JP2003532232A - 例外品目を処理するシステム及び方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 要約書なし。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】 〔発明の技術分野〕 本発明は、金融業界における金融決済取引に係り、特に、例外品目を処理する
システム及び方法に関する。

【０００２】 〔発明の背景〕 金融業界では、例外品目の処理は、時間がかかり、多量な労働力を要する処理
である。小切手は、支払されるのではなく返還される例外品目を、金融機関へ通
知することに関する法的要件を満たすために、毎日処理しなければならない。

【０００３】 小切手のような証書（紙に書かれた）例外品目を処理する従来のシステムは、
例外品目を分離するため小切手を分類し、この品目に支払をするか、又は、品目
を返還することを決定する意思決定者の居所で例外品目を分類し、再調査のため
意思決定者に例外品目を渡し、決定内容に基づいて例外品目を分類し、第一次預
金銀行データを入力するデータ（キー）入力者に返還例外品目を渡し、第一次預
金銀行データをストリップし、返還例外品目にエンコードする。

【０００４】 このように、意思決定者は、典型的に、例外品目と同じ場所に居なければなら
ない。意思決定者が遠隔地に居る場合、例外品目を意思決定者の下へ輸送する必
要がある。この遅延によって、通知及び返還の法的要件が整わなくなる。このた
め、意思決定者が遠隔地に居る場合には、支払、又は、返還の決定が、実際の品
目を見ることにより得られる恩恵に預かることなくなされることが頻繁に生じ、
そのため、不正行為と、融資貸し倒れが増加し、顧客サービスのレベルは満足で
きるレベルに達しなくなる。

【０００５】 さらに、データ入力者は、適切なデータを入力するため例外品目を必要とする
。このため、データ入力者は、意思決定者が意思決定処理を終了し、例外品目を
データ入力者へ転送するまで、データ入力を待たなければならない。この待ち時
間によって、通知及び返還の法的要件を満たす際に致命的な膨大な時間が無駄に
経過する。

【０００６】 これらの問題に対する一つの解決法は、意思決定が行われる前に、全ての例外
品目についてデータをキー入力することであった。しかし、この解決法は、この
非効率的な解決策によって必然的に生じる対応した労働のコストをかなり増加さ
せるので適切な解決策ではない。

【０００７】 従来の例外処理システムの別の欠点は、小切手に対して何回も分類が行われる
ことである。分類（仕分け）が行われる毎に、ソーターは動かなくなり（ジャム
）、これによって、小切手の処理が遅れ、小切手が台無しになり、処理を拒絶す
るために余分なコストが生じ、品目の紛失、無料の品目などに関連したその他の
運用コストが生じる。

【０００８】 〔発明の概要〕 本発明によれば、従来開発されたシステム及び方法に付随する欠点及び問題点
が実質的に除去若しくは軽減された例外品目を処理するシステム及び方法が提供
される。特に、例外品目は、意思決定者又はデータ入力者と物理的に同じ場所に
存在する必要が無く、例外品目を処理するため要する仕分けの回数も削減される
。

【０００９】 本発明の一実施例において提供される例外品目を処理する方法は、複数の例外
品目に関する情報を格納する例外ファイルを準備する手順を有する。例外品目の
少なくとも一部分毎にその一部分の画像を含む画像ファイルが準備される。意思
決定内容は、例外品目の少なくとも一部分毎に取得される。意思決定は、例外フ
ァイル内の情報と、画像ファイル内の画像とに基づいている。意思決定ファイル
は、この意思決定内容に基づいて作成される。

【００１０】 本発明の別の一実施例により提供される例外品目を処理する方法は、金融機関
のオフィスと関連付けられた例外品目のグラフィック画像を作成する。このグラ
フィック画像は、金融機関のオフィスへ渡される。意思決定内容は、品目の例外
処理の際に、グラフィック画像に基づいてオフィスで作成される。品目は、この
意思決定内容に基づいて例外処理される。

【００１１】 本発明の更に別の一実施例では、当座預金口座顧客のための小切手を処理する
方法が提供される。この方法は、小切手を例外品目として顧客に警告する。小切
手は、呈示の際に例外品目として識別される。小切手のグラフィック画像が作成
される。小切手の画像は承認のため顧客へ与えられる。

【００１２】 本発明の更に別の一実施例により提供される例外品目の処理方法は、複数の例
外品目に関する金融情報を含む例外ファイルを作成する。品目は、金融機関のオ
フィスと関連付けられる。例外ファイルは、金融機関のオフィスへ供給される。
意思決定は、例外ファイルに基づいて各品目を例外処理する際にオフィスで行わ
れる。品目は、この意思決定内容に基づいて例外処理される。

【００１３】 本発明の他の実施例において提供される例外品目を処理する方法は、複数の例
外品目を返還品目として指定する。返還データは返還品目毎に作成される。返還
品目は、各々返還される。後日、少なくとも一つの返還品目が例外処理のため受
け取られる。返還情報は、元の返還データから獲得され、現在の返還品目に付与
される。

【００１４】 本発明の技術的効果は、例外品目を処理するシステムが改良されることである
。特に、意思決定処理は、物理的な（実際の）品目とは切り離される。このよう
に、例外品目は、意思決定者若しくはデータ入力者と同じ場所に持ち込まれる必
要が無い。その結果として、輸送コストが削減され、意思決定は、少数の従業員
がより短時間で行える。さらに、データ入力者は、意思決定者によって意思決定
がなされるたびに、データ入力を開始するので、全ての意思決定がなされるまで
待機する無駄時間の浪費が除かれ、認定を必要とする小切手を分類し、これらの
小切手をデータ入力者へ配布するために要する無駄時間が削減される。

