JP2003529399A - 再装着可能な吸収体物品 - Google Patents

再装着可能な吸収体物品

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JP2003529399A JP2001517992A JP2001517992A JP2003529399A JP 2003529399 A JP2003529399 A JP 2003529399A JP 2001517992 A JP2001517992 A JP 2001517992A JP 2001517992 A JP2001517992 A JP 2001517992A JP 2003529399 A JP2003529399 A JP 2003529399A
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プレスリー メアリー アン ブルーマー
サラ ジェイン マリー フレイバーガー
ネフェタリ エドリス ボーデイン
スザンヌ マリー シュモーカー
ラッセル エヴァン ソーソン
キース ジョセフ レナード
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キンバリー クラーク ワールドワイド インコーポレイテッド
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Abstract

(57)【要約】 前部、背部、及び股部を有する再装着可能な吸収体物品が開示される。股部は、前部を背部に接合する。背部は、第１端と、第２端と、第１および第２側縁とを含む。前部は、第１及び第２側縁を含む中央区域を有する。第１及び第２横区域は、中央区域に取り外し可能に取り付けられ、各横区域は、外縁を有する。前部はまた、第１端及び第２端を有する。背部は、第１及び第２側縁と、第１及び第２端を有する。背部は、第１区域と、第２区域とに分けられる。第１区域は、背部の第１端からこれと平行に引かれた線まで垂直に測定された長さＬ2を有する。多数の弾性ストランドは、第１側縁から第２側縁まで第１区域を横切って横方向に延びる。第２区域は、背部の第２端から第１端と平行に引かれた線まで垂直に測定された長さＬ3を有し、これにより、約０．１から約２までの範囲の比Ｌ2／Ｌ3が定められる。前部の第１及び第２横区域の外縁の各々は、背部の第１及び第２側縁のうち一方に固定され、ウエスト開口部と一対の脚開口部とを有するパンツ状物品を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】 （技術分野） 本発明は、向上された身体フィット性を示す、再装着可能な吸収体物品に関す
る。より具体的には、本発明は、身体フィット性を向上させ、流体が漏れる可能
性を減少させるように、特定の区域間において特定の比を有するような寸法にさ
れた再装着可能な使い捨て吸収体製品に関する。
【０００２】 （背景技術） 今日では、体液及び／又は排泄物を吸収し保持するように設計された様々な使
い捨て吸収体物品が存在する。このような物品の例には、パンツ、ブリーフ及び
下着のような失禁用製品、幼児用おむつ、女性用ケア生理パンツ、トレーニング
パンツ等が含まれる。これら物品のほとんどは、それらが意図する目的には充分
なものであるが、いくつかのものについては、着用者の身体から取り外すのが困
難である。多くの物品は、下着のようなフィット性を維持しながら、使用中に物
品を容易に調節できるか、又は、製品が恒久的に処分される前に着用者の身体か
ら容易に取り外すことができるようにする、再装着可能な機構を備えていない。
今日の市販されている製品の幾つかは、身体に良好に適合せず、この乏しいフィ
ット性は、製品を着用している際に流体の漏れる可能性を増大させる。したがっ
て、人体へのフィット性を向上し、流体の漏れの可能性を減少させる再装着可能
な使い捨て吸収体物品に対する必要性が残っている。 そこで、身体フィット性を向上させ、流体が漏れる可能性を減少させるために
、特定の区域間において所定の比を有するような寸法にされた再装着可能な吸収
体物品を発明した。
【０００３】 （発明の開示） 手短に述べると、本発明は、前部、背部、及び股部を有する再装着可能な吸収
体物品に関する。股部は、前部を背部に接合する。前部は、第１及び第２側縁を
含む中央区域を有する。第１及び第２横区域が、中央区域に取り外し可能に取り
付けられ、各横区域は外縁を有する。前部はまた、第１端及び第２端を有する。
背部は、第１区域と第２区域に分けられる。第１区域は、背部の第１端からそれ
らと平行に引かれた線まで垂直に測定された長さＬ2を有する。多数の弾性スト
ランドは、第１側縁から第２側縁まで第１区域を横方向に横切って延びる。第２
区域は、第２端から垂直に、第１端に対して平行に引かれた線まで測定された長
さＬ3を有し、比Ｌ2／Ｌ3が、約０．１から約２の間の範囲をとる。吸収体物品
はさらに、前記前部、背部、又は股部の少なくとも１つに取り付けられた液体透
過性のライナーと、ライナーの下に配置された吸収体コアを含む。前部の第１及
び第２横区域の外縁の各々は、背部の第１及び第２側縁の１つに取り付けられ、
ウエスト開口部及び一対の脚開口部を有するパンツ状の物品を形成する。
【０００４】 本発明の全般的な目的は、身体フィット性が改良された再装着可能な吸収体物
品を提供することである。本発明のより具体的な目的は、身体フィット性を改良
し、流体の漏れの可能性を減少させる特定の比を有するような寸法にされた再装
着可能な使い捨て吸収体物品を提供することである。 本発明の別の目的は、製造が容易で、比較的安価で、使いやすい再装着可能な
吸収体物品を提供することである。 本発明の更なる目的は、吸収体物品をどのように着用するか、及び／又は取り
外すか、すなわち、物品を着用者の胴周りに引き上げることと、物品を着用者の
胴周りで再装着することの選択を着用者に与える、再装着可能な吸収体物品を提
供することである。 本発明のさらに別の目的は、着用者の身体に合うように容易に調節できる、再
装着可能な吸収体物品を提供することである。 本発明の他の目的及び利点は、次の説明及び付属の図面から、当業者にはさら
に明らかとなるであろう。
【０００５】 （発明を実施するための最良の形態） 図１及び図２を参照すると、再装着可能な吸収体物品１０が示されている。吸
