JP2003535259A - 燃焼プラントを作動させる方法と燃焼プラント - Google Patents

燃焼プラントを作動させる方法と燃焼プラント

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JP2003535259A JP2002500085A JP2002500085A JP2003535259A JP 2003535259 A JP2003535259 A JP 2003535259A JP 2002500085 A JP2002500085 A JP 2002500085A JP 2002500085 A JP2002500085 A JP 2002500085A JP 2003535259 A JP2003535259 A JP 2003535259A
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リンデル、ウルフ
エリクセン、エリク、ハンス
オーセン、クヌート、イングヴァル
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ノアスク ハイドロ エイエスエイ
アルストム パワー ナムローゼ フェンノートシャップ
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、少なくとも第1のガスタービン(26)と、第2のタービン(34、50)と、ガス混合物から酸素を分離する薄膜フィルタ装置(18)と燃焼空間(19)とからなる薄膜反応装置(16)とを含む燃焼プラントを作動させる方法に関する。酸素を含有したガス混合物が薄膜反応装置(16)へ供給される。薄膜フィルタ装置(18)によって、少なくともいくらかの酸素がガス混合物から分離される。分離された酸素は燃焼空間(19)において燃焼に使用される。酸素が分離された後、かつ燃焼工程を経由した後得られる酸素減損のガスは第1のガスタービン(26)を作動させるために使用される。燃焼ガスは第2のタービン(34、50)を作動させる。本発明はまた、前記方法を実施する燃焼プラントにも関する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の背景と従来技術) 本発明は、少なくとも第1のガスタービンと、第2のタービンと、ガス混合物
から酸素を分離する薄膜フィルタ装置と燃料を燃焼させるための燃焼空間とから
なる薄膜反応装置とを含むプラントを作動させる方法に関する。本発明はまた、
燃焼プラントにも関する。
【0002】 燃焼プラントからの望ましくない排出物を低減したいとの諸々の要求や希望が
ある。このように、特に、酸化窒素の排出はできるだけ低減することが望ましい
。また、燃焼時生成される二酸化炭素の排出を低減したいとの希望もある。燃焼
ガスから二酸化炭素を回収することは可能であるが、二酸化炭素の濃度は通常低
く、かつガスは例えば酸素や窒素のようなその他の物質も含有しているので、二
酸化炭素を回収することは比較的複雑である。
【0003】 二酸化炭素を回収する方法を簡単にする可能性としては、その媒体からの二酸
化炭素の回収がよりし易い空気以外の別の媒体において燃焼が行われることであ
る。空気が燃焼媒体として使用されない場合、酸素を燃焼に添加する必要がある
。しかしながら、十分な量だけ酸素を生成することは比較的高価につく。酸素を
生成する一つの可能性は通常空気から構成されるガス混合物から酸素を分離する
ように配置された適当な薄膜フィルタ装置を使用することである。そのような薄
膜フィルタ装置は屡「固体電解質薄膜(SEM)」と称されている。
【0004】 そのような薄膜フィルタ装置は、例えば米国特許第5 118 395号に記
載されている。この特許文書は二種類のそのようなSEMを記載している。第1
の種類のSEMは薄膜に亘って電圧を供給するために電圧源を接続しうる2個の
電極の間に配置された薄膜からなる。第2の種類のSEMは「混合導電薄膜(M
CM)」(“mixed conducting membrane”)と称さ
れる。この種の薄膜フィルタ装置はMCM材料からなり、外部からの電圧を供給
しなくとも機能する。そのような薄膜フィルタは、酸素の分圧が、酸素が転送さ
れるフィルタの側におけるよりも低いという点で機能する。ここで酸素イオンが
薄膜を通して第1の方向に導電され、電極は反対の方向に該薄膜を通して導電さ
れる。前記特許文書はタービンからの排出物から酸素を回収するためにガスター
ビンの排出側においてそのような薄膜フィルタ装置を使用することを説明してい
る。この点に関して、第三の種類薄膜、すなわち燃料電池材料からなる薄膜につ
