JP2004005110A - 情報機器、ランチャプログラム - Google Patents
情報機器、ランチャプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004005110A JP2004005110A JP2002158896A JP2002158896A JP2004005110A JP 2004005110 A JP2004005110 A JP 2004005110A JP 2002158896 A JP2002158896 A JP 2002158896A JP 2002158896 A JP2002158896 A JP 2002158896A JP 2004005110 A JP2004005110 A JP 2004005110A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- application
- registered
- launcher
- file
- launcher function
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Abandoned
Links
Images
Abstract
【課題】ユーザの負担を増加させることなく、ユーザが実際に使用するアプリケーションあるいはファイルを効率よく利用することを可能にする。
【解決手段】ランチャ機能部22が搭載された情報機器10であって、自動登録機能部24には、ランチャ機能部22以外からアプリケーションが起動されたことを判断するアプリケーション起動判断部30と、アプリケーション起動判断部30によって起動されたことを判断されたアプリケーションが、ランチャ機能部22に登録されているか判別する登録アプリケーション検索部34と、登録アプリケーション検索部34によってランチャ機能部22に登録されていないと判別された場合に、当該アプリケーションをランチャ機能部22に登録するアプリケーション登録部36とを有する。
【選択図】 図1
【解決手段】ランチャ機能部22が搭載された情報機器10であって、自動登録機能部24には、ランチャ機能部22以外からアプリケーションが起動されたことを判断するアプリケーション起動判断部30と、アプリケーション起動判断部30によって起動されたことを判断されたアプリケーションが、ランチャ機能部22に登録されているか判別する登録アプリケーション検索部34と、登録アプリケーション検索部34によってランチャ機能部22に登録されていないと判別された場合に、当該アプリケーションをランチャ機能部22に登録するアプリケーション登録部36とを有する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ランチャが搭載された情報機器、及びランチャプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、複数のアプリケーションプログラムをインストールして実行することが可能な情報機器、例えばPDA(personal digital assistant)などの携帯機器においては、アプリケーションの起動、アプリケーションの切り替えなどを実行することができるランチャが搭載されている。ランチャにアプリケーションを登録することで、ランチャを通じてアプリケーションの起動や切り替えを簡単に実行することができる。
【0003】
ランチャへのアプリケーションの登録は、情報機器を提供する側(製造メーカなど)によって予め行われていたり、ユーザがアプリケーションプログラムを新規にインストールする際に自動的に実行される。
【0004】
また、ランチャにアプリケーションを登録する方法として、特開2001−175462に開示された技術がある。特開2001−175462では、キーボードにある任意のキーを所定時間押すことにより、現在実行されているアプリケーションプログラムをランチャのアイテムボタンに登録することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
このように従来の情報機器では、ランチャへのアプリケーションの登録は、情報機器が提供される際に予め行われていたり、インストール時に自動的に行われていた。
【0006】
ランチャにアプリケーションが予め登録されている場合には、ユーザによっては使用することがないアプリケーションが登録されていることもあり、この不要なアプリケーションが登録されていることで使い勝手が悪く、ランチャを有効に利用することができなかった。また、インストール時に自動的に登録される場合にも、インストールしたアプリケーションを実際には使用しないこともあり、同様にして不要なアプリケーションがランチャに登録されてしまうことになる。
【0007】
また、特開2001−175462に開示された技術では、実際に使用するアプリケーションをランチャに登録することができるが、ランチャに登録しようとするアプリケーションプログラムを起動し、アプリケーションを実行状態にした上で、キーボードにある任意のキーを所定時間押すといった操作が必要であり、ユーザに対してアプリケーション登録時の負担を強いるものとなっていた。
【0008】
本発明は前記のような事情を考慮してなされたもので、ユーザの負担を増加させることなく、ユーザが実際に使用するアプリケーションあるいはファイルを効率よく利用することが可能なランチャが搭載された情報機器、及びランチャプログラムを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、ランチャ機能が搭載された情報機器において、ランチャ機能以外からアプリケーションが起動されたことを判断するアプリケーション起動判断手段と、前記アプリケーション起動判断手段によって起動されたことを判断されたアプリケーションが、ランチャ機能に登録されているか判別する登録アプリケーション検索手段と、前記登録アプリケーション検索手段によってランチャ機能に登録されていないと判別された場合に、当該アプリケーションをランチャ機能に登録するアプリケーション登録手段とを具備したことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1は本実施形態に係わる情報機器10の機能構成を示すブロック図である。情報機器10は、は、例えば半導体メモリ、CD−ROM、DVD、磁気ディスク等の記録媒体に記録されたプログラムを読み込み、このプログラムによって動作が制御されるコンピュータによって実現される。
【0011】
すなわち、情報機器10は、CPU、メモリ、記憶装置(ハードディスク装置、半導体メモリなど)、入力装置、出力装置などの各種デバイスが実装されており、例えばPDAとして構成されているものとする。入力装置としては、各種のキーの他、スタイラスペンなどによるタップによりデータを入力できるタブレットなどが設けられているものとする。表示装置としては、表示面がタブレットのデータ入力面と積層一体化されたディスプレイが設けられているものとする。記憶装置には、機器の基本動作を制御するOS(オペレーティングシステム)や各種アプリケーションプログラムなどのプログラムの他、各種のデータが記憶される。記憶装置に記憶されたプログラムやデータは、必要に応じてメモリに記憶されCPUによってアクセスされる。
【0012】
図1に示すように、本実施形態における情報機器10は、CPUによりメモリに記憶された所定のプログラムを実行することで、アプリケーション起動部12、入力部14、表示部16、ランチャ20などの機能を実現する。
【0013】
アプリケーション起動部12は、情報機器10にインストールされたアプリケーションの起動を制御するもので、例えばOSあるいは他のアプリケーションによって提供される機能である。アプリケーション起動部12は、ランチャ20によらずアプリケーションを起動し、アプリケーション起動時にランチャ20(アプリケーション起動判断部30)に対して、アプリケーションあるいはファイルを特定するデータ等と共にアプリケーションの起動を通知する。
【0014】
入力部14は、キーやタブレットからのデータ入力を制御するもので、アプリケーションの起動を指示する入力については、アプリケーション起動部12あるいはランチャ機能部22に通知する。
【0015】
表示部16は、ディスプレイにおける表示制御を行うもので、ランチャ20の起動時にはランチャ用の画面を表示する。ランチャ用の画面には、ランチャに登録されたアプリケーションあるいはファイルを表すアイコンの一覧などが表示される。
【0016】
ランチャ20は、ランチャプログラムによって実現されるもので、アプリケーションやファイルを登録し、この登録されたアプリケーションの起動やアクティブなアプリケーションの切り替え、あるいはファイルの所定のアプリケーションによるオープンなどの制御を行う。ランチャ20には、ランチャ機能部22、自動登録機能部24、ランチャ情報記憶部26の機能が設けられている。
【0017】
ランチャ機能部22は、ランチャとしての主要な機能を実現するもので、ランチャ情報記憶部26に記憶された登録済みのアプリケーションやファイルに関するデータをもとに、表示部16によってランチャ用の画面を表示させ、この画面中で選択されたアプリケーションの起動やファイルオープンを実行する。ランチャ用の画面では、ランチャ20に登録されたアプリケーションやファイルを所定のアイコンによって表すものとする。
【0018】
自動登録機能部24は、アプリケーションやファイルのランチャ20への自動登録を制御するもので、ランチャ20以外のアプリケーション起動部12によって起動されたアプリケーションあるいはファイルをランチャ20へ登録し、このアプリケーションやファイルに関するデータをランチャ情報記憶部26に記憶させる。
【0019】
自動登録機能部24には、アプリケーション起動判断部30、内部バッファ32、登録アプリケーション検索部34、及びアプリケーション登録部36の機能が設けられている。
【0020】
