JP2003524429A - 制御放出される非タンパク質窒素を備えた反芻動物用飼料原料 - Google Patents

制御放出される非タンパク質窒素を備えた反芻動物用飼料原料

Info

Publication number
JP2003524429A
JP2003524429A JP2001562956A JP2001562956A JP2003524429A JP 2003524429 A JP2003524429 A JP 2003524429A JP 2001562956 A JP2001562956 A JP 2001562956A JP 2001562956 A JP2001562956 A JP 2001562956A JP 2003524429 A JP2003524429 A JP 2003524429A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rumen
feed
protein nitrogen
protein
amount
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001562956A
Other languages
English (en)
Inventor
ステファン エム エマニュエル
ダグラス メリル
ロバート ジェイ ペトカビク
ロバート エッチ ストック
シャオミン ヤン
Original Assignee
アグウェイ インコーポレイテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by アグウェイ インコーポレイテッド filed Critical アグウェイ インコーポレイテッド
Publication of JP2003524429A publication Critical patent/JP2003524429A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23KFODDER
    • A23K50/00Feeding-stuffs specially adapted for particular animals
    • A23K50/10Feeding-stuffs specially adapted for particular animals for ruminants
    • A23K50/15Feeding-stuffs specially adapted for particular animals for ruminants containing substances which are metabolically converted to proteins, e.g. ammonium salts or urea
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23KFODDER
    • A23K20/00Accessory food factors for animal feeding-stuffs
    • A23K20/10Organic substances
    • A23K20/163Sugars; Polysaccharides
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23KFODDER
    • A23K40/00Shaping or working-up of animal feeding-stuffs
    • A23K40/30Shaping or working-up of animal feeding-stuffs by encapsulating; by coating
    • A23K40/35Making capsules specially adapted for ruminants
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23KFODDER
    • A23K50/00Feeding-stuffs specially adapted for particular animals
    • A23K50/10Feeding-stuffs specially adapted for particular animals for ruminants
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S426/00Food or edible material: processes, compositions, and products
    • Y10S426/807Poultry or ruminant feed

