JP2003522375A - 収容型ケーブルとリールのアセンブリ - Google Patents
収容型ケーブルとリールのアセンブリInfo
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- JP2003522375A JP2003522375A JP2001557054A JP2001557054A JP2003522375A JP 2003522375 A JP2003522375 A JP 2003522375A JP 2001557054 A JP2001557054 A JP 2001557054A JP 2001557054 A JP2001557054 A JP 2001557054A JP 2003522375 A JP2003522375 A JP 2003522375A
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- H01—ELECTRIC ELEMENTS
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- H01B7/00—Insulated conductors or cables characterised by their form
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- H02G11/02—Arrangements of electric cables or lines between relatively-movable parts using take-up reel or drum
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Abstract
(57)【要約】
ハウジング、ハウジングに回転可能に取り付けられたスプール、スプールに担持された電気コンポーネント、電気コンポーネントに一端が接続された第1のケーブル、第1のケーブルがスプールに対して巻取りおよび巻き外し可能であること、第1のケーブルに少なくとも1つの長さ方向空隙部があること、電気コンポーネントに一端が接続された第2のケーブル、第2のケーブルがスプールに対して巻取りおよび巻き外し可能であること、2本のケーブルがスプール上に一体に巻き取られた際に、第2のケーブルが第1のケーブルの空隙部に分離可能に収容されることを特徴とするコード・リール・アセンブリ。
Description
【0001】
発明の分野
本発明は、収容型ケーブルと引き込み可能なリールに関するものであり、さら
に詳しくは、ラップトップ・コンピュータや他の電子機器で使用するための収容
型ケーブルと引き込み可能なコード・リールのアセンブリに関するものである。
に詳しくは、ラップトップ・コンピュータや他の電子機器で使用するための収容
型ケーブルと引き込み可能なコード・リールのアセンブリに関するものである。
【0002】
発明の背景
充電可能な内部バッテリーは、ラップトップ・コンピュータなどのポータブル
電子機器に電力を供給する。ラップトップ・コンピュータは、持ち運びができる
ことによって人気が高く、このことがそのサイズと重量に直接影響を及ぼしてい
る。 コンピュータ・テクノロジの技術革新によって、メーカーはほとんどすべての
コンピュータ部品を小型化することに成功しているが、バッテリー・テクノロジ
の進歩は遅く、その結果、バッテリーのサイズや重量はほとんど変わっていない
。 代表的なラップトップのバッテリーは、コンピュータにわずか数時間しか電力
を供給できず、これでは通常のビジネスマンには不適切である。メーカーは、よ
り小型で人気のある製品を売り出すことができるので小型のバッテリーを好んで
いるが、電力の容量(バッテリーの寿命)が犠牲になる。その結果、ラップトッ
プ・ユーザは会議や出張の際にはバッテリー充電器か電源アダプタを持ち歩き、
可能なときには常に高電圧電源にラップトップを接続している。 ビジネスマンはコンピュータが頼りなので、バッテリーがなくなってしまうこ
とをどうしても避けなければならない。 ビジネスマンは一般に営業日にはどこに行くにも(会議などに)ラップトップ
を持ち歩き、家庭にいる夜や旅行中にも持参する。つまり、どこに行く場合にも
、かならずラップトップ用の電源アダプタも持ち歩かなければならない。 ラップトップ・メーカーは、内蔵あるいは折りたたみ式マウスなどの機能を追
加することによってラップトップの可搬性を向上させることには非常に革新的で
ある。しかし、ラップトップとともにあらゆる場所に持ち運ばれる電源アダプタ
の可搬性向上には、ほとんど労力を割いていない。 代表的な電源アダプタは、大きさが2.5インチ、4インチ、1.25インチ
ほどの四角い箱型である。これには通常長さが6フィートほどの2本のケーブル
が含まれており、一本が高電圧電力用(壁のソケットからアダプタへと伸びてい
る)であり、もう一本が低電圧電力用(アダプタとラップトップをつなぐ)であ
る。 ユーザがオフィスから会議室へと移動する場合、ラップトップは単純に閉じれ
ばよいが、アダプタはプラグから抜き、手作業で(時にはランダムに)手やアダ
プタの周りにコードを巻きつけなければならない。時にはコードはまったく巻か
れずに床の上を引きずられる場合もある。巻かれたコードがテーブル上やブリー
フケース内に置かれると、自由になるや否やコードは巻きがほどけ始めてしまう
。電源アダプタの可搬性のなさは、アダプタが電力を供給している機器の優れた
可搬性とあまりにも不釣合いである。 そのほかの電気機器でも、特に同じ機器に2本のコードが接続される場合、電
源コードの収納に問題が生じている。たとえばミシンの場合には、フット・ペダ
ルから2本のコードが伸びていることが多い。家庭用電源が、制御機器とペダル
の操作によって調整されて1つのコードからペダルへ供給され、次に2本目のコ
ードによってミシンへと供給される。コードとフット・ペダルの収納はやっかい
な場合がある。1本のコードにはコード・リールを使うとしても、2本目のコー
ドは別のコンパートメントに押し込むか、別のリールに収納するか、フット・ペ
ダルに不恰好に巻きつけて収納しなければならない。
電子機器に電力を供給する。ラップトップ・コンピュータは、持ち運びができる
ことによって人気が高く、このことがそのサイズと重量に直接影響を及ぼしてい
る。 コンピュータ・テクノロジの技術革新によって、メーカーはほとんどすべての
コンピュータ部品を小型化することに成功しているが、バッテリー・テクノロジ
の進歩は遅く、その結果、バッテリーのサイズや重量はほとんど変わっていない
。 代表的なラップトップのバッテリーは、コンピュータにわずか数時間しか電力
を供給できず、これでは通常のビジネスマンには不適切である。メーカーは、よ
り小型で人気のある製品を売り出すことができるので小型のバッテリーを好んで
いるが、電力の容量(バッテリーの寿命)が犠牲になる。その結果、ラップトッ
プ・ユーザは会議や出張の際にはバッテリー充電器か電源アダプタを持ち歩き、
可能なときには常に高電圧電源にラップトップを接続している。 ビジネスマンはコンピュータが頼りなので、バッテリーがなくなってしまうこ
とをどうしても避けなければならない。 ビジネスマンは一般に営業日にはどこに行くにも(会議などに)ラップトップ
を持ち歩き、家庭にいる夜や旅行中にも持参する。つまり、どこに行く場合にも
、かならずラップトップ用の電源アダプタも持ち歩かなければならない。 ラップトップ・メーカーは、内蔵あるいは折りたたみ式マウスなどの機能を追
加することによってラップトップの可搬性を向上させることには非常に革新的で
