JP2004006421A - 面光源装置 - Google Patents

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諫本 圭史
Masayuki Shinohara
篠原 正幸
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Abstract

【課題】面光源装置において、光源から導光板に入射された光の指向性分布の輝度のばらつきを改善することができ、均一な照明を可能とする。
【解決手段】導光板12表面に、導光する光を光源13の方向に反射させる輝度調整用パターン150を設ける。輝度調整用パターン150に入射する光は光源13側へ反射させられ、光源13と輝度調整用パターン150との間で多重反射が起き、輝度調整用パターン150のない方向への光が増加する。輝度調整用パターン150が、導光板12に入射された光の指向性分布の輝度の高い角度方向に設置されていることで、導光板12から出射される光の指向性分布の輝度ばらつきを調整することができる。
【選択図】図9




Description

 本発明は、導光板を用いた面光源装置に関し、特に、光源から導光板への光結合の効率向上を図る技術に関するものである。
 従来、照明等に主に用いられる面光源装置として、LED等の光源からの光を導光板に入射させ、面状に広げて出射させる構成のものがあり、各種電気機器等の液晶表示画面のバックライト光源装置として広く用いられている。この種の導光型の面光源装置を図1の斜視図及び図2の断面図により示す。この面光源装置100は、光を閉じ込めるための導光板2と、発光部3(以下、光源という)と、反射板4とから構成されている。導光板2は、ポリカーボネイト樹脂やメタクリル樹脂等の透明で屈折率の大きな樹脂により形成されており、導光板2の下面には凹凸加工や拡散反射インクのドット印刷等によって拡散パターン5が形成されている。光源3は、回路基板3a上に複数のLEDなどのいわゆる点光源3bを実装したものであって、導光板2の側面(光入射面7)に対向している。反射板4は、反射率の高い、例えば、白色樹脂シートによって形成されており、その両側部は、両面テープ8によって導光板2の下面に貼り付けられている。
 しかして、図2に示すように、光源3から出射されて光入射面7から導光板2の内部に導かれた光fは、導光板2内部で全反射することによって導光板2内部に閉じ込められる。導光板2内部の光fは、拡散パターン5に入射すると、拡散反射され、光出射面6へ向けて全反射の臨界角よりも小さな角度で反射された光fが、光出射面6から外部へ取り出される。また、導光板2下面の拡散パターン5の存在しない箇所を透過した光fは、反射板4によって反射されて、再び導光板2内部へ戻るので、導光板2下面からの光量損失を防止することができる。
 ところで、上述したように、LEDを光源とした導光型のバックライト面光源装置においては、LEDの出射光を導光板に結合しなければならず、また、導光板に結合させた光を拡散パターンにより面状に広げているため、制御性が必ずしも良くなく、高効率、高均一性に限界があり、また、設計が容易でない。従来では、照明等インコヒーレント光を導光板に結合するための構成として、いわゆるベクター(方向)放射結合型のものが知られている。
 ベクター放射結合型のバックライトの構成を図3(a)(b)に示す。LEDから成る光源3は導光板2の端面の一点に局在化されており、それを中心に導光板2の下面には、拡散パターン5が同心円上に配列されている。光源3から導光板2に光結合部3cを経て結合された光は放射状に広がり、拡散パターン5によって出射される。導光板2の下方には反射板4が設けられている。光は光源3を中心に導光板2の中を直線的に導光させる。これにより、出射光は、導光量と放射損失係数との積で表すことができる。放射損失係数を導光量低下を補うように増加させることで、均一な出射光量を得るようにする。拡散パターン5は、導光方向に対して垂直な方向に一様な形状にし、これにより、パターンに当たった光で出射されなかった光も、導光方向が変わることなく直線的な導光が得られる。
 ここに、光が直線的に導光することから、光源3の指向性制御を行う必要があり、光結合部3cの形状を制御する。図4に本バックライト構成の理想的な光源の指向性を示す。光源3から導光板2の出射領域の端までの距離の2乗にほぼ比例する。このため、図示の対角θa方向に相対強度のピークが現れ、光源指向性の補正が必要となる。そこで、図3(b)に示すように、光源結合部3cのレンズ作用を用いて、対角θa方向に光を屈折させ補正している。また、実際には、理想的な指向性と完全に一致させることは不可能であって、光源3からの出射方向に依存する輝度むらが発生するので、輝度の強い方向のパターン密度を下げ、低い方向へ合わせることにより、均一性が得られるようにする。
