JP2003520669A - 含浸フィルタ - Google Patents

含浸フィルタ

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JP2003520669A
JP2003520669A JP2001554773A JP2001554773A JP2003520669A JP 2003520669 A JP2003520669 A JP 2003520669A JP 2001554773 A JP2001554773 A JP 2001554773A JP 2001554773 A JP2001554773 A JP 2001554773A JP 2003520669 A JP2003520669 A JP 2003520669A
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fiber
lobes
internal cavity
particulate matter
filter
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JP2001554773A
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ローアバッハ,ロナルド・ピー
バウズ,ダニエル
ジョーンズ,ゴードン・ダブリュー
アンガー,ピーター・ディー
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Honeywell International Inc
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D39/00Filtering material for liquid or gaseous fluids
    • B01D39/14Other self-supporting filtering material ; Other filtering material
    • B01D39/16Other self-supporting filtering material ; Other filtering material of organic material, e.g. synthetic fibres
    • B01D39/1607Other self-supporting filtering material ; Other filtering material of organic material, e.g. synthetic fibres the material being fibrous
    • B01D39/1623Other self-supporting filtering material ; Other filtering material of organic material, e.g. synthetic fibres the material being fibrous of synthetic origin

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Filtering Materials (AREA)
  • Nonwoven Fabrics (AREA)
  • Woven Fabrics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 空気濾過システム用の濾材を開示する。この濾材は少なくとも1つの繊維を含んでいる。この繊維は、その外面に液体または固体の材料を配置して有する。この繊維は細長い構造を有する。繊維は、複数のローブを有する。ローブは、長手方向に延在する内部空洞を有している。内部空洞は開口を備えている。開口は、内部空洞から、互いに隣接するローブに形成された外部繊維に対して開口している。繊維の内部空洞には材料を配置することができる。この材料は、濾材の両側間に実質的な圧力低下を生じさせないと同時に、粒子状物質を強く引き付けかつ保持するために、粒子状物質に対して高い親和性を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (1.技術分野) 本発明は一般に濾材に関し、特に、例えば粒子状物質を選択的に引き付けかつ
保持する材料を外面に配置された複数の繊維を含む濾材に関する。
【0002】 (2.考察) 特に家庭および自動車の空気濾過に使用される従来の濾過システムは、典型的
