JP2003524222A - 金融サービス商品を開発及び管理するシステムと方法 - Google Patents

金融サービス商品を開発及び管理するシステムと方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 金融サービス商品を開発及び管理するシステムと方法を提供する。 【解決手段】 本システムは、中央処理装置、機能横断的な商品開発チームによって利用される複数のユーザインターフェース、金融サービス商品の開発及び管理に関連する特定の情報を含むデータファイルを格納するメモリを備える。商品開発チームの様々なメンバーはデータファイルをアクセスし、見直しし、更新することができる。本発明によれば、商品の設計、承認、売り出し、管理に関連する1つ以上の段階を含む特有な商品開発プロセスを組み入れるように中央処理装置はプログラムされる。そして、これらの各段階には、リスク管理プロセス、品質管理プロセス、データ主導分析、機能横断的チーム属性のうちの1つ以上の特徴が組み入れられる。この特有な総合システムと方法によって、幅広く多彩な金融サービス商品の開発及び管理に適用可能な、一貫性があり、維持可能で、繰返し可能なプロセスが提供される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、金融サービス商品の開発及び管理を行うシステムと方法に関する。
特に、本発明は、金融サービス商品の設計、承認、売り出し、管理を行う総合シ
ステムと方法に関する。
【0002】
【発明の背景】
保険業界を含む金融サービスの分野において、従来では、様々な事業機能が十
分に組み込まれていない組立ラインを構築した後にそのモデルに基づいて新商品
の開発を行っていた。例えば、提案された新商品の開発中に、商品設計、リスク
管理、金融、投資管理、販売/流通、および経営の各機能を直列的に実行してい
たが、十分に調整されていなかった。
【0003】 この従来からの保険商品の開発方法では代表的で革新的なものは生み出されな
かった。実際、過去20年間にわたり、「最先端」、「革新的」または「世界初
」と呼ばれた所謂「新規な」保険商品は非常にわずかであった。その代わりに、
保険業界の商品開発の努力は、所謂、商品の「改良」に向けられていたため、既
存の商品からの利益(とリスク)を上げるだけであった。ここでは、システム、
業務、マーケティング、財務管理に対して限定された投資だけが必要であった。
このような商品の追加的「改良」は、「最先端」の商品、すなわち、比較的高い
収益が望め、商品を市場に送り出すためにシステム、業務、マーケティング、財
務管理に対して莫大な投資が必要である商品と対比される。
【0004】 革新的な商品の開発を妨げることに加えて、従来の非総合的でかつ直列的な開
発プロセスでは様々な問題が発生した。これらの問題の多くは保険会社の間では
依然として共通のものである。第一に、多くの保険会社では、特定の新商品に対
する市場での需要を分析して有効性を判断する場合の統制が不十分である。例え
ば、元来、チーフプロデューサのニーズと知覚(文書データと対照的である)に
依存した場当たり的で受身的なプロセス(即ち、主観的な意思決定に基づいて)
である商品開発プロセスをもつことはまれなことではない。これによって、投資
するに足る十分な市場がない状態で、即ち、商品の特徴が、実際の顧客ニーズ、
必要条件または見込みと整合しない状態等で商品が開発されることになる。
【0005】 第二に、商品の潜在的重要性に基づいて、不足する資源(即ち、システム、資
本金、人)を事業に確実に割り当てるために、早い開発段階で提案された新商品
を不適当にスクリーニングしてしまうこともまれなことではない。このため、内
在的に商品開発プロセスは遅く非効率なものである。
【0006】 第三に、総合的な商品開発プロセスが欠如しているため、十分に早い段階から
特定の機能をそのプロセスに入れないことによって、市場に商品を売り出す際に
予測できない問題を最小にすることもある。プロジェクト管理の統制が欠如して
いるため、市場への商品の売り出しが遅れ、また、極端な場合は、かつては売り
出しできなかった商品の開発には、もし売り出されたとしても、商品や事業の欠
陥を正すために過度のやり直しが必要となるだろう。
【0007】 第四に、市場に売り出される新商品だけでなく、商品を市場に供給するために
必要なプロジェクトとシステムの開発後の性能評価を限定することは保険会社の
間ではまれなことではない。このため、商品の開発プロセスがその成功と失敗か
ら学習することがないため、改良に対しては鈍感となる。
【0008】 最後に、保険会社間で、商品開発プロセスの役割、責任、意思決定権を明確に
示さないことはまれなことでなない。例えば、多くの商品開発プロセスには、「
やる」か「やらない」かの決定の明快なポイントが不足しているだけでなく、決
定を行う権限もない。このため、そのプロセスの間中売り出しの決定を絶えず有
効にすることはない商品開発を行うことになる。このプロセスでは、顧客にとっ
てコスト効率が悪く、会社.にとっても利益が上がらない商品となってしまう。
【0009】 最近数年間では、革新的な商品をうまく開発する方法の1つは、商品マネージ
ャに率いる総合機能横断的な商品の開発チームを構成することであり、このこと
を幾つかの保険会社は理解しているにもかかわらず、金融サービス商品を開発し
て管理するシステムと方法を改良することに対するニーズが依然として存在する
。特に、金融サービス商品を設計し、承認し、売り出し、管理し、また、保険業
界に関する上述の問題の種類とクラスに焦点を当てた総合システムと方法に対す
るニーズが以前として存在する。実際、保険業界での特定用途向けに使えるよう
に何年も提案された様々なコンピュータシステムが存在するにもかかわらず、本
出願人らが知っているそのシステムの実用性は限定されている。
【0010】 特に、クリスティー他の米国特許第5819230では、不動産購入に対して
融資したり、生命保険商品を購入するための抵当/生命保険の組み合わせプログ
ラムを管理するシステムと方法について開示している。しかしながら、本システ
ムと方法の主な目的は、担保に対する頭金として通常使われるファンド全体また
はその一部を使って、生命保険証券を購入することができる抵当/生命保険の組
み合わせプログラムを管理することである。
【0011】 ケリー他の米国特許第5806042では、所謂 ”銀行保有生命保険”計画
を設計し実行するシステムと方法について開示している。しかしながら、本シス
テムと方法では、法的規定条件(即ち、連邦と州のガイドライン)下でその”銀
行保有生命保険”計画に関する特有の問題に焦点を当てている。
【0012】 ショッツの米国特許第4837693号では、生命保険計画の実行を促進する
方法と装置が開示されている。しかしながら、本特許が意図する保険計画は、雇
用者によって、従業員がグループ保険計画から個人契約へ転換できる種類のもの
である。
【0013】 リアン他の米国特許第5839118号では、保険料の最適化と借款の監視を
行うシステムと方法について開示されている。本特許が意図する保険プランは、
生命保険から資金が提供される雇用者年金計画に関する。
【0014】 セクストン他の米国特許第5752236号では、同じ被保険者、即ち、同じ
加入者の少なくとも2つの、個別だが関連する保険契約を利用した保険プランに
関する生命保険の方法とシステムについて開示している。
【0015】 リアン他の米国特許第5655085号では、多方面に渡る生命保険の初期化
、処理、準備、記憶、配達を行うコンピュータシステムについて開示している。
【0016】 テイラー他の米国特許第5523942号では、保険/投資商品情報をコンピ
ュータシステムに入力するデザイングリッドについて開示している。特に、コン
ピュータスクリーンに表示される、コンピュータを使用したグラフィックユーザ
インターフェースについて開示している。これは、複数の保険商品に関するイン
ストラクションや情報を受信したり、それらに関する保険案を表示するためのも
のである。
【0017】 しかしながら、上述の特許で開示された方法とシステムでは、保険商品の設計
、承認、売り出し、管理を行う総合システムと方法を意図したものはない。従っ
て、一般的には、保険商品に関して上述された様々な古典的商品開発の問題を解
決するためにそれらを使うことができない。
【0018】 更に、金融サービス商品分野外でも、工業/営業商品の開発を支援するために
提案された様々なシステムがあるにもかかわらず、出願人らが知るシステムは、
保険商品を含む金融サービス商品の開発に関する特有の問題に焦点を当てていな
い。特に、これらのシステムでは、商品開発、経路管理、リスク管理、保険数理
、承諾/法律要件、マーケティング、商品管理、販売、財務管理、投資、業務、
システムを包括するチームが幅広く様々な機能の役割を果たす金融サービス分野
で必要な種類の機能横断的商品開発チームの編成と統合が促進されない。また、
それらが、場当たり的で主観的な意思決定によるのではなく文書データに基づい
た商品プロセスを促進させることもない。
【0019】 従って、出願者らは知るところの以下の米国特許は、工業/営業(金融サービ
スではない)商品の開発を支援するシステムを意図するものであるにもかかわら
ず、一般的に、それらは金融サービス商品に関して上述された特有の種類の問題
に関与しない。
【0020】 ターンブルの米国特許第5208765号では、コンピュータに基づく商品開
発方法とシステムについて開示している。特に、”発明の背景”節で記述されて
いるように、本特許が主に意図する商品の種類は、製品開発時に遭遇する特有の
問題がある半導体製品である。
【0021】 ジャネット他の米国特許第5761063号では、設計/技術プロジェクト管
理システムについて開示している。”背景の技術”節で記述されているが、本特
許が主に意図する商品の種類は、商品開発時に遭遇する特有の問題を持つ自動車
等の多部品製品である。
【0022】 上述の製品開発に関する特定の従来技術に加えて、プロジェクトのスケジュー
リングとその管理を行うコンピュータシステムに関する一般的な従来技術は様々
ある。また、出願人らが知るところの以下のものを含む従来技術も、金融サービ
ス商品に関する上述の特有な問題に焦点を当てていない。スリニバサンの米国特
許第5548506号では、多数の業務グループを管理し、また、オートメーシ
ョン化された、電子ネットワークベースのプロジェクト管理サーバシステムにつ
いて開示している。マーカの米国特許第5050074号では、複数の役者によ
る協調的活動を促進するシステムについて開示している。ミラーの米国特許第5
408663号では、プロジェクトのスケジューリングを最適化する資源割り当
て方法について開示している。ボン他の米国特許第5551028号では、多数
のデータファイルを単一のエンティティとして表して操作できるように、設計デ
ータをコンピュータシステムで編成する設計データ管理システムについて開示し
ている。オクの米国特許第5675745号では、データベースを用いた組織活
動管理システムについて開示している。コスキー他の米国特許第5596502
号では、商品を製造するための資源の割り当てを支援する設計支援スケジューリ
ングを行うコンピュータシステムについて開示している。
【0023】 金融サービス商品に関連する上述した従来技術の欠陥を鑑み、金融サービス商
品を開発及び管理する改良されたシステムと方法を提供することが望まれる。
【0024】 また、金融サービス商品の設計、承認、売り出し、管理を行う総合システムと
方法を提供することが望まれる。
【0025】 さらに、商品開発プロセスのフロントエンドで新しい金融サービス商品に対す
る市場ニーズの評価と分析を改良するためのシステムと方法を提供することが望
ましい。さらに、市場に売り出される金融サービス商品だけだなく、それに使わ
れるプロセスの開発後の性能評価を改良するためのシステムと方法を提供するこ
とが望ましい。
【0026】 さらに、金融サービス商品の設計と導入を行う統制されたプロジェクト管理方
法を開発するシステムと方法を提供することが望ましい。
【0027】
【発明の概要】
本発明の目的は、金融サービス商品の開発及び管理を行う改良されたシステム
と方法を提供することである。
【0028】 また、本発明の目的は、金融サービス商品の設計、承認、売り出し、管理を行
う総合システムと方法を提供することである。
【0029】 さらに、本発明の目的は、商品開発プロセスのフロントエンドで新しい金融サ
ービス商品に対する市場ニーズの評価と分析を改良するためのシステムと方法を
提供することである。
【0030】 さらに、本発明の目的は、市場に売り出される金融サービス商品だけだなく、
それに使われるプロセスの開発後の性能(パフォーマンス)評価を改良するため
のシステムと方法を提供することである。
【0031】 さらに、本発明の目的は、金融サービス商品の設計と導入を行う統制されたプ
ロジェクト管理方法を開発するシステムと方法を提供することである。
【0032】 本発明の第一の実施形態によれば、金融サービス商品の開発方法が提供される
。本方法は、[a]事業(ビジネス)リーダ、プロジェクトリーダ、市場評価プ
ロセスオーナ、市場評価アナリスト、開発解決リーダ、主な出資者、市場調査サ
プライヤ、事物エキスパートのうちの少なくとも複数の者を代表するチームメン
バーを含む機能横断的な市場評価チームを編成する工程と、[b]チームの各メ
ンバーに中央処理装置に接続されたユーザインターフェースを提供する工程と、
[c]商品の開発を支援するプロセスを中央処理装置にプログラムする工程であ
って、前記プロセスは、[c1]二次的なデータを収集し、主な調査を行い、戦
略を作成し、好機を正当化することを含み、市場を評価して好機を見分ける工程
を備える商品開発に関連する所定の複数の一連の主工程と、[c2]次の工程に
進むために、主工程が成功裏に完了したかどうかを決定するための評価基準のス
テートメントと、[c3]文書データと定量化可能なデータに基づき商品を開発
できるように各主工程に組み入れられたデータ主導分析とを含む、当該工程とを
備える。
【0033】 本発明の第二の実施形態によれば、入力手段、メモリ手段、プロセッサ手段、
ディスプレイ手段を備え、金融サービス商品を開発するためのコンピュータシス
テムを提供する。本システムは、[a]市場を評価し好機を見つける工程を含む
金融サービス商品の開発に関る複数の主工程のステートメントを含むメモリ手段
に格納された第一のデータファイルと、[b]二次的なデータを収集する副工程
と、主な調査を行う副工程と、市場戦略を作成する副工程と、好機を正当化する
副工程とを備える各主工程に関連する複数の要素副工程のステートメントを含む
メモリ手段に格納された第二のデータファイルと、[c]必要な承認エンティテ
ィとそのエンティティによって適用される規格を見分けることによって、主工程
が成功裏に完了したかどうかを決定するための評価基準のステートメントを含む
メモリ手段に格納された第三のデータファイルと、[d]少なくとも1つの主工
程または副工程に関連する複数のツールを含み、それに関連する具象的アイコン
をさらに含むメモリ手段に格納された第四のデータファイルであって、ツールが
関連する主工程または副工程と共にアイコンをディスプレイ手段にそのアイコン
を表示し、前記ツールは、[d1]金融サービス商品の開発及び管理に役立つ用
語と慣用句の語彙集と、[d2]アプリケーションソフトウエア商品を使って作
成され、少なくとも1つのサブプロセスに潜在的に適用可能な前もって準備され
た文書リストであって、文書を作成するために使われるアプリケーションソフト
ウエア商品のファイルフォーマットで、メモリ手段に前記文書を電子的に格納す
る、当該文書リストと、[d3]本工程を成功裏に完了させるために必要な承認
リストとを含むグループから選択される、当該第四のデータファイルと、[e]
第一のデータファイルからの主工程のステートメントをディスプレイ手段に表示
し、また、入力手段を介して主工程のうちの1つをユーザが選択できる手段と、
[f]主工程をユーザが選択することに応答して、第二のデータファイルをアク
セスし、選択された主工程に関連する副工程のステートメントを第二のデータフ
ァイルから検索し、ディスプレイスクリーンに主工程とそれに関連する副工程の
検索されたステートメントを表示する手段と、[g]主工程またはそれに関連す
る副工程をユーザが選択することに応答して、第四のデータファイルをアクセス
して、選択された工程または副工程に関連するツールに関する情報を第四のデー
タファイルから検索し、ディスプレイ手段にそれらのツールに対するアイコンを
表示する手段と、[h]ツールを代表するアイコンをユーザが選択することに応
答して、ツールを表示する手段、[i]ソフトウエア商品で作成された文書を備
えるツールをユーザが選択することに応答して、コンピュータシステム上に商品
を表し、ユーザのために文書を出してディスプレイ手段に表示する手段とを備え
る。
【0034】 本発明の第三の実施形態によれば、金融サービス商品の開発システムが提供さ
れる。本システムは、[a]中央処理装置と、[b]その処理装置に接続され、
機能横断的な市場評価チームのメンバーによって利用される複数のユーザインタ
ーフェースであって、その各々は関連するユーザディスプレイとユーザ入力手段
を備える、当該ユーザインターフェースと、[c]前記処理装置に接続されたメ
モリであって、機能横断的市場評価チームのメンバーによってユーザインターフ
ェースを介してアクセスされ見直される以下のデータファイル、即ち、[c1]
市場を評価し、好機を見つける工程を備える金融サービス商品の開発及び管理に
関る複数の主工程のステートメントを含む第一のデータファイルと、[c2]二
次的なデータを収集し、主な調査を行い、市場戦略を作成し、好機を正当化する
副工程を備える各主工程に関連する複数の要素副工程のステートメントを含む第
二のデータと、[c3]主工程が完了したかどうかを決定するための評価基準の
ステートメントを含む第三のデータと、[c4]少なくとも1つの主工程または
副工程に関連する複数のツールを含み、それに関連する具象的アイコンをさらに
含む第四のデータファイルであって、ツールに関連する主工程または副工程と共
にアイコンをユーザディスプレイに表示する、当該第四のデータファイルと、[
c5]少なくとも1つの主工程または副工程に関連する複数の文書を含む第五の
データファイルとを含む、当該メモリと、[d]第一のデータファイルからの主
工程のステートメントをユーザディスプレイに表示し、入力手段を介して主工程
の1つをユーザが選択できる手段と、[e]主工程をユーザが選択することに応
答して、第二のデータファイルをアクセスして、選択された主工程に関連する副
工程のステートメントを第二のデータファイルから検索し、ユーザディスプレイ
に主工程とそれに関連する副工程の検索されたステートメントを表示する手段と
、[f]主工程または副工程をユーザが選択することに応答して、第四のデータ
ファイルをアクセスして、選択された工程または副工程に関連するツールに関す
る情報を第四のデータファイルから検索し、ユーザディスプレイにそれらのツー
ルに対するアイコンを表示するする手段と、[g]ツールを代表するアイコンを
ユーザが選択することに応答してツールを表示する手段と、[h]ツールをユー
ザが選択することに応答して、選択された工程または副工程に関連する文書の作
成を支援し、前記作成された文書を第五のデータファイルに格納する手段とを備
える。
【0035】 本発明の第四の実施形態によれば、金融サービス商品を開発する総合システム
が提供される。本システムは、[a]事業リーダ、プロジェクトリーダ、市場評
価プロセスオーナ、市場評価アナリスト、開発解決リーダ、主な出資者、市場調
査サプライヤ、事物エキスパートを含む機能横断的な市場評価チームによる商品
開発を支援するようにプログラムされた中央処理装置と、[b]中央処理装置に
接続された複数のユーザインターフェースであって、その各々が機能横断的な市
場評価チームが利用するために適合する入力手段とディスプレイ手段とを備える
、当該ユーザインターフェースと、[c]中央処理装置に接続され、商品開発に
関連する所定の情報を格納するデータファイルを含むメモリであって、市場評価
