JP2003523488A - 無線自動水位調節方法及びそのシステム - Google Patents

無線自動水位調節方法及びそのシステム

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JP2003523488A
JP2003523488A JP2001560757A JP2001560757A JP2003523488A JP 2003523488 A JP2003523488 A JP 2003523488A JP 2001560757 A JP2001560757 A JP 2001560757A JP 2001560757 A JP2001560757 A JP 2001560757A JP 2003523488 A JP2003523488 A JP 2003523488A
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ジョン、ヒョン−オー
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シオン テクニックス カンパニー リミテッド
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    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05DSYSTEMS FOR CONTROLLING OR REGULATING NON-ELECTRIC VARIABLES
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    • G05D9/12Level control, e.g. controlling quantity of material stored in vessel characterised by the use of electric means

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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  • Control Of Non-Electrical Variables (AREA)
  • Control Of Non-Positive-Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 本発明は、無線自動水位調節方法及びそのシステムに関するもので、原水を取水するための取水井戸(24)と、前記取水井戸(24)内の原水をポンピングするためのポンピング手段(22)と、前記ポンピング手段(22)から取水された原水を供給するための送水管(36)と、前記送水管(36)内の水圧を感知するための圧力感知手段(34)と、前記送水管(36)内の原水の逆流を防止するための逆止め弁(34)と、前記送水管(36)を介して供給された原水を貯蔵するための貯蔵手段(300)と、前記圧力感知手段(34)から入力されたデータを加工して出力するためのドライブコントローラ(110)と、システムの各種状況を監視、制御及びディスプレイするためのメインコントローラ(100)とを含んでなり、原水が存在する地点から所望の所定の貯蔵手段まで送水管を介して移送させるための距離が遠距離の場合に、送水管に取り付けられた圧力感知手段で水圧を感知して、自動に原水の貯蔵量を決定及び制御することにより、効率的な水位調節を可能にしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (技術分野) 本発明は、無線自動水位調節方法及びそのシステムに関し、さらに詳しくは、地
下水を含んだ上水または浸出水または汚廃水など(以下、原水という)の存在す
る地点から所望する所定の貯蔵手段まで送水管を介して移送させるための距離が
遠距離(数十m〜数km)の場合に、送水管に装着された圧力感知手段で水圧を
感知して自動に原水の貯蔵量を決定及び制御することにより、効率的な水位調節
を可能にした無線自動水位調節方法及びそのシステムに関する。
【0002】 (背景技術) 従来、所定の地域に設置され、原水を貯蔵手段に貯蔵するための水位調節装置は
、所定の集水池または貯水池または地下から原水をポンピング手段でポンピング
して、所定の距離に設置された貯蔵手段へ送水管を介して供給し、貯蔵手段に貯
水される原水の量または水位を感知手段で感知して、配線された電線を介してコ
ントローラに伝達し、コントローラが感知信号を判断してポンピング手段の駆動
を制御し得るようにした。
【0003】 ところが、従来では、原水を供給するための送水管と感知信号を伝送するための
配線とを同時に地下に埋設するか或いは電線を別途に架空状態で連結しなければ
ならないので、二重の連結作業を必要とし、架空または埋設された配線は外部の
影響または条件によって断線、短絡または漏洩する可能性が高いため、コントロ
ーラからポンピング手段へ正常的な制御信号を伝送できなかった場合には、貯蔵
手段に貯水される原水が氾濫するという問題があった。また、ポンピング手段を
常時稼動状態にすると、ポンピング手段の耐久性が低下して寿命を短縮させると
いう欠点もあり、配線された電線の断線、短絡または漏洩によって漏電または電
力漏洩などの損失だけでなく、感電事故を引き起こすおそれがあるという問題も
内在されている。また、別途の電線を配線するので、水位調節装置の設置費用及
び維持保守に必要なコストも上昇するという要因があった。
【0004】 このような問題を克服するために、電線で連結された配線を無くし、送水管の一
端に送水管内の水圧を感知する圧力感知手段を設置して、無線で、貯蔵手段に貯
水された原水の量または水位を自動に調節し得るようにすることにより、配線に
よる諸般の問題点を解消し、より正確な水位を調節することができた。
【0005】 このような無線自動水位調節装置は、図1の構成図を参照すると、所定の深さま
で掘削された取水井戸2内に装着され、原水をポンピングするポンピング手段3
と、ポンピング手段3に連結され、所定の直径を有する送水管5と、取水井戸2
に内設され、所定の長さを有する一本以上の電極棒4と、送水管5の内側に構成
され、送水管5を介してポンピング手段3から供給される原水の水圧を感知する
圧力感知手段6と、送水管5の終端に設置され、所定の容量の原水を貯水するこ
とが可能な貯蔵手段9と、圧力感知手段からの感知信号に応答してポンピング手
段3の動作を制御するコントローラ1とからなる。コントローラ1は、圧力感知
手段6からの感知信号を判断し、その判断結果に基づいて、電源供給ライン7を
介してポンピング手段3に印加される電源をオンまたはオフにするようになって
いる。
【0006】 前記電極棒4は、一本以上設置され、取水井戸2内の原水の量または水位を感知
して信号ライン8を介してコントローラ1へ出力する。電極棒4は感知される原
水の位置に応じて抵抗値が変化するので、出力される電流値に基づいて水位が判
断できるようになっている。即ち、電極棒4の設置は、ポンピング手段3が、コ
ントローラ1から電源供給ライン7を介して印加される電源で駆動し、原水を送
水管5へ排出していて、原水の量が減少して水位が低くなると、ポンピング手段
3が原水をポンピングして排出せず空回転だけ行なう場合があるが、電極棒4か
ら受信された信号をコントローラ2で判断し、ポンピング手段3への印加電源を
遮断させることにより、ポンピング手段3の損傷を防止するためのものである。
【0007】 一方、ポンピング手段3が停止した後、取水井戸2内に原水が満たされると、電
極棒4が水位を感知し、感知された水位をコントローラ1で判断して所定の水位
以上になると、ポンピング手段3に電極を供給して再稼動させることにより、原
水のポンピングが行われるようにする。
【0008】 このように従来の無線自動水位調節装置の場合、コントローラは、電極棒から感
知された取水井戸内の水位を判断してポンピング手段を制御すると共に、送水管
内の圧力感知手段で感知された、貯蔵手段内の水位(または水量)に関する感知
信号を判断してポンピング手段の駆動を制御し得るようにしているが、取水井戸
内に装着されたポンピング手段及び電極棒は、地上から所定の深さに装着及び埋
設されており、電極棒の損傷によって原水の水位が正確に感知できないか、或い
は感知しても埋設された信号ラインの断線または短絡によって水位が感知できな
ければ、コントローラはポンピング手段を制御することができなくなり、ポンピ
ング手段を劣化または損傷させるおそれがあり、既に埋設されたポンピング手段
及び電極棒を交替する他はないが、これも容易でなく、交替にかかるコストも高
いという問題があった。
【0009】 このように取水井戸内の原水の量を電極棒によって正確に感知することができな
ければ、ポンピング手段の制御が不可能なので、使用上の不便が伴う。 さらに、コントローラで単純な電気的信号の入力のみを感知してカウンタまたは
電子開閉器などの駆動によってポンピング手段を制御するので、様々な制御機能
を確保することができず、より精密な制御が難しい実状である。
【0010】 (発明の開示) 従って、本発明は、かかる問題点を解決するためのもので、その目的は、取水井
戸内の原水の量または水位を感知する取水井戸内に電極棒を設置する代りに、送
水管に圧力感知手段を装着して、ポンピング手段からポンピングされる原水の圧
力によって取水井戸内の原水の量または水位を感知することにより、ポンピング
手段の駆動を制御するための無線自動水位調節システムを提供することにある。
【0011】 また、本発明の他の目的は、一つ以上の圧力感知手段を送水管に内蔵するか或い
は送水管と一体に構成し、取水井戸の原水がポンピング手段によって所定の時間
ポンピングされる際、原水の量が枯渇して一定水位以下になる限定的な状態の場
合、及び所定の時間ポンピングしても原水の量が枯渇しない非限定的な状態の場
合に、それぞれ送水管を介して流出及び流入する水圧または水量を感知して感知
信号を出力し、或いは圧力感知手段の感知信号を判断してポンピング手段の駆動
速度を時間または圧力の大きさに応じて制御する無線自動水位調節システムを提
供することにある。
【0012】 また、本発明のさらに他の目的は、コントローラに制御部を採用して向上した様
々な機能を与え、作動状態の可視的に表示が可能な表示窓を構成して水位または
水量の表示、設定状態の表示、作動状態の表示またはタイマーの表示のための設
定を容易にし、ポンピング手段の駆動後に貯蔵手段内の原水の水圧が所定の圧力
以上に上昇するとオフになり、原水の使用によって水圧が所定の圧力以下に減少
すると、ポンピング手段が再駆動させて、貯蔵手段に常時一定量の原水が貯蔵で
きるように容易に制御し得るようにした無線自動水位調節システムを提供するこ
とにある。
【0013】 また、本発明のさらに他の目的は、取水井戸内に原水が非限定的な場合、ポンピ
ング手段が原水を取水する時に原水の水位によって圧力感知手段に伝達される圧
力の変化量を判断してポンピング手段の駆動を制御すると同時に、補助的にコン
トローラによって、ポンピング手段へ伝達される電流の変化量を測定してポンピ
ング手段の駆動を制御することにより、ポンピング手段が無断駆動によって劣化
及び損傷することを防止することにある。
【0014】 また、本発明のさらに他の目的は、貯蔵手段に貯水される原水のより正確な高水
位及び低水位を設定するためのもので、貯蔵手段内の原水の高水位及び低水位を
より効率よく再設定し得るように、高水位になった後の原水の揺れまたは微々た
る変化をより正確に設定し、低水位の場合にも原水の揺れまたは微小な水圧変化
を最小化して再設定し得るようにするための貯蔵手段の水位調節自動化方法を提
供することにある。
【0015】 また、本発明のさらに他の目的は、原水の取水から送水管を介して形成される各
種の水圧変化による原水の取水または取水停止または再取水などを感知及び判断
して初期設定値と比較して再設定するなど、取水井戸または加圧水タンクから取
水された原水の管理及び維持を最小化して管理の便宜性を提供し、より知能化さ
れた水位の調節及び制御を行えるようにすることにある。
【0016】 上記目的を達成するために、本発明は、無線自動水位調節システムを設置した後
、貯蔵手段に貯水される原水の水圧に関する各種の初期値を設定する第1段階と
、コントローラの制御でポンピング手段を駆動させて取水井戸から原水を取水す
る第2段階と、前記ポンピング手段から取水された原水が送水管を介して貯蔵手
段に供給されながら、設定された初期値から水圧の変化が、設定された第1条件
を満足するかを判断する第3段階と、前記第1条件が満足された場合、満足され
る平均水圧を初期値として再設定する第4段階と、前記初期値が再設定された後
水圧の変化を感知して、設定された初期値から第2条件を満足するかを判断する
第5段階と、前記第2条件が満足された場合、高水位値として再設定し、水圧の
変化が第3条件を満足するかを判断する第6段階と、前記第3条件が満足された
場合、ポンピング手段の駆動を停止させる第7段階と、前記ポンピング手段の駆
動が停止した後、送水管内の水圧の変化が第4条件を満足するかを判断して低水
位値を設定する第8段階と、前記低水位値が設定された後、貯蔵手段の原水が消
費される所定の時間が経過する間、送水管の水圧が設定された低水位値であるか
を判断する第9段階と、前記低水位値の場合に、水圧の変化が第5条件を満足す
るかを判断し、満足すればポンピング手段を再起動させて原水を再取水させる第
10段階とを含む無線自動水位調節方法を提供する。