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Animal Husbandry (AREA)
  • Birds (AREA)
  • Fodder In General (AREA)
  • Feed For Specific Animals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 本発明は、反芻胃培養条件の下でアンモニアの安全な制御放出発生をもたらす、非蛋白質窒素成分を有する反芻動物の飼料原料を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の背景) 本発明は、一般的に飼育されている反芻動物用の飼料原料に関する。より具体
的には本発明は、ボリュームが増加した及び/又は脂肪含有量を増量した牛乳の
生産に関係がある。
【0002】 反芻動物用の飼料は容易に発酵する炭水化物及びサイロに貯蔵された刻まれた
飼料による。この種の飼料は、食餌あるいは内生的組成及び緩衝液により完全に
は釣り合わない反芻胃中で酸を生成する。 高酸性の状態では、繊維を消化する反芻胃微生物の個体数は、それ以上のアル
カリ状態で存在する個体数ほど豊富ではない。反芻胃中のpHが中性の傾向であ
るとき、乳を分泌する反芻動物は、ミルクの生産高における脂肪含有量を増加さ
せるために微生物による、より高い揮発性の脂肪酸生産を利用することができる
【0003】 重炭酸ナトリウム及び/又は酸化マグネシウムは、高酸性の状態を作り出す餌
が供給された反芻動物のミルク及び/又は乳脂肪生産量を増加させることに有効
であることは知られている、ジェイ・デイリー「J. Dairy Sci., 65, 712 (1982
)」。 しかしながら、これらの添加物は、食餌の摂取量を減少させ、カリウムとマグ
ネシウムの血中濃度を減少させる望ましくない効果もある。
【0004】 別の側面において、本発明は反芻胃での微生物の成長を支援し、またタンパク
質合成のための新陳代謝に必要な条件を満たすことに必要な食餌の窒素に関する
。牛の最適な微生物の成長及び反芻胃での発酵に必要な反芻胃アンモニアの濃度
は、反芻胃流体1リットル当たり約200ミリグラムと予測される。 食餌に対する非タンパク窒素(NPN)源の追加は、反芻胃で生成されたアンモ
ニアの好ましい均衡水準の達成において有益である。
【0005】 反芻胃中の微生物は「J. Bacteriol., 84, 605 (1962)」に記載された「Strep
tococcus bovis and Bacteroides succinogenes」のように最大限に使われる。
【0006】 反芻胃のための飼料の量におけるNPNに関する出版物は米国特許第2,560,830号
、第2,687,354号、第2,748,001号、第2,840,473号、第2,853,385号、第2,861,88
6号、第2,965,488号、第3,180,735号、第3,259,501号、第3,416,928号、第3,512
,986号、第3,523,798号、第3,551,162号、第3,576,642号、第3,600,188号、第3,
635,725号、第3,642,489号、第3,653,909号、第3,677,767号、第3,684,518号、
第3,733,203号、第3,852,498号、第3,873,728号、第3,873,733号、第3,937,846
号、第3,988,483号、第4,027,043号、第4,044,156号、第4,089,980号、第4,186,
213号、第4,194,012号、第4,232,046号、第4,376,790号、第5,733,590号を含み
、ここで参照として組み入れられる。
【0007】 反芻動物は、NPNを動物性タンパク質に変換する独特の能力を持つ。反芻胃中
の微生物の植物相は、後でタンパク質に変換されるアンモニアのNPNを下げる。
反芻動物用飼料に最も広く用いられるNPN源は尿素である。しかしながら、反芻
動物用飼料での尿素の使用に関連した大きな問題がある。 アンモニアに対する尿素の酵素破壊が、しばしば放出されたアンモニアの微生
物の摂取より速く生じる。このようにして生産された過剰なアンモニアは、反芻
胃中で有毒レベルに達することもあり、深刻な障害となることもある。 過剰なアンモニアの多くは動物の大動脈に吸収され、肝臓で元の尿素に変換さ
れ排泄される。失われたアンモニアは、タンパク質合成のために利用されず、利
用可能な窒素のそれほど効率的でない利用である。
【0008】 広範囲の研究が、反芻胃中のNPN発酵の割合を制御し、反芻胃中のアンモニア
合成の均衡水準のための手段のために行われた。尿素のようなNPN源は、典型的
には澱粉又は蔗糖のような様々な糖類を物理的に混ぜ合わせ、あるいはゆっくり
と解放される反芻栄養及び生産力の目的のための特性の十分な組み合わせを持た
ないNPN形成を生みだすために糖類を化学的に抑制する。 放出速度は物理的に混合されたNPNには高すぎ、化学結合されたNPNには遅すぎ
る。
【0009】 反芻動物の効率的な管理のための新しい及び改善された飼料原料及び方法の開
発、また付加価値のある肉及び乳製品の供給に尽きない興味がある。
【0010】 それゆえに、反芻胃の健康状態の向上及び反芻動物中の微生物の個体数の増加
のための改善されたNPN供給原料の栄養補助飼料を提供することが本発明の目的
である。
【0011】 改善されたNPN栄養補助飼料を含む反芻動物用の飼料原料を提供することが本
発明の別の目的である。
【0012】 乳牛の牛乳の産出を増加させる方法を提供することが本発明の別の目的である
【0013】 牛乳の産出の脂肪含有量を増量する方法を提供することが本発明の別の目的で
ある。
【0014】 ふん尿蓄積の相対的な量を減少させるため、反芻動物による飼料原料の利用効
率を増す方法を提供することが本発明の更なる目的である。
【0015】 本発明の他の目的及び利点は以下の記載及び実施例から明らかになる。
【0016】 本発明に関する関連する重要な点は、ジェイ・アニム「J. Anim. Sci., 67, 8
20 (1989)」、米国特許第3,413,118号、第3,843,799号、第4,118,513号、第4,19
6,194号、第4,857,332号及び第5,803,946号を含む出版物にあり、参照として組
み入れられる。
【0017】 (本発明の記載) 本発明の1つ又はそれ以上の目的は、(1)栄養的にバランスのとれた飼料、
(2)給餌管理中に毎日、反芻胃流体中の1デシリットル当たりアンモニア約6
−18ミリグラム間の平衡量を生成し維持するのに十分に有効な量の制御放出さ
れる非タンパク質窒素組成、(3)微生物の分布構成のために反芻胃で利用可能
な窒素源を1重量部分とし反芻胃で利用可能な炭水化物の少なくとも約0.8重
量部分の平衡量を生成し維持するのに十分に有効な量の制御放出される非タンパ
ク質窒素組成と、からなる反芻動物用の飼料原料によって達成される。
【0018】 本発明の飼料原料は、羊、肉牛及び乳牛のような飼育された反芻動物に特に適
している。
【0019】 制御放出される非タンパク質窒素組成は、本発明の飼料原料を提供するために
栄養のバランスのとれた飼料の栄養補助飼料として混ぜ合わせられる。典型的な
基礎飼料は、参照として組み入れられる「J. Dairy Sci., 77, 1437 (1994)、 7 7 , 1661 (1994)、and 77, 3096 (1994)」及び米国特許第3,778,508号、第4,196,
194号、第4,615,891号及び第4,857,332号等の出版物に記載される。
【0020】 ここで用いることができる用語「反芻胃で利用可能な炭水化物」は、単糖、二
糖類および多糖のような繊維ではない糖類合成物を示す。糖蜜、コーンスターチ
及び乳清のような栄養素源によって例証されるように、素早く消化する炭水化物
はグルコース、果糖、蔗糖及びその他同種類のものを含む。
【0021】 非タンパク質窒素組成は、乾燥物で約0.25から15重量パーセントの間の
量が本発明の飼料原料に組み入れられる。典型的に、1から8重量部分の間で、
反芻胃に用いることができる炭水化物は飼料原料中の非タンパク質窒素の内容物
の釣り合いを取るために含まれる。 反芻胃に用いることができる炭水化物は微生物のタンパク質を分布構成するた
めの反応のために利用可能な炭素構造に反芻胃中のアンモニアを供給する、本質
的には素早く消化する組成である。
【0022】 本発明の他の実施例は、(1)栄養的にバランスのとれた酪農用飼料、(2)
給餌管理中に毎日、反芻胃流体中の1デシリットル当たりアンモニア約6−18
ミリグラム間の平衡量を生成し維持するのに十分に有効な量の制御放出される非
タンパク質窒素組成であって、その組成は反芻胃で分解可能な重合体コーティン
グでカプセル状に包まれた非タンパク質窒素粒子を含む制御放出される非タンパ
ク質窒素組成と、(3)微生物の分布構成のために反芻胃で利用可能な窒素源を
