JP2004003699A - 燃焼装置の燃焼状態改善装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】燃焼装置の燃料の反応速度を増大させ、燃料を完全燃焼に近づけることにより、排気ガス中の有害物質の削減、及び、燃料消費率(燃費)の向上を図る燃焼装置の燃焼状態改善装置を提供する。
【解決手段】第1の改善装置10は、エアクリーナ2に近い側(図2中の下側)から、ケース11,磁気発生板12,ケイ素13,銅板14,微弱エネルギテープ15,銅板16,微弱エネルギテープ17,反射板18,蓋19が積み重ねられた構成とする。これにより、磁気発生板12のみでは不十分であった、活性化作用を増大させることができ、排気ガス中の有害物質の削減、及び、燃費の向上を行うことができる。
【選択図】 図2
【解決手段】第1の改善装置10は、エアクリーナ2に近い側(図2中の下側)から、ケース11,磁気発生板12,ケイ素13,銅板14,微弱エネルギテープ15,銅板16,微弱エネルギテープ17,反射板18,蓋19が積み重ねられた構成とする。これにより、磁気発生板12のみでは不十分であった、活性化作用を増大させることができ、排気ガス中の有害物質の削減、及び、燃費の向上を行うことができる。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、磁力線による活性化作用を利用した燃焼装置の燃焼状態改善装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、磁力線の活性化作用に着目したこの種の装置が各種提案されている。
例えば、特開2001−65416号公報には、燃焼装置の吸気系パイプ,燃料系パイプ及びエアフィルタに活性化エレメントを配置する手法が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、単純な磁石を配置するだけでは、燃焼状態の改善の程度が低くかった。
また、磁石を普通に配置すると、互いの磁力線が干渉してしまい、必要な部分まで磁力線が到達しなかったり、燃焼状態の改善の効果がさらに薄まったりするという問題があった。
【0004】
本発明の課題は、燃焼装置の燃料の反応速度を増大させ、燃料を完全燃焼に近づけることにより、排気ガス中の有害物質の削減、及び、燃料消費率(燃費)の向上を図る燃焼装置の燃焼状態改善装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、請求項1の発明は、燃焼装置の燃焼用空気供給経路(2,3)の一部及び/又は燃料供給経路(5)の一部に接近又は接触して設けることにより、少なくとも磁力線を発生して燃焼状態を改善する燃焼状態改善装置であって、前記磁力線を出力する磁力線発生部(12,22,32)と、トルマリン鉱石,ケイ素及び鉄粉を有する活性力増加部(13,14,14a,15,16,16a,17,18,22a,24a,26,32a,34a,36)と、を備える燃焼装置の燃焼状態改善装置(10,20,30)である。
【0006】
請求項2の発明は、請求項1に記載の燃焼装置の燃焼状態改善装置において、前記磁力線発生部(12,22,32)は、発生する磁力線が略一方向に集中していること、を特徴とする燃焼装置の燃焼状態改善装置(10,20,30)である。
【0007】
請求項3の発明は、請求項2に記載の燃焼装置の燃焼状態改善装置において、前記活性力増加部(13,14,14a,15,16,16a,17,18,22a,24a,26,32a,34a,36)は、前記磁力線発生部とは異なる層であって、少なくとも2以上の異なる層により形成されていること、を特徴とする燃焼装置の燃焼状態改善装置(10,20,30)である。
【0008】
請求項4の発明は、請求項3に記載の燃焼装置の燃焼状態改善装置において、前記磁力線発生部(12)が磁力線を集中して発生する側を磁力線側としたときに、前記活性力増加部は、銅板層(14,16)と、前記銅板層の磁力線側に塗布され、前記ケイ素と前記鉄粉とを含む塗料層(14a,16a)と、前記銅板層の磁力線側とは反対側に設けられ、前記トルマリン鉱石を含む微弱エネルギ層(15,17)と、を有すること、を特徴とする燃焼装置の燃焼状態改善装置(10)である。
【0009】
請求項5の発明は、請求項4に記載の燃焼装置の燃焼状態改善装置において、前記活性力増加部(14,14a,15,16,16a,17)を複数有していること、を特徴とする燃焼装置の燃焼状態改善装置(10)である。
【0010】
請求項6の発明は、請求項4又は請求項5に記載の燃焼装置の燃焼状態改善装置において、前記磁力線発生部(12)と前記活性力増加部(14,14a,15,16,16a,17)との間に、ケイ素を含む層(13)をさらに設けたこと、を特徴とする燃焼装置の燃焼状態改善装置(10)である。
【0011】
請求項7の発明は、請求項4から請求項6までのいずれか1項に記載の燃焼装置の燃焼状態改善装置において、前記活性力増加部(14,14a,15,16,16a,17)よりも磁力線側と反対側に、前記微弱エネルギ層(15,17)から発生する微弱電磁波を反射する反射部(18)を設けたこと、を特徴とする燃焼装置の燃焼状態改善装置(10)である。
