JP2003530653A - システム間の同期化の方法 - Google Patents

システム間の同期化の方法

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Abstract

(57)【要約】 複数のEASシステムの同期されている動作のための装置。このシステムは、2つまたはそれ以上のEASシステムを含む。各EASシステムは、リモート・ソースから送信される同じRF同期信号を受信する受信機(20)、マーカ・エキサイタ・パルス、を送信する送信機(16)、およびエキサイタ・パルス受信機を備える。各EASシステムの送信機およびエキサイタ・パルス受信機は、RF同期信号を受信した後、所定の時間、選択的に使用可能になり、したがって、局部的な区域内のすべてのEASシステムを互いに同期させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 発明の背景 発明の分野 本発明は、システム間の同期化に関する。より詳細には、本発明は、RF同期
信号を使った電子物品監視システムの同期化に関する。 関連技術の説明 電子物品監視(EAS)システムは、所与の検出領域内にあるマーカまたはタ
グの識別を可能にする検出システムである。EASシステムには多くの使用法が
あるが、店内の万引きやオフィスビル内の資産の持出しを防ぐためのセキュリテ
ィ・システムで使用されることが最も多い。EASシステムには多くの様々な形
態があり、いくつかの異なる技術を使用している。
【0002】 代表的なEASシステムは、電子検出ユニット、マーカおよび/またはタグ、
およびデタッチャ(detacher)またはデアクチベータ(deactiv
ator)を含む。検出ユニットは、その検出ユニットの範囲内に持ち込まれた
アクティブ・マーカまたはタグがあればそれを検出するために使用される。検出
ユニットは、例えば、台としてボルトで床に留めたり、床下に埋め込み、壁に取
り付け、または天井から吊るすことができる。検出ユニットは、通常、店または
オフィスビルの出入口など、人通りの多い区域に置く。
【0003】 マーカおよび/またはタグは固有の特性を有し、特に、商品またはその他の保
護すべき物に張ったり埋め込んだりするように設計されている。アクティブ・マ
ーカが検出ユニットを通過すると、アラームが鳴り、光が発し、かつ/または何
かその他の適切な制御装置が作動して、その検出ユニットがカバーする禁止検出
領域からマーカが持ち出されたことを示す。
【0004】 ほとんどのEASシステムは、同じ一般的原理を使って作動する。検出ユニッ
トは、検出領域の一方の側に置かれる送信機と、この検出領域のもう一方の側に
置かれる受信機を含む。送信機は、定義された周波数で、検出領域を横切って信
号を送る。例えば、小売店では、通常、レジの通路または出口の反対側に送信機
と受信機を置くことにより、この検出領域を形成する。マーカがこの領域に入る
と、送信機によって送られる信号に外乱を生じさせる。例えば、マーカは、単純
な半導体接合部、インダクタおよびキャパシタで構成される同調回路、軟磁性の
ストリップまたはワイヤ、あるいは振動共振器を使って、送信機が送る信号を変
えることができる。マーカは、また、送信機が信号の送信を終了した後もしばら
くの間信号を繰り返すことによって、信号を変えることもできる。その後、マー
カによって生じたこの外乱を、受信機が、期待周波数を有する信号の受信、期待
時間における信号の受信、またはその両方によって検出する。上述の基本的な設
計の代わりに、それぞれのアンテナを含む受信機および送信機ユニットを単一の
ハウジング中に取り付けることもできる。
【0005】 設計という観点から見た場合、EASシステムに関する1つの重要点は、受信
機と送信機の間の正しい同期化を確実に行うことである。例えば、多くのシステ
ムでは、送信機がその間にマーカ・エキサイタ信号を送信する送信機のウィンド
ウが、受信機がその間にマーカ応答信号の検出を試みる受信機のウィンドウと重
ならないことが非常に重要である。このようなシステムでは、これら2つのウィ
ンドウの間に重なりが生じると、システム性能の低下がもたらされる。一般に、
これらの2つのウィンドウは、受信機も送信機もその間アクティブではなくなる
、オフ状態で隔てられている。
