸17及びガイドレール18によって走査可能に支持されており、キャリッジモータ19からの駆動によりタイミングベルト20を介して駆動されている。
【0025】
ここで、縁無し記録を行う場合は、図3に示す様に、実線で示した実際のシートPに対して、四つのシート端縁から二点破線で示す様に、それぞれ所定量α1〜α4だけはみ出すように記録を行うことで、縁無し記録が実現される。所定量α1〜α4は、シートの搬送精度やシートのカット精度を鑑みて設定するものであり、実際には2〜3mmが適当である。
【0026】
最後に、画像記録が終了したシートは、排出ローラ21と、不図示の拍車ばねによって排出ローラ21に押し付けられていて排出ローラ21の回転に従って回転する回転体である拍車22とによって記録装置外に排出される(図2)。排出ローラ21は、駆動源であるステッピングモータ14によって、搬送ローラギア15、中間ギア24及び排出ローラギア25を介して回転される(図1)。
【0027】
次に、本発明の特徴である、プラテン6の構成について詳細に説明する。
【0028】
図4に示すように、プラテン6には、プラテン6におけるインク吐出ヘッド13の記録可能領域と対向する部分を含むようにインク吐出ヘッド13のインク吐出ノズル配置面から離間する方向に傾斜した斜面31が、シート搬送方向で、かつプラテン6の下側の、本体廃インク吸収体28の配置されている方向に向けて形成されている。
【0029】
斜面31のシート搬送方向と交差する方向の長さは、記録するシートサイズの最大サイズより大きく設定されている。また、シートの表側の記録面がインク吐出ヘッド13のインク吐出ノズル配置面と対向するようにシートの裏面を保持するために、斜面31には、複数のリブ30がそれぞれシート搬送方向に延びるように形成され、かつシート搬送方向と交差する方向に所定の間隔で配置されており、各リブ30の一部が欠損している。このリブ30の欠損部はインク吐出ヘッド13の記録可能領域に対応する部分である。なお、複数のリブ30の上面によってシートの通過面が形成されている。
【0030】
斜面31の下流側端縁31aは、縁無し記録時にシートからはみ出した位置にインクを吐出した際、吐出されたインク滴が斜面31に着弾するように、使用するインク吐出ノズル列の最下流のインク吐出ノズルよりも下流に位置している。そして、斜面31の上流側端縁31bも下流側端縁31aと同様、縁無し記録時にシートからはみ出した位置にインクを吐出した際、吐出されたインク滴が斜面31に着弾するように、使用するインク吐出ノズル列の最上流のインク吐出ノズルよりも上流に位置している。また、リブ30の欠損部30aは、縁無し記録時にシートからはみ出した位置にインクを吐出しても、リブ30の上面にインクがかからない様にするために設けられている。したがって、このリブ30の欠損部30aの上流側端縁30a−1は、使用するインク吐出ノズル列の最上流のインク吐出ノズルよりも上流に位置している。そして、欠損部30aの下流側端縁30a−2は、使用するインク吐出ノズル列の最下流のインク吐出ノズルよりも下流に位置している。さらに、斜面31の上流側端縁(下方側端縁)31bには、下方へ延びる壁面23が設けられている。壁面23は本体廃インク吸収材28を保持する一つの面を形成している。
【0031】
縁無し記録の実行により、シートからはみ出した位置に吐出されたインク滴は、斜面31に着弾する。そして、斜面31に着弾したインクは、自重により斜面31を下方へ向けて流れて行く。ここで、斜面31に着弾したインク滴の一部は、跳ね返ることが考えられる。そこで、跳ね返ったインクが、プラテン6のシートの通過面上に飛び出すのを防ぐため、斜面31とインク吐出ヘッド13から吐出されるインク滴の入射角βを45°以下にする必要がある。また、斜面31に着弾したインクが、斜面31を下方へ向けて流れて行くことを促進するために、斜面31の傾斜方向に沿って溝を設けることも有効である。
【0032】
次いで、斜面31を下方へ向けて流れたインクは、斜面31の上流側端縁31bから下方へ延びる壁面23を伝い、更に下方へ流れ、壁面23に近接配置されている本体廃インク吸収材28に吸収される。ここで、壁面23に斜面31と同様に、下方に沿って溝を設けることで、インクが下方へ向けて流れて行くことを促進することが好ましい。
