JP2004008664A - ゴルフプレースタート時刻の表示装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】パーソナルコンピュータ12の液晶モニター11により、ゴルフ場における当日のプレー客の組及びスタート時刻が表示される。この表示は、CCDカメラ13により撮像され、接続配線を介してTV受像器15〜18によって画像表示される。TV受像器15〜18は、ゴルフ場に予め設置されたテレビが採用される。パーソナルコンピュータ12は、上記組及びスタート時刻を変更等するための機能を備える。パーソナルコンピュータ12のオペレータは、必要に応じて上記組及びスタート時刻を変更する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術の分野】
この発明は、ゴルフ場におけるプレー客に対してプレースタート時刻を表示するための表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
レジャーとしてのゴルフは、18ホールを1ラウンドとしてプレーされるものであり、通常は、最初のハーフラウンド(例えばインコース9ホール)が一区切りとされ、ハーフタイム(休憩時間等)を挟んで残りのハーフラウンド(例えばアウトコース9ホール)が行われる。
ゴルフ場は、多数のプレー客が同時にプレーするように運営される。そのため、プレー客は、プレー開始前に予め定められた組に分けられ、当該組ごとにインコース及びアウトコースに分けられてプレーが開始される。そして、プレーは、各コースごとに第1組から順に所定時間間隔(例えば5分〜7分間隔等)で開始され、各組に属するプレー客が効率的にコースをまわることができるようになっている。
【0003】
ところで、各組の開始時刻は、ゴルフ場側(具体的にはプレーの進行を司るキャディマスタ)が行っている。各プレー客へのスタート時刻の通知は、従来から次のようにして行われている。
(1) 最初のハーフラウンドの開始前及び残りのハーフラウンドの開始前に、プレー客一人ひとり又は一組ごとに、キャディやキャディマスター室の担当者が口頭で告げる。
(2) 最初のハーフラウンドの開始前及び残りのハーフラウンドの開始前に、プレー客一人ひとり又は一組ごとに、キャディやキャディマスター室の担当者がスタート時刻を表示した紙片やカードを手渡す。
(3) ゴルフ場側がレストランやロビー等のプレー客が集まる場所又は通過する通路等に表示装置を設置し、コンピュータ制御された当該表示装置が自動的にプレー客に表示する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記(1)及び(2)の方法では、人手が必要であるばかりでなく、プレー客が聞き漏らしたり忘れてしまう場合や、手渡された紙片やカードを紛失してしまう場合がある。その場合には、ゴルフ場側は、当該プレー客のスタート時刻を調べ、再度告知しなければならず、円滑なプレーの進行が妨げられるおそれがあるという問題があった。
また、上記(3) の方法では、上記問題を解決することができ合理的ではあるが、かかるサービスが行われるためには、上記表示装置の制御が、ゴルフ場全体の運営を制御する基幹業務システムと連動される必要があるという新たな問題があった。
【0005】
すなわち、一般にゴルフ場は、プレー客の予約管理、顧客管理、会員管理及びハンディキャップ管理のほか、キャディ管理、業務管理等のさまざまな管理を行うために、コンピュータを用いた基幹業務システムを備えている。そして、上記(3)の方法を実現するためには、上記各プレー客のスタート時刻の管制を行うためのシステムが、基幹業務システムに組み込まれなければならない。
【0006】
ところが、基幹業務システムにスタート時刻管制システムが組み込まれると、基幹業務システムがきわめて複雑となり、基幹業務システムが非常に高価なものになってしまうという新たな問題が発生する。
特に、例えばプレー客がスタート時刻に遅刻した場合や体調不良を起こした場合等には、ゴルフ場側は、当該組のスタート時刻を繰り下げたり、他の組との入れ替えを行ったりして、プレー全体が円滑に進行するように調整する必要があるが、その調整を上記基幹業務システムを用いて行わなければならない。そのとき、万一システムが正常に動作しなかった場合には、ゴルフ場側は、他のシステムとの関係を考慮して大変複雑な調整作業を行う必要があり、二次的ミス等が誘発されるおそれもあり、ひいては、ゴルフ場全体の業務が混乱するという危険があった。
【0007】