いて述べておく必要がある。そのような薄膜は、電極が外部の導電回路を介して
導通されている間第1の方向において酸素イオンを導電する。
【0005】 また、欧州特許文書第EP−A−658 367号は異なる種類のSEMを記
載している。この文書は、そこから酸素が抽出される薄膜フィルタ装置を備えた
異なる燃焼ブラントを記載している。薄膜フィルタ装置から得られる酸素減損ガ
スが1個以上の燃焼装置まで導かれ、燃焼装置からの燃焼ガスがガスタービンを
作動させるために使用される。
【0006】 公開されているノルウエー特許出願第NO−A−972631号は燃焼工程に
おいてMCMを使用することを説明している。前記の説明された方法によると、
圧縮空気がMSM反応器まで導かれる。MSM反応器は空気から酸素を分離する
薄膜フィルタ装置を含む。酸素が分離された加熱された空気は熱交換器を介して
導出される。分離された酸素は燃焼において使用され、燃焼ガスはガスタービン
を作動させるために該ガスタービンまで導かれる。燃焼ガスは主として水蒸気と
二酸化炭素とから構成されている。水蒸気は凝縮しうるので、二酸化炭素を分離
し、取っておくことができるようにする。窒素は基本的に燃焼工程に関係しない
ので、望ましくない酸化窒素の排出は避けられる。
【0007】 公開されているノルウエー特許出願第NO−A−972632号はMSMが使
用される類似の方法を記載している。この特許出願は圧縮空気が燃焼に通され、
MCM反応器まで導かれると説明している。MCM反応器を通過した燃焼空気は
ガスタービンを通して導かれる。この空気は燃焼を経由しているので、二酸化炭
素とある程度の酸化窒素とを含有している。MCM反応器において空気の混合物
から分離された酸素はその後ガスタービンを作動させるために燃焼工程において
使用される。
【0008】 (発明の要約) 本発明の目的は、少なくとも第1のガスタービンと、第2のガスタービンと、
ガス混合物から酸素を分離する薄膜フィルタ装置と燃料を燃焼させる燃焼空間と
からなる薄膜反応装置とを含む種類の燃焼プラントを作動させる改良された方法
を達成することである。本発明の一つの目的は、燃焼生成物の望ましくない排出
を排除することが可能であると同時に高効率の方法を達成することである。別の
目的は比較的簡単な手段によってそのような方法を達成することである。本発明
の更に別の目的は本発明による方法を実施する燃焼プラントを達成することであ
る。本発明の更なる利点は以下の説明から明らかとなる。
【0009】 本発明の目的は最初に述べた方法であって、 酸素を含有するガス混合物が薄膜反応器に供給され、そこで薄膜フィルタ装置
において分離され、酸素減損ガスが得られるように少なくともいくらかの酸素が
ガス混合物から分離されること、 ガス混合物から分離された前記酸素の少なくとも一部が燃焼空間において前記
燃焼に使用されること、 前記ガス混合物が前記燃焼空間における前記燃焼を通して発生した熱に助勢さ
れて加熱されること、 燃焼工程を経由していない前記の加熱された酸素減損ガスの少なくとも一部が
前記の第1のガスタービンを作動させるために使用されること、および 前記燃焼から発出した燃焼ガスの少なくとも一部が前記第2のタービンを作動
させるために使用されることを含む方法によって達成される。
【0010】 第1のガスタービンに供給された前記の加熱された酸素減損ガス混合物はこの
ように、実際の燃焼工程に関わることなく加熱された。この加熱された酸素減損
したガスはガスタービンを作動させるために使用されるので、この加熱されたガ
スにおけるエネルギが効率的に使用され、第1のガスタービンを作動させるガス
は燃焼を経由していないので、このガスは望ましくない酸化窒素や二酸化炭素を
基本的に何ら含有していない。このように、加熱された酸素減損のガスにおける
エネルギは望ましくない排出を伴うことなく効率的に使用される。これらのガス
は別のタービンを作動させるために該タービンに導かれるので、前記燃焼ガスの
エネルギが同時に使用されることは勿論である。本発明による方法によって、望
ましくない排出が避けられるのと同時に高効率を達成することが可能である。
【0011】 前述のノルウエー特許出願第NO−972631号に記載の方法とは異なり、
加熱された酸素減損のガス混合物はガスタービンを作動させるために使用され、
これは本発明の方法の高効率をもたらすことが示されている。前述のノルウエー
特許出願第NO−972632号に記載の方法とは異なり、本発明によれば、燃
焼を経由していないガスが第1のガスタービンを作動させるために使用される。
このことは酸化窒素や二酸化炭素の望ましくない排出が避けられることを意味す
る。