アプリケーション起動判断部30は、ランチャ機能以外からアプリケーションが起動されたこと、あるいはファイルがオープンされたことを判断するもので、アプリケーション起動部12からアプリケーションあるいはファイルを特定するデータ等と共にアプリケーションの起動の通知を取得して判断する。
【0021】
内部バッファ32は、アプリケーション起動判断部30によって取得されたアプリケーションあるいはファイルを特定するデータなどを一時的に保持する。
登録アプリケーション検索部34は、アプリケーション起動判断部30によって起動されたことを判断されたアプリケーションあるいはファイルが、ランチャ機能に登録されているかを、内部バッファ32に登録されたアプリケーションあるいはファイルを特定するデータをもとに、ランチャ情報記憶部26に記憶されたデータを検索することにより判別する。
【0022】
アプリケーション登録部36は、登録アプリケーション検索部34によりアプリケーションあるいはファイルがランチャ20に登録されていないと判別された場合に、このアプリケーションあるいはファイルをランチャ20に登録する。アプリケーション登録部36は、アプリケーションを登録する際に、最大登録数分のアプリケーションが既に登録されている場合に、登録済みのアプリケーションをアプリケーションテーブル26bに登録された情報(使用回数、使用率、使用日時など(詳細については後述する))に基づいて未登録状態にした上で新規のアプリケーションを登録する。また、アプリケーション登録部36は、情報機器10にインストールされたアプリケーションのうち、アプリケーション起動部12によって起動された回数が所定回数となったアプリケーションを、ランチャ20に登録するようにもできる。
【0023】
ランチャ情報記憶部26は、ランチャ20に登録されるアプリケーションプログラムあるいはファイルを管理するためのデータが記憶されるもので、例えばランチャ最大登録数26a、アプリケーションテーブル26b、ファイルテーブル26cなどのデータが記憶される。ランチャ最大登録数26aは、ランチャ20に登録可能なアプリケーションあるいはファイルの最大数を示すデータである。アプリケーションテーブル26bは、ランチャ20に登録されたアプリケーションに関するデータであり、ファイルテーブル26cは、ランチャ20に登録されたファイルに関するデータである。
【0024】
図2には、ランチャ情報記憶部26において記憶されるアプリケーションテーブル26b、ファイルテーブル26cのデータ構成の一例を示している。
図2(a)に示すように、アプリケーションテーブル26bには、ランチャ20によって管理対象となっているアプリケーションのアプリケーション名、記憶装置に記憶されている場所を示すパス、使用回数、ランチャ登録状態(登録、未登録)、使用日時(使用時期)などのデータが、アプリケーション毎に対応づけて登録される。さらに、アプリケーションが登録されてから現在までの所定期間当たりにおける使用回数を表す使用率のデータを登録することができる。
【0025】
また、図2(b)に示すように、ファイルテーブル26cには、ファイルの分類先を示すカテゴリ、ファイル名、記憶装置に記憶されている場所を示すパスなどのデータが、カテゴリ毎に分類されて登録される。カテゴリは、特定のアプリケーションの他、画像、音声など、一般的にファイル名に付される拡張子によって特定することができるものとする。
【0026】
次に、本実施形態における動作について、図3及び図4に示すフローチャートを参照しながら説明する。
まず、図3に示すフローチャートを参照しながら、アプリケーションのランチャ20への自動登録の処理について説明する。
【0027】
ランチャ20が起動されると、ランチャ機能部22は、ランチャ情報記憶部26を参照して、登録されているアプリケーションをアイコンで表したランチャ用の画面を表示部16によって表示させる(ステップA1)。ここでは、ランチャ用の画面中でキー入力あるいはスタイラスペンを用いたタブレットへのタップの操作によってアイコンが選択されることで、このアイコンに該当するアプリケーションを起動させることができる。また、ランチャ20によらず情報機器10に搭載された他の方法、例えばOSや他のアプリケーションが提供する機能であるアプリケーション起動部12により任意のアプリケーションを起動させることもできる。
【0028】
ここで、アプリケーションの起動を指示するキー入力あるいはタップがあると、入力部14は、アプリケーション起動部12あるいはランチャ機能部22に通知する(ステップA2)。ランチャ機能部22は、ランチャ用の画面中のアイコンが選択されることでアプリケーションの実行が指示された場合には(ステップA3、No)、入力部14からの通知を受けてアイコンに該当するアプリケーションを起動する。
【0029】
一方、アプリケーション起動部12は、入力部14からの通知を受けると、該当するアプリケーションを起動すると共に、起動したアプリケーションを特定する情報、例えばアプリケーション名、記憶装置に記憶されている位置を表すパスなどの情報をアプリケーション起動判断部30に通知する。アプリケーション起動判断部30は、アプリケーション起動部12から取得したアプリケーションを特定する情報を取得し(ステップA4)、内部バッファ32に一時保存する(ステップA5)。
【0030】
登録アプリケーション検索部34は、内部バッファ32に保存された情報をもとに、ランチャ情報記憶部26のアプリケーションテーブル26bを検索し、起動されたアプリケーションと同じ情報(アプリケーション名、パス等)が登録されているか、すなわちランチャ20に登録済みのアプリケーションであるかを判別し、その判別結果をアプリケーション登録部36に通知する(ステップA6)。ここで、起動されたアプリケーションの情報がアプリケーションテーブル26bに登録されていた場合には、アプリケーション登録部36は、ランチャ20へのアプリケーションの登録を実行せず処理を終了する。
【0031】
一方、起動されたアプリケーションの情報がアプリケーションテーブル26bに登録されていなかった場合には、アプリケーション登録部36は、登録アプリケーション検索部34からの通知に応じて、表示部16においてアプリケーションの登録をユーザに対して問い合わせるためのメッセージを表示させる(ステップA7)。
【0032】
図5(a)には、アプリケーションの登録を問い合わせるメッセージの一例を示している。図5(a)に示すように、例えば「アプリケーションをランチャに登録しますか」のメッセージと共に、登録実行を指示するための「OK」ボタンと、登録拒否を指示するための「NO」ボタンが設けられている。
【0033】
ここで、「OK」ボタンを選択する入力が入力部14からあった場合、アプリケーション登録部36は、ランチャ情報記憶部26のランチャ最大登録数26aが示す最大登録数分のアプリケーションがランチャ20に登録されているか、すなわちアプリケーションテーブル26bのランチャ登録状態として「登録」が設定されているアプリケーションの数がランチャ最大登録数26aに達しているかを確認する(ステップA8)。
【0034】
アプリケーション登録部36は、ランチャ20に最大登録数分のアプリケーションが登録済みである場合(ステップA8、Yes)、ランチャ最大登録数26aに登録された使用回数の情報を参照して、最も使用回数の少ないアプリケーションをランチャ20から削除して(未登録状態にして)、新規にアプリケーションを登録するための空きを確保する(ステップA9)。
【0035】
そして、アプリケーション登録部36は、アプリケーションテーブル26bに内部バッファ32中の起動されたアプリケーションのアプリケーション名、パスなどの情報を登録すると共に、使用回数(1回)、ランチャ登録状態(「登録」)、使用日時の情報を記憶することで、ランチャ20にアプリケーションを登録する(ステップA10)。なお、「NO」ボタンを選択する入力が入力部14からあった場合、アプリケーション登録部36は、アプリケーションの登録を実行せずに処理を終了する。
なお、アプリケーションのランチャ20への登録の問い合わせは、起動されたアプリケーションが終了された後、あるいはアプリケーション起動時の何れで行なうようにしても良い。
また、ステップA7の問い合わせの処理は省略することもできる。すなわち、ランチャ20に未登録のアプリケーションがランチャ20以外から起動された場合には、ユーザに問い合わせることなく自動的にアプリケーションをランチャ20登録する。これにより、ユーザに対する負担をより軽減することができる。
【0036】
ところで、ランチャ機能部22は、入力部14からアプリケーションの起動を指示する通知があった場合、アプリケーションテーブル26bに登録されている該当するアプリケーションに対する使用回数の情報を更新する(1加算する)。また、使用日時についても同様にして、アプリケーションが実行されることで、アプリケーションテーブル26bに登録されている該当するアプリケーションに対する使用日時の情報を更新する。ここでは、アプリケーションがランチャ20から起動された場合、ランチャ20以外から起動された場合の何れについても更新するものとする。さらに、ランチャ機能部22は、アプリケーションテーブル26bに登録されたアプリケーションの使用回数の情報をもとに、アプリケーションが登録されてから現在までの所定期間当たり(例えば1ヶ月)における使用回数を表す使用率の情報を更新することもできるものとする。
【0037】
前述した説明では、ステップA8において、最大登録数分のアプリケーションが既にランチャ20に登録されていた場合、登録済みのアプリケーションから最も使用回数が少ないものを削除(未登録状態)にするものとしているが、アプリケーションテーブル26bに登録された使用率、あるいは使用日時の情報に基づいて削除の対象とするアプリケーションを選択するようにしても良い。
【0038】
使用率の情報を用いる場合には、使用率が最も低いアプリケーションを削除対象として選択する。これにより、最近、ランチャ20に登録されたアプリケーションであるために使用回数が少なくても、登録されてからの使用率が高いアプリケーションであれば削除対象から外すことができる。
【0039】