チームのメンバーによってユーザ入力手段を介して、データファイルを検索でき
、前記データファイルは少なくとも、[c1]商品開発の第一段階に関連する第
一のデータファイルであって、二次的なデータを収集し、主な調査を行い、戦略
を作成し、好機を正当化することを含む、市場をアクセスし好機を見分ける工程
を第一段階が備える、当該第一のデータファイルと、[c2]商品開発の次の第
二段階に関連する第二のデータファイルとを含む、当該メモリとを備え、[d]
第一のメンバーが第一または第二のデータファイルのうちのいずれか一方を検索
することに応答して、メンバーのユーザディスプレイ手段に、[d1]検索され
たデータファイルに関連する商品開発の特定の段階に関する情報と、[d2]検
索されたデータファイルに関連する開発の特定の段階に関して役立つ第三のデー
タファイルに格納された文書リストであって、第一のメンバーは、メンバーのユ
ーザ入力手段を介してこの文書を選択することによって、リストされた文書のう
ちの1つを表示するために検索することができる、当該文書リストと、[d3]
検索されたデータファイルに関連する開発の特定の段階に関連して役立つ文書を
第一のメンバーが作成することを支援するツールリストであって、第一のメンバ
ーによって作成された文書が、チームのその他のメンバーによって検索され表示
される第三のデータファイルに格納される、当該ツールリストとを表示するよう
に中央処理装置をプログラムする。
【0036】 本発明の第五の実施形態であって、金融サービス商品の開発方法を提供する。
本方法は、[a]事業リーダ、プロジェクトリーダ、市場評価プロセスオーナ、
市場評価アナリスト、開発解決リーダ、主な出資者、市場調査サプライヤ、事物
エキスパートのうちの少なくとも複数の者を代表するチームメンバーを含む機能
横断的な市場評価チームを編成する工程と、[b]機能横断的市場評価チームに
よる商品の開発及び管理を支援するプロセスを中央処理装置にプログラムする工
程と、[c]中央処理装置に複数のユーザインターフェースを接続する工程であ
って、機能横断的市場評価チームが利用するのに適合した入力手段とディスプレ
イ手段を各ユーザインターフェースが備える、当該工程と、[d]中央処理装置
に接続されたメモリに、商品開発に関する所定の情報を含むデータファイルを格
納する工程であって、市場評価チームのメンバーによってユーザ入力手段を介し
てデータファイルを検索することができ、前記データファイルは少なくとも、[
d1]商品の開発及び管理の第一段階に関連する第一のデータファイルであって
、市場を評価し好機を見分ける工程を第一段階が備える、当該第一のデータファ
イルと、[d2]商品開発の次の第二段階に関連する第二のデータファイルとを
備える、当該工程と、[e]第一または第二のデータファイルのいづれか一方を
第一のメンバーが検索検索することに応答して、第一のメンバーのユーザディス
プレイ手段に、[e1]検索されたデータファイルに関連する商品開発の特定の
段階に関する情報と、[e2]検索されたデータファイルに関連する開発の特定
の段階に関して役立つ第三のデータファイルに格納された文書リストであって、
第一のメンバーのユーザ入力手段を介して前記文書を選択することによって、リ
ストされた文書のうちの1つを前記メンバーが表示することができる、当該文書
リストと、[e3]検索されたデータファイルに関連する開発の特定の段階に関
して役立つ文書を第一のメンバーが作成することを支援するツールリストであっ
て、第一のメンバーによって作成される文書がチームのその他のメンバーによっ
て検索され表示される第三のデータファイルに格納される、当該ツールリストと
を表示するように中央処理装置をプログラムする、当該工程とを備える。
【0037】 添付の図面と共に以下の詳細な説明を検討することによって、上述した本発明
の目的やその他の目的、また、その利点が明らかになる。
【0038】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の金融サービス商品の開発及び管理を行うコンピュータシステ
ム図示したものである。システム10は、中央処理装置12、メモリ14、入力
デバイス27A−27Nを備える複数のユーザインターフェース26A−26N
、ディスプレイデバイス28A−28Nをそれぞれ備える。本発明に係るメモリ
14は、以下に示す1つ以上のデータファイルを備える。即ち、主工程データフ
ァイル16、副工程データファイル18、完了評価基準データファイル20、文
書データファイル22、ツールデータファイル24であり、これらについては以
下で説明される。金融サービス商品設計のガイド/追跡を支援し、また、そのマ
ーケティングを支援するシステム10によって、これらのデータファイルが使わ
れる。特に、システム10のユーザは、例えば、1つ以上の以下の機能、即ち、
マーケティング、商品管理、システム、業務、財務管理、商品開発、経路管理、
リスク管理、販売、保険数理、投資、法令/コンプライアンスの処理を行う各人
から構成される機能横断的商品開発チームのメンバーになることができる。シス
テム10には、チームのメンバーが同時にアクセスする機能横断的環境での商品
開発及び管理を促進する複数のユーザインターフェース26A−26Nと、中央
処理装置12と、チームによって開発され管理される特定の商品に関するメモリ
14が含まれる。
【0039】 本発明によれば、改良された金融サービス商品を提供する特有のプロセス用に
中央処理装置12をプログラムすることができる。特に、以下で説明されるが、
幅広く様々な金融サービス商品に適用できる、一貫性があり、環境を破壊せず、
繰り返し可能なプロセス用に中央処理装置12をプログラムする。特に、本プロ
セスは、金融サービス商品用に商品開発プロセスを標準化するための1つ以上の
以下の特徴を組み込むことができる。 [1]提案の商品に関するリスクを確認し、以下で説明されるミティガント(mi
tigants) 、感度分析、トリガポイント/出口戦略を包括する完全なリスク評価
を行うリスク管理の原理を組み込むようにプロセスをプログラムすることができ
る。 [2]提案の商品が所定の品質基準に達して開発されているかどうかを確認する
ための品質管理の原理を組み込むようにプロセスをプログラムすることができる
。 [3](主観的で逸話的な要因ではなく)定量化可能な文書データに基づいて提
案の商品を開発するために、データ主導の分析を組み込むようにプロセスをプロ
グラムすることができる。 [4]正当な人が正しい時間に正しい決定を下すために、機能横断的チームから
の意見に基づいて商品を開発するようにプロセスをプログラムすることができる
【0040】 本発明のこの態様を図2に示す。この図は、提案の金融サービス商品の品質と
収益性の見積り値を改善する上述のプロセスの実施形態を示すブロック図である
。特に、プロセス30には、商品の開発及び管理に関する1つ以上の段階32、
34、36、38が含まれる。段階32は、商品を設計する設計工程である。段
階34は、開発チームの適切なメンバーやその他の者(例えば、会社の社長や取
締役)から適切な承認を得る承認工程である。段階36は、商品をそれぞれの経
路/市場に導入する商品の売り出し工程である。段階38は、市場に売り出され
た後の商品管理を促進する管理工程である。
【0041】 本発明によれば、これらの4段階の各々は、上述の4つの特徴、即ち、(1)
リスク管理プロセス(工程32A、34A、36A、38A参照)、(2)品質
管理プロセス(工程32B、34B、36B、38B参照)、(3)データ主導
の分析方法(工程32C、34C、36C、38C参照)、(4)機能横断的チ
ームの方法(工程32D、34D、36D、38D参照)のうちの1つ以上を備
えることができる。
【0042】 特に、リスク管理プロセス(図2の工程32A、34A、36A、38A参照
)は、商品開発事業の一貫性を促進させるガイドラインと規格を設定する。従っ
て、ミティガント、感度分析、トリガポイント、出口戦略を包含する完全なリス
ク評価が新商品開発プログラムのライフサイクルの4段階に組み込まれるが、そ
れは、文書化されているばかりでなく、プロセスの固有の部分である。
【0043】 本技術分野では周知のことであるが、ミティガントは特定の修正行為(例えば
、レートを上げ、代理手数料や内部的経費を下げる)であり、金融サービス商品
に関する確認されたリスク(例えば、利幅)を管理するように計画される。感度
分析は、商品のリスクのストレステストを行う(即ち、確認された作業リスクを
対象にし、それが新商品の需要に対応できることを保証する能力をテストする)
プロセスである。一般的に、感度分析は、新商品の収益性の期待値を決定するた
めに、最良と最悪の場合でのシナリオで行う。感度分析結果を使ってトリガポイ
ントを確立することができる。トリガポイントは早期の警告信号であり、識別さ
れたリスク、即ち、所定の閾値レベル(例えば、予算より低い利幅20%)を管
理するために用いられる。この閾値レベルは、各リスクの主因(即ち、主変数で
あり、これは、その商品では財務収益の見積り値の達成が困難であるという見通
しを示す)に対して確立され、リスクレベルが商品プログラムに対するリスク/
収益の幅の外に移動するときに信号が出される。出口戦略はリスクを管理するた
めの特定の修正行為である。例えば、商品の性能が所定のトリガポイントより下
であるときに出口戦略を実行することによって、「出口」を提供してそれ以上の
利益の損失を食い止める。このリスク管理のコンセプトを段階32、34、36
、38のうちの少なくとも1つ以上または全部に組み込むことによって、統制の
とれた商品開発プロセスが確立される。
【0044】 本発明によれば、商品開発プログラムに組み込まれたリスク管理の量を特定の
種類の開発商品向けにあつらえることができるため、プロセス30は柔軟性があ
る。例えば、マイナーな方法(例えば、顧客が知覚する価値を高めるために、商
品の属性や特徴をわずかに変更する)に基づく簡単な変更により長く存続する商
品にとっては、例えば、革新的な商品を市場(即ち、世界「初」のもの)に出す
ために必要となるレベルのリスク管理をプロセス30に組み込む必要はない。そ
のため、設計段階32では、次の開発プロセスの段階34、36、38で必要と
されるレベルのリスク管理を機能横断的商品開発チームによって確定することが
できる。
【0045】 その上、品質管理プロセス(図2の工程32B、34B、36B、38B参照
)では、商品の開発及び管理時に標準化された見直し、分析、活動を適用するこ
とによって、修正が必要な場合に必要とされる品質を達成し維持するためにどん
な修正が必要であるかを決定する。また、開発及び管理される特定の種類の商品
に基づいて商品開発プログラムに組み込まれた品質管理の量を変えることができ
るので、プロセス30は柔軟である。従って、設計段階32で、機能横断的商品
開発チームは次の開発プロセスの段階34、36、38で必要とされるレベルの
品質管理を決定することができる。
【0046】 図2に示されており、また、それについて以下でさらに説明されるが、信頼で
きず予測不可能な主観的で逸話的な要因ではなく、定量化可能な文書データ(即
ち、データ主導の分析)に基づく意思決定プロセスを基礎にして段階32、34
、36、38を構成している。また、このデータを使って、プロセス30に組み
込まれたリスク管理と品質管理プロセスを支援することができる。更に、図2で
示されているように、開発プロセスの各段階で機能横断的なチームからの意見を
取り込む意思決定プロセスは、プロセス30の固有のものである。
【0047】 本発明によれば、図2で示されるプロセス30を、図1で示されるコンピュー
タシステムで実行することができる。特に、そこで示されるシステム10には、
(i)図2のプロセス30に基づいてプログラムされた中央処理装置12と、(
ii)本プロセスに関連する以下のデータファイルの1つ以上のものを格納可能
なメモリ14が含まれる。
【0048】 [1] 主工程データファイル16。これには、金融サービス商品の開発及び
管理に関る主工程の識別子が含まれる。ここで、「主工程」とは、開示された本
プロセスの特定の段階である。この段階の完了時には、組織的な見直し/承認が
必要であり、その後に、本プロセスは次の開発段階に進む。商品開発の様々な段
階で承認を行うためのチェックポイントは、商品の実施可能性と収益性を保証す
るために役立つ。例えば、図2で示されるプロセスの実施形態に関連する主工程
には、商品設計、商品の承認、商品の売り出し、商品管理の1つ以上のものが含
まれる。
【0049】 [2] 副工程データファイル18。これには、主工程データファイル16に
格納される各主工程に関連する複数の要素副工程の識別子が含まれる。本プロセ
スの主工程を実行するときに、副工程は機能横断的商品開発チームに厳密さとガ
イダンスを提供する。
【0050】 [3] 主工程完了評価基準データファイル20。これには、金融サービス商
品の開発及び管理プロセスの各主工程が適切に完了したかどうかを確認するため
に必要とされる所定の評価基準の識別子が含まれる。
【0051】 [4] 文書データファイル22。これには、金融サービス商品の開発及び管
理プロセスの各主工程に関連する文書の識別子が含まれる。本文書には、例えば
、商品/市場分析、顧客調査、商品仕様、価格設定と財務効果、価格設定モデル
/収益性評価、販売予測、マーケティング/トレーニング資料が含まれる。また
、本文書に、関連する文書の以前の「例」(例えば、最良のプラクティス(実施
例))が含まれていてもよい。
【0052】 [5] ツールデータファイル24。これには、金融サービス商品の開発及び
管理プロセスの各主工程に関連するコンピュータ支援ツールの識別子が含まれる
。本ツールには、例えば、リスクスコアカードチャート、時間−収益分析、市場
機会評価ツール、商品承認/見直しテンプレートを備えている。これらについて
は以下で説明される。
【0053】 上述のことを考慮して、本プロセスの各主工程に関連するものは、(副工程デ
ータファイル18に格納された)要素副工程、(完了評価基準データファイル2
0に格納された)完了評価基準、(文書データファイル22に格納された)文書
情報、(ツールデータファイル24に格納された)ツールである。本発明の本態
様は図3Aで示されている。本図は、副工程18A、完了評価基準20A、文書
情報22A、ツール24Aを含む典型的な主工程16Aの模式的ブロック図であ
る。
【0054】 さらに、図3Aに示される各要素副工程に関連するものは、(完了評価基準デ
ータファイル20にも格納された)類似の評価基準、(文書データファイル22
にも格納された)文書情報、(ツールデータファイル24にも格納された)ツー
ルである。本発明のこの態様を図3Bに示す。これは、完了評価基準20A、文
書情報22A、ツール24Aを含む典型的な副工程18Aの模式的ブロック図で
ある。
【0055】 本発明のさらに別の特徴によれば、特定の金融サービス商品の開発及び管理に
関するデータファイル16、18、2O、22、24に含まれるデータをアクセ
ス、見直し、更新するために、機能横断的商品開発チームのメンバーはユーザイ
ンターフェース26A−26Nを使うことができる。例えば、プロジェクトマネ
ージャ(もしくは、チームのその他のメンバー)はユーザ入力部27Aを使って
、商品に関連し、また、主工程データファイル16(例えば、「商品設計」、「
商品承認」、「商品の売り出し」、「商品管理」)に格納される各主工程をディ
スプレイ28A上に表示する。更に、これらの工程の各々に関連して、プロジェ
クトマネージャ(その他の人も同様)は、図3Aに示される(副工程データファ
イル18に格納された)副工程に関連する情報、(完了評価基準データファイル
20に格納された)主工程に対する完了評価基準、(文書データファイル22に
格納された)主工程に関連する文書情報、(ツールデータファイル24に格納さ
れた)主工程に関連するツールをアクセスし、見直しを行い、更新することがで
きる。
【0056】 同様に、図3Aに示される要素副工程18A等の各要素副工程に関連して、プ
ロジェクトマネージャ(その他の人の同様)は、図3Bに示される(完了評価基
準データファイル20に格納された)副工程に対する完了評価基準に関連する情
報、(文書データファイル22に格納された)副工程に関連する文書情報、(ツ
ールデータファイル24に格納された)副工程に関連するツールをアクセスし、
見直しを行い、更新することができる。
【0057】 これまで、本発明に係る金融サービス商品の開発及び管理を行うシステムと方
法について開示してきた。本システムは、中央処理装置、機能横断的商品開発チ
ームによって利用される複数のユーザインターフェース、本方法に関連する特定
の情報を格納するためのデータファイルを含むメモリを備える。商品開発チーム
の様々なメンバーは、データファイルをアクセスし、見直しを行い、更新するこ
とができる。本発明によれば、商品の設計、承認、売り出し、管理に関連する1
つ以上の段階を含む特有の商品開発プロセスを組み込むように中央処理装置はプ
ログラムされている。そして、これらの各段階には、以下の特徴、即ち、リスク
管理プロセス、品質管理プロセス、データ主導分析、機能横断的チームの属性の
うちの1つ以上が組み込まれている。この特有な総合システムと方法によって、
幅広く様々な金融サービス商品の開発及び管理に適用可能で、一貫性があり、維
持可能で、繰り返し可能なプロセスを提供することができる。
【0058】 上述の本発明の態様は、本発明の好適な実施形態に関連して以下でさらに説明
される。特に、図4は保険商品等の金融サービス商品の開発及び管理を行うプロ
セスの好適な実施形態を示すブロック図である。プロセス50には、図2につい
て上述された段階32、34、36、38のそれぞれに類似する4段階52、6
2、72、82が含まれる。特に、段階52は保険商品を設計する設計段階であ
り、段階62は適切な承認を得て商品のマーケティングを続ける行うための承認
段階であり、段階72は商品を市場に導入する商品売り出し段階であり、段階8
2は、市場に売り出し後に商品管理を促進する管理段階である。
【0059】 商品設計段階52には、図4で示される参照番号53から57が付けられた主
工程1から5が含まれ、以下の工程を備える。
【0060】 [工程1] 何故新商品なのか? 本工程では、例えば、市場情報と、新商品
の影響、悪いことのきざし、トレンド、好機についての専門知識を収集をうまく
行うことによって、市場ニーズを確認し、新提案の商品にとって潜在的好機であ
るかどうかを決定するための支援を行う。
【0061】 [工程2] どのように、いつ、商品化するのか? 本工程は、工程1によっ
て収集された情報に基づいて潜在的な新商品の特徴を文書化する支援を行い、調
査スケジュールの作成に加え、「実行可能性」の調査を行うチームを編成するた
めの指導を行う。
【0062】 [工程3] 機能に関する実行可能性分析:工程1、2によって提案の商品が
定義された後で、工程3では、マーケティング、商品管理、システム、業務、財
務管理、コンプライアンスの見通し(機能毎の)から商品の実行可能性を評価す
ることを支援する。例えば、本工程では、可能性のある「市場参入」戦略を決め
、潜在的な顧客/専門代理店から聞いて商品の特徴を正当化し、商品の初期的な
価格設定を行い、新商品の売り出しを評価し、また、商品が事業システムの必要
条件にどのような影響を及ぼすのか評価するための指導を行う。
【0063】 [工程4] 商品のコアチーム評価:工程3によって機能毎に実行可能性が分
析された後で、工程4では機能毎に商品評価のための支援を行う。例えば、本工
程では、情報をさらに必要とするトピックスを確認し、商品設計を継続するため
の管理的見直しを行い、承認を得て、値段と収益性についてのコンセンサスを得
て、主な問題点とミティガントをリストにし、契約書を起草し、(商品設計/承
認/実行/売り出しのための)商品チームを編成し、商品設計/承認/売り出し
の詳細なスケジュールを決めるための指導を行う。
【0064】 [工程5] 最終的な商品仕様:工程4によって商品の実行可能性が分析され
、継続の決定がなされると、工程5で最終的な商品設計が行われる。例えば、本
工程では、最終的な商品設計に基づき全商品設計情報を改訂して文書化する支援
