JP2003523672A - 位置利用サービス選択 - Google Patents
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W48/00—Access restriction; Network selection; Access point selection
- H04W48/18—Selecting a network or a communication service
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Security & Cryptography (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Telephonic Communication Services (AREA)
Abstract
(57)【要約】
移動通信ネットワーク内の移動端末における走査方法は、その移動端末の現在位置を用いて、走査されるべき周波数帯域を選択する。移動端末は、エリア定義と、それぞれのエリア定義に対応するサービスプロバイダ情報と、を含有する強化データベースを含む。走査プロシージャが開始されると、移動端末は、その現在位置をデータベース内のエリア定義と比較し、走査されるべき周波数帯域を決定する。このようにして、移動端末は、好ましいサービスプロバイダが期待される周波数帯域を最初に走査する。
Description
【0001】
(発明の背景)
本発明は、一般的には、移動通信ネットワークにおける移動端末により用いら
れるサービス選択および再選択プロシージャに関し、特に、適切な制御チャネル
の探索が位置情報により増強される走査およびロックプロシージャに関する。
れるサービス選択および再選択プロシージャに関し、特に、適切な制御チャネル
の探索が位置情報により増強される走査およびロックプロシージャに関する。
【0002】
1980年代初期におけるセルラ通信ネットワークの最初の展開以来、セルラ
通信産業は印象的な成長速度を経験した。米国において実現された最初のセルラ
ネットワークはAMPSシステムであり、これは850MHzスペクトルにおい
て動作する。最初は、1つまたは2つのセルラオペレータが存在するのみであっ
た。セルラサービスに対する需要が増大するのに伴い、オペレータの数は時間と
共に増大した。オペレータの数は、電気通信産業の自由化により拍車をかけられ
た。現在では、ほとんど全ての地理的マーケットに多数の競合するサービスプロ
バイダが存在する。
通信産業は印象的な成長速度を経験した。米国において実現された最初のセルラ
ネットワークはAMPSシステムであり、これは850MHzスペクトルにおい
て動作する。最初は、1つまたは2つのセルラオペレータが存在するのみであっ
た。セルラサービスに対する需要が増大するのに伴い、オペレータの数は時間と
共に増大した。オペレータの数は、電気通信産業の自由化により拍車をかけられ
た。現在では、ほとんど全ての地理的マーケットに多数の競合するサービスプロ
バイダが存在する。
【0003】
セルラ通信における利用可能チャネルの数は制限されているので、利用可能周
波数は、互いに競合している多数のサービスオペレータ(サービスプロバイダと
も呼ばれる)に対して割当てられる。利用可能チャネルは、帯域としてグループ
化される。例えば、1900MHzスペクトルは、AからFにより表される6つ
の帯域に分割される。これらの周波数帯域は、与えられた地理的マーケットにお
ける単一サービスプロバイダに対しユニットとして割当てられる。しかし、同じ
周波数帯域は、異なる地理的マーケットにおける異なるサービスプロバイダに対
しても割当てられうる。利用可能スペクトルのためのサービスプロバイダ間の競
合のために、たいていのサービスプロバイダは、完全な全国規模のカバレージを
備えていない。
波数は、互いに競合している多数のサービスオペレータ(サービスプロバイダと
も呼ばれる)に対して割当てられる。利用可能チャネルは、帯域としてグループ
化される。例えば、1900MHzスペクトルは、AからFにより表される6つ
の帯域に分割される。これらの周波数帯域は、与えられた地理的マーケットにお
ける単一サービスプロバイダに対しユニットとして割当てられる。しかし、同じ
周波数帯域は、異なる地理的マーケットにおける異なるサービスプロバイダに対
しても割当てられうる。利用可能スペクトルのためのサービスプロバイダ間の競
合のために、たいていのサービスプロバイダは、完全な全国規模のカバレージを
備えていない。
【0004】
多くのセルラオペレータは、顧客に対しローミングサービスを提供するために
、他のオペレータとの双務協定に入っている。これらの双務協定に従えば、オペ
レータAの顧客は、オペレータAのサービスエリアの外部へローミングする時に
、オペレータBのネットワークにアクセスしうる。これらの双務協定は、サービ
スプロバイダがそのカバレージエリアの穴を埋めて、地方規模の、または全国規
模のローミングサービスを提供することを可能にする。
、他のオペレータとの双務協定に入っている。これらの双務協定に従えば、オペ
レータAの顧客は、オペレータAのサービスエリアの外部へローミングする時に
、オペレータBのネットワークにアクセスしうる。これらの双務協定は、サービ
スプロバイダがそのカバレージエリアの穴を埋めて、地方規模の、または全国規
模のローミングサービスを提供することを可能にする。
【0005】
移動端末は、そのホームエリアの外部へローミングする時には、サービスを得
るための適切な制御チャネルを探索するために、周波数スペクトルを走査する。
この探索を容易ならしめるために、移動端末の知的ローミングデータベース(I
RDB)内にサービスプロバイダのリストが記憶されている。IRDB内におい
て、サービスプロバイダは優先順位に従ってランク付けされる。通常、この順位
は、ホームサービスプロバイダにより決定され、協定ローミング速度、利用可能
サービス、および他の要因により影響される。一般に、移動端末は、走査プロシ
ージャ中に突き止められた最高順位のサービスプロバイダのサービスを得ること
を試みる。
るための適切な制御チャネルを探索するために、周波数スペクトルを走査する。
この探索を容易ならしめるために、移動端末の知的ローミングデータベース(I
RDB)内にサービスプロバイダのリストが記憶されている。IRDB内におい
て、サービスプロバイダは優先順位に従ってランク付けされる。通常、この順位
は、ホームサービスプロバイダにより決定され、協定ローミング速度、利用可能
サービス、および他の要因により影響される。一般に、移動端末は、走査プロシ
ージャ中に突き止められた最高順位のサービスプロバイダのサービスを得ること
を試みる。
【0006】
走査の時には、さまざまな周波数帯域が、通常はホームサービスプロバイダに
より決定される所定のシーケンスに従って走査される。一般に、周波数帯域が走
査される順序は、顧客のホームサービスエリアに対し最適化される。ホームサー
ビスエリアの外部へローミングする時は、探索順序は最適ではないかもしれない
。これは、移動端末が走査して適切な制御チャネルにロックするために要する時
間の量を増大させうる。
より決定される所定のシーケンスに従って走査される。一般に、周波数帯域が走
査される順序は、顧客のホームサービスエリアに対し最適化される。ホームサー
ビスエリアの外部へローミングする時は、探索順序は最適ではないかもしれない
。これは、移動端末が走査して適切な制御チャネルにロックするために要する時
間の量を増大させうる。
【0007】
米国において割当てられた、最も最近の追加スペクトルは、セルラサービスに
対する増大する需要を満たすために追加されたものである。1900MHzの範
囲における比較的に新しいスペクトルもまた、複数の周波数帯域に分割されてい
る。追加スペクトルの割当ては、セルラオペレータに対し、その現存のカバレー
ジを補足して、完全な全国的規模のものを備える機会を与える。従って、米国内
におけるローミングを容易に行うためには、制御チャネルを探索する時に850
MHzスペクトルおよび1900MHzスペクトルの双方を走査する、少なくと
も二重帯域移動端末が必要となる。
対する増大する需要を満たすために追加されたものである。1900MHzの範
囲における比較的に新しいスペクトルもまた、複数の周波数帯域に分割されてい
る。追加スペクトルの割当ては、セルラオペレータに対し、その現存のカバレー
ジを補足して、完全な全国的規模のものを備える機会を与える。従って、米国内
におけるローミングを容易に行うためには、制御チャネルを探索する時に850
MHzスペクトルおよび1900MHzスペクトルの双方を走査する、少なくと
も二重帯域移動端末が必要となる。
【0008】
欧州においては、900MHzスペクトルおよび1800MHzスペクトルが
現在用いられている。米国および欧州の双方において動作する移動端末は、米国
において用いられているスペクトルに加えて、それらのスペクトルにおいても動
作し得なければならない。近い将来においては、追加の周波数スペクトルが割当
てられ、三重モードおよびさらに高次の移動端末が、もっと一般的になることが
予期される。これは、走査して制御チャネルのサービスを得るために要する時間
の量をかなり増大させうる。