収体物品１０は、好ましくは使い捨てであり、縦方向中心軸Ｘ−Ｘ、横方向中心
軸Ｙ−Ｙ、及び垂直方向中心軸Ｚ−Ｚを有する。吸収体物品１０は、前部１２、
背部１４、及び股部１６を有する。股部１６は、前部１２を背部１４に接合する
。前部１２、背部１４、及び股部１６は、単一の材料から形成されても良いし、
２つ又はそれ以上の材料から形成されても良い。前部１２、背部１４、及び股部
１６の各々は、単一の材料層であっても良いし、２層又はそれ以上のラミネート
として形成されても良い。示されるように、前部１２、背部１４、及び股部１６
は、上層１８及び下層２０を有するラミネートとして示される。着用者の身体に
最も近い上層は、液体透過性であっても良いし、液体不透過性であっても良い。
上層１８を液体不透過性にするために、熱可塑性フィルムを用いても良い。下層
２０もまた、液体透過性であっても良いし、液体不透過性であっても良い。好ま
しくは、下層２０は、液体透過性であり、不織材料などのような柔軟な材料から
形成される。スパンボンドは、キンバリー・クラーク社により製造された不織材
料であり、柔軟で、成形しやすく、下層２０として相応しく機能する。
【０００６】 使用中に着用者の胴の前部と接触する前部１２は、それぞれ第１側縁２４及び
第２側縁２６を備えた中央区域２２を含む。前部１２はまた、それぞれ第１横区
域２８及び第２横区域３０を含み、各々は、第１側縁２４及び第２側縁２６の一
方と隣接して配置される。第１横区域２８及び第２横区域３０の各々は、それぞ
れ外縁３２及び３４を有する。第１横区域２８及び第２横区域３０の各々は、フ
ァスナ３６及び３８により中央区域２２に取り外し可能に取り付けられる。ファ
スナ３６及び３８の各々は、各横区域２８及び３０を中央区域２２に接合させる
別個の材料として示される。ファスナ３６及び３８は、ループ材料として形成さ
れる上層１８に取り外し可能に取り付けられるフック材料とすることができる。
或いは、ファスナ３６及び３８は、フック材料のような上層１８に取り外し可能
に取り付けられるループ材料としても良い。また、上層１８に、後でファスナ３
６及び３８が取り付けられるように、別個のフック又はループ材料を取り付ける
こともできる。ファスナ３６及び３８はまた、１つ又はそれ以上の脆い結合、間
欠結合、壊れやすい結合、又は他の同様の種類の構造を含むことができる。この
ような結合が存在する時には、図１及び図２に示すような別個の材料を必要とし
ない。さらに、糊、接着剤、共接着剤、並びに、ボタンと対応するボタン孔など
のような機械的ファスナ等を含む他の種類のファスナも同様に用いることができ
る。他のファスナは、当業者には公知である。
【０００７】 横区域２８及び３０は、伸縮特性を与えるために弾性体４０を含むことが好ま
しい。或いは、横区域２８及び３０は、ゴム状弾性を示す材料から形成すること
ができる。個々の弾性体部材を用いる場合には、弾性体４０は、細長いストラン
ド、ストリップ、バンド、テープ等の形態であっても良く、様々な形状を有する
ことができる。弾性体４０は、ゴム、ポリウレタン、又は他のエラストマー材料
から形成することができる。適当な材料は、ＬＹＣＲＡ（登録商標）であり、デ
ュポン社から商業的に入手可能である。ＬＹＣＲＡ（登録商標）は、デラウェア
州ウィルミントンに営業所を有するデュポン社の登録商標である。
【０００８】 弾性体４０は、上層１８と下層２０の間に配置された２つ又はそれ以上の部材
を含むことができ、糊、接着剤、又は他の幾つかの種類の結合剤により、この位
置に固定される。弾性体４０は、互いに平行な列となるように構成された多数の
ストランドの形態であることが好ましい。弾性体４０に対して他の構成も、同様
に用いることができる。
【０００９】 再び図１及び図２に戻り、前部１２はさらに、第１端４２及び第２端４４を有
する。長さＬ1は、第１端４２と第２端４４の間の実際の距離を表す。長さＬ1は
、約２インチ（約５ｃｍ）に等しいか又はそれよりも大きくすべきである。好ま
しくは、成人サイズの衣類については、長さＬ1は、約３インチから約７インチ
（約７．６ｃｍから約１８ｃｍ）までの間の範囲であるべきである。最も好まし
くは、成人サイズの衣類については、長さＬ1は、約６インチから約７インチ（
約１５ｃｍから約１８ｃｍ）までの間の範囲であるべきである。寸法Ｌ1の意義
を、手短に説明する。
【００１０】 図１及び図３を参照すると、吸収体物品１０はまた、使用中に着用者の胴の背
部と接触する背部１４を含む。背部１４は、それぞれ第１側縁４６及び第２側縁
４８と、それぞれ第１端５０及び第２端５２を含む。上述の背部１４は、上層１
８及び下層２０を有するラミネートとして示される。着用者の身体に最も近い上
層は、液体透過性であっても良いし、液体不透過性であっても良い。上層は、液
体透過性であることが好ましい。背部１４は、第１区域５４と第２区域５６に分
けられる。第１区域５４は、第１端５０から垂直に、第１端５０に平行に引かれ
た線５８まで測定された長さＬ2を有する。長さＬ2は、約２インチ（約５ｃｍ）
に等しいか又はそれよりも大きくすべきである。好ましくは、成人サイズの衣類
については、長さＬ2は、約３インチから約７インチ（約７．６ｃｍから約１８
ｃｍ）までの間の範囲であるべきである。最も好ましくは、成人サイズの衣類に
ついては、長さＬ2は、約６インチから約７インチ（約１５ｃｍから約１８ｃｍ
）までの間の範囲であるべきである。
【００１１】 第１区域５４は、弾性材料又は弾性複合材料から形成することができ、また弾
性体６０を含んでも良い。「ストレッチボンデッドラミネート」は、弾性材料で
あり、第１区域５４を形成するのに使用できる。ストレッチボンデッドラミネー
トは、米国ウィスコンシン州５４９５６、ニーナ、ノースレイクストリート４０
１に営業所を有するキンバリー・クラーク社により製造される。弾性体６０は、
細長い弾性ストランド、リボン、バンド、ストリップ等の形態とすることができ
、第１区域５４を横方向に横切って第１側縁４６から第２側縁４８まで延びる。
好ましくは、第１区域４４には、少なくとも６つの弾性ストランド４８が含まれ
る。弾性ストランド６０の数は、２から約５０まで変えることができる。好まし
くは、約１０から約４０までの間の弾性ストランド６０がある。弾性体６０は、
