JP2003536170A - アノニマス・トレーディング・システムのためのアーキテクチャ - Google Patents

アノニマス・トレーディング・システムのためのアーキテクチャ

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Abstract

(57)【要約】 アノニマス・トレーディング・システムは、ブローカー・ノードのネットワークで構成される。各ブローカー・ノードは、同じ状態にあり、注文、初期取引、および分配価格にマッチできる。取引エージェントは、一部または全てのブローカー・ノードに接続されている。ネットワークは、一連のルールに従うように構成されており、好ましい具体例においては、ブローカーはクリーク・ツリーとして構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (技術分野) 本発明は、外国為替や金融商品等の取引対象についての電子的なブローキング
・サービスを提供するコンピュータ・トレーディング・システムに関する。さらに
詳しくは、本発明は、入札(ビッド)、申込(オファー)、買注文、売注文に対して
サブミッションおよびマッチングを行なうネットワークに接続された複数のトレ
ーダー端末を有するコンピュータ・トレーディング・システムに関する。
【0002】 (背景技術) アノニマス・トレーディング・システムは、例えば、ヨーロッパ特許出願公報の
EP―A−0,399,850、EP−A−0,406,026,EP−A−0
,411,748において知られている。これらの公報は、外国通貨(または他
の金融商品)のアノニマス・トレーディングのための自動化されたマッチング・シ
ステムを開示する。このシステムにおいては、1つのホストコンピュータが、取
引、クレジット情報、および入札と申込に利用できるすべての取引情報の中央デ
ータベースを維持している。これらの取引等は、コンピュータネットワークを介
してホストに接続された端末から送信されたものである。ホストコンピュータは
、中央データベース内の情報を使用して、マッチング基準に基いて、入札と申込
、売注文と買注文とのマッチングを行なう。マッチング基準は、カウンター・パ
ーティのクレジット限度を含む。
【0003】 カウンター・パーティのクレジット限度は、各取引フロアで設定されて、ホス
トコンピュータに記録される。そして、ホストコンピュータは、カウンター・パ
ーティとなり得る各ペアに対して大まかな(gross) カウンター・パーティのクレ
ジット限度を設定する。このクレジット限度は、第1パーティから第2パーティ
、あるいは第2パーティから第1パーティへの残余クレジットの最低額である。
ホストコンピュータに接続された多様なトレーダー端末は、ホストコンピュータ
において利用できる情報の限られた一部分(例えば、最良の入札および申込)のみ
の維持および表示を行なう。
【0004】 このシステムにおいて問題が見つかった。それは、ホストコンピュータは、ク
レジット情報のみを使用して、潜在的なマッチングが確認された後で取引を進め
得るかどうかをチェックしていたことである。したがって、トレーダーは、潜在
的なカウンターパーティに対して自分がクレジットを有しているかどうかを、取
引に入る前に知ることができない。このような問題が発見され、それに対する解
決は、米国特許公報(US−A−5,375,055)において開示された。
【0005】 この米国特許公報に開示されたシステムにおいては、クレジット・マトリクス
が作成され、分配されたネットワーク内の複数の局地ノードに記憶されている。
各局地ノードは、特定セットのトレーダー端末にマーケット情報を送る。局地ノ
ードは、アクセスノードを介して、トレーダー端末に接続されている。この局地
ノードは、Market Distributorとして知られており、Market Access Nodeとして
知られたアクセスノードを介して接続されたトレーダー端末へと、取引可能な価
格情報を提供する。入札、申込、買注文、売注文の実際のマッチングは、Arbitr
atorとして知られた個別のノードによって提供される。
【0006】 我々は、上述した第1のホストシステム、および第2の分配システムのいずれ
についても問題を認識している。特に、コンピュータ・トレーディング・システム
は、トレーダーが異なる国に存在するグローバルな環境において、メッセージフ
ローを取り扱うことができるべきだと認識している。上述のホストシステムにお
いては、トレーダー端末間のメッセージは、1つのホストコンピュータに届ける
ために、不必要に大きな距離を伝達しなければならない。このようなことは、取
引がしばしば破断する場合に顕著である。取引が破断するのは、トレーダーが、
自分がクレジットを有しない他のトレーダーが送信したクォート(quote)から引
き出された表示価格を"ヒット(hit)"しようとするからである。第2の分配シス
テムでは、クレジット適合性のために価格を予めスクリーニングすることで、メ
ッセージ伝達の負担が減じられている。しかしながら、それでもメッセージは、
ArbitratorノードとMarket Distributorとの間を流れなければならず、これによ
って、利用できるマーケットに対するトレーダーの視野と、マッチングのために
現実に利用できるマーケットと、を一致させなければならない。
【0007】 メッセージがシステム内を通過するのに要する時間という観点では、より完全
に分配されたシステムへと移行するのが望ましいと我々は認識している。そのシ
ステムにおいては、マッチングは、1つの中央ロケーション、または少数の中央
ロケーションのうちの1つにおいては、行なわれない。そのような分配システム
においては、ネットワーク内でのメッセージフローが非常に重要となり、余分な
メッセージ送信を減じることが必須となる。
【0008】 分配システムにおけるストリームライン化されたメッセージフローの必要性を
我々は特に認識している。
【0009】 (発明の概要) 広い意味において、本発明は、1セットの規則に従ってノードが互いにメッセ
ージを通過させ、情報の流れの重複を防ぐコンピュータ・トレーディング・システ
ムを提供する。
【0010】 特に、代替可能商品を取引するためのコンピュータ・トレーディング・システム
が提供される。このシステムは、取引に関する情報を含む取引情報メッセージを
伝達するためのコミュニケーション・ネットワークと、上記ネットワークに接続
されていて、オーダーを含む価格クォーテーション・メッセージを発生する、複
数のオーダー入力装置と、ある配信構成において上記ネットワークに接続されて
おり、ネットワーク全体に渡って取引情報メッセージを配信するように構成され
た複数のノードと、を備えている。 ノード間でのメッセージ配信は、当該ノード間のカノニカル・パスを通して行
なわれる。カノニカル・パスとは、一対のノード間における最良の経路である。 このシステムにおいては、 i) 与えられた2つのノード間のカノニカル・パスは、可換性である。 ii) 与えられた2つのノード間のカノニカル・パスは、1または2以上のさらな
るノードを含んでおり、当該さらなるノードと前記2つのノードのそれぞれとの
間におけるカノニカル・パスは、与えられたノードとさらなるノードとの間にお
けるサブパスと同一であって、それが与えられたノード間におけるカノニカル・
パスの一部を構成している。 iii) 各ノードとそれ自身との間のカノニカル・パスは、エンプティである。
【0011】 上記ノードは、複数のクリークとして構成されていて、各クリークは、論理接
続された複数のノードを含んでいて、1つのクリークにおける各ノードは、その
クリーク内の他の全てのノードと接続されていて、すべての2つのクリークは、
単一のパスで接続されていて、その結果、複数のノードがクリーク・ツリーを構
成している、ことが好ましい。
【0012】 クリーク・ツリーを使用すると、ノード間のカノニカル・パスに関する3つの条
件に適合する素晴らしいネットワーク・ソリューションを提供できる。与えられ
た1つのノードは、隣接する2つのクリーク内に存在してもよいが、単一のパス
が2つのクリークを接続する。
【0013】 各ノードは、オーダーのマッチング、取引の実行、およびプライス・ディスト
リビューションを行なう機能を備えたブローカーであることが好ましい。
【0014】 (好ましい具体例の説明) 具体化されたシステムの目的は、トレーダーがクォート(quote、値付け、相場
、見積もり)およびオーダー(order、注文)をエンターすることを可能にし、これ
らのクォートおよびオーダーのマッチングをシステム内で行なうことである。こ
のシステムは、少なくとも次の商品:FX Spot、FRA、Forward(FX Forwardを含む
)、CFDs、短期政府および(または)中央バンクペーパー、商業手形、CDs、銀行間
預金、コマーシャルペーパー、repos、金利先物、スワップ、オプション、およ
びこれらを基本とするテーラーメイド商品;を取引するためのプラットフォーム
を提供する。これら全てを金融商品と呼ぶ。
【0015】 トレーダー端末に向かうトレーダーは、クォートとヒット(hit)を送信する。
これらは、システム全体に渡って、複数のブローカー・ノードのそれぞれに対し
て送られる。クォートとは、トレーダーがマーケットを作るために送信した入札
(ビッド)または申込(オファー)であって、マーケット・ビューとして他のトレー
ダーに配信される。
【0016】 このように、クォートは、他のトレーダーに見える注文(オーダー)である。ヒ
ットとは、売注文または買注文であって、それらは、マーケット・ビューに表示
された1または2以上のクォートに由来する価格に基いて取引を行なうことを希
望するトレーダーによって送信されたものである。ヒットは、他のトレーダーに
は見えない注文である。図1のコンピュータ・トレーディング・システムは、複数
の取引エージェント10を含む。各取引エージェント10は、複数のブローカー
・ノード12のうちの少なくとも1つに接続されている。各取引エージェントは
、トレーダー端末がトレーディング・システムにアクセスするための手段であっ
て、オーダー入力装置の一具体例である。
【0017】 具体化されたシステムにおいて、各ノードは、後述する機能を有するブローカ
ー・ノードである。しかしながら、疑いを避けるべく注意すべきことは、すべて
のノードがブローカー・ノードとしての機能を備える必要はない、ということで
ある。1または2以上のノードがメッセージ配信ノードとして機能してもよい。
【0018】 トレーダー端末(図示せず)は、クォートおよびオーダーを送信でき(通常は、
特別なキーパッドが使用される)、マーケット・ビュー・データを表示できる、ワ
ークステーションまたは他のコンピュータ端末であってもよい。マーケット・ビ
ュー・データには、取引される金融商品について有効な、価格および数量が含ま
れる。一般的に、トレーダーは、例えば銀行等の金融機関の一部としてグループ
化され、これにより、トレーダーはトレーディング・フロアの一部とされる。ト
レーディング・フロアは、共通の管理者の統制下にあるトレーダーのグループで
ある。トレーディング・フロア管理者は、トレーディング・フロアに対して、他の
トレーディング・フロアに対する貸出限度(クレジットライン)を割り当てる。ト
レーダーまたはトレーダーグループのためのマーケット・ビューは、マーケット
情報(価格、量、その他)であって、トレーダーはマーケットを反映したものとし
て理解している。マーケット・ビューは、クレジット適合性のために、予めスク
リーニングされていることが好ましい。
【0019】 具体化されたシステムは、アノニマス・トレーディング・システムである。ブロ
ーカーによって作成されるマーケット・ビューは、価格および量の情報を含むが
、その価格の根拠は示されていない。有効な入札(ビッド)および申込(オファー)
に対して表示された価格、およびその価格において有効な量が集まって、1また
は2以上のクォートとなる。予めスクリーニングされたクレジット基準を満たす
パーティのクォートだけが、表示される価格に含まれる。このように、ブローカ
ー・ノードによって作成されたマーケット・ビューは、クレジット割当に応じて、
トレーディング・フロア毎に異なる。
【0020】 取引エージェント・ノードは、特定のトレーディング・フロアまたはトレーダー
グループに対してサービスを提供する。これらのサービスは、各取引ワークステ
ーションによるネットワークへのアクセスを提供すること、取引を完結させるこ
と、取引チケットを作成すること、およびトレーダーのために取引情報の履歴を
維持すること、を含んでいる。トレーディング・システムにアクセスするために
、各取引エージェント・ノードは、少なくとも1つのブローカー・ノードに接続さ