【0012】 この点に関して、次のことが注目される。薄膜反応装置は薄膜フィルタ装置と
燃焼空間との双方が1個の、同じケーシング内に配置される1ユニットを構成し
うる。しかしながら、薄膜フィルタ装置は個別に、燃焼空間から距離をおいて配
置させることも可能である。従って、この場合、薄膜反応装置は2個の個別のユ
ニットを構成するが、これらのユニットは燃焼空間における燃焼から生じた熱が
薄膜フィルタ装置に導かれるガス混合物を加熱するために使用可能であるように
相互に対して接続されている。また、この文章での「酸素減損ガス」とは、この
ガスがガス混合物から酸素が分離される前よりも少ない酸素を含有していること
を単に意味することに注目すべきである。このように、酸素減損ガスは、依然と
して多少の酸素を含有している。
【0013】 前記方法を実施する有利な方法によると、薄膜反応装置に供給される前記のガ
ス混合物は空気から構成されている。この方法は、前記ガス混合物に対して空気
が使用される点で極めて単純である。このことはまた、空気によって作動される
のが最適である従来のガスタービンが前記第1のガスタービンとして使用しうる
ことを意味する。
【0014】 本発明を実施する別の有利な方法によると、前記第1のガスタービンを出て行
くガスは熱交換器を加熱するために使用される。そのため、前記第1のガスター
ビンを出ていくガスに存在する熱が利用される。
【0015】 本方法を実施する別の有利な方法によると、前記熱交換器は蒸気タービンを作
動させる媒体を蒸発するために使用される。それによって、前記熱交換器まで導
かれるガスに存在するエネルギは効率的に使用することができる。
【0016】 本方法を実施する更に別の有利な方法によると、第2のガスタービンを出て行
くガスも前記熱交換器で加熱のために使用される。それによると、前記第2のタ
ービンからのガスに存在する熱の効率的な利用が達成される。
【0017】 本方法を実施する更に別の有利な方法によると、第2のタービンを出て行く前
記ガスは少なくとも物質CO2およびH2Oを含有し、前記熱交換器を通過した後
、少なくともいくらかのH2Oは薄膜反応装置まで導かれる。このように、例え
ば薄膜の面にコークが形成されるのを避けるのに役立つように薄膜反応装置に水
を戻せばよい。
【0018】 本発明を実施するための更に別の有利な方法によると、第2のタービンを出て
行く前記ガスは少なくとも物質CO2やH2Oを含有し、前記熱交換器を通過した
後、CO2は使用あるいは貯蔵のために完全に、あるいは部分的に取っておく。
そのため、環境への二酸化炭素の排出が避けられる。
【0019】 本方法を実施する更に別の有利な方法によると、前記第2のガスタービンは前
記蒸気タービンを構成し、該蒸気タービンにはタービン作動媒体が送られ、該媒
体は導管部材を導かれ、前記熱交換器で加熱され、薄膜反応装置における燃焼か
らの前記燃焼ガスの少なくとも一部は前記蒸気タービンに供給されるように前記
導管部材まで導かれる。この方法によると、第2のガスタービンの必要はない。
燃焼ガスのエネルギは、前記蒸気タービンを作動させるために使用されるという
点で依然として利用される。この方法によれば、コストの低減をもたらす。燃焼
ガスはガスタービンと蒸気タービンとの双方に対して導かれることは勿論可能で
ある。
【0020】 本方法を実施する更に別の有利な方法によると、前記導管部材まで導かれた前
記燃焼ガスは少なくとも物質CO2およびH2Oを含有し、前記蒸気タービンを通
過した後、少なくともいくらかのCO2が使用あるいは貯蔵のために前記導管部
材から排出される。二酸化炭素が蒸気タービンに供給されるので、この二酸化炭
素は取っておく必要がある。このように、二酸化炭素が環境へ排出されることは
避けられる。
【0021】 本方法を実施する更に別の方法によると、前記蒸気タービンを通過した後、少
なくともいくらかのH2Oは導管部材から排出され、前記薄膜反応装置まで戻さ
れる。蒸気タービンサイクルに供給された燃焼ガスは通常ある量の水蒸気を含有
している。従って、蒸気タービンサイクルにおいて水の量が増すのを避けるため
に、いくらかの水が適当に排出される。この水の少なくとも一部は薄膜反応装置
の状態を最適化するために該反応装置に戻せばよい。
【0022】 本方法を実施する更に別の有利な方法によると、前記ガス混合物は薄膜反応装
置に供給される前にコンプレッサによって圧縮される。そのため、ガス混合物に
は適当な圧力が得られる。
【0023】 本発明を実施する更に別の有利な方法によると、前記コンプレッサは前記第1
および(または)第2のタービンによって作動する。これはコンプレッサを作動
させる効率的な方法を構成する。別々のタービンは共通の回転軸線を有してもよ
