【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は、ロータリ耕耘装置の均平板支持装置の改良に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
農用トラクタの後部にロータリ耕耘装置を昇降自在に連結し、ダウンカット状態で回転する耕耘爪の上方を左右方向に幅広の主耕耘カバーで被覆し、主耕耘カバーの後部にリヤー耕耘カバーの上端部を上下回動自在に取り付け、リヤー耕耘カバーの後端部には前上り状の均平板を上下回動自在に軸支し、耕耘フレームとリヤー耕耘カバーとの間に、均平板を引き上げて自重を軽減する低加圧状態で支持する均平板支持手段を設けたものは公知である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
従来装置ではダウンカット式に耕耘爪が回転するため、代掻き耕耘作業をする際に、耕耘爪により後方に向けて耕土が多量に跳ね飛ばされ、この耕土をリヤー耕耘カバー及び均平板で押圧するため左右両側に耕土がはみ出し均平な代掻き作業ができないという不具合が発生する。そこで、この発明は、このような不具合を解消しようとするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
前記問題点を解決するために、請求項１の発明は、農用トラクタの後部にロータリ耕耘装置１を昇降自在に連結し、耕耘軸６に取り付けたアップカット状態で回転する耕耘爪８，…の上方を左右方向に幅広の主耕耘カバー９で被覆し、主耕耘カバー９の後部にリヤー耕耘カバー１０の上端部を上下回動自在に取り付け、リヤー耕耘カバー１０の後端部には前上り状の均平板１２を上下回動自在に軸支し、耕耘フレームとリヤー耕耘カバー１０との間に、均平板１２を引き上げて自重を軽減する低加圧状態で支持する均平板支持手段を設けたことを特徴とする。
【０００５】
請求項１の発明は、農用トラクタが走行すると、ロータリ耕耘装置１の耕耘軸６に取り付けた耕耘爪８，…はアップカット状態で回転しながら耕耘作業をし、主耕耘カバー９及びリヤー耕耘カバー１０の内周面に沿って耕土が後方に流動し、自重を軽減する低加圧状態で支持されている均平板１２により均平される。
【０００６】
請求項２の発明は、請求項１の発明に加えて、耕耘軸６の左右の車輪跡２３，２３の左右両側には内側に土を盛り上げる内盛り耕耘爪８ｂ，…を配設し、耕耘軸６の左右の車輪跡２３，２３の中央寄りには外側に向けて土を盛り上げる外盛り耕耘爪８ａ，…を配設したことを特徴とする。
【０００７】
請求項２の発明は、請求項１の発明に加えて、耕耘軸６における左右の車輪跡２３，２３の左右両側から内盛り耕耘爪８ｂ，…により内側に土を盛り上げ、また、耕耘軸６の中央寄りの部分からは外盛り耕耘爪８ａ，…により外側に向けて土を盛り上げながら耕耘作業をする。
【０００８】
【効果】
請求項１の発明は、耕耘爪８，…によりアップカット状態で耕耘され少量の耕土が跳ね上げられ主耕耘カバー９及びリヤー耕耘カバー１０の内周面に沿って後側に向けて流動し、低加圧状態で支持している均平板１２により軽く押圧される。従って、代掻き耕耘作業時にも均平板１２の左右両側からのはみ出し泥土を少なくし均平な代掻き作業をすることができる。
【０００９】
請求項２の発明は、請求項１の発明に加えて、左右の車輪跡２３，２３の凹んだ部分に土を盛り上げながら耕耘し土量を多くすることができるので、平坦な均平跡とすることができる。
【００１０】
【発明の実施の形態】
以下、図１〜図３に基づきロータリ耕耘装置の均平板支持装置の実施例の形態について説明する。
ロータリ耕耘装置１は、図示は省略したが、農用トラクタの機体後部に上部リンク、左右の下部リンク、左右のリフトアーム及びリフトロッドを介して昇降自在に連結されている。
【００１１】
このロータリ耕耘装置１は、サイドドライブ型で次ぎのように構成されている。トラクタのＰＴＯ軸（図示省略）からユニバーサルジョイント、動力取入軸２を経て動力の伝達される伝動ボックス３、伝動ボックス３から左右一側に延出している耕耘伝動筒４、左右他側に延出している耕耘筒（図示省略）、耕耘伝動筒４の端部から下方に延出しているサイド耕耘伝動ケース５、耕耘伝動筒４及びサイド耕耘伝動ケース５に内装している耕耘伝動装置（図示省略）、左右他側の耕耘筒（図示省略）の端部から下方に延出しているサイド支持板（図示省略）、サイド耕耘伝動ケース５及びサイド支持板（図示省略）の下端部に軸架されている耕耘軸６、耕耘軸６に設けた爪ホルダ７，…に取り付けられている耕耘爪８，…、耕耘爪８，…の上外周部を被覆する主耕耘カバー９、主耕耘カバー９の後端部に上下回動自在に軸支されているリヤー耕耘カバー１０、伝動ボックス３に上方へ突出するように設けられているトップマスト１１、リヤー耕耘カバー１０の後端部に上下回動自在に枢支されている前上り状の均平板１２等により、構成されている。
