JP2003529500A - シールクロージャ - Google Patents

シールクロージャ

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JP2003529500A
JP2003529500A JP2001572379A JP2001572379A JP2003529500A JP 2003529500 A JP2003529500 A JP 2003529500A JP 2001572379 A JP2001572379 A JP 2001572379A JP 2001572379 A JP2001572379 A JP 2001572379A JP 2003529500 A JP2003529500 A JP 2003529500A
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JP2001572379A
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キングスフォード,ハワード,エー.
シェパード,ウィリアム,エイチ.
ダンデュランド,ポール,エー.
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ベルクロ インダストリーズ ビー ヴィッ
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    • B65D33/00Details of, or accessories for, sacks or bags
    • B65D33/16End- or aperture-closing arrangements or devices
    • B65D33/25Riveting; Dovetailing; Screwing; using press buttons or slide fasteners
    • B65D33/2508Riveting; Dovetailing; Screwing; using press buttons or slide fasteners using slide fasteners with interlocking members having a substantially uniform section throughout the length of the fastener; Sliders therefor
    • B65D33/2541Riveting; Dovetailing; Screwing; using press buttons or slide fasteners using slide fasteners with interlocking members having a substantially uniform section throughout the length of the fastener; Sliders therefor characterised by the slide fastener, e.g. adapted to interlock with a sheet between the interlocking members having sections of particular shape
    • AHUMAN NECESSITIES
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    • A44BBUTTONS, PINS, BUCKLES, SLIDE FASTENERS, OR THE LIKE
    • A44B18/00Fasteners of the touch-and-close type; Making such fasteners
    • A44B18/0046Fasteners made integrally of plastics
    • AHUMAN NECESSITIES
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    • A44B18/0046Fasteners made integrally of plastics
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Slide Fasteners, Snap Fasteners, And Hook Fasteners (AREA)
  • Bag Frames (AREA)

Abstract

(57)【要約】 開閉自在のクロージャ(10)は、二つの縦長の連続帯(12)および(14)を備え、この帯(12)および(14)は、面上で係合する際に、フック・ループ締結原理によって結合される。一方の帯(12)はその内側に、フック係合可能なループ(16)の領域を二つ備え、この二つの領域は雌型シール形状部(20)によって分離される。他方の帯(14)はその内側に、ループ(16)と係合してクロージャ(10)を閉じた状態に保つように配された、成形されたフック部材(18)の二つの領域と、 クロージャが閉じられた際に雌型シール形状部(20)と係合してシールを形成するための、中央雄型シール形状部(22)とを有する。他の開閉自在なクロージャは、フック・ループ締結原理によって結合され、かつ弾性ビード(74)を含む。この弾性ビード(74)は、クロージャのフック(18)とループ(16)が係合した際に、クロージャの向かいあう面と面との間で、またはクロージャの対向する面にある間隔を空けて配されたレール(70)間で圧縮される。このクロージャは、例えばバッグ用クロージャとして有用である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 技術分野 本発明は、バッグ用クロージャのような、開閉自在でシール可能な締結具に関
