JP2003520635A - 歯石の検出システムおよび検出方法 - Google Patents

歯石の検出システムおよび検出方法

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    • A61B5/0088Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons using light, e.g. diagnosis by transillumination, diascopy, fluorescence adapted for particular medical purposes for oral or dental tissue

Abstract

(57)【要約】 歯石検出システム(10)は、特に、歯肉縁下歯石(S)を検出するためのものであり、歯(T)に沿って変位するプローブ(12)と、前記歯(T)の一領域に対して入射光を照射する光照射システム(14)と、前記照射領域で反射した光を収集する検出システム(16)と、1つ以上の所定範囲にある波長を有する前記反射光の測定値が、歯石(S)の特性を示す所定範囲の値であるときに前記プローブ(12)のオペレータに対して信号を発する分析システムと(34)を備える。代表的には、歯石(S)の分析は、歯石(S)の色に基づいて行われる。上述した1つ以上の所定範囲の値には、歯石(S)の色に対応する各波長が含まれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】発明の背景 1.発明の技術分野 本発明は、歯石の検出に関し、より具体的には、歯肉縁下歯石の検出に関する
【0002】 2.従来技術の説明 例えば、スクレイパや音波器具、超音波器具を用いて歯石を除去することは、
歯周病の予防や治療に大切である。歯周病は、歯槽骨B、歯肉(歯茎)G、歯根
膜(歯周靭帯)等の歯周組織の病気である。歯石は、歯面に蓄積した歯垢が石灰
化したものである。歯肉縁上歯石および歯肉縁下歯石S(図2参照)は、除去し
なくてはならない。この理由は、歯石が多孔質であるため、歯石内がバクテリア
の住処となるとともに、歯石上で病原性のバクテリアが繁殖し易いからである。
また、歯石によって直接歯肉が傷められるからである。
【0003】 図1に示す健康な歯周組織では、歯周ポケットは存在しない。しかしながら、
図2に示すように歯周組織が歯周病にかかっている場合には、歯肉Gの内側面と
歯Tの歯根Rとの間に歯周ポケットPが形成される。この歯周ポケットPが歯根
膜(歯周靭帯)Lによって閉塞されるので、該歯周ポケットPには、歯肉縁下歯
石Sが形成される。
【0004】 従って、深刻な健康上の問題を及ぼすような歯周病を予防するため、歯の表面
に形成された歯石を除去することが大切である。しかしながら、歯石の除去は、
手探りのような方法で行われる。一般的に、歯肉縁下歯石は、歯肉によって隠れ
ているため、通常の状態では目視することができない。オペレータは、歯肉の裏
側に存在する歯肉縁下歯石を除去する際、プローブを用いた触知によって歯石を
探さなければならないが、歯肉縁下歯石を視認することができないため、侵襲的
外科処置によらずに歯石を完全に除去することはできない。
【0005】 米国特許第5,230,621号公報および米国特許第5,328,365号
公報には、内視鏡を用いて歯肉縁下歯石を除去する方法および装置が開示されて
いる。このシステムでは、内視鏡プローブが歯肉ポケットや歯肉溝に挿入され、
他の医療器具によって行われる歯肉縁下歯根のプレーニング、スケーリング、ま
た、その他の歯垢除去処置のプロセスや効果を内視鏡によって視認することがで
きる。また、内視鏡装置を備えた医療器具によって歯肉縁下歯面に付着した物質
を除去するようにしてもよい。この場合、オペレータは、歯垢除去器具を使用し
ている際、この器具を視認したり、案内したりすることができる。すなわち、オ
ペレータは、画像をモニタに表示されている内視鏡が捕らえた画像を目視するこ
とによって歯肉縁下歯石の存在を確認することができる。このシステムは効率的
であるが、モニタを目視するためにオペレータが患者の口内を直接視認すること
を中断しなければならないという煩雑さがある。さらに、このシステムは、モニ
タとハードウエア(関連機器)が必要であるため、比較的高価である。
【0006】 このような観点から、モニタを必要とせずに歯肉縁下歯石の存在を自動的に検
出するプローブ等を使用した歯科器具、すなわち、モニタを目視する必要がない
ため、オペレータが患者の口から目を離すことなく、作業に集中できるような歯
科器具が必要とされている。このような器具によって、オペレータの診断を支援
するシステムが提供され、オペレータの歯肉縁下歯石を除去する作業が容易にな
る。
【0007】発明の要旨 本発明の目的は、歯肉縁下歯石等の歯石を検出するための新規なシステムを提
供することにある。
【0008】 本発明の別の目的は、歯石のスペクトル反射特性(色が特別な場合)に基づい
て歯石を自動的に検出する新規な歯肉縁下歯石検出システムを提供することにあ
る。
【0009】 本発明のさらなる目的は、歯肉縁下歯石を検出した際、視覚信号、音信号、ま
たはその他の信号を発するシステムを提供することにある。歯肉縁下領域におけ
る測定によって得られた1つ以上の所定範囲にある波長の検出結果によって、歯
石の存在を示すスペクトル反射特性を適切に判別することができる。
【0010】 従って、本発明によれば、 歯に沿って変位するプローブと、 前記歯の一領域に対して入射光を照射する光照射手段と、 前記照射領域で反射した光を収集する検出手段と、 1つ以上の所定範囲にある波長を有する前記反射光の測定値が、歯石の特性を
示す第1の所定範囲の値であるか、または、歯石以外の各アーティファクトの特
性を示す第2の所定範囲の値ではないときに前記プローブのオペレータに対して
信号を発する分析システムと を備えることを特徴とする歯石検出システムが提供される。
【0011】 また、本発明によれば、 (a) 入射光を歯の一領域に照射するステップと、 (b) 前記歯の前記領域で反射した光を収集および測定するステップと、 (c) 前記反射光を分析し、前記反射光が歯石の存在を示しているか否かを