ある。しかし、ラップトップとともにあらゆる場所に持ち運ばれる電源アダプタ
の可搬性向上には、ほとんど労力を割いていない。 代表的な電源アダプタは、大きさが2.5インチ、4インチ、1.25インチ
ほどの四角い箱型である。これには通常長さが6フィートほどの2本のケーブル
が含まれており、一本が高電圧電力用(壁のソケットからアダプタへと伸びてい
る)であり、もう一本が低電圧電力用(アダプタとラップトップをつなぐ)であ
る。 ユーザがオフィスから会議室へと移動する場合、ラップトップは単純に閉じれ
ばよいが、アダプタはプラグから抜き、手作業で(時にはランダムに)手やアダ
プタの周りにコードを巻きつけなければならない。時にはコードはまったく巻か
れずに床の上を引きずられる場合もある。巻かれたコードがテーブル上やブリー
フケース内に置かれると、自由になるや否やコードは巻きがほどけ始めてしまう
。電源アダプタの可搬性のなさは、アダプタが電力を供給している機器の優れた
可搬性とあまりにも不釣合いである。 そのほかの電気機器でも、特に同じ機器に2本のコードが接続される場合、電
源コードの収納に問題が生じている。たとえばミシンの場合には、フット・ペダ
ルから2本のコードが伸びていることが多い。家庭用電源が、制御機器とペダル
の操作によって調整されて1つのコードからペダルへ供給され、次に2本目のコ
ードによってミシンへと供給される。コードとフット・ペダルの収納はやっかい
な場合がある。1本のコードにはコード・リールを使うとしても、2本目のコー
ドは別のコンパートメントに押し込むか、別のリールに収納するか、フット・ペ
ダルに不恰好に巻きつけて収納しなければならない。
【0003】
発明の概要
これらおよびその他の問題は、本発明の収容型ケーブルと引き込み可能なコー
ド・リールのアセンブリによって解決される。引き込み可能なコード・リール・
アセンブリは、ハウジング、ハウジングに回転可能に取り付けられたスプール、
少なくともそれぞれの一部がスプールに担持された第1のケーブルと第2のケー
ブル、第1と第2のケーブルが共にスプールに対して巻き取りおよび巻き外しさ
れる際に第1と第2のケーブルを分離可能なかたちでカップリングさせる手段を
備えている。望ましくは、ケーブルの分離可能なカップリングには、第1と第2
のケーブルを一体的に収容する機構が備わっている。ケーブルを収容するための
1つの要素としては、両ケーブルが共に巻かれた時に、相手側のケーブルを収容
できるような長さ方向の空隙部を1つ設けることなどがある。以下の具体的な実
施態様に例示されるように、特定の用途に対して、多数の変更例を作成すること
ができる。 1つの具体的な実施態様は、ラップトップ・コンピュータおよびそれに接続さ
れたケーブルの電源アダプタのために設計された、収容型ケーブルとコード・リ
ール・アセンブリからなる。アセンブリは、ハウジング、ハウジングに回転可能
に取り付けられたスプール、スプールに保持された電源アダプタなどの電気コン
ポーネント、一端が電源アダプタに接続され、スプールへの巻きつけと巻き外し
が可能で、少なくとも1つの長さ方向の空隙部を備えた高電圧電力ケーブル、一
端が電源アダプタに接続され、スプールへの巻きつけと巻き外しが可能で、2本
のケーブルが前記スプールに一緒に巻つけられたときに高電圧ケーブルの空隙部
に分離可能なかたちで収容できる低電圧ケーブルを備えている。高電圧ケーブル
の自由な他端には、標準的な電気コンセントに接続するためのプラグがある。低
電圧ケーブルの自由な他端には、ラップトップ・コンピュータなどの電子機器に
接続するためのプラグあるいはその他の調整されたコネクタがある。ハウジング
には、プラグまたはコネクタを内部に収納するための1つまたは複数のポケット
またはチャンバーが設けられる場合がある。 本発明は、ミシンなどの他の電気機器にも有用である。収容型ケーブルとコー
ド・リール・アセンブリは、家庭用電力を提供するコードと、調整された電力を
ミシンに供給するコードの両方を一緒に収容して収納するのに適している。コー
ド・リールは、便利な収納場所となるフット・ペダルの内部に納まるように設計
されていてもよい。使い終わったミシンをしまいたい場合には、ペダル内に電力
レギュレータも収納するコード・リール・アセンブリに両ケーブルを一緒に巻き
こみ、フット・ペダル内に両ケーブルをコンパクトかつ便利に収納する。 引き込まれた状態において、高電圧および低電圧プラグは、コード・リールの
ハウジング内あるいはハウジングの側方にあってユーザが簡単に触れるようにな
っている。ユーザは高電圧ケーブルまたは低電圧ケーブルのいずれかを引っ張り
、希望の長さのケーブルを引き出す。両ケーブルは、スプールに巻きとられる際
には一体的に収容されているので、どちらのケーブルを引っ張っても、ほぼ同じ
長さの各ケーブルがコード・リールから引き出される。コード・リールにしまわ
れたケーブルは、その全部または一部を引き出すことができる。 使用後、コードはコード・リールに引き込まれてすっきりと収納され、持ち運
べるようになる。ケーブルの引き込みには多くの周知の方法を使うことができる
。コードを引き込む方向にスプールを付勢するスプリングを設けてもよく、引き
込みを行うまでつめ車を使ってケーブルを引き出された場所に保持するようにし
てもよい。ケーブルを引き込むためには、モーターやハンド・クランクを使用す
ることもできる。 コストが大きな懸案となる一般消費者向け市場では、コード・リール・ハウジ
ングを持ちながら電気ハウジングを回すことによって手作業でコードを引き込ま
せてもよい。スプールが電気ハウジングに取り付けられているので、電気ハウジ
ングを回すとスプールが回転し、ケーブルが引き込まれる。
ド・リールのアセンブリによって解決される。引き込み可能なコード・リール・
アセンブリは、ハウジング、ハウジングに回転可能に取り付けられたスプール、
少なくともそれぞれの一部がスプールに担持された第1のケーブルと第2のケー
ブル、第1と第2のケーブルが共にスプールに対して巻き取りおよび巻き外しさ
れる際に第1と第2のケーブルを分離可能なかたちでカップリングさせる手段を
備えている。望ましくは、ケーブルの分離可能なカップリングには、第1と第2
のケーブルを一体的に収容する機構が備わっている。ケーブルを収容するための
1つの要素としては、両ケーブルが共に巻かれた時に、相手側のケーブルを収容
できるような長さ方向の空隙部を1つ設けることなどがある。以下の具体的な実
施態様に例示されるように、特定の用途に対して、多数の変更例を作成すること
ができる。 1つの具体的な実施態様は、ラップトップ・コンピュータおよびそれに接続さ
れたケーブルの電源アダプタのために設計された、収容型ケーブルとコード・リ
ール・アセンブリからなる。アセンブリは、ハウジング、ハウジングに回転可能
に取り付けられたスプール、スプールに保持された電源アダプタなどの電気コン
ポーネント、一端が電源アダプタに接続され、スプールへの巻きつけと巻き外し
が可能で、少なくとも1つの長さ方向の空隙部を備えた高電圧電力ケーブル、一
端が電源アダプタに接続され、スプールへの巻きつけと巻き外しが可能で、2本
のケーブルが前記スプールに一緒に巻つけられたときに高電圧ケーブルの空隙部
に分離可能なかたちで収容できる低電圧ケーブルを備えている。高電圧ケーブル
の自由な他端には、標準的な電気コンセントに接続するためのプラグがある。低
電圧ケーブルの自由な他端には、ラップトップ・コンピュータなどの電子機器に
接続するためのプラグあるいはその他の調整されたコネクタがある。ハウジング
には、プラグまたはコネクタを内部に収納するための1つまたは複数のポケット