【００１２】
そして、このロータリ耕耘装置１の耕耘軸６には、トラクタの機体後部のＰＴＯ軸（図示省略）からユニバーサルジョイント、動力取入軸２、耕耘伝動筒４及びサイド耕耘伝動ケース５内の耕耘伝動装置（図示省略）を経て耕耘軸６に動力が伝達されて、耕耘爪８，…が進行方向前側で上方に向けて回転するアップカット方式で回転するように構成されている。
【００１３】
また、耕耘フレーム１５の後端部にはステー１６を後方に向けて突出して設け、ステー１６に左右方向のピンにより支持筒１７を取り付けている。リヤー耕耘カバー１０の下端部に調節支持棒１８の下端部を枢支連結すると共に、調節支持棒１８の中途部を支持筒１７に上下動自在に挿入して支持し、調節支持棒１８の上端部には複数の調節孔１８ａ，…を長手方向に沿わせて設けている。調節支持棒１８にはスプリング１９（リヤー耕耘カバー１０をバネ力により持ち上げ、均平板１２を浮かし状態で支持できる強いスプリング）を介装し、また、調節支持棒１８の調節孔１８ａ，…に沿って調節板体２１を調節ピン２０により上下調節しスプリング１９の張力を調節できるように構成している。
【００１４】
しかして、図２に示すように、調節板体２１を調節ピン２０により調節支持棒１８の上端部に位置決めし、支持筒１７の上端部と調節板体２１との間にスプリング１９を挾んで支持することにより、リヤー耕耘カバー１０をスプリング１９により持ち上げて、リヤー耕耘カバー１０を低加圧状態で支持したり、あるいは、図３に示すように、調節板体２１を調節ピン２０により調節支持棒１８の中途部に位置決めし、支持筒１７の下端部と調節板体２１との間にスプリング１９を挾んで支持することにより、リヤー耕耘カバー１０を下方に押圧状態に支持することができる。
【００１５】
代掻き作業時には、アップカット方向に回転する耕耘軸６に代掻き耕耘爪８，…を装着し、リヤー耕耘カバー１０及び均平板１２を浮かしながら低加圧状態で支持する。すると、アップカット状態の代掻き耕耘爪８，…はダウンカット状態に比較して少量の耕土が主耕耘カバー９及びリヤー耕耘カバー１０の内周面に沿って後側に飛散し、低加圧状態で支持されている均平板１２により軽く押圧されて均平な代掻き面を形成することができる。
【００１６】
なお、反対方向に回転するダウンカット方式で代掻き耕耘爪８，…が回転すると、多量の耕土がリヤー耕耘カバー１０に衝突し盛り上がり状態となるので、リヤー耕耘カバー１０及び均平板１２で押圧しながら均平し、リヤー耕耘カバー１０及び均平板１２の左右両側部から耕土が漏れ出し均平に代掻きできないという不具合が発生する。しかし、前記のように構成することにより、このような不具合を解消することができる。
【００１７】
なお、主耕耘カバー９の前端下部に、飛散防止カバー２２を設けると、トラクタの運転席への耕土の飛散を防止することができる。
次に、図４に基づき耕耘軸６への耕耘爪８，…の取付状態について説明する。
耕耘軸６に耕耘爪８，…を取り付けに際しては、トラクタの左右の車輪跡２３，２３に向けて土を盛り上げるように取り付けている。即ち、左右の車輪跡２３，２３の左右両側に位置する耕耘軸６には内側に土を盛り上げる内盛り耕耘爪８ｂ，…を取り付け、左右の車輪跡２３，２３の中央寄りに位置する耕耘軸６には外側に土を盛り上げる外盛り耕耘爪８ａ，…を配置している。
【００１８】
しかして、左右の車輪跡２３，２３の部分は土量の不足で凹んでしまうが、前記のように耕耘爪の配列とすることにより、車輪跡２３，２３へ向けて土を盛り上げて土量を多くすることができ、平坦な均平跡とすることができる。
次に、図５〜図７に示す実施例について説明する。
【００１９】
この実施例は、アップカット式のロータリ耕耘装置１の後方に、畦成形・マルチフィルム部２４を左右方向に移動調節可能に取り付け、耕耘作業と同時に畦を形成し畦にフイルムを被覆するマルチフィルム作業をするにあたり、左右方向に移動する畦成形・マルチフィルム部２４の左右端部をロータリ耕耘装置１のサイドカバー２５いっぱいまで移動させずに、数ｃｍ（例えば、５〜１０ｃｍ程度）残して隙間を開けて移動させるようにして、マルチフィルムの未耕地側端部に十分土盛りしようとするものである。
【００２０】
畦成形後にマルチフィルムを被覆する場合には、マルチフィルムの両端部に土かけディスクで土をかけマルチフィルムが風で飛ばないようにする。その際に、左右方向に移動する畦成形・マルチフィルム部２４の左右端部をロータリ耕耘装置１のサイドカバー２５いっぱいまで寄せると、未耕地側では土かけ用の土が不足し、マルチフィルムに十分な土かけができないという不具合が発生する。そこで、この実施例はこのような不具合を解消しようとするものである。
