JP2003527877A - 高い吸引力と高い透過性を有する液体処理部材を備える吸収体 - Google Patents

高い吸引力と高い透過性を有する液体処理部材を備える吸収体

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Abstract

(57)【要約】 本発明の1つの側面は、高い液体吸引能力と高い透過性を組み合わせる液体処理部材を提供することである。本発明の他の側面は、高い液体吸引能力を高速の80パーセント容量吸収時間と組み合わせる液体処理部材を提供することである。本発明は、さらに、例えば、赤ちゃん用のおむつ、トレーニングパンツ、生理用ナプキン、成人失禁用装置、ベッドマット等の本発明の液体処理部材を備える体液を処理するための装置を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 発明の分野 本発明は、尿、汗、唾液、血液、月経分泌物、膿、または便物質などの体液を
管理するための装置に関し、特に水ベースの物質を取得、保持するそれらの能力
に関する。本発明は、さらに、赤ちゃん用のおむつまたはトレーニングパンツ、
成人用失禁製品、および女性用衛生製品などの使い捨て吸収体、ならびにカテー
テル、尿瓶等のその他の体液を処理する製品に関する。
【0002】 本発明は、さらに、高い球入力および高い透過性を有する液体処理部材を備え
る体液を管理するための装置に関する。
【0003】 背景 体液を管理するための装置は技術では周知であり、変化に富んだ目的のために
頻繁に使用されている。例えば、装置は、おむつ、生理用ナプキン、成人用失禁
製品、腋下用汗取りパッド等の衛生目的を果たす。傷用包帯、またはドレナージ
、カテーテル等などの医療目的を果たす別の種類のこのような装置がある。その
結果、このような装置は、例えば、尿、汗、唾液、血液、月経分泌物、膿、便物
質等の多岐に渡るさまざまな体液に対処するように設計されてきた。
【0004】 おむつなどのさらに優れた性能を示す(performing)装置を提供する能力は、大
量の排出された体液、特に尿を取得し、蓄えることのできる相対的に薄い吸収性
コアまたは構造を開発する能力に付随してきた。
【0005】 加えて、特定の液体保管能力を有する材料を備えるその他の部位より、優れた
取得特性と分散特性を有する材料を備える製品の一定部位を通る流体の移動に関
する、1997年3月27日に出願されたPCT出願US97/05046号中
などの着用者の脚部の間の部位で低い能力を有する構造を提供する方が好ましい
【0006】 吸収体の大部分は、それゆえ、負荷ポイントから液体を迅速に取得、および/
またはそこから移動させるために設計されている少なくとも1つの流体処理部材
を備えている。
【0007】 架橋され、巻き上げられた(curled)セルロースをベースにした適切な液体輸送
部材の例は、欧州特許出願0 512 010号(Cookら)に開示されている。高い
垂直液体輸送速度を有する適切な液体輸送部材の追加の例は、欧州特許出願0
809 991号(Schmidtら)に開示されている。HIPEフォームをベースにし
たその他の適切な液体輸送部材は、米国特許出願09/042418号(DesMarai
sら、P&Gケース7051)に開示されている。
【0008】 液体を股部から出すための液体輸送部材を備える例の構造は、PCT特許出願
WO98/43580号(LaVonら)に開示されている。
【0009】 このような液体輸送部材は、毛細管輸送機構を年頭に設計されており、したが
ってより小さな毛細管および/または最終的な保管材料により近いさらに高めら
れた親水性のある材料、ならびにさらに大きな孔および負荷ゾーンにより近いよ
り低い親水性の材料を位置決めすることを目標としているが、さらに、取得/分
散材料が、流体を輸送するだけではなく、流体を保持する傾向も有し、その結果
、特定の状況においては、特に、取得特性と分散特性に平衡を保たせるように設
計されている取得/分散材料に対して顕著である、再び濡らす(rewet)または引き
下げられた流体取得および/または分散性能などの望ましくない影響につながる
ことも認識されている。
【0010】 その結果、十分に機能する取得/分散材料または部材が、保管材料または部材
によって効率的に脱水できるように、流体処理特性の改善された平衡を有する液
体保管部材が開発されてきた。これは、典型的には、高い液体吸引能力を有する
流体保管材料または部材により達成される。
【0011】 PCT特許出願US98/05044号(Palumboら)においては、高い液体吸引
能力を示している材料を備える吸収構造が開示されている。従来の技術によって
開示されているこれらの材料は、高い液体吸引能力を提供するために、小さい毛
細管HIPEフォーム、超吸収体(supserabsorber)と高い表面積繊維の混合等に
より得られるような小さな毛細管を利用する。しかしながら、これらの構造は、
小さい毛細管が液体透過性を制限し、このようにして流量抵抗が大きく、液体吸
収の遅い速度をもたらすという不利な点を有している。 したがって、従来の技術により提起されている問題点を克服する液体処理部材
を提供することが本発明の目的である。
【0012】 高い液体透過性および/または高い吸収速度と組み合わされて高い液体吸入能
力を示す液体処理部材を提供することが本発明のさらなる目的である。
【0013】 高い液体透過性および/または高い吸収速度と組み合わされて高い液体吸入能
力を示す液体処理部材を備える体液を処理するための装置を提供することは、本
発明のさらなる目的である。
【0014】 発明の概要 本発明は、液体を処理するための装置で使用されるための液体処理部材を提供
する。
【0015】 液体処理部材は、前記液体処理部材が、少なくとも50cmの毛細管吸着試験
にによると、0cmの吸収高さにおいてその容量の50%の毛細管吸着高さ(CSA
H50)を有し、前記液体処理部材は、さらに、飽和液体透過性試験によると、少な
くとも5ダルシー、好ましくは少なくとも10ダルシー、最も好ましくは少なく
とも20ダルシーの液体透過性を有していることを特徴とする。
【0016】 代わりに、液体処理部材は、前記液体処理部材が、少なくとも80cmの毛細
管吸着試験にによると、0cmの吸収高さにおいてその容量の50%の毛細管吸
着吸収高さ(CSAH50)を有し、前記液体処理部材が、さらに、飽和液体透過性試験
によると、少なくとも2ダルシーの液体透過性を有していることを特徴とする。
【0017】 さらに、代わりに、液体処理部材が、少なくとも80cmの毛細管吸着試験に
よると、0cm吸収高さにおいてその容量の50%の毛細管吸着吸収高さ(CSAH5
0)を有し、前記液体処理部材が、さらに、ここに示されている要求吸収性試験に
よると、5秒未満のその容量の80%に対する吸収時間を有していることを特徴
とする。
【0018】 液体処理部材は、好ましくは、少なくとも5g/g、好ましくは少なくとも1
0g/gの、100cmの吸収高さでの毛細管吸着吸収容量を有している。
【0019】 本発明は、さらに流体の取得/分散のための第1部位、および液体の保管のた
めの第2部位を備える吸収性構造に関する。第1部位は、液体を取得および/ま
たは輸送するための少なくとも1つの部材を備えており、第2部位は前記液体処
理部材を備えている。
【0020】 本発明は、さらに、本発明による液体処理部材または吸収性構造を備える体液
を処理するための装置を提供する。本発明は、さらに、本発明に従った液体処理
部材または吸収性構造を備える赤ちゃん用おむつなどの吸収体に関する。
【0021】 発明の詳細な説明 本発明は、多岐に渡る、異なった実施形態によって、および多岐に渡る、異な
った特徴によって説明されている。本発明の追加実施形態は、ある実施形態の特
徴をここに開示されている別の実施形態の特徴と、および/またはここに開示さ
れているその他の特徴と組み合わせることにより取得されてよい。これらの追加
の実施形態は、暗にここに開示され、したがって本発明の一部を形成すると見な
されている。一定の特徴の組み合わせが、この本発明の部分を形成していない非
機能的な(non-functional)製品につながってよいことは、当業者には明らかだろ
う。
【0022】 本発明は、体液を処理するための装置で使用される液体処理部材を提供する。
本発明は、さらに、例えば、赤ちゃんのおむつ、トレーニングパンツ、生理用ナ
プキン、成人用失禁装置、ベッドマット等の本発明の液体処理部材を備える体液
を処理するための装置を提供する。
【0023】 用語「体液を処理する」は、体液の取得、分散および保管を含むが、それらに制
限されない。
【0024】 高い液体吸入能力を高い液体透過性と組み合わせる液体処理部材を提供するこ
とは、本発明の1つの形態である。本発明の文脈においては、用語「液体透過性」
は、平面内(in-plane)の透過性と平面を貫通する(transplanar)透過性の両方を
含む。本発明の文脈における飽和液体透過性は、飽和状態で、つまり部材がその
容量の少なくとも90%吸収したときに定義される。吸収サイクル全体を通した
高い液体透過性が望まれていることは、当業者には明らかとなるだろう。したが
って、本発明の1つの実施形態においては、液体処理部材が、不飽和状態におい
てだけではなく飽和状態においても高い液体透過性を示すことが好ましい。高い
液体吸入能力は、優れた性能を示す取得/分散材料または部材が、保管材料また
は部材によって効率的に脱水できることを可能にする。平面を貫通する方向だけ
ではなく、平面内での高い液体透過性は、本発明の液体処理部材内での取得され
る体液の効率的な分散、特に重力および相対的に高いフラックス速度に逆らう分
散を可能にする。
【0025】 本発明の目的のため、平面を貫通する透過性は、これ以降規定される透過性試
