JP2003518306A

JP2003518306A - 製品分配・返却システム及び方法

Info

Publication number: JP2003518306A
Application number: JP2001547371A
Authority: JP
Inventors: エイヤング，ブルース
Original assignee: ゲートウェイ，インコーポレイテッド
Priority date: 1999-12-20
Filing date: 2000-12-12
Publication date: 2003-06-03
Also published as: AU1875501A; WO2001046930A2; US7058581B1; WO2001046930A3; EP1252592A2

Abstract

(57)【要約】本発明は、自動販売機から製品と共に払い出される返却メーラーを含む、製品分配・返却システムを構成する。製品は、返却メーラー内で他の位置にある返却センターに返却可能である。その他の実施例では、ビジネス方法が提供される。その他の実施例では、製品のレンタル方法が開示される。本方法は、本方法は、自動販売機取引及び製品返却段階を含む消費者の活動を含む。本方法は、返却センターの活動及びサービス代理の活動を含むプロバイダーの活動を更に含む。その他の実施例では、特定の製品を選択する選択手段と、顧客に返却メーラーと共に上記特定の製品を払い出す手段と、上記特定の製品を識別し、データベースにレンタル日を記録する手段とを含む、

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】［技術分野］本発明は、一般的に製品分配に係り、より詳細には、製品分配及び返却に関す
る。

【０００２】［背景］多くの種の製品は、消費者にレンタルベースで分配される。特に、デジタルビ
デオディスク（ＤＶＤ）映画、ビデオテープ、コンパクトディスク（ＣＤ）、ソ
フトウェア媒体等のような、媒体ベースの製品を貸し出す人気が、急速に高まり
続けている。典型的には、消費者は、ローカル位置の店から製品を借り、その後
、同一の店に、即ち借りた場所に当該製品を返却しなければならない。或いは、
消費者は、これらの製品を購入し保持することにすることも可能である。

【０００３】ビデオテープのような物品は、機械から借りることができるが、当該物品は、
機械に、即ち借りた場所に返却されなければならない。かかる機械は、返却され
た物品を取り扱うための返却容器を必然的に備えている。

【０００４】あるインターネットベースの会社は、消費者がメディア製品をオンラインで借
りることや購入することを可能とする。これらの会社の幾つかは、承諾に基づき
消費者に周期的にメディア製品が送付される月刊誌に類するサービスを申し出る
。消費者は、所定時間（若しくは永久的に）製品を保持して、適切な対価を支払
うことを選択でき、若しくは、製品を返却して所有しないこともできる。しかし
ながら、この分配方法では、消費者が製品を選択する時間からそれが消費者の自
宅に届く時間までの特有の遅れが存在する。

【０００５】それ故に、製品を遅れ無しで分配し、当該製品を返却する便利な手段を提供す
る方法に対する要請が先行技術において存在する。

【０００６】［概要］本発明は、製品分配・返却システムを一実施例で提供することによって、先行
技術の問題点を克服する。本システムは、一の場所にある自動販売機から払い出
される製品及び返却メーラーを含み、製品は、他の場所の返却センターまで返却
メーラーにより返却可能である。

【０００７】その他の実施例では、ビジネスを行う方法は、一の場所で貸し出しのための製
品を供給する。製品は、返却メーラーと共に払い出される。本方法は、期間内に
他の場所に返却メーラー内での製品の返却を要求することを更に含む。

【０００８】その他の実施例では、自動販売機取引及び製品返却ステップを含む消費者の活
動を含む、メディア製品を貸し出す方法が開示される。本方法は、返却センター
の活動及びサービス代理の活動を含むプロバイダーの活動を更に含む。

【０００９】その他の実施例では、特定の製品を選択する選択手段と、顧客に返却メーラー
と共に上記特定の製品を払い出す手段と、上記特定の製品を識別し、データベー
スに取引日を記録する手段とを含む、製品を払い出すための装置が開示される。
一実施例では、当該装置は自動販売機である。

【００１０】［実施例の説明］次の実施例の詳細な説明において、本発明を実現する特別な実施例が例示的に
示された、本明細書の一部を構成する添付図面に参照がなされる。これらの実施
例は、当業者が本発明を実施できるほど十分に詳細に開示されているが、他の実
施例が利用されてよく、また、論理的、構造的、電気的な変更等が、本発明の観
点から逸脱することなくなされてよいことは、理解されるべきである。

【００１１】図１は、消費者の活動（アクティビティ）１０２とプロバイダの活動１０４と
からなる製品分配・返却システム１００の一実施例の簡略した概略図である。消
費者の活動１０２は、自動販売機取引１０５と、製品の使用１０６と、製品の返
却１０８とを含む。プロバイダの活動１０４は、返却センターの活動１１０と、
サービス代理人の活動１１２とを含む。種々の活動は、データベース１１４を有
する中央コントローラ１１３によって統括される。中央コントローラ１１３は、
適切な送信リンク１１５を介してシステム１００の種々の構成要素に接続される
。

【００１２】自動販売機取引１０５は、製品２０を取得するために自動販売機１１８及び返
却メーラー１２２を動作させる消費者１１６を伴う。自動販売機１１８は、図４
に示すように、適切なユーザインターフェースを介して作動させられた後に製品
を供給できるあらゆる機械でありうる。

【００１３】一実施例では、消費者１１６は、クレジットカードやデビットカードのような
取引カードを使用して機械を作動させる。情報は、磁気カードリーダーにカード
をスライド式に通すことや、アカウント番号を、有効期限の日付、個人の識別番
号のような他の必要な情報と共に入力することによって、入力される。その他の
実施例では、事前購入値を有する製品デビットカードを使用できる。その他の実
施例では、現金が使用される。消費者１１６は、その後、借りるか購入する製品
１２０を選択する。一実施例では、消費者は、どの第３者によるデリバリサービ
スが製品１２０の返却のために使用されるかを選択することができる。ある例で
は、デリバリサービスの選択は、消費者が製品１２０を返却しようと意図する場
所に依存してよく、特定のデリバリサービスのための適用範囲に関する情報が自
動販売機１１８に記される。

