JP2003534525A - ミサイルの方向制御 - Google Patents

ミサイルの方向制御

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JP2003534525A JP2001586409A JP2001586409A JP2003534525A JP 2003534525 A JP2003534525 A JP 2003534525A JP 2001586409 A JP2001586409 A JP 2001586409A JP 2001586409 A JP2001586409 A JP 2001586409A JP 2003534525 A JP2003534525 A JP 2003534525A
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Abstract

(57)【要約】 ミサイル(10)は、ミサイル(10)の重心からずらせて配置される1本またはそれ以上の砲身部(11)を含む。各砲身アセンブリ(11)は、砲身内に軸方向に配置された複数の発射体を含み、各発射体は、砲身から発射体を連続的に発射させる別個の発射装薬と関連付けられる。砲身部(11)の各アレイは、選択された砲身から選択的に発射体を発射でき、それによって、ミサイル(10)は、発射体の前記発射によって発生される反動力で加速され、ミサイルは、新コース、すなわち新弾道に目標変更される。これは、たとえ標的が回避的行動を企ててもミサイル(10)がその標的を迎撃するように操縦されることを可能にする。各砲身部(11)は12個までの発射体を包含できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、ミサイルまたは誘導弾(以下、単に「ミサイル」という。)の方向
制御に関する。特に、本発明は、方向制御ができるミサイル、及びミサイルを方
向制御する方法に関する。
【0002】 ミサイルは、標的に向けて推進、すなわち発射される物体である。ミサイルは
、様々な物体を含み、その多くは本発明に応用可能である。例えば、高々度弾道
ミサイルまたは大気圏外弾道ミサイルのようなミサイルは、それらが非常に効果
的で、十分な防御態勢をとるのに間に合うように事前察知するのが困難であるの
で長距離攻撃用兵器として広く採用されている。高々度弾道ミサイルは、方向制
御されたミサイルからのような、攻撃を回避するために航路の高速補正を行うこ
とが要求される。攻撃ミサイルに対し防御するために採用される方向制御された
ミサイルは、攻撃ミサイルに対する防御として、その進路方向を変更することが
可能である攻撃ミサイルを迎撃するためには、ピンポイントの位置精度が必要と
なる。たとえ防御態勢が早期にとられても、標的のサイズや迎撃ミサイルの相対
的接近速度が、航路のいかなる遅延補正も困難にし、迎撃ミサイルを直撃させる
チャンスを制限する。方向制御されたミサイルは、それらの標的を迎撃するため
にそれらの航路を高速で変更することが要求される。
【0003】 地対空、艦対空、空対空、地対艦、空対艦、艦対艦、空対地、艦対地及び地対
地のような、推進力付きミサイルもまた、一旦攻撃の脅威が確認されると回避的
行動をとることが予想される標的を攻撃するために採用される。
【0004】 加えて、発射装薬の爆発によって砲身から発射されるミサイルは、それらが確
実に目標に着弾するように高速方向転換を行うことが要求される。
【0005】 本発明者は、ミサイルを方向転換させるべく飛行路の高速補正を行う方向制御
システムを発見した。
【0006】 本発明によれば、各砲身部が砲身内に軸方向に配置された複数の発射体を有し
、その発射体が、砲身部から前記発射体を連続的に発射させる別個の発射装薬と
関連付けられる砲身部のアレイを含むミサイルが提供され、砲身部の前記アレイ
は、選択された砲身から発射体を選択的に発射でき、それによって、前記ミサイ
ルが、発射体の前記発射によって発生される反動力で加速される。
【0007】 本発明の一実施形態において、ミサイルは、その標的に向けて制御されて発射
されるロケットまたはジェット推進ミサイルのような推進力付きミサイルであっ
てもよい。このような標的は、静止または移動していてもよい。本発明は、特に
、高々度または大気圏外弾道ミサイルのような攻撃ミサイルの集束弾道上に目標
を定めた防御ミサイルに応用可能である。本発明はまた、揚力及び/または安定
性を補助する翼を有利に有する大気圏内ミサイルに応用されてもよい。
【0008】 本発明は、高口径発射体のような、発射装薬の爆発によって砲身から発射され
るミサイルにも応用可能である。
【0009】 本発明は特に、PCT/AU94/00124及びPCT/AU96/00459の国際出願で記載されたタ
イプの砲身部を利用する。このような砲身部には、砲身と、砲身のボアと機能的
に密閉係合するように砲身の軸方向に配置される複数の発射体と、砲身の砲口を
通して夫々の発射体を連続的に発射させる別個の発射装薬とを含む。
【0010】 発射体は、それに対して発射装薬が作用する塊であり、砲身の砲尾に反動力を
働かせるので、発射体の全体形状は、厳密には重大ではない。本発明に関連して
、砲尾は、砲身のボアと密閉係合して砲身内に残っている後の発射体によって形