判定するステップと、 (d) 前記ステップ(c)において歯石の存在が検出されたとき、歯石除去
装置のオペレータに対して信号を発するステップと を含むことを特徴とする歯から歯石を除去する方法が提供される。
【0012】 本発明の本質を概略的に説明したが、以下、本発明に係る好ましい実施の形態
につき、添付図面を参照して詳細に説明する。
【0013】好ましい実施の形態の説明 本発明は、内視鏡のような探知装置を備えて歯肉縁下歯石の存在を自動的に検
出するシステム10に関する。この探知装置は、歯と歯肉の間に挿入されたプロ
ーブを使用し、歯石のスペクトル反射特性に基づいた光学的な方法によって、歯
に存在する歯石と、歯石以外のアーティファクト、すなわち、歯の健康な部分、
歯肉、血液等とを区別することができる。
【0014】 より具体的には、システム10は、3つの主要な機構、すなわち、(1)口腔
プローブ(buccal probe)と、(2)ケーシングと、(3)ケーブルストランド
とを含む。ケーシング内には、光学部品、光源、データ収集および信号処理を行
うための電子機器のほか、水源に接続可能な注水口が設けられている。ケーブル
ストランドは、光ファイバと給水チューブを含み、プローブとケーシングとを接
続している。
【0015】 実際には、システム10は、光ファイバ、すなわち、歯肉縁下領域に光を照射
するための1本以上の光照射ファイバ14と、当該領域におけるスペクトル反射
特性を判定するために、歯Tによって反射された光を受け取る1本以上の検出フ
ァイバ16とを含む歯周プローブ12を備える。なお、光照射機能および検出機
能の双方を有する1本の光ファイバを使用するようにしてもよい。プローブ12
は、湾曲した先端部分60を有する。照射ファイバ14および検出ファイバ16
は、先端部分60内に存在し、照射ファイバ14および検出ファイバ16の各遠
位端部は、先端部分60の開放した自由端部、すなわち、遠位端部36にまで延
在する。
【0016】 プローブ12は、ハンドル18を含むが、歯石Sを除去するための超音波や他
の適切な歯石除去技術を用いた様々な機械Aに取り付け可能なように、取付機構
20を含んでいてもよい。本明細書中では、光ファイバ技術を利用するスペクト
ル反射に基づく検出技術が説明されているが、この検出技術を歯石除去器具Aに
適用することによって診断処置と治療処置とを統合し、これらの処置を単一の器
具で行うこともできる。プローブ12は、ハンドル18の近位端部にコネクタを
備える。このコネクタは、検出効率を高めるために、水を歯周ポケットPに射出
して歯肉縁下領域を洗浄する洗浄マイクロシステム22に接続される。
【0017】 洗浄マイクロシステム22は、第1給水チューブ24および該第1給水チュー
ブ24に連通する第2給水チューブ26と、第1給水チューブ24の側に設けら
れたバルブ28と、水源30とを有する。第2給水チューブ26は、ハンドル1
8を通って延在し、当該ハンドル18の外側に突出する遠位部分19を有する。
この遠位部分19は、ステンレス鋼またはプラスチック等、生物学的適合性を有
する材料で形成されている。第2給水チューブ26の遠位部分19は、ハンドル
18から湾曲した先端部分60に沿って突出し、この湾曲した先端部分60の遠
位端部36、すなわち、光照射ファイバ14および検出ファイバの各遠位端部の
手前(上流)で終端し、プローブ12の遠位端部36に向かって水を射出するこ
とによって血液やその他の堆積物を除去する。
【0018】 ケーブルストランド32は、プローブ12とケーシング34内に設けられた電
子システムとを接続する。ケーシング34の形状および寸法は、携帯カセットプ
レイヤ、すなわち、ウォークマン(商標名)と同等である。このため、システム
10は携帯可能である。ケーシング34は、内部電池による電力供給を受けない
場合には外部電源に接続可能になっており、水源30にも接続可能である。プロ
ーブ12内の光照射ファイバ14および検出ファイバ16の各遠位端部を伝播す
る光は、ケーブルストランド32の一部を構成する各ファイバ14、16の近位
部分を介してケーシング34に伝送され、または、ケーシング34から伝送され
る。光照射ファイバ14、検出ファイバ16および第1給水チューブ24は、ケ
ーブルストランド32によって支持され、保護されている。ケーブルストランド
32は、プローブ12のハンドル18の近位端部33に設けられたコネクタに着
脱可能に接続され、プローブ12をケーブルストランド32から取り外し、この
プローブ12のみを加圧滅菌器で消毒することができる。プローブ12は、再使
用できないものである場合には、一度使用した後、消毒しないで破棄される。
【0019】 サイト(すなわち、歯周ポケットP)に光を照射する1つ以上の光照射ファイ
バ14の各々は、一端部が光源に面しており、他端部がプローブ12の遠位自由
端部36に位置する。光源は、光波長選択フィルタを備えていてもよいし、備え
ていなくてもよい。各ファイバ14は、ケーブルストランド32とプローブ12
との間のコネクタで分断(切断)されている。
【0020】 1つ以上の検出ファイバ16の各々は、歯周部位から反射した光を受け取るた
めに使用される。この検出ファイバ16は、歯周ポケットPを照射する光照射フ
ァイバ14と同一のものでもよい。各検出ファイバ16は、一端部がプローブ1
2の遠位端部36に位置し、他端部が光検出器または電子光変換器に面する。光
検出器または電子光変換器は、光波長選択フィルタを備えていてもよいし、備え
ていなくてもよい。各ファイバ16は、ケーブルストランド32とプローブ12
との間のコネクタで分断(切断)されている。
【0021】 この検出器38は、ケーシング34内に収容された電子システムに接続されて
いる。
【0022】 検出器において、または検出器から出力された信号から、電子的または物理的
(光学的)にフィルタ処理を行うシステムによって、歯石が存在しない部分で生
じた波長が除去される。フィルタ処理を行った後に得られた信号は、電子プロセ
ッサによって分析され、プローブ12の遠位端部36に歯石が存在するか否かが
判断される。
【0023】 歯石が検出されると、光、音、または他の手段によるオペレータによって感知
可能なインジケータが駆動され、プローブ12の遠位端部によって検査された領