また、使用日時の情報を用いる場合には、使用日時が最も古いアプリケーションを削除対象として選択する。これにより、過去には頻繁に使用していたアプリケーションであっても、最近では全く使用されていないアプリケーションであれば、今後も使用されない可能性が高いので削除対象とすることができる。
【0040】
なお、使用回数、使用率、使用日時の何れを用いて削除対象とするアプリケーションを選択するかは、予め何れか1つが決められていても良い。また、2つあるいは3つを組み合わせて用いることもできる。この場合、優先順位を決めておき、順次参照されるものとする。また、入力部14を通じて、ユーザから何れを用いるか、また優先順位をどのようにするかの指示を入力し、ランチャ機能部22によって設定できるようにしても良い。
【0041】
また、前述した説明では、新規に登録しようとするアプリケーションのために空きを作成する際、アプリケーションテーブル26bに記憶された登録済みのアプリケーションに対するランチャ登録状態を単に「未登録」にするとしている。すなわち、使用回数などの情報をアプリケーションテーブル26bに残している。これにより、再度、アプリケーションがランチャ20以外から起動されることで改めて登録された場合に(ランチャ登録状態「登録」)、過去の使用回数などの情報を引き続いて用いることができる。
【0042】
ただし、再度、アプリケーションをランチャ20に登録した場合には、改めて使用回数のカウントを初期状態から実行するのであれば、新規に登録しようとするアプリケーションのために空きを作成する際、削除対象とするアプリケーションに関するアプリケーションテーブル26bに登録されたデータを削除するようにしても良い。
【0043】
なお、ステップA7では、アプリケーションのランチャ20への登録を確認する問い合わせを行うものとしているが、ランチャ機能部22がアプリケーションをカテゴリ毎に分類してランチャ用の画面に表示する機能を持つ場合には、例えば、図5(b)に示すような、カテゴリを問い合わせるメッセージを表示し、このメッセージに対するカテゴリの指定を入力するようにしても良い。図5(b)では、例えば「アプリケーションのカテゴリを指定してください」示す問い合わせるメッセージと共に、カテゴリ名を入力させるための入力エリアが設けられている。ランチャ機能部22は、カテゴリの入力エリアにカテゴリ名が入力された場合、このカテゴリ名に従ってアプリケーションを分類して登録する(例えば、アプリケーションテーブル26bに登録された各アプリケーションに対して、カテゴリを示す情報を付加しておく(図示せず))。
【0044】
また、前述した説明では、ランチャ20に最大登録数分のアプリケーションが登録されている状態で、新規にアプリケーションを登録する場合には、アプリケーションの使用回数、使用率、使用日時などに基づいて、登録済みのアプリケーションを未登録状態にするものとしているが、この際に未登録状態にする対象となっているアプリケーションについて未登録状態にするか否かを問い合わせるようにしても良い。ここで、未登録状態にしない指示が入力された場合には、未登録状態にする対象となっていたアプリケーションを登録状態のままとし、次に未登録状態にするアプリケーションの候補を提示して、同様にして未登録状態にするか否かを問い合わせるようにする。
【0045】
さらに、前述した説明では、アプリケーションを一度使用(起動)した際にランチャ20に登録するものとしているが、アプリケーションが情報機器10にインストールされた後、予め決められた所定回数、使用(起動)された場合にランチャ20に登録するようにしても良い。この場合、インストール後に使用された回数はアプリケーションテーブル26bの使用回数の情報として記憶しておき、この使用回数が所定の回数に達した時点で該当するアプリケーションをランチャ20に登録する。登録する際の処理は、前述と同様にして行うものとする。これにより、情報機器10にアプリケーションをインストールして試しに使用したとして、その後、使用されないアプリケーションについてはランチャ20に登録されないようにすることができる。
【0046】
次に、図4に示すフローチャートを参照しながら、ファイルのランチャ20への自動登録の処理について説明する。ランチャ20は、前述したアプリケーションだけでなく、各種のアプリケーションによって作成されたファイルを登録することができる。
【0047】
ランチャ20が起動されて、登録されたファイルの一覧表示が指示されると、ランチャ機能部22は、ランチャ情報記憶部26のファイルテーブル26cを参照して登録されているファイルをアイコンで表したランチャ用の画面を表示部16によって表示させる(ステップB1)。ここでは、ランチャ用の画面中でキー入力あるいはスタイラスペンを用いたタブレットへのタップの操作によってアイコンが選択されることで、このアイコンに該当するファイルをオープンさせることができる。また、ランチャ20によらず情報機器10に搭載された他の方法、例えばOSや他のアプリケーションが提供する機能であるアプリケーション起動部12により任意のファイルをオープンさせることもできる。
【0048】
ここで、ファイルオープンを指示するキー入力あるいはタップがあると、入力部14は、アプリケーション起動部12あるいはランチャ機能部22に通知する(ステップB2)。ランチャ機能部22は、ランチャ用の画面中のアイコンが選択されることでファイルオープンの実行が指示された場合には(ステップB3、No)、入力部14からの通知を受けてアイコンに該当するファイルを対応するアプリケーションによってオープンさせる。
【0049】
一方、アプリケーション起動部12は、入力部14からの通知を受けると、該当するファイルを対応するアプリケーションによってオープンさせると共に、オープンしたファイルを特定する情報、例えばファイル名、記憶装置に記憶されている位置を表すパスなどの情報をアプリケーション起動判断部30に通知する。アプリケーション起動判断部30は、アプリケーション起動部12から取得したファイルを特定する情報を取得し(ステップB4)、内部バッファ32に一時保存する(ステップB5)。
【0050】
登録アプリケーション検索部34は、内部バッファ32に保存された情報をもとに、ランチャ情報記憶部26のファイルテーブル26cを検索し、オープンされたファイルと同じ情報(ファイル名、パス等)が登録されているか、すなわちランチャ20に登録済みのファイルであるかを判別し、その判別結果をアプリケーション登録部36に通知する(ステップB6)。ここで、オープンされたファイルの情報がファイルテーブル26cに登録されていた場合には、アプリケーション登録部36は、ランチャ20へのファイルの登録を実行せず処理を終了する。
【0051】
一方、オープンされたファイルの情報がファイルテーブル26cに登録されていなかった場合には、アプリケーション登録部36は、登録アプリケーション検索部34からの通知に応じて、表示部16においてファイルの登録をユーザに対して問い合わせるためのメッセージを表示させる。
【0052】
例えば、図5(a)に示すメッセージに類似したファイルの登録を問い合わせるメッセージ、例えば「ファイルをランチャに登録しますか」のメッセージと共に、登録実行を指示するための「OK」ボタンと、登録拒否を指示するための「NO」ボタンを表示させる。
【0053】
ここで、「OK」ボタンを選択する入力が入力部14からあった場合、アプリケーション登録部36は、ファイルテーブル26cに内部バッファ32中のオープンされたファイルのファイル名、パスなどの情報を登録すると共に、ファイルの拡張子を参照してファイルのカテゴリを分類し、ファイルテーブル26cの該当するカテゴリに対応づけて登録する(ステップB10)。カテゴリは、特定のアプリケーション毎、あるいは特定のファイル形式毎(画像データ用のファイル、音声データ用のファイルなど)などとすることができる。なお、「NO」ボタンを選択する入力が入力部14からあった場合、アプリケーション登録部36は、ファイルの登録を実行せずに処理を終了する。
図6には、ランチャ20に登録されたファイルを表示するランチャ用の画面の一例を示している。図6に示すように、ファイルを表示するランチャ画面では、ファイルテーブル26cにおいて分類されている複数のカテゴリのそれぞれに対応するタイミングが設けられており、何れかのタグが選択されることで、そのタグに対応するカテゴリに分類されたファイルを表すアイコンが表示される。図6に示す例では、アプリケーションAによって作成されたファイルが1つのカテゴリとして分類されて、対応するアイコンが一覧表示されている。このランチャ用の画面において、任意のアイコンがキー入力あるいはタップの操作によって選択されると、アプリケーションAによって該当するファイルがオープンされる。
【0054】
このようにして、本実施形態における情報機器10では、ランチャ20に登録されていないアプリケーションを起動する、あるいはファイルをオープンすることで、自動的にアプリケーションあるいはファイルがランチャ20に登録される。すなわち、ユーザは、アプリケーションやファイルをランチャ20に登録するための特別な操作が全く必要ない。また、実際にユーザが使用したアプリケーションあるいはファイルのみが登録されることになるので、ユーザにとって不要なアプリケーションやファイルが登録されることに伴うランチャ20の操作性の低下を招くおそれがない。ランチャ20に登録されたアプリケーションやファイルは、ランチャ20を通じて簡単に利用することができるようになる。
【0055】
なお、前述した説明では、ランチャ機能に対してアプリケーションを登録する場合と、ファイルを登録する場合とを独立して説明しているが、アプリケーションとファイルとを混在して登録することも可能である。
【0056】
また、本実施形態では、ランチャプログラムによって、ランチャ機能部22と自動登録機能部24を実現するものとしているが、自動登録機能部24を実現するプログラムのみが独立して提供されても良い。すなわち、ランチャ機能部22が既に搭載されている情報機器に対して、自動登録機能部24を実現するプログラムをインストールすることで、自動登録機能付きランチャ機能を実現できるようにする。