には、濾材を通過する気体流に含まれた粒子状物質を捕集かつ保持するために、
濾材のウェブ、マットまたはシートから成る濾過要素を使用する。ほとんどの濾
過システムは物理的な捕集に依存しているが、最近開発された濾過システムは、
従来の濾過システムより多くの粒子状物質を引き付けかつ捕集するために、静電
気帯電した繊維(例えば、エレクトレット)または化学的に処理された繊維(例
えば、粘着剤およびエーロゲル)を使用する。またフィルタ製造者は浮遊微生物
(例えば、「シックビル症候群」)の伝搬を軽減する一手段として抗微生物物質
を濾材に応用し始めている。
【0003】 この技術の説明は以下の米国特許に見ることができる。 「Air Filter And Particle Removal Sy
stem」と題され、かつAdamskiらに交付された米国特許第4,976
,749号。「Method Of Making A Dry Antimi
crobial Fabric」と題され、かつSheridanに交付された
米国特許第5,091,102号。「Antimicrobial Air F
ilter And Method Of Making Same」と題され
、かつAstonに交付された米国特許第5,288,298号。「Aerog
el Mesh Getter」と題され、かつHotalingらに交付され
た米国特許第5,308,533号。「Method For Attract
ing Flies」と題され、かつTabaruらに交付された米国特許第5
,356,621号。「Aerogel Mesh Getter」と題され、
かつHotalingらに交付された米国特許第5,360,572号。「Ae
rogel Mesh Getter」と題され、かつHotalingらに交
付された米国特許第5,470,612号。「Antiviral Filte
r Air Cleaner Impregnated With Tea E
xtract」と題され、かつNashimotoらに交付された米国特許第5
,747,053号。「Air Filter And Method For
Reducing The Amount of Microorganis
ms In Contaminated Air」と題され、かつCoombs
らに交付された米国特許第第5,840,245号。その明細書全体の内容はこ
こに参照することにより本明細書にすべて組み入れる。
【0004】 外部がコーティングされた材料を使用するフィルタを含む従来の濾材は、概ね
十分機能するが、この材料は、典型的には液相で、繊維間の空洞のみに位置し、
したがって全体的な空洞の体積が減少し、かつフィルタ両側間で圧力低下が増大
するという事実のため、粒子状物質を高いレベルで引き付けかつ保持することが
達成されていない。このため、フィルタ製造者は大きな圧力低下を避けるために
フィルタの表面に適用する液相材料の量を低減するか(これにより、より多くの
粒子状物質をフィルタに通過させる)、またはより多くの粒子状物質を引き付け
かつ保持するためにフィルタの表面に適用する液相材料の量を増大するか(これ
によって大きな圧力低下が生じる)を決定せざるを得ない。この技術はまた、重
力か、または「スピットアウト」(吐出)として知られている現象による液相材
料の損失を被ることになる。
【0005】 したがって、特に、フィルタの両側間に大きな圧力低下を生じさせることなく
選択的に粒子状物質を引き付けかつ保持することができる濾材が必要とされてい
る。
【0006】 (発明の概要) 本発明の目的は新規かつ改善された濾材を提供することである。 本発明の別の目的は、液相材料をその濾材に含んだ新規かつ改善された濾材を
提供することである。
【0007】 本発明の別の目的は、固相材料をその濾材に含んだ新規かつ改善された濾材を
提供することである。 本発明のさらに別の目的は、液相材料をその濾材に含んだ新規かつ改善された
濾材を提供することであり、この液相材料はフィルタの両側間に大きな圧力低下
を生じさせることなく多量の粒子状物質を引き付けかつ保持する。
【0008】 本発明のさらに別の目的は、固相材料をその濾材に含んだ新規かつ改善された
濾材を提供することであり、この固相材料はフィルタの両側間に大きな圧力低下
を生じさせることなく多量の粒子状物質を引き付けかつ保持する。
【0009】 本発明の一実施形態では、粒子状物質を引き付けかつ保持する濾材が提供され