成されてもよい。反動力は、砲身の砲尾からミサイルに伝達され、ミサイルの加
速となる。
【0011】 発射体は通常、矢状、略球状または他の任意の好都合な形状に加工されてもよ
い。発射体はまた、フィンまたは翼を含み、それは、滑腔砲身である砲身からそ
の矢が発射されるとき安定スピン回転、及び/または指向性揚力を発生させるよ
うに都合良くオフセットされていてもよい。
【0012】 発射体は、発射空間内に配置され、砲身部の装填を補助するソリッドブロック
として形成されてもよい発射装薬によって発射される。あるいは、発射装薬は、
ケース内に収容されても良く、砲身と関連付けられた事前位置決めした電気的接
触部と接触するように適合された外部接触手段を有する埋め込み雷管を包含して
もよい。例えば、その雷管は、砲身内に容器詰めした装薬を挿入できるようにし
、その合せ砲身接触部と機能的に接触するように開口部と一直線で整列したとき
に砲身開口部内に飛び出すように収縮可能なバネ式接触部を備えていることもあ
る。必要なら、その外部容器は使い捨て可能であるか、または発射装薬の燃焼を
化学的に補助するものであってもよい。さらに、積み重ねられ、接合されるか、
または独立して容器に収納された装薬と、発射体とのアセンブリは、砲身の再装
填を容易にするように提供されてもよい。
【0013】 砲身は非金属であっても良く、砲身のボアは、点火手段に完全または部分的に
適応する凹部を含んでもよい。この構成で、砲身は、制御手段と点火手段との間
の電気的導通を容易にする導電体を収容してもよい。この構成は、発射寿命限度
を有する使い捨て可能な砲身部に利用してもよく、ゆえに、点火手段や制御ワイ
ヤまたは複数のワイヤをその砲身と共に一体的に製造できる。
【0014】 砲身部は、代わりに、砲身内に点火開口部を含み、点火手段を砲身の外側及び
開口部に近接して配置してもよい。砲身は、点火手段を収容するように適合され
た凹部を含む非金属外装砲身で包囲するようにしてもよい。外装砲身はまた、制
御手段と点火手段との間の電気的導通を容易にする導電体を収容してもよい。外
装砲身は、点火手段のプリント回路ラミネートを含んでもよい積層プラスチック
砲身として形成してもよい。
【0015】 砲身部の発射装薬を連続的に点火する電気的点火装置は、積み重ねた発射体を
介して点火信号を送ることによって前方発射装薬を点火し、前方発射装薬の点火
が、次点火信号により作動させるための次発射装薬を点火準備状態にするステッ
プを含むのが好ましい。適当に、装填した砲身の端部から内側の全ての発射装薬
は、常時閉電気的接触部間に配置した夫々の絶縁信管の挿入によって安全化され
る。
【0016】 発射火薬の点火を電気的に行ってもよい、または点火を、最外部にある発射体
を点火させ、その結果生じる点火を制御して次発分の発射装薬を連続的に点火さ
せる基底部中央雷管を使用することによるなどの従来型の撃針式方法を採用して
もよい。これは、計算された反応、及び/または燃焼ガスの後方漏れを制御、ま
たは発射体または砲身を介して拡がる信管列の燃焼を制御することによって行っ
てもよい。
【0017】 他の形態において、点火は、特有の点火信号で起爆される雷管と関連付けられ
た夫々の発射装薬で電子的に制御される。例えば、積み重ねた発射装薬内の雷管
をパルス幅点火条件を増すように順番に並べても良く、それによって、電子制御
がパルス幅を増す点火パルスを選択的に送って、選択した時間順序で順次発射装
薬を点火させる。但し、発射装薬は、設定パルス幅信号で点火し、前方発射装薬
の燃焼が、次発信パルスにより発射させるための次発射装薬を点火準備状態にす
るのが好ましい。
【0018】 このような実施形態において適当に、装填した砲身の端部から内側の全ての発
射装薬は、常時閉電気的接触部間に配置した夫々の絶縁信管の挿入で安全化して
おり、これらの信管は、適当な発射信号の伝達時に燃焼して接触を閉じることが
できるように設定してあり、各絶縁信管はそれによる点火のため夫々の前方発射
装薬に対して開いている。
【0019】 多数の発射体を、複数の砲身から一斉に、または1本の砲身から高速で連続し
て発射できる。このような構成において、電気信号を、砲身の外側から送るか、
または砲身を介する電気回路を継続するか、または互いに電気的接触して隣接す
るように次々にクリップ留めする重ね合わせた発射体を介して送るようにしても
よい。これらの発射体は、制御回路を搭載するか、または砲身と共に回路を形成
するようにしてもよい。
【0020】 砲身部のアレイは、ミサイルの重心から径方向に配置されてもよい。このよう
な構成は、推進装置を組み込まないミサイルに特に適している。発射体を発射す
ると、簡単にミサイルが変位し、その変位を除いて、ミサイルはその弾道上を飛
行し続ける。径方向に配置された砲身部のアレイはまた、推進装置を組み込むミ
サイルに役立つように使用されるが、ミサイルにモーメントまたは方向転換力を
発生させる砲身部のアレイが特に好ましい。発射体の発射によるミサイルの高速
転換は、ミサイルの姿勢が制御されるようにでき、しかもミサイルは、そのロケ
ットまたはジェット推進装置などによって推進される。
【0021】 砲身部のアレイは、ミサイルの姿勢の変更を行うためにミサイルの前方端また
は後方端に近接して、またはミサイルを横方向に移動させるために中間に配置さ
