JP2003518969A - 携帯式楽譜スタンド - Google Patents

携帯式楽譜スタンド

Info

Publication number
JP2003518969A
JP2003518969A JP2001549522A JP2001549522A JP2003518969A JP 2003518969 A JP2003518969 A JP 2003518969A JP 2001549522 A JP2001549522 A JP 2001549522A JP 2001549522 A JP2001549522 A JP 2001549522A JP 2003518969 A JP2003518969 A JP 2003518969A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
panel
platform
wall
portable stand
container
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2001549522A
Other languages
English (en)
Inventor
ロバート・ダブリュ・ワゴナー
Original Assignee
ロバート・ダブリュ・ワゴナー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ロバート・ダブリュ・ワゴナー filed Critical ロバート・ダブリュ・ワゴナー
Publication of JP2003518969A publication Critical patent/JP2003518969A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47BTABLES; DESKS; OFFICE FURNITURE; CABINETS; DRAWERS; GENERAL DETAILS OF FURNITURE
    • A47B19/00Reading-desks; Lecterns; Pulpits, i.e. free-standing
    • A47B19/002Free-standing music stands
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47BTABLES; DESKS; OFFICE FURNITURE; CABINETS; DRAWERS; GENERAL DETAILS OF FURNITURE
    • A47B19/00Reading-desks; Lecterns; Pulpits, i.e. free-standing
    • A47B19/002Free-standing music stands
    • A47B2019/008Free-standing music stands with antenna-like telescopic stem

Landscapes

  • Tables And Desks Characterized By Structural Shape (AREA)
  • Assembled Shelves (AREA)
  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
  • Casings For Electric Apparatus (AREA)
  • Supports Or Holders For Household Use (AREA)