を行う。また、トリガポイント、感度分析、ミティガント、出口戦略等のリスク
管理要因を見分けて文書化するための指導も行う。
【0065】 工程5によって最終的な商品仕様が完成すると、商品設計段階52が終了し、
プロセス50は商品承認段階62に移行する。特に、商品承認段階62は参照番
号63で示される主工程6を備える。これには以下の工程が含まれる。
【0066】 [工程6] 内部的/外部的承認:本工程では、商品を内部的に見直しする商
品見直し会議の準備を行って開催し、内部的または外部的承認のいずれかを得る
ための支援を行う。その後、適切な取締役員会よって外部的な承認が得られる。
もし承認が得られないと、プロセス50は(必要ならば)提案の商品の分析と設
計を行う設計段階52に戻る。もし承認が得られると、プロセス50は図4の参
照番号73から75が付けられた、以下の主工程7から9をそれぞれ備える商品
売り出し段階へ進む。
【0067】 [工程7] 最終的なロールアウト計画:本工程では、例えば、全業務に対す
る州への出願スケジュールと詳細な実行計画を決めることを含む詳細な商品ロー
ルアウト計画の準備を支援する。更に、商品のマーケティングプロトタイプの開
発と、(工程5で)設計され、(工程6で)承認された商品仕様の調整の指導も
行う。
【0068】 [工程8] 売り出し前の最終的見直し:工程7で詳細なロールアウト計画が
準備されると、売り出し前の商品の最終的な見直しが行われる。例えば、本工程
では、最終的な売り出しと、もし適用可能ならば、テスト売り出しの準備を支援
する。
【0069】 [工程9] 商品売り出し:本工程では、流通経路に対する商品の売り出しを
支援する。
【0070】 商品が市場に売り出された後で、プロセス50は、図4の参照番号83で示さ
れる主工程10を備える商品管理段階82に入る。
【0071】 [工程10] フィードバックループ:本工程では、商品フィードバックの分
析と実行を支援する。例えば、新商品に対する市場の反応を測定して分析し、商
品の金融戦略の見直しと承認を行い、年4回のリスク管理トリガポイント(例え
ば、閾値対実際値)の見直しを行うための指導を行う。
【0072】 本発明によれば、10個の主工程の各々には、関連する一連の要素副工程が含
まれる。様々な商品に適用可能で、一貫性があり、維持可能で、繰り返し可能な
プロセスを提供するために、これらの副工程が選択されて、CPU12にプログ
ラムされる。例えば、図4に示されるプロセス50の好適な実施形態では、各主
工程に対する複数の副工程は、以下の表1に示された項目を備えることができる
【0073】 [表1] 1)主工程1:なぜ新商品か? a. 市場ニーズの要因を見つけ、文書化し、定量化する。 i. 市場データと業界のトレンドを収集する。 ii. 潜在的市場シェアを評価する。 iii. 顧客のニーズ/流通業者のニーズのフィードバックを評価する。 lv. 競争の脅威を評価する。 v. 新商品が経験主導である場合に、内部的トレンドを文書化する。 vi. 規制/環境の変化とトレンドを評価する。 b. 関連する他の内的事業部隊の経験を利用し、評価する。 c. プロジェクトチームリーダ/商品スポンサーを割り当てる。 d. スコープO(The scope O)のプロジェクトチームのメンバー を決定する。 e. プロジェクト報告基準と会議スケジュールを作成する。 f. 以下の支援文書を作成する。 i. 前の商品分析 ii. 競争分析とベンチマーク iii. 規制/環境についての最新情報 iv. 市場分析 v. 市場シェア分析 vi. 顧客/代理店/流通調査 2)主工程2:どのように/なぜ新商品なのか? a. 機能横断的プロジェクトチームを編成する。 i. 資源の必要条件を確定し、責務の割り当てを行う。これには、「商 品チャンピオン」、品質資源、チームメンバーが含まれる。 ii. スケジュールを定める。 iii. 機能的な報告を見つける。 iv. 手続きを検証し、正当化する。 b. マーケティングの実行可能性分析を完了させる。 i. 市場のニーズ/重大な顧客のニーズ及び顧客と流通経路から期待さ れる事項を承認する。 ii. 市場の目標を定義する。 iii. 潜在的な競合結果を評価する。 iv. 横断的売出しの潜在的好機を評価する。 c. 潜在的な特徴に関するアウトプットについてブレーンストーミングを行い 、文書化する。 i. 潜在的な特徴を定義し、優先順位をつけ、文書化する ii. 事業戦略と多世代商品計画」MGPP」(以下で説明される)での マイルストンを評価する。 d. 流通経路を選択する。 e. 販売量の期待値を定める。 f. 主要なリスクとミティガント/停止/レスポンス計画(予備的コンプライ アンス評価を含む)を識別する。 g. 業務上のギャップと予備的インフラ評価の見直しを行う。 h. 実行計画(州ごとに)を検証し、文書化する。 i. 予備的な再保険のニーズ/利用可能性の評価 j. 正式な商品開発責任に関する内部的な見直しを完了する。 k. 商品マネージャーを割り当てる。 l. 社長、製造管理担当SVP、商品マネージャ、経路リーダ、事業リスクマ ネージャ、保険数理担当副社長、事業財務管理マネージャ、販売/マーケ ティング担当SVP、事業業務担当SVPの承認を得る。 m. 以下の支援文書を作る: i. 商品特徴の優先リスト ii. 流通業者、顧客調査の分析 iii. 顧客重視グループからの結果 iv. インフラの予備的評価 v. 競争分析とベンチマーク vi. 予備的な価格設定と財務管理の結果(販売見通しを含む) vii. 商品の初期的仕様書 3)主工程3:機能に基づく実行可能性分析 a. マーケティング戦略 i. 「市場参入」と流通戦略を定め、評価する。 ii. 横断的売出し戦略(適用可能ならば)の定義と評価を行う。 iii. 商品特徴を承認し、顧客、経路、商品/販売/マーケティングマネー ジャによって、横断的売出しの実行可能性を承認する。 b. 規制上の実行可能性 i. (州毎の)法的/コンプライアンスの必要条件を概説する。 c. 販売予測の改善 i. 経路毎の委託事項を決定する。 d. 価格設定、利益性、感度評価 i. 見通しを定める。 ii. 保険料と純利益(「NI」)/利益率(「ROI」)/資本利益率 (「ROE」)の計算を行う。 iii. 価格設定モデルと時間−利益(”TTP”)スコアカードを改良す る。 iv. NI/ROI/ROEのストレステストを実行し、文書化する。 v. 実行手段を開発する。 vi. 競争分析(例えば、年齢/給付金)を行う。 vii. 保険料の競争性を検証する。 viii. 再保険の勧誘の評価を行う。 e. 業務/サービスの実行可能性 i. 新商品売り出しとサービスの効果を評価する。 ii. 専門知識と資源の必要条件の文書化と定量化を行う。 f. システムの実行可能性 i. システム仕様書の予備的評価を行う。 ii. システム変更による、機能性とコスト/タイミングの見直しを行う 。 g. 投資戦略と分析 i. 予備的な資本計画コスト、即ち自己資本比率(法的な結果を含む) の予備コスト h. 移行戦略(既存の商品を置き換える場合) i. インセンティブ(歩合給)戦略 j. 格付け機関の影響 k. 初期の草案の出願 l. 資本市場の評価: 証券化、リスクの削減、利回りの改善、一般的なデリ バティブの申し込み用紙に対する潜在的な適合度を評価する。 m. 以下の支援文書を作成する。 i. システムの見直し ii. 規制の評価(法律問題、州の出願の必要条件) iii. 経営の概要 iv. インフラの分析 v. 投資戦略 vi. 市場での実行可能性(顧客/代理店からのフィードバック、市場戦 略) vii. 価格設定モデル viii. 収益性の評価(販売予測、収益テストの結果、競争率/ベネフィッ ト分析、、感度分析、価格設定分析、トレンド分析) ix. 初期的商品仕様書の更新 4)主工程4:コアチームによる商品の評価 a. 実施/不実施のコンセンサスに到達し、以下の決定事項を文書化する。 i. 目標の価格範囲の見通し ii. 財務計画(経路毎の販売量、年間純益) iii. 価格の一貫性/検証 iv. 移行計画(既存の商品を置き換える場合) v. 業務支援の必要条件 vi. 横断的売出し戦略(適用可能ならば) vii. 再保険のニーズと利用可能性 b. 詳細な実行計画/売り出しスケジュールを定める。 i. MGPP適合値に対して再度検証する。 ii. 必要条件/資源/機能毎のスケジュールスケジュール等を具体化す る。システムとサービス実行の必要条件の仕様書を容易する。 iii. 横断的売出し実行計画(もし適用可能ならば)の策定 c. 主要なリスクとミティガントを見直し、コストとスケジュールを含むリス ク評価を行い、リスクレベルをランク付けする。 d. 予備的契約書の起草:スケジュールの評価を行い、予備的な種類のものを 起草する。 e. マーケティング資料のプロトタイプを起草する。 f. 予備的なイラストレーションソフトウエア g. 予備的な商品承認見直し文書を起草する。 h. 事業機能リーダ間で予備審議を行って、新商品の設計を継続するための正 式な内部見直しを行って承認する。 i. プロジェクトの範囲を再検証する。 j. さらに情報を必要とするトピックスを識別する。 k. 社長、製造管理担当SVP、事業リスクマネージャ、保険数理担当VP、 販売&マーケティング担当SVP、事業財務管理マネージャ、事業業務担 当SVP、情報サービス担当VP、契約開発担当ディレクタから承認を得 る。 l. 以下の支援文書を作成する。 i. 商品承認見直し文書の草案 ii. 改訂され、承認された販売予測 iii. 実行計画/売出しスケジュール iv. 主要なリスク/ミティガント 5)主工程5:最終的な商品仕様書 a. 商品仕様書を完成させる(主工程4での内部的承認で決められたように) b. 標準価格/価値を最終的に決める。 c. 顧客と経路からの情報に基づき、市場の実行可能性(重要な顧客のニーズ /期待と商品の適合度)を再確認し、マーケティング計画を完成させる。 d. 横断的売り出し実行計画を完成させる(もし適応可能ならば)。 e. 再保険/資本市場戦略を完成させ、有効性、適応可能性を検証する。 f. 財務計画を再確認する。 g. 資本の使い方/資本コストの評価を完了する。 h. 収益報告、即ち、価格設定の見通し、収益テストの結果等を策定する。 i. システム仕様書を完成させる。 j. 投資計画を完成させる。 k. コンプライアンス計画を完成させる。 l. 趣意書を完成させる。 m. 価格設定のための保険数理人のメモを用意する。 n. リスク管理の要因/トリガ/ミティガントを文書化する。 i. 測定プロセスのマップを定める。これには、環境的な遅延/先行 指標が含まれる。 o. 最終的な契約書の草案を作成し、出願の準備を行う。 i. 州への出願スケジュールと州特有の出願情報を定義する。 ii. 出願パッケージのプロトタイプを準備する。 p. 州へ出願する。 i. リードタイムが最も長い州を優先させることで、再出願がおきな いようにする。 ii. 州の要求に対応する。 iii. NAIC(全米保険協会)の開示(図解)、定期的なステートメ ント、データページ情報を入手する q. 趣意書の出願ーSEC(米国証券取引委員会)(適用可能ならば) r. 格付け機関に通知する(適用可能ならば) s. 以下の支援文書を作る: i. リスク管理報告書の草案 ii. 最終的な商品仕様書 iii. 趣意書 iv. 最終的な契約書/価格 v. 性能の見積り vi. 保険数理人のメモによる価格設定 vii. 州への出願願書/メモ/承認書式 6)主工程6:内部的/外部的承認 a. 商品見直し用の「商品ファイル」パッケージを準備する。 i. 商品概要 ii. マーケティング戦略 iii. 会計財務:法令上で一般に認知された会計原理(「GAAP) iv. 販売予測 v. 資本コストの評価 vi. MGPP適合度 vii. 経路毎の実行計画 viii. インフラの分析 ix. 投資戦略 x. 適切な者による信用権限状(Credit Authority)の承認 xi. リスク管理(リスク要因/トリガ/ミティガント) xii. 出口戦略(適応可能ならば) xiii. 感度分析 xiv. 横断的売出し戦略(適応可能ならば) XV. 再保険の評価 XVi. 移行計画 xvii 推薦 xviii. 事業&顧客コミュニケーション計画 xix. 売り出し後のフィードバックループとスケジュール xx. データ収集&報告計画 b. 内部的見直しと承認を完了させる。 c. 「実施」/「非実施」の決定について、事業のリーダシップをもつ商品見 直し会議を行う。 i. テスト売出しの場合は最終的な見直しスケジュールに同意する。 d. 商品見直し会議の成果を文書化する。 e. 内部的承認を以下の者から得る。 i. 必要とされる者: 社長、リスク管理担当SVP、主席保険数理 兼任SVP、CFO、商品管理担当SVP、事業リスクマネージ ャ等 ii. また、場合によっては、流通経路担当SVP、事業財務マネージ ャ、投資担当SVP、保険数理評価士、事業業務担当SVP、情 報システム担当SVP、HR担当SVP f. 取締役員会の承認を得る g. 以下の支援文書を作成する。 i. 商品承認見直し文書 ii. 最終的リスク管理報告書 iii. 最終的な販売予測 iv. MGPP文書 v. 商品見直し会議の成果報告書 7)主工程7:最終的なロールアウト計画 a. 実行計画(主工程4で策定された)、例えば、設計/実行システムの変更 を活性化させる。 b. 再保険/資本市場の構成を最終的に決める。 c. 機能領域全体で実施するために、商品仕様を伝える。 d. 適応可能ならば、(主工程3で策定された)移行計画を実行する。 e. 流通経路(横断的売出しの場合は、多経路)を準備し、ロールアウト計画 を伝える。 i. インセンティブ計画 ii. 契約/販売協定 iii. ライセンスの供与/任命 iv. 引受けガイドライン v. 移行&転換ガイドライン vi. 新事業のプロセス、例えば、どの申し込み用紙を使うか、また どこに送るか vii. 商品導入/売出しパッケージ、即ち、最終的なトレーニング& マーケティング資料のプロトタイプ viii. テスト売り出しの場合、内部的(業務)経路と流通経路に対す る予備的トレーニングを開発/実行する。 f. 州の規制当局に通知する。 g. 残りの州に出願する。 i. 再出願の規制のため、以前に出願していない州に出願する。 ii. 州の要求に対応する。 h. 趣意書とパンフレットを比較する。 i.. 以下の支援文書を作成する。 i. 完成したマーケティング資料 ii. 州の承認用用紙 iii. テスト売り出しの結果 iv. システム設計書 8)主工程8:売出し前の最終的な見直し a. 最終的な売出しの準備 i. 主工程6で承認された商品と一致する売出し予定の商品の仕様 書を確認する。 ii. 広告戦略がブランド名戦略と整合するかどうかを確認する。 iii. トレーニングと、マーケティング資料と、コンプライアンスの ための見直しを完了させる。 iv. 売出し前の州の承認を検証する。 v. リスク管理トリガ監視システムとプロセス管理が適しているか どうかを検証する。 vi. 租税引当てを含むGAAPと法定会計を完了させる。 vii. システムが迅速に契約に対応できることを確実にする。 viii. 処理能力とサービス能力を見直して、最終的なものにする。 ix. イラストレーションソフトウエアを完成させる。 x. 構成や性能が変更されたシステムとモデルシステムのテストを 行う。 b. テスト売り出しを組み立てる(適用可能ならば) i. テストがうまくいくための基準を作る。 ii. テスト的に売り出しを行うために選ばれた州に出願する。 iii. マーケティング資料売出しキットを開発する。 iv. テスト売り出しを行う。 v. 結果を分析する(主工程5に戻る必要があるかもしれない) c. 社長、製造管理担当SVP、商品マネージャ、経路リーダ、事業リスクマ ネージャ、保険数理担当VP、販売&マーケティング担当SVP、事業財 務マネージャ、事業業務担当SVP、情報サービス担当VP、コンプライ アンス担当ディレクタから承認を得る。 d. 以下の支援文書を作成する。 i. マーケティング資料を完成させる。 ii. 州の承認用用紙 iii. テスト売り出しの結果 iv. システム設計文書 9)主工程9:商品の売り出し a. 流通経路(横断的販売の場合は、多経路)の最終的な準備を行う。 i. 最終的なトレーニングを行い、最終的なマーケティング資料を 流通経路に送る。 ii. 商品リリースメモと通知を流通ネットワークに送る。 iii. 移行商品(必要ならば) (1) 市場のトレンドを調べて永続性の見直しを行う。 (2) 移行計画を実行する。 iv. 商品の売出しを実行する。 v. 再保険の出再を行う、もしくは、それを引き受ける。 vi. 資本市場戦略を実行する。 b. 以下の支援文書を作成する。 i. 商品リリースメモ ii. 流通ネットワークへの通知 10)主工程10:フィードバックループ a. 市場の反応の分析をする。 i. 流通経路/顧客を利用して製造後の調査を行う。 ii. 市場の反応(得られた販売量と保険料−実際値対期待値)を測定 する。 iii. 可能性のある価格設定調整を評価する。 iv. 設計チームで、製品の承諾と製品性能を再検討する。 b. 売出し後のプロジェクトチームから情報を聞き出す。 i. プロセスを改良するための好機に関する情報を聞き出す。 ii. チームの有効性を評価する。 c. 業務ツールをモニターする。 i. コストと給付金の管理を追跡する。 d. 金融戦略の再検討と認証 e. 四半期毎のリスク管理トリガポイントの見直しを行う(閾値対実際値)。
f. 商品管理担当SVP、商品マネージャー、流通経路リーダー、事業リスク マネージャー、保険計理担当VP、販売&マーケティング担当SVP、事 業財務担当、事業財務マネージャー、事業業務担当SVPの承認を得る。 g. 以下の支援文書を作成する。 i. 調査報告書(商品のフィードバック) ii. 反応分析報告書(実際値対販売量の期待値、トリガの見直し)。
【0074】 本発明によれば、プロセスの文書化を十分に行い、リスク管理の枠組みでその
プロセスを確立し、その枠組み全体に品質管理の原理を組み込めるように、上の
表1で示される複数の副工程を設計する。更に、本プロセスで収集されるデータ
の分解的分析に基づく方法を使って、商品開発プロセス全体に渡る決定がなされ
る。これは、従来技術のように逸話的な方法に基づく、即ち、トッププロデュー
サの主観的なニーズと感覚で決定がなされるような主観的な意思決定と対比され
る。例えば、本発明の好適な実施形態によれば、事業の多くの態様が考慮され、
また、提案の商品開発を行うプロジェクトに、特殊な技術をもつ部門や個人が関
係する機能横断的な環境で商品が開発される。本方法は図1に示されるシステム
によって促進される。ここでは、事業全体に渡って、複数のユーザインターフェ
ース26Aから26Nまでをその部門や個人に提供することができる。さらに、
このことは、その部門や個人を開発プロセスに組み込むようにCPU12をプロ
グラムすることによって促進される。例えば、その各部門と個人は、メモリ14
に含まれるデータをアクセスし、見直しを行い、更新することができる。さらに
、上の表1で示すように、主工程2(副工程l)、4(副工程k)、6(副工程
e)、8(副工程c)、10(副工程f)の各々は、本事業の商品開発チームの
所定のメンバーとその他の者による正式の承認を必要とする。この方法によって
、リスク管理と品質管理が促進される。
【0075】 図1のコンピュータシステム上で図4で示されるプロセスを実行することによ
って、機能横断的商品開発チームは提案の新保険商品の品質と収益性の見積値を
改善することができる。上述されたように、図1のシステム10によって、機能
横断的開発チームのメンバーはメモリ14のデータファイル16、18、20、
22、24に含まれるデータをアクセスし、見直しを行い、更新することができ
る。例えば、図5は、上述の図4に示された本発明の好適な実施形態に関連する
ユーザコンピュータディスプレイの主ページ100である。本発明のこの態様に
よれば、システム10の中央処理装置12は、主工程データファイル16に格納
された主工程のステートメントをユーザディスプレイ28A−28Nに表示し、
ユーザ入力デバイス27A‐27Nを介してユーザが複数の主工程のうちの1つ
