JP2003524652A - 改良された経皮薬剤パッチ - Google Patents

改良された経皮薬剤パッチ

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JP2003524652A JP2001563049A JP2001563049A JP2003524652A JP 2003524652 A JP2003524652 A JP 2003524652A JP 2001563049 A JP2001563049 A JP 2001563049A JP 2001563049 A JP2001563049 A JP 2001563049A JP 2003524652 A JP2003524652 A JP 2003524652A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、経皮薬剤輸送装置において輸送のための追加の薬剤を供給する処方に関する。この発明は、経皮輸送が可能なフェンタニルなどの薬剤と、あらかじめ設計された薬剤の溶解度を有する溶液とを含有する。溶液は該薬剤の一部分のみを溶解し、相当量の薬剤が溶解しないまま溶液中にとどまるようにし、これにより追加の薬剤を一定で、制御された輸送割合で輸送することができる。この発明は、制御された加熱と組み合わせて用いることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の分野) 本発明は、改良された経皮薬剤輸送パッチに関する。より詳しくは、本発明は
、温度調整装置とともに用いる薬剤輸送パッチの改良に関する。
【0002】 (技術分野の現状) 患者への薬剤投与のための経皮薬剤輸送は、患者へのある種の薬剤の輸送につ
いて効果的でかつ効率的な方法である。経皮薬剤輸送は便利で、非侵襲性で、場
合によっては薬剤を輸送するより効果的な方法を提供するものである。しかし、
経皮薬剤輸送パッチは、多くの限界と不利な点を有する。
【0003】 一般的に、薬剤パッチを患者の皮膚に適用すると、薬剤処方中の薬剤は患者の
皮膚に吸収される。薬剤処方から離れて患者の皮膚を透過する薬剤の吸収割合は
、薬剤処方など多数の要因に依存する。薬剤が患者の体内に入ったとき、薬剤処
方中の薬剤濃度は減少し、患者の皮膚および周りの組織の薬剤濃度は増加する。
従って、すべての薬剤が溶解している処方を用いた薬剤では、薬剤濃度の低下は
患者の体内への薬剤の総吸収割合を減少させることとなる。
【0004】 一旦患者の皮膚を通過すると、薬剤のいくつかは患者の体循環に吸収され、体
内を通って望む標的組織に運ばれ、いくつかは組織に保持され体循環に徐々に放
出される(蓄積効果)。患者の体循環における薬剤濃度(血液中の薬剤濃度)は
、薬剤の経皮透過割合と蓄積から体循環に放出される割合とに依存する。
【0005】 薬剤が皮膚を通して輸送できる簡便さにより、ある種の薬剤については経皮薬
剤輸送パッチは一般的なものとなっている。多数のパッチが様々な薬剤を輸送す
るために利用可能である。TheraTech(現在のWatson Phar
maceutical)により製造されるAndrodermパッチ、Alza
により製造されるTestosteroneおよび鎮痛剤パッチ、ニコチンスコ
ポラミンパッチも利用可能である。他の型の経皮薬剤輸送パッチも、この技術分
野では知られている。
【0006】 もし処方中のすべての薬剤が溶解した状態であれば、透過の原動力は、処方か
らの薬剤の消耗に伴い時間とともに減少するであろう。理論的には、輸送割合は
時間の経過とともに減少するであろう。しかし、経皮薬剤輸送の割合は通常は非
常に低く、原動力の減少は蓄積効果により補完されるであろうから、これは非常
に遅い工程となる。たとえば、25μg/hrのDuragesicフェンタニ
ル経皮パッチは、2.5mgのフェンタニルを含み、1時間に25μgを体内に
輸送するように意図されている。これは、1時間に1%の割合である。このパッ
