JP2003529996A - 高電圧cmos信号ドライバシステムおよび方法 - Google Patents
高電圧cmos信号ドライバシステムおよび方法Info
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Abstract
(57)【要約】
CMOSデバイスのゲートを形成する薄い酸化膜層に過剰に有害な電界をかけることなしに、薄い酸化膜ゲートのCMOSデバイスによる比較的高い電圧信号の伝送を容易にするシステムおよび方法。高電圧CMOSの薄い酸化膜ゲートシステムおよび方法は、CMOSデバイスの薄い酸化膜ゲートに劣化抑制バイアス電圧信号を供給する。劣化抑制バイアス電圧信号は、薄い酸化膜ゲートの出力CMOSデバイスのソースおよびドレイン構成要素と薄い酸化膜ゲートの出力CMOSデバイスのゲート構成要素の間に差電圧電位を設定する。劣化抑制バイアス電圧信号は、出力CMOSデバイスの薄い酸化膜ゲートを形成する酸化膜層に過剰に有害な電界ストレスが誘起されるのを防止するレベルに維持される。本システムおよび方法によれば、追加の電源または基準電圧を必要とせず、薄いゲート酸化膜デバイスは静的(スイッチングのない)状態で追加の電力を消費することがない。
Description
【0001】
本発明は集積回路設計および半導体チップ製造の分野における高電圧CMOS
信号ドライバシステムに関する。より詳細には、本発明は最小の電力消費で高電
圧信号を伝送するための電圧敏感な薄いゲート酸化膜の相補形対象金属酸化膜半
導体(CMOS)製造回路に関する。
信号ドライバシステムに関する。より詳細には、本発明は最小の電力消費で高電
圧信号を伝送するための電圧敏感な薄いゲート酸化膜の相補形対象金属酸化膜半
導体(CMOS)製造回路に関する。
【0002】
(背景)
電子システムおよび回路は、現代社会の進歩に対して多大な貢献をし、いくつ
かの分野で使用されて有利な結果を達成している。ディジタルコンピュータ、計
算機、オーディオ装置、ビデオ機器、および電話システムのような電子技術は、
ビジネス、科学、教育、および娯楽の多くの領域におけるデータ、観念、および
傾向の解析および通信で生産性の向上およびコスト低減を促進している。多くの
場合、これらの結果を提供するように設計された電子システムは、集積回路技術
を含み、比較的高電圧の信号を伝送しようとする。
かの分野で使用されて有利な結果を達成している。ディジタルコンピュータ、計
算機、オーディオ装置、ビデオ機器、および電話システムのような電子技術は、
ビジネス、科学、教育、および娯楽の多くの領域におけるデータ、観念、および
傾向の解析および通信で生産性の向上およびコスト低減を促進している。多くの
場合、これらの結果を提供するように設計された電子システムは、集積回路技術
を含み、比較的高電圧の信号を伝送しようとする。
【0003】
一般的な集積回路は、小さな単一半導体チップ上の大量の電気部品またはデバ
イスで構成される。集積回路の重要な利点は、そのコンパクトな大きさである。
現代の集積回路製造方法を使用して、個々の電気デバイス(例えば、トランジス
タ)のサイズは絶えず小さくなっている。しかし、デバイスのサイズが小さくな
ると、デバイスはますます敏感になる。集積回路内の電気デバイスを形成するた
めに使用される材料は、導電率能力および電界ストレスに耐える能力のような動
作性能を制限する本質的な特性を有する。特定の材料で構成される部品のある電
気機能を行う能力は、そのデバイスに含まれた材料の量で大きく影響される。例
えば、デバイスの全体としての三次元のサイズが比例縮小されると、アクテブな
動作レベルを維持するために、MOSデバイスではますます薄いゲート酸化膜の
厚さが必要になる。しかし、過剰な電界ストレスは、比較的薄い酸化膜層で形成
されたゲートに特に有害な影響を及ぼす。
イスで構成される。集積回路の重要な利点は、そのコンパクトな大きさである。
現代の集積回路製造方法を使用して、個々の電気デバイス(例えば、トランジス
タ)のサイズは絶えず小さくなっている。しかし、デバイスのサイズが小さくな
ると、デバイスはますます敏感になる。集積回路内の電気デバイスを形成するた
めに使用される材料は、導電率能力および電界ストレスに耐える能力のような動
作性能を制限する本質的な特性を有する。特定の材料で構成される部品のある電
気機能を行う能力は、そのデバイスに含まれた材料の量で大きく影響される。例
えば、デバイスの全体としての三次元のサイズが比例縮小されると、アクテブな
動作レベルを維持するために、MOSデバイスではますます薄いゲート酸化膜の
厚さが必要になる。しかし、過剰な電界ストレスは、比較的薄い酸化膜層で形成
されたゲートに特に有害な影響を及ぼす。
【0004】
図1は、オン状態にあって、高電圧電界ストレス条件に曝されたP型出力CM
OSデバイス100の図である。P型CMOSデバイス100は、ゲート100
、ドレイン120、ソース130、基板140、および伝導チャネル150を含
む。ドレイン120およびソース130は、正にドーピングされた材料を含む。
バルク160および基板140は、負にドーピングされた材料を含む。ゲート1
10は、ゼロ電圧の電位にある。ドレイン120、ソース130、およびバルク
160は、Vhvの比較的高い電圧電位にある。ゲート100からドレイン12
0およびソース130までの差電圧電位によって、ゲート110を形成する酸化
膜層に対して電界ストレスが生じる。例えば、ドレイン120とソース130の
電圧Vhvの電位が、ゲート110の0Vの電位に対して増加すると、結果とし
て生じる電界によって、ゲート110を形成する酸化膜層は劣化するようになる
。この劣化は、デバイスの動作および寿命に悪影響を及ぼす。
OSデバイス100の図である。P型CMOSデバイス100は、ゲート100
、ドレイン120、ソース130、基板140、および伝導チャネル150を含
む。ドレイン120およびソース130は、正にドーピングされた材料を含む。
バルク160および基板140は、負にドーピングされた材料を含む。ゲート1
10は、ゼロ電圧の電位にある。ドレイン120、ソース130、およびバルク
160は、Vhvの比較的高い電圧電位にある。ゲート100からドレイン12
0およびソース130までの差電圧電位によって、ゲート110を形成する酸化
膜層に対して電界ストレスが生じる。例えば、ドレイン120とソース130の
電圧Vhvの電位が、ゲート110の0Vの電位に対して増加すると、結果とし
て生じる電界によって、ゲート110を形成する酸化膜層は劣化するようになる
。この劣化は、デバイスの動作および寿命に悪影響を及ぼす。
【0005】
一般的な集積回路は、入力/出力(I/O)バッファ構成要素を含み、このバ
ッファは、外部デバイスへの電気信号の入出力伝送を制御する。いくつかの用途
では、出力電気信号は比較的高電圧で伝送される必要がある。比較的高電圧の電
気信号を伝送しながら、適切に動作し妥当な寿命を有するデバイスの能力は、デ
バイスに含まれた材料の種類および材料の厚さで定義される許容範囲で大部分が
決定される。ある状況では、厚いゲート酸化膜層のデバイスが、比較的高電圧の
信号を伝送することができるが、比較的薄いゲート酸化膜のデバイスのコスト的
な有利を提供することがない。しかし、薄いゲート酸化膜のデバイスを使用して
比較的高電圧の信号を伝送すると、デバイスに有害なストレスを加える電界にな
ることが多い。また、この有害な電界ストレスは、通常、デバイスの性能および
寿命の障害となる。
ッファは、外部デバイスへの電気信号の入出力伝送を制御する。いくつかの用途
では、出力電気信号は比較的高電圧で伝送される必要がある。比較的高電圧の電
気信号を伝送しながら、適切に動作し妥当な寿命を有するデバイスの能力は、デ
バイスに含まれた材料の種類および材料の厚さで定義される許容範囲で大部分が
決定される。ある状況では、厚いゲート酸化膜層のデバイスが、比較的高電圧の
信号を伝送することができるが、比較的薄いゲート酸化膜のデバイスのコスト的
な有利を提供することがない。しかし、薄いゲート酸化膜のデバイスを使用して
比較的高電圧の信号を伝送すると、デバイスに有害なストレスを加える電界にな
ることが多い。また、この有害な電界ストレスは、通常、デバイスの性能および
寿命の障害となる。
【0006】
必要なものは、デバイスのゲートを形成する酸化膜層に過度に有害な電界をか
けることなく、比較的高電圧のレベルで電気信号を伝送することができる比較的
薄いゲート酸化膜のデバイスを含む集積回路システムおよび方法である。薄いゲ
ート酸化膜のデバイスは、薄いゲート酸化膜層にかかる過剰な電界ストレスによ
る寿命劣化を悪化させること無しに動作しなければならない。それは、追加の電
源を必要としてはならないし、また、薄いゲート酸化膜のデバイスが静的(スイ
ッチングがない)状態で追加の電力を消費するようになってはならない。
けることなく、比較的高電圧のレベルで電気信号を伝送することができる比較的
薄いゲート酸化膜のデバイスを含む集積回路システムおよび方法である。薄いゲ
ート酸化膜のデバイスは、薄いゲート酸化膜層にかかる過剰な電界ストレスによ
る寿命劣化を悪化させること無しに動作しなければならない。それは、追加の電
源を必要としてはならないし、また、薄いゲート酸化膜のデバイスが静的(スイ
ッチングがない)状態で追加の電力を消費するようになってはならない。
【0007】
(概要)
本発明は、デバイスのゲートを形成する酸化膜層に過度に有害な電界をかける
ことなく、比較的高電圧のレベルで電気信号を伝送することができる比較的薄い
ゲート酸化膜のCMOSデバイスを含む集積回路システムおよび方法である。本
発明のシステムおよび方法は、薄いゲート酸化膜層にかかる過剰な電界ストレス
による寿命劣化を悪化させること無し、薄いゲート酸化膜のデバイスの動作を容
易にする。本発明は、追加の電源または基準電圧を必要としないし、また、静的
(スイッチングがない)状態で追加の電力を消費しない。
ことなく、比較的高電圧のレベルで電気信号を伝送することができる比較的薄い
ゲート酸化膜のCMOSデバイスを含む集積回路システムおよび方法である。本
発明のシステムおよび方法は、薄いゲート酸化膜層にかかる過剰な電界ストレス
による寿命劣化を悪化させること無し、薄いゲート酸化膜のデバイスの動作を容
易にする。本発明は、追加の電源または基準電圧を必要としないし、また、静的
(スイッチングがない)状態で追加の電力を消費しない。
【0008】
本発明の一実施形態では、劣化抑制バイアス電圧構成要素が、高電圧出力の薄
いゲート酸化膜のCMOSデバイスのゲートに劣化抑制バイアス電圧信号を加え
る。劣化抑制バイアス電圧は、出力CMOSデバイスのゲートから出力CMOS
デバイスのソースおよびドレインまでの電圧差が、その電圧差によってゲートに
過剰な電界ストレスが生じないように維持される範囲内で設定される。例えば、
本発明の一実施形態では、劣化抑制バイアス電圧構成要素は、バイアス電圧範囲
リミッタを使用して、CMOSゲート信号の電圧を許容可能な範囲内に制限する
。信号が回路を伝搬している間、劣化抑制バイアス電圧ドライバが使用されて、
劣化抑制バイアス電圧信号を能動的に励振し、堅固に保持する。信号が回路を伝
搬した後で、劣化抑制バイアス電圧ドライバは作動しないようにされる。
いゲート酸化膜のCMOSデバイスのゲートに劣化抑制バイアス電圧信号を加え
る。劣化抑制バイアス電圧は、出力CMOSデバイスのゲートから出力CMOS
デバイスのソースおよびドレインまでの電圧差が、その電圧差によってゲートに
過剰な電界ストレスが生じないように維持される範囲内で設定される。例えば、
本発明の一実施形態では、劣化抑制バイアス電圧構成要素は、バイアス電圧範囲
リミッタを使用して、CMOSゲート信号の電圧を許容可能な範囲内に制限する
。信号が回路を伝搬している間、劣化抑制バイアス電圧ドライバが使用されて、
劣化抑制バイアス電圧信号を能動的に励振し、堅固に保持する。信号が回路を伝
搬した後で、劣化抑制バイアス電圧ドライバは作動しないようにされる。
【0009】
(詳細な説明)
高電圧CMOSの薄い酸化膜ゲート信号ドライバを実現するためのシステムお
よび方法である本発明の好ましい実施形態を詳細に参照し、その例を添付の図面
に示す。好ましい実施形態に関連して本発明を説明するが、それは本発明をこれ