する。
【0002】 「ZIPLOC」の商号で市販されていることで知られる締結具等の押出かみ
合い形状の締結具は、バッグおよびその他のパッケージングに使用されるクロー
ジャとして長年用いられてきた。このようなクロージャには、バッグの開口部を
その全体にわたって合理的に確実にシールし、バッグの開口部の二つの面を結合
させるという利点がある。さらに、これらのクロージャは、周知の押出方法によ
って容易に生産され、その係合の原理は、押出可能で相補し合う形状を備えた、
対を成す縦長機構をかみ合わせることである。よって、このような締結はしばし
ば、「リブと溝からなる」締結と称される。リブのヘッドの幅を溝のネックの幅
よりも大きく形成することにより、「スナップ」係合(スナップ係合する際に、
一方または両方の形状が弾性的に変形する)をもたらし、リブが引き抜かれるま
でリブを溝の中に保持する。リブが溝内に比較的しっかりとはめ込まれることで
、効果的なシールが可能になる。リブと溝からなるクロージャ帯、およびこれら
に関連するバッグの両面を形成するフィルムは、通常別々に作られ、その後、接
続される。
【0003】 ここ最近では、フック・ループ締結具の製造やデザインにおける発達により、
フック・ループ締結具が、リブと溝による締結に代わって、バッグの開口部を開
放可能に閉じた状態で維持するものとして、費用効果に勝る締結具となってきた
。フック・ループ締結具の係合の原理は、フックもしくは雄型締結部材の領域を
、ループまたはファイバ領域と統計的に係合させることである。従って、フック
・ループ締結具は、クロージャのための正確な位置決めを必要としない。また、
向かい合ったフック・ループ・クロージャは、係合したフック領域とループ領域
の間に多数の小さな通路を形成して、空気(液体の場合もある)がクロージャを
通って移動することを可能とする。このような自由な通気が望ましい適用例もあ
る。しかしながら、水密または気密シール、または、漏洩率が適度に低いことが
望ましい適用例もある。
【0004】 発明の概要 本発明は、クロージャのフックとループが係合された際にバッグ開口部の二つ
の面の間をシールするシールを取り入れたフック・ループ・クロージャを提供す
る。このシールは相補し合う形状を備える場合があり、かかる相補し合う形状は
、ある特定の構造において、クロージャの二つの面が共に押圧された際にかみ合
うようになされ得る。またその他の場合には、このシールは弾性材料を備え、こ
の弾性材料は、フックとループが係合する際に、クロージャの対向する面に対し
て圧縮される。
【0005】 いくつかの実施態様では、クロージャのフックとループが係合した際に、前記
フックとループは分離張力下に置かれ、係合したシールの両表面の間にシール促
進させる圧力を生じさせる。いくつかの実施態様においては、クロージャのフッ
クとループが、シールの相補し合う表面同士を隣接する関係に保ち、シール全体
にわたって蛇行したリークパスを形成する。
【0006】 シール圧縮力は係合したフックおよびループ部材における張力によって維持さ
れるため(この張力はまた、クロージャを係合状態に保つ)、シールの対になる
機構の間の締め代(interference)またはスナップフィットは多くの基本的な適
用例において必要とされない。このクロージャは正確な位置合わせなしでも成立
し、また、ナイロン、ポリエステル、低密度または高密度のポリエチレン等、標
準的なバッグ用フィルムと適合する材料で、簡単にこのクロージャを形成するこ
とができる。クロージャは、本明細書中に示すように、フック・ループ・クロー
ジャ産業における既知の装置およびプロセスを用いて、連続したプロセスによっ
て経済的に形成することができる。
【0007】 これらの締結帯は、フック・ループ・クロージャから不意に滲み出てしまう粘
性流体を含むバッグ等、バッグ用クロージャのために特に有用である。いくつか
の実施態様では、シールの雄型および雌型部分が、多数のシール面を備えるよう
に構成されており、この多数のシール面は、フックとループの界面における張力
によって結合されて、水密シールを提供する。
【0008】 その他の実施態様では、雄型および雌型シール部が、対になる締結帯の間に、
蛇行したリークパスを形成するように構成され、このリークパスは、シールから
の漏洩を制御するか、または、一つの物質(例えば、空気またはガス)の漏洩を
可能にしつつ、他の物質(例えば、水または液体)の漏洩を防ぐものである。
【0009】 好適には、シール部の効果的なシール面は、締結帯のベースに対してある角度
で傾斜し(例えば、各シール面は、相補的な角度で、または選択的に異なる角度
で傾斜する)、シールの効果的な幅が、締結具製品を横切って測定されるシール
面の実際の幅よりも大きくなるようにする。
【0010】 このように、フック・ループ締結を対になる形状のシールに有利に結びつける