を選択するようにプログラムされる。
【0076】 図5を参照すると、ページ100は、ツールとテンプレート等のアプリケーシ
ョンを起動させるツールバー102を備えるが、これについては以下でさらに説
明される。また、ページ100は、主工程1から10の各々をリストするボトム
フレーム104も備え、また、追加的な詳細項目へのリンクを提供するが、これ
については以下で説明される。
【0077】 図5で示されるように、ツールバー102は、ラベル付けされた以下のアイコ
ンを備える。即ち、プロジェクト計画105、ライブラリ106、承認マトリク
ス107、語彙集108、商品の売り込み(承認見直し)テンプレート109、
温度計チャートl10、リスクスコアカード11、時間−収益スコアカード11
2。本発明によれば、商品開発を合理化し、標準のプロセスを提供するために、
これらのアイコンは開発中の商品に関連するアプリケーションを起動する。
【0078】 特に、プロジェクト計画アイコン105が呼ばれると、本プロセスの各主工程
とそれに関連する副工程のステータスの詳細なまとめを提供するマイクロソフト
プロジェクト計画(Microsoft Project planTM)等のアプリケーションを開始さ
せる。そのまとめには、グラフ表示での週単位のステータスの要約語(例えば、
工程または副工程は、「開始していない」、「進行中」、「終了」、「マイルス
トーン」等の状態にある)に加えて、工程または副工程の完了度合いの%、期間
(例えば、5日)、開始日が含まれる。このアイコンによって、管理と商品開発
チームのメンバーは、提案の新商品の開発ステータスを極めて効率的に決定する
ことができる。これには、特定の工程が完了(もしくは、非完了)したかどうか
、もしくは、予定より早い(もしくは、遅れている)かどうかを追跡することも
含まれる。
【0079】 ライブラリアイコン106は、商品承認見直しのために使われるスライドを含
むマイクロソフト社のパワーポイント(Microsoft PowerPointTM)等のアプリケ
ーションを開始するハイパーテキストを使って、商品承認見直し文書(例えば、
内部的承認のための主工程6に関して使われる)の複数の例のリストを与える別
のページをユーザにリンクさせる。新商品承認見直しの草案を作成するときに、
本アイコンは役に立つ。何故ならば、必要になったときに、前の商品の承認見直
し文書の完全なライブラリを簡単にアクセスできるからである。
【0080】 承認マトリクスアイコン107は、本プロセスの各主工程によって必要な承認
リストを作成することを含むアプリケーションを開始させる手段を提供する。例
えば、正式の承認が必要な主工程2(副工程I)、4(副工程k)、6(副工程
e)、8(副工程c)、10(副工程f)の各々に対して、本アイコンを能動化
させることにより、問題のある特定の工程について以下の者の承認が必要である
かどうかの情報が提供される。即ち、事業財務担当マネージャ、事業リスクマネ
ージャ、流通経路リーダ、CEO、CFO、事務担当取締役、業務監査担当取締
役、契約担当取締役、マーケティング担当取締役、保険担当取締役、社長、商品
マネージャ、事業業務担当SVP、保険数理担当主席SVP、流通経路担当SV
P、人事担当SVP、投資担当SVP、商品管理担当SVP、リスク管理担当S
VP、販売&マーケティング担当SVP、法律顧問VP、保険数理担当VP、情
報サービス担当VP、販売担当VP、査定保険数理人。
【0081】 語彙アイコン108は、金融サービス商品の開発及び管理を行うコンピュータ
システム10に関連して使われる重要な用語や慣用句のための語彙集を提供する
アプリケーションを開始させる手段を提供することよって、特定の用語や慣用句
に精通していないユーザは、それらを定義して説明している語彙集を簡単にオン
ラインアクセスできる。
【0082】 製品の売込み(承認見直し)テンプレートアイコン109は、主工程4、6に
関連して参照される「商品承認見直し」文書の草案の作成をユーザが始めること
ができるテンプレートを開く手段を提供する。主工程6に関する商品の内部承認
を得るための商品見直し会議中に本文書が使われる。
【0083】 温度計チャートアイコン110は、マトリクス形式(即ち、列のヘッダには主
工程番号がラベル付けされ、列の下方の複数のエントリは関連する副工程である
)の各主工程の複数の副工程を見つけ、以下の方法に基づいて各エントリを多色
符号化するアプリケーションを開始する手段を提供する。即ち、(1)緑:識別
可能なリスクがなく副工程が完了した(2)黄色:副工程は完了していないか、
完了したが低リスクであるかのいずれか一方である(3)赤:副工程は完了して
いないか、完了しているがリスクが上がったかのいずれか一方である。このチャ
ートを使って、商品開発プロジェクトのステータスを素早くアクセスし、視覚的
な色符号化方法によって、それらに関する特定の作業の識別可能なリスクが増え
る(赤)、少ない(黄色)、ない(緑)かどうかを決定することができる。
【0084】 リスクスコアカードアイコン111は、特定の商品に関して識別された特定の
リスク(例えば、利幅、最初の年の保険料、様々な経費率、損害率、キャッシュ
フロー、クレーム数、クレームの種類、顧客&代理店の満足度、手数料、保険契
約失効率等)を要約するアプリケーションを開始する手段を提供する。例えば、
各リスクに関連して、スコアカードは、トリガ値に到達したときに施される修正
処理の簡潔なまとめに沿ってリスクに対するリスク「トリガ」値、「目標」値、
「実際」値、とその「分散」を表で表したものである。
【0085】 時間−収益スコアカード112は、特定の商品に関する収益情報を要約し、売
り出し後いつ商品が収益を挙げることができるかを示すアプリケーションを開始
する手段を提供する。特に、本スコアカードは、(1)収入/経費対時間のグラ
フプロット(2)プロットに関連する立案、(3)プロットの要約、(4)時間
−収益の問題に関するニーズ/勧告リストを提供することができる。
【0086】 本発明の実施形態によれば、システム10のユーザは、図5に示されるページ
100からツールバー102で示されるツールやテンプレートのどれをもアクセ
スすることができる。また、その代りに、ページ100のボトムフレーム104
内で示される主工程1から10のいづれにも関連するさらに別の情報を参照する
ことができる。例えば、ユーザはボトムフレーム104内の主工程3を単純にク
リックすることによって、その工程に関連するさらに別の情報を参照できる。こ
のさらに別の情報は、図4に示される本発明の好適な実施形態の本工程に関連す
るユーザコンピュータディスプレイのページ120である図6で示される。特に
、ページ120は、主工程3に特に関連するツールとテンプレート等のさらに別
のアプリケーションを開始するためのツールバー122を備える。また、ページ
120は、主工程3の各副工程をリストし、また、さらに別の詳細な情報とそれ
に関連する記述に対するリンクを提供するボトムフレーム124も備える。
【0087】 本発明のこの態様によれば、要素副工程データファイル18(図1)をアクセ
スし、選択された主工程に関連する副工程のステートメントをデータファイルか
ら検索し、ユーザディスプレイ28A−28Nに主工程とそれに関連する副工程
の検索されたステートメントを表示する主工程をユーザが選択したときに対応す
るようにシステム10の中央処理装置12をプログラムする。また、ツールデー
タファイル24(図1)をアクセスし、選択された工程または副工程に関するツ
ールに関連するデータファイルから情報を検索し、ユーザディスプレイ28A−
28Nにそれらのツールに対するアイコンを表示する主工程またはそれに関連す
る副工程をユーザが選択したときに対応するように、その処理装置12をプログ
ラムする。
【0088】 図6に戻ると、ツールバー122は、以下のラベル付けがなされたアイコンを
備える。即ち、プロジェクト計画125、ライブラリ126、ツール&決済12
7、役割128、必要な承認129、語彙集130、温度計チャート131、リ
スクスコアカード132、時間−収益スコアカード133、ツールインストラク
ション134、プロセスマップ135。本発明によれば、これらのアイコンは開
発中の商品の主工程3に関連して役に立つアプリケーションを開始する。
【0089】 特に、プロジェクト計画アイコン125、ライブラリアイコン126、語彙ア
イコン130、温度計チャートアイコン131、リスクスコアカードアイコン1
32、時間−収益スコアカードアイコン133は、図5のページ100に関連し
て上述されたものと同様のアプリケーションを開始する。更に、ツールバー12
2は以下のアイコンを備える。即ち、 役割アイコン128は、商品開発チームの様々なメンバーとプロセス内での各
自の役割を識別するアプリケーションを開始する手段を提供する。
【0090】 必要な承認アイコン129は、商品開発が正式に本プロセスの次の工程に進む
前に、主工程3を見直しし承認する必要のある事業担当者を識別するアプリケー
ションを開始する手段を提供する。ツールインストラクションアイコン134は
、主工程3に関連する様々なツールの使い方についての一連の詳細なインストラ
クションを提供するアプリケーションを開始する手段を提供する。
【0091】 プロセスマップアイコン135は、主工程3に関連する全活動と、それらがど
のように相互に関連するかをフローチャート形式の図で描く手段を提供する。
【0092】 ツール&決済アイコン127は、主工程3に特に関連するさらに別のツールと
決済についての説明(例えば、支援文書情報)がある別のページとユーザを結び
つける手段を提供する。例えば、上述の表1にリストされた主工程3の副工程(
m)では、その工程を支援し完了させるために、9種類の特定の文書(即ち、シ
ステムの見直し、規制当局の評価、経営の概要、インフラの分析、投資戦略、市
場実行可能性報告、価格設定モデル、収益性評価、初期製品仕様の更新)を作成
する必要がある。従って、アイコン127によってリンクされたディスプレイに
は、これらの文書の各々に対するエントリが含まれる。また、各エントリに対す
るハイパーテキストをクリックすることによって、それに関係するユーザディス
プレイについての詳細を与えるアプリケーションを開始させる。同様に、本プロ
セスのその他の主工程に関連するツール&決済アイコンをクリックすることによ
って、特定の問題工程向きに仕立てられた文書リストが表示される(即ち、主工
程1、2、4、5、6、7、8、9、10に関するツール&決済アイコンをクリ
ックすることによってリストされる文書には、上述の表1の副工程f、m、L、
g、i、d、b、gのそれぞれで見つけられたものが含まれる)。
【0093】 さらに、図6の120のようなページ上のツール&決済アイコンによってリン
クされたリストには、問題の主工程に関連する副工程の実行に役に立つさらに別
のツールのリストが含まれる。例えば、10個の主工程1から10の特定の副工
程に関して以下の種類のツールは役に立つ。
【0094】 [1] マーケティングポイント記録ツール。これは、情報を獲得するもので
あり、新製品のマーケティングで役に立つ。本記録は、関連するポイントと、会
議、対話、市場調査、焦点のグループ等で発生する問題間の相関関係や、商品の
売り出し、マーケティング、管理のためにこれらのポイントと問題が暗示する事
柄を与えるものである。この相関関係によって、新商品開発プロセスの基本的な
「フィードフォワード」ループが提供される。従って、このツールは、図4で示
される好適な実施形態の主工程2、3に関して役に立つ。ここで、マーケティン
グ実行可能性と戦略が初期的に決定される。
【0095】 [2] 商品優先順位付けツール。これを使って、始めに完了されるべき商品
開発プロジェクトの優先順位のリストを提供することができる。例えば、この種
のツールをマトリクス形式で実施することができる。ここで、ユーザは、(i)
マトリクスの上部に渡って主な商品開発評価基準をリストにし、(ii)各設計
変数の重要性を1から10の段階(ここで、l=低い、10=高い)付けし、(
iii)可能性のある商品開発と左側下の改良プロジェクトをリストにし、(i
v)1から10の段階(ここで、1=低い、10=高い)の各設計評価基準に対
する各商品の相対的加重値を決定する。マトリクスが完了すると、始めに完了さ
れるべき商品開発プロジェクトの優先順位のリストが得られる。従って、このツ
ールが図4で示される好適な実施形態の主工程1に関して最も役立つであろう。
ここで、市場ニーズがわかり、潜在的な好機が確定される(上述の表1の副工程
(a))。
【0096】 [3] 流通マトリクスツール。これを使って、商品を流通させる成功の見込
みをハイライトすることを手助けし、また、マーケティング戦略を決定するため
の早期の議論を行う支援を行うことができる。特に、本マトリクスでは、1から
3までのレベル(ここで、1=低レベル/最適ではない、3=高レベル/最適)
を使うことができる。主な商品チームのメンバーは、提案された各流通経路(例
えば、労務スペシャリストやブローカーエージェント)のスコアを付ける。商品
の最適な経路を選択する際に、加重の枠組みにより重要な条項を定めることがで
きる(例えば、(i)競争下の経路で現在売れているか、(ii)商品の経験/
知識、(iii)目標の市場を代表しているか、(iv)実施/管理を緩和する
か(v)商品の受容力/に対する熱意、(vi)既存のポートフォリオに合うか
、(vii)経路のセールスマンに対する顧客の受容力、(ix)販売促進能力
、(x)相対的期待収益/成功度)等の要因)。従って、このツールは、複数の
流通経路が選択され(上述の表1の副工程(d))、図4で示される好適な実施
形態の主工程2に関して最も役立つであろう。
【0097】 [4] リスクイクスポージャ木ツール。これを使って、商品とプロセスに埋
め込まれたリスクを見分けることができる。図7は、リスクイクスポージャ木の
実施形態の一例を示し、以下のように生成することができる。工程(1):分析
項目を木の頂上に置く(即ち、図7のボックス150で示される「新商品」)。
工程(2):次の行151に、上位レベル(即ち、複数の「機能」領域:財務管
理152、マーケティング153、引き受け154、IT155、法務156、
管理157、保険数理158、契約159)を構成するサブカテゴリを配置して
、究極の目標がリスクを見つけることであることを覚えておく。工程(3):妥
当なリスクの分類がなされるまで各サブカテゴリに対して工程(2)を繰返す(
例えば、保険料160、商品価格設定162、財務管理152下の報酬163を
参照)。工程(4):各リスクカテゴリに関する主要なリスクを見つける。従っ
て、本ツールは図4で示された好適な実施形態の主工程2、3、4に関して主要
なリスクとミティガントを見つけて評価するのに最も役立つであろう。
【0098】 [5] 失敗モードと影響分析(「FMEA」)ツール。これを使って、潜在
的影響量分析に基づくリスクと、原因の発生頻度と、相対的な楽しさを測定し優
先順位を付けることができる。本ツールは、リスクイクスポージャ木からの結果
に基づいて成り立つことができる。図8はこの分析ツールの実施形態の例を示し
、以下のように構成される。工程(1):主要なリスクカテゴリが、本発明に関
して本発明の譲受人によって使われる名である、見だしのPIE(導入と改良の
プロセス)の下の遠い左側の列171に並べられる。以下に続く各工程は図8の
さらに別の列を占有する。工程(2):次に、主な入力要因(即ち、最終的なリ
スクサブカテゴリ)が列172にグループ化される。工程(3):次に、潜在的
失敗モード(リスク)が列173で見分けられる。工程(4):次に、各失敗モ
ードの潜在的影響が列174で決定される。工程(5):各影響に対して、その
重大さの度合い(「SEV」)が列174Aで1(低)から10(高)まで決め
られる。工程(6):次に、各失敗モードの潜在的原因が列175で決定される
。工程(7):各原因に対する発生頻度、即ち、発生確率「OCC」)は列17
5Aで1から10まで決められる。工程(8):次に、各失敗モードを監視し防
止するために必要な管理または軽減戦略が列176で決定される。工程(9):
各管理を実行するために必要な情報のアピール度(「DET」)が列176Aで
1(強)から10(弱)に決められる。工程(10):次に、式RPN=SEV
*OCC*DETに基づいてリスク優先順位値(「RPN」)が列177で計算
される。図8について示されたように、その値は、30(「価格設定」リスクに
対して)から648(「契約」リスクに対して)までの範囲の値である。本ツー
ルは、図4で示される好適な実施形態の主工程3、4で主要なリスクとミティガ
ントを見分けて評価するために最も役立つであろう。
【0099】 [6] 影響オンシステム&構成ツール。これを使って事業の様々な態様で提
案された商品の影響を定量化することができる。図9は、(テンプレート形式の
)本ツールの実施形態の例を示す。図示されているように、水平軸181で事業
の機能要素が識別され、他方、垂直軸182にそれらの要素への提案の商品の影
響(即ち、低、中、高)がグラフにされている。従って、本ツールは、図4で示
される好適な実施形態の主工程1で提案の新商品に関する市場ニーズを見分け、
潜在的な好機を見つけるために最も役立つであろう。
【0100】 [7] 決定木ツール。これによって、重要な情報を総合して商品開発プロセ
スの進度を測る枠組みを提供することができる。図10は、決定木200の実施
形態の一例を示す。特に、特定の商品開発に関する重要な情報はその木の4つの
カテゴリに分解される。即ち、(i)商品概要210、(ii)マーケティング
220、(iii)業務230、(iv)財務管理240である。次に、これら
のカテゴリはさらにサブカテゴリ(例えば、「商品概要」カテゴリ210に関す
るサブカテゴリ210A、210B、210C、 210D、210E)に分解
されて、商品開発チームに対する枠組みを提供するのに役立つ。これらのサブカ
テゴリの各々下では、さらに別の所定の種類の情報リストが識別され、これは開
発プロセスにとって重要なものである。本発明によれば、「点検マーク」が開発
チームによってこれまで収集された情報の隣に配置される。従って、本ツールは
、図4で示される好適な実施形態の主工程2、3が新商品の特徴を見分け、デー
タ主導分析によって実行可能性を調査するために最も役立つであろう。
【0101】 [8] 商品の売り込み(承認見直し)テンプレートツール。これを使って、
商品見直し会議の主題である商品承認見直しに関連して収集され分析された情報
のための標準のフォーマットを提供することができる。従って、本ツールは、図
4に示される本発明の好適な実施形態の主工程1から6の各々に関して役立つ。
【0102】 [9] コスト−ベネフィット分析ツール。これを使って、提案の商品開発に
関するコスト−ベネフィット分析のための標準フォーマットを提供することがで
きる。従って、本ツールは、図4に示される本発明の好適な実施形態の主工程2
、3が新商品の特徴を見分け、データ主導の分析に基づき実行可能性を調査する
ために最も役立つであろう。
【0103】 [10] 市場識別ツール。これを使って、市場を探索して全ての収益可能な
好機を見つけることができる。本ツールには、以下の3つの工程に関連する分析
が含まれる。即ち、(i)収益可能な好機を見つけ、目標分野を決めることによ
って市場を定義する、(ii)商品によって作られる価値を理解することによっ
て、ポテンシャルを最大化させ、既存の市場に狙いをつけ競合相手を叩く。(i
ii)商品の価値を完全に引き出すために、適切な顧客との関係を育て、拡張す
る。従って、本ツールは、図4で示される本発明の好適な実施形態の主工程1が
市場ニーズを識別し、潜在的な好機を見つけるために最も役立つであろう。
【0104】 [11] 市場好機評価ツール。これを使って、顧客のニーズと、ニーズと市
場の既存の商品間で不整合な点に焦点を当てることによって、市場の好機を評価
することができる。従って、本ツールは、図4に示される本発明の好適な実施形
態の主工程1、2が市場の好機を分析するために最も役立つであろう。
【0105】 [12] ギャップ分析ツール。これを使って、本プロセスの各主工程に対し
、その工程に関して既に収集された特定の情報(即ち、「何を持っているのか?