【００２１】
ロータリ耕耘装置１の後部には昇降アーム２６，２６を昇降調節自在に設け、この昇降アーム２６，２６の後端部に角パイプ材からなるリヤーヒッチ２７を取り付け、リヤーヒッチ２７に畦成形・マルチフィルム部２４を左右方向に移動調節自在に取り付けている。
【００２２】
畦成形・マルチフィルム部２４は、左右の畦成形板２８，２８、畦の上面を鎮圧する上面鎮圧均平板２９、フイルム支持ローラー（図示省略）、フイルムを案内する左・右ユルミローラー（図示省略）、左・右フイルム押え体（図示省略）、左右の土寄せフレームに取り付けられている左・右鎮圧ローラー３０，３０、溝部の土を切削する左・右カット板（図示省略）及びフイルムの両端部に土盛りする左・右土盛りデスク（図示省略）等により構成されていて、耕耘作業をしながら幅広の畦を形成しフィルムを被覆していくものである。
【００２３】
前記昇降アーム２６，２６のフレーム部にはポテンショメータ３１付きの電動シリンダ３２を取り付け、電動シリンダ３２の伸縮移動部に畦成形・マルチフィルム部２４のフレーム部を連結して、畦成形・マルチフィルム部２４を左右方向に移動調節自在に構成している。なお、ロータリ耕耘装置１のカバーオフセット側端部には、サイドカバー２５と左右の畦成形板２８，２８との間に耕耘土壌が飛散する飛散間隔を設け、土盛り用の土を多く確保するようし構成している。
【００２４】
コントローラ３３の入力側には、マルチモード入／切スイッチ３４、電動シリンダ３２を左側に移動する左移動スイッチ３５、電動シリンダ３２を右側に移動する右移動スイッチ３６、畦成形幅を設定する畦幅設定ダイヤル３７を接続し、また、コントローラ３３の出力側には電動シリンダ３２の駆動手段である電動モータを接続している。
【００２５】
しかして、畦幅設定ダイヤル３７を操作し畦幅を設定すると、所定の計算式により畦成形・マルチフィルム部２４の左右端部をロータリ耕耘装置１の中心から左右のサイドカバー２５，２５いっぱいまで移動するオフセット量が決定される。次いで、マルチモード入／切スイッチ３４をＯＮしてマルチ作業モードを選択すると、コントローラ３３の制御部により所定の計算式により設定オフセット量から例えば−５ｃｍ内側に補正される。
【００２６】
次いで、トラクタの方向変換時に、未耕地側の左・右移動スイッチ３５，３６の何れかをＯＮすると、コントローラ３３からの指令により、畦成形・マルチフィルム部２４の未耕地側端部をロータリ耕耘装置１のサイドカバー２５いっぱいまで移動させずに、例えば、５ｃｍ程度残して未耕地から隙間を残して移動させる。従って、マルチフィルムの未耕地側の土盛り用の土を十分確保し、マルチフィルムの未耕地側端部に十分に土盛りすることができる。
【００２７】
また、マルチモード入／切スイッチ３４をＯＦＦにしてマルチ作業モードの選択を解除すると、前記−５ｃｍの内側への補正が解除される。しかして、左・右移動スイッチ３５，３６の何れかをＯＮすると、コントローラ３３からの指令により、畦成形・マルチフィルム部２４の未耕地側端部をロータリ耕耘装置１のサイドカバー２５いっぱいまで移動させる。図７はその制御フローを示すものである。
【００２８】
また、図８に示すように、ロータリ耕耘装置１の後方に、畦成形・マルチフィルム部２４を電動シリンダ３２により左右方向に移動調節可能に構成し、また、左・右畦成形板２８，２８を上面鎮圧均平板１２に対して左右方向に移動調節自在に連結し、畦成形板フレーム３８に左・右畦成形板２８，２８を左右移動自在に支持し、畦成形板電動シリンダ３９により移動調節できる構成とし、電動シリンダ３２及び畦成形板電動シリンダ３９をスイッチ操作して夫れ夫れ移動調節する構成としてもよい。このように構成することにより、トラクタから降りなくても、畦成形機の幅を変更調節することができ操作性を向上させることができる。
【００２９】
図９及び図１０に基づき畦成形・マルチフィルム部２４を左右に移動調節する他の実施例について説明する。
この実施例は、ロータリ耕耘装置１の後方に、畦成形・マルチフィルム部２４を左右方向に移動調節可能に取り付け、マルチフィルム作業時には、左右方向に移動する畦成形・マルチフィルム部２４をロータリ耕耘装置１における未耕地側のサイドカバー２５いっぱいまで移動させずに、数ｃｍ（例えば、５〜１０ｃｍ程度）内側に移動させて、マルチフィルムの未耕地側端部に十分土盛りをしようとするものにおいて、トラクタの方向変向時におけるロータリ耕耘装置１の上昇（あるいはトラクタのステアリングハンドルの回向操作等）に関連して、ロータリ耕耘装置１に対する畔成形・マルチフィルム部２４の回向前のオフセット状態から回向後のオフセット状態に自動的に移動調節し、操作を簡単にしながら回向後のマルチフィルムの未耕地側端部に十分土盛りをしようとするものである。