【0017】 また、本発明は、原水を取水するための取水井戸、前記取水井戸内の原水をポン
ピングするためのポンピング手段と、前記ポンピング手段から取水された原水を
供給するための送水管と、前記送水管内の水圧を感知するための圧力感知手段と
、前記送水管内の原水の逆流を防止するための逆止め弁と、前記送水管を介して
供給された原水を貯水するための貯蔵手段と、前記圧力感知手段から入力された
データを加工して出力するためのドライブコントローラと、システムの各種状況
を監視、制御及びディスプレイするためのメインコントローラとを含む無線自動
水位調節システムを提供する。
【0018】 (発明を実施するための最良の形態) 図2は本発明に係る無線自動水位調節システムのブロック図、図3は本発明に係
る無線自動水位調節システムの制御パネルの構成図、図4は無線自動水位調節シ
ステムの第1実施例を示す構成図である。 取水井戸24は原水を取水するためのもので、地面から所定の深さの地下に穿孔
されて地下水を取水し得る井戸、或いは上水または汚廃水などを取水し得るよう
にしたものである。取水井戸24は原水の貯蔵状態または供給状態によって有限
または無限の原水を取水することができる。取水井戸24は取水管理室200で
管理できるようになっている。即ち、取水管理室200には、取水井戸24、取
水井戸24に連結された送水管36、各種の感知手段及び制御機器などが構成さ
れ、ポンピング手段22を制御するためのメインコントローラ100が設置され
ている。
【0019】 ポンピング手段22は、所定の深さの取水井戸24内に設置されたもので、電源
供給部10から入力された駆動電源で駆動され、原水をポンピングするためのも
のである。ポンピング手段22は、地下の土中、または原水の貯蔵された位置(
例えば、貯水池または川または海)から原水をポンピングし、好ましくは水中に
設置されるが、地形的な状況や位置的な状況によって地上の取水井戸内に設置す
ることもできる。ポンピング手段22はモータポンプを使用することが好ましく
、場合によっては、原水をポンピングし得るものであれば、いずれでも適用可能
である。
【0020】 送水管36は、前記ポンピング手段22から取水された原水を供給及び排出する
ためのものである。取水井戸に連結された送水管36は原水を貯蔵する場所まで
延長しており、架空の状態で設置されるかまたは地表面に設置され、好ましくは
土中に埋設されることがよい。
【0021】 圧力感知手段34は、送水管36に装着され、ポンピング手段22からポンピン
グされる原水の水圧、及び貯蔵手段300に貯水された原水が大気圧によって送
水管36を介して加える水圧を同時に感知するもので、ポンピング手段22に連
結された送水管36が、地上に位置する地点またはポンピング手段22のポンピ
ング状態を最も容易に感知し得る位置に取り付けられることが好ましい。圧力感
知手段34は基本的に一つ設置するが、必要に応じては一つ以上設置することも
できる。
【0022】 逆止め弁30は、送水管36に取り付けられ、ポンピングされる原水の逆流を防
止するためのもので、送水管36に沿って流れる原水の方向を設定するものであ
る。また、逆止め弁33には微細管を形成し、ポンピング手段22から原水が供
給されない瞬間に送水管36に形成される瞬間的な過度圧による送水管36の破
損及び圧力感知手段34のエラーを防止し得るようにした。
【0023】 貯蔵手段300は、送水管36の終端に設置され、原水を貯蔵するものである。
貯蔵手段300は貯蔵タンクの如く原水を貯水し得る所定の体積を有するもので
ある。貯蔵手段300に貯水される原水は、別途の送水管または給水管330を
介して他の貯蔵手段へ排出されるか或いは供給される。 地下から貯蔵手段300に連結される送水管36は、貯蔵手段300の下端位置
でT字管320が連結されており、T字管320の一端には、送水された原水の
排出を調節するために開閉する開閉手段310が構成されている。さらに、T字
管320の他端には、貯蔵手段300の原水の水圧を感知するための水圧感知管
321が形成されている。前記送水管36の直径と水圧感知管321の直径は約
10:1程度であって、水圧感知管321の直径が相対的に小さく形成されるこ
とが好ましい。
【0024】 ドライブコントローラ110は、前記圧力感知手段34から入力された電気的な
データを加工して出力するためのもので、圧力感知手段34の信号ライン19の
損失を最小化するために、データをデジタル信号に変換して送信するためのもの
である。
【0025】 メインコントローラ100は、システムの各種状況を監視、制御及びディスプレ
イするためのものである。図2のシステムブロック図には、メインコントローラ
100及びドライブコントローラ110の主要構成が示されている。 即ち、メインコントローラ100の電源供給部10は、外部から入力された交流
電源AC220Vを出力し、或いは直流電源DCに変換して出力するものである
。電源供給部10は、入力された交流電源のサージ電圧またはノイズを遮断した
後、ポンピング手段22に直接連結させるか或いはコントローラ100に構成さ
れた電子回路を駆動させるための所定サイズの直流電源に降圧、整流または平滑
させて出力させるものである。
【0026】 制御パネル部12は、ポンピング手段22の駆動を設定し、駆動状態を表示する
ためもので、メインコントローラ100の前面に装着され、内側にはシステムの
制御のための電気及び電子回路が構成されている。制御パネル部21によって、
ユーザはポンピング手段22の駆動に関するモードの設定及び状態に関する情報
を一目で認識し且つ制御することができる。
【0027】 制御部16は制御パネル部12から設定されて入力された信号を判断し、さらに
制御パネル部12へ出力し或いはポンピング手段22の駆動を制御する信号を出
力するものである。制御部16は制御のためのプログラムを含んでおり、マイク
ロプロセッサを採用することが好ましい。制御部16は例えば、A、B接点及び
共通接点から構成され、ポンピング手段22を制御するものである。
【0028】 メモリ部18は、設定されたデータを出力し、或いは入力されたデータを記憶す
るもので、制御部16の要求によって設定されたプログラムまたはデータを出力
し、或いは外部から入力された情報データを記憶するものである。メモリ部18
としてはデータを記憶し或いは消去することが可能なROM(EPROM、EE
PROMなど)、またはデータを一時的に記憶するためのRAMなどを適用する
ことができる。
【0029】 電子開閉器(例えば、リレーまたはスイッチング手段など)17は、電源供給部
10から印加される電源をポンピング手段22に対して供給または遮断させるた
めのもので、制御部16の制御により電源供給ライン26を介してポンピング手
段22へ連結される。
【0030】 通信部15は圧力に関する信号及び制御信号を送受信するためのものである。通
信部15は圧力感知手段34の現在圧力を受信してポンピング手段22を監視及
び制御するためにドライブコントローラ110との通信を行い。通信はRS−2
32C(101)などによって行われる。 前記ドライブコントローラ110は、前記圧力感知手段34から圧力に関する信
号を電圧または電流の形態として受けるための入力部116と、前記圧力感知手
段34から受信した圧力に対するアナログ信号をデジタル信号に変換させてメイ
ンコントローラ100とのRS−232C通信を行うためのインタフェース部1
12と、ドライブコントローラ110の状態を可視的に表示するための表示部1
14が含まれている。
【0031】 また、図3において、前記制御パネル部12は作動状態または設定状態を可視的
に表示するための表示窓40が構成され、この表示窓40には、メインコントロ
ーラ110の現在状態を表示するための状態表示手段41と、送水管36内に形
成される圧力を表示するための圧力表示手段44と、前記貯蔵手段300内の原
水の水位を表示するための水位表示手段46が構成される。
【0032】 前記表示窓40の状態表示手段41は、基本的な表示として、自動モードでポン
ピング手段が駆動状態である「run」、自動モードで高水位になってポンピン
グ手段が停止状態である「USE」、現在の状態でポンピング手段を手動でオン
/オフにすることが可能な「OFF」などを有する 前記表示窓40の表示手段41、44、46は、ユーザが現在の制御状態を容易
に認識するためのもので、ポンピング手段22の自動または手動モードの表示、
現在モードの表示及びシステムの作動によるエラーの表示を行い、作動または停
止時間を表示し、時間を分または秒の単位で設定及びカウントすることを表示す
るものである。また、時間表示手段41、圧力表示手段44及び水位表示手段4
6には、複数の表示器42、43、45、47がそれぞれ構成される。表示器4
2、43、45、47は液晶表示装置、例えばLCDアレイ、7セグメントアレ
イまたはTFT−LCDなどを適用することが好ましい。
【0033】 前記時間表示手段41は、表示器42、43を介して各種情報を表示し、特に時
間のカウントのために例えば000分00秒までカウントし、圧力表示手段44
は表示器45を介して例えば0000Kg/cm2まで表示する。
【0034】 また、前記水位表示手段46は、取水井戸24または貯蔵手段300内の原水の
量を可視的な水位の形態として表示するもので、複数の表示器47の点灯または
消灯によって水位のレベルを満水位、低水位及びパーセント(%)の形態で表示
する。例えば、現在の水位が高水位であると認識し、メインコントローラ100
がポンピング手段22をオフにし、圧力の安定される時間が過ぎた後、状態表示
手段41に「USE」が現れると、その時の圧力、及び低水位として認識するた
めに機能キー入力部50のレベル設定キー52で設定された設定値を算定してパ
ーセント(%)で表示する。
【0035】 水位表示窓46は、ユーザの要求によって取水井戸24内の原水の水位を表示す
ることができ、貯蔵手段300及び取水井戸24内の水位を全てまたは選択的に
表示するように構成することができる。
【0036】 また、制御パネル部12には、ユーザがメインコントローラ100の正常的な動
作のために状態値を設定するための機能キー入力部50と、ユーザがメインコン
トローラ100の状態を設定状態に作った後使用するための選択キー入力部60
が含まれる。
【0037】 機能キー入力部50は、前記ポンピング手段22の駆動モードを自動モードまた
は手動モードに設定するためのモード設定キー51と、前記ポンピング手段22
の駆動モードが手動モードに設定された時、ポンピング手段22を駆動させるた
めのモータ設定キー52と、前記圧力感知手段34の圧力に応じて水位を設定す
るためのレベル設定キー53と、前記ポンピング手段22の駆動で現在の圧力が
非正常的な時にポンピング手段22の再駆動時間を設定するための再開始時間設
定キー54と、低水位になって前記ポンピング手段22を駆動させたときに圧力
感知手段34の圧力に安定される時間を設定するための開始時間設定キー55と
、圧力感知手段34の圧力から水圧が高水位と判断されると、ポンピング手段が
オフになる前にポンピング手段22を一定の時間駆動させるための終了時間設定
キー56と、前記メインコントローラ110の保安のためのパスワード設定キー
57と、設定状態になった場合に、修正された値を取り消すための取消キー58
とが含まれている。
【0038】 前記機能キー入力部50のモード設定キー51は自動モードと手動モードに分け
られる。自動モードは設定記憶されたデータを用いて自動に動作させたいときに
使用され、手動モードは設定記憶されたデータを無視し、強制的にポンピング手
段22をオンまたはオフにしたいときに使用される。
【0039】 モータ設定キー52は、モードを手動モードに設定した場合のみに使用すること
ができ、接点を強制的にオンまたはオフにすることができ、自動及び手動モード
に関係なく、ポンピング手段22がオンになると赤色ランプが点灯し、ポンピン
グ手段22がオフになると赤色ランプが消灯する。
【0040】 また、レベル設定キー53はメインコントローラ100が高水位として認識して
ポンピング手段22がオフになったた後、低水位として認識してポンピング手段
22がオンになるまでの高さを設定するためのもので、状態表示手段41の前部
の3桁はメートル(m)、後部の2桁はセンチメートル(cm)であり、設定可
能な範囲は例えば10cm〜250mである。
【0041】 再開始時間設定キー54は、前記ポンピング手段22の駆動で現在の圧力が非正
常的なときにポンピング手段22の再駆動時間を設定するためのもので、ポンピ
ング手段22をオンにした後現在の圧力を判断し、渦巻き現象などの理由で正常
的な状態でないときにさらにポンピング手段22をオンにするまでの時間である
。設定範囲は000MIN(分)00SEC(秒)〜999MIN99SECで
ある。
【0042】 開始時間設定キー55は、低水位になって前記ポンピング手段22を駆動させる
時に圧力感知手段34の圧力に安定される時間を設定するためのもので、低水位
になってポンピング手段をオンにしたときに圧力感知手段34の圧力に安定され
る時間を調節するためのものである。設定範囲は00SEC〜99SECである
【0043】 終了時間設定キー56は、圧力感知手段34の圧力から水圧が高水位と判断され
ると、ポンピング手段がオフになる前にポンピング手段22を一定の時間駆動さ
せるためのものである。設定範囲は00SEC〜99SECである。
【0044】 パスワード設定キー57は、ユーザが前記メインコントローラ100の保安を必