吸収体物品１０の背部１４が、着用者の胴背部にしっかりと接触し、ウエスト開
口部で、又はウエスト開口部から発生する流体の漏れを防ぐように機能する。
【００１２】 背部１４の第２区域５６は、第２端５２から垂直に、第２端５２に平行に引か
れた線５８まで測定された長さＬ3を有する。長さＬ3は、約１インチ（約２．５
ｃｍ）に等しいか又はそれよりも大きくすべきである。好ましくは、成人サイズ
の衣類については、長さＬ3は、約３インチから約１０インチ（約８ｃｍから約
２５ｃｍ）までの間の範囲であるべきである。最も好ましくは、成人サイズの衣
類については、長さＬ3は、約４インチから約８インチ（約１０ｃｍから約２０
ｃｍ）までの間の範囲であるべきである。
【００１３】 第２区域５６は、該第２区域５６を横方向に横切って延びる弾性体６０を含ん
でも良いし、含まなくても良い。吸収体物品１０を、比Ｌ2／Ｌ3が約０．１から
約２の間の範囲となるように設計し、製造することで、１つは吸収体物品１０の
身体フィット性が向上する。好ましくは、比Ｌ2／Ｌ3は、約０．２から約１．６
の間の範囲をとり、より好ましくは、比Ｌ2／Ｌ3は、約０．３から約１．５の間
の範囲をとる。この所望の比率で背部１４を製造することで、１つは吸収体物品
１０の身体フィット性が向上し、流体の漏れが最小限にされる。
【００１４】 第２区域５６は、第１脚弾性体６２及び第２脚弾性体６４を有し、第１縁６６
及び第２縁６８と隣接するように並べられる。線５８は、第１縁６６及び第２縁
６８が、それぞれ第１縁４６及び第２縁４８と出合う点で交差することが好まし
い。脚弾性体６２及び６４は、１つ又はそれ以上の弾性ストランド、リボン、バ
ンド、又はストリップを含み、それぞれ縁６６及び６８とほぼ平行に構成される
。約１から約６までの間の細長い弾性ストランドから各脚弾性体６２及び６４を
作成することが好ましい。最も好ましくは、脚弾性体６２及び６４の各々は、３
つの弾性ストランドを含む。弾性ストランドは、互いに平行になるように並べる
ことができる。良い結果のためには、脚弾性体６２及び６４は、それぞれ第１縁
６６及び第２縁６８から約１インチ（約２．５ｃｍ）内側に配置されるべきであ
る。より好ましくは、脚弾性体６２及び６４は、それぞれ第１縁６６及び第２縁
６８から約０．７５インチ（約２ｃｍ）内側に配置されるべきである。最も好ま
しくは、脚弾性体６２及び６４は、それぞれ第１縁６６及び第２縁６８から約０
．５インチ（約１．３ｃｍ）内側に配置されるべきである。
【００１５】 脚弾性体６２及び６４は、第１区域５４の側縁４６及び４８から背部１４の第
２端５２まで延びるように示されている。線５８の正確な位置は、脚弾性体６２
及び６４が第２区域５６内に完全に含まれるか、又は第１区域５４の中まで延び
るかどうかを示す。脚弾性体６２及び６４は、前部１２及び背部１４が共に接合
されて形成される脚開口部に隣接する位置において、背部１４を形成する材料に
ギャザーを寄せるように機能し、パンツ状の物品を形成する。脚弾性体６２及び
６４を形成するために、種々の種類の弾性材料を使用できる。脚弾性体６２及び
６４は、約１０グラムから約４００グラムまでの間の張力を有するべきである。
好ましくは、脚弾性体６２及び６４は、約５０グラムから約２２０グラムまでの
間の張力を有するべきである。より好ましくは、脚弾性体６２及び６４は、約８
０グラムから約２００グラムまでの間の張力を有するべきである。
【００１６】 図１及び図４を参照すると、吸収体物品１０はまた、股部１６を含む。股部１
６は、前部１２を背部１４と接合する。上述のように、前部、背部、及び股部は
全て、単一のシート材料の一部とすることができる。股部１６は、第１側縁７０
及び第２側縁７２を有し、砂時計形、長方形、正方形、楕円形、又は他の幾つか
の形状を有することができる。側縁７０及び７２の各々は、直線とすることがで
き、互いに対して平行又は平行でないように配列することができる。側縁７０及
び７２はまた、湾曲した、弧状の、ふぞろいの、凸状又は凹状の形状とすること
ができる。好ましくは、側縁７０及び７２は、該側縁７０及び７２の間の最も狭
い距離が、横方向中央線Ｙ−Ｙに沿って生じるような弧状の形状である。股部１
６は、単一の層又は示すようなラミネートとすることができる。股部１６は、吸
収体物品１０により吸収される体液に対するバッフルとして機能することから、
液体不透過性にすべきである。股部１６がラミネートである場合には、ラミネー
トのうちの少なくとも１層は、液体不透過性である。ポリプロピレン、ポリエチ
レン、又は他のあらゆる熱可塑性材料は、液体不透過性の層として良く機能する
。好ましくは、股部１６は、熱可塑性フィルムの層と不織材料の層から形成され
たラミネートである。不織材料は、スパンボンドであっても良い。スパンボンド
は、米国ウィスコンシン州５４９５６、ニーナ、ノースレイクストリート４０１
に営業所を有するキンバリー・クラーク社により製造され、商業的に販売される
不織材料である。
【００１７】 股部１６はまた、第１及び第２股弾性体７４及び７６を含むことができる。股
弾性体７４及び７６は、それぞれ第１側縁７０及び第２側縁７２に隣接して配置
される。股弾性体７４及び７６は、好ましくは、側縁７０及び７２の形状に合う
ように形作られる。股弾性体７４及び７６は、それぞれ、第１側縁７０及び第２
側縁７２の約１インチ（約２．５ｃｍ）内側に配置される。好ましくは、股弾性
体７４及び７６は、それぞれ、第１側縁７０及び第２側縁７２の約０．７５イン
チ（約２ｃｍ）内側に配置される。より好ましくは、股弾性体７４及び７６は、
それぞれ、第１側縁７０及び第２側縁７２の約０．５インチ（約１．３ｃｍ）内
側に配置される。
【００１８】 股弾性体７４及び７６は、約１０グラムから約４００グラムまでの間の張力を
有するべきである。好ましくは、股弾性体７４及び７６は、約５０グラムから約
２２０グラムまでの間の張力を有するべきである。より好ましくは、股弾性体７
４及び７６は、約８０グラムから約２００グラムまでの間の張力を有するべきで
ある。
【００１９】 股弾性体７４及び７６は、１つ又はそれ以上の細長い弾性ストランド、リボン
、又はストリップを含むことができる。好ましくは、前記第１及び第２股弾性体
７４及び７６の各々は、少なくとも２つの弾性ストランドを含み、より好ましく