【００３０】
図９に示すように、コントローラ３３の入力側には、トラクタのリフトアーム４０の最上昇位置への回動を検するリフトアップリミットスイッチ４１、ロータリ耕耘装置１の左側端部からの補正オフセット位置を検出する左リミットスイッチ４２、及び、ロータリ耕耘装置１の右側端部からの補正オフセット位置を検出する右リミットスイッチ４３を接続し、また、コントローラ３３の出力側には電動シリンダ３２の駆動用モータ４４を接続している。
【００３１】
しかして、往路の耕耘・マルチフィルム作業が終了すると、リフトレバー（図示省略）及びステアリングハンドル（図示省略）を操作する。すると、リフトアーム４０が上昇しリフトアップリミットスイッチ４１がリフトアーム４０の最上昇位置への上昇を検出すると、左リミットスイッチ４２がＯＦＦで右リミットスイッチ４３がＯＮの場合には、電動シリンダ３２が伸長して、畦成形・マルチフィルム部２４を左側に移動する。そして、左リミットスイッチ４２がＯＮすると、電動シリンダ３２の伸長が停止し、畦成形・マルチフィルム部２４の左側端部がロータリ耕耘装置１の左サイドカバーから例えば５ｃｍ内側で停止する。次いで、リフトレバー（図示省略）を下降位置に操作しロータリ耕耘装置１及び畦成形・マルチフィルム部２４を下降させ復路の耕耘・マルチフィルム作業を開始する。
【００３２】
また、復路の耕耘・マルチフィルム作業が終了すると、リフトレバー（図示省略）及びステアリングハンドル（図示省略）を操作し方向変向をする。すると、リフトアーム４０が上昇しリフトアップリミットスイッチ４１がリフトアーム４０の最上昇位置への上昇を検出すると、右リミットスイッチ４３がＯＦＦで左リミットスイッチ４２がＯＮの場合には、電動シリンダ３２が短縮して、畦成形・マルチフィルム部２４を右側に移動する。そして、右リミットスイッチ４３がＯＮすると、電動シリンダ３２の短縮が停止し、畦成形・マルチフィルム部２４の右側端部がロータリ耕耘装置１の右サイドカバーから例えば５ｃｍ内側で停止する。このようにして耕耘・マルチフィルム作業を継続するものである。なお、図１０はその制御フローを示すものである。
【００３３】
この実施例では、前記のように、ロータリ耕耘装置１に対する畦成形・マルチフィルム部２４のオフセット移動を簡単な操作で行ないながら、マルチフィルムの未耕地側端部に十分土盛りすることができる。
次に、図１１〜図１３に基づき畦成形機の他の実施例について説明する。
【００３４】
アップカット式のロータリ耕耘装置１の後方には昇降自在にリヤーヒッチ２７を設け、リヤーヒッチ２７には左右の畦成形板２８，２８を取り付けている。この左右の畦成形板２８，２８の左右外側端部を、耕耘装置１の左・右サイドカバー２５よりも所定長さ（例えば５ｃｍ程度）内側に寄せて取り付け、耕耘軸６の左右外側端部には外側に屈曲した残耕処理爪４５を取り付けて、左・右サイドカバー２５いっぱいまで耕耘できるように構成している。左右の畦成形板２８，２８における残耕処理爪４５の後方部位には、未耕地表面より上方に位置するストッパカバー４６を設けている。
【００３５】
ロータリ耕耘装置１の耕耘幅全体を左右の畦成形板２８，２８で覆い耕土の後方への飛散を防止すると、左右の畦成形板の外側端部が未耕地に接触して削り馬力をロスする。また、左右の畦成形板２８，２８を耕耘幅の内側に寄せると、畦の溝部に土がこぼれ野菜移植機の走行に支障を来す等の不具合が発生する。しかし、この実施例では、前記のように構成することにより、畦成形板２８，２８による未耕地の切削を防止しながら、耕土の後方へのこぼれを防止し、きれいな畦立て作業をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】ロータリ耕耘装置の側面図
【図２】要部の側面図
【図３】要部の側面図
【図４】要部の背面図
【図５】要部の斜視図
【図６】ブロック図
【図７】フローチャート
【図８】要部の背面図
【図９】要部の側面図
【図１０】フローチャート
【図１１】要部の側面図
【図１２】要部の平面図
【図１３】要部の平面図、切断背面図
【符号の説明】
１ ロータリ耕耘装置
６ 耕耘軸
８ 耕耘爪
９ 主耕耘カバー
１０ リヤー耕耘カバー
１２ 均平板
２３ 車輪跡
８ａ 外盛り耕耘爪
８ｂ 内盛り耕耘爪[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to an improvement in a flat plate support device for a rotary tillage device.