験により定量化される。しかしながら、高い平面内透過性を有する部材が、本発
明の一部であることも認識される。本発明の液体処理部材は、少なくとも2ダル
シー、好ましくは少なくとも5ダルシー、さらに好ましくは少なくとも10ダル
シー、および最も好ましくは少なくとも20ダルシーの透過性を有している。
【0026】 例えば、要求吸収性試験での80%容量に対して高速吸収時間で表されるよう
な高速吸収速度と、高い液体吸入能力を組み合わせる液体処理部材を提供するこ
とは、本発明の他の側面である。高速80パーセント容量吸収時間は、液体の保
管が、装置の性能に対する速度制限ステップであることを防ぐために、高速でか
つ効率的にその吸収容量の大部分、効率的に使用される液体処理部材の能力を表
す。
【0027】 本発明の目的のため、液体吸着は、これ以降規定される毛細管吸着試験により
定量化される。本発明の液体処理部材は、少なくとも50センチメートル、好ま
しくは少なくとも80センチメートル、さらに好ましくは少なくとも100cm
の、0センチメートルでのその容量の50%の毛細管吸着吸収高さを有している
【0028】 本発明の目的のため、80パーセント容量吸収時間はこれ以降定義されている
要求吸収性試験により定量化される。本発明の液体処理部材は、5秒未満の80
パーセントの吸収時間、好ましくは2秒未満の、さらに好ましくは1.5秒未満
の、最も好ましくは1秒未満の80パーセントの吸収時間を有している。
【0029】 少なくとも50cm、好ましくは少なくとも100cmの高い静水高さにおい
て、少なくとも5g/gの、好ましくは少なくとも10g/gの毛細管吸収容量を
有する液体処理部材を提供することが、本発明の他の側面である。高い吸収容量
は、例えば尿の噴出などの大量の体液の保管を可能にする。
【0030】 以下においては、液体処理部材の適切な実施形態が記述される。液体処理部材
は、膜によって完全に囲まれている内側材料から組み立てられている。適切な膜
材料は、名称セファー(SEFAR)03-10/2および名称セファー(SEFAR)03-5/
1で、スイス、ルシュリコン(Ruschlikon, Switzerland)のセファー(SEFAR)から
入手できる。内側材料として使用するための適切なフォーム材料は、名称ブルプ
レン(Bulpren)S10ブラックでベルギー、ブリュッセル(Brussels, Belgium)の
レクティセル(Recticel)から入手できる。その他の適切な内側材料は、1平方セ
ンチメートルあたり約2穴という密度の直径2mmの穴を、名称D&Nペルース
(Pelleus)ボールサイズ5および名称D&Nペルースボールサイズ7でドイツの
フィッシャーサイエンティフィック(Fisher Scientific)から入手できる材料に
あけることによって得られてよい。フォーム材料を膜材料で完全に覆うための適
切な技法は、フォーム材料の回りに膜材料を巻き付け、その後で膜材料のすべて
の開放縁を熱密封することである。その他の同様に適切な材料を選ぶことは、当
業者に容易に明らかになるだろう。液体処理部材の特定の意図された用途に応じ
て、わずかに異なる特性の同様の材料を選ぶことも必要とされてよい。組立て後
、液体処理部材は、液体処理部材が完全に液体で充填されるまで、および膜が液
体で完全に濡れるまで、液体処理部材を水または合成尿の中に浸すことにより活
性化される。活性化の後、液体処理部材の内側の液体の一部は、液体処理部材に
外圧をかけることにより搾り出されてよい。液体処理部材の活性化が成功した後
、液体処理部材は、膜を通して空気を吸い上げてはならない。 本発明の目的に適したその他の液体処理部材は、例えば、1998年6月29
日に、Ehrnspergerらの名前で出願された「2つのポート領域間の高いフラックス
速度のための液体輸送部材(Liquid transport member for high flux rates bet
ween two port regions)」と題されているPCT特許出願PCT/US98/13
497号に、およびEhrmspergerらの名前で出願された「2つの異なった透過性部
位を備える高いフラックス液体輸送部材(High flux liquid transport members
comprising two different permeability regions)」(P&GケースCM1840
MQ)、Ehrmspergerらの名前で出願された「2つのポート領域間の高いフラック
ス速度用の液体輸送部材(Liquid transport member for high flux rates betwe
en two port regions)」(P&GケースCM1841MQ)、Ehrnspergerらの名前
で出願された「重量に逆らう高いフラックス速度のための液体輸送部材(Liquid t
ransport member for high flux rates against gravity)」(P&GケースCM1
842MQ)、Ehrnspergerらの名前で出願された「高い透過性バルク領域および
高い気泡点圧ポート領域を有する液体輸送部材(Liquid transport member havin
g high permeability bulk regions and high bubble point pressure port reg
ions)」(P&GケースCM1843MQ)と題される、本発明とともに共出願され
ているPCT特許出願の中に記述されている。これらの文書のすべては、参照し
てここに入れられている。
【0031】 本発明の液体処理部材の特定の幾何学形状は、意図された用途から離れた特定
の要件に従って変化することがある。例えば、液体処理部材が吸収体の中で使用
されることが意図される場合、液体処理部材は、意図されている液体取得のその
ゾーンが着用者の脚部の間にフィットするように、さらにその意図された液体排
出ゾーンがそれに関連付けられている保管部材の形状に一致するように画定され
てよい。その結果、長さ、幅または厚さなどの液体処理部材の外側寸法も、意図
された用途の特定のニーズに適応されてよい。しかしながら、こういうわけで、
液体処理部材の外部形状の設計はその性能に影響を及ぼす可能性があることが理
解されなければならない。
【0032】 本発明のある実施形態においては、本発明の液体処理部材は、幾何学的に飽和
しているか、実質的には幾何学的に自由液体で飽和している。ここに使用されて
いる用語「自由液体」は、特定の表面またはその他の存在物に限られていない液体
を指す。自由液体は、技術では周知であるNMR(核磁気共鳴)分光法に従って液
体分子の陽子回転緩和時間T2を測定することにより限られている液体から区別
することができる。
【0033】 ここに使用されているような用語「幾何学的に飽和されている」は、液体が進入
可能な空隙空間が液体で充填されている多孔性材料の領域を指す。この定義で参
照されている空隙空間は、多孔性材料の現在の幾何学的な形状構成内に存在する
ものである。言い替えると、装置のすべての空隙は現在の幾何学的な形状構成内
の液体で充填されているが、幾何学的に飽和している装置は、例えば、膨張する
ことによってその幾何学的な形状を変更することによって、およびそれによって
だけ依然として追加の液体を受け入れることができてよい。液体を処理するため
の装置は、装置の一部であり、液体処理のために意図されているすべての多孔性
材料が幾何学的に飽和されているのであれば幾何学的に飽和されていると呼ばれ
ている。
【0034】 ここに使用されているような用語「多孔性材料」は、固形材料と気体または空隙
相という少なくとも2つの相、および要すれば、前記空隙空間を部分的にまたは
完全に充填してよい第3液相を備える材料のことを指す。材料の多孔性は、材料
が液体で充填されていないときに測定される空隙体積と材料の総体積の間の比率
として定められる。多孔性材料の非制限例は、ポリウレタン、HIPE(例えば
、PCT特許出願WO94/13704号を参照のこと)、超吸収性フォーム等の
フォーム、メルトブロウンウェブ、スパンボンドウェブ、カードウェブ、セルロ
ースウェブ、繊維ベッド等の繊維アセンブリ、粘土、ゼオライト等の多孔性分子
、管、バルーン、溝構造等の幾何学的に構造化した材料である。多孔性材料は、
それらが親水性でなくても液体を吸収することがある。従って、材料の多孔性は
、吸収されるかもしれない液体の親和性と関連しない。
【0035】 ここに使用されているような用語「実質的に幾何学的に飽和している」は、部材
の肉眼で見える空隙体積の少なくとも90%が幾何学的に飽和している、好まし
くは装置の肉眼で見える空隙体積の95%が幾何学的に飽和している、さらに好
ましくは装置の肉眼で見える空隙体積の97%が幾何学的に飽和している、最も
好ましくは装置の肉眼で見える空隙体積の99%が幾何学的に飽和している部材
を指す。
【0036】 流体の取得/分散のための第1部位および流体の保管のための第2部位を備え
る吸収性構造を提供することは、本発明の別の形態である。第1部位は、当技術
で周知であるような液体を取得するおよび/または輸送するための少なくとも1
つの部材を備えている。第2部位は、本発明に従った液体処理部材を備えている
。 体液を処理するための装置 本発明に従った液体輸送部材、および/または本発明に従った吸収性構造を備
える体液を処理するための装置を提供することは、本発明の1つの形態である。
このような装置は、赤ちゃん用のおむつまたはトレーニングパンツ、成人用失禁
製品、および女性用衛生製品などの使い捨て吸収体、およびカテーテル、尿瓶等
のその他の体液処理製品を含むが、それらに制限されていない。
【0037】 本発明の1つの形態においては、体液を処理するための装置は、本発明の液体