要とする場合に使用するものである。パスワード設定キー57の使用を例を挙げ
て説明すると、最初のパスワードを登録する場合、まず、機能キー入力部50の
「パスワード」ランプがオフになっている状態であり、パスワード設定キー57
を1回押圧すると、状態表示手段41にパスワードの入力を要求する。すると、
選択キー入力部60を使用してパスワードを入力し、記憶設定キー61を1回押
して設定する。最初の記憶されている値は「00000」である。
【0045】 また、パスワードが使用中の場合には、まず、機能キー入力部50のパスワード
設定キー57のランプが点灯している状態であり、この際、機能キー入力部50
のモード設定キー51、モータ設定キー52、レベル設定キー53、再開始時間
設定キー54、開始時間設定キー55、終了時間設定キー56及びパスワード設
定キー57を使用すると、状態表示手段41からパスワードの入力を要求し、こ
の際、記憶使用中のパスワードを選択キー入力部60で入力し、記憶設定キー6
1を1回押圧する。但し、パスワードが一致しない場合には、機能キー入力部5
0を使用することができない。
【0046】 取消キー58は、設定状態になった場合、修正された値を取り消すためのもので
ある。取消キー58を使用した場合、記憶されていない値は取消になり、現在の
状態モードに転換される。
【0047】 前記機能キー入力部50には、状態を表示するための表示ランプが内蔵されてお
り、操作中または操作された状態を点灯または消灯または点滅状態で表示する。
【0048】 また、前記制御パネル部12の選択キー入力部60は、ユーザがメインコントロ
ーラ100の状態を設定状態にした後使用するものである。選択キー入力部60
には、ユーザが設定を完了し、設定された値を記憶して使用するための記憶設定
キー61と、メインコントローラ100が設定状態になった場合、状態表示手段
41の点滅する数字を加算するためのアップ設定キー62と、メインコントロー
ラ100が設定状態になった場合、状態表示手段41の点滅する数字を減算する
ためのダウン設定キー63と、メインコントローラ100が設定状態になった場
合、状態表示手段41の点滅する桁を右側または左側に移動させるための桁設定
キー64、65が含まれている。
【0049】 本発明のメインコントローラ100及びポンピング手段22へ印加される電源の
入力及び出力の連結を説明すると、交流電源ACは内部のスイッチングモードパ
ワサプライ(SMPS)の入力電源として使用し、入力電源の形態はフリー電圧
(AC90〜260V)である。
【0050】 図4の第1実施例は、送水管36に圧力感知手段34、即ち一つの圧力感知手段
が備えられた場合であり、取水井戸24から無限の原水を取水することが可能な
条件の場合である。前記圧力感知手段34で感知する水圧は図5のグラフに示さ
れている。
【0051】 このような圧力感知手段34が取り付けられた場合は、取水井戸24から取水さ
れる原水が非限定(殆ど無限、すなわち取水される所定の原水量を持続的に貯蔵
手段へ供給し得る場合)的な時、原水が貯蔵手段300へポンピングされると、
送水管36に形成される水圧を感知した後、電気的な信号に変換して制御部16
に入力する。制御部16は、入力された水圧の変化量が上昇した後、所定の時間
t1に所定の水圧p3以上に感知されると、制御信号を出力してポンピング手段
22への印加電源が遮断されるように電子開閉器17を駆動させる一方、入力さ
れた水圧に関する信号が所定の水圧p1以下に感知されると、制御信号を出力し
て、ポンピング手段22へ電源が印加されるように電子開閉器17を駆動させる
ものである。
【0052】 前記圧力感知手段34で感知される水圧は、図5のグラフにおいて、取水井戸2
4、メインコントローラ100、送水管36及び貯蔵手段300を設置する初期
には、取水井戸24から原水を取水する際に水圧がp0の状態から始まる。その
後、取水が行われた後感知された水圧が低水位p1になると、ポンピング手段2
2は自動的に駆動される。ポンピング手段22の初期ポンピング圧力はp2と決
定され、初期にポンピングされる水圧p2を送水管36が十分耐えられるように
することが好ましい。また、ポンピングされる原水の水圧は、送水管36内で徐
々に増加し、設定された高水位p3になった後、所定の時間t1に所定の圧力が
持続的に上昇すると、コントローラ100の制御部16の制御でポンピング手段
16への印加電源は遮断される。従って、ポンピング手段22から原水が取水さ
れないので、圧力感知手段34は貯蔵手段300の水圧のみを感知する。この際
、水圧は高水位の圧力p3より小さい水圧psになる。以後、貯蔵手段300に
貯水された原水が消費され、消費される原水の量が設定された低水位(p1)に
なると、送水管36の圧力感知手段34が駆動できるようにポンピング手段22
に電源を印加する。
【0053】 次に、図6の第2実施例は、送水管36に圧力感知手段34、即ち一つの圧力感
知手段が備えられた場合であり、取水井戸24から有限の原水を取水することが
可能な条件の場合である。前記圧力感知手段34で感知する水圧は図7のグラフ
に示されている。
【0054】 このような圧力感知手段34が取り付けられた場合は、取水井戸24から取水さ
れる原水が限定的な時、送水管36を介してポンピングされる原水の水圧と貯蔵
手段300に貯水された原水の水圧を感知した後、電気的な信号に変換して制御
部16に入力する。制御部16は、入力された水圧に関する信号の瞬間的な変化
が所定の時間(t2、t3、t4)に所定の回数(例えば5回)以上に感知され
ると、制御信号を出力してポンピング手段22への印加電源が遮断されるように
電子開閉器17を駆動させる一方、設定された所定の時間(t5、t6、t7)
後に電子開閉器17を駆動させてポンピング手段22へ電源が印加されるように
して再ポンピングが行われるようにし、入力された水圧に関する信号が所定の時
間t8に所定の水圧p3以上に感知されると、制御信号を出力して、ポンピング
手段22への電源が遮断されるように電子開閉器17を駆動させるものである。
【0055】 前記圧力感知手段34で感知される水圧は、図7のグラフにおいて、取水井戸2
4、メインコントローラ100、送水管36及び貯蔵手段300を設置する設置
する初期には、取水井戸24から原水を取水する際に水圧がp0の状態から始ま
る。その後、取水が行われた後感知された水圧が低水位p1になると、ポンピン
グ手段22は自動に駆動されるようになっている。ポンピング手段22の初期ポ
ンピング圧力はp2と決定され、初期にポンピングされる水圧p2を送水管36
が十分耐えられるようにすることが好ましい。また、ポンピングされる原水の水
圧は、送水管36内で徐々に増加していて、取水井戸24から取水可能な原水が
限定されるとき、所定の時間(t2、t3、t4)に所定の回数だけ取水井戸の
水位変化が発生すると、取水を中止し得るようにポンピング22への印加電源を
遮断させる。この際、遮断された状態で、圧力感知手段34は貯蔵手段300に
貯水された原水の圧力を感知し、制御部16の制御で設定された時間(t5、t
6、t7)にポンピング手段22が停止していた後、さらに取水を行うことによ
り、貯蔵手段300へ原水を持続的に貯水し得るようにするものである。また、
取水中に圧力感知手段34によって感知された水圧が高水位の圧力p3になった
後所定の時間t8に所定の圧力が持続的に上昇すると、コントローラ100の制
御部16の制御でポンピング手段2への印加電源は遮断される。従って、ポンピ
ング手段22から原水が取水されないので、圧力感知手段34は貯蔵手段300
の水圧のみを感知する。この際、水圧は高水位の圧力p3より小さい水圧psに
なる。以後、貯蔵手段300に貯水された原水が消費され、消費される原水の量
が所定の低水位p1になると、送水管36の圧力感知手段34が駆動できるよう
にポンピング手段22に電源を印加して取水を行う。
【0056】 次に、図8の第3実施例は、送水管36に一つ以上の圧力感知手段、即ち第1圧
力感知手段34と第2圧力感知手段35を備えた場合であり、第1圧力感知手段
34と第2圧力感知手段35との間に逆止め弁33が設置されており、第1圧力
感知手段34は取水井戸から取水される原水の水圧を感知し、第2圧力感知手段
35は貯蔵手段300及び送水管36に形成される水圧を感知して、それぞれメ
インコントローラ100へ感知された水圧に関する信号を出力し得るようにした
【0057】 これは前記送水管36に第2圧力感知手段35を装着して、第1圧力感知手段3
4は取水井戸24から取水される原水の水圧のみを感知し、感知された信号を制
御部16へ出力し、第2圧力感知手段35は送水管36及び貯蔵手段300内に
形成される水圧のみを感知し、感知された信号を制御部16へ出力するようにす
る構成である。
【0058】 図9aは第1圧力感知手段34の圧力P1及び時間tとの関係を示すグラフ、図
9bは第2圧力感知手段35の圧力P2及び時間tとの関係を示すグラフである
【0059】 前記第1圧力感知手段34は、取水井戸24から取水される原水が非限定的な時
にポンピングされる原水の設定水圧p2のみを感知する。感知された信号が所定
の時間t9に所定の水圧p4以下であるか、或いは感知された信号が所定の時間
t9に所定の水圧p5以上である場合、制御部16は、異常圧力上昇または異常
圧力下降であると判断して制御信号を出力し、ポンピング手段22への印加電源
が遮断されるように電子開閉器17を駆動させる。
【0060】 また、第2圧力感知手段35は、図9bに示すように、取水井戸24から取水さ
れる原水の水圧とは関係なく、貯蔵手段300及び送水管36に形成される水圧
のみを感知する。これは、第2圧力感知手段35で所定の時間t10に感知され
た信号が所定の水圧p3以上に感知されると、制御信号を出力してポンピング手
段22への印加電源が遮断されるように電子開閉器17を駆動させる一方、入力
された水圧に関する信号が設定水圧p1以下に感知されると、制御信号を出力し
て、ポンピング手段22へ電源が印加されるように電子開閉器17を駆動させる
。前記ポンピング手段22から原水が取水されなければ、第2圧力感知手段35
は貯蔵手段300の水圧のみを感知する。この際、水圧は高水位の圧力p3より
小さい水圧psとなり、その後貯蔵手段300から原水が消費される。
【0061】 次に、図10の第4実施例は送水管36に一つ以上の圧力感知手段、即ち第1圧
力感知手段34と第2圧力感知手段35を備えた場合であり、図10には取水井
戸24から取水される原水の量が限定的な場合が示されている。 図11aは第1圧力感知手段34の圧力P1及び時間tとの関係を示すグラフ、 図11bは第2圧力感知手段35の圧力P2及び時間tとの関係を示すグラフで
ある。
【0062】 第1圧力感知手段34は、取水井戸24のポンピング手段22でポンピングされ
た原水を感知し、初期のポンピング圧力があった後引続きポンピングされる水圧
を感知している。その結果、所定の時間t11、t12、t13に取水井戸24
から所定の回数だけ水位が変化すると、制御部16は、第1圧力感知手段34の
感知信号から取水井戸24内の原水が正常的にポンピングされないことを判断し
、ポンピング手段22への電源を遮断させる。ポンピング手段22への電源が遮
断された後、所定の時間t14、t15、t16遅延されるが、これは取水井戸
24内に原水が正常的に水位まで満たされる時間になる。前記取水井戸24から
正常的なポンピングが行われる間、所定の時間t17に異常圧力上昇または異常
圧力下降が発生すると、制御部16はこれを判断してポンピング手段22への印
加電源を遮断させる。異常圧力上昇または異常圧力下降は、ポンピング手段22
の故障または送水管36の詰りなどによって正常的な取水が行われない場合にポ
ンピング手段22及び送水管36を保護するためのものである。
【0063】 また、第2圧力感知手段35は、ポンピング手段22から取水され、送水管36
を介して貯蔵手段300まで供給される原水の水圧を感知するもので、ポンピン
グ手段22の駆動と同時に最初のポンピング圧力p2があった後徐々に増加した
後、第1圧力感知手段34の感知信号によって制御部16がポンピング手段22
の駆動を停止させた時、第2圧力感知手段35は、ポンピングが行われていない
時間t18、t19、t20には送水管36及び貯蔵手段300内の水圧のみを
感知して制御部16へ出力する。さらに、第2圧力感知手段35は送水管36内
の水圧を感知するが、所定の時間t21に所定の圧力p8以上に感知されると、
制御部16は、電子開閉器17に制御信号を出力してポンピング手段22への印
加電源を遮断させ、ポンピング手段22の駆動を停止させる。これは貯蔵手段3
00に原水の貯蔵が完了したことを示す。原水の取水が終了すると、第2圧力感
知手段35は前記ポンピング手段22から原水が取水されないので、貯蔵手段3
00の純粋な水圧のみを感知し、この際の水圧は高水位の圧力p8より小さい水
圧psになり、その後貯蔵手段300から原水が消費される。次に、貯蔵された
原水の消費が行われた後、送水管36内の水圧が設定された低水位p1になると
、制御部16は電子開閉器17を駆動させてポンピング手段22へ電源を印加さ
せるので、ポンピング手段22を稼動させて取水を行う。
【0064】 図12は第5実施例を示すもので、一つの圧力感知手段を送水管36に設置して
送水管36内の水圧の感知により貯蔵手段300の水位を感知し、取水井戸24
内の水位を感知し得る空気圧管37及び空気圧センサ35(第2圧力感知手段)
を装着して取水井戸24内の水位変化を感知する。この際、取水井戸24は、有