れてもよい。あるいは、方向制御装置は、ミサイルの前方及び後方端の両方に近
接した砲身部のアレイを包含してもよい。
【0022】 砲身部のアレイまたは各アレイは、ミサイルの運動エネルギーに結果的に加わ
るように長手方向成分、またはミサイルの長手方向軸の回りでのミサイルの回転
を与えるか、または変更するようにミサイルの長手方向軸と正接を成す方向成分
を有する方向に発射体を発射してもよい。砲身部は、ミサイルへのさらなる操縦
効果を誘導するために翼のような飛行表面を横切って発射してもよい。あるいは
、砲身部は、両方向に発射できるように翼表面を通って延在してもよい。これは
、その空気力学設計構造に構造的強度を加える。
【0023】 所望なら、砲身部の独立アレイまたは対向アレイが提供されてミサイルの長手
方向軸の回りでのミサイル回転を制御するようにしてもよい。これらのアレイの
構造は、同時に発射されてミサイルの長手方向軸の回りでの回転の変更だけを行
う砲身部の対向する対を包含してもよい。発射体は、方向制御装置からの発射体
の発射前、及び/または発射後に選択的に作動されて、ミサイルの長手方向軸の
回りでのそのような回転のミサイルへの影響を打ち消すか、または利用するよう
にしてもよい。
【0024】 本発明の好ましい実施形態において、方向制御装置は、ミサイルの前端部の周
りに配置され、それぞれから発射体がミサイルの長手方向軸に対して径方向に選
択的に発射される砲身部の前方アレイ、及び径成分及び後方成分を有する方向に
選択的に発射される後端部の周りの砲身部の後方アレイを含む。
【0025】 本発明のある実施形態において、姿勢及び飛行方向を変更するのに要するエネ
ルギーの全てを、砲身部からの発射によって提供してもよい。
【0026】 ある用途において、本発明の複数のミサイルは、標的に投下または発射される
べくロケット、ジェットまたは他の輸送装置に搭載されたハウジング内で輸送さ
れてもよい。例えば、本発明のミサイルは、攻撃ミサイルを迎撃するために採用
されるような方向制御ミサイル内に収容されてもよい。このようなミサイルは、
本出願に記載されたタイプの目標変更推進装置をそれ自体が組み込んでいてもよ
い。便宜上、本発明のミサイルを輸送するためのミサイルを輸送ミサイルと称し
ているが、輸送ミサイル、それ自体が標的と衝突してもよいことは理解されよう
【0027】 攻撃してくる高々度弾道ミサイルは、その内の90%がデコイ弾頭(囮の弾頭
)である、100発までの弾頭を搭載し、ミサイル迎撃ミサイルの接近を感知す
ると、その搭載弾頭を展開して、その脅威を破壊する任務を何倍もより困難にさ
せる。本発明の多数のミサイルを搭載する輸送ミサイルは、個々の弾頭でミサイ
ルを展開または発射させてもよい。本発明のミサイルは、目標変更推進装置によ
ってそれらの標的と衝突するように方向制御され、それによって発射体が砲身部
のアレイから発射される。高速度で発射すると、この目標変更推進装置が有効と
なる。例えば、多数のミサイルは、各ミサイルの目標変更推進制御装置と通じて
いる輸送ミサイルに搭載の最新追跡及び調整装置によって制御される各弾頭及び
その方向に割り当てられてもよい。各ミサイルの目標変更推進制御装置は、それ
で、輸送ミサイルの最新追跡及び調整装置からの命令に応答してミサイルの弾道
に所望の補正を加えるために選択された発射体が発射されるように発射体の発射
を単に作動させるだけであってもよい。
【0028】 本発明は、標的との衝撃時のミサイルの運動エネルギーを維持または増加する
方向制御装置を有利に提供してもよい。迎撃ミサイル弾頭は有利に、予測される
衝突直前に横に回転されて前面面積を増加する、ゆえに命中公算を増加する。
【0029】 他の態様において、この発明は広く、ミサイルに配置された砲身部のアレイか
ら1発またはそれ以上の発射体を選択的に発射することを含むミサイルの方向を
制御する方法にあり、各砲身部は砲身内に軸方向に配置された複数の発射体を有
し、その発射体は砲身から前記発射体を連続的に発射させるための別個の発射装
薬と関連付けられ、砲身部の前記アレイは選択された砲身から発射体を選択的に
発射でき、それによって、前記ミサイルの方向が発射体の前記発射によって発生
される反動力で制御される。
【0030】 この発明をより容易に理解し、実施するために、本発明の典型的な用途を例示
する添付の図面を参照する。
【0031】 図1で例示されるロケット推進ミサイル10は、前端部12の周りに配置され
、砲身部の前方アレイ13を形成し、ミサイルの後尾の周りに配置され、後方ア
レイ14を形成する上述タイプの複数の砲身部11を有する。
【0032】 前方アレイ13において、図2で例示されるように、各砲身部11は、ミサイ
ル10の長手方向軸15から径方向に配置されるが、後方アレイの砲身部11は
、図3で例示されるように、後方及び外方に発散し、それらの夫々の軸16は、
軸15から放射する面内にある。
【0033】 各砲身部11は、個々に、または毎秒500,000発までの選択された発射
速度での集中射撃として発射されてもよい1〜12発の発射体を収容する。発射
された各発射体は、ミサイル10内で反動を起こし、その反動は、もしミサイル
10のCGから長手方向に移動される場合、ミサイル10を新コースに進路を変
える。発射体が砲身部11aから発射される場合、その反動は、図2で例示され
