JP2003517895A - 吸入装置 - Google Patents

吸入装置

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JP2003517895A
JP2003517895A JP2001546715A JP2001546715A JP2003517895A JP 2003517895 A JP2003517895 A JP 2003517895A JP 2001546715 A JP2001546715 A JP 2001546715A JP 2001546715 A JP2001546715 A JP 2001546715A JP 2003517895 A JP2003517895 A JP 2003517895A
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inhaler
outer case
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ラッシュ・アルヴィドソン
ヤン・イェンソン
パトリック・モンソン
ステファン・ストランドバリィ
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、吸入によって粉末医薬を投与するための吸入装置に関する。該吸入装置(1)は、医薬が使用者による吸入で抜き取られるサクションチューブ(4)およびブリスターパックアセンブリ(5)を含む。サクションチューブ(4)は、ブリスターパックアセンブリ(5)と相互作用する遠位端(7)および使用者が吸入する近位端(8)を有する。吸入装置(1)はまた、バイアス手段(6)を提供し、これはサクションチューブ(4)をブリスターパック(5)から引き起こす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は吸入装置、特にブリスターパックからの吸入によって粉末医薬を投与
するための吸入装置に関する。
【0002】 呼吸病状の処置において、それぞれが粉末医薬の1用量をホールドしている、
個々のブリスターの複数を含んでいる、ブリスターパックと協同することのでき
るように編成された、サクションチューブを含んでいる、乾燥粉末吸入器を使用
させることが知られている。
【0003】 サクションチューブおよびブリスターパックアセンブリを含んでいる、吸入装
置を開示する、WO97/40876をここで引用するものとする。ブリスター
パックアセンブリは、ブリスターパックをホールドするキャリアーの形態である
。キャリアーは、上方表面が、ブリスターパックのブリスターの上方に存在する
複数のホールを有し、それによってサクションチューブの遠位端が、必要なとき
に必要なようにブリスターを貫通することを可能とするように形成されている。
【0004】 本発明の目的は、優れた構成を有しそしてよりユーザーフレンドリーである、
この種類の改良された吸入装置を提供することである。特に、該構成は、軽量で
コンパクトであり、一方、十分な剛性および強度を保持し、使用者は頻繁な間隔
で粉末医薬を投与しなければならないかもしれないことを心にとめるべきである
。さらに、粉末医薬の不正確な送達はもしかすると使用者に有害であり得るから
、使用者が吸入装置を誤使用することができないように、該構成はあるべきであ
る。
【0005】 本発明にしたがって、これおを経由して医薬が使用者による吸入で抜き取られ
るサクションチューブ、ブリスターパックおよびブリスターパックを収容するハ
ウジングを含んでいる、吸入によって粉末医薬を投与するための吸入装置を提供
し、該サクションチューブはハウジングに取り外し可能に結合されており、そし
てブリスターパックと相互作用することのできる遠位端および使用者がそれを介
して吸入する近位端を有し、該吸入装置は該サクションチューブを一定の位置に
動作させるバイアス手段(biasing means)をさらに含み、ここで吸収装置がす
ぐに使える状態であるとき、それはハウジング表面からバイアスされ、使用者に
よる握りを容易化することを特徴とする。
【0006】 好ましくは、バイアス手段はサクションチューブのためのハウジングヘの結合
を形成する。 好ましくは、バイアス手段はハウジング表面からサクションチューブを引き起
こす(raise away)。 好ましくは、ハウジングはブリスターパックのためのキャリアーである。 好ましくは、サクションチューブの遠位端は、キャリアーに取り外し可能なよ
うに蝶番式に取りつけられている。
【0007】 好ましくは、バイアス手段は細長い弾性メンバーであり、その1の端がサクシ
ョンチューブに結合され、そしてその他の端はキャリアーに結合されている。 好ましくは、弾性メンバーは蝶番においてサクションチューブを、ここでサク
ションチューブがキャリアーに隣接してあることのできる第1の位置から、ここ
でサクションチューブがキャリアーから引き起こされる第2の位置へ、バイアス
させる。 好ましくは、弾性メンバーはストリップの長さに沿って中央に通る突出性スパ
インで構成されたストリップの形態である。
【0008】 好ましくは、サクションチューブに結合されている弾性ストリップの端は、肉
厚部分を有する。 好ましくは、弾性メンバーは、フック形成によってキャリアーに結合されてい
る。 好ましくは、フック形成は、サクションチューブのブリスター間の移動中の、
横へのおよび/またはひねり動作が可能なように、キャリアーへ弾性メンバーを
結合させる。
