JP2003525906A - 高レベルのアロマターゼにより特徴付けられる疾患の治療のためのインターロイキン−6アンタゴニストの使用 - Google Patents

高レベルのアロマターゼにより特徴付けられる疾患の治療のためのインターロイキン−6アンタゴニストの使用

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Abstract

(57)【要約】 本明細書に開示する発明は、ホルモン依存型腫瘍、および特に乳癌の治療に有用な、酵素アロマターゼの特異的インヒビターとしての、総じてgp130に結合することができないヒトインターロイキン−6アンタゴニストの使用に関する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本明細書に開示する発明は、高いアロマターゼレベルを示す疾患の治療のため
の薬剤の調製のための、インターロイキン−6(IL−6)アンタゴニストの使用
に関する。 アロマターゼは、エストロゲンの合成における調節酵素である。
【0002】 エストロゲンは、ホルモン依存型乳癌の成長に主要な役割を果たすことが知ら
れている(James VHT, Reed MJ; Prog Cancer Res Ther 1980:14:471-487)。 しかし、乳癌の最も高い発症率は閉経後の、即ち卵巣がエストロゲンを産生す
るのを止めた時期の女性に生じることが見出された。正確にはエストロゲンの産
生が止まる、およびそれゆえ腫瘍の危険性が下がるはずの期間中の乳癌の頻発は
明らかに逆説的である。実際には、エストロゲンの末梢での合成に必要な酵素は
、脂肪および乳房組織などの他の体の組織にも存在する(James VHT, McNeill JM
, Lai LC, Newton CJ, Ghilichik MV, Reed MJ; 1987, 50: 269-279)。 サイトカインは、正常または乳癌組織におけるエストロゲン合成の重要なレギ
ュレーターである(Reed MJ, Purohit A, Endocrine Review 18(5): 701-715)。
【0003】 エストロゲンの末梢での合成は、3つの酵素、即ち、アロマターゼ、エストロ
ンスルファターゼ(またはスルホトランスフェラーゼ)およびエストラジオールデ
ヒドロゲナーゼ(タイプI)(E2DH)の活性から主に誘導される。 これらの酵素複合体の一番目のアロマターゼは、副腎皮質アンドロステンジオ
ンをエストロンに変換し、および、筋肉および脂肪組織に広く分布している(Lon
gcope C, Pratt JH, Schneider SH, Fineberg SE 1977, J. Clin. Endocrinol.
Metab. 45: 1134-1145)。アロマターゼの活性は、正常な乳房組織、および乳癌
組織の40−50%においても検出される。 肥満に伴うアンドロステンジオンのエストロンへの変換の増加は、ホルモン依
存型の腫瘍を発病しているそのような対象の危険を増す(De Waard FW, 1975 Can
cer Res. 35: 3351-3356)。
【0004】 インビボ研究で認められる、加齢に伴って生じるアロマターゼ活性の増加が、
脂肪組織におけるアロマターゼ活性を測定するさらなる研究においてインビトロ
で確認されている(Cleland WH, Mendelson CR, Simpson ER, 1985 J. Clin Endo
crinol. Metab. 60: 174-177)。 インビトロおよびインビボ実験の結果により、乳癌においてエストロンが好ま
しくはエストラジオールに変換されること、およびアロマターゼ活性が正常の乳
房組織におけるよりも大きいことが立証されている(James VHT, McNeill JM, La