またはチャンバーが設けられる場合がある。 本発明は、ミシンなどの他の電気機器にも有用である。収容型ケーブルとコー
ド・リール・アセンブリは、家庭用電力を提供するコードと、調整された電力を
ミシンに供給するコードの両方を一緒に収容して収納するのに適している。コー
ド・リールは、便利な収納場所となるフット・ペダルの内部に納まるように設計
されていてもよい。使い終わったミシンをしまいたい場合には、ペダル内に電力
レギュレータも収納するコード・リール・アセンブリに両ケーブルを一緒に巻き
こみ、フット・ペダル内に両ケーブルをコンパクトかつ便利に収納する。 引き込まれた状態において、高電圧および低電圧プラグは、コード・リールの
ハウジング内あるいはハウジングの側方にあってユーザが簡単に触れるようにな
っている。ユーザは高電圧ケーブルまたは低電圧ケーブルのいずれかを引っ張り
、希望の長さのケーブルを引き出す。両ケーブルは、スプールに巻きとられる際
には一体的に収容されているので、どちらのケーブルを引っ張っても、ほぼ同じ
長さの各ケーブルがコード・リールから引き出される。コード・リールにしまわ
れたケーブルは、その全部または一部を引き出すことができる。 使用後、コードはコード・リールに引き込まれてすっきりと収納され、持ち運
べるようになる。ケーブルの引き込みには多くの周知の方法を使うことができる
。コードを引き込む方向にスプールを付勢するスプリングを設けてもよく、引き
込みを行うまでつめ車を使ってケーブルを引き出された場所に保持するようにし
てもよい。ケーブルを引き込むためには、モーターやハンド・クランクを使用す
ることもできる。 コストが大きな懸案となる一般消費者向け市場では、コード・リール・ハウジ
ングを持ちながら電気ハウジングを回すことによって手作業でコードを引き込ま
せてもよい。スプールが電気ハウジングに取り付けられているので、電気ハウジ
ングを回すとスプールが回転し、ケーブルが引き込まれる。
【0004】
発明の詳細な説明
一般的に10で示される引き込み可能なコード・リール・アセンブリは、ハウ
ジング12、ハウジングに回転可能に取り付けられたスプール14、それぞれが
少なくとも一部がスプールに担持された第1のケーブル16と第2のケーブル2
2、第1と第2のケーブルが一緒にスプールに巻きとられる際に第1と第2のケ
ーブルを分離可能なかたちでカップリングさせる手段を備えている。望ましくは
、ケーブル16,22の分離可能なカップリングには、第1と第2のケーブルを
一体的に収容する部分が備わっている。ケーブルを収容するための1つの要素と
しては、両ケーブルが一緒に巻かれたときに他方のケーブルを空隙部に収容でき
るような、長さ方向の空隙部32を1つ設けることなどがある。 以下の説明は、収容されたケーブルとコード・リール・アセンブリ10が、ラ
ップトップ・コンピュータ用の電源アダプタとともに使用されるように設計され
た望ましい実施態様に関するものである。ケーブルは、ラップトップ・コンピュ
ータに使用可能な、高電圧および低電圧ケーブルとして説明する。しかし、ケー
ブルは必ずしも高電圧/低電圧なものである必要はなく、同一電圧であってもよ
い。本発明は、収容のためにスプールに巻きつけられることを特長とする、複数
のケーブルまたはコードに適用されることを趣旨とするものである。ケーブルは
異なった種類のものである必要はなく、たとえば単一の連続した延長コードの2
つの端部であってもよい。電気コンポーネントはオプションであり、ケーブルの
意図された用途によって変わる。「電気アダプタ」という用語は、電力アダプタ
、スイッチ、電気変換器、バッテリー充電器などの任意の電気コンポーネントを
示すために使用される。 図1および図2は、ラップトップ・コンピュータ・コードの一実施態様を示す
ものであり、アセンブリ10は、ハウジング12、ハウジングに回転可能に取り
付けられたスプール14、電子変換機またはアダプタ15、高電圧電力ケーブル
16、低電圧電力ケーブル22を備えている。高電圧ケーブル16には、第4図
と第5図に示すように、2つの導体18および絶縁ジャケット20がある。低電
圧ケーブル22は、内部導体24、絶縁層26、外部導体28、および外部ジャ
ケット30を有する同軸ケーブルから構成されていてもよい。低電圧ケーブル2
2は、その他の複数導体構造であってもよく、同軸に限られるものではない。ケ
ーブルの1つには、ケーブルがスプール14に巻きつけられたときに2本のケー
ブルを一体的にカップリングするための手段が設けられている。カップリングの
好ましい形態は、一方のケーブルを他方のケーブルに収容することである。舌部
と溝あるいは空隙部32の横方向への移動など、ケーブルを隣り合わせにカップ
リングする、その他の形態のカップリング手段も使用することができる。望まし
い収容手段は、他方のケーブルを受容するように一方のケーブル上に形成された
少なくとも1つの長さ方向の溝または空隙部32である。 図4から図14は、本発明の収容型ケーブル16および22のそのほかのいく
つかの実施態様を示す。図4は、互いに分離された2つのケーブルを示し、図5
は互いに収容された2本のケーブルを示す。高電圧ケーブル16は代表的な2導
体ランプ・コードと同様であるが、導体18は分離してその間に空隙部またはギ
ャップ32が形成されている。低電圧ケーブル22は、ジャケット30によって
覆われた複数導体ケーブルであり、高電圧ケーブル16の導体18間のギャップ
32に収まるような一般的に丸い断面となっている。ケーブル同士がぴったりと
係合するものであれば、これ以外の断面形状であってもよい。 ケーブル16および22は、収納されたケーブルが巻きつけられているとき両
ケーブルの曲率が同じになるように、カップリング時に同一あるいはほとんど同
一の中立軸を持つことが望ましい。中立軸とは、物体を曲げたときに長さが変わ
らない理論線である。ケーブルが内向きの円弧状に曲げられてスプール14の周
囲に巻きつけられると、ジャケット20、30の円弧の内側部分は圧縮される一
方で、ジャケット20,30の円弧の外側部分は伸ばされる。金属導体18はそ
れを取り巻くポリマー・ジャケット20よりも柔軟性が低いので、中立軸は導体
18の中心近くになる。高電圧ケーブル16の中立軸が点電圧ケーブル22の中
立軸とそろわず、各ケーブル16,22が異なった曲率を持つ場合は、一方のケ
ーブルは他方よりも若干高速に引き込まれ、巻きつけられる際にケーブルが互い
にスライドすることになる。図6に最もよく示されているように、いくつかの応
用例では、ケーブルが収容されたときに2本のケーブル16,22の中立軸が一
致するかそろうように高電圧ケーブル16の導体18を動かすことが望ましい。 図示されているのは特定の収容構造であるが、このオプションは、図5から図
10に示すあらゆる収容されたケーブルでの使用に適している。 ケーブル16,22は両方ともスプール14に巻き取られ、低電圧ケーブル2
2は2つの高電圧電力導体18の間に収容される。このように低電圧ケーブル2
2を高電圧ケーブル16内に収容することにより、高電圧および低電圧ケーブル
を一緒に巻き取ることができ、ケーブルを収納するためのスペースを最小限にで
きる。1本のフラット・ケーブルをもう一方のケーブル上に載せる他のコード・
リール(たとえばPeterson, 米国特許第4,646,987号など)は、非常に
細いケーブルの場合にしかうまく機能しない。送電に適した細いケーブルをこの
ような方法で重ねた場合、コード・リールの直径は非常に大きなものになってし
まう。 低電圧ケーブル22を高電圧導体の隣あるいは間に収容することによって、コ
ード・リールあるいはスプール14の直径が小さくなる。望ましい構成では低電