らの実施形態に限定する意図でないことは理解されるであろう。逆に、本発明は
、添付の特許請求の範囲で定義されるような本発明の精神および範囲内に含まれ
る代替物、変更物、均等物を含む意図である。さらに、本発明に関する下記の詳
細な説明において、多数の特定の細部は、本発明を完全に理解するためのもので
ある。しかし、当業者には明らかになるであろうが、本発明はこれらの特定の細
部無しで実施することができる。他の例では、周知の方法、手順、構成要素、お
よび回路は、本発明の態様を不必要に曖昧にしないために、詳細に説明しなかっ
た。
よび方法である本発明の好ましい実施形態を詳細に参照し、その例を添付の図面
に示す。好ましい実施形態に関連して本発明を説明するが、それは本発明をこれ
らの実施形態に限定する意図でないことは理解されるであろう。逆に、本発明は
、添付の特許請求の範囲で定義されるような本発明の精神および範囲内に含まれ
る代替物、変更物、均等物を含む意図である。さらに、本発明に関する下記の詳
細な説明において、多数の特定の細部は、本発明を完全に理解するためのもので
ある。しかし、当業者には明らかになるであろうが、本発明はこれらの特定の細
部無しで実施することができる。他の例では、周知の方法、手順、構成要素、お
よび回路は、本発明の態様を不必要に曖昧にしないために、詳細に説明しなかっ
た。
【0010】
本発明のシステムおよび方法は、劣化抑制バイアス電圧(Vbias)を、高
電圧出力の薄い酸化膜ゲートCMOSデバイスのゲートに加える。図2Aは、劣
化抑制バイアス電圧システム200Aを説明するブロック図であり、この劣化抑
制バイアス電圧システム200Aは、本発明の一実施形態である劣化抑制バイア
ス電圧構成要素205を含む。劣化抑制バイアス電圧構成要素205は、ゲート
282に結合され、このゲート282はソース281およびドレイン283に結
合されている。劣化抑制バイアス電圧構成要素205は、劣化抑制バイアス電圧
(Vbias)信号をゲート282に供給する。劣化抑制バイアス電圧(Vbi
as)は、出力CMOSデバイスのゲートから出力CMOSデバイスのソースお
よびドレインまでの電圧差を、この電圧差によってゲートに対する過剰な電界ス
トレスが生じないように維持する。このようにして、ソース281とドレイン2
83の間の電圧差が比較的高い場合でも(例えば、ゲート酸化膜電圧ストレス限
界の従来の制限よりも高くても)、ゲート282からソース281までの電圧差
(Vgs)およびゲート282からドレイン283までの電圧差(Vgd)は、
ゲート282に含まれる酸化膜層の許容できる電界許容範囲制限を越えることは
ない。
電圧出力の薄い酸化膜ゲートCMOSデバイスのゲートに加える。図2Aは、劣
化抑制バイアス電圧システム200Aを説明するブロック図であり、この劣化抑
制バイアス電圧システム200Aは、本発明の一実施形態である劣化抑制バイア
ス電圧構成要素205を含む。劣化抑制バイアス電圧構成要素205は、ゲート
282に結合され、このゲート282はソース281およびドレイン283に結
合されている。劣化抑制バイアス電圧構成要素205は、劣化抑制バイアス電圧
(Vbias)信号をゲート282に供給する。劣化抑制バイアス電圧(Vbi
as)は、出力CMOSデバイスのゲートから出力CMOSデバイスのソースお
よびドレインまでの電圧差を、この電圧差によってゲートに対する過剰な電界ス
トレスが生じないように維持する。このようにして、ソース281とドレイン2
83の間の電圧差が比較的高い場合でも(例えば、ゲート酸化膜電圧ストレス限
界の従来の制限よりも高くても)、ゲート282からソース281までの電圧差
(Vgs)およびゲート282からドレイン283までの電圧差(Vgd)は、
ゲート282に含まれる酸化膜層の許容できる電界許容範囲制限を越えることは
ない。
【0011】
図2Bは、本発明のP型出力CMOSデバイス201の説明図である。P型出
力CMOSデバイス201は、ゲート210、ドレイン220、ソース230、
基板240および伝導チャネル250を含む。ドレイン220およびソース23
0は、正にドーピングされた材料を含む。バルク260および基板240は、負
にドーピングされた材料を含む。ドレイン220およびソース230は、Vhv
の比較的高電圧の電位にある。ゲート210は、Vbiasの劣化抑制バイアス
電圧にある。ここで、Vbiasは、P型出力CMOSデバイス201の固有の
電気的特性および限界に基づいて予め決定された所望範囲の限界内に保持される
。所望のVbias範囲の限界は、ゲート210からドレイン220およびソー
ス230までの差電圧電位がゲート210を形成する酸化膜層に対する電界スト
レスを生じさせないように、または誤ってゲートをオフにさせないように選ばれ
る。
力CMOSデバイス201は、ゲート210、ドレイン220、ソース230、
基板240および伝導チャネル250を含む。ドレイン220およびソース23
0は、正にドーピングされた材料を含む。バルク260および基板240は、負
にドーピングされた材料を含む。ドレイン220およびソース230は、Vhv
の比較的高電圧の電位にある。ゲート210は、Vbiasの劣化抑制バイアス
電圧にある。ここで、Vbiasは、P型出力CMOSデバイス201の固有の
電気的特性および限界に基づいて予め決定された所望範囲の限界内に保持される
。所望のVbias範囲の限界は、ゲート210からドレイン220およびソー
ス230までの差電圧電位がゲート210を形成する酸化膜層に対する電界スト
レスを生じさせないように、または誤ってゲートをオフにさせないように選ばれ
る。
【0012】
図2Cは、本発明のプロセス容認Vbias範囲表290の一例であり、P型
出力CMOSデバイス201の所望Vbias範囲とP型出力CMOSデバイス
201に加えられた他の電圧の間の関係を示す。Vbias範囲限界の値Vlo
werおよびVupperは、いくつかの要素で決定される。Vlowerは、
VhvとVlowerの間の電圧差が出力CMOSデバイス201の許容できる
電界ストレス許容範囲限界を越えないようにする値に設定される。本発明の一実
施形態では、Vupperは、ゲートの電圧電位がソースの電圧レベルに十分に
近くなって薄いゲート酸化膜のCMOSデバイスを不注意にオフさせることがな
いように十分に低く設定される。
出力CMOSデバイス201の所望Vbias範囲とP型出力CMOSデバイス
201に加えられた他の電圧の間の関係を示す。Vbias範囲限界の値Vlo
werおよびVupperは、いくつかの要素で決定される。Vlowerは、
VhvとVlowerの間の電圧差が出力CMOSデバイス201の許容できる
電界ストレス許容範囲限界を越えないようにする値に設定される。本発明の一実
施形態では、Vupperは、ゲートの電圧電位がソースの電圧レベルに十分に
近くなって薄いゲート酸化膜のCMOSデバイスを不注意にオフさせることがな
いように十分に低く設定される。
【0013】
本発明の一実施形態では、Vlowerは、出力電圧から許容範囲電圧を引く
ことで決定される。例えば、P型出力CMOSデバイス201の一実施形態は最
大許容範囲電圧が3.63ボルトであり、出力要求が3.9ボルトである。ゲー
ト210からドライン220およびソース230までの電圧差が3.63ボルト
以下に保たれている限りでは(許容範囲電圧と同じレベル)、ゲート110を形
成する薄い金属酸化膜層に対する過剰な電気的ストレスはない。このようにして
、P型出力CMOSデバイス201の一実施形態のVlowerは、0.27ボ
ルトであるか(3.9の出力要求電圧から3.63の許容範囲電圧を引いたもの
)、またはこれより高く、VbiasはVlower以上であるので、P型出力
CMOSデバイス201は、ゲート210を形成する金属酸化膜層に対して過剰
な電界ストレスを招くこと無く、比較的高電圧の出力信号を伝送することができ
る。
ことで決定される。例えば、P型出力CMOSデバイス201の一実施形態は最
大許容範囲電圧が3.63ボルトであり、出力要求が3.9ボルトである。ゲー
ト210からドライン220およびソース230までの電圧差が3.63ボルト
以下に保たれている限りでは(許容範囲電圧と同じレベル)、ゲート110を形
成する薄い金属酸化膜層に対する過剰な電気的ストレスはない。このようにして
、P型出力CMOSデバイス201の一実施形態のVlowerは、0.27ボ
ルトであるか(3.9の出力要求電圧から3.63の許容範囲電圧を引いたもの
)、またはこれより高く、VbiasはVlower以上であるので、P型出力
CMOSデバイス201は、ゲート210を形成する金属酸化膜層に対して過剰
な電界ストレスを招くこと無く、比較的高電圧の出力信号を伝送することができ
る。
【0014】
図2Dは、劣化抑制バイアス電圧構成要素205の一実施形態であるバイアス
電圧範囲リミッタ270を示すブロック図である。バイアス電圧範囲リミッタ2
70はゲート282に結合し、このゲート282はソース281およびドレイン
283に結合している。バイアス電圧範囲リミッタ270は、Vupperの値
とVlowerの値の間のVbias信号を維持する。図2Eは、バイアス電圧
範囲リミッタ270の一実施形態の説明図である。この実施形態で、バイアス電
圧範囲リミッタ270は、ダイオード271およびダイオード272を含む。ダ
イオード271はダイード272およびVbias信号に結合されている。ダイ
オード271は、Vbias信号の下限電圧レベル(Vlower)を制御し、
ダイオード272は、Vbias信号の上限電圧レベル(Vupper)を制御
する。VlowerおよびVupperは、Vdd基準点273とVss基準点
274の間で電流が流れないようなレベルに設定され、電力消費はない。このよ
うにして、ゲート282が「オン」になり、比較的高電圧(Vhv)の信号がソ
ース281からドレイン283に引き出された時に、ゲート281に対する電気
ストレスはVbias信号(この例ではゼロボルトでない)によって許容可能レ
ベルに維持される。一例では、ゲート282をVhvと同じ電圧レベルに設定す
ることで、ゲート282は「オフ」になる。
電圧範囲リミッタ270を示すブロック図である。バイアス電圧範囲リミッタ2
70はゲート282に結合し、このゲート282はソース281およびドレイン
283に結合している。バイアス電圧範囲リミッタ270は、Vupperの値
とVlowerの値の間のVbias信号を維持する。図2Eは、バイアス電圧
範囲リミッタ270の一実施形態の説明図である。この実施形態で、バイアス電
圧範囲リミッタ270は、ダイオード271およびダイオード272を含む。ダ
イオード271はダイード272およびVbias信号に結合されている。ダイ
オード271は、Vbias信号の下限電圧レベル(Vlower)を制御し、
ダイオード272は、Vbias信号の上限電圧レベル(Vupper)を制御
する。VlowerおよびVupperは、Vdd基準点273とVss基準点
274の間で電流が流れないようなレベルに設定され、電力消費はない。このよ
うにして、ゲート282が「オン」になり、比較的高電圧(Vhv)の信号がソ
ース281からドレイン283に引き出された時に、ゲート281に対する電気
ストレスはVbias信号(この例ではゼロボルトでない)によって許容可能レ
ベルに維持される。一例では、ゲート282をVhvと同じ電圧レベルに設定す
ることで、ゲート282は「オフ」になる。
【0015】
図3は、本発明の一実施形態である高電圧CMOSの薄い酸化膜ゲートの信号
ドライバシステム300の説明図である。高電圧CMOSの薄い酸化膜ゲートの
信号ドライバシステム300は、バイアス電圧範囲リミッタ310、バイアス電
圧レベルドライバ320、高電圧入力構成要素330、オン状態構成要素340
、オフ状態構成要素350、プルダウン構成要素360、インバータ371、C
MOSデバイス(MPA)372、CMOSデバイス(MPB)373、および
パッド375を備える。バイアス電圧範囲リミッタ310は、バイアス電圧レベ
ルドライバ320、オン状態構成要素340、およびCMOSデバイス(MPB
)373に結合されている。バイアス電圧レベルドライバ320は、高電圧入力
構成要素330、オン状態構成要素340、およびCMOSデバイス(MPB)
373に結合されている。高電圧入力構成要素330は、バイアス電圧レベルド