i LC, Newton CJ, Ghilchik MV, Reed MJ; 1987, 50: 269-279)。
【0005】 二番目の酵素、エストロンスルファターゼにより、前記のアロマターゼ活性に
より得られるエストロンがエストロンスルフェートへと変換される(Reed MJ, Pu
roit A 1993, Rev. Endocr. Relat. Cancer 45: 51-62)。 このホルモンはホルモン依存型腫瘍に関連していることが見出されている(Mas
amura S, Santner SJ, Santen RJ, 1996, J. Steroid Biochem. Mol. Biol 58:
425-430)。
【0006】 三番目の酵素、E2DHにより、アンドロステンジオンおよびエストロンスル
フェート両方から形成されるエストロンがエストラジオールへと変換されること
、および、この酵素が乳癌に関連していることが見出されている(McNeill JM, R
eed MJ; Beranek PA; Bonney RC; Ghilchik Robinson DJ, James VHT; 1986 Int
. J. Cancer 38: 193-196)。 サイトカイン、特にIL−6および腫瘍壊死因子−α(TNF−α)は、乳癌細
胞におけるエストロゲン合成の調節に非常に重要な役割を果たす。両IL−6お
よびTNF−αはアロマターゼの活性、E2DHの活性およびエストロンスルフ
ァターゼの活性を刺激し、およびさらに、共同的に作用してこれらの酵素の活性
を増すことができる。
【0007】 一部のIL−6は乳癌細胞由来の繊維芽細胞により分泌されるが、産生される
IL−6のほとんどは腫瘍塊に浸潤しているリンパ球およびマクロファージから
得られる。実際、乳癌の体積の50%はマクロファージおよびリンパ球から成る
。 IL−6のアロマターゼの活性を刺激する能力は、Il−6可溶性受容体(I
L−6sR)により著しく増強される可能性がある(20−から40−倍)。
【0008】 Il−6sRは悪性上皮細胞、腫瘍由来の繊維芽細胞、および特に腫瘍関連マ
クロファージ(TAM)および腫瘍浸潤リンパ球(TIL)により産生されるが、正
常な支質細胞によっては産生されない。腫瘍細胞によるIL−6sRの産生は、
エストラジオールにより高まる。 インターロイキン−6受容体(IL−6R)および/またはIL−6可溶性受容
体は、IL−6Rシステムのgp130タンパク質成分と相互作用することがで
きる。この相互作用は、そのレセプターへ結合したIL−6から生じる変換シグ
ナルの誘導に必要である。
【0009】 脂肪細胞または免疫細胞により分泌されるTNF−αは、IL−6Rシグナリ
ングシステムのgp130タンパク質成分の発現を増し、エストロゲン合成の産
生の刺激においてIL−6およびTNF−αの共同作用を生じる。乳癌における
複雑なエストロゲン合成調節システムは、サイトカインと広く共同作用している
。エストロゲン合成の共同刺激(co-ordinated stimulation)の結果が、乳癌に見
出される高エストロゲン濃度の原因である(Reed MJ, Purohit A, Endocrine Rev
iew 18(5): 701-715)。
【0010】 乳房嚢胞液(breast cyst fluid)(BCF)は、インビトロで培養された乳房細
胞においてアロマターゼおよびE2DHの活性を刺激する(そのような嚢胞は多
くの閉経前の女性に存在し、そして乳癌の発症の増加に関連している)。 ラジオイムノアッセイ(RIA)分析に供したBCFには、サイトカインIL−
1およびIL−6が存在することが示されており、そして、これらの両サイトカ
インは乳癌細胞由来の繊維芽細胞においてアロマターゼ活性を刺激することがで
きる(Duncan L. J., Robinson G.V., Ghilchik M.V., Reed M.J., 1994 Endocr.