【0009】 好ましくは、バイアス手段は、キャリアーにおける蝶番の部分を形成するスプ
リングエレメントである。 好ましくは、スプリングエレメントは、サクションチューブが、キャリアーに
隣接して横たわることのできる第1の位置から、サクションチューブがキャリア
ーから引き起こされる第2の位置へ蝶番においてサクションチューブをバイアス
させる。 好ましくは、蝶番は、サクションチューブの遠位端との協同のためのホールデ
ィングエレメントを含む。 好ましくは、サクションチューブは、フレキシブルな細長いメンバーによって
ホールディングエレメントに結合される。
【0010】 好ましくは、吸入装置は、サクションチューブおよびキャリアーであって、こ
こで外部ケースが、使用者がバイアス手段のバイアス作用に抗して外部ケースを
閉じ、それによって使用中ではなく、そして外部ケースが閉じられるときに、サ
クションチューブをキャリアーに隣接して横たわらせることのできるように蝶番
式に取りつけられる、キャリアーをホールドするための外部ケースをさらに含む
【0011】 好ましくは、ハウジングは外部ケースおよびブリスターパックを収容するキャ
リアーを含む。 好ましくは、サクションチューブの遠位端は、外部ケースに取り外し可能なよ
うに蝶番式に取りつけられている。 好ましくは、バイアス手段は細長い弾性メンバーであり、その1の端はサクシ
ョンチューブに結合され、そしてその他の端はキャリアーに結合されている。
【0012】 好ましくは、弾性メンバーは、サクションチューブが外部ケースに隣接して横
たわることのできる第1の位置から、サクションチューブが外部ケースから突出
する第2の位置に、蝶番によってサクションチューブを動作させる。 好ましくは、弾性メンバーは、張力で引き伸ばすことのできる、前もって形成
された1または2以上の波を有するストリップの形態である。
【0013】 好ましくは、サクションチューブに結合される弾性ストリップの端は、肉厚部
分を有する。 好ましくは、弾性ストリップはフック形成によってキャリアーに結合される。 好ましくは、フック形成は、ブリスター間のサクションチューブの移動中に横
へのおよび/またはひねり動作が可能なような方法で、弾性メンバーをキャリア
ーに結合させる。 好ましくは、バイアス手段はサクションチューブにおいて作用するスプラング
エレメントである。
【0014】 添付の図面を参照することで、例のためのみによって、本発明の好ましい実施
態様をここで記載し、ここに: 図1は、外部ケースで閉じられるときの、吸入装置の第1の実施態様の斜視図で
ある; 図2は、外部ケースが開けられるときの、図1の吸入装置の斜視図である; 図3は、いかにサクションチューブおよびブリスターパックアセンブリが外部ケ
ースに挿入されるか示す、図2の吸入装置の斜視図である; 図4は、外部ケースから取り外されるときの、吸入装置の斜視図である;
【0015】 図5は、図4の吸入装置のエレメントの破壊図である; 図6は、ブリスターパックアセンブリの上方トレイに付着されるエレメントの破
壊図である; 図7は、図5のブリスターパックの平面図である; 図8は、図7のブリスターパックの方向X−Xの断面図である; 図9は、平面図における、シングルブリスターおよびスリットの詳細を示す; 図10は、図9における、ブリスターからスリットに至る断面図である(修飾し
たスリットで); 図11は、サクションチューブのボディの1の側の図である; 図12は、図11の方向X−Xの断面図である; 図13は、図11の方向Aのサクションチューブのボディの図である: 図14は図13の方向X−Xの断面図である; 図15は、図11のサクションチューブのボディの近位端の上方からの図である
【0016】 図16は、図11のサクションチューブのボディの遠位端の下方からの図である
; 図17は、サクションチューブの外側スリーブおよび弾性ストリップの斜視図で
ある; 図18は、図17の、外側スリーブおよび弾性ストリップの1の側からの図であ
る; 図19は、図18の方向Aの図である; 図20は、図18のサクションチューブのガイドアームの詳細を示す; 図21は、図18の方向X−Xの断面図である; 図22は、サクションチューブの外側スリーブへの弾性ストリップの結合の詳細
を示す;
【0017】 図23は、図21の方向X−Xの断面図である; 図24は、キャリアーの上方トレイの平面図である; 図25は、図24の方向X−Xの断面図である; 図26は、図24の方向Aの図である; 図27は、キャリアーの下方トレイの平面図である; 図28は、図27の方向X−Xの断面図である; 図29は、図27の方向Y−Yの断面図である; 図30は、図27の方向Z−Zの断面図である; 図31ないし37は、サクションチューブがブリスターパックアセンブリのブリ
スターへ挿入されたときの、吸入装置の種々の図である; 図38および39は、弾性ストリップのフックの詳細を図解する; 図40は、ブリスターパックアセンブリの拡大図である; 図41は、別のブリスターパックアセンブリの拡大図である; 図42は、図41のブリスターパックの平面図である; 図43および44は、本発明の第2の好ましい実施態様を図解する;
【0018】 図45は、本発明の第3の好ましい実施態様をの斜視図を図解する; 図46は、図45のエレメントの部分的に破壊した図である; 図47は、外部ケースが閉じられ、そしてフタが部分的に切除された、図45の
吸入装置を図解する; 図48aおよび48bは、図46のサクションチューブのガイドアームの1の詳
細を図解する。
【0019】 ここで、外部ケース2に内封されるときの、吸入装置1の第1の好ましい実施