現在用いられている。米国および欧州の双方において動作する移動端末は、米国
において用いられているスペクトルに加えて、それらのスペクトルにおいても動
作し得なければならない。近い将来においては、追加の周波数スペクトルが割当
てられ、三重モードおよびさらに高次の移動端末が、もっと一般的になることが
予期される。これは、走査して制御チャネルのサービスを得るために要する時間
の量をかなり増大させうる。
【0009】
走査プロセスを複雑化するもう1つの要因は、マーケットにおいて用いられて
いる異なる技術の数である。米国において実施されているAMPSシステムは、
アナログシステムである。改善されたサービスを提供するために、多くのセルラ
オペレータは、TIA/EIA IS−136、TIA/EIA IS−95、
および移動通信用グローバルシステム(GSM)のようなディジタル技術を用い
るディジタル通信ネットワークを実施し始めた。また、衛星システムが、現存の
地上ネットワーク内の穴を埋めるために、いくらかのプロバイダにより用いられ
ている。さらに、符号分割多元接続(CDMA)2000、汎用無線通信(UW
C)136、および広帯域符号分割多元接続(WCDMA)のような新しい技術
も発展せしめられつつある。従って、制御チャネルを求めて走査する時に、移動
端末は、その移動端末が用いる特定の技術をサポートするサービスプロバイダを
選択しなければならない。
いる異なる技術の数である。米国において実施されているAMPSシステムは、
アナログシステムである。改善されたサービスを提供するために、多くのセルラ
オペレータは、TIA/EIA IS−136、TIA/EIA IS−95、
および移動通信用グローバルシステム(GSM)のようなディジタル技術を用い
るディジタル通信ネットワークを実施し始めた。また、衛星システムが、現存の
地上ネットワーク内の穴を埋めるために、いくらかのプロバイダにより用いられ
ている。さらに、符号分割多元接続(CDMA)2000、汎用無線通信(UW
C)136、および広帯域符号分割多元接続(WCDMA)のような新しい技術
も発展せしめられつつある。従って、制御チャネルを求めて走査する時に、移動
端末は、その移動端末が用いる特定の技術をサポートするサービスプロバイダを
選択しなければならない。
【0010】
利用可能な技術および周波数スペクトルの数が増大することは、利用可能な制
御チャネルを求める走査に、より長い時間を要することを意味する。以下の表1
は、現在用いられている、または発展せしめられつつある、異なる周波数スペク
トルおよび技術を示す。
御チャネルを求める走査に、より長い時間を要することを意味する。以下の表1
は、現在用いられている、または発展せしめられつつある、異なる周波数スペク
トルおよび技術を示す。
【0011】
【表1】
【0012】
表1において、「L」は、その技術の将来の実施が有望であることを意味し、
「P」は、その技術の将来の実施が可能であることを意味する。新しい周波数ス
ペクトルが割当てられ、新しい技術が発展せしめられるのに伴い、移動端末が適
切な制御チャネルを探索する間にかなりの遅延を生じうる。これは、エンドユー
ザにとっては迷惑でありえ、また緊急呼出しを行う時には重大問題でさえありう
る。 従って、多重モードまたは多重スペクトルにおいて動作しうる移動端末がサー
ビスを得るために要する時間の量を減少させる、新しい走査およびロックの方法
が必要とされている。
「P」は、その技術の将来の実施が可能であることを意味する。新しい周波数ス
ペクトルが割当てられ、新しい技術が発展せしめられるのに伴い、移動端末が適
切な制御チャネルを探索する間にかなりの遅延を生じうる。これは、エンドユー
ザにとっては迷惑でありえ、また緊急呼出しを行う時には重大問題でさえありう
る。 従って、多重モードまたは多重スペクトルにおいて動作しうる移動端末がサー
ビスを得るために要する時間の量を減少させる、新しい走査およびロックの方法
が必要とされている。
【0013】
(発明の要約)
本発明は、移動通信ネットワーク内の移動端末において実行される、サービス
選択のためのプロシージャに関する。このサービス選択プロシージャは、移動端
末がパワーアップされた時に、またはサービスが得られた後の再選択のために、
用いられうる。サービスの選択または再選択プロシージャが開始された時に、移
動端末は現在位置を決定する。現在位置は、移動端末内の全地球測位システム(
GPS)受信機または他の位置推定装置により、または、ネットワークからエア
インタフェースを経て位置情報を受信することにより、または、これらの組合せ
により、決定されうる。移動端末の現在位置は、その移動端末内のサービスプロ
バイダデータベースに記憶されているエリア定義と比較される。このデータベー
スはまた、それぞれのエリア定義に対応するサービスプロバイダのリストをも含
む。もし移動端末が、データベース内に定義されているサービスエリア内にあれ
ば、移動端末はそのエリアのサービスプロバイダ情報を調べうる。サービスプロ
バイダ情報は、例えば、サービスプロバイダの識別コードと、サービスプロバイ
ダの周波数帯域と、を含む。移動端末は次に、データベースにより示されている
サービスプロバイダの周波数帯域を走査する。もし適切なチャネルが見出されれ
ば、移動端末はそのチャネルにロックし、キャンピング(camping)状態
に入る。もし適切なチャネルが見出されなければ、移動端末は、ホームサービス
プロバイダにより確立されたデフォルトプロシージャにより、残りの周波数帯域
を走査する。
選択のためのプロシージャに関する。このサービス選択プロシージャは、移動端
末がパワーアップされた時に、またはサービスが得られた後の再選択のために、
用いられうる。サービスの選択または再選択プロシージャが開始された時に、移
動端末は現在位置を決定する。現在位置は、移動端末内の全地球測位システム(
GPS)受信機または他の位置推定装置により、または、ネットワークからエア
インタフェースを経て位置情報を受信することにより、または、これらの組合せ
により、決定されうる。移動端末の現在位置は、その移動端末内のサービスプロ
バイダデータベースに記憶されているエリア定義と比較される。このデータベー
スはまた、それぞれのエリア定義に対応するサービスプロバイダのリストをも含
む。もし移動端末が、データベース内に定義されているサービスエリア内にあれ
ば、移動端末はそのエリアのサービスプロバイダ情報を調べうる。サービスプロ
バイダ情報は、例えば、サービスプロバイダの識別コードと、サービスプロバイ
ダの周波数帯域と、を含む。移動端末は次に、データベースにより示されている
サービスプロバイダの周波数帯域を走査する。もし適切なチャネルが見出されれ
ば、移動端末はそのチャネルにロックし、キャンピング(camping)状態
に入る。もし適切なチャネルが見出されなければ、移動端末は、ホームサービス
プロバイダにより確立されたデフォルトプロシージャにより、残りの周波数帯域
を走査する。
【0014】
本発明のもう1つの特徴によれば、サービスプロバイダデータベースは、特定
のエリアにおけるサービスプロバイダによりサポートされる技術のタイプを記憶
しうる。オペレータは、異なるエリアにおいて異なる技術をサポートしうる。2
つまたはそれ以上の動作モードを有する移動端末においては、その移動端末は、
エリア内の好ましいサービスプロバイダのための動作モードを「調べ」、より好
ましいサービスモードが利用可能な時はモードをスイッチしうる。衛星対応移動
端末においては、その移動端末は、サービスが衛星モードのもの以外は利用し得
ないエリアにおいては、衛星モードにスイッチしうる。
のエリアにおけるサービスプロバイダによりサポートされる技術のタイプを記憶
しうる。オペレータは、異なるエリアにおいて異なる技術をサポートしうる。2
つまたはそれ以上の動作モードを有する移動端末においては、その移動端末は、
エリア内の好ましいサービスプロバイダのための動作モードを「調べ」、より好
ましいサービスモードが利用可能な時はモードをスイッチしうる。衛星対応移動
端末においては、その移動端末は、サービスが衛星モードのもの以外は利用し得
ないエリアにおいては、衛星モードにスイッチしうる。
【0015】
位置情報を用いることにより、移動端末は、サービスが得られない周波数帯域
の走査を回避する。また、移動端末は、走査に先立って、そのエリアにおいてど
のようなサービスが期待されるかを決定し、そのような情報を用いて最良の利用
可能サービスを見出しうる。
の走査を回避する。また、移動端末は、走査に先立って、そのエリアにおいてど
のようなサービスが期待されるかを決定し、そのような情報を用いて最良の利用
可能サービスを見出しうる。
【0016】
(発明の詳細な説明)
ここで図面を参照しつつ、本発明のサービス選択方法を説明する。本発明のサ
ービス選択方法は、図1に概略的に示されている移動通信ネットワークにおいて
用いられる。全体を番号10により指示されている移動通信ネットワークは、移
動サービス交換局(MSC)14を経て、公衆電話交換網(PSTN)18のよ
うな地上通信ネットワークに接続された複数の基地局12を含む。それぞれの基
地局12は、セルと呼ばれる地域内に置かれ、その地域にサービスを提供する。
一般に、与えられたネットワーク10内のそれぞれのセルに対し、1つの基地局
12が存在する。それぞれのセル内には、基地局12と無線リンクを経て通信す