ており、 この濾材は少なくとも1つの繊維を含み、 この少なくとも1つの繊維には少なくとも1つの材料がその外面に配置され、 この少なくとも1つの材料は粒子状物質に対して高い親和性を有し、 前記少なくとも1つの繊維は、複数のローブを有する細長い繊維であって、該
ローブが長手方向に延在する内部空洞を有しており、該内部空洞は開口を備えて
おり、該開口が、内部空洞から、互いに隣接するローブ間に形成された外部繊維
に対して開口しているような、細長い繊維を具備し、 前記少なくとも1つの材料は前記内部空洞の表面の少なくとも1つの部分に配
置されている。
【0010】 本発明の別の実施形態では、粒子状物質を引き付けかつ保持する濾材が提供さ
れており、 この濾材は少なくとも1つの繊維を含み、 前記少なくとも1つの繊維は、複数のローブを有する細長い繊維であって、該
ローブが長手方向に延在する内部空洞を有しており、該内部空洞は開口を備えて
おり、該開口が、内部空洞から、互いに隣接するローブ間に形成された外部繊維
に対して開口しているような、細長い繊維を具備し、 前記少なくとも1つの繊維は、その外面に少なくとも1つの材料を配置してお
り、 前記少なくとも1つの材料は粒子状物質に対して高い親和性を有している。
【0011】 本発明のさらに別の実施形態によれば、気体流に含まれた粒子状物質を引き付
けかつ保持する方法が提供されており、 少なくとも1つの繊維を提供するステップと、 この少なくとも1つの繊維を介して気体流を通過させるステップとを含み、 前記少なくとも1つの繊維は少なくとも1つの材料をその外面に配置しており
、前記少なくとも1つの材料は粒子状物質に対して高い親和性を有しており、 前記少なくとも1つの繊維は、複数のローブを有する細長い繊維であって、該
ローブが長手方向に延在する内部空洞を有しており、該内部空洞は開口を備えて
おり、該開口が、内部空洞から、互いに隣接するローブ間に形成された外部繊維
に対して開口しているような、細長い繊維を具備し、 前記少なくとも1つの材料は前記内部空洞の表面の少なくとも1つの部分に配
置されている。
【0012】 本発明のさらに別の実施形態では、気体流に含まれた粒子状物質を引き付けか
つ保持する方法が提供されており、 少なくとも1つの繊維を提供するステップと、 この少なくとも1つの繊維を介して気体流を通過させるステップとを含み、 前記少なくとも1つの繊維は、複数のローブを有する細長い繊維であって、該
ローブが長手方向に延在する内部空洞を有しており、該内部空洞は開口を備えて
おり、該開口が、内部空洞から、互いに隣接するローブ間に形成された外部繊維
に対して開口しているような、細長い繊維を具備し、 + 前記少なくとも1つの繊維は少なくとも1つの材料をその外面に配置してお
り、 前記少なくとも1つの材料は粒子状物質に対して高い親和性を有している。
【0013】 以下の図面の簡単な説明、発明の詳細な説明、および添付の特許請求の範囲を
参照すれば、本発明およびその範囲をより完全に理解することができる。 (発明の詳細な説明) 本発明の濾材は主として、気体流に混入する粒子状物質を濾過するのに使用す
ることを意図したものである。この濾材はフィルタ要素を形成するように、濾材
を支持する周辺部分のボール紙、プラスチック製のフレームまたはブラケット等
の任意の支持部材を含むことができる。
【0014】 本発明は、その独特な断面の性質のために、含浸された液相および/または固
相材料を毛細血管現象態様に保持することができる能力を有するある種の繊維性
材料の使用に基づく。この独特な断面を有するこの繊維は、織布または不織布形
態の様々な粒子フィルタに加工することが可能である。
【0015】 適した繊維の例には、複数のローブ(突出部)を有する細長い繊維であって、
ローブが長手方向に延在する内部空洞を有しており、内部空洞は開口を備えてお
り、開口が、内部空洞から、互いに隣接するローブに形成された外部繊維に対し
て開口しているような、細長い繊維が含まれるが、これに限定されるものではな
い。
【0016】 いくつかの適した繊維の説明は以下の米国特許に見ることができ、その明細書
全体の内容はここに参照することにより本明細書にすべて組み入れる。 「Filaments Having Trilobal Or Quadr
ilobal Cross−Sections」と題され、Largmanらに
交付された米国特許第5,057,368号は、熱可塑性重合体から形成された
、3つのローブまたは4つのローブを有する繊維を記載しており、この繊維は3
つまたは4つのT字型ローブを有する、中核を含んだ断面を備え、この核の中心
でそれぞれ交差している脚は、互いに隣接するローブの脚間の角度が約80°〜
