JP2003534983A - 水上機及びフロート水上機用の空気力学的補助装置 - Google Patents
水上機及びフロート水上機用の空気力学的補助装置Info
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- JP2003534983A JP2003534983A JP2001588087A JP2001588087A JP2003534983A JP 2003534983 A JP2003534983 A JP 2003534983A JP 2001588087 A JP2001588087 A JP 2001588087A JP 2001588087 A JP2001588087 A JP 2001588087A JP 2003534983 A JP2003534983 A JP 2003534983A
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- B64C25/54—Floats
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B64—AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
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- Braking Arrangements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
本発明による水上機及びフロート水上機のフロート用の空気力学的補助装置は、圧索空気の供給され得、フロートに沿ってのびかつ本質的に箱(1)から成るフロートの側面(11)位置している四つの気密のブラダ(10)を有している。ブラダ(10)は、殆ど膨張能力のない可撓性材料又はエラストマー材料で構成され、そして全体が弾性で水密な繊維スキン層(9)で覆われている。圧搾空気が供給される状態において、箱(1)のエッジすなわち側部エッジ(8)及びキールエッジ(7)は平滑化される。従って、航空機が飛行状態となると直ぐに、フロートの抗力係数CDは相当に低減される。圧搾空気は航空機が水面から離水し着水する際に解放され、それにより、エッジ(7、8)は、それらの安定性(キールエッジ(7))のため及びコアンダ効果(側部エッジ(8))を防止するためにそれらの効果を発揮し得る。
Description
【0001】
(技術分野)
本発明は、請求項1の特徴部分による水上機及びフロート水上機用の補助装置
に関するものである。流体力学的解決手段は、飛行艇、水上機、フロート水上機
及び、離水中と着水中に水中に位置するフロートを備えた離着水航空機のパーツ
に関連して構成されなければならないと言うことである。各々の場合で長く回り
くどい言い方を避けるため、以降、これらのパーツはフロートとする。前記解決
手段は、以下の考察及び要求が基本となっている。 すなわち、 フロートが、航空機を水上で良好な方向に安定させることを意図し、 フロートは、純粋な浮揚状態から、滑走状態へ容易に変わることができなけれ
ばならず、 フロートの空中における、抗力(CD)は、できるだけ少なくなければならな
い。
に関するものである。流体力学的解決手段は、飛行艇、水上機、フロート水上機
及び、離水中と着水中に水中に位置するフロートを備えた離着水航空機のパーツ
に関連して構成されなければならないと言うことである。各々の場合で長く回り
くどい言い方を避けるため、以降、これらのパーツはフロートとする。前記解決
手段は、以下の考察及び要求が基本となっている。 すなわち、 フロートが、航空機を水上で良好な方向に安定させることを意図し、 フロートは、純粋な浮揚状態から、滑走状態へ容易に変わることができなけれ
ばならず、 フロートの空中における、抗力(CD)は、できるだけ少なくなければならな
い。
【0002】
(背景技術)