そこで、本発明の目的は、プレースタート時刻を各プレー客に確実に通知することができ、しかも基幹業務システムに影響を与えない簡易且つ安価なゴルフプレースタート時刻の表示装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
(1) 本願発明者は、プレースタート時刻を各プレー客に確実に通知するためには、表示装置を用いて自動的にプレー客に表示することが必須であることを前提としつつ、通常ゴルフは組ごとにプレーが進行するものであるところ、上記表示が各プレー客ごとに行われるのではなく当該各プレー客が属する組情報をもって行われるのが合理的であり、また、上記表示装置がゴルフ場の基幹業務システムに組み込まれる方法ではなく、視点を変えて、敢えて基幹業務システムから独立したシステムとされることによって、上記目的を達成することができると考えた。
【0009】
(2) そこで、本願に係るゴルフプレースタート時刻の表示装置は、少なくともゴルフプレー客が属する組情報及び当該組情報に対応するゴルフプレースタート時刻情報が表示されたスタート情報表示部と、スタート情報表示部を撮像し、当該撮像された画像を画像データとして出力するCCDカメラと、上記画像データに基づいて上記画像を形成し表示する受像器とを備えたことを特徴とするものである。
【0010】
この構成によれば、スタート情報表示部によって、各プレー客が属する組情報(例えば、当該組に対応するゴルフカートの番号等)及び当該組のゴルフプレースタート時刻が関連づけられて表示される。このスタート情報表示部による表示は、CCDカメラで撮像され、CCDカメラは、画像データとして出力する。
この出力された画像データは受像器に入力され、当該受像器によって画像が形成され改めて画像表示される。ここで、スタート情報表示部による表示は、例えばホワイトボート等にゴルフ場の担当者が手書きで記載したものでもよいし、コンピュータのモニターにより表示されたものでもよい。
【0011】
すなわち、上記スタート情報表示部による表示は唯一のものであり、これをCCDカメラで撮像されたものが受像器により画像表示される。そして、この受像器がゴルフ場の所定の場所に複数設置されることにより、各プレー客は、自己のゴルフプレースタート時刻を確認することができる。
このように、各プレー客が属する組及びゴルフプレースタート時刻の情報は、CCDカメラで撮像され受像器により画像表示されるのみであるから、当該画像表示はきわめて簡単なシステムにより行われ、且つゴルフ場の基幹業務システムとは無関係である。
【0012】
ここで、上記受像器は、当該ゴルフ場内に予め設置されているTV受像器が採用されてもよい。このようにすれば、当該画像表示のシステムを既存のゴルフ場に導入するために、別途受像器を新たに設置する必要がなく、当該画像表示システムの構築は、安価に行われる。
【0013】
また、上記スタート情報表示部は、少なくともゴルフ場における最先スタート時刻情報及びゴルフプレー客が属する組情報が入力される入力手段と、これら各情報に基づいて各組ごとのゴルフプレースタート時刻が順次決定される時刻決定手段とを備える構成であっても良い。
【0014】
この構成では、入力手段によりゴルフ場における最先スタート時刻情報及びゴルフプレー客が属する組情報が入力されると、時刻決定手段により各組ごとに順番にゴルフプレースタート時刻が自動的に決定される。これにより、各プレー客は、自己のゴルフプレースタート時刻に従ってプレーを開始することができ、プレーが滞ることがない。
【0015】
さらに、上記時刻決定手段は、決定された上記ゴルフプレースタート時刻を、各組ごとに変更・削除・追加する時刻調整手段を備えていてもよい。
この構成では、時刻調整手段により、一旦決定されたゴルフプレースタート時刻を、各組ごとに変更・削除・追加することができる。したがって、例えば、プレー客がスタート時刻を遵守できなかった場合や、何らかの原因によりプレーを続行することができなくなった場合等に、組ごとにスタート時刻が変更され、組ごとにプレーが中止され追加される。その結果、ゴルフ場のプレー全体が効率的に進行する。
【0016】
(3) また、上記目的を達成するため、本願に係るゴルフプレースタート時刻の表示装置は、少なくともゴルフプレー客が属する組情報及び当該組情報に対応するゴルフプレースタート時刻情報が画像としてモニターに表示されたパーソナルコンピュータと、パーソナルコンピュータに接続され、上記画像を画像データとして出力する画像データ出力手段と、上記画像データに基づいて上記画像を形成し表示する受像器を備えたことを特徴とするものである。
