JP2003529168A - 危険な状況における危険レベルを計測するためのシステム並びに装置 - Google Patents

危険な状況における危険レベルを計測するためのシステム並びに装置

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JP2003529168A
JP2003529168A JP2001571358A JP2001571358A JP2003529168A JP 2003529168 A JP2003529168 A JP 2003529168A JP 2001571358 A JP2001571358 A JP 2001571358A JP 2001571358 A JP2001571358 A JP 2001571358A JP 2003529168 A JP2003529168 A JP 2003529168A
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JP2001571358A
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レナート カール エリック ヤンソン
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ファイヤーフライ アーベー
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、画定された空間または領域の中において、前記空間(1)の残りに関する緊急度よりも大きい緊急度が存在する限定領域(7)を、1つまたはそれ以上の判定基準に基づいて瞬間的な緊急度を評価し得る複数のセンサが前記空間または領域(1)の中に配設されるように成して、評価するためのシステム並びに装置に関するものである。選択されるセンサ(2,3,4)は、選択された時間順で一時的な判定基準関連数値を記憶する記憶要素(52,53,54)を包含するように成し、コンピュータ機器(50)の中に包含され或いは接続される計算回路(51)がその評価された一時的数値における時間従属的な変化に基づいてその計算された緊急度の評価のために適応されるように成して、前記コンピュータ機器(50)に対して接続されるものとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の分野】
本発明は、概ね、或る空間の中における危険な状況の発生を初めに確認し、必
要に応じて、前記状況の緊急レベルまたは緊急度を計算するように成したシステ
ムに関するものである。
【0002】 本発明は、危険な状況の危険レベルを計測する際に種々の判定基準の評価に基
づくものであるが、以下の説明は、主として、単純化のために唯4つだけの異な
った危険レベルを論じているのであり、これらのレベルは、以下のようなもので
ある: 確認される危険の認定に関して何の処置も採られる必要がないように成した、
第1の危険レベル; 顕著な危険の認定または事象が監視され或いは追跡調査されて、前記事象の展
開に関する時間関連評価を許容するように成した、第2の危険レベル; 前記危険または事象の展開を更に評価して、この更なる評価に基づいて1つま
たはそれ以上の利用可能な処置を選択することが推奨され得るように成した、第
3の危険レベル;および 1つまたはそれ以上の利用可能な処置が要求されて始動され或いは開始される
ように成した、第4の危険レベルである。 本発明は、第2の危険レベル内において必要な計算を行なうプロセスに関する
ものでもある。
【0003】 「発生する危険状況」とは、その危険レベル関連数値が、計測、計算および/
または観測の手段によって、第1の危険レベルの上限を越えたと判明することに
なった事象として理解され、確認された事象およびその展開が、予防的な目的を
考慮して、前記空間の中に配設されるセンサの作用によって特殊な監視下に置か
れるように成した事象としても理解されるものとする。この場合には、危険状況
の展開は、第2の危険レベルに関して設定された上限の下にあることになる。
【0004】 処置が開始されることを要求する危険状況とは、発生する危険状況が所定の時
間周期に渡って監視されることになったのであり、前記状況は、複数の利用可能
な処置の1つまたはそれ以上を選択して始動させることによって処置が始動され
るか否かについての判断を必要とすることになるより高い緊急度またはより高い
危険レベル数値に向かって展開することになったと確認されたのであるが、より
低い危険レベルに向かう展開は、利用可能な処置の何れかを始動させ或いは開始
させる必要性を不要にすることになると、理解されるものとする。 この場合には、危険状況の展開は、第3の危険レベルに関して設定された上限
の下にあることになる。 関連するそれらの処置は、事象に関する視覚的な監督、排気ファンの機能停止
、防火扉の閉鎖、或いはそれに対応する簡単な処置の着手を含んで成ることが可
能である。
【0005】 より大掛かりな行為を要求する危険状況とは、監視され或いは監督されて、1
つまたはそれ以上の処置が採られることになったが、その危険状況は、悪化する
ことになったのであり、それに従って、1つまたはそれ以上の行為が直ちに開始
されることを必要とするものであるように成した、処置要求危険状況として理解
されるものとする。 この後者の場合には、危険状況の展開に関連するそれらの数値は、第3の危険
レベルに関して設定された上限の上にあることになる。
【0006】 推測されるであろうように、そのような行為は、より低い危険レベルにおいて
採られる単純な処置よりも包括的な性質のものであり、消防、警察、およびその
事象を制止し且つそれと戦うために共同して活動するその他の人員を呼び出すこ
とを包含することも可能である。
【0007】 危険状況の場所とは、例えば、その計算が複数のセンサから出力される複数の
時間関連信号に基づいているように成し、監視される危険状況が集中しているよ
うに成し、危険な状況が急迫しているように成して、確認されて計算された1次
元、2次元または3次元の座標系における1つまたはそれ以上の地理学的なポイ
ントとして理解されるものとする。
【0008】 より詳細に言えば、本発明は、危険レベルのような条件の導入の支援を受けて
、有効に画定された空間または領域の中における危険な状況の展開を評価するよ
うに成したシステム並びに装置に関するものであり、発生する危険状況の事象に
おいて、相互に同じであるか或いは相互に異なっている判定基準を検出するもの
としてその展開に関連して複数のセンサから入手される情報の支援を受けて、危
険状況の地理学的な位置を確認するための設備を提供することに関するものなの
である。
【0009】 複数のセンサは、1つまたはそれ以上の判定基準のために適応されるように成
して前記空間または領域の中に設けられることになり、危険レベルに関連する現
在の数値または優勢な数値を評価することが可能であるものとする。
【0010】
【背景の説明】
導入部において規定された形式のシステム並びに装置の異なった数種類のもの
が、当該分野においては周知である。 例えば、レール軌道車両、自動車などのためのものとして意図されるトンネル
のようなトンネルを管理し、トンネルの長さの全体に渡ってTVカメラまたは標
準的な1カテゴリーのセンサであるセンサを配分し、管理局または監視局におけ
る1人またはそれ以上のオペレータによって、交通の流れ、および生じ得る何ら
かの危険な瞬間および危険な状況を視覚的に管理するということが周知である。 このシステムは、火災の危険のような危険が存在することを確認し、彼ら自身
で危険のレベルおよびその場所を計測して、複数の利用可能な処置または行為の
1つまたはそれ以上を始動させる必要性を決定するように成した、実際のオペレ
ータの能力に基づくものである。