れていなければならない。こうして、トレーダー端末のグループが取引エージェ
ント10に接続されて、システムにアクセスする。
【0021】 上述したクリーク(相場操縦仲間)ツリーは、マルチ・ブローカー・トレーディ
ング・システムを構成するための一般的原理の一具体例である。
【0022】 1セットのブローキング・ノードから始まって、そのノードの幾つかの間にリ
ンクが作られ、グラフが形成される。このグラフにおいて、ブローキング・ノー
ドが頂点であり、リンクはグラフの端部である。グラフは、連結されるものと考
えられる。すなわち、ノードの各ペア間にはパスが存在すべきである。
【0023】 上述のグラフは、"カノニカル・パス(canonical path)"と呼ばれる追加的な構
造を有する。より厳密には、ノードAとノードBとの各ペアに対して、AとBと
の間に1つのパスが選択され、これが"カノニカル・パス"と呼ばれる。"カノニカ
ル・パス"は、メッセージを送信するために、おそらく最良の通路であると説明さ
れるであろう。説明されるメッセージフローのパターンは、ルートメッセージへ
のカノニカル・パスを常に使用しているであろう。
【0024】 上述のカノニカル・パスは、次の条件を満たすことが要求される。 (a) (A、A、・・・、A)がAとAの間のカノニカル・パスである
ならば、(A、・・・、A、A)は、AとAの間のカノニカル・パスであ
る。 (b) (A、・・・、B、・・・、C)がAとCの間のカノニカル・パスであるなら
ば、そのサブパス(A、・・・、B)および(B、・・・、C)は、それぞれ、(Aお
よびB)および(BおよびC)の間のカノニカル・パスである。 (c) 各ノードおよびそれ自身の間のカノニカル・パスはエンプティ(empty)で
ある。(この規則は、(b)と相俟って、カノニカル・パスはループを含まないと
いうことを保証する。)
【0025】 別例として、カノニカル・パスは、次のようにして定義できる。すなわち、リ
ンク上での第1の幾つかの距離(例えば、リンク・レーテンシー)を定義し、次に
、リンクの距離値の最小の和を有するパスとして(レーテンシーを伴なう例にお
いては、それは、最小のトータルレーテンシーを有するパスであろう)、カノニ
カル・パスを定義する。最小和の値が同一である幾つかのパスが存在する場合に
は、やや注意を要する。すなわち、さらに1つを選択しなければならず、この選
択は、すべてのパスについて、条件(a)および(b)が満たされるように、一貫し
て行なわなければならない。
【0026】 以下の議論は、カノニカル・パスを定義する特別の方法のいかなるものにも基
いてはいない。それらは、定義されたものと仮定しておけば十分であって、それ
らが上述の条件(a)、(b)、および(c)を満足していれば十分である。
【0027】 ノードAおよびノードBがリンクによって接続されているが、そのリンクがA
とB間におけるカノニカル・パスではない場合、そのリンクは、メッセージを送
信するのには使用されない。カノニカル・パスは、メッセージを送る最良の通路
であると常に仮定されているからである。このように、カノニカル・パスではな
いリンクを有することに優位性はない。そのようなリンクは、いかなるメッセー
ジ通路の変更をも伴なうことなく、グラフから削除することができる。各リンク
はそれが連結するノード間のカノニカル・パスでなければならないという追加的
な条件は、カノニカル・パスに関する上述の条件のリストには含まれていなかっ
た。そのような条件は、必要ないからである。しかしながら、実際には、その条
件は、多分満足されているであろう。
【0028】 ノードAについて考え、そしてノードAから他のすべてのノードへのすべての
カノニカル・パス、およびこれらのカノニカル・パスとして使用されるすべてのリ
ンクについて考える場合、これらのリンクがツリーを構成することは簡単に証明
できる。我々は、このツリーをAによって生成されるツリーと呼び、ツリー(A)
と表示することができるだろう。Aへの、またはAからの、すべてのメッセージ
は、このツリーに属するリンクを通して送られる。
【0029】 図1に戻ると、説明される論理アーキテクチャは、クリーク・ツリー(clique t
ree)であること、および各ノード間のパスは、カノニカル・パスであるように選
択されていること、が理解できるだろう。このようなクリーク・ツリー構造は、
上述のグラフ上でノード間のカノニカル・パスに関する3つの条件を満足する。
【0030】 各ブローカー・ノード12は、基本的なオーダー・マッチングおよびプライス・
ディストリビューション・サービスを提供する。ブローカー・ノードは、クリーク
・ツリー内において、非常に特殊でしかもシンプルな規則に従って、迅速なコミ
ュニケーションの循環を可能とするように構成されている。クリーク・ツリーは
、ネットワーク構造であって、そこでは、各ノードがクリーク毎にグループ化さ
れていて、複数のクリークがツリー構造を構成している。各ブローカーは、多数
のブローカーと論理的にリンクすることができる。それらのブローカーは、その
隣接ブローカーと呼ばれる。ブローカー間のコミュニケーションは、ネットワー
ク内において"上"または"下"の方向性なく、同一レベルで行なわれる。
【0031】 取引エージェントは、少なくとも1つのブローカー・ノードに接続されていな
ければならないが、それら自身は、クリーク・ツリーの要素ではなく、その構造
の外側に在る。複数のブローカー・ノードに接続された取引エージェントは、複
数セットのマーケットプライスを受け取る。異なるブローカー・ノードからの価
格情報は実質的に同一であろうが、情報は異なるインターバルで受け取られる。
取引エージェントは、与えられた取引オーダーをただ1つのブローカー・ノード
に送る。
【0032】 図1に示したシステムにおいては、3つのクリークA、B、およびCが存在す
る。クリークBは、3つのブローカー・ノード2、5、6を含む。クリークAは
、4つのブローカー・ノード1、2、3、4を含む。クリークCは、2つのブロ
ーカー・ノード4、7を含む。1つのブローカー・ノードが2つのクリークに所属
できることが分かるであろう。ブローカー・ノード2は、クリークAおよびクリ
ークBの一部分であり、ブローカー・ノード4は、クリークAおよびクリークC
の一部分である。図1の構造がカノニカル・パスに関して上述した条件(a)、(b
)、および(c)に従っていることは容易に理解できる。
【0033】 いずれの2つのクリーク間にもただ1つのパスが存在することとなるように、
クリークがツリー構造内に配置されている。そして、隣接するクリークは、共通
するノードをただ1つ有していることが分かるであろう。このように、ノード2
およびノード4は、それぞれ、クリークAとBとにおける、あるいはクリークA
とCとにおける、唯一の共通ノードである。
【0034】 ブローカー・ノードがクリーク内に配置されているので、ツリーを上るコミュ
ニケーション、あるいはツリーを下るコミュニケーション、といった概念は存在
しない。ブローカー・ノードは、1または2以上の隣接ブローカー・ノードとの間
に論理リンクを有していて、これらの隣接ブローカー・ノードのぞれぞれと同一
ベースでコミュニケーションを行なう。あるブローカー・ノードがその隣接ブロ
ーカー以外のあらゆるブローカー・ノードについて知る必要はない、ということ
が本システムの重要な特徴である。これにより、ブローカー・ノードをシステム
に追加したり、システムから除去したりすることが、非常に簡単にできる。ブロ
ーカー・ノードが1または2以上のクリークの要素であるので、隣接ブローカー
が自身のクリークの要素であるかどうかを知ることが必要となる。1つのブロー
カーが1以上のクリークの要素となり得るが、与えられた隣接ブローカーとの間
ではただ1つのクリークを共有するのであろう。
【0035】 ブローカー・ノードなる語は、ブローキング機能を提供するコンピュータネッ
トワークにおいて、物理的または論理的ノードとして配置されたコンピュータを
説明するのに使用される。基本的なブローキング機能は、クォートを記憶するこ
と、クォートをトレーダーにマーケット・ビューの形態で提供すること、および
クォートとオーダーとをマッチングさせることである。説明した具体例における
ブローカー・ノードは、さらに別の機能も実行するが、それらはブローカー・ノー
ドを規定するための本質的な特徴ではない。
【0036】 各ブローカー・ノードは、互いに同等で、同一の機能を実行する。ネットワー
クの構成またはネットワーク中での位置は、ブローカー・ノードに対してトラン
スペアレントである。ブローカー・ノードは、自身に対する隣接ブローカーにつ
いてだけ知っていればよい。各ブローカー・ノードは、そのマーケットにおける
すべてのオーダーを把握していて、オーダーが送信されるとすぐにそのマッチン
グを行なうことができる。各ブローカー・ノードがそのマーケットにおけるオー
ダーの完全なリストを維持しているので、取引エージェントが必要としている場
合にマーケット・ビューをカスタマイズすることができ、マーケット情報を受け
取るとすぐに、それに迅速に反応することができる。
【0037】 ノード間でメッセージをやり取りする方法を説明する。情報交換の単位は、メ
ッセージである。1つのメッセージは、常に、多数の配信パターンのうちの1つ
を用いて送られる。
【0038】 各メッセージは、次のルーティング情報を記憶していなければならない。 (a)そのメッセージが送られた配信パターン。受信ノード上でのそのメッセー
ジのプロセッシングは、ターゲット・メッセージおよびブロードキャスト(一斉送
信)・メッセージによって異なるであろう。しかしながら、複合配信パターンの一
部としてシンプルなパターンが呼び出された場合、受信ノード上のプロセッシン
グは、その複合パターンには依存しないし、その複合パターンについての情報は
、メッセージの一部である必要はない。さらに、シンプルなパターンの"ブロー
ドキャスト"および"排除(exclusion)を伴なうブロードキャスト"は、排除された
ノードのほとんどについて、受信ノード上での同一のメッセージ・プロセッシン
グを有する。このように、排除メッセージを伴なうブロードキャストは、ブロー
ドキャスト・メッセージとして出現する。そのメッセージは、それがターゲット・
メッセージまたはブロードキャスト・メッセージであるかどうかを記憶しておく
だけでよい。
【0039】 (b)1つのノードは、送信されたリクエスト中で特定されたものであった。タ
ーゲット・メッセージに対して、それは、目的地ノードである。また、ブロード
キャスト・メッセージに対して、それは、ブロードキャストのルート(root)であ
る。この情報は、必要に応じてさらにメッセージを送るために、受信ノード上で
も必要とされる。
【0040】 (c)さらに、各メッセージは、次の3つのルーティング・フラグのうちの1つ
を含んでいなければならない。
【0041】 バイパス(bypass) これは、そのメッセージが最終目的地に対してのみ配信されるべきことを意味
している。
【0042】 インスペクション(inspection) これは、そのメッセージがソースから目的地までのパス上にある各ノードに対
して配信されるべきことを意味している。"インスペクション"なる語は、途中に
ある各ノード上のアプリケーションがそのメッセージを検閲する機会を有するも
のとして使用される。
【0043】 インターセプション(interception) これは、そのメッセージが実際には、ソースから目的地までのパス上において
最初のノードに対してのみ配信されたことを意味している。そのメッセージは、
アプリケーションに渡され、さらに送信する必要がある場合には、再度送信され
る。そのアプリケーションは、必ずしもそのようにする必要はない。インターセ
プション(中断)・ルーティング・フラグとともに送られたメッセージは、途中にあ
るノードのうちの1つのアプリケーションがそれを送信しないことを選択した場
合には、その目的地までは送信されない。
【0044】 アルゴリズムの説明 それぞれの配信パターンは、送信ノード(シンプルパターンのみ)及び受け取
りノードのメッセージ・プロセッシング・アルゴリズムで説明される。アルゴリ
ズムの記述は、通常多くのステップを備えている。確実なステップが「イグジッ
ト」でなければ、アルゴリズムのすべてのステップのそれぞれのメッセージにつ
いては、シーケンス内で実行され得るべきである。「イグジット」は、シーケン
スステップがこのメッセージのために実行されないことを意味する。
【0045】 例えば、Dが現在のノードではない場合に、以下のような単純なアルゴリズム
がMからノードDにメッセージを送る。 ・Dが現在のノードでない場合はイグジットする。 ・MからDにメッセージを送る。
【0046】 分布したブローカー・ノードの配布、値段分布、配信実行の目的を理解するた