圧ケーブル22が2つの高電圧導体18の間に収容されるようになっているが、
低電圧ケーブル22を一対の高電圧導体18と並べるバリエーションも用途によ
っては使用可能である。図8から図10を参照のこと。 リール15上に巻き取られると、高電圧ケーブル16の長さ方向の空隙部32
は、内側、リール14の中心方向(図3に示す)、外方、またはハウジング12
の側壁方向(図2に示す)のいずれかを向く。空隙部32は、ケーブル16、2
2が引き出されたときに高電圧ケーブル16が外側になるように、内側を向いて
いることが望ましい。アセンブリ10からケーブル16,22を引き出すために
、ほとんどのユーザは外側のケーブルを引っ張る。この構成では高電圧ケーブル
16が引っ張られる可能性が最も高く、このケーブルは低電圧ケーブル22より
も一般に太く重いケーブルなので、応力により耐えることができる。 いくつかの応用例では、長さ方向の空隙部32は図11および図12に示すよ
うにケーブル16の隣接する巻線の間に形成されてもよい。高電圧ケーブル16
には、オプションで、長さ方向の空隙部32を形成するのに適した第1の溝31
および第2の溝33が設けられている。ケーブル16,22が共に巻き取られる
と、低電圧ケーブル22は高電圧ケーブル16の2本の巻線の間に収容される。
低電圧ケーブル22は一部が高電圧ケーブル16の一部の第1の溝31内に一部
が、一部がケーブル16の隣接する巻線の第2の溝33に納まる。巻線が連続し
、両ケーブルの次の巻線がカップリングされると、低電圧ケーブル22は、高電
圧ケーブル16の後続の巻線間の溝31,33に挟まれる。第1および第2の溝
31,33は対称に図示されているが、一方の空隙部は他方より深くなっていて
もよい。 図13および図14は、両ケーブル16,22が同じサイズである場合に特に
適した、一対の収容されたケーブルのもう1つの例を示している。ケーブル16
,22のそれぞれには長さ方向の空隙部32が設けられ、そこに他方のケーブル
の少なくとも一部が収容される。 いくつかの応用例では、収容された構造において2本のケーブルは互いに着脱
可能にロックされていることが望ましい。ロック手段35は、低電圧ケーブル2
2が空隙部内に置かれたときにこのケーブルをグリップするように、空隙部32
の外縁に少なくとも1つのロッキング舌部34を設けることによって形成される
ことが望ましい。図6,8、および図9を参照のこと。しかし、このようなロッ
ク手段34は、必須ではない。たとえば、ロック手段が設けられていない図7お
よび図10を参照のこと。 不適切なときにケーブル16,22の巻きがほどけることを防止するためには
、任意の実施態様において摩擦機構(図示せず)がオプションで使用される。ケ
ーブルがすべて引き込まれた際、スプール14の回転に摩擦がほとんどないと、
たとえば巻き取りプロセス中にスプールの周囲に巻きついた際に曲げられたポリ
マー絶縁体の弾性によって、スプールは巻きが一部ほどけてしまうことがある。
摩擦機構を使えば、巻きが完了した際、あるいは手作業で巻かれるユニットの回
転の間に、巻きがほどける傾向を最小限に抑えることができる。この種の機構は
この技術分野において周知であり、たとえば適切な摩擦は、Bellevilleまたはス
プール軸スクリュー上のウェイブ・スプリング・ワッシャによって与えることが
できる。 電気コンポーネント15は、図示のようにスプール14の一側面に取り付ける
ことができる。電子コンポーネント15は、コンピュータの電源コードに対する
応用例の場合には、電力変換器の形態をとる。ミシンのフット・ペダルの応用例
では、このコンポーネントは電力調整スイッチとなる。他の応用例では、その技
術分野に精通した者にとって明らかな、他の電気コンポーネントが必要となる。
単純な延長コードなどのいくつかの応用例では、中間の電気コンポーネントは不
要となる。このような応用例の場合、2本のケーブル16,22は継ぎ合わせら
れるか、リール・ハブ37に接続または隣接される。あるいは2本のケーブルは
、変更を加えられることなく、ハブを貫通する1本のコードの2つの端部の形態
をとる。 図15を参照すると、スプール14にはハブ37がある。両ケーブル16,2
2は電気コンポーネント15がある場合、スプール14のハブ37の位置あるい
はその近くでコンポーネントに接続される。ケーブル16,22はハブ37のコ
ード巻き取り面上の放射状開口部38を通過し、次にスプール14の軸方向開口
部39を通って電気コンポーネント・モジュール15に接続されることが望まし
い。オプションで、スプール14のハブ37に隣接するケーブル巻き取り領域に
は、ハブ37の内部をバイパスしてケーブル16,22を電気コンポーネント・
モジュール15に接続させるための軸方向開口部(図示せず)が設けられる。 モジュール15は四角いものが図示されているが、電子機器の収納に必要な容
量と望ましい美観を得るために求められる別の構成にすることもできる。たとえ
ば、電気コンポーネントは、スプール14のハブ37内に一部または全体がぴっ
たりと収まるような構成とすることができる。ユニット全体のサイズは、可搬性
を高めるために最小限にすることが望ましい。 望ましい構成では、図1に示すように、ケーブル16,22を収容位置へとガ
イドして、スプールに巻き取られたときに整然と平坦な一体になるよう、コード
・リール・ハウジング12にはコード・ガイドおよび/またはローラ41が設け
られる。それぞれのコード16,22は複数のコード・ガイド41,42の間、
あるいは単一のコード・ガイドとハウジング12などの別の据付部材の間を送り
込まれるので、2本のケーブルはガイド間の限られたスペースによって、収容位
置へと一体的に押し込まれる。1つまたは複数の分離ガイドまたはローラ42が
、コード16,22がコード・リール14上へと巻き込まれる際にこれらのコー
ドを分離させるために設けられていてもよい。コード16,22が使用中に絡ま
っても、分離ガイド・ローラ42により、絡まったコードが収納ガイド41に引
っかかることが防止される。分離ガイド42は、収容されたケーブル16,22
がスプールから引き出される際に、これらのコードを互いに分離し、ハウジング
12に引きこまれた後にライン・プラグ48が内側に移動しようとする動きを止
める役目も果たす。これによって、次に使うときにプラグ48,50とケーブル
16,22をハウジング12から簡単に引き出せるような、ユーザの手が届きや
すい所定の位置にこれを保持することができる。 本発明のリール・アセンブリ10の第1の実施態様には、図1から図3に示さ
れているように、ハウジング12の外側に保管されるプラグ48,50がある。
別の好ましい実施態様が図15に示されている。リール・アセンブリ10はハウ
ジング12、ハウジングに回転可能に取り付けられたスプール14、および電気
コンポーネントから構成されるオプションの電子モジュール15からなっている
。図示された実施態様では、ハウジング12はスプール14の円環状エッジ35
およびスプールの片面36を覆っている。スプール14の反対側の面は、電気コ
ンポーネント・モジュール15をスプールに取り付けられるようにオープンにな
っている。回転スプール14に電子モジュール15を取り付けることは、スプー
ル・ハブ37の近くでケーブル16,22の一部が破損したりねじれたりするこ
とを最小限にする上で好ましい。ハウジング12内で回転するようにスプール1
4を取り付ける詳細は、およびスプリングなどの引き込み手段は、本技術分野で
周知である。たとえば、その開示内容を参考として添付したBurke米国特許第5
,094,396などを参照のこと。 図15は、高電圧またはライン・プラグ48および低電圧プラグ50を非使用