域に歯石が存在するという情報がオペレータにもたらされる。例えば、インジケ
ータがプローブ上に設けられた発光インジケータ42である場合、ケーシング3
4内で発生した光は、1つ以上の光ファイバ44によってケーシング34とプロ
ーブ12のハンドル18との間で伝送される。光は、最終的に、ハンドル18に
設けられたインジケータ42に伝送される。従って、オペレータは、歯石が検出
されると、光ファイバ44によって伝送された光を見ることができる。また、ハ
ンドル18上に位置し、ケーシング34に設けられたスイッチに電気的に接続さ
れた警告用LED(発光ダイオード)から、歯石が検出された際、自動的に光信
号を発生させるようにしてもよい。
【0024】 ケーブルストランド32の端部に設けられたコネクタ46によって、プローブ
12のハンドル18とケーブルストランド32とを着脱可能に接続することがで
きる(図4、図4a参照)。ケーブルストランド32は、可撓性を有し、光照射
光ファイバ14、検出光ファイバ16、第1給水チューブ23、さらに、プロー
ブ12上の発光インジケータ42のための光ファイバ44を収容する鞘として機
能する。
【0025】 ケーシング34は、電気入力としての電源48と、1つ以上の光源50と、光
検出器38と、例えば、情報を保存するために使用される電子カード40等のた
めの入力部を備える電子プロセッサおよびメモリチップと、断続器(スイッチ)
54と、音を発してオペレータに歯石の存在を知らせるための増幅器58を備え
るスピーカ56とを含む。電源48は、外部電源でも内部電源でもよく、光源5
0としては、ハロゲン電球、レーザ、ダイオード等が含まれ、光波長選択フィル
タによってフィルタ処理されるものでもよく、フィルタ処理されないものでもよ
い。
【0026】 第1給水チューブ24には、バルブ28が設けられる。第1給水チューブ24
は、可撓性を有し、一端部がプローブ12のハンドル18に接続され、他端部が
水源30に接続される。バルブ28によって水流の調節が行われる。
【0027】 従って、システム10は、適切なスペクトル成分を有する光を光照射ファイバ
14を介して歯面上に伝送することができ、歯面によって反射された光を検出フ
ァイバ16を介して取り戻すことができる。検出ファイバ16は、光照射ファイ
バ14と同じものでもよいし、別個のものでもよい。この反射光は、ケーシング
34内に存在する光検出器によって検出されて分析される。歯面での反射による
入射光のスペクトル成分の変化に基づいて、光検出器の信号によってプローブ1
2で検査されている部位に歯石が存在するか否かがアルゴリズムを用いて判定さ
れる。反射光のスペクトル成分が歯石の存在を示す所定範囲内にあれば、アルゴ
リズムに従って、オペレータに対し、知覚可能な信号が発せられる。例えば、ハ
ンドル18上の発光インジケータ42が光ファイバ44を介して駆動される。光
ファイバ44は、ケーシング34内で発生した光をインジケータ42に伝送する
。なお、音や振動等の信号を用いてもよい。
【0028】 図4bに示すように、光照射ファイバ14は、2つのLED62、64からの
光をプローブ12の遠位端部36まで伝送するために使用される。LED62、
64は、発光スペクトル成分が互いに異なり、ケーシング34内に配置されてい
る。2つのLEDから発せられた光は、光を伝送する際にある波長を透過させ、
別の波長を反射させるような波長選択性を有する2色性ミラー(2色性ビーム分
配器)を用いて光照射ファイバ内でカップリングされる。2色性ミラー(2色性
ビーム分配器)は、ミラーが反射性または透過性となる波長の範囲に応じて、ホ
ットミラー、または、コールドミラーと呼ばれる。LED62、64から発せら
れた光を結合させ、光照射ファイバ内にカップリングするために、2色性ミラー
(2色性ビーム分配器)を用いる代わりに、「Y字」構成の一組のレンズ等、適
切な手段を用いることができる。図4bは、光照射ファイバ14内でのカップリ
ングを示している。参照符号66は、レンズを示し、参照符号68は、45度の
角度をつけられた2色性ビーム分配器を示す。2色性ビーム分配器は、LED6
2によって発せられた波長の範囲の光を透過させ、LED64によって発せられ
た波長の範囲の光を反射する。
【0029】 LED62、64は、スペクトル帯域に基づいて選定される。つまり、歯石の
反射特性と、歯と歯肉との間(歯および歯肉の健康な部分)に挿入されるプロー
ブによって検査される可能性のある歯石以外のアーティファクトの反射特性とが
、血液の存在下であっても異なるようになる。実際、これらのスペクトル帯域で
は、血液によるスペクトルの伝送の影響は最低限になる。スペクトル帯域の選定
は、電磁スペクトルの波長範囲が400nm〜1,000nmにおける歯石の反
射特性について、スペクトル測定することによって行われた。このスペクトル測
定は、血液が存在する場合および血液が存在しない場合のそれぞれについて行わ
れた。LED62は、赤色領域のスペクトルを発する。スペクトルのピークは、
約625nmであり、スペクトルの範囲は、600nm〜650nmである。L
ED64の発するスペクトルの範囲は、800nm〜920nmである。LED
62、64、または他の適切な光源は、緑色領域のスペクトル等、歯石を判別す
るのに適切な波長であれば、他の波長でも動作する。
【0030】 本システム10の検出方式によれば、以下のような動作が行われる。歯Tによ
って反射した光は、検出ファイバ16によって受け取られ、ケーシング34内に
設けられたフォトダイオードに伝送され、電気信号に変換される。歯によって反
射され、検出ファイバ16によって伝送される光の電子的検出は、「ロックイン
」検出(位相検出)方式に基づいて行われるが、他の信号処理方法を採用するこ
とも可能である。通常、この方式は、所定かつ既知の変調周波数で光源の強度を
変調することによって行われる。この変調周波数は、光源の光学的周波数に干渉
を与えないものである。変調された光は、被検査物に伝送され、被検査物によっ
て反射した光は、光検出器によって検出され、電気信号に変換される。この電気
信号は、復調され、光源を変調した周波数の成分のみが抽出される。この方式に
よって、極めて小さな信号を非常に効率的に検出することができる。