特に第一の二つの−流体力学的−要求を考慮した技術的手段は、通常CD値を
悪くして、CD値を改善する手段は、浮揚及び滑走能力を消失させる。
悪くして、CD値を改善する手段は、浮揚及び滑走能力を消失させる。
【0003】
コアンダ効果(Henri Coanda 1886〜1972)が、ここでは中心の役割を演じ、
密接な原理を基に、水が本体上の湾曲面をまわって流れ、その過程で速度が増し
結果的に、Bernoulliの法則により、水面下で圧力降下が生じる。従って、フロ
ートは、力学的に有利な形状をしていれば、水上に着水と離水する間両方で、圧
力降下により通常フロートを水中に引き寄せ、滑走状態にさせることが充分可能
である。
密接な原理を基に、水が本体上の湾曲面をまわって流れ、その過程で速度が増し
結果的に、Bernoulliの法則により、水面下で圧力降下が生じる。従って、フロ
ートは、力学的に有利な形状をしていれば、水上に着水と離水する間両方で、圧
力降下により通常フロートを水中に引き寄せ、滑走状態にさせることが充分可能
である。
【0004】
対照的に、フロートが例えばV形底面、鋭角エッジが垂直壁に変移した、いわ
ば鋭角ビルジエッジを備えれば、それによって方向安定性を改善するだけでなく
、コアンダ効果をかなり抑える。しかしそれは一貫してCDの数値は数倍に増加
する。従って、流体力学的な最大限度と航空力学的な最大限度との間で達成すべ
き解決手段は、従来流体力学の方を選ばなければならなかった。
ば鋭角ビルジエッジを備えれば、それによって方向安定性を改善するだけでなく
、コアンダ効果をかなり抑える。しかしそれは一貫してCDの数値は数倍に増加
する。従って、流体力学的な最大限度と航空力学的な最大限度との間で達成すべ
き解決手段は、従来流体力学の方を選ばなければならなかった。
【0005】
それは特に、事実上公知の実施形態であるフロートの底部上のステップまたは
ステップ形エッジに利用されており、それは流体力学的に、水を乱流させるため
、そして空気を流すために必要である。しかし航空力学的に同じように分流を生
じさせるので損失が大きく、この場合は望ましくはない。
ステップ形エッジに利用されており、それは流体力学的に、水を乱流させるため
、そして空気を流すために必要である。しかし航空力学的に同じように分流を生
じさせるので損失が大きく、この場合は望ましくはない。
【0006】
不充分な解決手段を克服するための従来の試みは、あまり多くはない。それは
、 エッジを−平面上−後部で丸形にすること、 または、例えばドイツ国特許出願公開明細書DE 38 41 878 A1に示されているよ
うに、航空力学的特徴を改善するため、飛行中に延び、そのプロセスの時にステ
ップ形エッジをカバーする作動フラップを配置すること、 である。
、 エッジを−平面上−後部で丸形にすること、 または、例えばドイツ国特許出願公開明細書DE 38 41 878 A1に示されているよ
うに、航空力学的特徴を改善するため、飛行中に延び、そのプロセスの時にステ
ップ形エッジをカバーする作動フラップを配置すること、 である。
【0007】
(発明の開示)
本発明の目的は、流体力学的に最適なフロートに、補助具を提供することであ
り、それによって航空機が飛行時に、その様なフロートのCDを大きく改善する
。更なる目的は、その様な補助具を軽量、且つ摩擦を受ける全ての構成要素を簡
単に交換できるように設計することでる。前記目的を達成する方法は、本発明の
主要な特徴に関する請求項1の特徴部分に記載されて、更なる有利な実施形態に
ついては従属の請求項に記載されている。
り、それによって航空機が飛行時に、その様なフロートのCDを大きく改善する
。更なる目的は、その様な補助具を軽量、且つ摩擦を受ける全ての構成要素を簡
単に交換できるように設計することでる。前記目的を達成する方法は、本発明の
主要な特徴に関する請求項1の特徴部分に記載されて、更なる有利な実施形態に
ついては従属の請求項に記載されている。
【0008】