るように弾頭部分12を反対方向Aに偏向させ、これは、ミサイル10を新コー
スに飛行させることとなる。
【0034】 この活動は、ミサイルの総運動エネルギーを減少させる。但し、発射体が後方
アレイ14内の反対側の砲身部11から発射される場合、その反動は、加えられ
たモーメントから生じるよりも大きくなるだけでなく、後方アレイからの発射は
、ミサイルの運動エネルギーを高める。この効果は、全操縦補正が行われた後に
、攻撃ミサイルの運動エネルギーをさらに増加できるように衝突直前に可能とな
るように後方アレイから残留しているだけの発射体を発射することによって役立
つように使用される。ミサイルは単純に衝撃に依存するか、または弾頭で武装さ
れてもよい。
【0035】 図4を参照すると、防御ミサイル10が、戦車21を攻撃する攻撃ミサイル2
0と衝突するように、その制御された航路において様々な姿勢で示されているの
が分かる。防御ミサイル10は最初に、迎撃位置の上に至る航路を有する。ゆえ
に、位置24において、発射体が前方アレイから上方に、且つ後方アレイから下
方に発射されるので、さらに対応する補正が行われる位置25へそのコースを下
方に進路を変更できる。
【0036】 位置26において、攻撃ミサイル20との近正面衝突コースにそれを一致でき
るように反対補正が行われてミサイル10の弾頭を上昇させる。次に最後の瞬間
に、さらに弾頭下降補正が、任意の横方向補正と共に実行されて、防御ミサイル
を攻撃ミサイル20とのその最終衝突コース上に設定する。その時、ミサイルを
その衝突航路から移動させることなく発射される後方アレイ14内の残留砲弾が
発射されて、防御ミサイルの運動エネルギー、ゆえにその致死性を増加させる。
標的との衝撃時、またはその後短く、任意の残留砲弾が、標的をより大きく破壊
させるために発射されてもよい。
【0037】 防御ミサイル10は、標的へ向かって若干ジグザクのコース、または超低空コ
ースを飛行してもよいので、探知及び/または攻撃の危険性が少なくなる。
【0038】 上記説明は本発明の代表例として説明したものであり、当業者には明白であろ
うそれらに対する修正や変形の全ては、ここで詳述したような本発明の明白な趣
旨及び範囲を逸脱するものではないことは当然理解されよう。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、この発明の一形態によるミサイルの側面図である。
【図2】 図2は、図1の砲身部の前方アレイの断面図である。
【図3】 図3は、図1の砲身部の後部アレイの縦断面図である。
【図4】 図4は、ミサイル11によって攻撃されている戦車10の防御を例示する図で
ある。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成13年11月16日(2001.11.16)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【発明の名称】 ミサイルの方向制御
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】 発明の背景 発明の分野 本発明は、ミサイルまたは誘導弾(以下、単に「ミサイル」という。)の方向
制御に関する。特に、本発明は、方向制御ができるミサイル、及びミサイルを方
向制御する方法に関する。
【0002】背景技術の議論 ミサイルは、標的に向けて推進、すなわち発射される物体である。ミサイルは
、様々な物体を含み、その多くは本発明に応用可能である。例えば、高々度弾道
ミサイルまたは大気圏外弾道ミサイルのようなミサイルは、それらが非常に効果
的で、十分な防御態勢をとるのに間に合うように事前察知するのが困難であるの
で長距離攻撃用兵器として広く採用されている。高々度弾道ミサイルは、方向制
御されたミサイルからのような、攻撃を回避するために航路の高速補正を行うこ
とが要求される。攻撃ミサイルに対し防御するために採用される方向制御された
ミサイルは、攻撃ミサイルに対する防御として、その進路方向を変更することが
可能である攻撃ミサイルを迎撃するためには、ピンポイントの位置精度が必要と
なる。たとえ防御態勢が早期にとられても、標的のサイズや迎撃ミサイルの相対
的接近速度が、航路のいかなる遅延補正も困難にし、迎撃ミサイルを直撃させる
チャンスを制限する。方向制御されたミサイルは、それらの標的を迎撃するため
にそれらの航路を高速で変更することが要求される。
【0003】 地対空、艦対空、空対空、地対艦、空対艦、艦対艦、空対地、艦対地及び地対
地のような、推進力付きミサイルもまた、一旦攻撃の脅威が確認されると回避的
行動をとることが予想される標的を攻撃するために採用される。
【0004】 加えて、発射装薬の爆発によって砲身から発射されるミサイルは、それらが確
実に目標に着弾するように高速方向転換を行うことが要求される。
【0005】 発明の概要 本発明者は、ミサイルを方向転換させるべく飛行路の高速補正を行う方向制御
システムを発見した。
【0006】発明の開示 本発明によれば、各砲身部が砲身内に軸方向に配置された複数の発射体を有し
、その発射体が、砲身部から前記発射体を連続的に発射させる別個の発射装薬と
関連付けられる砲身部のアレイを含むミサイルが提供され、砲身部の前記アレイ