時に収容するためのポケットまたはチャンバー46が設けられたハウジングの実
施態様を示している。ライン・プラグ48は、その重要部分として高電圧ケーブ
ル16に固着される場合が多い。プラグ48は、ハウジング12にぴったりと収
められる。この実施態様では、ライン・プラグ48の保管チャンバー46は、ケ
ーブル16,22がアセンブリ10内に引き込まれる際にたどる経路の一側方に
位置している。引き込みの後、ライン・プラグ48は手作業でチャンバー内に収
容される。 図16から図18は、保管チャンバー46が、ケーブル16,22がアセンブ
リ10内に引き込まれる際にたどる経路に沿って位置する、本発明のリール・ア
センブリの第3の実施態様を示す。ケーブル16,22の引き込みが完了すると
、プラグ48,50はユーザが独立した操作をしなくてもアセンブリ10内およ
び保管チャンバー46内へと引き込まれる。 ハウジング12の側方にあるオプションの開口52により、コード16,22
がハウジング内に完全に引き込まれたときに、プラグ48,50に触ることがで
きる。プラグ48,50をハウジング12に対して押し込んだり引き出したりす
るためには、レバー、ボタン、スライドその他の機構(図示せず)を使用するこ
とができる。プラグ48,50をハウジング12内に収めることが望ましくない
場合は、ガイド41,42を追加して使用し、プラグ48,50がハウジング1
2内に引き込まれすぎないようにする。 本発明の装置は、多くの異なった用途および/または特殊な条件のために対応
させることができる。たとえば、一部の電力変換器は、フェライト・ビードとし
ても知られているEMIシールド・ビードを必要とする。これは、コネクタの近く
で低電圧コード22に設置されることが多い。その場合には、ビードを取り付け
る余地を残すように、分離ローラまたはガイド42を適切な場所に移動させるか
、除去する。ビードは、オプションであり、低電力プラグ50の一部として取り
込んでこのプラグの近くに位置を変えるか、電力変換器ハウジング15またはス
プール・ハブ37内に移動することもできる。これらの要件に対応したハウジン
グ12の形状やサイズの様々な変更や要素の位置変更は、本発明の範囲内である
とみなされる。 本発明のハウジング12は、スプールを回転可能に取り付ける機能を果たして
いる。ハウジングはスプールを完全に収容するものであっても、一部または全体
がオープンになっているものでもよい。ドア、カバー、ラッチ、またはその他の
オプションの機構を必要に応じて追加することができる。複雑な構造、コスト、
および壊れやすい部品の数を最小限にするために、これらの部材は設けないほう
が好ましい。しかし、これらの部材の追加も、本発明の範囲内とみなされる。 このように、本発明の一体的に巻き取られて収容されるケーブルとリール・ア
センブリ10は、低電圧および高電圧電力ケーブルをハウジング内に便利に収容
できるコンパクトな装置となる。これには、オプションの電気コンポーネントを
収容することもできる。これは、この技術分野における長年の問題を容易に解消
することができる。 収容されたケーブルとコード・リール・アセンブリの特定の実施態様について
図示し、説明してきたが、そのより広い範囲において、以下の請求範囲に定めら
れているように、本発明から逸脱することなく変更や修正を行いうるものである
ことは、本技術分野に精通した者は理解することができる。より具体的には、収
容されたケーブル16,22は望ましい実施態様として図示し、説明されている
が、スプール14に巻き取られた際に、2本のケーブルを一体的かつ分離可能に
カップリングするための他の手段を設計することもできる。2つの導体18があ
るケーブル16,22が示されているが、本発明は1つまたは複数の導体を持つ
ケーブルに適用することができる。高電圧ケーブルと低電圧ケーブルの役割は逆
転させることもでき、ケーブルの電圧は同一であってもよい。本発明の収容され
たケーブルには、引き込み可能なコード・リール以外の応用例における用途を持
たせることもできる。本発明は、ラップトップ・コンピュータ用の電源コード・
リールとしての具体的な用途を持つが、本発明は他の電気および電子機器に対し
て同様に適用することができる。望ましい実施態様では電気コンポーネント15
が図示され、説明されているが、電子信号ケーブルの信号増幅器など、他の応用
例でその他の電子手段を使用することもできる。本発明のコード・リール・アセ
ンブリのこれらおよびその他の日常的な変更例は、本技術分野に精通する者であ
れば想起することができる。これらすべての変更例および応用例は、付属の請求
範囲に含まれる。
ジング12、ハウジングに回転可能に取り付けられたスプール14、それぞれが
少なくとも一部がスプールに担持された第1のケーブル16と第2のケーブル2
2、第1と第2のケーブルが一緒にスプールに巻きとられる際に第1と第2のケ
ーブルを分離可能なかたちでカップリングさせる手段を備えている。望ましくは
、ケーブル16,22の分離可能なカップリングには、第1と第2のケーブルを
一体的に収容する部分が備わっている。ケーブルを収容するための1つの要素と
しては、両ケーブルが一緒に巻かれたときに他方のケーブルを空隙部に収容でき
るような、長さ方向の空隙部32を1つ設けることなどがある。 以下の説明は、収容されたケーブルとコード・リール・アセンブリ10が、ラ
ップトップ・コンピュータ用の電源アダプタとともに使用されるように設計され
た望ましい実施態様に関するものである。ケーブルは、ラップトップ・コンピュ
ータに使用可能な、高電圧および低電圧ケーブルとして説明する。しかし、ケー
ブルは必ずしも高電圧/低電圧なものである必要はなく、同一電圧であってもよ
い。本発明は、収容のためにスプールに巻きつけられることを特長とする、複数
のケーブルまたはコードに適用されることを趣旨とするものである。ケーブルは
異なった種類のものである必要はなく、たとえば単一の連続した延長コードの2
つの端部であってもよい。電気コンポーネントはオプションであり、ケーブルの
意図された用途によって変わる。「電気アダプタ」という用語は、電力アダプタ
、スイッチ、電気変換器、バッテリー充電器などの任意の電気コンポーネントを
示すために使用される。 図1および図2は、ラップトップ・コンピュータ・コードの一実施態様を示す
ものであり、アセンブリ10は、ハウジング12、ハウジングに回転可能に取り
付けられたスプール14、電子変換機またはアダプタ15、高電圧電力ケーブル
16、低電圧電力ケーブル22を備えている。高電圧ケーブル16には、第4図
と第5図に示すように、2つの導体18および絶縁ジャケット20がある。低電
圧ケーブル22は、内部導体24、絶縁層26、外部導体28、および外部ジャ
ケット30を有する同軸ケーブルから構成されていてもよい。低電圧ケーブル2
2は、その他の複数導体構造であってもよく、同軸に限られるものではない。ケ
ーブルの1つには、ケーブルがスプール14に巻きつけられたときに2本のケー
ブルを一体的にカップリングするための手段が設けられている。カップリングの
好ましい形態は、一方のケーブルを他方のケーブルに収容することである。舌部
と溝あるいは空隙部32の横方向への移動など、ケーブルを隣り合わせにカップ
リングする、その他の形態のカップリング手段も使用することができる。望まし
い収容手段は、他方のケーブルを受容するように一方のケーブル上に形成された
少なくとも1つの長さ方向の溝または空隙部32である。 図4から図14は、本発明の収容型ケーブル16および22のそのほかのいく
つかの実施態様を示す。図4は、互いに分離された2つのケーブルを示し、図5