チは72時間使用するように設計されている。理論的には、3日目の初めには、
処方中のフェンタニルの48%の消耗のために、透過の原動力は約半分に減少す
る。実際、3日目には満足する痛みの制御が難しいとして患者からのいくつかの
不満が観察される。しかし、フェンタニルは顕著な蓄積効果を有し、経皮輸送割
合の減少は、蓄積からの放出によりある程度補完されるであろう。これが、3日
目に痛みの制御に乏しいとのさらにおおくの不満がでていない理由であろう。従
って、輸送割合の減少は、Duragesicパッチにおいては主要な問題では
なかった。
【0007】 われわれの出願中の特許のいくつかは、経皮フェンタニルパッチの初期の時間
を短縮しおよび/または追加のフェンタニルの迅速な輸送を提供するために、突
発性の痛みの処置に経皮フェンタニルパッチを制御された加熱を用いて加熱する
方法に関連するものである。この理論的根拠は、加熱は皮膚の透過性を増加し、
蓄積組織中のフェンタニルを血液循環に移動することができることにある。実施
例3で見られるように、適用の早期の段階においてフェンタニルパッチを加熱す
ることは、血清中のフェンタニル濃度の増加を顕著に促進し、従って安定した状
態の濃度に達する時間を短縮することとなる。実施例3はまた、安定した状態の
血清フェンタニル濃度に達した後にフェンタニルパッチを加熱することが迅速に
かつ顕著に血清レベルを増加させることを示した。これは、加熱により蓄積組織
に保持されたフェンタニルを体循環に放出することができるためである。しかし
、追加のフェンタニルのすべてが結局はパッチの処方からもたらされるものであ
るので、これらの加熱操作はパッチからフェンタニルの追加の量を大いに消耗す
ることとなる。もし経皮処方中のすべてのフェンタニルが処方中に溶解している
と、これらの加熱操作は、処方中に溶解しているフェンタニルの濃度のさらなる
減少をもたらすこととなる。薬剤の受動的な経皮透過の原動力は通常は処方中に 溶解している 薬剤の濃度に比例するので、フェンタニルが溶解している処方中の
さらなる減少は、適用の後の段階において望ましくない低い輸送割合をもたらす
こととなるであろう。これらの加熱操作の後には、透過の原動力の減少があまり
に大きく、また、蓄積物そのものが加熱操作により少なくとも部分的に消耗して
いるので、蓄積効果は透過の原動力の損失を補完することはできなくなるであろ
う。加えて、何人かの患者は、他の薬剤よりは加熱操作によるより多くの追加の
薬剤を用いるであろう。適用の早期の段階での加熱により誘発された消耗による
相違は、処方中のフェンタニルの異なった濃度という結果をもたらし、このため
適用の後の段階において異なった輸送割合をもたらすこととなり、これは非常に
望ましくないことである。
【0008】 より多くのフェンタニルを処方中に用いることで問題を解決できると考える人
もいるかもしれない。しかし、処方中のフェンタニル濃度の単純な増加は、よい
解決方法ではないであろう。なぜならば、それは適用の早期の段階において非常
に高い輸送割合となるからである。加えて、加熱操作をする患者としない患者と
の異なった輸送割合の問題を依然解決できない。
【0009】 従って、上述の加熱操作は非常に有益であろうが、処方設計において解決すべ
きものがある。
【0010】 従って、適用期間の本質的な部分またはその全体において一定した薬剤輸送割
合を提供する皮膚薬剤輸送系の開発は、有益であろう。以前の輸送量に関係なく
一定した輸送割合をもたらす経皮薬剤輸送の処方を提供することは、有益であろ
う。一定した薬剤の輸送のために長時間の皮膚薬剤輸送系を提供することも、有
益であろう。加えて、早期の効果をもたらすために、または、変化する必要性に
適応するべく追加の薬剤をもたらすために、加熱によりパッチから追加の薬剤を
消耗する場合においても、一定した薬剤輸送割合をもたらす薬剤輸送パッチを提
供することは、有益である。より具体的には、他の利益もたらすために系からま