【0006】 従来のある種のEASシステムは、局部電力線電流または電圧のゼロ交差を利
用して、送信機のウィンドウと受信機のウィンドウを同期させている。きわめて
接近して他のEASシステムがない場合は、電力線のゼロ交差に対する送信およ
び受信ウィンドウの実際の位置はあまり重要ではない。しかし、2台以上のこの
ようなシステムが、あるシステムの受信機が別のシステムの送信機の信号を受信
できるような距離で設置されている場合は、すべてのシステムで送信ウィンドウ
と受信ウィンドウの相対位置が非常に重要になる。このような状況は、例えば、
別々のEASシステムを必要とする複数の出口がある場合に生じる。すべてのE
ASシステムで電力線のゼロ交差が同時に生じる場合には、すべてのEASシス
テムの送信ウィンドウと受信ウィンドウは互いに同期される。その場合、すべて
のウィンドウを完全に位置合わせするので、あるシステムの送信機のパルスが別
のシステムの受信機中に見える可能性はない。しかし、様々なEASシステムが
異なる電力線の出口に接続されていて、そのそれぞれが、その電力線の負荷のタ
イプに関連する独自の電力線の位相のずれを示すことがより頻繁にある。この位
相のずれは、時間の経過とともに変化し、それによって様々なEASシステムの
送信ウィンドウと受信ウィンドウが重なり、その結果、性能の低下や、誤りの警
報が生じる可能性がある。
【0007】 従来技術のシステムでは、オフ状態を使用して、送信機のウィンドウと受信機
のウィンドウの間の時間を遅らせている。この手法によれば、近接するEASシ
ステム間に小さい位相のずれが生じ得るが、それら近接するシステムの送信ウィ
ンドウと受信ウィンドウの間には依然として重なりが生じない。しかし、これは
、この問題に対して完全に満足できる解決策ではない。それは、ある程度は、送
信機がオン状態からオフ状態になる時間を考慮する必要があるからである。いず
れにしても、タグまたはマーカからの信号は、送信機のパルスが除去された途端
に減衰し始めるので、電力線のゼロ交差間のさらに大きい位相のずれに対処する
ためにオフ状態を著しく延長することは実用的ではない。受信機のウィンドウを
送信機のパルスに対して遅らせると、受信されるマーカ信号が減り、したがって
、システムの検出の範囲が限定される。
【0008】 発明の概要 本発明の目的は、互いにきわめて接近する電子物品監視(EAS)システムを
同期させる方法および装置を提供することである。
【0009】 本発明の別の目的は、外部ソースを使ってEASシステムを同期させる方法お
よび装置を提供することである。 本発明の上記その他の目的は、リモート・ソースから送信されるRF同期信号
をEASシステムで受信する同期受信機、このRF同期信号に応答してエキサイ
タ・パルスを送信する送信機、および識別マーカが励振された場合にその識別マ
ーカを検出するエキサイタ・パルス受信機を含むEASシステムを同期させる装
置によって達成される。本発明の装置は、RF同期信号と、EASシステムに取
り付けられた電力線の電力線電流または電圧のゼロ交差の時間差を検出する時間
差検出器も含むことができる。
【0010】 本発明では、エキサイタ・パルスが、EASシステムの検出区域内で見つけら
れた遠隔に位置する識別マーカを励振する。励振された識別マーカは、検出区域
内にある場合はエキサイタ・パルスに対して特徴的応答をする。次いで、エキサ
イタ・パルス受信機は、送信機がエキサイタ・パルスを送信してから所定の時間
後に使用可能になる。エキサイタ・パルスによって識別マーカが励振された場合
、エキサイタ・パルス受信機は、励振された識別マーカの特徴的な応答を検出す
る。
【0011】 送信機は、RF同期信号が検出されてから所定の時間の後にエキサイタ・パル
スを送信する。同期受信機がRF同期信号を受信しない場合は、送信機は、EA
Sシステムの電力線電流または電圧のゼロ交差の後、所定の時間、エキサイタ・
パルスを送信する。この所定の時間は、予め測定された、RF同期信号を送信機
が以前に受信した時間と、EASシステムに取り付けられた電力線電流または電
圧のゼロ交差を時間差検出器が検出した時間の差である。
【0012】 本発明では、リモート・ソースは、好ましくは無線送信機システムである。こ
のシステムは、既知の時間参照信号を送信するサテライトまたは地上無線送信機