処理部材を備える、おむつ、トレーニングパンツ、生理用ナプキン、成人用失禁
製品等の使い捨て吸収体である。このような吸収体は、さらに、液体透過性トッ
プシート、少なくとも部分的にトップシートに周辺で接合されている液体不透過
性バックシートを備えている。吸収体は、さらに、体液用の取得および/または
分散部材としての機能を果たしてよい第1液体処理部材を備えてよい。本発明に
適したトップシート、バックシートおよび吸収性コアは、当技術で周知である。
さらに、例えば、吸収体を着用者の下半身の回りに装着するための閉鎖機構など
の、本発明の吸収体と組み合わせて使用できる技術で既知の多数の追加の特徴が
ある。 方法 特にその他の指示がない限り、すべての試験は約32℃+/−2℃、および3
5+/−15%の相対湿度で実施される。
【0038】 特にその他の指示がない限り、試験法で使用される合成尿は、一般的にはジャ
イコシンユリーン(Jayco SynUrine)として知られており、ペンシルバニア州、キ
ャンプヒル(Camp Hill, Pennsylvania)のジャイコファーマスーティカルズ社(Ja
yco Pharmaceuticals Company)から入手できる。合成尿の式は、KCl、2.0g
;NA2S04、2.0g/l;(NH4)H2PO4、0.85g/l;(NH4)H2PO4
、0.15g/l;CaCl2、0.19g/l;およびMgCl2、0.23g/lで
ある。化学品のすべては試薬品等級である。合成尿のpHは、6,0から6.4の
範囲内である。
【0039】 毛細管吸着試験 目的 本試験の目的とは、高さの関数として、本発明の液体処理部材の毛細管吸着吸
収性容量を測定することである。本試験は、本発明に従って体液を処理するため
の毛細管吸着吸収性容量を測定するためにも使用されてよい。毛細管吸着は、吸
収性構造の中にどのように液体が吸収されるのかを支配する任意の吸収体の根本
的な特性である。毛細管吸着実験においては、毛細管吸着吸収容量は、試験流体
貯蔵器を基準にしたサンプルの高さのための流体圧力の関数として測定される。
【0040】 毛細管吸着を決定するための方法は、十分に認識されている。吸収性構造の毛
細管吸着を測定するための方法の説明については、テキスタイルリサーチジャー
ナル(Textile Research Journal)、37(1967年)の356-366ページのB
urgeni, A.A.とKapur, C.の「繊維塊内での毛細管吸着釣合い(Capillary Sorptio
n Equilibria in Fiber Masses)」、1985年エルセビアールサイエンス出版社
(Elsevier Science Publishers B.V.)の吸収性テキスタイルサイエンスアンドテ
クノロジー(Absorbency, Textile Science and Technology)7、第II章、29-
84ページのChatterjee, P.K.、およびWeismanらに1986年9月9日に発行
された米国特許4,610,678号を参照すること。これらの参考のそれぞれの
開示は、ここに参照して組み込まれている。
【0041】 原理 多孔性ガラスフリットは、秤の上の流体貯蔵器に遮られていない流体の柱を介
して接続されている。サンプルは、実験中、一定の制限重量を受けて維持される
。多孔性構造が要求に応じて流体を吸収するに従って、秤の流体貯蔵器内の重量
の損失が流体の吸い上げとして記録され、高さと蒸発の関数としてガラスフリッ
トの吸い上げのために調節される。多様な毛細管吸引力での吸い上げまたは容量
(静水張力または高さ)が測定される。増分吸収が、フリットの増分引き下げ(つ
まり、減少する毛細管吸入力)のために発生する。
【0042】 200cmの高さでの初期の有効な吸い上げ速度(g/g/h)の計算を可能にす
るために、実験中には時間も監視される。
【0043】 試薬 試験液体:合成尿は、蒸留水中に以下の材料を完全に溶かすことによって調製
される。
【0044】
【表1】
【0045】 装置セットアップの一般的な説明 この試験のために使用される図3の中で通常520として描かれている毛細管
吸着装置は、TAPPI状態(50%RH、25℃)で動作される。試験サンプル
は、試験液体が入っている506として図示されている秤液体貯蔵器に試験液体
(合成尿)の連続柱を介して接続されている、図3に図示されているガラスフリッ
トの上に置かれる。この貯蔵器506は、コンピュータ(図示されていない)に接
続されている秤507の上に置かれる。秤は、0.001gまで読み取ることが
できなければならない。このような秤は、PR1203として(ニュージャージ
ー州、ハイツタウン(Hightstown, NJ))メトラートレド(Mettler Toledo)から入
手できる。ガラスフリット502は、試験サンプルを変化する吸引高さにさらす
ために、試験サンプルの垂直の移動を可能にし、501として図3の中で通常示
されている垂直スライドの上に置かれる。垂直スライドは、吸入高さと試験サン
プルによる液体吸い上げを測定するための対応する時間を記録するためにコンピ
ュータに接続されているロッドなしアクチュエータであってよい。好ましいロッ
ドなしアクチュエータは、カリフォルニア州、ローナート(Rohnert, CA)のコン
ピュモーター(CompuMotor)から入手できる自動車駆動装置ZETA614−83
−135によって動力を供給されてよい品目202X4X34HN−1D4B−
84−P−C−S−Eとしてインダストリアルデバイス(IndustrialDevice)(カ
リフォルニア州、ノバト(Novato, CA))から入手できる。データが測定され、ア
クチュエータ501と秤507から入手される場合、毛細管吸着吸収性容量デー
タは、試験サンプルごとに容易に作成できる。また、アクチュエータ501への
コンピュータインタフェースは、ガラスフリット502の制御された垂直移動に
対処してよい。例えば、アクチュエータは、(以下に定められるように)「平衡」が
各吸入高さで到達された後にだけ、ガラスフリット502を垂直に移動するよう
に命令されてよい。
【0046】 ガラスフリット502の底部は、フリット505を3方向ドレインバルブ50
9に接続するTygon管系503に接続されている。ドレインバルブ509は、ガ
ラス管系504およびストップコック510を介して液体貯蔵器505に接続さ
れている(ストップコック509は、装置の清掃中または気泡の除去中だけドレ
インに対し開放される)。ガラス管系511は流体貯蔵器505を、ストップコ
ック510を介して秤流体貯蔵器506と接続する。秤流体貯蔵器506は軽量
直径12cmのガラス皿506Aとカバー506Bから成り立ってよい。カバー
506Bは、ガラス管系511がそれを通して貯蔵器506内の液体に接する穴
を有している。ガラス管系511は、カバー506Bに触れてはならず、さもな
いと不安定な秤の読取りが生じ、試験サンプルの測定を使用することができなく
なる。こういうわけで、液体貯蔵器の体積は、液体処理部材または試験対象の装
置の吸収容量と適合している必要があることが理解されるべきである。したがっ
て、別の液体貯蔵器を選ぶことが必要になることがある。
【0047】 ガラスフリットの直径は、試験サンプルを保持するために、後述されるピスト
ン/シリンダー装置を収容するほど十分でなければならない。ガラスフリット5
02は、加熱浴からの一定の温度調節に対処するために被覆される。適切なフリ
ットは、#36060−350Fとしてコーニングガラス社(ニューヨーク州、
コーニング(Corning, NY))から入手可能な4〜5.5mmの穴を有するとして指
定されている350mlのフリットディスク漏斗である。穴は、指定されている
毛細管吸入高さでフリットの表面を濡れた状態に保つほど十分に細かい(ガラス
フリットは、空気が、ガラスフリットの下の試験流体の連続柱に入り込むのを許
さない)。
【0048】 示されているように、フリット502は、3方向ストップコック510の位置
に応じて、流体貯蔵器505または秤流体貯蔵器506へ管系を介して接続され
ている。
【0049】 ガラスフリット502は、定温浴から水を受け入れるために被覆されている。
これにより、ガラスフリットの温度が、試験手順中、88°F(31℃)という定
温で保たれるのが確実になる。図3に描かれているように、ガラスフリット50
2には入口ポート502Aおよび出口ポート502Bが備えられ、通常、508
として示されている循環熱浴が付いている、閉鎖ループを作る。(ガラス被覆は
、図3に描かれていない。しかしながら、浴508から被覆されたガラスフリッ
ト502に導かれた水は試験流体に接触せず、試験流体は定温浴を通して循環さ
れない。定温浴中の水は、ガラスフリット502の被覆された壁を通って循環す
る)。
【0050】 貯蔵器506および秤507は、秤貯蔵器からの試験流体の蒸発を最小限に抑
え、実験の実行中の秤の安定性を高めるために、ボックスの中に封入されている
。通常512として示されているこの箱は上部と壁を有し、そこでは上部が管系
511が差し込まれる穴を有している。
【0051】 ガラスフリット502は、図2B中でさらに詳細に示されている。図2Bは、
入口ポート502Aと出口ポート502Bなしで図示されている、ガラスフリッ
トの断面図である。示されているように、ガラスフリットは、指定されている4
〜5.5mmという穴を有する350mlのフリットディスク漏斗である。図2
Bを参照すると、ガラスフリット502は、550として示されている円筒形の
被覆された漏斗、および560として図示されているガラスフリットディスクを
備えている。ガラスフリット502は、さらに、通常565として図示されてい
る、570として図示されている試験サンプルを制限し、試験サンプルに小さい
制限圧力を提供する(シリンダー566およびピストン568を備える)シリンダ