(発明を実施するための最良の形態)
添付図面は、一例として幾つかの実施形態に関連させて、本発明の概念を示し
ている。
ている。
【0009】
図1a、b及びcは、従来技術の例として公知である三つのフロートの断面図
を示している。 図1aは、頻繁に使用されるフロートの輪郭形状を示している。本質的に矩形
の箱体1は、逆向きの屋根型輪郭形状2を底部に備えている。コアンダ効果(Coa
nda effect)を抑えるために、垂直方向の形状変化はエッジが鋭くなるように形
成されている。点線は円形輪郭形状3を示しており、この円形輪郭形状3は、箱
体1の代わりとして使用され、空気力学的特性を改善する。 図1bは、屋根型輪郭形状2がホローキール(hollow keel)4の形態である点
で図1aとは異なる。このキール型部分4により、水しぶき、指向安定性及び滑
り特性が改善されるが、対照的に空気力学的特性が悪化することは明らかである
。点線は、上方に向けてテーパー状に形成された箱体1の変形例5を示している
。 図1cは、ドーニアー輪郭形状(Dornier profile)と呼ばれるものを示してお
り、このドーニアー輪郭形状は、良好な指向安定性及び滑り特性を持ち、同様に
、水しぶきを効果的にするが、両側部に2つのエッジ6があるので、空気力学的
特性が相当乏しくなる。
を示している。 図1aは、頻繁に使用されるフロートの輪郭形状を示している。本質的に矩形
の箱体1は、逆向きの屋根型輪郭形状2を底部に備えている。コアンダ効果(Coa
nda effect)を抑えるために、垂直方向の形状変化はエッジが鋭くなるように形
成されている。点線は円形輪郭形状3を示しており、この円形輪郭形状3は、箱
体1の代わりとして使用され、空気力学的特性を改善する。 図1bは、屋根型輪郭形状2がホローキール(hollow keel)4の形態である点
で図1aとは異なる。このキール型部分4により、水しぶき、指向安定性及び滑
り特性が改善されるが、対照的に空気力学的特性が悪化することは明らかである
。点線は、上方に向けてテーパー状に形成された箱体1の変形例5を示している
。 図1cは、ドーニアー輪郭形状(Dornier profile)と呼ばれるものを示してお
り、このドーニアー輪郭形状は、良好な指向安定性及び滑り特性を持ち、同様に
、水しぶきを効果的にするが、両側部に2つのエッジ6があるので、空気力学的
特性が相当乏しくなる。
【0010】
図2の側面図は、図1a、b又はcのどの断面輪郭形状を選択するかに関係な
く、必ず設けられるエッジ12を分かり易く示している。既に指摘したように、
エッジ12の目的は、水中でフローセパレーション(flow separation)を引き起
こすことであり、これは、飛行機を水から離陸させることができる唯一の方法で
ある。しかし、これは、同様に空気中にもフローセパレーションを引き起こし、
その結果、抗力係数CD(drag coefficient CD)が非常に増大することになる。
フロートが飛行艇の機体であるか、水上機又はフロート水上機のフロートである
かによって、抗力係数CDは、そのフロートの抗力係数の20%から、その数倍
まで増加し得る。本発明は、図3〜8に基づく幾つかの実施例を参照して、より
詳細に説明される。現在、フロートは、実質的に例外なく、金属及び/又はプラ
スチックのような硬質材料で製造されている。従って、本発明の基本は、補助装
置を設けることにある。この補助装置は、もし、必要なら、遡及的に適用され、
また、その形状が圧搾空気を用いることによって変形でき、また、材料の選択や
望みの大きさに切断することによって、その形状を予め決めることができる空気
力学的要素を構成する。
く、必ず設けられるエッジ12を分かり易く示している。既に指摘したように、
エッジ12の目的は、水中でフローセパレーション(flow separation)を引き起
こすことであり、これは、飛行機を水から離陸させることができる唯一の方法で
ある。しかし、これは、同様に空気中にもフローセパレーションを引き起こし、