【0057】
また、上述した実施形態において記載した手法は、コンピュータに実行させることのできるプログラムとして、例えば磁気ディスク(フレキシブルディスク、ハードディスク等)、光ディスク(CD−ROM、DVD等)、半導体メモリなどの記録媒体に書き込んで各種装置に提供することができる。また、通信媒体により伝送して各種装置に提供することも可能である。本装置を実現するコンピュータは、記録媒体に記録されたプログラムを読み込み、または通信媒体を介してプログラムを受信し、このプログラムによって動作が制御されることにより、上述した処理を実行する。
【0058】
また、本願発明は、前述した実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。更に、前記実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
【0059】
【発明の効果】
以上詳述したように本発明によれば、ユーザの負担を増加させることなく、ユーザが実際に使用するアプリケーションあるいはファイルを効率よく利用することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係わる情報機器10の機能構成を示すブロック図。
【図2】ランチャ情報記憶部26において記憶されるアプリケーションテーブル26b、ファイルテーブル26cのデータ構成の一例を示す図。
【図3】アプリケーションのランチャ20への自動登録の処理について説明するためのフローチャート。
【図4】
ファイルのランチャ20への自動登録の処理について説明するためのフローチャート。
【図5】本実施形態における問い合わせメッセージの一例を示す図。
【図6】ランチャ20に登録されたファイルを表示するランチャ用の画面の一例を示す。
【符号の説明】
10…情報機器
12…アプリケーション起動部
14…入力部
16…表示部
20…ランチャ
22…ランチャ機能部
24…自動登録機能部
26…ランチャ情報記憶部
30…アプリケーション起動判断部
32…内部バッファ
34…登録アプリケーション検索部
36…アプリケーション登録部
【発明の属する技術分野】
本発明は、ランチャが搭載された情報機器、及びランチャプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、複数のアプリケーションプログラムをインストールして実行することが可能な情報機器、例えばPDA(personal digital assistant)などの携帯機器においては、アプリケーションの起動、アプリケーションの切り替えなどを実行することができるランチャが搭載されている。ランチャにアプリケーションを登録することで、ランチャを通じてアプリケーションの起動や切り替えを簡単に実行することができる。
【0003】
ランチャへのアプリケーションの登録は、情報機器を提供する側(製造メーカなど)によって予め行われていたり、ユーザがアプリケーションプログラムを新規にインストールする際に自動的に実行される。
【0004】
また、ランチャにアプリケーションを登録する方法として、特開2001−175462に開示された技術がある。特開2001−175462では、キーボードにある任意のキーを所定時間押すことにより、現在実行されているアプリケーションプログラムをランチャのアイテムボタンに登録することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
このように従来の情報機器では、ランチャへのアプリケーションの登録は、情報機器が提供される際に予め行われていたり、インストール時に自動的に行われていた。
【0006】
ランチャにアプリケーションが予め登録されている場合には、ユーザによっては使用することがないアプリケーションが登録されていることもあり、この不要なアプリケーションが登録されていることで使い勝手が悪く、ランチャを有効に利用することができなかった。また、インストール時に自動的に登録される場合にも、インストールしたアプリケーションを実際には使用しないこともあり、同様にして不要なアプリケーションがランチャに登録されてしまうことになる。
【0007】
また、特開2001−175462に開示された技術では、実際に使用するアプリケーションをランチャに登録することができるが、ランチャに登録しようとするアプリケーションプログラムを起動し、アプリケーションを実行状態にした上で、キーボードにある任意のキーを所定時間押すといった操作が必要であり、ユーザに対してアプリケーション登録時の負担を強いるものとなっていた。
【0008】
本発明は前記のような事情を考慮してなされたもので、ユーザの負担を増加させることなく、ユーザが実際に使用するアプリケーションあるいはファイルを効率よく利用することが可能なランチャが搭載された情報機器、及びランチャプログラムを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、ランチャ機能が搭載された情報機器において、ランチャ機能以外からアプリケーションが起動されたことを判断するアプリケーション起動判断手段と、前記アプリケーション起動判断手段によって起動されたことを判断されたアプリケーションが、ランチャ機能に登録されているか判別する登録アプリケーション検索手段と、前記登録アプリケーション検索手段によってランチャ機能に登録されていないと判別された場合に、当該アプリケーションをランチャ機能に登録するアプリケーション登録手段とを具備したことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1は本実施形態に係わる情報機器10の機能構成を示すブロック図である。情報機器10は、は、例えば半導体メモリ、CD−ROM、DVD、磁気ディスク等の記録媒体に記録されたプログラムを読み込み、このプログラムによって動作が制御されるコンピュータによって実現される。
【0011】
すなわち、情報機器10は、CPU、メモリ、記憶装置(ハードディスク装置、半導体メモリなど)、入力装置、出力装置などの各種デバイスが実装されており、例えばPDAとして構成されているものとする。入力装置としては、各種のキーの他、スタイラスペンなどによるタップによりデータを入力できるタブレットなどが設けられているものとする。表示装置としては、表示面がタブレットのデータ入力面と積層一体化されたディスプレイが設けられているものとする。記憶装置には、機器の基本動作を制御するOS(オペレーティングシステム)や各種アプリケーションプログラムなどのプログラムの他、各種のデータが記憶される。記憶装置に記憶されたプログラムやデータは、必要に応じてメモリに記憶されCPUによってアクセスされる。
【0012】
図1に示すように、本実施形態における情報機器10は、CPUによりメモリに記憶された所定のプログラムを実行することで、アプリケーション起動部12、入力部14、表示部16、ランチャ20などの機能を実現する。
【0013】
アプリケーション起動部12は、情報機器10にインストールされたアプリケーションの起動を制御するもので、例えばOSあるいは他のアプリケーションによって提供される機能である。アプリケーション起動部12は、ランチャ20によらずアプリケーションを起動し、アプリケーション起動時にランチャ20(アプリケーション起動判断部30)に対して、アプリケーションあるいはファイルを特定するデータ等と共にアプリケーションの起動を通知する。
【0014】
入力部14は、キーやタブレットからのデータ入力を制御するもので、アプリケーションの起動を指示する入力については、アプリケーション起動部12あるいはランチャ機能部22に通知する。
【0015】
表示部16は、ディスプレイにおける表示制御を行うもので、ランチャ20の起動時にはランチャ用の画面を表示する。ランチャ用の画面には、ランチャに登録されたアプリケーションあるいはファイルを表すアイコンの一覧などが表示される。
【0016】
ランチャ20は、ランチャプログラムによって実現されるもので、アプリケーションやファイルを登録し、この登録されたアプリケーションの起動やアクティブなアプリケーションの切り替え、あるいはファイルの所定のアプリケーションによるオープンなどの制御を行う。ランチャ20には、ランチャ機能部22、自動登録機能部24、ランチャ情報記憶部26の機能が設けられている。
【0017】
ランチャ機能部22は、ランチャとしての主要な機能を実現するもので、ランチャ情報記憶部26に記憶された登録済みのアプリケーションやファイルに関するデータをもとに、表示部16によってランチャ用の画面を表示させ、この画面中で選択されたアプリケーションの起動やファイルオープンを実行する。ランチャ用の画面では、ランチャ20に登録されたアプリケーションやファイルを所定のアイコンによって表すものとする。
【0018】
自動登録機能部24は、アプリケーションやファイルのランチャ20への自動登録を制御するもので、ランチャ20以外のアプリケーション起動部12によって起動されたアプリケーションあるいはファイルをランチャ20へ登録し、このアプリケーションやファイルに関するデータをランチャ情報記憶部26に記憶させる。
【0019】
自動登録機能部24には、アプリケーション起動判断部30、内部バッファ32、登録アプリケーション検索部34、及びアプリケーション登録部36の機能が設けられている。
【0020】
アプリケーション起動判断部30は、ランチャ機能以外からアプリケーションが起動されたこと、あるいはファイルがオープンされたことを判断するもので、アプリケーション起動部12からアプリケーションあるいはファイルを特定するデータ等と共にアプリケーションの起動の通知を取得して判断する。
【0021】
内部バッファ32は、アプリケーション起動判断部30によって取得されたアプリケーションあるいはファイルを特定するデータなどを一時的に保持する。