めに、図2を参照して説明する。
【0047】 配信プロセスは、1又はそれ以上のトレーダーがトレーダーターミナル内へ注
文の送信を行うことから開始する。注文は、トレーダーからの配信要求であり、
価格や量などの特定の制限を有した売買の指示である。相場は、システム内で用
いられつづける永続的な注文であり、市場価格情報の一部として分布される。相
場は、「市場を作る」ために用いられ、ビッド又はオファーとしてトレーダーに
通知される。ヒットは、「隠れた」及び「充填した」又は「消された」プロパテ
ィを有する注文である。日とは、市場価格の一部として配布されない。ヒットは
、もしそれが配信できなければシステム内に残らず、もし入ればリムーブされる
【0048】 注文控え帳は、市場内で用いられる注文のすべてのリストである。相場が用い
られるだけの注文であるから、控え帳はクォートのリストを構成する。クォート
は、現在の取引注文内で配列する。待ち行列の注文のソートは、異なる取引の指
示によって変化する。デフォルトのソートの順は価格及び時間に従う。システム
内では、それぞれのブローカー・ノードは使用可能なクォートのすべての完全な
リストを持続する。
【0049】 システム内のメッセージフローは、メッセージと呼ばれて記述され、それぞれ
実行される適当なパラメータはネットワークを通して実行される。取引エージェ
ントがトレーダーのワークステーションからトレーダーがビッド又はオファーを
行なったという情報を受け取ったとき、クォートの送信のプロセス(永続的なプ
ロセス)が開始する。次いで、取引エージェントは、クォート送信プロセスを開
始する。取引エージェントはトレーダーのワークステーションからクォートの情
報を受信したとき、クォートのためにコンテクストを創作し、これを維持する。
次いで、クォート送信メッセージが接続されたブローカー・ノードに送られる。
それが妥当なものであれば、ブローカー・ノードはクォートを有効にし、受け入
れる。クォートを受け取ったこの第1のブローカーはこのクォートについて「オ
ーナー」ブローカーとなる。図2に示す例では、これはブローカー・ノード5で
ある。これは配信のクォートを委託することができるブローカー・ノードに限ら
れる。ブローカー・ノードはコンテクスト又は「クォート対象」を創作し現在の
取引可能な注文のためにそれを待ち行列内に組み込む。
【0050】 クォートが配列内に配置されたあと、オーナーブローカー・ノードは、次にネ
ットワークを通じてクォート利用メッセージを他のブローカー・ノードに送るこ
とによってクォートを配信する。この例では、ブローカー・ノード5はクォート
利用可能もうメッセージをブローカー・ノード2及び6に送る。それぞれのブロ
ーカー・ノードは、当該メッセージを受信し、コンテクスト(クォート対象)を
作成し、これをその配列(注文控え帳)内にソートする。それは、ブローカー・
ノードがメッセージを送ったコンテクスト内に書きとめられる。メッセージが配
列内に配置されたあと、次いでブローカー・ノードはクォート利用可能メッセー
ジを一斉送信配達ルールを利用することにより他のクリーク内のすべての隣接者
に送付する。したがって、ブローカー・ノード2はメッセージを1、3及び4に
送付する。次いで、ブローカー・ノード4はメッセージをブローカー・ノード7
に送付する。この点において、すべてのブローカー・ノードはクォートについて
知ることができ、結果的にそれぞれの注文控え帳を更新することができる。
【0051】 メッセージ配信ルールはネットワークの混雑を効果的な方法で処理し、メッセ
ージの流れの重なりを減少させることができる。以下、シンプルなメッセージパ
ターン及び複合的なメッセージパターンについて説明する。
【0052】 シンプルメッセージパターン 標的配信パターン 標的配信は、メッセージが特定のネットワークノードに送られる必要がある場
合に用いられる。
【0053】 用法: targetSend(M,D)
【0054】 パラメータ Mは送信されるメッセージである。 Dは例えば、メッセージの目的地などの標的ノードである。
【0055】 前提条件: Dは送信ノードと異なる。
【0056】 送信ノードにおけるアクション: Aが送信ノードである場合及び(A,B・・・,D)がAからDのカノニカル
・パスである場合,すなわち、Bは、このパス上の最初のノードにおいてAの後
の最初のノードである場合は、アクションはMからBに送られる。
【0057】 受け取りノードにおけるアクション: このノードがメッセージの標的である場合は、適用するメッセージを配送しイ
グジットする。 メッセージが中断フラグを有している場合は、適用するメッセージを配送しイ
グジットする。 メッセージが閲覧フラグを有している場合は、適用するメッセージを配送する
。 targetSend(M,D)を実行する。
【0058】 これにより、メッセージがソースから目的地までのカノニカル・パスにより最
終目的地まで送信される。このパターンを実行するために、送信ノードは目的地
までのカノニカル・パス上の第1のリンクを知らなければならない。この相関関
係の効果的な実行のために、送信ノードは送信ノードの隣接者の1つに含まれる
それぞれの潜在的なこの目的地へのカノニカル・パスにおける第1の目的地ノー
ドの位置を示したテーブルを保持する。
【0059】 一斉送信配信パターン 一斉送信配信パターンは、メッセージがネットワーク内のすべてのノードに配
信される必要があるときに用いられる。これは、メッセージを明確なノードの部
分集合に配信するときにも使用可能である。
【0060】 用法: broadcast(M,R)
【0061】 パラメータ: Mは送信されるメッセージである。 Rは一斉送信のルートである。メッセージはツリーに属するリンク上に送信さ
れる。
【0062】 前提条件: なし
【0063】 送信ノードにおけるアクション: Aは送信ノードである場合は、アクションは以下の条件を双方ともに満足する
すべてのノードNに送信することである。 NはAの隣接者である。 NからRヘのカノニカル・パスはリンク(N,A)とともに開始する。
【0064】 受け取りノードにおけるアクション: 適用するメッセージを送信する。 メッセージが中断フラグを有しているときは、その後イグジットする。 broadcast(M,R)を実行する。
【0065】 一斉送信配信のためには、明確に特定された目的地は存在せず、メッセージが
常にメッセージを受けるすべてのノードに配送される。ゆえに、バイパスルーテ
ィングフラグは一斉送信の配信には用いられるべきではない。中断フラグはメッ
セージを一斉送信するために許容される。中断ルーティングフラグとともに送ら
れるメッセージは、閲覧ルーティングフラグとともに送られるメッセージを到達
されるすべてのノードに到達する必要がない。このパターンの実行のために送信
ノードAは、ノードRへのカノニカル・パス上のノードAを有するすべての隣接
者リストを知る必要がある。NからRまでのカノニカル・パスがリンク(N,A
)とともに開始されるAの隣接者(N)のリスト中のノード(R)を示したテー
ブルが保持されることが好ましい。
【0066】 多くの場合、Rは情報の発信源である。しかし、これは必要とされるものでは
なく、broadcast(M,R)はRを起源とする物ではなく情報のために
用いられる。broadcast(M,R)がR上で実行され、メッセージが閲
覧ルーティングフラグを有している場合は、その後メッセージはネットワーク中
のすべてのノードに配送され、それぞれのノードへ一度に配送される。broa
dcast(M,R)がRと異なるノードA上で実行される場合は、一斉送信は
、ツリー(R)中の明確な下位のツリーにのみ到達される。より厳密には、ツリ
ー(R)中のBからRまでのパスに属するAのようなすべてのノードBを構成す
るツリー(R)中の「サブルート」を有する下位のツリーである。メッセージは
それでも一度にそれぞれのノードに配送される。
【0067】 排除を伴なった一斉送信配信パターン 配信排除を伴なった一斉送信パターンはいくつかのメッセージが、ツリー(R
)中の明確な下位のツリーを除くネットワーク中のすべてのノードに配送される
必要がない場合に利用される。
【0068】 用法: broadcast(M,R,S)
【0069】 パラメータ: Mは送信されるメッセージである。 Rは一斉送信のルートである。メッセージは、ツリー(R)に属するリンク上
に送信される。 Sは一斉送信が送られる特定の方向のノード又は無効である
【0070】 前提条件: Sは送信ノードと異なるノードであるか又は無効である。
【0071】 送信ノードにおけるアクション Aが送信ノードである場合は、アクションは以下の条件を満たすすべてのノー
ドにMを送ることである。 NはAの隣接者である。 NからRへのカノニカル・パスはリンク(N,A)とともに開始する。 Sが無効でない場合は、AからSへのカノニカル・パスは、リンク(A,N)
とともに開始しない。
【0072】 受け取りノードにおけるアクション: 適用されるメッセージを配送する。 メッセージが中断フラグを有している場合はその後イグジットする。 broadcast(M,R)を実行する。
【0073】 一斉送信配信パターンは排除を伴なった一斉送信配信パターンの特別なケース
である。いいかえれば、broadcast(M,R)はbroadcast(
M,R,ゼロ)と等価である。すなわち、一斉送信パターンに関してしたコメン
トは、一斉送信が到達するネットワークの一部に関してのコメントを除いて、排
除を伴なった一斉送信パターンにもあてはまる。
【0074】 排除を伴なった一斉送信は、最初のレグにおける一斉送信と異なるのみである
。2次的なレグについては、排除を伴なった一斉送信は通常の一斉送信パターン
を用いる。双方のケースにおいて受け取りノードは同じであるから、メッセージ
が一斉送信又は排除を伴なった一斉送信を用いて送信されるかどうかについての
メッセージの情報を含む必要がない。broadcast(M,R,S)のメッ
セージは、broadcast(M,R)とA(送信ノード)がSからRのカノ
ニカル・パスに属することのみにおいて異なる。AがSからRへのカノニカル・
パス上にない場合は、排除を伴なわない一斉送信ですらメッセージをSに向けて
送信するものではないから、他のすべての点では、broadcast(M,R
,S)は、broadcast(M,R)と同じである。
【0075】 複合的なメッセージパターン いくつかの複合的なメッセージパターンについて説明する。
【0076】 複合的なメッセージパターンは、いくつかのメッセージについて、上述したシ
ンプルメッセージパターンの一つにしたがった配信で、それぞれの同時に配信す
ることと説明できる。複合的なパターンは、メッセージをより正確で有益な記述
で配信することができる。例えば、取引申し込みのメッセージは、単独で標的配
信パターンに従う。しかし、それは常にマーケット更新一斉送信を発生させる。
複合的なパターンが存在することにより、「一斉送信を伴なった標的配信」は、
取引申し込みメッセージだけでなく一斉送信メッセージの発生の流れとしても捕
らえるような後述するこのパターンとして取引申し込みメッセージとして説明す
ることができる。
【0077】 複合的なパターンの説明は、受け取りノードにおけるアクションを除いてシン
プルパターンの説明としての同じ要素を含む。これは、メッセージが、特別な複
合−パターン−関連プロセッシングが受取ノードにおいて発生しないであろう送
信する複合的なパターンについて情報を保持しないからである。すべての受け取
りノードプロセッシングはそれぞれのシンプル配信パターンによって決定される
【0078】 複合的なパターンにおける送信ノードのプロセスは常にいくつかのシンプル配
信パターンの呼び出しを必要とする。プロセッシングの説明においてそれらは確
かな注文中に呼び出されるであろうが、注文は重要ではなくシンプルパターンの
呼び出しが同時に行なわれる。
【0079】 ルートに向けた一斉送信を伴なった標的配信パターン ルートに向けた一斉送信を伴なった標的配信パターンは、従の一斉送信の発生
を伴なった標的情報が用いられる。標的メッセージはルート、一斉送信のルート
であるノードRに向けて送信される。このパターンは標的パターン及び排除を伴
なった一斉送信配信パターンの組み合わせである。
【0080】 用法: TargetAndBroadcastToRoot(M,M,R,S)
【0081】 パラメータ: Mは標的配信パターンで送信されるメッセージである。 Mは一斉送信配信パターンで送信されるメッセージである。 Rは一斉送信のルート及び標的メッセージの目的地である。標的メッセージは
R(すなわち、「仕向けルート」とよぶ)に送信され、一斉送信メッセージはツ
リー(R)に属するリンク上において送信される。 Sはこの一斉送信(通常この情報の発生源であるかすでに情報が通過したパス