その結果、抗力係数CD(drag coefficient CD)が非常に増大することになる。
フロートが飛行艇の機体であるか、水上機又はフロート水上機のフロートである
かによって、抗力係数CDは、そのフロートの抗力係数の20%から、その数倍
まで増加し得る。本発明は、図3〜8に基づく幾つかの実施例を参照して、より
詳細に説明される。現在、フロートは、実質的に例外なく、金属及び/又はプラ
スチックのような硬質材料で製造されている。従って、本発明の基本は、補助装
置を設けることにある。この補助装置は、もし、必要なら、遡及的に適用され、
また、その形状が圧搾空気を用いることによって変形でき、また、材料の選択や
望みの大きさに切断することによって、その形状を予め決めることができる空気
力学的要素を構成する。
【0011】
図3は、図1aに示したフロートに適用し得る本発明による補助装置の断面図
を示している。屋根型輪郭形状2は、二つの表面11と三つのエッジ7,8とを
備え、前記エッジは、一つのキールエッジ7と二つのサイドエッジ8から成る。
屋根型輪郭形状2は、繊維スキン9によって覆われている。この繊維スキン9は
、膨張することができ、防水コートされており、エッジ7,8の辺りでフロート
に取り付けられる。可撓性ブラダ10が、屋根型輪郭形状2の表面11と繊維ス
キン9との間に、フロートに沿って挿入され、不図示のバルブを介して、これら
のブラダ10に圧搾空気を供給できるように構成されている。フロートの底部は
、曲面形状、好ましくは、箱体1の底部と壁との間の形状変化が滑らかになり、
一方のブラダ10の湾曲形状から他方のブラダ10の湾曲形状の形状変化も同様
に滑らかになる形状を取る。しかし、少なくとも、サイドエッジ8の幾何学的形
状や空気力学的効果は弱められる。これは、第1に、僅かな膨張性を持ち、気密
になるようコートされている可撓性材料でブラダ10を形成することによって達
成され、第2に、ブラダ10をエラストマーで製造し、一方でブラダ10内の空
気圧と、他方でスキン9及びブラダ10の弾性により生じる圧力と共同して湾曲
の範囲を正確に設定することにより達成される。第一に説明した形態は、一定の
空気圧より高い圧力で所望の形状が得られ、もし、空気圧がそれ以上増加しても
、ブラダ10の形状は、それ以上殆ど変化せず、例えば、ブラダ10が、少なく
とも、エッジ7,8の範囲で、ブラダ10の全長に亘って輪郭形状2の表面11
と密着するという利点を持つ。線や面の形に関する他の形態も、勿論、同様に、
本発明の概念に含まれる。
を示している。屋根型輪郭形状2は、二つの表面11と三つのエッジ7,8とを
備え、前記エッジは、一つのキールエッジ7と二つのサイドエッジ8から成る。
屋根型輪郭形状2は、繊維スキン9によって覆われている。この繊維スキン9は
、膨張することができ、防水コートされており、エッジ7,8の辺りでフロート
に取り付けられる。可撓性ブラダ10が、屋根型輪郭形状2の表面11と繊維ス
キン9との間に、フロートに沿って挿入され、不図示のバルブを介して、これら
のブラダ10に圧搾空気を供給できるように構成されている。フロートの底部は
、曲面形状、好ましくは、箱体1の底部と壁との間の形状変化が滑らかになり、
一方のブラダ10の湾曲形状から他方のブラダ10の湾曲形状の形状変化も同様
に滑らかになる形状を取る。しかし、少なくとも、サイドエッジ8の幾何学的形
状や空気力学的効果は弱められる。これは、第1に、僅かな膨張性を持ち、気密
になるようコートされている可撓性材料でブラダ10を形成することによって達
成され、第2に、ブラダ10をエラストマーで製造し、一方でブラダ10内の空
気圧と、他方でスキン9及びブラダ10の弾性により生じる圧力と共同して湾曲
の範囲を正確に設定することにより達成される。第一に説明した形態は、一定の
空気圧より高い圧力で所望の形状が得られ、もし、空気圧がそれ以上増加しても
、ブラダ10の形状は、それ以上殆ど変化せず、例えば、ブラダ10が、少なく