ー/ピストンアセンブリを備えている。ガラスフリットディスク560からの試
験流体の蒸発を防止するため、562として図示されているTeflonリングが、ガ
ラスフリットディスク560の上部に置かれている。Teflonリング562は、(
マックマスターカー(McMasterCarr)から#8569K16としてシートストック
として入手可能であり、所定の大きさに作るために切断されている)厚さ0.01
27cmであり、シリンダー566の外側でフリットディスク表面を覆うために
使用され、このようにしてガラスフリットからの蒸発を最小限に抑える。リング
外径および内径はそれぞれ7.6cmと6.3cmである。Teflon(登録商標)リン
グ562の内径は、シリンダー566の外径より約2mm少ない。(マックマス
ターカーから#AS568A−150とAS568A−151として入手できる
)Viton(登録商標) Oリング564は、Teflon(登録商標)リング562の上部に
置かれ、円筒形の被覆された漏斗550の内壁とTeflon(登録商標)リング562
の間の空間を密封し、さらに蒸発の防止を補助する。Oリング外径が円筒形の被
覆された漏斗550の内径を超える場合、Oリング直径は、以下のように漏斗に
適合するために縮小される。つまり、Oリングは切り開かれ、必要な量のOリン
グ材料が遮断され、Oリングが円筒形の被覆された漏斗550の内壁に、その周
縁部の回りすべてで接するように、接着剤で接続し直される。前述されたフリッ
トはフリットの1つの適切な例を表しているが、液体処理部材または試験対象の
装置の寸法にさらに浴適合するためには、前記寸法と異なる寸法を有するフリッ
トを使用することが必要となる場合がある。フリットの表面積は、取得ゾーンを
完全に利用し、フリットからの蒸発を最小限に抑えるために、液体処理部材また
は装置の取得ゾーンの表面積に可能な限り密接に似ている必要がある。
【0052】 示されているように、565として通常図2Bに示されているシリンダー/ピ
ストンアセンブリは、試験サンプルを制限し、試験サンプル570に小さい制限
圧力を提供する。図2Cを参照すると、アセンブリ565は、シリンダー566
、568により示されているコップ状のTeflonピストン、および必要なときには
、ピストン568の内側に適合する1つまたは複数の錘(図示されていない)から
成り立つ。(任意の)錘は、0.2psiという制限圧力が試験サンプルの乾燥し
た直径に応じて達成されるように、ピストンと任意の錘の結合された重量を調整
するために、必要なときに使用されるだろう。これは後述されている)。シリン
ダー566は、Lexanバーストックであり、以下の寸法を有している。つまり、
外径7.0cm、内径6.0cm、および高さ6.0cmである。Telfonピストン
568は、次に示す寸法を有している。つまり、シリンダー566の内径より0
.02cm少ない外径である。図2Dに示されているように、試験サンプルに接
触しないピストン568の端は、試験サンプルの0.2psi(1.4kPa)とい
う制限圧力を達成するのに必要とされる(試験サンプルの実際の乾燥直径により
左右される)任意の錘を受け取るために直径5.0cm、深さ1.8cmというチ
ャンバ590を提供するために穴があけられている。言い替えると、試験サンプ
ルの実際の(乾燥時)直径で除算されているピストン568とあらゆる任意の錘(
図には図示されていない)の総重量は、0.2psiという制限圧力が達成される
ほどでなければならない。シリンダー566およびピストン568(および任意
の錘)は、毛細管吸着吸収容量測定を実施する前に少なくとも30分間、31℃
で釣り合わされている。再び、前述された寸法が、前述された例示的なフリット
に適合するために選ばれる。言うまでもなく、別のフリットが選ばれるときは、
シリンダー/ピストンアセンブリの寸法はそれに応じて調整される必要がある。
【0053】 表面活性剤で処理されていないまたは取り込まれていない開口フィルム(14
cm×14cm)(図示されていない)が、サンプルの回りでの空気の不安定化を
最小限に抑えるために、毛細管吸着実験中、ガラスフリット502を覆うために
使用される。開口は、実験の間、膜の下側に結露が生じるのを防ぐほど十分に大
きい。
【0054】 試験サンプルの準備 本手順のために、サンプルの寸法およびフリットの寸法が違いすぎないことが
重要である。これを達成するためには、2つの手法を取ることができる。
【0055】 a)これらを切削することによってなど適切なサイズに容易に調整できる試験
サンプルの場合、フリットのサイズだけではなく、この切削のサイズも、従来の
アークパンチを使用することによって実行できるなど、直径5.4cmの円形を
した構造となるように選ばれる。
【0056】 b)試験サンプルがこの寸法に容易に切削できないときには、フリットのサイ
ズおよび好ましくは形状も、試験サンプルのサイズと形状に従って調整されなけ
ればならない。
【0057】 両方の場合において、試験サンプルは、部材または装置の容易に分離可能な要
素となることがあり、それはこれらのいずれかの特定の構成部品であるか、ある
いはその構成部品の組み合わせとなることがある。また、液体貯蔵器のサイズを
変化する要件に適合するために調整することが必要になる場合もある。
【0058】 (毛細管吸着吸収容量を計算するために下記で使用される)試験サンプルの乾燥
重量は、周囲条件下で前述されたように準備された試験サンプルの重量である。
【0059】 実験セットアップ 1.清潔で乾燥したガラスフリット502を、垂直スライド501に取り付けら
れた漏斗保持器に入れる。ガラスフリットが0cmの高さとなるように、垂直ス
ライドの漏斗保持器を移動する。 2.前述されたように、図3に図示されているような装置の構成部品をセットア
ップする。 3.秤507上に直径12cmの秤液体貯蔵器506を置く。それぞれが、ガラ
ス管系511がそれを通って適合できるようにするための小さい穴が付いたプラ
スチックの蓋506Bをこの秤液体貯蔵器506の上に、プラスチックの蓋を秤
ボックス512の上に被せる。ガラス管系が、秤液体貯蔵器蓋506Bに接しな
いようにし、さもないと、不安定な秤読取り値が生じ、測定を使用することはで
きない。 4.ストップコック510が管系504に対し閉じられ、ガラス管系511に対
し開かれる。前に試験流体で充填された流体貯蔵器505が、試験流体が管系5
11に入り、秤流体貯蔵器506を充填できるようにするために開放される。 5.ガラスフリット502は水平に置かれ、適所に固定される。また、ガラスフ
リットが乾燥していることを確実にする。 6.ストップコック509にTygon管系503を取り付ける(管系は、よれがなく
、200cmというその最高点でガラスフリット502に達するほど十分に長い
必要がある)。このTygon管系を、流体貯蔵器505からの試験流体で充填する。
7.Tygon管系503を水平なガラスフリット502、それから液体貯蔵コ505
からガラスフリット502へつながるストップコック509とおストップコック
510に取り付ける(ストップコック510は、ガラス管系51に対し閉じられ
ている必要がある)。試験液体は、ガラスフリット502を充填し、水平なガラ
スフリットの充填中にすべての閉じ込められた空気を除去する。流体レベルがガ
ラスフリットディスク560の上部を越えるまで充填を続行する。漏斗を空にし
、管系内、および漏斗の内側のすべての気泡を除去する。気泡はガラスフリット
502を逆さにして、気泡を上昇させ、ストップコック509のドレインを通し
て逃すことによって除去されてよい(気泡は、典型的には、ガラスフリットディ
スク560の底部に集まる)。それが被覆された漏斗550の内側、およびガラ
スフリットディスク560の表面の上に収まるほど十分に小さい水準器を使用し
てフリットを水平に置き直す。 8.ガラスフリットを、秤液体貯蔵器506で0の目盛り位置に合わせる。これ
を行うためには、十分な長さの1本のTygon管系を取り、それを試験流体で充填
する。秤液体貯蔵器506の中に一端を入れ、他端を使用してガラスフリット5
02を位置決めする。(秤液体貯蔵器レベルに同等である)管系により示される試
験流体レベルは、ガラスフリット560の上部の10mm下である。これが当て
はまらない場合、貯蔵器内の液体の量を調整するか、垂直スライド501のゼロ
位置をリセットする。 9.温度浴508から管系を介して、それぞれガラスフリットの入口ポート50
2Aと出口ポート502Bに、出口ポートと入口ポートを取り付ける。ガラスフ
リットディスク560の温度が31℃に達することを可能にする。これは、ガラ
スフリットに試験流体を部分的に充填し、それが平衡温度に達した後にその温度
を測定することによって測定することができる。浴は、浴からガラスフリットへ
の水の移動中の熱の消散に対処するために、31℃よりわずかに高く設定される
必要がある。 10.ガラスフリットは、30分間釣り合わされる。
【0060】 毛細管吸着パラメータ 以下は、ガラスフリットがそれぞれの高さでどのくらいの期間留まるのかを決
定するコンピュータプログラムを説明する。
【0061】 毛細管吸着ソフトウェアプログラムにおいては、試験サンプルは、流体の貯蔵
器からのある指定高さにある。前述されたように、流体貯蔵器は秤の上にあり、
その結果、コンピュータは既知の時間間隔の最後に秤を読み取り、試験サンプル
と貯蔵器間の流量(デルタ読取り/時間間隔)を計算することができる。この方法
の目的のため、試験サンプルは、流量が、指定数の連続時間期間の間、指定流量
より少ないとき、平衡状態にあると見なされる。一定の材料の場合、実際の平衡
は、指定された「一定平衡」に到達するときに到達してはならない。読取りの間の
時間間隔は5秒である。