【００１４】消費者１１６は、図２Ａ及び図３Ａに示すように、取引カードが支払いの認証
のためにチェックされる間、少しだけ待つことになる。製品１２０は、返却メー
ラー１２２と共に払い出だされる。一実施例では、製品１２０及び／又は返却メ
ーラー１２２は、特有コードのような取引の識別子によりラベル付けできる。そ
の他の実施例では、ラベルは、返却センター１２８のアドレスを更に含むことが
でき、あらゆる種の前払い郵送料や請求書を有する。一実施例では、ラベルは、
別々に払い出される。自動販売機取引１０５は、図２Ａ及び図３Ａに示すように
、データベース１１４に格納される。レシートも払い出すことができる。

【００１５】自動販売機１１８は、空港、鉄道の駅、バスステーション、ホテル、店等のよ
うな自宅から離れている人がよく立ち寄る場所を含む、人々が集まる実質的にあ
らゆる場所に配置できる。かかる場所においては、消費者１１６は、製品を衝動
的に購入する可能性が高くなりうる。代替的な実施例においては、自動販売機１
１８は、雑貨店等のような、かかる製品が通常的に購入若しくは賃借されるあら
ゆる公共の場所に配置される。このように、近い将来に旅行を計画している消費
者１１６は、製品１２０へのアクセスを有することができる。自動販売機１１８
は、消費者１１６が購入若しくは賃借するのに関心がある製品の選択を含むこと
ができる。これらは、ＤＶＤ映画、音楽ＣＤ、ソフトウェア媒体、ゲーム媒体、
ビデオテープ等を含むことができるが、これらに限定されない。各製品１２０に
は、購入価格及び貸し出し価格の双方をラベル付けすることができる。

【００１６】 “製品使用”ブロック１０６では、消費者１１６は、飛行機１２４のようなあ
らゆる所望の場所で製品１２０を使用する。かくして、消費者１１６は、例えば
長い旅路中のいつでも選択したＤＶＤ映画を見ることができる。映画は、家庭に
おいてと同様、いつでも開始及び停止することができる。終了したとき、消費者
１１６は、返却メーラー１２２に製品１２０を単に入れ、特定した第３者のデリ
バリサービスのための適切な収集ボックス内にそれを投入する。図１に示す実施
例では、返却メーラー１２２は、“製品返却”ステップ１０８に示すように、前
払いの米国（ＵＳ）郵送料を有して、消費者１１６が“ＵＳメール”メールボッ
クス１２６内に返却メーラー１２２を載置することができる。これは、消費者に
製品を購入場所や借りた場所に製品を返却することを要求する、従来のメディア
製品貸し出しシステムとは異なる。

【００１７】一実施例では、返却メーラー１２２には、中央返却センター１２８のアドレス
、若しくは幾つかの返却センターの特定の一のセンターのアドレスが予めプリン
トされる。それは、上述の如く前払いの米国郵送料を有すことができ、若しくは
、第３者のデリバリサービスに依存する、予め配置された代金着払い（ＣＯＤ；
キャッシュ−オン−デリバリ）の配置や前払いの請求書を有することができる。
かくして、消費者１１６は、その者のアカウントに既にチャージされている額を
超えて、製品１２０を返却するために追加金を支払う必要はない。一実施例では
、郵送料のコストは、返却メーラー１２２が使用されたときにだけ消費者１１６
にチャージされる。アドレス及び請求総額の情報が別々のラベルに付与された場
合、消費者１１６は、返却メーラー１２２にラベルを付すことを、その使用の準
備が整うまで、待つことができる。かくして、消費者１１６が製品１２０を保持
すること（即ち、購入すること）を決心するように状況が変化した場合、若しく
は、この種の郵送料が不便であるか現実的でない場所に自分自身がいるとわかっ
た場合、消費者は、将来の製品１２０での使用のためにラベルを保持することが
できる。後者の状況では、消費者１１６は、製品１２０を返却すべく、返却メー
ラー１２２に対する適切な郵送料を購入することができる。消費者が前払いの郵
送料に対して既にチャージされているこれらの実施例では、将来の賃借での使用
のためにラベルを貯めることは、消費者１１６が次の製品１２０を賃借するとき
にその他の前払いラベルに対する前もった支払いが可能であるという、追加の効
果を有する。

【００１８】一実施例では、返却メーラー１２２は、製品１２０と共に収縮包装される。返
却メーラー１２２は、必要な返却日や取引識別子等を含む、製品を返却する方法
を解説する指示を含むことができる。特定の実施例では、取引識別子は、走査に
対して適切な機械読取り可能な形態でプリントされる。一実施例では、これらの
指示は、別のシート上に及び／又は製品１２０自体にプリントされる。一実施例
では、製品１２０は、返却メーラー１２２としての役割をも果たす、ＣＤ及びＤ
ＶＤ用の宝石ケースのような保護パッケージを有する。その他の実施例では、亀
裂及び破損しない改善型の宝石ケースが使用される。あらゆる種のシースルーケ
ースに対するラベルは、片面に即ち自動販売機１１内で露出する面にタイトル、
コスト等に関する情報を提供するためにデザインできる。反対の面は、適切な発
送、請求額及び／又は郵送料の情報を備えた返却メーラーであることができる。

【００１９】ＦｅｄｅｒａｌＥｘｐｒｅｓｓ、Ａｉｒｂｏｒｎｅ、ＵｎｉｔｅｄＰａｅｃ
ｅｌＳｅｒｖｉｃｅ、ＵｎｉｔｅｄＳｔａｔｅｓＰｏｓｔａｌＳｅｒｖｉｃ
ｅ、あらゆる国際郵便サービス等を含む、あらゆる知られた第３者の小包デリバ
リサービスは、返却メーラー１２２での製品１２０の返却のために使用できる。
一実施例では、デリバリサービスの選択は、プロバイダによってなされる。特定
のサービスを選択するのに使用する基準は、返却されたアイテム毎にチャージさ
れる値段、ドロップオフ位置の可用度、パッケージのトレサビリティ、信頼性及
び特定のサービスの特定エリアでの可用度等を含むことができる。国際的な位置
に対しては、外国の郵便サービスを含む、如何なるローカルデリバリサービスも
使用できる。