)と、その工程を完了させるのに必要なもの(即ち、「何が必要なのか」? )の
間に所謂「ギャップ」をチャート形式で箇条書きすることができる。本チャート
は、関連する「活動/時間フレーム/誰? 」に対する列も含むことができる。従
って、本ツールは、図4で示される好適な実施形態の主工程1、2がデータ収集
を集中的に行うために最も役立つであろう。
【0106】 [13] 多世代商品計画「MGPP」ツール。これを使って、先見性をもっ
て商品の導入と改良を行うことができる。商品計画時は、経路マネージャは現在
と将来のイニシアチブの両方に焦点を置く必要がある。この種のツールは、将来
の改良に対する計画と調査を行うものと既に自覚しているものに経路マネージャ
が焦点を当てる手助けをすることができる。次世代の商品を検討することにより
、経路管理に新しい次元が加えられる。従って、経路マネージャは、産業のトレ
ンドを予測し、将来の商品計画のための好機を認識する必要がある。本ツールを
商品開発プロセスに組み入れることによって、提案の新商品の潜在的な収益性を
上げることができる。従って、本ツールは、図4に示される本発明の好適な実施
形態の主工程6が多世代商品計画文書を作成する(表1の主工程6の副工程(a
)(vi)、(g)(iv)参照)ために最も役立つであろう。
【0107】 [14] プロセスリスク管理システムツール。これによって、10の主工程
の全てを含む商品開発プロセスの図式による概要を提供し、それによって主要な
リスク、指標、ミティガント、指標の監視責任のある者を見分けるすることがで
きる。図11A−Eは、図4で示されるプロセスの好適な実施形態に関するプロ
セスリスク管理システムのために利用されるテンプレートの実施形態の例を示す
。図11A−Eで示されるように、関連するリスク「指標」と「ミティガント」
を含む(1)から(12)とラベル付けされた12個の「主要なリスク」が各図
の下側のテーブルに示されており、また、それらは本プロセスの図式的概要に対
応している。従って、本ツールは、主工程4が主要なリスクとミティガントをリ
スク評価(上の表1の主工程4の副工程(c)、(l)(iv)参照)に関連し
て見直すために最も良く役立つであろう。
【0108】 本発明によれば、上述された本ツールは、図1に示されるツールデータファイ
ル24に格納され、商品開発プロセスによって利用されて本プロセスが合理化さ
れ標準化される。図1のユーザインターフェース26A−Nに関連するユーザデ
ィスプレイ上のそれぞれのアイコンを単純にクリックすることによって、本ツー
ルとそこで作成される文書を商品開発チームの全メンバーがアクセスすることが
できる。
【0109】 本発明の他の態様によれば、金融サービス商品に関して高潜在性の好機(例え
ば、商品、サービス、配送経路、顧客のグループ)を早期に見つけることができ
る改良された市場評価方法が提供される。この改良された方法を、図4の商品設
計段階52について上述された主工程1(即ち、何故新商品なのか)と主工程2
(即ち、新商品をいつ/どのように)に組み入れることが好ましい。特に、図1
2は、本発明の態様による改良された市場評価方法の好適な実施形態を示す図で
ある。特に、市場評価方法300は、以下の一連の工程、即ち、二次的な市場デ
ータの収集を含む工程302、主な調査を行う工程304、高レベルの解決コン
セプトと戦略を作成することを含む工程306、見つけられた好機を正当化する
工程308を備えるを備える。図12で示されるように、矢印310は工程30
2への入力(以下で説明される)を表し、矢印312は工程308の出力を表し
、これは幻影で示される商品設計段階の残りの部分(例えば、図4の主工程3)
に送られる。また、矢印314は、二次的データを収集する工程302の出力が
(主な調査を行う工程304の出力ともに)工程306に入力されることを表す
。さらに、フィードバックループ316は、商品設計段階の残りの部分(ファン
トムで示される)からの情報が、工程302、304、306、308にフィー
ドバック入力されることを表す。以下で明らかになるが、工程302、304は
主工程1に実質的に対応し、工程306、308は主工程2に実質的に対応する
【0110】 図12を参照すると、二次的な市場データを収集する工程302は、ある所定
の戦略の見通し、市場の見通し、コアプロセスデータ(他の工程からのフィード
バックと共に)を入力する。この見通しは事業戦略と所望の収益性に基づいて選
択される。本情報の観点から、潜在的な顧客、市場分野、経路、品質と解決の見
通しに重要な要件を見分ける目的で、二次的な市場データ(即ち、相対的に素早
く収集できるが、市場調査報告書で必要とされず、一般的に無料か、安価であり
、また、だれでも利用可能な非所有の調査データ)が収集される。二次的な市場
データが工程302で収集された後で、本プロセスは工程304に進む。ここで
、顧客、市場、品質や見通しに重要な事項を確認し、リファインし、優先順位を
付ける目的で、主な調査(即ち、特定の事業目的を意図して計画され、また、事
業の市場調査リーダと協力して外部市場調査サプライヤによって計画される自己
所有の調査)が行われる。工程304で主な調査がなされた後で、本プロセスは
工程306に進む。ここでは、明確で高レベルの解決コンセプトを作成し、事業
の実行可能性を評価し、推薦される戦略を練る目的で、高レベルの解決コンセプ
ト(即ち、顧客によって評価可能な商品やサービスの記述)と戦略を作成する。
本工程の後で、本プロセスは工程308に進む。ここで、工程307に関して作
成された明確な解決コンセプトを正当化し、リファインし、優先順位を付ける目
的で、好機であるかどうかを調べる。本発明のこの態様によれば、上述の4工程
302、304、306、308の各々は関連する一連の副工程を備える。戦略
的指示を出したり、早期に高いポテンシャルの好機を見つけるために、一貫性が
あり、持続的で、繰り返し可能なプロセスを提供するために、これらの副工程が
選択される。例えば、図12で示されるプロセス300の好適な実施形態では、
各工程の副工程は以下の表1Iで示される処理を備えてもよい。
【0111】 [表2] 1)工程302:二次的な市場データを収集する(入力:市場の仮説、調査目的 、コンセプト、調査結果、スクリーニングプロセス、事業戦略、既存の商品 改良仮説、顧客の見込み;出力:告訴可能なデータと明らかになった事項の 報告、また、解決の好機、品質[「CTQ」]を左右する予備的事項、潜在 的顧客を含むこれらについての結論と推薦;先に進むための事業リーダ承認 ) a. 目的と必要なデータ要素を定義する。 i. プロジェクトリーダ/スポンサー機能横断的資源を識別する。 ii. 仮説/目的(市場の動向と将来)を定義する。 iii. 目的(大きさ、ブランド、人口統計、サイコグラフ、競争相手、C TQ)を満たすために必要なデータを識別する。 iv. 業界環境、トレンド v. 消費者/目標市場 vi. 事業の顧客の維持 vii. 事業の状況分析 viii. 規制環境、トレンド ix. 事業の最高の実践(パートナー、市場&競争の情報、ツール) x. 顧客の声等のフィードバック b. 次的データ収集計画の策定する。 i. データ収集目標の明確化する。 ii. 業務の定義と手続きを策定する。 iii. 既存の/二次的なデータ源を識別する。 iv. 誰がいつまでにデータを収集するかについて決定する。 v. データの一貫性と安定性の計画を立てる。 C. 二次的データを収集する。 i. 既存の/二次的なデータを収集する。 ii. 中央の保管場所へデータを格納する。 iii. 二次的調査を評価/提供する。 d. 二次的データを分析する。 i. データを操作して、結論と推薦を出す。 ii. 顧客のニーズとCTQを決定する。 iii. 好機(ブレインストーミングする)と当を得た事業戦略(状況分析 する)を見つける。 iv. 好機に優先順位を付ける。 v. 事業リーダとスポンサーの承認を得る。 vi. 評価、推薦、次の工程を文書化する。 2)工程304:主な調査(入力:工程302の出力、調査目的、調査方法;出 力:告訴可能なデータと明らかになった事項の報告書、また、CTQ、分野 、商品の好機を含むこれらについての結論と推薦;前へ進むための事業リー ダ承認) a. 主な調査の必要条件を定義し識別する。 i. 潜在的な仮説を立てる。 ii. 主なデータのニーズを識別する。 iii. 主な調査サプライを識別する。 b. 主なデータ収集計画を策定する。 i. 主なデータ収集計画を策定する。 ii. サプライヤ/ベンダーに簡潔な指示を前もって与える。 iii. 調査計画を立てる。 iv. サプライヤ/ベンダーの計画を推薦する。 c. 主な調査を行う。 i. 主なデータを収集する。 ii. 中央の保管場所に格納する。 iii. 主な調査を評価する。 d. 主なデータを分析する。 i. データを操作して、結論と推薦を出す。 ii. 顧客のニーズと品質を左右する事柄を明確にする。 iii. 目標市場を定義する。市場での競争と潜在的な反応を評価する(ベ ンチマークの特徴/ベネフィット) iv. 好機(ブレインストーミングする)と事業戦略の適正を見分ける/ 改善する。 v. 市場シェアのポテンシャルを推定する。 vi. コンプライアンス/法的に好機を見直し、予備的事項や売込み市場 /分野でのリスクを見分ける。 vii. 好機に優先順位をつける。 viii. 事業リーダとスポンサーの承認を得る。 ix. 評価、推薦、次の工程の文書化を行う。 3)工程306:高レベルの解決コンセプトと戦略(入力:工程302や工程3 04の出力;出力:高リスクと識別された告訴可能なデータ、高レベルのマ ーケティング計画、解決策、コンセプト書)を作成する。 a. 解決策の特徴を定義する。 i. 解決/プロジェクトリーダを割り当てる。 ii. 機能横断的なチームとコミュニケーション計画を立てる。 iii. その他の事業経験をレバレッジ(Leverage)する。 iv. 識別された市場に従ってCTQを満足させるために、商品、経路、 マーケティング、サービスを含みこれらについての解決策/商品の 特徴に関してチームでブレインストーミングする。 v. 電子商取引のポテンシャルを評価する。 vi. 収益性、成長するポテンシャル、実行の容易さ、事業MGPPの適 正さ(経験に基づく評価。支援データを備える工程308に進むこ とが必要になることがある)を含む評価基準に基づき特徴を評価し 、優先順位をつける。 vii. 解決策の特徴を文書化し、次の工程を決める。 b. コンプライアンスと規制、即ち、予備的評価を理解する。 i. 提案の解決策を予備的に評価する。高いリスク領域/「ショーストッパー (showstoppers)」を見分ける。以下の高レベルの見直しを含む。即ち、 (1) (ライセンス、専門的知識)販売能力。
【0112】 (2) 大きな影響を与える各州の必要条件。
【0113】 (3) 規制と環境のトレンド。 ii. 評価、推薦、次の工程を文書化する。 c. 業務システムの実行可能性を評価する。予備的評価を行う。 i. 提案の解決策を予備的に評価する。高いリスク領域/「ショース トッパー」を見分ける。以下の高レベルの見直しを含む。即ち、 (1) インフラの必要条件/資源の利用可能性とのギャップ (2) コスト (3) システムの機能性、仕様 (4) 実行 ii. 評価、推薦、次の工程を文書化する。 d. 商品と流通経路を評価する。予備的評価を行う。 i. 流通商品、経路、地理的な範囲と構成を評価し選択する。 ii. 競争の評価を行う。 iii. 電子商取引のアプリケーションを評価する。 iv. 提案の解決策を予備的に評価する。高リスク領域/「ショースト ッパー」を見分ける。以下の高レベルの見直しを含む。即ち、 (1) ギャップと資源の利用可能性 (2) コスト (3) 横断的販売戦略 (4) 実行 (5) 競争的インセンティブ/歩合給戦略 v. 評価、推薦、次の工程を文書化する。 e. 事業リスクを評価する。予備的評価を行う。 i. ブレインストーミングによってリスクを捕らえ、機能的評価を行う ii. 商品改良の場合は、既存の商品のリスク評価の見直しを行う。 iii. 提案の解決策を予備的に評価する。以下の高レベルの見直しを含む 。即ち、 (1) ミティガント/却下/リスクのレベルと責任につい ての対応プラン (2) 格付け機関の影響 (3) 知的財産権 iv. 評価、推薦、次の工程を文書化する。 f. 財務分析を行う。予備的評価を行う。 i. 提案の解決策を予備的に評価する。高リスク領域/「ショースト ッパー」を見分ける。以下の高レベルの見直しを含む。即ち、 (1) 販売と市場シェアの立案 (2) 資本市場での好機と再保険 (3) 資本計画コスト、即ち、自己資本比率 (4) 価格設定と財務結果(時間−収益) (5) 製造純利益/利益率/資本利益率の見積り額 (6) 商品と販売力の測定基準 ii. 見通しと目的を定める。 iii. 予備的文書評価を行い、推薦して次の工程へ進む。 g. 解決戦略を策定し、予備的評価を行う。 i. 提案の解決策を予備的に評価する。高リスク領域/「ショース トッパー」を見分ける。次の高レベルの見直しを含む。即ち、 (1) 販売促進戦略(概要) (2) 市場戦略の推薦に進む。
【0114】 (3) 勘定計画戦略(仲介機関) (4) 顧客管理戦略 ii. 文書の評価、推薦、次の工程 4)工程308:好機を正当化する(入力:工程306の出力;出力:正当化さ れた高ポテンシャルの好機、上司の承認) a. 正当化のための必要条件を定義して識別する。 i. 正当化のためのデータのニーズを識別する。 b. データ収集計画の策定 i. 正当化のためのデータ収集計画を作成する。 ii. サプライヤ/ベンダーに簡潔な指示を前もって与える。 iii. 調査計画を立てる。 iv. サプライヤ/ベンダーの計画を推薦する。 c. 正当化のためのデータを収集する。 i. 正当化のためのデータを収集する。 ii. 中央の保管場所に格納する。 d. 正当化のためのデータを分析する。 i. 結論を確認する、もしくは、修正する。 ii. 顧客と代理店に聞いて特徴を正当化する。 iii. 解決コンセプトを改善する。 iv. チームメンバーとリーダシップによってポテンシャルのある好機 を選ぶ。これには、商品、経路、マーケティング、サービス内容 が含まれる。また、市場/分野分析、事業のポテンシャル、ブレ インストーミングの結果、予備的機能評価、リスク、推薦の工程 とその次の工程について議論する。事業MGPPを使って解決策 を再度正当化する(主工程2の見直し)。 v. スポンサーシップ、プロジェクトリーダの役割、解決策を策定す るための実行計画の移行。
【0115】 上述され、表2で示された市場評価方法は、少なくとも以下の者を含む機能横
断的なチームによって実行されることが好ましい。
【0116】 (1)事業スポンサー(即ち、プロジェクトを開始し実行し完了させる権限を
もつ事業リーダ)、(2)プロジェクトリーダ(日々の活動の管理を行って、プ
ロジェクトを実行して完了させる事業スポンサーによって指定された者)、(3
)市場評価プロセスオーナ(即ち、主工程1、2に焦点を置き、事業の全市場評
価活動の責任者)、(4)市場評価アナリスト(即ち、市場評価の市場調査の態
様に焦点を置く日々の活動を管理し実行させる責任者)、(5)開発解決リーダ
(即ち、プロジェクトの目的と範囲に入り、市場評価で高レベルの解決策を作成
する者)、(6)主な出資者(即ち、資源を市場評価プロジェクトに割り当てる
必要のある者)、(7)市場調査サプライヤ(即ち、市場調査を行う外部者また
はエンティティ)、(8)事物エキスパート(例えば、特定の事物のエキスパー
トである者)。図13A、13B、13Cは、本発明の市場評価方法の主工程の
実行に関連する機能横断的なチーム(各列の頂上で示される)の様々なメンバー
の模範的な役割と責任を示すフローチャートである。
【0117】 特に、図13Aを参照すると、フローチャート400は工程401から始まる
。ここでは、事業スポンサーは、高いポテンシャルの好機を見つけるための戦略
的事業計画を策定するために、見通し、目的、理論的根拠を説明する。次に、本
プロセスは工程402へ継続する。ここでは、事業スポンサーはプロジェクトリ
ーダと機能横断的な資源を見分けて、計画を評価する。その後、工程403では
、選ばれたプロジェクトリーダは見通し、目的、理論的根拠を確認する。次に、
本プロセスは工程404に進む。ここで、本プロジェクトリーダは、見通しと目
的に一致していることをを立証するために必要な情報を識別する。これを行うた
めに、本プロセスは工程405へ継続する。ここでは、プロジェクトリーダ、市
場評価(ATM)プロセスオーナ、市場評価(ATM)アナリスト、開発解決リ
ーダが共同でデータ収集計画を策定する。提案のデータ収集計画が策定された後
で、本プロセスは、テスト406へ進む。ここでは、事業スポンサーは、計画が
受け入れ可能かどうかを決定する。もし計画が受け入れ可能でないなら、本プロ
セスは上述の工程404を繰り返す。もし計画が受け入れ可能ならば、本プロセ
スはテスト407へ進む。ここでは、市場評価アナリストは、二次的なデータが
計画の原因であるかどうかを決定する。もし二次的なデータが原因ではないなら
、本プロセスは、以下で説明される図13Bで示される工程304に進む。もし
二次的なデータが原因であれば、本プロセスは、工程408(ここで、データが
収集される)、工程409(ここで、データが分析される)、工程410(ここ
で、データが操作されて、結論を出し、推薦を行う)、工程411(ここで、複
数の好機に対して優先順位を付ける)、工程412(ここで、明らかになったこ
と、結論、推薦事項を文書化する)に進む。尚、これらの全工程は市場評価アナ
リストによって実行される。その後、本プロセスは、工程413に進む。ここで
は、市場評価アナリストが収集された二次的なデータを検討して、見通しはまだ
有効であるかどうかを決定し、プロジェクトを「殺す」(即ち、終了させる)か
、変更するか、前進させるかを決める。テスト414では、もし見通しが受け入
れ不可能であれば、本プロセスは上述のデータ収集工程408を繰り返す。もし
可能であれば、本プロセスは工程415A、415B、415Cに進む。ここで
は、プロジェクトリーダ、市場評価アナリスト、開発解決リーダは共同でその結
論と推薦事項について議論する。もし彼らがテスト416A、416B、416
Cで明らかになったことに同意すれば、本プロセスは工程417へ進む。ここで
は、収集されたデータはプロジェクトリーダによってデータ保管場所に格納され
る。もし彼らが同意しなければ、本プロセスは上述のデータ収集工程408を繰
り返す。工程417後に、検査のため、本プロセスはテスト418に進む。ここ
では、プロジェクトリーダは見通しがまだ有効かどうかを決定する。もし有効で
ないなら、テスト419で、プロジェクトリーダはプロジェクトを殺す(この場
合、次に、本プロセスは工程420で止まる)かどうかを決定する。もしテスト
419でプロジェクトリーダがプロジェクトを殺さない決定を行ったなら、本プ
ロセスは工程421へ進む。ここでは見通しを変更して、本プロセスは工程40
5を繰り返す。ここでは、データ収集計画が変更策定される。もしテスト418
でプロジェクトリーダが見通しがまだ有効であると決定したならば、本プロセス
はテスト422へ進む。ここでは、プロジェクトに関連する知識にギャップがあ
るかどうか決定する。もしあれば、本プロセスは工程405を繰り返す。ここで
は、データ収集計画を変更策定する。もし知識にギャップがなければ、本プロセ
スは(以下で説明される)図13Cで示される工程460に進む。
【0118】 図13Bを参照すると、図13Aからのテスト407が、データ収集計画で二
次的なデータを必要とすると決定すると、本プロセスは工程430A、430B