Abstract

(57)【要約】 携帯式楽譜スタンド16は、ヒンジ留めされた細長パネル部分24,26,28,30と、二つの離間した細長い壁又は棚板36,38と、対向した端部40,42とにより構成されたパネルアセンブリ18を備え、細長い壁又は棚板がパネル部分の一つに沿って延びており、該対向した端部が同一のパネル部分及び棚板に取り付けられており、これにより一側部が開口したコンテナ88が形成される。楽譜スタンドはさらに、底部44を備えた取り付けアセンブリ20と、底部44から上方に延びる伸縮式支柱46と、支柱の頂部にありパネルアセンブリと取り外し可能に結合したブレース48とを備える。開放され、平坦な形状にある際に、パネルアセンブリが棚板と協働し、楽譜及び付属品を支持するためのデスクを提供する。一方、パネル部分を閉鎖位置にすることができ、この位置ではパネル部分がコンテナを閉鎖するためにコンテナ周囲を包囲する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、一般に、音楽家が演奏及び練習中に、楽譜を支持するために使用さ
れるタイプのスタンドに関し、特に、使用していないときにスタンドを収納及び
移動するために分解又は折り畳みを容易にするスタンドの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、楽譜スタンドは平坦なプラットホームすなわち背面支持板と、プラッ
トホームの一側に沿い、プラットホームと垂直な棚板又は出っ張り部分とを備え
ている。プラットホームは底部と、底部及びプラットホームと結合したポストす
なわち支柱とによって支持されている。支柱/プラットホームの結合は、棚板が
上方へ、またプラットホームから棚板の幅の方向に延びた状態で、プラットホー
ムを水平から傾斜した状態に支持するために一般に調整可能になっている。その
結果、楽譜は、底縁が棚板に支持された状態でプラットホームに対して寄りかか
る。このタイプのスタンドは音楽家に最も頻繁に使用されているが、プレゼンテ
ーション中に、本、紙類、及び書類を支持すべく使用することもできる。
【0003】 ある人気の高い楽譜スタンドの特徴はオープンフレーム構造であり、このオー
プンフレーム構造は、プラットホーム、棚板、支柱、及び底部が一つの折り畳み
可能な骨組みに組み合わされている。これらのスタンドはある場合には便利であ
るが、特に、一枚の楽譜ではなく小冊子や複数枚の楽譜を支持することが必要な
際には、軽量であるために安定性に欠けるという難点がある。あるいは、最も一
般的な、より安定した構造の楽譜スタンドは移動及び収納が困難である。
【0004】 従来技術には、より携帯性の高い楽譜設計のために、安定性を分散すべく試み
た例がある。例えば、米国特許第 2,156,489 号明細書 (Bonetti) は、支持支支
柱から取り外した際にケース内に折り畳まれる対向した側部を備えた楽譜スタン
ドを開示している。支柱の底部は、重い単体の底部である。底部と支柱はケース
の一側部において嵌合している。
【0005】 米国特許第 5,713,553 号明細書 (Cooper) は、各々が上向き中心背骨と回動
可能に接続した、対向する側部部材で形成されたラックを備えた携帯式スタンド
について記載している。この背骨は中空であり、閉鎖端部と、これと対向する、
スナップロックドアを備えた端部とを備えている。背骨の内部には、伸縮式ポス
ト上にラックを回動可能に取り付けるためのヨークが設けられている。ポストの
底部には、三本の回動脚を支持するハウジングが設けられている。ポストと脚は
、背骨内に合致すべく折り畳み可能になっている。これといくらか類似した設計
が米国特許第 2,481,264 号明細書 (Tuloweicki) に示されている。この構成で
は、中央板の対向する側部上のカバー部分が板にヒンジ結合されている。板の後
ろのコンパートメントに、又はカバー部分によって形成されたケースの底部に、
その閉鎖時に、伸縮式のスタンド及び折り畳み可能な脚を収容する。
【0006】 米国特許第 4,471,933 号明細書 (Nelson) は、トレイ付きの楽譜スタンドを
開示しており、このトレイは支持ポストと共に箱型の底部内に合致し、底部と協
働して包囲部分を形成する。米国特許第 2,474,532 号明細書 (Kitchen) は、ル
ーズリーフバインダと楽譜スタンドテーブルの組合せを示している。
【0007】 これらの小かばん又はブリーフケースデザインは、有用性はいくらかあるが、
収容/移動時の形状が比較的大型なままであり、嵩張ってしまう。これらは、収
容又は閉鎖に必要な追加部品を頻繁に採用するのに対し、楽譜スタンドとしての
開放形状での使用に関連した有用性がない。 Cooper, Tuloweicki, 及び Nelson
特許に見られるように、ある場合において、これらの閉鎖部材は、楽譜支持プ
ラットホームの側縁又は上部縁に沿ったへり又はフランジ部分との使用から外さ
れることがある。
【0008】 携帯式であるか否かに関わらず、楽譜スタンドに関する別の問題は、音楽家が
演奏中又は練習中に使用する可能性のある木管楽器用のリード、鉛筆、マーカ、
及びバルブオイルのような付属品を収容するための容量が欠如していることであ
る。楽譜を支持する棚板に載せた場合、このような付属品は楽譜の使用を妨害し
易く、また、楽譜の紙又はページをめくった際に棚板を倒してしまうことがある
。その結果、必要な付属品が楽器ケース内に入ってしまったり、楽譜スタンド付
近の床の上に落ちてしまい、容易に取ることができなくなってしまう。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
従って、本発明の目的は、使用時の形状にある際に、構造的にしっかりと安定
し、また、非使用時にはより小型で、収容及び移動が容易な折り畳み可能なパッ
ケージとなる携帯式スタンドを提供することである。
【0010】 別の目的は、スタンドの折り畳まれた収容形状においてのみ有用な部品の数を
最小限にし、収容時と使用時では別形状となる携帯式スタンド形態を提供するこ
とである。
【0011】 さらなる目的は、使用のための開放セッティングに、あるいは収容又は移動の
ための閉鎖セッティングに拡張可能であり、しかも開放形状において有用性が拡
大する携帯式楽譜スタンドを提供することである。
【0012】 さらに別の目的は、携帯式スタンドを収容するための改善されたプロセスを提
供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
これらの、またこれ以外の目的を達成するために、携帯式スタンドを提供する