上に存在する)の必要がないノードであるか、無効である。
【0082】 前提条件: Rは送信ノードと異なる Sは 送信ノードと異なるか又は無効である。Sが無効でない場合は、送信ノ
ードはその後SからRheno標準パス上に存在するであろうノードに送信する
【0083】 送信ノードにおけるアクション: targetSend(M,R)を実行する。 broadcast(M,R,S)を実行する。
【0084】 ルートに向けたの一斉送信を伴なった標的配信パターンは図7に記載する。
【0085】 通常、メッセージMは、メッセージM(又はその部分集合)と同じ情報を
含んでおり、分離したパラメータは重要な空白として通過する。しかし、メッセ
ージMからの特定の製品のメッセージMはメッセージ配信層の責任の範囲の
外側にあり、メッセージMがこの層を確実に通過する。
【0086】 このパターンにおいては、ツリー(R)上の一斉送信が用いられ、一斉送信は
ノードR上の発生源であるかのように働く。しかし、この場合においては、情報
はRにおける発生源ではなく、反対にRに向けて送信される。しかし、それはR
を発生源とするためすべてのノードに到達(特に標的メッセージが送信されるノ
ードに到達するものではない)するものではないが、配信パターンは、このケー
スにおいては、同時にRを発生源とした一斉送信を必要する。
【0087】 一斉送信メッセージMはルーティングフラグとともに送信され、それはいつ
も一斉送信メッセージの場合のように中断はより典型的である。しかし、ターゲ
ットメッセージMは、ほとんど常に中断フラグとともに送信される。その理由
は、Mは一斉送信のためにメッセージMからメッセージMを再創作するこ
とができず、Rから送信されるためである。アプリケーションロジック仲介は、
メッセージMを受信したノード上においてメッセージMを再創作するために
必要である。
【0088】 ルートからの一斉送信を伴なった標的配信パターン ルートからの一斉送信を伴なった標的配信パターンは、標的情報が従の一斉送
信をも発生させるときに用いられる。一斉送信は、標的メッセージを受け取らな
い通常すべてのノードへ配信することが求められる。標的メッセージは、一斉送
信のルートと反対の方向から送信される。このパターンは標的パターンと排除を
伴なった一斉送信配信パターンとの組み合わせである。
【0089】 用法: TargetAndBroadcastFromRoot(M,M,R,
D)
【0090】 パラメータ: Mは標的配信パターンで送信されるメッセージである。 Mは一斉送信配信パターンで送信されるメッセージである。 Rは一斉送信のルートである。すべてのメッセージはツリー(R)に属するリ
ンク上において送信される。 Dは標的メッセージの目的地である。
【0091】 前提条件: Dは 送信ノードと異なる。 送信ノードはRからDのカノニカル・パス上に存在する。
【0092】 送信ノードにおけるアクション: targetSend(M,D)を実行する。 broadcast(M,R,D)を実行する。
【0093】 ルートからの一斉送信を伴なった標的配信パターンは図8に示される。
【0094】 通常、メッセージMは、メッセージM(又はその部分集合)と同じ情報を
含んでおり、分離したパラメータは重要な空白として通過する。しかし、メッセ
ージMからの特定の製品のメッセージMはメッセージ配信層責任の範囲の外
側にあり、メッセージMがこの層を明確に通過する。
【0095】 メッセージMはメッセージMが送信されたのと同じノードには送信されな
い。反対方向のみではなく一斉送信のルートに向けたメッセージの送信を通常必
要としない一斉送信としての目標を達成するために特に特別なアクションを取る
必要がない。一斉送信メッセージMはあらゆるルーティングフラグとともに送
信され、閲覧フラグは、ほぼ典型的であり、常に一斉送信メッセージとともに送
信される。しかし、標的メッセージMはほぼ常に中断フラグとともに送信され
る。この理由は、一斉送信のためにメッセージMからメッセージMを再創作
することができず、配信層はそれ自身でメッセージMをRに送信できるからで
ある。アプリケーションロジック仲介は、メッセージMを受信したノード上に
おいてメッセージMを再創作するために必要である。
【0096】 このパターンにおいては、標的メッセージはツリーのルートと反対の方向、す
なわち、ツリー一斉送信が通常送信される同じ方向送信される。そして、標的メ
ッセージが送信されたのと同じノードに一斉送信メッセージが送信されるのを防
ぐため、排除を伴なった一斉送信が用いられる。このパターンでは情報の発信源
は、送信ノードよりもルートの近くに位置しており、一斉送信は通常ルートに向
けてメッセージを送信しないため、一斉送信からの情報の発信源を排除するため
に明確な必要はない。
【0097】 価格分布はトレーダーターミナルにあるトレーダーにマーケット情報の提供を
行なうプロセスである。この情報はブローカー・ノードによって創作され、トレ
ーダーに配信されるために取引エージェントに送信される。このプロセスを図3
に示す。
【0098】 それぞれのブローカー・ノードは、クォートの配列(注文控え帳)を吟味しそ
れに接続された取引エージェントそれぞれのためにマーケットビューを計算する
。この見解は、エージェントが存在する取引フロアのために特別に建立される。
見解はクレジット又は他のファクターに基づいて異なる。マーケットビューを決
定するための厳密なプロセスは取引手法により変化する。この情報はマーケット
ビューメッセージとして取引エージェントに送信される。
【0099】 クォートのヒットは2つのトレーダー間の取引の成立プロセスのベースとなる
。1のトレーダーからのヒットは、他のトレーダーからのクォートと一致する。
このプロセスを図4に示す。自身のマーケットビューの表示において示された価
格をヒットしたトレーダーターミナルの取引エージェントはヒットサブミットメ
ッセージをブローカー・ノードに送信する。このメッセージは特定のクォートで
はなく価格を標的とするものである。ブローカー・ノードはその待ち行列を走査
しヒットと一致可能な行列中の第1のクォートを発見する。一致ルールは取り引
き手法に基づいて顕著に変化する。
【0100】 ヒットがクォートとヒットした場合、ブローカー・ノードはクォートのために
そのコンテクストを変更し、額の一致を「利用可能」から「取り引き待ちの予約
」に移動させる。これは他のヒットと一致したクォートの同じ額を発生させるこ
とを防止するためである。その後ブローカー・ノードは取引申込メッセージをク
ォートを受け取ったブローカー・ノードに送信する。このメッセージは、特定の
クォートを標的とするものである。この例では、ブローカー7はブローカー4に
当該メッセージを送信する。
【0101】 それぞれのブローカー・ノードは取引申込メッセージを受信すると配列中のク
ォートをチェックする。取り引き申し込みの総額が配列中でまだ使用可能である
場合は、ブローカー・ノードは一致したブローカー・ノードと同様のプロセスを
実行する。取り引きの申し込みの額は「利用可能」から「取り引き待ちの予約」
に変更される。取引申込メッセージは、その後クォートを受け取ったブローカー
・ノードに送信される。例えば、ブローカー・ノード4はブローカー・ノード2
に送信する。その後ブローカー・ノード2はブローカー・ノード5にそれを送信
する。
【0102】 取引き申し込みメッセージのルートは標的ルーティングルールに従う。標的ル
ーティングは特定のブローカー・ノードヘの配送情報が用いられる。特定のブロ
ーカー・ノードの情報はシステム内において建立されていないため、標的は特定
のブローカー・ノードではなく情報の発生源であるブローカー・ノードである。
例えば、メッセージは「ブローカー・ノード714」に送信されるのではなく、
「クォートの発生源であるブローカー・ノード42」に送信される。
【0103】 よって、メッセージはその発生源へ戻るもとの情報のパスに従う。この例では
、ブローカー・ノード7からブローカー・ノード5へブローカー・ノード2及び
4を経由して直接送られる。
【0104】 クォートを独自に作成したブローカー・ノードは取引申込メッセージを受け、
他のブローカーと同じチェック及び量を実行する。このブローカー・ノードはク
ォートを有していないため、取り引きのためのクォートを委託することができる
。取引申込メッセージは取り引きのヒット委託するために示される。
【0105】 その後、ブローカー・ノードは、クォートを送信した取り引きエージェントに
ヒットアマウントメッセージを送信することにより、取り引きプロセスを開始す
る。取り引きの実行プロセスについては後述する。
【0106】 取り引き一致プロセスが実行されるために、クォートのリストは日付を保持す
るそれぞれのブローカー・ノードに保持される。これは、図5に示すようにクォ
ートを変更するときに、他に通知するそれぞれのブローカー・ノードによって達
成される。
【0107】 それぞれのブローカーは、その配列内でクォートを変化させるために、ブロー
カーは、変化を受けたクリーク内のものを除くすべての隣接するブローカー・ノ
ードに通知する。上述の例では、ブローカー・ノード4は、取り引き申し込みメ
ッセージ内にブローカー・ノード7からクォートが変化した通知を受ける。それ
は、ブローカー・ノード2に取り引き申し込みメッセージを送ることによって通
知する。ブローカー・ノード4は、ブローカー・ノード1及び3に通知する。こ
れは、これらのブローカー・ノードへのマーケット更新メッセージを送信するこ
とにより行なわれる。
【0108】 通常のルーティングルールにしたがって、クォートについての情報はネットワ
ーク内のそれぞれのブローカー・ノードに通知される。マーケット更新情報を受
けたいずれかのブローカー・ノードは、それを受信したクリーク内ではないすべ
ての隣接者へそれを通知する。取引申込みメッセージを送信したブローカー・ノ
ードは、同じブローカー・ノードへマーケット更新メッセージを送信するべきで
はないことに注意する。この結果、受信と取引額との情報の2つを2度にわたっ
て受け取ることになる。
【0109】 取引実行プロセス自身は本発明の中心部分ではないが、完全のために説明する
。取引一致プロセスが完了したとき、上述したように、取引実行プロセスが開始
する。このプロセスは、取引を行なうトレーダーとの取引と委託を完全にする。
当該プロセスを図6に示す。一致がまとまり取引が開始されると、情報はトレー
ダーのために有効にされる。この情報はトレーダーに取引が待ちの状態にあるこ
とを通知するために有効である。あらゆる与えられた取引のアプリケーションは
、トレーダーが通知されたかどうかについて決定することができる。いずれの場
合でも、情報は有効である。
【0110】 受取人の取引エージェントは、一致の開始が始まり取引申込みメッセージが送
信されるとすぐに通知される。このエージェントはこのときとレーダーのワーク
ステーションによって知ることができる。この待ちの取引情報は一致のプロセス
が続くにつれて変化する。メーカーの取引エージェントがクレジットをチェック
し、メーカー取引状況メッセージを送信するときに、メーカーのワークステーシ
ョンは取引の待ちの通知がされる。
【0111】 取引実行プロセスは、メーカーの取引エージェントがそのブローカー・ノード
からヒットアマウントメッセージを受け取ったときに開始する。このメッセージ
はエージェントに一致がクォートの1つについて成立したことを通知するもので
ある。メッセージは額のヒット、カウンター・パーティ、ヒットの識別性と同様
にクォートを明確にする。エージェントはトレーダーのワークステーションを確
認し、クォートがまだ利用可能であるかについて確かめる。
【0112】 エージェントはヒットアマウントWSメッセージをワークステーションに送信
する。ワークステーションは、ヒットアマウントWSメッセージを繰り返し、ト
レーダーがクォートを中断したのではなく、当該ワークステーションがまだ可動
していることを示す。この点において、トレーダーはもはや取引を中断すること
ができない。
【0113】 取引エージェントは次にカウンター・パーティについて利用可能なクレジット
をチェックする。クレジットのチェックは取引を許容し、取引の額を減少させ又
は取引を許容しない。
【0114】 その後、エージェントは、取引のために必要とされる額によって有効なクレジ
ットを減少させる。この有効なクレジットの減少は、さらに取引に影響を与える
。メーカーの取引エージェントは、メーカー取引状況メッセージをそのブローカ
ー・ノードに送信することによって、取引の受取人取引エージェントを通知する
。当該メッセージは、ヒットの識別を目標にする。ネットワークブローカー・ノ