とも、エッジ7,8の範囲で、ブラダ10の全長に亘って輪郭形状2の表面11
と密着するという利点を持つ。線や面の形に関する他の形態も、勿論、同様に、
本発明の概念に含まれる。
【0012】
図4は、本発明の別の実施例を示している。この場合、フロートは、少なくと
も、その長さの大部分に亘って設けられている4つのブラダ10を有する。ブラ
ダ10の構造、材料及び付属品は、図3におけるブラダ10に関して説明したも
のに対応する。図3に示したブラダ10に付加されるブラダ10は、側面11に
おかれる。4つのブラダ10を用いることにより、弾性スキン9の僅かな変形で
、エッジ7,8に亘って滑らかな表面変化を生み出すことを可能にしている。図
1bに示した箱体1の変形例5、即ち、側面11が上方に向けてテーパー状に形
成され、表面17がホロースキン4の形態である箱体を有するフロートを用いる
場合には、図4に示した実施例が好ましい。
も、その長さの大部分に亘って設けられている4つのブラダ10を有する。ブラ
ダ10の構造、材料及び付属品は、図3におけるブラダ10に関して説明したも
のに対応する。図3に示したブラダ10に付加されるブラダ10は、側面11に
おかれる。4つのブラダ10を用いることにより、弾性スキン9の僅かな変形で
、エッジ7,8に亘って滑らかな表面変化を生み出すことを可能にしている。図
1bに示した箱体1の変形例5、即ち、側面11が上方に向けてテーパー状に形
成され、表面17がホロースキン4の形態である箱体を有するフロートを用いる
場合には、図4に示した実施例が好ましい。
【0013】
図5は、図1cに示したドーニアー輪郭形状に、本発明の実施例を適用した例
を示している。この場合、図面に示すように二つのブラダ10、又は図4に示す
ように4つのブラダが設けられ得る。重要な特徴は、この図面では符号6を用い
て示す複数のエッジに亘ってスキン9が平滑に変化することであり、また、既に
説明したが、これらは弱められる。
を示している。この場合、図面に示すように二つのブラダ10、又は図4に示す
ように4つのブラダが設けられ得る。重要な特徴は、この図面では符号6を用い
て示す複数のエッジに亘ってスキン9が平滑に変化することであり、また、既に
説明したが、これらは弱められる。
【0014】
図6は、本発明の第4の実施例を示している。この第4の実施例は、図1aに
対応する断面輪郭形状を示す例によって示されている。ここで用いられる長手方
向に伸びるブラダ10は、二つの側面11を、サイドエッジ8から(本図面では
点として現れている)長手方向線14までを部分的に覆っている。この領域にお
いて、ブラダ10は、それらの全ての領域に亘って、又は、例えば、線の形態で
側面11に接着される。本図では、その断面が示されているフロートの底面全体
が、弾性繊維スキン9によって覆われている。二つのブラダ10に圧搾空気が用
いられると、スキン9は、キールエッジ7及びサイドエッジ8の領域だけでフロ
ートに接触する。従って、この実施例により、サイドエッジ8を平滑に変化させ
ることが可能になる。
対応する断面輪郭形状を示す例によって示されている。ここで用いられる長手方
向に伸びるブラダ10は、二つの側面11を、サイドエッジ8から(本図面では
点として現れている)長手方向線14までを部分的に覆っている。この領域にお
いて、ブラダ10は、それらの全ての領域に亘って、又は、例えば、線の形態で
側面11に接着される。本図では、その断面が示されているフロートの底面全体
が、弾性繊維スキン9によって覆われている。二つのブラダ10に圧搾空気が用
いられると、スキン9は、キールエッジ7及びサイドエッジ8の領域だけでフロ
ートに接触する。従って、この実施例により、サイドエッジ8を平滑に変化させ
ることが可能になる。
【0015】
図7は、図2に示した横方向に伸びるエッジ12を詳細に示している。このエ
ッジ12は、離陸及び着陸の間に、ここで水流をセパレートし、フロートを滑走