【００１５】 本発明のその他の技術的効果として、例外品目を処理するために要する分類の
回数が削減される。その結果として、ソーターが紙詰まりを生じる可能性や、小
切手が台無しになる可能性が低下する。更に別の技術的効果として、支払のため
これまでに呈示された例外品目に対して事前に入力されたデータを自動的に利用
することが可能になる。これにより、意思決定者は、より良い意思決定を行うた
めに有効な情報を得ることができる。

【００１６】 その他の技術的効果は、添付図面、以下の実施例の説明、及び、請求項に記載
された事項によって当業者が容易に理解できるであろう。

【００１７】 本発明と本発明の効果がより徹底的に理解されるように、添付図面を参照して
詳細に説明する。添付図面中、類似した参照番号は類似した部品を示す。

【００１８】 〔実施例の説明〕 図１は、本発明の一実施例による例外品目を処理する小切手処理システム１０
を説明するブロック図である。典型的な一実施例では、システム１０は、資金不
足、支払停止機関、正体不明の口座などが原因で記帳（計上）できない小切手の
ような書面の例外品目を処理する際に使用される。以下では、システム１０は、
書面例外品目の処理に関して説明されているが、システム１０は、本発明の範囲
を逸脱することなく、電信送金、ＡＴＭ（現金自動預入支払機）取引、ＥＣＰ（
電子小切手呈示）取引、詐欺容疑取引、ＡＣＨ（自動手形交換所）取引などの他
の種別の例外品目を処理するためにも使用できることに注意する必要がある。

【００１９】 例外処理システム１０は、例外品目の処理に関する決定を行う決定システム１
２と、小切手を分類するソーター１４と、小切手を処理する処理システム１６と
、を含む。例外品目を非例外品目から分離するため小切手を分類する間に、ソー
ター１４は、例外ファイル２０及び画像ファイル２２を作成する。例外ファイル
２０は、例外種別、例外金額、例外シリアルナンバーなどのような例外品目に関
する情報を含む。画像ファイル２２は、小切手の表面の画像、及び、小切手の裏
面の画像のような例外品目に対する画像を含む。

【００２０】 例外ファイル２０及び画像ファイル２２は、決定システム１２へ供給される。
決定システム１２は、ソーター１４から遠く離れていても、ソーター１４の近く
に設置されていてもよい。例えば、ファイル２０及び２２は、決定システム１２
へ伝送され、決定システム１２によって遠隔的にアクセスされ、或いは、他の適
当な手段を用いて決定システム１２へ供給される。一実施例よれば、ファイル２
０及び２２は、インターネットを介して決定システム１２へ供給され、決定シス
テム１２は世界中のどこに設置しても構わない。

【００２１】 例外ファイル２０及び画像ファイル２２が決定システムで受信されるか、又は
、決定システム１２からアクセス可能であるならば、複数の支店２４における支
店幹部のような意思決定者は、品目に対する支払を行うか、若しくは、その品目
を返還するかに関する意思決定、又は、手数料を請求するかどうかに関する意思
決定のような例外品目に関する意思決定を行うため、ファイル２０及び２２内の
情報へアクセスする。このようにして、特定の例外品目に関する決定を行う際に
、意思決定者は、例外ファイル２０から、差引残高（収支）、履歴、これまでの
返還情報、及び、その他の関連データのような口座情報を獲得し、画像ファイル
２２から、例外品目の画像を獲得する。各例外品目に対する意思決定がなされる
とき、決定システム１２は、その決定内容に応じて決定ファイル２５を修正する
。

【００２２】 ファイル２０及び２２は、非営業部門２６の職員によって例外品目の処理のた
めアクセスされる。例えば、例外品目に対する例外種別を見つけられない場合、
口座番号は判読できない。或いは、その他の適当な状況では、ソーター１４は品
目を処理するために適当な支店２４を識別するためにその品目から情報を取得で
きない場合があるので、対応した例外品目を局所的に処理する必要がある。

【００２３】 全ての決定がなされ、ＢＯＦＤ（第一次預金銀行）データのような情報がキー
入力された後、決定ファイル２５は、決定システム１２から遠く離れていても、
或いは、決定システム１２の近くに置かれてもよい処理システム１６へ渡される
。処理システム１６は、対応した顧客の財務表データのような非例外品目に関す
る情報に加えて、決定ファイル２５内の情報を、小切手を分類するソーター１４
へ供給する。ソーター１４は、財務表データに基づいて支払われるべき例外品目
を分類し、例外品目に対する第一次預金銀行に基づいて返還されるべき例外品目
を分類する。

【００２４】 図１に示された実施例によれば、決定システム１２及び決定ファイル２５はサ
ーバー２７に設けられ、一方、処理システム１６及び例外ファイル２０はメイン
フレーム２８に設けられる。しかし、システム１０は、本発明の範囲を逸脱する
ことなく、別の態様で実現できることは明らかである。

【００２５】 図２は、例外処理システム１０の一実施例を詳細に示すブロック図である。本
実施例によれば、システム１０は、複数の小切手３４から抽出したデータに基づ
いて電子ファイル３２を作成する電子ファイル生成器３０を含む。例えば、電子
ファイル生成器３０は、小切手３４からＭＩＣＲデータを読み取り、そのデータ
を電子ファイル３２に格納することができるソーター、若しくは、その他の適当
な装置を含む。データ入力装置３８及び／又は当座預金口座（ＤＤＡ）システム
４０を用いて付加データを電子ファイル３２に収容してもよい。データ入力装置
３８は、手動でデータを電子ファイル３２へ入力することを可能にする。このデ
ータは、例えば、小切手金額、若しくは、その他の適当なデータを含む。ＤＤＡ
システム４０からのデータも電子ファイル３２に付加される。このデータには、
例えば、口座保有者名、口座残高、口座履歴などの口座情報が含まれる。