【0011】 コンピュータ機器と組込み閾値とを包含する複数のセンサをコントロール・ユ
ニットに対して連結するように成し、接続されたセンサの1つが予め定められた
現在の閾値を超過する危険レベルに関連する計測数値または数値を表示するや否
や、警報信号が起動されて、コンピュータ機器からオペレータに対して送信され
るように成した、多数の種々のシステムもまた提案されている。
【0012】 1つおよび/またはそれ以上の起動されたセンサによって供給される情報に応
じて採用され或いは実行されることになる処置または各処置、或いは行為または
各行為を手動で探査することもまた周知である。 そのような状況において利用可能なものとして考慮されることが可能である最
も強烈な行為は、単一のセンサが起動されるときの関連行為として、トンネルの
交通を封鎖して、警察および消防の部隊を呼ぶことである。そのような行為は、
トンネルの中に存在する列車または自動車およびその他の車両をその中に閉じ込
めてしまうことになる。
【0013】 その他の強烈な行為は、列車をトンネル内部において停車させること、および
列車の乗客を進行中の危険状況に関して見込みがある適切な方向においてトンネ
ルを通して避難させることを包含する。
【0014】 問題の複雑性は、当然ながら、何両かの列車が1つの同じトンネル区画の内部
に位置しているときには増大し、多数の鉄道駅が地下鉄道システム(地下道シス
テム)の延長部の中において包含されるときには更になお増大するのである。
【0015】 最後に述べた用例は、更に、標準的に存在する気流と、トンネル・システムを
通る列車の運動によって引き起こされる強力且つより優勢な空気流または空気ス
トリームとを考慮に入れなければならないのである。
【0016】 本件の性質のものである以前の周知のシステムおよび装置は、危険な状況に関
する時間様式の展開と、現在の危険レベルまたは進行中の危険レベルの数値また
は大きさとを容易に観測し得るものではないという不都合を有するものなのであ
る。
【0017】
【背景の要約】 【技術的な課題】
この特定の分野における熟練者が遭遇する1つまたはそれ以上の課題に対する
解決策を提供するために配慮されなければならない技術的な検討事項を考慮する
とき、一方では、先ず初めに、この目的のために採用されなければならない処置
および/または一連の処置を実現することが必要であり、他方では、前記課題の
1つまたはそれ以上の解決において必要とされる手段を実現することもまた必要
であると理解されるであろう。これに基づけば、以下において列挙される技術的
な課題は、本発明の展開に関して大いに関連するものであるということが明白で
あろう。
【0018】 上述のような技術の初期的な観点を考慮するとき、1つの技術的な課題は、比
較的簡単な手段の支援を受けて、発生する危険な状況が初期段階において確認さ
れ或いは留意されることを可能にすることになる状態を形成する能力に存するの
であり、その留意された危険状況における変化は、初めは危険でない状況が危険
であり或いは非常に危険である危険レベルにまで発展してしまうずっと以前に、
増大する危険レベル関連数値が検出されて注意されることを可能にするようにし
て、継続的に確認され得るものであるということが、理解されるであろう。
【0019】 更には、或る空間または領域の中における危険状況の展開が、発生する危険な
状況に関する危険レベル・コンセプトに従って評価されるように成したシステム
並びに装置では、同じであるかまたは異なっている判定基準に関して複数のセン
サから入手される危険な状況の展開に関連する情報の支援を受けて、第1のセン
サからの危険レベル関連出力信号の時間様式変動および少なくとも第2のセンサ
からの出力信号の時間様式変動が、メモリの中に記憶されることを可能にするよ
うに成し、危険な状況によって引き起こされる第1センサ出力の変動における大
きな変化および1つの同じ危険な状況によって引き起こされる第2センサ出力の
変動における大きな変化が、現在の危険レベルの数値または大きさを計測するた
めに利用されるように成した、状態の形成において1つの技術的な課題が存在す
るということもまた、理解されるであろう。
【0020】 1つの技術的な課題は、出力信号および/または計測された時間関連変化に関
する現在の数値の間における比較が、コンピュータ回路または計算回路の手段を
介して、更には、前記センサ出力信号の支援を受けて前記危険状況の展開を追跡
するために、表示される危険状況に関する第1の危険レベルを超過する数値だけ
を選択するようにして、その発生するセンサ関連の危険状況に関する数値を提供
することが可能であるように成した事実の趣旨およびそれによって提供される利
点に存するということもまた、理解されるであろう。
【0021】 1つの技術的な課題は、第1の危険レベルを超過し、且つ第2の危険レベルの
下にあるその計算される危険レベルだけを考慮に入れるように成した趣旨および
それに随伴する利点を実現することに存するということもまた、理解されるであ
ろう。
【0022】 前記計算される危険数値が第2の危険レベルは超過するが、第3の危険レベル
の下にあるとき、更なる1つの技術的な課題は、前記危険および/または前記事
象の展開を更に評価するための処置を採って、複数のアクセス可能な救済処置の
1つまたはそれ以上をそれに従って採用することを選択するように成した趣旨お
よびそれに随伴する利点を実現することに存するということもまた、理解される
であろう。
【0023】 1つの技術的な課題は、前記計算される危険数値が第3の危険レベルの最も高
い閾値を超過するとき、複数の利用可能な行為から1つまたはそれ以上の行為を
開始させるように成した趣旨およびそれによって提供される利点を実現すること
に存するということもまた、理解されるであろう。
【0024】 1つの技術的な課題は、選択された判定基準および/または1つまたはそれ以
上の選択された判定基準の組合せに対してそれぞれの危険レベルの閾値を適応さ
せるように成した趣旨およびそれに随伴する利点を実現することに存するという
こともまた、理解されるであろう。
【0025】 もう1つの技術的な課題は、前記大きな変化の間における持続時間と、危険な
状況の危険レベルを計算するための判定基準を構成するために使用されるセンサ
の間におけるそれぞれの間隔とを許容するように成した趣旨およびそれに随伴す
る利点を実現することが可能であるということである。
【0026】 更なるもう1つの技術的な課題は、第1危険レベルの上限の下における各々の
時間様式的且つ計測可能な変動を阻止するが、第2危険レベルの下且つ前記第1
危険レベルの上における各々の時間様式的な大きな変化を記録して監視し、事象
または危険な状況の展開が評価されることを可能にするように成した趣旨および
それに随伴する利点を実現することである。
【0027】 もう1つの技術的な課題は、前記危険レベルの選択された閾値が、確認された
変動の第1の時間導関数に関する1つまたはそれ以上の数値に対して反比例され
ることを許容するように成した趣旨およびそれに随伴する利点を実現するという
ことに存する。
【0028】 もう1つの技術的な課題は、更に、それぞれのセンサが検出するように意図さ
れる判定基準および/またはセンサ随伴環境に対して前記危険レベルの閾値を適
応させるように成した趣旨およびそれに随伴する利点を実現するということに存
するものである。
【0029】 更にもう1つの技術的な課題は、或る空間の中における空気流の速度および/
または方向および/または温度検出センサによって提示される数値に関して、更
なる判定基準が前記空気流に関する計測数値を構成することを許容するように成
した趣旨およびそれに随伴する利点を実現することである。
【0030】 もう1つの技術的な課題は、前記センサが、CO、COおよび/またはその