態様の種々の斜視図である、図1、2および3を参照するものとする。外部ケー
ス2は、典型的なプッシュボタンロッキング機構3を有しつつ蝶番式に取りつけ
られている。図4は、外部ケース2から取り外されるときの、吸入装置1を図解
する。外部ケース2は、吸入装置1がベース11にスライドできるように構成さ
れる。ブリスターパックアセンブリ5の側面は、ベース11の側面の内側表面と
協同し、吸入装置1が外部ケース2に安全にホールドされることを確保する。加
えて、ベース11は2つのはずれ止めエレメント(latching element)50を有
し、これらは下方トレイ16のホール51と協同し、これらはさらに外部ケース
2内に吸入装置1を動かなくする(図27参照)。
【0020】 吸入装置1は、サクションチューブ4およびブリスターパックアセンブリ5を
含む。サクションチューブ4は、ブリスターパックアセンブリ5からサクション
チューブ4をブリスターパックアセンブリ5からバイアスさせる細長い弾性スト
リップ6によって、ブリスターパックアセンプリ5に取り外し可能に結合されて
いる。弾性ストリップ6は外部ケース2が閉じられるときにサクションチューブ
4がブリスターパックアセンブリ5に対して実質的に平らに横たわることができ
るように、構成される。外部ケース2を開くと、弾性ストリップ6は、使用者が
容易に握ることができるようにサクションチューブを引き起こす。
【0021】 サクションチューブ4は、ブリスターパックアセンブリ5において蝶番式に動
く。外部ケース2のフタ9の内側表面は、外部ケース2が閉じられるときにサク
ションチューブ4の近位端8でスナップ作用でかみ合う(interlock)アーム1
0を、所望により提供することができる。外部ケース2を開くと、アーム10は
弾性ストリップ6と協同し、サクションチューブ4を引き起こす。フタ9が回転
してブリスターパックアセンブリ5から離れ、そして最終的に近位端8を開放し
、この点で弾性ストリップ6がサクションチューブ4を起こした位置で保持する
ため、アーム10がサクションチューブ4の近位端8をすべるように構成される
【0022】 図3では、吸入装置1が、外部ケース2のベース11にいかにして滑り込むこ
とができるかは明らかである。サクションチューブ4およびブリスターパックア
センブリ5は、図5の分解図に見られるように、使用者がブリスターパック12
中のブリスター13のすべてをからにしたときに、取り外し、そして取りかえる
ことができる。
【0023】 ブリスターパックアセンブリ5は、キャリアー14およびブリスターパック1
2を含む。キャリアー14は、かみあい、そしてブリスターパック12を内封す
る上方トレイ15および下方トレイ16を有する。
【0024】 図6において、上方トレイ15に付着されたエレメントが分解されている。サ
クションチューブ4は、ボディ4aおよび外側スリーブ4bを含む。しかし、サ
クションチューブ4は2つの別個のエレメントではなく単一部分として形作るこ
とができる。ボディ4aは、サクションチューブ4のマウスピースを形成する近
位端8を含む。外部スリーブ4bは、遠位端7を含み、そしてサクションチュー
ブ4を上方トレイ15に蝶番式に取りつけ、そしてブリスターパックアセンブリ
5におけるサクションチューブ4の位置決定を容易化するガイドアーム17を含
む。
【0025】 図7は、ブリスターパック12の平面図である。ブリスターパック12は4つ
の平行な列に配列される複数のブリスター13を有する。それぞれのブリスター
パック13は、粉末医薬の1用量をホールドする(図8および図10に見出され
る)。複数のキャビティ19および下方ベース18にシールされる上方のフォイ
ル層20を含んでいる下方ベース18を含む。粉末医薬を汚染しまたは分解し得
る、キャビティ19内の水分侵入をなく、または非常に少量とすることを確保す
るための、ブリスター13周辺の最適最小シーリング距離が存在する。
【0026】 キャビティ19の縁から、隣接するキャビティ19の縁またはブリスターパッ
ク12のカット縁(cut edge)への、シーリング距離「d」は、典型的には少な
くとも2mmでなければならない。この最小シーリング距離を考慮すれば、目的
は、所定の数のブリスター13のためのブリスターパック12の全体のサイズを
減少させることである。しかし、ブリスターパック12は、また、ブリスター1
3のそれぞれの側でサクションチューブ4のガイドアーム17の貫通を許容しな
ければならずそして、したがって、フォイル層20および下方ベース18は、ブ
リスターパック12の製造中にカットされなければならない。ブリスターパック
12は、ブリスターパック12から適当に成形されたスロットを取り外すことに
よってカットし得るが、フォイルおよびベース材料のカット部分の取り除きは困
難である。取り除かれないカット部分のいずれかはキャビティ内に落ち、ブリス
ターの上方にとどまり、またはフォイルのベース材料へのシーリングに影響を及
ぼし得る。さらにスロットをフォイルおよびベース材料から切り離す(cut away
)ならば、2mmの最小シーリング距離「d」およびスロットのすべての付加的
な幅を考慮しつつ、ブリスターパック12の全体のサイズは増大させなければな
らない。
【0027】 したがって、ブリスターパック12は、フォイル層20および下方ベース18
の両方に線をいれることによって簡単に形成されるスリット21を提供する。こ
のやり方では、2mmの最小シーリング距離「d」は、ブリスターパック12の