【0062】 デルタテーブル内の読取りの数は、「平衡サンプル」として毛細管吸着メニュー
に指定されている。最大数のデルタは、500である。流量定数は、「平衡定数」
として毛細管吸着メニューに指定されている。
【0063】 平衡定数は、0.0001から100.000の範囲の毎秒グラムという単位で
入力される。
【0064】 以下は、論理の簡略化された例である。表は、秤読取値および時間間隔ごとに
計算されたデルタ流量を示す。
【0065】
【表2】
【0066】
【表3】
【0067】 前記簡略化された例の平衡吸い上げは0.318グラムである。
【0068】 以下は、平衡吸い上げを求めるために使用されるC言語でのコードである。
【0069】
【数1】
【0070】
【数2】
【0071】 毛細管吸着パラメータ 負荷説明(制限圧力):0.2psi負荷 平衡サンプル(n):50 平衡定数:0.005g/秒 セットアップ高さ値:100cm 仕上げ高さ値:0cm 静水ヘッドパラメータ:200cm、180cm、160cm、140cm、1
20cm、100cm、90cm、80cm、70cm、60cm、50cm、
45cm、40cm、35cm、30cm、25cm、20cm、15cm、1
0cm、5cmおよび0cm 毛細管吸着手順は、毛細管吸着吸収容量の測定について述べられた順で、前記
に指定されたすべての高さを使用して実施される。毛細管吸着吸収容量を特定の
高さ(例えば35cm)で求めることが所望される場合も、静水ヘッドパラメータ
の列全体が指定された順序で完了しなければならない。これらの高さのすべては
毛細管吸着試験の実行で使用され、試験サンプルの毛細管吸着等温線を生成する
が、本開示は、200cm、140cm、100cm、50cm、35cm、0
cmという指定高さでのその吸収特性という点で保管吸収部材を説明する。
【0072】 毛細管吸着手順 1)実験セットアップ手順に従う。 2)温度浴508がオンであり、水がガラスフリット502を通って循環してお
り、ガラスフリットディスク560の温度が31℃であることを確認する。 3)ガラスフリット502を200cmの吸入高さに配置する。ストップコック
509と510を開き、ガラスフリット502を秤液体貯蔵器506に接続する
(ストップコック510は、液体貯蔵器505に対し閉じられている)。ガラスフ
リット502は、30分間、釣り合わされる。 4)前記毛細管吸着パラメータをコンピュータに入力する。 5)ストップコック509と510を閉じる。 6)ガラスフリット502をセットアップ高さ100cmまで移動する。 7)Teflon(登録商標)リング552をガラスフリットディスク560に置く。O
リング564をTeflon(登録商標)リングに置く。予熱されたシリンダー566を
Teflon(登録商標)リングに同心になるように設置する。試験サンプル570をガ
ラスフリットディスク560上のシリンダ566内に同心になるように設置する
。ピストン568をシリンダー566の中に入れる。必要とされる場合には、追
加の制限錘がピストンチャンバ590の中に入れられる。 8)ガラスフリット502を開口フィルムで覆う。 9)この時点での錘読取りがゼロまたは車体重量の読取り値を設定する。 10)ガラスフリット502を200cmまで移動する。 11)ストップコック509と510を開き(ストップコック510は、流体貯蔵
器505に対し閉じている)、秤と時間の読取りを始める。
【0073】 ガラスフリット補正(ブランク補正吸い上げ) ガラスフリットディスク560は多孔性構造であるため、ガラスフリット(5
02)毛細管吸着吸収吸い上げ(ブランク補正吸い上げ)が決定され、真の試験サ
ンプル毛細管吸着吸収吸い上げを得るために減算されなければならない。ガラス
フリットの補正は、使用されている新しいガラスフリットごとに実行される。ブ
ランク吸い上げ(g)を得るためには、試験サンプルを使わないことを除き、前述
されたように毛細管吸着手順を実行する。それぞれの指定高さでの経過時間がブ
ランク時間(s)に等しい。
【0074】 蒸発損失補正 1)ガラスフリット502をゼロの2cm上方で移動し、ストップコック509
と(貯蔵器505に対して閉じている)510が開いた状態で、30分間それを釣
り合わせる。 2)ストップコック509と510を閉じる。 3)Teflon(登録商標)リング562をガラスフリットディスク560の表面に置
く。Oリング564をTeflon(登録商標)リングの上に置く。予熱されたシリンダ
ー566をTeflon(登録商標)リングに同心となるように設置する。ピストン56
8をシリンダー566の中に入れる。開口フィルムをガラスフリット502の上
に置く。 4)ストップコック509と(貯蔵器505に対し閉じている)510を開き、3.
5時間の秤読取り値および時間を記録する。サンプル蒸発(g/時)を以下のよう
に計算する。 [1時間での秤読取り値−3.5時間での秤読取り値]/2.5時間 すべての前記予防措置を講じた後にも、試験サンプルとフリット補正の両方に
ついて、典型的には約0.10m/時のある程度の蒸発損失が発生するだろう。理
想的には、サンプル蒸発は新規に設置されたガラスフリット502ごとに測定さ
れる。
【0075】 装置の清掃 ガラスフリット502が新規に設置されると、新しいTygon管系503が使用
される。ガラス管系504と511、流体貯蔵器505、および秤液体貯蔵器5
06は、蒸留水中に50%のクロロックスブリーチ(Clorox Bleach)(登録商標)
で清掃され、微生物による汚染が目に見える場合には、その後に蒸留水で濯がれ
る。
【0076】 a.各実験後の清掃 各実験の最後に(試験サンプルが取外された後)、ガラスフリットは、液体貯蔵
器505からの250mlの試験液体で前方に洗い流され(つまり、試験液体が
ガラスフリットの底部の中に入れられる)、残留している試験サンプルをガラス
フリットディスク穴から除去する。ストップコック509と510が液体貯蔵器
505に対し開かれ、秤液体著臓器506に対し閉じている状態で、ガラスフリ
ットはその保持器から取り外され、ひっくり返され、試験液体で最初に濯がれ、
その後にアセトンと試験液体(合成尿)でリンスされる。リンスの間、ガラスフリ
ットは逆さまのまま傾けられなければならず、リンス流体はガラスフリットディ
スクの表面に接している試験サンプルの上に噴出される。リンスの後に、ガラス
フリットは、2度目に、250mlの試験液体(合成尿)で前方に洗い流される。
最後に、ガラスフリットはその保持器の中に設置し直され、フリット表面は水平
にされる。
【0077】 b.ガラスフリット性能の監視 ガラスフリット性能は、ガラスフリットが0cm位置にセットアップされた状
態で、各清掃手段の後に、および新しく設置されたガラスフリットごとに監視さ
れる。50mlの試験液体が、(Teflon(登録商標)リング、Oリングおよびシリ
ンダー/ピストン構成部品が付いていない)水平に置かれたガラスフリットディス
ク表面の上に注がれる。試験流体の高さがガラスフリットディスク表面の5mm
上まで下がるのに要する時間が記録される。この時間が4.5分を超えると、定
期的な清掃が実行されなければならない。
【0078】 c.定期的な清掃 詰まりを防止するために、定期的に(前記フリット性能の監視を参照すること)
ガラスフリットは、完全に清掃される。濯ぎ流体は蒸留水、アセトン、(菌の生
長を取り除くための)蒸留水中の50%のクロロックスブリーチ(Clorox Bleach)
(登録商標)、および試験流体である。清掃は、ガラスフリットを保持器から取り
外し、すべての管系を切り離すことを含む。ガラスフリットは、フリットが逆さ
まにされた状態で、次の順序で適切な流体および量で前方に洗い流され(つまり
、リンス液体が、ガラスフリットの底部に入れられ)る。 1.250mlの蒸留水 2.100mlのアセトン 3.250mlの蒸留水 4.100mlの50:50のクロロックス(Clorox)(登録商標)/蒸留水溶液 5.250mlの蒸留水 6.250mlの試験流体 清掃手順は、ガラスフリット性能が流体流量の設定された基準(上記参照)の範
囲内にあるとき、およびガラスフリットディスク表面上に残留物が目に付かない
ときに十分である。清掃が無事に実行できない場合、フリットは交換しなければ
ならない。
【0079】 計算 コンピュータは、各指定高さでのcm単位の毛細管吸入高さ、時間、およびグ
ラム単位の吸い上げから成り立つレポートを提供するためにセットアップされる
。このデータから、フリット吸い上げと蒸発損失の両方について補正される毛細
管吸入吸収容量が計算できる。また、0cmでの毛細管吸入吸収容量に基づき、
毛細管吸収効率が指定高さで計算できる。加えて、200cmでの初期有効吸い
上げ速度が計算される。
【0080】 ブランク補正吸い上げ ブランク補正吸い上げ(g)=ブランク吸い上げ(g)−{ブランク時間(s)*ブラン
ク蒸発(g/時間)/3600(s/時間)} 毛細管吸い込み吸収容量(「CSAC」) 正味吸い上げ(g/g)={サンプル吸い上げ(g)−(サンプル温時間(s)*サンプル
蒸発(g/時間)/3600(s/時間))-空白補正吸い上げ(g)}/サンプルの乾燥重
量(g) 200cmでの初期有効吸い上げ速度(「IEUR」) IEUR(g/g/時間)=200cmでのCSAC(g/g) 200cmでのサンプル時間(s) 報告 サンプルごとに最小2回の測定が採取され、吸い上げは、指定された吸収部材
または指定された高い表面積材の毛細管吸入吸収容量(CSAC)を計算するためにそ
れぞれの高さで平均化されなければならない。
【0081】 これらのデータを用いて、それぞれの値を計算することができる。 ・cm単位で表される、材料が0cmで(つまりCSAC 0の)その容量のx%(CSDH
x)を開放した毛細管吸入脱離高さ ・cmで表される、材料が0cmで(つまりCSAC 0の)その容量のy%(CSAH y)を