。このスタンドは、プラットホームを提供するために略平坦な形状をとるよう構
成された支持構造を含む。細長第一壁が、プラットホームの一縁に沿った縦方向
において長く延びている。細長第二壁が、プラットホームに沿って長く走行し、
プラットホームから、接近し、横方向に離間した関係で第一壁へと延びている。
第一壁、第二壁、そして、これらの壁の間の支持構造の一部分とが協働して、プ
ラットホーム部分と対向した開口側部を備えたコンテナを提供する。支持構造は
さらに、開口側部を閉鎖するために、コンテナと共に包囲係合状態を取るよう構
成されている。スタンドはさらに、水平から傾斜した状態のプラットホームを支
持するよう構成された取付け構造を備えており、これにより、プラットホームの
一縁がその低縁を形成し、第一壁及び第二壁がこの低縁の付近に配置され、プラ
ットホームから横方向及び上方に向かって延びる。
【0014】 携帯式スタンドはさらに、第一、第二の横方向に配置された端部閉鎖部材を備
えていることが好ましく、この端部閉鎖部材は、支持構造と一体に設けられ、第
一壁及び第二壁の対向する端部に配置される。横端部閉鎖部材は、支持構造がコ
ンテナを包囲する際に、コンテナの対向した端部を閉鎖するよう構成されている
【0015】 好ましい構造において、支持構造は複数の細長パネルを備えている。各パネル
は縦のパネル長さと横のパネル幅を有する。パネルは並列され、隣接したパネル
を、長手軸回りに互いに対して回動させるべく回転可能に結合されている。この
場合、支持構造がコンテナを包囲する際に、縦方向に延び、横断面において多角
形の細長い円筒形を形成する。プラットホームを安定させるために、隣接したパ
ネルを、平坦形状から一方向のみにおいて回動できるように成形することができ
る。
【0016】 特に好ましい実施形態では、壁はプラットホームに対して垂直であり、閉鎖時
のコンテナは横断面において矩形である。その結果得られるコンテナは、例えば
長さ約76.2cm(30in)、幅及び奥行き約7.62cm(3in)であ
り、約4424.5cm3(270in3)の比較的小さな範囲を占める形状を提
供し、複数の携帯式スタンドを梱包する為に適している。
【0017】 別のアプローチでは、コンテナは、例えば六角形又は三角形のような非矩形の
多角形を形成し、また有益な小収容容量を呈する。
【0018】 収容時に折り畳まれた取付け構造を備えるのに加えて、第一壁及び第二壁が便
利な上部棚板及び下部棚板を提供する。携帯式スタンドは、その使用時に、楽譜
を支持するために上部棚板がプラットホームと協働する。一方、鉛筆、リード、
及びバルブオイルのような様々な付属品を、音楽家にとって便利な下部棚板に置
くことができ、楽譜のページをめくる妨害をすることがなく、またページをめく
った際に邪魔になることもない。
【0019】 そのためこれらの壁は、支持構造と同様に、携帯式スタンドが使用中か、収容
のために閉鎖しているかに関係なく有益な目的を果たすことができる。この構成
により部品数を、収容時のみに有用な数である最小限に抑えることができる。
【0020】 好ましい取付け構造は、底部、底部から外方に延びる伸縮式支柱、及び支柱上
端部に回動可能に取り付けられ、支持構造と取り外し可能に結合するよう構成さ
れたブレースを備えている。ブレースは、取り外し結合のために延長した形状と
、支柱に対して折り畳まれた形状との間で可動な一対のブレース部分を有益に備
えている。底部は複数の脚を備え、各脚は、支柱を支持するための延長位置と、
支柱に対して折り畳まれた位置との間で可動である。
【0021】 携帯式スタンドと共に、本発明の別の態様はスタンドを収容するプロセスであ
り、 a.前記支持構造から前記取付け構造を取り外すことと、 b.前記取付け構造を収容形状に折り畳むことと、 c.前記収容形状にある際に、前記取付け構造を、該第一壁付近の該プラット
ホーム上に配置することと、 d.該取付け構造を上述のように配置した状態で、前記支持構造を少なくとも
一本の長手軸回りに回転し、前記取付け構造を該第一壁付近に維持するために、
該取付け構造と該第一棚板とを少なくとも部分的に包囲する封じ込め構造を形成
するすることと、を含む。
【0022】 そのため、本発明によれば、携帯式スタンドは、スタンドを移動又は収容する
ための閉鎖形状により容易に折り畳むことができる。取り付けアセンブリ以外の
実質的に全ての構成要素が、練習又は演奏中に有用な目的を果たすが、移動又は
収容のためのスタンド閉鎖時にも同様である。スタンドの閉鎖時にコンテナの対
向する側部を形成する同一の壁が、スタンドの使用時に楽譜及び付属品を収容す
る棚板も提供する。ある好ましいアプローチでは、細長で、ヒンジ結合され、並
列されたパネルのアセンブリが、折り畳まれた取り付けアセンブリ用の頑丈なコ
ンテナと、楽譜又はその他の物質を支持するための安定したプラットホームとを
形成する。
【0023】 上述の、またその他の特徴及び利点をより理解するために、図面と、以下の詳
細な説明を参照する。
【0024】
【発明の実施の形態】
次に図面を参照すると、図1〜図3は携帯式楽譜スタンド16を示している。
これらの図面では、スタンドは使用できる開放位置において示されている。 楽譜スタンド16は二つの主な構成要素を備えている。楽譜及び他のアイテム
を支持するためのパネルアセンブリすなわちデスク18と、デスクを支持するた
めの取り付けアセンブリ20とを備えている。取り付けアセンブリは、音楽家が
デスクを所望の高さに位置付けできるように調整可能になっている。
【0025】 デスクすなわちパネルアセンブリは数枚のパネルから成り、これらのパネルに
は、アセンブリを図示のように開放した際に底部パネルとなる基部パネル22、
数枚の中間パネル24,26,28,30、楽譜スタンドの使用時に頂部パネル
となる末端パネル32が含まれる。隣接したパネルどうしは、長手軸回りに相互
に対して回動可能に取り付けられている。長手軸とは、図2において水平である
。回動取り付けにより、図1〜図3に示すようにパネルを開放セッティングに配
置することができるようになり、ここで、パネル22〜32は同一面上にあり、
また、楽譜を支持するのに適したプラットホームを形成すべく協働する。図2に
示すように、各パネルは細長い形状であり、長さl、幅wである。パネル22〜
32は長さが均一であることが好ましいが、幅は均一である必要はない。特にパ
ネルアセンブリ18を参照すると、頂部パネル32は他のパネルよりも幅が狭い
。末端パネルは中央開口部34を備えているが、その理由を以下に説明する。
【0026】 いくつかの壁が基部パネル22と一体に取り付けられており、これらの壁の数
枚は棚板としても機能する。これらには、離間した上部壁36と、該上部壁36