Relat. Cancer 2: 27-35; Reed M. J., Coldham N.J., Patel S.R., Ghilchik
M.W., James V.H.T., 1992, J. Endocrinol. 132: R5-R8)。
【0011】 インビボでのアロマターゼ活性に関する最初の研究において、デキサメタソン
が子牛血清(FCS)の存在下でアロマターゼ活性を明らかに刺激することが示さ
れた(Simpson E.R., Merril J.C., Hollub A.J., Graham-Lorence S., Mendelso
n C.R., 1989 Endocr. Rev. 10: 136-148)。 BCF中のIL−6濃度が同じ液体中のIL−1濃度よりも1000倍大きい
こと、およびIL−6がBCF中の主要なアロマターゼ活性刺激因子であること
が見出されている。
【0012】 アロマターゼ活性を阻害する化合物はすでに公知であり、それぞれ非ステロイ
ドインヒビターおよびステロイドインヒビターと呼ばれる2のグループに分ける
ことができる。 アミノグルテチミドは、非ステロイド性のアロマターゼインヒビターであり、
乳癌の治療に用いられてきた。アロマターゼ活性のアミノグルテチミドによる阻
害は選択的ではなく、この化合物は実際には、ステロイド合成の代謝経路に関与
する他の酵素も阻害し、およびそれゆえ、その毒性のために容易には利用できな
い(Oncologist 1998; 3(2): 129-130)。 アナストラゾールは、非ステロイド性のアロマターゼインヒビターである。こ
の化合物は、不利益を回避できず、実際、それを用いて治療された患者において
胃腸障害を引き起こすという不都合を示す(Cancer 1997 Feb. 15; 79(4): 730-9
)。
【0013】 レトロゾールは基本レベルと比較してわずか5−10%までアロマターゼ活性
を減じることができる非ステロイド性のアロマターゼインヒビターである(Recen
t Results Cancer Res. 1998; 152: 227-84)。 ホルメスタンは、ステロイド性のアロマターゼインヒビターである。それはア
ミノグルテチミドよりも毒性は低いが、筋肉内にしか投与できないという欠点が
ある(Oncology(Huntingt) 1997 Nov; 11(11): 1697-703)。
【0014】 エキセメスタンはステロイド性のアロマターゼインヒビターである。この化合
物は不利益を回避できない。実際には、それは治療される患者の45%に頭痛を
、33%に目眩を、33%に吐き気を、およびその他の副作用を引き起こす(Ant
icancer Drugs 1998 Sept; 9(8): 675-83)。
【0015】 国際公開第98/15283号パンフレットには、アロマターゼ活性を基本レ
ベルと比較して67%まで阻害することができる16のアミノ酸から成るアミノ
酸配列が開示されている。 他のアロマターゼ活性のインヒビターも公知である。 ホルモン依存型腫瘍、特に乳癌の治療を目指すアロマターゼインヒビターに関
する分野で、非常に大きな努力がなされ、そしてなされ続けている。実際、アロ
マターゼ活性をより強く阻害することができ、かつ前記の公知化合物の望ましく
ない副作用を回避することができる新規な、いっそう特異的なアロマターゼイン
ヒビターを見出す必要性が今なお強く認められている。
【0016】 総じてgp130に結合することができないヒトインターロイキン−6アンタ
ゴニストのシリーズが、酵素アロマターゼの特異的な有効なインヒビターである
ことが見出され、そしてこれが本明細書に開示する発明の対象である。 本発明による化合物は、以下のアミノ酸配列:配列番号1、配列番号2、配列
番号3、配列番号4、配列番号5、配列番号6、または配列番号7(サント7)を
有する。
【0017】 本発明による化合物は、国際公開第96/34104号パンフレットに最初に
開示された。 国際公開第96/34104号パンフレットにはこれらの化合物が総じてgp
130に結合することができないヒトインターロイキン−6アンタゴニストであ
ること、およびそれらが多発骨髄腫、リューマチ性関節炎、全身エリテマトーデ
スおよび骨粗鬆症の治療に有用な薬剤であることが示されている。
【0018】 国際公開第96/34104号パンフレットではこれらの化合物が増加したア