【００２６】 電子ファイル３２は、小切手３４を、非例外品目４２（計上済みの小切手３４
）と、例外品目４４（未計上の小切手３４）を分類するため、ソーター１４によ
って使用される。尚、例外品目４４は、例外種別、口座番号、又は、その他の規
準に基づいて分類してもよい。小切手３４を分類する間、ソーター１４は、例外
品目４４に対応する電子ファイル３２の一部分に基づいて例外ファイル２０を作
成する。

【００２７】 また、小切手３４を分類している間に、ソーター１４は、ソーター１４に接続
された、各例外品目４４の表面及び裏面の画像を記録することができるデジタル
カメラ４５若しくはその他の適当な装置を用いて、画像ファイル２２を作成する
。代替的な一実施例では、例外品目４４がソーター１４によって分離された後に
、画像ファイル２２を作成するため、別個の画像ソーター４６、若しくは、その
他の適当な装置を使用してもよい。画像ファイル２２に記録された画像には、白
黒画像、ビデオ画像、カラー画像、濃淡階調画像、或いは、その他の適当な画像
が含まれる。

【００２８】 処理システム１６は、例外ファイル２０内のデータに基づいてデフォルト決定
ファイル２５を作成する。処理システム１６は、例外品目４４毎のデフォルト決
定情報を決定ファイル２５に収容する場合と収容しない場合とがある。例えば、
処理システム１６は、品目４４を返還し、手数料を請求するため、デフォルト決
定情報を含む。一実施例によれば、処理システム１６は、Sterling Commerce社
によるVECTOR: Five（商標）を含む。尚、本発明は、その他の適当な処理システ
ム１６を使用して実現することが可能である。

【００２９】 例外ファイル２０、画像ファイル２２及び決定ファイル２５は決定システム１
２へ渡される。決定システム１２は、処理システム１６から離れていても、処理
システム１６に近くにあってもよい。かくして、支店幹部のような意思決定者は
、処理システム１６及び例外品目４４から遠く離れた支店２４から、例外ファイ
ル２０、画像ファイル２２及び決定ファイル２５へアクセスし、意思決定者に対
する例外品目の実際の場所とは無関係に、意思決定をすることが可能になる。一
実施例によれば、例外処理システム１０は、複数の決定システム１２を具備し、
各決定システムは、ファイル２０、２２及び２５を受け取るか、又は、ファイル
２０、２２及び２５へアクセスすることができる。この実施例の場合、各支店２
４は、別々の決定システム１２へアクセスする。

【００３０】 決定システム１２は、前に支払のため呈示された例外品目４４に関する関連返
還データを保持する事前呈示データファイル５２を含む。このように、例外品目
４４に関して事前に入力（登録）されたデータは、再入力する必要が無く、それ
ばかりか、意思決定者は事前に入力されたデータを自動的に利用できるようにな
る。この返還データは、ＢＯＦＤデータと、意思決定者、受取人、及び、ドル金
額情報のような通知データと、その他の適当なデータと、を含む。

【００３１】 決定システム１２は、複数の口座に関する情報を保持する口座ファイル５３を
含む。特定の口座に関する情報は、対応した例外品目４４に対する意思決定を行
う間に意思決定者によってアクセスされる。この情報は、例えば、口座に関する
履歴情報、口座残高などを含む。かくして、意思決定者は、決定システム１２に
よって提供されたデータの他に、口座ファイル５３に収容された情報を考慮する
ことによって、より多くの情報に基づいて意思決定をなすことができる。

【００３２】 一実施例によれば、決定システム１２は、意思決定者が例外品目４４のグルー
プを指定し、そのグループに対する意思決定を行うことを可能にする。かくして
、例えば、意思決定者は、特定の顧客若しくは口座に対する全ての例外品目４４
を選択し、これらの例外品目４４の各々に適用される一つの意思決定を行う。例
外品目４４は、一つ以上の口座番号、顧客名、顧客種別、例外種別、例外額、若
しくは、その他の適当な規準に基づくグループ決定情報に対して選択される。

【００３３】 例外品目４４毎に、或いは、例外品目４４のグループ毎に意思決定がなされる
とき、決定ファイル２５はその決定内容を組み込むように更新される。意思決定
者、若しくは、そのままの状態で維持されたデフォルト決定情報によって決定フ
ァイル２５内で返還品目として指定された例外品目４４に対して、返還ファイル
５４は、その例外品目４４を組み込むように更新される。返還ファイル５４が付
加例外品目４４を用いて更新されるとき、データ入力者５６は通知され、ＢＯＦ
Ｄデータ、及び／又は、その例外品目４４に対する通知データをキー入力するた
め決定システム１２へアクセスする。データ入力者５６の居所は、支店２４でも
よく、或いは、決定システムへアクセスすることが可能な他の場所でもよい。し
たがって、データ入力者５６は、処理システム１６及び例外品目４４から遠く離
れていても構わない。

【００３４】 一実施例によれば、決定システム１２は、例外品目４４がＢＯＦＤデータ及び
通知データの登録を要求するかどうかを判定するための情報を収容するデータ登
録ファイル５８を含む。例えば、例外品目４４が例外品目４４を処理する金融機
関へ振り出される状況、或いは、例外品目４４が、例外品目４４を処理する金融
機関がデータを入力することなく品目を返還できる合意を結んでいる別の金融機
関へ振り出される状況では、データ登録ファイル５８は、これらの金融機関を特
定する。決定システム１２は、例外品目４４が返還品目として指定された場合に
、データ入力者へ通知がなされないように、対応した例外品目４４を特定しても
よい。かくして、データ登録を必要とする返還品目の個数は明らかに減少する。