に平行に離間した下部壁38と、及び、二つの対向した端壁40及び42とが含
まれる。楽譜スタンドの使用中に、上部壁36が楽譜を支持する上部棚板として
機能する。棚板36は、例えば厚いフォルダ又は楽譜の束のようなより厚みのあ
る品を支持するために、十分な奥行き(例えば6.35cm(2.5in))を
備えることが好ましい。
【0027】 下部壁38は、上部壁と同じ長さと奥行きを備えた下部棚板を提供する。下部
棚板38は、鉛筆、リード、及びその他の付属品をしまうのに便利な場所を提供
する。
【0028】 図3に最もよく示されるように、デスク又はパネルアセンブリは、パネルの平
面を垂直から若干傾斜させる方向に向いていることが好ましい。上部棚板36及
び下部棚板38は、パネルから離れて横方向に延び、特にパネルの平面に対して
垂直であり、また、水平より若干傾斜しているため、楽譜と付属品をより安全に
保持することができる。
【0029】 取り付けアセンブリ20は基部44、基部から上方へ延びる伸縮式支柱又は主
軸46、手中の上端部に取り付けたブレース48(図3)を備えている。基部4
4は、固体金属から成る、又は十分に重い中央支持部材50と、等角度離間した
三つの脚52,54,56とを備えており、該脚は、支持部材から放射状外方へ
延びている。脚は、支持部材に対して回動可能であり、さらに、図1〜図3に示
す支持位置にロックすることができる。
【0030】 主軸46は三つの伸縮式部分、すなわち下部支柱部分58、中間部分60、及
び上部支柱部分62で構成されている。上部部分62の頂部には、ブレース48
を、ブレースの回動を許容する方法で支持するブラケット64が取り付けられて
いる。
【0031】 図4に示すように、パネルアセンブリは、ブレースから取り外せる方法で、ブ
レースと結合している。図5には、パネルアセンブリから離した状態にある、ブ
レース、主軸、及び基部を含む取り付けアセンブリを正面図で示している。
【0032】 図6及び図7に示すように、ブレース48は、回動ピン66を介してブラケッ
ト64により支持されており、回動ピン66は、上部支柱部分62、ブラケット
64に対するブレースの回転を許容する。ブレースは上部ブレース部分68、下
部ブレース部分70を含む。ブレース部分68の頂部は、末端パネル32の開口
部34を通って嵌着するパネル保持部材72であり、これは、パネルアセンブリ
のブレースに対しての固定を補助するためのものである。保持ピン74は、ブレ
ース部分70の下端部にピン75を介して回動可能に取り付けられており、また
、下部棚板38に取り付けた保持部78の開口部76内に取り外し可能に挿入す
ることができる。そのため、保持部材72と保持ピン74が、パネルアセンブリ
をブレースに解除可能に取り付けるべく協働する。
【0033】 図7に最もよく示されるように、ブレース48は、バネ付勢されたラッチピン
80によって開放位置に解除可能に維持され、該ラッチピン80は、ブレース部
分68の開口部82内に滑動可能に取り付けられ、ブレース部分70の開口部8
1に対して強制移動される。ボタン84(図6)はラッチピンと一体に取り付け
られ、上部ブレース部分の溝86を通って延びており、上部ブレース部分に対し
て回動させるべく下部ブレース部分70を解除するために、図7に示すようにラ
ッチピンを上方へ引き込むように操作することができる。図8に見られるように
、これによってブレース部分の回動が可能になり、この回動により、ブレースを
、図9に示す折り畳み又は閉鎖位置へ折り畳むことができる。図8及び図9はさ
らに、脚52〜56をその水平支持位置から回動する方法を示しており、この方
法により、下部支柱部分58に対して略縦に折り畳んだ位置が得られる。さらに
、主軸の高さを最小にすべく、中央部分60及び上部部分62を、伸縮方式で、
下部支柱部分58内へと下方に向かって移動した図を示している。
【0034】 図9に示すように、取り付けアセンブリ20は、基部パネル22、上部壁36
、下部壁38、及び端壁40、42で形成されたコンテナ内に入るように、取り
付けアセンブリのサイズを減少させた積み込み形状をとることができる。これに
より、以下のような方法で楽譜スタンドを積み込み出来る。まず、図4に示すよ
うにデスク又はパネルアセンブリをブレースから外す。次に、取り付けアセンブ
リ又は構造を図9に示す積み込み形状に折り畳み、パネルアセンブリのパネルと
壁で形成されたコンテナ88内に配置する。
【0035】 次に、特に対応する長手軸回りにパネル部分を回転させることにより、パネル
アセンブリをコンテナ周囲で回転させる。この回動が、中間パネル24から始ま
る連続へ発展し、まず、上部壁36に対してパネルを位置付けする。次に、中間
パネル26が、基部パネル22と平行し、コンテナを閉鎖するまで回動される。
続いて、中間パネル28を、下部壁38に対して配置されるまで回動し、次に、
中間パネル30を、基部パネル22に対して配置される位置へと回動する。最後
に、末端パネル32を中間パネル24の上に重なるまで回動する。その結果、図
10に示す閉鎖状態のコンテナ88が得られる。
【0036】 コンテナの運搬を容易にするために、例えば幅2.54cm(1in)のナイ
ロン帯ひものような、ストラップ状のハンドルを、コンテナの対向する端部、詳
細には端壁40,42に取り付けることができる。コンテナを手で持ち運べるよ
うに、ストラップ(図示せず)をコンテナよりも若干長くすることができる。あ
るいは、これよりもずっと長いストラップを肩ひもとして用いてもよい。またあ
るいは、十分な長さのストラップを、肩の長さに合わせて調整可能な肩ひもとし
て機能させ、手によるコンテナの運搬を容易にすることもできる。
【0037】 隣接したパネル部分の対、特にその共通長手軸に沿ったパネル部分の対は、図
10に示すその閉鎖位置への、あるいは、パネルが図1〜図3に示すデスク18
を提供する平面構造を形成する位置への回動を容易にする方法で構成されている
。中間パネル部分28,30を参照すると、図10に見られるように、パネル部
分28は、パネル部分30の一連のヒンジ延長部分92で繋ぎ合わせた一連のヒ
ンジ延長部分90を備えている。全てのヒンジ延長部分は縦長の開口部と、開口
部を通って縦長に延び、パネル部分28、30を互いに対して回動するように固
定するヒンジピン94を備えている。
【0038】 図11に見られるように、湾曲範囲96、98を各ヒンジ延長部分90、92
において形成するために、ヒンジ延長部分90、92が切断されている。この湾
曲範囲により、図11に示す閉鎖位置から図12に示す開放位置へと、パネル部
分28、30が互いに対して回動できるようになる。しかし同時に、パネル部分