る複数の移動端末20が存在する。基地局12は、移動端末20のユーザが、他
の移動端末20と、またはPSTN18に接続されたユーザと、通信することを
可能にする。MSC14は、移動端末20への、また移動端末20からの呼を、
適切な基地局12を経てルーティングする。移動端末20の位置および活動状態
に関する情報は、MSC14に接続されたホーム位置レジスタ(HLR)15お
よびビジタ(Visitor)位置レジスタ(VLR)17内に記憶される。他
のネットワークアーキテクチャも可能である。特に、汎用パケット無線サービス
(GPRS)のようなパケットデータサービスを提供するネットワークは、本発
明のサービス選択を用いうる。
ービス選択方法は、図1に概略的に示されている移動通信ネットワークにおいて
用いられる。全体を番号10により指示されている移動通信ネットワークは、移
動サービス交換局(MSC)14を経て、公衆電話交換網(PSTN)18のよ
うな地上通信ネットワークに接続された複数の基地局12を含む。それぞれの基
地局12は、セルと呼ばれる地域内に置かれ、その地域にサービスを提供する。
一般に、与えられたネットワーク10内のそれぞれのセルに対し、1つの基地局
12が存在する。それぞれのセル内には、基地局12と無線リンクを経て通信す
る複数の移動端末20が存在する。基地局12は、移動端末20のユーザが、他
の移動端末20と、またはPSTN18に接続されたユーザと、通信することを
可能にする。MSC14は、移動端末20への、また移動端末20からの呼を、
適切な基地局12を経てルーティングする。移動端末20の位置および活動状態
に関する情報は、MSC14に接続されたホーム位置レジスタ(HLR)15お
よびビジタ(Visitor)位置レジスタ(VLR)17内に記憶される。他
のネットワークアーキテクチャも可能である。特に、汎用パケット無線サービス
(GPRS)のようなパケットデータサービスを提供するネットワークは、本発
明のサービス選択を用いうる。
【0017】
図2は、典型的な移動端末20のブロック図である。移動端末の開示されてい
る実施例20は、信号を送受信しうるTIA/EIA−136コンプライアント
セルラ電話機のような、完全機能セルラ電話機である。移動端末20は、移動端
末20の動作を制御する主制御ユニット22と、動作中に移動端末20により用
いられる制御プログラムおよびデータを記憶するメモリ24と、を含む。入出力
回路26は、主制御ユニット22と、キーパッド28、ディスプレイ30、オー
ディオ処理回路32、受信機38、送信機40、およびGPS受信機50との間
のインタフェースをなす。キーパッド28は、オペレータが番号をダイヤルし、
指令を入力し、またオプションを選択することを可能にする。ディスプレイ30
は、オペレータが、ダイヤルした数字、記憶情報、および呼状態情報を見ること
を可能にする。オーディオ処理回路32は、基本アナログオーディオ出力をスピ
ーカ34へ供給し、またアナログオーディオ入力をマイクロホン36から受入れ
る。受信機38および送信機40は、共用アンテナ44を用いて信号を受信し、
また送信する。
る実施例20は、信号を送受信しうるTIA/EIA−136コンプライアント
セルラ電話機のような、完全機能セルラ電話機である。移動端末20は、移動端
末20の動作を制御する主制御ユニット22と、動作中に移動端末20により用
いられる制御プログラムおよびデータを記憶するメモリ24と、を含む。入出力
回路26は、主制御ユニット22と、キーパッド28、ディスプレイ30、オー
ディオ処理回路32、受信機38、送信機40、およびGPS受信機50との間
のインタフェースをなす。キーパッド28は、オペレータが番号をダイヤルし、
指令を入力し、またオプションを選択することを可能にする。ディスプレイ30
は、オペレータが、ダイヤルした数字、記憶情報、および呼状態情報を見ること
を可能にする。オーディオ処理回路32は、基本アナログオーディオ出力をスピ
ーカ34へ供給し、またアナログオーディオ入力をマイクロホン36から受入れ
る。受信機38および送信機40は、共用アンテナ44を用いて信号を受信し、
また送信する。
【0018】
GPS受信機50は、移動端末20が、GPS衛星から送信された位置決め信
号に基づいてその現在位置を決定することを可能にする。開示している実施例に
おいては、GPS受信機50は別のアンテナ52を含むが、GPS受信機50、
受信機38、および送信機40は、共用アンテナを用いることもできる。また、
GPS受信機50の代わりに、移動通信ネットワーク10が移動端末20の位置
を決定し、その位置を移動端末20へ送信することもできる。
号に基づいてその現在位置を決定することを可能にする。開示している実施例に
おいては、GPS受信機50は別のアンテナ52を含むが、GPS受信機50、
受信機38、および送信機40は、共用アンテナを用いることもできる。また、
GPS受信機50の代わりに、移動通信ネットワーク10が移動端末20の位置
を決定し、その位置を移動端末20へ送信することもできる。
【0019】
移動端末20は、通信チャネルを用いて基地局12と通信する。チャネルとい
う用語は、文脈によりさまざまな意味を有しうる。一般に、RFチャネルは、連
続スペクトルの単一の割当てのことをいう。AMPSおよびTIA/EIA−1
36システムにおいては、RFチャネルは、850MHzまたは1900MHz
帯域における30kHzの割当てである。GSMにおいては、RFチャネルは、
900MHzまたは1950MHz帯域における200kHzの割当てである。
チャネルという用語はまた、時分割多元接続(TDMA)または符号分割多元接
続(CDMA)システムにおいては、情報チャネル(制御チャネルまたはトラヒ
ックチャネル)のことをいう。TDMAシステムにおいては、情報チャネルは、
送信または受信のために移動端末20に割当てられたRFチャネル上の1つまた
はそれ以上のタイムスロットを含む。CDMAシステムにおいては、情報チャネ
ルは、RFチャネルをさらに細分する独特のコーディングスキームにより識別さ
れる。本願の目的上、「通信チャネル」または「チャネル」という用語は、一般
に、あるシステムにおいてはRFチャネルと同じでありうる情報チャネルのこと
をいう。
う用語は、文脈によりさまざまな意味を有しうる。一般に、RFチャネルは、連
続スペクトルの単一の割当てのことをいう。AMPSおよびTIA/EIA−1
36システムにおいては、RFチャネルは、850MHzまたは1900MHz
帯域における30kHzの割当てである。GSMにおいては、RFチャネルは、
900MHzまたは1950MHz帯域における200kHzの割当てである。
チャネルという用語はまた、時分割多元接続(TDMA)または符号分割多元接
続(CDMA)システムにおいては、情報チャネル(制御チャネルまたはトラヒ
ックチャネル)のことをいう。TDMAシステムにおいては、情報チャネルは、
送信または受信のために移動端末20に割当てられたRFチャネル上の1つまた
はそれ以上のタイムスロットを含む。CDMAシステムにおいては、情報チャネ
ルは、RFチャネルをさらに細分する独特のコーディングスキームにより識別さ
れる。本願の目的上、「通信チャネル」または「チャネル」という用語は、一般
に、あるシステムにおいてはRFチャネルと同じでありうる情報チャネルのこと
をいう。
【0020】
無線通信ネットワークにおいて用いられる通信チャネルはグループ化されて周
波数帯域とされ、それらの周波数帯域は、次に競合するサービスプロバイダに割
当てられる。例をあげると、図3のスペクトルは、TIA/EIA−136規格
の1900MHzスペクトルを表し、通信スペクトルを組立てる通常の方法を示
している。この1900MHzスペクトルは、6つの周波数帯域(AからFまで
)に分割される。それぞれの周波数帯域は、複数の通信チャネルを含む。図3に
示されているように、それぞれの通信チャネルは識別番号を有し、特定の移動端
末−基地局周波数対から構成されている。また、図3に示されているように、そ
れぞれの通信チャネルは特定の周波数帯域に割当てられている。
波数帯域とされ、それらの周波数帯域は、次に競合するサービスプロバイダに割
当てられる。例をあげると、図3のスペクトルは、TIA/EIA−136規格
の1900MHzスペクトルを表し、通信スペクトルを組立てる通常の方法を示
している。この1900MHzスペクトルは、6つの周波数帯域(AからFまで
)に分割される。それぞれの周波数帯域は、複数の通信チャネルを含む。図3に
示されているように、それぞれの通信チャネルは識別番号を有し、特定の移動端
末−基地局周波数対から構成されている。また、図3に示されているように、そ
れぞれの通信チャネルは特定の周波数帯域に割当てられている。
【0021】
それらの周波数帯域は全体として、与えられたエリア内のさまざまなサービス
プロバイダに割当てられ、1つのサービスプロバイダのみが、与えられたエリア
における与えられた周波数帯域内の全ての通信チャネルによるサービスを提供す
るようにされる。従って、ある地域におけるサービスプロバイダアルファは、周
波数帯域AおよびCを割当てられ、一方サービスプロバイダベータは、周波数帯
域Bを割当てられ、サービスプロバイダガンマは、全ての他の周波数帯域を割当