[0002]
[Prior art]
A rotary tilling device is connected to the rear of the agricultural tractor so as to be able to move up and down freely.The upper part of the tilling claw that rotates in the down-cut state is covered with a wide main tilling cover in the left and right direction. Is mounted on the rear end of the rear tilling cover so that the leveling plate can be pivoted up and down freely, and between the cultivation frame and the rear cultivation cover, the flattening plate is pulled up to its own weight. It is publicly known to provide a leveling plate supporting means for supporting under a low pressure state to reduce the pressure.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
With the conventional device, the tilling claw rotates in a down-cut type, so that when tilling tilling work is performed, a large amount of cultivated soil is bounced backward by the tilling claw, and this cultivated soil is pressed by the rear tillage cover and the leveling plate. There is a problem that the cultivated soil protrudes on both the left and right sides and a uniform scraping operation cannot be performed. Therefore, the present invention is to solve such a problem.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-mentioned problems, the invention of claim 1 relates to a rotary tilling device 1 which is connected to a rear portion of an agricultural tractor so as to be able to move up and down, and which is attached to a tilling shaft 6 and which rotates in an up-cut state. The upper part is covered with a wide main cultivation cover 9 in the left-right direction, and the upper end of a rear cultivation cover 10 is attached to the rear part of the main cultivation cover 9 so as to be vertically rotatable. And a flat plate supporting means for supporting the flat plate 12 in a low pressure state between the tilling frame and the rear tilling cover 10 to raise the flat plate 12 to reduce its own weight. It is characterized by the following.
[0005]
According to the invention of claim 1, when the agricultural tractor travels, the tilling claws 8,... Attached to the tilling shaft 6 of the rotary tilling device 1 perform the tilling operation while rotating in the up-cut state, and the main tilling cover 9 and the rear tilling cover. The cultivated soil flows backward along the inner peripheral surface of 10 and is leveled by the leveling plate 12 supported in a low pressure state to reduce its own weight.
[0006]
According to the invention of claim 2, in addition to the invention of claim 1, on the left and right sides of the left and right wheel marks 23, 23 of the tilling shaft 6, an inner embankment tilling claw 8b, which swells the soil inside, is disposed. At the center of the left and right wheel marks 23, 23 on the shaft 6, outer tilling claws 8a,... For raising the soil outward are arranged.
[0007]
According to the invention of claim 2, in addition to the invention of claim 1, the soil is raised inside from the left and right sides of the left and right wheel marks 23, 23 on the tilling shaft 6 by the inner tilling claws 8b,. The tilling work is performed while the soil is raised to the outside by the outer tilling claws 8a,.
[0008]
【effect】
According to the invention of claim 1, the tilling claws 8, ... are tilled in an up-cut state, a small amount of cultivated soil is flipped up, and flows toward the rear along the inner circumferential surfaces of the main tilling cover 9 and the rear tilling cover 10, It is lightly pressed by the leveling plate 12 supported in a low pressure state. Accordingly, even during the tillage tilling work, the muddy soil that protrudes from the left and right sides of the leveling plate 12 can be reduced, and the leveling wiping work can be performed.
[0009]
According to the second aspect of the present invention, in addition to the first aspect of the present invention, the soil can be plowed while the soil is raised in the recessed portions of the left and right wheel traces 23, 23 to increase the amount of soil. can do.
[0010]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of a leveling plate support device of a rotary tilling device will be described with reference to FIGS. 1 to 3.
Although not shown, the rotary tilling apparatus 1 is connected to the rear part of the body of the agricultural tractor so as to be able to move up and down via upper links, left and right lower links, left and right lift arms and lift rods.
[0011]
This rotary tilling apparatus 1 is of a side drive type and configured as follows. A power transmission box 3 to which power is transmitted from a PTO shaft (not shown) of the tractor via a universal joint and a power intake shaft 2, a tilling transmission cylinder 4 extending from the power transmission box 3 to one side on the left and right, and extending to the other side on the left and right. A tilling tube (not shown) that extends, a side tilling transmission case 5 extending downward from an end of the tilling transmission tube 4, a tilling transmission tube 4, and a tilling transmission device (shown in FIG. (Omitted), a side support plate (not shown) extending downward from the end of the tilling tube (not shown) on the left and right side, and a shaft mounted on the lower end of the side tilling transmission case 5 and the side support plate (not shown). , The main cultivation cover 9 covering the upper and outer peripheral portions of the cultivating claws 8,... Attached to the claw holders 7, provided on the cultivating shaft 6,. Pivotable up and down at the rear end Rear tilling cover 10, a top mast 11 provided on the transmission box 3 so as to protrude upward, and a forward-upward uniformity pivotally supported by the rear end of the rear tilling cover 10 so as to be vertically rotatable. It is constituted by the flat plate 12 and the like.