【００３５】 従って、ＢＯＦＤデータは、全ての例外品目４４に対する決定がなされた後に
初めてキー入力されるのではなく、例外品目４４を返還する意思決定がなされた
直後に例外品目４４毎に入力される。ここで、直後とは、他の例外品目４４に関
する意思決定がなされるまで待たなくてもよい、或いは、引き続き小切手がソー
トされ、分配されるまで待たなくてもよい、ということを意味する。これにより
、意思決定者は、データ入力者５６が全ての意思決定の終了後に全てのＢＯＦＤ
データをキー入力するために十分な時間を設けるため、時間内に全ての意思決定
を完了する必要がなくなるので、意思決定を行うためにより多くの時間を使用で
きるようになる。

【００３６】 本発明の一実施例によれば、決定システム１２は、指定された例外品目４４を
、特定の意思決定者によって処理されるべき品目として表わす作業フローエンジ
ン６０を更に含む。このため、例えば、例外品目４４は、金額、口座保有者、例
外種別などの例外品目４４の特性と共に、意思決定者の技能、経験、権限などに
基づいて特定の意思決定者へ回付される。

【００３７】 一実施例によれば、決定システム１２は、能力給付奨励金に応じて作業者の生
産性を追跡する生産性追跡エンジン６１を更に含む。生産性追跡エンジン６１は
、生産性追跡データを、支店２４若しくは非営業部門２６の各意思決定者、及び
／又は、各データ入力者５６へ渡す。このデータは、従業員に、他の従業員と比
較したその人の相対的な生産性、平均的な生産性、生産性目標、或いは、その他
の適当は比較データを通知する、相対的生産性チャート、グラフ、若しくは、そ
の他の適当な表示形式で与えられる。例えば、各従業員は、当日の終わりまでに
その従業員によって処理されるべき例外品目４４の総数に関する規定目標に対し
て、その従業員が当日に処理した例外品目４４の個数を示す表示情報が与えられ
る。尚、生産性追跡エンジン６１は、本発明の範囲を逸脱することなく、別の態
様で実現することが可能である。例えば、生産性追跡エンジン６１は、各従業員
に、比較データを含まないその従業員の生産性だけを提供してもよい。

【００３８】 例外品目４４毎に意思決定がなされた後、或いは、デフォルト決定情報を変更
する期限が経過した後、決定内容を含む修正された決定ファイル２５は、処理シ
ステム１６へ渡される。システム１０が複数の決定システム１２を具備する実施
例の場合には、処理システム１６は、各決定システム１２から修正された決定フ
ァイル２５を受け取る。処理システム１６は、次に、決定ファイル２５、及び、
非例外品目４２を分類するための情報を保持する分類ファイル６２に基づいて、
例外品目４４と非例外品目４２を分類する。一実施例によれば、システム１０は
、この分類を実行する預入証書ソーター６４を具備する。

【００３９】 預入証書ソーター６４は、返還例外品目４４をストリップし、データ入力者５
６によって入力されたＢＯＦＤデータを用いてエンコードするエンコーダ６６を
含む。他の一実施例では、エンコーダ６６は、預入証書ソーター６４とは別個に
設けられ、ＢＯＦＤデータの符号化は、預入証書のソートが実行される前に終了
する。預入証書ソーター６４は、非例外品目４２と例外品目４４を複数のグルー
プ７０に分類する。グループ７０の個数は、ソーター６４のポケットの個数によ
って決まる。グループ７０の個数が利用可能なポケットの個数よりも大きい場合
、２回以上のソートが実行される。一実施例によれば、支払をされるべき非例外
品目４２及び例外品目４４は、対応した口座保有者の財務表日付に基づいて分類
され、一方、返還されるべき例外品目４４はＢＯＦＤデータに基づいて分類され
る。

【００４０】 本発明の一実施例によれば、預入証書ソーター６４は、ソートの実行中に、電
子預入証書を作成する。電子預入証書は、小切手の画像を含む場合も含まない場
合もある。電子預入証書は、通常では後で金融機関へ渡される従来の預入証書よ
りも効率的に、適切な金融機関へ電子送達される。

【００４１】 処理システム１６は、電信送金、ＡＴＭ取引、ＥＣＰ取引、詐欺容疑取引、Ａ
ＣＨ取引などの証書（書面）以外の例外品目に関する付加データ受け取ることも
可能である。このデータは、処理システム１６によって、決定ファイル２５の対
応したデフォルト決定情報と共に、例外ファイル２０に組み入れられる。このよ
うに、これらの品目に対する意思決定の際に、意思決定者は、品目の画像を除い
て、書面の例外品目の場合に利用可能であるデータと類似したデータにアクセス
する。

【００４２】 図３は、システム１０によって表示されるような例外品目４４の画像１０２、
１０４及び１０６の表示部１００を説明するブロック図である。この表示部は、
小切手の表面の画像１０２と、小切手の裏面の横向き画像１０４と、小切手の裏
面の縦向き画像１０６と、を含む。かくして、意思決定者は、実際の小切手によ
って与えられる全ての情報を見ることが可能である。これにより、例えば、署名
及び金融機関を照合することができる。さらに、小切手の裏面の情報は、小切手
に斜めに現れる情報を簡単に読むことができるように、横向きと縦向きの両方の
向きで提示される。尚、画像１０２、画像１０４及び／又は画像１０６の任意の
組合せが、本発明の範囲を逸脱することなく提示されることに注意する必要があ
る。

【００４３】 本発明の一実施例によれば、金融機関の顧客は、顧客の口座に書き込まれた全
ての小切手、又は、指定された小切手が、例外品目として警告されることを要求
する。本実施例の場合、小切手は、呈示したとき、例外品目として識別される。
小切手の画像は、承認のため顧客へ渡される。これは、電子メール、ファクシミ
リ、若しくは、その他の適当な手段による電子伝送の形式で、或いは，顧客が遠
隔的に小切手画像にアクセスできるようにすることによって実現され得る。