限の原水を取水することができ、原水のポンピング途中で原水が枯渇すると、ポ
ンピング手段22の駆動が停止し、原水が再び所定の水位だけ復帰すると、ポン
ピング手段22はさらに駆動して原水を取水する。
【0065】 このような場合では、取水井戸24の水位を空気圧管37及び空気圧センサ35
を用いて感知することにより、ポンピング手段22が無断駆動することを防止し
得るようにした。 即ち、取水井戸24の原水が高水位Hの位置にある場合、ポンピング手段22は
別の無理なく送水管36を介して原水を取水して供給するが、取水井戸24の原
水が枯渇して低水位Lになると、ポンピング手段22は正常的な取水を行えなく
なる。これは取水井戸24の原水が高水位の時には、大気圧によって空気圧管3
7内の空気が圧縮されるので、空気圧センサ35に加えられる圧力が大きくなり
、この値がドライブコントローラ111を経てメインコントローラ100に入力
されると、メインコントローラ100は設定された値と比較及び判断した後、ポ
ンピング手段22への駆動電源を持続的に供給する。ところが、取水井戸24内
の原水の水位が下降すると、空気圧管37の空気圧が小さくなり、これによる空
気圧センサ35の感知値がドライブコントローラ110を経てメインコントロー
ラ100に入力されると、メインコントローラ100は設定された値と入力され
た値とを比較及び演算した後、低水位Lの水位と判断されると、ポンピング手段
22への駆動電源を遮断させて取水を停止させる。
【0066】 従って、取水井戸24内に低水位L以上の原水がある場合にのみ、ポンピング手
段22が正常的に駆動し、ポンピング手段22が正常的な原水を取水する場合に
は、印加される駆動電源も一定であるが、取水井戸24内の水位が低くなってポ
ンピング手段22の取水原水量が少なくなると、ポンピング手段22への駆動電
源の大きさも小さくなる。
【0067】 従って、空気圧センサ、即ち第2圧力感知手段35で取水井戸24内の原水の量
を感知しなくても、メインコントローラ100はポンピング手段22への駆動電
源の大きさを判断して、取水井戸24の原水が枯渇しているかを判断することが
できる。
【0068】 図13aは本発明でメインコントローラ100の制御部16に貯蔵手段300の
水位を初期に1回設定することにより、その後再設定することなく、初期設定さ
れた値に基づいてポンピング手段の駆動を制御し得るようにしたものである。ま
ず、貯蔵手段300へ原水を取水して供給した後、ユーザの所望する水位の原水
が貯蔵手段300に満たされると、ポンピング手段22の駆動を停止(a)させ
る。ポンピング手段22の駆動が停止した後、使用者は高水位p3と判断される
位置を初期の設定値として定める。初期の設定値が定められると、給水管330
を介して原水の給水が行われる。前記貯蔵手段300内の原水は使用者の所望す
る低水位p1まで給水されたときにポンピング手段22の駆動が行われるように
設定する。この時をポンピング開始値cの低水位p1として設定する。さらにポ
ンピング手段22のポンピングが行われると、貯蔵手段300に、初期高水位p
3として設定された位置まで原水が満たされると、ポンピング手段22はオフ値
dで停止する。即ち、このような初期設定値b及びポンピング開始値c及びオフ
値dは、圧力感知手段34で感知した値が設定される。
【0069】 また、図13bは加圧水タンクの例を示したもので、オフ値eからリップル成分
が発生する場合を加圧水タンクの原水が正常的に供給されていない状態を示すも
のである。図13cは井戸の場合を示した例であり、与えられた一定の時間に多
数回路値が変化(f)する際、即ち瞬間下降した値が与えられた値だけ回復して
いない場合には、取水井戸の原水が基準水位以下の場合なので、ポンピング手段
に無理を与える虞のある値である時には水位が回復して改めて正常的にポンピン
グし得るようにするものである。
【0070】 図14は送水管36を介して貯蔵手段330に貯水される原水の水位をより正確
に感知するための構造を示すもので、送水管36の下端に結合されたT字管32
0に連結された水圧感知管321の一端にラッパ管322を連結し、貯蔵手段3
00に貯水された原水の大気圧、即ち水圧を感知して送水管36を介して圧力感
知手段34へ伝達するためのものである。前記貯蔵手段300のラッパ管322
は給水管330とは反対方向、或いは互いに影響の少ない位置に装着することが
好ましい。従って、図15の場合には給水管330の位置した部分から出来る限
り離れた位置に水圧感知管321及びラッパ管322を構成したものである。
【0071】 図16は貯蔵手段300の水位を感知するための他の実施例を示すもので、送水
管36内に別途の内管325を挿入し、送水管36では原水を供給し且つ内管3
25では貯蔵手段300の水圧を感知してより正確な水位を判断し得るようにし
たものである。
【0072】 図17は送水管36の終端に設置された開閉手段310のフロートとして球形の
ものを使用せず、円錐形のものを使用して、貯蔵手段300に貯水された原水の
揺れまたは動きを最小化し、設定された高水位をより正確に感知し得るようにし
たものである。
【0073】 図18は水圧感知管321に連結されたラッパ管322に対して複数の水圧孔3
23を有する延長管324を装着し、原水の揺れによる水圧の変化または給水管
330への原水の変化などから正確な水圧を感知し得るようにした。
【0074】 図19は本発明のメインコントローラ100を介してポンピング手段22の自動
モードにおける駆動に関する流れを示すもので、段階S10でメインコントロー
ラ100に電源が印加されてオンになると、モード設定キー51のランプが点灯
し、自動モードになる。そして、手動モードで動作している時には、モード設定
キー51を押圧し、モード設定キー51のランプが点灯すると、自動モードで動
作する状態である。
【0075】 段階S11で自動モードであれば、モータ設定キー52のランプが点灯し、ポン
ピング手段22がA接点に連結されて駆動状態になる。段階S12で開始遅延時
間に待機状態を維持し、段階S13で所定の時間、例えば1秒間隔で16秒前の
圧力値と比較し、大きければ圧力上昇として認識する。
【0076】 段階S14で終了遅延時間に発生し続けるかを判断し、発生し続けると、段階S
16で高水位として認識してモータ設定キー52のランプが消灯してポンピング
手段22が停止する。しかし、段階S15で終了遅延時間に発生し続けなければ
、ポンピング手段22は駆動状態を維持する。
【0077】 段階S17ではポンピング手段22が停止し、圧力安定遅延時間(例えば、2分
)に待機状態を維持する。段階S18では待機状態が経過した後水位表示手段4
6が「Full」まで点灯し、この際、表示される圧力値とレベル設定キー53
の設定値(低水位)を算定する。即ち、低水位(cm)=(Full状態の圧力
値×1000)(cm)−レベル設定キーの設定値(cm)によって算定される
【0078】 段階S19で現在の水位が低水位より大きければ、現状態を維持し、そうでなけ
れば、ポンピング手段22は再駆動される。 一方、メインコントローラが自動モードの時に地下水、即ち取水井戸内の原水が
枯渇状態になった場合には、図20の流れ図を参照すると、段階S20でメイン
コントローラ100に電源が印加されてオンになると、モード設定キー51のラ
ンプが点灯し、自動モードになる。そして、手動モードで動作している時には、
モード設定キー51を押圧し、モード設定キー51のランプが点灯すると、自動
モードで動作する状態である。
【0079】 段階S21で自動モードであれば、モータ設定キー52のランプが点灯し、ポン
ピング手段22がA接点に連結されて駆動状態になる。段階S22で開始遅延時
間に待機状態を維持し、段階S23で圧力の変化量を検査、即ち低圧力から高圧
力に、高圧力から低圧力に検査して所定の範囲、例えば0.1kg/cm2より大
きいか或いは同一の場合に1回のカウントが減少する。前記現象が例えば、60
回以上発生し続けると、ポンピング手段22が停止する。変化量が0.1kg/
cm2より小さい時には、正常圧力として判断し、5秒以上維持される毎に減少
したカウントに1カウントずつを増加させる。
【0080】 従って、段階S24で連続して設定回数以上に発生しなければ、ポンピング手段
22はオン状態を保持する。段階S25ではポンピング手段22が停止した後、
設定されたリセット時間に待機状態を維持した後、再稼動が行われる。
【0081】 また、図21の手動モードにおける動作は、まず、段階S30でメインコントロ
ーラ100に電源が印加されてオンになると、モード設定キー51のランプが点
灯し、自動モードになる。そして、手動モードで動作している時には、モード設
定キー51を押圧し、モード設定キー51のランプが消灯すると、手動モードで
動作する状態である。これは使用者が任意のポンピング手段を動作させようとす
る時に使用するもので、段階S31でポンピング手段22の駆動スイッチがオン
状態であるかを判断し、A接点が連結されB接点が連結されていない状態の段階
S32と、A接点が連結されておらずB接点が連結される状態の段階33を行う
【0082】 図22は本発明のメインコントローラの動作状態を示す流れ図である。段階S4
0で圧力感知手段34の感知値を出力すると、段階S41では増幅手段によって
所定の大きさに増幅し、段階S42では電圧/周波数変換器によって電圧を周波
数に変換させる。変換された周波数は段階S43で制御部に入力されて演算され
た後、制御信号を出力する。この際、段階S44では表示窓を介して表示し、段
階S45では接点の制御でポンピング手段22を制御する。
【0083】 前記第1及び第2圧力感知手段34、35のいずれか一つを用いて貯蔵手段30
0の水位及び取水井戸24の水位を感知して制御部16にデータを提供する。制
御部16は電子開閉器17を駆動させてポンピング手段22へ電源を印加させる
ので、ポンピング手段22を稼動させて取水を行う。
【0084】 前記感知手段を、図23に示すように、送水管36の内側パイプ39内に設けら
れた所定の空間に内蔵するか、或いは送水管36と一体に装着することができ、
送水管36の内側パイプ39に圧力感知手段34が装着できるようにする。送水
管36内に原水が流れることを防止しない範囲内で圧力感知手段34が装着され
る。圧力感知手段34の感知部34aは送水管36の内径と同一の表面に装着さ
れることが好ましい。即ち、図24において、送水管36は内側パイプ39と外
側パイプ38からなり、圧力感知手段34は内側パイプ39に内設されたもので
ある。圧力感知手段34で感知された信号は送水管36の内側パイプ39に沿っ
てメインコントローラ100の制御部16へ入力される。
【0085】 圧力感知手段34が装着される形態は、送水管36に確保された断面によって異
なり、図25a乃至図25dの如く装着されることが好ましい。即ち、図25a
は圧力感知手段34が装着された送水管36の断面一端の厚さが厚く形成された
ものであり、図25bは同一の外径において内径の一端が厚く形成されたもので
あり、図25cは送水管36の外径が凸状に形成されたものであり、図25dは
送水管36の外側に圧力感知手段34が装着され、感知部34aのみが内側パイ
プ39の表面に装着されたものである。
【0086】 前記第1圧力感知手段34(または第2圧力感知手段35が含まれた場合には、
第2圧力感知手段35)は、図26に示すように、一つの貯蔵手段300に複数
のポンピング手段22及び送水管36が連結された場合に、各送水管36毎に装
着されて制御部16の制御で制御パネル部12の表示窓40にそれぞれ原水の量
または水位が表示され、メモリ部18にその値が記憶できるようにしたものであ
る。
【0087】 また、前記第1圧力感知手段34または第2圧力感知手段35は、図27にしめ
すように、一つのポンピング手段22及び送水管36に複数の貯蔵手段300が
連結された場合、各送水管36毎に装着されて制御部16の制御で制御パネル部
12の表示窓40に原水の量または水位が表示され、メモリ部18にその値が記
憶できるようにしたものである。 図26及び図27の送水管36には、それぞれ第1または第2圧力感知手段34
、35が装着されているが、送水管36を介して供給される原水の量を感知する
【0088】 このように構成された本発明は、ポンピング手段22付き取水井戸24と貯蔵手
段300が位置している場所まで所定の距離離れている場合に、メインコントロ
ーラ100の制御パネル部12で使用者の設定によってポンピング手段22を制
御することができる。 ポンピング手段22は、取水井戸24内の原水の量または水位が設定された値よ
り少ない場合と、貯蔵手段300に貯水された原水の量または水位が設定された
水位以上か以下の場合に制御される。
【0089】 即ち、使用者は制御パネル部12の操作によって手動モードと自動モードにポン
ピング手段22を運転させることができ、手動モードの場合には状態部50のモ
ード設定キー51を操作して強制的にポンピング手段22をオンまたはオフにす
ることができる。この際、モード設定キー51で設定されたデータによって自動
に動作するようにするか、或いは圧力感知手段34の感知によってポンピング手
段22が駆動されるように設定することができる。従って、モード設定キー51
を手動モードに設定した場合に、モータ設定キー52を操作させれば、ポンピン
グ手段22を直接駆動または停止させることができる。
【0090】 前記自動モードは、使用者が設定して貯蔵された値を用いる場合に、自動モード
で選択部60の該当するキーを使用すると、以前の進行過程は無視され、自動モ