てられる。異なるエリアにおいては、割当ては異なりうる。それぞれの周波数帯
域は、一般に制御チャネルおよびトラヒックチャネルの双方を含み、これらのカ
テゴリへの与えられた通信チャネルの特定の割当ては、1つのサービスプロバイ
ダから別のサービスプロバイダへ、および/または、エリアからエリアへと、こ
とによると変化する。さらに、異なる周波数帯域は、異なる量の制御チャネルお
よびトラヒックチャネルを含む。
プロバイダに割当てられ、1つのサービスプロバイダのみが、与えられたエリア
における与えられた周波数帯域内の全ての通信チャネルによるサービスを提供す
るようにされる。従って、ある地域におけるサービスプロバイダアルファは、周
波数帯域AおよびCを割当てられ、一方サービスプロバイダベータは、周波数帯
域Bを割当てられ、サービスプロバイダガンマは、全ての他の周波数帯域を割当
てられる。異なるエリアにおいては、割当ては異なりうる。それぞれの周波数帯
域は、一般に制御チャネルおよびトラヒックチャネルの双方を含み、これらのカ
テゴリへの与えられた通信チャネルの特定の割当ては、1つのサービスプロバイ
ダから別のサービスプロバイダへ、および/または、エリアからエリアへと、こ
とによると変化する。さらに、異なる周波数帯域は、異なる量の制御チャネルお
よびトラヒックチャネルを含む。
【0022】
移動端末20が電源投入された時、それは、ある技術においては、走査および
ロックプロシージャと呼ばれるプロシージャを行う。走査およびロックプロシー
ジャの目的は、サービスを得るための適切な制御チャネルを見出すことである。
キャンピングのための適切性は、信号強度要求およびサービス要求を含む。適切
な制御チャネルが見出された時、移動端末20はそのチャネルにロックし、その
制御チャネルに対するキャンピング状態と呼ばれる状態に入る。キャンピング状
態とは、電話機が、ページングメッセージのような信号メッセージを求めて制御
チャネルをモニタするアイドル状態である。サービスが得られた後に、移動端末
20は、もっと好ましいサービスが利用可能であるかどうかを調べるために、再
選択プロシージャを開始する。再選択プロシージャは、周期的に行われるか、ま
たは、移動通信ネットワーク10におけるセル間での移動端末20の移動のよう
な、あるイベントによりトリガされる。
ロックプロシージャと呼ばれるプロシージャを行う。走査およびロックプロシー
ジャの目的は、サービスを得るための適切な制御チャネルを見出すことである。
キャンピングのための適切性は、信号強度要求およびサービス要求を含む。適切
な制御チャネルが見出された時、移動端末20はそのチャネルにロックし、その
制御チャネルに対するキャンピング状態と呼ばれる状態に入る。キャンピング状
態とは、電話機が、ページングメッセージのような信号メッセージを求めて制御
チャネルをモニタするアイドル状態である。サービスが得られた後に、移動端末
20は、もっと好ましいサービスが利用可能であるかどうかを調べるために、再
選択プロシージャを開始する。再選択プロシージャは、周期的に行われるか、ま
たは、移動通信ネットワーク10におけるセル間での移動端末20の移動のよう
な、あるイベントによりトリガされる。
【0023】
走査および再選択をパワーアップするために用いられる走査およびロックプロ
シージャは、本技術分野において公知であって、TIA/EIA−136に詳細
に記載されており、それはここで参照することにより、その内容を本願に取り込
むこととする。走査アルゴリズムの細部は、動作モード(例えば、アナログ対デ
ィジタル)および周波数帯域に依存して変化しうる。一般に、移動端末20は、
所定のシーケンスにより諸周波数帯域を経て走査し、キャンピングに適する制御
チャネルを見出す。制御チャネルは、もしそれがある信号強度要求およびサービ
ス決定要求を満たすならば、キャンピングに適するものと考えられる。移動端末
20は、特定のサービスプロバイダから提供されるサービスを受入れ、または拒
否するために、サービスプロバイダ識別コードを用いる。サービスプロバイダ識
別コードは、サービスプロバイダから制御チャネルによって送信され、移動端末
20がそのサービスプロバイダを識別することを可能にする。移動端末20は、
走査する時に制御チャネルからサービスプロバイダ識別コードを読取り、少なく
とも部分的にそのコードに基づき、その特定のサービスプロバイダによるサービ
スを得るべきかどうかを決定する。
シージャは、本技術分野において公知であって、TIA/EIA−136に詳細
に記載されており、それはここで参照することにより、その内容を本願に取り込
むこととする。走査アルゴリズムの細部は、動作モード(例えば、アナログ対デ
ィジタル)および周波数帯域に依存して変化しうる。一般に、移動端末20は、
所定のシーケンスにより諸周波数帯域を経て走査し、キャンピングに適する制御
チャネルを見出す。制御チャネルは、もしそれがある信号強度要求およびサービ
ス決定要求を満たすならば、キャンピングに適するものと考えられる。移動端末
20は、特定のサービスプロバイダから提供されるサービスを受入れ、または拒
否するために、サービスプロバイダ識別コードを用いる。サービスプロバイダ識
別コードは、サービスプロバイダから制御チャネルによって送信され、移動端末
20がそのサービスプロバイダを識別することを可能にする。移動端末20は、
走査する時に制御チャネルからサービスプロバイダ識別コードを読取り、少なく
とも部分的にそのコードに基づき、その特定のサービスプロバイダによるサービ
スを得るべきかどうかを決定する。
【0024】
移動端末20は、ここではサービスプロバイダデータベースと呼ばれ、優先順
位に従ってサービスプロバイダ(SP)をランク付けしたデータベースを含む。
TIA/EIA−136システムにおいては、このデータベースは知的ローミン
グデータベース(IRDB)と呼ばれる。サービスプロバイダデータベースは、
既知のSPのサービスプロバイダ識別コードおよび優先順位データを含む。TI
A/EIA−136においては、サービスプロバイダは、ホームSP、パートナ
ーSP、好適(favored)SP、中立SP、または禁止SPとして分類さ
れる。ホームSPは、加入者のホームサービスプロバイダである。パートナーS
Pは、ホームプロバイダが優先サービスおよび/または速度の協議を行う相手の
サービスプロバイダである。ホームSPおよびパートナーSPは、受入れ可能S
Pと呼ばれ、好適SPまたは中立SPよりも高い優先順位を有する。好適SPは
、パートナーSPと類似しているが、そのサービスエリアはホームSPとオーバ
ラップしている。中立SPは、ほかのものには分類されない(すなわち、IRD
Bにおいて定められない)SPである。禁止SPは、緊急の場合以外は用いられ
るべきでないSPである。移動端末20は、周波数帯域を走査し、IRDB内に
プログラムされたコードと一致するSP情報を有する制御チャネルを探索するこ
とにより、SPを識別する。
位に従ってサービスプロバイダ(SP)をランク付けしたデータベースを含む。
TIA/EIA−136システムにおいては、このデータベースは知的ローミン
グデータベース(IRDB)と呼ばれる。サービスプロバイダデータベースは、
既知のSPのサービスプロバイダ識別コードおよび優先順位データを含む。TI
A/EIA−136においては、サービスプロバイダは、ホームSP、パートナ
ーSP、好適(favored)SP、中立SP、または禁止SPとして分類さ
れる。ホームSPは、加入者のホームサービスプロバイダである。パートナーS
Pは、ホームプロバイダが優先サービスおよび/または速度の協議を行う相手の
サービスプロバイダである。ホームSPおよびパートナーSPは、受入れ可能S
Pと呼ばれ、好適SPまたは中立SPよりも高い優先順位を有する。好適SPは
、パートナーSPと類似しているが、そのサービスエリアはホームSPとオーバ
ラップしている。中立SPは、ほかのものには分類されない(すなわち、IRD
Bにおいて定められない)SPである。禁止SPは、緊急の場合以外は用いられ
るべきでないSPである。移動端末20は、周波数帯域を走査し、IRDB内に
プログラムされたコードと一致するSP情報を有する制御チャネルを探索するこ
とにより、SPを識別する。
【0025】
IRDBは、一般に移動端末20内の半永久的メモリ24に記憶されている。
最初の起動のためには、IRDBは、手動でプログラムされるか、またはIRD
Bオーバー・ジ・エア・プログラミング・テレサービス(Over−the−a
ir Programming Teleservice)(OPTS)を用い
エアを経てダウンロードされる。さらに、IRDBは、ポイント・ツー・ポイン
トまたはブロードキャスト・テレサービスでありうるOPTSにより周期的に更
新される。IRDBはまた、スマートカード(図示せず)上にもありうる。
最初の起動のためには、IRDBは、手動でプログラムされるか、またはIRD
Bオーバー・ジ・エア・プログラミング・テレサービス(Over−the−a
ir Programming Teleservice)(OPTS)を用い
エアを経てダウンロードされる。さらに、IRDBは、ポイント・ツー・ポイン
トまたはブロードキャスト・テレサービスでありうるOPTSにより周期的に更
新される。IRDBはまた、スマートカード(図示せず)上にもありうる。
【0026】