登録アプリケーション検索部34は、アプリケーション起動判断部30によって起動されたことを判断されたアプリケーションあるいはファイルが、ランチャ機能に登録されているかを、内部バッファ32に登録されたアプリケーションあるいはファイルを特定するデータをもとに、ランチャ情報記憶部26に記憶されたデータを検索することにより判別する。
【0022】
アプリケーション登録部36は、登録アプリケーション検索部34によりアプリケーションあるいはファイルがランチャ20に登録されていないと判別された場合に、このアプリケーションあるいはファイルをランチャ20に登録する。アプリケーション登録部36は、アプリケーションを登録する際に、最大登録数分のアプリケーションが既に登録されている場合に、登録済みのアプリケーションをアプリケーションテーブル26bに登録された情報(使用回数、使用率、使用日時など(詳細については後述する))に基づいて未登録状態にした上で新規のアプリケーションを登録する。また、アプリケーション登録部36は、情報機器10にインストールされたアプリケーションのうち、アプリケーション起動部12によって起動された回数が所定回数となったアプリケーションを、ランチャ20に登録するようにもできる。
【0023】
ランチャ情報記憶部26は、ランチャ20に登録されるアプリケーションプログラムあるいはファイルを管理するためのデータが記憶されるもので、例えばランチャ最大登録数26a、アプリケーションテーブル26b、ファイルテーブル26cなどのデータが記憶される。ランチャ最大登録数26aは、ランチャ20に登録可能なアプリケーションあるいはファイルの最大数を示すデータである。アプリケーションテーブル26bは、ランチャ20に登録されたアプリケーションに関するデータであり、ファイルテーブル26cは、ランチャ20に登録されたファイルに関するデータである。
【0024】
図2には、ランチャ情報記憶部26において記憶されるアプリケーションテーブル26b、ファイルテーブル26cのデータ構成の一例を示している。
図2(a)に示すように、アプリケーションテーブル26bには、ランチャ20によって管理対象となっているアプリケーションのアプリケーション名、記憶装置に記憶されている場所を示すパス、使用回数、ランチャ登録状態(登録、未登録)、使用日時(使用時期)などのデータが、アプリケーション毎に対応づけて登録される。さらに、アプリケーションが登録されてから現在までの所定期間当たりにおける使用回数を表す使用率のデータを登録することができる。
【0025】
また、図2(b)に示すように、ファイルテーブル26cには、ファイルの分類先を示すカテゴリ、ファイル名、記憶装置に記憶されている場所を示すパスなどのデータが、カテゴリ毎に分類されて登録される。カテゴリは、特定のアプリケーションの他、画像、音声など、一般的にファイル名に付される拡張子によって特定することができるものとする。
【0026】
次に、本実施形態における動作について、図3及び図4に示すフローチャートを参照しながら説明する。
まず、図3に示すフローチャートを参照しながら、アプリケーションのランチャ20への自動登録の処理について説明する。
【0027】
ランチャ20が起動されると、ランチャ機能部22は、ランチャ情報記憶部26を参照して、登録されているアプリケーションをアイコンで表したランチャ用の画面を表示部16によって表示させる(ステップA1)。ここでは、ランチャ用の画面中でキー入力あるいはスタイラスペンを用いたタブレットへのタップの操作によってアイコンが選択されることで、このアイコンに該当するアプリケーションを起動させることができる。また、ランチャ20によらず情報機器10に搭載された他の方法、例えばOSや他のアプリケーションが提供する機能であるアプリケーション起動部12により任意のアプリケーションを起動させることもできる。
【0028】
ここで、アプリケーションの起動を指示するキー入力あるいはタップがあると、入力部14は、アプリケーション起動部12あるいはランチャ機能部22に通知する(ステップA2)。ランチャ機能部22は、ランチャ用の画面中のアイコンが選択されることでアプリケーションの実行が指示された場合には(ステップA3、No)、入力部14からの通知を受けてアイコンに該当するアプリケーションを起動する。
【0029】
一方、アプリケーション起動部12は、入力部14からの通知を受けると、該当するアプリケーションを起動すると共に、起動したアプリケーションを特定する情報、例えばアプリケーション名、記憶装置に記憶されている位置を表すパスなどの情報をアプリケーション起動判断部30に通知する。アプリケーション起動判断部30は、アプリケーション起動部12から取得したアプリケーションを特定する情報を取得し(ステップA4)、内部バッファ32に一時保存する(ステップA5)。
【0030】
登録アプリケーション検索部34は、内部バッファ32に保存された情報をもとに、ランチャ情報記憶部26のアプリケーションテーブル26bを検索し、起動されたアプリケーションと同じ情報(アプリケーション名、パス等)が登録されているか、すなわちランチャ20に登録済みのアプリケーションであるかを判別し、その判別結果をアプリケーション登録部36に通知する(ステップA6)。ここで、起動されたアプリケーションの情報がアプリケーションテーブル26bに登録されていた場合には、アプリケーション登録部36は、ランチャ20へのアプリケーションの登録を実行せず処理を終了する。
【0031】
一方、起動されたアプリケーションの情報がアプリケーションテーブル26bに登録されていなかった場合には、アプリケーション登録部36は、登録アプリケーション検索部34からの通知に応じて、表示部16においてアプリケーションの登録をユーザに対して問い合わせるためのメッセージを表示させる(ステップA7)。
【0032】
図5(a)には、アプリケーションの登録を問い合わせるメッセージの一例を示している。図5(a)に示すように、例えば「アプリケーションをランチャに登録しますか」のメッセージと共に、登録実行を指示するための「OK」ボタンと、登録拒否を指示するための「NO」ボタンが設けられている。
【0033】
ここで、「OK」ボタンを選択する入力が入力部14からあった場合、アプリケーション登録部36は、ランチャ情報記憶部26のランチャ最大登録数26aが示す最大登録数分のアプリケーションがランチャ20に登録されているか、すなわちアプリケーションテーブル26bのランチャ登録状態として「登録」が設定されているアプリケーションの数がランチャ最大登録数26aに達しているかを確認する(ステップA8)。
【0034】
アプリケーション登録部36は、ランチャ20に最大登録数分のアプリケーションが登録済みである場合(ステップA8、Yes)、ランチャ最大登録数26aに登録された使用回数の情報を参照して、最も使用回数の少ないアプリケーションをランチャ20から削除して(未登録状態にして)、新規にアプリケーションを登録するための空きを確保する(ステップA9)。
【0035】
そして、アプリケーション登録部36は、アプリケーションテーブル26bに内部バッファ32中の起動されたアプリケーションのアプリケーション名、パスなどの情報を登録すると共に、使用回数(1回)、ランチャ登録状態(「登録」)、使用日時の情報を記憶することで、ランチャ20にアプリケーションを登録する(ステップA10)。なお、「NO」ボタンを選択する入力が入力部14からあった場合、アプリケーション登録部36は、アプリケーションの登録を実行せずに処理を終了する。
なお、アプリケーションのランチャ20への登録の問い合わせは、起動されたアプリケーションが終了された後、あるいはアプリケーション起動時の何れで行なうようにしても良い。
また、ステップA7の問い合わせの処理は省略することもできる。すなわち、ランチャ20に未登録のアプリケーションがランチャ20以外から起動された場合には、ユーザに問い合わせることなく自動的にアプリケーションをランチャ20登録する。これにより、ユーザに対する負担をより軽減することができる。
【0036】
ところで、ランチャ機能部22は、入力部14からアプリケーションの起動を指示する通知があった場合、アプリケーションテーブル26bに登録されている該当するアプリケーションに対する使用回数の情報を更新する(1加算する)。また、使用日時についても同様にして、アプリケーションが実行されることで、アプリケーションテーブル26bに登録されている該当するアプリケーションに対する使用日時の情報を更新する。ここでは、アプリケーションがランチャ20から起動された場合、ランチャ20以外から起動された場合の何れについても更新するものとする。さらに、ランチャ機能部22は、アプリケーションテーブル26bに登録されたアプリケーションの使用回数の情報をもとに、アプリケーションが登録されてから現在までの所定期間当たり(例えば1ヶ月)における使用回数を表す使用率の情報を更新することもできるものとする。
【0037】
前述した説明では、ステップA8において、最大登録数分のアプリケーションが既にランチャ20に登録されていた場合、登録済みのアプリケーションから最も使用回数が少ないものを削除(未登録状態)にするものとしているが、アプリケーションテーブル26bに登録された使用率、あるいは使用日時の情報に基づいて削除の対象とするアプリケーションを選択するようにしても良い。
【0038】
使用率の情報を用いる場合には、使用率が最も低いアプリケーションを削除対象として選択する。これにより、最近、ランチャ20に登録されたアプリケーションであるために使用回数が少なくても、登録されてからの使用率が高いアプリケーションであれば削除対象から外すことができる。
【0039】
また、使用日時の情報を用いる場合には、使用日時が最も古いアプリケーションを削除対象として選択する。これにより、過去には頻繁に使用していたアプリケーションであっても、最近では全く使用されていないアプリケーションであれば、今後も使用されない可能性が高いので削除対象とすることができる。
【0040】