130°になるようになっている。
【0017】 「Method And Apparatus For The Conti
nuous Capturing And Removal Of Gas M
olecules」と題され、Rohrbachらに交付された米国特許第5,
704,966号は、気相汚染物質を捕集することができる、選択された液体で
含浸された、部分的に中空のウィッキング・ファイバ(wicking fib
er 毛細管作用をする繊維)を用いて、気体流から種々の気相汚染物質を連続
的に除去する濾過方法および装置を記載している。
【0018】 「Filtration Device Using Absorption
For The Removal Of Gas Phase Contam
inants」と題され、Rohrbachらに交付された米国特許第5,71
3,971号は,気相汚染物質を除去するために、吸着ではなく吸収に依存する
濾過装置および濾過技術を記載している。濾材は複数のウィッキング・ファイバ
から構成され、ウィッキング・ファイバの各々は搬送用液と1つまたは複数の可
溶性の錯化剤/分解剤とを組み合わせたものから作られたいくつかの様々な液相
吸収システムに含浸された、中空領域を有するストランドを含んでいる。この濾
材は繊維の形状または化学組成の性質によって液相を迅速に輸送することができ
る、いくつかの様々な繊維から作ることができる。形状は、複数のローブがある
断面構成、多孔性の中空繊維、または多孔性または筋状の繊維、あるいは堅く束
ねられた微小繊維を含むことができ、これらすべては外部流体源から流体を吸い
上げる特性を示す。
【0019】 それぞれ「Hollow Fibers Impregnated With
Solid Particles」および「Elongate Fiber
Filter Mechanically Securing Solid A
bsorbent Particles Between Adjacent
Multilobes」と題され、共にRohrbachらに交付された米国特
許第5,744,236号および第5,759,394号は、不織布性濾材また
は複数の細長で一般的に中空繊維から形成されたマットを記載しており、この中
空繊維の各々は繊維表面まで通じている内部空洞の幅より小さい開口を有し、か
つ内部空洞内で多数の比較的小さい固体の粒子を保持する。
【0020】 それぞれ「Wicking Fiber With Solid Parti
culates For A High Surface Area Odor
Removing Filter And Method Of Makin
g」および「Multicomponent Depth Odor Cont
rol Filter And Method Of Manufacture
」と題され、かつ共にRohrbachらにに交付された米国特許第5,902
,384号および第5,951,744号は、硬い炭素の微紛またはゼオライト
に含浸された部分的に中空のウィッキング・ファイバを用いて、気体流から気相
汚染物質を連続的に除去する濾過装置を記載しており、このウィッキング・ファ
イバは、化学吸着性の液体が繊維フィルタの一方の側に塗布され、かつ大きな炭
素粒子が繊維フィルタの他方側に塗布された繊維フィルタに形成されている。
【0021】 この含浸されたまたは充満した繊維は、いくつかの従来の方法を用いて繊維状
のマット、シートまたは織布に形成することができ、または別法では、この充満
した繊維は従来の繊維状のマット、シートまたは織布(典型的には複数のもつれ
ていない不織布繊維から成る)の上および/または中に機械的に組み込む(例え
ば、配置する)ことができる。
【0022】 好適には、充満した繊維を含んでいるかまたは充満した繊維を組み込んでいる
、得られた濾材は、低密度で気孔容積が大きい(例えば、繊維に対する気孔容積
は50%)材料である。著しい圧力低下を発生させることなく、濾材に適切なレ
ベルの気体流を通過させるようにするには、この大きい気孔容積は好ましい。
【0023】 その一部が各繊維の外面に捕集される液相材料は、フィルタの全体的な濾過効
率を上げることができる。この液相材料は粒子の単純な物理的な捕集を越えて、
濾材(例えば、繊維状のマット)に特別な収集能力を付与することができる。種
々の粒子状物質に対して高い収集親和性を有するように適切に液相材料を選択す
ることにより、実質的な「ハエ取り紙様」の材料を作ることができる。このよう
