JP2003533355A - 冶金学的に改善された溶解金属を供給する方法及び装置 - Google Patents

冶金学的に改善された溶解金属を供給する方法及び装置

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JP2003533355A JP2001584591A JP2001584591A JP2003533355A JP 2003533355 A JP2003533355 A JP 2003533355A JP 2001584591 A JP2001584591 A JP 2001584591A JP 2001584591 A JP2001584591 A JP 2001584591A JP 2003533355 A JP2003533355 A JP 2003533355A
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Abstract

(57)【要約】 溶解金属の冶金処理を向上させるための方法及び装置は、炉13等の製造容器から中間処理15又は精練ステーションへの取鍋の移送中、あるいは処理又は湯だまり17等の容器への移送中の熱の漏れを低減するための密閉可能な取鍋チャンバ23を有する。該方法は、耐火物を取鍋チャンバ23内に導入することを含み、該耐火物は、耐火物を溶解金属中で浮遊的に支持するために要する比重に必要なものより小さい低減されたスチールバラストと耐火物材との比を有する調整された比重を有する。好ましくは、該スチールバラストと耐火物材との比は、耐火物を全体的にスラグ層内に浮遊的に支持するために要する比重より大きな比重を定める。該方法は、取鍋22を例えば蓋90で密閉することと、溶解金属の容器からの吐出が実質的に終了するまで、前記耐火物を前記取鍋内に維持することとを含む。また好ましくは、該方法は、密閉前にバランス材を取鍋に導入することのような中間精練をも含む。好ましい比重を達成するために用いられるスチールバラストと耐火材との比は、耐火物に対する他の耐熱又は耐蝕変化に関連して調整することができる。例えば、高温のアルミナは、従来の耐火物中よりもより高温で耐火材として用いることができ、高温のセメントは、耐火材とバラスト材とを結合するのに用いることができ、炭素質又は珪質材からなる非湿潤剤は、取鍋内におけるスチールとスラグの接触の延長期間中の耐火物の劣化を低減することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の分野) 本発明は、溶解金属の移送及び供給中の溶解金属混合物の冶金処理を向上させ
るための方法及び装置に関する。
【0002】 (背景技術) 従来の金属合金製造においては、所定の金属合成物を作成するための材料が、
構成成分が溶解かつ混合して溶解金属流体を形成する、塩基性酸素炉やアーク炉
等の炉に装入される。不純物及び触媒を含むスラグの層は、溶解金属層の上部に
運ばれる。そして溶解金属は、中間処理ステーション、あるいはストランド又は
シート処理等の他の製造設備への移送のための取鍋へ吐出される。製造設備にお
いて、溶解金属は、取鍋から湯だまり等の容器に吐出される。処理ステーション
は、液状混合物を維持するための熱源を備えてもよいが、溶解金属流体が処理の
目的地に到達すると、かなりの熱量は、いわゆる開口頂部取鍋から消失する。
【0003】 省エネ問題に取り組むために、炉から処理装置への溶解金属の移送の間、及び
処理の間に取鍋を閉じ込めることが実用的であることが見出されてきた。さらに
、最近の革新は、冶金学的向上をスラグ層又は溶解金属に加えることによって溶
解金属流体の冶金合成物を向上させることであるが、熱エネルギは、取鍋内で維
持及び調節される。残念ながら、取鍋チャンバの封じ込めは、炉から処理ステー
ションあるいは製造設備への溶解金属の移送中でさえも冶金学的向上を可能にす
るが、熱及び介入のし難さを含む処理状態の延長期間は、容器内で首尾よく用い
られる従来の注入制御技術を可能にしない。
【0004】 例えば、耐火プラグが、例えば固定炉内において、機械的アームによってノズ