は、少なくとも３つの弾性ストランドを含む。股弾性体７４及び７６の各々のス
トランドは、互いに平行に並べても良いし、必要に応じて平行でない関係となる
ように並べても良い。平行に並べることが好ましい。股弾性体７４及び７６の各
々のストランドは、互いにかなり近接して、例えば、互いから１ミリメートル以
内で配置することができる。正確な間隔は、物品のサイズ、股部１６の幅、股弾
性体７４及び７６の長さ、物品の構成材料等に応じて調節できる。
【００２０】 股弾性体７４及び７６は、股部１６が形成されるラミネートを形成する層１８
及び２０の間に配置し、固定することができる。或いは、股弾性体７４及び７６
は、図４のように、ラミネートの上層１８の上面７８に接着しても良い。第１及
び第２股弾性体７４及び７６は、接着剤により上層１８の上面７８に接着するこ
とが好ましい。
【００２１】 図１から図４を参照すると、吸収体物品１０は、液体透過性のライナー８０を
含むことができる。液体透過性のライナー８０はまた、身体側カバーとも呼ばれ
る。ライナー８０は、必要というわけではないが、吸収体物品１０は、ライナー
８０を含んでいるものとして説明される。液体透過性のライナー８０は、これが
存在する場合には、液体透過性のあらゆる天然又は合成材料から形成することが
できる。液体透過性のライナー８０はまた、不織材料から形成することができる
。スパンボンドは、液体透過性のライナー８０を構成するのに良い材料である。
【００２２】 液体透過性のライナー８０はまた、前部１２、背部１４、又は股部１６のうち
少なくとも１つに固定することができる。液体透過性のライナー８０は、股部１
６に直接取り付けられているように示される。或いは、液体透過性のライナー８
０は、１層又はそれ以上の層を介して股部１６に間接的に取り付けても良い。こ
の場合には、前部１２、背部１４、又は股部１６のうちの少なくとも１つに、中
間層が取り付けられる。例えば、液体透過性のライナー８０を液体不透過性のバ
ッフルに固定し、それから股部１６に接着剤で固定することができる。
【００２３】 図１では、液体透過性のライナー８０の周辺部と、股部１６の周辺部が重なり
合うように示される。股弾性体７４及び７６がラミネートの上面７８上に配置さ
れる場合には、股部１６の側縁７０及び７２に隣接して構成されるように、液体
透過性のライナー８０に接着剤で固定することができる。
【００２４】 吸収体物品１０は更に、液体透過性のライナー８０の下に配置された吸収体８
２を含む。吸収体８２は、股部１６の上層１８と直接接触させることができる。
吸収体８２は、体液、特に尿を吸収するように設計され、１層又はそれ以上の吸
収体材料の層を含むことができる。この層は、同じ又は異なる材料から構成する
ことができる。吸収体８２に適した材料には、セルロース、木材パルプのフラフ
、レーヨン、綿、及び、ポリエステル、ポリプロピレン、又はコフォームなどの
ようなメルトブロー・ポリマーが含まれる。コフォームは、メルトブロー空気に
より形成される、ポリプロピレンなどのようなメルトブロー・ポリマーとセルロ
ースなどのような吸収体ステープル繊維との組み合わせである。費用が安価であ
り、比較的形成しやすく、高い吸収性を有することから、好適な材料は、木材パ
ルプのフラフである。２層又はそれ以上の層を用いる場合には、全ての層を同一
の材料から形成する必要はなく、又は同一の密度を有する必要はない。
【００２５】 吸収体８２はまた、親水性の材料からなる複合材料から形成することができ、
該複合材料は、種々の天然又は合成繊維、木材パルプ繊維、再生セルロース又は
綿繊維、又はパルプと他の繊維の配合物から形成することができる。好適な材料
は、空気堆積されたティッシュである。
【００２６】 吸収体８２の中に超吸収体材料を挿入することもまた可能であり、それ自体の
重量に対して大量の流体を吸収する能力を高めることから時には好都合である。
失禁用衣類及びおむつなどのような吸収体物品に用いられる典型的な超吸収体は
、それ自体の重量の１０倍より多い体液を吸収することができる。超吸収体材料
は、粒子、繊維、又はシート状の形態で挿入することができる。水酸基を有する
ポリマーは、使い捨て吸収体物品における好適な超吸収体であることが見出され
ている。このような超吸収体は、ダウケミカル社、ストックハウゼン社だけでな
く他の会社からも商業的に入手可能である。このような超吸収体のうちの２つは
、ＤＲＹＴＥＣＨ（登録商標）２０３５ＭとＦＡＶＯＲ（登録商標）ＳＸＭ８８
０である。ＤＲＹＴＥＣＨ（登録商標）は、米国ミシガン州４８６４２、ミッド
ランド、ダウセンター２０３０に営業所を有するダウケミカル社の登録商標であ
る。ＦＡＶＯＲ（登録商標）は、米国ノースカロライナ州２７４０６、グリーン
ズボロ、ドイルストリート２４０１に営業所を有するストックハウゼン社の登録
商標である。超吸収体は、ポリアクリル酸の架橋コポリマーの部分的に中性にさ
れた塩とすることができる。当業者には公知の他の種類の超吸収体材料を使用す
ることもできる。
【００２７】 図５及び図６を参照すると、上部から底部に向かって、液体透過性の身体側ラ
イナー８０、１層またはそれ以上の吸収体８２、及び液体不透過性のバッフル８
６を含む、吸収体アセンブリ８４が示されている。液体不透過性のバッフル８６
は、ポリエチレン、ポリプロピレン、又は他の種類の液体不透過性の材料などの
ような熱可塑性材料の薄層から形成することができる。バッフル８６は、液体不
透過性のフィルムから形成されることが好ましい。バッフル８６は、層のうち少
なくとも１つが液体不透過性である、ラミネートから形成できるということに留
意すべきである。
【００２８】 吸収体アセンブリ８４では、股弾性体７４及び７６は、ライナー８０とバッフ
ル８６との間に挟み込まれる。股弾性体７４及び７６は、糊、接着剤、超音波、
熱、圧力、熱と圧力の組合せ、或いは当業者に公知の他の幾つかの結合機構によ
って、その位置に保持することができる。必要に応じて、股弾性体７４及び７６
を、バッフル８６の下面又は外側表面に固定することも可能である。良好な結果
を得るためには、股弾性体７４及び７６は、それぞれの側縁７０及び７２から約
１インチ（約２．５ｃｍ）の間に配置すべきである。より好ましくは、股弾性体
７４及び７６は、それぞれの側縁７０及び７２から約０．７５インチ（約２ｃｍ