走査およびロックプロシージャの最終的な目的は、できるだけ速やかに、受入
れ可能SP、好適SP、または中立SPを識別し、登録することである。従って
、IRDBは一般に、サービスプロバイダ識別データおよび優先順位データに加
えて、帯域探索リストを含む。この帯域探索リストは、周波数帯域の順序づけら
れたリストであり、周波数帯域が探索される順序を指定する。通常は、帯域探索
リストは、探索される最初の周波数帯域が、加入者のホームサービスエリア内の
ホームSPおよびパートナーSPに割当てられた周波数帯域であるように最適化
される。走査およびロックプロシージャ中に、移動端末20は、見出された最初
の適切な制御チャネルによりサービスを得る。帯域探索リストにより指定された
探索順序のために、サービスはホームSPまたはパートナーSPによる可能性が
最も高い。従って、優先権は、ホームサービスプロバイダおよびパートナーサー
ビスプロバイダが所有する周波数帯域に与えられる。
れ可能SP、好適SP、または中立SPを識別し、登録することである。従って
、IRDBは一般に、サービスプロバイダ識別データおよび優先順位データに加
えて、帯域探索リストを含む。この帯域探索リストは、周波数帯域の順序づけら
れたリストであり、周波数帯域が探索される順序を指定する。通常は、帯域探索
リストは、探索される最初の周波数帯域が、加入者のホームサービスエリア内の
ホームSPおよびパートナーSPに割当てられた周波数帯域であるように最適化
される。走査およびロックプロシージャ中に、移動端末20は、見出された最初
の適切な制御チャネルによりサービスを得る。帯域探索リストにより指定された
探索順序のために、サービスはホームSPまたはパートナーSPによる可能性が
最も高い。従って、優先権は、ホームサービスプロバイダおよびパートナーサー
ビスプロバイダが所有する周波数帯域に与えられる。
【0027】
あいにく、移動端末20がホームサービスエリアの外部へローミング中である
時は、帯域探索リスト内の最初の、または最初のいくつかの、周波数帯域内には
適切な制御チャネルは存在しない。これは、移動端末20がそれらの帯域内にお
いてサービスが得られない時に、周波数帯域を通しての探索に不必要に時間を費
やすことを意味する。
時は、帯域探索リスト内の最初の、または最初のいくつかの、周波数帯域内には
適切な制御チャネルは存在しない。これは、移動端末20がそれらの帯域内にお
いてサービスが得られない時に、周波数帯域を通しての探索に不必要に時間を費
やすことを意味する。
【0028】
本発明はこの問題を、エリア定義を含む強化サービスプロバイダデータベース
を用いることにより解決する。エリア定義は、サービスプロバイダのサービスエ
リアを記述する地理データを含む。サービスプロバイダの識別コードは、移動端
末20が特定の地域において動作する利用可能なサービスプロバイダを決定しう
るようにエリア定義に関連している。前記データベースはまた、そのエリア内の
サービスプロバイダのための対応する周波数帯域をも含む。さらに含まれうる他
の情報には、厳密に必要なものではないが、制御チャネルのありそうな位置(確
率ブロック)および緊急呼出し番号が含まれる。最終結果は、データベース内に
定められたサービスプロバイダのサービスエリアを記述する仮想地図である。強
化データベースを用いると、移動端末20は、適切なサービスプロバイダが特定
の地域において、また移動端末20により用いられうる周波数帯域において得ら
れるかどうかを、移動端末20の現在の地理的位置をメモリ内に記憶されている
エリア定義と比較することにより、走査を行うことなく決定しうる。もしそのエ
リアが受入れ可能SPによりサービスされるならば、移動端末20は帯域探索リ
ストにより指定された探索順序を変更し、最初に整合SPの周波数帯域において
探索しうる。もし前記データベースが、サービスがエリア内において得られない
ことを示していれば、移動端末20は、もし衛星モードがサポートされているな
らばそれへ、またはある他の動作モードへ、スイッチしうる。
を用いることにより解決する。エリア定義は、サービスプロバイダのサービスエ
リアを記述する地理データを含む。サービスプロバイダの識別コードは、移動端
末20が特定の地域において動作する利用可能なサービスプロバイダを決定しう
るようにエリア定義に関連している。前記データベースはまた、そのエリア内の
サービスプロバイダのための対応する周波数帯域をも含む。さらに含まれうる他
の情報には、厳密に必要なものではないが、制御チャネルのありそうな位置(確
率ブロック)および緊急呼出し番号が含まれる。最終結果は、データベース内に
定められたサービスプロバイダのサービスエリアを記述する仮想地図である。強
化データベースを用いると、移動端末20は、適切なサービスプロバイダが特定
の地域において、また移動端末20により用いられうる周波数帯域において得ら
れるかどうかを、移動端末20の現在の地理的位置をメモリ内に記憶されている
エリア定義と比較することにより、走査を行うことなく決定しうる。もしそのエ
リアが受入れ可能SPによりサービスされるならば、移動端末20は帯域探索リ
ストにより指定された探索順序を変更し、最初に整合SPの周波数帯域において
探索しうる。もし前記データベースが、サービスがエリア内において得られない
ことを示していれば、移動端末20は、もし衛星モードがサポートされているな
らばそれへ、またはある他の動作モードへ、スイッチしうる。
【0029】
図4は、本発明の走査およびロックプロシージャの1つの実施例を示すフロー
ダイアグラムである。図4に示されている走査およびロックプロシージャは、パ
ワーアップ走査プロシージャまたは再選択プロシージャとして用いられうる。移
動端末20が走査を開始すると(ブロック100)、移動端末20はその現在位
置を得る(ブロック105)。現在位置は、いくつかの方法により得ることがで
きる。本発明の実施例においては、移動端末20は、送信された信号から現在位
置を得るGPS受信機50または他の位置推定装置を含む。あるいは、移動端末
20の位置は、公知の位置推定技術を用いてネットワーク10により決定され、
所定のチャネルを経て移動端末20へ送信され得、または、基地局の位置が送信
されて移動端末20の位置の推定器として用いられうる。また、移動端末20は
、その最後に知られた位置をメモリ24内に記憶し、その最後に知られた位置を
、もっと現在の情報が得られるまで、その現在位置の代わりに用いうる。移動端
末20はさらに、ここで説明される全ての位置供給システムに基づく現在位置の
更新を要求しうることを認識すべきである。
ダイアグラムである。図4に示されている走査およびロックプロシージャは、パ
ワーアップ走査プロシージャまたは再選択プロシージャとして用いられうる。移
動端末20が走査を開始すると(ブロック100)、移動端末20はその現在位
置を得る(ブロック105)。現在位置は、いくつかの方法により得ることがで
きる。本発明の実施例においては、移動端末20は、送信された信号から現在位
置を得るGPS受信機50または他の位置推定装置を含む。あるいは、移動端末
20の位置は、公知の位置推定技術を用いてネットワーク10により決定され、
所定のチャネルを経て移動端末20へ送信され得、または、基地局の位置が送信
されて移動端末20の位置の推定器として用いられうる。また、移動端末20は
、その最後に知られた位置をメモリ24内に記憶し、その最後に知られた位置を
、もっと現在の情報が得られるまで、その現在位置の代わりに用いうる。移動端
末20はさらに、ここで説明される全ての位置供給システムに基づく現在位置の
更新を要求しうることを認識すべきである。
【0030】
移動端末20は、その現在位置を得た(ブロック105)後に、その現在位置
を、強化知的ローミングデータベース内のエリア定義と比較する(ブロック11
0)。もし移動端末20の現在位置が、前記データベース内に定義されたエリア
内になければ、移動端末20は、デフォルトにより、TIA/EIA−136に
定められた走査プロシージャ、またはオペレータにより定められた他のデフォル
トプロシージャを行う(ブロック120)。もし適切な制御チャネルが見出せた
ならば(ブロック125)、移動端末20はその制御チャネル上にロックしキャ
ンピング状態に入る(ブロック145)。もし適切なチャネルが見出せなければ
(ブロック125)、このプロシージャはサービスを得ることなく終了する(ブ
ロック130)。
を、強化知的ローミングデータベース内のエリア定義と比較する(ブロック11
0)。もし移動端末20の現在位置が、前記データベース内に定義されたエリア
内になければ、移動端末20は、デフォルトにより、TIA/EIA−136に
定められた走査プロシージャ、またはオペレータにより定められた他のデフォル
トプロシージャを行う(ブロック120)。もし適切な制御チャネルが見出せた
ならば(ブロック125)、移動端末20はその制御チャネル上にロックしキャ
ンピング状態に入る(ブロック145)。もし適切なチャネルが見出せなければ
(ブロック125)、このプロシージャはサービスを得ることなく終了する(ブ
ロック130)。
【0031】
もし現在位置が、強化知的ローミングデータベース内に定義されたエリア内に
あれば(ブロック110)、移動端末20は前記エリア内に適切なSPが存在す
るかどうかを決定する(ブロック115)。もし存在しなければ、移動端末20