ードで全ての過程を行う。サイクロ時間の間に、第2圧力感知手段35が高水位
でオン状態になると、自動モードでサイクル時間までの過程が数回(例えば15
回)繰返し、引続き高水位でオン状態の場合に自動モードは2倍に設定され、再
びサイクル時間までの過程を数回繰り返しても、第2圧力感知手段35が高水位
で引続きオン状態のときには、外部の入力があるまでメインコントローラ100
の全ての動作をオフにする。但し、サイクル時間に第2圧力感知手段35が高水
位でオフになるときにポンピング手段22が動作して次の進行過程を行い、ポン
ピング手段22が動作している時にも高水位でオン状態になると、ポンピング手
段22はオフになって次の進行過程を行う。
【0091】 また、メインコントローラ100の設定が手動モードの場合に、使用者が設定さ
れて貯蔵された値を使用せず、モータ設定キー52を使用して交流電源AC22
0V、60Hzを供給または遮断させてポンピング手段22を強制的にオンまた
はオフにする。
【0092】 また、前記メインコントローラ100は、取水井戸24内の原水が非限定的な場
合に、ポンピング手段22の駆動によって原水が所定の水位以上の時には、ポン
ピング手段22に印加される電流または電圧が大きくなり、所定の水位以下の時
にはポンピング手段22に印加される電流及び電圧が小さくなるので、これを判
断してポンピング手段22の駆動を制御することができる。即ち、メインコント
ローラ100がポンピング手段22を駆動させてポンピング手段22が原水を正
常的に取水する場合には、ポンピング手段22に印加される電流及び電圧の大き
さは一定に印加されるが、ポンピング手段22が限定的な原水を取水しながら、
原水が正常水位ではない場合、例えばポンピング手段22を介して供給される原
水が100%供給されず、空気と混ぜて供給される場合には、ポンピング手段2
2に印加される電圧及び電流の大きさが正常的に印加される大きさより小さくな
るので、メインコントローラ100でこれを感知してポンピング手段22の駆動
を停止させることができるようにしたものである。
【0093】 一方、図28は無線で水位を調節するためのシステムの作動に関する流れ図であ
り、段階S100で取水井戸24、送水管36、貯蔵手段300、制御部16が
含まれたメインコントローラ100、ドライブコントローラ110及び一つ以上
の圧力感知手段34、35を設置した後、段階S101で取水井戸24から初期
の取水のためにポンピング手段22の駆動で緒図手段300に原水を貯水する。
【0094】 原水が貯蔵手段300に貯水された状態で、段階S102では貯蔵手段300に
貯水された原水の高水位及び低水位を初期値として設定する。即ち、表1は感知
値による可変的な水位を換算するための設定値を示す。
【表1】
【0095】 表1の如く、使用者が所望の高水位として貯蔵手段300の底部から3m離れた
位置を制御部16に設定し、水圧によって加えられる圧力を4kg/cm2とす
ると、例えば0.1m毎に圧力が0.1kg/cm2なので、加えられる水圧によ
って貯蔵手段300の水位を判断することができる。また、貯蔵手段300の低
水位として底部から0.2m離れた位置を制御部16に設定すると、0.2の時に
感知される圧力は1.2kg/cm2になるので、制御部16は1.2kg/cm2 が低水位であると判断する。前記低水位値は絶対値または相対値を適用すること
もできる。
【0096】 従って、初期設定された値によって、制御部16は貯蔵手段300に貯水された
原水の水位を判断することができる。さらに、前記表1の場合は例を挙げて説明
したものであるが、使用者の要求に合わせて高水位及び低水位を設定することが
でき、圧力感知手段34、35が精密な感知(例えば0.001以下)を行う場
合にはさらに微細な水位を感知することができるが、圧力感知手段34、35が
あまり精密でない感知(0.1以上)を行っても、容易に設定することができる
ことが分る。
【0097】 このように制御部16に設定された状態で、段階S103では圧力感知手段34
、35で貯蔵手段300の圧力を感知した後、段階S104では感知された圧力
が設定された低水位であるかを判断する。即ち、初期に貯蔵手段300に高水位
まで貯蔵された状態で原水の消費が行われ、貯蔵手段300内の原水が表1の換
算表の如く制御部16に設定された低水位であるかを判断する。
【0098】 この際、段階S105で低水位に感知された場合、コントローラ100の制御部
16の制御で電子開閉器17の駆動によってポンピング手段22に電源を印加さ
せてポンピング手段22を作動させることにより、原水を取水する。
【0099】 段階S106において、圧力感知手段34、35は取水井戸24からポンピング
される原水の圧力を持続的に感知し、段階S107で設定された基準圧力、即ち
設定された高水位であるかを判断する。取水井戸24の原水が限定的な場合には
、段階S108で制御部16に設定された、基準となる圧力値以下に感知される
と、取水井戸24から原水が供給されないものと判断してポンピング手段22へ
の電源を遮断させて停止させる。
【0100】 段階S109でポンピング手段22が停止した後、設定された時間が経過したか
を判断して、時間が経過したならば、段階S110でポンピングが再開始して、
段階S111で貯蔵手段300からの原水に対して送水管36内の圧力を感知し
続ける。段階S112で感知された圧力が設定された高水位であるかを判断して
、高水位に到達したならば、段階S113でポンピング手段22の駆動を停止さ
せて取水を中止させる。
【0101】 この際、段階S114では、制御部16は貯蔵手段300に貯蔵された現在水位
を高水位として再設定した後、貯蔵手段の圧力変化を感知し続ける。すなわち、
最初に設定された高水位は次の取水過程で設定された高水位になると、制御部1
6は現在の水位状態を高水位として再設定し、次の取水時に高水位と判断できる
ようにする。これは圧力感知手段34、35の感知能力によって異なる。言い替
えると、圧力感知手段34、35が精密な場合には、最初に設定された高水位を
続いて高水位と判断し得るようにするが、多少感知能力が低下する場合には、高
水位を再設定し得るようにして、感知能力によるエラーを防止するためのもので
ある。
【0102】 さらに、本発明で高水位値が設定された後、送水管36に形成される水圧が一定
に安定される時間は一定の時間当たり多数回(例えば1秒当たり16回)の高水
位値を認識する。この際、高水位の設定及び認識は、貯蔵手段300の大きさま
たはポンピング手段のポンピング能力などによって可変的に設定可能であり、こ
れは一般的なビルや家庭用貯蔵手段などにも適用可能である。
【0103】 前記取水井戸24の原水が非限定的な場合には、前記段階S108及び段階S1
09は経由しない。また、圧力感知手段34、35が一つ以上の場合には、該当
する圧力感知手段34、35の感知能力によって表1のような換算表を制御部1
6に適用することが可能なことは明らかである。
【0104】 図29は第6実施例を示すもので、本発明の無線自動水位調節システムで貯蔵手
段に貯水される原水の高水位及び低水位をさらに正確に設定する方法を自動化し
た場合である。
【0105】 図29では、送水管36に対して並列にバイパス管71が連結される。このバイ
パス管71は送水管36から分枝される配管であって、取水管理湿200から水
タンク300に送水して貯水せず、直接原水を使用できるようにしたものである
。バイパス管71には開閉弁70が備えられ、開閉弁70の開閉によって原水を
別途に取水及び遮断することができる。
【0106】 このように構成された本発明の無線自動水位調節方法を説明するために図36の
流れ図を参照する。
【0107】 まず、本発明によれば、第1段階S120で無線自動水位調節システムを設置し
た後、貯蔵手段300に貯水される原水の水圧に関する各種の初期値をメモリ部
18に予め設定する。即ち、システムの設置が完了すると、貯蔵手段300に貯
蔵する原水の高水位値、低水位値、基準値、安定値及び平均値と、時間及びサイ
クルなどを予め設定する。
【0108】 第2段階S121では、取水井戸24から初期取水のためにメインコントローラ
100の制御でポンピング手段22を駆動させる。この際には、使用者の操作に
よってメインコンローラ100から電子開閉器17に制御信号を印加して、ポン
ピング手段22に駆動電源が印加されるようにする。従って、取水井戸24のポ
ンピング手段22から取水が行われると、原水は送水管36を介して貯蔵手段3
00に取水される。
【0109】 第3段階S122では、前記ポンピング手段22によって取水された原水が送水
管36を介して貯蔵手段300に供給されながら、送水管36内の圧力感知手段
34によってポンピング後に設定された初期値から水圧の変化が設定された第1
条件を満足するかを判断する。前記第1条件は、図35において、所定の時間t
2、例えば1秒〜5分、好ましくは30秒間に設定された安定値s1、例えば+
0.01〜+0.5kg/cm2、好ましくは+0.02kg/cm2が保持された
場合である。この際、感知された安定値s1の平均が初期値として設定される。
前記所定の時間に所定の回数(例えば2〜32回、好ましくは16回)だけカウ
ントすることができる。また、所定の時間(t2)に感知された値、例えば+0
.5kg/cm2以上が所定の時間t2持続されると、ポンピング手段22のオフ
条件になり、これは開閉弁32の閉弁か或いは送水管36の凍破などによる圧力
が上昇する場合なので、ポンピング手段22の駆動を停止させて、ポンピング手
段22に無理な負荷がかかることを防止する。
【0110】 また、前記第1条件以後に感知される水圧の変化が所定の時間t2に所定の圧力
s2、例えば−0.01kg/cm2以下に一定に下降する場合、バイパス管37
の開閉弁38の開放による原水の使用であると判断する。
【0111】 ここで、本発明の貯蔵手段水位調節方法による圧力感知手段の水圧変化を感知し
たグラフを示す図35を参照すると、表2の通りである。
【表2】 また、表3は表2の圧力値間の水圧変化に関する説明である。
【表3】
【0112】 このように、図35のグラフにおいて、前記圧力感知手段34から感知される水
圧の変化は、初期に原水に取水するためにメインコントローラ100を介してポ
ンピング手段22を駆動させてオンにする初期水圧P0と、前記ポンピング手段
22のポンピング後に感知される最高圧力の第1水圧P1と、前記ポンピング手
段22のポンピング後にポンピングが正常的に安定される初期平均値の第2水圧
P2と、貯蔵手段300の水位が高水位値として再設定される第3水圧P3と、
高水位値の再設定後にポンピング手段22が停止される第4水圧P4と、前記ポ
ンピング手段22が停止した後低水位が設定される第5水圧P5と、設定される
低水位でポンピング手段22が再起動される第6水圧P6が形成される。
【0113】 また、前記第3段階S122では、図35のグラフに示すように、第1水圧P1
と第2水圧P2との間に急激な水圧がかかる場合には、送水管36内に異物など
によって詰っているか、開閉弁32が閉になっている場合、或いは凍って破裂さ
れた場合などであり、以前に自動設定された値と比較した後、ポンピング手段2
2の駆動を停止させ警報を発生させる。
【0114】 即ち、前記第1水圧P1と第2水圧P2との間に感知される水圧の変化が所定の
時間に所定の圧力(例えば0.5kg/cm2)以上の場合に、閉弁または凍破と
判断してポンピング手段の駆動を停止させる。
【0115】 前記初期ポンピングによる初期水圧P0は所定の待機時間t1を与えて、圧力感
知手段34で感知する水圧は無視されるようにする。これは圧力感知手段34で
感知した水圧がメインコントローラ100に記憶された平均値または高水位値よ
り高くなると、ポンピング手段22が無断停止することを防止するためのもので
ある。
【0116】 次に、第4段階S123では、前記第1条件が満足されると、満足される平均水
圧を初期値として再設定する。再び設定された値はメモリ部18に記憶されてお
り、次の初期値が再設定されるときに比較値として利用され、再設定された初期
値がさらに入力されると、この値が記憶される。
【0117】 第5段階(S124)では、前記初期値が再設定された後、水圧の変化を感知し
て、設定された初期値から第2条件を満足するかを判断する。 即ち、前記第2条件は、所定の時間t3、例えば1秒〜5分、好ましくは30秒
間に所定の回数、例えば2〜32回、好ましくは16回の設定された基準値a1
、例えば−0.01〜−0.1kg/cm2、好ましくは−0.03kg/cm2
満足されるかを感知する場合である。この第2条件は、貯蔵手段に原水が貯水さ
れながら、貯蔵手段が設定された高水位点であるかを感知及び判断して、実質的
な高水位値を設定する条件になる。
【0118】 また、前記所定の時間t3に所定の回数clで水圧の変化が初期に設定された基
準値a1を満足するかを感知し、設定された基準値aを満足しない場合には、同
一の時間t3に同一の回数c1で持続的に感知し、設定された基準値a1を満足
する場合には、所定の時間t4、例えば1秒〜5分、好ましくは10秒間に所定
の回数c2、例えば2〜32回、好ましくは16回で、初期に設定された基準値
a2を満足するかを感知し、設定された基準値a2を満足しない場合には、再び
所定の時間t3に所定の回数c1で設定された基準値a1を満足するかを感知す
る。これは水圧の変化をより能動的に判断して高水位値の設定のための条件にな
る。