1重量部分とし反芻胃で利用可能な炭水化物の少なくとも約1−8重量部分の平
衡量を生成し維持するのに十分に有効な量の制御放出される非タンパク質窒素組
成と、からなる反芻動物のための飼料原料を供給する。
【0023】 本発明の飼料原料は、1匹の動物当たり非タンパク質窒素組成を1日当たり約0
.2から1ポンドの提供量で乳牛のような反芻動物に配給することができる。N
PNが補完された飼料原料は、好ましくは飼料と大豆の餌の容積である。
【0024】 適切な非タンパク質窒素源は尿素、ビウレット、エチレン尿素、イソブタン二
尿素、メラミン、ジシアンジアミド、アセトアミド、ブチルアミド、燐酸、炭酸
、塩酸、硫酸、カルバミン酸、クエン酸、蟻酸、酢酸、プロピオン酸、乳酸、琥
珀酸、フマル酸、りんご酸のような酸のアンモニア塩基塩類及び同種類のものを
含む。動物飼料用の非タンパク質窒素組成は、米国特許第3,653,909号、第3,988
,483号及び第4,232,046号を含む出版物に記載され、参照として組み込まれる。
【0025】 本発明の制御放出される非タンパク質窒素組成は、通常自由に動く粒子の形を
している。構成粒子の大きさは典型的には直径が約0.5から8ミリの間の範囲
であり、好ましくは2から5ミリの間の範囲である。
【0026】 好適な実施例において、微粒子の非タンパク質窒素組成は、水に溶けない生物
分解性コーティングでカプセル状に包まれたNPNコア・マトリックスの粒子か
らなる。
【0027】 ジェイ・アグリック「J. Agric. Food Chem., 36, 616 (1988)」は、ポリスチ
レン、ポリカーボネート、塩化ビニール/酢酸ビニル共重合体あるいはポリ酢酸
ビニルのようなポリマーのコーティングで尿素小球をカプセル状に包むための流
動層プロセスについて記載している。
【0028】 米国特許第3,413,118号は、尿素とアンモニア塩から選択した非タンパク質窒
素合成物を含む家畜飼料について記載している。 非タンパク質窒素合成物は、プロピレン・グリコール、植物油、植物蝋及びレ
シチンからなるエマルジョンでコーティングされた粒子の形をしており、コーテ
ィングに吸収されている口当たりを増す物質が多量である。
【0029】 米国特許第5,803,946号は、制御放出される肥料として有用性を持つコーティ
ングされた尿素生成物質の開発について記載している。尿素の粒子は、ビウレッ
ト、ウレタン及びキリアブラ連鎖からなる、水に溶けない生物分解可能な浸透す
るポリマー網状組織でコーティングされている。
【0030】 制御放出される植物栄養素テクノロジーは、羊、肉牛、乳牛及び他の反芻動物
のための材料栄養補助飼料として適切な非タンパク質窒素製品まで範囲を拡大す
ることができるので、米国特許第5,803,946号の制御放出生成物質は本発明の目
的に適切である。
【0031】 更なる実施例において、本発明は、(1)栄養的にバランスのとれた酪農用飼
料、(2)給餌管理中に毎日、反芻胃流体中の1デシリットル当たりアンモニア
約6−18ミリグラム間の平衡量を生成し維持するのに十分に有効な量の制御放
出される非タンパク質窒素組成であって、その組成は反芻胃で分解可能な重合体
コーティングでカプセル状に包まれた尿素粒子を含む制御放出される非タンパク
質窒素組成と、(3)微生物の分布構成のために反芻胃で利用可能な窒素源を1
重量部分とし反芻胃で利用可能な炭水化物の少なくとも約1−8重量部分の平衡
量を生成し維持するのに十分に有効な量の制御放出される非タンパク質窒素組成
と、乳を分泌する乳牛によるミルク生産の脂肪の産出を増量するための飼料原料
を提供する。
【0032】 羊、肉牛及び乳牛のための、制御放出される非タンパク質窒素飼料栄養補助飼
料として適切な本発明のタイプのコーティングをした尿素生成物はロータリー・
ドラム、流体層、ロータリー・パン、流下膜式接触器円錐形ミキサー及び攪拌コ
ンベヤを含む様々な装置のうちの任意の1つにおいて、最初に流動性塊の微粒子
を作ることにより製造することができる。 装置は、粒子の表面が局所適用、注ぐ、吹き付けあるいは混合により液体ある
いはパウダー形状の粒子に適用することができるために少なくとも周期的に露出
するために粒子に流動性を与え、塊の中の粒子の回転あるいは傾いた動きを生じ
る。
【0033】 その後、流動性塊の粒子は、ビウレットを形成するための粒子の表面で尿素と
反応を示す多官能性のイソシアン酸塩で処理される、すなわち、尿素とイソシア
ン酸塩の縮合生成物は、
【化1】 である。 反応は、イソシアネート基が尿素表面で化学結合を形成することを可能にする
。この反応は、コーティングと微粒子の尿素コアの間の接着を増加させ、尿素コ
ア表面の第1ウォーター・バリアーを提供する。
【0034】 粒子に適用されるポリイソシアネートの量は、粒子の尿素を含む表面で反応す
るのに必要な量より過剰である。過剰な分は第2の反応に対応するのに十分であ
り、好ましくは、粒子の表面をビウレットに変形するのに必要な量のほぼ5から
10倍程度ある。 反応生成物として適切な多官能性のイソシアン酸塩は、好ましくはダウ・ケミ
カル株式会社のPAPI(登録商標)2027ポリマーMDIあるいはICIポ
リウレタンのRubinate(登録商標)MポリマーMDIの2つ以上の官能基を持つ
メチレンジフェニルジイソシアネート(MDI)である。 他の条件を満たしたイソシアン酸塩は、2つ以上のイソシアン酸塩官能基を備
えた、脂肪族あるいは芳香性、線状あるいは枝状、代用されるあるいは代用され
ない、浸透するあるいは浸透しないイソシアン酸塩である。Rubinate(登録商標
)MポリマーMDIは約2.7の機能性及び約31.5%のNCO含有量を持つ
【0035】 その後、二重結合を持つアルキド樹脂、二重結合を持つ油及び開始剤の混合物
は、粒子又は顆粒の流動性塊に適用される。混合物は随意に促進剤及び/又は希
釈剤あるいは溶剤を含むことができる。好ましい油は脱水したヒマシ油である。
【0036】 アルキド樹脂、油、開始剤、随意の促進剤及び/又は溶剤は、顆粒への適用を
すぐに硬化するために開始する。イソシアン酸塩の過剰分は、最初のコーティン
グ工程あるいは工程において顆粒に適用される、アルキド樹脂中の−OH及び−CO
OH及び脱水したヒマシ油中の−COOHと反応する。
【0037】 アルキド樹脂及び油の遊離基重合は、過剰なイソシアン酸塩、アルキド樹脂及
び油の縮合重合と同時に起こる。アルキド樹脂中の二重結合は、さらに、脱水し
たヒマシ油中の二重結合で反応することができ、そのために、油を含む全ての組
成物質が尿素コアの粒子に対して共に化学結合することを特徴とする、粒子で統
合浸透するポリマー網状組織コーティングを形成する。
【0038】 適切なアルキド樹脂は、サイテック・インダストリーズ社(Cytec Industries
, Inc., West Paterson, New Jersey)のディノタル(Dynotal)、(登録商標)
T‐39‐EMPである。この樹脂は、エタノール及び1‐メトキシ‐2‐プロ
パノールを15−20%含有する。mg KOH/g固体中の酸価は8‐30であり、mg
KOH/g固体中のHO値は155‐160であり、また、23℃における粘性は2
500‐3500mPasである。 23℃において、より高い粘性(例えば3500‐9000mPas)を有するア
ルキド樹脂は、フィルム抗張力のように、コーティングに増強された物理的特性
を与えるために使用することができる。1つの例は、23℃で6000‐900
0 mPasの粘性を備えるディノタル(登録商標)T‐49‐EMPである。非常
に高い粘性を有する樹脂の使用は通常、顆粒にコーティング混合物を適用する間
に、粘性を減少させるために希釈剤か溶剤を必要とする。
【0039】 アルキド樹脂中の二重結合と反応する複合二重結合を持つ、脱酸化ヒマシ油以
外の油(例えばアブラギリ油及びアマニ油)も使用することができる。脱酸化ヒ
マシ油は、動物による消費において無毒で安全なので好ましく、また室温で急速
に乾燥し、その長い鎖式炭化水素基幹はコーティングに柔軟性を与える。
【0040】 混合物の遊離基重合を開始するために、開始剤がアルキド樹脂/油混合物内で
使用される。重合促進剤は反応速度を増加させ、従ってコーティング硬化時間を
減少させる、好ましいコーティング混合物の要素である。開始剤はメチルエチル
ケトン過酸化物、過酸化ベンゾイル及びクメンヒドロペルオキシドのようなケト
ン過酸化物から選択される。促進剤はコバルト又はバナジウムのような金属ある
いは金属化合物である。
【0041】 第2段階コーティング混合物の粘性によって、希釈剤あるいは溶剤が要求され
る。例えば第2段階混合物が、高温‐例えば最大50℃(122°F)でこの温
度を超えない温度で適用される場合、粘性は適用温度の調節によってのみコント
ロールされる。第2段階混合物が熱されないか、あるいは十分に熱されない場合
、またあるいは粘性が熱のみによっては減少されない場合、プロピレングリコー