【００２０】代替実施例では、ローカル位置のホテルが消費者１１６のためのドロップオフ
位置として役割を果たすことができる。ホテルは、製品２０が返却されたレシー
トを提供でき、従って、返却センター１２８に製品２０を返却するための責任及
び義務を引き継ぐ。この実施例では、ホテルは、データベース１１４に接続され
ることができるが、本発明はこれに限定されない。しかし、データベース１１４
への接続は、ホテルが返却センター１２８と同一の方法で、クレジットや追加の
チャージを発行することを可能とする。

【００２１】消費者１１６が製品１２０を返却すると、この取引との更なる掛かわり合いは
、その者のクレジットカード請求書に示されるチャージの精査及び支払いを行う
ことである。或いは、デビットカードが使用された場合、消費者は、当座預金口
座若しくは預金口座のような、自己の個人口座に対して記帳されたチャージを精
査することができる。前払いの電子“製品”が使用された場合、残高は、その他
の機械にそれを挿入することや、返却センター１２８のような、カードに関連す
るカスタマーサービスセンターへの呼び出しによって、取得することができる。

【００２２】返却センターの活動１１０は、返却センター１２８が返却メーラー１２２で返
却された製品１２０を受け取るときに始まる。一実施例では、返却センター１２
８に対する位置は、現行の賃借及び賃金水準、他の返却センター近傍での、返却
メーラーの発送及び在庫の割合、及び多くの他の要因に基づいて選択される。一
実施例では、唯一の返却センター１２８が存在する。その他の実施例では、２以
上の返却センター１２８が存在する。その他の実施例では、あらゆる数の地域の
返却センター１２８が、米国内の異なる場所に及び／又は世界の異なる場所に存
在する。返却センター１２８でのマシンオペレーター１３０は、すべての帰って
来る返却メーラー１２２をログ記録する。一実施例では、返却メーラー１２２は
、走査して読み込むことによりログ記録され、上述の独自の取引識別子に従って
特定される。この識別子の位置が特定されると、取引の詳細がデータベース１１
４でアクセス可能となり、マシンオペレーター１３０に対して表示することがで
きる。

【００２３】マシンオペレーター１３０は、返却メーラー１２２を、人手により、半自動的
に、若しくは自動的に開封することができる。このとき、マシンオペレーター１
３０は、製品１２０の状態、適切な製品１２０であるか否かや遅れなく返却され
たか否かを判断する必要がある。製品１２０の状態は、あらゆる既知の手段によ
って決定することができる。視覚的な検査は、表面に現れうるあらゆる甚だしい
欠陥を判断することができる。他の欠陥は、機械視覚や機械試験システムを必要
とする。例えば、製品１２０がＤＶＤやＣＤの場合、表面走査が、製品１２０に
スクラッチ傷やそりがあるか否かを判断するために実行される。更に、種々のト
ラックのサンプリングは、これらのサンプル領域のコードを読み出すことによっ
て実行できる。当該サンプリングは、製品１２０の状態を判断するため、“ゴー
ルデン”ディスクと比較される。

【００２４】消費者１１６が返却すべき製品１２０であるか否かを判断するため、可視的な
比較が返却メーラー１２２のコンテンツとスクリーン上に表示されているものと
の間でなされる。更に、現在の日付が、返却用に記された日付と比較され、ある
場合には遅れ量がマシンオペレーター１３０によって記される。マシンオペレー
ター１３０は、適切な製品１２０であるか否かや遅れなく返却されたか否かとい
った、製品１２０の状態に関して、データベース１１４への適切な入力を行う。
製品１２０が遅れて返却された場合、返却の実際の日付を記すことができ及び／
又は遅れた日数や時間を記すことができる。適切でない商品１２０或いは適切な
商品に対する識別子のような他の情報も入力することができる。ドロップオフ日
が、消印若しくは返却メーラー１２２に記された発送情報により判断できる。一
実施例では、発送情報は、適切なソフトウェアを用いて、第３者のデリバリーサ
ービスのデータベースからアクセスされる。マシンオペレーター１３０によって
なされる入力の結果、消費者１１６には、図２Ｂ及び図３Ｂに示すように、クレ
ジットが発行されるか若しくは追加金がチャージされる。

【００２５】また、返却センター１２８は、製品の在庫を維持する。それは、返却されたレ
ンタル製品を増やすために１以上のサプライヤ１２９から追加の代替製品を一定
期間毎に受領する。また、それは、サービス代理人１３４により自動販売機１１
８から除去された製品１２０を受け取る。返却センター１２８から出庫する製品
１２０は、サービス代理人１３４に送付されるか、クレジットのためにサプライ
ヤ１３６に返却されるといったように、必要に応じて様々である。

【００２６】この及び他の返却センターの活動１１２は、中央コントローラ１１３によって
調整される。一実施例では、中央コントローラ１１３は、在庫管理に関するマネ
ージャ１３８に指令を発する。指令は、サプライヤ１３６から注文するための製
品に関する情報、どの製品を特定のサービス代理人１３４に送付するか、どの製
品をクレジットのためにサプライヤ１３６に返却するかといった情報を含む。知
れは、型が古くなった製品のような返却不能な製品の購入者への送付に関する情
報を含むことができる。