ードはヒットのオーナーブローカー・ノードにメッセージを発送する。一度この
メッセージが送信されると、メーカーの取引エージェントに取引が待ちの応答の
疑いがなく取引が完了したことを通知する。受取人の取引エージェントは取引実
行プロセスを完了する。エージェントがメーカー取引状況メッセージをメーカー
から受け取ったとき、プロセスのこの部分が実行される。このメッセージが正当
な取引であることを示すときは、プロセスは続行する。
【0115】 受取人取引エージェントは、次いで、メーカーと同様の方法で勘定関係につい
てクレジットの有効性をチェックする。クレジットは取引の許容性、取引の額の
減少、又は取引を許容しないことについてチェックする。エージェントは、その
後、取引のために必要長くによって有効なクレジットを減少させる。この有効な
クレジットの減少はさらに取引に影響を与える。受取人の取引エージェントはそ
のディスクにログを取る。永続的な保存のために情報が委託されるとすぐに、取
引が完了する。取引状況上のあらゆるクレジットは、まとめた取引を表示する。
エージェントは、トレーダーに取引チケットの印刷を通知し、過去の他の取引プ
ロセスを実行する。この点において、取引はまだメーカーが知ることなく行なわ
れる。取引が完了するとすぐに、受取人取引エージェントは、受取人取引状況メ
ッセージをそのブローカー・ノードに送信することによりメーカーに通知する。
このメッセージは、クォートを目標にし、メーカーの代行人ヘ送信される。
【0116】 受取人取引状況メッセージは、クォートのオーナーブローカー・ノードに対し
て得られ、取引エージェントに対してそれが送信される。エージェントは保存す
るために取引を記録する。この点において、取引はもはや疑いがない。エージェ
ントはトレーダーに対して、チケットの印刷を通知し、必要な他のプロセスを実
行する。いくつかの取引手法においては、取引を取り交わすために追加の情報を
必要とする場合もある。この例は、EBS Spot F/Xのための生産手法
である。このタイプの情報は、取引情報メッセージとして送信される。取引が実
行されたあと、エージェントはこの情報を展開する。取引情報メッセージはブロ
ーカー・ノードに送信される。ネットワークブローカー・ノードは、その後、該
メッセージを手法によって必要な情報が実行される他のエージェントに転送する
。その後、取引は完了する。
【0117】 アーキテクチャの説明において、それぞれのブローカーが同じステータスを有
するものとしてブローカーのクリークツリー図が用いられている。取引エージェ
ントは、ブローカーの一部又はすべてに対して添付される。ブローカーは、クリ
ーク内に配置されるが、取引エージェントはそうではない。クリークの配列は、
メッセージの一斉送信及びネットワークを通したメッセージの標的がメッセージ
の流れを最小にするために規定しネットワークを通じたメッセージの通過をでき
るかぎり速くする。メッセージの一斉送信及び標的のルールは、ネットワーク上
の他のすべてのブローカーの存在の通知をブローカーが持たないようにし、メッ
セージがどこからきて次にどこに送信されるのかの通知を確認する。この意味は
、ブローカーの追加又は除去のためのネットワークの選択が、比較的簡単なタス
クであることを意味する。
【0118】 上述の説明において、多数のメッセージ送信方法の1つによってシステムを通
してメッセージの送信を変化させることについて参照する。
【0119】 続いてアノニマストレーディングシステムのコンテクストを伴なったメッセー
ジについて説明する。続く説明は、網羅的なリストではなくブローカー・ノード
間に通過する主なメッセージを買い戻すものである。それは、ブローカー−トレ
ーダー間のメッセージを含まない。それぞれのメッセージは、記述、メッセージ
属性、メッセージ配信パターン、及びメッセージを添付する前提条件、メッセー
ジプロセッシング及び送出メッセージの語句で説明する。
【0120】 注文送信及びキャンセル 注文送信及び注文有効性メッセージ
【0121】 説明 注文送信メッセージは、トレーダーが新たな注文を行なうとき、トレーダーワ
ークステーションからブローカーへ送信される。これは視認可能な注文(クォー
ト)又は視認できない注文(ヒット)とすることができる。これがクォートである
場合は、その後このイベントの結果として、ブローカーはすべての他のブローカ
ーに注文有効性メッセージを一斉送信する。
【0122】 注文送信メッセージをトレーダーのワークステーションから受けたブローカー
は、注文のオーナーに呼ばれる。
【0123】 メッセージ属性 新たな注文
【0124】 配信パターン 注文送信:標的配信パターン。ルーティングフラグは問題とならず、中断フラ
グがより好ましい。 注文有効性:一斉送信配信パターン中断フラグが用いられる。
【0125】 前提条件: 注文送信:メッセージの発生源はトレーダーワークステーションであり、送信
先はワークステーションに直接接続されたブローカーである。
【0126】 注文有効性:なし メッセージプロセッシング 注文送信又は注文有効性メッセージのプロセッシングの一部として、受信する
ブローカーBは少なくとも以下のように行なう。
【0127】 新たな注文を記憶する。 注文を一致させようと試み、明確な状況に従う。一致状況(すべてのビジネス
マッチングルールに対して付加する)が創作され1つのブローカーよりも多数の
ブローカーを生み出すために申し込まれた取引の可能性を防止し、2つのブロー
カーによって自動的に一致する申込みがないようにする。これは、以下の少なく
とも1の条件を満たす場合、ブローカーBが、注文Oの存在を伴なった新たな注
文Nを一致することを特定する。 N又はOのいずれかがBによるヒットである。 OはBによるオファーである。 Nは注文送信メッセージを経由して到達する(すなわち、トレーダーのワーク
ステーションから直接的に)。
【0128】 新たな注文がクォートであるときはその後、それを注文有効性メッセージを経
由する他のブローカー(いくつかのマッチクングの有効性及び予約された額の変
更を伴なってもよい)に送信する。
【0129】 送出メッセージ Bが注文送信又は注文有効性メッセージMを実行するブローカーである場合は
、以下の送出メッセージは、メッセージMの実行の結果としてBによって送信さ
れる。
【0130】 1.新たな注文がクォートであり、ブローカーBがそれについて存在するクォ
ートとともに自動的に一致した場合は、その後、クォートの1つは、ヒットまた
は、全額について一致しない場合は部分的にヒットに変換される。ブローカーは
所有するクォートについてのみヒットする変換を行なう。質問中の手法のために
ビジネスルールにしたがって、そのような変換はワークステーションを用いたク
ォート確認を必要とする。この場合は、その後注文確認メッセージがワークステ
ーションに送信される。それがクォートを送信したワークステーションでありる
場合は、Mが新たな注文確認メッセージである。この場合、TargetSe
nd(M,W)が実行される。
【0131】 2.ブローカーBがヒット又は部分的ヒットを有するクォートを変換しなけれ
ばならない場合は、新たに注文が送信されず、ビジネスルールは上述のクォート
の確認を必要とせず、その後マーケット更新メッセージの一斉送信を必要とする
。このメッセージの目的は、ヒットに変換されたクォートの額を予約するためで
ある。より詳しくは、Mに新たなマーケット更新メッセージをさせる。この場
合,broadcast(M,B)が実行される。
【0132】 3.Bが双方のクォートを有しないのであれば、(2)について説明した場合
において、注文申込みメッセージは、他のクォートのオーナーにも送信されるべ
きである(ヒットに変換されないで)。より詳しくは、Rが他のクォートの所有
者であるブローカーである場合は、Mは新たな注文の申込みメッセージであり
、Mは、Mにより発生されたマーケット更新メッセージである。この場合、
TargetAndBroadcasttoRoot(M,M,R,ゼロ)
が実行される。
【0133】 4.ブローカーBが、存在する注文とともに新たな注文についてマッチし、双
方のオーダーがBによって所有される場合は、取引確認及びマーケット更新メッ
セージが1又は双方のクォートについて送信される。これらは(1)及び(2)
で説明したように送信される。
【0134】 5.新たな注文がクォートである場合は、ブローカーBは他のブローカーに新
たなクォートについての情報を送信しなければならない(可能な場合は変形され
た形でいくつかの一致を実行する場合は、これは有効な額を予約された額に変換
する)。Mがさらに送信される必要がある注文有効性メッセージである場合は
、broadcast(M,B)を実行する。
【0135】 注文取消及び注文中断メッセージ 説明 注文中断メッセージは、トレーダーが注文を中断したい場合にトレーダーのワ
ークステーションからブローカーに送信される。このイベントの結果として、ブ
ローカーは注文取消メッセージを他のすべてのブローカーに一斉送信する。
【0136】 メッセージ属性 クォートを参照する。
【0137】 配信パターン 注文中断:標的配信パターン。ルーティングフラグは問題とならず、堅実性の
ために中断フラグがより好ましい。 注文取消:一斉送信配信パターン。中断ルーティングフラグが用いられる。
【0138】 前提条件 注文中断:メッセージの発生源はトレーダーワークステーションであり、送信
先はワークステーションに直接接続されたブローカーである。注文中断メッセー
ジはあらかじめ注文送信メッセージがWからBへ送信されている場合に限りワー
クステーションWからブローカーBへ送信される。
【0139】 注文取消:注文取消メッセージは、あらかじめ同じ注文についての注文有効性
メッセージがBから一斉送信されている場合に限り、ブローカーBから送信(一
斉送信)される。
【0140】 メッセージプロセッシング 注文取消又は注文中断メッセージのプロセスの一部として、受信したブローカ
ーBは少なくとも次のものである。 注文が知られたことを証明し、証明されなければエラーを報告する。 キャンセルされた注文をマークし、この注文を必要とする新たな取引を禁止す
る。
【0141】 Bへ通知されたこの注文が必要な取引の待ちがなく注文確認の要求が未決着で
はない場合、後者は注文の所有者のみについて可能であり、このクォートについ
ての情報はもはや保存する必要がない。
【0142】 送出メッセージ なし
【0143】 上述のメッセージとは異なり、注文取消メッセージは中断ルーティングフラグ
を用いる。したがって、それは明確にこのメッセージをさらに再送信することは
アプリケーションの信頼度ではない。配信層は、これを必要とするすべてのブロ
ーカーへこのメッセージを配送する。
【0144】 取引申込及びマーケット更新 取引申込メッセージ 非公式説明
【0145】 取引申込メッセージが、一致を開始したブローカーからクォートを所有するブ
ローカーに送られる。申込まれた取引は、常に、1つのクォート(作り手)と1つの
ヒット(受取人)とで一致する。ヒットは、自動的に一致させている間にヒットに
変換されたクォートである。しかし、それは、取引申込処理のためにヒットとし
て取扱われている。取引申込メッセージは、ヒットのブローカーオーナーからの
ヒットと一致する(また必要ならば再一致する)権限を有する。しかしながら、ク
ォートのブローカー且つオーナーからのクォートと一致する権限を有しない。取
引申込メッセージの主な目的は、取引を委託するためにクォートのブローカー且
つオーナーから許可を得ることである。取引申込は、クォートのある総計が予約
されるべきであることを通知するために、ネットワーク中のすべてのブローカー
に一斉送信されるマーケット更新メッセージを生成する。
【0146】 メッセージ属性 新しく申込まれた取引は、少なくとも次の属性を含んでいる。 一致したクォートへの参照 一致したヒット(恐らくクォートからヒットへの変換から得る) 申込まれた取引の総計
【0147】 配信パターン ルートに向けての一斉送信での標的とされた配信。取引申込メッセージは、一
致(あるいは自動的な一致、あるいは再一致)を実行したブローカーで作られる。
また、その最終目的地はクォートを所有するブローカーである。一斉送信メッセ
ージはこの取引申込によって生成されたマーケット更新である。中断ルーティン
グ・フラグが使用される。
【0148】 前提条件 前もって、クォートQを備えた利用可能な注文メッセージがブローカーBから
ブローカーSに送られた場合のみ、クォートQを参照する取引申込メッセージが
ブローカーSからブローカーBに送信される。
【0149】 メッセージ処理 取引申込メッセージの処理の一部として、受取ブローカーBは少なくとも以下
のことを行うべきである。
【0150】 この取引申込が参照するクォートがBに知られていることを確認すること。B