可能にするので、流体力学的な目的が要求される。空気力学的には、言い換えれ
ば、飛行機が離陸すると直ぐに、エッジ12は、既に説明したように非常に不安
定な影響をもたらす。従って、図7は、どのようにして、本発明により、この不
安定な影響を解決するか、又は、少なくとも、充分に低減させるかを説明してい
る。本発明による補助装置は、断面輪郭形状に対応しているエッジ12の伸張部
13も含んでいる。ブラダ10が膨張していない時、弾性スキン9は、本質的に
伸張部13の裏側にあるステップ16内に、ブラダ10を押し付ける。この場合
、ブラダ10は、勿論、フロートに、例えば、少なくとも、そのフロートとの接
触面の境界線に沿って接着される。圧搾空気が用いられると、ブラダ10は図7
に示す形態を取り、再び、エッジ12の前方のフロートの表面と、その尾翼との
間の変化を滑らかにする。前記表面からブラダ10を覆うスキン9にかけての変
化も滑らかになる。これにより、フロートの周辺を流れる空気におけるフローセ
パレーションは防止される。
ッジ12は、離陸及び着陸の間に、ここで水流をセパレートし、フロートを滑走
可能にするので、流体力学的な目的が要求される。空気力学的には、言い換えれ
ば、飛行機が離陸すると直ぐに、エッジ12は、既に説明したように非常に不安
定な影響をもたらす。従って、図7は、どのようにして、本発明により、この不
安定な影響を解決するか、又は、少なくとも、充分に低減させるかを説明してい
る。本発明による補助装置は、断面輪郭形状に対応しているエッジ12の伸張部
13も含んでいる。ブラダ10が膨張していない時、弾性スキン9は、本質的に
伸張部13の裏側にあるステップ16内に、ブラダ10を押し付ける。この場合
、ブラダ10は、勿論、フロートに、例えば、少なくとも、そのフロートとの接
触面の境界線に沿って接着される。圧搾空気が用いられると、ブラダ10は図7
に示す形態を取り、再び、エッジ12の前方のフロートの表面と、その尾翼との
間の変化を滑らかにする。前記表面からブラダ10を覆うスキン9にかけての変
化も滑らかになる。これにより、フロートの周辺を流れる空気におけるフローセ
パレーションは防止される。
【0016】
エッジ12の伸張部13は、好ましくは、接着することによってフロートに取
り付けられる。伸張部は、この目的のために適当な形状に形成される。このよう
な接着は従来技術であるので、ここでは詳細に説明しない。例えば、ドーニアー
輪郭形状のフロートを用いる時のように、フロートの形状によっては、一つのブ
ラダ10ではなく、ステップ16を満たす二つのブラダ10を設けるほうが好ま
しい。
り付けられる。伸張部は、この目的のために適当な形状に形成される。このよう
な接着は従来技術であるので、ここでは詳細に説明しない。例えば、ドーニアー
輪郭形状のフロートを用いる時のように、フロートの形状によっては、一つのブ
ラダ10ではなく、ステップ16を満たす二つのブラダ10を設けるほうが好ま
しい。
【0017】
図8は、一つのブラダ10だけを使用する図7の実施例を下方から見た平面図
である。点線は、第1に、伸張部13から突き出したエッジ12を示しており、
第2に、ブラダ10の接着の境界線を示している。もし、目的が、弾性スキン9
を有するブラダ10によってステップ16だけを満たすことであれば、弾性スキ
ン9は、フロートの底面に、例えば、接着のように、確実に連結でき、かつ、エ
ッジ15を持つような範囲でブラダ10を覆うように設けられる。しかし、本発
明により他のエッジ6,7及び8を滑らかにすることも意図する場合には、弾性
スキン9は、少なくとも、フロートの底面全体を覆うようにするのが好ましい。 圧搾空気用のラインは、本質的に公知なので示していない。これらは、好まし
くは、フロートの内部を通される。 ブラダ10の空気を素早く抜くために、排気ラインもまたブラダ10まで設け
られ、離陸前に排気され得る。しかし、圧搾空気用に用いられるラインを、公知
のバルブと排気ポンプを設けることによって、排気のために使用することも可能