【0012】
請求項8の発明は、請求項4から請求項7までのいずれか1項に記載の燃焼装置の燃焼状態改善装置において、外周を強磁性体以外の材質(11,19)により覆われていること、を特徴とする燃焼装置の燃焼状態改善装置(10)である。
【0013】
請求項9の発明は、請求項3に記載の燃焼装置の燃焼状態改善装置において、前記燃焼用空気供給経路の配管部分(3)及び/又は燃料供給経路の配管部分(5)を両側から挟みこむ形態で接触して使用される燃焼状態改善装置であって、前記磁力線発生部(22,32)を含み、前記配管部分の一方側に設ける第1のユニット(210,310)と、前記第1のユニットから出力された磁力線を集めるユニットであって、前記第1のユニットと略対向する位置に設ける第2のユニット(220,320)と、を備える燃焼装置の燃焼状態改善装置(20,30)である。
【0014】
請求項10の発明は、請求項9に記載の燃焼装置の燃焼状態改善装置において、前記第1のユニット(210,310)は、前記磁力線発生部の前記配管側となる側に塗布され前記ケイ素と前記鉄粉とを含む塗料層(22a,32a)を有し、前記第2のユニット(220,320)は、銅板層(24,34)と、前記銅板層の前記配管側とは反対側となる側に塗布され、前記ケイ素と前記鉄粉とを含む塗料層(24a,34a)を有していること、を特徴とする燃焼装置の燃焼状態改善装置(20,30)である。
【0015】
請求項11の発明は、請求項9又は請求項10に記載の燃焼装置の燃焼状態改善装置において、前記トルマリン鉱石を含み、前記第1のユニット(210,310)及び前記第2のユニット(220,320)の外周から巻き付ける第3のユニット(26,36)を有すること、を特徴とする燃焼装置の燃焼状態改善装置(20,30)である。
【0016】
請求項12の発明は、請求項11に記載の燃焼装置の燃焼状態改善装置において、前記第3のユニット(26,36)は、使用状態で外周側となる一面に金属薄膜が接合されていること、を特徴とする燃焼装置の燃焼状態改善装置(20,30)である。
【0017】
請求項13の発明は、請求項9から請求項12までのいずれか1項に記載の燃焼装置の燃焼状態改善装置において、前記第1,第2,第3のユニット(210,310,220,320,26,36)は、いずれも可撓性を有していること、を特徴とする燃焼装置の燃焼状態改善装置(20,30)である。
【0018】
請求項14の発明は、請求項1から請求項13までのいずれか1項に記載の燃焼装置の燃焼状態改善装置において、前記トルマリン鉱石を含む層(15,17,26,36)は、ラジウム鉱泉処理を行われていること、を特徴とする燃焼装置の燃焼状態改善装置(10,20,30)である。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、図面等を参照して、本発明の実施の形態について、さらに詳しく説明する。
図1は、本発明による燃焼装置の燃焼状態改善装置の実施形態の概要を示す図である。
なお、本実施形態の説明では、自動車等に使用される内燃機関を例として説明するが、本発明の燃焼装置の燃焼状態改善装置は、内燃機関に限らず、外燃機関に使用してもよいし、湯沸器,ボイラー等に使用してもよい。
本実施形態における燃焼状態改善装置は、燃焼室1,エアクリーナ2,吸気系パイプ(燃焼用空気供給経路)3,燃料タンク4,燃料系パイプ(燃料供給経路)5,消音器6等を備えた燃焼装置に対して、追加装着する装置であり、第1の改善装置10,第2の改善装置20,第3の改善装置30を組み合わせて使用している。
【0020】
第1の改善装置10は、燃焼用空気供給経路の一部に設けられたエアクリーナ2に接近して固定される装置である。
図2は、第1の改善装置10の断面図である。
第1の改善装置10は、エアクリーナ2に近い側(図2中の下側)から、ケース11と、磁気発生板12と、ケイ素13,銅板14,微弱エネルギテープ15,銅板16,微弱エネルギテープ17,反射板18からなる活性力増加部と、蓋19とが積み重ねられた構成となっている。なお、微弱エネルギテープ15と銅板16との間には、わずかに隙間が空いている。
ケース11は、磁気発生板12,ケイ素13,銅板14,微弱エネルギテープ15を包む略箱状の部材であり、耐熱樹脂により形成されている。なお、ケース11及び後述する蓋19は、強磁性体以外の材質にすることが望ましい。
【0021】
磁気発生板12は、フェライト粉末を柔軟なゴム磁石成形材料とし押出し成形よる柔軟なストリップラバーでベルト状にした磁力線発生部であり、ケース11の底面に固定されている。磁気発生板12は、その厚み及び幅を調整することによって50〜100ガウスを確保させ、全面から出る電磁波の均一性を確保することとし、燃焼装置の排気量に合わせて厚み・幅を変更して、発生する磁力を決定する。また、磁気発生板12は、ほぼ一方向に集中して磁力線を出力するように形成されており、本実施形態では、矢印A方向に磁力線を出力するようになっている。
【0022】