は互いに収容された2本のケーブルを示す。高電圧ケーブル16は代表的な2導
体ランプ・コードと同様であるが、導体18は分離してその間に空隙部またはギ
ャップ32が形成されている。低電圧ケーブル22は、ジャケット30によって
覆われた複数導体ケーブルであり、高電圧ケーブル16の導体18間のギャップ
32に収まるような一般的に丸い断面となっている。ケーブル同士がぴったりと
係合するものであれば、これ以外の断面形状であってもよい。 ケーブル16および22は、収納されたケーブルが巻きつけられているとき両
ケーブルの曲率が同じになるように、カップリング時に同一あるいはほとんど同
一の中立軸を持つことが望ましい。中立軸とは、物体を曲げたときに長さが変わ
らない理論線である。ケーブルが内向きの円弧状に曲げられてスプール14の周
囲に巻きつけられると、ジャケット20、30の円弧の内側部分は圧縮される一
方で、ジャケット20,30の円弧の外側部分は伸ばされる。金属導体18はそ
れを取り巻くポリマー・ジャケット20よりも柔軟性が低いので、中立軸は導体
18の中心近くになる。高電圧ケーブル16の中立軸が点電圧ケーブル22の中
立軸とそろわず、各ケーブル16,22が異なった曲率を持つ場合は、一方のケ
ーブルは他方よりも若干高速に引き込まれ、巻きつけられる際にケーブルが互い
にスライドすることになる。図6に最もよく示されているように、いくつかの応
用例では、ケーブルが収容されたときに2本のケーブル16,22の中立軸が一
致するかそろうように高電圧ケーブル16の導体18を動かすことが望ましい。 図示されているのは特定の収容構造であるが、このオプションは、図5から図
10に示すあらゆる収容されたケーブルでの使用に適している。 ケーブル16,22は両方ともスプール14に巻き取られ、低電圧ケーブル2
2は2つの高電圧電力導体18の間に収容される。このように低電圧ケーブル2
2を高電圧ケーブル16内に収容することにより、高電圧および低電圧ケーブル
を一緒に巻き取ることができ、ケーブルを収納するためのスペースを最小限にで
きる。1本のフラット・ケーブルをもう一方のケーブル上に載せる他のコード・
リール(たとえばPeterson, 米国特許第4,646,987号など)は、非常に
細いケーブルの場合にしかうまく機能しない。送電に適した細いケーブルをこの
ような方法で重ねた場合、コード・リールの直径は非常に大きなものになってし
まう。 低電圧ケーブル22を高電圧導体の隣あるいは間に収容することによって、コ
ード・リールあるいはスプール14の直径が小さくなる。望ましい構成では低電
圧ケーブル22が2つの高電圧導体18の間に収容されるようになっているが、
低電圧ケーブル22を一対の高電圧導体18と並べるバリエーションも用途によ
っては使用可能である。図8から図10を参照のこと。 リール15上に巻き取られると、高電圧ケーブル16の長さ方向の空隙部32
は、内側、リール14の中心方向(図3に示す)、外方、またはハウジング12
の側壁方向(図2に示す)のいずれかを向く。空隙部32は、ケーブル16、2
2が引き出されたときに高電圧ケーブル16が外側になるように、内側を向いて
いることが望ましい。アセンブリ10からケーブル16,22を引き出すために
、ほとんどのユーザは外側のケーブルを引っ張る。この構成では高電圧ケーブル
16が引っ張られる可能性が最も高く、このケーブルは低電圧ケーブル22より
も一般に太く重いケーブルなので、応力により耐えることができる。 いくつかの応用例では、長さ方向の空隙部32は図11および図12に示すよ
うにケーブル16の隣接する巻線の間に形成されてもよい。高電圧ケーブル16
には、オプションで、長さ方向の空隙部32を形成するのに適した第1の溝31
および第2の溝33が設けられている。ケーブル16,22が共に巻き取られる
と、低電圧ケーブル22は高電圧ケーブル16の2本の巻線の間に収容される。
低電圧ケーブル22は一部が高電圧ケーブル16の一部の第1の溝31内に一部
が、一部がケーブル16の隣接する巻線の第2の溝33に納まる。巻線が連続し
、両ケーブルの次の巻線がカップリングされると、低電圧ケーブル22は、高電
圧ケーブル16の後続の巻線間の溝31,33に挟まれる。第1および第2の溝
31,33は対称に図示されているが、一方の空隙部は他方より深くなっていて
もよい。 図13および図14は、両ケーブル16,22が同じサイズである場合に特に
適した、一対の収容されたケーブルのもう1つの例を示している。ケーブル16
,22のそれぞれには長さ方向の空隙部32が設けられ、そこに他方のケーブル
の少なくとも一部が収容される。 いくつかの応用例では、収容された構造において2本のケーブルは互いに着脱
可能にロックされていることが望ましい。ロック手段35は、低電圧ケーブル2
2が空隙部内に置かれたときにこのケーブルをグリップするように、空隙部32
の外縁に少なくとも1つのロッキング舌部34を設けることによって形成される
ことが望ましい。図6,8、および図9を参照のこと。しかし、このようなロッ
ク手段34は、必須ではない。たとえば、ロック手段が設けられていない図7お
よび図10を参照のこと。 不適切なときにケーブル16,22の巻きがほどけることを防止するためには
、任意の実施態様において摩擦機構(図示せず)がオプションで使用される。ケ
ーブルがすべて引き込まれた際、スプール14の回転に摩擦がほとんどないと、
たとえば巻き取りプロセス中にスプールの周囲に巻きついた際に曲げられたポリ
マー絶縁体の弾性によって、スプールは巻きが一部ほどけてしまうことがある。
摩擦機構を使えば、巻きが完了した際、あるいは手作業で巻かれるユニットの回
転の間に、巻きがほどける傾向を最小限に抑えることができる。この種の機構は
この技術分野において周知であり、たとえば適切な摩擦は、Bellevilleまたはス
プール軸スクリュー上のウェイブ・スプリング・ワッシャによって与えることが
できる。 電気コンポーネント15は、図示のようにスプール14の一側面に取り付ける
ことができる。電子コンポーネント15は、コンピュータの電源コードに対する
応用例の場合には、電力変換器の形態をとる。ミシンのフット・ペダルの応用例
では、このコンポーネントは電力調整スイッチとなる。他の応用例では、その技
術分野に精通した者にとって明らかな、他の電気コンポーネントが必要となる。
単純な延長コードなどのいくつかの応用例では、中間の電気コンポーネントは不
要となる。このような応用例の場合、2本のケーブル16,22は継ぎ合わせら
れるか、リール・ハブ37に接続または隣接される。あるいは2本のケーブルは
、変更を加えられることなく、ハブを貫通する1本のコードの2つの端部の形態
をとる。 図15を参照すると、スプール14にはハブ37がある。両ケーブル16,2
2は電気コンポーネント15がある場合、スプール14のハブ37の位置あるい
はその近くでコンポーネントに接続される。ケーブル16,22はハブ37のコ
ード巻き取り面上の放射状開口部38を通過し、次にスプール14の軸方向開口
部39を通って電気コンポーネント・モジュール15に接続されることが望まし
い。オプションで、スプール14のハブ37に隣接するケーブル巻き取り領域に
は、ハブ37の内部をバイパスしてケーブル16,22を電気コンポーネント・
モジュール15に接続させるための軸方向開口部(図示せず)が設けられる。 モジュール15は四角いものが図示されているが、電子機器の収納に必要な容
量と望ましい美観を得るために求められる別の構成にすることもできる。たとえ
ば、電気コンポーネントは、スプール14のハブ37内に一部または全体がぴっ
たりと収まるような構成とすることができる。ユニット全体のサイズは、可搬性