な方法で、液相材料がその外部に取り込まれたこの断面を単に用いることによっ
てフィルタの全体的効率を上げることができる。さらに、この液相材料は、好適
には繊維の内部空洞に取り込まれているために、濾材の両側間には実質的圧力低
下は起こらないであろうと考えられる。
【0024】 粒子状物質タイプの粒子を目標にするために、その細かい粒子の界面エネルギ
および湿潤性に適合する液相材料を選択することになる。非限定的な一例として
、埃または汚れた粒子を引き付けかつ保持するのに油などの液相材料を用いるこ
とが可能である。
【0025】 また、本発明は微生物の除去等のカスタマイズされた濾過用途に応用すること
もできる。非限定的な一例として、ポリビニルピリジン等の重合体であるがこれ
に限定されないいくつかの溶媒は、微生物に対して強い親和性を有する。
【0026】 濾材の両側間に圧力低下を実質的に一切もたらすことなく粒子状物質を引き付
けかつ保持するためには、固相材料のほか液相材料も同様に用いることが可能で
ある。非限定的な一例として、炭素の粉末等の粒子状物質を本発明の繊維に含浸
することができる。さらに、固相材料を自由に流れる状態に溶かし込み、本発明
の繊維上に塗布することもできる。
【0027】 ここで図面を参照すると、本発明を実施するのに適した概ね中空の繊維10が
示されている。この繊維10は、中核12と、外壁部材16で終端する3つ(あ
るいは4つ)のT字型のローブ(突出部)14とを備えた断面を有している。ロ
ーブ14の脚は、互いに隣接するローブ14の脚間の角度が約80°〜130度
°になるように、中核12で交差している。この熱可塑性重合体は典型的には、
ポリアミド、ポリエステル、ポリオレフィンまたはこれらを組み合わせたもので
ある。図に示したような繊維10は、内部に中空の長手方向に延在する3つの空
洞18を有する押し出し成形のストランドとして形成されている。各空洞18は
、互いに隣接するT字型のローブ14の外端の間に画定された、長手方向に延在
する溝20を介して、外部のストランド表面と連絡している。材料22(液相お
よび/または固相のいずれか)は、いくつかの従来の方法を用いて空洞18の1
つまたは複数の表面の、少なくとも一部に適用される。
【0028】 上記の説明は本発明の原理を示すのみであると考えられる。さらに、当業者に
は多くの修正及び変更が容易に想像できるため、上記の正確な構成およびプロセ
スに本発明を限定することは望ましくない。したがって、本発明に使用できる適
切なすべての修正および均等物は、後続の特許請求の範囲に定められたような本
発明の範囲にあるものとする。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を実施するのに適した繊維を示す透視図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 バウズ,ダニエル アメリカ合衆国ニュージャージー州07836, フランダーズ,クロウヴァーヒル・ドライ ヴ 150 (72)発明者 ジョーンズ,ゴードン・ダブリュー アメリカ合衆国オハイオ州43617,トレド, ギブリー・パーク 2303 (72)発明者 アンガー,ピーター・ディー アメリカ合衆国ニュージャージー州07961, コンヴェント・ステイション,テリー・ド ライヴ 36 Fターム(参考) 4D019 AA01 BA13 BA18 BB02 BB03 BB12 BC05 BD03 DA04 4L047 AA14 AA21 AA23 AA28 AA29 AB09 CB10 CC12 4L048 AA15 AA20 AA24 AA37 DA40

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粒子状物質を引き付けかつ保持する濾材であって、 少なくとも1つの繊維を含み、 前記少なくとも1つの繊維が、その外面に少なくとも1つの材料を配置して有
    し、 前記少なくとも1つの材料が、前記粒子状物質に対して高い親和性を有し、 前記少なくとも1つの繊維が、複数のローブを有する細長い繊維であって、該
    ローブが長手方向に延在する内部空洞を有しており、該内部空洞は開口を備えて
    おり、該開口が、前記内部空洞から、互いに隣接する前記ローブ間に形成された
    外部繊維に対して開口しているような、細長い繊維を具備し、 前記少なくとも1つの材料が、前記内部空洞の表面の少なくとも1つの部分に
    配置された濾材。
  2. 【請求項2】 前記ローブがT字型である請求項1に記載の濾材。