ル・メチルエーテル酢酸塩のようなグリコールエーテル、メチルエチルケトンの
ようなケトン、及び芳香炭化水素から選択された溶媒は、粘性を、顆粒あるいは
粒子の流動性塊への適用のための希望の粘度とするのに十分な量で混合物に加え
られる。
【0042】 特定の実施の形態では、尿素あるいは尿素を運ぶ顆粒あるいは粒子がコーティ
ング体に供給され、35℃から100℃(95°Fから212°F)で約10分
間乾燥される。その後、液体イソシアン酸塩は、イソシアン酸塩と尿素間の反応
のために必要とされるよりも約5‐10倍多い分量で粒子の流動性塊に適用され
、粒子を1様にコーティングし、かつイソシアン酸塩/尿素反応が終了するよう
に、約5分間の滞留時間の間、粒子の流動性塊に適用される。その後、アルキド
樹脂、脱酸化ヒマシ油、開始剤及び随意の促進剤の液体混合物及び/又は溶剤が
粒子に適用される。反応を促進し、硬化時間を早めるために、粒子及びコーティ
ング要素は好ましくは熱せられ、及び/又は約60℃‐100℃の高い温度で維
持される。100℃の温度と開始剤及び促進剤の有効な割合を伴うと、硬化時間
は約5−10分である。
【0043】 浸透性ポリマー網状組織コーティングを組成するために、非タンパク質窒素粒
子に適用される成分の割合は、好ましくはイソシアン酸塩約15‐65重量%、
アルキド樹脂約20‐60重量%、油約5‐35重量%、及び開始剤及び促進剤
約0.2‐10重量%である。もし必要であれば、溶剤は最大約40%以内で使
用できる。
【0044】 より好ましい成分の範囲は、イソシアン酸塩25‐55重量%、アルキド樹脂
25‐60重量%、脱酸化ヒマシ油5‐25重量%、開始剤0.2‐6%及び溶
剤3‐35%である。アルキド樹脂と油の比率は好ましくは、7:5から9:1
の範囲内にある。低粘性樹脂、例えばディノタル(登録商標)T‐39‐EMP
にとって、成分の好ましい範囲は、イソシアン酸塩30‐55重量%、アルキド
樹脂35‐55重量%、脱酸化ヒマシ油5‐20重量%、開始剤3‐6%及び溶
剤3‐6%である。
【0045】 構成要素を組成するポリマー網状組織は、NPN粒子の約1.5‐5重量%の
間のコーティング重量で栄養粒子に適用される。ポリマー網状組織が硬化した後
、必要に応じて、粒子はコーティングされたNPN粒子の約0.5‐2重量%の
間の分量のパラフィン蝋で覆われる。
【0046】 好ましく、より明確に定義される実施の形態では、本発明は尿素粒子を含む非
タンパク質窒素の制御放出のための反芻動物用栄養補助飼料原料を供給し、その
尿素粒子は、脂肪族及び脂環族反応生成物からなる群から選択されたポリイソシ
アネートから得られたビウレット及びウレタンのラジカルで架橋された分子網状
組織を含むことを特徴とする、反芻胃で分解可能な重合体コーティングによって
カプセル状に包まれる。
【0047】 本発明の重要な側面は、オプティゲン(Optigen)(登録商標)1200の開
発であり、これは反芻動物のための制御放出される非タンパク質窒素栄養補助飼
料としてCPG Nutrients(Agway社の1部門、Syracuse, N.Y)により製造、販売
されている。
【0048】 オプティゲン(登録商標)1200を生産する過程は、実施例1中に例証され
る。尿素粒子コーティング・システムにおける、ポリイソシアネート反応生成物
としてヘキサメチレン・ジイソシナートが使用されることは注目すべきである。
ヘキサメチレン・ジイソシナートの代謝性の副生成物は、ジフェニルメタン・ジ
イソシナートのようなポリイソシアネートの副生成物よりも安全に消化可能であ
る。好ましいポリイソシアネートは、ヘキサメチレン・ジイソシナート及びシク
ロヘキシレン・ジイソシナートのような脂肪族化合物及び脂環族化合物である。
【0049】 オプティゲン(登録商標)1200のような、反芻動物飼料のためのNPN栄
養補助飼料の発明は、乳を分泌する乳牛用の給餌管理に組みこまれた時に種々の
長所を有する。典型的な利点は次のものを含む: (1)定量的に補足タンパク質の量を減少させることができる。(例えば大豆
粕) (2)国内産飼料のための、より多くのスペースが定量的に作り出される。ま
た、より低質な飼料の利用が促進される。 (3)牛のふん尿の容量が減少する。また、蓄積したふん尿の生産活動の窒素
含有量が抑えられる。 (4)NPNの反芻胃消化特徴は、効率的な微生物の成長のためにアンモニア
生成の最適割合を供給する大豆粕に類似する。 (5)高水準のNPNは、有害なアンモニア毒性なしで供給することができる
。 (6)BUN(血中尿素窒素)及びMUN(ミルク尿素窒素)の水準が増加し
ない。 (7)ミルクの産出が増加する。 (8)ミルク製品の乳脂肪含有量が増加する。 (9)反芻胃微生物の個体数が増加する。及び/又は、 (10)反芻胃微生物の能率が増強する。
【0050】 以下の実施例は、本発明のさらなる例である。組成及び特定の構成要素は標準
的なものとして示され、様々な修正を発明の範囲内にある前述の開示を考慮して
引き出すことができる。
【0051】 反芻胃の流体中のアンモニア含有量は、ジェイ.アニム「J.Anim. Sci.,67;
820(1980)」及びクリン.チム「Clin.Chim. Acta,37,245(19
72)」に詳述されたサンプリング手順に従うことによりモニターすることがで
きる。
【0052】 実施例1 この実施例は、本発明による制御放出される非タンパク質窒素組成の生産を示
す。
【0053】 以下の標準処理手順は、約3680ポンドのオプティゲン(登録商標)(CPG Nutrients, Agway社の1部門)1200の生産のために使用された。 (下塗剤組成) 1.デスモジュール3300 112ポンド (ヘキサメチレン・ジイソシアナート;バイエル社) 2.T‐12触媒 50グラム (促進剤;エアー・プロダクト社) 2つの構成要素は加熱ドラムにかけられ、110F°‐115°Fに熱された
。混和材料はスプレー容器に移され、スプレーするサイクルの前に120F°‐
125°Fに熱された。 (樹脂組成1) 1.ディナトルT−39 50ポンド (アルキド樹脂;サイテック社) 2.アブラギリ油 24ポンド (アルノール・オイル社) 3.ルパーソル(Lupersol) 6ポンド (2‐ブタノン過酸化物開始剤;オールドリッチ社) 4.T‐12触媒 150グラム 構成要素は加熱ドラムにかけられ、110°F‐115°Fに熱された。混和
材料はスプレー容器に移され、スプレーするサイクルの前に120°F‐125
°Fに熱された。
【0054】 4000ポンドで1組の尿素微粒子(平均直径約1.5ミリメ‐トル;C‐Fイ
ンダストリーズ)、「C-F Industries, Long Grove, Illinois」は第1加熱ドラ
ムにかけられ、その1組は90F°‐100°Fに熱された。その後、熱された
尿素はコンベアによってコンチネンタル プロダクト社の回転式混合機「Rollom
ixer;Model FP, Continental Products Corp., Milwaukee」に移された。下塗
剤組成は約3分間、流動性尿素塊にスプレーされた。
【0055】 15分の経過時間後に、樹脂組成は約3分間、下塗剤でコーティングした尿素
上にスプレーされた。コーティングした尿素はさらに8分間、回転式混合機中に
保持され、次に振動ビンに移された。
【0056】 振動ビン中のコーティングした尿素は、90°F‐120°Fの温度で熱され
、次に第2加熱ドラムに移された。加熱ドラム(90°F‐145°F)中の滞
留時間は約17分であった。
【0057】 その後、コーティングした尿素は、冷却ドラムにコンベアによって運ばれ、約
10分間60°F−90°Fの温度で維持された。冷却ドラムからのコーティン
グした尿素はスクリーンされ、オプティゲン(登録商標)1200として梱包す
るために、バルク保存エリアへ移された。
【0058】 同様の非タンパク質窒素栄養補助飼料は、ビウレット、メラミン、アセトアミ
ド、塩化アンモニウム、リン酸アンモニウム、炭酸アンモニウム、酢酸アンモニ
ウム及びクエン酸塩アンモニウムのような微粒子のNPN化合物と同じ操作手順を
用いて生産される。
【0059】 プロセスのオプティゲン(登録商標)1200製品は、1立方フィートあたり
43ポンドの容積密度を有する、自由に動く白いビーズ(平均直径約2ミリメー
トル)からなっていた。
【0060】 実施例2 この実施例は、本発明によるコーティングした非タンパク質窒素組成の有益な
制御放出特性を示す。
【0061】 3つの基準が、尿素及び大豆粕との比較において、オプティゲン(登録商標)
1200の制御放出特性を実証するために利用された。これらの基準は、 (1)pH6.8の硼酸塩リン酸塩緩衝液中の窒素源の可溶性、 (2)反芻胃バクテリアによる発酵中における生体外アンモニア生産、及び、 (3)反芻胃における生体内の乾燥物及びタンパク質消失、 であった。
【0062】 (1)硼酸塩リン酸塩緩衝液中の可溶性 20グラムの飼料等級尿素、大豆粕あるいはオプティゲン(登録商標)120
