JP2003534372A - 呼吸機能低下と闘うための薬剤 - Google Patents

呼吸機能低下と闘うための薬剤

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JP2003534372A
JP2003534372A JP2001587748A JP2001587748A JP2003534372A JP 2003534372 A JP2003534372 A JP 2003534372A JP 2001587748 A JP2001587748 A JP 2001587748A JP 2001587748 A JP2001587748 A JP 2001587748A JP 2003534372 A JP2003534372 A JP 2003534372A
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JP2001587748A
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トーマス クリストフ,
ボーリス ヒツ,
オスヴァルト ツィムマー,
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グリューネンタ−ル・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、一般式(I)の少なくとも1種の化合物、および/またはそのジアステレオマーの1種、および/またはその鏡像異性体の1種、および/またはそれらの生理学的に適合性のある塩の1種の、呼吸機能低下と闘うための薬剤〔但し、睡眠時無呼吸が原因の呼吸機能低下と闘うための薬剤を除く。〕の調製のための使用に関する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、一般式Iの少なくとも1種の化合物、および/またはそのジアステ
レオマーの1種、および/またはその鏡像異性体の1種、および/またはその対
応する生理学的に許容される塩の1種の、呼吸機能低下と闘うための薬剤〔但し
、睡眠時無呼吸が原因の呼吸機能低下と闘うための薬剤を除く。〕の調製のため
の使用に関する。
【0002】 例えばオピオイド活性を有する化合物を投与したとき、ショック状態のとき、
向精神剤を投与したとき、または中枢呼吸調節障害のときに起こる呼吸機能低下
の発生は、臨床の業務の中では比較的よく起こる状態であり患者の生命をしばし
ば脅かす。それゆえ呼吸機能低下と闘うための効果的な治療法が世界的に求めら
れており、このことは、臨床の業務と基礎研究の両部門から最近この分野に現れ
てきた大量の科学論文で示されている。
【0003】 そこで、本発明の目的は呼吸機能低下と闘うのに好適な薬剤を提供すること、
特にオピオイド活性を有する化合物を投与したとき、ショック状態のとき、向精
神剤を投与したとき、または中枢呼吸調節障害のときに、呼吸機能低下と闘うた
めに好適な薬剤の提供をすることであった。
【0004】 驚いたことに、一般式Iの化合物、それらの鏡像異性体、それらのジアステレ
オマー、およびその対応する生理学的に許容される塩が呼吸機能低下と闘うため
に適していること、特にオピオイド活性を有する化合物を投与したとき、ショッ
ク状態のとき、向精神剤を投与したとき、または中枢呼吸調節障害のときに、呼
吸機能低下と闘うために適していることが判明した。
【0005】 よって、本発明は一般式I:
【化8】 [ここで、基Rが下記のグループa)〜f): a)
【化9】 b)
【化10】 c)
【化11】 d)
【化12】 e)
【化13】 f)
【化14】 の一種であり、基R、RおよびRは、同一または異なり、HまたはCH 基である。]の少なくとも1種の化合物、および/またはその鏡像異性体の少な
くとも1種、および/またはそのジアステレオマーの少なくとも1種、および/
または少なくとも1種のその対応する生理学的に許容される塩の、呼吸機能低下
と闘うための薬剤の調製のため、好ましくはオピオイド活性を有する化合物を投
与したとき、および/またはショック状態のとき、および/または向精神剤を投
与したとき、および/または中枢呼吸調節障害のときに、呼吸機能低下と闘うた
めの薬剤〔但し、睡眠時無呼吸が原因の呼吸機能低下と闘うための薬剤を除く。
〕の調製のための使用を提供する。
【0006】 一般式Iの化合物、およびそれらの鏡像異性体、およびジアステレオマー、お
よびその対応する生理学的に許容される塩は、DE−PS−2449167、E
P−0429245またはJ.Med.Chem.,1990、33(8),2
130ページ以下に開示されているように、当業者に知られているその対応する
カルボン酸を変換することによって調製することができる。
【0007】 本発明によると、一般式Iの化合物、それらの鏡像異性体および、ジアステレ