 ところで、上述したようなベクター放射結合方式の面光源装置において、均一な照射を実現するためには、図5のグラフの実線で示すような入射光の指向性分布が必要である。この分布形状は、光源から導光板への光の取り込み口の形状で制御するが、実際には、完全に実現できるわけではなく、破線で示すような形状になってしまう。このずれは、各方向ごとの輝度ばらつきを生じる原因であり、導光型面光源における大きな課題である。
 さらには、理想的な指向性分布からのずれは、光源が理想的な点光源でないために生じる。指向性分布のずれを図6(a)に示し、光源の大きさによる出射光のずれを図6(b)に示している。光源が完全な点光源であれば、図7の実線で示すような理想的な分布が、光取り込み形状を制御することによりできる。しかし、実際の光源は幅を持っているため、破線で示すように、理想的な光から少しづつずれた光も生じる。出射光は全ての光の合成であるから、指向性分布は、図7に示すように、なまった分布形状となる。光源が大きさを持つことは避けられないことから、このずれは本質的な問題である。
 本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、光源から導光板に入射された光の指向性分布の輝度のばらつきを改善することができ、均一な照明が可能な面光源装置を提供することを目的とする。
 上記目的を達成するために請求項1の発明は、平板状の導光板と、導光板の端面に光が入射するように設置された、導光板の幅に比べて幅の狭い光源と、導光板内を導光する光を出射する、導光板表面に設けられた光出射用パターンと、導光板内を導光する光を光源の方向に反射させる、導光板表面に設けられた輝度調整用パターンと、を備えた面光源装置である。
 上記構成においては、照明の光源が点光源で、光源と導光板との結合方式がベクター結合であることで、導光板の輝度調整用パターンに入射する光は、光源から真っ直ぐに来る光となる。そして、輝度調整用パターンに入射する光は、光源側へ反射させられる。そのため、光源と輝度調整用パターンとの間で多重反射が起き、光源側では拡散反射成分が生じ、輝度調整用パターンのない方向への光が増加する。従って、この輝度調整用パターンが、導光板に入射された光の指向性分布の輝度の高い角度方向に設置されていることにより、導光板から出射される光の指向性分布の輝度ばらつきを調整する機能を果たす。さらに、導光板内を導光される光は導光板表面に設けられた光出射用パターンに当たることで出射される。こうして光出射されることで、均一な照射が可能となる。
 本発明によれば、導光板に設けた輝度調整用パターンが導光板内を導光する光を光源側へ反射させるので、この輝度調整用パターンが導光板に入射された光の指向性分布の輝度の高い角度方向に設置されていることにより、輝度調整用パターンと光源の間で多重反射が起き、光源側での拡散反射成分のために、輝度調整用パターンのない方向への光が増加する。その結果、導光板から出射される光の指向性分布の輝度ばらつきが解消され、導光板に設けられた光出射用パターンにより出射される光は均一なものとなり、均一な照明が可能となる。
 以下、本発明を具体化した一実施形態を図面を参照して説明する。
 図8は本実施形態による面光源装置の外観図である。この面光源装置は、各種電気機器等の液晶表示画面のバックライトとして使用される。面光源装置11は、光を閉じ込めて導光させる矩形平板状の透明媒体である導光板12と、この導光板12の端面から光が入射するように設置された光源13と、導光板12の非出射面側(図では下面)の平板上に設けられたシート又は薄板状の反射板14と、導光板12の平板上の一面に設けられた凹凸状の光出射用パターン15と、導光板12内を導光する光を光源13の方向に反射させる凹又は凸の輝度調整用パターン150とから構成される。光源13としては、導光板12の幅寸法に比べて十分に幅の狭いLEDモジュール等を用いる。
 輝度調整用パターン150は、導光板12表面の光源13に比較的近い位置で、導光板12に入射された光の指向性分布の輝度の高い角度方向に設置されている(詳細構成は後述)。この導光板12から光を出射させる機構は、基本的には上述の従来技術で説明したものと同等であり、光源13から導光板12内に導入された光は、導光板12内で全反射され、混ぜ合わされて出射用のパターン15により外部へ出射される。なお、導光板12の厚みは、1mm程度のものを用いる。
 図9(a)(b)(c)に、上記面光源装置11における輝度調整用パターン150の構成を示す。ここに示す輝度調整用パターン150は凸パターンであり(以下、輝度調整用パターン150を凸パターン150という)、その光源13から遠い側の面は、少なくとも一組の互いにほぼ直交する直角プリズム状の面15aからなり、そのほぼ直交する面は、その間の交角をほぼ2等分する平面が光源13を通り、かつ導光板12表面に垂直になる角度で設置され、直交する面の交線と導光板表面の角度は67.5°以上とする。また、この面と光源側の面との間の角度は、ほぼ90°又はそれ以上とする。すなわち、凸パターン150の光源13に近い側の面と導光板12表面の角度は、22.5°以下とする。これにより、プリズムで反射された光が、光源13側の面に当たっても外へ出ないようになる。