ロマターゼ活性により引き起こされる疾患の治療に、またはホルモン依存型腫瘍
の治療に有用な薬剤であるとは記載されておらず、また権利主張されていない。 国際公開第96/34104号パンフレットに開示されている化合物は、前記
の国際公開第98/15283号パンフレットに開示されているものとは完全に
異なるアミノ酸配列を有する。
【0019】 本発明による化合物が、公知の化合物と比較して高度に特異的な方法でアロマ
ターゼ活性を阻害する有効な能力を有すること、およびそれらがホルモン依存型
腫瘍、特に乳癌の治療において治療上有効に適用することができることを出願人
は見出した。 これらの化合物は酵素アロマターゼにおいて強い阻害効果、および酵素エスト
ロンスルファターゼおよびE2DHの両方において阻害効果を有する。この方法
において、アロマターゼの活性によりアンドロステンジオンにより産生されるエ
ストロンはもはや得られず、および従って、エストロンスルファターゼの活性に
よりエストロンスルフェートに変換されることはできない。従って、エストロン
欠乏の結果として、E2DHのエストラジオールデヒドロゲナーゼ活性がエスト
ラジオールの産生の阻害と共に阻害されることになる。
【0020】 前記のように、エストロゲンの末梢合成は、3つの酵素、即ち、アロマターゼ
、エストロンスルファターゼ、およびエストラジオールデヒドロゲナーゼ(E2
DH)の活性から主に生じる。アロマターゼは副腎皮質アンドロステンジオンを
エストロンへ変換する。乳癌においては、エストロンはエストラジオールに変換
され、そしてアロマターゼ活性は正常の乳房組織よりも腫瘍組織において大きい
。エストロンスルホトランスフェラーゼにより前記アロマターゼ活性を用いて得
られたエストロンがエストロンスルフェートに変換され、そしてエストロンスル
フェートはホルモン依存型の腫瘍と関連する。最後に、E2DHによりアンドロ
ステンジオンおよびエストロンスルフェート両方から形成されるエストロンがエ
ストラジオールへと変換され、そしてエストラジオールは乳癌に関連する。
【0021】 本発明による化合物はアロマターゼ活性を阻害する有効な能力を有し、ホルモ
ン依存型の腫瘍、特に乳癌の治療に治療的に効果的に適用することができる。 実際、乳癌の危険性の高い対象、例えば糖尿病の人および/または前癌性の小
溜(乳房嚢胞)を有する対象を、そのような疾患の予防のための本発明による化合
物で治療することができる。
【0022】 本明細書に開示する発明の内容はそれゆえ、配列番号1、配列番号2、配列番
号3、配列番号4、配列番号5、配列番号6または配列番号7(サント7)の、ア
ロマターゼ活性の増加が介在する疾患の予防または治療のための薬剤の調製のた
めの使用である。
【0023】 本発明による化合物中、好ましい一つはサント7である。本明細書中に開示す
る発明のさらなる対象は、配列番号1、配列番号2、配列番号3、配列番号4、
配列番号5、配列番号6、または配列番号7から成る群から選択されるアミノ酸
配列の、エストロゲン依存型腫瘍の予防または治療のための薬剤の調製のための
使用である。 本明細書中に開示する発明のさらなる対象は、配列番号1、配列番号2、配列
番号3、配列番号4、配列番号5、配列番号6、または配列番号7から成る群か
ら選択されるアミノ酸配列の、乳癌の予防または治療のための薬剤の調製のため
の使用である。
【0024】 本明細書中に開示する発明のさらなる対象は、配列番号1、配列番号2、配列
番号3、配列番号4、配列番号5、配列番号6、または配列番号7から成る群か
ら選択されるアミノ酸配列の、抗エストロゲン活性を有する薬剤の調製のための
使用である。 本明細書中に開示する発明のさらなる対象は、配列番号1、配列番号2、配列
番号3、配列番号4、配列番号5、配列番号6、または配列番号7から成る群か
ら選択されるアミノ酸配列の、エストロゲン合成において阻害作用を有する薬剤
の調製のための使用であって、エストロゲン合成を触媒している酵素がアロマタ
ーゼ、エストロンスルファターゼ、またはエストラジオールデヒドロゲナーゼか
ら選択されるものである。
【0025】 本明細書中に開示する発明のさらなる対象は、配列番号1、配列番号2、配列
番号3、配列番号4、配列番号5、配列番号6、または配列番号7から成る群か