オマー、およびその対応する生理学的に許容される塩は、呼吸機能低下と闘うた
めの薬剤の調製のために、個別にまたはこれら化合物の少なくとも2種の混合物
として使用することができる。薬剤の調製のために、一般式Iの化合物の1種、
その鏡像異性体の1種、そのジアステレオマーの1種、またはその対応する生理
学的に許容される塩の1種のみを使用することが好ましい。
【0008】 本発明の1つの好ましい実施形態では、一般式I[ここで、基Rはグループf
)であり、RはCH基であり、RはH基である。]の少なくとも1種の化
合物、および/またはその鏡像異性体の少なくとも1種、および/またはそのジ
アステレオマーの1種、および/またはその生理学的に適合性を有する塩の少な
くとも1種が使用される。
【0009】 本発明の別の好ましい実施形態では、一般式I[ここで、基Rはグループa)
であり、基R、RおよびRは各々Hである。]の化合物、および/または
その鏡像異性体の少なくとも1種、および/またはそのジアステレオマーの1種
、および/またはその対応する生理学的に許容される塩の少なくとも1種が使用
される。
【0010】 一般式I[ここで、基Rはグループc)であり、基RはCH基であり、基
はHである。]の化合物、および/またはその鏡像異性体の少なくとも1種
、および/またはそのジアステレオマーの1種、および/またはその対応する生
理学的に許容される塩の少なくとも1種を使用することもまた好ましい。
【0011】 本発明の特に好ましい一実施形態では、一般式I[ここで、基Rはグループf
)であり、RはCH基であり、RはH基である。]の化合物(モンティレ
リン(montirelin))、および/またはその生理学的に適合性を有する塩の少な
くとも1種が使用される。
【0012】 一般式Iの化合物、および/またはそれらの鏡像異性体、および/またはそれ
らのジアステレオマーの生理学的に許容される塩としては、塩酸塩、臭化水素酸
塩、硫酸塩、スルホン酸塩、リン酸塩、酒石酸塩、エンボン酸塩、ギ酸塩、酢酸
塩、プロピオン酸塩、安息香酸塩、シュウ酸塩、コハク酸塩、クエン酸塩、グル
タミン酸塩、フマル酸塩、アスパラギン酸塩、グルタル酸塩、ステアリン酸塩、
酪酸塩、マロン酸塩、乳酸塩、メタンスルホン酸塩、またはこれらの塩の少なく
とも2種の混合物を使用することが好ましい。
【0013】 上述の薬剤は、錠剤、チューイングタブレット、チューイングガム、被覆され
た錠剤(糖衣錠)、カプセル剤、ドロップ、ジュース剤、シロップ剤、坐剤、液
剤、乳剤、懸濁剤、散剤またはスプレー剤の形態であることが好ましい。
【0014】 呼吸機能低下と闘うための上述の薬剤は、多粒子形態であることも好ましく、
またマイクロ錠剤、マイクロカプセル剤、スフェロイド剤(spheroid)、イオン
交換樹脂、顆粒剤、有効成分の結晶もしくはペレット剤の形態、また特に好まし
くはマイクロ錠剤、顆粒剤、もしくはペレット剤であって、場合により、カプセ
ル中に充填したものもしくは錠剤に圧縮されたものとして製剤されたものが好ま
しい。本発明においては、ペレット剤には押し出し成形および球状化(spheroni
zation)によって製造されたもの、すなわち造粒ペレット剤(built-up pellets
)も含む。
【0015】 前記の薬剤は、経口、静脈内、筋肉内、皮下、髄腔内、硬膜外、口腔、舌下、
直腸、肺、経皮、鼻もしくは脳室内での投与に適していることが好ましく、経口
もしくは静脈内での投与に適していることが特に好ましい。
【0016】 経口投与に好適な製剤は、錠剤、チューイングタブレット、チューイングガム
、被覆された錠剤(糖衣錠)、カプセル剤、ドロップ、ジュース剤およびシロッ
プ剤の形態が好ましい。口腔投与に好適な形態は、経粘膜治療システムが好まし
い。非経口、局所、吸入投与に好適な形態は液剤、懸濁剤、乳剤、容易に還元可
能な乾燥製剤、マイクロスフェロイド剤(microspheroid)、スプレー剤、坐剤
、硬膏剤(例えば経皮治療システム)が好ましい。特に好ましい形態は、非経口
投与には坐剤または液剤、局所投与に対しては経皮治療システム、吸入投与に対
しては吸入液剤(inhaling solution)または散剤である。
【0017】 一般式Iの少なくとも1種の化合物、および/またはその鏡像異性体の1種、
および/またはそのジアステレオマーの1種、および/またはそれらの対応する
生理学的に許容される塩の少なくとも1種のほかに、薬剤は、補形剤、充填剤、
溶剤、希釈剤、着色剤、香味剤、結合剤、またはこれらの物質の少なくとも2種
の混合物を使用して製剤できることが好ましい。これらの添加物の選択およびそ
れらの量は薬剤の投与方法による。当業者は各投与形態に好適な添加物、および
それらの量を熟知している。前記の薬剤は当業者に通常知られている方法により
調製することができる。
【0018】 呼吸機能低下と闘うために好適な上述の薬剤は、一般式Iの少なくとも1種の