【0017】
この構成によれば、パーソナルコンピュータのモニターに、各プレー客が属する組情報(例えば、当該組に対応するゴルフカートの番号等)及び当該組のゴルフプレースタート時刻が関連づけられて画像表示される。この画像データは、画像データ出力手段によって取り出され、受像器に入力される。この受像器は、当該画像データに基づいて画像を形成し表示する。
【0018】
すなわち、上記パーソナルコンピュータのモニターによる表示は唯一のものであり、この画像データに基づいて受像器が画像表示する。そして、この受像器がゴルフ場の所定の場所に複数設置されることにより、各プレー客は、自己のゴルフプレースタート時刻を確認することができる。
このように、各プレー客が属する組及びゴルフプレースタート時刻は、画像データ出力手段により出力された画像データに基づいて受像器により画像表示されるのみであるから、当該画像表示はきわめて簡単なシステムにより行われ、且つゴルフ場の基幹業務システムとは無関係である。
【0019】
ここで、上記受像器は、当該ゴルフ場内に予め設置されているTV受像器が採用されてもよい。このようにすれば、当該画像表示のシステムを既存のゴルフ場に導入するために、別途受像器を新たに設置する必要がなく、当該画像表示システムの構築は、安価に行われる。
【0020】
また、上記パーソナルコンピュータは、少なくともゴルフ場における最先スタート時刻情報及びゴルフプレー客が属する組情報が入力される入力手段と、これら各情報に基づいて各組ごとのゴルフプレースタート時刻が順次決定される時刻決定手段とを備え、当該時刻決定手段は、決定された上記ゴルフプレースタート時刻を、各組ごとに変更・削除・追加する時刻調整手段を備えていてもよい。
【0021】
この構成では、入力手段によりゴルフ場における最先スタート時刻情報及びゴルフプレー客が属する組情報が入力されると、時刻決定手段により各組ごとに順番にゴルフプレースタート時刻が自動的に決定される。これにより、各プレー客は、自己のゴルフプレースタート時刻に従ってプレーを開始することができ、プレーが滞ることがない。
【0022】
さらに、時刻調整手段により、一旦決定されたゴルフプレースタート時刻を、各組ごとに変更・削除・追加することができる。したがって、例えば、プレー客がスタート時刻を遵守できなかった場合や、何らかの原因によりプレーを続行することができなくなった場合等に、組ごとにスタート時刻が変更され、組ごとにプレーが中止され追加される。その結果、ゴルフ場のプレー全体が効率的に進行する。
【発明の実施の形態】
以下、適宜図面が参照されつつ、好ましい実施形態に基づいて本発明が詳細に説明される。
【0023】
図1は、本発明の実施の形態に係るゴルフプレースタート時刻の表示装置(以下、単に「表示装置」と称される)10の構成が模式的に示された図である。
【0024】
この表示装置10は、ゴルフ場に設置されるものであり、各プレー客に対して、各プレー客が属する組番号(組情報)と当該組番号に対応するゴルフプレースタート時刻(ゴルフプレースタート時刻。以下、単に「スタート時刻」と称される)とを確実に知らせるためのものである。
表示装置10は、液晶モニター11が備えられたパーソナルコンピュータ12(スタート情報表示部)と、液晶モニター11に表示された情報を撮像するCCDカメラ13と、接続配線14を介してCCDカメラ13に接続されたTV受像器15〜18(受像器)とを有している。上記液晶モニター11は、上記組番号及びスタート時刻を表示するものである。
【0025】
本実施形態の特徴とするところは、第1に、表示装置10が当該ゴルフ場の基幹業務システムとは独立して(無関係に)設置されるものである点、したがって、第2に、上記接続配線14は、ゴルフ場の基幹業務システムのLANとは無関係の単純なビデオ配線等により構成され得る点である。以下、表示装置10の構成がさらに詳しく説明される。
【0026】
液晶モニター11は、本実施形態では、前述のようにパーソナルコンピュータ12の一部として構成されている。このため、液晶モニター11により表示される上記情報、すなわち組番号及びスタート時刻は、パーソナルコンピュータ12によって演算処理され、決定されたものである。これら組番号及びスタート時刻は、ゴルフ場の担当者が、プレーの開始前に予め初期データ(後述される初期設定画面に入力されたもの)をパーソナルコンピュータ12に入力することによって、自動的に決定される。組番号及びスタート時刻の決定は、後述する要領で行われる。
【0027】