他の(NOx)ガスのような気中ガスの濃度を評価するようにして適応されるよ
うに成した趣旨およびそれに随伴する利点を実現するということに存する。
【0031】 導入部において規定された種類のシステム並びに装置の場合、1つの技術的な
課題は、簡単な手段の支援を受けて、選択されるセンサがコンピュータ機器のよ
うなコントロール・ユニットに対して連結されることを可能にするように成し、
前記コントロール・ユニットは、危険レベルに関する現在の数値または現在の判
定基準数値としてセンサ出力信号を時間関連順において記憶するようにして機能
し、更に、前記コントロール・ユニットの中に包含され或いはそれに対して接続
される計算回路が、その確認された現在の数値における時間従属的な変化に基づ
いて、計算される危険レベルを評価するものとして適応されることを許容するよ
うにしても機能するように成して、多数のメモリ装置と協働し或いはそれを包含
するように成した趣旨およびそれに随伴する利点を実現することに存するという
ことが、理解されるであろう。
【0032】 更なるもう1つの技術的な課題は、前記コントロール・ユニットに対して、前
記空間の中における空気流の方向および速度を計測するようにして機能するセン
サを接続するように成した趣旨およびそれに随伴する利点を実現することである
【0033】 もう1つの技術的な課題は、利用可能であるとき、前記コンピュータ機器に対
して、赤外線放射を評価するようにして機能するセンサを接続するように成した
趣旨およびそれに随伴する利点を実現することである。
【0034】 更なるもう1つの技術的な課題は、利用可能であるとき、前記コンピュータ機
器に対して、熱センサまたは温度検出器を接続するように成した趣旨およびそれ
によって提供される利点を実現することである。
【0035】 もう1つの技術的な課題は、コンピュータ回路の中において優先順位従属的且
つ重み付け的な計測数値を考慮して使用するように成した趣旨およびそれに随伴
する利点を実現することである。
【0036】
【解決策】
本発明は、或る空間の中または領域の中における危険状況の展開が、危険レベ
ル・コンセプトの支援を受けて評価されることを可能にするように成したシステ
ム並びに装置に基づくものであり、危険状況の事象の際には、相互に同じである
かまたは相互に異なった判定基準に応じて機能する複数のセンサから入手される
前記状況の展開に関する情報に基づいて危険状況のレベルを計算するための設備
を提供するものである。
【0037】 本発明に拠れば、前記危険状況に関連する第1のセンサからの出力信号におけ
る時間様式変動に関連する情報および少なくとも第2のセンサからの同様な出力
信号の時間様式変動に関連する情報が、記憶され得るように成し、前記出力信号
および/または計測された時間関連変化に関する現在の数値の間において、比較
が行なわれ、その発生する危険状況に関する数値が、計算回路の手段を介して生
成されるように成し、表示される危険状況に関する第1の危険閾値を超過する数
値だけが、センサ出力信号の手段を介して危険状況の展開を追跡するために選択
されるということが提案されている。
【0038】 本発明の範囲内に納まるものである提案された実施例に拠れば、特には、前記
計算され或いはコンピュータ処理される危険数値は、第1の危険レベルを超過し
且つ第2の危険レベルの下にあるようにして選択されるということが提案されて
いる。
【0039】 前記計算される危険数値が第2の危険レベルは超過するが、第3の危険レベル
の下にあるときには、前記危険および/または事象の展開を更に評価するための
処置が採られ、複数の利用可能な処置から採られる1つまたはそれ以上の処置が
、この評価に基づいて実行に移されることになる。
【0040】 前記計算される危険数値が、第3の危険レベルの最も高い数値を超過するとき
には、1つまたはそれ以上の行為が、多数の利用可能な行為から実行されること
になる。
【0041】 それらの危険レベルに関する閾値は、選択された判定基準および/または選択
された判定基準の組合せに対して適応されるものとする。
【0042】 その計算される危険レベルは、危険状況に関して重要である変動における変化
と、1つの同じ危険状況に関する第2センサの出力信号の変動における大きな変
化と、前記大きな変化の間における持続時間と、利用されたセンサの間における
間隔とに従属するようにして形成されることも可能である。
【0043】 従来の周知のシステム並びに装置からの観点から開始すれば、ここでは、選択
されるセンサは、コンピュータ機器のようなコントロール・ユニットに対して連
結されるように成し、前記コントロール・ユニットは、現在の判定基準関連且つ
危険レベル関連の数値が選択された時間順で記憶されることを許容するようにし
て適応されるメモリ装置を包含するように成し、前記コントロール・ユニットの
中に包含され或いはそれに対して連結されるコンピュータ回路または計算回路は
、計算される危険レベルがその評価された現在の数値または優勢な数値における
時間従属的な変化に従って評価されることを可能にするようにして適応されると
いうことが、前述の技術的な課題の1つまたはそれ以上を解決するという意図に
おいて提案されているのである。 特には、計算回路は、優先順位従属的且つ数値重み付け的な手段を包含すると
いうことが提案されている。
【0044】
【利点】
本発明にとって第1に重要であるそれらの利点は、前記状況の展開に関する計
算された制御によって、更には、危険レベル数値の時間様式的な展開を評価し、
それと共に、危険の展開が追跡されて、警報が出され、必要な処置または行為が
初期の段階において採られることを可能にするために、現在の危険状況に関する
センサ随伴出力信号の時間様式的な変動を利用することによって、危険状況を初
めに確認して留意するように成した状態の規定に存するものである。
【0045】 新規のシステムに関する主たる特徴的な機構は、添付請求項1の特徴付け条項
において述べられ、新規の装置に関する主たる特徴的な機構は、添付請求項17
の特徴付け条項において述べられている。
【0046】
【現在のところ好適なものである実施例の説明】
ここでは、本発明のコンセプトにとって重要である1つの実施例が、添付図面
を参照して明瞭且つ簡潔に説明されることになる。 本発明は、数個の判定基準を検出するようにして機能するセンサを使用するこ
とによって、或いはより多くのセンサを包含することによって、複数の処置また
は行為から利用可能である1つまたはそれ以上の種々の処置または行為が採られ
ることを可能にするように成して、発生する危険レベルに関する種々の閾値およ
び計算を更に正確に評価するために、更に発展されて、更に複雑に形成されるこ
とも可能であるということが理解されるであろう。
【0047】 図1は、本発明がその中において適用されることが可能であるように成した、
地下鉄道環境、地下道環境を示すものとして意図されている。 その図面は、新規の装置によって監視されるように成した、地下道区域1を斜
視図で示している。
【0048】 本発明は、初めに、地下道区域1の中において選択された間隔を置いて離間し
て配置されるように成した、唯3つのセンサ2、3および4に基づいて説明され
ることになる。 センサ2、3および4の各々は、1つまたはそれ以上のガスの存在を検出する
ようにして適応されることも可能である。図示された実施例の場合には、センサ
2は、進行中または現在の二酸化炭素数値、すなわちCO数値を検出し且つ記
録するようにして適応される。これは、センサ3および4に対しても当て嵌まる
ことである。
【0049】 そのようなセンサ2、3および4は、当該分野では周知のものであり、それら
のセンサの構造は、本発明の如何なる部分をも形成しないのであるが、それらは
、その装置が機能するために必要な要求事項を構成する。