全体のサイズに付加する事なく達成することができる。
【0028】 ガイドアーム17は、スリット21の貫通が使用者によってほとんど力を要し
ないように構成され、挿入は線を入れたフォイルおよびベース材料の縁に対する
下方ヘの折りたたみによって容易化され、最小シーリング距離「d」に影響を及
ぼすことなくスリット21の幅を増加させることができる。スリット21の縁に
対する最適折り畳みは、図10および図41に見出すことができる。あるいは、
ガイドアーム17をスリット21よりもより狭いプロフィールを有するように構
成することができる。
【0029】 サクションチューブ4の詳細な構成をここで図11ないし23を引用して説明
する。図11において、サクションチューブのボディ4aを図示する。ボディ4
aはサクションチューブの近位端を形成するマウスピースおよび反対端のカッテ
ィング機構22を含む。テーパー状チャンネル23は、マウスピース8からカッ
ティング機構22にわたる。
【0030】 カッティング機構22は、キャビティ19の上方のフォイル層20を貫通し、
そして使用者に、マウスピース8を経由して吸気することによって粉末医薬を吸
入することができるように、構成される。図12は図11のX−X方向の断面図
であり、そしてキャビティ19内からの主な空気流への付加的な空気流をもたら
すバイバスホール24を図示する。図13および14は、サクションチューブボ
ディ4aのさらなる図解である。カッティング機構22は、カッティングブレー
ド25およびカッティングブレード25のいずれかの側のプランジャーブレード
26を含む。カッティングブレード25は、実際にフォイル層20を貫通し、一
方プランジャーブレード26は作動しカットフォイルを押しきり、粉末医薬の明
らかな通過を生じさせ、そしてすべての粉末医薬をキャビティ19から吸入でき
ることを確保する。
【0031】 サクションチューブ4の外側スリーブ4bおよび弾性ストリップ6の詳細を図
17ないし23に見ることができる。
【0032】 ボディ4aを、外側スリーブ4b内に差し入れて、サクションチューブ4を形
成する(図5および6参照)。弾性ストリップ6は、サクションチューブ4の遠
位部分7の一の端で固定化結合27を有し、そしてフック28によって上方トレ
イ15へキャリアー上のサクションチューブ4の蝶番点の反対端で結合可能であ
る(図3ないし24参照)。弾性ストリップ6の長さは、サクションチューブ4
が蝶番アーム29上にとどまり、そしてフック28が上方トレイ15の凹部30
に位置するときに、弾性ストリップ6が円弧状に上方へ曲がるようなものである
。弾性ストリップ6のこの配置によって、サクションチューブ4は蝶番アーム2
9において引き起こされる。しかし、弾性ストリップ6は十分にフレキシブルで
あり、サクションチューブ4が蝶番において、ここでそれが、外部ケースが閉じ
られるときに上方トレイ15に対して実質的にフラットである位置に蝶番式に旋
回する(pivot)できるようにする。
【0033】 図18および19において、ガイドアーム17および弾性ストリップ6のさら
なる詳細がみられる。弾性ストリップ6は、弾性ストリップ6を浅い「T」形状
のクロスセクションを供する突出性スパイン17を有する。突出性スパイン31
は弾性ストリップ6の下側にあり、そして弾性ストリップ6が上方トレイ15の
表面から円弧状に動くのを確保するのを供する。弾性ストリップ6が円弧状に動
くことは、そのストリップが作成されるプラスチック材料の成形後の収縮効果の
ための結果である。固定化結合27に隣接する肉厚部分32がまた存在し、これ
は弾性ストリップ6が容易にひねられず、または使用中に上方トレイ15のスロ
ットおよびホールに障害を与えないことを確保するようにする。
【0034】 ここで図20ないし23を参照するものとし、これらはサクションチューブ4
の外側スリーブ4b上のガイドアーム17の詳細を示す。
【0035】 図20において、ガイドアーム17の外側表面を図解する。この表面は上方ト
レイ15上の蝶番アーム29において蝶番式に旋回する。該吸入装置のこの配置
では、蝶番アーム29はスタブ33により提供され、そしてガイドアーム17は
協同するホール34によりそれぞれ提供される。ガイドアーム17の蝶番アーム
29における位置決定を容易化するために、それぞれのガイドアーム17は浅い
テーパー状チャンネル35を有し、これはガイドアーム17の外部縁からホール
34へつながる。チャンネル35は吸入装置のそれぞれの使用後に蝶番アーム2
9上でサクションチューブ4が再び位置決定することを助力する。好ましくは、
スタブ33はホール34にスナップ嵌めする。
【0036】 それぞれのガイドアーム17はまた、上方トレイ15および下方トレイ16の
スロットにおけるスナップ嵌めであるべきように構成される、2つのボタン36
により提供される(図31ないし37を引用して詳細に記載する)。
【0037】 図21は外側スリーブ4bの図18のX−X方向の断面図である。この図では
、バイパスホール37はサクションチューブボディ4aのバイパスホール24と
一直線状に整列されるバイパスホール37を見ることができる。図23は図21
の方向X−Xの断面図であり、そしてガイドアーム17の内側表面を図解する。
弾性ストリップ6の外側スリーブ4bへの固定化結合27の拡大図を、図22に
示す。
【0038】 図24ないし26はキャリアー14の上方トレイ15を図解する。平面図にお
いては、ホール38およびスリット39は、ブリスターパック12の対応してい