ことにより、締結具のフック・ループ部品が、クロージャを開くための抵抗力の
大部分を成し、この抵抗力は、フックおよびループの列の広い幅全体に及んで、
クロージャのシール部を係合した状態に保つ。従って、シールのデザインは、ク
ロージャを開くための抵抗力を提供する必要はない。また、フック・ループ部品
のデザインは、漏洩防止を提供する必要性によって影響されなくてもよい。さら
に、フック部材の列と同時にシール面の少なくとも一部を成形する連続プロセス
によって、二重性の締結具製品を形成する方法を提供する。
【0011】 いくつかの実施態様においては、シール面と、帯状ベースと、フック部材とが
すべて、共通する樹脂の一つの流れから形成されるため、これらすべてが同一の
材料特性を有することになる。あるいは、多数の樹脂を形成用ロール間隙の中へ
導入して、シール部を一つの材料(例えば、弾性の高い材料)で形成し、フック
部材をより硬い材料で形成してもよい。同様に、シールの一方の面を他方の面と
は異なる材料で形成してもよい。
【0012】 本発明の他の態様によると、締結具製品を形成する方法は、樹脂の帯状ベース
を成形し、その一方で、当該ベースの表面から延びる雄型締結部材の列と、雄型
締結具製品の表面と係合してシールを形成するようになされた表面を有する縦長
構造体とを一体に成形する工程を備える。
【0013】 さらに他の態様によれば、締結具製品を形成する方法は、回転ロールに隣接す
る隙間において加圧しながら樹脂の帯状ベースを成形し、その一方で、当該ロー
ル内に画成される溝の中の弾性材料の予め形成されたビードを当該隙間へ挿入し
て、平行する締結部材の列同士の間の領域にある当該ベースに対する隙間内の圧
力によって、弾性材料のビードが、当該樹脂に永久的に接着されるようにする工
程を備える。
【0014】 締結部材は、雄型締結部材か、またはフック係合可能なループもしくはファイ
バのいずれか一方、またはこれら両方を備えていてもよい。
【0015】 本発明の一つ以上の実施態様の詳細は、添付の図面および以下の説明において
示される。本発明のその他の特徴、目的および利点は、以下の説明および図面か
ら、かつ請求項から明らかとなる。
【0016】 発明の詳細 図1によると、開閉自在のクロージャ10は、長手方向に連続する二つの帯1
2および14からなり、これらの帯は、面上で係合する際に、フック・ループ締
結原理によって結合される。帯12は、その内側に、フック係合可能ループ16
の領域を二つ有し、これらは雌型シール形状部20によって分離されている。帯
14は、その内側に、帯12のループ16と係合し、同図に示すようにクロージ
ャ10を閉じた状態に保つために配された成形されたフック部材18の二つの領
域と、クロージャが閉じられた際に雌型シール形状部20と係合してシールを形
成する中央雄型シール形状部22とを有する。クロージャ10は、係属中の米国
特許出願第09/187,389号(本明細書中に参照として組み込まれている
)に記載されるように、多くの適用例でのバッグのクロージャとして有用である
。同特許出願第09/187,389号では、フック・ループ締結によって提供
される以上のシーリングが求められており、この組み込まれた参照例に記載され
るように、クロージャの二つの面を一つの連続する製品として形成し、これを折
り返すことによって、クロージャの半分にあるループが、同クロージャの残りの
半分にあるフックと係合するようにしてもよい。あるいは、クロージャを二つに
分けて別々に形成してもよい。ここでは、シール部の形を示すために、ごく限ら
れた幅のクロージャを示している。多くの適用例においては、クロージャ帯の幅
は0.5インチ以上であり、係合した時の厚さは全体で約0.04未満である。
【0017】 図1Aは、成形されたフック部材18の形状をより良く示している。成形され
たフック部材18は、帯14に沿って長手方向の複数の列を成して配設され、こ
の列の方向においてかつその範囲において、帯14のベースの上に張り出してい
る。隣接する列のフック部材18は、反対向きの長手方向を向いている。各フッ
ク部材18は、帯12の個々のファイバまたはループ16を保持するための鉤を
形成する。フック形状の選択肢として、帯14のベースから突出したマッシュル
ーム型、ヤシの木型、傾斜角付きスパイク形、その他のループ係合可能な形態等
、様々な雄型締結部材18を使用することができる。また、本発明の最も広義の
態様においては、締結部材は、必ずしも長手方向の列を成して形成されたり、帯
14の長手方向に向いていたり、または一体に成形されていなくてもよい。多く
のパッケージングでの適用において、各締結帯のベースの厚さは約0.002イ
ンチ〜0.008インチであることが好ましい。
【0018】 フック・ループ・クロージャがリブ・溝クロージャに勝る利点の一つは、図2
および図2Aに示すように、リブ・溝クロージャが望ましくない開放を引き起こ
す長手方向の剪断ひずみに対してフック・ループ・クロージャが抵抗力を有する
ことである。バッグ108は、第一バッグ壁114のリブ122が第二バッグ壁
112の溝120と係合することでシールされる。バッグ壁114、112に沿
ってそれぞれ作用する剪断力F1,F2によって、リブ122と溝120は外れ
る可能性があり、二つの形状がバッグ端近くで分離される状態になるまで、リブ