ケイ素13は、磁気発生板12のまわりに充填されて独立した層を形成しており、本実施形態では、粉体のまま充填してあるが、樹脂などにより固めて使用してもよい。
【0023】
銅板(銅板層)14,16は、板厚が0.1mmであり、磁気発生板12に近い側の表面にケイ素・鉄粉入り塗料層14a,16aが塗布されている。
ケイ素・鉄粉入り塗料層14a,16aは、フッ素系塗料100ccに対してケイ素30cc、鉄粉10ccの割合で混合して十分に撹拌した塗料を、銅板14,16の片面へ均一に塗布(厚み:0.03〜0.1mm)後、自然乾燥した塗料層である。
【0024】
微弱エネルギテープ(微弱エネルギ層)15,17は、トルマリン鉱石を微小(1〜0.5mm)に砕き、このトルマリン鉱石を2枚のネット(不図示)により挟み込み、テープ状としたものである。また、微弱エネルギテープ15,17は、ラジウム鉱石水(温水36〜42℃)に入れて乾燥させる処理(ラジウム鉱泉処理)を、2〜3回繰リ返している。ラジウム鉱泉処理を行うことにより、トルマリンよリ出る電磁波を直線的に変え、本装置の働きを促進させる。
【0025】
反射板18は、アルミニウム製の板であり、磁気発生板12,微弱エネルギテープ15,17等から出力される電磁波を遮断し、反対方向へこれらの電磁波を反射する反射部である。
【0026】
活性力増加部(第1の改善装置10では、ケイ素13,銅板14,微弱エネルギテープ15,銅板16,微弱エネルギテープ17,反射板18からなる)は、電磁波を発生することにより、磁気発生板12の磁力線発生機能をさらに活性化させると共に、燃焼用空気及び燃料等にも直接作用し、磁力線と共に、これらを活性化させる働きをしている。
【0027】
蓋19は、ケース11と同じ材料により形成されており、銅板16,微弱エネルギテープ17,反射板18は、この蓋19に対して固定されている。
【0028】
図3は、第2の改善装置20の取り付け状態を示す断面図である。
第2の改善装置20は、第1のユニット210と第2のユニット220とにより、吸気系パイプ3を両側から挟みこみ、その周りに微弱エネルギテープ26(第3のユニット)を巻き付けた状態で使用する装置である。
第1のユニット210は、磁気発生板22と、固定用接着テープ23とを有している。
磁気発生板22は、磁気発生板12と同様な磁力線発生部であるが、磁力線を出力する側に、ケイ素・鉄粉入り塗料層22aが形成されている。このケイ素・鉄粉入り塗料層22aは、ケイ素・鉄粉入り塗料層14a,16aと同様な層であり、活性力増加部として機能する。
固定用接着テープ23は、いわゆる両面テープであり、第1のユニット210を吸気系パイプ3に固定するためのものである。
【0029】
第2のユニット220は、銅板24と、固定用接着テープ25とを有し、第1のユニット210から発生する磁力線を第2のユニット220側へ集める集向板の役割を果たしている。
銅板24は、吸気系パイプ3と反対側の面にケイ素・鉄粉入り塗料層24aを有し、銅板14,16と同様な銅板層である。
固定用接着テープ25は、固定用接着テープ23と同様なテープである。
なお、第1のユニット210と第2のユニット220の大きさは、同一となっている。
【0030】
微弱エネルギテープ26は、微弱エネルギテープ15,17と同様なテープであるが、微弱エネルギテープ26の片面には、不図示のアルミニウム薄膜を接合(ラミネート)している。このアルミニウムをラミネートした側が外周側となるようにして、第1のユニット210及び第2のユニット220を包み、アルミニウムの薄膜が、反射板の役割を果たすと共に、活性力増加部として機能する第3のユニットである。
なお、微弱エネルギテープは、その外周に、固定バンド(不図示)を巻き付けて、簡単に脱落しないように装着される。
また、第1のユニット210,第2のユニット220,微弱エネルギテープ26(第3のユニット)は、いずれも可撓性を有しており、巻き付けるパイプの径が異なっても、柔軟に対応することができる。
【0031】
図4は、第3の改善装置30の取り付け状態を示す断面図である。
第3の改善装置30は、第1のユニット310と第2のユニット320とにより、燃料パイプ5を両側から挟みこみ、その周りに微弱エネルギテープ36(第3のユニット)を巻き付けた状態で使用する装置である。
第3の改善装置30は、巻き付ける対象が燃料パイプ5である以外は、第2の改善装置20と同様な形態であるので、第3の改善装置30についての詳しい説明は、省略する。
【0032】
本実施形態によれば、磁気発生板の周りにケイ素、微弱エネルギテープなどを配置した第1の改善装置10,第2の改善装置20,第3の改善装置30を設けたので、それぞれの装置により、燃料及び燃焼用空気の状態を活性化する効果を増大させることができる上、それぞれの装置を、単独で使用する場合よりも、より高い効果を発揮することができる。
【0033】
(変形形態)
以上説明した実施形態に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の均等の範囲内である。