ライバ320、プルダウン構成要素360、CMOSデバイス(MPA)372
、CMOSデバイス(MPB)373、およびパッド375に結合されている。
オフ状態構成要素350は、インバータ371、CMOSデバイス(MPB)3
73、およびオン状態構成要素340に結合され、またオン状態構成要素340
はCMOSデバイス(MPB)373に結合されている。高電圧入力構成要素3
30、プルダウン構成要素360、パッド375、CMOSデバイス(MPB)
373は全て互いに結合されている。CMOSデバイス(MPA)372は、C
MOSデバイス(MPB)373に結合されている。
ドライバシステム300の説明図である。高電圧CMOSの薄い酸化膜ゲートの
信号ドライバシステム300は、バイアス電圧範囲リミッタ310、バイアス電
圧レベルドライバ320、高電圧入力構成要素330、オン状態構成要素340
、オフ状態構成要素350、プルダウン構成要素360、インバータ371、C
MOSデバイス(MPA)372、CMOSデバイス(MPB)373、および
パッド375を備える。バイアス電圧範囲リミッタ310は、バイアス電圧レベ
ルドライバ320、オン状態構成要素340、およびCMOSデバイス(MPB
)373に結合されている。バイアス電圧レベルドライバ320は、高電圧入力
構成要素330、オン状態構成要素340、およびCMOSデバイス(MPB)
373に結合されている。高電圧入力構成要素330は、バイアス電圧レベルド
ライバ320、プルダウン構成要素360、CMOSデバイス(MPA)372
、CMOSデバイス(MPB)373、およびパッド375に結合されている。
オフ状態構成要素350は、インバータ371、CMOSデバイス(MPB)3
73、およびオン状態構成要素340に結合され、またオン状態構成要素340
はCMOSデバイス(MPB)373に結合されている。高電圧入力構成要素3
30、プルダウン構成要素360、パッド375、CMOSデバイス(MPB)
373は全て互いに結合されている。CMOSデバイス(MPA)372は、C
MOSデバイス(MPB)373に結合されている。
【0016】
高電圧CMOSの薄い酸化膜ゲート信号ドライバシステム300の構成要素は
協働して、CMOSデバイス(MPA)372およびCMOSデバイス(MPB
)373に含まれるゲートを形成する酸化膜層に大きな有害な影響を与えること
なしに、比較的高電圧の出力を供給する。バイアス電圧範囲リミッタ310は、
所定のゲート劣化バイアス電圧範囲からVbias信号電圧が逸脱するのを防止
する。バイアス電圧レベルドライバ320は、信号が高電圧CMOSの薄い酸化
膜ゲート信号ドライバシステム300を通過する間、所望のゲート劣化抑制バイ
アス電圧範囲内の値にVbiasを能動的に励振し、堅固に保持する。高電圧入
力構成要素330は、帰還信号をバイアス電圧レベルドライバ320に供給する
入力受信機である。オン状態構成要素340は、出力デバイスのCMOSデバイ
ス(MPA)372を活動化する。オフ状態構成要素350は、CMOSデバイ
ス(MPA)372のゲートを比較的高い電圧(例えば、Vhv)に励振する信
号を伝える。本発明の一実施形態では、CMOSデバイス(MPB)373は常
にオンであり、Vbiasに設定される。プルダウン構成要素360は、信号を
下方に引っ張るために使用される。インバータ371は、前記出力CMOSがオ
ンにする信号とオフにする信号を同時に受け取ることがないようにするように構
成されている。CMOSデバイス(MPA)372およびCMOSデバイス(M
PB)373は、比較的高電圧の信号(例えば、Vhv)の伝送を制御する出力
デバイス(例えば、PMOSトランジスタ)である。パッド375は、高電圧外
部信号伝送のための接続点である。
協働して、CMOSデバイス(MPA)372およびCMOSデバイス(MPB
)373に含まれるゲートを形成する酸化膜層に大きな有害な影響を与えること
なしに、比較的高電圧の出力を供給する。バイアス電圧範囲リミッタ310は、
所定のゲート劣化バイアス電圧範囲からVbias信号電圧が逸脱するのを防止
する。バイアス電圧レベルドライバ320は、信号が高電圧CMOSの薄い酸化
膜ゲート信号ドライバシステム300を通過する間、所望のゲート劣化抑制バイ
アス電圧範囲内の値にVbiasを能動的に励振し、堅固に保持する。高電圧入
力構成要素330は、帰還信号をバイアス電圧レベルドライバ320に供給する
入力受信機である。オン状態構成要素340は、出力デバイスのCMOSデバイ
ス(MPA)372を活動化する。オフ状態構成要素350は、CMOSデバイ
ス(MPA)372のゲートを比較的高い電圧(例えば、Vhv)に励振する信
号を伝える。本発明の一実施形態では、CMOSデバイス(MPB)373は常
にオンであり、Vbiasに設定される。プルダウン構成要素360は、信号を
下方に引っ張るために使用される。インバータ371は、前記出力CMOSがオ
ンにする信号とオフにする信号を同時に受け取ることがないようにするように構
成されている。CMOSデバイス(MPA)372およびCMOSデバイス(M
PB)373は、比較的高電圧の信号(例えば、Vhv)の伝送を制御する出力
デバイス(例えば、PMOSトランジスタ)である。パッド375は、高電圧外
部信号伝送のための接続点である。
【0017】
図4Aは、バイアス電圧範囲リミッタ310の一実施形態であるバイアス電圧
範囲リミッタ310Aの説明図である。バイアス電圧範囲リミッタ310は、所
定の範囲からVbias信号が逸脱するのを防止する。ここで、信号が高電圧C
MOSの薄い酸化膜ゲート信号ドライバシステム300を通過していない時、こ
の所定の範囲で、Vbias信号が許容可能な上限(Vupper)と許容可能
な下限(Vlower)の間で変化することができるようになる。バイアス電圧
範囲リミッタ310Aは、直列に結合された一組のダイオードおよび電圧バイア
スノード417を含む。ダイオードの組は、直列に結合されたDu411、Du
412からDu(n)413、Dd414、およびDd(n)415を含む。直
列の一端から他端までの電圧差はVdd−Vssである。Vbiasはダイオー
ドDu(n)413とダイオードDd414の間に結合された電圧バイアスノー
ド317から伝送される。または、引き出される。VddからVbiasまでに
結合されたダイオードの組は(例えば、Du411からDu(n)413)、許
容可能な下限よりも下に下がらないようにVbiasを制限する働きをする。V
ss(例えば、0V)からVbiasまでに結合されたダイオード(例えば、D
d414からDd(n))は、所望の上限より上にならないようにVbiasを
制限する。VbiasがVlowerとVupperの間にある時、VddとV
ssの間の漏れ電流の流れは比較的小さく、電力消費は実質的に無いか、または
無視できるほどである。
範囲リミッタ310Aの説明図である。バイアス電圧範囲リミッタ310は、所
定の範囲からVbias信号が逸脱するのを防止する。ここで、信号が高電圧C
MOSの薄い酸化膜ゲート信号ドライバシステム300を通過していない時、こ
の所定の範囲で、Vbias信号が許容可能な上限(Vupper)と許容可能
な下限(Vlower)の間で変化することができるようになる。バイアス電圧
範囲リミッタ310Aは、直列に結合された一組のダイオードおよび電圧バイア
スノード417を含む。ダイオードの組は、直列に結合されたDu411、Du
412からDu(n)413、Dd414、およびDd(n)415を含む。直
列の一端から他端までの電圧差はVdd−Vssである。Vbiasはダイオー
ドDu(n)413とダイオードDd414の間に結合された電圧バイアスノー
ド317から伝送される。または、引き出される。VddからVbiasまでに
結合されたダイオードの組は(例えば、Du411からDu(n)413)、許
容可能な下限よりも下に下がらないようにVbiasを制限する働きをする。V
ss(例えば、0V)からVbiasまでに結合されたダイオード(例えば、D
d414からDd(n))は、所望の上限より上にならないようにVbiasを
制限する。VbiasがVlowerとVupperの間にある時、VddとV
ssの間の漏れ電流の流れは比較的小さく、電力消費は実質的に無いか、または
無視できるほどである。
【0018】
図4Bは、NMOS型デバイスを使用して実施されたバイアス電圧範囲リミッ
タ310の実施形態であるバイアス電圧範囲リミッタ310Bを示す。バイアス
電圧範囲リミッタ310Bは、N型MOSデバイスの組と電圧バイアスノード4
27を含む。MOSデバイスの組は、直列に結合されたMN421、MN422
、MN423、MN424、およびMN425を含む。直列の一端かた他端まで
の電圧差はVdd−Vssである。Vbiasは、MOSデバイスMN422と
MOSデバイスMN423の間に結合された電圧バイアスノード327から引き
出される。電圧バイアスノード427は、バイアス電圧(例えば、Vbias)
を伝送するように構成されている。
タ310の実施形態であるバイアス電圧範囲リミッタ310Bを示す。バイアス
電圧範囲リミッタ310Bは、N型MOSデバイスの組と電圧バイアスノード4
27を含む。MOSデバイスの組は、直列に結合されたMN421、MN422
、MN423、MN424、およびMN425を含む。直列の一端かた他端まで
の電圧差はVdd−Vssである。Vbiasは、MOSデバイスMN422と
MOSデバイスMN423の間に結合された電圧バイアスノード327から引き
出される。電圧バイアスノード427は、バイアス電圧(例えば、Vbias)
を伝送するように構成されている。
【0019】
図4Cは、PMOS型デバイスで構成されるバイアス電圧範囲リミッタ310
の実施形態であるバイアス電圧範囲リミッタ310Cを示す。バイアス電圧範囲
リミッタ310Bは、P型MOSデバイス、N型MOSデバイスの組、および電
圧バイアスノード437を含む。MOSデバイスの組は、直列に結合されたMP
431、MP432、MN433、MN434、およびMN435を含む。直列
の一端から他端までの電圧差はVdd−Vssである。Vbiasは、MOSデ
バイスMP432とMOSデバイスMP433の間に結合された電圧バイアスノ
ード437から引き出される。電圧バイアスノード437は、バイアス電圧(例
えば、Vbias)を伝送する。本発明は当業者によって他の構成に対応するよ
うに構成されることは理解すべきことである。例えば、本発明の一実施形態はN
MOSデバイスMN433、MN434、およびMN435の代わりにPMOS
デバイスを含む。
の実施形態であるバイアス電圧範囲リミッタ310Cを示す。バイアス電圧範囲
リミッタ310Bは、P型MOSデバイス、N型MOSデバイスの組、および電
圧バイアスノード437を含む。MOSデバイスの組は、直列に結合されたMP
431、MP432、MN433、MN434、およびMN435を含む。直列
の一端から他端までの電圧差はVdd−Vssである。Vbiasは、MOSデ
バイスMP432とMOSデバイスMP433の間に結合された電圧バイアスノ
ード437から引き出される。電圧バイアスノード437は、バイアス電圧(例
えば、Vbias)を伝送する。本発明は当業者によって他の構成に対応するよ
うに構成されることは理解すべきことである。例えば、本発明の一実施形態はN
MOSデバイスMN433、MN434、およびMN435の代わりにPMOS
デバイスを含む。
【0020】
図5Aは、バイアス電圧レベルドライバ320の一実施形態の説明図である。
この実施形態では、バイアス電圧レベルドライバ320は、第1の状態構成要素
510および第2の状態構成要素520を含む。第1の状態構成要素510は、
第2の状態構成要素520に結合されている。第1の状態構成要素510は、第
1のレベルスイッチ511、第2のレベルスイッチ512、第1のレベル抵抗器
513、第2のレベル抵抗器514、第3のレベルスイッチ515、および第4
のレベルスイッチ516を含む。第2のレベルスイッチ512は、第1のレベル
スイッチ511および第1のレベル抵抗器513に結合され、この第1のレベル
抵抗器513は第2のレベル抵抗器514に結合されている。第3のレベルスイ
ッチ515は、第2のレベル抵抗器514および第4のレベルスイッチ516に