【0119】 また、前記基準値a1及びa2は初期に設定された平均値に設定することができ
、前記第2条件において、所定の時間t3に所定の回数clで水圧の変化が初期
に設定された平均値a1を満足するかを感知する間、及び設定された平均値a1
を満足する場合に所定の時間t4に所定の回数c2で初期に設定された平均値a
2を満足するかを感知する間に、それぞれ揺れる波動値±0.03kg/cm2
無視するようにする。これは取水井戸及び貯蔵手段から送水管に伝達される水圧
の好ましくない変化は無視できるようにしたものである。
【0120】 また、第6段階S125及びS126で、前記第2条件が満足された場合に高水
位値として再設定し、圧力感知手段34を介して水圧の変化が第3条件を満足す
るかを感知し、第3条件は所定の時間t5、例えば1秒〜5分、好ましくは30
秒間に設定された安定値s3、例えば+0.01〜+0.1kg/cm2、好まし
くは+0.03kg/cm2以上に保持された場合である。前記所定の時間に所定
の回数(例えば2〜32回、好ましくは16回)でカウントすることができる。
【0121】 従って、第7段階(S127)で、前記第3条件が満足された場合にはポンピン
グ手段の駆動を停止させる。 第8段階(S128)及び(S129)で、前記ポンピング手段22の駆動が停
止した後、送水管36内の水圧の変化が第4条件を満足するかを判断して低水位
値を設定する。
【0122】 即ち、前記第4条件は、所定の時間t6、例えば1秒〜5分、好ましくは30秒
間に水圧の変化が初期に設定された安定値s3、例えば±0.01〜±0.1kg
/cm2、好ましくは±0.02kg/cm2以内に保持された場合に、その平均
値を低水位値として設定する。前記設定された高水位から所定の以下の水圧を低
水位として自動設定する。これは高水位から所定の高さ(例えば高水位から1m
)以下に設定し、或いは高水位の水圧から所定の水圧(高水位値から10kg/
cm2)以下を低水位として自動再設定する。即ち、予め再設定された高水位点
から貯蔵手段300内に完全に原水が排出されていない地点、即ち低水位点を高
水位点から減算して再設定する。
【0123】 第9段階(S130)及び(S131)では、前記低水位値が設定された後に貯
蔵手段の原水が消費される所定の時間が経過する間、送水管の圧力感知手段34
で感知した水圧が設定された低水位値であるかを判断するが、これは前記第8段
階(S129)で低水位値が設定された後に、原水の消費による低水位値に貯蔵
手段の原水が到達したかを判断する。この際、設定された低水位を感知する方法
は、図37に示すように、低水位値を満足する値が感知されたとしても、所定の
時間に設定された「0」値以下であった場合に設定された時間t7に正常的にオ
ンにする。これは屋上または地上から相対的に高い地域に位置する場合、さらに
適用され、機能設定によってタイマーを付加することができる。
【0124】 また、第10段階(S132)及び(S133)では、前記低水位値の場合に水
圧の変化が第5条件を満足するかを判断し、満足すれば、ポンピング手段を再起
動させて原水を再取水させる。前記第5条件は、所定の時間t7、例えば1秒〜
5分、好ましくは30秒間に初期に設定された安定値s4、例えば−0.01〜
−0.1kg/cm2、好ましくは−0.03kg/cm2以下が保持された場合で
ある。
【0125】 一方、図38は加圧水タンクの場合を示す構成図、図39は加圧水タンクの場合
の水圧の変化をグラフで示す。 加圧水タンクの場合には、取水井戸とほぼ類似した駆動を行うが、取水井戸の場
合とは異なり、ほぼ同一の水圧の原水が供給されるので、ポンピング手段が駆動
で初期値が設置された後、高水位値の設定条件では上昇する水圧の変化がある。
このような加圧水タンクの場合には、第2条件で水圧の変化が上昇する値になる
【0126】 このような加圧水タンクの場合には、取水井戸の水位調節方法と類似した水位調
節方法を採用する。その調節方法は、無線自動水位調節システムを設置した後、
貯蔵手段に貯水される原水の水圧に関する各種の初期値を設定する第1段階、コ
ントローラの制御でポンピング手段を駆動させて加圧水タンクから原水を取水す
る第2段階、前記ポンピング手段から取水された原水が送水管を介して貯蔵手段
へ供給されながら、設定された初期値から水圧の変化が設定された第1条件を満
足するかを判断する第3段階と、前記第1条件が満足されると、満足される平均
水圧を初期値として再設定する第4段階と、前記初期値が再設定された後水圧の
変化を感知して設定された初期値から第2条件を満足するかを判断する第5段階
と、前記第2条件が満足された場合、高水位値として再設定し、水圧の変化が第
3条件を満足するかを判断する第6段階と、前記第3条件が満足された場合、ポ
ンピング手段の駆動を停止させる第7段階と、前記ポンピング手段の駆動が停止
された後、送水管内の水圧の変化が第4条件を満足するかを判断して、低水位値
を設定する第8段階と、前記低水位値が設定された後貯蔵手段の原水が消費され
る所定の時間が経過する間に、送水管の水圧が設定された低水位値であるかを判
断する第9段階と、前記低水位値の場合に水圧の変化が第5条件を満足するかを
判断し、満足すればポンピング手段を再起動させて原水を再取水させる第10段
階とが含まれる。
【0127】 また、前記加圧水タンクの水位調節方法は、加圧水タンクより相対的に高い地域
の場合に適用されることが好ましく、前記第1条件が満足されて初期値が再設定
された以後に貯蔵手段の設置位置だけ上昇する水圧が発生する。これは加圧水タ
ンクから貯蔵手段までの高度差による原水を押し上げるための水圧が作用するも
のである。
【0128】 また、前記第6段階における第3条件は、所定の時間に所定の水圧が設定された
値を満足した場合にポンピング手段の駆動を停止させる目的で与えられる。前記
方法は一つの加圧水タンクから複数の貯蔵手段が連結された場合にも適用するこ
とができる。
【0129】 このように本発明は、前記システムに係る水位調節自動化方法は、一つの取水井
戸及びポンピング手段から複数の貯蔵手段が連結された場合に適用されることが
でき、建物の屋上または取水井戸より相対的に高い地域の場合に適用されること
ができる。また、前記システムは、以前に自動設置された高水位値と比較した後
、所定の時間に所定の圧力値が持続されるときにポンピングの駆動をオフにする
と同時に、警報を発生させ得るようにする。また、弁が閉になっているか送水管
が詰った場合、或いはバイパス管を介した原水の使用時にも適用されることがで
きる。前記メモリ部18は、設定された高水位及び低水位値がプッシュ−プル(P
ush-Pull)方式で貯蔵されるから、その容量があまり大きくなくてもよい。
【0130】 一方、図30〜図32の貯蔵手段から水圧を感知するための構成図を参照すると
、まず、図30は送水管36の終端部36aを延長させて、貯蔵手段300に貯
水される原水が高水位になるとき、終端部36aが貯蔵された原水に浸かるよう
にしたもので、別途のフロートが連結されなくても水圧の変化を容易に感知及び
認識し得るようにしたものである。これは貯蔵手段300の水圧を感知するため
の水圧感知管321が連結された構造である。
【0131】 また、図31は終端部36aが図30の如き延長された場合に貯蔵手段300の
下端から原水が満たされて上昇しながら、送水管36から送水される原水によっ
て水圧の変化が大きいことを防止するためのもので、図34の詳細図のように、
送水管36で送水される原水が貯蔵手段300に満たされている原水によって反
発されたり揺れたりすることを防止するための目的で反射板90が適用されたも
のであり、原水が反射板90以上に満たされている場合には、原水の揺れによる
水圧変化が殆どなくなる。
【0132】 図32は送水管36の終端部36aが貯蔵手段300の下端に連結されたもので
、これは送水管36を介して送水される原水が貯蔵手段300の下端へ供給され
、一つの送水管36によって原水の送水及び水圧を感知し得るようにしたもので
ある。
【0133】 また、図33は貯蔵手段300に連結された送水管36の終端部36aにフロー
ト80が設置されたもので、高水位値の設定時に揺れる水圧の変化値を最小化す
るためのものである。好ましくはフロート80なしで高水位値を設定することが
良い。
【0134】 前記フロート80は、複数の支持具81、81aで支持され、終端部36aのガ
イド線82、82aのガイド孔84、84aに沿って昇降し、低水位または原水
がフロート80に接触していない状態では自重によって停止具83、83aがガ
イド線に掛かっている。これは送水管36からの原水がフロート80の上昇によ
る水圧の上昇を伝達し得るようにするためのものである。フロート80は送水管
36の終端部36aに設置され、その大きさによって原水の送水を微小に制止す
るための役割を果たす。従って、送水管の終端に設置されるフロートを最小化す
ることが好ましい。さらに好ましくは、フロート80を設置せず原水の貯水によ
る高水位及び低水位を容易に設定し得るようにすることが良い。フロート80の
形状は球形だけでなく直方体を含んだ多方体を適用することができる。
【0135】 上述したように、本発明の無線自動水位調節方法は、取水井戸または加圧水タン
クに適用され、遠隔からの制御のために別途の配線を設置することなく、送水管
を介して供給される原水の圧力感知で高水位及び低水位をより正確に調節するこ
とにより、原水の調節を容易にする。本発明は上述した様々な実施例及び範囲に
のみ限定されず、当業者によって容易に変形、置換及び変更されることができる
【0136】 (産業上の利用可能性) 以上述べたように、本発明は取水井戸または加圧水タンクなどに適用され、取水
井戸内に別途の電極棒を設置することなく、送水管内に装着された圧力感知手段
によって取水井戸内の原水の量または水位を判断してポンピング手段の駆動を制
御し、或いは加圧水タンクからの原水の供給を制御することにより、取水井戸内
の原水の量または水位が基準以下の時にポンピング手段が無断駆動されないよう
にしてポンピング手段の損傷を防止するとともに、貯蔵手段に貯蔵される原水の
量または水位を圧力感知手段が感知して原水が高水位または低水位の時にポンピ
ング手段を制御することにより、無線で水位を調節しうるようにし、コントロー
ラに制御部及び制御パネル部を構成してポンピング手段を自動モードまたは手動
モードまたは圧力感知手段の感知による原水の取水を設定し、或いは取水時間を
使用者の操作によって設定し得るようにして、より自動化された原水の取水を行
えるようにしてポンピング手段の寿命を延長し、ポンピング手段を無線で制御し
て設置及び維持管理にかかるコストを著しく節減させることができ、より効果的
な原水の取水と能動的な原水の調節または制御が可能であり、家庭用、産業用及
び農業用などに適用することができ、送水管の耐候性及び耐久性などを向上させ
た効果がある。
【0137】 以上、本発明の好適な実施例が説明の目的で開示されたが、本発明は、添付され
た請求の範囲で定められる本発明の精神及び範囲から逸脱せず、様々な変更、付
加及び変形が可能なものと理解すべきである。
【図面の簡単な説明】
この発明の前記及び他の目的、特徴及びその他の利点は、添付図面を参照する次
の説明によって明確に理解されるであろう。
【図1】 図1は従来の技術で取水された原水を遠隔の貯蔵手段によって供給水 位を自動調節することが可能な装置を示す構成図である。
【図2】 図2は本発明に係る無線自動水位調節システムのブロック図である。
【図3】 図3は本発明に係る無線自動水位調節システムの制御パネルの構成図 である。
【図4】 図4は本発明に係る無線自動水位調節システムの第1実施例を示す構 成図である。
【図5】 図5は図4の圧力感知手段によって感知された水圧の変化を示すグラ フである。
【図6】 図6は本発明に係る無線自動水位調節システムの第2実施例を示す構 成図である。
【図7】 図7は図6の圧力感知手段によって感知された水圧の変化を示すグラ フである。
【図8】 図8は本発明に係る無線自動水位調節システムの第3実施例を示す構 成図である。
【図9a】 図9aは図8の圧力感知手段によって感知された水圧の変
【図9b】 図9bは図8の圧力感知手段によって感知された水圧の変 化を示すグラフである。
【図10】 図10は本発明に係る無線自動水位調節システムの第4実施例を示 す構成図である。
【図11a】 図11aは図10の圧力感知手段によって感知された
【図11b】 図11bは図10の圧力感知手段によって感知された 水圧の変化を示すグラフである。
【図12】 図12は本発明に係る無線自動水位調節システムの第5実施例を示 す構成図である。
【図13a】 図13aは図12の圧力感知手段によって感知された水
【図13b】 図13bは図12の圧力感知手段によって感知された水
【図13c】 図13cは図12の圧力感知手段によって感知された水 圧の変化を示すグラフである。
【図14】 図14は本発明に係る貯蔵手段内の水圧を感知するための構成図で ある。
【図15】 図15は本発明に係る貯蔵手段内の水圧を感知するための他の構成 図である。
【図16】 図16は本発明に係る貯蔵手段内の水圧を感知するためのさらに他 の構成図である。
【図17】 図17は本発明に係る送水管の終端に連結された開閉手段の構成図 である。
【図18】 図18は本発明の貯蔵手段内の水圧を感知するための補助管の構成 図である。
【図19】 図19は本発明の制御パネルで自動モードに設定されているときの 動作状態を示す流れ図である。
【図20】 図20は本発明の制御パネルで自動モードに設定されているとき、 原水が限定的な場合の動作状態を示す流れ図である。