は、選択された砲身から発射体を選択的に発射でき、それによって、前記ミサイ
ルが、発射体の前記発射によって発生される反動力で加速される。
【0007】 本発明の一実施形態において、ミサイルは、その標的に向けて制御されて発射
されるロケットまたはジェット推進ミサイルのような推進力付きミサイルであっ
てもよい。このような標的は、静止または移動していてもよい。本発明は、特に
、高々度または大気圏外弾道ミサイルのような攻撃ミサイルの集束弾道上に目標
を定めた防御ミサイルに応用可能である。本発明はまた、揚力及び/または安定
性を補助する翼を有利に有する大気圏内ミサイルに応用されてもよい。
【0008】 本発明は、高口径発射体のような、発射装薬の爆発によって砲身から発射され
るミサイルにも応用可能である。
【0009】 本発明は特に、本発明者が先に出願したPCT/AU94/00124及びPCT/AU96/00459の
国際出願で記載されたタイプの砲身部を利用する。このような砲身部には、砲身
と、砲身のボアと機能的に密閉係合するように砲身の軸方向に配置される複数の
発射体と、砲身の砲口を通して夫々の発射体を連続的に発射させる別個の発射装
薬とを含む。
【0010】 発射体は、それに対して発射装薬が作用する塊であり、砲身の砲尾に反動力を
働かせるので、発射体の全体形状は、厳密には重大ではない。本発明に関連して
、砲尾は、砲身のボアと密閉係合して砲身内に残っている後の発射体によって形
成されてもよい。反動力は、砲身の砲尾からミサイルに伝達され、ミサイルの加
速となる。
【0011】 発射体は通常、矢状、略球状または他の任意の好都合な形状に加工されてもよ
い。発射体はまた、フィンまたは翼を含み、それは、滑腔砲身である砲身からそ
の矢が発射されるとき安定スピン回転、及び/または指向性揚力を発生させるよ
うに都合良くオフセットされていてもよい。
【0012】 発射体は、発射空間内に配置され、砲身部の装填を補助するソリッドブロック
として形成されてもよい発射装薬によって発射される。あるいは、発射装薬は、
ケース内に収容されても良く、砲身と関連付けられた事前位置決めした電気的接
触部と接触するように適合された外部接触手段を有する埋め込み雷管を包含して
もよい。例えば、その雷管は、砲身内に容器詰めした装薬を挿入できるようにし
、その合せ砲身接触部と機能的に接触するように開口部と一直線で整列したとき
に砲身開口部内に飛び出すように収縮可能なバネ式接触部を備えていることもあ
る。必要なら、その外部容器は使い捨て可能であるか、または発射装薬の燃焼を
化学的に補助するものであってもよい。さらに、積み重ねられ、接合されるか、
または独立して容器に収納された装薬と、発射体とのアセンブリは、砲身の再装
填を容易にするように提供されてもよい。
【0013】 砲身は非金属であっても良く、砲身のボアは、点火手段に完全または部分的に
適応する凹部を含んでもよい。この構成で、砲身は、制御手段と点火手段との間
の電気的導通を容易にする導電体を収容してもよい。この構成は、発射寿命限度
を有する使い捨て可能な砲身部に利用してもよく、ゆえに、点火手段や制御ワイ
ヤまたは複数のワイヤをその砲身と共に一体的に製造できる。
【0014】 砲身部は、代わりに、砲身内に点火開口部を含み、点火手段を砲身の外側及び
開口部に近接して配置してもよい。砲身は、点火手段を収容するように適合され
た凹部を含む非金属外装砲身で包囲するようにしてもよい。外装砲身はまた、制
御手段と点火手段との間の電気的導通を容易にする導電体を収容してもよい。外
装砲身は、点火手段のプリント回路ラミネートを含んでもよい積層プラスチック
砲身として形成してもよい。
【0015】 砲身部の発射装薬を連続的に点火する電気的点火装置は、積み重ねた発射体を
介して点火信号を送ることによって前方発射装薬を点火し、前方発射装薬の点火
が、次点火信号により作動させるための次発射装薬を点火準備状態にするステッ
プを含むのが好ましい。適当に、装填した砲身の端部から内側の全ての発射装薬
は、常時閉電気的接触部間に配置した夫々の絶縁信管の挿入によって安全化され
る。
【0016】 発射火薬の点火を電気的に行ってもよい、または点火を、最外部にある発射体
を点火させ、その結果生じる点火を制御して次発分の発射装薬を連続的に点火さ
せる基底部中央雷管を使用することによるなどの従来型の撃針式方法を採用して
もよい。これは、計算された反応、及び/または燃焼ガスの後方漏れを制御、ま
たは発射体または砲身を介して拡がる信管列の燃焼を制御することによって行っ
てもよい。
【0017】 他の形態において、点火は、特有の点火信号で起爆される雷管と関連付けられ
た夫々の発射装薬で電子的に制御される。例えば、積み重ねた発射装薬内の雷管
をパルス幅点火条件を増すように順番に並べても良く、それによって、電子制御
がパルス幅を増す点火パルスを選択的に送って、選択した時間順序で順次発射装
薬を点火させる。但し、発射装薬は、設定パルス幅信号で点火し、前方発射装薬
の燃焼が、次発信パルスにより発射させるための次発射装薬を点火準備状態にす
るのが好ましい。
【0018】 このような実施形態において適当に、装填した砲身の端部から内側の全ての発
射装薬は、常時閉電気的接触部間に配置した夫々の絶縁信管の挿入で安全化して
おり、これらの信管は、適当な発射信号の伝達時に燃焼して接触を閉じることが