122を溝120に対して滑らせることになる(図2A)。一方、フック・ルー
プ・クロージャは、このような望ましくないことが生じることを阻止する。本明
細書に記載するように、フック・ループ締結具をシール形状の配置(sealing pr
ofile arrangements)と組み合わせれば、フックとループが係合して、クロージ
ャ帯に作用する剪断力に対する抵抗力が生じるため、特に有利である(つまり、
フックとループの係合によって、クロージャ帯が、シール面に平行方向に互いに
相対的に滑ることを防ぐ)。
【0019】 図3〜図5によると、クロージャ10の二つの帯は、それぞれの内側を互いに
対面関係に置くことにより、係合される。これらを分離すると(図3)、帯14
のフック18は帯12のループ16から外される。フック18のフック形状はこ
の図からは明らかではないが、フックは、帯14のベース23の材料と一体に、
長手方向に向くように成形される。圧力がかかっていないこの状態では、雌型シ
ール形状部20は、雄型シール形状部22を受け入れるY字形キャビティ24を
形成している。長手方向のキャビティまたは溝24が、帯12のベース28のプ
ラスチック樹脂で一体に形成された、延在しかつ向きが対向した二つのレール2
6の間に画成される。成形されたレール26をその形成用溝から引き抜くことを
容易にするために、以下に説明するように、レールの厚さはその基部から先端に
かけて細くなっている。レール26は、Y字形の溝を形成するため、斜めに傾き
合っており、レール間の最小間隔dは、レールの基部における間隔dよりも
小さい。Y字形キャビティ24の中心の凹みは、レール26とレール26の中間
にあってリブとして延びるベース28のこぶ形突起部によって形成される。雄型
シール形状部22のV字形縦長リブ32は、谷間36によって分離された耳34
を有する。帯12と帯14を互いに近づけると、リブ32の耳34は内側に撓み
、リブ32が溝24の中へ入る(図4)。この時、二つの帯のフック18とルー
プ16が接触する。そして二つの帯をさらに互いに近づけると(図5)、フック
の領域とループの領域とが完全に係合し、耳34が溝24の下方に切り込まれた
領域の中へ突出する。
【0020】 いくつかの適用例においては、リブおよび溝の相補し合う形体は以下のように
選択される。つまり、係合した状態においてフックとループが若干の張力を有す
ることにより、突起部30とリブ32の耳34との間に圧縮力を生むように、リ
ブおよび溝の形状を選択する。様々な高さのループ16と、可撓性の高いクロー
ジャ帯のベースとを備えることにより、フックとループとの境界面における張力
の発生とその維持を著しく向上させる。あるいは、ベースに対する対になる表面
の角度を選択的に変化させることによって、対になる形状のいずれか一方が係合
の際に弾性変形されるようにし、そうすることによって、クロージャが開かれる
までシール面間に残留圧縮力をもたらすように、対になる形状を構成してもよい
。また、フックとループの境界面が、またはシールのその他の部分が、この圧縮
に対して抵抗するようにしてもよい。
【0021】 しかし他の適用例では、クロージャのシール部全体にわたって圧縮を維持する
ことなく、所望の量のシーリングが行われる。例えば図6では、フックの領域と
ループの領域が係合してゆるい装着状態(loose fit)となるように、リブ32'
および溝24'が形成されている。このような場合のシーリングは、シール部の
相補し合う形状の間に画成される蛇行したパス38によって提供される。クロー
ジャ帯に常にこのような特性を持たせることによって、シールを通過する液体の
流れに対する合理的に予測可能な耐性を生じさせ、制御漏洩を行ったり、液体の
流れを阻止しつつ通気を可能にしている。現在の成形方法では、0.002イン
チ以下の再現可能なパスの厚さを得ることができる。流動抵抗(flow resistanc
e)はさらに、パス38の全長によっても影響されるため、流動抵抗の向上のた
めに、平行する多数のリブおよび溝を設けたり、リブおよび溝の形状を特定の適
用のニーズを満たすように変形してもよいということが理解される。
【0022】 例えば図7は、溝の中心にある前述の突起部を、これより小さい二つの突起部
40に替えた変形例である。ここでは、クロージャのシール部にわたるリークパ
ス38の長さが効果的に短くされ、係合したクロージャのシール部に沿って、漏
洩物を集めて保持するための開いた縦長のキャビティ42を提供している。この
開いた縦長のキャビティ42は、シール部の係合によって押しのけられた空気ま
たは液体のリザーバ(reservoir)の機能を果たす。図6の構成ではさらに、二
つの締結帯が互いに撓むことができるようにキャビティ42が空間を作ることに
よって、より高い可撓性が得られる。
【0023】 図8は他のシール配置を示している。クロージャの一方の面には、その対向す
る内側がレール間隔Sだけ離れている一対のレール70があり、このレール間
隔Sは、好ましくは、バッグに収容される粒子状物質の予想最大粒径よりも大
きくなるように選択される。縦長の連続するレール70は、最初に説明した実施
態様について以下に説明する連続成形プロセスにおいて適宜作られたモールドプ
レートによって、ベース72およびフック部材18と一体に成形される。レール
70は、図面に示すように矩形である必要はなく、クロージャの反対側の面に対