るブリスター13およびスリット21に沿って配置されることが見える(図7参
照)。
【0039】 弾性ストリップ6のフック28は、吸入装置をアセンブルするときに、凹部3
0に押し込め嵌められるべきことを意図する。ひとたび凹部30内に押し込めら
れれ、それによってサクションチューブ4がブリスターパックアセンブリ5に結
合されたままであると、矢型形状はフック28の取り外しを防止する。フック2
8の詳細について、後に記載される図38および39を参照するものとする。し
かし、凹所30はフック28のひねりおよび横への動作をもたらし、これは、特
に、ここでフック28がホールドされる、ブリスターパック12の端に横たわる
ブリスターに到達するときに、サクションチューブ4が動作の制限なくブリスタ
ー13のすべてを貫通することができることを確保するのに必要である。フック
28のひねり動作は、接触の点についてひねりつつ、フック28が横着するリブ
48の提供(図38および39参照)のために生じる。凹部30のそれぞれの側
において、プッシュ−ボタンロッキング機構3と協同するロッキングスロット4
0が外部ケース2上にある。図25は図24のX−X方向の断面図であり、一方
図26は図24の方向Aの図である。
【0040】 スロット39は、サクションチューブ4上のガイドアーム17が容易に貫通す
るように間隔がある。しかし、ガイドアーム17上のボタン36は、スロット3
9にスナップ嵌めされ、ひとたびブリスター13がカッティングブレード25お
よびプランジャーブレード26によって貫通されたら、サクションチューブ4が
正確に位置するままであることを確保する(図31ないし37参照)。
【0041】 ここで下方トレイ16を図示する図27ないし30を参照するものとする。下
方トレイ16は、ブリスターパック12が挿入されたときに、上方トレイ15と
の位置にロックすることのできるように構成される。上方トレイ15の周辺にお
いて間隔のある複数のガイドピン41は、下方トレイ16の対応するスリーブ4
2においてスナップ嵌めである。
【0042】 下方トレイ16は、上方トレイ15のスロット39およびブリスターパック1
2のスリット21と対応するスロット43を提供する。ガイドアーム17は、フ
ォイル層20およびブリスターパック12の下方ベース18を貫通する後、スロ
ット43に入る。図28において、スロット43が、下方トレイ16の表面45
から伸張しているスロット周辺の壁44によって提供される深さを有することは
明白である。壁44は、ガイドアーム17が上方トレイ15のスロット39に正
確に入り、そしてサクションチューブ4が使用者による粉末医薬の吸入中にキャ
リアー14において縦型のままであることを確保する。下方トレイ16のスロッ
ト43の提供によって、下方トレイ16の深さは下方トレイが固体であったなら
ばより小さいことができ、その場合に、その深さは下方トレイ16のベース材料
の厚さによって増加させなければならない。明らかに、吸入装置のサイズまたは
重量を減少させる任意の構成的特徴は、より有利であり、そしてユーザーフレン
ドリーである。
【0043】 図27の方向Y−Yの断面図である、図29において、ブリスターパック12
を正確に位置決定することを助力する縦型リッジ46を、見ることができる。し
かし、リッジ46はまた、サクションチューブ4がブリスター13を貫通すると
きに、ブリスターパック12のための支持を提供する。それぞれのブリスター1
3は、2つのリッジ46の間に存在し、それによってブリスターパック12がア
センブリ中にキャリアー14内でスリップしないことを確保する。上方トレイ1
5の下方トレイ16への結合を、かみあいピン41(図24および25で見るこ
とができる)およびスリーブ42(図27に見ることができる)によって達成す
る。これについて、ブリスターパック12が上方トレイ15および下方トレイ1
6の間にアセンブルされるときに、かみあいピン41およびスリーブ42周辺に
存在する「U」形状凹部47が提供される、図5のブリスターパック12を参照
するものとする。下方トレイ16はまた、下方トレイ16内のブリスターパック
12の正確な位置決定を確保する、ガイドピン49を提供する。アセンブリ中に
、ブリスターパック12を典型的には下方トレイ16に最初に置き、その結果ブ
リスターパック12を正確に位置決定し、それによって上方トレイ15を比較的
トラブルフリーに下方トレイ16上にアセンブルする次のステップをもたらすこ
とが重要である。
【0044】 好ましい実施態様では、ガイドピン49はフック状外形を有し、ブリスターパ
ック12をホールドし、並びにその正確な位置決定のための手段を提供し得る。 図30は図27の方向Z−Zの断面図であり、スロット43およびリッジ46
の詳細を示している。 図31ないし37は、サクションチューブ4がブリスター13を貫通したとき
の、使用における吸入装置を図示する。
【0045】 図31は、サクションチューブ4がブリスターパック12の右から第2列の第
1のブリスター13に挿入されたときの、吸入装置の斜視図である。弾性ストリ
ップ6はここで、サクションチューブ4が、ブリスターパックアセンブリ5に結
合されたままであるのを確保する機能を供する。図32は、ホール38および隣
接スロット39の1つに挿入されたサクションチューブ4を有する上方トレイ1
5の部分的平面図である。図33の拡大図では、サクションチューブ4のマウス
ピースの、そしてサクションチューブ4を経由して下へのカッティングブレード
25のさらなる詳細を見ることができる。