の場合がある。RE同期信号は、絶対タイミング信号またはローカル・タイミン
グ信号の場合がある。リモート・ソースがサテライトまたは地上無線送信機の場
合は、RF同期信号は好ましくは絶対タイミング信号である。あるいは、リモー
ト・ソースは、ローカル・タイマの場合もある。ローカル・タイミング・システ
ムは、独立して生成することもできるし、または、指定した電力線基準信号を基
にすることも可能である。さらに、RF同期信号は、好ましくはコード化されて
いる。本発明では、RF同期信号が複数のEASシステムによって受信されるこ
とが好ましい。
【0013】 本発明の別の実施形態では、EASシステムを同期させる方法は、EASシス
テムでリモート・ソースから送信されたRF同期信号を受信するステップと、R
F同期信号の受信に応答して、遠隔に位置する識別マーカを励振するエキサイタ
・パルスを送信するステップと、エキサイタ・パルスを送信してから所定の時間
の後に、識別マーカの特徴的応答を検出するエキサイタ・パルス受信機を使用可
能にするステップを含む。この方法は、RF同期信号と、電力線電流または電圧
のゼロ交差の時間差を検出するステップもさらに含む。さらに、この方法は、R
F同期信号が受信されない場合に、ゼロ交差を検出した後、測定された時間差に
等しい所定の時間だけ、エキサイタ・パルスを選択的に送信するステップも含む
【0014】 本発明では、RF同期信号がEASシステムから受信されないと、バックアッ
プ・システムを使って同期化が維持される。より詳細には、RF同期が利用可能
な場合、システムは、RF同期信号と電力線電流または電圧のゼロ交差の時間差
を算出する。この時間差は、同期されている各EASシステムごとに異なり、E
ASシステムに接続されている電力線の電流または電圧のいずれかのゼロ交差に
依存する。この時間差は、一般に、各送信機に関連するメモリに記憶されている
【0015】 発明の詳細な説明 図1は、検出ゾーン内のマーカ12の存在に反応する単一のEASシステム1
0を示す。EASシステムは、検出ゾーン内に磁界または所望の周波数の形で送
信信号を生成する送信機回路14およびアンテナ16を備える。送信信号にさら
されたときのマーカの特徴的応答を検出する受信機回路18を備える。マーカ1
2をこのように検出することにより、受信機回路は、アラーム・インジケータ2
4が発することができる適切な応答をトリガする。
【0016】 送信機14は、好ましくはEASシステムで使用することができる任意の送信
機である。このようなシステムの1例は、フロリダ州Boca Ratonのセ
ンソマティク・エレクトロニクス社のUltra・Max(登録商標)システム
である。送信機14は、好ましくは、RF同期信号の受信に関連して、所定の時
間にエキサイタ・パルスを送信する。本発明では、送信機14は、好ましくは1
秒当たり30回から60回、エキサイタ・パルスを送信する。さらに、エキサイ
タ・パルスの周波数は、好ましくは、約58kHzである。しかし、当業者は、
本発明がこの点について限定されるものではなく、使用するマーカのタイプを含
め、様々な要因に応じて、エキサイタ・パルスを、もっと回数を多く、または少
なくして、異なる周波数で送信することができることを理解されよう。
【0017】 同様に、励振されたマーカの特徴的応答を検出する受信機回路18は、様々な
既知の従来のEAS受信機の任意のものでよい。これには、センソマティク・エ
レクトロニクス社が提供しているUltra・Max(登録商標)システムで使
用されている受信機が含まれるが、それに限定されるものではない。
【0018】 マーカ12は、現在、従来のEASシステムで使用されているどんな適切なマ
ーカでもよい。例えば、マーカ12は、非結晶構造を有するために独自の磁気特
性を示すアモルファス金属合金でつくられた共振ストリップを含んでもよい。こ
の場合、この共振ストリップを磁石の上に一列に並べる。それによって、共振ス
トリップは、それが製造された周波数で送信機が送信したエキサイタ・パルスに
さらされると振動する。送信機が送信を停止した後も、マーカ12の中の共振ス
トリップはエキサイタ・パルスと同じ周波数で振動し続ける。マーカ12のこの
例は、ハードケースを備えた再使用可能なタグの形態でも、一般に1度限りの使
用で、販売時点で非アクティブになるラベルの形態でもよい。このようなマーカ