）の間に配置すべきである。最も好ましくは、股弾性体７４及び７６は、それぞ
れの側縁７０及び７２から約０．５インチ（約１．３ｃｍ）の間に配置すべきで
ある。
【００２９】 吸収体アセンブリ８４は、吸収体物品１０の股部１６上に又はその全面に配置
し或いは置くことができ、接着剤又は他の幾つかの種類のファスナによりその位
置に保持することができる。バッフル８６が液体不透過性であることから、股部
１６は、液体不透過性の材料から構成される必要はない。吸収体アセンブリ８４
は、吸収体物品１０の前部１２、背部１４、又は股部１６のうち少なくとも１つ
に恒久的に或いは取り外し可能に固定することができる。吸体体アセンブリ８０
は、股部１６に接着剤で固定されることが好ましい。
【００３０】 次に図１及び図７を参照すると、第１横区域２８及び第２横区域３０の外縁３
２及び３４の各々は、第１側縁４６及び第２側縁４８の１つにしっかりと取り付
けられてパンツ状物品８８を形成する。パンツ状物品８８は、ウエスト開口部９
０と、一対の第１及び第２脚開口部９２及び９４とを含む。脚弾性体６２と、股
弾性体７４と、ことによると弾性第１区域５４が協同して、第１脚開口部９２の
周りにギャザー９６を寄せることができる。同様に、脚弾性体６４と、股弾性体
７６と、ことによると弾性第１区域５４が協同して、第２脚開口部９４の周りに
ギャザー９８を寄せることができる。吸収体物品１０は、図７に示されるような
組み立てられた状態、或いは横区域が中央区域又は前部から切り離された状態の
いずれかで販売することができることに留意すべきである。
【００３１】 再び図１を参照すると、吸収体物品１０の背部１４は、第１区域５４及び第２
区域５６に関連して説明されてきた。第１区域５４は長さＬ2を有し、第２区域
５６は長さＬ3を有しており、両方とも、縦方向中心軸Ｘ−Ｘに対して平行に測
定される。長さＬ2と長さＬ3との和は、新しい長さＬ4に等しい。長さＬ4は、約
３インチ（約７．５ｃｍ）から約２５インチ（約６４ｃｍ）までの範囲にすべき
である。好ましくは、成人サイズの衣類については、長さＬ4は、約７インチ（
約１８ｃｍ）から約１７インチ（約４３ｃｍ）までの範囲にすべきである。最も
好ましくは、成人サイズの衣類については、長さＬ4は、約１０インチ（約２５
ｃｍ）から約１５インチ（約３８ｃｍ）までの範囲にすべきである。
【００３２】 さらに、吸収体物品１０は、前部１２の第１端４２から背部１４の第１端５０
まで垂直に測定された全体長さＬ5を有する。長さＬ5は、約１０インチ（約２５
ｃｍ）から約４５インチ（約１１４ｃｍ）までの範囲にすべきである。好ましく
は、成人サイズの衣類については、長さＬ5は、約２０インチ（約５１ｃｍ）か
ら約４０インチ（約１０２ｃｍ）までの範囲にすべきである。より好ましくは、
成人サイズの衣類については、長さＬ5は、約３０インチ（約７６ｃｍ）から約
３５インチ（約８９ｃｍ）までの範囲にすべきである。
【００３３】 約０．１から約０．５までの範囲の比Ｌ4／Ｌ5を定めることができる。好まし
くは、比Ｌ4／Ｌ5は約０．２から約０．５までの範囲であり、より好ましくは、
比Ｌ4／Ｌ5は約０．３から約０．４までの範囲である。比Ｌ4／Ｌ5に対して定め
られた値内に収まるように吸収体物品１０を設計し製造することによって、吸収
体物品１０が良好な身体フィット性を呈し、体液の漏れる可能性を少なくするこ
とを確信することができる。
【００３４】 図１に示す前部１２を再び参照すると、前部１２は長さＬ1を有するというこ
とは前述した。前部１２は背部１４と合致するように設計されるので、長さＬ1
が長さＬ2にほぼ等しくなるように寸法をとることは有利である。このことは、
美的に感じの良いパンツ状の物品８８を提供できるようになる。しかしながら、
必要に応じて、長さＬ1が、長さＬ2よりも小さいか、長さＬ2に等しいか、又は
長さＬ2よりも大きくなるように寸法をとることができる。
【００３５】 次に図８を参照すると、吸収体物品１０の背部１４が、単に説明を明瞭にする
だけのために、弾性体６０を除去した状態で示されている。背部１４は、上述の
ように、第１区域５４と、第２区域５６とを含む。第１区域５４は、約２インチ
（約５ｃｍ）に等しいか又はそれより大きい長さＬ2を有し、第２区域５６は、
約１インチ（約２．５ｃｍ）に等しいか又はそれより大きい長さＬ3を有する。
第２区域５６は、第１面積Ａ1及び第２面積Ａ2を含む。第１面積Ａ1は、第２端
５２と、第１端５０に平行に引かれた線５８と、第１側縁６６及び第２側縁６８
とによって境界が定められる。本質的に、第１面積Ａ1は、第２区域５６の全面
積を表す。第２面積Ａ2は、第１線１００及び第２線１０２と、第２端５２と、
第１端５０に平行に引かれた線５８とによって境界が定められるクロスハッチン
グ領域として示される。第１線１００及び第２線１０２は、第１側縁６６及び第
２側縁６８が第２端５２と交差する点１０４及び１０６において、第２端５２に
対して直交方向に引かれる。第１線１００及び第２線１０２は、垂直方向上方に
延び、点１０８、１１０において線５８とそれぞれ交差する。第１面積Ａ1を第
２面積Ａ2で割ると比Ａ1／Ａ2が得られることが分かる。この比Ａ1／Ａ2が、特
定の制限された範囲内に維持される場合には、着用者の臀部領域において良好な
身体フィット性を呈する使い捨て吸収体物品１０を製造することができる。この
ような良好な身体フィット性は、このような製品の消費者にとって極めて重要で
ある体液の漏れのおそれを減少させる。
【００３６】 第１面積Ａ1は、約１７５ｃｍ2に等しいか又はそれより大きくすべきである。
好ましくは、成人サイズの衣類については、第１面積Ａ1は、約４００ｃｍ2から
約１５００ｃｍ2までの範囲である。より好ましくは、成人サイズの衣類につい
ては、第１面積Ａ1は、約５００ｃｍ2から約１２００ｃｍ2までの範囲である。
最も好ましくは、成人サイズの衣類については、第１面積Ａ1は、約６００ｃｍ2 から約１１００ｃｍ2までの範囲である。第２面積Ａ2は、約５０ｃｍ2に等しい
か又はそれより大きくすべきである。比Ａ1／Ａ2は、約１．３から約３．５まで
の範囲にすべきである。好ましくは、比Ａ1／Ａ2は、約１．７から約２．５まで
の範囲にすべきであり、より好ましくは、比Ａ1／Ａ2は、約２．０から約２．３
までの範囲にすべきである。