が注文取消メッセージに応じてクォートを最近削除したならば、これが特に真で
ない唯一のケースがある。この場合、Bは取引を拒否し、取引申込失敗メッセー
ジにおいて、「取消されたクォート」フラグをセットするべきである。
【0151】 Bのローカルの注文控え帳によれば、申込まれた取引の総計がクォートにおい
てまだ利用可能であることを確認すること。これがそのようでない場合、Bは取
引(完全にあるいは部分的に、このクォートにおいて、少なくともある利用可能
な総計があるか否かに依存して)を拒否するべきである。
【0152】 この取引(取引が完全に拒否された場合は必要でない)を記憶すること。
【0153】 再一致が成功するならば、1つあるいはいくつかの新しい取引申込メッセージ
を生成して、拒否された総計に再一致させることを試みること。
【0154】 もしそれが完全に拒否されないか、Bがクォートのオーナーでないならば、取
引申込メッセージをさらに送ること。
【0155】 Bがクォートのオーナーである場合、取引完結プロセスを開始すること。(通
常、このプロセスはワークステーションを備えたクォート確認で始まる)。
【0156】 送出メッセージ Bが取引申込メッセージMを処理するブローカーであり、Sがこのメッセージ
をBに送ったブローカーである場合、次の送出メッセージが、メッセージMを処
理することの結果として、Bによって送信される。
【0157】 1.ブローカーBが申込まれた取引を完全に(つまり、それが取引を承認するか
、または、それが取引の部分的な総計を承認する)拒否しないで、Bがこの申込
まれた取引で一致したクォートのオーナーでない場合、申込まれた取引メッセー
ジ(おそらく低減された総計で)がさらに送信される。Rがクォートのオーナーで
あるブローカーであり、Mが新しい取引申込メッセージであり、MがM
よって生成されたマーケット更新メッセージである場合、目標及びルートへの一
斉送信(M、M、R、S)が実行される。
【0158】 2.ブローカーBが申込まれた取引を完全に(つまり、それは少なくとも1つの
部分的な総計の取引を承認する)拒否しないで、Bがこの申込まれた取引で一致
したクォートのオーナーであるならば、注文確認メッセージは、この注文を入力
したワークステーションへ送信される。注文確認メッセージが送信され、M
によって生成されたマーケット更新メッセージであるならば、目標及びルー
トへの一斉送信(M,M,W,S)が実行される。
【0159】 3.ブローカーBが申込まれた取引を完全に(つまり、総計の少なくとも一部の
取引を拒否する)承認しない場合、取引申込失敗メッセージが送信される。M
が新しい取引申込失敗メッセージであり、Iがこの取引を開始したブローカーで
ある場合、目標送信(M,I)が実行される。
【0160】 取引申込失敗メッセージは、この場合、マーケット更新の一斉送信を生成しな
い。なぜならば、この申込まれた取引と関係があったBからのマーケット更新の
一斉送信がないので、解決すべきものは何もない。しかしながら、取引申込失敗
メッセージのその後のログは、通常、ルート・パターンからの一斉送信で標的と
された配信を使用するであろう。
【0161】 4.ブローカーBが、拒否された取引(あるいはそれの一部分)を再一致させる
ならば、一つ以上の新しい取引申込メッセージが生成される。Mが新しい取引
申込メッセージであり、MがMによって生成されたマーケット更新メッセー
ジであり、Oが新しく一致したクォートを所有するブローカーであるならば、目
標及びルートへの一斉送信(M,M,O,ゼロ)が実行される。これはそれぞ
れ新しい取引申込メッセージに対して実行される。
【0162】 取引申込失敗メッセージ 説明 取引申込失敗メッセージは、申込まれた取引を拒否するか、又はその総計を減
らしたブローカーから、取引を開始したブローカーに送られる。メッセージの目
的は、失敗した(恐らく部分的に)取引が、ヒットを再一致させるために権限を選
択的に戻し、かつ取引申込メッセージによって生成されたマーケット更新を巻き
戻すことを、取引開始者に通知することである。
【0163】 メッセージ属性 失敗の取引への参照 失敗の総計 再一致していない総計 拒絶の理由が取消されたクォートだったかどうか指示するブール・フラグ(
「取消されたクォート」フラグ)。
【0164】 例 100の最初の取引総計を考えると、その70だけが、この取引申込失敗メッ
セージを生成したブローカーによって承認された。このブローカーは総計20に
対して再一致させることができた。この場合、失敗の総計は30であり、再一致
していない総計は10である。可能ならば、そのような取引申込失敗メッセージ
は、再一致されていない総計10に対して、さらなる再一致を実行する権限を有
する。
【0165】 配信パターン 標的とされた配信、あるいはルートからの一斉送信で標的とされた配信。標的
とされた配信は、このメッセージを生成したブローカーによって使用される。ま
た、ルートからの一斉送信で標的とされた配信は、後のブローカーによって通常
使用される。サイドの一斉送信されたメッセージは、最初の取引申込メッセージ
によって生成されたマーケット更新を巻き戻すマーケット更新であり、巻き戻さ
れた総計が取引申込失敗メッセージの「失敗の総計」に等しい。中断ルーティン
グフラグが使用される。
【0166】 前提条件 前もって、取引Dを備えた取引申込メッセージがブローカーBからブローカー
Sに送信された場合のみ、取引Dを参照する取引申込失敗メッセージは、ブロー
カーSからブローカーBに送信される。これの一つの結果は、そのブローカーB
が取引Dを知る必要がないことである。
【0167】 再一致していない総計は、失敗の総計より少ないか等しいべきである。失敗の
総計は、最初の申込まれた取引の取引総計より少ないか等しいべきである。再一
致していない総計は、負であるべきでない。また、失敗の総計は正であるべきで
ある。
【0168】 メッセージ処理 取引申込失敗メッセージの処理の一部として、受取ブローカーBは少なくとも
以下のことを行うべきである。
【0169】 この取引がBに知られていることを確認し、そうでなければ、エラーを報告す
ること。
【0170】 メッセージが「取消されたクォート」フラグ・セットを有するならば、この取
引で一致したクォートがBに知られていて、取消としてマークされていることを
確認し、そうでなければエラーを報告すること。
【0171】 取引の再一致していない総計を再一致させることを試みて、再一致が成功する
場合、一つ又はいくつかの新しい取引申込メッセージを生成すること。
【0172】 もしBが取引の開始者でなければ、取引申込失敗メッセージをさらに送信する
こと(Bがいくつかの再一致を行った場合、恐らく低減された再一致していない
総計で)。
【0173】 Bがヒットのオーナーではなく取引の開始者であり、残っている再一致してい
ない総計が0でない場合には、ヒットのオーナーに不一致ヒットメッセージを送
ること。
【0174】 この申込まれた取引の最終結果が完全に知られており、すべての取引申込失敗
メッセージの失敗の総計と、この取引に対する取引済みメッセージの総計との合
計が、取引総計に等しいならば、Bはこの取引に関する情報をもはや保持する必
要がない。さらに、クォートが取消されたものとしてマークされており、この取
引がBに既知のこのクォートに対する最後の未決の取引であり、解決された注文
確認の要求がある場合、後者はクォートオーナーのみに対して可能であり、この
クォートに関する情報はもはや必要でない。
【0175】 送出メッセージ Bが取引申込失敗メッセージMを処理しているブローカーであるならば、Sは
このメッセージをBに送ったブローカーであり、Rは失敗の取引において一致し
たクォートを所有するブローカーである。
【0176】 次のメッセージは、メッセージMを処理することの結果として、Bによって送
られる。
【0177】 1.ブローカーBが、取引(あるいはそれの一部分)の拒否された取引申込失敗
メッセージの再一致されていない総計を再一致させる場合、一つ以上の新しい取
引申込メッセージが生成される。したがって、次に、Mが新しい取引申込メッ
セージであり、MがMによって生成されたマーケット更新メッセージであり
、Oが新しく一致したクォートを所有するブローカーである場合、目標及びルー
トへのbroadcast(M、M、O,ゼロ)が実行される。このことが、
それぞれの新しい取引申込メッセージに対して行われる。
【0178】 2.ブローカーBが取引の開始者でなく、「取消されたクォート」フラグがセ
ットされていない場合、取引申込失敗メッセージ(恐らく修正される)が、さらに
送られるべきである。したがって、Iがこの申込まれた取引を開始したブローカ
ーであり、Mが新しい取引申込失敗メッセージであり、MがMによって生
成されたマーケット更新メッセージである場合、目標及びルートからのbroa
dcast(M,M,R,I)が実行される。
【0179】 3.ブローカーBが取引の開始者でなく、「取消されたクォート」フラグがセ
ットされる場合、取引申込失敗メッセージ(恐らく修正される)がさらに送られべ
きである。しかしながら、前の場合と異なって、取消されたクォートに対するマ
ーケット更新が一斉送信されることを必要としない。したがって、Iがこの申込
まれた取引を開始したブローカーであり、Mが新しい取引申込失敗メッセージ
である場合、targetSend(M,I)が実行される。
【0180】 4.ブローカーBが、取引Dに含まれるヒットのオーナーではなく、取引Dの開
始者であり、再一致していない総計が0でない場合、不一致ヒットメッセージが
ヒットのオーナーに送られる。Oというブローカーが、ヒットのオーナーである
ブローカーであり、Mが新しい不一致ヒットメッセージである場合、targ
etSend(M,O)が実行される。不一致ヒットメッセージがバイパス・ル
ーティングフラグで送信されると、中間のノード上のアプリケーションに伝えら
れないことに注意すること。
【0181】 5.ブローカーBが取引Dの開始者であり、且つ、取引で一致したヒットのオー
ナーであり、このヒットがクォートからヒットへの変換によって得られている場
合、マーケット更新メッセージを一斉送信する必要がある。このメッセージの目
的は、クォートからヒットへの変換が行われたときに送信されたマーケット更新
メッセージの効果と逆(恐らく部分的に)である。したがって、Mが新しいマー
ケット更新メッセージである場合、broadcast(M,B)が実行される
【0182】 マーケット更新メッセージ 説明 マーケット更新メッセージは、利用可能で予約された総計のクォートの変化に
関して、ネットワーク中のブローカーすべてに通知するために使用される。ほと
んどの場合、このメッセージは、ある取引決定(つまり、取引を申込するか、前
もって申込まれた取引を拒否する)をしたブローカー上で作られて、一斉送信パ
ターンで標的とされた配信のうちの1つにおいて第2メッセージとして送信され
る。マーケット更新メッセージが単独で送信されるいくつかの場合がある。
【0183】 メッセージ属性 クォートへの参照 予約総計(正又は負であろう)
【0184】 配信パターン 単独で送信されたとき、配信パターンを一斉送信する。それは、一斉送信パタ
ーンで標的とされた配信の一つにおいて第2メッセージとして送信される。ルー
ティングフラグは検査である。
【0185】 前提条件 同じクォートに対する有効な注文メッセージが前もってAからBに送られた場
合のみ、マーケット更新メッセージがブローカーAからブローカーBに送信され
る。マーケット更新メッセージの一斉送信のルートは、常に、クォートのオーナ
ーである。
【0186】 メッセージ処理 マーケット更新メッセージの処理の一部として、受取ブローカーBは、少なく
とも以下のことを行うべきである。 このメッセージが参照するクォートがブローカーに知られていることを確認
すること。 予約総計をクォートの予約済み総計に加算して、クォートの利用可能な総計
から予約総計を差し引くこと。
【0187】 送出メッセージ 無。
【0188】 不一致ヒットメッセージ 説明 不一致ヒットメッセージは、このヒットに対する申込まれた取引が失敗してい
ることを彼に通知するために、ヒットのブローカー且つオーナーに送られる。取
引申込失敗メッセージと違って、申込まれた取引によってなされたマーケット更
新が既に取り消されており、中間のブローカーに保留取引対象物がない場合、不
一致ヒットが使用される。このメッセージのただ一つの目的は、ヒットが一致し
なかったことをブローカーに通知することである。ヒットのオーナーでないブロ
ーカーによって、ヒットが再一致されるとともに取引が失敗したとき、このメッ
セージが送られる。(取引申込不良の処理における送出メッセージ(3)を参照す
ること)。