できるように設定してあり、各絶縁信管はそれによる点火のため夫々の前方発射
装薬に対して開いている。
【0019】 多数の発射体を、複数の砲身から一斉に、または1本の砲身から高速で連続し
て発射できる。このような構成において、電気信号を、砲身の外側から送るか、
または砲身を介する電気回路を継続するか、または互いに電気的接触して隣接す
るように次々にクリップ留めする重ね合わせた発射体を介して送るようにしても
よい。これらの発射体は、制御回路を搭載するか、または砲身と共に回路を形成
するようにしてもよい。
【0020】 砲身部のアレイは、ミサイルの重心から径方向に配置されてもよい。このよう
な構成は、推進装置を組み込まないミサイルに特に適している。発射体を発射す
ると、簡単にミサイルが変位し、その変位を除いて、ミサイルはその弾道上を飛
行し続ける。径方向に配置された砲身部のアレイはまた、推進装置を組み込むミ
サイルに役立つように使用されるが、ミサイルにモーメントまたは方向転換力を
発生させる砲身部のアレイが特に好ましい。発射体の発射によるミサイルの高速
転換は、ミサイルの姿勢が制御されるようにでき、しかもミサイルは、そのロケ
ットまたはジェット推進装置などによって推進される。
【0021】 砲身部のアレイは、ミサイルの姿勢の変更を行うためにミサイルの前方端また
は後方端に近接して、またはミサイルを横方向に移動させるために中間に配置さ
れてもよい。あるいは、方向制御装置は、ミサイルの前方及び後方端の両方に近
接した砲身部のアレイを包含してもよい。
【0022】 砲身部のアレイまたは各アレイは、ミサイルの運動エネルギーに結果的に加わ
るように長手方向成分、またはミサイルの長手方向軸の回りでのミサイルの回転
を与えるか、または変更するようにミサイルの長手方向軸と正接を成す方向成分
を有する方向に発射体を発射してもよい。砲身部は、ミサイルへのさらなる操縦
効果を誘導するために翼のような飛行表面を横切って発射してもよい。あるいは
、砲身部は、両方向に発射できるように翼表面を通って延在してもよい。これは
、その空気力学設計構造に構造的強度を加える。
【0023】 所望なら、砲身部の独立アレイまたは対向アレイが提供されてミサイルの長手
方向軸の回りでのミサイル回転を制御するようにしてもよい。これらのアレイの
構造は、同時に発射されてミサイルの長手方向軸の回りでの回転の変更だけを行
う砲身部の対向する対を包含してもよい。発射体は、方向制御装置からの発射体
の発射前、及び/または発射後に選択的に作動されて、ミサイルの長手方向軸の
回りでのそのような回転のミサイルへの影響を打ち消すか、または利用するよう
にしてもよい。
【0024】 本発明の好ましい実施形態において、方向制御装置は、ミサイルの前端部の周
りに配置され、それぞれから発射体がミサイルの長手方向軸に対して径方向に選
択的に発射される砲身部の前方アレイ、及び径成分及び後方成分を有する方向に
選択的に発射される後端部の周りの砲身部の後方アレイを含む。
【0025】 本発明のある実施形態において、姿勢及び飛行方向を変更するのに要するエネ
ルギーの全てを、砲身部からの発射によって提供してもよい。
【0026】 ある用途において、本発明の複数のミサイルは、標的に投下または発射される
べくロケット、ジェットまたは他の輸送装置に搭載されたハウジング内で輸送さ
れてもよい。例えば、本発明のミサイルは、攻撃ミサイルを迎撃するために採用
されるような方向制御ミサイル内に収容されてもよい。このようなミサイルは、
本出願に記載されたタイプの目標変更推進装置をそれ自体が組み込んでいてもよ
い。便宜上、本発明のミサイルを輸送するためのミサイルを輸送ミサイルと称し
ているが、輸送ミサイル、それ自体が標的と衝突してもよいことは理解されよう
【0027】 攻撃してくる高々度弾道ミサイルは、その内の90%がデコイ弾頭(囮の弾頭
)である、100発までの弾頭を搭載し、ミサイル迎撃ミサイルの接近を感知す
ると、その搭載弾頭を展開して、その脅威を破壊する任務を何倍もより困難にさ
せる。本発明の多数のミサイルを搭載する輸送ミサイルは、個々の弾頭でミサイ
ルを展開または発射させてもよい。本発明のミサイルは、目標変更推進装置によ
ってそれらの標的と衝突するように方向制御され、それによって発射体が砲身部
のアレイから発射される。高速度で発射すると、この目標変更推進装置が有効と
なる。例えば、多数のミサイルは、各ミサイルの目標変更推進制御装置と通じて
いる輸送ミサイルに搭載の最新追跡及び調整装置によって制御される各弾頭及び
その方向に割り当てられてもよい。各ミサイルの目標変更推進制御装置は、それ
で、輸送ミサイルの最新追跡及び調整装置からの命令に応答してミサイルの弾道
に所望の補正を加えるために選択された発射体が発射されるように発射体の発射
を単に作動させるだけであってもよい。
【0028】 本発明は、標的との衝撃時のミサイルの運動エネルギーを維持または増加する
方向制御装置を有利に提供してもよい。迎撃ミサイル弾頭は有利に、予測される
衝突直前に横に回転されて前面面積を増加する、ゆえに命中公算を増加する。
【0029】 他の態様において、この発明は広く、ミサイルに配置された砲身部のアレイか
ら1発またはそれ以上の発射体を選択的に発射することを含むミサイルの方向を
制御する方法にあり、前記砲身部のアレイの各砲身部は砲身内に軸方向に配置さ