たは系により作られた蓄積から追加の薬剤が消耗される場合であっても、フェン
タニルや長期間にわたり一定の輸送割合を提供できる他の鎮静性の機能を有する
薬剤のために経皮輸送系を開発することは有益である。
【0011】 本発明は、経皮薬剤輸送の改良の方法および装置を提供するものである。
【0012】 (本発明の簡単な要約) 本発明は、皮膚薬剤輸送系につき処方に追加の溶解した薬剤を自動的に供給す
る方法を提供するものである。本発明の処方は、溶液中の薬剤が患者の体内に輸
送されるに従い溶液に薬剤を補充する第2の薬剤供給を提供するものである。第
2の供給は、経皮透過には直接は利用できないが、溶液中の薬剤濃度を一定に、
飽和レベルに保つことができる。本発明の処方は、溶解したおよび溶解していな
い薬剤粒子の双方を有し、またあらかじめ設計された薬剤の溶解度を有している
。溶解した薬剤が患者の体内に入ると、溶解した薬剤濃度を一定のレベルに保つ
ように、溶解していない薬剤粒子が溶解するようになる。この発明の鍵は、充分
な経皮透過性をもたらすように薬剤の溶解度が充分に高く、しかし、相当量の薬
剤が溶解していない粒子として処方中に存在できるように薬剤の溶解度が充分に
低い、経皮薬剤輸送系の処方を選択することにある。より具体的には、本発明は
、経皮フェンタニル輸送系の処方中に溶解したフェンタニル濃度を溶媒系を選択
することにより一定レベルに保つ方法を提供するものであり、この溶媒系は、治
療として充分な割合でフェンタニルを経皮的に輸送することができ、しかも、溶
解していない粒子として処方中に相当量のフェンタニルを存在させられるような
、フェンタニルの溶解度を有するものである。
【0013】 本発明は、パッチから消耗されるであろう異なった量にもかかわらず、経皮透
過割合を一定のレベルに保つものである。
【0014】 (好ましい態様の詳細な説明) ここに一般的に記載され例証されているような本発明の構成は、広く様々な異
なる形に配置でき、設計できることを容易に理解できるであろう。従って、以下
の本発明の系および装置の態様のより詳細な説明は、特許請求の範囲に記載され
た発明の範囲を限定するものではなく、この発明の現在の好ましい態様として単
に代表するものである。
【0015】 (実施例1) ひとつの態様として、フェンタニルを含有する処方は、経皮フェンタニル輸送
パッチに組み込まれる。この処方は、フェンタニル基剤の溶解度が0.1〜50
mg/mL、好ましくは0.5〜20mg/mL、最も好ましくは1〜10mg
/mLである溶媒系を含有する。たとえば、溶媒系は、フェンタニル基剤の溶解
度が5mg/mLであるように選択される。1mLの溶媒系は、15mgのフェ
ンタニル基剤と増粘剤、透過促進剤、粘着性をもたらす剤などの他の賦系剤と混
合され、溶解したフェンタニル濃度が約5mg/mLで溶解してないフェンタニ
ル粒子が1mL当たり約10mgの処方が形成される。そして、この処方は、1
0平方センチメートルの皮膚接触面積を有する経皮薬剤輸送パッチに組み込まれ
る。処方中の透過促進剤の補助を前提として、皮膚透過性は2×10-7cm/s
ecである。パッチの経皮フェンタニルの割合は以下のようになるであろう。
【0016】 R=P*C*A=2×10-7*5000μg/mL*10cm2=0.01μ
g/sec=36μg/hr ここで、Rは輸送割合、Pはcm/secでの透過係数、Cはμg/mLでの
溶解したフェンタニル濃度、Aはcm2での接触面積である。
【0017】 パッチ適用の初期では、パッチは溶解した形態での5mgのフェンタニル基剤
と溶解していない粒子として他の10mgを有している。溶解したフェンタニル
が経皮的に吸収されると、処方中の溶解したフェンタニル濃度を5mg/mLに
保つように溶解していないフェンタニル粒子が溶媒に溶解することとなり、これ
は、すべての溶解していない粒子が溶解し終えるまでおこることとなる。溶解し
ていないフェンタニル粒子の溶解割合は、経皮吸収割合の36μg/hrと同じ