例えば、本実施形態では、第1の改善装置10,第2の改善装置20,第3の改善装置30の全てを燃焼装置に取り付けた例を示したが、これに限らず、例えば、これらの中からひとつを選択して取り付けてもよいし、ひとつを取り付けないようにしてもよい。
【0034】
また、本実施形態に示した第1の改善装置10,第2の改善装置20,第3の改善装置30それぞれの具体的な層構成は、一例であって、必ずしも、これと同一にする必要はなく、例えば、第1の改善装置10におけるケイ素13を粉体のまま使用せずに、樹脂などにより固めた形態としてもよいし、微弱エネルギテープ15,17の2枚を使用せず、1枚だけとしてもよい。
【0035】
【実施例】
ここで、上述の実施形態に示した燃焼装置の燃焼状態改善装置を使用した場合の効果について、実施例をあげて説明する。
(第1の実施例)
表1は、本装置を自動車に装着した場合の平均燃費を、装着前のものと比較した表である。
【0036】
【表1】
【0037】
表1に示すように、ガソリン車・ディーゼル車を問わず12車種全てにおいて、燃費の向上が図られており、本装置の燃費向上に対する有効性が確認できた。表2は、本装置を自動車に装着した場合の排気ガス中の有害物質の削減効果を示す表である。
【0038】
【表2】
【0039】
表2に示すように、一酸化炭素(CO)濃度、炭化水素(HC)濃度共に、検出不能なまでに削減されており、本装置の有害物質の削減効果に対する有効性が確認できた。
【0040】
(第2の実施例)
表3は、本装置をプロパンガス方式の湯沸器に装着して、水を52℃まで温めるのに要した時間を示す表である。
【0041】
【表3】
【0042】
表3に示すように、水温12℃、17℃いずれの場合であっても、装着前の75%程度の時間で52℃に達しており、プロパンガス方式の湯沸器においても本装置により燃焼状態が改善されていることが確認できた。
【0043】
【発明の効果】
以上詳しく説明したように、本発明によれば、燃焼装置の燃焼用空気及び燃料を活性化することができ、燃焼装置の燃料の反応速度を増大させ、燃料を完全燃焼に近づけることにより、排気ガス中の有害物質の削減、及び、燃費の向上を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による燃焼装置の燃焼状態改善装置の実施形態の概要を示す図である。
【図2】第1の改善装置10の断面図である。
【図3】第2の改善装置20の取り付け状態を示す断面図である。
【図4】第3の改善装置30の取り付け状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 燃焼室
2 エアクリーナ
3 吸気系パイプ
4 燃料タンク
5 燃料系パイプ
6 消音器
10 第1の改善装置
11 ケース
12 磁気発生板
13 ケイ素
14 銅板
14a ケイ素・鉄粉入り塗料層
15 微弱エネルギテープ
16 銅板
16a ケイ素・鉄粉入り塗料層
17 微弱エネルギテープ
18 反射板
19 蓋
20 第2の改善装置
22,32 磁気発生板
22a,32a ケイ素・鉄粉入り塗料層
23,33 固定用接着テープ
24,34 銅板
25,35 固定用接着テープ
26,36 微弱エネルギテープ
30 第3の改善装置
210,310 第1のユニット
220,320 第2のユニット
【発明の属する技術分野】
本発明は、磁力線による活性化作用を利用した燃焼装置の燃焼状態改善装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、磁力線の活性化作用に着目したこの種の装置が各種提案されている。
例えば、特開2001−65416号公報には、燃焼装置の吸気系パイプ,燃料系パイプ及びエアフィルタに活性化エレメントを配置する手法が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、単純な磁石を配置するだけでは、燃焼状態の改善の程度が低くかった。
また、磁石を普通に配置すると、互いの磁力線が干渉してしまい、必要な部分まで磁力線が到達しなかったり、燃焼状態の改善の効果がさらに薄まったりするという問題があった。
【0004】
本発明の課題は、燃焼装置の燃料の反応速度を増大させ、燃料を完全燃焼に近づけることにより、排気ガス中の有害物質の削減、及び、燃料消費率(燃費)の向上を図る燃焼装置の燃焼状態改善装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、請求項1の発明は、燃焼装置の燃焼用空気供給経路(2,3)の一部及び/又は燃料供給経路(5)の一部に接近又は接触して設けることにより、少なくとも磁力線を発生して燃焼状態を改善する燃焼状態改善装置であって、前記磁力線を出力する磁力線発生部(12,22,32)と、トルマリン鉱石,ケイ素及び鉄粉を有する活性力増加部(13,14,14a,15,16,16a,17,18,22a,24a,26,32a,34a,36)と、を備える燃焼装置の燃焼状態改善装置(10,20,30)である。
【0006】
請求項2の発明は、請求項1に記載の燃焼装置の燃焼状態改善装置において、前記磁力線発生部(12,22,32)は、発生する磁力線が略一方向に集中していること、を特徴とする燃焼装置の燃焼状態改善装置(10,20,30)である。