【図21】 図21は本発明の制御パネルで手動モードに設定されているときの 動作状態を示す流れ図である。
【図22】 図22は本発明のメインコントローラの動作状態を示す流れ図であ る。
【図23】 図23は本発明に係る送水管の内側パイプ内に圧力感知手段が挿入 された状態を示す断面図である。
【図24】 図24は図23の要部拡大断面図である。
【図25a】 図25aは他の実施例に係る送水管の構造を示す断面図
【図25b】 図25bは他の実施例に係る送水管の構造を示す断面図
【図25c】 図25cは他の実施例に係る送水管の構造を示す断面図
【図25d】 図25dは他の実施例に係る送水管の構造を示す断面図 である。
【図26】 図26は一つの貯蔵手段に複数のポンピング手段及び送水管が連結 された状態を示す概略図である。
【図27】 図27は複数の貯蔵手段に一つのポンピング手段及び複数の送水管 が連結された状態を示す概略図である。
【図28】 図28は本発明に係る無線で水位を調節するためのシステムの作動 に関する全体的な流れ図である。
【図29】 図29は本発明の無線自動水位調節システムの第6実施例を示す構 成図である。
【図30】 図30は本発明に係る貯蔵手段内の水圧を感知するための他の構成 図である。
【図31】 図31は本発明に係る貯蔵手段内の水圧を感知するための他の構成 図である。
【図32】 図32は本発明に係る貯蔵手段内の水圧を感知するための他の構成 図である。
【図33】 図33は本発明の送水管の終端に連結されたフロートの構成を示す 断面図である。
【図34】 図34は本発明の送水管の終端に連結された反射板の構成を示す断 面図である。
【図35】 図35は本発明に係る無線自動水位調節システムに関する水圧変化 を示す全体的なグラフである。
【図36】 図36は本発明の無線自動水位調節方法に示す流れ図である。
【図37】 図37は本発明に係る低水位値の感知及び再取水を示すグラフであ る。
【図38】 図38は本発明の第7実施例に係る、加圧水タンクに設置された無 線自動水位調節システムの構成図である。
【図39】 図39は加圧水タンクに設置された無線自動水位調節システムの水 圧変化を示すグラフである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 2001/3000 (32)優先日 平成13年1月18日(2001.1.18) (33)優先権主張国 韓国(KR) (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK ,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE, GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,J P,KE,KG,KP,KZ,LC,LK,LR,LS ,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK,MN, MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,RO,R U,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM ,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ,VN, YU,ZA,ZW (72)発明者 ジョン、ヒョン−オー 大韓民国、ジュンラナン−ド、ハンピョン −グン、ソンブル−ミョン、ウォンチュン −リ、1047−1 Fターム(参考) 3H020 AA01 AA03 AA09 BA01 BA02 BA03 BA04 BA05 BA07 BA11 BA14 BA15 BA18 CA01 CA07 DA01 DA14 DA21 DA28 EA01 EA07 EA09 3H045 AA06 AA09 AA12 AA14 AA23 BA01 BA02 BA03 BA06 BA07 BA12 BA20 BA23 BA24 BA28 BA31 BA35 BA36 CA03 CA14 CA29 CA30 DA01 DA15 DA31 DA41 DA47 EA02 EA15 EA34 EA35 5H309 AA07 BB01 BB12 CC09 DD04 EE04 EE06 FF17 GG04 JJ02

Claims (43)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線自動水位調節システムを設置した後、貯蔵手段に貯水される原水の水圧に
    関する各種の初期値を設定する第1段階と、 コントローラの制御でポンピング手段を駆動させて取水井戸から原水を取水する
    第2段階と、 前記ポンピング手段から取水された原水が送水管を介して貯蔵手段に供給されな
    がら、設定された初期値から水圧の変化が所定の第1条件を満足するかを判断す
    る第3段階と、 前記第1条件が満足されると、満足される平均水圧を初期値として再設定する第
    4段階と、 前記初期値が再設定された後水圧の変化を感知して、設定された初期値から第2
    条件を満足するかを判断する第5段階と、 前記第2条件が満足された場合、高水位値として再設定し、水圧の変化が第3条
    件を満足するかを判断する第6段階と、 前記第3条件が満足された場合、ポンピング手段の駆動を停止させる第7段階と
    、 前記ポンピング手段の駆動が停止された後、送水管内の水圧の変化が第4条件を
    満足するかを判断して低水位値を設定する第8段階と、 前記低水位値が設定された後、貯蔵手段の原水が消費される所定の時間が経過す
    る間、送水管の水圧が設定された低水位値であるかを判断する第9段階と、 前記低水位値の場合に、水圧の変化が第5条件を満足するかを判断し、満足すれ
    ばポンピング手段を再起動させて原水を再取水させる第10段階とを含む無線自
    動水位調節方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記圧力感知手段で感知される水圧の変化は、 前記ポンピング手段をオンにする初期水圧と、 前記ポンピング手段のポンピング後に感知される最高圧力の第1水圧と、 前記ポンピング手段のポンピング後にポンピングが正常的に安定される初期値と
    して設定される第2水圧と、 前記貯蔵手段の水位が初期設定された高水位として設定される第3水圧と、 前記高水位として再設定された後、ポンピング手段が停止する第4水圧と、 前記ポンピング手段が停止した後、低水位が設定される第5水圧と、 設定された低水位でポンピング手段が再起動される第6水圧とを含むことを特徴
    とする無線自動水位調節方法。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記初期ポンピングによる初期水圧は、所定の待機時間(
    t1)を与えることにより、圧力感知手段で感知する水圧を無視するようにした
    ことを特徴とする無線自動水位調節方法。
  4. 【請求項4】 請求項1において、前記第1条件が、所定の時間(t2;1秒〜5分)に水圧
    の変化を感知して初期設定された安定値(s1;±0.01〜±0.5kg/cm 2 )以内に保持された場合であることを特徴とする無線自動水位調節方法。
  5. 【請求項5】 請求項4において、前記第1条件の間に感知される水圧の変化が所定の時間(
    t2)に所定の圧力(s2;+0.5kg/cm2)以上続く場合に、閉弁または
    送水管の凍破と判断し、ポンピング手段をオフにすると同時に警報を発生させる
    ことを特徴とする無線自動水位調節方法。
  6. 【請求項6】 請求項4において、前記第1条件以後に感知される水圧の変化が所定の時間(
    t2)に所定の圧力(s2;−0.01kg/cm2)以下に一定に下降する場合
    、バイパスによる原水の使用と判断することを特徴とする無線自動水位調節方法
  7. 【請求項7】 請求項1において、前記第2条件は、 所定の時間(t3;1秒〜5分)に所定の回数(c1;2〜32回)で水圧の変
    化が初期設定された基準値(al:−0.01〜−0.1kg/cm2)を満足す
    るかを感知し、設定された基準値a1を満足しない場合には、同一の時間(t3
    )に同一の回数(c1)で持続的に感知し、設定された基準値(al)を満足す
    る場合には、所定の時間(t4;1秒〜5分)に所定の回数(c2;2〜32回
    )で初期設定された基準値(a2;+0.01〜+0.1kg/cm2)を満足す
    るかを感知し、設定された基準値(a2)を満足しない場合には、さらに所定の
    時間(t3)に所定の回数(cl)で設定された基準値(a1)を満足するかを
    感知することを特徴とする無線自動水位調節方法。
  8. 【請求項8】 請求項7において、前記基準値(a1)及び(a2)は初期設定された平均値
    であることを特徴とする無線自動水位調節方法。
  9. 【請求項9】 請求項7において、前記第2条件において、所定の時間(t3;1秒〜5分)に
    所定の回数(cl;2〜32回)で水圧の変化が初期設定された平均値(a1;
    −0.01〜−0.1kg/cm2)を満足するかを感知する間、及び設定された
    平均値(a1)を満足する場合には所定の時間(t4;1秒〜5分)に所定の回
    数(c2;2〜32回)で初期設定された平均値(a2;+0.01〜+0.1k
    g/cm2)を満足するかを感知する間にそれぞれ揺れる波動値は無視して捨て
    ることを特徴とする無線自動水位調節方法。
  10. 【請求項10】 請求項1において、前記第3条件は、 所定の時間(t5;1秒〜5分)に水圧の変化が初期設定された安定値(s3;
    +0.01〜+0.1kg/cm2)以上に保持された場合であることを特徴とす
    る無線自動水位調節方法。
  11. 【請求項11】 請求項1において、前記第4条件は、 所定の時間(t6;1秒〜5分)に水圧の変化が初期設定された安定値(s3;
    +0.01〜+0.1kg/cm2)以上に保持された場合に、その平均値を低水
    位値として設定することを特徴とする無線自動水位調節方法。
  12. 【請求項12】 請求項1において、前記第5条件は、 所定の時間(t7;1秒〜5分)に初期設定された安定値(s4;−0.01〜
    −0.1kg/cm2)以下が保持された場合であることを特徴とする無線自動水
    位調節方法。
  13. 【請求項13】 請求項1において、前記第6段階で高水位値の設定条件で揺れる水圧の変化値
    を最小化するために、送水管の終端に設置されるフロートの大きさを最小化し或
    いはフロートを設置しないことを特徴とする無線自動水位調節方法。
  14. 【請求項14】 請求項1において、前記第6段階で高水位値の設定条件で揺れる水圧の変化値
    を最小化するために、送水管の終端を高水位と低水位との間に延長したことを特
    徴とする無線自動水位調節方法。
  15. 【請求項15】 請求項14において、前記送水管の終端を延長させた部分に、水圧の変化を最
    小化するために反射板を設置したことを特徴とする無線自動水位調節方法。
  16. 【請求項16】 請求項1において、前記第10段階で圧力感知手段によって感知された感知値
    が、設定された低水位値から−0.01〜−0.1kg/cm2範囲以内の時、ポ
    ンピング手段を再起動させることを特徴とする無線自動水位調節方法。
  17. 【請求項17】 請求項1において、前記取水井戸及びポンピング手段が複数の貯蔵手段に連結
    されることを特徴とする無線自動水位調節方法。
  18. 【請求項18】 請求項1において、前記取水井戸は、地下水または管井戸または井戸自動化シ
    ステムのいずれか一つに設置されることを特徴とする無線自動水位調節方法。
  19. 【請求項19】 貯蔵手段の水位調節自動化システムを設置した後、貯蔵手段に貯水される原水
    の水圧に関する各種の初期値を設定する第1段階と、 コントローラの制御でポンピング手段を駆動させ、加圧水タンクから原水を取水
    する第2段階と 前記ポンピング手段から取水された原水が送水管を介して貯蔵手段へ供給されな
    がら、設定された初期値から、水圧の変化が設定された第1条件を満足するかを
    判断する第3段階と、 前記第1条件が満足された場合、満足される平均水圧を初期値として再設定する
    第4段階と、 前記初期値が再設定された後、水圧の変化を感知して、設定された初期値から第
    2条件を満足するかを判断する第5段階と、 前記第2条件が満足された場合、高水位値として再設定し、水圧の変化が第3条
    件を満足するかを判断する第6段階と、 前記第3条件が満足された場合、ポンピング手段の駆動を停止させる第7段階と
    、 前記ポンピング手段の駆動が停止した後、送水管内の水圧の変化が第4条件を満
    足するかを判断して低水位値を設定する第8段階と、 前記低水位値が設定された後、貯蔵手段の原水が消費される所定の時間が経過す
    る間、送水管の水圧が、設定された低水位値であるかを判断する第9段階と、 前記低水位値の場合、水圧の変化が第5条件を満足するかを判断して、満足すれ
    ば、ポンピング手段を再起動させて原水を再取水させる第10段階とを含むこと
    を特徴とする無線自動水位調節方法。