結合されている。第2の状態構成要素520は、第7のレベルスイッチ521、
第8のレベルスイッチ522、第3のレベル抵抗器523、第4のレベル抵抗器
524、第9のレベルスイッチ525、および第10のレベルスイッチ526を
含む。第8のレベルスイッチ522は、第7のレベルスイッチ521および第3
のレベル抵抗器523に結合され、この第3のレベル抵抗器523は第4のレベ
ル抵抗器524に結合されている。第9のレベルスイッチ525は、第4のレベ
ル抵抗器524および第10のレベルスイッチ526に結合されている。
この実施形態では、バイアス電圧レベルドライバ320は、第1の状態構成要素
510および第2の状態構成要素520を含む。第1の状態構成要素510は、
第2の状態構成要素520に結合されている。第1の状態構成要素510は、第
1のレベルスイッチ511、第2のレベルスイッチ512、第1のレベル抵抗器
513、第2のレベル抵抗器514、第3のレベルスイッチ515、および第4
のレベルスイッチ516を含む。第2のレベルスイッチ512は、第1のレベル
スイッチ511および第1のレベル抵抗器513に結合され、この第1のレベル
抵抗器513は第2のレベル抵抗器514に結合されている。第3のレベルスイ
ッチ515は、第2のレベル抵抗器514および第4のレベルスイッチ516に
結合されている。第2の状態構成要素520は、第7のレベルスイッチ521、
第8のレベルスイッチ522、第3のレベル抵抗器523、第4のレベル抵抗器
524、第9のレベルスイッチ525、および第10のレベルスイッチ526を
含む。第8のレベルスイッチ522は、第7のレベルスイッチ521および第3
のレベル抵抗器523に結合され、この第3のレベル抵抗器523は第4のレベ
ル抵抗器524に結合されている。第9のレベルスイッチ525は、第4のレベ
ル抵抗器524および第10のレベルスイッチ526に結合されている。
【0021】
信号が高電圧CMOSの薄い酸化膜ゲートの信号ドライバシステム300を通
って伝搬する時、バイアス電圧レベルドライバ320はバイアス電圧Vbias
信号を能動的に励振し、それを堅固に保持して、電荷再分布効果によってVbi
asが所望の範囲から取り出されることがないようにする。論理0の値から論理
1の値への信号遷移(例えば、0ボルトから1ボルト、0ボルトから5ボルト、
等)が、バイアス電圧レベルドライバ320を通って伝搬する時、この信号遷移
が回路を通過するまで、回路は第1の状態に設定される。論理1の値から論理0
の値への信号遷移(例えば、5ボルトから0ボルト)がバイアス電圧レベルドラ
イバ320を通って伝搬する時、信号遷移が回路を通過するまで、回路は第2の
状態に設定される。そうでない場合は、回路は第3の状態にあり、そこでは、バ
イアス電圧レベルドライバ320は電圧バイアス信号を能動的に励振しない。例
えば、信号が高電圧CMOSの薄い酸化膜ゲートの信号ドライバシステム300
を伝搬した後で、バイアス電圧レベルドライバ320は、別の遷移が起こるまで
、Vbiasを能動的に励振しなくなる。
って伝搬する時、バイアス電圧レベルドライバ320はバイアス電圧Vbias
信号を能動的に励振し、それを堅固に保持して、電荷再分布効果によってVbi
asが所望の範囲から取り出されることがないようにする。論理0の値から論理
1の値への信号遷移(例えば、0ボルトから1ボルト、0ボルトから5ボルト、
等)が、バイアス電圧レベルドライバ320を通って伝搬する時、この信号遷移
が回路を通過するまで、回路は第1の状態に設定される。論理1の値から論理0
の値への信号遷移(例えば、5ボルトから0ボルト)がバイアス電圧レベルドラ
イバ320を通って伝搬する時、信号遷移が回路を通過するまで、回路は第2の
状態に設定される。そうでない場合は、回路は第3の状態にあり、そこでは、バ
イアス電圧レベルドライバ320は電圧バイアス信号を能動的に励振しない。例
えば、信号が高電圧CMOSの薄い酸化膜ゲートの信号ドライバシステム300
を伝搬した後で、バイアス電圧レベルドライバ320は、別の遷移が起こるまで
、Vbiasを能動的に励振しなくなる。
【0022】
図5Bは、バイアス電圧レベルドライバ320の状態の概略説明図である。第
1の状態320Aと第2の状態320Bの間の主要な差は、レベル抵抗器513
から524の抵抗の値である。第1の状態と第2の状態の両方がVbiasに同
じ電圧を生成するように、抵抗は設定されているが、第1のレベル抵抗器513
および第2のレベル抵抗器514の値は、第3のレベル抵抗器523および第4
のレベル抵抗器524の値よりも遥かに小さい。本発明の一例では、パッドの信
号がバイアス電圧レベルドライバ320によって非常に大きなVbias信号が
生成されるように要求する時、第2の状態が起こる。第2の状態は、バイアス電
圧レベルドライバ320をアクテイブに励振することを利用して、デバイス(例
えば、CMOSデバイス(MPB)373)のゲートとドレインの間の容量性結
合特性のために、VbiasがVlowerより下になることが無いようにする
。このようにして、第2の状態は、第1の状態よりも信号伝送中により多くの電
力を消費する。本発明の一実施形態では、第1のレベル抵抗器513および第2
のレベル抵抗器514は、第2の状態のために使用される。第2の状態は小さな
抵抗値を必要としないので、抵抗値の差は存在可能である。第3の状態320C
で、VddとVbiasの間およびVbiasとVssの間に開放が生じる。本
発明の一実施形態は、CMOSデバイス(MPB)373の一実施形態のゲート
とドレインの間の結合の容量性によって、VbiasがVlowerより下に低
下しないようにする能動的励振を含む。
1の状態320Aと第2の状態320Bの間の主要な差は、レベル抵抗器513
から524の抵抗の値である。第1の状態と第2の状態の両方がVbiasに同
じ電圧を生成するように、抵抗は設定されているが、第1のレベル抵抗器513
および第2のレベル抵抗器514の値は、第3のレベル抵抗器523および第4
のレベル抵抗器524の値よりも遥かに小さい。本発明の一例では、パッドの信
号がバイアス電圧レベルドライバ320によって非常に大きなVbias信号が
生成されるように要求する時、第2の状態が起こる。第2の状態は、バイアス電
圧レベルドライバ320をアクテイブに励振することを利用して、デバイス(例
えば、CMOSデバイス(MPB)373)のゲートとドレインの間の容量性結
合特性のために、VbiasがVlowerより下になることが無いようにする
。このようにして、第2の状態は、第1の状態よりも信号伝送中により多くの電
力を消費する。本発明の一実施形態では、第1のレベル抵抗器513および第2
のレベル抵抗器514は、第2の状態のために使用される。第2の状態は小さな
抵抗値を必要としないので、抵抗値の差は存在可能である。第3の状態320C
で、VddとVbiasの間およびVbiasとVssの間に開放が生じる。本
発明の一実施形態は、CMOSデバイス(MPB)373の一実施形態のゲート
とドレインの間の結合の容量性によって、VbiasがVlowerより下に低
下しないようにする能動的励振を含む。
【0023】
図6は、オフ状態構成要素350の一実施形態であるオフ状態構成要素350
Aの回路図である。オフ状態構成要素350Aは、NMOSデバイス601、N
MOSデバイス602、NMOSデバイス603、PMOSデバイス604、P
MOSデバイス605、およびNMOSデバイス607を含む。NMOSデバイ
ス602は、NMOSデバイス601、PMOSデバイス607、PMOSデバ
イス605、およびNMOSデバイス603に結合され、NMOSデバイス60
3はPMOSデバイス604に結合される。入力信号381が論理LOWの値で
ある時、オフ状態構成要素350AはトランジスタMPA372を「オフ」状態
にする。オフ状態構成要素350Aの構成要素は協働して動作し、PMOS出力
デバイスMPA372のゲートにかかる比較的高い電圧(例えば、Vhv)を励
振して、PMOS出力デバイスMPA372をオフにする。
Aの回路図である。オフ状態構成要素350Aは、NMOSデバイス601、N
MOSデバイス602、NMOSデバイス603、PMOSデバイス604、P
MOSデバイス605、およびNMOSデバイス607を含む。NMOSデバイ
ス602は、NMOSデバイス601、PMOSデバイス607、PMOSデバ
イス605、およびNMOSデバイス603に結合され、NMOSデバイス60
3はPMOSデバイス604に結合される。入力信号381が論理LOWの値で
ある時、オフ状態構成要素350AはトランジスタMPA372を「オフ」状態
にする。オフ状態構成要素350Aの構成要素は協働して動作し、PMOS出力
デバイスMPA372のゲートにかかる比較的高い電圧(例えば、Vhv)を励
振して、PMOS出力デバイスMPA372をオフにする。
【0024】
図7Aは、オン状態構成要素340の一実施形態であるオン状態構成要素34
0Aの回路図である。オン状態構成要素340Aは、PMOSデバイス701、
PMOSデバイス702、NMOSデバイス703、NMOSデバイス704、
PMOSデバイス705、NMOSデバイス706、PMOSデバイス707、
および中間ノード708を含む。PMOSデバイス702は、PMOSデバイス
701、PMOSデバイス705、およびNMOSデバイス703に結合され、
このNMOSデバイス703はNMOSデバイス704に結合されている。PM
OSデバイス705は、中間ノード708に結合され、この中間ノード708は
NMOSデバイス706およびNMOSデバイス707に結合されている。オン
状態構成要素340Aは、トランジスタMPA372を「オン」状態にするため
に使用される。PMOSデバイス701およびPMOSデバイス702は、pg
ate信号をVbias電圧レベルに引き下げるために使用される。VddがN
MOSデバイス707をオンさせるほどに十分高くない時に、中間ノード708
が確実に引き下げられるようにするために、PMOSデバイス705が設計に含
まれている。PMOSデバイス701、PMOSデバイス702、NMOSデバ
イス703、およびNMOSデバイス704は、PMOSデバイス705を制御
するために使用される。PMOSデバイス705のゲートはVhvかsら0Vま
で変化するが、PMOSデバイス705が接続される方法のために、デバイスに
対するオーバストレスを起こさない(ゲート電圧が0Vのときでも)。
0Aの回路図である。オン状態構成要素340Aは、PMOSデバイス701、
PMOSデバイス702、NMOSデバイス703、NMOSデバイス704、
PMOSデバイス705、NMOSデバイス706、PMOSデバイス707、
および中間ノード708を含む。PMOSデバイス702は、PMOSデバイス
701、PMOSデバイス705、およびNMOSデバイス703に結合され、
このNMOSデバイス703はNMOSデバイス704に結合されている。PM
OSデバイス705は、中間ノード708に結合され、この中間ノード708は
NMOSデバイス706およびNMOSデバイス707に結合されている。オン
状態構成要素340Aは、トランジスタMPA372を「オン」状態にするため
に使用される。PMOSデバイス701およびPMOSデバイス702は、pg
ate信号をVbias電圧レベルに引き下げるために使用される。VddがN
MOSデバイス707をオンさせるほどに十分高くない時に、中間ノード708
が確実に引き下げられるようにするために、PMOSデバイス705が設計に含
まれている。PMOSデバイス701、PMOSデバイス702、NMOSデバ
イス703、およびNMOSデバイス704は、PMOSデバイス705を制御
するために使用される。PMOSデバイス705のゲートはVhvかsら0Vま
で変化するが、PMOSデバイス705が接続される方法のために、デバイスに
対するオーバストレスを起こさない(ゲート電圧が0Vのときでも)。
【0025】
図7Bは、オン状態構成要素340Bの他の実施形態の説明図である。オン状
態構成要素340Bは、NMOSデバイス711、中間ノード712、NMOS
デバイス713、および信号ブースト回路715を含む。中間ノード712は、
NMOSデバイス711およびNMOSデバイス713に結合され、このNMO