が図12に示すように開放した際に、パネル部分30が開放セッティングを超え
てそれ以上左回りへ回転することを防止するために、ヒンジ延長部分90、92
の各平面100、102が互いに係合する。あるいは、平坦な縁又は面100,
102を、中間パネル部分の、開放セッティングから一方向のみへの回転を許容
するためのものとして考えることができる。図12では、中間パネル30の該一
方向は右回り方向であり、その一方で、パネル部分28の該一方向は左回りであ
る。
【0039】 別の隣接したパネル部分の対も同様の方法で回動可能に結合している。 図13及び図14は、別の実施形態による楽譜スタンドの二つのパネル部13
5,136の部分を示している。別のヒンジ部構成を図示するために、これらの
パネル部分は互いに離間した状態で示されている。別のパネルと対向したその縁
に沿って、つまり、図13及び図14に示すように下縁に沿って、パネル部分1
35は一連のフック状の延長部分138a,138b,138c等を含む。隣接
した延長部分138は互いに縦方向に離間して、一連の隙間140を画定してい
る。
【0040】 パネル部分136の上部又は対向した縁範囲は二つの端部支持部を備え、その
一つを符号142で示し、さらに、パネル縁に沿って離間した一連の中間支持部
144を備えている。バー146が、残りのパネル部分に対して離間した関係に
維持されており、このバー146は、支持部の各対の間の一部分である148a
,148b,148c等で構成されている。パネル部分134,136が図示の
ように正確に整列している場合には、バー部分148がフック状の延長部分13
8と対向し、支持部142/144が隙間140と対向する。
【0041】 図14に最もよく示されるように、パネル部分135とフック状延長部分はJ
字型の断面図を形成する。各延長部分138は、パネル部分135、弧状部分1
52、平面156を画定する基部部分154と略平行する遠隔部分150を備え
ている。パネル部分136の各支持部142/144は、支持部142に関連し
た符号158で示す弧状上面を設けている。支持部は、図14及び図15では水
平に見える、パネル部分136の平坦縁160から上方へ延びている。図14中
の文字「h」は、平坦縁160とバー146の中心との間の距離を示す。
【0042】 パネル部分135,136の結合を図15及び図16に示す。図15に示すよ
うに、結合する前に、パネル部分は互いに対して垂直に並列される。遠隔部分1
50の厚み(図15に示す縦寸法)と、弧状部分152の半径方向の厚みとは略
同一であるが、バー146の底部から平坦縁160までの距離よりも若干短い。
これにより、図15に示すように、パネル部分が、バー146(特にバー部分1
48a)が延長部分138aにより形成された円形開口部162内に入るまで、
右へ滑動することができるようになる。別の延長部分が、略同時に、また同一の
方法でバーと結合する。
【0043】 パネル部分135,136は、高品質プラスチックを用いて射出成形でできた
一体構造であることが好ましい。このプラスチックは、弾性復元を伴った弾性変
形が容易にできるプラスチックであることがさらに好ましい。次に、遠隔部分1
50とパネル部分135間の距離は、何らかの時点で、バー146の直径よりも
短くてもよい。この結果、遠隔部分150の素早い弾性変形が得られ、パネル部
分135が、又はこれが延長部分138aと共に右方向へ移動され、後の弾性復
元により、バー部分148aが開口部162内に捕獲された際に「カチッ」と嵌
合する。
【0044】 バー部分148aの湾曲は、開口部162の湾曲と略同一である。さらに、弧
状部分152の放射状外方に向いた面の湾曲の半径は、バー146の中心から平
坦縁160までの距離「h」と略等しい。従って、パネル部分の結合により、バ
ー146の中心の長手軸回りにパネルが互いに対して回動できるヒンジ接続が得
られる。
【0045】 図16に最もよく示されるように、基部部分154の平坦面156が平坦縁1
60と接触して、パネル部分135、136を略共面にある開放位置に維持し、
パネル部分135の開放位置からの任意の回動が、図16に示す右方向に向かっ
て確実に起こるようにする。
【0046】 図17は、パネル部分106,108,110,112,114を含む、別の
実施形態によるデスク又はパネルアセンブリ104を示している。単一の壁又は
棚板116がパネル部分106から横方向に、該パネル部分に対して垂直に延び
ている。対向する三角形端部壁118,120が、棚板116及びパネル106
と結合している。パネル106〜114は、前述のヒンジ延長部分及びヒンジピ
ンを介して回動的に結合している。
【0047】 図18〜図20は、さらに別の実施形態によるデスク122を示し、該デスク
は、ヒンジ留めしたパネル部分の代わりに単一パネル124を備えている。上部
棚板126が、パネルから横方向に、またパネルに対して垂直に延びている。下
部棚板128は、図16に最もよく示されるように丸みを帯びている。棚板は、
対向する円形端壁130,132の間で縦方向に延びている。パネル124は平
坦で薄く、弾性の重合体材料で形成されていることが好ましい。外部からの力に
反応して、パネル124は、図19に破線で示すように、端壁130,132の
周囲を包囲する形に弾性的に変形することができる。外部からの力がなくなると
、パネルは元の平坦な形状へ戻る傾向を有する。そのため、この実施形態ではヒ
ンジが不要であるが、パネルを端壁又は周囲包囲した形、又は閉鎖位置に維持す
るためのストラップ、ラッチ、その他の手段(図示せず)が必要である。
【0048】 図21は、図18〜図20の実施形態の応用形を示しており、ここで、下部棚
板134は丸くなく平坦である。 図22は、パネルアセンブリ164の後部展開図であり、デスクを提供すべく
開放位置した状態を示している。パネルアセンブリは、底部に基部パネル部分1
66、頂部に末端パネル部分168、そして符号170,172,174で示す
三つの中間パネル部分を備えている。
【0049】 図22と同様に図26を参照すると、末端パネル部分には二つの開口部が形成
されており、二つの開口部の一つは細長矩形溝176であり、もう一つは、傾斜
した側部178a,178bを備えた、あるいは矩形の、ラッチを受容する開口
部178である。
【0050】 図22及び図25を参照すると、ラッチ179が、パネル部分の後側部に沿っ
て中心的に基部パネル部分166に固定されている。これは、パネルアセンブリ
164の閉鎖時に、ラッチを箱の外に位置付けする。
【0051】 図23及び図24は、パネルアセンブリ18を支持するブレース48と同様の