いが、これは必然的ではない。本方法を実施する特に有利な方法によると、前記
コンプレッサと前記第1のガスタービンとは共にコンプレッサ部分とタービン部
分とを備えた従来のガスタービン配置を構成する。
【0024】 本方法を実施する別の有利な方法によると、薄膜反応装置から電気エネルギが
取り出される。これは薄膜反応装置において生成されるエネルギの最適な利用法
を構成している。
【0025】 本方法を実施する別の有利な方法によると、薄膜フィルタ装置はMCM材料と
燃料電池材料との双方からなり、前記燃料電池材料は前記電気エネルギを引き出
すのに使用される。
【0026】 前述のように、本発明の目的は燃焼プラントを達成することである。この燃焼
プラントは、第1のガスタービンと、第2のタービンと、ガス混合物から酸素を
分離する薄膜反応装置と燃料を燃焼させる燃焼空間とからなる薄膜反応装置と、
酸素を含有するガス混合物を前記薄膜反応装置まで導くように配置された第1の
導管手段であって、前記ガス混合物が前記薄膜フィルタ装置において分離され、
そのため酸素減損ガスが得られるように少なくともいくらかの酸素がガス混合物
から分離されて、ガス混合物から分離された前記酸素の少なくとも一部が前記燃
焼空間において燃焼に使用されるように前記薄膜反応装置が配置され、前記ガス
混合物が前記燃焼空間における前記燃焼によって発生した熱によって加熱される
ように前記薄膜反応装置が配置されているような第1の導管手段と、燃焼工程を
経由しなかった前記の加熱された酸素減損ガスの少なくとも一部を前記第1のガ
スタービンを作動させるように該タービンまで導くように配置された第2の導管
手段と、前記燃焼から生じた燃焼ガスの少なくとも一部を前記第2のタービンを
作動させるために該タービンまで導くように配置された第3の導管手段とを含む
【0027】 そのような燃焼プラントにより、本方法と関連して前述してきたものに対応す
る利点が達成される。前記装置はまた、本発明の実施例の説明と関連して以下説
明する更に別の要素を含みうる。
【0028】 前記方法と装置の実施例とを実施する方法の例示によって、かつ添付図面を参
照して本発明を以下説明する。
【0029】 本発明を先ず図1および図2を参照して説明する。これらの図は本発明による
燃焼プラントの実施例を示す。本発明による方法はこれらの図に従って前記プラ
ントの機能を説明すれば明らかとなる。
【0030】 図1は、好ましくは空気であるガス混合物が入口10を介してコンプレッサ1
2に導かれることを示している。圧縮されたガス混合物は更に、第1の導管手段
14を介して薄膜反応装置16まで導かれる。薄膜反応装置16はガス混合物か
ら酸素を分離する薄膜フィルタ装置18と、燃料を燃焼させる燃焼空間19とか
らなる。この燃料は燃料入口8を介して供給される。前記燃料は例えば天然ガス
あるいはその他の化石燃料から構成しうる。前述したように、薄膜フィルタ装置
18と燃焼空間19とは1個の、同じケーシング内に配置させる必要はない。し
かしながら、好適実施例によれば、薄膜反応装置16は前記薄膜フィルタ装置1
8と燃焼空間19とからなる一つのユニットを構成する。薄膜反応装置16に供
給されるガス混合物は燃焼空間19における燃焼によって生成された熱によって
加熱される。燃焼は薄膜フィルタ装置18に対して適当である作業温度で行われ
る。この温度は例えば800℃と1200℃との間でよい。
【0031】 酸素含有のガス混合物は薄膜フィルタ装置18において分離が行われる。この
ようにして、少なくともいくらかの酸素がガス混合物から分離され、第1の空間
20から第2の空間22まで転送される。第1の空間20に残っている酸素減損
のガスは第1のガスタービンを作動させるために第2の導管手段24を介して該
タービンまで導かれる。ガス混合物から分離され、第2の空間22まで転送され
た酸素の少なくとも一部は燃焼空間19において燃焼に使用される。燃焼から発
生した燃焼ガスの少なくとも一部は第2のタービン34を作動させるために第3
の導管手段32を介して該タービンまで導かれる。適当に、第2のタービン34
は前記燃焼ガスによって作動するようにされているタービンであればよい。第1
のガスタービン26からのガスは第4の導管手段28を介して熱交換器30まで
、更に該熱交換器30から出口31まで導かれる。このガスは、好ましくは、燃
焼を経由していない空気のみから構成されるので、何ら害を生じさせることなく
環境中へ放出しうる。第2のタービン34からのガスは第5の導管手段36を介
して前記熱交換器30まで導かれる。このようにして、2台のタービン26、3