Sデバイス713は信号ブースト回路715に結合されている。ブースタ回路は
、また、NMOSデバイス712のゲートを励振するために使用される。これに
よって、VddからVbiasを引いた値がVgsに等しい時に、確実に、NM
OSデバイス713のゲートはデバイスをONさせるように十分高い電圧になる
。ここで、VgsはNMOSデバイス713をオンさせるのに十分であってはな
らない。NMOSデバイス713はVddより上のレベルに励振される。
態構成要素340Bは、NMOSデバイス711、中間ノード712、NMOS
デバイス713、および信号ブースト回路715を含む。中間ノード712は、
NMOSデバイス711およびNMOSデバイス713に結合され、このNMO
Sデバイス713は信号ブースト回路715に結合されている。ブースタ回路は
、また、NMOSデバイス712のゲートを励振するために使用される。これに
よって、VddからVbiasを引いた値がVgsに等しい時に、確実に、NM
OSデバイス713のゲートはデバイスをONさせるように十分高い電圧になる
。ここで、VgsはNMOSデバイス713をオンさせるのに十分であってはな
らない。NMOSデバイス713はVddより上のレベルに励振される。
【0026】
図7Cは、オン状態構成要素340Cの別の実施形態の説明図である。オン状
態構成要素340Cは、PMOSデバイス731、PMOSデバイス732、N
MOSデバイス733、NMOSデバイス734、PMOSデバイス735、N
MOSデバイス739、PMOSデバイス736、NMOSデバイス737、お
よびPMOSデバイス738を含む。PMOSデバイス732は、PMOSデバ
イス731、PMOSデバイス735、およびNMOSデバイス733に結合さ
れ、このNMOSデバイス733はNMOSデバイス734に結合されている。
PMOSデバイス735は、NMOSデバイス739およびNMOSデバイス7
45に結合されている。NMOSデバイス745はPMOSデバイス736、N
MOSデバイス737およびPMOSデバイス738に結合されている。オン状
態構成要素340Cは、PMOSデバイス736、NMOSデバイス737、お
よびPMOSデバイス738を含み、NMOSデバイス745のゲートが論理L
OWの値である時に、NMOSデバイス745のゲート・ドレイン接合での発生
による可能な過渡オーバストレス条件を、NMOSデバイス745が受けないよ
うにする。
態構成要素340Cは、PMOSデバイス731、PMOSデバイス732、N
MOSデバイス733、NMOSデバイス734、PMOSデバイス735、N
MOSデバイス739、PMOSデバイス736、NMOSデバイス737、お
よびPMOSデバイス738を含む。PMOSデバイス732は、PMOSデバ
イス731、PMOSデバイス735、およびNMOSデバイス733に結合さ
れ、このNMOSデバイス733はNMOSデバイス734に結合されている。
PMOSデバイス735は、NMOSデバイス739およびNMOSデバイス7
45に結合されている。NMOSデバイス745はPMOSデバイス736、N
MOSデバイス737およびPMOSデバイス738に結合されている。オン状
態構成要素340Cは、PMOSデバイス736、NMOSデバイス737、お
よびPMOSデバイス738を含み、NMOSデバイス745のゲートが論理L
OWの値である時に、NMOSデバイス745のゲート・ドレイン接合での発生
による可能な過渡オーバストレス条件を、NMOSデバイス745が受けないよ
うにする。
【0027】
図8は、電力順序付け能力および出力イネーブル機能を含む本発明の他の実施
形態である高電圧CMOSの薄い酸化膜ゲート信号ドライバシステム800の説
明図である。高電圧CMOSの薄い酸化膜ゲート信号ドライバシステム800は
、バイアス電圧範囲リミッタ801、バイアス電圧レベルドライバ802、高電
圧入力構成要素803、オン状態構成要素804、オフ状態構成要素805、プ
ルダウン構成要素806、インバータ871、PMOSデバイス(MPA)87
2、PMOSデバイス(MPB)873、パッド875、出力イネーブル論理構
成要素830、および電力順序付け構成要素840を含む。リミッタ801は、
バイアス電圧レベルドライバ802およびPMOSデバイス(MPA)873に
結合されている。バイアス電圧レベルドライバ802は、高電圧入力構成要素8
03、オン状態構成要素804、およびPMOSデバイス(MPA)873、オ
フ状態構成要素805に結合され、このオフ状態構成要素805はPMOSデバ
イス(MPA)872に結合されている。高電圧入力構成要素830はオン状態
構成要素804に結合されている。PMOSデバイス(MPA)872は、PM
OSデバイス(MPA)873に結合され、このPMOSデバイス(MPA)8
73はパッド875およびプルダウン構成要素806に結合されている。インバ
ータ871はプルダウン構成要素806に結合されている。電力順序付け構成要
素840は、オフ状態構成要素805に結合されている。
形態である高電圧CMOSの薄い酸化膜ゲート信号ドライバシステム800の説
明図である。高電圧CMOSの薄い酸化膜ゲート信号ドライバシステム800は
、バイアス電圧範囲リミッタ801、バイアス電圧レベルドライバ802、高電
圧入力構成要素803、オン状態構成要素804、オフ状態構成要素805、プ
ルダウン構成要素806、インバータ871、PMOSデバイス(MPA)87
2、PMOSデバイス(MPB)873、パッド875、出力イネーブル論理構
成要素830、および電力順序付け構成要素840を含む。リミッタ801は、
バイアス電圧レベルドライバ802およびPMOSデバイス(MPA)873に
結合されている。バイアス電圧レベルドライバ802は、高電圧入力構成要素8
03、オン状態構成要素804、およびPMOSデバイス(MPA)873、オ
フ状態構成要素805に結合され、このオフ状態構成要素805はPMOSデバ
イス(MPA)872に結合されている。高電圧入力構成要素830はオン状態
構成要素804に結合されている。PMOSデバイス(MPA)872は、PM
OSデバイス(MPA)873に結合され、このPMOSデバイス(MPA)8
73はパッド875およびプルダウン構成要素806に結合されている。インバ
ータ871はプルダウン構成要素806に結合されている。電力順序付け構成要
素840は、オフ状態構成要素805に結合されている。
【0028】
高電圧CMOSの薄い酸化膜ゲート信号ドライバシステム800の構成要素は
、高電圧CMOSの薄い酸化膜ゲート信号ドライバシステム300と似た動作を
して、PMOSデバイス(MPA)872およびPMOSデバイス(MPA)8
73に含まれたゲートを形成する酸化膜層に対して重要な有害な影響を与えるこ
となく、比較的高電圧の出力を供給する。バイアス電圧範囲リミッタ801は、
Vbias電圧を所定のゲート劣化抑制バイアス電圧範囲に制限する。バイアス
電圧レベルドライバ802は、信号が高電圧CMOSの薄酸化膜ゲート信号ドラ
イバシステム800を通過している間、Vbiasを、所望のゲート劣化抑制バ
イアス電圧範囲以内の値に保持する。高電圧入力構成要素803は、帰還信号を
バイアス電圧レベルドライバ802に供給する入力受信機である。オン状態構成
要素804は、出力PMOSデバイス(MPA)872を活動化する(オンにす
る)。オフ状態構成要素805は、PMOSデバイス(MPA)872のゲート
を比較的高い電圧(例えば、Vhv)に励振する信号を伝える。プルダウン構成
要素806は、信号を下に引き下げるために使用される。インバータ871は、
出力CMOSデバイスがオンにする信号とオフにする信号を確実に同時に受け取
らないようにする。PMOSデバイス(MPA)872およびPMOSデバイス
(MPA)873は、比較的高電圧の信号(例えば、Vhv)の伝送を制御する
出力デバイス(例えば、PMOSトランジスタ)である。パッド875は、高電
圧外部信号伝送のための接続点を与える。
、高電圧CMOSの薄い酸化膜ゲート信号ドライバシステム300と似た動作を
して、PMOSデバイス(MPA)872およびPMOSデバイス(MPA)8
73に含まれたゲートを形成する酸化膜層に対して重要な有害な影響を与えるこ
となく、比較的高電圧の出力を供給する。バイアス電圧範囲リミッタ801は、
Vbias電圧を所定のゲート劣化抑制バイアス電圧範囲に制限する。バイアス
電圧レベルドライバ802は、信号が高電圧CMOSの薄酸化膜ゲート信号ドラ
イバシステム800を通過している間、Vbiasを、所望のゲート劣化抑制バ
イアス電圧範囲以内の値に保持する。高電圧入力構成要素803は、帰還信号を
バイアス電圧レベルドライバ802に供給する入力受信機である。オン状態構成
要素804は、出力PMOSデバイス(MPA)872を活動化する(オンにす
る)。オフ状態構成要素805は、PMOSデバイス(MPA)872のゲート
を比較的高い電圧(例えば、Vhv)に励振する信号を伝える。プルダウン構成
要素806は、信号を下に引き下げるために使用される。インバータ871は、
出力CMOSデバイスがオンにする信号とオフにする信号を確実に同時に受け取
らないようにする。PMOSデバイス(MPA)872およびPMOSデバイス
(MPA)873は、比較的高電圧の信号(例えば、Vhv)の伝送を制御する
出力デバイス(例えば、PMOSトランジスタ)である。パッド875は、高電
圧外部信号伝送のための接続点を与える。
【0029】
高電圧CMOSの薄い酸化膜ゲートの信号ドライバシステム300に類似した
機能を提供することに加えて、高電圧CMOSの薄い酸化膜ゲートの信号ドライ
バシステム800は、追加の機能を容易にする構成要素を含んでいる。例えば、
高電圧CMOSの薄い酸化膜ゲートの信号ドライバシステム800は、電力順序
付け能力および出力イネーブル機能を含む。出力イネーブル論理構成要素830
および電力順序付け構成要素840は、電源VhvとVddが別個に活動化され
ている時、電流が流れないようにする。このようにして、Vhvが給電され、し
ばらくの間Vddが0Vのままである時、出力イネーブル論理構成要素830お
よび電力順序付け構成要素840は電力消費を減少させる。また、それらは、高
電圧CMOSの薄い酸化膜ゲートの信号ドライバシステム800でラッチアップ
の発生を低減する。
機能を提供することに加えて、高電圧CMOSの薄い酸化膜ゲートの信号ドライ
バシステム800は、追加の機能を容易にする構成要素を含んでいる。例えば、
高電圧CMOSの薄い酸化膜ゲートの信号ドライバシステム800は、電力順序
付け能力および出力イネーブル機能を含む。出力イネーブル論理構成要素830
および電力順序付け構成要素840は、電源VhvとVddが別個に活動化され
ている時、電流が流れないようにする。このようにして、Vhvが給電され、し
ばらくの間Vddが0Vのままである時、出力イネーブル論理構成要素830お
よび電力順序付け構成要素840は電力消費を減少させる。また、それらは、高
電圧CMOSの薄い酸化膜ゲートの信号ドライバシステム800でラッチアップ
の発生を低減する。
【0030】
本発明の一実施形態では、出力イネーブル論理構成要素830は、NMOSデ
バイス831から834およびインバータ835を備える。NMOSデバイス8
31は、NMOSデバイス832から834およびインバータ835に結合され
、このインバータ835はまた、NMOSデバイス834に結合されている。出
力イネーブル論理構成要素830は、ダイオードモードかオフモードのいずれか
で動作する。オフモードでは、出力イネーブル論理構成要素830は、高電圧C
MOSの薄い酸化膜ゲートの信号ドライバシステム800が比較的高電圧の出力
動作を行うのをディエーブル、または防止しない。OEN信号がHIGHである
時、出力イネーブル論理構成要素830はダイオードモードであり、高電圧CM
OSの薄い酸化膜ゲートの信号ドライバシステム800が比較的高電圧の出力動
作を行うのをディエーブル、または防止する。高電圧CMOSの薄い酸化膜ゲー
トの信号ドライバシステム800をディエーブルするために、pgate信号は
HIGHに励振され、pgate信号が確実にHIGHに励振されるようにする
ために、OENがHIGHの時はいつでも、PMOSゲート851は、出力イネ