【0046】 図34、35および36は、それぞれ図32および33の方向A−A、B−B
およびC−Cの別の断面図である。これらの断面図は、いかにサクションチュー
ブ4が上方トレイ15、ブリスターパック12および下方トレイ16を貫通する
か、明白に示す。図37は、使用者がキャビティ19の内容物を吸入して空にす
るときの、吸入装置への空気流を図示し、そして図36に対応する。
【0047】 図34および35では、いかにしてガイドアーム17上のボタン36が、上方
トレイ15および下方トレイ16にスナップし、サクションチューブ4が、使用
者によるマウスピースを経由する吸入中に正確に位置決定したままであることを
確保するかが明白である。吸入後、サクションチューブ4を、スロット43にロ
ックされるときの、ボタン36のわすかな抵抗力に打ち勝つことのみによって除
去することができる。
【0048】 サクションチューブ4は、ブリスターパック13が貫通されるとき、サクショ
ンチューブ4と上方トレイ15の表面の間に空気ギャップが存在し、空気流Aを
許容するように構成されることに注目すべきことがまた重要である(図37参照
)。カッティング機構22を含んでいるサクションチューブ4の遠位端はまた、
ブリスター13の貫通中に、カッティング機構22と上方トレイ15のホール3
8の周辺の間に空気ギャップが存在するように、また構成する。さらに、ブリス
ターパックアセンブリ5を、上方トレイ15の下方表面とブリスターパック12
の間の空気ギャップが存在し、空気流Bを許容するように構成される(図37参
照)。キャビティ19への空気流Aおよび空気流Bは、使用者による内容物の吸
入を容易化する。
【0049】 図38および39は、ブリスターパックアセンブリ5に位置決定されるときの
、弾性ストリップ6上の矢型形状フック28の拡大詳細を示す。図38はいかに
フック28が凹部30にホールドされるかを示す断面図である。
【0050】 図38の方向Eでの投影図である、図39では、フック28が上方トレイ15
のすぐ下にホールドされることが見られる。しかし、前記の様に、フック28が
凹部30内で側から側へ動作し、そしてサクションチューブ4がブリスターから
ブリスターへ動作に際してひねることが可能である。このひねり動作を、接触の
点について回転しつつ、フック28が横着するリブ48によって達成する。
【0051】 図40は、いかにしてブリスターパック12が、上方トレイ15と下方トレイ
16の間に存在するか示す、ブリスターパックアセンブリ5の拡大断面図である
。スリット21を、フォイル層20および下方ベース18に線を入れることによ
って形成した。
【0052】 図41では、別のブリスターパック12を図示し、ここでスリット21をスリ
ット21を折り畳み、または下方へ押し、前記の最小最適シーリング距離に影響
を及ぼすことなくスリットをより広くする。折り畳んだスリット21で、ガイド
アーム17によるブリスターパック12の貫通をより容易にする。図42は、折
り畳まれたスリット21を図示している図41のブリスターパック12の斜視図
である。
【0053】 本発明の第2の好ましい実施態様を図示する図43および44を、ここで参照
するものとする。この点で、ブリスターパックアセンブリ105が、第1の好ま
しい実施態様のものと実質的に異なることが注目されるべきである。しかし、図
43および44は、ブリスターパックアセンブリ105からサクションチューブ
104を引き起こし、使用者がサクションチューブ104を容易に握ることがで
きるための別のバイアス手段を図示する。吸入装置101は、第1の好ましい実
施態様と同様のエレメント、すなわち外部ケース102、上方トレイ115、ブ
リスターパック112および下方トレイ116を含む。上方トレイ115をこの
実施態様では外部ケースに固定化することを、注目すべきである。ブリスターパ
ック112が交換を必要とするときに、下方トレイ116およびブリスターパッ
ク112を外部ケース102の外へスライドすることができる。
【0054】 しかし、本発明は、ブリスターパックアセンブリ105上の蝶番129におい
てちょうつがい式に旋回し得るスプラングホールディングエレメント106を含
むサクションチューブを引き起こす手段のみと関係する。ホールディングエレメ
ント106は、下方トレイ116上のホールディングエレメントのピボット点に
結合されているスプリング106aによって上方に偏っている。図44はサクシ
ョンチューブ104、ブリスターパック112、下方トレイ116およびスプラ
ングホールディングエレメント106のみの破壊図である。吸入装置101は、
外部ケース102が開けられるとすぐに、サクションチューブ104がブリスタ
ーパックアセンブリ105から引き起こされる点で、第1の好ましい実施態様と
類似の態様で作動する。サクションチューブ104は、フレキシブルコード10
6bによってホールディングエレメントに好ましくは付着される。このやり方で
は、使用者はサクションチューブ104を喪失することができない。サクション
チューブ104は、マウスピースを形成する近位端108、およびブリスターパ
ック112のブリスターを貫通するカッティングエレメントを有する遠位端10
7を有する。
【0055】 図45ないし48をここで参照するものとし、これらは本発明の第3の好まし
い実施態様を図示する。この点で、ブリスターパックアセンブリ205は第1の
好ましい実施態様のものに類似することが注目されるべきである。おもな相違点
は、サクションチューブ204が、外部ケース202において取り外し可能なよ
うに蝶番式に取りつけられている点である。