【0050】 二酸化炭素を計測するための3つのセンサに関する選択は、明快さの理由のた
めに行なわれたことである。より多くのそのようなセンサもまた、各々のセンサ
がコントロール・ユニットに対して接続され且つコンピュータ機器に対しても接
続されて、関連する危険レベルが判定され且つ計算され得るように成し、危険レ
ベル計測数値における時間様式の変化が計測され得るように成したより有効な基
準を入手するようにして、有効に使用され得るものであるということは、自明で
あろう。
【0051】 更なる改善は、その他の判定基準のために1つまたはそれ以上のセンサを使用
することによって達成されることが可能である。 それらのセンサ2、3および4は、周知の装置2a、3aおよび4aによって
、直接または間接に、コンピュータ機器5を包含する中央コントロール・ユニッ
ト5’に対して接続されるものであり、そのコンピュータ機器の性質は、初めに
図2を参照して、以下で更に詳細に説明されることになる。
【0052】 図1は、参照符号6の顕著な危険状況が、図示された地下道区域1の中に存在
していて、この危険状況が、異なったフロア・レベル上に配置されて示されてい
るセンサ2、3からの既知の間隔に位置しているという想定に基づいている。 危険状況6は、限定された領域7の中に位置する紙屑籠の中における余り重大
ではない火災であると想定されている。 危険状況6は、ここでは、図3における時間周期t0−t1の範囲内において
センサ2、3によって検出される。しかしながら、検出され、続いて計算される
それらの数値は、そのシステムも装置も反応しないほどに、第1の危険レベルA
1の下において低く位置しているものであり、従って、これらの表示は、阻止さ
れるのである。
【0053】 本発明は、センサ2および3によって提示される危険レベル数値が危険レベル
A1とA2の間におけるその計算される危険数値に達するまで増大するようにし
て、危険状況6が展開したならば、危険状況を特殊な観測および監視の下に置く
というコンセプトに基づくものである。 従って、火災6に関する時間様式の展開が、重要になるのである。
【0054】 火災すなわち危険状況6がA2の上であるがA3の下における数値まで展開す
る場合、これは、コンピュータ機器5によって観測され、計算が、所定の数学的
な公式に従って前記コンピュータの中において行なわれ、および/または比較が
、経験的に入手されて記憶される所定の数値を使用して行なわれることになり、
従って、複数の利用可能な処置からの1つまたはそれ以上の処置が、危険レベル
、および/またはそれらの数値における時間様式的な変化、時間に関するその第
1導関数、或いはその他の判定基準に応じて始動されることになるのである。
【0055】 1つの処置は、コントロール・ルームにおける警告ランプを発光させることで
あることも可能であるが、もう1つの処置は、その状況の視覚的な検査のための
要員を呼び出すことであることもまた可能である。
【0056】 検出されるその危険レベルの計算値がA3の数値を超過したならば、種々の行
為が開始される。
【0057】 この行為は、危険状況6の領域内におけるスプリンクラー・システムの起動を
包含することも可能である。もう1つの行為は、列車を中枢に近い駅で停車させ
ることを包含することもまた可能である。もう1つの行為は、駅に到着する前の
地下道区域内において列車を停車させること、および避難する乗客がその軌道に
沿って歩いて戻るように依頼することを包含することも可能である。
【0058】 危険レベルA3を越える危険レベル数値は、破局的な性格の処置および重要な
行為が直ちに着手されなければならないという指示を構成する。
【0059】 本発明は、危険レベル・コンセプトの支援を受けて、或る空間の中または領域
の中における危険な状況の展開を評価するように成したシステム並びに装置に関
するものであり、前記危険レベルは、導入部において述べられた定義を有するよ
うに成し、更には、優勢な危険状況の事象において、前記状況の展開に関連する
ものであり且つ相互に同じであるか或いは相互に異なっている判定基準に関して
多数のセンサから入手されるものである情報の支援を受けて、危険状況のレベル
を計測するための条件の形成を有するように成したものなのである。
【0060】 考慮に入れられるためには、推定されるその危険数値は、第1の危険レベルを
超過し、且つ第2の危険レベルの下にあるものとする。 計算されるそれらの危険数値が第2の危険レベルを超過し、すなわち第3の危
険レベルの下にあるとき、危険および/または事象の展開を更に評価するために
処置が採られるのであり、複数の利用可能な処置からの1つまたはそれ以上の処
置が、前記更なる評価の結果に応じて着手されることになる。
【0061】 計算されるそれらの危険数値が第3の危険レベルに関する選択された閾値を超
過するときには、複数の利用可能な行為からの1つまたはそれ以上の行為に関す
る選択が、採用されることになる。 それらの危険レベルに関する閾値は、選択された判定基準および/または複数
の利用可能な判定基準から選択された判定基準の1つまたはそれ以上の組合せに
対して適応されるものとする。
【0062】 計算されるそれらの危険レベルは、危険な状況によって引き起こされる第1セ
ンサの出力信号の変動における大きな変化、或いは同じ危険な状況によって引き
起こされる第2センサの出力信号の変動における大きな変化、前記大きな変化の
間における持続時間の間、および使用されたセンサの間における間隔に対して従
属することも可能である。
【0063】 前記危険レベルに関するそれらの閾値は、変更されることが可能であり、その
変動に関する第1時間導関数の数値の逆数に対して調節されることもまた可能で
ある。 それらの危険レベル閾値は、センサ検出判定基準および/またはセンサ環境の
選択に対して調節可能なものであることもまた可能である。
【0064】 本発明は、地下道延長部1の中に位置する限定された空間または領域7の中に
おいて発生する発達した火災6の場所または座標を計算するように成し、座標計
算の手段を介して、その中において発生する危険レベルが空間1の残りのものに
関する危険レベルを超過するものである限定領域7を評価して表示するように成
した、装置に関するものでもある。 従って、複数のセンサは、1つまたはそれ以上の判定基準を検出するようにし
て機能し、現在または進行中の危険レベルの数値を評価するように成したもので
ある。
【0065】 センサ2、3および4は、二酸化炭素の存在を検出するようにして機能するも
のであるが、センサ8は、空気流の速度および方向を検出するようにして機能す
る。 複数の空気流検出センサ8は、走行する列車によって引き起こされる空気流の
中における一時的な増大を可能にするようにして、地下道環境1のような環境に
おいて必要とされるものであり、換気システムに関するより少量の空気流が、本
発明の信頼性を向上させる目的のために観測されることも可能である。 空気流または空気ストリームの速度および大きさは、監視判定基準としてコン
ピュータ機器5に対して入力されることが可能である。
【0066】 加えて、センサによって行なわれる計測は、列車が生起させた乱流が存在する
短い時間間隔の間において、そのような乱流が計測結果に対して不利益な影響を
有するものではないと判断されるときには、無視されることが可能である。
【0067】 前記危険レベル関連数値に加えて前記センサ2、3および4から入手されて時
間様式的に記録された多数の現在の危険レベル関連計測数値に従って現在の危険
レベルを評価するために、更には、限定領域7の局所的な方向付けを確認するた
めに、コントロール・ユニットまたはコンピュータ機器に所属するコンピュータ
回路または計算回路51を使用するということもまた提案されている。
【0068】 本発明に拠れば、制御回路5’は、多数の選択されたセンサ2、3、4に対す