ーブル論理構成要素によってLOWに引っ張られている。高電圧CMOSの薄い
酸化膜ゲートの信号ドライバシステム800のこの実施形態では、出力イネーブ
ル論理構成要素830は、ダイオード構成を使用してPMOSゲート851をL
OWに引っ張る。このようにして、PMOSゲート851は、ずっと引き下げら
れていなで、電圧範囲のLOW限界は出力イネーブル論理構成要素830のダイ
オードで維持される。
バイス831から834およびインバータ835を備える。NMOSデバイス8
31は、NMOSデバイス832から834およびインバータ835に結合され
、このインバータ835はまた、NMOSデバイス834に結合されている。出
力イネーブル論理構成要素830は、ダイオードモードかオフモードのいずれか
で動作する。オフモードでは、出力イネーブル論理構成要素830は、高電圧C
MOSの薄い酸化膜ゲートの信号ドライバシステム800が比較的高電圧の出力
動作を行うのをディエーブル、または防止しない。OEN信号がHIGHである
時、出力イネーブル論理構成要素830はダイオードモードであり、高電圧CM
OSの薄い酸化膜ゲートの信号ドライバシステム800が比較的高電圧の出力動
作を行うのをディエーブル、または防止する。高電圧CMOSの薄い酸化膜ゲー
トの信号ドライバシステム800をディエーブルするために、pgate信号は
HIGHに励振され、pgate信号が確実にHIGHに励振されるようにする
ために、OENがHIGHの時はいつでも、PMOSゲート851は、出力イネ
ーブル論理構成要素によってLOWに引っ張られている。高電圧CMOSの薄い
酸化膜ゲートの信号ドライバシステム800のこの実施形態では、出力イネーブ
ル論理構成要素830は、ダイオード構成を使用してPMOSゲート851をL
OWに引っ張る。このようにして、PMOSゲート851は、ずっと引き下げら
れていなで、電圧範囲のLOW限界は出力イネーブル論理構成要素830のダイ
オードで維持される。
【0031】
VeeがゼロボルトでVddが既に起動されている時、電力順序付け構成要素
840は、信号を制御して電力消費を低減する。本発明の一実施形態では、電力
順序付け構成要素840は、NMOSデバイス852、PMOSデバイス842
およびPMOSデバイス843を含む。PMOSデバイス842は、PMOSデ
バイス841および843に結合されている。Veeがゼロである場合、ノード
852はゼロであり、ノード853はVdd(HIGH)であり、その結果、ノ
ード854とノード855の間に開放条件が生じる。ノード855がVddに引
き上げられ、論理的には公知である。このようにして、ノード857も論理的に
公知であり、バイアス電圧レベルドライバ802、オフ状態構成要素805また
はノード855からの信号で制御されるインバータ371のような他の構成要素
を通って、クロウバー電流が流れることはない。
840は、信号を制御して電力消費を低減する。本発明の一実施形態では、電力
順序付け構成要素840は、NMOSデバイス852、PMOSデバイス842
およびPMOSデバイス843を含む。PMOSデバイス842は、PMOSデ
バイス841および843に結合されている。Veeがゼロである場合、ノード
852はゼロであり、ノード853はVdd(HIGH)であり、その結果、ノ
ード854とノード855の間に開放条件が生じる。ノード855がVddに引
き上げられ、論理的には公知である。このようにして、ノード857も論理的に
公知であり、バイアス電圧レベルドライバ802、オフ状態構成要素805また
はノード855からの信号で制御されるインバータ371のような他の構成要素
を通って、クロウバー電流が流れることはない。
【0032】
電力順序付け構成要素840の一実施形態は、VeeがVddよりも小さい時
を感知するVee低電圧センサを含む。図9は、本発明の一実施形態である低電
圧センサ900の回路図である。低電圧センサ900は、PMOSデバイス91
0、NMOSデバイス920、PMOSデバイス930、およびNMOSデバイ
ス940を含む。PMOSデバイス910は、NMOSデバイス920、PMO
Sデバイス930、およびNMOSデバイス940に結合されている。Vddは
、PMOSデバイス930およびNMOSデバイス940に結合され、このNM
OSデバイス940はVeeに結合されている。低電圧センサがVeeがVdd
よりも小さいことを感知した時、高電圧CMOSの薄い酸化膜ゲートの信号ドラ
イバシステム800はVddからVssへの電流の流れを防止する。
を感知するVee低電圧センサを含む。図9は、本発明の一実施形態である低電
圧センサ900の回路図である。低電圧センサ900は、PMOSデバイス91
0、NMOSデバイス920、PMOSデバイス930、およびNMOSデバイ
ス940を含む。PMOSデバイス910は、NMOSデバイス920、PMO
Sデバイス930、およびNMOSデバイス940に結合されている。Vddは
、PMOSデバイス930およびNMOSデバイス940に結合され、このNM
OSデバイス940はVeeに結合されている。低電圧センサがVeeがVdd
よりも小さいことを感知した時、高電圧CMOSの薄い酸化膜ゲートの信号ドラ
イバシステム800はVddからVssへの電流の流れを防止する。
【0033】
図10は、オフ状態構成要素805Aの一実施形態であるオフ状態構成要素8
05Aの一実施形態の説明図である。オフ状態構成要素805Aは、NMOSデ
バイス1010、NMOSデバイス1020、NMOSデバイス1030、PM
OSデバイス1040、PMOSデバイス1050、およびPMOS1070を
含む。NMOSデバイス1020は、NMOSデバイス1010、PMOSデバ
イス1050、PMOSデバイス1070、およびNMOSデバイス1030に
結合され、このNMOSデバイス1030はPMOSデバイス1040に結合さ
れている。入力信号1081が論理LOW値である時、オフ状態構成要素805
Aは、トランジスタMPA872を「オフ」状態にする。オフ状態構成要素80
5Aの構成要素は協働して動作し、PMOS出力デバイスMPA872のゲート
にかかる比較的高い電圧(例えば、VeeまたはVhvと同じ電圧レベルである
high_volt信号)を励振して、PMOS出力デバイスMPA872をオ
フにする。
05Aの一実施形態の説明図である。オフ状態構成要素805Aは、NMOSデ
バイス1010、NMOSデバイス1020、NMOSデバイス1030、PM
OSデバイス1040、PMOSデバイス1050、およびPMOS1070を
含む。NMOSデバイス1020は、NMOSデバイス1010、PMOSデバ
イス1050、PMOSデバイス1070、およびNMOSデバイス1030に
結合され、このNMOSデバイス1030はPMOSデバイス1040に結合さ
れている。入力信号1081が論理LOW値である時、オフ状態構成要素805
Aは、トランジスタMPA872を「オフ」状態にする。オフ状態構成要素80
5Aの構成要素は協働して動作し、PMOS出力デバイスMPA872のゲート
にかかる比較的高い電圧(例えば、VeeまたはVhvと同じ電圧レベルである
high_volt信号)を励振して、PMOS出力デバイスMPA872をオ
フにする。
【0034】
図11は、バイアス電圧レベルドライバ802の一実施形態であるバイアス電
圧レベルドライバ802Aの回路図である。バイアス電圧レベルドライバ802
は、PMOSデバイスMP1111から1114、1121および1122、N
MOSデバイスMN1115から1119、および1128から1129を含む
。PMOSデバイスMP1112は、PMOSデバイスMP1111およびPM
OSデバイスMP1114に結合されている。PMOSデバイスMP1122は
、PMOSデバイスMP1121およびPMOSデバイス1114に結合されて
いる。NMOSデバイスMN1118は、NMOSデバイスMN1119および
NMOSデバイス1115に結合されている。NMOSデバイスMN1128は
、NMOSデバイスMN1129およびNMOSデバイスMN1115に結合さ
れている。PMOSデバイスMP1114およびNMOSデバイスMN1115
は、互いに結合され、さらにバイアス電圧信号Vbiasに結合されている。
圧レベルドライバ802Aの回路図である。バイアス電圧レベルドライバ802
は、PMOSデバイスMP1111から1114、1121および1122、N
MOSデバイスMN1115から1119、および1128から1129を含む
。PMOSデバイスMP1112は、PMOSデバイスMP1111およびPM
OSデバイスMP1114に結合されている。PMOSデバイスMP1122は
、PMOSデバイスMP1121およびPMOSデバイス1114に結合されて
いる。NMOSデバイスMN1118は、NMOSデバイスMN1119および
NMOSデバイス1115に結合されている。NMOSデバイスMN1128は
、NMOSデバイスMN1129およびNMOSデバイスMN1115に結合さ
れている。PMOSデバイスMP1114およびNMOSデバイスMN1115
は、互いに結合され、さらにバイアス電圧信号Vbiasに結合されている。
【0035】
信号が高電圧CMOSの薄い酸化膜ゲートの信号ドライバシステム800を伝
搬する時、バイアス電圧レベルドライバ802Aは、バイアス電圧Vbias信
号を能動的に励振し、それを堅固に保持して、それが電荷再分布効果によって所
望範囲から出ないようにする。論理0から論理1への信号遷移(例えば、0から
5ボルト)がバイアス電圧レベルドライバ802Aを通って伝搬する時、PMO
SデバイスMP1111と1112およびNMOSデバイスMN1118と11
19によって設定された第1の状態に、回路は設定される。論理1から論理0へ
の信号遷移(例えば、5から0ボルト)がバイアス電圧レベルドライバ802A
を通って伝搬する時、PMOSデバイスMP1121と1122およびNMOS
デバイスMN1128と1129によって設定された第2の状態に、回路は設定
される。そうでない場合、回路は、PMOSデバイスMP1114およびNMO
SデバイスMN115が開放で、かつバイアス電圧レベルドライバ802Aが電
圧バイアス信号を能動的に励振しない第3の状態にある。バイアス電圧レベルド
ライバ3202Aと同様に、バイアス電圧レベルドライバ802Aでは、第1の
状態と第2の状態の主な差は、PMOSデバイスMP1111、1112、11
21および1122、およびNMOSデバイスMN1118、1119、112
8および11129で設定される抵抗の値である。
搬する時、バイアス電圧レベルドライバ802Aは、バイアス電圧Vbias信
号を能動的に励振し、それを堅固に保持して、それが電荷再分布効果によって所
望範囲から出ないようにする。論理0から論理1への信号遷移(例えば、0から
5ボルト)がバイアス電圧レベルドライバ802Aを通って伝搬する時、PMO
SデバイスMP1111と1112およびNMOSデバイスMN1118と11
19によって設定された第1の状態に、回路は設定される。論理1から論理0へ
の信号遷移(例えば、5から0ボルト)がバイアス電圧レベルドライバ802A
を通って伝搬する時、PMOSデバイスMP1121と1122およびNMOS
デバイスMN1128と1129によって設定された第2の状態に、回路は設定
される。そうでない場合、回路は、PMOSデバイスMP1114およびNMO
SデバイスMN115が開放で、かつバイアス電圧レベルドライバ802Aが電
圧バイアス信号を能動的に励振しない第3の状態にある。バイアス電圧レベルド
ライバ3202Aと同様に、バイアス電圧レベルドライバ802Aでは、第1の
状態と第2の状態の主な差は、PMOSデバイスMP1111、1112、11
21および1122、およびNMOSデバイスMN1118、1119、112
8および11129で設定される抵抗の値である。
【0036】
図12は、大電圧差CMOS薄酸化膜ゲート信号ドライバの方法1200の流
れ図である。大電圧差CMOS薄酸化膜ゲート信号ドライバの方法1200は、
CMOSゲートの薄い酸化膜層がソースとドレインの間の比較的大きな電圧差の
信号を制御することができるようにする。大電圧差CMOS薄酸化膜ゲート信号
ドライバの方法1200は、過剰な高電界がゲートを形成する酸化膜層にかから