である。従って、10mgの溶解していないフェンタニル粒子は、10,000
μg/36μg=278hrを要して溶解することとなる。すなわち、パッチは
、10日以上にわたり一定の輸送割合を保つことができる。突発性の痛みの処置
のために、加熱操作によりパッチから追加のフェンタニルが5mg消耗されたと
しても、パッチは5日以上にわたり一定の輸送割合を引き続き提供できる。
【0018】 望むフェンタニルの溶解度の溶媒系を選択する、2つの方法がある。溶媒系を
選択する一つの方法は、適当なpHバッファー系を用いるものである。水溶液や
水溶性ゲルへのフェンタニルの溶解度は、媒体のpHに強く依存する。高いpH
に比べ低いpHの方が、溶解度は非常に高くなる。従って、適当なpHの選択に
より、望む溶解度を得ることができる。加えて、pHバッファー系は、通常は、
溶媒の損出(すなわち、水の蒸発)に対しpHを保つ能力もある。従って、pH
バッファー系の使用は、溶媒の蒸発に対する溶解度の安定性をも提供することと
なる。pHバッファー系は通常水溶液でのみ機能するので、処方はある程度の水
分を少なくとも含有する必要がある。
【0019】 溶媒系を選択するもうひとつの方法は、良溶媒と非溶媒およびこれらの適正な
比率の混合物を選択することである。たとえば、フェンタニル基剤はアルコール
に対して高い溶解度を、水に対して低い溶解度を有している。適正なアルコール
−対−水の比率を選択することによりアルコール−水混合物で望む溶解度のもの
が得ることができる。
【0020】 良溶媒―貧溶媒の混合物(この混合物は揮発性の成分を含んでいない)は、処
方がマトリックスパッチに使用される場合には、望ましいものとなる。薬剤を含
有する処方は、皮膚にパッチを貼付する際の粘着剤としても用いられる。
【0021】 (実施例2) 経皮ニコチン系が制御された加熱と組み合わされて、基底の渇望と突発性の渇
望の症状を緩和するのに用いられるであろう。突発性の渇望の症状が現れたとき
にニコチンパッチの上に加熱パッチを置くことにより、より多くのニコチンを体
循環に輸送することになる。加熱パッチによる加熱時間は、好ましくは、充分な
追加のニコチンの輸送に充分な長さのものが設計される。患者は、突発性の渇望
が消失し始めたら加熱パッチをはがせばよい。従って、制御された加熱を使用す
ることによりニコチンパッチは基底の渇望と突発性の渇望の症状との双方を緩和
することができる。しかし、加熱によるニコチンの増加した輸送は、処方中のニ
コチン濃度の急激な減少をもたらし、加熱が中断されたとき、遅くかつ様々な輸
送割合となるという結果をもたらすであろう。
【0022】 経皮ニコチン系に本発明を適用することにより、溶解したニコチンと溶解して
いないニコチンとを有する処方のニコチンパッチなどでは、処方中の溶解したニ
コチンの濃度が望む一定のレベルに保たれる。従って、その後に処方中に溶解し
た薬剤の濃度の顕著な減少や変化をもたらさずに、突発性の渇望には加熱を用い
た処置を行うことができる。
【0023】 (実施例3) 他の実施例として、患者は、基底の痛みを処置するために非常に高い治療の血
清フェンタニル濃度を必要とする。患者に必要な投与量は、不注意な過剰投与に
より呼吸不全などの深刻な副作用を有するほど多いものである。必要な投与量の
輸送は、精緻でなければならない。必要とされる安定した状態を維持するために
、薬剤輸送は予測可能で一定しており、投与の安全レベルを超えるものあっては
ならない。
【0024】 患者は、本発明の処方を導入した経皮フェンタニルパッチにより処置される。
パッチが適用された後、患者の血清フェンタニル濃度は増加し始め、治療の血清
フェンタニル濃度に近づくがこれを超えない。溶解した薬剤が処方を離れ血液の
流れに入ると、溶解していない薬剤が処方中に溶解し、処方中の溶解している薬
剤濃度を保ち、血清フェンタニル濃度を一定でかつ投与の安全レベルを超えない
ように保証する。
【0025】 固定された溶解度により提供されるこの実施例の「制限された(the cl