【００４４】 図４は、本発明の一実施例に従って例外品目を処理する方法を説明するフロー
チャートである。この方法は、ステップ２００から始まり、ステップ２００で、
電子ファイル生成器３０は、小切手３０４に収容されたデータに基づいて電子フ
ァイル３２を作成する。ステップ２０２において、小切手額のような付加データ
が、データ入力装置３８を用いて電子ファイル３２へ手入力される。ステップ２
０４において、ＤＤＡシステム４０は、ＤＤＡデータを電子ファイル３２に追加
する。

【００４５】 ステップ２０６において、例外品目４４は、電子ファイル３２に基づいて、ソ
ーター１４によって、非例外品目４２から分離される。ステップ２０８において
、ソーター１４は、電子ファイル３２内の例外品目４４用のデータに基づいて例
外ファイルを作成する。ステップ２１０において、ソーター１４と画像ソーター
４６のうちのいずれか一方が、各例外品目４４の表と裏の画像を撮影することに
よって画像ファイル２２を作成する。

【００４６】 ステップ２１２において、処理システム１６は、例外品目４４毎にデフォルト
決定情報を含むデフォルト決定ファイル２５を作成する。ステップ２１４におい
て、例外ファイル２０、画像ファイル２２、及び、決定ファイル２５が決定シス
テム１２へ供給される。

【００４７】 ステップ２１６において、意思決定者は、例外品目４４に関して意思決定を行
うため、例外ファイル２０及び画像ファイル２２にアクセスする。ステップ２１
８において、手数料を請求するか、又は、放棄するかに関する決定と、例外品目
４４に対し支払を行うか、又は、例外品目４４を返還するかに関する決定が、各
例外品目４４について行われる。ここで、各例外品目の「各」は、識別された品
目の少なくとも一部のあらゆる品目を意味する。ステップ２２０において、決定
ファイル２５は、デフォルト決定情報が変更された場合、手数料を請求するか、
又は、放棄するかを示すように修正される。

【００４８】 ステップ２２２において、例外品目４４が意思決定者によって支払と返還のど
ちらに指定されたかが判定される。例外品目が返還として指定された場合、この
方法は、判定ステップ２２２から、返還（リターン）分岐を通ってステップ２２
４へ進み、ステップ２２４において、デフォルト決定情報が例外品目４４に対し
支払をすべき旨の決定である場合に、例外品目４４が返還されるべき旨を示すた
め、決定ファイル２５が修正される。ステップ２２５において、返還ファイル５
４は、例外品目４４を収容するように修正される。ステップ２２６において、意
思決定者は、返還例外品目４４に対するＢＯＦＤデータをキー入力し、或いは、
例外品目４４は、ＢＯＦＤデータをキー入力するため意思決定者以外のデータ入
力者５６のため自動的にキューに入れられる。ステップ２２８において、決定フ
ァイル２５は、ＢＯＦＤデータを組み込むように修正される。

【００４９】 判定ステップ２３０において、決定システム１２は、処理すべき他の例外品目
４４が存在するかどうかを判定する。他の例外品目４４を処理する必要がある場
合、この方法は、判定ステップ２３０から、ＹＥＳの分岐を通って、ステップ２
１６へ戻り、意思決定者は、次の例外品目４４に関する意思決定を行うため、例
外ファイル２０及び画像ファイル２２にアクセスする。しかし、各例外品目に対
して意思決定がなされたために、或いは、デフォルト決定情報を変更するため許
容された期限が満了したために、例外品目４４を処理し続ける必要が無い場合、
この方法は、判定ステップ２３０からＮＯの分岐を通ってステップ２３４へ進み
、ステップ２３４において、決定システム１２は、修正された決定ファイル２５
を処理システム１６へ渡す。

【００５０】 ステップ２３６において、エンコーダ６６は、返還例外品目４４にＢＯＦＤデ
ータをエンコードする。ステップ２３８において、処理システム１６は、預入証
書を作成する。ステップ２４０において、預入証書ソーター６４は、修正された
決定ファイル２５及び分類ファイル６２に基づいて預入証書のソートを実行し、
この時点で、この方法は終了する。

【００５１】 判定ステップ２２２に戻って、例外品目４４が「支払」として指定された場合
、この方法は、判定ステップ２２２から支払側の分岐を通ってステップ２４２へ
進み、ステップ２４２において、決定ファイルは、デフォルト決定情報が例外品
目４４を返還すべきことを表わす場合に、例外品目４４に対し支払われるべきで
ある旨を示すため修正される。この方法は、判定ステップ２３０へ進み、ステッ
プ２３０において、上述の通り、決定システム１２は、処理を要する他の例外品
目４４が存在するかどうかを判定する。

【００５２】 以上の通り、本発明は、幾つかの実施例に関して説明したが、様々な変更及び
変形が当業者によって示唆されるであろう。本発明は、請求項に記載された事項
の範囲に含まれるこのような変更及び変形を包含することを意図している。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本発明の一実施例による例外品目を処理する小切手処理システムを説明するブ
ロック図である。

【図２】 本発明の一実施例による図１のシステムを詳細に説明するブロック図である。

【図３】 図１のシステムによって表示されるような例外品目の画像を説明するブロック
図である。

【図４】 本発明の一実施例による例外品目処理方法を説明するフローチャートである。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＣＹ， ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，Ｉ Ｔ，ＬＵ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ，ＴＲ)，ＯＡ(ＢＦ ，ＢＪ，ＣＦ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＧＷ， ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，Ｇ Ｍ，ＫＥ，ＬＳ，ＭＷ，ＭＺ，ＳＤ，ＳＬ，ＳＺ，ＴＺ ，ＵＧ，ＺＷ)，ＥＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ， ＭＤ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，ＡＥ，ＡＧ，ＡＬ，ＡＭ， ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ，ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，Ｂ Ｚ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＯ，ＣＲ，ＣＵ，ＣＺ，ＤＥ ，ＤＫ，ＤＭ，ＤＺ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＤ， ＧＥ，ＧＨ，ＧＭ，ＨＲ，ＨＵ，ＩＤ，ＩＬ，ＩＮ，Ｉ Ｓ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＣ，ＬＫ ，ＬＲ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＡ，ＭＤ，ＭＧ， ＭＫ，ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ，ＭＺ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，Ｐ Ｔ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＳＬ ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ，ＴＴ，ＴＺ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＳ， ＵＺ，ＶＮ，ＹＵ，ＺＡ，ＺＷ (72)発明者 クレメンツ，アラン ダブリュー アメリカ合衆国 テキサス州 76034 コ リーヴィル ウッドブライアー・レーン 517