0のいずれかが、pH6.8の硼酸塩リン酸塩緩衝液100ml中に置かれた。緩衝
液とタンパク質栄養補助飼料を含むフラスコは手動で撹拌され39℃の水槽に入
れられた。15分後、水槽中のフラスコは手動で撹拌され、水槽から取り除かれ
た。フラスコの内容物はワットマンろ紙4番によってろ過された。ろ過された液
体のアンモニア窒素含有量は、酵素及び比色定量手段を用いるシグマ診断学から
の、尿素窒素キット640番を使用して測定された。ウレアーゼ酵素は可溶性尿
素窒素をアンモニア窒素に変換する。アンモニア窒素濃度は、570nmの波長で
分光測光器上のサンプルの吸光度を測定することにより計算される。アンモニア
窒素濃度と吸光度の関係は、75mg/dlの濃度まで線形である。サンプル吸光度
からアンモニア窒素濃度を計算する方程式は、7つのアンモニア窒素基準から作
り出された。これらの基準はアンモニア窒素0、5、15、30、45、60及
び75mg/dlであった。可溶性は、ろ過された液体サンプル中のアンモニア濃度
(mg/dl)として測定された。この方法論で得られた値は、デイリー・ワン・フ
ォレージ研究所(Dairy One Forage Laboratory, Ithaca, N.Y)へ送られた飼料
等級尿素、大豆粕及びオプティゲン(登録商標)1200のサンプルで得られた
可溶性値と比較された。
【0063】 可溶性測定用の各フラスコに加えられたNPNの量は、表1に記載される。飼
料等級尿素及びオプティゲン(登録商標)1200と比較して、大豆粕はNPN
としての合計窒素基礎原料の割合がはるかに小さい。この理由のために、可溶性
の測定は合計窒素の割合に基づいて表現される。
【0064】
【表1】表1 タンパク質栄養補助飼料 大豆粕、ジェイ・デイリー「J.Dairy Sci.,65, 217(1982)」に
従って計算された。
【0065】 (2)生体外反芻胃での微生物発酵 反芻胃流体は、チーズクロスの6つの層を通じて消化反芻胃を圧搾することに
より、孔をあけられたホルスタイン雌牛から集められた。反芻胃流体は、39℃
に暖められた絶縁魔法瓶に集められた。反芻胃流体のおよそ2リットルが集めら
れた後、いかなる酸素も除去するために魔法瓶に二酸化炭素ガスが送り込まれた
。反芻胃流体はチーズクロスの8つの層によって漉され、緩衝液と混じり合い、
それと同時に二酸化炭素がその混合物中に泡立てられた。反芻胃流体と緩衝液の
混合物は、100mlの反芻胃流体と300mlの緩衝液とから成っていた。反芻胃
流体と緩衝液の混合物は、ジャーを熱し回転させるように特に設計されたオーブ
ン中にそのジャーを置くことにより、39℃に熱された。
【0066】 サンプルは、供給された基礎原料上に35−36%の非ファイバー炭水化物を
含むように組成された。サンプルのためのタンパク質源は、46%の窒素を含ん
でいる飼料等級尿素、オプティゲン(登録商標)1200、あるいは供給された
基礎原料上に48%の天然のままのタンパク質を含んでいる大豆粕、のいずれか
である。生体外の発酵のための炭水化物源は、ウェストウェイ・スウィート・ラ
ック・ラクテーション・サプリメント(Westway Sweet Lac Lactation suppleme
nt)であった。このサプリメント(栄養補助飼料)は、ビート・パルプ、容易に
消化され反芻胃で利用可能な炭水化物、動物性脂肪、カルシウム、燐、およびイ
ースト培養菌から、消化のよいファイバーの混合物を提供した。生体外の短い反
芻胃発酵期間に容易に発酵し、また、微生物の成長を促したので、この炭水化物
源が選択された。飼料等級尿素およびオプティゲン(登録商標)1200の処理
はイソニトロソアセトンであった。大豆粕処理は他の処理であってイソニトロソ
アセトンではなかった。組成は表2の中で要約される。
【0067】
【表2】表2 サンプルの組成
【0068】 各組成の15グラムの量は、250mlフラスコ中の反芻胃流体と緩衝液の混合
物150mlと混じり合わされた。フラスコは手動で撹拌され、ゴム栓で密閉され
た。フラスコは39℃の培養器中に置かれた。また、フラスコは2時間ごとに手
動で撹拌された。各時間ポイントでは、9個のフラスコがあった。3個のフラス
コが、緩衝液を備えた反芻胃流体を加えたサンプル処理を含んでいた。3個のフ
ラスコは、緩衝液を有する反芻胃流体のみを含んでいた。残り3個のフラスコは
、緩衝液を有する反芻胃流体とスウィート・ラックのみを含んでいた。
【0069】 フラスコは、時間ポイント0、2、4、6、16、18、20及び24時間で
培養器から取り出された。培養器から取り出した後に、各フラスコの内容物は5
0mlの円心分離管中へワットマンろ紙4番によってろ過された。遠心分離管はね
じ蓋によって密閉された。各遠心分離管の内容物は、ミリポア・フィルタ・ディ
スクに取り付けられた注射器中へ転送された。サンプルは、15mlの遠心分離管
中へミリポア・フィルタ・ディスクを通じた圧力の下で押し込まれた。15mlの
遠心分離管はねじ蓋によって密閉された。分析されたサンプルは、同じ日に硫酸
で酸性化されなかった。夜間格納されたサンプルは濃縮硫酸の0.25mlで酸性
化され、42°Fの冷蔵庫中に置かれた。
【0070】 サンプルはすべてシグマ診断学からのアンモニア窒素キット640番を使用し
て、アンモニア窒素のために分析された。各サンプルのアンモニア窒素濃度は、
緩衝液を有する反芻胃流体のみを含んでいるフラスコの中で測定された基線アン
モニア濃度が修正された。
【0071】 (3)生体内の乾燥物およびタンパク質消失 飼料等級尿素、大豆粕、およびオプティゲン(登録商標)1200のサンプル
は、ナイロン・バッグ中にそれぞれ収容された。バッグに対するサンプルの表面
積比がすべてのタンパク質源で類似するように、サンプル・サイズが調節された
。サンプルを有するナイロン・バッグは孔のあけられた雌牛の反芻胃の中で保持
された。1つの時間ポイント当たり3つの複製と2つのバッグがあった。バッグ
での培養のための時間ポイントは0、3、6、12、16、24、32、および
36時間であった。ナイロン・バッグが反芻胃から取り出された時、それらは蒸
留水で洗われた。すすぎ水が透明になるまで、バッグが洗われた。バッグは60
℃の空気オーブン中で強制的に乾かされた。合成サンプルは時間ポイント毎に準
備され、天然のままのタンパク質分析のためにデイリー・ワン・フォレージ研究
所へ送られた。乾燥物および天然のままのタンパク質消失は次の公式によって計
算された。
【0072】
【数1】
【数2】 データはSASの中で非線形モデルを使用して分析された。
【0073】データ評価 (1) pH6.8での硼酸塩リン酸塩緩衝液中の可溶性は、オプティゲン(登
録商標)1200が大豆粕と似て尿素よりはるかに低いタンパク質可溶性を有し
ていることを示した。オプティゲン(登録商標)1200のタンパク質可溶性は
、10から26%の間で変わる。これは、文献中で報告された大豆の値に似てい
る。大豆粕のタンパク質可溶性は18から28%の間で変わる。飼料等級尿素と
比較して、オプティゲン(登録商標)1200は、硼酸塩リン酸塩緩衝液中で比
較的不溶性である。オプティゲン(登録商標)1200は、反芻胃で分解可能な
タンパク質の優れた源である。他の窒素源(DM基礎)との比較において反芻胃
で分解しやすいタンパク質として、オプティゲン(登録商標)1200タンパク
質の90%以上を分類することができる。
【0074】
【表3】
【0075】 (2) 飼料等級尿素あるいはオプティゲン(登録商標)1200のいずれかを
含む生体外の発酵フラスコに加えられた窒素と炭水化物の量は類似していた。発
酵中のアンモニア濃度の差は、アンモニア生産の速度の差による。オプティゲン
(登録商標)1200と尿素が反芻胃バクテリアで培養された時の生体外のアン
モニア生産は、オプティゲン(登録商標)1200が尿素と比較してはるかに遅
いアンモニア生産速度を有していることを実証した。尿素は、アンモニアに急速
に加水分解された。2時間の発酵の後、尿素が窒素源だった時のアンモニア濃度
は反芻胃流体の1559.4mg/dlであった。比較的には、2時間の発酵の
後、オプティゲン(登録商標)1200が窒素源だった時のアンモニア濃度は反
芻胃流体の117mg/dlであった。尿素が窒素源であった時、アンモニア濃
度は2時間の培養時間までにピークに達した。オプティゲン(登録商標)120
0が窒素源であった時、アンモニア濃度は発酵中に徐々に増加し、20時間の培
養時間までピークに達しなかった。
【0076】 データは、窒素分解の速度が尿素とオプティゲン(登録商標)1200の間で
異なることを実証した。オプティゲン(登録商標)1200でさらに観察された
窒素分解のパターンは他の「ゆっくり放出する」窒素栄養補助飼料とは異なる。
生体外での尿素からのアンモニア放出、及び、ゼラチン化された澱粉/尿素から
のアンモニア放出が迅速であることが、ジェイ.アニム.エスシーアイ「(J.An