【0031】 本システム10においては、2つの光源(LEDの数を3つにする等、LED
の数は変更可能であるが、本システム10の場合はLED62、64を使用して
いる)を異なる周波数で変調することによって、双方のLEDによって発せられ
た光を単一のフォトダイオードを用いて検出することができる。各LEDの2つ
の変調周波数でフォトダイオードの電気信号を復調することによって、このLE
D62、64に対応する2つのスペクトル帯域において、歯によって反射した光
の量を測定することができる。歯によって反射した光の量の度合いは、各LED
62、64の発光チャネルに対応する2つのロックイン回路の出力側において信
号V1、V2として表れ、処理アルゴリズムにて利用される。本明細書中で説明
するロックイン回路は2つの目的で使用される。(1)検出を行う際、単一の検
出器に対し、選定されたスペクトル帯域の双方の光が発せられるが、この光を電
気的に分離することを可能とする。(2)歯によって反射された光の度合いは非
常に小さいため、感度に優れたロックイン方式を検出に用いる。
【0032】 ロックイン回路の出力側の信号V1、V2は、ケーシング34の電子プロセッ
サによってリアルタイムに処理される。この電子プロセッサは、他の電子部品と
ともにケーシング34に組み付けられている。このプロセッサによって、処理ア
ルゴリズムがプログラムされている。処理アルゴリズムによって2つの信号V1
とV2との比、y=V1/V2が求められる(この比を求める順序は、処理アル
ゴリズム中であれば特に限定されない)。この比が歯石の存在する範囲の値であ
れば(この範囲は、校正測定によって予め決められる)プローブ12は歯石上に
位置する。この場合、アルゴリズムに従って、警告音を発するための信号が出力
される。なお、この警告音を発するための信号は、オペレータによって出力停止
するようにしてもよい。また、ケーシング34内の警告用LEDが駆動され、警
告用LEDから光が発せられる。警告用LEDから発せられた光は、光ファイバ
44を介してプローブハンドル18に設けられたインジケータ42に伝送され、
視認可能である。
【0033】 歯石の存在する比yの範囲の各値は、異なるレベル(量)の血液が存在する各
々の場合で、歯における様々な健康な部位と、歯石が存在する部位とで数多くの
測定を行うことによって決定される。これらの測定値を知ることによって、健康
な部位での測定の場合、歯石が存在する部位での測定の場合の双方におけるデー
タが得られる。グラフィック上にこれらのデータをヒストグラムとして示すこと
によって、歯石が存在する場合の数値範囲を求めることができる。
【0034】 使用の際には、オペレータは、歯石除去装置Aに本発明のシステム10のプロ
ーブ12を取り付ける。なお、検出システム10と歯石除去装置Aとを使用中に
分離したままにしておいてもよい。オペレータは、(1)プローブ12を用いて
歯石の場所を検出し、(2)歯石が検出された領域で、従来の方法で歯石を除去
する。(3)その後、オペレータは、プローブ12を用いて歯肉縁下歯石の除去
が完了したことを確認する。(2)および(3)のステップは、歯石が検出され
なくなるまで繰り返される。(1)および(3)のステップにおいて、本発明の
検出システム10を用いて歯石を検出するために、オペレータは、プローブ12
の端部分60を歯肉Gの裏側、すなわち、歯周ポケットPに挿入する。次に、オ
ペレータは、プローブ12の端部分60の自由遠端部36を、歯Eの歯根Rの表
面でスイープさせる。オペレータは、バルブ28の開度を調節して、歯Eの歯根
Rに対する適切な量の水の供給が保たれるようにしなければならない。バルブ2
8の開度の調節は、フットペダルやプローブ12のハンドル18に設けられた制
御部をマニュアル操作することによって行うようにしてもよい。オペレータが、
電子システムから知覚可能な刺激、すなわち、信号(この信号としては、例えば
、インジケータ42を介した光ファイバ44からの発光のほか、ブザーや信号等
、インジケータ42に代替的、または追加的な手段が含まれる)を受けたとき、
オペレータは、プローブ12の遠位端部36の部位に何らかの歯肉縁下歯石が存
在することを知り、視覚的にプローブ12の遠位端部36の位置を確認できる。
そこで、オペレータは、(2)のステップを行い、歯石除去装置Aを用いて該当
部位に残っている歯石を除去する。
【0035】 上述した実施の形態においては、LED62、64から発せられる光をカップ
リングするために、2色性ミラーとレンズを用いた特定の方法を説明したが、「
Y字」構成を用いて各LEDからの光をカップリングしてファイバ内に導くよう
にする等、他の構成を採用することもできる。基本的に、光をカップリングして
ファイバ内に導くことができればよい。
【0036】 例えば、図6aは、2つの光ファイバ102、104を単一の光ファイバ10
6に融合させることによって行ったカップリング100を示す。2つのLED1
08、110が用いられ、各LEDは、一対のレンズ112、114を介して光
を発する。参照符号116は、融合した領域を示している。この方法は、WDM
カプラとして商業的に知られている。
【0037】 図6bは、2つの光を結合するために「Y字」構成を採用する別のカップリン
グ200を示す。より具体的には、2つのLED202、204が一対のレンズ
206、208の後方に配置されている。LED202、204から発せられた
光は、レンズ206、208を通過する。レンズ206、208は、光を光ファ
イバ210の端部に集める。参照符号212は、ファイバ210の光軸を示して
いる。
【0038】 図6cは、「Y字」構成を採用した、また別のカップリング300を示してい
る。この構成では、一対のレンズ310、312の後方にそれぞれ配置された4
つのLED302、304、306、308から発せられた光がカップリングさ
れる。LED302、304、306、308から発せられた光は、レンズ31
0、312を通過する。レンズ310、312は、光を光ファイバ314の端部
に集める。参照符号316は、ファイバ314の光軸を示している。「Y字」構
成を採用した別のカップリングでは、図6b、図6cにおいて示したカップリン