れた複数の発射体を有し、その発射体は砲身から前記発射体を連続的に発射させ
るための別個の発射装薬と関連付けられ、砲身部の前記アレイは選択された砲身
から発射体を選択的に発射でき、それによって、前記ミサイルの方向が発射体の
前記発射によって発生される反動力で制御される。
【0030】 この発明をより容易に理解し、実施するために、本発明の典型的な用途を例示
する添付の図面を参照する。
【0031】 図1で例示されるロケット推進ミサイル10は、前端部12の周りに配置され
、砲身部の前方アレイ13を形成し、ミサイルの後尾の周りに配置され、後方ア
レイ14を形成する上述タイプの複数の砲身部11を有する。
【0032】 前方アレイ13において、図2で例示されるように、各砲身部11は、ミサイ
ル10の長手方向軸15から径方向に配置されるが、後方アレイの砲身部11は
、図3で例示されるように、後方及び外方に発散し、それらの夫々の砲身軸16
は、軸15から放射する面内にある。
【0033】 各砲身部11は、個々に、または毎秒500,000発(rps)までの選択され
た発射速度での集中射撃として発射されてもよい1〜12発の発射体17を収容
する。発射された各発射体は、ミサイル10内で反動を起こし、その反動は、も
しミサイル10の重心(CG)から長手方向に移動される場合、ミサイル10を新コ
ースに進路を変える。発射体が前方砲身アレイ13の選択された砲身部11aか
ら発射される場合、その反動は、図2で例示されるように弾頭部分12を反対方
向Aに偏向させ、これは、ミサイル10を新コースに飛行させることとなる。
【0034】 この活動は、ミサイルの総運動エネルギーを減少させる。但し、発射体が後方
アレイ14内の反対側の砲身部11から発射される場合、その反動は、加えられ
たモーメントから生じるよりも大きくなるだけでなく、後方アレイからの発射は
、ミサイルの運動エネルギーを高める。この効果は、全操縦補正が行われた後に
、攻撃ミサイルの運動エネルギーをさらに増加できるように衝突直前に可能とな
るように後方アレイ14から残留しているだけの発射体を発射することによって
役立つように使用される。ミサイルは単純に衝撃に依存するか、または弾頭で武
装されてもよい。
【0035】 図4を参照すると、防御ミサイル10が、戦車21を攻撃する攻撃ミサイル2
0と衝突するように、その制御された航路において様々な姿勢で示されているの
が分かる。防御ミサイル10は最初に、迎撃位置の上に至る航路をとる。ゆえに
、位置24において、発射体が前方アレイ13から上方に、且つ後方アレイ14 から下方に発射されるので、さらに対応する補正が行われる位置25へそのコー
スを下方に進路を変更できる。
【0036】 位置26において、攻撃ミサイル20との近正面衝突コースにそれを一致でき
るように反対補正が行われてミサイル10の弾頭を上昇させる。次に最後の瞬間
に、さらに弾頭下降補正が、任意の横方向補正と共に実行されて、防御ミサイル
を攻撃ミサイル20とのその最終衝突コース上に設定する。その時、ミサイルを
その衝突航路から移動させることなく発射される後方アレイ14内の残留砲弾が
発射されて、防御ミサイルの運動エネルギー、ゆえにその致死性を増加させる。
標的との衝撃時、またはその後短く、任意の残留砲弾が、標的をより大きく破壊
させるために発射されてもよい。
【0037】 防御ミサイル10は、標的へ向かって若干ジグザクのコース、または超低空コ
ースを飛行してもよいので、探知及び/または攻撃の危険性が少なくなる。
【0038】 上記説明は本発明の代表例として説明したものであり、当業者には明白であろ
うそれらに対する修正や変形の全ては、ここで詳述したような本発明の明白な趣
旨及び範囲を逸脱するものではないことは当然理解されよう。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、この発明の一形態によるミサイルの側面図である。
【図2】 図2は、図1の砲身部の前方アレイの端部断面図である。
【図3】 図3は、図1の砲身部の後部アレイの縦断面図である。
【図4】 図4は、ミサイルによって攻撃されている戦車の防御を例示する図である。
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正の内容】
【図2】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正の内容】
【図3】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CO,CR,CU,CZ,DE ,DK,DM,DZ,EC,EE,ES,FI,GB, GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID,IL,I N,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC ,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MA,MD, MG,MK,MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,P L,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK ,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG, US,UZ,VN,YU,ZA,ZW