Claims (80)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 例外品目を処理する方法であって、 複数の例外品目に関する情報を含む例外ファイルを準備する手順と、 例外品目の少なくとも一部のうちの各例外品目の画像を含む画像ファイルを準
   備する手順と、 例外品目の少なくとも一部のうちの各例外品目に対して、例外ファイル内の情
   報及び画像ファイル内の画像に基づいて決定された決定情報を受信する手順と、 決定情報に基づいて決定ファイルを作成する手順と、 を有する方法。
2. 【請求項２】 決定情報に基づいて決定ファイルを作成する手順は、デフォ
   ルト決定ファイルを修正する手順を含む、請求項１記載の方法。
3. 【請求項３】 デフォルト決定ファイルは処理システムによって与えられる
   デフォルト決定情報を含み、 処理システムから決定システムへデフォルト決定ファイルを送信する手順と、 決定システムで決定情報を受信する手順と、 決定システムから処理システムへ修正された決定ファイルを送信する手順と、
   を更に有する、 請求項２記載の方法。
4. 【請求項４】 デフォルト決定ファイルは処理システムによって与えられる
   デフォルト決定情報を含み、 遠隔決定システムからデフォルト決定ファイルにアクセスする手順を更に有す
   る、 請求項２記載の方法。
5. 【請求項５】 決定情報に基づいて決定ファイルを作成する手順は、決定シ
   ステムで決定ファイルを作成する手順を含み、 決定システムから遠く離れたソーターで例外ファイルを作成する手順を更に有
   する、 請求項１記載の方法。
6. 【請求項６】 例外品目を返還するための決定情報を受信した直後に、第一
   次預金銀行データを含む返還データの登録のため例外品目をキューに入れる手順
   を更に有する、請求項１記載の方法。
7. 【請求項７】 返還データは通知データを更に含む、請求項６記載の方法。
8. 【請求項８】 以前の決定情報が返還決定情報である各例外品目に対し返還
   データを含む以前の呈示データを組み込むため、例外ファイルを修正する手順を
   更に有する請求項６記載の方法。
9. 【請求項９】 決定ファイルは第一次預金銀行データを含み、 第一次預金銀行データに基づいて例外品目を分類する手順を更に有する、 請求項１記載の方法。
10. 【請求項１０】 画像は例外品目の裏面の画像を含み、 上記画像を横向きと縦向きの両方の向きで同時に表示する手順を更に有する、
    請求項１記載の方法。
11. 【請求項１１】 例外品目を処理するシステムであって、 コンピュータ読み取り可能な媒体と、 コンピュータ読み取り可能な媒体に記録されたソフトウェアと、 を具備し、 上記ソフトウェアは、 複数の例外品目に関する情報を含む例外ファイルを準備し、 例外品目の少なくとも一部のうちの各例外品目の画像を含む画像ファイルを準
    備し、 例外品目の少なくとも一部のうちの各例外品目に対して、例外ファイル内の情
    報及び画像ファイル内の画像に基づいて決定された決定情報を受信し、 決定情報に基づいて決定ファイルを作成する、 ように動作可能である、システム。
12. 【請求項１２】 上記ソフトウェアは、デフォルト決定ファイルを修正する
    ことにより、決定情報に基づいて決定ファイルを作成するよう更に動作可能であ
    る、請求項１１記載のシステム。
13. 【請求項１３】 デフォルト決定ファイルは処理システムによって与えられ
    るデフォルト決定情報を含み、 上記ソフトウェアは、 処理システムから決定システムへデフォルト決定ファイルを送信し、 決定システムで決定情報を受信し、 決定システムから処理システムへ修正された決定ファイルを送信する、 ように更に動作可能である、 請求項１２記載のシステム。
14. 【請求項１４】 上記ソフトウェアは、例外品目を返還するための決定情報
    を受信した直後に、第一次預金銀行データを含む返還データの登録のため例外品
    目をキューに入れるように更に動作可能である、請求項１１記載のシステム。
15. 【請求項１５】 返還データは通知データを更に含む、請求項１４記載のシ
    ステム。
16. 【請求項１６】 上記ソフトウェアは、以前の決定情報が返還決定情報であ
    る各例外品目に対し返還データを含む以前の呈示データを組み込むため、例外フ
    ァイルを修正するように更に動作可能である、請求項１４記載のシステム。
17. 【請求項１７】 決定ファイルは第一次預金銀行データを含み、 上記ソフトウェアは第一次預金銀行データに基づいて例外品目を分類するよう
    に更に動作可能である請求項１１記載のシステム。
18. 【請求項１８】 画像は例外品目の裏面の画像を含み、 上記ソフトウェアは、上記画像を横向きと縦向きの両方の向きで同時に表示す
    るように更に動作可能である、 請求項１１記載のシステム。
19. 【請求項１９】 複数の例外品目に関する情報を含む例外ファイルと、 例外品目の少なくとも一部のうちの各例外品目の画像を含む画像ファイルと、 例外ファイル及び画像ファイルを受信し、意思決定者が例外ファイル及び画像
    ファイルにアクセスできるようにさせ、意思決定者によって行われた例外品目に
    関連した１回以上の決定に基づいて決定ファイルを作成するよう動作可能である
    決定システムと、 を有する、例外品目を処理するシステム。
20. 【請求項２０】 上記決定システムは、例外品目を返還するための決定情報
    を受信した直後に、第一次預金銀行データを含む返還データの登録のため例外品