グ200、300のように2つのLED、4つのLEDを用いるのではなく、3
つのLEDを用いることも可能であることが理解できよう。
【0039】 また、上述した検出方式、すなわち、ロックイン検出方式ではなく、別の検出
方式を採用してもよい。ノイズの影響をあまり受けることなく、歯周ポケットP
に存在する歯石と他のアーティファクトとの判別ができる方式であれば、どのよ
うな方式を採用することもできる。さらに、数値システムにおいて、赤や緑等の
異なる波長を有するLEDを、ある遅延間隔で繰り返し交互に駆動させることが
できる。なお、これらのLEDは、同じ周波数を有する場合もある。
【0040】 上述した処理アルゴリズムの代替的なものとして、上述した比yを使わないで
信号V1、V2を組み合わせることが考えられる。「歯石に該当する」データと
「歯石に該当しない」データとの分類は、2次元空間上で行われる。例えば、V
1とV2の関係をプロットしたり、V1とV2の関数と、この関数とは別個のV
1とV2の関数との関係をプロットしたりすることによって行われる。2つ以上
のLEDを使用したり、レーザ、ハロゲンランプ、スペクトルランプ、フィルタ
付ランプ等の他の光源を使用したりする場合には、2つ以上の情報が収集および
分析される。
【0041】 さらに、上述した方式に代替的なものとして、歯によって反射された光のスペ
クトルを測定するのにスペクトルメータを用いた上、このスペクトルが歯石に対
応するスペクトルであるか、他のアーティファクトに対応するスペクトルである
かをアルゴリズムに従って判定するようにしてもよい。受信したスペクトルを分
析し、このスペクトルを歯石のスペクトルと比較して歯石の存在を検出するのに
適切な方法であれば、どのような方法を用いてもよい。
【0042】 本システムは、検出スペクトルを変化させることによって、特異なスペクトル
特性を有して口腔内に存在する他のもの、例えば、虫歯を検出するために用いて
もよい。
【0043】 さらに、本システム10が再校正機能を有するようにしてもよい。プローブ1
2で検査した領域に多量の血液が存在し、システム10による適切な読み取りが
できないため、この領域における歯石の存在を正確に判定できないような場合に
警告信号が発せられるようにしてもよい。
【0044】 プローブ12、具体的には、光照射ファイバ14や検出ファイバ16が損耗し
て効率的な使用ができなくなった際、交換が必要であることを示す機能を含むよ
うにしてもよい。このような状態は、ケーシング34内に設けられた電子システ
ムによって受け取られる光が不十分になったときに検知される。
【0045】 オペレータに対し、図示した光ファイバ44等のインジケータを用いて歯石の
存在を示す光等の信号をオペレータに対して発するだけでなく、オペレータによ
る診断作業を補助するために、システム10に、当該システム内で発生した電子
信号等の情報を表示するモニタを含むようにしてもよい。
【0046】 また、例えば、電子カード40を含むコンピュータやソフトウエアによって構
成される電子システムからデータを収集する手段を含むようにしてもよい。この
データは、患者の診察記録として記録媒体に保存される。
【0047】 本実施の形態のシステム10においては、400nm〜1,000nmの範囲
の反射特性が調査され、反射特性がこの範囲にある光源(LED62、64)が
使用された。しかしながら、400nmの光を発する紫外線の範囲にある光源や
、1,000nmを超える光を発する遠赤外線の範囲にある光源を用いることも
考えられる。
【0048】 歯石のほか、エナメル、歯根表面、歯肉、血液、虫歯、歯の詰め物等、様々な
アーティファクトのスペクトル応答が知られている。これらのアーティファクト
を示すスペクトル特性が検出されなかったとき、システム10が、オペレータに
対し、歯石の存在を示す信号を発するようにすることができる。つまり、システ
ム10が、これらの歯石以外のアーティファクトのスペクトル特性のみを検出し
た場合には、検査した領域には歯石は存在しない。
【0049】 歯石は、紫外線の光に応答しないが、他のアーティファクトは紫外線の光に応
答する。紫外線を歯に照射した場合、蛍光がなければ歯石が存在することになる
【0050】 また、歯石には付着するが、他のアーティファクトには付着しないトレーシン
グ物質を用いてもよい。歯を光源で照らすと、トレーシング物質が特定の波長の
光を発する。この波長が検出されば、歯石が存在する。また、歯石の成分と反応
し、特定の波長の光を自然に発する物質を用いてもよい。この自然発光による光
は、光学プローブによって受け取られる。特定の波長が検出されれば、歯石が存
在する。この方法は、患者の口元で光源を使用することなしに実行することがで
きる。
【0051】 歯石の検出は、非発光性の波長を用いて行うこともでき、また、他の同様の方
法、例えば、赤外線、紫外線、圧電、超音波、磁気共鳴、影などを用いてもよい
【0052】 歯を照射し、反射した光を受け取る際、反射光の強度が分析に十分なものであ
れば、光ファイバ以外の手段を用いてもよい。
【0053】 光照射ファイバ14、検出ファイバ16、および第2給水チューブ26は、プ
ローブ12の部分として、ケーブルストランド32とハンドル19を接続するコ
ネクタの下流に設けるのではなく、超音波や他の手段を用いた歯石除去装置に組
み込むようにして歯石検出処理および歯石除去処理の統合を図るようにしてもよ
い。この場合、歯石検出および歯石除去の機能を兼ね備えた装置は、歯石検出モ
ードと歯石除去モードとを切り換えるスイッチを有するようにしてもよい。この
ようなスイッチは、オペレータが作動させるようにしてもよいが、調節可能な頻
度、例えば、1/15〜1/100秒毎に自動的に作動させることによって2つ
のモードを切り換えるようにしてもよい。歯石検出および歯石除去の機能を兼ね
備えた装置では、この装置を歯に沿って変位させて歯石を除去した上、例えば、
光や音を用いたインジケータによって残っている歯石の存在を示すことができる
。この作業は、装置の検出システムのインジケータが作動しなくなるまで続けら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1aは、歯と歯周組織を示す概略縦断面図であり、図1は、図1aの破線で