【0007】
請求項3の発明は、請求項2に記載の燃焼装置の燃焼状態改善装置において、前記活性力増加部(13,14,14a,15,16,16a,17,18,22a,24a,26,32a,34a,36)は、前記磁力線発生部とは異なる層であって、少なくとも2以上の異なる層により形成されていること、を特徴とする燃焼装置の燃焼状態改善装置(10,20,30)である。
【0008】
請求項4の発明は、請求項3に記載の燃焼装置の燃焼状態改善装置において、前記磁力線発生部(12)が磁力線を集中して発生する側を磁力線側としたときに、前記活性力増加部は、銅板層(14,16)と、前記銅板層の磁力線側に塗布され、前記ケイ素と前記鉄粉とを含む塗料層(14a,16a)と、前記銅板層の磁力線側とは反対側に設けられ、前記トルマリン鉱石を含む微弱エネルギ層(15,17)と、を有すること、を特徴とする燃焼装置の燃焼状態改善装置(10)である。
【0009】
請求項5の発明は、請求項4に記載の燃焼装置の燃焼状態改善装置において、前記活性力増加部(14,14a,15,16,16a,17)を複数有していること、を特徴とする燃焼装置の燃焼状態改善装置(10)である。
【0010】
請求項6の発明は、請求項4又は請求項5に記載の燃焼装置の燃焼状態改善装置において、前記磁力線発生部(12)と前記活性力増加部(14,14a,15,16,16a,17)との間に、ケイ素を含む層(13)をさらに設けたこと、を特徴とする燃焼装置の燃焼状態改善装置(10)である。
【0011】
請求項7の発明は、請求項4から請求項6までのいずれか1項に記載の燃焼装置の燃焼状態改善装置において、前記活性力増加部(14,14a,15,16,16a,17)よりも磁力線側と反対側に、前記微弱エネルギ層(15,17)から発生する微弱電磁波を反射する反射部(18)を設けたこと、を特徴とする燃焼装置の燃焼状態改善装置(10)である。
【0012】
請求項8の発明は、請求項4から請求項7までのいずれか1項に記載の燃焼装置の燃焼状態改善装置において、外周を強磁性体以外の材質(11,19)により覆われていること、を特徴とする燃焼装置の燃焼状態改善装置(10)である。
【0013】
請求項9の発明は、請求項3に記載の燃焼装置の燃焼状態改善装置において、前記燃焼用空気供給経路の配管部分(3)及び/又は燃料供給経路の配管部分(5)を両側から挟みこむ形態で接触して使用される燃焼状態改善装置であって、前記磁力線発生部(22,32)を含み、前記配管部分の一方側に設ける第1のユニット(210,310)と、前記第1のユニットから出力された磁力線を集めるユニットであって、前記第1のユニットと略対向する位置に設ける第2のユニット(220,320)と、を備える燃焼装置の燃焼状態改善装置(20,30)である。
【0014】
請求項10の発明は、請求項9に記載の燃焼装置の燃焼状態改善装置において、前記第1のユニット(210,310)は、前記磁力線発生部の前記配管側となる側に塗布され前記ケイ素と前記鉄粉とを含む塗料層(22a,32a)を有し、前記第2のユニット(220,320)は、銅板層(24,34)と、前記銅板層の前記配管側とは反対側となる側に塗布され、前記ケイ素と前記鉄粉とを含む塗料層(24a,34a)を有していること、を特徴とする燃焼装置の燃焼状態改善装置(20,30)である。
【0015】
請求項11の発明は、請求項9又は請求項10に記載の燃焼装置の燃焼状態改善装置において、前記トルマリン鉱石を含み、前記第1のユニット(210,310)及び前記第2のユニット(220,320)の外周から巻き付ける第3のユニット(26,36)を有すること、を特徴とする燃焼装置の燃焼状態改善装置(20,30)である。
【0016】
請求項12の発明は、請求項11に記載の燃焼装置の燃焼状態改善装置において、前記第3のユニット(26,36)は、使用状態で外周側となる一面に金属薄膜が接合されていること、を特徴とする燃焼装置の燃焼状態改善装置(20,30)である。
【0017】
請求項13の発明は、請求項9から請求項12までのいずれか1項に記載の燃焼装置の燃焼状態改善装置において、前記第1,第2,第3のユニット(210,310,220,320,26,36)は、いずれも可撓性を有していること、を特徴とする燃焼装置の燃焼状態改善装置(20,30)である。
【0018】
請求項14の発明は、請求項1から請求項13までのいずれか1項に記載の燃焼装置の燃焼状態改善装置において、前記トルマリン鉱石を含む層(15,17,26,36)は、ラジウム鉱泉処理を行われていること、を特徴とする燃焼装置の燃焼状態改善装置(10,20,30)である。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、図面等を参照して、本発明の実施の形態について、さらに詳しく説明する。
図1は、本発明による燃焼装置の燃焼状態改善装置の実施形態の概要を示す図である。
なお、本実施形態の説明では、自動車等に使用される内燃機関を例として説明するが、本発明の燃焼装置の燃焼状態改善装置は、内燃機関に限らず、外燃機関に使用してもよいし、湯沸器,ボイラー等に使用してもよい。