4からのガスに残っている熱は熱交換器30で加熱のために使用される。
【0032】 熱交換器30は、蒸気タービン50を作動させるために導管手段48を貫流す
る、例えば水のような媒体を加熱するために使用されることが好ましい。蒸気タ
ービンは、例えば電気エネルギを生成するために発電機56を作動させるように
使用しうる。蒸気タービンサイクルにおける導管手段48は適当に、熱交換器5
2を通過し、それにより導管部材48を流れる媒体から別の有用なエネルギを抽
出することができる。更に、この熱交換器52は導管部材48を流れる媒体を凝
縮することができる。蒸気タービンサイクルはまた、導管48の媒体を汲み出す
ポンプ51を含みうる。
【0033】 図示実施例において、コンプレッサ12は共通の回転軸線を有する第1のター
ビン26と第2のタービン34とによって作動する。第1と第2のタービン26
、34はまた、電気エネルギを生成するために発電機54を作動させるためにも
使用しうる。第2のタービン34は第1のタービン26と同じ回転軸線に配置さ
せる必要のないことは勿論である。この場合、第2のタービン34は電気エネル
ギを生成するために個別の発電機を作動させるように配置させてもよい。しかし
ながら、有利な実施例によれば、コンプレッサ12と第1のガスタービン26と
は共通の回転軸線を有している。このように、第1のガスタービン26とコンプ
レッサ12とは一緒になって、空気によって作動するようにされた従来のガスタ
ービン配置を構成しうる。
【0034】 第5の導管手段36を介して熱交換器30を通して導かれた第2のタービン3
4からのガスは更に熱交換器38を介して導かれる。薄膜反応装置16における
燃焼から発生し、第2のタービン34と第5の導管手段36とを介して導かれて
きた燃焼ガスは主として二酸化炭素と水蒸気とから構成されている。熱交換器3
8において、このガスは水分が凝縮するように冷却されることが好ましい。水分
は排出部材40を介して排出することができる。水が凝縮された後、残りのガス
は主として二酸化炭素から構成される。このため二酸化炭素は排出部材42を介
して排出できるようにする。それによって、二酸化炭素は利用あるいは貯蔵のた
めに取っておくことができ、従って環境へ排出する必要はない。本発明による方
法を実施するための好適な方法によると、基本的には全ての二酸化炭素は排出部
材42を介して排出される。いくらかの水は第6の導管手段46を介して薄膜反
応装置16まで戻すことが可能である。水は薄膜の面にコークが形成されるのを
阻止する。別の実施例によると、ある量の二酸化炭素も第6の導管手段46を介
して、薄膜フィルタ装置18における掃去ガスとして作用するように薄膜反応装
置16まで戻すことができる。主として、水のみが薄膜反応装置16に戻される
場合、薄膜フィルタ装置18のための掃去ガスは薄膜反応装置16の内部で生成
することができる。
【0035】 燃焼プラントはまた、薄膜反応装置16から電気エネルギを発生させる装置5
8を含みうる。薄膜反応装置16の一部を形成する薄膜フィルタ装置18は、薄
膜フィルタ装置18の諸々の位置の間で電位差が発生するような種類のものでよ
い。この電位差は電気エネルギを抽出するために使用しうる。電位差は、例えば
、薄膜フィルタ装置がMCM材料に加えて、燃料電池材料からも構成されること
によっても達成しうる。
【0036】 図2は前述した方法と燃焼プラントに対する代替実施例を示す。図1における
ものに対応する部材は図2においても同じ参照数字を有している。これらの部材
に対しては、図1に関して前述した説明を参照されたい。図2に示す実施例は主
として、薄膜反応装置16からの燃焼ガスが個別のタービンまで導かれるのでは
なくて、蒸気タービンサイクルの一部を形成する前述した導管部材48まで第3
の導管手段32を介して導かれる点において図1に示す実施例とは相違する。こ
のように、薄膜反応装置16からの燃焼ガスは蒸気タービン50の作動に貢献す
る。第3の導管手段32を介して導管部材48まで導かれる燃焼ガスは主として
二酸化炭素と水蒸気とから構成されている。蒸気タービン50を通過した後、水
蒸気は熱交換器52によって適当に水に凝縮される。次いで、二酸化炭素は利用
あるいは貯蔵のために排出部材53を介して排出すればよい。水は排出部材55
によって、導管部材48から排出しうる。この水は、図1に関連して説明したの
と同様の方法で、薄膜反応装置16まで戻せばよい。いくらかの水は、第7の導
管手段57を介して第3の導管手段32まで導くことができる。
【0037】 図面はプラントを概略的に示すものであることに注目すべきである。前記プラ
ントは図示するもの以外の他の部材を含みうる。例えば、温度を制御したり、熱