    目をキューに入れるように更に動作可能である、請求項１９記載のシステム。
21. 【請求項２１】 上記決定システムは、以前の決定情報が返還決定情報であ
    る各例外品目に対し返還データを含む以前の呈示データを組み込むため、例外フ
    ァイルを修正するように更に動作可能である、請求項２０記載のシステム。
22. 【請求項２２】 例外ファイル及び画像ファイルを作成するよう動作可能で
    あるソーターを更に有し、 決定システムはソーターから遠く離れている、 請求項１９記載のシステム。
23. 【請求項２３】 例外ファイル及び画像ファイルを作成するよう動作可能で
    あるソーターを更に有し、 決定システムはソーターの近くにある、 請求項１９記載のシステム。
24. 【請求項２４】 画像ファイルを作成するよう動作可能である画像ソーター
    を更に有する請求項１９記載のシステム。
25. 【請求項２５】 決定ファイルは第一次預金銀行データを含み、 第一次預金銀行データに基づいて例外品目を分類するよう動作可能である預入
    証書ソーターを更に有する、 請求項１９記載のシステム。
26. 【請求項２６】 指定された意思決定者の特性に基づいて例外品目を処理す
    るため、例外品目を指定された意思決定者に割当てる作業フローエンジンを更に
    有する請求項１９記載のシステム。
27. 【請求項２７】 例外品目の特性に基づいて例外品目を処理するため、例外
    品目を指定された意思決定者に割当てる作業フローエンジンを更に有する請求項
    １９記載のシステム。
28. 【請求項２８】 複数の従業員の各々に、当該従業員に関する生産性データ
    を含む生産性情報を提供するよう動作可能である生産性追跡エンジンを更に有す
    る請求項１９記載のシステム。
29. 【請求項２９】 生産性情報は、生産性目標に対する従業員の生産性データ
    を含む、請求項１９記載のシステム。
30. 【請求項３０】 画像は例外品目の裏面の画像を含み、 決定システムは、画像を横向きと縦向きの両方の向きで同時に表示するよう更
    に動作可能である、 請求項１９記載のシステム。
31. 【請求項３１】 金融機関のオフィスと関連した例外品目のグラフィック画
    像を作成する手順と、 グラフィック画像を金融機関のオフィスへ提供する手順と、 グラフィック画像に基づいて品目を例外処理する際にオフィスで決定情報を作
    成する手順と、 決定情報に基づいて品目を例外処理する手順と、 を有する、例外品目を処理する方法。
32. 【請求項３２】 品目は小切手を含む、請求項３１記載の方法。
33. 【請求項３３】 画像は小切手の少なくとも一方の面を含む、請求項３２記
    載の方法。
34. 【請求項３４】 画像は小切手の表面と裏面の両面を含む、請求項３２記載
    の方法。
35. 【請求項３５】 小切手の裏面の画像を横向きと縦向きの両方の向きで同時
    に表示する手順を更に有する請求項３４記載の方法。
36. 【請求項３６】 品目に関する金融データを準備する手順と、 金融データに基づいて決定情報を作成する手順と、 を更に有する請求項３１記載の方法。
37. 【請求項３７】 金融データは品目に関連した口座の口座集計を含み、 口座集計を表示する手順を更に有する、 請求項３６記載の方法。
38. 【請求項３８】 品目は顧客と関連付けられ、 画像を承認のため顧客へ提供する手順を更に有する、 請求項３１記載の方法。
39. 【請求項３９】 例外処理は品目を電子的に返還する手順を含む、請求項３
    １記載の方法。
40. 【請求項４０】 所定の規準に基づいて決定を行うため、品目の画像を意思
    決定者へ回付する手順を更に有する請求項３１記載の方法。
41. 【請求項４１】 上記規準は品目のドル金額を含む、請求項４０記載の方法
    。
42. 【請求項４２】 上記規準は品目に関連付けられた顧客を含む、請求項４０
    記載の方法。
43. 【請求項４３】 上記規準は品目に関連した口座の口座種別を含む、請求項
    ４０記載の方法。
44. 【請求項４４】 画像は濃淡階調画像を含む、請求項３１記載の方法。
45. 【請求項４５】 顧客連絡情報をオフィスへ提供する手順を更に有する請求
    項３１記載の方法。
46. 【請求項４６】 金融機関のオフィスと関連した例外品目毎に各例外品目の
    グラフィック画像を作成する手順と、 グラフィック画像を金融機関のオフィスへ提供する手順と、 品目に対するグラフィック画像に基づいて各品目を例外処理する際にオフィス
    で決定情報を作成する手順と、 決定情報に基づいて品目を例外処理する手順と、 を有する、例外品目を処理する方法。
47. 【請求項４７】 多数の品目を例外処理する際にオフィスで一つの決定情報
    を作成する手順と、 一つの決定情報に基づいて多数の品目を例外処理する手順と、 を更に有する請求項４６記載の方法。
48. 【請求項４８】 品目に対する口座番号、顧客名、顧客種別、例外種別、及
    び、例外金額のうちの少なくとも一つの特性に基づいて多数の品目を選択する手
    順を更に有する請求項４７記載の方法。
49. 【請求項４９】 品目を返還するための決定情報を作成した直後に、第一次
    預金銀行データを含む返還データの登録のため品目をキューに入れる手順を更に
    有する請求項４６記載の方法。
50. 【請求項５０】 変換データは通知データを含む、請求項４９記載の方法。