に進む。ここでは、市場評価プロセスオーナとアナリストが共同でどの市場調査
サプライヤが計画の態様に適して実行するのかを決定する。この後、工程431
A、431B、431C、431Dでは、プロジェクトリーダ、市場評価アナリ
スト、開発解決リーダ、市場調査(MR)者は会合を持って、(1)理事会の事
業背景を共有し、(2)調査目的について議論し、(3)時間とコストのパラメ
ータについて話し合い、(4)供給者の問題や関心事について述べ、(5)特定
の日までに、提案書と予備的設計書を要求する。この後、本プロセスは工程43
2へ進む。ここでは、市場調査サプライヤによって調査計画が策定される。調査
計画の策定後、市場調査サプライヤは工程433で提案書を書き、それを市場評
価アナリストに提出する。工程434では、それが評価される。特に、テスト4
35では、設計、コスト、時間の評価基準に基づき提案が受け入れ可能であるか
どうかを市場評価アナリストが決定する。もし不可であれば、本プロセスは上述
の工程431A−Dを繰り返す。もし提案が受け入れ可能ならば、本プロセスは
工程436に進む。ここでは、調査計画/提案が推薦される。その後、本プロセ
スはテスト437に進む。ここでは、市場評価プロセスオーナは、設計、コスト
、時間の評価基準に基づき受け入れ可能かどうかを決定する。もし可能でなけれ
ば、本プロセスは上述の工程431A−Dを繰り返す。もし提案が受け入れ可能
ならば、本プロセスはテスト438A、438Bに進む。ここでは、プロジェク
トリーダと開発解決リーダがそれぞれの見こみから、提案が受け入れ可能かどう
かを決定する。テスト435、437と同様に、もし不可ならば、本プロセスは
上述の工程431A−Dを繰り返す。もし提案が彼らに受けいれられれば、本プ
ロセスはテスト439に進む。ここでは、事業スポンサーも、提案が受け入れ可
能かどうかを決定する。もし不可であれば、本プロセスは上述の工程431A−
Dを繰り返す。もし提案が事業スポンサーにとって受け入れ可能であれば、本プ
ロセスは工程440(ここで、市場調査サプライヤが調査を行う)と工程441
(ここで、その結果が分析される)へ進む。その後、本プロセスは工程442A
、B(ここで、データを操作して結論を出し、推薦事項を作る)、工程443A
、B(ここで、複数の好機に優先順位を付ける)、工程444A、B(ここで、
明らかになったこと、結論、推薦事項が文書化される)へ進む。尚、これらの工
程は、市場評価アナリストと市場調査サプライヤによって同時に実行される。
【0119】 明らかになったこと、結論、推薦事項が文書化された後で、市場評価プロセス
オーナーは、テスト445で、その結論や推薦事項が受け入れ可能かどうかを決
定する。もし不可であれば、本プロセスは上述の工程441を繰り返す。もし可
能であれば、本プロセスは工程 446A、446B、446C、446Dへ進
む。ここでは、プロジェクトリーダ、市場評価アナリスト、開発解決リーダ、市
場調査サプライヤが共同でその結論と推薦事項について話し合う。もし彼らがそ
こで明らかになったことに同意すれば(テスト447A、447B、447C、
447D参照)、本プロセスは工程448へ進む。ここでは、関連のデータがデ
ータ保管場所に格納される。もし彼らがそこで明らかになったことに同意しなけ
れば、本プロセスは上述の工程441を繰り返す。工程448後、本プロセスは
テスト449へ進む。ここでは、プロジェクトリーダはその仮説を調べて、まだ
有効かどうかを決定する。もし有効でなければ、本プロセスはテスト450へ進
む。ここでは、工程451を止めることによって、プロジェクトを殺すかどうか
を決定する。もしプロジェクトリーダが、プロジェクトを殺さないが、その代わ
り、仮説(工程452参照)を修正する決定を行ったなら、本プロセスは図13
Aに戻り、修正された仮説に関するデータを収集する。
【0120】 別の方法では、もしテスト449で仮説がまだ有効と決定すると、本プロセス
はテスト453に進む。ここでは、事業スポンサーが結論と推薦事項を受け入れ
可能かどうか決定する。もし不可であれば、本プロセスは上述の工程442A、
Bを繰り返す。もし彼らが受け入れ可能であれば、本プロセスはテスト454に
進む。ここでは、コンセプトに優先順位を付けるために、事業スポンサーは調査
が行われたか否かを決定する。もしその答えがイエスであれば、本プロセスは図
13Cに進み、以下でさらに説明されるリスク評価を実行する。もしその答えが
ノーであれば、本プロセスはテスト455に進む。ここでは、高いレベルの解決
コンセプトと戦略を有効とするために調査を行ったか否かを決定する。もしこの
有効化のための調査がなされていれば、本プロセスは、(以下でさらに説明され
る)図13Cのテスト484に進む。もしテスト455の答えががノーならば、
本プロセスは図13Cの工程460A、460B、460C、460Dに進む。
ここでは、リスクを評価するために、プロジェクトリーダ、市場評価アナリスト
、開発解決リーダ、事物エキスパート(SME)が共同で工程302、304か
らの結論と推薦事項を見直す(以下でさらに説明される)。
【0121】 図13Cを参照すると、工程460A−D後に本プロセスは工程461A−D
にそれぞれ進む。ここでは、調査に基づく解決の好機を見つける。その後、本プ
ロセスはテスト462に進む。ここでは、市場評価プロセスオーナはその解決の
好機が受け入れ可能かどうかを決定する。もし不可であれば、本プロセスは上述
の工程460A−Dに戻る。もし市場評価プロセスオーナにとって解決の好機が
受け入れ可能であれば、本プロセスはテスト463へ進む。ここでは、事業スポ
ンサーは解決の好機が受け入れ可能であるかどうか決定する。もし彼らにとって
不可であれば、本プロセスは上述の工程460A−Dに戻る。もしその好機が受
け入れ可能ならば、本プロセスはテスト464に進む。ここでは、提案された解
決の好機も彼らにとって受け入れ可能かどうかを主な出資者が決定する。もし主
な出資者が、その好機は受け入れ不可と決定すると、本プロセスは上述の工程4
60A−Dに戻る。さもなくば、もし主な出資者にとって解決活動が受け入れ可
能であれば、本プロセスは工程465に進む。ここでは、機能横断的ブレインス
トーミングチームが開発解決リーダによって編成される。
【0122】 その後、本プロセスは、工程466A−D(ここでは、ブレーンストーミング
を使って解決策の特徴を定義する)、工程467A−D(ここで、解決策のコン
セプトが作成される)、工程468A−D(ここで、 解決策のコンセプトが議
論される)に進む。尚、これらの工程は、プロジェクトリーダ、市場評価アナリ
スト、開発解決リーダ、事物エキスパートが共同して実行させる。次に、本プロ
セスはテスト469へ進む。ここでは、事業スポンサーが、解決策のコンセプト
が受け入れ可能か否かを決定する。もし解決策のコンセプトが受け入れ不可であ
れば、本プロセスは上述の工程465に戻る。もし解決策のコンセプトが事業ス
ポンサーにとって受け入れ可能であれば、本プロセスはテスト470へ進む。こ
こでは、コンセプトに優先順位を付けるための調査が必要がであるかどうかを決
定する。もし優先順位付けの調査が必要ならば、本プロセスは上述の図13Bの
工程430A、430Bに戻る。もし優先順位付けの調査が不用ならば、本プロ
セスは工程471に進む。ここでは、解決策のコンセプトに優先順位が付けられ
る。優先順位付けに関連して、本プロセスは、工程472(ここで、事業リスク
[例えば、コンプライアンスと規制]が評価される)、工程474(ここで、業
務/システムの実行可能性が評価される)、工程476(ここでは、流通経路が
評価される)、工程478(ここで、財務分析がなされる)に進む。これらの4
工程の各々に対して、開発解決リーダは事物エキスパート472A、474A、
476A、478Aのそれぞれに相談する。工程472、474、476、47
8の後で、本プロセスは、関連するテスト472B、474B、476B、47
8Bのそれぞれに進む。もしこれらの4つのテストのどれかに対する答えがノー
ならば、本プロセスは上述の工程465に戻り、さらにブレインストーミングを
行う。これらの4つのテスト全てに対する答えがイエスならば(テスト479参
照)、本プロセスは工程480に進む。ここでは、開発解決リーダによって高レ
ベルの解決戦略が作られる。これによって、本プロセスは工程481A、481
B、481C、481Dに進む。ここでは、高レベルの解決策のコンセプトと戦
略が事業スポンサー、プロジェクトリーダ、市場評価アナリスト、開発解決リー
ダの間で議論される。この議論の後、本プロセスはテスト482に進む。ここで
は、事業スポンサーは、議論したコンセプトと戦略を有効なものとして承認する
かどうかを決定する。もし承認しないなら、本プロセスは上述の工程465に戻
る。もし議論したコンセプトと戦略が有効として承認されたなら、本プロセスは
工程483に進む。ここでは、関連するデータがプロジェクトによってデータ保
管場所に格納される。その後、有効化のために、本プロセスは工程430A、B
(図13B)に進む。有効化のための調査(図13Bのテスト455参照)後、
本プロセスは図13Cに戻り、テスト484を実行する。ここでは、主な出資者
にとって結論と推薦事項が受け入れ可能かどうかを決定する。もし可能ならば、
本プロセスは次に進み、商品設計段階の残りの部分に関する解決策を作成する。
【0123】 上述の観点から、本発明の態様の市場評価方法を使って、金融サービス商品を
開発したり改良したりして、売込み市場で差別化を行い、競争力のある有利な状
態にすることができる。また、関連の市場を不適切にまたは不完全に理解した結
果として、市場に導入された後の商品に手を加える必要があるが、本方法はこの
必要性を減らすことに役立つ。このように、従来技術に比べて改良された金融サ
ービス商品の開発及び管理方法が提供される。更に、本方法は、特有な市場での
高いポテンシャルの好機を早期に見つけるための組織的で定量化可能な手続きを
提供する。
【0124】 従って、これに基づき金融サービス商品の開発及び管理を行う総合システムと
方法を開示してきた。説明された実施形態以外の方法で本発明を実施できること
は当業者であればわかっている。例えば、本発明の好適な実施形態が保険商品の
開発及び管理向けであっても、本発明はこれに制限されるものではなく、その他
の形態の金融サービス商品、例えば、金融商品、投資プログラム、資産または資
金の管理、税調整、資本市場の開発/実施等にも拡張されるものであることは当
業者であれば理解している。更に、図1のメモリ14には5つの別々の異なった
データファイル16、18、20、22、24が示されているが、これらのデー
タファイルに関連する機能の一部またはその全てをまとめて1つのファイルにす
ることができる(もし必要ならば)。さらに、図2のプロセス30には4つの別
々の異なる段階32、34、36、38があると示されているが、これらの段階
のうちの一部またはその全てをまとめて1つの段階にすることもできる(もし必
要ならば)。
【0125】 このように、金融サービス商品の開発及び管理を行う総合システムと方法が開
示されてきた。限定するためではなく例示するために与えられた、説明された実
施形態以外の方法で本発明を実施することができ、また、本発明は以下の請求項
によってのみ限定されることを当業者であれば理解している。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の金融サービス商品の開発管理のコンピュータ化したシステムの図であ
る。
【図2】 本発明の金融サービス商品の開発管理の方法を示すブロック図である。
【図3A】 本発明の主工程に関連する特定の構成を示すブロック図である。
【図3B】 本発明の要素副工程に関連する特定の構成を示すブロック図である。
【図4】 本発明の保険商品開発及び管理の好適な方法を示すブロック図である。
【図5】 図4で示された本発明の好適な実施形態に関連するツールバーと主な工程を示
す模範的なプロセスウインドウのスクリーン表示の図である。
【図6】 模範的なプロセスウインドウの一例を示すスクリーン表示の図である。ここで
は図4で示された本発明の好適な実施形態に関連するツールバーと主工程3の副
工程構成要素を示す。
【図7A】 図7Bと共に、本発明のリスクイクスポージャ木の実施形態の一例を示す。
【図7B】 図7Aと共に、本発明のリスクイクスポージャ木の実施形態の一例を示す。
【図8A】 図8Bと共に、本発明の失敗モード有効性分析ツールの実施形態の一例を示す
【図8B】 図8Aと共に、本発明の失敗モード有効性分析ツールの実施形態の一例を示す
【図9】 本発明のシステムと構成ツールに与える影響を示す一実施形態を示す。
【図10A】 図10Bと共に、本発明の決定木の実施形態の一例を示す。
【図10B】 図10Aと共に、は本発明の決定木の実施形態の一例を示す。
【図11A−1】 図11Aから図11Eは、図4で示されたプロセスの好適な実施形態に関連す
るプロセスリスク管理システムで使われるテンプレートの実施形態の一例を示す
【図11A−2】 図11Aから図11Eは、図4で示されたプロセスの好適な実施形態に関連す
るプロセスリスク管理システムで使われるテンプレートの実施形態の一例を示す
【図11B−1】 図11Aから図11Eは、図4で示されたプロセスの好適な実施形態に関連す
るプロセスリスク管理システムで使われるテンプレートの実施形態の一例を示す
【図11B−2】 図11Aから図11Eは、図4で示されたプロセスの好適な実施形態に関連す
るプロセスリスク管理システムで使われるテンプレートの実施形態の一例を示す
【図11C−1】 図11Aから図11Eは、図4で示されたプロセスの好適な実施形態に関連す
るプロセスリスク管理システムで使われるテンプレートの実施形態の一例を示す
【図11C−2】 図11Aから図11Eは、図4で示されたプロセスの好適な実施形態に関連す
るプロセスリスク管理システムで使われるテンプレートの実施形態の一例を示す
【図11D−1】 図11Aから図11Eは、図4で示されたプロセスの好適な実施形態に関連す
るプロセスリスク管理システムで使われるテンプレートの実施形態の一例を示す
【図11D−2】 図11Aから図11Eは、図4で示されたプロセスの好適な実施形態に関連す
るプロセスリスク管理システムで使われるテンプレートの実施形態の一例を示す
【図11E−1】 図11Aから図11Eは、図4で示されたプロセスの好適な実施形態に関連す
るプロセスリスク管理システムで使われるテンプレートの実施形態の一例を示す
【図11E−2】 図11Aから図11Eは、図4で示されたプロセスの好適な実施形態に関連す
るプロセスリスク管理システムで使われるテンプレートの実施形態の一例を示す
【図12】 本発明の市場評価方法の好適な実施形態の一例を示す。
【図13A】 図13Aから図13C−4までは、図12の方法に関連する機能横断的なチー
ムのメンバーの役割と責任の例を示すフローチャートである。
【図13A−1】 本図を含めて図13Aから図13C−4は、図12の方法に関連する機能横断
的なチームのメンバーの役割と責任の例を示すフローチャートである。
【図13A−2】 本図を含めて図13Aから図13C−4は、図12の方法に関連する機能横断
的なチームのメンバーの役割と責任の例を示すフローチャートである。
【図13A−3】 本図を含めて図13Aから図13C−4は、図12の方法に関連する機能横断
的なチームのメンバーの役割と責任の例を示すフローチャートである。
【図13B】 本図を含めて図13Aから図13C−4は、図12の方法に関連する機能横断
的なチームのメンバーの役割と責任の例を示すフローチャートである。
【図13B−1】 本図を含めて図13Aから図13C−4は、図12の方法に関連する機能横断
的なチームのメンバーの役割と責任の例を示すフローチャートである。
【図13B−2】 本図を含めて図13Aから図13C−4は、図12の方法に関連する機能横断
的なチームのメンバーの役割と責任の例を示すフローチャートである。
【図13B−3】 本図を含めて図13Aから図13C−4は、図12の方法に関連する機能横断
的なチームのメンバーの役割と責任の例を示すフローチャートである。
【図13B−4】 本図を含めて図13Aから図13C−4は、図12の方法に関連する機能横断
的なチームのメンバーの役割と責任の例を示すフローチャートである。
【図13B−5】 本図を含めて図13Aから図13C−4は、図12の方法に関連する機能横断
的なチームのメンバーの役割と責任の例を示すフローチャートである。
【図13C】 本図を含めて図13Aから図13C−4は、図12の方法に関連する機能横断
的なチームのメンバーの役割と責任の例を示すフローチャートである。
【図13C−1】 本図を含めて図13Aから図13C−4は、図12の方法に関連する機能横断
的なチームのメンバーの役割と責任の例を示すフローチャートである。
【図13C−2】 本図を含めて図13Aから図13C−4は、図12の方法に関連する機能横断
的なチームのメンバーの役割と責任の例を示すフローチャートである。
【図13C−3】 本図を含めて図13Aから図13C−4は、図12の方法に関連する機能横断
的なチームのメンバーの役割と責任の例を示すフローチャートである。
【図13C−4】 図13Aから図13C−4は、図12の方法に関連する機能横断的なチームの
メンバーの役割と責任の例を示すフローチャートである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ,BA, BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU,C Z,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GD,GE ,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS, JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,L R,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN ,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU, SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,T R,TT,UA,UG,UZ,VN,YU,ZW (72)発明者 キング,ジョセフ・エー,ジュニア アメリカ合衆国、23113、バージニア州、 リッチモンド、ケントフォード・ドライ ブ、2531番 (72)発明者 メッツ,ジャスティン・エム アメリカ合衆国、10023、ニューヨーク州、 ニュー・ヨーク、ブロードウェイ・ナンバ ー1120、2109番 (72)発明者 スグル,ウィリアム・エフ アメリカ合衆国、06470、コネチカット州、 ニュータウン、ヘッド・オブ・メドウ・ロ ード、121番 (72)発明者 ブラム,ロビン・エフ アメリカ合衆国、06896、コネチカット州、 レディング、ミドル・ブルック・ポンド・ ロード、15番

Claims (52)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力手段、メモリ手段、プロセッサ手段およびディスプレイ
    手段を備えた、金融サービス商品を開発及び管理するコンピュータシステムであ
    って、 [a]メモリ手段に格納されていて、金融サービス商品の開発に関る複数の主
    工程のステートメントを含む第一のデータファイルと、 [b]メモリ手段に格納されていて、各主工程に関連する複数の要素副工程の