【００２７】サービス代理人に活動１１２は、返却センター１２８からサービス代理人設備
１３５で製品を受け取ることを含む。サービス代理人設備１３５は、小さな貯蔵
施設や個人宅のような、あらゆる種の構造であることが可能である。サービス代
理人に活動１１２は、適切な自動販売機１１８に製品を配置することを更に含む
が、これら製品は、所与の自動販売機１１８から借り出された同一の製品である
必要はない。多くの場合、これらは同一のタイトルを有する製品であるが、周期
的にあるタイトルが、中断されるか、数を減らして新たなタイトルが付加される
。サービス代理人１３４は、従業員若しくは独立した契約者であることができ、
１以上の自動販売機１１８を供する責任がある。一実施例では、サービス代理人
１３４は、必要時に使用されることになるサービス代理人設備１３５における製
品１２０の在庫を維持する。

【００２８】その他の実施例では、製品１２０がバーコード化され、或いは上述の如く独自
に機械読取り可能に識別されるとき、現在の日付、返却日及び種々のデータベー
ス入力が、自動化されたサービス代理人の使用を介して自動的に入力される。一
実施例の自動化されたサービス代理人は、製品のバーコードを、製品がベルトコ
ンベアでバーコード走査器を通過する際等に、読取ることができる機械を含む。
かかる自動化されたサービス代理人は、一実施例ではロボット式に、選別、走査
等の機能を実現する。製品１２０は、走査されるか或いは自動化されたサービス
代理人により識別され、関連するパラメータが決定される。

【００２９】また、サービス代理人１３４は、どの製品が自動販売機１１８から除去される
か、どの製品が自動販売機１１８に設置されるか、どの製品が返却センター１２
８に返却されるかに関する指令を、返却センター１２８から周期的に受ける。か
かる変更は、消費者の需要、供されているタイトルの変更若しくは更新等といっ
た多くの要因に基づくことができる。更に、自動販売機１１８がインク、メーラ
ーのような物資等を必要とする場合、これらのアイテムに関する指令を同様に発
することができる。これにより、サービス代理人１３４が自動販売機１１８の必
要とする分だけの製品及び物資を一の訪問毎に持ち帰ることができる。指令は、
ｅ−メールの形態や他の既知の通信手段であることが可能である。指令が実行さ
れると、サービス代理人１３４は、どの変更がなされたかを特定するため、デー
タベース１１４に適切な入力を行う。

【００３０】一実施例では、入力は、適切な送信リンク１１５を用いて、自動販売機１１８
から直接的に実行できる。かくして、自動販売機１１８には、利用できる製品１
２０に関する更新がなされる。その他の実施例では、情報は、送信リンク１１５
を介してコントローラ１１３に直接的に接続する、携帯端末のような適切な電子
端末を用いてデータベース１１４に入力される。一実施例では、送信リンク１１
５と中央コントローラ１１３との間に別個のノードが存在する。ノードは、特定
の送信リンク１１５と、自動販売機１１８のような情報源との間を結びつける。
ノードは、コンピューター、マイクロプロセッサ、若しくは入出力機能を有する
他の適切な種のデバイスであることができる。

【００３１】各送信リンク１１５は、情報を送信できる適切な帯域幅を用いた、適切な形式
の有線若しくは無線伝達手段であることができる。これは、パラレル接続、シリ
アル接続、細太の同軸ケーブル、ツイストペア線、銅線、光ファイバケーブル、
電気光学ファイバ及び統合型光ファイバ、ラジオ周波数（ＲＦ）や赤外域等の送
信を使用するワイアレス接続を含む。各送信リンク１１５は、交流（ＡＣ）線、
電話線や従来のケーブルＴＶ線を含む、中央コントローラ１１３に動作的に接続
するあらゆる種のネットワーク上で、信号を送受できる。その他の実施例では、
ネットワークは、ローカルエリアネットワーク（ＬＡＮ）、ワイドエリアネット
ワーク（ＷＡＮ）若しくはインターネットである。

【００３２】中央コントローラ１１３は、ローカル若しくはリモート受信機であればよく、
若しくはあらゆる種のサーバーやコンピューターであってもよい。その他の実施
例では、中央コントローラ１１３は、種々の位置のコントローラ１１３の集合で
ある。ノードが使用されない実施例では、中央コントローラ１１３は、トランシ
ーバ及び１以上の多重化ＡＤコンバータを含むことができ、自動販売機の出力を
読み出し及び変換する。一実施例では、中央コントローラ１１３は、当業者であ
れば理解できるような、入力信号を処理すると共に適切な出力信号を生成するの
に必要な構成要素を含むパーソナルコンピューターである。これらの構成要素は
、プロセッサ、ユーティリティ、ドライバー、イベントキュー、アプリケーショ
ン等を含むことができるが、本発明はこれらに限定されない。一実施例では、こ
れらの構成要素のすべては、典型的にはメモリのようなコンピューター読取り可
能な媒体に記憶される、コンピューターの処理により実行されるコンピューター
プログラムである。かくして、データ上での有用な動作及び他の入力信号は、コ
ンピューターのプロセッサによって供給される。中央コントローラ１１３は、望
ましくは、当業者であれば理解できるような、コンピュータープログラムを実行
するための動作システムを含む。

【００３３】中央コントローラ１１３は、データベース１１４を維持するデータベースサー
バーであることができる。代替実施例では、在庫調整システムを実現するサーバ
ーは、データベース自体ではなく、データベースへのアクセス権を備えた別のコ
ンピューターであることができる。一実施例では、データベース１１４は、自動
販売機１０５、返却センターの活動１１０、及びサービス代理人の活動１１２の
すべての関する情報を含む。データベース１１４は、各自動販売機１１８、各サ
ービス代理人設備１３５、及び返却センター１２８に対する在庫状態を維持する
ことができる。中央コントローラ１１３は、上述の如く、返却センター１２８で
の在庫マネージャ１３８への指令と同様、各サービス代理人１３４に適切な指令
を発することができる。