  3. 【請求項3】 前記少なくとも1つの材料が、前記濾材の両側間に実質的圧
    力低下を生じさせないようになされている、請求項1に記載の濾材。
  4. 【請求項4】 前記少なくとも1つの材料が、液相材料、固相材料またはこ
    れらの組み合わせから成るグループから選択されている、請求項1に記載の濾材
  5. 【請求項5】 粒子状物質を引き付けかつ保持する濾材であって、 少なくとも1つの繊維を含み、 前記少なくとも1つの繊維が、複数のローブを有する細長い繊維であって、該
    ローブが長手方向に延在する内部空洞を有しており、該内部空洞は開口を備えて
    おり、該開口が、前記内部空洞から、互いに隣接する前記ローブ間に形成された
    外部繊維に対して開口しているような、細長い繊維を具備し、 前記少なくとも1つの繊維が、その外面に少なくとも1つの材料を配置してお
    り、 前記少なくとも1つの材料が、前記粒子状物質に対して高い親和性を有してい
    る濾材。
  6. 【請求項6】 前記ローブがT字型である請求項5に記載の濾材。
  7. 【請求項7】 前記少なくとも1つの材料が、前記内部空洞の少なくとも一
    部分に配置されている、請求項5に記載の濾材。
  8. 【請求項8】 前記少なくとも1つの材料が、前記濾材の両側間に実質的圧
    力低下を生じさせないようになされている、請求項5に記載の濾材。
  9. 【請求項9】 前記少なくとも1つの材料が、液相材料、固相材料またはこ
    れらの組み合わせから成るグループから選択されている、請求項5に記載の濾材
  10. 【請求項10】 気体流に含まれた粒子状物質を引き付けかつ保持する方法
    であって、 少なくとも1つの繊維を提供するステップと、 前記少なくとも1つの繊維を介して前記気体流を通過させるステップと、を含
    み、 前記少なくとも1つの繊維が、その外面に少なくとも1つの材料を配置してお
    り、 前記少なくとも1つの材料が、前記粒子状物質に対して高い親和性を有してお
    り、 前記少なくとも1つの繊維が、複数のローブを有する細長い繊維であって、該
    ローブが長手方向に延在する内部空洞を有しており、該内部空洞は開口を備えて
    おり、該開口が、前記内部空洞から、互いに隣接する前記ローブ間に形成された
    外部繊維に対して開口しているような、細長い繊維を具備し、 前記少なくとも1つの材料が、前記内部空洞の表面の少なくとも1つの部分に
    配置されている、方法。
  11. 【請求項11】 前記ローブがT字型である請求項10に記載の方法。
  12. 【請求項12】 前記少なくとも1つの材料が、前記濾材の両側間に実質的
    圧力低下を生じさせないようになされている、請求項10に記載の方法。
  13. 【請求項13】 前記少なくとも1つの材料が、液相材料、固相材料または
    これらの組み合わせから成るグループから選択されている、請求項10に記載の
    方法。
  14. 【請求項14】 気体流に含まれた粒子状物質を引き付けかつ保持する方法
    であって、 少なくとも1つの繊維を提供するステップと、 前記少なくとも1つの繊維を介して前記気体流を通過させるステップと、を含
    み、 前記少なくとも1つの繊維が、複数のローブを有する細長い繊維であって、該
    ローブが長手方向に延在する内部空洞を有しており、該内部空洞は開口を備えて
    おり、該開口が、前記内部空洞から、互いに隣接する前記ローブ間に形成された
    外部繊維に対して開口しているような、細長い繊維を具備し、 前記少なくとも1つの繊維が、その外面に少なくとも1つの材料を配置してお
    り、 前記少なくとも1つの材料が、前記粒子状物質に対して高い親和性を有してい
    る、方法。
  15. 【請求項15】 前記ローブがT字型である請求項14に記載の方法。
  16. 【請求項16】 前記少なくとも1つの材料が、前記内部空洞の少なくとも
    一部分に配置されている、請求項14に記載の方法。
  17. 【請求項17】 前記少なくとも1つの材料が、前記濾材の両側間に実質的
    圧力低下を生じさせないようになされている、請求項14に記載の方法。
  18. 【請求項18】 前記少なくとも1つの材料が、液相材料、固相材料または
    これらの組み合わせから成るグループから選択されている、請求項14に記載の
    方法。
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