【0056】 吸入装置201は、第1の実施態様と同様のエレメント、すなわち外部ケース
202、ブリスターパックアセンブリ205(図5に図示される形態のブリスタ
ーパックを有するキャリアーを含んでいる)およびサクションチューブ204を
含む。主な相違点は蝶番機構であるから、第1の実施態様と類似態様で機能する
その他の特徴については特に言及しない。
【0057】 図45および46を参照すると、サクションチューブ204のガイドアーム2
17が、ここで、外部ケース202のフタ209の成形凹部のそれぞれの側にあ
る蝶番アーム229においてちょうつがい式に旋回することのできることが明ら
かである。それぞれの蝶番アーム229に、サクションチューブ204のガイド
アーム217上のホール234に存在するように形成されるスタブ233を提供
する(図48aおよび48b参照)。蝶番アーム229におけるサクションチュ
ーブ204の位置決定を容易化するために、それぞれのガイドアームは、ホール
234へとつながる浅いテーパー状チャンネル235を有する。スタブ233は
ホール234にスナップ嵌めするものとする。
【0058】 それぞれのガイドアーム217に、また、フレキシブル脚236a上に位置す
るボタン236bを提供する。フレキシブル脚236aおよびボタン236bは
第1の実施態様の2つのボタン36の代替的な編制である(図20参照)。ブリ
スターパックアセンブリ5のサクションチューブ4の反復的な挿入および引っ込
め後に、ある種の材料について、ボタン36が摩損し始め、スナップ嵌め作用の
減少そして、したがって、サクションチューブ4がブリスターパックアセンブリ
5に存在するときのより低い安定性という結果となる。第3の実施態様のフレキ
シブル脚236aは、調節されるべき弾性をもたらすことによってこの可能性の
ある問題を克服しようと試みる。フレキシビリティのこの増加はまた、ブリスタ
ーパックアセンブリ205中でサクションチューブ204を挿入するとき、スナ
ップ作用を改良する、より大きいボタン236bを使用することができることを
意味する。もしガイドアーム217が作成される材料は蝶番アーム229が作成
される材料と同じであるならば、スタブ233およびホール234のサイズをま
た増加させ、フタ209のサクションチューブ204のスナップ作用を改良する
ことができる、ということになる。
【0059】 第3の実施態様のさらなる相違は、図47において見ることができる。この図
では、外部ケース202を閉じ、そしてサクションチューブ204がブリスター
パックアセンブリ205およびフタ209に隣接して横たわる。弾性ストリップ
206は、ストリップが製造されるときに実施される幾つかの波200を有する
。この波200を、弾性ストリップ206上の引っ張り緊張力が存在するときに
のみ(図45参照)波が完全に展開するように構成する。実施される波200の
提供は、サクションチューブ204が、ここでフック228がブリスターパック
アセンブリ205の凹部230に受容されるところ、に近接する領域のブリスタ
ーを貫通するとき、弾性ストリップ206がもつれあい、そして使用者による吸
入装置の円滑な操作を妨害するリスクの減少が存在することを確保する(ここで
弾性ストリップ6がブリスターパックアセンブリ5から単に円弧状に回転する、
第1の実施態様の図31と比較するものとする)。
【0060】 使用においては、外部ケース202を開くとき、弾性ストリップ206は、フ
タ209が十分に開くときサクションチューブ204がフタ209から引き起こ
され、使用者による握りを容易化するような長さである。使用者はついで、蝶番
アーム229からサクションチューブ204を取りはずし、そしてガイドアーム
217をブリスターパックアセンブリ205に挿入し、例えば図31に示した通
りである。
【0061】 本発明の3つのみの好ましい実施態様を詳細に記載したが、サクションチュー
ブのための引き起こされる手段の種々の修飾が認識され、これらはここに開示の
有利点をまた提供する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、外部ケースで閉じられるときの、吸入装置の第1の実施
態様の斜視図である。
【図2】 図2は、外部ケースが開けられるときの、図1の吸入装置の斜視
図である。
【図3】 図3は、いかにサクションチューブおよびブリスターパックアセ
ンブリが外部ケースに挿入されるか示す、図2の吸入装置の斜視図である。
【図4】 図4は、外部ケースから取り外されるときの、吸入装置の斜視図
である。
【図5】 図5は、図4の吸入装置のエレメントの破壊図である。
【図6】 図6は、ブリスターパックアセンブリの上方トレイに付着される
エレメントの破壊図である。
【図7】 図7は、図5のブリスターパックの平面図である。
【図8】 図8は、図7のブリスターパックの方向X−Xの断面図である。
【図9】 図9は、平面図における、シングルブリスターおよびスリットの
詳細を示す。
【図10】 図10は、図9における、ブリスターからスリットに至る断面
図である(修飾したスリットで)。
【図11】 図11は、サクションチューブのボディの1の側の図である。
【図12】 図12は、図11の方向X−Xの断面図である。
【図13】 図13は、図11の方向Aのサクションチューブのボディの図
である:
【図14】 図14は図13の方向X−Xの断面図である。
【図15】 図15は、図11のサクションチューブのボディの近位端の上
方からの図である。