【0189】 メッセージ属性 ヒットへの参照 ヒットの不一致総計
【0190】 配信パターン 標的とされた配信パターン。ルーティングフラグがバイパスである。
【0191】 前提条件 以下のことが真である場合のみ、不一致ヒットは、ブローカーAからブローカ
ーBに送信される。 Bがヒットのオーナーである。 Aが、このヒットに対する再一致を開始した。この取引が失敗した(つまり、
Aが取引申込失敗メッセージを受取る)。
【0192】 メッセージ処理 不一致ヒットメッセージの受信者は、常にヒットのオーナーである。不一致ヒ
ットメッセージの処理の一部として、受取ブローカーBは少なくとも以下のこと
を行うべきである。
【0193】 このメッセージが参照するヒットが、Bによって所有されているか、クォート
からヒットへの変換の結果であり、Bがクォートのオーナーであることを確認す
ること。
【0194】 問題のヒットがクォートからヒットへの変換の結果であった場合は、クォート
の有効で予約された総計を更新し、クォートに対するマーケット更新メッセージ
を一斉送信して、クォートを再一致させることを試みること。そうでなければ、
ヒットの有効な総計を更新すること。
【0195】 ビジネス規則に依存して、後の動きは、ヒットが失敗であるかまたはヒットの
再一致を試みていることをトレーダーに通知することを含む。
【0196】 送出メッセージ。 Bが不一致ヒットメッセージMを処理するブローカーである場合、次のメッセ
ージが、メッセージMを処理することの結果としてBによって送られる。
【0197】 1.ブローカーBがヒット又はクォートの不一致の総計と再一致させる場合、
一つ以上の新しい取引申込メッセージが生成される。Mが新しい取引申込メッ
セージであり、MはMによって生成されたマーケット更新メッセージであり
、Oが新しく一致したクォートを所有するブローカーである場合、目標及びルー
トへの一斉送信(M,M,O,ゼロ)が実行される。このことは、それぞれの
新しい取引申込メッセージに対して行われる。
【0198】 2.ヒットがクォートからヒットへの変換によって得られた場合、マーケット
更新メッセージが一斉送信される必要がある。このメッセージの目的は、クォー
トからヒットへの変換が行われたときに送信されたマーケット更新メッセージの
効果の逆(恐らく部分的に)である。Mが新しいマーケット更新メッセージであ
る場合、一斉送信(M,B)が実行される。
【0199】 取引完結 注文確認メッセージ このトレーダーによって入力されたクォートがまだ有効であることを確認する
ために、注文確認メッセージがブローカーからトレーダーワークステーションに
送られる。取引を終了させる前にクォートがまだ有効であることのワークステー
ションでの確認をビジネスルールが要求するとき、このメッセージが使用される
【0200】 メッセージ属性 クォートへの参照。
【0201】 配信パターン 目標配信、あるいはルートに向けた一斉送信で標的とされた配信。ルーティン
グフラグは重要ではないが、整合のために、中断フラグを使用することが好まし
い。
【0202】 前提条件 注文確認メッセージの発信者はブローカーであるべきであり、目的者はこのブ
ローカーに直接接続されたトレーダーワークステーションであるべきである。前
もって、注文送信メッセージがWからAに送信された場合のみ、注文確認メッセー
ジがブローカーAからワークステーションWに送られる。
【0203】 メッセージ処理 注文確認メッセージの処理の一部として、受取ワークステーションWは、クォ
ートがまだ有効か否かを照合するべきであり、注文確認メッセージでブローカー
に返答するべきである。
【0204】 送出メッセージ Wが注文確認メッセージMを処理しているワークステーションである場合、注
文確認メッセージは、処理することの結果としてメッセージMを要求するブロー
カーにWによって送られるべきである。Mが新しい注文確認メッセージであり
、Aが注文確認要求を発行したブローカーである場合、targetSend(M ,A)が実行される。
【0205】 注文確認メッセージ 説明 注文確認済みメッセージは、注文確認メッセージに応じて、トレーダーワーク
ステーションからブローカーに送られる。このメッセージは、与えられたクォー
トがまだ有効であるか否かを、ワークステーションから返答することを含んでい
る。取引の処理を行う前にクォートがまだ有効であることをワークステーション
で確認することをビジネス規則が要求する場合、注文確認/注文確認済みメッセ
ージが使用される。
【0206】 メッセージ属性 クォートへの参照 クォートが有効であるか否かを指示するブール・フラグ。
【0207】 配信パターン 標的とされた配信パターン。ルーティングフラグは重要ではないが、整合のた
めに、中断フラグを使用することが申込されている。
【0208】 前提条件 注文確認済みメッセージの発信者は、すなわち、受取ブローカーBは
少なくとも以下のことを行うべきである。
【0209】 このクォートが知られていることを確認し、そうでなければエラーを報告する
こと。
【0210】 クォートが有効ではないことをメッセージが指示する場合は、このクォートが
キャンセルされた状態にあることを確認して、そうでなければエラーを報告する
こと。
【0211】 クォートが有効でないことをメッセージが指示し、注文確認要求の目的が取引
を確認することである場合、取引を取消すプロセスを開始させること。
【0212】 クォートが有効であることをメッセージが指示し、注文確認要求の目的が取引
を確認する場合、取引完了プロセスを開始させること。
【0213】 クォートが有効であることをメッセージが指示し、注文確認要求の目的がクォ
ートからヒットへの変換のためのクォートを確認することである場合、可能なら
ば、変換を実行して取引を申込すること。
【0214】 このことが取引確認での最終ステップ(つまり、取引が潜在的に失敗する他の
ステップが複雑ではない)であり、十分な量のクォートが取引されて、これらの
取引が確認される場合、クォートが取消されるべきである。
【0215】 送出メッセージ Bが注文確認済みメッセージMを処理しているブローカーである場合、次の送
出メッセージが、メッセージMを処理することの結果としてBによって送信され
る。
【0216】 1.クォートが有効でなく、注文確認メッセージが取引申込メッセージの結果
として送られた場合、取引申込失敗メッセージが送信される。Mが新しい取引
申込失敗メッセージであり、Iがこの取引を開始したブローカーである場合、t
argetSend(M,I)が実行される。
【0217】 2.クォートが有効でなく、ブローカーBが、このクォートと元々は一致した
ヒットに再一致させた場合、一つ以上の新しい取引申込メッセージが生成される
。Mが新しい取引申込メッセージであり、MがMによって生成されたマー
ケット更新メッセージであり、Oが新しく一致したクォートを所有するブローカ
ーである場合、目標及びルートへのbroadcast(M,M,O,ゼロ)
が実行される。このことは、それぞれの新しい取引申込メッセージに対して行わ
れる。
【0218】 3.クォートが有効であり、注文確認メッセージが取引申込メッセージの結果
として送られ、ビジネス要求条件が、あらゆる追加的な取引(つまり、今終了し
た取引)の確認ステップを含んでいない場合、取引を申込したブローカーは取引
済みメッセージによって通知される必要がある。Mが新しい取引済みメッセー
ジであり、Iがこの取引を開始したブローカーである場合、targetSen
d(M,I)が実行される。
【0219】 4.クォートが有効であり、クォートからヒットへの変換の目的でクォート、
及び、Bが開始することを欲する取引がまだ可能であることを確認するために、
注文確認メッセージが送られる場合、新しいマーケット更新メッセージおよび新
しい取引申込メッセージが生成されます。Mがクォートからヒットへの変換を
経験したクォートからの転換された総計を予約する新しいマーケット更新メッセ
ージであり、Mが新しい取引申込メッセージであり、MがMによって生成
されたマーケット更新メッセージであり、Oが、クォートからヒットへの変換の
結果と一致可能なクォートを所有するブローカーである場合、一斉送信broa
dcast(M,B)と、目標及びルートへのbroadcast(M,M
,O,ゼロ)とが実行される。
【0220】 5.十分な総計のクォートが取引される場合、注文取消メッセージは、このク
ォートに関する情報をもはや保持する必要がないことをブローカーすべてに通知
するために、一斉送信される必要がある。Mが新しい注文取消メッセージであ
る場合、broadcast(M,B)が実行される。
【0221】 取引済みメッセージ 説明 取引済みメッセージは、取引を確認したブローカーから取引を申込したブロー
カーに送られる。
【0222】 メッセージ属性 取引への参照 行われた総計(最初に申込まれた取引の総計より少ないかもしれない)
【0223】 配信パターン 標的とされた配信パターン。ルーティングフラグは検査である。
【0224】 前提条件 前もって、同じ取引での取引申込メッセージがブローカーBからブローカーA
に送信された場合のみ、取引済みメッセージがブローカーAからブローカーBに
送信される。
【0225】 メッセージ処理 取引済みメッセージの処理の一部として、受取ブローカーBは少なくとも次の
ことを行うべきである。
【0226】 この取引が知られていることを確認して、そうでなければエラーを報告するこ
と。
【0227】 このブローカーが、ヒットのオーナーではなく取引の発信者である場合、取引
に関して彼に通知するヒットのオーナーにヒット一致メッセージを送ること。
【0228】 この取引の最終結果が完全に知られている(つまり、すべての取引申込失敗メ
ッセージ失敗の総計と、この取引に対するすべての取引済みメッセージの総計と
の合計は、取引総計に等しい)場合、Bはこの取引に関する情報をもはや保持す
る必要がない。さらに、クォートが取消としてマークされており、この取引はB
に知られたこのクォートに対する最後の保留取引であり、未解決の注文確認要求
(後者はクォートオーナーのみが可能である)がない場合、このクォートに関する
情報はもはや必要でない。
【0229】 送出メッセージ Bが取引済みメッセージMを処理するブローカーである場合、次の送出メッセ
ージがメッセージMを処理することの結果としてBによって送信される。
【0230】 Bがヒットのオーナーではなく取引の発信者である場合、一致ヒットメッセー
ジは、ヒットのオーナーに送られるべきである。したがって、Mが新しい一致
ヒットメッセージであり、Oがヒット(あるいはヒットがクォートからヒットへの
変換の結果である場合、このヒットを生み出したクォート)を所有するブローカ
ーである場合、targetSend(M,I)が実行される。
【0231】 一致ヒットメッセージ 説明 一致ヒットメッセージは、ヒットが一致していることを彼に通知し、取引の詳
細を提供するために、取引を申込したブローカーからヒットを所有するブローカ
ーに送られる。
【0232】 メッセージ属性 一致したクォートへの参照 一致したヒットへの参照 一致した総計
【0233】 配信パターン 標的とされた配信パターン。ルーティングフラグはバイパスである。
【0234】 前提条件 以下のことがすべて真である場合のみ、一致ヒットメッセージが、ブローカー
AからブローカーBに送信される。
【0235】 Bは、取引(あるいはクォートからヒットへの変換を通じてこのヒットを生成
したクォートのオーナー)で一致したヒットのオーナーであること。
【0236】 申込まれたこの取引、および取引が確認される。
【0237】 メッセージ処理 一致ヒットメッセージの処理の一部として、受取ブローカーBは少なくとも以
下のことを行うべきである。
【0238】 取引で一致したこのヒットがBによって所有されていることを確認し、そうで
なければエラーを報告すること。
【0239】 ヒットの「予約され」且つ「行われ」た総計のヒットを調整し、取引について
トレーダーに通知すること。
【0240】 送出メッセージ なし。
【0241】 これらの記載に関して様々な修正や他の構成は、請求の範囲によって規定され
る本発明の範囲内にあるが、当業者には可能であろう。
【図面の簡単な説明】
本発明の具体例を、単なる例示として、添付の図面を参照しながら説明する。
【図1】 本発明を具体化したトレーディング・システムの全体図である。
【図2】 新しいクォートがシステム内に送信された場合のメッセージフロ
ーを説明する図である。
【図3】 トレーダーに対するマーケット・ビューの提供を示す図である。
【図4】 トレーダーが買注文または売注文を出した場合におけるメッセー
ジフローを示す図である。
【図5】 買注文または売注文に従って、ブローカーノードをアップデート