    ステートメントを含む第二のデータファイルと、 [c]メモリ手段に格納されていて、必要な承認エンティティと前記エンティ
    ティによって適用される規格を特定することによって、主工程が成功裏に完了し
    たかどうかを決定するための評価基準のステートメントを含む第三のデータファ
    イルと、 [d]メモリ手段に格納されていて、少なくとも1つの主工程または副工程に
    関連する複数のツールを含むと共に、それに関連する具象的なアイコンをさらに
    含む第四のデータファイルであって、前記アイコンは前記ツールが関連している
    前記主工程または副工程と共に前記ディスプレイ手段に表示されるようになって
    おり、前記複数のツールは、[d1]金融サービス商品の開発及び管理に役立つ
    用語と慣用句の語彙集と、[d2]アプリケーションソフトウエア商品を使って
    作成されて、少なくとも1つの副プロセスに潜在的に適用可能な前もって準備さ
    れた複数の文書のリストであって、前記複数の文書は、それらを作成するために
    使われる前記アプリケーションソフトウエア商品のファイルフォーマットで前記
    メモリ手段に電子的に格納されている、当該複数の文書のリストと、[d3]前
    記工程を成功裏に完了させるために必要な複数の承認のリストと、[d4]金融
    サービス商品の市場を分析するために役立つ市場評価ツールと、[d5]金融サ
    ービス商品に関するリスクを分析するために役立つリスク評価ツールと、からな
    るグループから選択される、当該第四のデータファイルと、 [e]前記第一のデータファイルからの主工程のステートメントを前記ディス
    プレイ手段に表示して、ユーザが前記入力手段を介して前記主工程のうちの1つ
    を選択することを可能にする手段と、 [f]ユーザによる主工程の選択に応答して、前記第二のデータファイルをア
    クセスし、前記第二のデータファイルから前記選択された主工程に関連する副工
    程のステートメントを検索し、前記ディスプレイのスクリーンに前記検索された
    前記主工程とそれに関連する副工程のステートメントを表示させる手段と、 [g]ユーザによる主工程または関連する副工程の選択に応答して、前記第四
    のデータファイルをアクセスし、前記第四のデータファイルから、前記選択され
    た工程または副工程に関連するツールに関係する情報を検索し、前記ディスプレ
    イ手段に前記ツールに対するアイコンを表示させる手段と、 [h]ユーザによるツールを表すアイコンの選択に応答して、ツールを表示さ
    せる手段と、 [i]ソフトウエア商品に関して作成された文書を有するツールをユーザが選
    択したことに応答して、コンピュータシステム上でその商品をスタートさせ、そ
    の後に、前記文書を開いて、ユーザのために前記ディスプレイ手段に表示させる
    手段と、 を具備するシステム。
  2. 【請求項2】 前記主工程は、商品設計、市場への商品承認商品売り出し、
    および売り出し後の商品管理よりなるグループから選択される、請求項1のシス
    テム。
  3. 【請求項3】 前記承認エンティティは、商品設計、リスク管理、財務管理
    、マーケティング、および法務管理よりなるグループから選択される、請求項1
    のシステム。
  4. 【請求項4】 前記ツールのグループは、さらに [d6]ユーザが商品承認見直し文書の草案を作成するのを支援するテンプレ
    ートを開くための商品承認見直しテンプレートと、 [d7]商品開発プロジェクトに他のものよりも高い優先度を与える優先順位
    リストを提供する商品優先順位付けツールと、 [d8]事業の様々な態様に対する提案された商品の影響を定量化するための
    支援を行う対システム/構成影響ツールと、 [d9]提案された商品の開発を計画し追跡するための支援を行うプロジェク
    ト計画ツールと、 をさらに含んでいる、請求項1のシステム。
  5. 【請求項5】 前記金融サービス商品は保険商品を含んでいる、請求項1の
    システム。
  6. 【請求項6】 [a]中央処理装置と、 [b]機能横断的商品開発チームのメンバーによって利用される、前記処理装
    置に接続された複数のユーザインターフェースであって、その各々が関連するユ
    ーザディスプレイとユーザの入力手段を備えている、当該複数のユーザインター
    フェースと、 [c]前記処理装置に接続され、前記ユーザインターフェースを介して前記機
    能横断的商品開発チームのメンバーによってアクセスされて、見直しされる以下
    のデータファイルを含むメモリであって、当該データファイルは、[c1]前記
    金融サービス商品の開発及び管理に関する複数の主工程のステートメントを含む
    第一のデータファイルと、[c2]各主工程に関連する複数の要素副工程のステ
    ートメントを含む第二のデータファイルと、[c3]主工程が完了したかどうか
    を決定するための評価基準のステートメントを含む第三のデータファイルと、[
    c4]少なくとも1つの主工程または副工程に関連する複数のツールを含むと共
    に、それに関連する具象的なアイコンをさらに含む第四のデータファイルであっ
    て、前記アイコンは前記ツールが関連している前記主工程または副工程と共に前
    記ディスプレイ手段に表示されるようになっている、当該第四のデータファイル
    と、[c5]少なくとも1つの主工程または副工程に関連する複数の文書を含む
    第五のデータファイルとを含んでいる、当該メモリと、 [d]前記ユーザディスプレイに前記第一のデータファイルからの前記主工程
    のステートメントを表示し、前記入力手段を介して前記主工程のうちの1つをユ
    ーザに選択させる手段と、 [e]主工程をユーザが選択したことに応答して、前記第二のデータファイル
    をアクセスし、前記第二のデータファイルから前記選択された主工程に関連する
    前記副工程のステートメントを検索し、ユーザディスプレイに前記検索された前
    記主工程および関連する副工程のステートメントを表示させる手段と、 [f]主工程または関連する副工程を前記ユーザが選択したことに応答して、
    前記第四のデータファイルをアクセスし、前記第四のデータファイルから、前記
    選択された工程または副工程に関連するツールに関する情報を検索し、ユーザデ
    ィスプレイにそれらのツールに対するアイコンを表示させる手段と、 [g]前記ツールを代表するアイコンをユーザが選択したことに応答してツー
    ルを表示させる手段と、 [h]ツールを前記ユーザが選択したことに応答して、前記選択された工程ま
    たは副工程に関連する文書の作成を支援し、前記第五のデータファイルに前記作
    成された文書を格納する手段と、 を具備する金融サービス商品開発及び管理システム。
  7. 【請求項7】 前記システムは、様々な異なる種類の金融サービス商品を開
    発及び管理することができる請求項5のシステム。
  8. 【請求項8】 前記主工程は、商品設計工程、商品承認工程、市場への商品
    売出し工程、および売り出し工程後の商品管理を含むグループから選択される、
    請求項6のシステム。
  9. 【請求項9】 主工程が完了したかどうかを確定するための評価基準には、
    次の事業機能、即ち、商品設計、リスク管理、財務管理、マーケティング、およ
    び法務管理が所定の承認を得ているかどうかを決定することも含まれる、請求項
    6のシステム。
  10. 【請求項10】 前記複数のツールは、 [i]金融サービス商品の開発及び管理に役立つ用語と慣用句の語彙集と、 [ii]金融サービス商品の市場を分析するために役立つ市場評価ツールと、 [iii]金融サービス商品に関連するリスクを分析するために役立つリスク
    評価ツールと、 [iv]ユーザが商品承認見直し文書の草案を作成することを支援するテンプ
    レートを開くための商品承認見直しテンプレートと、 [v]始めに完了させるべき商品開発プロジェクトの優先順位リストを提供す
    る商品優先順位付けツールと、 [vi]提案された商品が事業の様々な態様に与える影響を定量化する支援を
    行う対システム/構成影響ツールと、 [vii]提案の商品の開発を計画し追跡することを支援するプロジェクト計
    画ツールと、 よりなるグループから選択される、請求項6のシステム。
  11. 【請求項11】 前記金融サービス商品は保険商品を含んでいる、請求項6
    のシステム。
  12. 【請求項12】 [a]以下の金融サービス事業機能、即ち、商品設計、リ
    スク管理、財務管理、マーケティング、および法務管理のうちの少なくとも複数
    のものを代表するチームメンバーを含む機能横断的な商品開発チームによって商
    品を開発及び管理する支援を行うようにプログラムされた中央処理装置と、 [b]前記中央処理装置に接続された複数のユーザインターフェースであって
    、その各々は、前記横断機能的商品開発チームによって利用される入力手段とデ
    ィスプレイ手段を備えている、当該ユーザインターフェースと、 [c]前記中央処理装置に接続され、前記商品の開発及び管理に関連する前も
    って選択された情報を格納するデータファイルを含んでいるメモリであって、前
    記ユーザの入力手段を介して、前記商品開発チームのメンバーによって前記デー
    タファイルを検索することができ、前記データファイルは、少なくとも、[c1
    ]前記商品の開発及び管理の第一段階に関連する第一のデータファイルと、[c
    2]前記商品の開発及び管理の次に第二段階に関連する第二のデータファイルと
    を含んでいる、当該メモリと、を具備しており、 [d]前記中央処理装置は、前記第一または第二のデータファイルのいづれか
    一方を第一のメンバーが検索したことに応答して、[d1]前記検索されたデー
    タファイルに関連する商品の開発及び管理を行う特定の段階に関する情報と、[
    d2]前記検索されたデータファイルに関連する開発及び管理の特定の段階に関
    して役立つ第三のデータファイルに格納された文書リストであって、前記第一の
    メンバーは前記リストされた文書のうちの1つを前記メンバーのユーザの入力手
    段を介して選択することによって、それを表示させるために検索することができ
    る、当該文書リストと、[d3]前記検索されたデータファイルに関連する開発
    及び管理の特定の段階に関して役立つ文書を前記第一のメンバーが作成するのを
    支援するツールリストであって、前記第一のメンバーによって作成された前記文
    書は前記チームのその他のメンバーによって検索され表示される前記第三のデー
    タファイルに格納される、当該ツールリストと、を前記メンバーのユーザディス
    プレイ手段に表示させるようにプログラムされていること、 を特徴とする金融サービス商品開発及び管理総合システム。
  13. 【請求項13】 前記第一段階は商品設計段階を含み、前記第二段階は商品
    承認段階を含み、前記メモリは、 [c3]市場段階に対する商品売り出しを含む前記商品の開発及び管理の第三
    段階に関連する第四のデータファイルと、 [c2]売出し後の商品管理を含む前記商品の開発及び管理の第四段階に関連
    する第五のデータファイルと有している、請求項12のシステム。
  14. 【請求項14】 前記第一、第二、第四および第五のデータファイルのうち
    のいずれか1つを検索したことに応答して、前記中央処理装置は、前記メンバー
    のユーザディスプレイ手段に、 [d1]前記検索されたデータファイルに関連する商品の開発及び管理の特定
    の段階に関する情報と、 [d2]第三のデータファイルに格納された文書のリストであって、前記第一
    のメンバーは、前記メンバーのユーザの入力手段を介して前記文書を選択するこ
    とによって、前記リストされた文書のうちの1つを表示させるために検索するこ
    とができる、当該文書のリストと、 [d3]前記検索されたデータファイルに関連する開発及び管理の特定の段階
    に関して役立つ文書を前記第一のメンバーが作成することを支援するツールのリ
    ストであって、前記第一のメンバーによって作成された文書は、前記チームの他
    のメンバーによって検索される前記第三のデータファイルに格納される、当該ツ
    ールのリストと、 を表示させるようにプログラムされている、請求項12のシステム。
  15. 【請求項15】 前記ツールのリストは、 [i]金融サービス商品の開発及び管理に役立つ用語と慣用句の語彙集と、 [ii]金融サービス商品の市場を分析するために役立つ市場評価ツールと、 [iii]金融サービス商品に関連するリスクを分析するために役立つリスク
    評価ツールと、 [iv]ユーザが商品承認見直し文書の草案を作成することを支援するテンプ
    レートを開くための商品承認見直しテンプレートと、 [v]他のものより高い優先順位が与えられるべき商品開発プロジェクトの優
    先順位リストを提供する商品優先順位付けツールと、 [vi]提案された商品が事業の様々な態様に与える影響を定量化する支援を
    行う対システム/構成影響ツールと、 [vii]提案された商品の開発を計画し追跡することを支援するプロジェク
    ト計画ツールと、 よりなるグループから選択される、請求項12のシステム。
  16. 【請求項16】 開発及び管理の第一と第二の段階の各々に関連する第一の
    メンバーのユーザディスプレイに表示される情報は、 前記商品の開発及び管理に関連するリスク管理の原理に関する情報と、 前記商品の開発及び管理に関連する品質管理の原理に関する情報と、 を含んでいる請求項12のシステム。
  17. 【請求項17】 開発及び管理の第一、第二、第三、第四段階の各々に関連
    する第一のメンバーのユーザディスプレイに表示される情報は、 前記商品の開発及び管理に関連するリスク管理の原理に関する情報と、 前記商品の開発及び管理に関連する品質管理の原理に関する情報と、 を含んでいる請求項13のシステム。
  18. 【請求項18】 前記金融サービス商品は保険商品を含んでいる、請求項1
    2のシステム。
  19. 【請求項19】 [a]少なくとも 複数の以下の金融サービス事業機能、
    即ち、商品設計、リスク管理、財務管理、マーケティングおよび法務管理を代表
    するチームメンバーを含む機能横断的商品開発チームを編成する工程と、 [b]前記機能横断的商品開発チームによる商品の開発及び管理を支援するプ
    ロセスを中央処理装置にプログラムする工程と、 [c]前記中央処理装置に複数のユーザインターフェースを接続する工程であ
    って、各ユーザインターフェースは、前記機能横断的商品開発チームが利用でき
    るように適合した入力手段とディスプレイ手段を備える、当該工程と、 [d]前記商品の開発及び管理に関する前もって選択された情報を含む前記中
    央処理装置のデータファイルをメモリに格納する工程であって、前記商品開発チ
    ームのメンバーによって前記ユーザの入力手段を介して、前記データファイルを
    検索でき、前記データファイルは、少なくとも、[d1]前記商品の開発及び管
    理の第一段階に関連する第一のデータファイルと、[d2]前記商品の開発及び
    管理の次の第二段階に関連する第二のデータファイルとを含んでいる、当該工程
    と、 [e]前記第一または第二のデータファイルのいずれか一方を第一のメンバー
    が検索したことに応答して、このメンバーのユーザディスプレイ手段に、[el
    ]前記検索されたデータファイルに関連する前記商品の開発及び管理の特定の段
    階に関する情報と、[e2]前記検索されたデータファイルに関連する開発及び
    管理の特定の段階に関して役立つ第三のデータファイルに格納される文書のリス
    トであって、前記第1のメンバーも前記メンバーのユーザの入力手段を介して前
    記リストされた文書の1つを選択することによってこの文書を表示させるために
    検索することができる、当該文書のリストと、[e3]前記検索されたデータフ
    ァイルに関連する開発及び管理の特定の段階に関して役立つ文書を前記第一のメ
    ンバーが作成することを支援するツールのリストであって、前記第一のメンバー
    によって作成された文書は、前記チームの別のメンバーによって検索され表示さ
    れる前記第三のデータファイルに格納される、当該ツールのリストと、を表示さ
    せるように前記中央処理装置をプログラミングする工程と、 を有している金融サービス商品の開発及び管理方法。
  20. 【請求項20】 前記第一段階は商品設計段階を含み、前記第二段階は商品
    承認段階を含み、前記方法は、 [d3]市場段階に対する商品売出しを含む商品の開発及び管理の第三段階に
    関連するメモリに、第四のデータファイルを格納し、 [d2]売り出し段階後の商品管理を含む前記商品の開発及び管理の第四段階
    に関連するメモリに第五のデータファイルを格納すること、をさらに含んでいる
    請求項19の方法。
  21. 【請求項21】 前記第一、第二、第四および第五のデータファイルのいづ
    れか一つを検索したことに応答して、前記メンバーのユーザディスプレイ手段に
    、 [e1]前記検索されたデータファイルに関連する商品の開発及び管理の特定
    の段階に関連する情報と、 [e2]第三のデータファイルに格納された文書のリストであって、前記第一
    のメンバーも、前記メンバーのユーザの入力手段を介してこの文書を選択するこ
    とによって、前記リストされた文書のうちの1つを表示させるために検索するこ
    とができる、当該文書のリストと、 [e3]前記検索されたデータファイルに関連する開発及び管理の特定の段階
    に関して役立つ文書を前記第一のメンバーが作成する支援を行うツールのリスト
    であって、前記第一のメンバーによって作成される文書は、前記チームの別のメ
    ンバーによって検索される前記第三のデータファイルに格納される、当該ツール
    のリストと、 を表示させるように前記中央処理装置をプログラムする請求項20の方法。
  22. 【請求項22】 前記ツールのリストは、 [i]金融サービス商品の開発及び管理に役立つ用語と慣用句の語彙集と、 [ii]金融サービス商品の市場を分析するために役立つ市場評価ツールと、 [iii]金融サービス商品に関連するリスクを分析するために役立つリスク
    評価ツールと、 [iv]ユーザが商品承認見直し文書の草案を作成することを支援するテンプ
    レートを開くための商品承認見直しテンプレートと、 [v]他のものより高い優先順位が与えられるべき商品開発プロジェクトの優
    先順位リストを提供する商品優先順位付けツールと、 [vi]提案の商品が事業の様々な態様に与える影響を定量化する支援を行う
    対システム/構成影響ツールと、 [vii]提案の商品の開発を計画し追跡することを支援するプロジェクト計
    画ツールと、 よりなるグループから選択される、請求項19の方法。
  23. 【請求項23】 前記開発及び管理の第一および第二段階に関連する前記第
    一のメンバーのユーザディスプレイに表示される情報は、 商品の開発及び管理に関連するリスク管理の原理に関する情報と、 商品の開発及び管理に関連する品質管理の原理に関する情報と、 を含んでいる、請求項 19の方法。
  24. 【請求項24】 前記開発及び管理の第一、第二、第三および第四段階に関