る連結部を包含するものであり、それらのセンサのすべては、コンピュータ機器
50の入力端子に対して連結されるものとする。
【0069】 本発明は、風が全く無い空間の場合に、火災6によって生起されるガス(二酸
化炭素)が、一様且つ同じ速度でセンサ2、センサ3およびセンサ4に向かって
拡散されることになり、それが、ガス濃度の変化が時間様式的に記録されてサン
プリングされることを可能にするという原理に基づくものである。
【0070】 図3は、危険レベル関連数値における大きな変化に関して計測された時間様式
の変位を示し、そこからセンサ2、3および4に関する危険レベル数値を計算す
るためのものとして意図されている。
【0071】 図3は、1つの同じ危険状況からの1つのそのような変化C2、C3およびC
4が、センサ2に関しては時間ポイントt1において記録され、センサ3に関し
ては時間ポイントt2において記録され、センサ4に関しては時間ポイントt3
において記録されることになったということを示している。
【0072】 実際には、それらの空気流の状態または風の状態は、当然ながら、その空間内
において変化するものであり、それらのガスをもう1つのより複雑なパターンで
センサ2、3および4に向かって分布させることになるのであるが、このすべて
は、コンピュータ機器50の中に記憶されることが可能である。
【0073】 火災6によって生起されたそれらのガスは、上階のフロア・レベルおよびセン
サ3に達するまでエスカレータの階段室を介して上に向かって拡散され得るもの
でもあり、そのセンサもまた、ガス濃度の進行中の数値を時間様式的に記録して
、前記数値における変化「C3」を確認することが可能なのである。
【0074】 使用されるセンサが多ければ多いほど、計算される危険レベルの数値に関して
獲得される精度もまた大きくなる。その結果、実際のアプリケーションでは、多
くのセンサが使用されるものとする。
【0075】 危険レベルを計算する際の1つの重要な要求事項は、前記センサの廻りの前記
空間または領域の中における優勢な空気流または空気の運動に関して、前記空気
流の方向および速度の両方に関する十分な情報を準備することに存する。
【0076】 この目的のため、コンピュータ機器50は、センサ出力信号を介して入手され
た現在の危険レベル関連計測数値を選択されたタイム・シーケンスにおいて記憶
するようにしてそれぞれに適応されるように成した多数の記憶装置52、53お
よび54を包含することが可能であり、或いは少なくともそれらに対するアクセ
スを有することが可能である。
【0077】 判定基準関連数値として平均的数値を使用することを妨げるものは、何も存在
していない。
【0078】 コンピュータ機器50の中に包含され或いはそれに対して連結される計算回路
51は、主として、2つまたはそれ以上のセンサ2、3、4から評価された現在
の計測数値における絶対値および/または時間従属的な変化に基づいて危険レベ
ル数値を評価し且つ計算するようにして適応されるものである。
【0079】 図6は、計算回路51に対して接続されるセンサ2、および計算回路51’に
対して接続されるセンサ3などを示している。 計算回路51は、限定領域7の局所性が、とりわけ、前記センサ2、3からの
評価された数値の間における時間転位を検討することによって、計測され且つ確
認されることを可能にするようにして適応されるものでもある。
【0080】 より詳細に言えば、初めの小さな火災6によって生起された(NOx)ガスが
、地下道区域の中に大きな空気流が存在することなく、センサ2、3および計算
回路51を包含するコンピュータ機器5に向かって相互に同じ速度で拡散するこ
とになり、それに従って、各々のセンサ2および3は、評価される計測数値にお
いて同等な増大を計測することが可能であるように成した、理想的な事例が想定
され得るのである。
【0081】 限定領域7がセンサ2、3の間の中間に位置するとき、検出および評価は、時
間における同じポイントにおいて同様な寄与分を提示することになる(図3には
示されていない)。
【0082】 限定領域6’が例えばセンサ3であるセンサに対して幾分か接近し或いは直に
隣接するようにして位置するならば、その状況に関する増大および強度は、他方
のセンサ2におけるよりもセンサ3において遥かにずっと迅速に増大することに
なる。
【0083】 その増大の比率が、主として、危険状況の危険レベルの計測値として考慮され
ることになるのであり、それによって、その第1の導関数が緊急度の計測値とし
て使用されることを可能にするものとする。
【0084】 コンピュータ機器50は、前記強度に基づいておよび/または前記強度に関す
る時間様式の増大における第1の事例においてその事件の緊急度を評価し、更に
は、その時点で採られることになる処置を回路55の手段を介して表示するよう
にして、設計されることが可能である。その数値が増大するにつれて、より迅速
な行為およびより多くの重大な処置の着手を必要とするその他の処置が表示され
ることになるのである。
【0085】 本発明に拠れば、その空間の中における空気流の方向および速度を確認するよ
うにして適応されるように成した少なくとも1つのセンサ8が、前記コンピュー
タ機器50に対して接続8aされることになるのであり、計算回路51は、これ
らの気流または空気流の影響を考慮に入れることが可能になるものとする。
【0086】 このセンサ8は、コンピュータ機器50が、例えば通過する列車によって引き
起こされ得るような増大である空気流の所定の増大に関する必要な情報を供給さ
れることを可能にするのである。
【0087】 この事情は、コンピュータ機器50が、空気流における前記急速な増大の間に
おける短い時間周期およびその後の所定の時間に渡って発生すると予測されるこ
とが可能である計測数値における急激な降下のような如何なる急速な変化をも考
慮に入れるものではないと示唆することが可能である。
【0088】 しかしながら、センサ2、3および4からの計測数値は、計測数値における増
減があるか否かを確認するようにして、その後(直ちに)評価されることになる
のであり、確実な増大の事象では、コンピュータ機器50およびその計算回路5
1は、前記回路55の手段を介して、更に迅速な行為および更に重大な処置を開
始させることを選択するものとする。
【0089】 この行為(処置)は、列車を直ちに停車させることと、乗客を事件の場所から
離れる方向に避難させることとを包含することが可能である。
【0090】 本発明に拠れば、1つまたはそれ以上の重大な(NOx、有害)ガスを評価す
るようにして設計される少なくとも1つのセンサが、コンピュータ機器に対して
接続されるものとする。
【0091】 加えて、赤外線放射を評価するようにして適応される少なくとも1つのセンサ
10が、前記コンピュータ機器50に対して接続されることもまた可能である。
このセンサからの信号は、採られなければならない処置または各処置のより確実
な選択を獲得するようにして、その他のセンサの数値に対して、より高い優先順
位を割り当てられ、および/または重み付けを施されることも可能である。
【0092】 特に提案されていることは、少なくとも1つの熱センサまたは温度表示計11
がコンピュータ機器50に対して接続されることである。この後者のセンサの出
力数値もまた、優勢な緊急度または危険レベルおよび適切な処置の選択を計算す
る際に、その他のセンサ2、3の数値よりも高い重み付けを施されることが可能
である。
【0093】 計算回路51またはコンピュータ機器50は、特には、緊急度に関する所定の
センサの出力信号および評価されたそれらの数値に対して特殊な注意が注がれる
ように成した、優先順位従属的且つ数値重み付け的な装置を包含することになる