ル上に位置して下がる、容器からの吐出を制御する従来の技術は、密閉容器を用
いることができない。さらに、Koffronに対する米国特許第4,601,
415号に記載されているような公知の耐火物は、容器内の溶解金属のレベルが
、吐出ノズル上に渦が生じる重大なレベルに近づいた場合、密閉容器内に挿入す
ることができない。また、溶解金属中で単に浮遊的に支持されるように設計され
た比重で形成された従来の耐火物は、取鍋状態に長くさらされると急速に劣化し
、また溶解金属とスラグとの界面に長く接触すると、その本来の機能を果たすこ
とができない。
【0005】 (発明の開示) 本発明は、溶解金属の処理を延ばし、拡張処理後に容器から吐出する改善され
た品質の金属の量を向上させる方法及び装置を提供することによって、上述の欠
点を克服する。一般に、冶金学的に改善された金属注入処理のプロセスは、例え
ば、目標とする容器内の平衡組成に達するためにバランス材を導入することによ
り、好ましくは中間精練を始めた後にカバーで金属注入容器を閉塞することを含
む機能強化された供給と共に組み合わされる。上記方法は、特別に構成された耐
火物を装入することと、好ましくはバランス材を用い、かつ溶解金属の吐出が終
了するまで、容器内で耐火物を用いることで金属流体を維持することとを具備す
る。耐火物の保守期間の延長は、取鍋内に嵌合するように形成された耐火物が調
整された比重を有し、該調整された比重が、取鍋内のスラグと溶解金属との界面
における溶解金属中で耐火物を浮遊的に支持するために要する比重に必要な比よ
り小さい低減されたスチールバラストと耐火物材との比を有する、特別に構成さ
れた渦抑制体により補助される。上記界面における好適な調節の場合、上記比は
、好ましくは、耐火物を全体的にスラグ層中で支持するのに要する比重のための
比よりも大きい。好ましくは、該耐火物は、溶解金属中での滞留時間において耐
火物の劣化に耐える浸透抑制物を有する。
【0006】 その結果、本発明は、溶解金属、スラグ及び熱に長時間さらされる間、劣化に
耐える耐火物を提供する。本発明は、従来のスラグ制御又は歩留まり向上技術に
は冷遇されていた、注入操作時の渦低減を可能にするように耐火物の完全さを維
持するより強固な構造を提供する。さらに、閉塞された取鍋は、合金製造時の高
度な精度、高品質金属の改善された製造又は利用量、及び従来の製造システムよ
りも優れたエネルギ効率を可能にする、改良された移送機構及び向上した冶金製
造システムを提供する。
【0007】 (好適な実施例の説明) 図1について説明すると、金属製造システム10は、形成設備12と、移送機
構14と、処理設備16とを備えている。形成設備12は、金属製造のための基
本的な原材料が炉に導入され、加熱されて特に所望の金属合成物の製造のために
原材料を溶かし混合する塩基性酸素炉、アーク炉又は他の合金溶解設備を有して
もよい。炉13で形成される金属の品質及び特定の組成は、炉に導入された元の
原材料と矛盾しないが、各材料中の不純物は、所望の金属組成と処理炉16で使
われる金属の要求との間で変化を引き起こすかもしれない。処理炉16は、個別
の製造設備、例えば、ストランド、シート、あるいは、後の再加熱、成形や処理
工程のために硬化する溶解金属からなる他の形成製品として受け渡すための溶解
金属を受け入れる湯だまりを有するストランド製造設備でもよい。しかし、設備
12と設備16との複雑さ、サイズ及び機能の違いは、それによって形成設備1
2から溶解金属が移送されて、中間処理ステーション15又は処理設備16、あ
るいは該ステーションと該設備との間に運ばれる移送機構14を用いることを必
要とする。
【0008】 本発明はまた、製造設備12と処理設備16との間に、2次精練設備等の中間
処理ステーション15を有することができるシステム10に適している。一般に
、炉は鋼を目標とする化学的性質及び温度範囲に生産する。そして該鋼は、取鍋
に注入されて、溶解金属の化学的性質を調整する際に有用な取鍋精練炉、攪拌ス
テーション、あるいは脱気ステーション(それぞれ中間処理ステーションとして
記載する)へ移送される。化学的性質及び温度は、通常顧客の注文によって操作