囲繞した部分1−1の拡大図である。
【図2】 歯根と歯肉の間の歯周ポケットを示し、歯周ポケットに歯肉縁下歯石が存在し
ている状態を示す図1と同様の概略図である。
【図3】 本発明に係る歯石検出システムを示す概略図である。
【図4】 図4および図4aは、図3に示す検出システムの概略拡大部分説明図であり、
図4bは、図3に示すケーシングの幾つかの構成要素を示す概略説明図である。
【図5】 本発明に係るシステムを用いて検出した、歯周ポケットに存在する歯肉縁下歯
石を示す図2と同様の概略図である。
【図6】 図6a、図6b、図6cは、幾つかの光線を結合させ、1つ以上の光ファイバ
の中にカップリングさせる3つの方法を説明する概略図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK ,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE, GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,J P,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR ,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK, MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,R O,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ, VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 ブルーブ−ローズィアー、イブス カナダ国、ケベック州 ジー1エス 1ワ イ2、ケベック、デ リペンティグニー 1243 (72)発明者 カラズィヴァン、ネイム カナダ国、ケベック州 エイチ7ブイ 4 エイ9、ラヴァル、ベルナルド−ベロー 230、スーツ 221、ネクス リシェルシェ エ デベロップメント インコーポレイ テッド内 (72)発明者 モンティニ、エマニュエル カナダ国、ケベック州 エイチ7ブイ 4 エイ9、ラヴァル、ベルナルド−ベロー 230、スーツ 221、ネクス リシェルシェ エ デベロップメント インコーポレイ テッド内 (72)発明者 バーニア、ソフィア カナダ国、ケベック州 ジー1ピー 1ジ ー4、ケベック、プレイス フォケット 4625 (72)発明者 リヴェスキュー、マーク カナダ国、ケベック州 ジー3エイ 2エ ル2、エスティー−オーガスティン、デ ラ モディスト 128 (72)発明者 ミモール、イヴァン カナダ国、ケベック州 ジー1ワイ 2イ ー1、キャップ−ルージュ、デュ ドメイ ン 1180 (72)発明者 ドゥーセ、ミッチェル カナダ国、ケベック州 ジー1ダブリュ 1エイ1、セイント−フォィ、サッセヴィ ル 2805、アパートメント 303 Fターム(参考) 4C052 AA15 NN05 NN15 4C061 AA08 BB01 CC07 DD10 HH04 HH51 HH56 JJ17

Claims (44)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 歯に沿って変位するプローブと、 前記歯の一領域に対して入射光を照射する光照射手段と、 前記照射領域で反射した光を収集する検出手段と、 1つ以上の所定範囲の波長を有する前記反射光の測定値が、歯石の特性を示す
    第1の所定範囲の値であるか、または、歯石以外の各アーティファクトの特性を
    示す第2の所定範囲の値ではないときに前記プローブのオペレータに対して信号
    を発する分析システムと、 を備えることを特徴とする歯石検出システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の歯石検出システムにおいて、前記第1の所定範囲の値には、歯
    石のスペクトル特性に対応する各波長が含まれることを特徴とする歯石検出シス
    テム。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の歯石検出システムにおいて、前記プローブが遠位端
    部を有し、前記光照射手段および検出手段が概ね前記遠位端部近傍で終端してい
    ることを特徴とする歯石検出システム。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の歯石検出システムにおいて、前記光照射手段および前記検出手
    段が少なくとも1つの光ファイバであり、当該光ファイバの遠位端部が前記プロ
    ーブの前記遠位端部近傍に位置し、前記光照射手段が前記光ファイバの近位端部
    に設けられた光源を含み、前記光源から発せられた前記入射光が前記光ファイバ
    によって当該光ファイバの前記遠位端部と前記歯に伝送されることを特徴とする
    歯石検出システム。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか1項に記載の歯石検出システムにおいて、前記所定範
    囲の値には、歯石の色に対応する各波長が含まれることを特徴とする歯石検出シ
    ステム。
  6. 【請求項6】 請求項4記載の歯石検出システムにおいて、前記所定範囲の値には、歯石の色
    に対応する各波長が含まれることを特徴とする歯石検出システム。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の歯石検出システムにおいて、前記分析システムは、前記反射光
    を分析し、前記信号を発することを特徴とする歯石検出システム。
  8. 【請求項8】 請求項4、6または7のいずれか1項に記載の歯石検出システムにおいて、前
    記光照射手段および前記検出手段の各々が、単一の前記光ファイバであり、前記
    光ファイバの各々の前記遠位端部が、前記プローブの前記遠位端部の近傍に位置
    していることを特徴とする歯石検出システム。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8のいずれか1項に記載の歯石検出システムにおいて、さらに、前