ら選択される化合物のフラグメントであって、それが由来する配列の活性を保持
するものの、アロマターゼ活性の増加が介在する疾患の予防または治療のための
薬剤の調製のための使用である。
【0026】 本明細書中に開示する発明のさらなる対象は、配列番号1、配列番号2、配列
番号3、配列番号4、配列番号5、配列番号6、または配列番号7から成る群か
ら選択される化合物のフラグメントであって、それが由来する配列の活性を保持
するものの、エストロゲン依存型腫瘍の予防または治療のための薬剤の調製のた
めの使用である。
【0027】 本明細書中に開示する発明のさらなる対象は、配列番号1、配列番号2、配列
番号3、配列番号4、配列番号5、配列番号6、または配列番号7から成る群か
ら選択される化合物のフラグメントの、乳癌の予防または治療のための薬剤の調
製のための使用である。 本明細書中に開示する発明のさらなる対象は、配列番号1、配列番号2、配列
番号3、配列番号4、配列番号5、配列番号6、または配列番号7から成る群か
ら選択される化合物のフラグメントであって、それが由来する配列の活性を保持
するものの、抗エストロゲン活性を有する薬剤の調製のための使用である。
【0028】 本明細書中に開示する発明のさらなる対象は、配列番号1、配列番号2、配列
番号3、配列番号4、配列番号5、配列番号6、または配列番号7から成る群か
ら選択される化合物のフラグメントであって、それが由来する配列の活性を保持
するものの、エストロゲン合成において阻害作用を有する薬剤の調製のための使
用であって、エストロゲン合成を触媒している酵素が、アロマターゼ、エストロ
ンスルファターゼ、またはエストラジオールデヒドロゲナーゼから成る群から選
択されるものである。
【0029】 本発明による化合物は、単独、または1またはそれ以上の薬理学上許容される
希釈剤および/またはビヒクルと、および1またはそれ以上の治療剤、および/
または抗酸化剤、および/またはビタミン、および化合物そのものに対して相溶
性の、支持治療に有用な他の薬剤と組み合わせて投与することができる。 本発明による化合物は、経口、経口吸入経由で、または鼻腔内吸入、皮下、経
皮、皮内、筋肉内、および静脈内投与を含む非経口で;または直腸で適切に投与
することができる。
【0030】 本明細書に開示する発明による、経口投与に適した、および医薬技術に関して
公知の方法に基づき調製される製剤は、カプセル、サシェ、顆粒または粉末、予
め決定された量の活性剤を含む錠剤の形態;または水性もしくは非水性懸濁液の
形態;またはエマルジョンの形態;リポソーム;または計量吸入器を有するスプレ
ー形態であってよい。 非経口投与のための製剤には、無菌および非無菌水溶液が含まれ、これらは抗
酸化剤、バッファー、静菌剤、および/または製剤を等張性にする溶質を含んで
よく;または凍結乾燥形態であってよい。これらの製剤には、懸濁剤および/ま
たは分散剤も含まれてよい。 非経口投与のための製剤は、無菌液を含むアンプルまたはバイアルに含めてよ
く、または無菌粉末中に含めて、即時に注射できる溶液の調製のために復元され
てよい。
【0031】 本発明をさらに説明する多くの実験結果を以下に示す。 実施例1 本実施例では、アロマターゼ活性の阻害を評価するために、復元乳房切除(red
uctive mastectomy)を受けている女性の乳房組織から得た繊維芽細胞を用いた。 アロマターゼの活性を、以下の方法に従いこれらの繊維芽細胞の一次培養物に
て評価した。
【0032】 細胞を80%コンフルエンスまで増殖し、次いでEarleの平衡塩溶液(5
mL)で洗浄し、次いで、2%子牛血清(FCS)を追加し、および100nMの
デキサメタソン(Dex)の存在下でのフェノールレッド−フリーイーグル最小必
須培地中で、24時間培養した。 既に記載したように、デキサメタソンはインビトロで、子牛血清の存在下でア
ロマターゼ活性を著しく刺激する。
【0033】 IL−6(50ng/mL);またはIL−6sR(100ng/mL);またはサ
ント7(10μg/mL)またはIL−6プラスIL−6sR;またはIL−6プ
ラスサント7;またはIL−6プラスIL−6sRプラスサント7を含んでいる
培養培地を次いで添加した。 細胞をさらに48時間インキュベートした。 アロマターゼの活性を、[1β−H]アンドロステンジオン(15−30Ci