【0094】 この技術分野における熟練者は、説明された例示的な実施例から、本発明のコ
ンセプトから必ずしも離れることなく形成されることが可能である種々の代替的
な修正案を承知しているであろうものであり、これらの修正案もまた、それらが
詳細には述べられず説明されていなかったとしても、本発明の一部として考慮さ
れている。
【0095】 図4および図5は、センサ2および3がそれぞれにトンネル換気ダクト101
のそれぞれの側面において配置されるように成した、トンネル100におけるよ
り一般的なアプリケーションを示している。 図5は、トンネル100の横断面図であり、換気ダクト101と、外気取入れ
口102と、トンネルの中における車両の通行とを示している。 使用されるそれらのセンサは、トンネルの中において上の高いところまたは下
の低いところに配置されることが可能である。
【0096】 前述のアプリケーションに加えて、本発明は、地下採掘坑において有毒なガス
およびガス流の存在を検出して位置を推定するように成して、或いは、建物、事
務所構内、作業場などの中において火災および/または人の存在を監視するよう
に成して、適用されることもまた可能である。
【0097】 より詳細に言えば、本発明は、危険レベル・コンセプトの支援を受けて、或る
空間の中または領域の中における危険状況の展開を評価するように成し、更には
、発生する危険状況の事象において、相互に同じ判定基準であるかまたは相互に
異なっている判定基準を検出するようにして複数のセンサから入手される前記状
況の展開に関する情報の支援を受けて、危険状況の地理学的な場所が計測される
ことを可能にする状態を形成するように成した、システム並びに装置に関するも
のなのである。
【0098】 本発明の重要な1つの特徴は、計算回路51の特殊な設計と、それが危険レベ
ルを評価し且つ計算するようにして適応されるように成し、前記計算される危険
レベルが起動されたセンサによって供給される危険レベル関連数値とは異なって
いるように成した様式とに存する。
【0099】 起動されたセンサからの多数の出力信号は、計算回路51に対して供給される
ことになるものであり、説明を簡明にするために、センサ2からの出力信号だけ
が、説明されるものとする。これらの信号は、その他のセンサ3からのその他の
出力信号に対して簡便に統合されることが可能である。 3および4のようなその他のセンサからの出力信号もまた、その他のセンサか
らの出力信号に対して統合されることが可能である。 センサ2からの危険レベル関連出力信号は、ライン62を介してメモリ63に
対して連続的に供給される。現在の数値は、ここで、回路64を介してそのメモ
リ記憶装置から採られることが可能になるのであり、これらの数値は、ライン6
5上において出力される。
【0100】 回路66は、受信された曲線形態に関する第1導関数の評価のために適応され
るものであり、この導関数の数値は、ライン67上に出現する。
【0101】 ライン65および67の上における計算された危険レベル関連数値は、ライン
67上における高い信号が、所定のアプリケーションにおいて、ライン68上に
おける信号よりも大きな程度まで重み付けされることが可能であるように成した
、ユニット68、69における重み付けプロセスの主題であることも可能である
【0102】 各々のそのような重み付けプロセスは、計算ユニット51の中における回路の
手段を介して簡便に実行されることが可能である。
【0103】 この点に関して、ライン70上において計算によって選択された危険レベルは
、曲線形態に関する第1導関数の数値が増大するとき危険レベルA2のような危
険レベルの数値が下げられることを可能にするようにして、計算回路51の評価
によって変更されることが可能であるということが留意されるであろう。
【0104】 従って、閾値設定回路71は、その時間の瞬間において適用され得る曲線形態
64または前記曲線形態の第1導関数66によってのみ影響されるものではなく
、現在または即時の数値81、修正された現在の数値81aおよび/または検出
された温度の上昇82が、センサ2の手段を介して、二酸化炭素濃度の上昇より
も高い優先順位を付与されるように成した、センサ検出判定基準の選択によって
も影響を受けるのである。
【0105】 トンネルのアプリケーションにおいて考慮されなければならないその他の判定
基準は、前記空間の中における空気流および気流の大きさおよび方向を包含する
のであり、それは、回路83の中において実行される。
【0106】 センサ2の優勢な環境に従属するファクタは、回路84の手段を介して挿入さ
れることが可能である。火災監視作業の場合、このファクタは、乾燥環境または
爆発性の環境に関する事例よりも湿潤環境の事例において低い数値を有すること
になる。
【0107】 トンネルを介する危険物品の一時的な輸送の場合には、その物品の輸送の間、
危険レベル閾値を大きく低下させ或いは下げておくことが賢明であろう。
【0108】 現在の温度数値を検出する回路85および温度差の第1導関数を計算するため
の回路86もまた、ユニット87における重み付け数値を介して計算回路51に
対して接続されることが可能である。赤外線センサもまた、使用されることが可
能である。
【0109】 更になお、そこでは、所定のガスが選択された個所または位置から放出される
ように成し、ガス濃度における分布比率、分布数値および時間様式的な変化が基
準として前記メモリ記憶装置の中に記録されるように成して、テストから導出さ
れるセンサ検出変動が、メモリ記憶装置88の中に入力されることもまた可能で
ある。多くのそのようなポイントは、メモリの中に記憶されることが可能である
分布パターンを入手するようにして、評価されることが可能である。
【0110】 その他のガスの分布パターンが基準としてそのメモリの中に記録されるという
こともまた、提案されている。
【0111】 本発明に拠れば、対応する回路が、残りのセンサ3および4のために使用され
るということもまた、提案されている。計算回路51’は、出力信号がライン7
0’上にあるようにして、センサ3に関して示されることになったものである。
【0112】 各々のセンサの計算回路から入手された計測数値および大きな変化が留意され
ることが可能である時間遅延は、ここで、危険状況の地理学的な場所を計測する
ために使用されることが可能になるのである。
【0113】 図6は、センサ2に関して計算回路51において計算された危険レベル数値7
0およびセンサ3に関するそれに対応する危険レベル70’などが、すべての計
測数値、それらの時間変化および選択される種々の判定基準を観測するように成
した危険レベル数値73を更なる計算によって提供するようにして、回路72の
中において統合されることになるということを示している。
【0114】 危険状況の地理学的な場所は、ここで、計算ユニット51の中において計算さ
れることが可能になる。
【0115】 1つの同じ大きな変化が様々なセンサにおいて生じる時間ポイントt1、t2
、t3は、回路90の中に入力される。回路90は、前記時間ポイントの間にお
ける間隔に関する情報、優勢な風または空気の速度および方向に関する情報、お
よび危険状況の地理学的な位置を計算するために必要とされるその他の情報を包
含する。 そのような情報に基づき、更には、危険レベル数値を評価するために必要とさ
れる1つまたはそれ以上の情報の断片に基づいて、事象の場所を少なくとも概略
的に確認することが実行可能なのである。
【0116】 本発明は、以上に述べられて説明されたその例示的な実施例に対して限定され
るものではなく、修正案が、添付請求項において示されるような本発明のコンセ
プトの範囲内において形成されることも可能であるということが理解されるであ
ろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】 レール軌道車両のためのものとして意図され、本発明が適切に適用されること