CCDカメラ13は公知の構成であり、一般家庭用として使用されているものでも、業務用として使用されているものでもよい。このCCDカメラ13は、上記液晶モニター11の全体を撮像するものである。
【0028】
また、TV受像器15〜18は、ゴルフ場内に設置されているテレビが採用されている。これらTV受像器15〜18は、上記CCDカメラ13により撮像された画像を表示するものである。本実施形態では、TV受像器15〜18は、それぞれ、ゴルフ場のフロント、ロビー、レストラン及びスタート室(各組のプレー進行を管制する部屋)に予め設置されたものである。
【0029】
なお、本実施形態では、表示装置10は、4つのTV受像器15〜18を備えているが、さらに数を増やすこともできる。すなわち、ゴルフ場に設置されているあらゆるテレビが、上記CCDカメラ13により撮像された画像を表示する表示装置として使用され得る。
【0030】
接続配線14は、一般的に使用されるビデオ配線が採用されている。本実施形態では、CCDカメラ13から出力される画像データ(出力)を増幅するために増幅器19が設置されており、さらに、当該画像データが複数のTV受像器15〜18に配信されるために、分配器20が設置されている。なお、これら増幅器19及び分配器20は、公知の構成である。
【0031】
この表示装置10では、液晶モニター11によって、各プレー客が属する組番号(具体的には、当該組に対応するゴルフカートの番号等が採用される)及びスタート時刻が関連づけられて表示される。この表示は、CCDカメラ13で撮像され、複数のTV受像器15〜18によって画像表示される。
【0032】
さらに詳述すると、この液晶モニター11を備えるパーソナルコンピュータ12は、例えばゴルフ場のフロント等のみに設置される。当該パーソナルコンピュータ12が備える液晶モニター11による表示は唯一のものであり、これがCCDカメラ13で撮像されたものがTV受像器15〜18により画像表示される。したがって、各プレー客は、ゴルフ場のいずれの場所においても、組番号の表示をもとにして自己のスタート時刻を確認することができる。
【0033】
しかも、本実施形態のようなTV受像器15〜18による画像表示は、CCDカメラ13で撮像され、ビデオ配線等の簡単な接続配線14を介してTV受像器15〜18により行われるものであるから、ゴルフ場の基幹業務システムとは無関係である。
したがって、表示装置10は、簡単な構成で安価なものとなり、しかも、既存のゴルフ場への設置もきわめて容易である。特に、本実施形態では、CCDカメラ13の被写体が液晶モニター11であるから、CCDカメラ13で撮像した場合に、いわゆる干渉による画像の乱れが生じることがないという利点もある。
【0034】
なお、本実施形態では、CCDカメラ13の被写体が上記パーソナルコンピュータ12の液晶モニター11であるが、各プレー客が属する組番号及びスタート時刻がゴルフ場の担当者によって決定される場合には、ゴルフ場の担当者が組番号及びスタート時刻を例えばホワイトボード等(スタート情報表示部)に記載し、これがCCDカメラ13により撮像される構成であってもよい。
【0035】
加えて、本実施形態では、ゴルフ場内に予め設置されているTV受像器15〜18によって上記画像表示が行われる。したがって、表示装置10を既存のゴルフ場に導入するために、別途受像器を新たに設置する必要がなく、きわめてコストが低くなるという利点がある。
【0036】
また、前述のように、上記組番号及びスタート時刻は、パーソナルコンピュータ12によって決定される。本実施形態では、パーソナルコンピュータ12は、上記スタート時刻等を制御する制御装置として機能する。
図2は、パーソナルコンピュータ12の構成が模式的に示された図である。
パーソナルコンピュータ12は、キーボード21(入力手段)と、メモリ22,23と、CPU24(時刻決定手段)と、上記液晶モニター11とを備えている。
【0037】
パーソナルコンピュータ12のオペレータは、キーボード21を操作して、当日のゴルフプレーの最先のスタート時刻(最先スタート時刻情報)、各組間の所定の時間間隔(タイマー)及び組情報等を入力する。この場合、組情報は、当日プレーされるであろう組の数等である。これら入力された情報は、メモリ22によって記憶される。
【0038】
CPU24は、上記入力された情報に基づいて所定の演算処理をする。この演算は、予めパーソナルコンピュータ12に組み込まれたプログラムに従って行われる。そして、CPU24は、各組、すなわち各組に対応する各ゴルフカートのスタート時刻を、最先スタート時刻から上記所定の時間間隔をあけて順番に決定する。すなわち、CPU24は、各組とそのスタート時刻とが関連づけられたスタート時刻データ(ゴルフプレースタート時刻情報)を作成し、これがメモリ23によって記憶される。