を高めるために最小限にすることが望ましい。 望ましい構成では、図1に示すように、ケーブル16,22を収容位置へとガ
イドして、スプールに巻き取られたときに整然と平坦な一体になるよう、コード
・リール・ハウジング12にはコード・ガイドおよび/またはローラ41が設け
られる。それぞれのコード16,22は複数のコード・ガイド41,42の間、
あるいは単一のコード・ガイドとハウジング12などの別の据付部材の間を送り
込まれるので、2本のケーブルはガイド間の限られたスペースによって、収容位
置へと一体的に押し込まれる。1つまたは複数の分離ガイドまたはローラ42が
、コード16,22がコード・リール14上へと巻き込まれる際にこれらのコー
ドを分離させるために設けられていてもよい。コード16,22が使用中に絡ま
っても、分離ガイド・ローラ42により、絡まったコードが収納ガイド41に引
っかかることが防止される。分離ガイド42は、収容されたケーブル16,22
がスプールから引き出される際に、これらのコードを互いに分離し、ハウジング
12に引きこまれた後にライン・プラグ48が内側に移動しようとする動きを止
める役目も果たす。これによって、次に使うときにプラグ48,50とケーブル
16,22をハウジング12から簡単に引き出せるような、ユーザの手が届きや
すい所定の位置にこれを保持することができる。 本発明のリール・アセンブリ10の第1の実施態様には、図1から図3に示さ
れているように、ハウジング12の外側に保管されるプラグ48,50がある。
別の好ましい実施態様が図15に示されている。リール・アセンブリ10はハウ
ジング12、ハウジングに回転可能に取り付けられたスプール14、および電気
コンポーネントから構成されるオプションの電子モジュール15からなっている
。図示された実施態様では、ハウジング12はスプール14の円環状エッジ35
およびスプールの片面36を覆っている。スプール14の反対側の面は、電気コ
ンポーネント・モジュール15をスプールに取り付けられるようにオープンにな
っている。回転スプール14に電子モジュール15を取り付けることは、スプー
ル・ハブ37の近くでケーブル16,22の一部が破損したりねじれたりするこ
とを最小限にする上で好ましい。ハウジング12内で回転するようにスプール1
4を取り付ける詳細は、およびスプリングなどの引き込み手段は、本技術分野で
周知である。たとえば、その開示内容を参考として添付したBurke米国特許第5
,094,396などを参照のこと。 図15は、高電圧またはライン・プラグ48および低電圧プラグ50を非使用
時に収容するためのポケットまたはチャンバー46が設けられたハウジングの実
施態様を示している。ライン・プラグ48は、その重要部分として高電圧ケーブ
ル16に固着される場合が多い。プラグ48は、ハウジング12にぴったりと収
められる。この実施態様では、ライン・プラグ48の保管チャンバー46は、ケ
ーブル16,22がアセンブリ10内に引き込まれる際にたどる経路の一側方に
位置している。引き込みの後、ライン・プラグ48は手作業でチャンバー内に収
容される。 図16から図18は、保管チャンバー46が、ケーブル16,22がアセンブ
リ10内に引き込まれる際にたどる経路に沿って位置する、本発明のリール・ア
センブリの第3の実施態様を示す。ケーブル16,22の引き込みが完了すると
、プラグ48,50はユーザが独立した操作をしなくてもアセンブリ10内およ
び保管チャンバー46内へと引き込まれる。 ハウジング12の側方にあるオプションの開口52により、コード16,22
がハウジング内に完全に引き込まれたときに、プラグ48,50に触ることがで
きる。プラグ48,50をハウジング12に対して押し込んだり引き出したりす
るためには、レバー、ボタン、スライドその他の機構(図示せず)を使用するこ
とができる。プラグ48,50をハウジング12内に収めることが望ましくない
場合は、ガイド41,42を追加して使用し、プラグ48,50がハウジング1
2内に引き込まれすぎないようにする。 本発明の装置は、多くの異なった用途および/または特殊な条件のために対応
させることができる。たとえば、一部の電力変換器は、フェライト・ビードとし
ても知られているEMIシールド・ビードを必要とする。これは、コネクタの近く
で低電圧コード22に設置されることが多い。その場合には、ビードを取り付け
る余地を残すように、分離ローラまたはガイド42を適切な場所に移動させるか
、除去する。ビードは、オプションであり、低電力プラグ50の一部として取り
込んでこのプラグの近くに位置を変えるか、電力変換器ハウジング15またはス
プール・ハブ37内に移動することもできる。これらの要件に対応したハウジン
グ12の形状やサイズの様々な変更や要素の位置変更は、本発明の範囲内である
とみなされる。 本発明のハウジング12は、スプールを回転可能に取り付ける機能を果たして
いる。ハウジングはスプールを完全に収容するものであっても、一部または全体
がオープンになっているものでもよい。ドア、カバー、ラッチ、またはその他の
オプションの機構を必要に応じて追加することができる。複雑な構造、コスト、
および壊れやすい部品の数を最小限にするために、これらの部材は設けないほう
が好ましい。しかし、これらの部材の追加も、本発明の範囲内とみなされる。 このように、本発明の一体的に巻き取られて収容されるケーブルとリール・ア
センブリ10は、低電圧および高電圧電力ケーブルをハウジング内に便利に収容
できるコンパクトな装置となる。これには、オプションの電気コンポーネントを
収容することもできる。これは、この技術分野における長年の問題を容易に解消
することができる。 収容されたケーブルとコード・リール・アセンブリの特定の実施態様について
図示し、説明してきたが、そのより広い範囲において、以下の請求範囲に定めら
れているように、本発明から逸脱することなく変更や修正を行いうるものである
ことは、本技術分野に精通した者は理解することができる。より具体的には、収
容されたケーブル16,22は望ましい実施態様として図示し、説明されている
が、スプール14に巻き取られた際に、2本のケーブルを一体的かつ分離可能に
カップリングするための他の手段を設計することもできる。2つの導体18があ
るケーブル16,22が示されているが、本発明は1つまたは複数の導体を持つ
ケーブルに適用することができる。高電圧ケーブルと低電圧ケーブルの役割は逆
転させることもでき、ケーブルの電圧は同一であってもよい。本発明の収容され
たケーブルには、引き込み可能なコード・リール以外の応用例における用途を持
たせることもできる。本発明は、ラップトップ・コンピュータ用の電源コード・
リールとしての具体的な用途を持つが、本発明は他の電気および電子機器に対し
て同様に適用することができる。望ましい実施態様では電気コンポーネント15
が図示され、説明されているが、電子信号ケーブルの信号増幅器など、他の応用
例でその他の電子手段を使用することもできる。本発明のコード・リール・アセ
ンブリのこれらおよびその他の日常的な変更例は、本技術分野に精通する者であ
れば想起することができる。これらすべての変更例および応用例は、付属の請求
範囲に含まれる。
【図1】リール・アセンブリとガイドが見えるようにハウジングとスプール
の一部を切り欠いた、本発明の収容型ケーブルとコード・リール・アセンブリの
上断面図である。
の一部を切り欠いた、本発明の収容型ケーブルとコード・リール・アセンブリの
上断面図である。
【図2】第1の実施態様の第1図の2−2断面図である。
【図3】図2と同じ第1の実施態様のリール・アセンブリの断面図であるが
、別のケーブル構成を示している。