【００３４】図２Ａ及び図２Ｂは、本発明の一実施例による製品の分配及び返却方法を示す
ブロック図である。本方法は、メディア製品のような製品を含む自動販売機が消
費者によって作動させられたとき（２１２）に開始される。消費者は、上述の如
く、クレジット若しくはデビットカード情報を入力できる（１１４）。次いで、
消費者は、借り出し若しくは購入するための製品を選択する（２１６）。クレジ
ット若しくはデビットカードは、従来手段により、購入価格により課金するため
の認証のために検査される（２１８）。例えば、自動販売機１１８のモデムは、
認可を得るために自動的にクレジット確認サービスにダイヤルすることができる
。かかる実施例では、クレジット若しくはデビットカードには、レンタル価格が
チャージされる。しかし、完全な金額を予め承認することによって、追加のチャ
ージが、消費者が製品を返却し忘れているか、後に返却したか、若しくは損傷さ
せた場合に認められることになる。しかしながら、消費者が購入する選択肢を選
択した場合、クレジット若しくはデビットカードには、完全な購入価格を即座に
チャージすることができる。

【００３５】製品は、特有のコードのような取引識別子を含む返却メーラーと共に払い出さ
れる（２２２）。消費者が購入する選択肢を選んだ場合、返却メーラーが払い出
される必要はない。一実施例では、消費者は賃借を希望するが、上述の如く、消
費者は、以前の取引で得た前払いラベル若しくはメーラーを使用することを意図
している場合には、前払い郵送料のための付加料金を支払うことを選択しないよ
うにすることができる。その他の実施例では、希望に応じて、前払いでないメー
ラーが払い出される。その他の実施例では、返却メーラーは、前払いの返却メー
ラーであり、若しくは、前払い情報を上述の如く別のラベルに含ませることがで
きる。

【００３６】取引は、データベース１１４に入力され（２２４）、取引識別子によってのよ
うに、幾つかの態様で識別される。データベース１１４に入力される情報は、特
有のコード以外にも、特定の自動販売機に対する識別子、購入若しくは賃借され
る製品に関する情報、購入若しくは賃借の金額、クレジット若しくはデビットカ
ード情報等を含むことができる。追加の情報は、ディスカウントや割引クーポン
情報、取引日時若しくは必要な他の情報を含むことができる。賃借の選択肢が選
ばれた場合、クレジット若しくはデビットカードに課されるチャージは、将来の
固定した日での賃借料と購入価格との差異に対して、予定組みすることができる
。クレジット若しくはデビットカードにチャージされた金額を表わすレシートが
、払い出される（２３０）。レシートは、製品が返却されない場合にカードにチ
ャージされるだろう追加料金に関する情報を含むことができる。更に、レシート
は、プロバイダーのための、当該取引を特定する特有のコード、自動販売機の位
置、及び、電話、ウェブアドレス、ｅ−メールアドレス、ストリートアドレス、
ファックス番号等を含むカスタマーサービス連絡情報を含むことができる。

【００３７】ほとんどの場合、消費者は、どこでも好きな場所で製品を使用できる。一定時
間後に、消費者は、返却メーラーで製品を返却することができる。図２Ｂに示す
ように、返却センターで受領されたとき（２３２）、取引識別子が走査され（２
３４）、取引は、当該取引識別子を基にデータベース内で検索される（２３６）
。メーラーが開封され（２３８）、良好な状態であるかを判断する（２４２）た
めに製品が検品される（２４０）。製品が良好な状態である場合、それが適切な
製品であるか否かの判断がなされる（２４４）。適切な製品である場合、製品が
期間内に返却されたか否かの判断がなされる。期間内に返却された場合、取引に
関連するすべての将来的なチャージがキャンセルされる（２４８）。製品は、再
度の使用のためにストックに返却される（２５０）。

【００３８】製品が良好な状態でない場合、廃棄される（２５２）。予定されたチャージが
消費者のクレジット若しくはデビットカードに発行される（２５４）。この問題
は、将来の参照のためにデータベース内にログ記録される（２５６）。製品が良
好な状態にあるが、適切な製品でない場合、ストックに返却される（２５０）。
選択的には、製品が誤って返却され、且つ在庫されたストックの一部でない場合
、製品は、特定可能な場合には適切な実際の所有者に返却されることができる。
或いは、所有者が認識不能であるか、若しくは製品が理由の如何を問わず不適で
ある場合、製品を破棄することができる。しかしながら、適切なチャージが発行
され（２５４）、製品に関する特定の問題が上述の如くデータベース内にログ記
録される（２５６）。

【００３９】製品が良好な状態であり適切な製品であるが、期間内に返却されなかった場合
、超過時間に基づく所定のチャージが消費者に発行され（２５８）、製品がスト
ックに返却される（２５０）。選択的に、この問題を将来の参照のためにデータ
ベース内にログ記録することができる（２５６）。

【００４０】図２Ａを再度参照するに、周期的に、データベース１１４は、情報に対して検
索される（２６０）。データベース１１４は、所定時間毎に予定設定されたすべ
てのチャージのための検索を行うことができる（２６２）。所定時間は、週単位
、日単位若しくは状況が許す場合にはより頻繁なものでありうる。特定の周期ご
とのすべてのチャージは、送出されデータベースに記録される（２６４）。特定
のチャージは、図２Ｂで説明したように、消費者に発行される（２５４若しくは
２５８）（図２Ａ及び図２Ｂのリンク“Ａ”参照）。チャージは、消費者にメー
ル若しくは他の適切な手段により発行できる。

【００４１】データベース１１４は、在庫状態のために検索されることも可能である（２６
８）。在庫状態は、サービス代理人設備と同様に、各自動販売機及び返却センタ
ーに対して判断することができる。当該検索により得られた情報に基づいて、中
央コントローラ１１３は、図１に示すように、サービス代理人指令を発する（２
７０）と共に、在庫マネージャ指令を発する（２７４）。自動販売機は補填され
、データベース１１４がブロック２７２で更新される。