吸収した毛細管吸着吸収高さ ・{流体の}g/{材料の}gという単位で表される、一定の高さz(CSAC z)、特に
高さゼロ(CSAC 0)および35cm、40cmというの高さでの毛細管吸着吸収容
量 ・CSAC 0とCSAC zの値の比率である、%で表される一定の高さz(CSAE z)での毛
細管吸着吸収効率 2つの材料が(第1が取得/分散材料として使用され、第2が液体保管材料とし
て使用されているなどの)組み合わされている場合、第2材料のCSAC値(およびし
たがってそれぞれのCSAE値)は、第1材料のCSDH x値について求めることができ
る。
【0082】 要求吸収性試験 要求吸収性試験は、液体処理部材の液体容量を測定し、ゼロ静水圧力に対する
液体処理部材の吸収速度することを目的としている。試験は、液体処理部材を具
備する体液を管理するための装置について実施されてもよい。
【0083】 この試験を実施するために使用される装置は、フレームの上に吊るされている
液体処理部材を保持するほど十分なサイズの正方形のバスケットから成り立って
いる。正方形のバスケットの少なくとも下部平面は、液体吸い上げの多大な流量
抵抗を受けずにバスケットの中に液体が浸透できるようにする開放メッシュから
成り立つ。例えば、少なくとも70%という開放面積を有し、1mmというワイ
ヤ直径、および約6mmという開放メッシュサイズを有するステンレス鋼から作
られている開放ワイヤメッシュが、本試験のセットアップに適している。加えて
、開放メッシュは、それが、試験標本がその完全容量まで充填されるときに試験
標本の負荷を受けて実質的に変形しないように、十分な安定性を示さなければな
らない。
【0084】 バスケットの下には、液体貯蔵器が設けられている。バスケットの高さは、バ
スケットの内側に設置される試験標本が液体貯蔵器内の液体の表面と接触するよ
うになるように調整することができる。液体貯蔵器は、コンピュータに接続され
ている電子秤の上に設置され、測定中、約0.01秒ごとに液体の重量を読み出
す。装置の寸法は、試験される液体処理部材がバスケットの中に収まるように、
および液体処理部材の意図された液体取得ゾーンがバスケットの下部平面に接触
するように選ばれる。液体貯蔵器の寸法は、貯蔵器内の外液体表面の高さが測定
中実質的に変化しないように選ばれる。試験流体処理部材に有効な典型的な貯蔵
器は、少なくとも320mm×370mmというサイズを有し、流体の少なくと
も約4500gを保持することができる。
【0085】 試験前、液体貯蔵器は合成尿で充填される。合成尿の量および液体貯蔵器のサ
イズは、貯蔵器ないの液体の高さが、試験される液体処理部材の液体容量が貯蔵
器から取り除かれるときに変化しないように十分でなければならない。
【0086】 液体の温度および試験の環境は、部材の使用中の状態を反映する必要がある。
赤ちゃん用のおむつで使用するための典型的な温度は環境に対し摂氏32度、合
成尿に対し摂氏37度である。試験は、試験される部材が、温度に対してその吸
収特性の多大な依存性を有さない場合に、室温で実行されてよい。
【0087】 試験は、メッシュが貯蔵器内の合成尿にちょうど完全に浸されるまで空のバス
ケットを引き下げることによってセットアップされる。それから、バスケットは
、ほぼゼロの静水吸入を確立するために約0.5〜1mm、再び持ち上げられ、
液体がメッシュと接触したままとなるように注意を払う必要がある。必要とされ
る場合、メッシュが液体と接触し直し、ゼロレベルが調整し直される必要がある
【0088】 試験は、以下により開始される。 1.電子秤の測定を開始する。 2.部材の取得ゾーンが液体と接触するように、液体処理部材をメッシュの上に
置く。 3.部材をさらによくメッシュに接触させるために165Paという圧力を提供
する目的で部材の上部に低い計量(weigh)をただちに追加する。
【0089】 試験中、液体処理部材による液体の吸い上げは、液体貯蔵器ないの外液体の重
量の減少を測定することにより記録される。試験は30分後に停止される。
【0090】 試験の最後に、液体処理部材の総液体吸い上げが記録される。さらに、液体処
理部材がその総液体吸い上げの80%を吸収した後の時間が記録される。ゼロ時
間が、部材の吸収が開始する時間として定義される。液体処理部材の初期吸収速
度は、錘の初期線形傾斜対時間測定の曲線からである。
【0091】 飽和液体透過性試験 飽和液体透過性を測定するために、後述されるような液体透過性試験が、試験
サンプルが100%飽和である状態で実行される。この文脈での飽和とは、試験
サンプルが、それが要求吸収性試験で有するその容量の100%を吸収したとし
て定義される。
【0092】 一般的には、試験は、ペンシルバニア州、キャンプヒル(Camp Hill、Pennsylv
ania)のジャイコファーマスーティカルズ社(Jayco Pharmaceuticals Company)か
ら入手できるジャイコシンユリーン(Jayco SynUrine)などの、輸送流体を表す適
切な試験流体を用いて実施することができ、約23+/−2℃および50+/−1
0%という相対湿度という制御された実験室条件の元で動作することができる。
しかしながら、US-A-5,563,179号、またはUS-A-5,387,207
号に開示されるなどの重合体フォーム材料を使用するとき、31℃という上昇温
度で、および試験流体として純水を使用することにより試験を動作する方がより
有効であることが判明した。
【0093】 原則的には、この試験はダルシーの法則に基づき、それに従って任意の多孔性
媒質を通る液体の体積測定の流量は圧力傾きに比例し、比例は透過性に関して一
定である。 Q/A=(k/η)*(ΔP/L) ここで Q=体積測定流量[cm3/秒] A=断面面積[cm2] k=透過性(cm2)(1ダルシーは、9.869*10-132に相当) η=粘度(分銅)[Pa*s] △=P/L=圧力傾き[Pa/m] L=サンプルのキャリパー[cm] したがって、透過性は、圧力低下およびサンプルを通る体積測定流量の測定に
よって―固定されたまたは指定されたサンプル断面面積、および試験液体粘度に
ついて―計算することができる。 k=(Q/A)*(L/ΔP)*η 試験は、第1が平面を貫通する透過性(つまり、流れの方向が本質的に材料の
厚さ寸法に沿っている)を参照し、第2が平面内の透過性(つまり、流れの方向が
材料のx-y方向である)を参照する、2つの変形(modifications)で実行するこ
とができる。
【0094】 平面貫通透過性試験の試験セットアップは、総体的な装置の概略図であり、サ
ンプルセルの一定の比例に拡大縮小して書かれた図ではない--挿絵としての--部
分的に展開した断面である図1に見られる。
【0095】 試験セットアップは、上部(19121)と下部(19122)を有する通常、円
形または円筒形のサンプルセル(19120)を備えている。これらのパーツの距
離は測定し、したがってそれぞれ3つの演習上に配列されたキャリパーゲージ(
19145)および調整ねじ(19140)によって調整することができる。さら
に、装置は、管系(19180)だけではなく入口貯蔵器(19150)用の高さ調
整(19170)を含む複数の流体貯蔵器(19150、19154,19156)
、装置の残りとサンプルセルを接続するための迅速解放取付部品(19189)、
追加弁(19182、19184、19186、9188)を備えている。差圧変
換器(19197)は、管系(19180)を介して上部圧力検出ポイント(191
94)に、および下部圧力検出ポイント(19196)に接続される。弁の制御用
コンピュータ装置(19190)は、さらに、接続部(19199)を介して差圧変
換器(19197)、温度プローブ(19192)および重量秤負荷セル(1919
8)に接続される。
【0096】 直径が1インチ(約2.54cm)の円形サンプルが、tygon管系などの可撓管系
(19180)によって、入口接続部(19132)を介して入口貯蔵器(1150)
に、出口接続部(19133)を介して出口貯蔵器(19154)に取り付けられて
いる直径が1インチ(2.54cm)の円筒形部品から作られる、サンプルセル(1
9120)の内側の2つの多孔性スクリーン(19135)の間に設置される。閉
じられているセルフォームガスケット(19115)が、サンプルの側面の回りに
漏れ保護を提供する。試験サンプル(19110)は、特にそれ以外に言及されな
い限り0.2psi(約1.4kPa)に設定される所望の濡れ圧縮に相当するキャ
リパーまで圧縮される。液体は、安定した状態の流れを達成するためにサンプル
(19110)を通って流れることが許される。いったんサンプル(19110)を
通る安定した状態の流れが達成されると、体積測定流量および圧力低下は、負荷
セル(19198)および差圧変換器(19197)を使用して時間の関数として記
録される。実験は、高さ調整装置(19170)により調整できる80cmの水(
約7.8kPa)までの任意の圧力ヘッドで実行することができる。これらの測定
から、サンプルのさまざまな圧力での流量を求めることができる。
【0097】 装置は、2/97という各ユーザマニュアルにさらに説明され、本説明に従っ
て改良されるような、米国、ニューヨーク州、イサカ(Ithaca, New York, US)の
ポロスマテリアルズ社(Porous Materials, Inc.)によってPMI液体Permeamete
rという名称で供給されている液体Permeameterとして市販されている。この装置
は、やはり前記カタログに明記されている多孔性スクリーン(19135)として
2つのステンレス鋼フリットを含む。装置は、サンプルセル(19120)、入口
貯蔵器(19150)、出口貯蔵器(19154)、および廃棄物貯蔵器(1915