im.Sci).,48(4),887(1979)」で報告された。これらの生産では、窒素の合計の8
0%が培養の2時間以内にアンモニアに変換された。
【0077】 生体外発酵におけるオプティゲン(登録商標)1200の窒素量の合計は、2
.96グラムであった。これは、15グラムのタンパク質および炭水化物サンプ
ルに123.3%の天然のままのタンパク質内容物を掛けて6.25で割ること
により得られた。2時間の培養では、発酵フラスコ中のアンモニア濃度が117
mg/dlであった。フラスコが1.5dlを含んでいたので、溶液中でのアン
モニア窒素の合計量は117x1.5=175.5mgであった。これは、フラ
スコ中で窒素の合計の5.9%に相当する。アンモニアへのオプティゲン(登録
商標)1200中の窒素分解が他の「ゆっくりと放出する」窒素栄養補助飼料と
比較してはるかに遅い速度で生じた。「(J.Anim.Sci).,50,527(1980)」の実
験は、「ゆっくり放出する」窒素栄養補助飼料を小球化された飼料等級尿素と比
較した。データは、牛反芻胃中のアンモニア濃度が小球にされた尿素を備えた5
3mg/dlであり、「ゆっくり放出する」窒素を備えた32mg/dlである
ことを示した。これは、反芻胃アンモニアの40%の減少を表わした。この発明
に従って、オプティゲン(登録商標)1200がNPN栄養補助飼料として尿素
に取ってかわった時、3時間の培養でアンモニア濃度は68%縮小された。本発
明は、オプティゲン(登録商標)1200が、以前に開発されていた「ゆっくり
放出する」窒素NPN栄養補助飼料とは異なることを実証した。
【0078】 (3) オプティゲン(登録商標)1200の生体内の乾燥物及びタンパク質消
化は、尿素より大豆粕にはるかに近いパターンに従った。オプティゲン(登録商
標)1200の乾燥物消化は、飼料等級尿素とは著しく異なっていた。オプティ
ゲン(登録商標)1200の消化が二次多項式パターンに従う一方、尿素の消化
は線形パターンに従った。これは、非常に迅速な尿素の1つの消化速度があり、
オプティゲン(登録商標)1200の2つの異なる消化速度があることを示した
。オプティゲン(登録商標)1200は反芻胃発酵の最初の16時間で中間の消
化速度を有していた。16から24時間までの遅い消化速度がこれに続いた。こ
の多項式消化パターンは大豆粕で観察されるパターンに似ていた。発酵の最初の
3時間中に、オプティゲン(登録商標)1200は、大豆粕より速い消化速度を
有していたが、3から12時間の発酵では大豆粕より遅い消化速度を有していた
。これは、尿素のような典型的なNPN合成物が大豆粕よりはるかに速い消化速
度を持つので、オプティゲン(登録商標)1200がNPNの制御放出源である
ことを実証した。
【0079】 オプティゲン(登録商標)1200からのアンモニア毒性の危険は低く見える
。オプティゲン(登録商標)1200は、乳を分泌する乳牛に1日当たり0.7
5および1.0ポンドの割合で30日間供給された。もし尿素が、1日当たり1頭
の雌牛当たり0.75および1.0ポンドの割合で供給されれば、雌牛はアンモ
ニア毒性に弱いであろう。オプティゲン(登録商標)1200の安全性は、反芻
胃中の窒素のその制御放出に起因する。
【0080】 大豆粕とオプティゲン(登録商標)1200は、24時間の反芻胃培養の後に
生体内の同じ消化程度に到達する。オプティゲン(登録商標)1200が乳牛用
の反芻胃で分解可能なタンパク質の有効源であるために、それは12時間以内に
反芻胃の中で広範囲にわたって分解されなければならない。消化による反芻胃か
らの通過速度は飼料摂取のレベルに応じて変わるであろう。高生産する乳牛につ
いては、消化による反芻胃からの通過速度が毎時(AFRC 1993)8%と
見積もられた。これは12.5時間ごとに反芻胃の反転が生じることを意味する
であろう。「J.Dairy Sci.,82、1779(1999)」に、乳を分泌する乳牛の反芻胃か
らの固体消化物の断片的な通過が毎時3.4から4.2%まで変化することが報
告されている。これらの通過速度では、大麦、トウモロコシ、および大豆粕を含
む混合飼料の反芻胃中の平均残留時間が、24.5から30.5時間であった。
オプティゲン(登録商標)1200が反芻胃バクテリア用窒素の有効源であるた
めに、反芻胃の中で12から24時間以内に完全に消化しなければならない。生
体内の乾燥物及びオプティゲン(登録商標)1200のタンパク質分解曲線は、
オプティゲン(登録商標)1200からのNPNがアンモニアに変換される前に
反芻胃から通過しないことを示した。反芻胃中の12時間の培養によって、オプ
ティゲン(登録商標)1200からの窒素の77%は消化された。乾燥物および
タンパク質消化の両方が、反芻胃培養の24時間以内に達成された。これらのデ
ータは、他の「ゆっくりと放出する」尿素栄養補助飼料に対する利点を実証した
。アセチルユリア、ビウレット、イソブチルディウレアが乳牛に与えられたとき
、反芻胃バクテリアによってアンモニアまで分解されることなくその栄養補助飼
料中のNPNの大部分が反芻胃から消え去った(タミンガ等、反芻動物用タンパク
質及び非タンパク窒素。ヨーロッパのUNECのセミナー。9-31ページ、1977年;パ
ーガモン出版社、ニューヨーク)「Tamminga et al. Protein and Non-Protein
Nitrogen for Ruminants. Seminar of UNEC for Europe. Pages 9-31, 1977;
Pergamon Press, N.Y.」。
【0081】 動物実行データはさらに、オプティゲン(登録商標)1200がミルク生産の
ために効率的に利用されることを示した。オプティゲン(登録商標)1200が
1日で1頭の雌牛当たり0.5ポンドの割合で与えられ、1.7ポンドの大豆粕及
び0.15ポンドの尿素に取って替わるとき、ミルク生産は高生産の乳牛におい
て減少しなかった。その傾向はより高いミルク産出にとってふさわしいものであ
った。オプティゲン(登録商標)1200が与えられた雌牛は、食餌制限された
雌牛よりも4.3ポンド多くのミルクを産出した(89.0対84.7)。これ
はオプティゲン(登録商標)1200がミルク産出のために尿素より大きな効率
で新陳代謝されること証明した。結果として、ふん尿蓄積の縮小を達成すること
ができる。一層の利点として、オプティゲン(登録商標)1200が飼料配給量
中の植物性タンパク質の部分的な代用品である非タンパク質の窒素栄養補助飼料
として飼料配給量の供給用に付け加えられるとき、ふん尿の窒素含有量を縮小す
ることができる。
【0082】 オプティゲン(登録商標)1200は、さらに、乳を分泌する牛から集められ
た乳脂肪産出に有益な効果があった。特別の飼料摂生法によって、乳脂肪産出は
乳脂肪含有量に基づき14%の小さな増加をなした。ミルク体積単位で、これは
、生ミルク中の約4%の乳脂肪に相当した。補足利益として、ミルク生産のタン
パク質産出が増強される。反芻胃流体の1デシリットル当たり6−18ミリグラ
ムのアンモニアを提供するのに必要なくらいに飼料原料の内容が調節されるとき
、反芻胃流体モニタリングによって決定されるように、優秀な動物能力が達成さ
れる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A23K 1/18 A23K 1/18 B (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK ,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE, GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,J P,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR ,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK, MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,R O,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,UZ,VN, YU,ZA,ZW (72)発明者 ペトカビク ロバート ジェイ 米国 カリフォルニア 92014 デル・マ ー パイン・ニードルス・ドライブ336 (72)発明者 ストック ロバート エッチ 米国 ニューヨーク 13104 マンリウス ロード・ウェスト8152 4番 (72)発明者 ヤン シャオミン 米国 カリフォルニア 92129 サンディ エゴ エントレケン・ウェイ8455 Fターム(参考) 2B005 BA01 BA02 BA03 BA05 2B150 AA02 AB05 AB06 AB20 CB01 CE06 CF01 CF03 DC13 DJ01 DJ04 DJ28