【００３７】 第１線１００及び第２線１０２が互いに平行に整列し、Ｗ1として示される距
離を隔てていることに留意すべきである。Ｗ1は、第２面積Ａ2の幅を表す。幅Ｗ1 は、約４インチ（約１０ｃｍ）と同等か或いはそれ以上にすべきである。好ま
しくは、幅Ｗ1は、約５インチ（約１３ｃｍ）から約１５インチ（約３８ｃｍ）
までの範囲であり、より好ましくは、Ｗ1は、約６インチ（約１５ｃｍ）から約
１１インチ（約２８ｃｍ）までの範囲にすべきである。寸法Ｗ1は、吸収体物品
の種類とサイズ、並びに、吸収体物品の想定着用者の年齢と物理的サイズに応じ
て、変えることができる。乳児が着用するように吸収体物品の寸法を定める場合
には、寸法Ｗ1は、幼児又は成人が着用するように吸収体物品を設計する場合よ
りも小さくなるであろう。着用者の性別も、寸法Ｗ1に影響を及ぼすことがある
。
【００３８】 図９を参照すると、吸収体物品１０の背部１４と股部１６は、単に説明を明瞭
にするだけのために、背部１４から弾性体６０を取り除いた状態で示されている
。図１に見られるように、股部１６は、一端が前部１２に接合される。股部１６
は、第１側縁７０及び第２側縁７２と、該第１側縁７０及び第２側縁７２にそれ
ぞれ隣接して配置される第１及び第２股弾性体７４及び７６とを有する。図１に
見られるように、背部１４は、股部１６の反対側の端に接合される。背部１４は
、第１区域５４と、第２区域５６とを含む。第１区域５４は、約２インチ（約５
ｃｍ）に等しいか又はそれより大きい長さＬ2を有し、第２区域５６は、約１イ
ンチ（約２．５ｃｍ）に等しいか又はそれより大きい長さＬ3を有する。第２区
域５６は、第１面積Ａ3と、第２面積Ａ4とを含む。第１面積Ａ3は、第２端５２
と、第１端５０と平行に引かれた線５８と、第１側縁６６及び第２側縁６８とに
よって境界が定められる。本質的に、第１面積Ａ1は、第２区域５６の全面積を
表す。第２面積Ａ2は、第１線１１２及び第２線１１４と、第２端５２と、第１
端５０と平行に引かれた線５８とによって境界が定められる。第１線１１２及び
第２線１１４は、第１及び第２股弾性体７４及び７６が互いに最も近接した状態
にある点１１６及び１１８において第１及び第２股弾性体７４及び７６に対して
接線方向に引かれる。これを説明する別の方法として、第１線１１２及び第２線
１１４がそれぞれ、第１及び第２股弾性体７４及び７６の各々の最も内側の弾性
ストランドに対して接線方向に整列している。対称形状の物品１０については、
これは、横方向中央線Ｙ−Ｙ上で生ずる。
【００３９】 第１線１１２及び第２線１１４は、第１端５０に向かって垂直方向上方に延び
、点１２０及び１２２において第２端５２と交差し、点１２４及び１２６におい
て第１端５０と平行に引かれた線５８と交差する。点１２０、１２２、１２４、
１２６により境界が定められるクロスハッチング領域が、第２面積Ａ4を表す。
第１面積Ａ3を第２面積Ａ4で割ると比Ａ3／Ａ4が得られることが分かる。この比
Ａ3／Ａ4が特定の制限された範囲内に維持されると、着用者の臀部領域において
良好な身体フィット性を呈する吸収体物品を製造することができる。このような
良好な身体フィット性は、使い捨て吸収体物品の消費者にとって極めて重要であ
る体液の漏れのおそれを減少させる。
【００４０】 第１面積Ａ3は、約１７５ｃｍ2に等しいか又はそれより大きくすべきである。
好ましくは、第１面積Ａ3は、約４００ｃｍ2から約１５００ｃｍ2までの範囲に
すべきである。より好ましくは、第１面積Ａ3は、約５００ｃｍ2から約１２００
ｃｍ2までの範囲であり、最も好ましくは、第１面積Ａ3は、約６００ｃｍ2から
約１１００ｃｍ2までの範囲である。第２面積Ａ4は、約３５ｃｍ2に等しいか又
はそれより大きくすべきである。比Ａ3／Ａ4は、約１．５から約５．０までの範
囲にすべきである。好ましくは、比Ａ3／Ａ4は、約２．５から約４．０までの範
囲にすべきであり、より好ましくは、比Ａ3／Ａ4は、約３．０から約３．７まで
の範囲にすべきである。
【００４１】 第１線１１２及び第２線１１４が互いに平行に整列し、Ｗ2として示される距
離を隔てていることに留意すべきである。Ｗ2は、第２面積Ａ4の幅を表す。幅Ｗ2 は、約２インチ（約５ｃｍ）に等しいか又はそれより大きくすべきである。好
ましくは、幅Ｗ2は、約３インチ（約８ｃｍ）から約７インチ（約１８ｃｍ）ま
での範囲であり、より好ましくは、幅Ｗ2は、約４インチ（約１０ｃｍ）から約
６インチ（約１５ｃｍ）までの範囲である。寸法Ｗ2は、吸収体物品の種類とサ
イズ、並びに、吸収体物品の想定着用者の年齢と物理的サイズに応じて、変える
ことができる。幼児が着用するように吸収体物品の寸法を定める場合には、寸法
Ｗ2は、赤ん坊又は成人が着用するように吸収体物品を設計する場合よりも小さ
くなるであろう。着用者の性別も、寸法Ｗ2に影響を及ぼすことがある。
【００４２】 幾つかの特別の実施の形態に関連して本発明を説明してきたが、当業者には上
述の記載に照らして多くの別法、修正、及び変形が明らかであることを理解すべ
きである。したがって、本発明は、特許請求の範囲の精神と範囲に属する全ての
このような別法、修正、及び変形を包含することを意図している。
【図面の簡単な説明】
【図１】 再装着可能な吸収体物品の、予め組み立てられた平坦な形状を示す平面図であ
る。
【図２】 線２−２に沿って切り取った図１の横断面図である。
【図３】 線３−３に沿って切り取った図１の横断面図である。
【図４】 線４−４に沿って切り取った図１の横断面図である。
【図５】 別の吸収体アセンブリの平面図である。
【図６】 線６−６に沿って切り取った図５の横断面図である。
【図７】 図１に示す再装着可能な吸収体物品の、前部と後部が共に接合された「使用時
」の形状の斜視図である。
【図８】 改良された身体フィット性を得るために、第２区域についての比Ａ1／Ａ2を測
定する１つの手法を、明瞭にするため弾性体を除いて示す吸収体物品の背部の平
面図である。
【図９】 改良された身体フィット性を得るために、第２区域についての比Ａ3／Ａ4を測
定する別の手法を、明瞭にするため弾性体を除いて示す吸収体物品の背部及び股
部の平面図である。
【手続補正書】
【提出日】平成１４年６月１２日（２００２．６．１２）
【手続補正１】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図２