本実施形態における燃焼状態改善装置は、燃焼室1,エアクリーナ2,吸気系パイプ(燃焼用空気供給経路)3,燃料タンク4,燃料系パイプ(燃料供給経路)5,消音器6等を備えた燃焼装置に対して、追加装着する装置であり、第1の改善装置10,第2の改善装置20,第3の改善装置30を組み合わせて使用している。
【0020】
第1の改善装置10は、燃焼用空気供給経路の一部に設けられたエアクリーナ2に接近して固定される装置である。
図2は、第1の改善装置10の断面図である。
第1の改善装置10は、エアクリーナ2に近い側(図2中の下側)から、ケース11と、磁気発生板12と、ケイ素13,銅板14,微弱エネルギテープ15,銅板16,微弱エネルギテープ17,反射板18からなる活性力増加部と、蓋19とが積み重ねられた構成となっている。なお、微弱エネルギテープ15と銅板16との間には、わずかに隙間が空いている。
ケース11は、磁気発生板12,ケイ素13,銅板14,微弱エネルギテープ15を包む略箱状の部材であり、耐熱樹脂により形成されている。なお、ケース11及び後述する蓋19は、強磁性体以外の材質にすることが望ましい。
【0021】
磁気発生板12は、フェライト粉末を柔軟なゴム磁石成形材料とし押出し成形よる柔軟なストリップラバーでベルト状にした磁力線発生部であり、ケース11の底面に固定されている。磁気発生板12は、その厚み及び幅を調整することによって50〜100ガウスを確保させ、全面から出る電磁波の均一性を確保することとし、燃焼装置の排気量に合わせて厚み・幅を変更して、発生する磁力を決定する。また、磁気発生板12は、ほぼ一方向に集中して磁力線を出力するように形成されており、本実施形態では、矢印A方向に磁力線を出力するようになっている。
【0022】
ケイ素13は、磁気発生板12のまわりに充填されて独立した層を形成しており、本実施形態では、粉体のまま充填してあるが、樹脂などにより固めて使用してもよい。
【0023】
銅板(銅板層)14,16は、板厚が0.1mmであり、磁気発生板12に近い側の表面にケイ素・鉄粉入り塗料層14a,16aが塗布されている。
ケイ素・鉄粉入り塗料層14a,16aは、フッ素系塗料100ccに対してケイ素30cc、鉄粉10ccの割合で混合して十分に撹拌した塗料を、銅板14,16の片面へ均一に塗布(厚み:0.03〜0.1mm)後、自然乾燥した塗料層である。
【0024】
微弱エネルギテープ(微弱エネルギ層)15,17は、トルマリン鉱石を微小(1〜0.5mm)に砕き、このトルマリン鉱石を2枚のネット(不図示)により挟み込み、テープ状としたものである。また、微弱エネルギテープ15,17は、ラジウム鉱石水(温水36〜42℃)に入れて乾燥させる処理(ラジウム鉱泉処理)を、2〜3回繰リ返している。ラジウム鉱泉処理を行うことにより、トルマリンよリ出る電磁波を直線的に変え、本装置の働きを促進させる。
【0025】
反射板18は、アルミニウム製の板であり、磁気発生板12,微弱エネルギテープ15,17等から出力される電磁波を遮断し、反対方向へこれらの電磁波を反射する反射部である。
【0026】
活性力増加部(第1の改善装置10では、ケイ素13,銅板14,微弱エネルギテープ15,銅板16,微弱エネルギテープ17,反射板18からなる)は、電磁波を発生することにより、磁気発生板12の磁力線発生機能をさらに活性化させると共に、燃焼用空気及び燃料等にも直接作用し、磁力線と共に、これらを活性化させる働きをしている。
【0027】
蓋19は、ケース11と同じ材料により形成されており、銅板16,微弱エネルギテープ17,反射板18は、この蓋19に対して固定されている。
【0028】
図3は、第2の改善装置20の取り付け状態を示す断面図である。
第2の改善装置20は、第1のユニット210と第2のユニット220とにより、吸気系パイプ3を両側から挟みこみ、その周りに微弱エネルギテープ26(第3のユニット)を巻き付けた状態で使用する装置である。
第1のユニット210は、磁気発生板22と、固定用接着テープ23とを有している。
磁気発生板22は、磁気発生板12と同様な磁力線発生部であるが、磁力線を出力する側に、ケイ素・鉄粉入り塗料層22aが形成されている。このケイ素・鉄粉入り塗料層22aは、ケイ素・鉄粉入り塗料層14a,16aと同様な層であり、活性力増加部として機能する。
固定用接着テープ23は、いわゆる両面テープであり、第1のユニット210を吸気系パイプ3に固定するためのものである。
【0029】
第2のユニット220は、銅板24と、固定用接着テープ25とを有し、第1のユニット210から発生する磁力線を第2のユニット220側へ集める集向板の役割を果たしている。
銅板24は、吸気系パイプ3と反対側の面にケイ素・鉄粉入り塗料層24aを有し、銅板14,16と同様な銅板層である。
固定用接着テープ25は、固定用接着テープ23と同様なテープである。
なお、第1のユニット210と第2のユニット220の大きさは、同一となっている。
【0030】