12には、特に、Ultra・Strip(登録商標)EASラベル、Sens
orStrip(登録商標)IIラベル、SuperTag(登録商標)、Su
perTag(登録商標)Combo、Ultra−Gator(登録商標)、
Mini Hard Tag、Soft Tag、およびUltra−Lock
(商標)マーカが含まれ得る。これらのマーカは、すべて、フロリダ州のBoc
a Ratonのセンソマティク・エレクトロニクス社が生産している。前述の
マーカの例は、本発明の範囲を限定することを意図したものではなく、本明細書
に記載するシステムは、きわめて接近して配置された複数対の送信機/受信機の
間の同期化を必要とする任意のEASシステムで使用できることを理解されたい
【0019】 同期制御回路22も、EASシステム10の一部として設けられる。同期制御
回路22は、送信機および受信機回路の動作を選択的に使用可能および使用不能
にし、誤ったマーカ検出の発生を最小限に抑える。このような誤った検出は、特
に、マーカ12の特徴的応答が送信機回路14によって生成される送信信号と同
様である、特定の種類のEASシステムにおいて発生し易い。複数対の送信機/
受信機が比較的接近して使用されている場合、誤った警報を最小限に抑えるため
に、適切な手段を施して、すべてのこのようなEASシステムの送信ウィンドウ
と受信ウィンドウを同期させる必要がある。
【0020】 図2は、リモート・タイミング・ソース100からのタイミング基準信号を受
信する複数のEASシステムの同期制御回路22−1〜22−nを示す構成図で
ある。同期制御回路22−1〜22−nは、それぞれ、EASシステムでリモー
ト・タイミング・ソース100から送信されるRF同期信号を受信する同期受信
機104−1〜104−n、受信した同期信号と電力線のゼロ交差基準時間の時
間差を記憶する同期時間オフセット・メモリ106−1〜106−n、および電
力線のゼロ交差を検出する局部電力線ゼロ交差検出器108−1〜108−nを
含む。本発明の装置はまた、好ましくは、RF同期信号と電力線電流または電圧
のゼロ交差の時間差を検出する時間差検出器112−1〜112−nも含む。こ
の点に関して、本明細書では、電力線信号がタイミング基準として使用されてい
るときに、電力線電圧または電流のゼロ交差を基準点として説明している場合も
あるので注意されたい。しかし、本発明は、この点に関して限定されるものでは
なく、電力線信号の特定のどの位相でも、ゼロ交差の代わりに基準点として使用
できることに注意されたい。
【0021】 本発明で使用しているリモート・ソース100は、無線RE信号を受信機10
4−1〜104−nに送信することができるどんなソースでもよい。リモート・
ソース100は、タイミング基準として、絶対時間信号またはローカル・タイマ
を使用することができる。一般に、リモート・ソース100は、サテライト送信
機、すなわち世界の地理的に広範な部分を対象とする送信に適した設計の比較的
高出力の送信機か、または、ショッピング・センタなど、ずっと狭い区域を対象
としてタイミング信号を送信するように設計された比較的低出力の送信機のいず
れかであってよい。本明細書で使用しているように、絶対タイミング信号という
用語は、原子時計で生成することができ、世界中で同期される、任意のきわめて
正確な時間基準を指す。これは、米国で受信される絶対タイミング信号が、あら
ゆる実用的な目的で、遠方の場所で受信される絶対タイミング信号と同じである
こと、またその反対も言えることを意味する。比較すると、局部的に生成された
タイミング信号は、絶対時間基準と相関する場合もあればしない場合もある。
【0022】 本発明では、リモート・ソース100がサテライトの場合、このサテライトは
、好ましくはグローバル・ポジショニング・システム(GPS)サテライトの1
つである。GPSシステム・サテライトは、一般に、2種類のL帯域周波数、1
575.2MHzおよび1227.6MHzで送信を行い、常に米国海軍測候所
のマスター・クロックから1マイクロ秒の範囲内に維持されているマスター・ク
ロックを有する。米国海軍測候所のマスター・クロックは、協定世界時(UTC
)スケールに基づいて時間を維持している。したがって、リモート・ソース10
0がGPSシステム・サテライトの場合、米国内でリモート・ソース100が送