amped)」フェンタニル輸送割合は、輸送割合の変動を最小にし、患者の安
全性を向上するのに役立つ。
【0026】 (実施例4) この実施例では、使用者は、望むレベル以下に血清薬剤濃度を低下させること
なく、適用時間の延長のために本発明の処方を導入した経皮薬剤パッチを適用す
る必要がある。パッチが適用された後、使用者の血清薬剤濃度は増加し始め、望
む安定した状態に近づく。パッチは、延長された適用時間(たとえば24時間)
貼付される。溶解した薬剤が処方を離れ血液に流れに入ると、溶解していない薬
剤が処方中に溶解し処方中の溶解している薬剤濃度を保つので、延長適用の終わ
りまで患者は減少した割合よりはむしろ望む輸送割合で薬剤を継続して受け取る
こととなる。
【0027】 一定の輸送割合、特に延長された適用時間にわたり一定の輸送割合により優位
さを提供するどんな経皮薬剤でも、および/または輸送割合の増加または減少と
望む安定した状態との間で意図的なばらつきを受けるどんな経皮薬剤も、本発明
により利益を受けるであろう。このような薬剤には、フェンタニル、スフェンタ
ニル、ニコチン、ニトログリセリン、エストロゲンやテストステロンなどのホル
モンが含まれる。
【手続補正書】
【提出日】平成14年9月13日(2002.9.13)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),CA,C N,JP Fターム(参考) 4C076 AA81 AA87 BB31 CC01 CC30 DD37E FF12 FF17 FF34 FF61 4C086 AA01 AA02 BC20 BC21 MA02 MA03 MA05 MA32 MA63 NA10 ZA08 ZC39

Claims (43)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】薬剤、および、 制御された輸送割合を提供するために該薬剤の1部分のみを溶解す るようにあらかじめ設計された溶解度を有する溶液、 を含有する経皮薬剤輸送装置の追加的薬剤の供給のための処方。
  2. 【請求項2】該溶液が、該薬剤が溶解できる第1の基剤および該薬剤が第1
    の基剤よりも低い溶解度を有する第2の基剤をさらに含有する請求項1記載の処
    方。
  3. 【請求項3】pHバッファーをさらに含有し、該pHバッファーが該薬剤の
    溶液中での溶解度を決定する請求項1記載の処方。
  4. 【請求項4】透過促進剤をさらに含有する請求項1記載の処方。
  5. 【請求項5】結合剤、増粘剤または粘着成分をさらに含有する請求項1記載
    の処方。
  6. 【請求項6】該薬剤が鎮痛能力を有する請求項1記載の処方。
  7. 【請求項7】該薬剤の溶解していない部分が第2の薬剤の供給となる請求項
    1記載の処方。
  8. 【請求項8】該溶液が薬剤のあらかじめ設計された溶解度を有する請求項1
    記載の処方。
  9. 【請求項9】溶液が治療レベルにおいて薬剤の経皮透過性を提供するのに充
    分に高い薬剤の溶解度を有する請求項1記載の処方。
  10. 【請求項10】制御された加熱を用いることにより該薬剤が追加の輸送を受
    ける請求項1記載の処方。
  11. 【請求項11】該溶液が、処方中で溶解していない薬剤の存在により望まし
    い濃度で薬剤を維持することのできる溶解度を有する請求項1記載の処方。
  12. 【請求項12】該薬剤が処方を皮膚に接触させる方法を含む経皮輸送系を用
    いて輸送される請求項1記載の処方。
  13. 【請求項13】該処方がフェンタニル基剤の溶解度が0.1〜50mg/m
    lである溶媒系を含有する請求項1記載の処方。
  14. 【請求項14】該処方がフェンタニル基剤の溶解度が0.5〜20mg/m
    lである溶媒系を含有する請求項1記載の処方。
  15. 【請求項15】該処方がフェンタニル基剤の溶解度が1〜10mg/mlで