/mmol)によりOの産生を測定することにより細胞単層において評価
した。 得られた結果を図1に示す。
【0034】 実施例2 本実施例では、アロマターゼ活性の阻害を評価するために、腫瘍組織に隣接す
る正常組織から得られた繊維芽細胞(NFS)を用いた。 アロマターゼ活性を、以下の方法に従いこれらの繊維芽細胞の一次培養物にて
評価した。 細胞を80%のコンフルエンスまで増殖させ、次いでEarleの平衡塩溶液
(5mL)で洗浄し、次いでEarleの平衡塩溶液(5mL)で洗浄し、次いで、
2%子牛血清(FCS)を追加し、および100nMのデキサメタソン(Dex)の
存在下でのフェノールレッド−フリーイーグル最小必須培地中で、24時間培養
した。
【0035】 IL−6(50ng/mL);またはIL−6sR(100ng/mL);またはサ
ント7(10μg/mL);またはIL−6プラスIL−6sR;またはIL−6プ
ラスIL−6sRプラスサント7、サント7はIL−6プラスIL−6sRの3
時間前に、すなわち、サント7での3時間の前処理を用いて添加する;または、
前処理なしのIL−6プラスIL−6sRプラスサント7;を含んでいる培養培
地を次いで添加した。 細胞をさらに48時間インキュベートした。 アロマターゼの活性を、[1β−H]アンドロステンジオン(15−30Ci
/mmol)によりOの産生を測定することにより、細胞単層において評
価した。 得られた結果を図2に示す。
【0036】 実施例3 本実施例では、アロマターゼ活性の阻害を評価するために、乳癌から得た繊維
芽細胞を用いた(TF)。 アロマターゼ活性を、以下の方法に従いこれらの繊維芽細胞の一次培養物にて
評価した。 細胞を80%のコンフルエンスまで増殖させ、次いでEarleの平衡塩溶液
(5mL)で洗浄し、次いで、2%子牛血清(FCS)を追加し、および100nM
のデキサメタソン(Dex)の存在下でのフェノールレッド−フリーイーグル最小
必須培地中で、24時間培養した。
【0037】 IL−6(50ng/mL);またはIL−6(50ng/mL)プラスIL−6
sR(100ng/mL);またはサント7(10μg/mL);またはIL−6プラ
スIL−6sRプラスサント7を含んでいる培養培地を次いで添加した。 細胞をさらに48時間インキュベートした。 アロマターゼの活性を、[1β−H]アンドロステンジオン(15−30Ci
/mmol)によりOの産生を測定することにより、細胞の単層において
評価した。 得られた結果を図3に示す。
【0038】 実施例4 本実施例では、アロマターゼ活性の阻害におけるサント7の投与−反応効果を
評価するために、腫瘍組織に隣接する正常組織から得た繊維芽細胞(NFS)を用
いた。 アロマターゼ活性を、以下の方法に従いこれらの繊維芽細胞の一次培養物にて
評価した。 細胞を80%のコンフルエンスまで増殖させ、次いでEarleの平衡塩溶液
(5mL)で洗浄し、次いで、2%子牛血清を追加し、および100nMのデキサ
メタソンの存在下でのフェノールレッド−フリーイーグル最小必須培地中で、2
4時間培養した。
【0039】 IL−6(50ng/mL)プラスIL−6sR(100ng/mL);またはI
L−6(50ng/mL)プラスIL−6sR(100ng/mL)プラスサント7
を0.1、0.5、1.0、5.0または10μg/mLの投与量でそれぞれ含んで
いる培養培地を次いで添加した。 細胞をさらに48時間インキュベートした。 アロマターゼの活性を、[1β−H]アンドロステンジオン(15−30Ci
/mmol)によりOの産生を測定することにより、細胞単層において評
価した。 得られた結果を図4に示す。
【0040】 結果 図1、2および3に示す結果は、IL−6プラスIL−6sRがアロマターゼ
活性を著しく刺激することを示す。 図1および図2において、サント7のみが基本のアロマターゼ活性を31−3
4%まで下げることができたことに注目できる。
【0041】 全実施例において、サント7はIL−6プラスIL−6sRにより刺激された
細胞におけるアロマターゼ活性を劇的に下げた。この懸著な低下は、アロマター
ゼ活性を基本レベルまで、またはそれ以下にした。図2に示す結果は、アロマタ
ーゼの活性を遮断するのに繊維芽細胞をサント7で前処理することは必要でない