【0033】
さらに、斜面31及び壁面23の表面について、面粗度の調整により、上方から下方へ行くに従い、溌水性を落とすことで、インクが下方へ伝っていくのを促進することも有効である。
【0034】
上述のように、本実施形態においては、図6及び図7に示したような従来必要とされていたプラテンインク吸収材27や、つなぎインク吸収材29を必要としないため、従来技術よりも大幅に安価な構成で、各種サイズのシートに対して縁無し記録を実現することができる。
【0035】
(第2の実施形態)
上述した第1の実施形態において、図1及び図2に示すように、記録装置本体の筐体底部を構成するボトムケース32とプラテン6とを一体化することで、更に安価な構成で縁無し記録を実現することができる。
【0036】
これは、シートからはみ出した位置に吐出されたインク滴を、貫通穴等を設けずに斜面31と壁面23に沿って下方へ流す構成としたことで、図7に示した従来例のプラテンに必要とされていた、開口部底部の貫通穴や、プラテン下方にて廃インクを受ける廃インク吸収材を収容するインク受けを本発明では別途必要としないので、プラテンとボトムケースとの一体化が容易なためである。
【0037】
なお、上述した実施形態の記録装置はキャリッジ16によるインク吐出ヘッドの移動とシートの搬送とによって記録を行う、いわゆるシリアルタイプの記録装置を示しているが、本発明のインクジェット記録装置はこれに限定されず、シート搬送方向と交差する方向のシート幅以上にインク吐出ノズルを配設した記録ヘッドを備えるいわゆるラインタイプにも適用できる。また、シートにインク滴を吐出するインクジェット記録方式についても本発明は特に限定せず、熱エネルギーや振動エネルギーなどを利用するものが適用できる。
【0038】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は、縁無し記録が可能なインクジェット記録装置において、インク吐出ヘッドの記録可能領域に対応する位置にあるプラテンの上面を、シート搬送方向で、かつ本体廃インク吸収材の配置されている方向に向け、インク吐出ヘッドのインク吐出ノズル配置面から離間する方向に傾斜した斜面としたことにより、シートからはみ出した位置に吐出されたインク滴を、プラテンの斜面を伝って下方へ流し、本体廃インク吸収材に到達させることができる。
【0039】
これにより、従来のプラテンに設けられていた開口部及びインク伝達用の穴部、そしてプラテン開口部に設けられていたインク吸収材を使用することなく、縁無し記録でシートからはみ出した位置に吐出されたインクを、本体廃インク吸収材に伝達させることが可能となるとともに、縁無し記録を可能にするためのプラテン構成を簡略化させることも可能となり、インクジェット記録装置において、安価な構成で、各種サイズのシートに対して縁無し記録を実現することができる。
【0040】
また、上記の斜面に、シートをインク吐出ヘッドと対向する位置で保持するために、複数のリブをシートの幅方向に所定の間隔で配置している場合、リブはインク吐出ヘッドの記録可能領域に対応する部分が欠損していることにより、リブの上面にインクがかからない様にすることができる。
【0041】
また、上記の斜面に斜面の傾斜方向に沿って複数の溝を設けることにより、インクが下方へ向けて流れて行くことを促進することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態によるインクジェット記録装置の斜視図である。
【図2】図1に示した給紙装置の側断面図である。
【図3】本発明の第1の実施形態における縁無し記録時の画像形成範囲を示す模式図である。
【図4】本発明の第1の実施形態におけるプラテンの側断面図である。
【図5】従来のインクジェット記録装置の縁無し記録に関わる部分の斜視図である。
【図6】従来のインクジェット記録装置におけるプラテン構造の一例を示す側断面図である。
【図7】従来のインクジェット記録装置におけるプラテン構造の別の例を示す側断面図である。