するメッセージフローを示す図である。
【図6】 取引実行プロセスを示す図である。
【図7】 ルート複合メッセージ・パターンへ向けた、一斉送信によるター
ゲット配信を示している。
【図8】 ルート複合メッセージ・パターンからの、一斉送信によるターゲ
ット配信を示している。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CO,CR,CU,CZ,DE ,DK,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD, GE,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,I S,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK ,LR,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG, MK,MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,P T,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL ,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,UZ, VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 ウラジミール・ネイマン アメリカ合衆国07052ニュージャージー州 ウエスト・オレンジ、ノースフィールド・ アベニュー275番 (72)発明者 スティーブン・イアチェオ アメリカ合衆国07035ニュージャージー州 リンカーン・パーク、ウエスト・ウィリア ム・ストリート41番 (72)発明者 ニーナ・ジャイン アメリカ合衆国07080ニュージャージー州 サウス・プレインフィールド、ビクトリ ー・ストリート3756番 (72)発明者 ジェイムズ・シュ アメリカ合衆国07936ニュージャージー州 イースト・ハノーバー、ティルデン・ドラ イブ42番

Claims (31)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 代替可能商品を取引するためのコンピュータ・トレーディン
    グ・システムであって、 取引に関する情報を含む取引情報メッセージを伝達するためのコミュニケーシ
    ョン・ネットワークと、 上記ネットワークに接続されていて、オーダーを含む価格クォーテーション・
    メッセージを発生する、複数のオーダー入力装置と、 ある配信構成において上記ネットワークに接続されており、ネットワーク全体
    に渡って取引情報メッセージを配信するように構成された複数のノードと、 を備えており、 ノード間でのメッセージ配信は、当該ノード間のカノニカル・パスを通して行
    なわれ、カノニカル・パスとは一対のノード間における最良の経路であり、 i) 与えられた2つのノード間のカノニカル・パスは、可換性であり、 ii) 与えられた2つのノード間のカノニカル・パスは、1または2以上のさらな
    るノードを含んでおり、当該さらなるノードと前記2つのノードのそれぞれとの
    間におけるカノニカル・パスは、与えられたノードとさらなるノードとの間にお
    けるサブパスと同一であって、それが与えられたノード間におけるカノニカル・
    パスの一部を構成しており、 iii) 各ノードとそれ自身との間のカノニカル・パスは、エンプティである、 システム。
  2. 【請求項2】 上記ノードは、複数のクリークとして構成され、 各クリークは、論理接続された複数のノードを含み、 1つのクリークにおける各ノードは、そのクリーク内の他の全てのノードと接
    続され、 すべての2つのクリークは、単一のパスで接続され、 その結果、複数のノードがクリーク・ツリーを構成している、請求項1記載の
    システム。
  3. 【請求項3】 ネットワーク上を伝達されるメッセージは、ルーティング情
    報を含んでいる、請求項1記載のシステム。
  4. 【請求項4】 上記ルーティング情報は、配信パターンを含んでいる、請求
    項3記載のシステム。
  5. 【請求項5】 上記ルーティング情報は、リクエストを送るメッセージ内で
    特定されるノードを含んでいる、請求項3記載のシステム。
  6. 【請求項6】 上記ルーティング情報は、ルーティング・フラグを含んでい
    る、請求項3記載のシステム。
  7. 【請求項7】 上記配信パターンは、標的パターンであって、メッセージが
    特定の目的地ノードまで送信される、請求項4記載のシステム。
  8. 【請求項8】 上記配信パターンは、一斉送信パターンであって、メッセー
    ジがネットワーク内の1つのノードまで送信される、請求項4記載のシステム。
  9. 【請求項9】 上記配信パターンは、排除を伴なうブロードキャストであっ
    て、メッセージがネットワーク内において、特定の1つまたは1セットのノード
    を除くすべてのノードまで送信される、請求項4記載のシステム。
  10. 【請求項10】 上記配信パターンは、上記標的パターン、一斉送信パター
    ン、排除を伴なう一斉送信パターンのうちの2つまたは3つ以上を含む複合パタ
    ーンである、請求項7、8、または9記載のシステム。
  11. 【請求項11】 上記ルーティング・フラグは、メッセージが最終目的地に
    対してのみ配信されるべきことを示すバイパス・フラグを含んでいる、請求項6
    記載のシステム。
  12. 【請求項12】 上記ルーティング・フラグは、メッセージがそのソースか
    ら目的地までのパス上にある各ノードに対して配信されるべきことを示す閲覧フ
    ラグを含んでいる、請求項6記載のシステム。
  13. 【請求項13】 上記ルーティング・フラグは、メッセージがそのソースノ
    ードから目的地までのパス上における最初のノードに対してのみ配信されるべき
    ことを示す中断フラグを含んでいる、請求項6記載のシステム。
  14. 【請求項14】 上記取引情報メッセージは、オーダー入力装置からノード
    へと送られた注文送信メッセージを含んでおり、 当該取引情報は、新しいオーダーがシステム内に入ったことを表示している、
    請求項1記載のシステム。
  15. 【請求項15】 上記取引情報メッセージは、新しいオーダーがオーダー入
    力装置から送信されたことを表示する注文有効メッセージを含んでおり、 注文有効メッセージは、ネットワーク内のノードに受け取られ、当該ノードは
    、当該を送信を行なっているオーダー入力装置がそこに接続されて、そこにネッ
    トワークを通じた一斉送信が行なわれているノードである、請求項14記載のシ
    ステム。
  16. 【請求項16】 上記取引情報メッセージは、オーダー入力装置からノード
    へと送られた注文取消メッセージを含んでおり、 当該取引情報は、オーダーがもはや有効ではないことを表示している、請求項
    15記載のシステム。
  17. 【請求項17】 上記取引情報メッセージは、注文取消メッセージが受領さ
    れたとき、ネットワークを通じて一斉送信される、注文中断メッセージを含んで
    いる、請求項16記載のシステム。
  18. 【請求項18】 上記取引情報メッセージは、注文がマッチしたノードから
    送られた取引申込メッセージを含んでおり、 当該取引情報は、2つの注文の間で取引が申し込まれたことを表示している、
    請求項17記載のシステム。
  19. 【請求項19】 上記取引情報メッセージは、マッチングするノードに一斉
    送信されるマーケット更新メッセージであり、 当該取引情報は有効なチャージであり、情報は注文の保有量である、請求項1
    記載のシステム。
  20. 【請求項20】 上記取引情報メッセージは、申し込まれた取引の片側を所
    有するノードによって送信された取引申込失敗メッセージであり、 当該取引情報は、取引の拒否または部分的な拒否である、請求項18記載のシ
    ステム。
  21. 【請求項21】 上記取引情報メッセージは、ヒット注文を送信されたノー
    ドによって送信されたヒット否マッチング・メッセージであり、 当該取引情報は、失敗したヒット注文に対して取引が申し込まれたことを示し
    ている、請求項1記載のシステム。
  22. 【請求項22】 上記取引情報メッセージは、ノードによってオーダー入力
    装置へと送信された注文確認メッセージであり、 当該取引情報は、そのオーダー入力装置からエンターされた注文がなお有効で
    あるか否かを示している、請求項1記載のシステム。
  23. 【請求項23】 上記取引情報メッセージは、注文確認メッセージに応答し
    て、オーダー入力装置からノードへと送信された注文確認済メッセージであり、 当該取引情報はなお有効である、請求項12記載のシステム。
  24. 【請求項24】 上記取引情報メッセージは、取引を確認したノードから取
    引を申し込んだノードへと送信された取引実行済メッセージであり、 当該取引情報は、申し込まれた取引が実行済であることを示している、請求項
    1記載のシステム。
  25. 【請求項25】 上記取引情報メッセージは、取引を申し込んだノードから
    送信された、リストがマッチングした旨のメッセージであり、 当該取引情報は、ヒット注文がマッチングしたことを示している、請求項1記
    載のシステム。
  26. 【請求項26】 上記ノードがブローカー・ノードであって、各ブローカー・
    ノードは、 システム内での取引に利用できるオーダーの蓄積と、 少なくとも1つのオーダー入力装置に価格を配信する手段と、 を含む、請求項1記載のシステム。
  27. 【請求項27】 上記ブローカー・ノードがクリーク・ツリーとして構成され
    ており、 各クリークは、論理接続された複数のブローカー・ノードを含み、 任意の2つのクリークが単一のパスで接続されている、請求項26記載のシス
    テム。
  28. 【請求項28】 上記単一のパスが連結する2つのクリークは、互いに共通
    するブローカー・ノードを1つ有している、請求項27記載のシステム。
  29. 【請求項29】 上記代替可能商品が金融商品である、請求項1記載のシス
    テム。
  30. 【請求項30】 代替可能商品を取引するためのアノニマス・トレーディン
    グ・システムであって、 電子メッセージを伝達するコミュニケーション・ネットワークと、 コミュニケーション・ネットワークに接続されており、それぞれが、ビッドお
    よび(または)オファー・プライスを含む電子プライス・クォーテション・メッセー
    ジを発生するとともに、ネットワーク中に存在する他のオーダー入力装置から受
    け取ったプライス・クォーテション・メッセージに係るトレーダーとコミュニケー
    ションを行なう、複数のオーダー入力装置と、 上記ネットワークに接続されており、オーダー入力装置からシステムに入力さ
    れたオーダーのマッチングを行ない、オーダーがマッチした取引を実行し、プラ
    イス・クォーテション・メッセージおよびオーダーのマッチングに応答して、プラ
    イス・クォーテション・メッセージをオーダー入力装置へと配信する、複数のブロ
    ーキング・ノードと、 を備え、 上記ブローキング・ノードは、複数のクリークとして構成され、 各クリークは、論理接続された複数のブローキング・ノードを含み、 1つのクリークにおける各ブローキング・ノードは、そのクリーク内の他の全
    てのブローキング・ノードと接続され、 すべての2つのクリークは、単一のパスで接続され、 その結果、複数のブローキング・ノードがクリーク・ツリーを構成している、シ
    ステム。
  31. 【請求項31】 カウンター・パーティによってシステム内にエンターされ
    たアノニマスなビッドおよびオファーをマッチングし、マッチしたビッドとオフ
    ァーを実行して取引を成立させる、複数のブローキング・ノードを含み、 上記ブローキング・ノードは、複数のクリークとして構成され、 各クリークは、論理接続された複数のブローキング・ノードを含み、 そのクリークにおける各ブローキング・ノードは、そのクリーク内の他の全て
    のブローキング・ノードと接続され、 すべての2つのクリークは、単一のパスで接続され、 その結果、複数のブローキング・ノードがクリーク・ツリーを構成している、電
    子トレーディング・システム。
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