されて、生産されている所望の程度に基づいて正確で狭い範囲に調整される。従
って、それが好ましいとされれば、炉から放出される全ての熱(溶解金属流体)
は、基本的に同じ化学的性質の範囲である。そのため、生産される種々の品等に
対する全ての化学的調整は、取鍋精練炉で行われる。例として、Ca、Mn、A
l、MgO、Si、CaC等の材料を添加すること、スチール中にアルゴンガス
を吹き込むこと、及び電極又は他の再加熱プロセスを用いて再加熱することは、
仕様に対する内容の整合性を改善するのに用いることができる。耐火物が吐出ノ
ズル上の定位置に外部の手段によって拘束されていない場合、中間処理は、好ま
しくは耐火物の導入の前に行われる。 一般に、移送機構14は、溶解金属を移送するディスプレーサ18を有する。
好適な実施形態においては、ディスプレーサ18は、クレーン20又は他の搬送
手段によって運ばれる取鍋22を有し、さらに取鍋22のための炉ぶた90用の
クレーン24を有する。一般に、クレーン20は、取鍋22の開口頂部26が設
備12における炉13のノズル又は他の吐出開口部からの吐出を受け入れるよう
に、取鍋を形成設備12へ運ぶ。また取鍋は、処理設備16において湯だまり又
は他の受容容器に内容物を吐出することができる吐出ノズル28を有する。好ま
しくは、ノズル28はゲートバルブ30を有する。ゲートバルブ30は、制御手
段32に応答する。
【0009】 制御手段32は、ノズル内の流量が絞られること、例えば、取鍋からの溶解金
属の吐出を終了させる、渦抑制体又は他のプラグにより流量が減少することを、
好ましくは、溶解金属の上部のスラグ浮遊物が溶解金属層と混合する前に検知す
るためのセンサをノズル部に有する。しかし、渦抑制体を用いた場合、該抑制体
は、渦を除去することにより金属スラグ混合物をほぼ除去しているので、金属か
らスラグへの変化はほぼ瞬間的に起きる。該変化は急速に発生し、かつほとんど
不連続である。上記吐出は、通常、スラグが作業者により観察されたとき、ある
いは別の方法で自動的に検知された時に終了するが、絞りが観察されたときに応
答して終了することは歩留まりを最大化しない。該絞り効果、あるいは金属から
スラグフローへの変化は、作業者あるいは他の自動検知によって観察することが
できる。さらに、制御手段32の応答は、絞りの検知又はスラグ内容物の検知に
反応して手動又は自動で始めることができる。
【0010】 図2に最も良く示すように、フローの終了の応答は、絞りの検知に応答して、
油圧機械式機構によって対処することができる。例えば、ピストン42がガイド
ピース44と連結されている油圧シリンダ40は、スライドケース46を作動さ
せる。スライドケース46は、耐火材からなるスライドプレート48を収容する
凹部を有する。スライドプレート48はボトムプレート50近くにスライドし、
また耐火材からなり煉瓦設定金属52に運ばれる。煉瓦設定金属52は、上記プ
レートのための四辺支持体と、該煉瓦設定金属が取鍋に取付けられたときに、ボ
トムプレート50の位置をノズル挿入体に対して調節するためのセットボルト5
4を有する調節機構とを有するため、ボトムプレート開口部56は、ノズル挿入
体60内の開口部58と位置合わせされる。ボトムプレート支持体62は、取鍋
の外壁に取付け又は溶接され、ボトムプレート支持体62にボルトで締め付けら
れたスライドプレートハウジング64で作動される。
【0011】 スライドプレート48内の開口部66は、油圧シリンダ40の作動に応答して
、公知の方法でスライドケースによってずらされる。また、該スライドケースは
、シュートノズル70をシュートノズルケース内に保持するクランプアーム76
(図3)によってクランプ68内に支持されている。シュートノズル70は、ス
ライドプレート48の開口部66、ボトムプレート50の開口部56及び挿入ノ
ズル60のノズル開口部58と位置合わせ可能な開口部74を有する。シュート
ノズルケース72は、差し込みロックを用いてスライドケース46内に滑り込ま
せられかつ回転させられて入れられる。クランプアーム76は、挿入ノズル60
、及びボトムプレート50に対するスライドプレート48の位置ずれによって開