【符号の説明】
1  給紙装置
2  圧板
3  給紙装置枠体
4  給紙モータ
5  給紙ローラ
6  プラテン
7  圧板ばね
8  搬送ローラ
9  センサレバー
10  シートセンサ
11  ピンチローラばね
12  ピンチローラ
13  インク吐出ヘッド
14  ステッピングモータ
15  搬送ローラギア
16  キャリッジ
17  ガイド軸
18  ガイドレール
19  キャリッジモータ
20  タイミングベルト
21  排出ローラ
22  拍車
23  壁面
24  中間ギア
25  排出ローラギア
28  本体廃インク吸収材
29  つなぎインク吸収材
30  リブ
31  斜面
31a  リブの下流側端縁
31b  リブの上流側端縁
30a  欠損部
30a−1  欠損部の下流側端縁
30a−2  欠損部の上流側端縁
32  ボトムケース
P  シート

Claims (12)

  1. シートにインクを吐出するインク吐出ヘッドと対向配置され、シートの裏面を保持するプラテンを備えたインクジェット記録装置において、前記プラテンには、前記プラテンにおける前記インク吐出ヘッドの記録可能領域と対向する部分を含むように前記インク吐出ヘッドから離間する方向に傾斜する傾斜面が形成され、前記プラテンの下方には廃インク吸収材が配置され、前記プラテンの前記傾斜面が、前記シートの搬送方向で、かつ前記廃インク吸収材の配置されている方向に向けられていることを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 前記斜面には前記斜面の傾斜方向に沿って複数の溝が設けられている請求項1に記載のインクジェット記録装置。
  3. 前記プラテンには、それぞれの上面により前記シートの通過面を形成する複数のリブが設けられている請求項1または2に記載のインクジェット記録装置。
  4. 前記リブは、前記インク吐出ヘッドの記録可能領域に対応する部分が欠損している請求項3に記載のインクジェット記録装置。
  5. シートにインクを吐出するインク吐出ヘッドを含む記録手段と、
    シートを前記インク吐出ヘッドと対向する位置で保持するプラテンと、
    前記インク吐出ヘッドのメンテナンス動作によって排出されたインクを受容する本体廃インク吸収材と、
    を備え、シートよりも大きな領域に画像を記録することで縁無し記録を可能とするインクジェット記録装置において、
    前記プラテンの前記インク吐出ヘッドと対向する部分は、前記シートの搬送方向で、かつ前記本体廃インク吸収材の配置されている方向に向け、前記インク吐出ヘッドのインク吐出ノズル配置面から離間する方向に傾斜した斜面と、前記シートを前記インク吐出ヘッドと対向する位置で保持するために、前記シートの幅方向に所定の間隔で前記斜面に配置され、その一部が欠損している複数のリブとから成り、
    前記斜面の下方側端縁には、下方へ延びる壁面を有することを特徴とするインクジェット記録装置。
  6. 前記プラテンは前記インクジェット記録装置のボトムケースと一体的に形成されている請求項5に記載のインクジェット記録装置。
  7. 前記斜面には、貫通穴が無いことを特徴とする請求項5に記載のインクジェット記録装置。
  8. 前記壁面は、前記本体廃インク吸収材を保持する一つの面である請求項5に記載のインクジェット記録装置。
  9. 前記リブの欠損は、縁無し記録時に前記シートからはみ出した位置にインクを吐出する際に使用する前記インク吐出ノズル列よりも大きい請求項5に記載のインクジェット記録装置。
  10. 前記斜面の傾斜角度は、前記インク吐出ヘッドから吐出されるインク滴の入射角が45°以下となることを特徴とする請求項5に記載のインクジェット記録装置。
  11. 前記斜面には前記斜面の傾斜方向に沿って複数の溝が設けられている請求項5に記載のインクジェット記録装置。
  12. 前記壁面には前記壁面の形成方向に沿って複数の溝が設けられている請求項5に記載のインクジェット記録装置。
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