化合物、その鏡像異性体の1種、そのジアステレオマーの1種、および/または
それらの対応する生理学的に許容される塩の1種を持続性放出型でも含むことが
できる。
【0019】 前記の特定の有効成分の放出抑制は持続性放出被覆を用いることにより、イオ
ン交換樹脂と結合することにより、持続性放出マトリックス中に埋め込むことに
より、またはこれらの手段の組み合わせによりもたらされることが好ましい。
【0020】 好適な持続性放出被覆は水不溶性のワックスまたは高分子、例えば、アクリル
樹脂、好ましくはポリ(メタ)アクリレート、または水不溶性セルロース、好まし
くはエチルセルロースを含む。これらの物質は従来の技術水準、例えばBaue
r,Lehmann,Osterwald,Rothgang,”Uberzo
gene Arzneiformen”(”Coated dosage fo
rms”),Wissenschaftliche Verlagsgesel
lschaft mbH Stuttgart,1988,69ページ以下にお
いて知られている。これらをここに引用し、本開示の一部とみなす。
【0021】 前記の水不溶性高分子に加えて、前記の持続性放出被覆は場合により、非持続
性被覆、好ましくは30重量%以下の量の水溶性高分子、例えばポリビニルピロ
リドン、または水溶性セルロース、好ましくはヒドロキシプロピルメチルセルロ
ースもしくはヒドロキシプロピルセルロース、および/またはスクロース、塩化
ナトリウムもしくはマンニトールのような親水性増孔剤、および/または既知の
可塑剤を、前記の特定の有効成分の放出速度を調節するために含むこともできる
【0022】 その上、前記の特定の薬剤製剤は場合により更に別の被覆を有することが可能
である。他に存在し得る被覆は、pHに依存して溶解するものでもよい。すなわ
ち、溶解することなく腹部を通過し、腸管内で特定の有効成分のみを放出する薬
剤を製剤することができる。風味向上剤として作用する被覆を使用することもで
きる。
【0023】 もう1つの通常の放出抑制方法は、前記の特定の有効成分をイオン交換樹脂に
結合することである。これらの有効成分はカチオン交換樹脂、好ましくはポリス
チレンスルホネートを使用して放出抑制される。
【0024】 前記の特定の有効成分は持続性放出マトリックス内で、好ましくは均一に分布
させて、放出抑制することもできる。使用できるマトリックス物質は当業者に知
られている生理学的に許容される親水性物質である。使用される前記の親水性マ
トリックス物質は、好ましくは高分子であり、特に好ましくはセルロースエーテ
ル、セルロースエステル、および/またはアクリル樹脂である。使用される前記
のマトリックス物質は、非常に特に好ましくはエチルセルロース、ヒドロキシプ
ロピルメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシメチルセ
ルロース、ポリ(メタ)アクリル酸、および/またはその塩、アミドまたはエステ
ルのようなそれらの誘導体である。
【0025】 他の好ましいマトリックス物質は、疎水性高分子、ワックス、脂肪、長鎖脂肪
酸、脂肪アルコール、または対応するエステルもしくはエーテル、またはそれら
の混合物のような疎水性物質からなるものである。使用される前記の疎水性物質
はC12−C30脂肪酸モノもしくはジグリセリド、および/またはC12−C30 脂肪アルコール、および/またはワックス、および/またはそれらの混合物
が特に好ましい。
【0026】 該親水性物質および疎水性物質の混合物は持続性放出マトリックス物質として
も使用できる。
【0027】 本発明の別の好ましい実施形態では、上述の薬剤には、持続性放出型だけでな
く放出非遅延型でも、一般式Iの少なくとも1種の化合物、および/またはその
鏡像異性体の1種、および/またはそのジアステレオマーの1種、および/また
はその対応する生理学的に許容される塩が含まれる。即座に放出される有効成分
との組み合わせにより、呼吸機能低下と迅速に闘うための初期の大量服用が達成
できる。持続性放出型からのゆっくりとした放出が呼吸機能低下の再発を防止す
る。
【0028】 患者に投与される有効成分の量は、例えば患者の体重、投与の種類、呼吸機能
低下の兆候および苦しさの程度に依存して変わる。
【0029】 前記の特定の有効成分の投与量と放出は、前記の薬剤が1日にせいぜい2回、
好ましくは1回だけの投与が必要となるように調節されることが好ましい。
【0030】 前記の薬剤が1日に1回投与されると、その患者は、好ましくは0.1〜10
0mg、特に好ましくは0.5〜50mgの一般式Iの化合物、および/または
そのジアステレオマーの1種、および/またはその鏡像異性体の1種、および/
またはそれらの対応する生理学的に許容される塩の1種を摂取することになる。
【0031】 前記の薬剤が1日に2回投与されると、その患者は、好ましくは0.05〜5
0mg、特に好ましくは0.25〜25mgの一般式Iの化合物、および/また