【００４２】図３Ａ及び図３Ｂは、製品の分配及び返却方法の代替実施例を示し、消費者が
貸し出し若しくは購入の何れを選択するかにかかわらず、クレジット若しくはデ
ビットカードが、完全な購入金額に対してチャージされる（３２０）。その他の
場合、自動販売機取引に対する処理の流れは、購入価格と貸し出し価格との間の
差に対して計画設定されたチャージがないことを除いて、図２Ａ及び図２Ｂと同
様である。２２２で払い出される返却メーラーは、製品の貸し出しに対する完全
なクレジットを得るための方法に関する指示を有することができる。図３Ｂに示
すように、メーラーは、上述の如く返却される（２３２）。同様に、製品が、２
４０で検品され、製品が適正な製品であるか否か、期間内に返却されたか否かの
判断がなされる（２４４，２４６）。これらの条件が満たされる場合、購入価格
と貸し出し価格との間の差に対してクレジットが発行される（３４８）。

【００４３】製品が良好な状態でない場合、図３Ｂに示すように廃棄される（２５２）。か
かる場合、クレジットは、消費者のクレジット若しくはデビットカードに発行さ
れることはない（３５４）。問題は、図２Ｂに示すように、将来の参照のために
データベース内にログ記録される（２５６）。製品が良好な状態であるが適切な
製品でない場合、同様にストックに返却される（２５０）。同様に、上述の如く
、クレジットが発行されることはなく（３５４）、問題がデータベース内にログ
記録される（２５６）。製品が良好な状態であり適切な製品であるが、期間内に
返却されなかった場合、超過時間に基づく所定の“クレジット”が消費者に発行
される（３５８）。これは、超過時間に対する図２Ｂの所定の“チャージ”とは
対照的である。上述の如く、製品がストックに返却され（２５０）、問題を将来
の参照用にデータベース内にログ記録することができる（２５６）。

【００４４】図３Ａは、図２Ａで説明したようなデータベースの周期的な検索（２６０）を
示す。しかし、この実施例では、計画設定された“クレジット”が周期毎に検索
され（３６２）、送出及び記録される（３６４）。特定されたクレジットは、図
３Ｂに示すように、消費者に発行される（３４８若しくは３５８）（図３Ａ及び
図３Ｂのリンク“Ａ”参照）。

【００４５】図４は、データベース１１４に接続された自動販売機１１８の一実施例を示す
。自動販売機１１８は、電話、キーパッド、キーボード、タッチスクリーン等の
種を含むがこれらに限定されない、あらゆる種の通信デバイスやトランシーバで
あることができる、あらゆる既知のユーザインターフェースを含むことができる
。一実施例では、ユーザインターフェースは、単一のラインディスプレイを備え
た簡易なキーパッドからなる。その他の実施例では、ユーザインターフェースは
、電話を構成し、消費者が、質問を発し及び質問に答え、応答に対して指令を発
し及び聞くために、話すことができる。かかる応答は、コンピューターが生成す
る“ボイス”の単独の形式、若しくは可視的な表示との組み合わせ形式であるこ
とができる。代替実施例では、ユーザインターフェースは、適切なコントロール
パネルとの組み合わせによる磁気カードリーダのような入力デバイスのみからな
る。この実施例では、出力信号は、可視的なディスプレイ上に表示できる。その
他の実施例では、マルチメディアタッチスクリーンを備えた、完全に電子化され
た電子キオスクが使用される。この実施例では、消費者１１６は、選択を再確認
することができるか、或いは、対話的に製品１２０を選択することができる。

【００４６】自動販売機１１８は、ガラス張りの連続的昇降型のディスペンサーや、電子キ
オスクに関連する他のより高性能な種のディスペンサーのような、製品１２０を
払い出すための如何なる既知の技術をも更に含むことができる。自動販売機１１
８は、ジュークボックス機構に類する選択アームのような、本分野で知られてい
る必要な構成要素及び電子機器をすべて備える。メディア製品のような製品を払
い出すための機構は、Tuttobeneへの米国特許第5,020,958号に記載される。Tutt
obeneでは、内部の貯蔵棚への製品の返却及び払い出しを扱う自動販売機が開示
される。Paraskebakosへの米国特許第4,558,743号は、商品を自動的に販売する
ための、自動販売機に商品を返却するための手段をも含む自動販売機及び方法を
開示する。

【００４７】自動販売機１１８は、適切な手段を介して動作でき、適切に動作するための適
切な機械的及び電気的な手段を有する。自動販売機１１８は、上述の如く、デビ
ット若しくはクレジットカードのような電子的な支払い形態を受容するため、磁
気カードリーダ若しくは電子カードインターフェース４１２を有することができ
る。更に、自動販売機１１８は、現金を受け入れるように設計することができ、
紙幣や両替を置くことができるマネーインターフェース及び従来的なコイン返却
部が存在する。

【００４８】図４に示す実施例では、自動販売機１１８は、電源４１４と、システムコント
ローラ４１６と、データバスインターフェース４１８と、システムユニット４２
０とを含む。この実施例では、システムコントローラ４１６は、コンピューター
プロセッサ、不揮発性メモリ、入力デバイス及びモニタを含む。システムコント
ローラ４１６は、上述の如く、送信リンク１１５を介して中央コントローラ１１
３に結合できる。システムコントローラ４１６は、種々の検出デバイスに結合で
き、一定の変量を監視し、当該変量を処理し、変量レベルが所定値に対して上下
したときに必要な動作を行うようにデバイスを制御する制御信号を出力する。一
実施例では、全体としての製品重量が監視される。かくして、自動販売機１１８
が過剰に充填されおり一時的にシャットダウンする必要があるか、或いは、製品
が少なく再充填する必要があるかの判断が可能となる。不揮発性メモリは、本分
野で知られているように、ディスクドライブを含んでよく、若しくは、上述の制
御を実行するプログラムを記憶すると共にプロセス変量と比較するための適切な
値を保持する読取専用メモリデバイスを含んでよい。