    記歯の周辺に流体を供給する洗浄システムを含むことを特徴とする歯石検出シス
    テム。
  10. 【請求項10】 請求項4、6〜8のいずれか1項に記載の歯石検出システムにおいて、さらに
    、前記歯の周辺に流体を供給する洗浄システムを含むことを特徴とする歯石検出
    システム。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の歯石検出システムにおいて、前記洗浄システムが、流体供給
    チューブと流体源を含み、前記流体供給チューブの遠位端部が、前記光ファイバ
    の各々の前記遠位端部の近傍に位置し、前記流体源が、前記流体供給チューブの
    前記遠位端部の上流で前記流体チューブと連通することを特徴とする歯石検出シ
    ステム。
  12. 【請求項12】 請求項11記載の歯石検出システムにおいて、前記光ファイバおよび前記流体
    供給チューブの各々が、前記プローブの一部を構成する遠位部分を有することを
    特徴とする歯石検出システム。
  13. 【請求項13】 請求項12記載の歯石検出システムにおいて、前記光ファイバおよび前記流体
    供給チューブの各々が、前記遠位部分に対して着脱可能に接続される近位部分を
    有し、前記遠位部分および前記プローブを選択的に前記近位部分から離脱させて
    前記遠位部分および前記プローブを破棄して新しいものと交換することが可能で
    あるか、前記遠位部分および前記プローブが消毒された後、前記近位端部に戻さ
    れて再使用されることを特徴とする歯石検出システム。
  14. 【請求項14】 請求項1〜11のいずれか1項に記載の歯石検出システムにおいて、前記光照
    射手段および前記検出手段の各々が、互いに着脱可能に接続される近位部分およ
    び遠位部分を有し、前記遠位部分および前記プローブを選択的に前記近位部分か
    ら離脱させて前記遠位部分および前記プローブを破棄して新しいものと交換する
    ことが可能であるか、前記遠位部分および前記プローブが消毒された後、前記近
    位端部に戻されて再使用されることを特徴とする歯石検出システム。
  15. 【請求項15】 請求項1〜14のいずれか1項に記載の歯石検出システムにおいて、前記プロ
    ーブが、当該プローブを歯石除去装置に着脱可能に取り付けるための取付手段を
    含み、前記歯石検出システムが前記歯石除去装置と共に使用されることを特徴と
    する歯石検出システム。
  16. 【請求項16】 請求項1〜14のいずれか1項に記載の歯石検出システムにおいて、当該歯石
    検出システムは歯石除去装置と組み合わせて使用され、前記プローブが前記光照
    射手段、前記検出手段、および、前記歯石除去装置の各遠位端部を含み、前記歯
    石検出システムが前記歯石除去装置と一体的であることを特徴とする歯石検出シ
    ステム。
  17. 【請求項17】 請求項10〜13のいずれか1項に記載の歯石検出システムにおいて、当該歯
    石検出システムは歯石除去装置と組み合わせて使用され、前記プローブが前記光
    照射手段、前記検出手段、前記洗浄システム、および、前記歯石除去装置の各遠
    位部分を含み、前記歯石検出システムが前記歯石除去装置と一体的であることを
    特徴とする歯石検出システム。
  18. 【請求項18】 請求項16または17記載の歯石検出システムにおいて、当該歯石検出システ
    ムは歯石除去装置と組み合わせて使用され、前記歯石除去装置が超音波発生シス
    テムを含むことを特徴とする歯石検出システム。
  19. 【請求項19】 請求項1〜18のいずれか1項に記載の歯石検出システムにおいて、前記プロ
    ーブが前記オペレータのためのハンドルを含むことを特徴とする歯石検出システ
    ム。
  20. 【請求項20】 請求項11記載の歯石検出システムにおいて、前記洗浄システムが前記流体の
    流れを制御するためのバルブを含むことを特徴とする歯石検出システム。
  21. 【請求項21】 請求項20記載の歯石検出システムにおいて、前記プローブが前記オペレータ
    のためのハンドルを含み、前記洗浄システムが前記流体の流れを制御するための
    バルブを含み、前記ハンドルが前記バルブを操作するための制御手段を備えるこ
    とを特徴とする歯石検出システム。
  22. 【請求項22】 請求項1〜21のいずれか1項に記載の歯石検出システムにおいて、前記検出
    手段によって駆動されるインジケータ手段が設けられ、当該インジケータ手段は
    、概ね前記検出手段の遠位端部の位置に歯石が存在するという情報をオペレータ
    にもたらすことを特徴とする歯石検出システム。
  23. 【請求項23】 請求項22記載の歯石検出システムにおいて、前記インジケータ手段が、光イ
    ンジケータ、音インジケータ、振動インジケータの少なくともいずれか1つを含
    むことを特徴とする歯石検出システム。
  24. 【請求項24】 請求項22記載の歯石検出システムにおいて、前記インジケータ手段が、前記
    プローブ上に設けられ、前記検出手段と前記プローブとの間を延在する光ファイ
    バを含み、前記検出手段によって歯石が検出された際に、前記プローブ上で発光
    するインジケータであることを特徴とする歯石検出システム。
  25. 【請求項25】 請求項44記載の歯石検出システムにおいて、前記モニタ手段が広範囲の波長
    を概略的に、またはグラフィックによって画面に表示し、前記所定範囲の値を示
    す境界線が前記画面に表示され、前記モニタ手段は、前記反射光の測定値を前記
    画面上に表示し、前記境界線に対する前記測定値の位置によって歯石の存在の有
    無が示されることを特徴とする歯石検出システム。
  26. 【請求項26】 請求項15〜18のいずれか1項に記載の歯石検出システムにおいて、前記歯
    石除去装置の除去モードと前記検出手段の検出モードとを切り換えるために、前
    記オペレータによって操作されるマニュアルスイッチ手段が設けられることを特