なお、使用回数、使用率、使用日時の何れを用いて削除対象とするアプリケーションを選択するかは、予め何れか1つが決められていても良い。また、2つあるいは3つを組み合わせて用いることもできる。この場合、優先順位を決めておき、順次参照されるものとする。また、入力部14を通じて、ユーザから何れを用いるか、また優先順位をどのようにするかの指示を入力し、ランチャ機能部22によって設定できるようにしても良い。
【0041】
また、前述した説明では、新規に登録しようとするアプリケーションのために空きを作成する際、アプリケーションテーブル26bに記憶された登録済みのアプリケーションに対するランチャ登録状態を単に「未登録」にするとしている。すなわち、使用回数などの情報をアプリケーションテーブル26bに残している。これにより、再度、アプリケーションがランチャ20以外から起動されることで改めて登録された場合に(ランチャ登録状態「登録」)、過去の使用回数などの情報を引き続いて用いることができる。
【0042】
ただし、再度、アプリケーションをランチャ20に登録した場合には、改めて使用回数のカウントを初期状態から実行するのであれば、新規に登録しようとするアプリケーションのために空きを作成する際、削除対象とするアプリケーションに関するアプリケーションテーブル26bに登録されたデータを削除するようにしても良い。
【0043】
なお、ステップA7では、アプリケーションのランチャ20への登録を確認する問い合わせを行うものとしているが、ランチャ機能部22がアプリケーションをカテゴリ毎に分類してランチャ用の画面に表示する機能を持つ場合には、例えば、図5(b)に示すような、カテゴリを問い合わせるメッセージを表示し、このメッセージに対するカテゴリの指定を入力するようにしても良い。図5(b)では、例えば「アプリケーションのカテゴリを指定してください」示す問い合わせるメッセージと共に、カテゴリ名を入力させるための入力エリアが設けられている。ランチャ機能部22は、カテゴリの入力エリアにカテゴリ名が入力された場合、このカテゴリ名に従ってアプリケーションを分類して登録する(例えば、アプリケーションテーブル26bに登録された各アプリケーションに対して、カテゴリを示す情報を付加しておく(図示せず))。
【0044】
また、前述した説明では、ランチャ20に最大登録数分のアプリケーションが登録されている状態で、新規にアプリケーションを登録する場合には、アプリケーションの使用回数、使用率、使用日時などに基づいて、登録済みのアプリケーションを未登録状態にするものとしているが、この際に未登録状態にする対象となっているアプリケーションについて未登録状態にするか否かを問い合わせるようにしても良い。ここで、未登録状態にしない指示が入力された場合には、未登録状態にする対象となっていたアプリケーションを登録状態のままとし、次に未登録状態にするアプリケーションの候補を提示して、同様にして未登録状態にするか否かを問い合わせるようにする。
【0045】
さらに、前述した説明では、アプリケーションを一度使用(起動)した際にランチャ20に登録するものとしているが、アプリケーションが情報機器10にインストールされた後、予め決められた所定回数、使用(起動)された場合にランチャ20に登録するようにしても良い。この場合、インストール後に使用された回数はアプリケーションテーブル26bの使用回数の情報として記憶しておき、この使用回数が所定の回数に達した時点で該当するアプリケーションをランチャ20に登録する。登録する際の処理は、前述と同様にして行うものとする。これにより、情報機器10にアプリケーションをインストールして試しに使用したとして、その後、使用されないアプリケーションについてはランチャ20に登録されないようにすることができる。
【0046】
次に、図4に示すフローチャートを参照しながら、ファイルのランチャ20への自動登録の処理について説明する。ランチャ20は、前述したアプリケーションだけでなく、各種のアプリケーションによって作成されたファイルを登録することができる。
【0047】
ランチャ20が起動されて、登録されたファイルの一覧表示が指示されると、ランチャ機能部22は、ランチャ情報記憶部26のファイルテーブル26cを参照して登録されているファイルをアイコンで表したランチャ用の画面を表示部16によって表示させる(ステップB1)。ここでは、ランチャ用の画面中でキー入力あるいはスタイラスペンを用いたタブレットへのタップの操作によってアイコンが選択されることで、このアイコンに該当するファイルをオープンさせることができる。また、ランチャ20によらず情報機器10に搭載された他の方法、例えばOSや他のアプリケーションが提供する機能であるアプリケーション起動部12により任意のファイルをオープンさせることもできる。
【0048】
ここで、ファイルオープンを指示するキー入力あるいはタップがあると、入力部14は、アプリケーション起動部12あるいはランチャ機能部22に通知する(ステップB2)。ランチャ機能部22は、ランチャ用の画面中のアイコンが選択されることでファイルオープンの実行が指示された場合には(ステップB3、No)、入力部14からの通知を受けてアイコンに該当するファイルを対応するアプリケーションによってオープンさせる。
【0049】
一方、アプリケーション起動部12は、入力部14からの通知を受けると、該当するファイルを対応するアプリケーションによってオープンさせると共に、オープンしたファイルを特定する情報、例えばファイル名、記憶装置に記憶されている位置を表すパスなどの情報をアプリケーション起動判断部30に通知する。アプリケーション起動判断部30は、アプリケーション起動部12から取得したファイルを特定する情報を取得し(ステップB4)、内部バッファ32に一時保存する(ステップB5)。
【0050】
登録アプリケーション検索部34は、内部バッファ32に保存された情報をもとに、ランチャ情報記憶部26のファイルテーブル26cを検索し、オープンされたファイルと同じ情報(ファイル名、パス等)が登録されているか、すなわちランチャ20に登録済みのファイルであるかを判別し、その判別結果をアプリケーション登録部36に通知する(ステップB6)。ここで、オープンされたファイルの情報がファイルテーブル26cに登録されていた場合には、アプリケーション登録部36は、ランチャ20へのファイルの登録を実行せず処理を終了する。
【0051】
一方、オープンされたファイルの情報がファイルテーブル26cに登録されていなかった場合には、アプリケーション登録部36は、登録アプリケーション検索部34からの通知に応じて、表示部16においてファイルの登録をユーザに対して問い合わせるためのメッセージを表示させる。
【0052】
例えば、図5(a)に示すメッセージに類似したファイルの登録を問い合わせるメッセージ、例えば「ファイルをランチャに登録しますか」のメッセージと共に、登録実行を指示するための「OK」ボタンと、登録拒否を指示するための「NO」ボタンを表示させる。
【0053】
ここで、「OK」ボタンを選択する入力が入力部14からあった場合、アプリケーション登録部36は、ファイルテーブル26cに内部バッファ32中のオープンされたファイルのファイル名、パスなどの情報を登録すると共に、ファイルの拡張子を参照してファイルのカテゴリを分類し、ファイルテーブル26cの該当するカテゴリに対応づけて登録する(ステップB10)。カテゴリは、特定のアプリケーション毎、あるいは特定のファイル形式毎(画像データ用のファイル、音声データ用のファイルなど)などとすることができる。なお、「NO」ボタンを選択する入力が入力部14からあった場合、アプリケーション登録部36は、ファイルの登録を実行せずに処理を終了する。
図6には、ランチャ20に登録されたファイルを表示するランチャ用の画面の一例を示している。図6に示すように、ファイルを表示するランチャ画面では、ファイルテーブル26cにおいて分類されている複数のカテゴリのそれぞれに対応するタイミングが設けられており、何れかのタグが選択されることで、そのタグに対応するカテゴリに分類されたファイルを表すアイコンが表示される。図6に示す例では、アプリケーションAによって作成されたファイルが1つのカテゴリとして分類されて、対応するアイコンが一覧表示されている。このランチャ用の画面において、任意のアイコンがキー入力あるいはタップの操作によって選択されると、アプリケーションAによって該当するファイルがオープンされる。
【0054】
このようにして、本実施形態における情報機器10では、ランチャ20に登録されていないアプリケーションを起動する、あるいはファイルをオープンすることで、自動的にアプリケーションあるいはファイルがランチャ20に登録される。すなわち、ユーザは、アプリケーションやファイルをランチャ20に登録するための特別な操作が全く必要ない。また、実際にユーザが使用したアプリケーションあるいはファイルのみが登録されることになるので、ユーザにとって不要なアプリケーションやファイルが登録されることに伴うランチャ20の操作性の低下を招くおそれがない。ランチャ20に登録されたアプリケーションやファイルは、ランチャ20を通じて簡単に利用することができるようになる。
【0055】
なお、前述した説明では、ランチャ機能に対してアプリケーションを登録する場合と、ファイルを登録する場合とを独立して説明しているが、アプリケーションとファイルとを混在して登録することも可能である。
【0056】
また、本実施形態では、ランチャプログラムによって、ランチャ機能部22と自動登録機能部24を実現するものとしているが、自動登録機能部24を実現するプログラムのみが独立して提供されても良い。すなわち、ランチャ機能部22が既に搭載されている情報機器に対して、自動登録機能部24を実現するプログラムをインストールすることで、自動登録機能付きランチャ機能を実現できるようにする。
【0057】
また、上述した実施形態において記載した手法は、コンピュータに実行させることのできるプログラムとして、例えば磁気ディスク(フレキシブルディスク、ハードディスク等)、光ディスク(CD−ROM、DVD等)、半導体メモリなどの記録媒体に書き込んで各種装置に提供することができる。また、通信媒体により伝送して各種装置に提供することも可能である。本装置を実現するコンピュータは、記録媒体に記録されたプログラムを読み込み、または通信媒体を介してプログラムを受信し、このプログラムによって動作が制御されることにより、上述した処理を実行する。