【0039】
さらに、CPU24は、上記スタート時刻データを液晶モニター11に表示させる指令信号を出力し、液晶モニター11は、これに従って各組とそのスタート時刻とを表示する。図3は、スタート時刻データが表示された液晶モニター11の実際の画面を示している。
なお、この画面の仕様は、予め設計されており、画面の設計は、所定のソフトウェア等により自由に行われる。本実施形態では、画面の右下にデータメンテナンスボタン25が設けられており、このボタン25がクリックされることにより、後述されるデータメンテナンスが行われる。
【0040】
この液晶モニター11の画面は、図1が示すようにCCDカメラ13で撮像され、TV受像器15〜18により画像表示される。図4は、液晶モニター11がTV受像器15〜18により実際に画像表示された図である。
【0041】
また、本実施形態では、前述のように、スタート時刻データは、メンテナンスされることができる。
図5は、スタート時刻データがメンテナンスされるときの液晶モニター11の画面26を示している。
【0042】
この画面26は、図3が示すデータメンテナンスボタン25をクリックすることにより表示される。なお、この画面26の仕様は、予め設計されており、画面の設計は、所定のソフトウェア等により自由に行われる。
この画面26では、その左側に現在設定されている各組ごとのスタート時刻が一覧表示されている。
【0043】
画面26の右側には、データメンテナンス用のボタン27〜31及びメンテナンス用の欄32〜35が表示されている。ボタン27,28は、それぞれ、アウトコース及びインコースの組のスタート時刻をメンテナンスするためのものであり、ボタン29は、メンテナンスを確認するためのものである。また、ボタン30は、メンテナンスを終了し、図5が示す画面26が図3が示す画面へ戻るためのものである。なお、ボタン31は、後述されるように、初期の設定を行うためのものである。
【0044】
欄32は、選択された組のスタート時刻を変更するためのものであり、欄33は、タイマー、すなわち各組のスタート時刻の間隔を変更するためのものである。また、欄34,35は、それぞれ、複数の組についてメンテナンスが必要である場合に、それら組がまとめて選択されるためのものである。
【0045】
図5では、アウトコースのA−3組及びインコースのB−3組が削除される場合を表示している。このような場合は、例えば、プレー客が急用等により、プレーを続行することができなくなったことが原因として考えられる。
パーソナルコンピュータ12のオペレータは、画面26において、マウスのポインタ等を利用して9時10分スタート予定のA−3組及びB−3組を選択する。そして、オペレータは、欄27及び欄28において、「なし」をクリックし、確認のボタン29をクリックする。これにより、A−3組及びB−3組は、削除される。
【0046】
ここで、必要であれば、オペレータはさらに、画面26において、マウスのポインタ等を利用して「9時10分」が表示された部分を選択する。そして、オペレータは、ボタン27及びボタン28において、「つめる」をクリックすることにより、A−3組を、又はA−3組と共にB−3組を、9時15分スタートから9時10分スタートへと変更することができる。このような変更が行われることにより、効率的で円滑なゴルフプレーの進行がなされる。
【0047】
また、図5では、A−6組の削除とA−7組以降の繰り上げのメンテナンスも同時に行われている。かかる削除、繰り上げの操作は、前述の要領で行われる。
さらに、図5では、B−6組以降の繰り下げのメンテナンスも同時に行われている。かかるメンテナンスを行うには、オペレータは、ボタン28の「ずらす」をクリックし、欄35に6及び最終組の番号を入力する。
【0048】
そして、オペレータは、最後に終了ボタン30をクリックすることにより、すべてのメンテナンスが終了され、画面26は、図3が示す画面に変更される。このようにメンテナンスが行われた画面は、CCDカメラ13で撮像され、TV受像器15〜18によって画像表示される。
【0049】
次に、図5が示す画面26において、オペレータがボタン31をクリックすると、初期設定画面が表示される。図6は、この初期設定画面36を表している。なお、このような初期設定は、例えば当日のゴルフ場の営業開始時に行われるものである。