が可能であるように成した、地下鉄道システムの区域を示す、斜視図である。
【図2】 随伴する記憶装置および計算ユニットを備えたコンピュータ機器を包含し、そ
れに対して複数のセンサが接続されるように成した、コントロール・ユニットを
示す、簡略的なブロック・ダイアグラムである。
【図3】 具体例として、3つ(複数)のセンサから入手される危険レベル計測数値に基
づいた危険レベルに関する出力信号における3つの独立した時間様式的な変化を
示すグラフである。
【図4】 自動車のためのものとして意図されるトンネルの区域における本発明のより一
般的なアプリケーションを示す図である。
【図5】 図4において示されたトンネル区域を示す、横断面図である。
【図6】 コンピュータ機器に対して適応されるアプリケーションを示す図である。
【符号の説明】
2 センサ 3 センサ 4 センサ 8 センサ 5 コントロールユニット 11 温度表示計 50 コンピュータ機器 51 計算回路 63 メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CO,CR,CU,CZ,DE ,DK,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD, GE,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,I S,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK ,LR,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG, MK,MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,P T,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL ,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,US, UZ,VN,YU,ZA,ZW

Claims (32)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 或る空間または領域の中における危険状況の展開を、危険レ
    ベル・コンセプトの支援を受けて危険状況の発生の際に評価するように成し、そ
    の危険状況の危険レベルが相互に同じであるかまたは相互に異なった判定基準に
    関して機能する複数のセンサから導出される前記危険状況の展開に関する情報に
    基づいて入手され得ることになる状態を形成するように成したシステムであって
    :危険状況に関連し且つ第1のセンサから入手される出力信号の時間様式変動に
    関連する情報および第2のセンサから入手される同様な出力信号の時間様式変動
    に関連する情報が、記憶され得るように成し;出力信号および/または計測され
    た時間関連変化に関する一時的な数値の間における比較が、計算回路の手段を介
    してその発生する危険状況に関する危険レベル数値を生成するように成し;表示
    される危険状況に関する第1の危険レベルを超過する危険レベル数値だけが、前
    記センサからの出力信号によって危険状況の展開を追跡するために選択されるよ
    うに成したことを特徴とする、 前記システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のシステムであって: 前記計算される危険レベル数値は、第1の危険レベルを超過し、且つ第2の危
    険レベルの下にあるようにして選択されるように成したことを特徴とする、シス
    テム。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載のシステムであって: 前記計算される危険レベル数値が、第2の危険レベルを超過し、且つ第3の危
    険レベルの下にあるとき、危険および/または事象の展開が、更に評価されるよ
    うに成し、1つまたはそれ以上の処置が、この評価に基づいて複数の利用可能な
    処置から採られるように成したことを特徴とする、システム。
  4. 【請求項4】 請求項1または2に記載のシステムであって: 前記計算される危険レベル数値が、第3の危険レベルの最も高い数値を超過す
    るとき、1つまたはそれ以上の行為が、多数の利用可能な行為から採られるよう
    に成したことを特徴とする、システム。
  5. 【請求項5】 請求項1から4に記載のシステムであって: 前記危険レベルの閾値が、選択された判定基準および/または選択された判定
    基準の組合せに関して適応されるように成したことを特徴とする、システム。
  6. 【請求項6】 請求項1または5に記載のシステムであって: 計算される危険レベルは、危険状況に関する第1センサの出力信号の変動にお
    ける大きな変化と、同じ危険状況に関する第2センサの出力信号の変動における
    大きな変化と、前記大きな変化の間における持続時間と、使用されたセンサの間
    における間隔とに従属するように成したことを特徴とする、システム。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載のシステムであって: 第1危険レベルにおける各々の出力信号の時間様式変動は、阻止されるが、第
    2危険レベル内および前記第1危険レベル上における各々の時間様式の大きな変
    化は、記録され、且つ監視され、或いは監督されて、事象または危険状況の展開
    が計測されることを許容するように成したことを特徴とする、システム。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載のシステムであって: 前記危険レベルの閾値は、変動に関する第1の時間導関数の数値に対して反比
    例して調節されることが可能であるように成したことを特徴とする、システム。
  9. 【請求項9】 請求項1または8に記載のシステムであって: 前記危険レベルの閾値は、センサ検出判定基準および/またはセンサ随伴環境
    の選択に対して調節されることが可能であるように成したことを特徴とする、シ
    ステム。
  10. 【請求項10】 請求項1に記載のシステムであって: 1つの判定基準は、或る空間の中における空気流の速度および/または方向お
    よび/または温度検出センサに関する前記空気流の数値または大きさであるよう
    に成したことを特徴とする、システム。
  11. 【請求項11】 請求項1に記載のシステムであって: 前記センサは、CO、COおよび/またはその他のガスのような気中ガスの
    濃度を評価するようにして適応されるように成したことを特徴とする、システム
  12. 【請求項12】 先行する請求項の何れか1つに記載のシステムであって: 選択されるセンサは、コンピュータ機器のようなコントロール・ユニットに対
    して接続されるように成し;前記コントロール・ユニットは、選択された時間順
    におけるセンサ随伴出力の判定基準関連の一時的な数値の記憶のために適応され
    るように成したメモリ装置を包含しおよび/またはそれと協働するように成し;
    コントロール・ユニットは、計算された危険レベル数値がその評価されたセンサ
    随伴の一時的な数値における時間従属的な変化に基づいて評価されることを許容
    するようにして機能するように成した計算回路を包含しおよび/またはそれに対