はデフォルト走査を行う(ブロック120)。もし適切なサービスプロバイダが
前記エリア内にあれば(ブロック115)、移動端末20はIRDB内の整合S
Pのための周波数帯域を決定し、適切な制御チャネルを求めてそれらの周波数帯
域を走査する(ブロック135)。IRDBが更新されているものと仮定すると
、移動端末20は適切な制御チャネルを見出すはずである。もし1つよりも多く
のサービスプロバイダが前記エリア内にあれば、それらのサービスプロバイダに
対応する周波数帯域が、サービスプロバイダの優先順位の順に探索される。すな
わち、受入れ可能サービスプロバイダに属する周波数帯域が、好適サービスプロ
バイダおよび中立サービスプロバイダに属する帯域以前に探索される。
あれば(ブロック110)、移動端末20は前記エリア内に適切なSPが存在す
るかどうかを決定する(ブロック115)。もし存在しなければ、移動端末20
はデフォルト走査を行う(ブロック120)。もし適切なサービスプロバイダが
前記エリア内にあれば(ブロック115)、移動端末20はIRDB内の整合S
Pのための周波数帯域を決定し、適切な制御チャネルを求めてそれらの周波数帯
域を走査する(ブロック135)。IRDBが更新されているものと仮定すると
、移動端末20は適切な制御チャネルを見出すはずである。もし1つよりも多く
のサービスプロバイダが前記エリア内にあれば、それらのサービスプロバイダに
対応する周波数帯域が、サービスプロバイダの優先順位の順に探索される。すな
わち、受入れ可能サービスプロバイダに属する周波数帯域が、好適サービスプロ
バイダおよび中立サービスプロバイダに属する帯域以前に探索される。
【0032】
制御チャネルが見出された時は、移動端末20は、そのチャネルがキャンピン
グのために適切であるかどうかを決定する(ブロック140)。キャンピングの
ための適切性の決定における重要な基準は、受信信号の強度である。また、その
サービスプロバイダは、移動端末20が用いる技術をサポートしなければならな
い。キャンピングのための適切性の決定においては、他の要因もまた考慮される
。もし適切なチャネルが見出されれば(ブロック140)、移動端末20は、適
切であるとして見出されたその最初のチャネル上にロックし、キャンピング状態
に入る(ブロック145)。もし適切な制御チャネルが見出されなければ、移動
端末20はデフォルト走査プロシージャを行う(ブロック120)。この場合に
は、移動端末20は、走査プロシージャの最初の部分においてすでに探索された
制御チャネルをスキップするようにプログラムされうる。
グのために適切であるかどうかを決定する(ブロック140)。キャンピングの
ための適切性の決定における重要な基準は、受信信号の強度である。また、その
サービスプロバイダは、移動端末20が用いる技術をサポートしなければならな
い。キャンピングのための適切性の決定においては、他の要因もまた考慮される
。もし適切なチャネルが見出されれば(ブロック140)、移動端末20は、適
切であるとして見出されたその最初のチャネル上にロックし、キャンピング状態
に入る(ブロック145)。もし適切な制御チャネルが見出されなければ、移動
端末20はデフォルト走査プロシージャを行う(ブロック120)。この場合に
は、移動端末20は、走査プロシージャの最初の部分においてすでに探索された
制御チャネルをスキップするようにプログラムされうる。
【0033】
この走査およびロックプロシージャを高速化するために、特定の周波数帯域内
の利用可能チャネルは、制御チャネルを見出す確率のランク付けされた順位を有
する確率ブロック内にグループ化される。確率ブロック内への制御チャネルのグ
ループ化のプロシージャは、米国特許第5,970,057号に説明されており
、これはここで参照することにより、その内容を本願に取り込むこととする。
の利用可能チャネルは、制御チャネルを見出す確率のランク付けされた順位を有
する確率ブロック内にグループ化される。確率ブロック内への制御チャネルのグ
ループ化のプロシージャは、米国特許第5,970,057号に説明されており
、これはここで参照することにより、その内容を本願に取り込むこととする。
【0034】
衛星対応移動端末においては、図4に示されているプロシージャは、エリアが
定義されていない時(ブロック110)、またはデータベースがエリアに対する
SPを含んでいない時(ブロック115)には、衛星モードへスイッチするよう
に変更されうる。ここで図5を参照すると、移動端末20がプロシージャを開始
した時に(ブロック200)、移動端末20は前述のようにその現在位置を得る
(ブロック205)。次に、移動端末20は、その現在位置がIRDB内に定義
されたエリア内にあるかどうかを決定する(ブロック210)。もしなければ、
移動端末20は衛星モードへスイッチする(ブロック220)。もし移動端末2
0が、定義されたエリア内にあれば(ブロック210)、移動端末20は前記エ
リア内に適切なSPが存在するかどうかを決定する(ブロック215)。もし存
在しなければ、衛星モードへスイッチする(ブロック220)。もしサービスプ
ロバイダが前記エリア内にあれば、移動端末20は整合サービスプロバイダのた
めの周波数帯域を決定し、それらの周波数帯域を探索する(ブロック235)。
制御チャネルが見出された時は、移動端末20は、それがキャンピングのために
適切であるかどうかを決定する(ブロック240)。もし適切であれば、移動端
末20はその制御チャネル上にロックし、キャンピング状態に入り(ブロック2
45)、このプロシージャを終了する(ブロック230)。もし適切な制御チャ
ネルがIRDBにおいて識別された周波数帯域内に見出されなければ、移動端末
20は衛星モードへスイッチし(ブロック220)、このプロシージャは終了す
る(ブロック230)。
定義されていない時(ブロック110)、またはデータベースがエリアに対する
SPを含んでいない時(ブロック115)には、衛星モードへスイッチするよう
に変更されうる。ここで図5を参照すると、移動端末20がプロシージャを開始
した時に(ブロック200)、移動端末20は前述のようにその現在位置を得る
(ブロック205)。次に、移動端末20は、その現在位置がIRDB内に定義
されたエリア内にあるかどうかを決定する(ブロック210)。もしなければ、
移動端末20は衛星モードへスイッチする(ブロック220)。もし移動端末2
0が、定義されたエリア内にあれば(ブロック210)、移動端末20は前記エ
リア内に適切なSPが存在するかどうかを決定する(ブロック215)。もし存
在しなければ、衛星モードへスイッチする(ブロック220)。もしサービスプ
ロバイダが前記エリア内にあれば、移動端末20は整合サービスプロバイダのた
めの周波数帯域を決定し、それらの周波数帯域を探索する(ブロック235)。
制御チャネルが見出された時は、移動端末20は、それがキャンピングのために
適切であるかどうかを決定する(ブロック240)。もし適切であれば、移動端
末20はその制御チャネル上にロックし、キャンピング状態に入り(ブロック2
45)、このプロシージャを終了する(ブロック230)。もし適切な制御チャ
ネルがIRDBにおいて識別された周波数帯域内に見出されなければ、移動端末
20は衛星モードへスイッチし(ブロック220)、このプロシージャは終了す
る(ブロック230)。
【0035】
本発明を実施するために必要なメモリ24の量は、カバ−されるエリアの広さ
およびデータベース内に定義されたサブエリアの解像度に依存する。メモリ技術
の進歩に伴い、メモリの量についての心配は消失する。従って、エリア定義は全
世界の隅々まで拡大されることが期待される。もしメモリ要求が心配であれば、
訪れないエリアに関する情報が廃棄されうる適応スキームを用いうる。その時、
訪れないエリアに関する情報を廃棄することにより利用可能になるメモリは、残
りのエリア、またはデータベース内のまだ定義されていないある他のエリアのた
めの高解像度のデータを記憶するのに用いられうる。この新しい情報は、移動通
信ネットワーク10からダウンロードされるか、または移動端末20とのインタ
フェースをなすパーソナルコンピュータ内のアプリケーションプログラムを用い
てエンドユーザにより入力される。あるいは、その情報は、前述のOPTSテレ
サービスを用いてダウンロードされうる。適応スキームを用いると、移動通信ネ
ットワーク10は、加入者が以前訪れたエリアを呼履歴リストから決定しうる。
移動通信ネットワーク10は、その時、特定の移動端末20の過去の使用および
メモリ制約により、エリア定義を調整しうる。
およびデータベース内に定義されたサブエリアの解像度に依存する。メモリ技術
の進歩に伴い、メモリの量についての心配は消失する。従って、エリア定義は全
世界の隅々まで拡大されることが期待される。もしメモリ要求が心配であれば、
訪れないエリアに関する情報が廃棄されうる適応スキームを用いうる。その時、
訪れないエリアに関する情報を廃棄することにより利用可能になるメモリは、残
りのエリア、またはデータベース内のまだ定義されていないある他のエリアのた
めの高解像度のデータを記憶するのに用いられうる。この新しい情報は、移動通
信ネットワーク10からダウンロードされるか、または移動端末20とのインタ
フェースをなすパーソナルコンピュータ内のアプリケーションプログラムを用い