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (1)栄養的にバランスのとれた飼料、 (2)給餌管理中に毎日、反芻胃流体中の1デシリットル当たりアンモニア約
    6−18ミリグラム間の平衡量を生成し維持するのに十分に有効な量の制御放出
    される非タンパク質窒素組成、 (3)微生物の分布構成のために反芻胃で利用可能な窒素源を1重量部分とし
    反芻胃で利用可能な炭水化物の少なくとも約0.8重量部分の平衡量を生成し維
    持するのに十分に有効な量の制御放出される非タンパク質窒素組成と、 からなる反芻動物用の飼料原料。
  2. 【請求項2】 前記反芻動物が羊、肉牛及び乳牛であることを特徴とする、請
    求項1記載の飼料原料。
  3. 【請求項3】 前記制御放出される非タンパク質窒素組成が0.25から15
    重量パーセントの間の前記飼料原料乾燥物からなることを特徴とする、請求項1
    記載の飼料原料。
  4. 【請求項4】 前記非タンパク質窒素組成が尿素、ビウレット、及びアンモニ
    ア塩からなる群から選択されることを特徴とする、請求項1記載の飼料原料。
  5. 【請求項5】 (1)栄養的にバランスのとれた飼料、 (2)給餌管理中に毎日、反芻胃流体中の1デシリットル当たりアンモニア約
    6−18ミリグラム間の平衡量を生成し維持するのに十分に有効な量の前記制御
    放出される非タンパク質窒素組成、その組成は反芻胃で分解可能な重合体コーテ
    ィングでカプセル状に包まれた非タンパク質窒素組成を含む制御放出非タンパク
    質窒素組成と、 (3)微生物の分布構成のために反芻胃で利用可能な窒素源を1重量部分とし
    反芻胃で利用可能な炭水化物の約1−8重量部分の平衡量を生成し維持するのに
    十分に有効な量の前記制御放出される非タンパク質窒素組成と、 からなる反芻動物用の飼料原料。
  6. 【請求項6】 前記非タンパク質窒素組成が、尿素、ビウレット、及びアンモ
    ニウム塩からなる群から選択されることを特徴とする、請求項5記載の飼料原料
  7. 【請求項7】 前記反芻動物が、羊、肉牛、乳牛であり、前記給餌管理は動物
    1頭あたり1日約0.2から1ポンドの非タンパク質窒素組成を供給することを
    特徴とする、請求項5記載の飼料原料。
  8. 【請求項8】 (1)栄養的にバランスのとれた酪農用飼料と、 (2)制御放出される非タンパク質窒素組成が、反芻胃で分解可能な重合体コ
    ーティングでカプセルに包まれる尿素粒子を含むことを特徴とし、給餌管理中に
    毎日、反芻胃流体の1デシリットル当たりアンモニア約6−18ミリグラム間の
    平衡量を生成し維持するのに十分に有効な量の制御放出される非タンパク質窒素
    組成と、 (3)微生物の分布構成のために反芻胃で利用可能な窒素源を1重量部分とし
    、反芻胃で利用可能な炭水化物の約1‐8重量部分の平衡量を生成し維持するの
    に十分に有効な量の制御放出される前記非タンパク質窒素組成、 からなる、乳を分泌する乳牛によるミルク産出の脂肪生産高を増加させるため
    の飼料原料。
  9. 【請求項9】 牛1頭あたりの乳生産の1日あたりの量を増加させるために効
    果的な、請求項8記載の飼料原料。
  10. 【請求項10】 給餌効率を増加させ、牛1頭当たりのふん尿の生成量を減少
    させる、請求項8記載の飼料原料。
  11. 【請求項11】 前記反芻胃で利用可能な炭水化物が、一糖類、二糖類、およ
    び多糖類からなる群から選択されることを特徴とする、請求項8記載の飼料原料
  12. 【請求項12】 前記反芻胃で利用可能な炭水化物が、糖蜜を含むことを特徴
    とする、請求項8記載の飼料原料。
  13. 【請求項13】 前記反芻胃で利用可能な炭水化物が、コーンスターチを含む
    ことを特徴とする、請求項8記載の飼料原料。
  14. 【請求項14】 尿素粒子上の重合体のコーティングが、ポリイソシアネート
    反応生成物から得られるビウレットとウレタンのラジカルで架橋された分子網状
    組織を含むことを特徴とする、請求項8記載の飼料原料。
  15. 【請求項15】 前記ポリイソシアネートが、脂肪族と脂環族の反応生成物か
    ら成る群から選択されることを特徴とする、請求項14記載の飼料原料。
  16. 【請求項16】 前記ポリイソシアネートが、ヘキサメチレン・ジイソシアネ
    ートを含むことを特徴とする請求項14に記載の飼料原料。
  17. 【請求項17】 (1)栄養的にバランスのとれた酪農用飼料と、 (2)給餌管理中に毎日、反芻胃流体の1デシリットル当たりアンモニア約6−
    18ミリグラム間の平衡量を生成し維持するのに十分に有効な量の制御放出され
    る非タンパク質窒素組成であって、その組成は反芻胃で分解可能な重合体コーテ
    ィングでカプセル状に包まれた尿素粒子を含む制御放出される非タンパク質窒素
    組成と、 (3)微生物の分布構成のために反芻胃で利用可能な窒素源を1重量部分とし反
    芻胃で利用可能な炭水化物の約1−8重量部分の平衡量を生成し維持するのに十
    分に有効な量の制御放出される非タンパク質窒素組成と、 からなる、乳を分泌する乳牛によるミルク生産のタンパク質産出を増加させる
    ための飼料原料。
JP2001562956A 2000-03-01 2001-02-15 制御放出される非タンパク質窒素を備えた反芻動物用飼料原料 Pending JP2003524429A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US09/516,957 2000-03-01
US09/516,957 US6231895B1 (en) 2000-03-01 2000-03-01 Feedstock for ruminants with controlled-release non-protein nitrogen
PCT/US2001/004767 WO2001064049A1 (en) 2000-03-01 2001-02-15 Feedstock for ruminants with controlled-release non-protein nitrogen