して、所望のシール面となるように適宜形成されてもよい。クロージャの反対側
の面には、例えば、独立気泡フォーム等の弾性材料からなるビード74がクロー
ジャのベース76に接着されており、このビード74の幅Wはレール間隔S よりも大きいため、ビードとレールとの間の締め代によって、レール面とビード
面の間に残留圧縮力が発生し、かみ合わせクロージャシールが形成される。この
ような構成においては、ビードとレールの間に選択された量の締め代が生じたと
すると、シールが、所望の量のシーリングを維持しながら、合理的な量のクロー
ジャの撓みとレールの移動を吸収するように、ビード材料は充分な弾性を有して
いなければならない。弾性のあるビード材料の一例は、ウレタンフォームである
【0024】 ビード74は、以下に説明するプロセスにおいてクロージャベース76が成形
された後、このクロージャベースの上に突出させてもよく、または、他の方法に
おいてクロージャベースに粘着されてもよい。あるいは、図15に関して以下に
説明するように、ベースが成形される際に、ベースの樹脂にビードを接続しても
よい。
【0025】 適切なシーリングのために位置合わせを要することが意図されていない適用例
のための他の構造として、レール70を省略し、シール74を、フック18の列
の間のベース72の平面に対してシールするように配することも可能である。上
記に記載した実施態様のように、フックとループの境界面における張力によって
シール全体に圧縮が保たれる。このように、フックとループがクロージャを保ち
、シールが漏洩を抑制するという、クロージャ内の別々の構造によって、クロー
ジャの固定およびクロージャ・シーリングの機能が果たされる。
【0026】 図9に示すように、他のシール配置は、そのクロージャの一方の面に、その向
かい合う内側がレール間隔S'だけ離された一対のレール90を有しており、
このレール間隔S'は、好ましくは、クロージャの反対側のベース96に接着
された独立気泡フォーム等の弾性材料からなるビード94の幅W'よりも大き
くなるように選択される。長手方向に連続するレール90は、最初に示した実施
態様に関連して以下に説明する連続成形プロセスにおいて適宜作られたモールド
プレートによって、ベース92およびフック部材18と一体に成形される。ビー
ド94のベース96からの高さHは、ループ16とフック18を併せた高さよ
りもより高く、そのため、クロージャの一方の面のフック18が、反対側の面の
ループ16と係合することによって、ビード94がクロージャの一方の面である
ベース92に必然的に干渉する。ビード94の外周面95は、クロージャ帯を押
圧してフックとループを係合する際に、レール90とレール90の間へビード9
4を位置合わせするのを助ける。図10に示すように、閉じるための圧力がクロ
ージャ帯に印加されてフックとループが係合する際、これと同時にビード90が
ベース92に対して圧縮される。ベース92に対してビード94を圧縮させるこ
とにより、ビードを横方向に膨張させ、レール90の内側に支えられるようにな
る。フックとループが係合して、閉じるための圧力が解放されると(図11)、
ビード94の復元によってベース92が外方向に撓み、このベース92は、レー
ル90をビードの両側面に対して内側に傾斜させて、ビードとレール間およびビ
ードとベース92間のシール圧を維持する。また、ビード94内の残留圧縮力は
、フックとループ間に所望の予圧張力(preload tension)を発生させ、クロー
ジャの性能を高める。
【0027】 この構造においては、ビード94とベース92間およびビード94とレール9
0間に選択された量の干渉が生じたとすると、シールが、所望の量のシーリング
を維持しながら、合理的な量のクロージャの撓みとレールの移動を吸収するよう
、ビード材料は充分な弾性を有していなければならない。ビードが復元した際に
クロージャの反対側にあるベースをゆがませるためには、図11に示すように、
ビードは、クロージャベースをわずかに外側に撓ませるために、そのクロージャ
ベースの剛性に比べて充分な形状記憶を有していなければならない。弾性のある
ビード材料の一例としては、ウレタンフォームがある。
【0028】 ビード94は、以下に説明するプロセスでクロージャベース96が成形された
後、このクロージャベースの上に突出させてもよく、または、他の方法によって
クロージャベースに粘着されていてもよい。あるいは、図15に関連して以下に
説明するように、ベースが成形される際にビードをベースの樹脂に接着してもよ
い。
【0029】 上記に記載されたフックまたはループ締結帯はいずれも、図12に示す連続成
形プロセスで形成されてよい。フィッシャー氏による米国特許第4,794,0
28号(本明細書中に参照として組み込まれる)に教示されるとおり、押出成形
機44は、モールドロール48と加圧ロール50との間に形成されるロール間隙
46へ、高温の成形可能な樹脂を供給する。あるいは、圧力ヘッド(図示されて
いない)を使用して、圧力を加えながら樹脂をモールドロール48の表面へ導入
してもよい。モールドロール48は、その中心軸の周りに積み重ねられた多数の
薄いモールドプレートまたはリングを備える。図1に示すフック帯14を成形す
るために、これらの薄いモールドプレートは、その共通外面にフック形成用キャ
ビティの列を画成し、ロール間隙内の圧力によって樹脂がこのフック形成用キャ