    連する前記第一のメンバーのユーザディスプレイに表示される情報は、 商品の開発及び管理に関連するリスク管理の原理に関する情報と、 商品の開発及び管理に関連する品質管理の原理に関する情報と、 を含んでいる、請求項20の方法。
  25. 【請求項25】 前記金融サービス商品は保険商品を含んでいる、請求項1
    9の方法。
  26. 【請求項26】 [a]以下の金融サービス事業、即ち、商品設計、リスク
    管理、財務管理、マーケティングおよび法務管理のうちの少なくとも複数のもの
    を代表するチームメンバーを含む横断機能的商品開発チームを編成する工程と、 [b]前記チームの各メンバーに中央処理装置に接続されたユーザインターフ
    ェースを提供する工程と、 [c]商品の開発及び管理を支援するプロセスを前記中央処理装置にプログラ
    ムする工程であって、前記プロセスは、[c1]商品の開発及び管理に関連する
    複数の連続的な所定の主工程と、[c2]次の工程に進むために、主工程が成功
    裡に完了したかどうかを決定するための評価基準のステートメントと、[c3]
    各主工程に組み入れられたリスク管理と、[c4]各主工程に組み入れられた品
    質管理と、[c5]文書データや定量化データに基づき商品を開発できるように
    、各主工程に組み入れられたデータ主導分析とを含む、当該工程と、 を有している金融サービス商品の開発及び管理方法。
  27. 【請求項27】 前記方法は様々な金融サービス商品を開発及び管理できる
    請求項26の方法。
  28. 【請求項28】 前記金融サービス商品は、保険商品、金融商品および投資
    プログラムよりなるグループから選ばれる請求項27の方法。
  29. 【請求項29】 前記所定の主工程は、設計工程、商品承認工程、市場への
    商品売出し工程、および売出し後の商品管理工程を含んでいる、請求項26の方
    法。
  30. 【請求項30】 主工程が成功裡に完了したかどうかを決定するための前記
    評価基準のステートメントは、次の工程に進むために必要な承認の識別を含む、
    請求項26の方法。
  31. 【請求項31】 入力手段、メモリ手段、プロセッサ手段およびディスプレ
    イ手段を備えていて、金融サービス商品を開発するコンピュータシステムであっ
    て、 [a]市場を評価し、好機を見分ける工程を含む前記金融サービス商品の開発
    に関する複数の主工程のステートメントを含んでいる、前記メモリ手段に格納さ
    れた第一のデータファイルと、 [b] [b1]二次的なデータを収集する副工程と、[b2]主要な調査を
    行う副工程と、[b3]市場戦略を作成する副工程と、[b4l好機を正当化す
    る副工程とを有する各主工程に関連する複数の要素副工程のステートメントを含
    んでいる、前記メモリ手段に格納された第二のデータファイルと、 [c]必要な承認エンティティと前記エンティティによって適用される標準を
    見つけることによって主工程が成功裡に完了したかどうかを決定するための評価
    基準のステートメントを含んでいる、前記メモリ手段に格納された第三のデータ
    ファイルと、 [d]少なくとも1つの主工程または副工程に関連する複数のツールを含んで
    いると共に、それらに関する具象的アイコンをさらに含んでいる、前記メモリ手
    段に格納された第四のデータファイルであって、前記アイコンは前記ツールに関
    する主工程または副工程と共に前記ディスプレイ手段に表示されるようになって
    おり、前記ツールは、[d1]金融サービス商品の開発及び管理に役立つ用語と
    慣用句の語彙集と、[d2]少なくとも1つのサブプロセスに対して潜在的に適
    用可能で、また、アプリケーションソフトウエア商品を使って作成された、前も
    って準備された文書のリストであって、前記文書は、それらを作成するために使
    われた前記アプリケーションソフトウエア商品のファイルフォーマットで電子的
    に前記メモリ手段に格納される、当該文書のリストと、[d3]工程の成功裡の
    完了に必要な承認のリストと、よりなるグループから選ばれる、当該第四のデー
    タファイルと、 [e]前記ディスプレイ手段に、前記第一のデータファイルからの前記主工程
    のステートメントを表示させ、前記ユーザが前記入力手段を介して前記主工程の
    うちの1つを選択することを可能にする手段と、 [f]ユーザが主工程を選択したことに応答して、前記第二のデータファイル
    をアクセスし、前記第二のデータファイルから前記前記選択された主工程に関連
    する副工程のステートメントを検索し、前記主工程とそれに関連する副工程の検
    索されたステートメントをディスプレイスクリーンに表示させる手段と、 [g]前記ユーザが主工程または関連する副工程を選択したことに応答して、
    前記第四のデータファイルをアクセスし、前記第四のデータファイルから、前記
    選択された工程または副工程に関連するツールに関する情報を検索し、前記ディ
    スプレイ手段にそれらのツールに対するアイコンを表示させる手段と、 [h]前記ツールを代表するアイコンをユーザが選択することに応答して、ツ
    ールを表示させる手段と、 [i]ソフトウエア商品で作成された文書を含むツールを前記ユーザが選択す
    ることに応答して、該商品を前記コンピュータシステム上でスタートさせて、前
    記文書を開いた後、前記ユーザのために前記ディスプレイ手段に表示させる手段
    と、 を具備しているシステム。
  32. 【請求項32】 二次的なデータを収集する前記副工程は、潜在的顧客、市
    場、および解決策の見通しを見つけることを含む、請求項1のシステム。
  33. 【請求項33】 主調査を行う前記副工程は、顧客と市場を確認し、リファ
    インし、優先順位をつけることを含む、請求項1のシステム。
  34. 【請求項34】 前記金融サービス商品は保険商品を含んでいる、請求項1
    のシステム。
  35. 【請求項35】 [a]中央処理装置と、 [b]機能横断的市場評価チームのメンバーによって利用される前記処理装置
    に接続された複数のユーザインターフェースであって、その各々は関連するユー
    ザディスプレイとユーザの入力手段を備える、当該ユーザインターフェースと、 [c]前記処理装置に接続され、前記ユーザインターフェースを介して、前記
    機能横断的市場評価チームのメンバーによって評価され、見直しされ、格納され
    た以下のデータファイル、即ち、[c1]市場を評価し、好機を正当化する工程
    を含む、前記金融サービス商品の開発及び管理に必要とされる複数の主工程のス
    テートメントを含む第一のデータファイルと、[c2]二次的なデータを収集す
    る副工程と、主な調査を行う副工程と、市場戦略を作成する副工程と、好機を正
    当化する副工程とを含む各主工程に関連する複数の要素副工程のステートメント
    を含む第二のデータファイルと、[c3]主工程が完了したかどうかを決定する
    ための評価基準のステートメントを含む第三のデータファイルと、[c4]少な
    くとも1つの主工程または副工程に関連する複数のツールを含むと共に、それら
    に関連する具象的アイコンをさらに含む第四のデータファイルであって、前記ア
    イコンは前記ツールが関連する主工程または副工程と共に前記ユーザディスプレ
    イに表示されるようになっている、当該第四のデータファイルと、[c5]少な
    くとも1つの主工程または副工程に関連する複数の文書を含む第五のデータファ
    イルと、を含んでいるメモリと、 [d]ユーザディスプレイに第一のデータファイルからの前記主工程のステー
    トメントを表示させ、前記入力手段を介して前記主工程のうちの1つをユーザが
    選択できるようにする手段と、 [e]主工程をユーザが選択したことに応答して、第二のデータファイルをア
    クセスし、第二のデータファイルから前記選択された主工程に関連する前記副工
    程のステートメントを検索し、前記検索された前記主工程とそれに関連する副工
    程のステートメントをユーザディスプレイに表示させる手段と、 [f]主工程またはそれに関連する副工程を前記ユーザが選択したことに応答
    して、第四のデータファイルをアクセスし、第四のデータファイルから前記選択
    された工程または副工程に関連するツールに関する情報を検索し、ユーザディス
    プレイにそれらのツールのためのアイコンを表示させる手段と、 [g]前記ツールを代表するアイコンをユーザが選択したことに応答して、ツ
    ールを表示させる手段と、 [h]ツールを前記ユーザが選択したことに応答して、前記選択された工程ま
    たは副工程に関連する文書の作成を支援し、前記作成された文書を第五のデータ
    ファイルに格納する手段と、 を具備する金融サービス商品の開発システム。
  36. 【請求項36】 前記二次的データを収集する副工程は、潜在的な顧客、市
    場、および解決策の仮説を見つけることを含む、請求項5のシステム。
  37. 【請求項37】 前記主な調査を行う副工程は、顧客と市場を確認し、リフ
    ァインし、優先順位をつけることを含む、請求項5のシステム。
  38. 【請求項38】 前記システムは様々な異なる種類の金融サービス商品を開
    発及び管理できる請求項5のシステム。
  39. 【請求項39】 前記機能横断的市場評価チームのメンバーは、事業リーダ
    、プロジェクトリーダ、市場評価プロセスオーナー、市場評価アナリスト、開発
    解決リーダ、主な出資者、市場調査サプライヤ、および事物エキスパートを含ん
    でいる、請求項8のシステム。
  40. 【請求項40】 主工程が完了したかどうかを決定するための前記評価基準
    は、以下の事業機能、即ち、商品設計、リスク管理、財務管理、マーケティング
    、および法務管理が承認されるかどうかを決定することを含む、請求項8のシス
    テム。
  41. 【請求項41】 前記金融サービス商品は保険商品を含んでいる、請求項5
    のシステム。
  42. 【請求項42】 [a]事業リーダ、プロジェクトリーダ、市場評価プロセ
    スオーナー、市場評価アナリスト、開発解決リーダ、主な出資者、市場調査サプ
    ライヤ、および事物エキスパートを含む機能横断的市場評価チームによって商品
    の開発を支援するようにプログラムされた中央処理装置と、 [b]前記中央処理装置に接続された複数のユーザインターフェースであって
    、その各々が前記機能横断的市場評価チームの利用に適合した入力手段とディス
    プレイ手段を備える、当該ユーザインターフェースと、 [c]前記中央処理装置に接続され、商品の開発に関連する前もって選択され
    た情報を格納するデータファイルを含むメモリであって、前記市場評価チームの
    メンバーによって前記ユーザの入力手段を介して前記データファイルを検索する
    ことができ、前記データファイルは、少なくとも、[c1]前記商品の開発の第
    一の段階に関連する第一のデータファイルであって、前記第一段階は、二次的デ
    ータを収集し、主な調査を行い、戦略を練り、好機を正当化することを含めて、
    市場を評価して好機を見つける工程を含む、当該第一のデータファイルと、[c
    2]前記商品の開発の次の第二段階に関連する第二のデータファイルと、を含ん
    でいる、当該メモリと、を具備し、 [d]前記中央処理装置は、第一のメンバーが第一または第二のデータファイ
    ルのいずれか一方を検索することに応答して、前記メンバーのユーザディスプレ
    イ手段に、[d1]前記検索されたデータファイルに関連する商品の開発の特定
    の段階に関する情報と、[d2]前記検索されたデータファイルに関連する開発
    の特定の段階に関して役立つ第三のデータファイルに格納される文書のリストで
    あって、前記リストされた文書のうちの1つを表示させるために、前記メンバー
    のユーザの入力手段を介して前記文書を選択することによって前記第一のメンバ
    ーは検索することもできる、当該文書のリストと、[d3]前記第一のメンバー
    が前記検索されたデータファイルに関連する開発の特定の段階に関して役立つ文
    書を作成することを支援するツールのリストであって、前記第一のメンバーによ
    って作成される文書は、前記チームの別のメンバーによって検索され表示される
    第三のデータファイルに格納される、当該ツールのリストと、を表示させるよう
    にプログラムされていること、 を特徴とする金融サービス商品開発総合システム。
  43. 【請求項43】 前記第一の段階は商品設計段階を含み、前記第二段階は商
    品承認段階を含み、前記メモリは、[c3]市場への商品売り出し段階を含む商
    品開発の第三段階に関連する第三のデータファイルを含んでいる、請求項12の
    システム。
  44. 【請求項44】 第一、第二または第三のデータファイルのいずれか1つを
    検索することに応答して、前記メンバーのユーザディスプレイ手段に、 [d1]前記検索されたデータファイルに関連する商品の開発及び管理の特定
    の段階に関する情報と、 [d2]第四のデータファイルに格納された文書のリストであって、第一のメ
    ンバーは前記リストされた文書の1つを表示させるために、前記メンバーのユー
    ザの入力手段を介して前記文書を選択することによって検索することもできる、
    当該文書のリストと、 [d3]前記検索されたデータファイルに関連する開発の特定の段階に関する
    文書を第一のメンバーが作成することを支援するツールのリストであって、前記
    第一のメンバーによって作成された文書は前記チームの別のメンバーによって検
    索される第四のデータファイルに格納される、当該ツールのリストと、 を表示させるように前記中央処理装置がプログラムされている、請求項13のシ
    ステム。
  45. 【請求項45】 前記金融サービス商品は保険商品を含む、請求項13のシ
    ステム。
  46. 【請求項46】 [a]事業リーダ、プロジェクトリーダ、市場評価プロセ
    スオーナー、市場評価アナリスト、開発解決リーダ、主な出資者、市場調査サプ
    ライヤ、および事物エキスパートのうちの少なくとも複数を代表するチームメン
    バーを含む機能横断的市場評価チームを編成する工程と、 [b]前記機能横断的市場評価チームによる商品開発を支援するプロセスを中
    央処理装置にプログラムする工程と、 [c]前記中央処理装置に複数のユーザインターフェースを接続する工程であ
    って、各ユーザインターフェースは前記機能横断的市場評価チームの利用に適合
    する入力手段とディスプレイ手段を備える、当該工程と、 [d]前記中央処理装置に接続されたメモリに、商品開発に関連する所定の情
    報を含むデータファイルを格納する工程であって、前記市場評価チームのメンバ
    ーは前記ユーザの入力手段を介して前記データファイルを検索することができ、
    前記データファイルは、少なくとも、 [d1]商品の開発及び管理の第一段階に関連する第一のデータファイルで
    あって、前記第一段階は、市場を評価し、好機を見分ける工程を備える、当該第
    一のデータファイルと、 [d2]商品開発の次の第二段階に関連する第二のデータファイルとを備え
    る、当該工程と、 [e]前記第一または第二のデータファイルのいずれか一方を第一のメンバー
    が検索することに応答して、第一のメンバーのユーザディスプレイ手段に、 [e1]前記検索されたデータファイルに関連する商品開発の特定の段階に
    関する情報と、 [e2]前記検索されたデータファイルに関連する開発の特定の段階に関し
    て役立つ第三のデータファイルに格納される文書のリストであって、前記第一の
    メンバーは前記リストされた文書の1つを表示させるために、前記メンバーのユ
    ーザ入力手段を介して前記文書を選択することによって検索することもできる、
    当該文書のリストと、 [e3]前記検索されたデータファイルに関連する開発の特定の段階に関し
    て役立つ文書を第一のメンバーが作成するのを支援するツールのリストであって
    、前記第一のメンバーによって作成された文書は、前記チームの別のメンバーに
    よって検索され表示される第三のデータファイルに格納される、当該ツールのリ
    ストとを表示させるように前記中央処理装置をプログラムする工程とを備える金
    融サービス商品開発方法。
  47. 【請求項47】 前記第一段階は商品設計段階を備え、前記第二段階は商品
    承認段階を備え、前記方法は、 [d3l市場への商品売り出し段階を含む商品開発の第三の段階に関連するメモ
    リに第四のデータファイルを格納する工程をさらに備える請求項16の方法。
  48. 【請求項48】 第一のメンバーが前記第一、第二または第四のデータファ
    イルのいずれか1つを検索することに対応して、前記メンバーのユーザディスプ
    レイ手段に、 [e1]前記検索されたデータファイルに関連する商品開発の特定の段階に関
    する情報と、 [e2]第三のデータファイルに格納される文書のリストであって、前記第一
    のメンバーは、前記リストされた文書の1つを表示させるために、前記メンバー
    のユーザ入力手段を介して前記文書を選択することによって検索することもでき
    る、当該文書のリストと、 [e3]前記検索されたデータファイルに関連する開発の特定の段階に関して
    役立つ文書を第一のメンバーが作成することを支援するツールのリストであって
    、前記第一のメンバーによって作成される文書は、前記チームの別のメンバーに
    よって検索される第三のデータファイルに格納される、当該ツールのリストとを
    表示させるように前記中央処理はプログラムされる請求項17の方法。
  49. 【請求項49】 前記金融サービス商品は保険商品を備える請求項19の方
    法。
  50. 【請求項50】 [a]事業リーダ、プロジェクトリーダ、市場評価プロセ
    スオーナー、市場評価アナリスト、開発解決リーダ、主な出資者、市場調査サプ
    ライヤ、事物エキスパートのうちの少なくとも複数のものを代表するチームメン
    バーを含む機能横断的市場評価チームを編成し、 [b]中央処理装置に接続されたユーザインターフェースを前記チームの各メ
    ンバーに提供し、 [c]前記中央処理装置に商品開発を支援するプロセスをプログラミングし、
    前記プロセスは、 [c1]二次的データを収集し、主な調査を行い、戦略を練り、好機を正当
    化することを含み、市場を評価し、好機を見分ける工程を備える商品開発に関連
    する所定の一連の複数の主工程と、 [c2]次の工程に進むために、主工程が成功裡に完了したかどうかを決定
    するための評価基準のステートメントと、 [c3]文書データや定量化可能なデータにに基づき商品を開発できるよう
    に、各主工程に組み入れられたデータ主導分析とを備える、金融サービス商品開
    発方法。
  51. 【請求項51】 前記方法は様々な金融サービス商品を開発できる請求項2
    0の方法。
  52. 【請求項52】 前記金融サービス商品は保険商品、金融商品、投資プログ
    ラムを含むグループから選ばれる請求項20の方法。
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