方法で、パネルアセンブリ164を支持するために用いるブレース180が使用
のために開放位置にある状態を示している。ブレース48と異なる特徴を強調す
るためにブレース180を略図的に示しているが、ブレース180は、縮小可能
又は折り畳み可能な構造と、主軸への取り付け方法に関してはブレース48と類
似していることが好ましい。パネルアセンブリ支持ブラケット182が、ブレー
スの頂部付近でブレース180から外方に突出している。ブレースの底部付近に
は、大きさと形状が開口部178と略同一な、ラッチを受容する開口部184が
設けられている。
【0052】 図25に最もよく示されるように、ラッチ179は二つのラッチフィンガ18
6,188を含む。ラッチは、望ましい弾性復元特性を備えた重合体材料で形成
されることが好ましい。図25に示すように、ラッチ179は緩和状態、すなわ
ち外部的な応力が掛けられていないと思われる形状にある。ラッチフィンガの自
由端部に下方向への力(図に示すように)を付加することで、ラッチ179が、
フィンガの自由端部をラッチの主本体に接近させて移動する形で弾性的に圧縮さ
れる。この方法で圧縮した場合、ラッチ179を開口部178,184のいずれ
かに挿入することができる。さらに、挿入後もラッチ179は弾性的に変形され
たままの状態になり、特にラッチの残り部分のラッチフィンガを取り付けた場所
に沿って、弾性復元力を提供し、ラッチを開口部内に維持しようとする。
【0053】 スタンドを使用のためにセットアップするには、パネルアセンブリ164を図
22に示す平坦な形状に開放し、末端パネル168をブレース180の前面に対
して配置することで、ブラケット182が開口部176を通って突出し、基部パ
ネル166がブレース前縁に対して押圧され、ラッチ179を開口部184内に
強制移動する。これは、上述したラッチ179の圧縮を要し、その結果、一旦開
口部184内に挿入されたラッチが、開口部内にラッチを維持しようとする。こ
れにより、ラッチ179とブラケット182が協働し、開放したパネルアセンブ
リをブレース180に対して固定する。
【0054】 図にはないが、上部壁36及び下部壁38と類似している一対の壁が基部パネ
ル166と一体に取り付けられており、パネルアセンブリが開放形状に支持され
ている際に棚板を提供する。パネルアセンブリを矩形コンテナ内に閉鎖できるよ
うにするために、上述したようにパネル部分166〜174が互いに対してヒン
ジ留めされている。パネルアセンブリの閉鎖時には、中間パネル174,172
,170が、上部壁、上部壁と下部壁の間の開口部、下部壁とそれぞれ整列する
。末端パネル部分168が基部パネル部分166と整列し、これにより、ラッチ
を開口部内に挿入できるようにするためにラッチ受容開口部178、ラッチ18
9が整列する。ここでも、挿入には、ラッチを開口部内に維持しようとする弾性
復元力によって生じたラッチの圧縮が必要である。そのため、開口部178内に
挿入した際に、ラッチ179が、パネルアセンブリの閉鎖を維持することにより
コンテナを固定しようとする。
【0055】 コンテナを容易に開放する、又は使用後にスタンドを分解するには、音楽家又
は他の使用者は、ラッチを開口部から外すべく十分に押圧することにより、ラッ
チ179をその対応する開口部(178又は184)から取り外す。そのため、
パネルアセンブリの別形態のセットアップ及び閉鎖のために、ラッチ179は従
来どおり開口部178,184に対して挿入・取り外し可能である。
【0056】 全ての実施形態は、音楽又はその他の用途を支持するために容易にセットアッ
プでき、移動又は収納のために容易に閉鎖形状に収縮及び折り畳みできる 携帯
式スタンドを提供するものである。いずれの場合にも、セットアップと分解を容
易にし、置き忘れたり紛失してしまう可能性のある小さな部品をなくすために、
スタンドは二つのアセンブリ、つまりパネル又は支持アセンブリと、取り付けア
センブリとで構成される。収容量は小さく、矩形コンテナの場合には、特に梱包
に非常に適している。安定性を向上するために、支持部の重量により、スタンド
使用時には重心が基部に向かって下方に転移する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に従って構造された携帯式楽譜スタンドの透視図である。
【図2】 楽譜スタンドの前部展開図である。
【図3】 楽譜スタンドの側部展開図である。
【図4】 互いに離れた楽譜スタンドのデスクとブレースを示す合成斜視図
である。
【図5】 楽譜スタンドの取り付けアセンブリの正面図である。
【図6】 ブレースの側部展開図である。
【図7】 ブレースの断面側面図である。
【図8】 部分的に折り畳まれた状態にある、取り付けアセンブリの側部展
開図である。
【図9】 完全に折り畳まれた状態にある、取り付けアセンブリの側部展開
図である。
【図10】 楽譜スタンドのデスクの透視図であり、デスクのパネル部分が
閉鎖コンテナ形状に回動されている状態を示す。
【図11】 閉鎖位置にある二つのパネル部分を示す部分断面図である。
【図12】 図11と類似の断面図であり、開放位置にあるパネル部分を示
している。
【図13】 別形態の楽譜スタンドの、二つの離間した、対向するパネル部
を示す前部展開図である。
【図14】 図13に示したパネルの側面図である。
【図15】 パネルのスナップ係合アセンブリを断面で示す側面図である。
【図16】 パネルのスナップ係合アセンブリを断面で示す側面図である。
【図17】 別形態の携帯式楽譜スタンドのデスクを示す透視図である。
【図18】 別形態の携帯式楽譜スタンドのデスクの前部展開図である。
【図19】 図18に示したデスクの端部展開図である。
【図20】 図18に示したデスクの断面図である。
【図21】 図20と類似した断面展開図であり、図18に示したデスクの
応用形を示している。
【図22】 別形態の携帯式スタンドのパネルアセンブリを示す後部展開図
である。
【図23】 別形態のスタンドのブレースを示す前部展開図である。
【図24】 ブレースの側部展開図である。
【図25】 図22に示したパネルアセンブリの基部パネルの拡大部分図で
ある。
【図26】 パネルアセンブリの末端パネルの拡大部分図である。
【符号の説明】
16 携帯式楽譜スタンド 18 パネルアセンブリ 20 取り付けアセンブリ 22 基部パネル 24、26、28、30 中間パネル 32 末端パネル 36 上部壁(上部棚板) 38 下部壁(下部棚板) 40,42 端壁 46 支柱 48 ブレース 52、54、56 脚 66 回動ピン 74、75 ピン 88 コンテナ 90,92 ヒンジ延長部分 164 パネルアセンブリ