この画面36の仕様は、上記画面26等と同様に予め設計されており、画面の設計は、所定のソフトウェア等により自由に行われる。
画面36では、初期設定欄37〜39と、時間調整ボタン40と、確認ボタン41及びキャンセルボタン42とが設けられている。
【0050】
欄37には、当日のゴルフ場におけるプレーの開始時間、すなわち上記最先スタート時刻が入力されるようになっている。ゴルフプレーの開始時間が入力されることによって、当日のゴルフ場のプレーが、当該時間から開始される。また、欄38には、当日のゴルフプレーの終了時間が入力される。ただし、この時間は、オペレータがプレー終了時刻を予め予想して入力すれば十分であり、必要であれば、オペレータは、ゴルフ場の営業時間中に適宜メンテナンスすることができる。
【0051】
また、時間調整ボタン40は、液晶モニター11に表示されている時刻(図3参照)が、ゴルフ場に設置されている時計が表示する時刻と一致していない場合等に、オペレータが、液晶モニター11に表示されている時刻とゴルフ場に設置されている時計が表示する時刻とを一致させる際に使用される。このボタン40によって時刻が調整されることにより、各プレー客は、円滑にプレーすることができる。
【0052】
なお、確認ボタン41は、当該初期設定を終了するときに、オペレータがクリックする。また、キャンセルボタン42は、当該初期設定を中止し、又は設定をし直す場合にクリックされる。確認ボタン41がクリックされると、図3が示す画面が液晶モニター11に表示される。
本実施形態では、以上説明されたようなデータメンテナンスが行われるが、このメンテナンスは、上記メモリ22(23)に予め記憶された所定のプログラムに基づいてCPU24(時刻調整手段)が演算処理することにより行われる。
また、本実施形態では、各組のスタート時刻の設定、変更、削除等のメンテナンスが行われる場合を示しているが、これに限定されるものではなく、メンテナンスのための上記所定のプログラムが変更されることにより、さらに、複雑なメンテナンスが行われることは勿論である。
【0053】
次に、本実施形態の変形例が説明される。
上記実施形態では、図1が示すように、液晶モニター11をCCDカメラ13で撮像し、TV受像器15〜18が画像表示する。
しかし、CCDカメラ13の被写体がパーソナルコンピュータ12の液晶モニター11である場合は、CCDカメラ13が使用されない態様であってもよい。
【0054】
具体的には、例えばビデオキャプチャー(画像データ出力手段)がパーソナルコンピュータ12に接続され、このビデオキャプチャーが接続配線14を介してTV受像器15〜18に接続されていてもよい。つまり、パーソナルコンピュータ12は、直接TV受像器15〜18に接続されており、パーソナルコンピュータ12は、液晶モニター11に表示させるための上記指令を、直接接続配線14を介してTV受像器15〜18に出す。
これにより、TV受像器15〜18は、上記実施形態と同様に、上記各プレー客が属する組及びゴルフプレースタート時刻を画像表示することができ、表示装置10は、一層簡略可される。その結果、表示装置10は、一層安価に構成されるという利点がある。
【0055】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、各プレー客が属する組情報とゴルフプレースタート時刻とが関連づけられた唯一の表示が画像データとして得られ、当該画像データに基づいて受像器が画像表示するので、各プレー客は、受像器を見ることによって自己のゴルフプレースタート時刻を確実に確認することができる。
また、かかる画像表示はきわめて簡単なシステムにより行われ、しかもゴルフ場の基幹業務システムとは無関係であるから、基幹業務システムを備えないゴルフ場においても、ゴルフプレースタート時刻の表示は、簡単且つ安価に行われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の実施の形態に係る表示装置の構成が模式的に示された図である。
【図2】図2は、本発明の実施の形態に係るパーソナルコンピュータの構成が模式的に示された図である。
【図3】図3は、本発明の実施の形態に係るパーソナルコンピュータの液晶モニターの実際の画面が示された図であり、スタート時刻データが表示された画面が示されている。
【図4】図4は、本発明の実施の形態に係るパーソナルコンピュータの液晶モニターがTV受像器により実際に画像表示された図である。