である。
である。点線は、第1に、伸張部13から突き出したエッジ12を示しており、
第2に、ブラダ10の接着の境界線を示している。もし、目的が、弾性スキン9
を有するブラダ10によってステップ16だけを満たすことであれば、弾性スキ
ン9は、フロートの底面に、例えば、接着のように、確実に連結でき、かつ、エ
ッジ15を持つような範囲でブラダ10を覆うように設けられる。しかし、本発
明により他のエッジ6,7及び8を滑らかにすることも意図する場合には、弾性
スキン9は、少なくとも、フロートの底面全体を覆うようにするのが好ましい。 圧搾空気用のラインは、本質的に公知なので示していない。これらは、好まし
くは、フロートの内部を通される。 ブラダ10の空気を素早く抜くために、排気ラインもまたブラダ10まで設け
られ、離陸前に排気され得る。しかし、圧搾空気用に用いられるラインを、公知
のバルブと排気ポンプを設けることによって、排気のために使用することも可能
である。
【0018】
本発明による補助装置は、モジュール式の形態であり得、フロートの最も用い
られる種類やサイズに適合され得る。また、本発明による補助装置は、エッジ1
2を滑らかにすることだけを含むが、演じ6,7,8の全てを滑らかにすること
も含む。 本発明による補助装置の使用は、特に、軽量航空機や超軽量航空機のフロート
に対して有効であり、この方法により改善されるフロートのCD値の影響が顕著
に表れる。
られる種類やサイズに適合され得る。また、本発明による補助装置は、エッジ1
2を滑らかにすることだけを含むが、演じ6,7,8の全てを滑らかにすること
も含む。 本発明による補助装置の使用は、特に、軽量航空機や超軽量航空機のフロート
に対して有効であり、この方法により改善されるフロートのCD値の影響が顕著
に表れる。
【図1a】 従来技術による形状のフロートの断面図。
【図1b】 従来技術による形状のフロートの断面図。
【図1c】 従来技術による形状のフロートの断面図。
【図2】 図1aによる従来形フロートの側面図。
【図3】 図1aを参考にした本発明による補助装置の第1実施例の断面図
を示している。
を示している。
【図4】 図1aを参考にした本発明による補助装置の第2実施例の断面図
を示している。
を示している。
【図5】 図1cを参考にした本発明による補助装置の第3実施例の断面図
を示している。
を示している。
【図6】 図1aを参考にした本発明による補助装置の第4実施例の断面図
を示している。
を示している。
【図7】 図2を参照した本発明による補助装置の第5実施例の長手方向断
面図を示している。
面図を示している。
【図8】 図7の実施例を下方から見た平面図を示している。
1 箱体
2 屋根型輪郭形状
3 円形輪郭形状
4 ホローキール
5 箱体1の変形例
6 エッジ
7 キールエッジ
8 サイドエッジ
9 繊維スキン
10 ブラダ
11 表面
Claims (19)
- 【請求項1】 空気中におけるCD係数を低減するため、横方向にのびるエッジ(12)及び
エッジ(12)の背後に形成されたステップ(15)を備えた水上機及びフロー
ト水上機のフロート用の空気力学的補助装置において、 圧搾空気の供給され得る可撓性で気密のブラダ(10)と、 繊維材料で作られ、水密であるようにコーティングされる弾性スキン層(9)
と を有し、 ブラダ(10)がフロート上に随意に配列されかつ空気中で流れ分離を生じさ
せ得るフロートのエッジ(6、7、8、12)の領域の表面遷移がブラダ(10
)に圧搾空気を供給することで平滑化され得るように弾性スキン層(9)で覆わ
れていること を特徴とする空気力学的補助装置。 - 【請求項2】 フロートが水に入る部分においてV字形の横断面外形をもち、キールエッジ(
7)、二つの側部エッジ(7、8)及び二つの側部エッジ(7、8)間にしかも
それらに隣接した表面(11)を備え、ブラダ(10)がフロートに沿ってのび
、弾性繊維スキン層(9)で覆われそして表面(11)上に位置していることを