ビティ内に押し込まれて、図1Aに示すフック部材18が成形される。また、図
1に示すループ帯12を成形するために、係属中の米国出願第08/922,2
92号(本明細書中に参照として組み込まれる)に教示される不織材等のループ
材の予め形成された二つの帯52が、加熱された樹脂と共にロール間隙46の中
へ導入される。これによって、ループ材が、ループ帯の作用面に永久的に接着さ
れるかまたは部分的に埋め込まれる。成形された締結帯は、ストリッピングロー
ラ54の周りを回って、出荷用に巻き取られる。
【0030】 図13は、図7のループ帯12'を成形するために構成されたモールドロール
48の外周部の部分断面図である。このループ帯の雌型シール部を形成するため
に、特別に形作られた四つのモールドプレート56a〜56dのシリーズ56が
設けられている。図13および図7を参照すると、これらのプレート56a〜5
6dがどのようにして、図示した雌型シール部を成形するための適切な成形溝を
形成するかが容易に理解できる。好都合なことに、プレート56b、56cは同
一の構造であり、ロールの軸に沿ってそれぞれ反対方向に向くように取り付けら
れている。このことは、プレート56aおよび56dについても同じである。こ
のように、図示されたシール部成形構造を形成するためには、二つのプレート形
状だけを作成すればよい。係属中の米国出願第09/187,389号(既に本
明細書中に参照により組み込まれている)に記載されるとおり、シール部成形プ
レートのシリーズ56のいずれの側も、ループ帯のベースを形成する軟化樹脂の
中にループ材をかしめるために、モールドロールの外周部において特徴パターン
を形成するプレート58となっている。 これに対して、図14は、図7のフック帯14'を成形するように形作られたモ
ールドロール48の外周部の部分断面図を示す。フック帯のシール部は、三つの
プレート60a〜60cのシリーズ60によって形成される。外側のプレート6
0a、60cは同一の部品であり、それぞれ反対の方向にむいている。中央のプ
レート60bは、雄型シール部の耳と耳の間に谷間を形成するために、その外周
に沿って隆起した突起部62を備える。このプレートのシリーズのいずれの側に
も、フック部材の複数の列を形成するためモールドプレート64とスペーサープ
レート66が交互に備わっている。
【0031】 図15は、予め形成された弾性樹脂のビードを収容して図8のクロージャのル
ープ側の面を形成するための、モールドプレート構造を示す。ステーキングプレ
ート58に挟まれているのは、その周縁沿いに溝80が形成された一つの中央プ
レート78である。作動中の際には、シールビードを形成する弾性材料の連続ス
トランドは、その一部がロール間隙の先にあるモールドロールの周りに置かれる
ことによって、溝80内の形成用ロール間隙の中へ供給される。溝80の形状に
ついては、弾性ビードが、成形圧によって変形する状況において、十分に圧縮し
て、ビード全体にわたって連続ベースを形成できるように、かつ同時に、ビード
の一方の側をベース樹脂に永久的に接着できるような形状となっている。このよ
うにして、ベースとビードとの間を確実かつ永久的に接着することができる。締
結帯のシール部を形成するためのモールドプレートは、光化学エッチング、放電
加工、レーザー切断、その他伝統的な機械加工技術等、既知の方法によってその
輪郭が作られ得る。
【0032】 単一のバッグ用クロージャを作成するためには、係属中の米国出願第09/1
87,389号が教示するバッグ用クロージャ成形方法と同様のプロセスによっ
て、組み立てられたバッグにおいて、それに沿ってクロージャ帯が折り返される
ところの中央の裂け目リブかまたはその他の形成物の両側に、ループ材が埋め込
まれフックが成形される際に、雄型と雌型両方のシール部を一つの締結帯(図示
されていない)に沿って同時に成形してもよい。適用例によって望ましい場合に
は、締結帯の幅全体にわたって多数の成形された形状シールを設けてもよく、ま
た、多数の成形された形状シールをフックおよびループの別々のバンドによって
分離してもよい。
【0033】 上記の締結帯を形成するために有用な成形可能な樹脂の例としては、ナイロン
、ポリエステル、および低密度または高密度のポリエチレンなどがある。都合の
よいことに、このような材料はパッケージング産業界において広く用いられてい
るので、上記の方法によって、熱接合または熱溶接等でバッグフィルムその他の
基体に容易に接続される材料の締結帯を製造することができる。
【0034】 図面に示したフック形締結部材の他にも、マッシュルーム形、ヤシの木形、傾
斜角付きスパイク形等、その他多くのループ係合またはファイバ係合する形状を
用いてよい。また、フック部材は、図示されるようにすべてが長手方向に向いて
いる必要はなく、流れ方向に交差する方向またはそれぞれ違った方向を向くよう
に形成してもよい。図示しなかったその他の実施態様では、クロージャの同一面
にフックの列とループの列とを備え、平行するフックの列とループの列とはシー
ルによって分離される。以上に本発明のいくつかの実施態様について説明してき
たが、これらに関わらず、本発明の精神および範囲から逸脱することなく、様々
な変更が可能であることが理解されるであろう。
【0035】
【図面の簡単な説明】
【図1】 係合した二つの締結帯の斜視図である。
【図1A】 係合した二つの締結帯の拡大側面図である。