口するゲートバルブと一直線上になってシュートノズル70を保持するクランプ
レバー80に応答して動くオーバーセンタートグルを有する。上記ゲートの最も
熱の影響が少ない位置に取付けられたコイルスプリング82は、スライド煉瓦4
8にかかる荷重を支える。
【0012】 取鍋の開口頂部26は、耐火材又は耐火被覆で製造できる蓋又はカバー90に
よって密閉される。カバー90は、クレーン24によって移動及び配置される。
カバー90は、閉じられたノズル28と開口頂部26との間に、取鍋の内部チャ
ンバ23を閉じ込めるために配置され、容器に蝶番式に取付けられる。このよう
なカバーは、チャンバ23内の熱を維持するのに使用されるものとして知られて
きた。また、取鍋内の熱を考慮して、冶金学的に向上した調整を、移送時間中の
取鍋の内容物に対して行うことができる。特に、カバー90が取鍋22の開口頂
部26上に配置される前に、追加的に合金成分及び触媒をチャンバ23に導入す
ることができるので、上記内容物を精練できる。特に、チャンバ23内の溶解金
属混合物は、スラグ層が、溶解金属から不純物を除去し、かつ溶解金属内容物へ
の不純物の再導入を防止する触媒を供給し続けている間に、所望の合金又は組み
合わせ範囲内に維持することができる。
【0013】 好ましくは、調整は、移送時間中には行われず、むしろ取鍋が中間処理ステー
ション15あるいは2次精練設備のところにある間に行われる。取鍋は、鋼の化
学的性質及び温度が目標の狭い範囲内に到達するまで、製造設備への移送のため
に中間処理ステーション15あるいは2次精練設備から解放されない。好ましく
は、耐火物は、中間処理ステーション15あるいは2次精練設備で全ての調整が
行われた後に取鍋に挿入される。好ましくは、中間処理は、カバー90が頂部に
載せられる前に、より好ましくは、耐火物の導入前に、製造設備への移送中に精
練設備で、又は製造設備で行われる。
【0014】 取鍋22の開口頂部26及びノズル28の閉塞の結果、チャンバ23は、溶解
金属の吐出が求められたときに、スラグ層と溶解金属層との混合を制御する渦抑
制体の使用のような追加的な増進を得にくくなる。さらに、移送機構24によっ
て処理設備16の目的の容器17に到達したときに、カバー90は、溶解金属の
注入が実質的に、又は完全に終了するまで開くことができない。あるプラントに
おいては、取鍋がほとんど空になったときに、カバーが取鍋から外される。この
ことは、吐出している取鍋がほとんど空になり、後続の充填された取鍋がカバー
されていない継続する容器になったときに行われる。
【0015】 この結果、カバーされることになる取鍋への渦抑制体の導入は、耐火物が溶解
金属及びスラグ層と接触させられる期間が、従来の使用時と実質的に異なること
を示す。その結果、従来の渦抑制体とは違って、耐火物の比重及び耐火性は、充
填後、及び閉塞移送の延長時間後に実質的に行われる注入工程において正しい結
果をもたらすように調整される。好ましくは、注入工程は中間処理後に行われる
。注入工程は、35から180分にわたって継続するが、耐火物は、注入工程の
最終段階、例えば10分間の間に正しい結果をもたらさなければならない。
【0016】 一つの実施例においては4.8から5.2という具体的な比重を有する耐火物
は、一般に、絞りあるいは吐出ノズルからのフローを終了させるのに用いる他の
終了ポイントまで、炉内での溶解金属の重大な高さのレベルにおける渦の形成を
抑制するためのおよそ2から10分の間、炉中のスラグ層と溶解金属層とを分離
しておくのに使用されるが、このような耐火物は、閉塞された取鍋環境において
は効果的でない。この結果、取鍋環境における渦抑制体の寿命の一助となるよう
にいくつかの変更がなされた。特に、アルミナ(Al2O3)は、高温レンジに
変更され、かつ残存する成分に比例して、重量で約45%から70%に増加させ
た。さらに、該成分は、重量で1から2%の、例えば、カルシウムアルミネート
または同等の高強度又は低水分セメント等の高温セメントと混合した。
【0017】 また、耐火材に対するスチールバラストの比は、好ましくは約3.7、好まし
くは2.7から4.5の比重を示すように減じられた。さらに、好ましくは粒状