    徴とする歯石検出システム。
  27. 【請求項27】 請求項15〜18のいずれか1項に記載の歯石検出システムにおいて、前記歯
    石除去装置の除去モードと前記検出手段の検出モードとを自動的に切り換えるた
    めに、自動スイッチ手段が設けられることを特徴とする歯石検出システム。
  28. 【請求項28】 請求項1記載の歯石検出システムにおいて、前記第2の所定範囲の値には、前
    記アーティファクトのスペクトル反射特性に対応する波長が含まれることを特徴
    とする歯石検出システム。
  29. 【請求項29】 請求項1〜28記載の歯石検出システムにおいて、前記分析システムが、患者
    の診察履歴を保存したり更新したりするためのソフトウエアを含むことを特徴と
    する歯石検出システム。
  30. 【請求項30】 (a) 入射光を歯の一領域に照射するステップと、 (b) 前記歯の前記領域で反射した光を収集および測定するステップと、 (c) 前記反射光を分析し、前記反射光が歯石の存在を示しているか否かを
    判定するステップと、 (d) 前記ステップ(c)において歯石の存在が検出されたとき、歯石除去
    装置のオペレータに対して信号を発するステップと、 を有することを特徴とする歯から歯石を除去する方法。
  31. 【請求項31】 請求項30記載の方法において、前記ステップ(b)において求められた測定
    値が前記ステップ(c)において分析され、歯石の特性を示す所定範囲の値と比
    較されることを特徴とする歯石除去方法。
  32. 【請求項32】 請求項31記載の方法において、前記所定範囲の値には、歯石のスペクトル反
    射特性に対応する各波長が含まれることを特徴とする歯石除去方法。
  33. 【請求項33】 請求項32記載の方法において、前記所定範囲の値には、歯石の色に対応する
    各波長が含まれることを特徴とする歯石除去方法。
  34. 【請求項34】 請求項30〜33のいずれか1項に記載の方法において、前記ステップ(a)
    で使用される光照射システムおよび前記ステップ(b)で使用される検出システ
    ムは、光ファイバを少なくとも1つ含み、 前記光ファイバの遠位端部は、歯の近傍に位置し、 前記光照射システムは、前記光ファイバの近位端部に光源を含み、 前記光源から発せられる前記入射光は、前記光ファイバによって前記歯に伝送
    され、 当該歯によって反射された光は、前記検出システムによって分析手段に伝送さ
    れ、 前記分析手段は、前記反射光を分析して前記信号を発することを特徴とする歯
    石除去方法。
  35. 【請求項35】 請求項34記載の方法において、前記光照射システムおよび前記検出システム
    の各々が、単一の前記光ファイバであることを特徴とする歯石除去方法。
  36. 【請求項36】 請求項34または35に記載の方法において、前記ステップ(a)および前記
    ステップ(b)で使用される洗浄システムが前記歯の周辺に流体を供給すること
    を特徴とする歯石除去方法。
  37. 【請求項37】 請求項36記載の方法において、前記洗浄システムが、流体供給チューブと流
    体源を含み、前記流体供給チューブの遠位端部が前記光ファイバの各々の前記遠
    位端部の近傍に位置し、前記流体源が、前記流体供給チューブの前記遠位端部の
    上流で前記流体チューブと連通することを特徴とする歯石除去方法。
  38. 【請求項38】 請求項37記載の方法において、前記光ファイバおよび前記流体チューブがプ
    ローブの一部を構成する遠位部分を有し、前記プローブは、前記オペレータによ
    って握持されるのに適し、前記歯に沿って変位することを特徴とする歯石除去方
    法。
  39. 【請求項39】 請求項38記載の方法において、前記光ファイバおよび前記流体供給チューブ
    の各々が、前記遠位部分に対して着脱可能に接続される近位部分を有し、前記遠
    位部分および前記プローブを選択的に前記近位部分から離脱させて前記遠位部分
    および前記プローブを破棄して新しいものと交換することが可能であるか、前記
    遠位部分および前記プローブが消毒された後、前記近位端部に戻されて再使用さ
    れることを特徴とする歯石除去方法。
  40. 【請求項40】 請求項30〜39のいずれか1項に記載の方法において、前記ステップ(d)
    における前記信号が光、音、振動の少なくともいずれか1つであることを特徴と
    する歯石除去方法。
  41. 【請求項41】 請求項30〜39のいずれか1項に記載の方法において、前記ステップ(d)
    での前記信号がモニタ手段によって発せられ、 前記モニタ手段が、広範囲の波長を概略的にまたはグラフィックで画面に表示
    し、歯石の存在を示す1つ以上の所定範囲の波長を示す境界線が前記画面に表示
    され、 前記モニタ手段は、前記反射光の測定値を前記画面上に表示し、前記境界線に
    対する前記測定値の位置によって歯石の存在の有無が示されることを特徴とする
    歯石除去方法。
  42. 【請求項42】 請求項30記載の方法において、前記ステップ(b)にて求められた測定値が
    、前記ステップ(c)で分析されて前記歯に沿って変位する前記プローブによっ
    て検査された歯石以外のアーティファクトの特性を示す所定範囲の値と比較され
    、前記測定値が前記所定範囲の値でないとき、前記ステップ(d)にて前記オペ
    レータに前記信号を発することを特徴とする歯石除去方法。
  43. 【請求項43】 請求項42記載の方法において、前記所定範囲の値には、前記アーティファク
    トのスペクトル反射特性に対応する各波長が含まれることを特徴とする歯石除去
    方法。
  44. 【請求項44】 請求項22記載の歯石検出システムにおいて、前記インジケータ手段が、さら
    に、前記オペレータのために情報を表示するモニタ手段を含み、前記情報が、歯
    石の検出に有用な電子信号を含むことを特徴とする歯石検出システム。
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