  20. 【請求項20】 請求項19において、前記貯蔵手段が加圧水水タンクより相対的に高い地域に
    位置することを特徴とする無線自動水位調節方法。
  21. 【請求項21】 請求項19において、前記第1条件が満足されて初期値が再設定された後、貯
    蔵手段の設置位置だけ上昇する水圧が発生することを特徴とする無線自動水位調
    節方法。
  22. 【請求項22】 請求項19において、前記第6段階における第3条件は、所定の時間に所定の
    水圧が設置値を満足した場合にポンピング手段の駆動を停止させることを特徴と
    する無線自動水位調節方法。
  23. 【請求項23】 請求項19において、前記加圧水タンクが複数の貯蔵手段に連結されることを
    特徴とする無線自動水位調節方法。
  24. 【請求項24】 無線自動水位調節システムを設置する段階と、 取水井戸からの取水のためにポンピング手段の駆動で貯蔵手段に原水を貯水する
    段階と、 貯蔵手段に貯水された原水の高水位及び低水位を初期値として設定する段階と、 圧力感知手段で貯蔵手段の圧力を感知する段階と、 感知された圧力が設定された低水位であるかを判断する段階と、 低水位と判断される場合、メインコントローラの制御でポンピング手段に電源を
    印加させ、ポンピング手段を駆動させて取水する段階と、 圧力感知手段により、取水井戸からポンピングされる原水の圧力を感知する段階
    と、 設定された基準圧力であるかを判断する段階と、 設定された基準圧力値以下の場合に、ポンピング手段への印加電源を遮断させて
    停止させる段階と、 ポンピング手段が停止した後、設定された時間が経過したかを判断する段階と、 設定された時間が経過した場合、ポンピングを再開始する段階と、 貯蔵手段に貯水された原水に対して送水管内に形成される圧力を感知する段階と
    、 設定された高水位であるかを判断する段階と、 設定された高水位の場合、ポンピング手段の駆動を停止させる段階と、 貯蔵手段に貯水された現在水位を高水位として再設定した後、貯蔵手段の圧力変
    化を感知し続ける段階とを含むことを特徴とする無線自動水位調節方法。
  25. 【請求項25】 原水を取水するための取水井戸と、 前記取水井戸内の原水をポンピングするためのポンピング手段と、 前記ポンピング手段から取水された原水を供給するための送水管と、 前記送水管内の水圧を感知するための圧力感知手段と、 前記送水管内の原水の逆流を防止するための逆止め弁と、 前記送水管を介して供給された原水を貯蔵するための貯蔵手段と、 前記圧力感知手段から入力されたデータを加工して出力するためのドライブコン
    トローラと、 システムの各種状況を監視、制御及びディスプレイするためのメインコントロー
    ラとを含んでなる無線自動水位調節システム。
  26. 【請求項26】 請求項25において、前記メインコントローラは、 システムの駆動に必要な電源を供給するための電源供給部と、 前記ポンピング手段の駆動状態を表示し、設定及び制御するための制御パネル部
    と、 設定されたデータを出力し、或いは入力されたデータを記憶するためのメモリ部
    と、 前記制御パネル部から入力された設定信号を判断し、ポンピング手段の設定モー
    ド及び駆動状態に関する状況を出力し、ポンピング手段の駆動を制御するための
    信号を出力する制御部と、 圧力に関する信号及び制御信号を送受信するための第1通信部と、 前記制御部の制御で電源供給部からの電源を電源供給ラインを介してポンピング
    手段に対して供給または遮断させる電子開閉器とを含むことを特徴とする無線自
    動水位調節システム。
  27. 【請求項27】 請求項26において、前記制御パネル部は、 メインコントローラの状態を表示するための状態表示手段、送水管内に形成され
    る圧力を表示するための圧力表示手段、及び前記貯蔵手段内の原水の水位を表示
    するための水位表示手段が含まれた表示窓と、 前記ポンピング手段の駆動モードを自動モードまたは手動モードに設定するため
    のモード設定キー、前記ポンピング手段の駆動モードとして手動モードを設定し
    た時、ポンピング手段を駆動させるためのモータ設定キー、前記圧力感知手段の
    圧力に応じて水位を設定するためのレベル設定キー、前記ポンピング手段の駆動
    で現在の圧力が非正常的な時に、ポンピング手段の再駆動時間を設定するための
    再開始時間設定キー、低水位になって前記ポンピング手段を駆動させた時に圧力
    感知手段の圧力に安定される時間を設定するための開始時間設定キー、圧力感知
    手段の圧力から高水位と判断されると、ポンピング手段がオフになる前にポンピ
    ング時間を一定の時間駆動させるための終了時間設定キー、前記メインコントロ
    ーラの保安のためのパスワード設定キー、及び設定状態になった場合、修正され
    た値を取り消すための取り消すキーが含まれた機能キー入力部と、 使用者が設定を完了した時、設定された値を記憶するための記憶設定キー、設定
    状態になった場合、表示部に点滅する数字を加算するためのアップ設定キー、設
    定状態になった場合、表示部に点滅する数字を減算するためのダウン設定キー、
    及び設定状態になった場合、表示部に点滅する数字を左及び右側に移動させるた
    めの桁設定キーが含まれた選択キー入力部とを含んでなることを特徴とする無線
    自動水位調節システム。
  28. 【請求項28】 請求項25において、前記ドライブコントローラは、 前記圧力感知手段から圧力に関する信号を電圧または電流の形で受けるための入
    力部と、 前記圧力感知手段からの圧力に対する信号をデジタル化させてメインコントロー
    ラとの通信を行うための第2通信部と、 ドライブコントローラの状態を表示するための表示部とを含んでなることを特徴
    とする無線自動水位調節システム。
  29. 【請求項29】 請求項25において、前記圧力感知手段は、取水井戸から取水され原水が非限
    定的な場合に、原水の水圧と貯蔵手段に貯水された原水の水圧とを感知した後、
    電気的な信号に変換して制御部に入力し、制御部は、入力された水圧に関する信
    号から所定の時間に所定の水圧以上に感知されると、制御信号を出力してポンピ
    ング手段への印加電源が遮断されるように電子開閉器を駆動させ、入力された水
    圧に関する信号から所定の水圧以下に感知されると、制御信号を出力して、ポン
    ピング手段へ電源が印加されるように電子開閉器を駆動させることを特徴とする
    無線自動水位調節システム。
  30. 【請求項30】 請求項25において、前記圧力感知手段は、取水井戸から取水される原水が限
    定的な場合に、送水管を介してポンピングされる原水の水圧と貯蔵手段に貯水さ
    れた原水の水圧とを感知した後、電気的な信号に変換して制御部に入力し、制御
    部は、入力された水圧に関する信号から所定の時間に瞬間的な変化が設定された
    回数以上と感知されると、制御信号を出力してポンピングへの印加電源が遮断さ
    れるように電子開閉器を駆動させ、設定された所定の時間後に電子開閉器を駆動
    させてポンピング手段へ電源が印加されるようにして再ポンピングが行われるよ
    うにし、入力された水圧に関する信号が所定の時間に所定の水圧以上に感知され
    ると、制御信号を出力してポンピング手段への印加電源が遮断されるように電子
    開閉器を駆動させることを特徴とする無線自動水位調節システム。
  31. 【請求項31】 請求項25において、前記送水管に第1及び第2圧力感知手段を装着し、第1
    圧力感知手段は取水井戸から取水される原水の水圧のみを感知して、感知された
    信号を制御部へ出力し、第2圧力感知手段は送水管及び貯蔵手段内に形成される
    水圧のみを感知し、感知された信号を制御部へ出力することを特徴とする無線自
    動水位調節システム。
  32. 【請求項32】 請求項25または請求項31において、前記第1圧力感知手段は、取水井戸か
    ら取水される原水が非限定的な時に、ポンピングされる原水の設定された水圧を
    感知し、感知された信号が所定の時間に所定の水圧以下であり、又は感知された
    信号が所定の時間に所定の水圧以上である場合、制御部から制御信号を出力して
    ポンピング手段への印加電源が遮断されるように電子開閉器を駆動させ、第2圧
    力感知手段は、所定の時間に感知された信号が所定の水圧以上に感知されると、
    制御信号を出力してポンピング手段への印加電源が遮断されるように電子開閉器
    を駆動させ、入力された水圧に関する信号が設定された水圧以下と感知されると
    、制御信号を出力して、ポンピング手段へ電源が印加されるように電子開閉器を
    駆動させることを特徴とする無線自動水位調節システム。
  33. 【請求項33】 請求項25または請求項31において、前記第1圧力感知手段は、取水井戸か
    ら取水される原水が限定的な場合に、感知された信号の瞬間的な変化が所定の時
    間に所定の回数以上に感知されると、制御信号を出力してポンピング手段への印
    加電源が遮断されるように電子開閉器を駆動させ、設定された所定の時間後に電
    子開閉器を駆動させてポンピング手段へ電源が印加されるようにして再ポンピン
    グが行われるようにし、入力された水圧に関する信号が所定の時間に所定の水圧
    以下に感知されるか、或いは所定の時間に所定の水圧以上に感知されると、制御
    部は、制御信号を出力してポンピング手段への印加電源が遮断されるように電子
    開閉器を駆動させ、 第2圧力感知手段は、送水管内に形成される初期水圧から所定の水圧までポンピ
    ング手段が駆動される時間に上昇する信号を感知し、ポンピング手段が停止され
    た時間には、貯蔵手段から水圧に関する信号を感知し、所定の時間に所定の水圧
    以上に感知されると、制御信号を出力してポンピング手段への印加電源が遮断さ
    れるように電子開閉器を駆動させることを特徴とする無線自動水位調節システム
  34. 【請求項34】 請求項25または請求項31において、前記第1及び第2圧力感知手段は、送
    水管の内側パイプ内に設けられた所定の空間に内蔵されるか、或いは送水管と一
    体に装着されることを特徴とする無線自動水位調節システム。
  35. 【請求項35】 請求項25または請求項31において、一つの貯蔵手段に複数のポンピング手
    段及び送水管が連結された場合、前記第1及び第2圧力感知手段が各送水管毎に
    装着され、制御部の制御で制御パネル部の表示部にそれぞれ原水の量または水位
    が表示され、メモリ部にその値が記憶されることを特徴とする無線自動水位調節
    システム。
  36. 【請求項36】 請求項25または請求項31において、一つのポンピング手段及び送水管が複
    数の貯蔵手段に連結された場合、前記第1及び第2圧力感知手段が各送水管毎に
    装着され、制御部の制御で制御パネル部の表示部に原水の量または水位が表示さ
    れ、メモリ部にその値が記憶されることを特徴とする無線自動水位調節システム
  37. 【請求項37】 請求項25または請求項31において、前記第2圧力感知手段は、取水井戸内の
    水位を感知し得る空気圧管に装着され、取水井戸内の水位変化を感知する空気圧
    センサからなることを特徴とする無線自動水位調節システム。
  38. 【請求項38】 請求項25において、前記メインコントローラは、取水井戸内の原水が非限定
    的な場合、ポンピング手段の駆動によって、原水が所定の水位以上の時にはポン
    ピング手段への印加電流及び電圧が大きくなり、所定の水位以下の時にはポンピ
    ング手段への印加電流及び電圧が小さくなるので、これを判断してポンピング手
    段の駆動を制御し得るようにしたことを特徴とする無線自動水位調節システム。
  39. 【請求項39】 請求項25において、前記送水管は貯蔵手段の下端位置にT字管が連結され、
    T字管の一端には、原水の排出を調節するために開閉する開閉手段が構成され、
    前記T字管の他端には、貯蔵手段の原水の水圧を感知するための水圧感知管が構
    成されたことを特徴とする無線自動水位調節システム。
  40. 【請求項40】 請求項39において、前記T字管の水圧感知管を所定の長さに延長させ、水圧
    感知管に、貯蔵手段に貯水された原水の水圧を正確に感知するためのラッパ管が
    構成され、ラッパ管は貯蔵手段の給水管とは反対の方向、または給水管の影響を
    少なく受ける位置のいずれか一位置に設置したことを特徴とする無線自動水位調
    節システム。
  41. 【請求項41】 請求項39において、前記ラッパ管には、貯蔵手段に貯水された原水の揺れを
    最小化するために、複数の水圧孔が設けられた延長管を連結したことを特徴とす
    る無線自動水位調節システム。
  42. 【請求項42】 請求項39において、前記開閉手段のフロートが球形または円錐形であること
    を特徴とする無線自動水位調節システム。
  43. 【請求項43】 請求項25において、前記送水管内に貯蔵手段の原水の水圧のみを感知するた
    めの水圧感知用内管を挿入したことを特徴とする無線自動水位調節システム。
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