[0012]
The tilling shaft 6 of the rotary tilling device 1 is provided with a universal joint, a power intake shaft 2, a tilling transmission tube 4, and a tilling transmission device in a side tilling transmission case 5 from a PTO shaft (not shown) at the rear of the body of the tractor. Power is transmitted to the tilling shaft 6 via a not-illustrated part, and the tilling claws 8,... Rotate in an up-cut manner in which the tilling claws rotate upward on the front side in the traveling direction.
[0013]
A stay 16 is provided at the rear end of the tilling frame 15 so as to protrude rearward, and a support cylinder 17 is attached to the stay 16 with a pin in the left-right direction. The lower end of the adjustment support rod 18 is pivotally connected to the lower end of the rear tilling cover 10, and a middle part of the adjustment support rod 18 is vertically movably inserted into and supported by the support cylinder 17. The part is provided with a plurality of adjustment holes 18a,... Along the longitudinal direction. The adjusting support rod 18 is provided with a spring 19 (a strong spring capable of lifting the rear cultivation cover 10 by a spring force and supporting the leveling plate 12 in a floating state), and along the adjusting holes 18a,. The adjusting plate 21 is vertically adjusted by the adjusting pin 20 so that the tension of the spring 19 can be adjusted.
[0014]
Thus, as shown in FIG. 2, the adjusting plate 21 is positioned at the upper end of the adjusting support rod 18 by the adjusting pin 20, and the spring 19 is sandwiched between the upper end of the support cylinder 17 and the adjusting plate 21. By supporting, the rear tilling cover 10 is lifted by the spring 19 to support the rear tilling cover 10 in a low pressure state, or the adjusting plate 21 is adjusted and supported by the adjusting pin 20 as shown in FIG. The rear tilling cover 10 can be supported in a pressed state by positioning the rod 18 in the middle and supporting the spring 19 between the lower end of the support cylinder 17 and the adjusting plate 21 with a spring 19 interposed therebetween.
[0015]
At the time of the scraping operation, the scraping tilling claws 8,... Are mounted on the tilling shaft 6 rotating in the up-cut direction, and the rear till cover 10 and the leveling plate 12 are supported in a low pressure state while floating. Then, a small amount of cultivated soil is scattered to the rear side along the inner circumferential surface of the main cultivation cover 9 and the rear cultivation cover 10 in the up-cut state, instead of the down-cut state. , And is pressed lightly by the leveling plate 12 supported by the fins, thereby forming a flat scraping surface.
[0016]
When the tillage tilling claws 8,... Rotate in the down-cut method that rotates in the opposite direction, a large amount of cultivated soil collides with the rear tilling cover 10 to be in a swelling state. Leveling, the cultivated soil leaks from the left and right sides of the rear tilling cover 10 and the leveling plate 12, and a problem that the leveling cannot be carried out uniformly occurs. However, such a problem can be solved by configuring as described above.
[0017]
If a scattering prevention cover 22 is provided below the front end of the main tillage cover 9, scattering of the cultivated soil to the driver's seat of the tractor can be prevented.
Next, the mounting state of the tilling claws 8,... To the tilling shaft 6 will be described with reference to FIG.
When the tilling claws 8,... Are attached to the tilling shaft 6, they are attached so that the soil is raised toward the left and right wheel marks 23, 23 of the tractor. That is, the tilling shafts 6 located on the left and right sides of the left and right wheel traces 23, 23 are provided with inner tilling claws 8b,... For raising the soil inside, and the tilling shafts located near the center of the left and right wheel traces 23, 23. In 6, outer tilling claws 8 a,.
[0018]
Thus, the left and right wheel marks 23, 23 are dented due to lack of soil volume. However, by arranging the tilling claws as described above, the soil is raised toward the wheel marks 23, 23 and the soil volume is increased. Can be increased, and a flat level trace can be obtained.
Next, an embodiment shown in FIGS. 5 to 7 will be described.
[0019]
In this embodiment, a ridge forming / multi-film portion 24 is attached to the rear of the up-cut type rotary tilling apparatus 1 so that the ridge forming / multi-film portion 24 can be moved and adjusted in the left-right direction. In performing the operation, the left and right ends of the ridge forming / multi-film portion 24 moving in the left-right direction are not moved to the side cover 25 of the rotary tilling apparatus 1, but a few cm (for example, about 5 to 10 cm) are left. The mulch film is opened and moved so as to sufficiently fill the uncultivated land side end of the multi-film.