信するRF同期信号は、一般に、互いに2マイクロ秒の範囲内で送信される(一
方のGPSサテライトがRF同期信号を送信するのが1マイクロ秒速く、第2の
GPSサテライトがRF同期信号を送信する速さが1マイクロ秒遅いことを考慮
すると)。
【0023】 リモート・ソース100が地理的に広域をカバーする高出力無線送信機である
場合、RF同期信号を送信するために使用する無線送信機は、好ましくは、世界
の様々な区域の政府機関または民間機関が運用しているいくつかのこのようなシ
ステムのうちの1つである。例えば、北アメリカでは、コロラド州、Fort
CollinsにあるWWVB無線局を、本明細書に記載している目的で使用す
ることができる。WWVB無線局は、国立標準技術研究所(National
Institute of Standards and Technolog
y)が運営している。この局の機能は、UTCタイミング情報を米国中に提供す
ることである。この局自体では、GPSサテライトによって維持されているタイ
ミング周波数と全く同様に、米国海軍測候所で維持されているUTC時間の1マ
イクロ秒の変動範囲内で、時間が維持される。したがって、これらの例は、それ
ぞれ、絶対タイミング信号のカテゴリーに入る。
【0024】 あるいは、リモート・ソース100が局部送信機の場合、それは、好ましくは
、基準信号としてローカル・タイマを使用する。比較的接近するEASシステム
22−1〜22−nの1つまたはいくつかの同期制御回路にローカル・タイミン
グ信号が送信されて、それらの動作が同期される。したがって、ローカル・タイ
マ信号を使って、例えば、大きな入口、またはデパートやモール中に置かれた複
数のEASシステム10を同期させることができる。一般に、ローカル・タイマ
を使用する場合は、ソース100の送信範囲を比較的狭い区域に限定することが
望ましい。ローカル・タイミング信号は、低出力局部送信機に関連する内部電子
時計であってもよいし、または、特定の電力線出口の電力線信号に基づく時間基
準であってもよい。
【0025】 注目すべきは、リモート・タイミング・ソース100を、きわめて接近するこ
のようなEASシステムのグループの同期化を制御するように指定されたマスタ
EASシステム中に、組み込めることである。この場合、ローカル・タイミング
信号は、マスタEASシステムの一部として提供されている内部クロックか、ま
たはマスタEASシステムで測定された電力線のゼロ交差に基づくことが可能で
ある。あるいは、ローカル・タイミング信号を、遠隔絶対タイミング基準に基づ
いて、マスタEASユニットにおいて生成することもできる。いずれの場合も、
マスタEASシステムは、リモート・タイミング・ソース100としての役目を
果たし、RF信号を、同期させる残りのEASシステムに送信する。
【0026】 同期制御回路22−1〜22−nを参照すると、当業者は、同期受信機104
−1〜104−nがRF同期信号を受信および検出する能力のある任意の回路で
よいことを理解されよう。例えば、無線またはサテライト受信機を、特に、この
目的で使用することができる。ただし、RF時間基準信号を復調し、必要があれ
ば復号する能力を有する場合に限る。好ましい実施形態によれば、同期制御回路
22−1〜22−nはそれぞれ、検出したRF同期信号で同期されている所定の
方式で、その送信機回路および受信機回路を使用可能および使用不能にする。
【0027】 本発明では、同期制御回路22−1〜22−nのそれぞれが、検出器108−
1〜108−nの局部電力線の電流または電圧のゼロ交差を定期的に検出するこ
とが好ましい。図3を参照すると、本発明による、EASシステムに取り付けら
れた電力線電流または電圧のゼロ交差の検出を示してある。検出器108−1〜
108−nによるゼロ交差の各定期的検出の後、時間差検出器112−1〜11
2−nがそれぞれ、RF同期信号と、EASシステムに取り付けられた電力線の
局部電圧または電流のゼロ交差の時間差を求める。各同期制御回路のこの時間差
データは、好ましくは、EASシステムによってメモリ106−1〜106−n
に記憶され、それによって、その後、RF同期信号が検出されない場合に、これ
にアクセスすることができる。本発明では、このメモリは、好ましくは不揮発性