を抽出するために別の熱交換器を使用することができる。
【0038】 本発明による方法とプラントとは数々の利点を有している。燃焼は窒素が欠如
しても基本的に、あるいは完全に行われる。このことは、望ましくない酸化窒素
が形成されたり、プラントから排出されることはないことを意味する。燃焼ガス
は主として二酸化炭素と水とから構成され、かつ水は凝縮されうるので、残留し
ている二酸化炭素は水から分離され、取っておくことができる。薄膜反応装置1
6は第1のタービン26および第2のタービン34、50の双方を作動させるの
で、薄膜反応装置16からのエネルギは効率的な仕方で使用される。薄膜反応装
置16は触媒並びに非触媒燃焼を含みうる。更に、薄膜反応装置16から直接電
気エネルギを生成することができる。通常生成される電気エネルギは直流の形態
であることに注目すべきである。従って、電気エネルギを抽出する装置58は直
流を交流に変換する変換器を含めばよい。このように、本発明により高効率の環
境的に優しい方法と燃焼プラントとが提供される。
【0039】 本発明は前述した実施例に限定されるのではなくて、特許請求の範囲内で変更
や修正が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による燃焼装置の一例を概略図示する。
【図2】 本発明による燃焼プラントの代替実施例を概略図示する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CO,CR,CU,CZ,DE ,DK,DM,DZ,EC,EE,ES,FI,GB, GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID,IL,I N,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC ,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MA,MD, MG,MK,MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,P L,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK ,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG, US,UZ,VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 エリクセン、エリク、ハンス ノルウェー国 スタセレ、ローケス ヴェ イ 6 (72)発明者 オーセン、クヌート、イングヴァル ノルウェー国 ポルスグルン、ティウルヴ ェイエン 22 Fターム(参考) 3G081 BA02 BA11 BB00 BC07 BD00 DA22 3K023 JA01

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも第1のガスタービン(26)と、第2のタービン
    (34、50)と、ガス混合物から酸素を分離する薄膜フィルタ装置(18)お
    よび燃料を燃焼させる燃焼空間(19)を備えた薄膜反応装置(16)とを有す
    る燃焼プラントを作動させる方法であって、 酸素を含有したガス混合物が薄膜反応装置(16)に供給され、そこで薄膜フ
    ィルタ装置(18)において分離が行われ、そのため少なくともいくらかの酸素
    がガス混合物から分離されて酸素減損のガスが得られ、 ガス混合物から分離された前記酸素の少なくとも一部が燃焼空間(19)にお
    いて燃焼に使用され、 前記ガス混合物が前記燃焼空間(19)における前記燃焼を通して発生した熱
    によって加熱され、 燃焼工程を経由していない前記酸素減損のガスの少なくとも一部が前記第1の
    ガスタービン(26)を作動させるために使用され、 前記燃焼から発生した燃焼ガスの少なくとも一部が前記第2のタービン(34
    、50)を作動させるために使用されることを特徴とする燃焼プラントを作動さ
    せる方法。
  2. 【請求項2】 前記薄膜反応装置へ供給される前記ガス混合物が空気から成
    る、請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記第1のガスタービン(26)を出て行くガスは、熱交換
    器(30)を加熱するために使用される、請求項1または2に記載の方法。
  4. 【請求項4】蒸気タービン(50)を作動させる媒体を蒸発させるために前