てエンドユーザにより入力される。あるいは、その情報は、前述のOPTSテレ
サービスを用いてダウンロードされうる。適応スキームを用いると、移動通信ネ
ットワーク10は、加入者が以前訪れたエリアを呼履歴リストから決定しうる。
移動通信ネットワーク10は、その時、特定の移動端末20の過去の使用および
メモリ制約により、エリア定義を調整しうる。
【0036】
本発明の1つの利点は、サービスが得られないか、または移動端末によりサポ
ートされない、周波数帯域を走査する必要を本発明が回避することである。しか
し、現在位置を正確に推定するために必要な時間は、ある状況においては、移動
端末20が制御チャネル上にロックするために要する時間を増加させうる。位置
決め技術が改善されるのに伴い、移動端末20の現在位置を確かめるのに必要な
時間は短縮される。そのわけは、もっと強力な信号プロセッサが利用可能になる
からである。さらに、たとえもし本発明が、第1世代の実行におけるパワーアッ
プ中の走査に必要な時間を節約しなくても、それはなお、チャネル再選択中のか
なりの時間節約をもたらす。前述のように、移動端末20が制御チャネル上にロ
ックした時は、あるイベントが移動端末20にチャネル再選択プロシージャを開
始させる。例えば、チャネル再選択は、移動端末20がセル間を移動する時、ま
たは現在の制御チャネル上の信号強度が弱くなった時にトリガされる。さらに、
移動端末20は、通常は、もっと好ましいサービスが利用可能であるかどうかを
決定するために再走査する。すなわち、もし移動端末が、好適サービスプロバイ
ダまたは中立サービスプロバイダによるサービスを得れば、移動端末20は、よ
り高いランクのプロバイダによるサービスを得ることができるかどうかを調べる
ために、周期的に再走査する。本発明は、このようにしていかなる再走査または
再選択プロシージャをも利するように用いられうる。
ートされない、周波数帯域を走査する必要を本発明が回避することである。しか
し、現在位置を正確に推定するために必要な時間は、ある状況においては、移動
端末20が制御チャネル上にロックするために要する時間を増加させうる。位置
決め技術が改善されるのに伴い、移動端末20の現在位置を確かめるのに必要な
時間は短縮される。そのわけは、もっと強力な信号プロセッサが利用可能になる
からである。さらに、たとえもし本発明が、第1世代の実行におけるパワーアッ
プ中の走査に必要な時間を節約しなくても、それはなお、チャネル再選択中のか
なりの時間節約をもたらす。前述のように、移動端末20が制御チャネル上にロ
ックした時は、あるイベントが移動端末20にチャネル再選択プロシージャを開
始させる。例えば、チャネル再選択は、移動端末20がセル間を移動する時、ま
たは現在の制御チャネル上の信号強度が弱くなった時にトリガされる。さらに、
移動端末20は、通常は、もっと好ましいサービスが利用可能であるかどうかを
決定するために再走査する。すなわち、もし移動端末が、好適サービスプロバイ
ダまたは中立サービスプロバイダによるサービスを得れば、移動端末20は、よ
り高いランクのプロバイダによるサービスを得ることができるかどうかを調べる
ために、周期的に再走査する。本発明は、このようにしていかなる再走査または
再選択プロシージャをも利するように用いられうる。
【0037】
本発明は、もちろん、本発明の精神および本質的特性から逸脱することなく、
ここに提示した以外の特定の方法により実施されうる。従って、本実施例は、全
ての点において例示的なものであって、限定的なものではないと考えるべきであ
り、添付の特許請求の範囲の意味および同等範囲内に属する全ての変更はそこに
含まれるように意図されている。
ここに提示した以外の特定の方法により実施されうる。従って、本実施例は、全
ての点において例示的なものであって、限定的なものではないと考えるべきであ
り、添付の特許請求の範囲の意味および同等範囲内に属する全ての変更はそこに
含まれるように意図されている。
【図1】
無線通信ネットワークの概略図である。
【図2】
図1の無線通信ネットワークにおいて用いられる移動端末のブロック図である
。
。
【図3】
代表的な技術における周波数帯域および対応するチャネル番号を示す、典型的
な通信スペクトルの編成の例である。
な通信スペクトルの編成の例である。
【図4】
本発明の走査およびロックプロシージャを示すフローダイアグラムである。
【図5】
衛星モードを有する移動端末のための、本発明の別の走査およびロックプロシ
ージャのフローダイアグラムである。
ージャのフローダイアグラムである。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成14年2月28日(2002.2.28)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY,
DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I
T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF
,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,
ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G
M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ
,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,
MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM,
AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B
Z,CA,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK
,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE,
GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,J
P,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR
,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK,
MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,R
O,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ
,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,UZ,VN,
YU,ZA,ZW
Fターム(参考) 5K024 AA02 CC11 DD01 GG01 GG10
5K067 AA21 AA34 BB04 BB21 BB36
CC02 DD11 DD17 DD20 DD51
EE02 EE07 EE10 EE16 EE63
FF03 GG01 GG11 JJ52 JJ56
Claims (35)
- 【請求項1】 移動端末によりサービスプロバイダを選択する方法であって
、 複数のサービスプロバイダのためのサービスプロバイダデータを前記移動端末
内に記憶するステップであって、前記サービスプロバイダデータは、前記複数の
サービスプロバイダの少なくとも1つのための少なくとも1つのサービスエリア
を記述するサービスエリアデータを含む、前記記憶するステップと、 前記移動端末の現在の地理的位置を決定するステップと、 前記移動端末の前記現在の地理的位置および前記移動端末内に記憶された前記
サービスエリアデータに基づきサービスプロバイダを選択するステップと、 を含む前記方法。 - 【請求項2】 前記移動端末内に記憶された前記サービスプロバイダデータ
は、前記少なくとも1つのサービスエリア内の前記少なくとも1つのサービスプ
ロバイダによりサポートされる通信技術のタイプを示す技術タイプデータをさら
に含む請求項1記載の方法。 - 【請求項3】 サービスプロバイダを選択する前記ステップは、前記技術タ
イプデータにさらに基づいている請求項2記載の方法。 - 【請求項4】 前記移動端末内に記憶されている前記サービスプロバイダデ
ータは、前記少なくとも1つのサービスプロバイダのためのサービスプロバイダ
優先順位データをさらに含む請求項1記載の方法。 - 【請求項5】 サービスプロバイダを選択ずる前記ステップは、前記サービ
スプロバイダ優先順位データにさらに基づいている請求項4記載の方法。 - 【請求項6】 前記移動端末内に記憶されている前記サービスプロバイダデ
ータは、前記少なくとも1つのサービスプロバイダのためのサービスプロバイダ
識別データをさらに含む請求項1記載の方法。 - 【請求項7】 前記移動端末内に記憶されている前記サービスプロバイダデ
ータは、前記少なくとも1つのサービスエリア内の前記少なくとも1つのサービ
スプロバイダの周波数帯域を示す周波数帯域データを含む請求項1記載の方法。 - 【請求項8】 前記移動端末内に記憶されている前記サービスプロバイダデ