である。この不揮発性メモリは、一時的な停電などで、記憶された時間差が失わ
れるのを防ぐ。
【0028】 図4は、本発明による好ましい実施形態を示すタイミング図である。図4は、
それぞれEASシステム1、2に対応する1対の同期受信機104−1、104
−2が定期的に受信する、タイミング・ソース100からの同期信号300を示
す。タイミング信号300を基準点として使用すると、EASシステム1の電力
線電圧302の相対位相が、EASシステム2の電力線電圧304と比較して、
時間と共にずれているのがわかる。したがって、もしこれらの2つのEASシス
テムが電力線に対してのみ同期されているのであれば、送信および受信ウィンド
ウ306a、306bが、送信および受信ウィンドウ308a、308bに重な
って、性能の低下や誤った警報が生じる可能性がある。しかし、送信および受信
ウィンドウは同期信号300に同期されているので、このような重なりは生じず
、性能低下や誤った警報の問題も回避される。さらに、外部信号と局部電力線の
間の時間差信号tp1、tp2を算出することにより、システムは、同期信号300
が何かの理由で一時的に検出されない場合に使用するタイミング訂正値を算出す
ることができる。このRF同期信号の受信失敗は、干渉、RF信号の不完全な送
信、故障した受信機など、多くの問題により発生し得る。
【0029】 タイミング信号300が検出されない場合、各同期制御回路104−1、10
4−2は、測定した電力線のゼロ交差に、時間差信号tp1、tp2によって求めた
訂正係数をプラスまたはマイナスした値に基づいた時間に、送信および受信ウィ
ンドウ306a、306b、308a、308bを使用可能および使用不能にす
ることができる。例えば、図4では、送信ウィンドウ306aは、式t=P−tp1 により求めた時間に開くことができる。ここで、Pは電力線の電圧信号の期間
に等しく、tは、送信ウィンドウが開くゼロ交差後の時間遅延である。当業者は
、本発明がこの点で限定されるものではなく、別の方法でタイム・オフセットを
使っても、様々なEASシステムの送信ウィンドウと受信ウィンドウが正しく同
期され得ることを理解されよう。
【0030】 本発明では、このRF同期信号の受信失敗を、同期化を必要とするあらゆるE
ASシステムに、電力線電流または電圧のゼロ交差を定期的に検出させることに
より処理する。EASシステムによるこのようなゼロ交差の定期的検出の後、E
ASシステムによるRF同期信号の受信と、EASシステムによるゼロ交差の検
出の時間差を求める計算がなされる。次いで、この時間差は、好ましくはメモリ
106−1〜106−nに記憶され、それによって、必要があればアクセスする
ことができる。本発明では、このメモリは、好ましくは不揮発性であり、それに
よって算出された時間差が、特に、一時的な停電などによって失われることがな
い。その後、もしRF同期信号が検出されなければ、同期制御回路は、電力線の
ゼロ交差、および過去の同期化信号に対するオフセット・タイムに基づいて、同
期化を維持し続ける。
【0031】 本発明の代替実施形態では、すべての場合にRF同期信号を利用してEAS送
信機をトリガするのではなく、システムは、式t=P−Tpnによって求めた算出
値を使用することができる。ここで、nは同期させるべきEASシステムのそれ
ぞれを指す。この実施形態では、値Tpnは、特定のEASシステムが受信するR
F同期信号に基づいて、継続的に更新することができる。
【0032】 値Tpn、または、メモリ106−1〜106−nに記憶されている、記憶され
た同期信号の算出されたオフセットは、直接、測定されたオフセット値に基づく
ことが可能である。代替形態では、この値を、移動平均またはその他の平滑関数
に基づいて求めることができる。例えば、4または5電力線サイクルに基づく移
動平均を、この目的で使用することができる。このような手法は、検出した電力
線のゼロ交差に関連している場合があるジッタおよびノイズの影響を最小限に抑
え、その一方、電力線の位相の著しい変化を正しく考慮するために有利である。
【0033】 各EASシステムの時間差の検出によって、個々のEASシステムそれぞれに
取り付けられた電力線の負荷の相違によって生じる位相の変化の問題が解消され
る。各EASシステムについて時間差が定期的に検出されるので、EASシステ