ないようにし、それによって、CMOSデバイスの動作または寿命に及ぶ可能性
のある悪影響を低減する。
れ図である。大電圧差CMOS薄酸化膜ゲート信号ドライバの方法1200は、
CMOSゲートの薄い酸化膜層がソースとドレインの間の比較的大きな電圧差の
信号を制御することができるようにする。大電圧差CMOS薄酸化膜ゲート信号
ドライバの方法1200は、過剰な高電界がゲートを形成する酸化膜層にかから
ないようにし、それによって、CMOSデバイスの動作または寿命に及ぶ可能性
のある悪影響を低減する。
【0037】
本発明の一実施形態では、大電圧差CMOS薄酸化膜ゲート信号ドライバの方
法1200は、入力/出力(I/O)バッファに含まれる。この入力/出力(I
/O)バッファは、入力論理LOW電圧値(例えば、ゼロボルト)と入力論理H
IGH電圧値(例えば、Vdd)の間で遷移するLOW電圧入力ディジタル信号
を受け取り、出力論理LOW電圧値(例えば、ゼロボルト)と出力論理HIGH
電圧値(例えば、Vhv)の間で遷移する出力ディジタル信号を伝送する。HI
GH電圧出力信号の遷移は、LOW電圧入力ディジタル信号の遷移に対応する。
大電圧差CMOS薄酸化膜ゲート信号ドライバの方法1200で使用される劣化
抑制バイアス電圧は、薄い酸化膜ゲートの出力CMOSデバイスでの電界ストレ
スによる動作能力および寿命の過度な劣化を防止する。
法1200は、入力/出力(I/O)バッファに含まれる。この入力/出力(I
/O)バッファは、入力論理LOW電圧値(例えば、ゼロボルト)と入力論理H
IGH電圧値(例えば、Vdd)の間で遷移するLOW電圧入力ディジタル信号
を受け取り、出力論理LOW電圧値(例えば、ゼロボルト)と出力論理HIGH
電圧値(例えば、Vhv)の間で遷移する出力ディジタル信号を伝送する。HI
GH電圧出力信号の遷移は、LOW電圧入力ディジタル信号の遷移に対応する。
大電圧差CMOS薄酸化膜ゲート信号ドライバの方法1200で使用される劣化
抑制バイアス電圧は、薄い酸化膜ゲートの出力CMOSデバイスでの電界ストレ
スによる動作能力および寿命の過度な劣化を防止する。
【0038】
ステップ1210で、比較的大きな差電圧信号(例えば、Vhv)が薄い酸化
膜ゲートのCMOSデバイスのソース部分に加えられる。一例では、比較的大き
な差電圧信号は、薄い酸化膜ゲートのCMOSデバイスのゲートを形成する金属
酸化膜層の電界ストレス許容範囲限界を越える電界を、そうでない場合に、生成
する電圧レベルよりも大きい。しかし、大電圧差CMOS薄酸化膜ゲート信号ド
ライバの方法1200は、CMOSデバイスの薄い酸化膜ゲートを形成する酸化
膜層に対して過度に有害な電界ストレスが形成されるのを防止する。
膜ゲートのCMOSデバイスのソース部分に加えられる。一例では、比較的大き
な差電圧信号は、薄い酸化膜ゲートのCMOSデバイスのゲートを形成する金属
酸化膜層の電界ストレス許容範囲限界を越える電界を、そうでない場合に、生成
する電圧レベルよりも大きい。しかし、大電圧差CMOS薄酸化膜ゲート信号ド
ライバの方法1200は、CMOSデバイスの薄い酸化膜ゲートを形成する酸化
膜層に対して過度に有害な電界ストレスが形成されるのを防止する。
【0039】
ステップ1220で、劣化抑制バイアス電圧信号(例えば、Vbias)が薄
い酸化膜ゲートのCMOSデバイスのゲートに供給される。劣化抑制バイアス弾
圧信号は、ゲートの電圧電位を高めて、薄酸化膜ゲートCMOSデバイスのソー
ス部分とゲート部分の間の差電圧電位が、薄い酸化膜ゲートを形成する酸化膜層
に過度に有害な電界ストレスを生じないようにする。本発明の一実施形態では、
劣化抑制バイアス電圧信号は、回路内に存在する電源(例えば、Vdd)から引
き出される。
い酸化膜ゲートのCMOSデバイスのゲートに供給される。劣化抑制バイアス弾
圧信号は、ゲートの電圧電位を高めて、薄酸化膜ゲートCMOSデバイスのソー
ス部分とゲート部分の間の差電圧電位が、薄い酸化膜ゲートを形成する酸化膜層
に過度に有害な電界ストレスを生じないようにする。本発明の一実施形態では、
劣化抑制バイアス電圧信号は、回路内に存在する電源(例えば、Vdd)から引
き出される。
【0040】
大電圧差CMOS薄酸化膜ゲート信号ドライバの方法1200は、ステップ1
230で劣化抑制バイアス電圧信号を維持して、薄酸化膜ゲートCMOSデバイ
スのソース部分とゲート部分の間の差電圧電位が、薄い酸化膜ゲートを形成する
酸化膜層に過度に有害な電界ストレスを生じないようにする。本発明の一実施形
態では、劣化抑制バイアス電圧信号は、所定の許容可能な範囲に制限される。本
発明の一実施形態では、リミッタは、静的状態では、上限電圧値(例えば、Vu
pper)と下限電圧値(例えば、Vlower)の間に劣化抑制バイアス電圧
信号を保持する。本発明の他の実施形態では、信号伝搬中は、レベルドライバに
よって、劣化抑制バイアス電圧信号が適切な電圧レベルで、能動的に励振され、
堅固に保持される。このようにして、大電圧差CMOS薄酸化膜ゲート信号ドラ
イバの方法1200は、レベルドライバのパッドのおける立上りエッジ遷移で要
求される比較的大きな劣化抑制バイス電圧信号、およびレベルドライバのパッド
のおける立下りエッジ遷移で要求される比較的小さな劣化抑制バイアス電圧信号
に対応することができる。
230で劣化抑制バイアス電圧信号を維持して、薄酸化膜ゲートCMOSデバイ
スのソース部分とゲート部分の間の差電圧電位が、薄い酸化膜ゲートを形成する
酸化膜層に過度に有害な電界ストレスを生じないようにする。本発明の一実施形
態では、劣化抑制バイアス電圧信号は、所定の許容可能な範囲に制限される。本
発明の一実施形態では、リミッタは、静的状態では、上限電圧値(例えば、Vu
pper)と下限電圧値(例えば、Vlower)の間に劣化抑制バイアス電圧
信号を保持する。本発明の他の実施形態では、信号伝搬中は、レベルドライバに
よって、劣化抑制バイアス電圧信号が適切な電圧レベルで、能動的に励振され、
堅固に保持される。このようにして、大電圧差CMOS薄酸化膜ゲート信号ドラ
イバの方法1200は、レベルドライバのパッドのおける立上りエッジ遷移で要
求される比較的大きな劣化抑制バイス電圧信号、およびレベルドライバのパッド
のおける立下りエッジ遷移で要求される比較的小さな劣化抑制バイアス電圧信号
に対応することができる。
【0041】
ステップ1240で、劣化抑制バイアス電圧信号は、前記の薄酸化膜ゲートC
MOSデバイスが偶然にオフになるような電圧レベルに達しないように制御され
る。本発明の一実施形態では、大電圧差CMOS薄酸化膜ゲート信号ドライバの
方法1200は、ゲートの電圧電位がソースの電圧レベルに十分接近して薄い酸
化膜ゲートCMOSデバイスの原因とならないように十分低い上限電圧値を設定
する。
MOSデバイスが偶然にオフになるような電圧レベルに達しないように制御され
る。本発明の一実施形態では、大電圧差CMOS薄酸化膜ゲート信号ドライバの
方法1200は、ゲートの電圧電位がソースの電圧レベルに十分接近して薄い酸
化膜ゲートCMOSデバイスの原因とならないように十分低い上限電圧値を設定
する。
【0042】
大電圧差CMOS薄酸化膜ゲート信号ドライバの方法1200の一実施形態で
は、出力イネーブル機能が、CMOSデバイスのイネーブルおよびディスエーブ
ルを制御する。出力イネーブル機能によって、大電圧差CMOS薄酸化膜ゲート
信号ドライバの方法1200は、ダイオードモードかオフモードのいずれかで動
作するようになる。オフモードで、高電圧CMOSの薄い酸化膜ゲートの信号ド
ライバ方法1200は、高電圧出力動作をディスエーブルまたは防止しない。イ
ネーブル信号がHIGHである時、高電圧CMOSの薄い酸化膜ゲートの信号ド
ライバ方法1200は、ダイオードモードであり、高電圧出力動作をディスエー
ブルまたは防止する。
は、出力イネーブル機能が、CMOSデバイスのイネーブルおよびディスエーブ
ルを制御する。出力イネーブル機能によって、大電圧差CMOS薄酸化膜ゲート
信号ドライバの方法1200は、ダイオードモードかオフモードのいずれかで動
作するようになる。オフモードで、高電圧CMOSの薄い酸化膜ゲートの信号ド
ライバ方法1200は、高電圧出力動作をディスエーブルまたは防止しない。イ
ネーブル信号がHIGHである時、高電圧CMOSの薄い酸化膜ゲートの信号ド
ライバ方法1200は、ダイオードモードであり、高電圧出力動作をディスエー
ブルまたは防止する。
【0043】
大電圧差CMOS薄酸化膜ゲート信号ドライバ方法1200では、Veeがゼ
ロボルトでVddが既に起動されている時、電力消費を防ぐように制御信号が順
序付けされる。Veeがゼロである場合、ある構成要素(例えば、バイアス電圧
レベルドライバ、オフ状態構成要素、またはインバータ)に結合されたあるノー
ドの信号は、これらの構成要素にクロウバー電流を誘起することなく、論理的に
決定される。大電圧差CMOS薄酸化膜ゲート信号ドライバ方法1200の一実
施形態は、VeeがVddよりも小さい時を感知するステップを含む。大電圧差
CMOS薄酸化膜ゲート信号ドライバ方法1200が、VeeがVddよりも小
さいことを感知した時、大電圧差CMOS薄酸化膜ゲート信号ドライバ方法12
00はVddからVssへの電流の流れを防止する。
ロボルトでVddが既に起動されている時、電力消費を防ぐように制御信号が順
序付けされる。Veeがゼロである場合、ある構成要素(例えば、バイアス電圧
レベルドライバ、オフ状態構成要素、またはインバータ)に結合されたあるノー
ドの信号は、これらの構成要素にクロウバー電流を誘起することなく、論理的に
決定される。大電圧差CMOS薄酸化膜ゲート信号ドライバ方法1200の一実
施形態は、VeeがVddよりも小さい時を感知するステップを含む。大電圧差
CMOS薄酸化膜ゲート信号ドライバ方法1200が、VeeがVddよりも小
さいことを感知した時、大電圧差CMOS薄酸化膜ゲート信号ドライバ方法12
00はVddからVssへの電流の流れを防止する。
【0044】
このようにして、本発明は、比較的高電圧レベルの電気信号を伝送することが
でき、デバイスのゲートを形成する酸化膜に過度に有害な電界がかからない比較
的薄いゲート酸化膜のCMOSデバイスを含む集積回路システムおよび方法を含
む。本発明のシステムおよび方法は、薄い酸化膜ゲート層にかかる過剰な電界ス
トレスによって寿命劣化が悪化することのない薄いゲート酸化膜デバイスの動作
を容易にする。本発明は、追加の電源または基準電圧を必要とせず、また静的(
スイッチングがない)状態において追加の電力を消費しない。
でき、デバイスのゲートを形成する酸化膜に過度に有害な電界がかからない比較
的薄いゲート酸化膜のCMOSデバイスを含む集積回路システムおよび方法を含
む。本発明のシステムおよび方法は、薄い酸化膜ゲート層にかかる過剰な電界ス
トレスによって寿命劣化が悪化することのない薄いゲート酸化膜デバイスの動作
を容易にする。本発明は、追加の電源または基準電圧を必要とせず、また静的(
スイッチングがない)状態において追加の電力を消費しない。
【0045】
本発明の特定の実施形態についての前記の説明は、例証と説明のために行った
。それらは、網羅的であること、または開示された明らかな形態に本発明を限定
することを意図していない。明らかに、上記の教示を考慮に入れて多くの変更物
および変化物が可能である。実施形態は、本発明の原理および実際の応用を適切
に説明し、それによって、当業者が本発明および様々な実施形態を様々な変更物
とともに意図された特定の使用に適するように最良に使用することができるよう
にするために選び説明した。本発明の範囲はここに添付された特許請求の範囲お
よびその均等物によって定義される意図である。
。それらは、網羅的であること、または開示された明らかな形態に本発明を限定
することを意図していない。明らかに、上記の教示を考慮に入れて多くの変更物
および変化物が可能である。実施形態は、本発明の原理および実際の応用を適切
に説明し、それによって、当業者が本発明および様々な実施形態を様々な変更物
とともに意図された特定の使用に適するように最良に使用することができるよう
にするために選び説明した。本発明の範囲はここに添付された特許請求の範囲お
よびその均等物によって定義される意図である。
【図1】
オン状態で高電圧電界ストレスに曝された従来技術のP型出力CMOSデバイ
スの説明図である。