    ある溶媒系を含有する請求項1記載の処方。
  16. 【請求項16】該溶媒系が約5mg/mlのフェンタニル基剤の溶解度を有
    し、約1mlの溶媒系が約5mg/mlの濃度の溶解したフェンタニルと約10
    mg/mlの濃度の溶解していないフェンタニルを得るように約15mgのフェ
    ンタニル基剤と混合される請求項13記載の処方。
  17. 【請求項17】該溶媒系が増粘剤、透過促進剤および粘着剤からなる群より
    選ばれる賦形剤をさらに含有する請求項13記載の処方。
  18. 【請求項18】該処方が皮膚の一領域に接触される請求項1記載の処方。
  19. 【請求項19】該皮膚領域が約5〜50cm2である請求項18記載の処方
  20. 【請求項20】該薬剤がフェンタニルである請求項1記載の処方。
  21. 【請求項21】該薬剤がサフェンタニルである請求項1記載の処方。
  22. 【請求項22】該薬剤が鎮痛薬である請求項1記載の処方。
  23. 【請求項23】該薬剤がニコチンである請求項1記載の処方。
  24. 【請求項24】該薬剤がホルモンである請求項1記載の処方。
  25. 【請求項25】薬剤、および、 該薬剤が該溶液に溶解した該薬剤の第1の部分と、該溶液にはじ めは溶解していない該薬剤の第2の部分とを有し、該第2の部分 が制御された加熱によりその後溶解する溶液、 を含有する経皮薬剤輸送装置の追加的薬剤の供給のための処方。
  26. 【請求項26】該溶液が、過剰投与を生じることなく該薬剤の一定した輸送
    割合を提供できる該薬剤のあらかじめ設計された溶解度を有する請求項25記載
    の処方。
  27. 【請求項27】制御された加熱を用いることにより該薬剤が追加の輸送を受
    ける請求項25記載の処方。
  28. 【請求項28】該薬剤がフェンタニルである請求項25記載の処方。
  29. 【請求項29】該薬剤がサフェンタニルである請求項25記載の処方。
  30. 【請求項30】該薬剤が鎮痛薬である請求項25記載の処方。
  31. 【請求項31】該薬剤がニコチンである請求項25記載の処方。
  32. 【請求項32】該薬剤がホルモンである請求項25記載の処方。
  33. 【請求項33】該溶液が、該薬剤が溶解できる第1の基剤および該薬剤が該
    第1の基剤よりも低い溶解度を有する第2の基剤をさらに含有する請求項25記
    載の処方。
  34. 【請求項34】pHバッファーをさらに含有し、該pHバッファーが該薬剤
    の溶液中での溶解度を決定する請求項25記載の処方。
  35. 【請求項35】透過促進剤をさらに含有する請求項25記載の処方。
  36. 【請求項36】結合剤、増粘剤または粘着成分をさらに含有する請求項25
    記載の処方。
  37. 【請求項37】経皮吸収能のある薬剤、 該処方中に過剰量の該薬剤が存在する場合に、該薬剤の処方が溶 解した薬剤の実質的に一定の濃度を有するようにあらかじめ設計 された溶解度を有する溶媒、 を含有する一定の割合で経皮薬剤輸送を提供する処方。
  38. 【請求項38】望む薬剤の溶解度を有する溶媒系をさらに含有する請求項3
    7記載の処方。
  39. 【請求項39】該溶媒系がpHバッファーを用いて望む薬剤の溶解度を提供
    する請求項37記載の処方。
  40. 【請求項40】該pHバッファーが溶媒の損失に対してもpHを維持する請
    求項37記載の処方。
  41. 【請求項41】pHバッファーが溶媒の蒸発に対しても安定性を提供する請
    求項37記載の処方。
  42. 【請求項42】該溶媒系が水を含有する請求項37記載の処方。
  43. 【請求項43】該溶媒系が高い溶解度の溶媒と低い溶解度の溶媒との混合を
    通じて望む薬剤の溶解度を提供する請求項37記載の処方。
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