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各砲身部が砲身内に軸方向に配置された複数の発射体を有し
    、その発射体が砲身から前記発射体を連続的に発射させるための別個の発射装薬
    と関連付けられている砲身部のアレイを含むミサイルであって、砲身部の前記ア
    レイは、選択された砲身から発射体を選択的に発射でき、それによって、前記ミ
    サイルは発射体の前記発射によって発生される反動力で加速されるミサイル。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のミサイルにおいて、前記ミサイルは推進力
    付きミサイルである、ミサイル。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の推進力付きミサイルにおいて、前記推進力
    付きミサイルはロケットまたはジェット推進装置を含む、推進力付きミサイル。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3に記載のミサイルにおいて、前記ミサイルは、
    高々度弾道ミサイル、大気圏外弾道ミサイル、及び大気圏内弾道ミサイルから成
    る群から選択される、ミサイル。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか一項に記載のミサイルにおいて、砲
    身部の前記アレイは、ミサイルの重心から径方向に配置される、ミサイル。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか一項に記載のミサイルにおいて、砲
    身部のアレイは径方向に配置され、それによってモーメント、または回転力が発
    射体の選択的発射によってミサイルに生成される、ミサイル。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載のミサイルにおいて、砲身の前記アレイは、
    ミサイルの前方端または後方端に近接して配置される、ミサイル。
  8. 【請求項8】 請求項6に記載のミサイルにおいて、砲身部の前記アレイは
    、ミサイルの前方端及び後方端の両方に近接して配置されている、ミサイル。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8のいずれか一項に記載のミサイルにおいて、砲
    身部の前記アレイは、ミサイルの運動エネルギーに必然的な変化を与えるために
    長手方向成分を有する方向に発射体を選択的に発射する、ミサイル。
  10. 【請求項10】 請求項1〜9のいずれか一項に記載のミサイルにおいて、
    砲身部の前記アレイは、ミサイルの長手方向軸の回りでのミサイル回転を制御す
    るように配置されている、ミサイル。
  11. 【請求項11】 請求項1に記載のミサイルにおいて、前記ミサイルは、発
    射装薬の爆発によって砲身から発射される、ミサイル。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載のミサイルにおいて、砲身部の前記アレ
    イは、ミサイルの重心から径方向に配置される、ミサイル。
  13. 【請求項13】 請求項7〜12のいずれか一項に記載のミサイルにおいて
    、発射装薬の起爆は、特有の点火信号によって爆発を起こさせる雷管と関連付け
    られている夫々の装薬で電子的に制御されている、ミサイル。
  14. 【請求項14】 請求項1〜13のいずれか一項に記載のミサイルにおいて
    、選択された数の発射体が複数の砲身から同時に発射される、ミサイル。
  15. 【請求項15】 請求項1〜14のいずれか一項に記載のミサイルにおいて
    、選択された数の発射体が1本の砲身から高速連射される、ミサイル。
  16. 【請求項16】 請求項1〜15のいずれか一項に記載の多数のミサイルを
    搭載する輸送ミサイル。
  17. 【請求項17】 請求項16に記載の輸送ミサイルにおいて、追跡及び調整
    装置を含み、それによってミサイル上の砲身部のアレイからの選択された発射体
    の発射が前記追跡及び調整装置によって制御されている、輸送ミサイル。
  18. 【請求項18】 前記ミサイルに配置された砲身部のアレイから1発または
    それ以上の発射体を選択的に発射することを含むミサイルの方向を制御する方法
    であって、各砲身部は、砲身内に軸方向に配置された複数の発射体を有し、その
    発射体は、砲身から連続的に前記発射体を発射させるための別個の発射装薬と関
    連付けられ、砲身部の前記アレイは、選択された砲身から発射体を選択的に発射
    でき、それによって前記ミサイルの方向が発射体の前記発射によって発生される
    反動力によって制御されている、方法。
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