【図2】 リブと溝からなるバッグ用クロージャの開口モードを示す図である。
【図2A】 リブと溝からなるバッグ用クロージャの開口モードを示す図である。
【図3】 二つの締結帯の係合を順を追って示している図である。
【図4】 二つの締結帯の係合を順を追って示している図である。
【図5】 二つの締結帯の係合を順を追って示している図である。
【図6】 係合した締結帯のシール部の拡大端面図である。
【図7】 シール部の第二実施態様の拡大端面図である。
【図8】 シール配置の第三の実施態様を用いたクロージャの横断面図である。
【図9】 シール配置の第四の実施態様の係合および封止の様子を順を追って示している
図である。
【図10】 シール配置の第四の実施態様の係合および封止の様子を順を追って示している
図である。
【図11】 シール配置の第四の実施態様の係合および封止の様子を順を追って示している図
である。
【図12】 締結帯成形装置、およびその成形方法を示す図である。
【図13】 図7の雌型シール部を成形するように構成されたモールドロール周囲部の拡大断
面図である。
【図14】 図7の雄型シール部を成形するように構成されたモールドロール周囲部の拡大断
面図である。
【図15】 図8の雌型シール部を成形するように作られたモールドロール周囲部の拡大断面
図である。 図中、同様の符号は同様の要素を示すものとする。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK ,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE, GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,J P,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR ,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK, MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,R O,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ, VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 ダンデュランド,ポール,エー. アメリカ合衆国,ニューハンプシャー州 03102, マンチェスター,キングストン ストリート 58 Fターム(参考) 3E064 EA30 HN11 HN24 【要約の続き】 ある。

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平行する二つの列を成して、帯状ベースの一面から延びる締
    結部材を備える帯状ベースと、 当該締結部材の二つの列間にあるベースに沿って延びるとともに、当該ベース
    の前記面から突出し、対になる締結具製品の表面と係合してシールを形成するよ
    うになされた表面を有する縦長構造体と、 を備える締結具製品。
  2. 【請求項2】 前記締結部材の二つの列はどちらも雄型ループ係合可能部材
    を備える、請求項1に記載の締結具製品。
  3. 【請求項3】 前記締結部材の二つの列はどちらも係合可能なループまたは
    ファイバを備える、請求項1に記載の締結具製品。
  4. 【請求項4】 一方の締結部材の列が雄型ループ係合可能部材を備え、他方
    の締結部材の列が係合可能なループまたはファイバを備える、請求項1に記載の
    締結具製品。
  5. 【請求項5】 前記締結部材は前記ベースと一体に成形される、請求項1に
    記載の締結具製品。
  6. 【請求項6】 前記縦長構造体は、対になる構造体の形状に相補してシール
    を形成するようになされた形状を有する、請求項1に記載の締結具製品。
  7. 【請求項7】 前記縦長構造体は、一対の縦長のレールを備え、当該一対の
    縦長のレールは、そのレール間にあって、弾性ビードを受けてシールを形成する
    ためのスペースを画成する、請求項1に記載の製品。
  8. 【請求項8】 前記縦長構造体は、前記縦長構造体がそこから突出している
    ところのベースの面の樹脂と一体に成形される樹脂を備える、請求項1に記載の
    製品。
  9. 【請求項9】 前記縦長構造体は、圧延された形状の露出面を備える、請求
    項1に記載の製品。
  10. 【請求項10】 前記縦長構造体は一対の縦長のレールを備え、当該一対の
    縦長レールは、そのレール間にあって、弾性ビードを受けてシールを形成するた
    めのスペースを画成する、請求項1に記載の製品。
  11. 【請求項11】 請求項1の製品およびこれと対になる製品の組み合わせで
    あって、 前記縦長構造体は一対の縦長のレールを備え、当該一対の縦長のレールは、そ
    のレール間にあって、弾性ビードを受けてシールを形成するためのスペースを画
    成し、 当該対になる製品は、 平行する二つの列を成して帯状ベースの一面から延びる締結部材であって、請
    求項1の製品の前記締結部材と係合して取外し可能な締結を形成するようになさ
    れた締結部材を有する帯状ベースと、 当該締結部材の二つの列の間の当該ベースに沿って延びるとともに、当該ベー