 ここで考える照明の光源13は、導光板12の横幅方向寸法に比べて十分に幅の狭い点光源であり、導光板12との結合方式も従来技術で説明したようなベクター結合である。このため、図10(a)(b)に示すように、凸パターン150の直角プリズム15aに入射する光は、光源13から真っ直ぐに来る光である。直角プリズム15aに垂直に光が入射した場合、その光は逆方向に反射させられる。また、図11(a)(b)に示すように、直角プリズム15aが傾いた場合でも、上から見た時に傾いていない角度であれば、全反射角を保っているため、光を逆方向に反射させる。この原理より、本実形態による凸パターン150の直角プリズム15a面は、全反射を生じさせる。
 直角プリズム15aは、入射した光を確実に2回反射させるように、十分に長い方が望ましい。または、ピッチが十分小さい方が望ましい。図12(a)には、直角プリズム15aが十分に長い場合、(b)には直角プリズム15aが短い場合を示している。後者の場合は、入射光は1回だけ反射され、外へ出て行くようなことが起きる。
 次に、本実施形態の作用を説明する。上述の原理により、直角プリズム15aでは、全反射が生じる。よって、輝度調整用の凸パターン150に入射する光は、図13(a)(b)に示すように、全て光源側へ反射させられる。これによって、凸パターン150と光源13との間で多重反射が生じる。光源13側は、拡散反射であるので、凸パターン150のない方向の光が増加する。また、反射光は、ずれて光源13以外の部分に当たる可能性もあるため、光源13の背面基板は、白い筐体としておくことが望ましい。また、凸パターン150は、指向性分布を調整するために、光源13から導光板12方向に垂直に伸ばした直線上又はその近傍と、光源13から導光板12の対角へ伸ばした直線の外側に設置されていることが望ましい。
 図14に本実施形態による指向性分布の変化を示す。同図において、実線は目標値、破線は実際の値、矢印は凸パターン150によって補正される向きを示す。目標値より輝度の高い方向にのみ凸パターン150を設置すれば、矢印のような指向性分布の変化が生じ、指向性分布は目標値に近付く。
 また、凸パターン150としては、これに代えて、図15に示すような、光源13に対向した直角プリズム15aを持つ凹パターン150´であっても構わない。
 なお、本発明は上記実施形態の構成に限られず種々の変形が可能である。例えば、上記実施形態では、輝度調整用の凸パターン150又は凹パターン150´による指向性分布の調整について述べたが、導光板12の平板上に設けられた光出射用パターン15自体を指向性分布の調整に寄与し得るように分布させることも可能である。また、本面光源装置11は、室内照明用の光源としても適用可能である。
従来の面光源装置の斜視図である。 同装置の断面図である。 (a)はベクター放射結合型のバックライト構成の斜視図、(b)は光源からの光結合部を示し、(a)のA部の拡大図である。 バックライト構成の理想的な光源の指向性を示す特性図である。 ベクター放射結合方式の面光源装置における入射光の指向性分布を示す図である。 (a)は指向性分布のずれを示す図、(b)は光源の大きさによる出射光のずれを示す図である。 指向性分布がなまっている状況を示す図である。 本実施形態による面光源装置の外観図である。 (a)は同面光源装置の側面図、(b)は同装置における輝度調整用のパターンを示し、(a)のE部の拡大透視斜視図、(c)は横断面図である。 (a)はプリズムに垂直に光が入射した場合の上から見た図、(b)は横から見た図である。 (a)はプリズムに斜めに光が入射した場合の上から見た図、(b)は横から見た図である。 (a)はプリズムが長い場合の図、(b)はプリズムが短い場合の図である。 (a)(b)は本実施形態のパターンの作用を説明するための図である。 本実施形態による指向性分布の変化を示す図である。 パターンの他の構成例を示す図である。
符号の説明
 11 面光源装置
 12 導光板
 13 光源
 14 反射板
 15 光出射用パターン
 150 凸パターン(輝度調整用パターン)
 15a 直角プリズム
 150 凹パターン(輝度調整用パターン)

Claims (1)

  1.  平板状の導光板と、
     上記導光板の端面に光が入射するように設置された、導光板の幅に比べて幅の狭い光源と、
     上記導光板内を導光する光を出射する、導光板表面に設けられた光出射用パターンと、
     上記導光板内を導光する光を上記光源の方向に反射させる、導光板表面に設けられた輝度調整用パターンと、
    を備えたことを特徴とする面光源装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2007123173A1 (ja) * 2006-04-19 2007-11-01 Omron Corporation 拡散板及び面光源装置
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Effective date: 20050607