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003524429A true JP2003524429A (ja) 2003-08-19

Family

ID=24057771

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001562956A Pending JP2003524429A (ja) 2000-03-01 2001-02-15 制御放出される非タンパク質窒素を備えた反芻動物用飼料原料

Country Status (9)

Country Link
US (1) US6231895B1 (ja)
EP (1) EP1259123A4 (ja)
JP (1) JP2003524429A (ja)
KR (1) KR20020075804A (ja)
AU (1) AU2001237012A1 (ja)
BR (1) BR0108938A (ja)
CA (1) CA2399178C (ja)
MX (1) MXPA02008533A (ja)
WO (1) WO2001064049A1 (ja)

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20030039681A1 (en) * 2001-08-13 2003-02-27 Elliot Block Rapid growth dairy heifers having reduced mammary fat content
US20040248977A1 (en) * 2002-02-22 2004-12-09 Elliot Block Rapid growth dairy heifers having reduced mammary fat content
US6620453B1 (en) * 2002-04-24 2003-09-16 Agri-Nutrients Technology Group, Inc. Controlled release NPN ruminant feed composition
US7842746B2 (en) * 2002-05-02 2010-11-30 Archer-Daniels-Midland Company Hydrogenated and partially hydrogenated heat-bodied oils and uses thereof
AU2009246022B2 (en) * 2008-05-16 2014-11-20 Siebte Pmi Verwaltungs Gmbh Oilseed protein concentrates and isolates, and processes for the production thereof
MX2012009417A (es) * 2010-02-15 2012-09-12 Alltech Inc Composiciones de dieta para rumiantes y metodos de fabricacion y uso de las mismas.
US9511062B2 (en) 2011-03-31 2016-12-06 Qualitech, Inc. Compacted rumen protected nutrient pellets and method of manufacture
BRPI1102284A2 (pt) 2011-05-23 2013-11-05 Grasp Ind E Com Ltda Aditivo para a nutrição animal a base de nitratos e sulfatos encapsulados para a redução da emissão de metano proveniente da fermentação ruminal
RU2695683C1 (ru) 2016-01-19 2019-07-25 Эвоник Дегусса Гмбх Композиции для улучшения усвоения азота у жвачного животного
WO2017181250A1 (en) * 2016-04-19 2017-10-26 Sion Nanotec Ltda. Controlled-release coated non-protein nitrogen food composition and process for preparation thereof
NL2019941B1 (en) 2017-11-20 2019-05-24 Sanluc Int Nv Feed additive for ruminant
EP3581550A1 (en) 2018-06-13 2019-12-18 Pursell Agri-Tech, LLC Fertilizer coating method

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3413118A (en) * 1964-08-21 1968-11-26 Vylactos Lab Inc Livestock feed and the method of making same
US3940493A (en) * 1972-08-07 1976-02-24 Triple "F", Inc. Non-protein nitrogen feed product and method for producing the same
US3988483A (en) * 1975-09-04 1976-10-26 The Kansas State University Research Foundation Liquid starch-urea ruminant feed and method of producing same
US4196194A (en) * 1978-02-02 1980-04-01 Food Technology Products Feeding dairy cattle
US4615891A (en) * 1985-01-23 1986-10-07 Agway Inc. Method of formulating dairy cow rations based on carbohydrate regulation
JPH069650B2 (ja) * 1985-11-26 1994-02-09 エヌオーケー株式会社 徐放性マイクロカプセルの製造法
US4969947A (en) * 1988-04-12 1990-11-13 Melamine Chemicals, Inc. One-step method of coating nutrient particles
CA2100017A1 (en) * 1993-06-30 1994-12-31 Patrick J. Mcginnity Composite slow release fertilizer and soil supplement composition
US5803946A (en) * 1996-06-20 1998-09-08 Planet Polymer Technologies, Inc. Controlled release plant nutrients
US5851261A (en) * 1996-12-30 1998-12-22 Bayer Corporation Process for the production of polyurea encapsulated fertilizer particles and the encapsulated fertilizer particles produced by this process
US5925595A (en) * 1997-09-05 1999-07-20 Monsanto Company Microcapsules with readily adjustable release rates
NZ503624A (en) * 1999-04-06 2001-08-31 Planet Polymer Tech Inc Controlled release fertiliser granules comprised fully of urea, or having urea at or near the exterior surface of the granule & a moisture resistant interpenetrating polymer coating on the particles (polymer is product of the urea & an isocyanate; & product of excess isocyanate, alkyd resin & oil)

Also Published As

Publication number Publication date
MXPA02008533A (es) 2004-05-17
AU2001237012A1 (en) 2001-09-12
EP1259123A4 (en) 2005-08-17
CA2399178C (en) 2006-11-28
KR20020075804A (ko) 2002-10-05
US6231895B1 (en) 2001-05-15
EP1259123A1 (en) 2002-11-27
CA2399178A1 (en) 2001-09-07
BR0108938A (pt) 2002-12-24
WO2001064049A1 (en) 2001-09-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6221381B1 (en) Enhancing milk production by adding to feed a nonionic surfactant coated on a carrier
JP2003524429A (ja) 制御放出される非タンパク質窒素を備えた反芻動物用飼料原料
JP3448936B2 (ja) 反芻動物における泌乳量を増大させる方法
CN109068688B (zh) 改良反刍动物中氮利用的组合物
CN106343182A (zh) 一种降低反刍动物氮排泄量的饲料添加剂及其制备方法
EP2578670B1 (en) Cashew nut shell oil having improved stability
CN101156646B (zh) 一种复合尿素缓释饲料及其制备方法
AU783197B2 (en) Flowable cottonseed and method for its preparation
WO2009002558A1 (en) Dried citrus peels as an absorbent carrier for commercial animal feed additives
CN105433007A (zh) 一种猪保育全价饲料及其生产方法
US5714185A (en) Protected feed product
US20100233325A1 (en) Ruminant feed composition and method of making
EP0303477A2 (en) Foodstuffs compositions
WO2003068256A1 (en) Amylase feed supplements for improved ruminant nutrition
CN112006166A (zh) 提高仔猪成活率和生长速度的丝氨酸饲料添加剂及其应用
CA2213219A1 (en) Particulate feed supplement
CN103960552A (zh) 一种家畜粗纤维尿素混合缩合物
CN117500384A (zh) 作为畜禽营养补充剂的钙与挥发性脂肪酸的纯反应产品
Nikolić et al. Adaptation to diets containing significant amounts of non-protein nitrogen
Tjandraatmadja et al. Digestion by sheep of silages prepared from mixtures of tropical grasses and legumes
Tauqir et al. Lactation performance of Nili-Ravi buffaloes fed alkali treated rice husks
CN114868840B (zh) 一种用于仔猪的生物活性酸奶的制备方法及其应用
Afzal et al. Performance of sheep fed different roughage based complete feed blocks
AU612020B2 (en) Ruminant animal feedstuffs
Veira et al. A comparison of five protein sources as supplements for growing steers fed grass silage