【００４９】更なる実施例では、システムコントローラ４１６は、コントロールパネル４２
１に結合する機械を含んでよい。ボタンは、コントロールパネル４２１に設置さ
れ、消費者が利用可能な多くの選択を有するようにする。図４に示すように、か
かるボタンは、例えば“製品タイトル”ボタン４２２、“借り出し”ボタン４２
４、“購入”ボタン４２６、及び、電子カードインターフェース４１２とレシー
トディスペンサ４３２とを含む電子カードシステム４３０を作動させる“電子カ
ード”ボタン４２６を含むことができる。図示しない他のボタンは、“第３者の
デリバリーサービス”ボタンや“前払い郵送料”オプションを含むことができる
。システムコントローラ４１６から信号を受信するデバイスは、製品払い出し処
理４３４を動作させるために必要なすべてのデバイスを含む。

【００５０】一実施例では、システムユニット４２０は、自動販売機１１８を作動させるの
に必要な、消費者インターフェース機能を含むデバイスや機械のすべてを含む。
これらのデバイスは、製品差し入れ口、パッケージ差し入れ口、コンベア、搬送
デバイス、製品ディスペンサー、パッケージディスペンサー及びレシートディス
ペンサーを含むことができる。これらのデバイスは、ラベルディスペンサー及び
ラベル貼り付け装置を含むことができる。

【００５１】電源４１４が既にオンにされている場合、製品払い出し処理４３４は、消費者
がクレジットカードやデビットカードのような適切な磁気カードを電子カードイ
ンターフェース４１２に挿入したとき（若しくは、マネーインターフェースに特
定額のお金を入れたとき）に、始動する。消費者は、例えばＤＶＤ映画に対する
所望のタイトルを選択するためにタイトルボタン４２２を押すことができ、希望
に応じて、貸し出しボタン若しくは購入ボタンを選択する。図４に示す実施例で
は、消費者は、タイトル“１”を“借りる”との選択を行う。図４は、９個の異
なるタイトルボタン、即ち“１”乃至“９”のタイトルボタンを示しているが、
実際には、幾つのタイトルボタン４２２が備えられてもよい。代替実施例では、
消費者は、追加のコストで２個以上の製品１２０を選択することができる。製品
１２０は、図示の通り、ディスペンサ−４３６を通って払い出される。この実施
例では、返却メーラー１２２は、製品のケースと一体である。

【００５２】製品払い出し処理４３４は、本分野で知られているように、自動販売機から製
品を払い出すための如何なる適切な種の製品払い出し処理であってよい。更に、
本発明の自動販売機１１８は、上述の如く、製品１２０と別体型若しくは一体型
であってよい適切な返却メーラーも払い出す。

【００５３】製品払い出し処理４３４は、一の取引を完了するために適切な時間を要すこと
ができる。一実施例では、消費者が電子カードを挿入してから製品１２０及び返
却メーラー１２２がディスペンサ−４３６に払い出されるまで、２０秒から約１
分若しくはそれ以上の時間がかかる。

【００５４】本発明の実施例は、他の知られたコンピューター構成上で多くの効果を奏する
。例えば、製品と共に返却メーラーを提供することによって、消費者が一の場所
で製品を借り、その他の場所から更に他の位置の返却センターまで当該製品を返
却することが可能となる。これは、旅行者にとって利便性と柔軟性を提供する。
前もってアドレスが付された前払いの返却メーラーを提供することによって、消
費者にとっての利便性が更に向上する。

【００５５】システムの更なる効果は、特定の自動販売機を補充するために返却センターか
ら物資を受け取るサービス代理人の利用を含む。更に、返却の状態及び時間期限
と共に各取引を記録するための中央のデータベースの利用によって、プロバイダ
ーが、在庫状態を維持すると共に、消費者の取引の正確な記録を維持することが
可能となる。また、データベースは、サービス代理人及び返却センターマネージ
ャに指令を発することを可能とし、在庫管理を更に支援する。

【００５６】特別な実施例が例示され説明されてきたが、当業者であれば、同一の目的を達
成するよう計算されたあらゆる改良が、示した特別な実施例の代替となりうるこ
とを理解するだろう。本出願は、本発明のあらゆる適用や変形をカバーすること
を意図している。本発明は、上記請求の範囲及びその均等物の全観点によっての
み制限されることを意図している。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例の製品分配・返却システムの概略図である。

【図２Ａ】本発明の一実施例による、分配及び返却される製品に対してチャージする方法
のブロック図である（その１）。

【図２Ｂ】本発明の一実施例による、分配及び返却される製品に対してチャージする方法
のブロック図である（その２）。

【図３Ａ】本発明の一実施例による、分配及び返却される製品に対してチャージする代替
方法のブロック図である（その１）。

【図３Ｂ】本発明の一実施例による、分配及び返却される製品に対してチャージする代替
方法のブロック図である（その２）。

【図４】本発明の一実施例による、製品を払い出すための自動販売機の概略図である。

【手続補正書】

【提出日】平成１４年９月６日（２００２．９．６）

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】特許請求の範囲

【補正方法】変更

【補正の内容】

【特許請求の範囲】

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＣＹ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，ＬＵ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ，ＴＲ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＧＷ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，ＧＭ，ＫＥ，ＬＳ，ＭＷ，ＭＺ，ＳＤ，ＳＬ，ＳＺ，ＴＺ，ＵＧ，ＺＷ)，ＥＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ，ＭＤ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，ＡＥ，ＡＧ，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ，ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＢＺ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＲ，ＣＵ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＤＭ，ＤＺ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＤ，ＧＥ，ＧＨ，ＧＭ，ＨＲ，ＨＵ，ＩＤ，ＩＬ，ＩＮ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＣ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＡ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ，ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ，ＭＺ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＳＬ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ，ＴＴ，ＴＺ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＺ，ＶＮ，ＹＵ，ＺＡ，ＺＷ