炭素材の形態の非湿潤材を、延長された鋼とスラグの接触期間の間に、溶解金属
やスラグが染み込んで劣化、腐蝕、浸食、分解される、あるいはスラグ又は溶解
金属によって溶解される耐火物の容積を減じるために耐火性混合物に導入した。
他の無機物をベースとする混合物、好ましくは珪酸塩、ホウ珪酸塩やその他のガ
ラスを浸透抑制物として添加することができる。
【0018】 一般に、MgO等のより高価な耐火材を用いることができるが、費用が限定さ
れる場合には回避することができる。少なくとも、耐火物は、スチールバラスト
と耐火材との混合物を含有し、従来の耐火物抑制体よりも調節された比重を有す
る。該調節は、溶解金属の所望の化学的性質によって変更することができ、例え
ば、ステンレス鋼繊維、炭化珪素、マグネサイト耐火材、クロム耐火材、ジルコ
ン耐火材、ジルコニヤ耐火材、板状アルミナ耐火材やムライト質耐火物を含有す
ることができる。上記調節は、溶鋼の容積密度仕様及び寿命期待によって決定す
ることもできる。スチールバラストの好ましい範囲は、1立方フィートあたり3
00から400#の重量であり、好ましくは、重量で30%から80%の上述し
た種類の耐火材である。実質的な劣化を伴うことなく、少なくとも1000°F
、好ましくは2400°Fから3300°Fに耐えることができる高温セメント
からなる膠結剤を、好ましくは重量で2から12%含有することができる。
【0019】 低減されたスチールバラストと耐火物材との比は、取鍋内のスラグ層界面での
溶解金属中に耐火物を浮遊的に支持するのに要するのよりも小さい比重、好まし
くは、スラグ層中に耐火物を浮遊的に支持するのよりも大きな比重を有する。そ
の結果、比重及び耐火性(液状金属環境に耐える、又は残存する能力)の調節に
よって、溶解金属を炉から受容容器へ移送する取鍋の閉塞環境に延長してさらし
た後でさえ、なお渦抑制及び絞り機能を行う作用可能形状に維持される耐火物が
得られた。耐火物の比重の変更は、該耐火物が吐出ノズルに吸い込まれるのが早
すぎないことも保障する。
【0020】 本発明の実施形態を図示及び説明してきたが、それらの実施形態が本発明の全
ての可能な形態を図示及び説明するものとは解釈すべきではない。本明細書で使
用する単語は、限定するためではなく説明のための語であり、本発明の主旨及び
範囲を逸脱することなく、種々の変形が可能なことを理解すべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本システムに用いられる移送容器の断面図を含む、金属製造処理設備の部分的
概略図である。
【図2】 溶解金属を吐出するゲートバルブノズル装置を有する取鍋底部の拡大断面図で
ある。
【図3】 図2の3−3線から見た拡大断面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT,AU, AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,C N,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,DZ,EE ,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,HR, HU,ID,IL,IN,IS,JP,KE,KG,K P,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU ,LV,MA,MD,MG,MK,MN,MW,MX, NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,S G,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ ,UA,UG,US,UZ,VN,YU,ZA,ZW Fターム(参考) 4E014 NA02 4K013 BA14 CF11 CF13 CF19 4K070 AB17 CC03 CD03 EA10 EA11 【要約の続き】 ができる。例えば、高温のアルミナは、従来の耐火物中 よりもより高温で耐火材として用いることができ、高温 のセメントは、耐火材とバラスト材とを結合するのに用 いることができ、炭素質又は珪質材からなる非湿潤剤 は、取鍋内におけるスチールとスラグの接触の延長期間 中の耐火物の劣化を低減することができる。