【補正方法】変更
【補正の内容】
【図２】
【手続補正２】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図７
【補正方法】変更
【補正の内容】
【図７】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ａ６１Ｆ 13/15 Ａ４１Ｂ 13/02 Ｈ 13/49 Ｍ 13/551 Ｒ 13/56 (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＣＹ， ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，Ｉ Ｔ，ＬＵ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ ，ＣＦ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＧＷ，ＭＬ， ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，ＧＭ，Ｋ Ｅ，ＬＳ，ＭＷ，ＭＺ，ＳＤ，ＳＬ，ＳＺ，ＴＺ，ＵＧ ，ＺＷ)，ＥＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ，ＭＤ， ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，ＡＥ，ＡＧ，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ， ＡＵ，ＡＺ，ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＢＺ，Ｃ Ａ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＲ，ＣＵ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＤＭ ，ＤＺ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＤ，ＧＥ，ＧＨ， ＧＭ，ＨＲ，ＨＵ，ＩＤ，ＩＬ，ＩＮ，ＩＳ，ＪＰ，Ｋ Ｅ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＣ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＳ ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＡ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ，ＭＮ， ＭＷ，ＭＸ，ＭＺ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，Ｒ Ｕ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＳＬ，ＴＪ，ＴＭ ，ＴＲ，ＴＴ，ＴＺ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＺ，ＶＮ，ＹＵ， ＺＡ，ＺＷ (72)発明者 フレイバーガー サラ ジェイン マリー アメリカ合衆国 ウィスコンシン州 54130 コーコーナ ウェルハウス ドラ イヴ 2708 (72)発明者 ボーデイン ネフェタリ エドリス アメリカ合衆国 ジョージア州 30350 ダンウッディー ツリーロッジ パークウ ェイ 5508 (72)発明者 シュモーカー スザンヌ マリー アメリカ合衆国 ウィスコンシン州 54904 オシュコシュ ブルックス ロー ド 4212 (72)発明者 ソーソン ラッセル エヴァン アメリカ合衆国 ウィスコンシン州 54914 アップルトン ウェスト セネカ ドライヴ 2004 (72)発明者 レナード キース ジョセフ アメリカ合衆国 ウィスコンシン州 54904 オシュコシュ ブリーズウッド レーン 4358 Ｆターム(参考） 3B028 EA01 EB11 EB15 EB18 EB27 EC16 KA02 3B029 BD03 BD19 BD21 4C098 AA09 CC08 CC12 CC15 CE05 CE07 CE17 DD02 DD03 DD06 DD10 DD12 DD13 DD22 DD23 DD25 DD26

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 ａ）第１及び第２側縁を含む中央区域と、前記第１及び第２
    側縁の１つに各々が隣接して配置された第１及び第２横区域と、を有し、前記第
    １及び第２横区域の各々が前記中央区域に取り外し可能に取り付けられており、
    前記横区域の各々が外縁を含み、第１端及び第２端を有する前部と、 ｂ）第１及び第２側縁と第１及び第２端とを有し、第１区域と第２区域とに分
    けられ、前記第１区域が、前記第１端から垂直に、これと平行に引かれた線まで
    測定された長さＬ2を有し、前記第２区域が、前記第２端から垂直に、前記第１
    端と平行に引かれた線まで測定された長さＬ3を有し、これにより約０．１から
    約２までの範囲の比Ｌ2／Ｌ3が定められる背部と、 ｃ）前記前部を前記背部に接合する股部と、 ｄ）前記前部、前記背部、又は前記股部のうち少なくとも１つに固定される吸
    収体と、 を含み、前記前部の前記第１及び第２横区域の前記外縁の各々が、ウエスト開口
    部と一対の脚開口部とを有するパンツ状物品を形成するように、前記背部の前記
    第１及び第２側縁の１つに取り外し可能に取り付けられることを特徴とする再装
    着可能な吸収体物品。
  2. 【請求項２】 前記前部が、前記前部の前記第１端から垂直に、前記前部の
    前記第２端まで測定された長さＬ1を有し、該Ｌ1が前記Ｌ2とほぼ等しいことを
    特徴とする請求項１に記載の再装着可能な吸収体物品。
  3. 【請求項３】 前記第１区域が弾性を有することを特徴とする請求項２に記
    載の再装着可能な吸収体物品。
  4. 【請求項４】 前記Ｌ2が、約２インチよりも大きいことを特徴とする請求
    項１に記載の再装着可能な吸収体物品。