【図5】図5は、本発明の実施の形態に係るパーソナルコンピュータの液晶モニターの画面が示された図であり、スタート時刻データがメンテナンスされるときの画面が示されている。
【図6】図6は、本発明の実施の形態に係るパーソナルコンピュータの液晶モニターにより表示された初期設定画面を表したものである。
【符号の説明】
10・・・表示装置
11・・・液晶モニター
12・・・パーソナルコンピュータ
13・・・CCDカメラ
14・・・接続配線
15〜18・・・TV受像器
21・・・キーボード
22,23・・・メモリ
24・・・CPU
25・・・データメンテナンスボタン
26・・・画面
27〜31・・・ボタン
32〜35・・・欄
36・・・初期設定画面
37〜39・・・欄
40・・・時間調整ボタン
Claims (7)
- 少なくともゴルフプレー客が属する組情報及び当該組情報に対応するゴルフプレースタート時刻情報が表示されたスタート情報表示部と、
スタート情報表示部を撮像し、当該撮像された画像を画像データとして出力するCCDカメラと、
上記画像データに基づいて上記画像を形成し表示する受像器とを備えたゴルフプレースタート時刻の表示装置。 - 上記スタート情報表示部は、
少なくともゴルフ場における最先スタート時刻情報及びゴルフプレー客が属する組情報が入力される入力手段と、
これら各情報に基づいて各組ごとのゴルフプレースタート時刻が順次決定される時刻決定手段とを備える請求項1記載のゴルフプレースタート時刻の表示装置。 - 少なくともゴルフプレー客が属する組情報及び当該組情報に対応するゴルフプレースタート時刻情報が画像としてモニターに表示されたパーソナルコンピュータと、
パーソナルコンピュータに接続され、上記画像を画像データとして出力する画像データ出力手段と、
上記画像データに基づいて上記画像を形成し表示する受像器を備えたゴルフプレースタート時刻の表示装置。 - 上記受像器は、当該ゴルフ場内に予め設置されているTV受像器を含む請求項1記載のゴルフプレースタート時刻の表示装置。
- 上記受像器は、当該ゴルフ場内に予め設置されているTV受像器を備える請求項3記載のゴルフプレースタート時刻の表示装置。
- 上記時刻決定手段は、
決定された上記ゴルフプレースタート時刻を、各組ごとに変更・削除・追加する時刻調整手段を備えている請求項2記載のゴルフプレースタート時刻の表示装置。 - 上記パーソナルコンピュータは、
少なくともゴルフ場における最先スタート時刻情報及びゴルフプレー客が属する組情報が入力される入力手段と、
これら各情報に基づいて各組ごとのゴルフプレースタート時刻が順次決定される時刻決定手段とを備え、
当該時刻決定手段は、
決定された上記ゴルフプレースタート時刻を、各組ごとに変更・削除・追加する時刻調整手段を備えている請求項3記載のゴルフプレースタート時刻の表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002169603A JP2004008664A (ja) | 2002-06-11 | 2002-06-11 | ゴルフプレースタート時刻の表示装置 |
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Publications (1)
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Family
ID=30436112
Family Applications (1)
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JP (1) | JP2004008664A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007293742A (ja) * | 2006-04-27 | 2007-11-08 | Seiko Epson Corp | 画像表示制御システムと画像表示制御プログラムと記録媒体と画像表示制御方法 |
-
2002
- 2002-06-11 JP JP2002169603A patent/JP2004008664A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2007293742A (ja) * | 2006-04-27 | 2007-11-08 | Seiko Epson Corp | 画像表示制御システムと画像表示制御プログラムと記録媒体と画像表示制御方法 |
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