ータは、前記少なくとも1つのサービスエリア内の前記少なくとも1つのサービ
スプロバイダの少なくとも1つの制御チャネル周波数を示す制御チャネルデータ
を含む請求項1記載の方法。 - 【請求項9】 サービスプロバイダデータを記憶する前記ステップは、前記
サービスプロバイダデータを前記移動端末に関連する取外し可能メモリ装置内に
記憶するステップを含む請求項1記載の方法。 - 【請求項10】 前記移動端末の現在の地理的位置を決定する前記ステップ
は、前記現在の地理的位置を表すデータを含む遠隔位置からの送信を受信するス
テップを含む請求項1記載の方法。 - 【請求項11】 前記移動端末の前記現在の地理的位置を決定する前記ステ
ップは、要求を送信するステップと、前記要求に応答しての、前記現在の地理的
位置を表すデータを含む送信を受信するステップと、を含む請求項1記載の方法
。 - 【請求項12】 要求を送信する前記ステップは、前記移動端末が前記要求
をサービスを行う基地局へ送信するステップを含み、前記要求に応答しての送信
を受信する前記ステップは、前記移動端末が前記基地局からの応答送信を受信す
るステップを含む、請求項11記載の方法。 - 【請求項13】 前記移動端末の前記現在の地理的位置を決定する前記ステ
ップは、前記現在の地理的位置を、前記移動端末内の位置決め受信機により受信
された信号に基づいて決定するステップを含む請求項1記載の方法。 - 【請求項14】 前記移動端末内に記憶されている前記サービスエリアデー
タを、前記移動端末が訪れたエリアに基づいて更新するステップをさらに含む請
求項1記載の方法。 - 【請求項15】 前記移動端末が訪れた前記エリアを移動通信ネットワーク
内の履歴リスト内に記憶するステップをさらに含む請求項14記載の方法。 - 【請求項16】 前記移動端末が訪れた前記エリアを前記移動端末内の履歴
リスト内に記憶するステップをさらに含む請求項14記載の方法。 - 【請求項17】 複数の通信チャネルを経てRF信号を送受信するトランシ
ーバと、 サービスプロバイダデータベースを含むメモリであって、前記サービスプロバ
イダデータベースは、サービスプロバイダのリストと、少なくとも1つの前記サ
ービスプロバイダの少なくとも1つのサービスエリアを記述するサービスエリア
データと、を含む前記メモリと、 前記トランシーバおよび前記メモリに動作上接続された制御ロジックであって
、前記サービスプロバイダデータベース内の前記サービスエリアデータに基づき
サービスプロバイダを選択するようにされた前記制御ロジックと、 を含む無線通信移動端末。 - 【請求項18】 前記制御ロジックと通信する位置推定装置であって、前記
位置推定装置は前記移動端末の現在の地理的位置を決定し、前記制御ロジックは
前記移動端末の前記現在の地理的位置を前記サービスエリアデータと比較するこ
とによりサービスプロバイダを選択する前記位置推定装置をさらに含む請求項1
7記載の移動端末。 - 【請求項19】 前記位置推定装置はGPS受信機を含む請求項18記載の
移動端末。 - 【請求項20】 前記サービスプロバイダデータベースは、前記少なくとも
1つのサービスプロバイダによりサポートされる通信技術のタイプを示す技術タ
イプデータを含む請求項17記載の移動端末。 - 【請求項21】 前記移動通信装置は複数の動作モードを有する請求項17
記載の移動端末。 - 【請求項22】 少なくとも1つの動作モードはディジタル動作モードであ
る請求項21記載の移動端末。 - 【請求項23】 前記動作モードの1つは衛星モードである請求項22記載
の移動端末。 - 【請求項24】 前記メモリは、前記移動端末内にあるランダムアクセスメ
モリ、前記移動端末に選択的に取付けられる取外し可能メモリ装置、およびスマ
ートカード、から成るグループから選択される請求項17記載の移動端末。 - 【請求項25】 前記トランシーバは移動通信ネットワークから前記移動端
末の現在の地理的位置の表示を受信し、前記制御ロジックは前記サービスプロバ
イダデータベース内の前記サービスエリアデータおよび前記表示に基づきサービ
スプロバイダを選択するようにされている請求項17記載の移動端末。 - 【請求項26】 移動端末により制御チャネルを選択する方法であって、 複数のサービスプロバイダのためのサービスプロバイダデータを前記移動端末
内に記憶するステップであって、前記サービスプロバイダデータは、前記少なく
とも1つのサービスプロバイダの少なくとも1つのサービスエリアを示すサービ
スエリアデータと、前記少なくとも1つのサービスエリア内の前記少なくとも1
つのサービスプロバイダに関連する少なくとも1つのチャネル帯域を示す対応す
るチャネル帯域データと、を含む、前記記憶するステップと、 前記移動端末の現在の地理的位置を決定するステップと、 前記現在の地理的位置と前記サービスエリアデータとの比較に基づき、1つま
たはそれ以上の前記チャネル帯域を選択するステップと、 前記選択されたチャネル帯域を走査するステップと、 を含む前記方法。 - 【請求項27】 1つまたはそれ以上の前記チャネル帯域を選択する前記ス
テップは、 前記サービスエリアデータに基づき、前記移動端末の前記現在の地理的位置へ
サービスを提供する利用可能なサービスプロバイダのグループを決定するステッ
プと、 1つまたはそれ以上の前記利用可能なサービスプロバイダを選択するステップ
と、 選択されたそれぞれの利用可能なサービスプロバイダのために、前記チャネル
帯域データに基づき前記利用可能なサービスプロバイダに関連するチャネル帯域
を決定するステップと、 を含む請求項26記載の方法。 - 【請求項28】 前記移動端末内に記憶されている前記サービスプロバイダ
データは、サービスプロバイダ優先順位データを含む請求項27記載の方法。 - 【請求項29】 1つまたはそれ以上の前記利用可能なサービスプロバイダ
を選択する前記ステップは、前記サービスプロバイダ優先順位データに基づいて
いる請求項28記載の方法。 - 【請求項30】 前記選択されたチャネル帯域を走査する前記ステップは、
前記サービスプロバイダ優先順位データに基づいてソートされた順序でチャネル
帯域を走査するステップを含む請求項28記載の方法。 - 【請求項31】 (欠番)
- 【請求項32】 (欠番)
- 【請求項33】 移動端末により制御チャネルを選択する方法であって、 前記移動端末の現在の地理的位置を決定するステップと、 前記現在の地理的位置に基づき、1つまたはそれ以上のチャネル帯域を、適切
な制御チャネルが見出されるまで、選択し、その後走査するステップと、 を含む前記方法。 - 【請求項34】 複数の動作モードを有する移動端末によりサービスプロバ
イダを選択する方法において、前記動作モードの1つは衛星モードであり、前記
方法は、 複数の陸上設置サービスプロバイダのためのサービスプロバイダデータを前記
移動端末内に記憶するステップであって、前記サービスプロバイダデータは前記
少なくとも1つの陸上設置サービスプロバイダの少なくとも1つのサービスエリ
アを示すサービスエリアデータを含む前記記憶するステップと、 前記移動端末の現在の地理的位置を決定するステップと、 前記現在の地理的位置と前記サービスエリアデータとの比較に基づき動作モー
ドを選択するステップと、 を含む前記方法。 - 【請求項35】 動作モードを選択する前記ステップは、前記現在の地理的
位置が前記少なくとも1つのサービスエリアのいずれの中にも存在しない時に前
記衛星モードを選択するステップを含む請求項34記載の方法。
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---|---|---|---|
US50530100A | 2000-02-16 | 2000-02-16 | |
US09/505,301 | 2000-02-16 | ||
PCT/US2001/002263 WO2001062034A1 (en) | 2000-02-16 | 2001-01-24 | Position assisted service selection |
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---|---|
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- 2001-01-24 WO PCT/US2001/002263 patent/WO2001062034A1/en not_active Application Discontinuation
- 2001-01-24 AU AU2001229735A patent/AU2001229735A1/en not_active Abandoned
- 2001-01-24 JP JP2001560165A patent/JP2003523672A/ja not_active Withdrawn
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Date | Code | Title | Description |
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A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20080401 |