    スの前記一面から突出し、シールを形成するために当該一対の縦長レールの間に
    受けられるように配された弾性ビードとを備える、 請求項1の製品およびそれと対になる製品の組み合わせ。
  12. 【請求項12】 ベースの一面上にある二つの間隔をおいた領域に第一締結
    部材セットを担持する帯状ベースと、当該第一締結部材セットの二つの領域間に
    ある当該ベースに沿って延びるとともに、ベースの前記一面と一体に成形されか
    つその面から突出する縦長構造体とを有する第一締結帯と、 ベースの一面上にある二つの間隔をおいた領域に担持される第二締結部材セッ
    トであって、第一締結部材セットと係合して取り外し可能な締結を形成するよう
    になされた第二締結部材セットを有する帯状ベースと、当該第二締結部材セット
    の二つの領域間にある当該ベースに沿って延びるとともに、前記第一締結帯の前
    記縦長構造体と係合して、第一締結帯と第二締結帯が係合した際に当該締結帯の
    間の流れを阻止するために配設された表面とを備える第二締結帯と、 を備える締結具製品。
  13. 【請求項13】 前記締結帯が係合した際に、前記縦長構造体およびこれと
    係合した前記表面はひとつになって、水密シールを形成する、請求項12に記載
    の製品。
  14. 【請求項14】 前記締結帯が係合した際に、前記縦長構造体およびこれと
    係合した前記表面はひとつになって、気密シールを形成する、請求項12に記載
    の製品。
  15. 【請求項15】 前記縦長構造体は、前記締結帯が係合した際に、前記係合
    した表面と物理的に接触する、請求項12に記載の製品。
  16. 【請求項16】 前記縦長構造体およびこれと係合した前記表面は、相補し
    合う形状を備える、請求項12に記載の製品。
  17. 【請求項17】 前記第一および第二締結帯が共に押圧された際に、前記縦
    長構造体およびこれと前記係合した表面は、かみ合うようになっている、請求項
    16に記載の製品。
  18. 【請求項18】 前記第一および第二締結帯が係合した際に、前記縦長構造
    体および前記係合した表面は、前記締結部材によって隣接する関係に保持され、
    蛇行したリークパスを形成する、請求項16に記載の製品。
  19. 【請求項19】 前記第一および第二締結帯が係合した際に、前記縦長構造
    体および前記係合した表面の相補し合う形状は、それらの間に縦長のキャビティ
    を画成する、請求項16に記載の製品。
  20. 【請求項20】 前記係合する表面は、係合の際に圧縮される弾性材料で形
    成される、請求項12に記載の製品。
  21. 【請求項21】 前記第一および第二締結部材セットが共に、フックと、フ
    ック係合可能なファイバと、を備える、請求項12に記載の製品。
  22. 【請求項22】 前記第一および第二締結帯の締結部材が取り外し可能に係
    合する際に、前記ファイバには分離張力がかかり、前記係合した表面は圧縮され
    る、請求項21に記載の製品。
  23. 【請求項23】 前記第一締結帯の前記縦長構造体、および前記第二締結帯
    の係合可能な表面は、そのそれぞれの締結帯のベースに対してある角度で傾斜す
    る係合表面を備える、請求項12に記載の製品。
  24. 【請求項24】 前記第一および第二締結帯は、前記締結帯の締結部材を係
    合させるために折り返した、一つの連続製品を備える、請求項12に記載の製品
  25. 【請求項25】 樹脂の帯状ベースを成形し、その一方で、当該ベースの表
    面から延びる雄型締結部材の列と、対になる締結具製品の表面と係合してシール
    を形成するようになされた表面を有する縦長構造体とを一体に成形する工程を備
    える、締結具製品の形成方法。
  26. 【請求項26】 前記縦長構造体は前記帯状ベースの上に張り出した形状を
    有しており、回転ロールの表面に形成される溝に溶融樹脂を押し込む工程と、当
    該ロール上の当該樹脂を冷却する工程と、その後、前記縦長構造体を当該溝から
    引き抜くステップを含む、請求項25に記載の形成方法。
  27. 【請求項27】 回転ロールに隣接する隙間において加圧しながら樹脂の帯
    状ベースを成形し、その一方で、当該ロール内に画成される溝の中の弾性材料か
    らなる予め形成されたビードを当該隙間へ挿入し、平行する締結部材の列同士の
    間の領域にある当該ベースに対する隙間内の圧力によって、当該弾性材料のビー
    ドが、当該樹脂に永久的に接着されるようにする工程を備える、締結具製品の形
    成方法。
  28. 【請求項28】 前記締結部材の列は両方とも、前記ベースと一体に成形さ
    れ、かつ前記ベースの一方の面から延びる雄型締結部材を備える、請求項27に
    記載の形成方法。
  29. 【請求項29】 前記列のうち少なくとも一つの列における前記締結部材は
    、フック係合可能ループまたはファイバを備える、請求項27に記載の形成方法
  30. 【請求項30】 前記弾性材料はウレタンフォームを備える、請求項27に
    記載の形成方法。
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