[0020]
When the multi-film is coated after the ridge formation, soil is applied to both ends of the multi-film with a soiling disc so that the multi-film does not fly by wind. At this time, when the left and right ends of the ridge forming / multi-film portion 24 moving in the left-right direction are brought close to the side cover 25 of the rotary tilling apparatus 1, the soil for laying is insufficient on the uncultivated land side, and the multi-film is formed. A problem occurs that sufficient soiling cannot be performed. Therefore, this embodiment is to solve such a problem.
[0021]
Elevating arms 26, 26 are provided at the rear part of the rotary tilling apparatus 1 so as to be vertically movable. A rear hitch 27 made of a square pipe material is attached to the rear end of the elevating arms 26, 26, and a ridge forming / multi-film part is formed on the rear hitch 27. 24 is mounted so as to be movable in the left-right direction.
[0022]
The ridge forming / multi-film portion 24 includes left and right ridge forming plates 28, 28, an upper flattening equalizing plate 29 for reducing the upper surface of the ridge, a film supporting roller (not shown), and left and right urumi rollers (not shown) for guiding the film. ), Left and right film holders (not shown), left and right pressure-reducing rollers 30, 30 attached to the left and right soil gathering frames, left and right cut plates (not shown) for cutting the soil in the grooves, and both ends of the film. It is composed of left and right embankment desks (not shown) that are embanked in the section, and forms wide ridges and covers the film while tilling work.
[0023]
An electric cylinder 32 with a potentiometer 31 is attached to the frame portions of the elevating arms 26, 26, and the frame portion of the ridge forming / multi-film portion 24 is connected to a telescopic moving portion of the electric cylinder 32 to form a ridge forming / multi-film portion. 24 is configured to be freely movable in the left-right direction. At the cover offset side end of the rotary tilling apparatus 1, a scattering interval at which the cultivated soil is scattered is provided between the side cover 25 and the left and right ridge forming plates 28, 28 so that a large amount of soil for embankment is secured. It is composed.
[0024]
On the input side of the controller 33, a multi-mode on / off switch 34, a left movement switch 35 for moving the electric cylinder 32 to the left, a right movement switch 36 for moving the electric cylinder 32 to the right, and a ridge width for setting a ridge forming width. A setting dial 37 is connected, and an output side of the controller 33 is connected to an electric motor that is a driving unit of the electric cylinder 32.
[0025]
When the ridge width is set by operating the ridge width setting dial 37, the left and right ends of the ridge forming / multi-film portion 24 are extended from the center of the rotary tilling apparatus 1 to the left and right side covers 25, 25 by a predetermined calculation formula. The moving offset amount is determined. Next, when the multi-mode on / off switch 34 is turned on to select the multi-work mode, the control unit of the controller 33 corrects the set offset amount to, for example, -5 cm inward from the set offset amount by a predetermined calculation formula.
[0026]
Next, when the direction of the tractor is changed, when one of the left and right movement switches 35 and 36 on the non-cultivated land side is turned on, the non-cultivated land side end of the row forming / multi-film portion 24 is rotary-tiled by a command from the controller 33. Instead of moving the side cover 25 of the apparatus 1 to the full extent, the apparatus 1 is moved while leaving a gap from uncultivated land, for example, leaving about 5 cm. Therefore, it is possible to sufficiently secure the soil for the embankment on the uncultivated land side of the multi-film, and to sufficiently fill the end of the multi-film on the uncultivated land side.
[0027]
When the multi-mode ON / OFF switch 34 is turned off to cancel the selection of the multi-work mode, the correction to the inside of -5 cm is cancelled. When any of the left and right movement switches 35 and 36 is turned on, the uncultivated land side end of the ridge forming / multi-film portion 24 is moved to the full side cover 25 of the rotary tilling device 1 by a command from the controller 33. Let it. FIG. 7 shows the control flow.
[0028]
As shown in FIG. 8, the ridge forming / multi-film portion 24 is configured to be movable in the left and right direction by an electric cylinder 32 behind the rotary tillage device 1, and left and right ridge forming plates 28, 28. The left and right ridge forming plates 28, 28 are supported on the ridge forming plate frame 38 so as to be movable left and right, and are moved by the ridge forming plate electric cylinder 39. The configuration may be such that the electric cylinder 32 and the ridge forming plate electric cylinder 39 are operated by switches to adjust the respective movements. With this configuration, it is possible to change and adjust the width of the ridge forming machine without getting off the tractor, thereby improving operability.
[0029]
Another embodiment for moving and adjusting the ridge forming / multi-film portion 24 to the left and right will be described with reference to FIGS. 9 and 10.