【0058】
また、本願発明は、前述した実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。更に、前記実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
【0059】
【発明の効果】
以上詳述したように本発明によれば、ユーザの負担を増加させることなく、ユーザが実際に使用するアプリケーションあるいはファイルを効率よく利用することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係わる情報機器10の機能構成を示すブロック図。
【図2】ランチャ情報記憶部26において記憶されるアプリケーションテーブル26b、ファイルテーブル26cのデータ構成の一例を示す図。
【図3】アプリケーションのランチャ20への自動登録の処理について説明するためのフローチャート。
【図4】
ファイルのランチャ20への自動登録の処理について説明するためのフローチャート。
【図5】本実施形態における問い合わせメッセージの一例を示す図。
【図6】ランチャ20に登録されたファイルを表示するランチャ用の画面の一例を示す。
【符号の説明】
10…情報機器
12…アプリケーション起動部
14…入力部
16…表示部
20…ランチャ
22…ランチャ機能部
24…自動登録機能部
26…ランチャ情報記憶部
30…アプリケーション起動判断部
32…内部バッファ
34…登録アプリケーション検索部
36…アプリケーション登録部
Claims (11)
- ランチャ機能が搭載された情報機器において、
ランチャ機能以外からアプリケーションが起動されたことを判断するアプリケーション起動判断手段と、
前記アプリケーション起動判断手段によって起動されたことを判断されたアプリケーションが、ランチャ機能に登録されているか判別する登録アプリケーション検索手段と、
前記登録アプリケーション検索手段によってランチャ機能に登録されていないと判別された場合に、当該アプリケーションをランチャ機能に登録するアプリケーション登録手段と
を具備したことを特徴とする情報機器。 - 前記アプリケーション登録手段によってランチャ機能に登録された各アプリケーションの使用回数を記憶する使用回数記憶手段を具備し、
前記アプリケーション登録手段は、前記ランチャ機能に最大登録数分のアプリケーションが登録されている場合に、前記使用回数記憶手段によって記憶された使用回数に基づいて、登録済みのアプリケーションを未登録状態にした上で新規のアプリケーションを登録することを特徴とする請求項1記載の情報機器。 - 前記アプリケーション登録手段によってランチャ機能に登録された各アプリケーションの使用時期を記憶する使用時期記憶手段を具備し、
前記アプリケーション登録手段は、前記ランチャ機能に最大登録数分のアプリケーションが登録されている場合に、前記使用時期記憶手段によって記憶された使用時期に基づいて、登録済みのアプリケーションを未登録状態にした上で新規のアプリケーションを登録することを特徴とする請求項1記載の情報機器。 - 前記アプリケーション登録手段によってランチャ機能に登録された各アプリケーションの使用率を記憶する使用率記憶手段を具備し、
前記アプリケーション登録手段は、前記ランチャ機能に最大登録数分のアプリケーションが登録されている場合に、前記使用率記憶手段によって記憶された使用率に基づいて、登録済みのアプリケーションを未登録状態にした上で新規のアプリケーションを登録することを特徴とする請求項1記載の情報機器。 - 前記アプリケーション起動判断手段によって起動されたことを判断されたアプリケーションの使用回数を記憶する使用回数記憶手段とを具備し、
前記登録アプリケーション検索手段は、前記使用回数記憶手段によって記憶された使用回数が所定回数となったアプリケーションについて、ランチャ機能に登録されているか判別することを特徴とする請求項1記載の情報機器。 - 前記アプリケーション登録手段は、ランチャ機能へのアプリケーションの登録を問い合わせ、この問い合わせに対して登録実行が指示された場合に当該アプリケーションをランチャ機能に登録することを特徴とする請求項1記載の情報機器。
- ファイルを登録可能なランチャ機能が搭載された情報機器において、
ランチャ機能以外からファイルが所定のアプリケーションによってオープンされたことを判断するファイルオープン判断手段と、
前記ファイルオープン判断手段によってファイルオープンされたことを判断されたファイルが、ランチャ機能に登録されているか判別する登録ファイル検索手段と、
前記登録ファイル検索手段によってランチャ機能に登録されていないと判別された場合に、当該ファイルをランチャ機能に登録するファイル登録手段と
を具備したことを特徴とする情報機器。 - 前記ファイル登録手段は、ランチャ機能へのファイルの登録を問い合わせ、この問い合わせに対して登録実行が指示された場合に当該ファイルをランチャ機能に登録することを特徴とる請求項7記載の情報機器。
- 前記ファイル登録手段は、ファイルをカテゴリ別に分類し、カテゴリ別に前記ランチャ機能に登録することを特徴とする請求項7記載の情報機器。
- ランチャ機能を実現するランチャプログラムであって、
コンピュータを、
ランチャ機能以外からアプリケーションが起動されたことを判断するアプリケーション起動判断手段と、
前記アプリケーション起動判断手段によって起動されたことを判断されたアプリケーションが、ランチャ機能に登録されているか判別する登録アプリケーション検索手段と、
前記登録アプリケーション検索手段によってランチャ機能に登録されていないと判別された場合に、当該アプリケーションをランチャ機能に登録するアプリケーション登録手段とに機能させるためのランチャプログラム。 - ファイルを登録可能なランチャ機能を実現するランチャプログラムであって、
コンピュータを、
ランチャ機能以外からファイルが所定のアプリケーションによってオープンされたことを判断するファイルオープン判断手段と、
前記ファイルオープン判断手段によってファイルオープンされたことを判断されたファイルが、ランチャ機能に登録されているか判別する登録ファイル検索手段と、
前記登録ファイル検索手段によってランチャ機能に登録されていないと判別された場合に、当該ファイルをランチャ機能に登録するファイル登録手段とに機能させるためのランチャプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002158896A JP2004005110A (ja) | 2002-05-31 | 2002-05-31 | 情報機器、ランチャプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002158896A JP2004005110A (ja) | 2002-05-31 | 2002-05-31 | 情報機器、ランチャプログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004005110A true JP2004005110A (ja) | 2004-01-08 |
Family
ID=30428905
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002158896A Abandoned JP2004005110A (ja) | 2002-05-31 | 2002-05-31 | 情報機器、ランチャプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004005110A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7774591B2 (en) | 2006-01-05 | 2010-08-10 | Nec Corporation | Data processing device and data processing method |
US7822945B2 (en) | 2006-02-06 | 2010-10-26 | Nec Corporation | Configuration managing device for a reconfigurable circuit |
JP2015109114A (ja) * | 2010-06-11 | 2015-06-11 | 任天堂株式会社 | 情報処理端末、情報処理システム、情報処理プログラム |
US9433861B2 (en) | 2010-09-17 | 2016-09-06 | Nintendo Co., Ltd. | Computer-readable storage medium having information processing program stored therein, handheld terminal apparatus, system, information processing method, and communication system |
US9450917B2 (en) | 2009-09-09 | 2016-09-20 | Nintendo Co., Ltd. | Information processing system, apparatus, method and control program capable of executing efficient data communication dispensing with communication with once communicated partner |