スの説明図である。
【図2A】
本発明の一実施形態である劣化抑制バイアス電圧システムを示すブロック図で
ある。
ある。
【図2B】
本発明のP型出力CMOSデバイスの説明図である。
【図2C】
P型出力CMOSデバイスの所望Vbias範囲とP型出力CMOSデバイス
に加えられる他の電圧との関係を示す、本発明のプロセス容認Vbias範囲表
の一例である。
に加えられる他の電圧との関係を示す、本発明のプロセス容認Vbias範囲表
の一例である。
【図2D】
劣化抑制バイアス電圧構成要素の一実施形態であるバイアス電圧範囲リミッタ
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図2E】
バイアス電圧範囲リミッタがダイオードを含むバイアス電圧範囲リミッタの一
実施形態の説明図である。
実施形態の説明図である。
【図3】
本発明の高電圧CMOSの薄い酸化膜ゲートの信号ドライバシステムの一実施
形態の説明図である。
形態の説明図である。
【図4A】
本発明のバイアス電圧範囲リミッタの一実施形態の回路図である。
【図4B】
NMOSデバイスを使用する本発明のバイアス電圧範囲リミッタの一実施形態
の回路図である。
の回路図である。
【図4C】
PMOSデバイスを使用する本発明のバイアス電圧範囲リミッタの一実施形態
の回路図である。
の回路図である。
【図5A】
本発明の一実施形態に含まれるバイアス電圧レベルドライバの一実施形態の回
路図である。
路図である。
【図5B】
本発明のバイアス電圧レベルドライバの一実施形態の状態の概略説明図である
。
。
【図6】
本発明のオフ状態構成要素の説明図である。
【図7A】
本発明のオン状態構成要素の一実施形態の説明図である。
【図7B】
信号ブースト回路を含む本発明のオン状態構成要素の他の実施形態の説明図で
ある。
ある。
【図7C】
NMOSデバイスのゲート・ドレイン接合で遷移オーバストレス条件を経験し
ないオン状態構成要素の他の実施形態の説明図である。
ないオン状態構成要素の他の実施形態の説明図である。
【図8】
電力順序付け能力および出力イネーブル機能を含む本発明の高電圧CMOSの
薄い酸化膜ゲートの信号ドライバシステムの他の実施形態の説明図である。
薄い酸化膜ゲートの信号ドライバシステムの他の実施形態の説明図である。
【図9】
本発明の一実施形態に含まれる低電圧センサの説明図である。
【図10】
イネーブル機能およびディスエーブル機能を含む高電圧CMOSの薄い酸化膜
ゲートの信号ドライバシステムで実施された本発明のオフ状態構成要素の他の実
施形態の説明図である。
ゲートの信号ドライバシステムで実施された本発明のオフ状態構成要素の他の実
施形態の説明図である。
【図11】
CMOSデバイスを使用する本発明のバイアス電圧レベルドライバの他の実施
形態の説明図である。
形態の説明図である。
【図12】
高電圧CMOSの薄い酸化膜ゲートの信号ドライバ方法の流れ図である。
205 劣化抑制バイアス電圧構成要素
281 ソース
282 ゲート
283 ドレイン
210 ゲート
220 ドレイン
230 ソース
240 基板
250 伝導チャネル
260 バルク
270 バイアス電圧範囲
281 ソース
282 ゲート
283 ドレイン
300 ドライバシステム
310 バイアス電圧範囲リミッタ
320 バイアス電圧レベル励振器
330 高電圧入力構成要素
340 オン状態構成要素
350 オフ状態構成要素
360 プルダウン構成要素
371 インバータ
372,373 CMOSデバイス
375 パッド
417,427,437 電圧バイアスノード
510 第1の状態構成要素
520 第2の状態構成要素
601,602,603,607 NMOSデバイス
604,605 PMOSデバイス
800 ゲート信号ドライバシステム
900 低電圧センサ
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 ブライアン、エム.アポルド
アメリカ合衆国カリフォルニア州、フリモ
ント、サンドストーン、ドライブ、251
Fターム(参考) 5F048 AA05 AA07 AB07 AB10 AC03
BA01 BB05
5J056 AA05 BB17 CC04 CC13 CC29
DD13 DD29 EE06 EE07 FF06
FF08 GG09 KK00 KK02
Claims (21)
- 【請求項1】 高電圧出力CMOSの薄い酸化膜ゲート信号ドライバシステムであって、 高電圧信号を伝送するように構成された出力CMOSデバイスと、 前記出力CMOSデバイスに結合されたバイアス電圧範囲リミッタと、 前記出力CMOSデバイスに結合され、信号を引き下げるように構成されたプ
ルダウン構成要素とを備えてなるシステム。 - 【請求項2】 前記バイアス電圧範囲リミッタが、前記出力CMOSデバイスのゲートから前
記出力CMOSデバイスのソースおよびドレインまでの許容可能電圧差をもたら
す範囲内に、ゲート劣化抑制バイアス電圧信号を制限するように構成され、前記
許容可能電圧差が前記出力CMOSデバイスの電界ストレス許容範囲限界内であ
る、請求項1に記載のシステム。 - 【請求項3】 前記出力CMOSデバイスに結合されたバイアス電圧レベルドライバをさらに
備え、前記バイアス電圧レベルドライバが前記出力CMOSデバイスのゲートか
ら前記出力CMOSデバイスのソースおよびドレインまでの電圧差をもたらす許
容可能レベルに、前記ゲート劣化抑制バイアス電圧信号を能動的に励振するよう
に構成され、前記電圧差が前記出力CMOSデバイスの電界ストレス許容範囲限
界内である、請求項2に記載のシステム。 - 【請求項4】 前記バイアス電圧レベルドライバが、さらに、前記ゲート劣化抑制バイアス電
圧信号を前記許容可能レベルに堅固に保持するように構成されている、請求項3
に記載のシステム。 - 【請求項5】 前記バイアス電圧レベルドライバが、遷移時に、前記ゲート許容範囲バイアス
電圧を所定のレベルに堅固に保持するように構成された状態構成要素をさらに備
える、請求項3に記載のシステム。 - 【請求項6】 前記バイアス電圧範囲リミッタが、 バイアス電圧を伝えるように構成された電圧バイアスノードと、 前記出力CMOSデバイスのゲートから前記出力CMOSデバイスのソースお
よびドレインまでの電圧差をもたらす前記範囲の下限電圧より上に、前記ゲート
劣化抑制バイアス電圧信号を制限するように構成された、前記電圧バイアスノー
ドおよび電圧Vddに結合された第1のダイオードと、ここで前記電圧差は前記
出力CMOSの電界ストレス許容範囲限界内であり、 前記出力CMOSデバイスのゲートから前記出力CMOSデバイスのソースお
よびドレインまでの電圧差をもたらす前記範囲の上限電圧より下に、前記ゲート
劣化抑制バイアス電圧信号を制限するように構成された、前記電圧バイアスノー
ドおよび電圧Vssに結合された第2のダイオードとをさらに備え、ここで前記
電圧差は前記出力CMOSの電界ストレス許容範囲限界内にある、請求項2に記
載のシステム。 - 【請求項7】 前記バイアス電圧レベルドライバに結合され、前記バイアス電圧レベルドライ
バに帰還信号を供給するように構成された入力受信機として構成された高電圧入
力構成要素をさらに備える、請求項2に記載のシステム。 - 【請求項8】 前記出力CMOSデバイスに結合された出力イネーブル論理構成要素をさらに
備え、前記出力イネーブル論理構成要素が、前記出力CMOSデバイスがディス
エーブルにされるダイオードモードか、前記出力イネーブル論理構成要素が前記
出力CMOSデバイスをディスエーブルにしないオフモードかのいずれかで動作
する、請求項2に記載のシステム。 - 【請求項9】 高電圧信号を伝送するように構成され、前記第1のCMOSデバイスに結合さ
れた第2のCMOSデバイスと、 前記第2のCMOSデバイスに結合され、前記第2のCMOSデバイスをオン
状態に励振するように構成されたオン状態構成要素と、 前記第2のCMOSデバイスに結合され、前記第2のCMOSデバイスをオフ
にするように構成されたオフ状態構成要素と、 前記オフ状態構成要素に結合され、前記第2のCMOSデバイスがオンにする
信号とオフにする信号を同時に受け取らないことを保証するように構成されたイ
ンバータ構成要素とをさらに備える、請求項2に記載のシステム。 - 【請求項10】 前記オフ状態構成要素に結合され、VeeがゼロボルトでVddが起動されて
いる時、電力消費を防ぐように制御信号を順序付けるように構成されている電力
順序付け構成要素をさらに備える、請求項9に記載のシステム。 - 【請求項11】 比較的高い電圧信号を受け取るように構成されたソース構成要素と、 前記ソース構成要素に結合され、前記比較的高い電圧信号をを伝送するように
構成されたドレイン構成要素と、 前記ソース構成要素に結合され、前記比較的高い電圧信号の流れを制御するよ
うに構成されたゲート構成要素と、 前記ゲート構成要素から前記ソース構成要素および前記ドレイン構成要素まで
の電圧差を、前記電圧差が前記ゲート構成要素の適切な電界ストレス限界を超え
ないように維持するように構成された、前記ゲート構成要素に結合された劣化抑
制バイアス電圧構成要素とを備えてなる高電圧CMOSの薄い酸化膜ゲートシス
テム。 - 【請求項12】 前記劣化抑制バイアス電圧構成要素が、前記ゲート許容範囲バイアス電圧を、
上限電圧と下限電圧の間に維持するように構成されたバイアス電圧範囲リミッタ
を含み、前記上限電圧と前記下限電圧の範囲内の電圧によって、前記ゲート構成
要素に対して過度に有害な影響および動作劣化が生じない、請求項11に記載の
システム。 - 【請求項13】 前記劣化抑制バイアス電圧構成要素が、前記ゲート許容範囲バイアス電圧を所
定のレベルに堅固に保持するように構成されたバイアス電圧レベルドライバを含
む、請求項11に記載のシステム。 - 【請求項14】 遷移時に、前記ゲート許容範囲バイアス電圧を所定のレベルに堅固に保持する
ように構成された状態構成要素をさらに備える、請求項13に記載のシステム。 - 【請求項15】 高電圧CMOSの薄い酸化膜ゲート信号ドライバの方法であって、 薄い酸化膜ゲートCMOSデバイスのソース構成要素に比較的高い電圧出力信
号を加えるステップと、 前記薄い酸化膜ゲートCMOSデバイスのゲートに劣化抑制バイアス電圧信号
を供給するステップと、 前記薄い酸化膜ゲートCMOSデバイスの前記ソース構成要素と前記薄い酸化
膜ゲートCMOSデバイスの前記ゲート構成要素の間の差電圧電位が、前記薄い
酸化膜ゲートを形成する酸化膜層に過剰に有害な電界ステレスを生じさせないよ
うに、前記劣化抑制バイアス電圧信号を維持するステップと、 前記劣化抑制バイアス電圧信号が、前記薄い酸化膜ゲートCMOSデバイスを
偶然にオフにする電圧レベルに達しないように、前記劣化抑制バイアス電圧信号
を制御するステップとを含む方法。 - 【請求項16】 前記劣化抑制バイアス電圧信号を、上限電圧値と下限電圧値で制限された所定
の許容範囲に制限するステップをさらに含む、請求項15に記載の方法。 - 【請求項17】 劣化抑制バイアス電圧信号が前記薄い酸化膜ゲートのCMOSデバイスのゲー
トに結合されない時、前記比較的高い電圧出力信号値が、前記薄い酸化膜ゲート
の出力CMOSデバイスの動作能力および寿命を劣化させる電界ストレスを生成
するほどに十分大きい、請求項15に記載の方法。 - 【請求項18】 前記劣化抑制バイアス電圧信号を能動的に励振し前記劣化抑制バイアス電圧信
号を堅固に保持するステップをさらに含む、請求項15に記載の方法。 - 【請求項19】 入力論理LOW電圧値から入力論理HIGH電圧値に遷移する低い電圧入力デ
ィジタル信号を受け取るステップと、 出力論理LOW電圧値と出力論理HIGH電圧値の間で遷移する比較的高い電
圧出力ディジタル信号を伝送するステップとをさらに含む、請求項15に記載の
方法。 - 【請求項20】 VeeがゼロボルトでVddが既に起動されている時、電力消費を防ぐように
、制御信号を順序付けするステップをさらに含む、請求項15に記載の方法。 - 【請求項21】 VeeがVddよりも小さい時を感知するステップと、 VddからVssへの電流の流れを防止するステップをさらに含む、請求項2
0に記載の方法。
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