微弱エネルギテープ26は、微弱エネルギテープ15,17と同様なテープであるが、微弱エネルギテープ26の片面には、不図示のアルミニウム薄膜を接合(ラミネート)している。このアルミニウムをラミネートした側が外周側となるようにして、第1のユニット210及び第2のユニット220を包み、アルミニウムの薄膜が、反射板の役割を果たすと共に、活性力増加部として機能する第3のユニットである。
なお、微弱エネルギテープは、その外周に、固定バンド(不図示)を巻き付けて、簡単に脱落しないように装着される。
また、第1のユニット210,第2のユニット220,微弱エネルギテープ26(第3のユニット)は、いずれも可撓性を有しており、巻き付けるパイプの径が異なっても、柔軟に対応することができる。
【0031】
図4は、第3の改善装置30の取り付け状態を示す断面図である。
第3の改善装置30は、第1のユニット310と第2のユニット320とにより、燃料パイプ5を両側から挟みこみ、その周りに微弱エネルギテープ36(第3のユニット)を巻き付けた状態で使用する装置である。
第3の改善装置30は、巻き付ける対象が燃料パイプ5である以外は、第2の改善装置20と同様な形態であるので、第3の改善装置30についての詳しい説明は、省略する。
【0032】
本実施形態によれば、磁気発生板の周りにケイ素、微弱エネルギテープなどを配置した第1の改善装置10,第2の改善装置20,第3の改善装置30を設けたので、それぞれの装置により、燃料及び燃焼用空気の状態を活性化する効果を増大させることができる上、それぞれの装置を、単独で使用する場合よりも、より高い効果を発揮することができる。
【0033】
(変形形態)
以上説明した実施形態に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の均等の範囲内である。
例えば、本実施形態では、第1の改善装置10,第2の改善装置20,第3の改善装置30の全てを燃焼装置に取り付けた例を示したが、これに限らず、例えば、これらの中からひとつを選択して取り付けてもよいし、ひとつを取り付けないようにしてもよい。
【0034】
また、本実施形態に示した第1の改善装置10,第2の改善装置20,第3の改善装置30それぞれの具体的な層構成は、一例であって、必ずしも、これと同一にする必要はなく、例えば、第1の改善装置10におけるケイ素13を粉体のまま使用せずに、樹脂などにより固めた形態としてもよいし、微弱エネルギテープ15,17の2枚を使用せず、1枚だけとしてもよい。
【0035】
【実施例】
ここで、上述の実施形態に示した燃焼装置の燃焼状態改善装置を使用した場合の効果について、実施例をあげて説明する。
(第1の実施例)
表1は、本装置を自動車に装着した場合の平均燃費を、装着前のものと比較した表である。
【0036】
【表1】
【0037】
表1に示すように、ガソリン車・ディーゼル車を問わず12車種全てにおいて、燃費の向上が図られており、本装置の燃費向上に対する有効性が確認できた。表2は、本装置を自動車に装着した場合の排気ガス中の有害物質の削減効果を示す表である。
【0038】
【表2】
【0039】
表2に示すように、一酸化炭素(CO)濃度、炭化水素(HC)濃度共に、検出不能なまでに削減されており、本装置の有害物質の削減効果に対する有効性が確認できた。
【0040】
(第2の実施例)
表3は、本装置をプロパンガス方式の湯沸器に装着して、水を52℃まで温めるのに要した時間を示す表である。
【0041】
【表3】
【0042】
表3に示すように、水温12℃、17℃いずれの場合であっても、装着前の75%程度の時間で52℃に達しており、プロパンガス方式の湯沸器においても本装置により燃焼状態が改善されていることが確認できた。
【0043】
【発明の効果】
以上詳しく説明したように、本発明によれば、燃焼装置の燃焼用空気及び燃料を活性化することができ、燃焼装置の燃料の反応速度を増大させ、燃料を完全燃焼に近づけることにより、排気ガス中の有害物質の削減、及び、燃費の向上を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による燃焼装置の燃焼状態改善装置の実施形態の概要を示す図である。
【図2】第1の改善装置10の断面図である。
【図3】第2の改善装置20の取り付け状態を示す断面図である。
【図4】第3の改善装置30の取り付け状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 燃焼室
2 エアクリーナ
3 吸気系パイプ
4 燃料タンク
5 燃料系パイプ
6 消音器
10 第1の改善装置
11 ケース
12 磁気発生板
13 ケイ素
14 銅板
14a ケイ素・鉄粉入り塗料層
15 微弱エネルギテープ
16 銅板
16a ケイ素・鉄粉入り塗料層
17 微弱エネルギテープ
18 反射板
19 蓋
20 第2の改善装置
22,32 磁気発生板
22a,32a ケイ素・鉄粉入り塗料層
23,33 固定用接着テープ
24,34 銅板
25,35 固定用接着テープ
26,36 微弱エネルギテープ
30 第3の改善装置
210,310 第1のユニット
220,320 第2のユニット
Claims (14)