  5. 【請求項５】 前記Ｌ2が、約４インチから約７インチまでの間の範囲をと
    ることを特徴とする請求項１に記載の再装着可能な吸収体物品。
  6. 【請求項６】 前記吸収体物品がライナーを含み、前記股部が第１及び第２
    側縁を有し、弾性体が前記ライナーと前記股部との間で前記第１及び第２側縁に
    隣接して固定されることを特徴とする請求項１に記載の再装着可能な吸収体物品
    。
  7. 【請求項７】 前記前部の前記第１及び第２横区域の各々が、弾性体を含む
    ことを特徴とする請求項１に記載の再装着可能な吸収体物品。
  8. 【請求項８】 前記長さＬ2と前記長さＬ3との和が長さＬ4と等しく、前記
    吸収体物品が、前記前部の前記第１端から前記背部の前記第１端まで測定された
    全長Ｌ5を有し、約０．１から約０．５までの範囲の比Ｌ4／Ｌ5が定められるこ
    とを特徴とする請求項１に記載の再装着可能な吸収体物品。
  9. 【請求項９】 前記比Ｌ4／Ｌ5が、約０．２から約０．５までの範囲をとる
    ことを特徴とする請求項１に記載の再装着可能な吸収体物品。
  10. 【請求項１０】 ａ）第１及び第２側縁を含む中央区域と、前記第１及び第
    ２側縁の１つに各々が隣接して配置された第１及び第２横区域と、を有し、前記
    第１及び第２横区域の各々が前記中央区域に取り外し可能に取り付けられており
    、前記横区域の各々が外縁を含み、第１端及び第２端を有する前部と、 ｂ）第１及び第２側縁と第１及び第２端とを有し、第１区域と第２区域とに分
    けられ、前記第１区域が、前記第１端から垂直に、これと平行に引かれた線まで
    測定された長さＬ2を有し、前記第２区域が、前記第２端から垂直に、前記第１
    端と平行に引かれた線まで測定された長さＬ3を有し、これにより約０．２から
    約１．６までの範囲の比Ｌ2／Ｌ3が定められる背部と、 ｃ）前記前部を前記背部に接合する股部と、 ｄ）前記前部、前記背部、又は前記股部のうち少なくとも１つに固定される液
    体透過性のライナーと、 ｅ）前記ライナーの下に配置され、前記前部の前記第１及び第２横区域の前記
    外縁の各々が、ウエスト開口部と一対の脚開口部とを有するパンツ状物品を形成
    するように、前記背部の前記第１及び第２側縁の１つに固定された吸収体と、 を含み、前記長さＬ2と前記長さＬ3との和が長さＬ4と等しく、前記吸収体物品
    が、前記前部の前記第１端から前記背部の前記第１端まで測定された全長Ｌ5を
    有し、約０．１から約０．５までの範囲の比Ｌ4／Ｌ5が定められることを特徴と
    する再装着可能な吸収体物品。
  11. 【請求項１１】 前記前部が、前記前部の前記第１端から垂直に、前記前部
    の前記第２端まで測定された長さＬ1を有し、該Ｌ1が前記Ｌ2とほぼ等しいこと
    を特徴とする請求項１０に記載の再装着可能な吸収体物品。
  12. 【請求項１２】 前記前部の前記第１及び第２横区域の各々が弾性体を含む
    ことを特徴とする請求項１０に記載の再装着可能な吸収体物品。
  13. 【請求項１３】 前記比Ｌ4／Ｌ5が、約０．２から約０．５までの範囲をと
    ることを特徴とする請求項１０に記載の再装着可能な吸収体物品。
  14. 【請求項１４】 前記比Ｌ4／Ｌ5が、約０．３から約０．４までの範囲をと
    ることを特徴とする請求項１０に記載の再装着可能な吸収体物品。
  15. 【請求項１５】 再装着可能な吸収体物品であって、 ａ）第１及び第２側縁を含む中央区域と、前記第１及び第２側縁の１つに各々
    隣接して配置された第１及び第２横区域と、を有し、フック及びループファスナ
    により前記第１及び第２横区域の各々が前記中央区域に取り外し可能に取り付け
    られており、前記横区域の各々が外縁を含み、第１端及び第２端を有する前部と
    、 ｂ）第１及び第２側縁と第１及び第２端とを有し、第１区域と第２区域とに分
    けられ、前記第１区域が、前記第１端から垂直に、これと平行に引かれた線まで
    測定された長さＬ2を有し、前記第２区域が、前記第２端から垂直に、前記第１
    端と平行に引かれた線まで測定された長さＬ3を有し、これにより約０．１から
    約２までの範囲の比Ｌ2／Ｌ3が定められる背部と、 ｃ）前記前部を前記背部に接合する股部と、 ｄ）前記前部、前記背部、又は前記股部のうち少なくとも１つに固定される液
    体透過性のライナーと、 ｅ）前記ライナーの下に配置され、前記前部の前記第１及び第２横区域の前記
    外縁の各々が、ウエスト開口部と一対の脚開口部とを有するパンツ状物品を形成
    するように、前記背部の前記第１及び第２側縁の１つに固定された吸収体と、 を含み、前記長さＬ2と前記長さＬ3との和が長さＬ4と等しく、前記吸収体物品
    が、前記前部の前記第１端から前記背部の前記第１端まで測定された全長Ｌ5を
    有し、約０．２から約０．５までの範囲の比Ｌ4／Ｌ5が定められることを特徴と
    する再装着可能な吸収体物品。
  16. 【請求項１６】 前記前部が、前記前部の前記第１端から前記前部の前記第
    ２端まで垂直に測定された長さＬ1を有し、該Ｌ1が前記Ｌ2とほぼ等しいことを
    特徴とする請求項１５に記載の再装着可能な吸収体物品。
  17. 【請求項１７】 前記横区域の各々が、フック及びループファスナにより前
    記中央区域に取り外し可能に取り付けられることを特徴とする請求項１５に記載
    の再装着可能な吸収体物品。
  18. 【請求項１８】 前記比Ｌ2／Ｌ3が、約０．３から約１．５までの範囲をと
    ることを特徴とする請求項１５に記載の再装着可能な吸収体物品。
  19. 【請求項１９】 前記比Ｌ4／Ｌ5が、約０．３から約０．４までの範囲をと
    ることを特徴とする請求項１５に記載の再装着可能な吸収体物品。
  20. 【請求項２０】 前記股部が第１及び第２側縁を有し、弾性体が前記ライナ
    ーと前記股部との間で前記第１及び第２側縁に隣接して固定されることを特徴と
    する請求項１５に記載の再装着可能な吸収体物品。
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