ことを示す。実際、繊維芽細胞を前処理しなかった実験において、得られた結果
は同じであった。
【0042】 図4に示す結果は、サント7により誘導されるアロマターゼ活性における阻害
効果が投与量に依存することを示す。0.1μg/mLもの低濃度で、アロマタ
ーゼ活性の劇的な低下(約75%)が認められる。最大の阻害(90%)は10μg
/mL濃度で得られる。種々の異なる濃度を用いて得られた曲線からIC50
、つまり、アロマターゼ活性の50%の阻害が得られるサント7の濃度を得るこ
とができる。この値は0.06μg/mLであった。
【配列表】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI ,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID, IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K Z,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MA ,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ, PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,S K,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG ,US,UZ,VN,YU,ZA,ZW Fターム(参考) 4B024 AA01 BA26 CA02 4C084 AA02 BA22 DC32 MA52 MA55 NA14 ZB261 ZC201

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配列番号1、配列番号2、配列番号3、配列番号4、配列番
    号5、配列番号6または配列番号7(サント7)から成る群から選択されるアミノ
    酸配列を有する化合物の、アロマターゼ活性の増加が介在する疾患の予防または
    治療のための薬剤の調製のための使用。
  2. 【請求項2】 エストロゲン依存型腫瘍の予防または治療のための薬剤の調
    製のための請求項1記載の化合物の使用。
  3. 【請求項3】 乳癌の予防または治療のための薬剤の調製のための請求項1
    記載の化合物の使用。
  4. 【請求項4】 抗エストロゲン活性を有する薬剤の調製のための請求項1記
    載の化合物の使用。
  5. 【請求項5】 エストロゲン合成を触媒している酵素を阻害する薬剤の調製
    のための請求項1記載の化合物の使用。
  6. 【請求項6】 エストロゲン合成を触媒している酵素が、アロマターゼ、エ
    ストロンスルファターゼ、およびエストラジオールデヒドロゲナーゼから成る群
    から選択される、請求項5記載の使用。
  7. 【請求項7】 化合物がサント7である、前記請求項いずれか一項記載の使
    用。
  8. 【請求項8】 配列番号1、配列番号2、配列番号3、配列番号4、配列番
    号5、配列番号6および配列番号7から成る群から選択される化合物のフラグメ
    ントであって、その由来する配列の活性を保持するフラグメントの、アロマター
    ゼ活性の増加が介在する疾患の予防または治療のための薬剤の調製のための使用
  9. 【請求項9】 エストロゲン依存型腫瘍の予防または治療のための薬剤の調
    製のための、請求項8記載のフラグメントの使用。
  10. 【請求項10】 乳癌の予防または治療のための薬剤の調製のための、請求
    項8記載のフラグメントの使用。
  11. 【請求項11】 抗エストロゲン活性を有する薬剤の調製のための、請求項
    8記載のフラグメントの使用。
  12. 【請求項12】 エストロゲン合成を触媒している酵素を阻害する薬剤の調
    製のための、請求項8記載のフラグメントの使用。
  13. 【請求項13】 エストロゲン合成を触媒している酵素が、アロマターゼ、
    エストロンスルファターゼ、およびエストラジオールデヒドロゲナーゼから成る
    群から選択される、請求項12記載の使用。
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