ムそれぞれに取り付けられた電力線の負荷の変化の影響もなくなる。したがって
、EASシステムにかかる負荷が、例えば、その負荷に取り付けられた新規また
は追加ソースからの電力ドレインにより修正されると、この負荷の変化を、将来
の時間差の検出で補償することができる。
【0034】 本発明では、リモート・タイミング・ソース100とRF同期信号を受信する
各EASシステムの間のリンクが高信頼性であることが好ましい。リンクが維持
できないと、時間差の測定によってさえも、きわめて接近するEASシステム同
士の位相の不一致が生じる可能性がある。EASシステムの電力線への負荷が変
化し、そのためにRF同期信号の送信および受信の間のリンクが長時間にわたり
中断されると、メモリに記憶されている時間差が、エキサイタ・パルスの送信を
開始すべき、電力線電流または電圧のゼロ交差後の所定の時間を正しく識別しな
くなる。この不適切な時間差により、感度が低下し、EASシステムが誤ってマ
ーカを検出する場合が生じ得る。
【0035】 本発明では、EASシステムが受信するRF同期信号がコード化されることも
好ましい。リモート・ソースが送信するRF同期信号をコード化することは、E
ASシステムが、別のRE信号を同期信号として誤って分類することを防ぐ。コ
ード化は、EASシステムが、それを対象としていない信号を容易に受信し、そ
の結果、エキサイタ・パルスを早まって送信する可能性がある、無線またはマイ
クロ波伝送トラフィックの程度が高い区域では特に好ましい。このような事態が
生じた場合には、この早まって送信するEASシステムは、きわめて接近する他
のEASシステムとの位相がずれ、それによって、これらのシステムの効力また
は感度を低下させる可能性がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による監視システムの構成図である。
【図2】 図1の同期制御システムの詳細な構成図である。
【図3】 電子物品監視システムの電力線信号を示す図である。
【図4】 本発明によるシステムの動作を示すタイミング図である。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成14年6月13日(2002.6.13)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 リンチ,ロバート アメリカ合衆国フロリダ州33063,マーゲ イト,パインウォーク・ドライブ・サウス 7532 Fターム(参考) 5C084 AA03 AA09 BB34 CC26 CC35 DD04 DD05 DD07 FF02 GG33 GG73

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のEASシステムにおいて、リモート・ソースから単一の
    RF同期信号を受信するステップと、 前記RF同期信号の受信に応答して、前記EASシステムのそれぞれにおいて
    、遠隔に位置する識別マーカを励振するために、同期されているエキサイタ・パ
    ルスを送信するステップと、 前記エキサイタ・パルスを送信してから所定の時間後に、前記EASシステム
    のそれぞれにおいて、前記識別マーカの特徴的応答を検出するために受信機を使
    用可能にするステップとを含む、 複数のEASシステムの動作を同期化する方法。
  2. 【請求項2】 前記RF同期信号と、電力線電流および電圧の少なくとも1
    つのゼロ交差の時間差を検出し、前記時間差をメモリに記憶するステップをさら
    に含む、請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記ゼロ交差の検出の後、前記時間差に基づいて求められた
    所定の時間後に、前記エキサイタ・パルスを送信するステップをさらに含む、請
    求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記リモート・ソースは、RF送信機を備えた第2のEAS
    システムである、請求項1に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記EASシステムによって生成された前記RF同期信号は
    、電力線電流および電圧の少なくとも1つのゼロ交差に同期される、請求項4に