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】一の位置にある自動販売機から払い出される製品と、上記製品と共に払い出され、他の位置にある返却センターまで上記製品を返却
可能とする返却メーラーとを含む、製品分配・返却システム。
【請求項２】上記自動販売機及び上記返却センターに通信リンクを介して
接続され、上記製品に関する情報を備えたデータベースを包含するコントローラ
を更に含む、請求項１記載の製品分配・返却システム。
【請求項３】上記製品は、ＤＶＤ、ＣＤ、ビデオテープ、ソフトウェア媒
体及びオーディオテープからなる群から選ばれるメディア製品である、請求項１
記載の製品分配・返却システム。
【請求項４】上記製品は、取引カードを使用して貸し出される、請求項１
記載の製品分配・返却システム。
【請求項５】上記自動販売機は、空港、鉄道の駅、バスステーション、地
下鉄、店、ホテルからなる群から選ばれる位置に配置される、請求項１記載の製
品分配・返却システム。
【請求項６】第１の場所で取得された上記製品は、第２の場所で使用され
、第３の場所の収集ボックスに投入される、請求項１記載の製品分配・返却シス
テム。
【請求項７】上記データベースにアクセスする手段を備えた自動化された
サービス代理を有するサービス代理施設を更に含む、請求項２記載の製品分配・
返却システム。
【請求項８】上記返却センター及び上記サービス代理施設へと上記コント
ローラにより発され、在庫管理に関する情報を供する指令を更に含む、請求項７
記載の製品分配・返却システム。
【請求項９】上記返却メーラー上に取引の識別子を更に含む、請求項１記
載の製品分配・返却システム。
【請求項１０】上記取引の識別子は、走査可能なコードである、請求項９
記載の製品分配・返却システム。
【請求項１１】上記返却メーラーは、前払いの郵送料を有し、上記返却セ
ンターまでのアドレスが予め記されている、請求項１０記載の製品分配・返却シ
ステム。
【請求項１２】上記返却メーラーは、製品のケースでもある、請求項１記
載の製品分配・返却システム。
【請求項１３】上記製品は、上記返却センターに返却されない、請求項１
記載の製品分配・返却システム。
【請求項１４】製品のレンタル料は、レンタル期限のセットで規定される
と共に、上記レンタル期限の不遵守に対する料金を含む、請求項１記載の製品分
配・返却システム。
【請求項１５】上記返却センターは、上記レンタル期限の遵守若しくは不
遵守を判断し、また、追加チャージが、消費者口座に記帳され、消費者口座への
将来のクレジットが、上記レンタル期限の不遵守に対してキャンセルされる、請
求項１４記載の製品分配・返却システム。
【請求項１６】レンタル期限は、特定の返却日及び製品状態に関連した期
限を含む、請求項１５記載の製品分配・返却システム。
【請求項１７】上記データベースは、取引の識別子、製品タイトル、製品
の払い出し日、特定の返却日、製品状態、製品のレンタル料、製品の購入価格か
らなる群から選ばれる情報を含む、請求項１６記載の製品分配・返却システム。
【請求項１８】上記返却センターは、実際の返却日を確認すると共に、上
記実際の返却日と上記データベース内の上記特定の返却日とを比較することによ
って、上記特定の返却日の遵守を判断する、請求項１７記載の製品分配・返却シ
ステム。
【請求項１９】返却メーラーと共に払い出される貸し出しのためのメディ
ア製品を一の場所に設置し、上記メディア製品を上記返却メーラーに入れて期間内でその他の場所に返却す
るよう要求し、上記返却メーラーは、第３者によるデリバリサービスに返却依託
可能である、ビジネス方法。
【請求項２０】特有のコードが、上記メディア製品、レンタル場所及びレ
ンタル日を特定する、請求項１９記載の方法。
【請求項２１】上記メディア製品、レンタル場所及びレンタル日に関する
情報をデータベースに記憶することを更に含む、請求項２０記載の方法。
【請求項２２】クレジットを発行すること、又は、製品状態及び返却日に
依存して追加料金をキャンセルすることを更に含む、請求項２１記載の方法。
【請求項２３】自動販売機取引及び製品返却段階を含む消費者の活動と、返却センターの活動及びサービス代理の活動を含むプロバイダー活動とを含む
、メディア製品を貸し出す方法。
【請求項２４】上記消費者の活動及びプロバイダー活動は、上記自動販売
機取引、製品返却日及び製品状態に関する情報を包含するデータベースを有する
中央コントローラによって、調整される、請求項２３記載の方法。
【請求項２５】上記自動販売機取引は、取引の識別子と共にデータベース
に入力される、請求項２４記載の方法。
【請求項２６】上記自動販売機取引は、消費者が取引カードを用いて自動販売機を作動させることと、上記消費者が製品を選択することと、上記自動販売機からの製品を返却メーラーと共に払い出すこととを含む、請求
項２３記載の方法。
【請求項２７】上記取引カードは、購入価格の全額若しくはレンタル価格
に対してチャージされる、請求項２６記載の方法。
【請求項２８】上記返却センターの活動は、上記返却メーラーを開封し、上記製品が良好な状態であるかを判断するために上記返却メーラー内部の製品
を検査し、上記返却メーラー内部の製品と上記データベース内の情報とを比較し、レンタル価格と購入価格との差に対してクレジットを発行するか、又は、上記
製品が良好な状態で期限どおりに返却されたときに将来的なチャージをキャンセ
ルする、請求項２７記載の方法。
【請求項２９】上記製品が遅れて返却され若しくは良好な状態でなく返却
されたときに、所定のクレジットが発行される、請求項２８記載の方法。
【請求項３０】特定の製品を選択する選択手段と、顧客に返却メーラーと共に上記特定の製品を払い出す手段と、上記特定の製品を識別する手段と、データベースに取引日を記録する手段とを含む、製品を払い出すための装置。
【請求項３１】特定の製品を選択し払い出す手段は、自動販売機である、
請求項３０記載の装置。
【請求項３２】特定の製品及びレンタル日を識別する手段は、上記データ
ベースに入力できる特有のコードである、請求項３１記載の装置。