US9588748B2 (en) | 2010-06-11 | 2017-03-07 | Nintendo Co., Ltd. | Information processing terminal, information processing system, computer-readable storage medium having stored thereon information processing program, and information processing method |
US9656173B2 (en) | 2010-05-31 | 2017-05-23 | Nintendo Co., Ltd. | Computer-readable storage medium, information processing apparatus, information processing system, and information processing method |
US10086290B2 (en) | 2009-06-19 | 2018-10-02 | Nintendo Co., Ltd. | Information processing system, information processing apparatus and information processing system control method, capable of providing, regardless of execution/non-execution of an application, data usable by the application to other information processing apparatus |
-
2002
- 2002-05-31 JP JP2002158896A patent/JP2004005110A/ja not_active Abandoned
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7774591B2 (en) | 2006-01-05 | 2010-08-10 | Nec Corporation | Data processing device and data processing method |
US7822945B2 (en) | 2006-02-06 | 2010-10-26 | Nec Corporation | Configuration managing device for a reconfigurable circuit |
US10086290B2 (en) | 2009-06-19 | 2018-10-02 | Nintendo Co., Ltd. | Information processing system, information processing apparatus and information processing system control method, capable of providing, regardless of execution/non-execution of an application, data usable by the application to other information processing apparatus |
US9450917B2 (en) | 2009-09-09 | 2016-09-20 | Nintendo Co., Ltd. | Information processing system, apparatus, method and control program capable of executing efficient data communication dispensing with communication with once communicated partner |
US9656173B2 (en) | 2010-05-31 | 2017-05-23 | Nintendo Co., Ltd. | Computer-readable storage medium, information processing apparatus, information processing system, and information processing method |
JP2015109114A (ja) * | 2010-06-11 | 2015-06-11 | 任天堂株式会社 | 情報処理端末、情報処理システム、情報処理プログラム |
JP2017004548A (ja) * | 2010-06-11 | 2017-01-05 | 任天堂株式会社 | 情報処理端末、情報処理システム、情報処理プログラム |
US9588748B2 (en) | 2010-06-11 | 2017-03-07 | Nintendo Co., Ltd. | Information processing terminal, information processing system, computer-readable storage medium having stored thereon information processing program, and information processing method |
US9832718B2 (en) | 2010-06-11 | 2017-11-28 | Nintendo Co., Ltd. | Portable information terminal using near field communication |
US10296319B2 (en) | 2010-06-11 | 2019-05-21 | Nintendo Co., Ltd. | Information processing terminal, information processing system, computer-readable storage medium having stored thereon information processing program, and information processing method |
US9433861B2 (en) | 2010-09-17 | 2016-09-06 | Nintendo Co., Ltd. | Computer-readable storage medium having information processing program stored therein, handheld terminal apparatus, system, information processing method, and communication system |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5048683B2 (ja) | アプリケーション更新管理端末、システム、方法およびプログラム | |
JP5171466B2 (ja) | 画像処理装置、画像処理装置で実行される方法、プログラムおよび記録媒体 | |
JP4671198B2 (ja) | 情報処理装置 | |
JP5129755B2 (ja) | コマンド機能表示方法及びモバイルターミナル | |
US20070061495A1 (en) | Initiating software responses based on a hardware action | |
JP2007334911A (ja) | 情報処理装置、プログラムおよびダウンロード方法 | |
JPWO2008114491A1 (ja) | アプリケーション更新管理機能を備えた端末、アプリケーション更新管理プログラムおよびシステム | |
TW200928953A (en) | Method, apparatus and computer program product for providing an improved user interface | |
KR20050077800A (ko) | 컨택 및 아이템을 피닝하기 위한 방법 및 시스템 | |
JP2004152276A (ja) | 情報端末装置、操作支援方法及び操作支援プログラム | |
JP2009163520A (ja) | 情報処理装置及びプログラム | |
JP2004005110A (ja) | 情報機器、ランチャプログラム | |
JP5184268B2 (ja) | 情報処理装置及びプログラム | |
WO2010052987A1 (ja) | 情報処理装置及びプログラム | |
JP2006178768A (ja) | 画像処理装置および方法、プログラム、並びに記録媒体 | |
KR100764651B1 (ko) | 휴대용 단말에서 애플리케이션을 실행시키는 방법 및 장치 | |
US20080235593A1 (en) | Mobile device system and mobile device | |
JP4796906B2 (ja) | 端末装置及びプログラム | |
JP2007048138A (ja) | 選択装置及び選択方法 | |
US7113455B2 (en) | Portable information equipment | |
JP2021105785A (ja) | 情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法、プログラム | |
WO2005111833A1 (en) | Information storage system | |
JPH10222528A (ja) | 情報処理装置及びその制御方法 | |
KR101081126B1 (ko) | 이동 통신 단말기의 키패드 설정 방법 및 시스템 | |
JP4004287B2 (ja) | ファイル関連付けシステム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A762 | Written abandonment of application |
Effective date: 20040726 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762 |