、別のケーブル構成を示している。
【図4】収容されていない状態の本発明のケーブルの断面図である。
【図5】一体に収容された状態を示す第4図のケーブルの断面図である。
【図6】一体に収容された状態を示す本発明のケーブルの別の実施態様の断
面図である。
面図である。
【図7】一体に収容された状態を示すケーブルの3番目の実施態様の断面図
である。
である。
【図8】一体に収容された状態を示す本発明のケーブルの4番目の実施態様
の断面図である。
の断面図である。
【図9】一体に収容された状態を示す本発明のケーブルの5番目の実施態様
の断面図である。
の断面図である。
【図10】一体に収容された状態を示す本発明のケーブルの6番目の実施態
様の断面図である。
様の断面図である。
【図11】一体に収容された状態を示す本発明のケーブルの7番目の実施態
様の断面図である。
様の断面図である。
【図12】一体に収容された状態を示すケーブルの8番目の実施態様の断面
図である。
図である。
【図13】一体に収容された状態を示す本発明のケーブルの9番目の実施態
様の断面図である。
様の断面図である。
【図14】一体に収容された状態を示す本発明のケーブルの10番目の実施
態様の断面図である。
態様の断面図である。
【図15】リール・アセンブリとガイドが見えるようにハウジングの一部を
切り欠いた、本発明のコード・リール・アセンブリの2番目の実施態様の平面図
である。
切り欠いた、本発明のコード・リール・アセンブリの2番目の実施態様の平面図
である。
【図16】本発明のコード・リールの3番目の実施態様の正面図である。
【図17】本発明のリール・アセンブリの3番目の実施態様の側面図である
。
。
【図18】本発明のリール・アセンブリの3番目の実施態様の平面図である
。
。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY,
DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I
T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF
,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,
ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G
M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ
,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,
MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM,
AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B
Z,CA,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK
,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE,
GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,J
P,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR
,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK,
MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,R
O,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ
,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ,
VN,YU,ZA,ZW
Claims (10)
- 【請求項1】 a) ハウジング、 b) 前記ハウジングに回転可能に取り付けられたスプール、 c) 前記スプールに少なくとも一部が担持された第1のケーブル、 d) 前記スプールに少なくとも一部が担持された第2のケーブルおよび、 e) 前記第1と第2のケーブルが前記スプールに対して共に巻き取りおよび巻き
出しされる際に、前記第1のケーブルを前記第2のケーブルに分離可能にカップ
リングさせる手段からなる引き込み可能なコード・リール・アセンブリ。 - 【請求項2】 前記第1のケーブルを前記第2のケーブルに分離可能にカッ
プリングさせる前記手段が、前記ケーブルの一方に少なくとも1つの長さ方向の
空隙部を提供し、前記ケーブルの他方が前記スプール上への前記ケーブルの引き
込み時にこの空隙部に収容される請求項1記載のアセンブリ。 - 【請求項3】 前記少なくとも1つの長さ方向の空隙部が、前記第1のケー
ブル内の2本の導体間のギャップからなる請求項2記載の引き込み可能なコード
・リール・アセンブリ。 - 【請求項4】 前記第1および第2のケーブルの一方が、上面と下面および
前記上面上の第1の溝と前記下面上の第2の溝を備え、前記他方のケーブルが、
前記一方のケーブルの1つの巻きの前記第1の溝と、隣接する巻きの前記第2の
溝の間に挟まれるように、前記第1および第2の溝が揃えられて前記長さ方向の
空隙部を形成する請求項3記載の引き込み可能なコード・リール・アセンブリ。 - 【請求項5】 前記ケーブルを前記スプールに引き込むために前記スプール
を回転させる手段をさらに備えた、請求項第1記載の引き込み可能なコード・リ
ール・アセンブリ。 - 【請求項6】 前記第1および前記第2のケーブルが自由な端部を持ち、そ
れぞれの自由な端部に電気コネクタがあり、前記ハウジングに前記コネクタのた
めの少なくとも1つのチャンバーがある請求項1記載の引き込み可能なコード・
リール・アセンブリ。 - 【請求項7】 前記スプールに担持された電気コンポーネントをさらに備え
、前記第1のケーブルが、前記電気コンポーネントに接続された一端と長さ方向
の空隙部をさらに備え、前記第2のケーブルが、前記電気コンポーネントに接続
された一端をさらに備えるとともに、前記ケーブルが前記スプールに共に巻き取
られる際に前記第2のケーブルが前記第1のケーブルの前記空隙部に分離可能に
収容される請求項1記載のアセンブリ。 - 【請求項8】 前記第1のケーブルが高電圧ケーブルからなり、この第1の
ケーブル内の2本の導体間にギャップを形成する少なくとも1つの長さ方向の空
隙部を備え、前記第2のケーブルが、前記ケーブルが前記スプールに対して巻き
取りおよび巻き外しされる際に前記第1のケーブルの前記長さ方向の空隙部に収
容される低電圧ケーブルからなり、前記電気コンポーネントが電力アダプタから
なる請求項7項記載のアセンブリ。 - 【請求項9】 前記第1のケーブルに複数の導体と、前記ケーブルに形成さ
れた少なくとも1つの長さ方向の空隙部があり、ハウジングに、前記ケーブルを
前記スプール上に引き込む際に、前記第1のケーブルの前記空隙部に前記第2の
ケーブルが収納されるようにガイドするための少なくとも1つのガイド・メンバ
が取り付けられた請求項1項記載のアセンブリ。 - 【請求項10】 前記スプールから前記ケーブルを引き出す際に、前記第1
のケーブルと前記第2のケーブルを互いに分離するための少なくとも1つの分離
メンバが前記ハウジングに取り付けられた、請求項1記載の引き込み可能なコー
ド・リール・アセンブリ。
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