    記熱交換器(30)が使用される請求項3に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記第2のタービンを出ていくガスも前記熱交換器(30)
    において加熱のために使用される請求項3または4に記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記第2のタービン(34)を出て行く前記ガスが少なくと
    も物質CO2およびH2Oを含み、前記熱交換器(30)を通過した後少なくとも
    いくらかのH2Oが薄膜反応装置(16)に戻される請求項5に記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記第2のタービン(34)を出ていく前記ガスが少なくと
    も物質CO2およびH2Oを含み、前記熱交換器を通過した後、CO2が利用ある
    いは貯蔵のために完全に、あるいは部分的に取っておかれる請求項5または6に
    記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記第2のタービン(50)が前記蒸気タービン(50)を
    構成し、導管部材(48)を導かれ、前記熱交換器(30)において加熱された
    タービン作動媒体が前記蒸気タービン(50)に送られ、前記薄膜反応装置(1
    6)における燃焼からの前記燃焼ガスの少なくとも一部が前記蒸気タービン(5
    0)に供給されるように前記導管部材(18)まで導かれる請求項4に記載の方
    法。
  9. 【請求項9】 前記導管部材(48)に導かれた前記燃焼ガスが少なくとも
    物質CO2およびH2Oを含有し、前記蒸気タービン(50)を通過した後、少な
    くともいくらかのCO2が利用あるいは貯蔵のために導管部材(48)から排出
    される請求項8に記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記蒸気タービン(50)を通過した後、少なくともいく
    らかのH2Oが導管部材(48)から排出され、前記薄膜反応装置(16)まで
    戻される請求項8または9に記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記ガス混合物が薄膜反応装置(16)に供給される前に
    コンプレッサ(12)によって圧縮される請求項1から10までのいずれか1項
    に記載の方法。
  12. 【請求項12】 前記コンプレッサ(12)が前記第1のタービン(26)
    および(または)第2のタービン(34、50)によって作動する請求項11に
    記載の方法。
  13. 【請求項13】 電気エネルギが前記薄膜反応装置(16)から発生する請
    求項1から12までのいずれか1項に記載の装置。
  14. 【請求項14】 前記薄膜フィルタ装置(18)がMCM材料および燃料電
    池材料の双方からなり、前記燃料電池材料が前記電気エネルギを発生させるため
    に使用される請求項13に記載の方法。
  15. 【請求項15】 第1のガスタービン(26)と、第2のタービン(34、
    50)と、ガス混合物から酸素を分離するための薄膜フィルタ装置(18)と燃
    料を燃焼させるための燃焼空間(19)とからなる薄膜反応装置(16)と、酸
    素含有のガス混合物を前記薄膜反応装置(16)まで導くように配置された第1
    の導管手段(14)であって、前記ガス混合物が前記薄膜フィルタ装置(18)
    で分離され、そのため少なくともいくらかの酸素がガス混合物から分離され、そ
    のため酸素減損のガスが得られ、前記ガス混合物から分離された前記酸素の少な
    くとも一部が前記燃焼空間(19)において燃焼に使用されるように前記薄膜反
    応装置(16)が配置されており、前記ガス混合物が前記燃焼空間(19)にお
    ける前記燃焼を通して発生した熱により加熱されるようにように薄膜反応装置(
    16)が配置されているような第1の導管手段(14)と、燃焼工程を経由して
    いない前記の加熱された酸素減損のガスの少なくとも一部を前記第1のガスター
    ビン(26)を作動させるために該ガスタービンまで導くように配置された第2
    の導管手段(24)と、前記燃焼から発生した燃焼ガスの少なくとも一部を前記
    第2のタービン(34、50)を作動させるために、該タービンまで導くように
    配置された第3の導管手段(32)とを含む燃焼プラント。
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