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開口部と、前記開口部を覆う閉塞可能なカバー(90)と、
    取鍋内の吐出ノズル(28)とを有する取鍋(22)による供給中の溶解金属の
    延長した処理のための渦抑制体であって、該渦抑制体が、 前記取鍋開口部内に嵌合するように形成された耐火物を具備し、 前記耐火物が調整された比重を有し、前記調整された比重が、前記耐火物を前
    記取鍋内の溶解金属中で浮遊的に支持するために要する比重に必要なものより小
    さい低減されたスチールバラストと耐火物材との比を有することによって定義さ
    れ、 前記耐火物が、スラグ及び溶解金属による前記耐火物の劣化に耐える浸透抑制
    物を有する渦抑制体。
  2. 【請求項2】 前記浸透抑制物が前記混合物に添加された粒状炭素材を含む
    請求項1に記載の発明。
  3. 【請求項3】 前記浸透抑制物が、シリカ又は珪酸塩をベースとしたガラス
    である請求項1に記載の発明。
  4. 【請求項4】 前記耐火材が耐火粘土を含む請求項1に記載の発明。
  5. 【請求項5】 前記耐火材がアルミナを含む請求項1に記載の発明。
  6. 【請求項6】 前記アルミナの含有量が前記耐火材の45%から70%であ
    る請求項5に記載の発明。
  7. 【請求項7】 前記混合物中に高温膠結剤を含む請求項1に記載の発明。
  8. 【請求項8】 前記高温膠結剤が前記混合物の1から2%の重量を占める請
    求項7に記載の発明。
  9. 【請求項9】 前記膠結剤がカルシウムアルミネートセメントである請求項
    7に記載の発明。
  10. 【請求項10】 前記調整された比重が2.7から4.5である請求項1に
    記載の発明。
  11. 【請求項11】 前記調整された比重が3.7である請求項10に記載の発
    明。
  12. 【請求項12】 溶解金属が入った金属注入容器(22)と前記容器内の吐
    出開口部(28)とを用いて金属注入プロセスを改善する方法であって、 調整された比重を有する耐火物を導入することであって、前記調整された比重
    が、前記耐火物を溶解金属中で浮遊的に支持するために要する比重に必要なもの
    より小さい低減されたスチールバラストと耐火物材との比によって定義される耐
    火物を導入することと、 金属注入容器をカバーで閉じることと、 前記溶解金属の放出が終了するまで、前記容器内に封じ込められた前記耐火物
    を維持することとを具備する方法。
  13. 【請求項13】 前記容器内で中間処理を行うことをさらに具備する請求項
    12に記載の発明。
  14. 【請求項14】 前記中間処理が取鍋精練を含む請求項13に記載の発明。
  15. 【請求項15】 前記精練が、前記閉じ込め工程の前に、バランス材を前記
    容器に導入することを具備する請求項14に記載の発明。
  16. 【請求項16】 前記精練工程が脱気することを含む請求項13に記載の発
    明。
  17. 【請求項17】 前記精練工程が攪拌することを含む請求項13に記載の発
    明。
  18. 【請求項18】 前記耐火物を導入する工程の前に、非湿潤剤を用いて前記
    耐火物を処理することによって前記耐火物の劣化を制限することをさらに具備す
    る請求項12に記載の方法。
  19. 【請求項19】 前記処理が、耐火物を形成する間に珪質材と耐火材とを混
    合することである請求項18に記載の発明。
  20. 【請求項20】 前記導入工程が、耐火物を全体的にスラグ層内に浮遊的に
    支持するために要する以上の比重を有する耐火物を含む請求項12に記載の発明
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