はそのジアステレオマーの1種、および/またはその鏡像異性体の1種、および
/またはそれらの対応する生理学的に許容される塩の1種を摂取することになる
【0032】 驚いたことに、一般式Iの化合物、それらの鏡像異性体、それらのジアステレ
オマーおよびそれらの対応する生理学的に許容される塩が、呼吸機能低下と闘う
のに、特にオピオイド活性を有する化合物を投与するとき、および/またはショ
ック状態のとき、および/または向精神剤を投与するとき、および/または中枢
呼吸調節障害のときに、非常に有効であることが分かっている。
【0033】 薬理学的試験: 覚醒しているラットの呼吸速度の測定:
【0034】 呼吸速度を研究するために、体重が190〜315gの覚醒している雄のSp
rague Dawleyラット(Janvier,France)をプレキシ
グラスチューブ中に固定した。薬剤の液剤を静脈内投与するために、これらの各
ラットの尾の血管にカテーテルを取り付けた。これらのラットの呼吸速度は、ラ
ットとプレキシグラスチューブの間で、傍らに置かれた水で満たされたバルーン
カテーテルを通して測定された。このバルーンカテーテルは圧力センサーおよび
高速チャートレコーダー(Gould,Dietzenbach)に接続された
【0035】 30分の平衡化時間の後、呼吸速度の基準線の値が決定された。その後、適切
な有効成分の液剤が静脈内投与され、呼吸速度が直後および1、2、5、10お
よび15分後に測定された。各々のラットは、1日につき1度だけ投与を受けた
【0036】 本発明を実施例を用いて以下で説明する。これらの実施例は一般的な発明思想
を限定することなく本発明を説明しているものである。
【0037】
【実施例】
【0038】 実施例1: オピオイド活性を有する化合物を投与するときの呼吸機能低下に対する効果を
研究するために、8匹のラットからなるグループの各ラットに、体重1kgあた
り10mgのモルヒネと体重1kgあたり0.215mgの一般式I[ここで、
基Rはグループf)であり、基RはCHであり、基RはHである。]の化
合物(モンティレリン(montirelin))を含む0.9%生理食塩水を静脈内投与
した。
【0039】 実施例2: オピオイド活性を有する化合物を投与するときの呼吸機能低下に対する効果を
研究するために、8匹のラットからなる第2グループの各ラットに、体重1kg
あたり46.4mgの一般式I[ここで、基Rはグループc)であり、基R
CHであり、基RはHである。]の化合物と体重1kgあたり10mgのモ
ルヒネを含む0.9%生理食塩水を静脈内投与した。
【0040】 比較例1: 比較のために、8匹のラットからなる第3グループの各ラットに、体重1kg
あたり10mgのモルヒネのみを含む0.9%生理食塩水を静脈内投与した。
【0041】 比較例2: 比較のために、8匹のラットからなる第4グループの各ラットに、体重1kg
あたり1mlの容量の0.9%生理食塩水を静脈内投与した。
【0042】 これらの試験の結果を図1および図2に示す。
【0043】 図1および図2から分かるように、比較例1のモルヒネのみを含む液剤の前記
の投与により、呼吸速度の著しい低下が引き起こされる。
【0044】 これに反して、各々の場合においてモルヒネと共に一般式Iの化合物を含む実
施例1および2による液剤を投与しても呼吸速度の低下は引き起こされない。そ
れどころか、これらの液剤を投与した後には、比較例2による液剤を投与したと
きにも観察することができるように、呼吸速度はラットの通常値に相当するもの
であるか、またはこの通常の呼吸速度と比べてごく僅かに上昇する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例および比較例の試験結果を示すグラフである。
【図2】 実施例および比較例の試験結果を示すグラフである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61K 31/4178 A61K 31/4178 31/4468 31/4468 31/485 31/485 31/513 31/513 31/5513 31/5513 47/10 47/10 47/14 47/14 47/32 47/32 47/38 47/38 47/44 47/44 47/48 47/48 A61P 7/00 A61P 7/00 9/02 9/02 11/16 11/16 25/02 103 25/02 103 25/04 25/04 25/18 25/18 C07D 403/14 C07D 403/14 // C07D 417/14 417/14 C07M 7:00 C07M 7:00 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CO,CR,CU,CZ,DK ,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE, GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,J P,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR ,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK, MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,R O,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ, VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 ツィムマー, オスヴァルト ドイツ連邦共和国, ブュルゼレーン 52146, タールブリック 39 Fターム(参考) 4C063 AA03 BB09 CC25 CC31 CC64 DD23 DD25 EE01 4C076 AA01 AA06 AA11 AA17 AA22 AA24 AA30 AA31 AA38 AA44 AA51 AA60 AA67 AA69 AA72 BB01 BB11 BB13 BB15 BB16 BB22 BB25 BB27 BB29 BB31 CC01 CC11 CC14 CC15 DD37M DD41M DD46M EE09M EE10M EE11M EE12M EE32M EE33M EE55M FF22 FF23 FF31 FF33 4C086 AA01 AA02 BC21 BC38 BC42 BC56 BC88 CB23 GA07 GA10 MA01 MA02 MA04 MA13 MA17 MA22 MA23 MA28 MA31 MA32 MA35 MA36 MA37 MA38 MA41 MA43 MA52 MA56 MA57 MA59 MA60 MA63 MA65 MA66 NA12 NA14 ZA08 ZA18 ZA24 ZA36 ZA51 ZA60

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式I: 【化1】 [ここで、基Rが下記のグループa)〜f): a) 【化2】 b) 【化3】 c) 【化4】 d) 【化5】 e) 【化6】 f) 【化7】 の一種であり、基R、RおよびRは、同一または異なり、HまたはCH 基である。]の少なくとも1種の化合物、および/またはその鏡像異性体の少な
    くとも1種、および/またはそのジアステレオマーの少なくとも1種、および/
    またはその対応する生理学的に許容される塩の少なくとも1種の、呼吸機能低下
    と闘うための薬剤〔但し、睡眠時無呼吸が原因の呼吸機能低下と闘うための薬剤
    を除く。〕の調製のための使用。
  2. 【請求項2】 一般式I[ここで、基Rはグループf)であり、RはCH
    基であり、RはH基である。]の化合物、および/またはその鏡像異性体の
    1種および/またはそのジアステレオマーの1種および/またはその対応する生
    理学的に許容される塩の少なくとも1種が使用されることを特徴とする、請求項
    1による使用。
  3. 【請求項3】 一般式I[ここで、基Rはグループf)であり、RはCH
    基であり、RはH基である。]の化合物、および/またはその対応する生理
    学的に許容される塩の少なくとも1種が使用されることを特徴とする、請求項2
    による使用。
  4. 【請求項4】 一般式I[ここで、基Rはグループa)であり、基R、R
    およびRは各々Hである。]の少なくとも1種の化合物、および/またはそ
    の鏡像異性体の1種、および/またはそのジアステレオマーの1種、および/ま
    たはその対応する生理学的に許容される塩の少なくとも1種が使用されることを
    特徴とする、請求項1による使用。
  5. 【請求項5】 一般式I[ここで、基Rはグループc)であり、基RはC
    基であり、基RはHである。]の少なくとも1種の化合物、および/また
    はその鏡像異性体の1種、および/またはそのジアステレオマーの1種、および
    /またはその対応する生理学的に許容される塩の少なくとも1種が使用されるこ
    とを特徴とする、請求項1による使用。
  6. 【請求項6】 使用される前記の生理学的に許容される塩が、塩酸塩、臭化
    水素酸塩、硫酸塩、スルホン酸塩、リン酸塩、酒石酸塩、ギ酸塩、酢酸塩、プロ
    ピオン酸塩、安息香酸塩、シュウ酸塩、コハク酸塩、クエン酸塩、グルタミン酸
    塩、エンボン酸塩(embonate)、フマル酸塩、アスパラギン酸塩、グルタル酸塩
    、ステアリン酸塩、酪酸塩、マロン酸塩、乳酸塩、メタンスルホン酸塩、または
    これらの塩の少なくとも2種の混合物であることを特徴とする、請求項1〜5の