Claims (32)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯式スタンドであって、 複数の細長パネルを有し、これらパネルの各々が縦方向のパネル長さと横方向
    のパネル幅とを有し、これらパネルが、並列関係で配置され、かつ隣接したもの
    どうしが長手軸回りに互いに回動できるように回転可能に接続されて成るパネル
    アセンブリと、 選択した一つのパネルに沿って前記縦方向に細長く、かつ選択した前記パネル
    から側方に離れる方向に幅を有した細長い第一壁と、 前記選択したパネル及び前記第一壁と一体に設けられ、側方形状を有した少な
    くとも一つの略横方向に配置された端部閉鎖部材と、を備え 前記パネルアセンブリは、前記隣接したパネルどうしの回動により開放設定及
    び閉鎖設定の形態を交互にとることが可能とされ、前記開放設定では前記各パネ
    ルは同一面にあってプラットホームを提供し、前記閉鎖設定では前記パネル、前
    記第一壁、及び少なくとも一つの前記端部閉鎖部材が協働して、縦長に延びかつ
    横断面において多角形を示す細長コンテナを形成し、 前記各パネルは、記閉鎖設定時には、少なくとも一つの前記端部閉鎖部材の側
    方形状と略一致し、 前記プラットホームの前記開放設定では該プラットホームが水平から傾斜し、
    しかも前記選択したパネルによって前記プラットホームの下端領域が形成されか
    つ前記第一壁が前記選択したパネルから離れて横方向及び上方に延びた状態とな
    るように前記パネルアセンブリを支持するよう構成された取付け構造を備えて成
    る、携帯式スタンド。
  2. 【請求項2】 前記取付け構造は折り畳み可能であり、折り畳まれた際に前
    記コンテナ内部に合致する、請求項1に記載の携帯式スタンド。
  3. 【請求項3】 前記取付け構造が基部と、該基部から上方に延びる支柱と、
    該支柱の上端部に取り付けられ、前記プラットホームへの取り外し可能な結合の
    ために構成されたブレースとを有する、請求項2に記載の携帯式スタンド。
  4. 【請求項4】 前記ブレースが、前記支柱と回動可能に結合し、前記プラッ
    トホームを支持する開放形状と、前記支柱に対する閉鎖形状との間で可動である
    、請求項3に記載の携帯式スタンド。
  5. 【請求項5】 前記支柱が複数の伸縮式支柱部分を備えている、請求項3に
    記載の携帯式スタンド。
  6. 【請求項6】 前記基部が、該支柱を支持するためにそれぞれ延長した位置
    と、該支柱に対してそれぞれ折り畳まれた位置との間で該支柱に対して可動な複
    数の脚を備えている、請求項3に記載の携帯式スタンド。
  7. 【請求項7】 前記基部と前記ブレースが前記支柱に実質的に永久に結合し
    ている、請求項3に記載の携帯式スタンド。
  8. 【請求項8】 前記少なくとも一つの端部閉鎖部材が、前記コンテナの対向
    する端部を閉鎖するために、前記選択したパネルの対向する端部に取り付けられ
    た二つの端部閉鎖部材を含む、請求項1に記載の携帯式スタンド。
  9. 【請求項9】 前記第一壁が、45°〜135°の範囲内の所定の角度で、
    前記選択したパネルから離れて延びている、請求項1に記載の携帯式スタンド。
  10. 【請求項10】 前記所定の角度が約90°である、請求項9に記載の携帯
    式スタンド。
  11. 【請求項11】 前記コンテナが横断面において矩形である、請求項10に
    記載の携帯式スタンド。
  12. 【請求項12】 第二細長壁をさらに有し、前記第二細長壁が、前記第一壁
    と平行し、離間した関係にある該選択したパネルに沿って長く延びており、これ
    により、該パネルアセンブリの閉鎖時に、前記第一、第二壁が協働し、前記コン
    テナの第一、第二の対向する側壁を提供する、請求項11に記載の携帯式スタン
    ド。
  13. 【請求項13】 前記少なくとも一つの端部閉鎖部材が、前記選択したパネ
    ル及び前記第一、第二壁と協働する二つの端部閉鎖部材を含み、該二つの端部閉
    鎖部材が、該パネルアセンブリの開放時に、前記選択したパネルと対向する側部
    に沿って開口した矩形のボックスを形成する、請求項12に記載の携帯式スタン
    ド。
  14. 【請求項14】 前記パネルの隣接したものどうしがヒンジ留めされている
    、請求項1に記載の携帯式スタンド。
  15. 【請求項15】 隣接したパネルの対向する側縁が、前記パネルアセンブリ
    の該開放設定時に互いに係合するように配置され、これにより、隣接したパネル
    の該開放設定から角度的な一方向への回動が制限される、請求項14に記載の携
    帯式スタンド。
  16. 【請求項16】 携帯式スタンドであって、 プラットホームを提供するよう略平坦な形状をとるよう構成された支持構造と
    、 前記プラットホームの一縁に沿って縦方向に長く延びた細長い第一壁と、 前記プラットホームに沿って長く延びかつ前記プラットホームの基部において
    前記第一壁に対し横方向に離間した細長い第二壁と、を備え、 前記第一壁と、前記第二壁と、前記プラットホームにおけるこれら第一壁及び
    第二壁の間の部分とが協働して、該プラットホームの前記部分に対向した開口部
    を備えたコンテナが構成され、 前記支持構造はさらに、前記コンテナの周囲と係合するよう構成されていると
    ともに該コンテナの側方形状と略一致して前記開口部を閉鎖し、 前記プラットホームを水平から傾斜した支持する取付け構造をさらに有し、こ
    れにより、該プラットホームの前記一縁が該プラットホームの下部縁を形成し、
    かつ前記第一壁及び第二壁が該下部縁付近に配置されて該プラットホームから横
    方向及び上方に向かって延びて成る、携帯式スタンド。
  17. 【請求項17】 第一、第二の横方向に配置された端部閉鎖部材をさらに備
    え、該端部閉鎖部材が、前記支持構造と一体に設けられ、該第一、第二壁の対向
    する端部に配置され、該支持構造が該包囲係合にある際に、該コンテナの対向す
    る端部を閉鎖するために構成されている、請求項16に記載の携帯式スタンド。
  18. 【請求項18】 前記支持構造が複数の細長パネルを備え、該パネルの各々
    が縦パネル長さと横パネル幅を備え、該パネルが並列して配置され、隣接したパ
    ネルを、長手軸回りに互いに対して回動させるために回転可能に結合されており
    、 該コンテナと前記包囲係合にある際に、前記支持構造が細長円筒形を形成し、
    該細長円筒形が縦方向に延び、横断面において多角形である、請求項16に記載
    の携帯式スタンド。
  19. 【請求項19】 前記パネルの隣接するものどうしがヒンジ留めされている
    、請求項18に記載の携帯式スタンド。
  20. 【請求項20】 前記隣接したパネルの対向する側縁が、前記支持構造が略
    平坦な形状にある際に互いに係合するように配置されており、これにより、隣接
    したパネルが、前記平坦形状から角度的に一方向へ回動することを規制する、請
    求項18に記載の携帯式スタンド。
  21. 【請求項21】 前記取付け構造が折り畳み可能であり、折り畳み時には、
    該コンテナ内に合致する、請求項16に記載の携帯式スタンド。
  22. 【請求項22】 前記取付け構造が底部と、前記底部から上方延びる支柱と
    、ブレースとを有し、前記ブレースが、前記支柱の上端部に取り付けられ、該支
    持構造への取り外し可能な結合のために構成されている、請求項21に記載の携
    帯式スタンド。
  23. 【請求項23】 前記ブレースが、前記支柱と回動可能に結合し、該支持構
    造への取り外し可能な結合のための延長した形状と、前記支柱に対して折り畳ま
    れた形状との間で可動である、請求項22に記載の携帯式スタンド。
  24. 【請求項24】 前記支柱が、複数の伸縮式の支柱部分を備えている、請求
    項22に記載の携帯式スタンド。
  25. 【請求項25】 前記底部が複数の脚を有し、前記脚が、該支柱を支持する
    ためのそれぞれ延長した位置と、該支柱に対してそれぞれ折り畳まれた位置との
    間で、該支柱に対して可動である、請求項22に記載の携帯式スタンド。
  26. 【請求項26】 前記底部と前記ブレースが該支柱と実質的に永久に結合し
    ている、請求項22に記載の携帯式スタンド。
  27. 【請求項27】 前記第一壁と前記第二壁が、45°〜135°の範囲内に
    あるそれぞれ第一、第二の所定角度において、該プラットホームから延びている
    、請求項16に記載の携帯式スタンド。
  28. 【請求項28】 前記第一、第二所定角度の各々が約90°である、請求項
    27に記載の携帯式スタンド。
  29. 【請求項29】 前記コンテナが横断面において矩形である、請求項28に
    記載の携帯式スタンド。
  30. 【請求項30】 プラットホームを提供すべく略平坦な形状に配置された支
    持構造と、 前記プラットホームに対して所定の角度で、前記プラットホームの選択した縦
    縁に沿って縦方向に延び、さらに前記プラットホームから横方向に延びた第一壁
    と、 側方形状を有し少なくとも一つの略横方向に配置された端部閉鎖部材と、 前記プラットホームを水平から傾斜した状態に維持するために、前記支持構造
    に取り外し可能に結合した取付け構造と、 を備える携帯式スタンドに関連し、 該スタンドを収容するための工程が、 前記支持構造から前記取付け構造を取り外することと、 前記取付け構造を収容形状に折り畳むことと、 前記収容形状にある際に、前記取付け構造を、該第一壁付近の該プラットホー
    ム上に配置することと、 該取付け構造を上述のように配置した状態で、前記支持構造を少なくとも一本
    の長手軸回りに回転し、前記取付け構造を該第一壁付近に維持するために、該取
    付け構造と該第一壁とを少なくとも部分的に包囲する封じ込め構造を形成するこ
    とと、と含む工程。
  31. 【請求項31】 前記支持構造が複数の細長い縦方向に延びたパネルを含み
    、該パネルが並列して配置され、隣接したパネルを、長手軸回りに互いに対して
    回動させるために回転可能に結合され、 少なくとも一本の長手軸回りにの該支持構造の形成が、前記隣接するパネルを
    上述のように回動し、これにより、該封じ込め構造が横断面において多角形にな
    る、請求項30に記載の工程。
  32. 【請求項32】 楽譜スタンドであって、 プラットホームを提供するための略平坦な形状、あるいは少なくとも一本の長
    手軸回りに回転される閉鎖形状を取るよう構成された支持構造と、 前記支持構造の一縁に沿って縦方向に長く延びる細長い第一壁と、 前記第一壁と一体に形成され、二つの略縦方向に離間しかつ側方形状を有した
    端部閉鎖部材と、 前記支持構造の該一縁がプラットホームの下部縁を形成した状態で、水平から
    傾斜した該プラットホームを支持するために、平坦な形状にある際に前記支持部
    材へ取り外し可能に結合するよう構成された取付け構造と、を備え、 前記取付け構造が折り畳み可能であり、前記支持構造から折り畳み及び解除さ
    れた際に、前記第一壁付近の前記支持構造上に位置付け可能であり、該支持構造
    が、閉鎖形状にある際に、前記端部閉鎖部材を包囲し、該側方形状と略一致し、
    さらに、該折り畳まれた取付け構造を前記第一壁付近に維持するよう構成された
    、縦に延在したコンテナを形成する、楽譜スタンド。
JP2001549522A 2000-01-04 2001-01-04 携帯式楽譜スタンド Withdrawn JP2003518969A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US09/477,106 2000-01-04
US09/477,106 US6264161B1 (en) 2000-01-04 2000-01-04 Portable music stand
PCT/US2001/000210 WO2001049150A1 (en) 2000-01-04 2001-01-04 Portable music stand