    して接続せしめるように成したことを特徴とする、システム。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載のシステムであって: 前記空間の中における空気流の方向および速度を評価するようにして適応され
    るように成した少なくとも1つのセンサが、前記コントロール・ユニットに対し
    て接続されているように成したことを特徴とする、システム。
  14. 【請求項14】 請求項12または13に記載のシステムであって: 赤外線放射の存在を計測するようにして適応される少なくとも1つのセンサが
    、前記コントロール・ユニットに対して接続されているように成したことを特徴
    とする、システム。
  15. 【請求項15】 請求項12、13または14に記載のシステムであって: 少なくとも1つの熱センサまたは温度指示計が、前記コントロール・ユニット
    に対して接続されているように成したことを特徴とする、システム。
  16. 【請求項16】 先行する請求項の何れか1つに記載のシステムであって: 前記数値は、優先順位従属的且つ数値重み付け的な手段の使用に拠る計算の主
    題であるように成したことを特徴とする、システム。
  17. 【請求項17】 或る空間の中または或る領域の中における危険状況の展開
    を、危険レベル・コンセプトの支援を受けて評価するように成し、発生する危険
    状況の事象において、前記危険状況の危険レベルが、前記危険状況の展開に関す
    る情報に基づいて計測され、相互に同じであるかまたは相互に異なった判定基準
    に関して複数のセンサから入手されることを可能にすることになる状態を形成す
    るように成した装置であって:前記危険状況に関連する出力信号の時間様式変動
    に関連して入手され且つ第1のセンサから供給される情報および少なくとも第2
    のセンサからの同様な出力信号の時間様式変動に関連して入手される情報が、メ
    モリの中に記憶可能であるように成し;前記出力信号および/または計測された
    時間関連変化に関する一時的な数値の間における比較が、発生する危険状況に関
    する危険レベル数値を計算回路の手段を介して生成するように成し;表示される
    危険状況に関する第1の危険レベルを超過する数値だけが、危険状況の展開を追
    跡する際にセンサ出力信号の支援を受けて選択されるように成したことを特徴と
    する、 前記装置。
  18. 【請求項18】 請求項17に記載の装置であって: 前記計算される危険レベル数値は、第1の危険レベルを超過し、且つ第2の危
    険レベルの下にあるようにして選択されることが可能であるように成したことを
    特徴とする、装置。
  19. 【請求項19】 請求項17または18に記載の装置であって: 前記計算される危険レベルが、第2の危険レベルを超過し、且つ第3の危険レ
    ベルの下にあるとき、危険および/または事象の展開を更に評価するための処置
    が採られるように成し、多数の利用可能な処置の中からの1つまたはそれ以上の
    処置が、この更なる評価に基づいて採られるように成したことを特徴とする、装
    置。
  20. 【請求項20】 請求項17または18に記載の装置であって: 前記危険レベル数値が、第3の危険レベルの最も高い数値を超過するとき、多
    数の利用可能な行為の中からの1つまたはそれ以上の行為が、採られるように成
    したことを特徴とする、装置。
  21. 【請求項21】 請求項17から18に記載の装置であって: 危険レベルの閾値が、選択された判定基準および/または選択された判定基準
    の組合せに関して適応されるように成したことを特徴とする、装置。
  22. 【請求項22】 請求項17または18に記載の装置であって: 計算される危険レベル数値は、前記危険状況によって引き起こされる第1セン
    サからの出力信号の変動における大きな変化と、同じ危険状況によって引き起こ
    される第2センサの出力信号の変動における大きな変化とによって構成されるよ
    うに成し、前記危険レベル数値は、前記大きな変化の間における持続時間と使用
    されたセンサの間における間隔とを考慮に入れる手段の支援を受けて評価される
    ことが可能であるように成したことを特徴とする、装置。
  23. 【請求項23】 請求項17に記載の装置であって: 第1危険レベルにおける出力信号の各々の時間様式変動は、この目的のために
    機能する手段を介して阻止されることが可能であるが、前記第1危険レベル上に
    位置する第2危険レベル内における各々の時間様式の大きな変化は、この目的の
    ために機能する手段の中において、記録されて監視されることが可能であり、事
    象または危険状況の展開が計測されることを可能にするように成したことを特徴
    とする、装置。
  24. 【請求項24】 請求項22に記載の装置であって: 前記危険レベルの閾値を変動に関する第1の時間導関数の数値に対して反比例
    させるように成した手段によって特徴付けられる、装置。
  25. 【請求項25】 請求項17または24に記載の装置であって: 前記危険レベルの閾値をセンサ検出判定基準および/またはセンサ随伴環境の
    選択に対して適応させるように成した手段によって特徴付けられる、装置。
  26. 【請求項26】 請求項17に記載の装置であって: 更なる1つの判定基準は、前記空間の中における空気流の速度および/または
    方向および/または温度検出センサに関する一時的な数値であるように成したこ
    とを特徴とする、装置。
  27. 【請求項27】 請求項17に記載の装置であって: 前記センサは、CO、COおよび/またはその他のガスのような空気中にお
    けるガスの濃度を評価するようにして適応されるように成したことを特徴とする
    、装置。
  28. 【請求項28】 請求項17から27までの何れか1つに記載の装置であっ
    て: 前記手段は、コンピュータ機器のようなコントロール・ユニットに対する選択
    的なセンサの接続を包含するように成し;前記コントロール・ユニットは、選択
    された時間順におけるセンサ随伴の一時的な判定基準関連の数値の記憶のために
    適応されるように成したメモリ手段を包含しおよび/またはそれと協働するよう
    に成し;前記コントロール・ユニットの中に包含され或いはそれに対して接続さ
    れる計算ユニットは、評価された一時的な数値における時間従属的な変化に基づ
    いてその計算された危険レベル数値の評価のために適応されるように成したこと
    を特徴とする、装置。
  29. 【請求項29】 請求項28に記載の装置であって: 前記空間の中における空気流の方向および速度を計測するようにして適応され
    る少なくとも1つのセンサが、前記コントロール・ユニットに対して接続される
    ように成したことを特徴とする、装置。
  30. 【請求項30】 請求項17から28までの何れか1つに記載の装置であっ
    て: 赤外線放射を評価するようにして適応される少なくとも1つのセンサが、前記
    コントロール・ユニットに対して接続されているように成したことを特徴とする
    、装置。
  31. 【請求項31】 請求項30に記載の装置であって: 各々の熱センサまたは温度表示計が、前記コントロール・ユニットに対して接
    続されるように成したことを特徴とする、装置。
  32. 【請求項32】 請求項17から31までの何れか1つに記載の装置であっ
    て: 計算回路は、優先順位従属的および/または数値重み付け的な手段を包含する
    ように成したことを特徴とする、装置。
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