    記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記リモート・ソースは地理的に遠隔の無線送信機システム
    である、請求項1に記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記リモート・ソースはサテライトである、請求項6に記載
    の方法。
  8. 【請求項8】 前記サテライトはグローバル・ポジショニング・システム・
    サテライトである、請求項7に記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記リモート・ソースは無線地上送信機である、請求項6に
    記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記RF同期信号は絶対タイミング信号である、請求項6
    に記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記RF同期信号はローカル・タイミング信号である、請
    求項1に記載の方法。
  12. 【請求項12】 前記EASシステムは受信する前記RF同期信号がコード
    化されている、請求項1に記載の方法。
  13. 【請求項13】 複数のEASシステムのそれぞれは、リモート・ソースか
    ら送信される同じRF同期信号を受信する受信機と、 前記受信機が前記RF同期信号を受信したことに応答して、識別マーカを励振
    させるためにエキサイタ・パルスを送信する送信機と、 前記送信機が前記エキサイタ・パルスを送信してから所定の時間後に使用可能
    になり、前記識別マーカの特徴的応答を検出するエキサイタ・パルス受信機と、
    を含む複数のEASシステムの同期されている動作のための装置。
  14. 【請求項14】 局部電力線ゼロ交差検出器と、前記RF同期信号と電力線
    電流および電圧の少なくとも1つのゼロ交差の時間差を検出する差検出器とをさ
    らに含む、請求項13に記載の装置。
  15. 【請求項15】 前記時間差を記憶するメモリをさらに含み、前記受信機が
    前記RF同期信号を受信しない場合に、前記送信機が前記エキサイタ・パルスを
    、前記ゼロ交差に関連して所定の時間、送信し、前記所定の時間が前記時間差に
    基づいて算出される、請求項14に記載の装置。
  16. 【請求項16】 前記リモート・ソースは第2のEASシステムである、請
    求項13に記載の装置。
  17. 【請求項17】 前記RF同期信号は、電力線電流および電圧の少なくとも
    1つのゼロ交差によってトリガされる、請求項13に記載の装置。
  18. 【請求項18】 前記リモート・ソースはサテライトである、請求項13に
    記載の装置。
  19. 【請求項19】 前記リモート・ソースは地理的に遠隔の無線送信機である
    、請求項13に記載の装置。
  20. 【請求項20】 前記リモート・ソースは絶対タイミング信号を送信する、
    請求項19に記載の装置。
  21. 【請求項21】 前記RF同期信号はローカル・タイミング信号である、請
    求項13に記載の装置。
  22. 【請求項22】 前記EASシステムが受信する前記RF同期信号はコード
    化されている、請求項13に記載の装置。
  23. 【請求項23】 複数のEASシステムにおいて、同じRF同期信号を受信
    するステップと、 前記複数のEASシステムのそれぞれにおいて、前記RF同期信号を処理し、
    前記EASシステムそれぞれの、電力線電圧および電流の少なくとも1つの所定
    の角度に関連するタイム・オフセットを判定するステップと、 前記EASシステムのそれぞれにおいて、タイム・オフセットをメモリ・ロケ
    ーションに記憶するステップと、 前記EASシステムのそれぞれにおいて、前記タイム・オフセットに従って、
    遠隔に位置する識別マーカを励振させるエキサイタ・パルスを送信するステップ
    と、 を含む複数のEASシステムの同期されている動作のための方法。
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