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003518969A true JP2003518969A (ja) 2003-06-17

Family

ID=23894566

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001549522A Withdrawn JP2003518969A (ja) 2000-01-04 2001-01-04 携帯式楽譜スタンド

Country Status (7)

Country Link
US (1) US6264161B1 (ja)
EP (1) EP1248544B1 (ja)
JP (1) JP2003518969A (ja)
AT (1) ATE360384T1 (ja)
CA (1) CA2395184C (ja)
DE (1) DE60128060T2 (ja)
WO (1) WO2001049150A1 (ja)

Families Citing this family (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6305394B1 (en) * 2000-03-28 2001-10-23 No. 1 Business Services Portable sunshade
US6889950B2 (en) * 2001-07-25 2005-05-10 Robert J. Evanoff Portable music stand top and case combined
WO2003080204A1 (en) * 2002-03-04 2003-10-02 Srdjan Marjanovic The stand for the video games controller's commands list and the list itself
US6682042B2 (en) 2002-03-05 2004-01-27 Gary Anderson Collapsible music stand
US6808153B1 (en) 2002-12-16 2004-10-26 Tracie Anne Kelley Collapsible music stand with light
GB2397514A (en) * 2003-01-22 2004-07-28 K H S Musical Instr Co Ltd Tripod with horizontally pivoting legs
US7121518B2 (en) 2003-01-24 2006-10-17 Hovde Arthur M Portable workstation and carrying case
US6953222B2 (en) * 2003-08-05 2005-10-11 George Edward Larrick Portable utility stand
US20080061197A1 (en) * 2006-09-11 2008-03-13 Carnevali Jeffrey D Universal detachable presentation bracket
US20080061195A1 (en) * 2006-09-11 2008-03-13 Carnevali Jeffrey D Universal pole caddy
US20090178441A1 (en) * 2008-01-11 2009-07-16 Bsh Home Appliances Corporation Laundry pedestal
US8262049B2 (en) * 2008-12-18 2012-09-11 Robert J Evanoff Portable stand
US20110168864A1 (en) * 2010-01-14 2011-07-14 Thomas Richard Marchione Collapsible music stand extension device
US8359775B2 (en) * 2011-02-10 2013-01-29 Mothaffar Hussain Y A M Multi-purpose carry-on mobile device with L.E.D. flash lights alert
US9055816B2 (en) 2011-10-29 2015-06-16 Nicholas J. Panno, JR. Collapsible easel
CN202720884U (zh) * 2012-07-12 2013-02-06 吴伟豪 一种可折叠便携式乐谱架
DE102012106516B4 (de) * 2012-07-18 2021-03-18 Björn Thies Mobile Moderationswand
US20140252196A1 (en) * 2013-03-11 2014-09-11 Jason Abady Music Stand and Rack, Pedestal and Hinge Therefor
US20150020677A1 (en) * 2013-04-20 2015-01-22 Eugene Joseph Perry Collapsible Transportable Live Electric Music Station For The Solo Performer
CN103692825B (zh) * 2013-11-07 2016-05-04 安徽省智汇电气技术有限公司 多功能白板
CN103660721A (zh) * 2013-11-07 2014-03-26 安徽省智汇电气技术有限公司 转动式双面白板
US20160265712A1 (en) * 2015-03-03 2016-09-15 Haw-Renn Chen Method and apparatus of a versatile multiple-purpose stand
US10359989B2 (en) * 2015-06-03 2019-07-23 Brandyn Armstrong Portable studio assembly
USD894652S1 (en) * 2018-11-20 2020-09-01 Ronald De Grandis Music stand tray extension
CN112244550B (zh) * 2020-10-15 2022-02-08 滨州职业学院 一种新能源产品设计用图纸支撑装置及支撑方法
US11376483B1 (en) * 2021-07-26 2022-07-05 Rigardo Prewitt Pickleball practice device

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US245020A (en) * 1881-08-02 William h
US489518A (en) * 1893-01-10 Extension copy-holder and rest
US2156489A (en) 1936-05-01 1939-05-02 Bonetti Dante Portable music stand
US2481264A (en) 1946-01-24 1949-09-06 William G Tulowiecki Combined carrying case and stand therefor
US2474532A (en) 1946-08-07 1949-06-28 Kitchen Kenneth Combination loose-leaf binder and music stand table
US4300743A (en) * 1979-12-26 1981-11-17 Eric Beheim Music stand tray accessory
US4471933A (en) 1981-08-21 1984-09-18 Nelson Donald R Music stand
US4958577A (en) 1989-06-14 1990-09-25 Richard Demaio Roll-up lap tray
US5037057A (en) * 1990-01-10 1991-08-06 Andrews Kim N Collapsible music stand
US5114111A (en) * 1990-01-10 1992-05-19 Andrews Kim N Music stand
JP3011988U (ja) 1994-12-02 1995-06-06 株式会社ニチエイ 額立て
DE9420815U1 (de) * 1994-12-28 1995-02-16 Nilton Ab Notenständer
US5692719A (en) * 1995-10-10 1997-12-02 Tod G. Petersen Sheet music stand
US5791624A (en) * 1996-05-09 1998-08-11 Fedrick; Roger Malcolm Portable music desk
TW298761U (en) 1996-07-09 1997-02-21 Ting Chin Ind Co Ltd Rolling table
US5713553A (en) 1996-09-06 1998-02-03 Cooper; Martin F. Portable stand

Also Published As

Publication number Publication date
EP1248544A1 (en) 2002-10-16
EP1248544B1 (en) 2007-04-25
CA2395184C (en) 2007-07-10
ATE360384T1 (de) 2007-05-15
WO2001049150A1 (en) 2001-07-12
DE60128060T2 (de) 2007-08-09
US6264161B1 (en) 2001-07-24
WO2001049150B1 (en) 2002-02-07
DE60128060D1 (de) 2007-06-06
EP1248544A4 (en) 2003-04-09
CA2395184A1 (en) 2001-07-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003518969A (ja) 携帯式楽譜スタンド
US6462260B2 (en) Combination carrying case and stand for musical instruments
EP1450644B1 (en) Collapsible portable folding table with folding legs
US10065304B2 (en) Case
US5713553A (en) Portable stand
US5950979A (en) Portable and foldable easel
US4518140A (en) Drawing board assembly
JPH07500034A (ja) 主に音楽用のレクターンもしくはスタンド
US6145800A (en) Collapsible portable work support
US5653333A (en) Combined portable container and display stand
US5941496A (en) Folding music or copy stand
US20080011915A1 (en) Portable and collapsible lectern and bookstand
US6010158A (en) Collapsible work station device
US6808153B1 (en) Collapsible music stand with light
US5224768A (en) Portable collapsible lectern
US2896365A (en) Collapsible stand
US5803205A (en) Folding sawhorse
GB2609894A (en) Folding stand
GB2402869A (en) Combined portable case and music display stand wherein the case is foldable into the display stand by folding along transverse and longitudinal fold lines
US10028579B2 (en) Collator
US4440373A (en) Folio and notebook display stand
KR100958763B1 (ko) 학생용 책상.
KR200459474Y1 (ko) 접이식 독서대
GB2340390A (en) Folding book support
JP3178672U (ja) 折り畳みデスク

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20080304