In this embodiment, the ridge forming / multi-film portion 24 is attached to the rear of the rotary tillable device 1 so as to be movable in the left-right direction. In the apparatus 1 in which the side cover 25 on the uncultivated land side is not moved to the full, but is moved inward by several cm (for example, about 5 to 10 cm) to sufficiently fill the uncultivated land side end of the multi-film. In connection with the rise of the rotary tilling device 1 when the tractor changes direction (or the turning operation of the steering handle of the tractor, etc.), the offset state before the turning of the ridge forming / multi-film portion 24 with respect to the rotary tilling device 1. Automatically adjusts to the offset state after turning, and simplifies the operation while turning the multi-film after turning. It is intended to sufficiently stutter on arable end.
[0030]
As shown in FIG. 9, on the input side of the controller 33, a lift-up limit switch 41 for detecting the rotation of the lift arm 40 of the tractor to the highest position, a correction offset position from the left end of the rotary tillage device 1. And a right limit switch 43 for detecting a corrected offset position from the right end of the rotary tilling device 1. A drive motor of the electric cylinder 32 is connected to an output side of the controller 33. 44 are connected.
[0031]
When the tilling and multi-film work on the outward path are completed, the lift lever (not shown) and the steering handle (not shown) are operated. Then, when the lift arm 40 is lifted and the lift-up limit switch 41 detects the lift of the lift arm 40 to the highest position, when the left limit switch 42 is OFF and the right limit switch 43 is ON, the electric cylinder 32 is turned off. It extends and moves the ridge forming / multi-film part 24 to the left. When the left limit switch 42 is turned ON, the extension of the electric cylinder 32 stops, and the left end of the ridge forming / multi-film portion 24 stops, for example, 5 cm inside the left side cover of the rotary tilling apparatus 1. Next, the lift lever (not shown) is operated to the lowered position to lower the rotary tilling device 1 and the ridge forming / multi-film portion 24 to start the return tilling / multi-film work.
[0032]
When the tilling and multi-film work on the return path are completed, the direction is changed by operating the lift lever (not shown) and the steering handle (not shown). Then, when the lift arm 40 rises and the lift-up limit switch 41 detects that the lift arm 40 has risen to the highest position, when the right limit switch 43 is off and the left limit switch 42 is on, the electric cylinder 32 is turned off. After shortening, the ridge forming / multi-film portion 24 is moved to the right. Then, when the right limit switch 43 is turned ON, the shortening of the electric cylinder 32 stops, and the right end of the ridge forming / multi-film portion 24 stops, for example, 5 cm inside the right side cover of the rotary tilling apparatus 1. In this way, tillage and multi-film work are continued. FIG. 10 shows the control flow.
[0033]
In this embodiment, as described above, it is possible to sufficiently fill the uncultivated land side end of the multi-film while performing the ridge forming / offset movement of the multi-film portion 24 with respect to the rotary tillage device 1 by a simple operation.
Next, another embodiment of the ridge forming machine will be described with reference to FIGS.
[0034]
A rear hitch 27 is provided at the rear of the rotary tilling apparatus 1 of the up-cut type so as to be able to move up and down, and left and right ridge forming plates 28 are attached to the rear hitch 27. The left and right outer end portions of the left and right ridge forming plates 28, 28 are attached to the left and right side covers 25 of the tillage device 1 inward by a predetermined length (for example, about 5 cm), and the left and right outer end portions of the tillable shaft 6 are attached. Is attached to the left and right side covers 25 so that the left and right side covers 25 can be plowed. A stopper cover 46 located above the surface of the uncultivated land is provided on the left and right ridge forming plates 28, 28 behind the residual tillage processing claw 45.
[0035]
When the entire tillage width of the rotary tillage device 1 is covered with the left and right ridge forming plates 28 and 28 to prevent scattering of the cultivated soil to the rear, the outer ends of the left and right ridge forming plates come into contact with the uncultivated land and lose horsepower. . In addition, if the left and right ridge forming plates 28, 28 are moved toward the inside of the tillage width, soil will spill out into the grooves of the ridges, causing problems such as hindrance to running of the vegetable transplanter. However, in this embodiment, the configuration as described above makes it possible to prevent the cultivated soil from being spilled to the rear while preventing cutting of the uncultivated land by the ridge forming plates 28, 28, thereby performing a clean ridge work. it can.
[Brief description of the drawings]
1 is a side view of a rotary tillage device [FIG. 2] a side view of a main part [FIG. 3] a side view of a main part [FIG. 4] a rear view of a main part [FIG. 5] a perspective view of a main part [FIG. Block diagram [Fig. 7] Flow chart [Fig. 8] Rear view of main part [Fig. 9] Side view of main part [Fig. 10] Flow chart [Fig. 11] Side view of main part [Fig. 12] Plan view of main part [Fig. 13: Plan view and cut rear view of main parts [Description of reference numerals]
Reference Signs List 1 rotary tillage device 6 tillage shaft 8 tillage claw 9 main tillage cover 10 rear tillage cover 12 equalizing plate 23 wheel mark 8a outer crest tillage claw 8b inner crest tillage claw