8)、それぞれの充填する弁と空にする弁、および接続部、電子はかり、および
コンピュータ化された監視弁制御装置(19190)から成り立っている。
【0098】 ガスケット材料(19115)は、米国、オハイオ州、シンシナティ(Cincinnat
i, Ohio, US)のネーザーランドラバー社(Netherland Rubber Company)によって
供給される閉鎖セルネオプレンスポンジ(Closed Cell Neoprene Sponge SNC-1)(
ソフト1)である。1/16"(約0.159cm)という目盛りで厚さが変化する材
料のセットが、1/16"から1/2"(約0.159cm〜約1.27cm)の厚さの
範囲をカバーするために入手できなければならない。
【0099】 さらに、それぞれの弁を動作するために、少なくとも60psi(4.1バール
)の加圧空気供給が必要とされる。
【0100】 1)試験サンプル(複数の場合がある)の準備 準備試験においては、以下に概略されるような試験が最低圧力と最高圧力で実
行される本発明の1つまたは複数の部材が必要とされるかどうかが決定される。
それから、部材の数は、最低圧力低下時の0.5cm3/秒と最高圧力低下時の1
5cm3/秒の間で、試験中の流量を維持するために調整される。サンプルの流量
は、同じ圧力低下時のブランクの流量より少なくなくてはならない。サンプル流
量が指定された圧力低下についてブランクの流量を超える場合、流量を減少させ
るためにさらに多くの層が追加されなければならない。
【0101】 サンプルサイズ:サンプルは、米国、オハイオ州、クリーブランド(Cleveland
, OH, US)の(マックマスターカーサプライ社(McMasterCarr Supply Company)に
よって供給されるようなアークパンチを使用することによって1"(約2.54c
m)に切削される。サンプルの内部強度または完全性が小さすぎて、必要とされ
る操作中にその構造を維持できない場合、PETスクリムまたはネットなどの従
来の低坪量のサポート手段を追加することができる。
【0102】 このようにして、(必要とされる場合、それぞれ必要とされる数のそうから作
られている)少なくとも2つのサンプルが事前に切削される。それから、これら
の内の1つが、特にそれ以外に注記されない限り、実験が実行されなければなら
ない温度で(70°F(31℃))純水中で飽和される。
【0103】 濡れているサンプルのキャリパーは、1 1/8"という圧力足直径を有する(米
国、マサチューセッツ州、ウォルサム(Waltham, MASS, US)のAMESによって供給
されるなどの)従来のキャリパーゲージを使用し、特にそれ以外に所望されない
限り、サンプル(19110)に0.2psi(約1.4kPa)とい圧力をかけるこ
とによって、実験が実行される所望の圧縮圧力を受けて(必要な場合、30秒と
いう安定化時間後に)測定される。
【0104】 ガスケット材料の適切な組み合わせが選ばれ、その結果、ガスケットフォーム
(19115)の総厚さは、濡れたサンプルの厚さの150%と200%の間であ
る(ガスケット材料の変化する厚さの組み合わせが、総合的な所望厚さを達成す
るために必要とされてよいことに注意する)。ガスケット材料(19115)は、
直径が3“の円形サイズに切削され、1インチ(2.54cm)の穴がアークパン
チを使用することによって中心の中に切削される。
【0105】 濡れるとサンプルの寸法が変化する場合においては、サンプルは、必要とされ
る直径が濡れた段階でも取られるように切削されなければならない。これは、そ
れぞれの寸法を監視して、この準備試験でも査定することができる。空隙が形成
されるか、あるいはサンプルが、それが多孔性のスクリーンまたはフリットに円
滑に接触するのを妨げるだろうしわを形成するように、これらが変化する場合、
切削直径はそれに応じて調整されなければならない。
【0106】 試験サンプル(19110)は、ガスケットフォーム(19115)内の穴の内側
に置かれ、合成物はサンプルセルの下半分の上部に設置され、サンプルが、スク
リーン(19135)と平らで円滑な接触をしており、側面に空隙が形成されてい
ないことを確実にする。 試験セル(19121)の上部は、実験台(または別の水平面)上で平らに置かれ
、その上に取り付けられているすべての3つのキャリパーゲージ(19145)は
ゼロの目盛りに合わされている。
【0107】 それから、試験セル(19121)の上部が、試験サンプル(19110)付きの
ガスケット材料(19115)が2つのパーツの間にくるように、底部パーツ(1
9122)の上に設置される。それから、上部パーツおよび底部パーツは固定ね
じ(19140)によって締め付けられ、その結果、3つのキャリパーゲージは、
前記のそれぞれの圧力の元で濡れたサンプルについて測定されたのと同じ値まで
調整される。
【0108】 2)実験を準備するために、コンピュータ化された装置(19190)上のプロ
グラムが起動され、サンプル識別、各圧力等が入力される。
【0109】 3)試験は複数の圧力サイクルの間、1つのサンプル(19110)で実行され
、第1圧力が最低圧力である。個々の圧力ランの結果は、コンピュータ化された
装置(19190)により異なる結果ファイルに格納される。データは、後述され
るように計算について、これらのファイルのそれぞれから採取される(異なるサ
ンプルは、材料のあらゆるそれ以降のランについて使用されなければならない)
【0110】 4)入口液体貯蔵器(19150)は、必要な高さに設定され、試験は、コンピ
ュータ化された装置(19190)で開始される。
【0111】 5)それから、サンプルセル(19120)が、簡単切断取付部品(19189)
によってpermeameter装置に配置される。
【0112】 6)サンプルセル(19120)は、通気弁(19188)および底部充填弁(19
184、19186)を開放することにより充填される。このステップの間、シ
ステムから気泡を除去するために注意を払わなければならず、それはサンプルセ
ルを垂直に回転させ、強制的にドレインを通ってpermeameterから―存在する場
合には―気泡を出すことによって達成できる。
【0113】 いったんサンプルセルが、チャンバ(19121)の上部に取り付けられている
tygon管系まで充填されると、気泡はこの管系から廃棄物貯蔵器(19156)の
中に除去される。
【0114】 7)注意深く気泡を取り除いた後、底部充填弁(19184,19186)が閉じ
られ、上部を満たし、やはり注意深くすべての気泡を取り除くために、上部充填
(19182)弁が開放される。
【0115】 8)流体貯蔵器は、充填線(19152)まで試験流体で充填される。
【0116】 それから、流れが、コンピュータ化された装置(19190)を起動することに
より、サンプルを通って開始する。
【0117】 サンプルチャンバ内の温度が必要とされる値に達した後、実験は開始する準備
が完了している。
【0118】 コンピュータ化された装置(19190)を介して実験を開始すると、液体出口
の流れは自動的に廃棄物貯蔵器(19156)から出口貯蔵器(19154)に逸ら
され、圧力低下および温度が、数分間、時間の関数として監視される。
【0119】 いったんプログラムが終了すると、コンピュータ化された装置は、(数値形式
および/または図表形式で)記録されたデータを提供する。
【0120】 所望なら、同じ試験サンプルを使用して、変化する圧力ヘッドの透過性を測定
し、それによってランからランへの圧力を増加させる。
【0121】 装置、特にフリット、負荷セル、熱伝対、および圧力変換器は、2週間おきに
清掃され、少なくとも1週間に一度校正され、それにより装置供給業者に従わな
ければならない。
【0122】 差圧は、サンプルセルの上部と底部の圧力プローブ測定ポイント(19194
、19196)に接続されている差圧圧力変換器を介して記録される。記録され
る圧力を大きくするチャンバ内のその他の流量抵抗がある場合があるため、それ
ぞれの実験はブランクランによって補正されなければならない。ブランクランは
、毎日、10cm、20cm、30cm、40cm、50cm、60cm、70
cm、80cmで必要とされる圧力で実行されなければならない。permeameter
は、各実験の平均試験圧力および平均流量も出力するだろう。
【0123】 サンプルが試験されたそれぞれの圧力について、流量はコンピュータ化された
装置(19190)によりブランク補正済み圧力として記録され、それは、さらに
各高さで記録された圧力差で平均試験手順(実圧力)を補正し、補正済み圧力を生
じさせる。この補正済み圧力とは、以下の透過性等式で使用されなければならな
いDPのことである。
【0124】 それから、透過性は、それぞれの要求された圧力で計算され、すべての透過性
は、試験されている材料のkを求めるために平均されなければならない。
【0125】 これらの測定値は、各ヘッドでサンプルごとに採取され、結果は平均化され、
標準偏差が計算されなければならない。しかしながら、同じサンプルが使用され
、透過性は各ヘッドで測定されなければならず、その場合第2の複製および第3
の複製を実行するために新しいサンプルを使用しなければならない。
【0126】 前述された平面を貫通する透過性と同じ条件下での平面内透過性の測定は、部
分的に展開され、一定の大きさに拡大縮小して描かれていないサンプルセルだけ
の図を示す、図2Aおよび図2Bに概略して描かれているような前記装置を修正
することによって達成することができる。同等の要素は同等に示され、その結果
図2のサンプルセルが示され(20210)、図1等の数字(19110)に相関し
ている。このようにして、図1の平面を貫通する簡略化されたサンプルセル(1
9120)は、平面内の簡略化されたセル(20220)によって置換され、それ