- 燃焼装置の燃焼用空気供給経路の一部及び/又は燃料供給経路の一部に接近又は接触して設けることにより、少なくとも磁力線を発生して燃焼状態を改善する燃焼状態改善装置であって、
前記磁力線を出力する磁力線発生部と、
トルマリン鉱石,ケイ素及び鉄粉を有する活性力増加部と、
を備える燃焼装置の燃焼状態改善装置。 - 請求項1に記載の燃焼装置の燃焼状態改善装置において、
前記磁力線発生部は、発生する磁力線が略一方向に集中していること、
を特徴とする燃焼装置の燃焼状態改善装置。 - 請求項2に記載の燃焼装置の燃焼状態改善装置において、
前記活性力増加部は、前記磁力線発生部とは異なる層であって、少なくとも2以上の異なる層により形成されていること、
を特徴とする燃焼装置の燃焼状態改善装置。 - 請求項3に記載の燃焼装置の燃焼状態改善装置において、
前記磁力線発生部が磁力線を集中して発生する側を磁力線側としたときに、
前記活性力増加部は、銅板層と、
前記銅板層の磁力線側に塗布され、前記ケイ素と前記鉄粉とを含む塗料層と、
前記銅板層の磁力線側とは反対側に設けられ、前記トルマリン鉱石を含む微弱エネルギ層と、
を有すること、
を特徴とする燃焼装置の燃焼状態改善装置。 - 請求項4に記載の燃焼装置の燃焼状態改善装置において、
前記活性力増加部を複数有していること、
を特徴とする燃焼装置の燃焼状態改善装置。 - 請求項4又は請求項5に記載の燃焼装置の燃焼状態改善装置において、
前記磁力線発生部と前記活性力増加部との間に、ケイ素を含む層をさらに設けたこと、
を特徴とする燃焼装置の燃焼状態改善装置。 - 請求項4から請求項6までのいずれか1項に記載の燃焼装置の燃焼状態改善装置において、
前記活性力増加部よりも磁力線側と反対側に、前記微弱エネルギ層から発生する微弱電磁波を反射する反射部を設けたこと、
を特徴とする燃焼装置の燃焼状態改善装置。 - 請求項4から請求項7までのいずれか1項に記載の燃焼装置の燃焼状態改善装置において、
外周を強磁性体以外の材質により覆われていること、
を特徴とする燃焼装置の燃焼状態改善装置。 - 請求項3に記載の燃焼装置の燃焼状態改善装置において、
前記燃焼用空気供給経路の配管部分及び/又は燃料供給経路の配管部分を両側から挟みこむ形態で接触して使用される燃焼状態改善装置であって、
前記磁力線発生部を含み、前記配管部分の一方側に設ける第1のユニットと、
前記第1のユニットから出力された磁力線を集めるユニットであって、前記第1のユニットと略対向する位置に設ける第2のユニットと、
を備える燃焼装置の燃焼状態改善装置。 - 請求項9に記載の燃焼装置の燃焼状態改善装置において、
前記第1のユニットは、前記磁力線発生部の前記配管側となる側に塗布され前記ケイ素と前記鉄粉とを含む塗料層を有し、
前記第2のユニットは、銅板層と、前記銅板層の前記配管側とは反対側となる側に塗布され、前記ケイ素と前記鉄粉とを含む塗料層を有していること、
を特徴とする燃焼装置の燃焼状態改善装置。 - 請求項9又は請求項10に記載の燃焼装置の燃焼状態改善装置において、
前記トルマリン鉱石を含み、前記第1のユニット及び前記第2のユニットの外周から巻き付ける第3のユニットを有すること、
を特徴とする燃焼装置の燃焼状態改善装置。 - 請求項11に記載の燃焼装置の燃焼状態改善装置において、
前記第3のユニットは、使用状態で外周側となる一面に金属薄膜が接合されていること、
を特徴とする燃焼装置の燃焼状態改善装置。 - 請求項9から請求項12までのいずれか1項に記載の燃焼装置の燃焼状態改善装置において、
前記第1,第2,第3のユニットは、いずれも可撓性を有していること、
を特徴とする燃焼装置の燃焼状態改善装置。 - 請求項1から請求項13までのいずれか1項に記載の燃焼装置の燃焼状態改善装置において、
前記トルマリン鉱石を含む層は、ラジウム鉱泉処理を行われていること、
を特徴とする燃焼装置の燃焼状態改善装置。
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WO2006088084A1 (ja) | 2005-02-16 | 2006-08-24 | Fire Up Ltd. | メタンガスの燃料活性化装置 |
-
2002
- 2002-05-30 JP JP2002157712A patent/JP2004003699A/ja active Pending
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WO2006088084A1 (ja) | 2005-02-16 | 2006-08-24 | Fire Up Ltd. | メタンガスの燃料活性化装置 |
JPWO2006088084A1 (ja) * | 2005-02-16 | 2008-08-07 | ファイア・アップ株式会社 | メタンガスの燃料活性化装置 |
US7721719B2 (en) | 2005-02-16 | 2010-05-25 | Fire Up Ltd. | Fuel activation apparatus for methane gas |
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