JP2004008610A - 抽出フィルター内蔵紙コップ蓋 - Google Patents

Abstract

【目的】コーヒーなどを内蔵し、取り付けたまま抽出できるフィルターを内蔵した紙コップ用蓋
【構成】紙コップ用成形蓋、蓋のコーヒー等の収容部、フィルターで構成される
【選択図】　図１

Description

【０００１】
【発明が解決しようとする課題】
自動販売機でレギュラーコーヒーを販売しようとすると、保健衛生上の問題が多く、機械のコストが非常に高くなっていた。また、従来から紙コップにレギュラーコーヒーやフィルターなどをセットした商品もあり、これであれば完成商品として自動販売機でも販売できるのだが、いずれもパッケージを破り、フィルターやコーヒーをセットする手間がかかっていた。
【０００２】
【課題を解決するための手段】
そこで、紙コップの蓋にコーヒーなどを内蔵できるフィルターを取り付け、かつパッケージ外装のままで、抽出できるシステムを考案した。紙コップの蓋は従来からファーストフード店などで利用されているが、その中央部にフィルターとコーヒーなどを内蔵できる空間を設けた。また、外周部には１カ所の飲み口と外部を一周する溝があり、抽出時の空気抜きとして機能するようになっている。
【０００３】
【発明の効果】
この蓋を装着した紙コップと専用の給湯器具を利用すると、外装フィルムを装着したままで、給湯することが可能になる。給湯部の先端および外周の溝と接する部分に、フィルムを破断させる刃がついており、フィルムをカットすると同時に給湯できるようになる。従って、衛生上の問題なく、入れ立てのレギュラーコーヒーなどを、自動販売機で販売できるようになる。また、外周部の溝は、給湯時の空気抜きとして作用する。また、飲用時には飲み口周辺のフィルムを除去するだけで良いため、移動中でも内容物をこぼしたりすることなく飲むことができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】全体の構成図である。
【符号の説明】
１　紙コップ蓋本体
２　フィルターおよびコーヒー等の収容部
３　飲用口
４　外周の空気抜き用溝
５　紙コップ

Claims (1)

1. コーヒーなどを内蔵し、取り付けたまま抽出できるフィルターを内蔵した紙コップ用蓋

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