特徴とする請求項1に記載の空気力学的補助装置。 - 【請求項3】 フロートが、二つの側部エッジ(7、8)間に位置した表面(11)上にのみ
ブラダ(10)を備えていることを特徴とする請求項2に記載の空気力学的補助
装置。 - 【請求項4】 ブラダが表面(11)全体を覆っていることを特徴とする請求項3に記載の空
気力学的補助装置。 - 【請求項5】 ブラダが、エッジ(8)に隣接しかつ表面(11)に沿ってのびる線(14)
で画定される表面(11)の部分のみを覆っていることを特徴とする請求項3に
記載の空気力学的補助装置。 - 【請求項6】 フロートが、二つの側部エッジ(7、8)間に位置された表面(11)及び側
部エッジ(8)に隣接した表面(11)の両方に、ブラダ(10)を備えている
ことを特徴とする請求項2に記載の空気力学的補助装置。 - 【請求項7】 ブラダ(10)が横方向にのびるエッジ(12)の前方向にのみ配列されてい
ることを特徴とする請求項3〜6のいずれか一項に記載の空気力学的補助装置。 - 【請求項8】 ブラダ(10)が横方向にのびるエッジ(12)の前後両方向に配列されてい
ることを特徴とする請求項3〜6のいずれか一項に記載の空気力学的補助装置。 - 【請求項9】 フロートが四つのエッジ(6)をもつ断面ドルニエ形状をもち、ブラダ(10
)がフロートに沿ってのびるように設けられ、弾性繊維スキン層(9)で覆われ
、そしてエッジ(6)のうちの側部に位置した二つのエッジの間に各々配置され
るように配列されていることを特徴とする請求項1に記載の空気力学的補助装置
。 - 【請求項10】 ブラダ(10)が横方向にのびるエッジ(12)の前方向にのみ配列されてい
ることを特徴とする請求項9に記載の空気力学的補助装置。 - 【請求項11】 ブラダ(10)が横方向にのびるエッジ(12)の前後両方向に配列されてい
ることを特徴とする請求項9に記載の空気力学的補助装置。 - 【請求項12】 少なくとも一つのブラダ(10)が、横方向にのびるエッジ(12)の直後に
設けられ、そして弾性スキン層(9)で覆われ、 横方向にのびるエッジ(12)がそれをこえて突出する伸張部(13)を備え
、そしてフロートの前方向部分に取付けられ、 少なくとも一つのブラダ(10)が、圧搾空気の供給される時の状態において
横方向にのびるエッジ(12)によって形成されたステップ(15)を補償でき
るような形状に構成されかつ寸法決めされていること を特徴とする請求項1に記載の空気力学的補助装置。 - 【請求項13】 請求項3〜12のいずれか一項に記載の空気力学的補助装置。
- 【請求項14】 ブラダ(10)が、空気に対して不浸透性であり殆ど弾性をもたないように被
覆される弾性繊維材料から成り、そして少なくとも適当な部位で、それらの装着
されるフロートの表面に接合されていることを特徴とする請求項1〜13のいず
れか一項に記載の空気力学的補助装置。 - 【請求項15】 ブラダ(10)がエラストマ材料で作られていることを特徴とする請求項1〜
13のいずれか一項に記載の空気力学的補助装置。 - 【請求項16】 複数の圧搾空気ラインが設けられ、そしてブラダ(10)がこのような圧搾空
気ラインの一つに接続されていることを特徴とする請求項1〜15のいずれか一
項に記載の空気力学的補助装置。 - 【請求項17】 ブラダ(10)が排気できるように構成されていることを特徴とする請求項1
〜15のいずれか一項に記載の空気力学的補助装置。 - 【請求項18】 複数の真空ラインが設けられ、そして各ブラダ(10)がこのような真空ライ
ンの一つに接続されていることを特徴とする請求項17に記載の空気力学的補助
装置。 - 【請求項19】 制御装置を備えた弁が設けられ、そして圧搾空気ライン及び真空ラインが同一
であり、上記弁を制御することにより作動されることを特徴とする請求項16又
は18に記載の空気力学的補助装置。
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