51. 【請求項５１】 当座預金口座顧客のため小切手を処理する方法であって、 顧客の小切手に例外品目としての警告を与える手順と、 呈示の際に、小切手を例外品目として識別する手順と、 小切手のグラフィック画像を作成する手順と、 小切手の画像を承認のため顧客へ提供する手順と、 を有する方法。
52. 【請求項５２】 小切手の画像を承認のため顧客へ提供する手順は、小切手
    の画像を顧客へ電子的に送信する手順を含む、請求項５１記載の方法。
53. 【請求項５３】 小切手の画像を承認のため顧客へ提供する手順は、顧客に
    小切手の画像への遠隔アクセスを行わせる手順を含む、請求項５１記載の方法。
54. 【請求項５４】 当座預金口座顧客のため小切手を処理するシステムであっ
    て、 コンピュータ読み取り可能な媒体と、 コンピュータ読み取り可能な媒体に記録されたソフトウェアと、 を有し、 上記ソフトウェアは、 顧客の小切手に例外品目としての警告を与え、 呈示の際に、小切手を例外品目として識別し、 小切手のグラフィック画像を作成し、 小切手の画像を承認のため顧客へ提供する、 よう動作可能である、システム。
55. 【請求項５５】 上記ソフトウェアは、小切手の画像を顧客へ電子的に送信
    するよう更に動作可能である、請求項５４記載のシステム。
56. 【請求項５６】 上記ソフトウェアは、顧客に小切手の画像への遠隔アクセ
    スを行わせるよう更に動作可能である、請求項５４記載のシステム。
57. 【請求項５７】 金融機関のオフィスと関連した複数の例外品目に関する金
    融情報を含む例外ファイルを作成する手順と、 例外ファイルを金融機関のオフィスへ提供する手順と、 例外ファイルに基づいて各品目を例外処理する際にオフィスで決定情報を作成
    する手順と、 決定情報に基づいて品目を例外処理する手順と、 を有する、例外品目を処理する方法。
58. 【請求項５８】 多数の品目を例外処理する際にオフィスで一つの決定情報
    を作成する手順と、 一つの決定情報に基づいて多数の品目を例外処理する手順と、 を更に有する請求項５７記載の方法。
59. 【請求項５９】 品目に対する口座番号、顧客名、顧客種別、例外種別、及
    び、例外金額のうちの少なくとも一つの特性に基づいて多数の品目を選択する手
    順を更に有する請求項５８記載の方法。
60. 【請求項６０】 品目の少なくとも一部のうちの各品目が指定された口座に
    対応している複数の口座に関する口座情報を含む口座ファイルを作成する手順と
    、 口座ファイルをオフィスへ提供する手順と、 口座ファイルに基づいて指定された口座に対応する各品目を例外処理する際に
    オフィスで決定情報を作成する手順と、 を更に有する請求項５７記載の方法。
61. 【請求項６１】 口座情報は口座に関する履歴情報を含む、請求項６０記載
    の方法。
62. 【請求項６２】 口座情報は口座に関する残高を含む、請求項６０記載の方
    法。
63. 【請求項６３】 決定情報に基づいて電子預入証書を作成する手順を更に有
    する請求項５７記載の方法。
64. 【請求項６４】 電子預入証書を指定された金融機関へ電子送信する手順を
    更に有する請求項６３記載の方法。
65. 【請求項６５】 電子預入証書は、例外品目の少なくとも一部の電子画像を
    含む、請求項６３記載の方法。
66. 【請求項６６】 複数の従業員の中の各従業員に関する生産性データを含む
    生産性情報を当該従業員へ提供する手順を更に有する請求項５７記載の方法。
67. 【請求項６７】 生産性情報は、生産性目標に対する従業員の生産性データ
    を更に含む、請求項６６記載の方法。
68. 【請求項６８】 複数の金融機関に関するデータ登録情報を含むデータ登録
    ファイルを作成する手順と、 複数の品目を返還品目として指定する手順と、 例外ファイル内の金融情報及びデータ登録ファイル内のデータ登録情報に基づ
    いて返還データの登録を要求する返還品目の一部を識別する手順と、 返還データの登録のため識別された返還品目の一部をキューに入れる手順と、
    を更に有する請求項５７記載の方法。
69. 【請求項６９】 データ登録情報は、返還データを登録しなくても返還品目
    を返還可能である返還先の複数の金融機関を識別する、請求項６８記載の方法。
70. 【請求項７０】 返還データは第一次預金銀行データを含む、請求項６８記
    載の方法。
71. 【請求項７１】 返還データは通知データを含む、請求項６８記載の方法。
72. 【請求項７２】 例外品目は小切手を含む、請求項５７記載の方法。
73. 【請求項７３】 例外品目は電信送金を含む、請求項５７記載の方法。
74. 【請求項７４】 例外品目は自動手形交換所取引を含む、請求項５７記載の
    方法。
75. 【請求項７５】 例外品目は詐欺容疑取引を含む、請求項５７記載の方法。
76. 【請求項７６】 例外品目は現金自動預入支払機取引を含む、請求項５７記
    載の方法。
77. 【請求項７７】 例外品目は電子小切手呈示取引を含む、請求項５７記載の
    方法。
78. 【請求項７８】 例外品目を処理する方法であって、 複数の例外品目を返還品目として指定する手順と、 各返還品目に関する返還データを作成する手順と、 返還品目を返還する手順と、 返還品目の返還に続く処理のため少なくとも一つの返還品目を受け取る手順と
    、 返還品目に関する返還データに基づいて返還項目に対する決定情報を作成する
    手順と、 を有する方法。
79. 【請求項７９】 返還データは第一次預金銀行データを含む、請求項７８記
    載の方法。
80. 【請求項８０】 返還データは通知データを含む、請求項７８記載の方法。