は液体が(サンプルがセル内にどのように設置されているのかに応じて、機械方
向または断面方向のどちらか)1つの方向だけで流れることができるように設計
されている。これは、誤って高い透過性読取り値を出すことがあるため、壁に沿
って液体を導くこと(壁影響)を最小限に抑えるために注意を払わなければならな
い。それから、試験手順は、平面を貫通する試験にきわめて類似して実行される
【0127】 サンプルセル(20220)は、充填管が入口接続部(20232)、セル(20
220)の底部に向けられる点を除き、本質的に、前記平面を貫通する試験でサ
ンプルセル(20120)について説明されるように装置の中に配置されるように
設計されている。図2Aは、サンプルセルの部分的な展開図を示し、図2Bはサ
ンプルレベルを通る断面図を示す。
【0128】 試験セル(20220)は、次の2つの部分から構成されている。フランジ付き
の矩形ボックスに類似した底部部分(20225)、および底部部品(20225)
の内側にフィットし、やはりフランジを有する上部部品(20223)という2つ
の部品から作られている。試験サンプルは、2"インチ×2"インチ(約5.1cm
×5.1cm)のサイズに切削され、底部部品に入れられる。それから、サンプル
チャンバの上部部品(20223)は、底部部品(20225)の中に入れられ、試
験サンプル(20210)の上に載る。圧縮不能ネオプレンラバーシール(202
24)は、きつい密封を提供するために上部部品(20223)に取り付けられる
。試験液体は、Tygon管系および入口接続部(20232)を介して、入口貯蔵器
からサンプル空間へ、さらに出口接続部(20233)を通って出口貯蔵器へ流れ
る。この試験の実行時に、サンプルセルを通過する流体の温度調節は、より低い
流量のために不十分となる可能性があるため、サンプルは加熱装置(20226)
によって所望の試験温度で維持され、それによってサーモスタットで調温された
水が加熱チャンバ(20227)を通って汲み出される。試験セル内の空隙は、所
望の濡れ圧縮、通常0.2psi(約1.4kPa)に従ったキャリパーでセットさ
れる。サイズが0.1mm〜20.0mmの範囲のシム(20216)が、オプショ
ンで複数のシムの組み合わせを使用して、正しいキャリパーを設定するために使
用される。
【0129】 実験の開始時、試験セル(20220)は、90°回転され(サンプルは垂直で
ある)、試験流体はゆっくりと底部から流れることを許容される。これは、すべ
ての空気が、サンプルおよび入口/出口接続部(20232/20233)から押し
出されることを確実にするために必要である。次に、試験セル(20220)が、
サンプル(20210)を水平にするために、その元の位置に回転して戻される。
それ以降の手順は、平面を貫通する透過性について全住された手順と同じである
。つまり、入口貯蔵器は、所望の高さに設置され、流量は釣り合うのを許され、
流量と圧力低下が測定される。透過性は、ダルシーの法則を使用して計算される
。この手順は、さらに高い圧力についても繰り返される。
【0130】 非常に低い透過性を有するサンプルの場合、高さを引き伸ばすことによって、
あるいは測定可能な流量を得るために追加の空気圧を貯蔵器にかけることによっ
て、駆動圧力を増加することが必要である可能性がある。平面内では、透過性は
、サンプルが試験セル内でどのように置かれるのかに応じて、機械内および断面
方向で独立して測定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、液体透過性試験のためのセットアップの概略図である。
【2A】 図2Aは、液体透過性試験のためのセットアップの概略図である。
【2B】 図2Bは、液体透過性試験のためのセットアップの概略図である。
【図3A】 図3Aは、毛細管吸着試験のためのセットアップの概略図である。
【図3B】 図3Bは、毛細管吸着試験のためのセットアップの概略図である。
【図3C】 図3Cは、毛細管吸着試験のためのセットアップの概略図である。
【図3D】 図3Dは、毛細管吸着試験のためのセットアップの概略図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 US9813521 (32)優先日 平成10年6月29日(1998.6.29) (33)優先権主張国 米国(US) (31)優先権主張番号 US9813523 (32)優先日 平成10年6月29日(1998.6.29) (33)優先権主張国 米国(US) (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,UG,ZW),E A(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ,BA ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU, CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GD,G E,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS ,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK, LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,M N,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU ,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM, TR,TT,UA,UG,US,UZ,VN,YU,Z A,ZW (72)発明者 ラフォン、ゲイリー、ディーン ドイツ連邦共和国、デー−61440 オーバ ーウアゼル、エーリッヒ・オレンハウア ー・シュトラーセ 36デー (72)発明者 エールンスペルガー、ブルーノ、ヨハネス ドイツ連邦共和国、デー−65936 フラン クフルト、ベスターバッハシュトラーセ 89 (72)発明者 ヤング、ジェラルド、アルフレッド アメリカ合衆国、オハイオ州 45231、シ ンシナチ、ハースストーン・ドライブ 1101 (72)発明者 シュミット、マティアス ドイツ連邦共和国、デー−65510 イドシ ュタイン、アルトケーニヒベーク 3 Fターム(参考) 3B029 BA04 BA17 4C003 AA22 AA29 4C098 AA09 CC01 DD02 DD05

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 尿などの体液を吸収するための液体処理部材であり、前記液
    体処理部材が、少なくとも50cmのここに定義される毛細管吸着試験によると
    、0cm吸収高さにおいてその容量の50%の毛細管吸着吸収高さ(CSAH50)を有
    し、前記液体処理部材が、ここに定義される飽和液体透過性試験によると、少な
    くとも5ダルシーという液体透過性を有していることを特徴とする液体処理部材
  2. 【請求項2】 前記液体処理部材が、ここに定義される飽和透過性試験によ
    ると、少なくとも10ダルシーの液体透過性を有している、請求項1に記載の液
    体処理部材。
  3. 【請求項3】 尿などの体液を吸収するための液体処理部材であって、前記
    液体処理部材が、少なくとも80cmのここに定義される毛細管吸着試験による
    と、0cm吸収高さにおいてその容量の50%の毛細管吸着吸収高さ(CSAH50)を
    有し、前記液体処理部材が、ここに定義される飽和液体透過性試験によると、少
    なくとも2ダルシーの液体透過性を有していることを特徴とする、液体処理部材
  4. 【請求項4】 尿などの体液を吸収するための液体処理部材であって、前記
    液体処理部材が、少なくとも80cmのここに定義される毛細管吸着試験による
    と、0cm吸収高さにおけるその容量の50%の毛細管吸着吸収高さ(CSAH50)を
    有し、前記液体処理部材が、ここに定義される要求吸収性試験にによると、5秒
    未満のその容量の80%に対する吸収時間を有していることを特徴とする液体処
    理部材。
  5. 【請求項5】 さらに、ここに定義される毛細管吸着試験に従った少なくと
    も5g/gの100cm吸収高さの毛細管吸着吸収容量を有している前記請求項
    のいずれかに記載の液体処理部材。
  6. 【請求項6】 前記請求項のいずれかに記載の液体処理部材を備える体液を
    処理するための装置。
  7. 【請求項7】 流体の取得/分散のための第1部位を備え、前記第1部位が
    液体を取得および/または輸送するための少なくとも1つの部材を備え、流体の
    保管のための第2部位を備え、前記第2部位が、請求項1から請求項5のいずれ
    かに記載の液体処理部材を備える、吸収性構造。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の吸収性構造を備える体液を処理するための
    装置。
  9. 【請求項9】 前記装置が、使い捨て吸収体である、請求項6から請求項8
    に記載の体液を処理するための装置。
  10. 【請求項10】 前記装置が使い捨ておむつである、請求項9に記載の体液
    を処理するための装置。
JP2000556704A 1998-06-29 1999-06-29 高い吸引力と高い透過性を有する液体処理部材を備える吸収体 Pending JP2003527877A (ja)

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