    1項による使用。
  7. 【請求項7】 オピオイド活性を有する化合物、好ましくはモルヒネまたは
    フェンタニールを投与するときに、呼吸機能低下と闘うための、請求項1〜6の
    1項による使用。
  8. 【請求項8】 ショック状態における呼吸機能低下と闘うための、請求項1
    〜6の1項による使用。
  9. 【請求項9】 向精神薬、好ましくはベンゾジアゼピンを投与するときに、
    呼吸機能低下と闘うための、請求項1〜6の1項による使用。
  10. 【請求項10】 中枢呼吸調節障害(central respiratory regulation dis
    order)の場合に呼吸機能低下と闘うための、請求項1〜6の1項による使用。
  11. 【請求項11】 前記の薬剤が錠剤、チューイングタブレット剤、チューイ
    ングガム、被覆された錠剤(糖衣錠)、カプセル剤、坐剤、経粘膜治療システム
    (transmucosal therapeutic systems)、経皮治療システム(transdermal ther
    apeutic systems)もしくはドロップの形態、またはジュース剤、シロップ剤、
    液剤、乳剤、懸濁剤、散剤、容易に還元可能な乾燥製剤もしくはスプレー剤の形
    態、好ましくは錠剤、カプセル剤、ドロップもしくは液剤の形態であることを特
    徴とする、請求項1〜10の1項による使用。
  12. 【請求項12】 前記の薬剤が多粒子形態(multiparticulate form)、好
    ましくはマイクロ錠剤、マイクロカプセル剤、スフェロイド剤、イオン交換樹脂
    、顆粒剤、有効成分の結晶もしくはペレット剤の形態、特に好ましくはマイクロ
    錠剤、顆粒剤、もしくはペレット剤であって、場合によりカプセル中に充填され
    ているかあるいは錠剤に圧縮された形態であることを特徴とする、請求項1〜1
    0の1項による使用。
  13. 【請求項13】 前記の薬剤が、経口、静脈内、筋肉内、皮下、髄腔内、硬
    膜外、口腔、舌下、直腸、肺、経皮、鼻もしくは脳室内(intracerebroventricu
    lar)での投与、好ましくは経口もしくは静脈内での投与に適していることを特
    徴とする、請求項1〜12の1項による使用。
  14. 【請求項14】 一般式Iの少なくとも1種の化合物が、持続性放出型で存
    在することを特徴とする、請求項1〜13の1項による使用。
  15. 【請求項15】 特定の有効成分の放出抑制が持続性放出被覆を用いること
    により、イオン交換樹脂と結合することにより、持続性放出マトリックスに埋め
    込むことによりもしくは前記の方法の組み合わせによってもたらされることを特
    徴とする、請求項14による使用。
  16. 【請求項16】 前記の被覆が水不溶性高分子もしくはワックスを主成分と
    していることを特徴とする、請求項15による使用。
  17. 【請求項17】 使用される前記の水不溶性高分子がポリアクリル樹脂もし
    くはセルロース誘導体、好ましくはアルキルセルロースであることを特徴とする
    、請求項16による使用。
  18. 【請求項18】 使用される前記の高分子がエチルセルロースおよび/また
    はポリ(メタ)アクリレートであることを特徴とする、請求項17による使用。
  19. 【請求項19】 前記のマトリックスが親水性マトリックス物質、好ましく
    は高分子、特に好ましくはセルロースエーテル、セルロースエステルおよび/ま
    たはアクリル樹脂、非常に特に好ましくはエチルセルロース、ヒドロキシプロピ
    ルメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシメチルセルロ
    ース、ポリ(メタ)アクリル酸、ならびに/あるいはその塩、アミドおよび/また
    はエステルであることを特徴とする、請求項15による使用。
  20. 【請求項20】 前記のマトリックスが疎水性マトリックス物質、好ましく
    は高分子、ワックス、脂肪、長鎖脂肪酸、脂肪アルコールまたは対応するエステ
    ルもしくはエーテル、またはこれらの混合物であり、また特に好ましくはC12 −C30脂肪酸モノもしくはジグリセリドおよび/またはC12−C30脂肪ア
    ルコールおよび/またはワックス、あるいはこれらの混合物であることを特徴と
    する、請求項15もしくは19による使用。
  21. 【請求項21】 一般式Iの少なくとも1種の化合物が前記の持続性放出型
    だけでなく放出非遅延型(non-retarded form)でも存在することを特徴とする
    、請求項14〜20の1項の使用。
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