【図16】 図16は、図11のサクションチューブのボディの遠位端の下
方からの図である。
【図17】 図17は、サクションチューブの外側スリーブおよび弾性スト
リップの斜視図である。
【図18】 図18は、図17の、外側スリーブおよび弾性ストリップの1
の側からの図である。
【図19】 図19は、図18の方向Aの図である。
【図20】 図20は、図18のサクションチューブのガイドアームの詳細
を示す。
【図21】 図21は、図18の方向X−Xの断面図である。
【図22】 図22は、サクションチューブの外側スリーブへの弾性ストリ
ップの結合の詳細を示す。
【図23】 図23は、図21の方向X−Xの断面図である。
【図24】 図24は、キャリアーの上方トレイの平面図である。
【図25】 図25は、図24の方向X−Xの断面図である。
【図26】 図26は、図24の方向Aの図である。
【図27】 図27は、キャリアーの下方トレイの平面図である。
【図28】 図28は、図27の方向X−Xの断面図である。
【図29】 図29は、図27の方向Y−Yの断面図である。
【図30】 図30は、図27の方向Z−Zの断面図である。
【図31】 図31は、サクションチューブがブリスターパックアセンブリ
のブリスターへ挿入されたときの、吸入装置の種々の図である。
【図32】 図32は、サクションチューブがブリスターパックアセンブリ
のブリスターへ挿入されたときの、吸入装置の種々の図である。
【図33】 図33は、サクションチューブがブリスターパックアセンブリ
のブリスターへ挿入されたときの、吸入装置の種々の図である。
【図34】 図34は、サクションチューブがブリスターパックアセンブリ
のブリスターへ挿入されたときの、吸入装置の種々の図である。
【図35】 図35は、サクションチューブがブリスターパックアセンブリ
のブリスターへ挿入されたときの、吸入装置の種々の図である。
【図36】 図36は、サクションチューブがブリスターパックアセンブリ
のブリスターへ挿入されたときの、吸入装置の種々の図である。
【図37】 図37は、サクションチューブがブリスターパックアセンブリ
のブリスターへ挿入されたときの、吸入装置の種々の図である。
【図38】 図38は、弾性ストリップのフックの詳細を図解する。
【図39】 図39は、弾性ストリップのフックの詳細を図解する。
【図40】 図40は、ブリスターパックアセンブリの拡大図である。
【図41】 図41は、別のブリスターパックアセンブリの拡大図である。
【図42】 図42は、図41のブリスターパックの平面図である。
【図43】 図43は、本発明の第2の好ましい実施態様を図解する。
【図44】 図44は、本発明の第2の好ましい実施態様を図解する。
【図45】 図45は、本発明の第3の好ましい実施態様をの斜視図を図解
する。
【図46】 図46は、図45のエレメントの部分的に破壊した図である。
【図47】 図47は、外部ケースが閉じられ、そしてフタが部分的に切除
された、図45の吸入装置を図解する。
【図48】 図48における、図48aおよび48bは、図46のサクショ
ンチューブのガイドアームの1の詳細を図解する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK ,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE, GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,J P,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR ,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK, MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,R O,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ, VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 パトリック・モンソン スウェーデン、エス−254 51ヘルシング ボリィ、マリア・パルク・エストラ・アレ ン4番、アヴァロン・テクノロジー・アク チエボラーグ (72)発明者 ステファン・ストランドバリィ スウェーデン、エス−122 44エンスケデ、 ヴィクトル・バルクス・ヴァーグ201番 (72)発明者 ビエルン・ウルブランド スウェーデン、エス−221 87ルンド、ア ストラゼネカ・アール・アンド・ディ・ル ンド

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サクションチューブを経由して医薬が使用者による吸入で抜
    き取られるサクションチューブ、ブリスターパックおよびブリスターパックを収
    容するハウジングを含んでいる、吸入によって粉末医薬を投与するための吸入装
    置であって、該サクションチューブがハウジングに取り外し可能に結合されてお
    り、そしてブリスターパックと相互作用することのできる遠位端および使用者が
    近位端を介して吸入する近位端を有し、該吸入装置は該サクションチューブを一
    定の位置に動作させるバイアス手段(biasing means)をさらに含み、ここで吸
    収装置がすぐに使える状態であるとき、それはハウジング表面からバイアスされ
    、使用者による握りを容易化することを特徴とする、吸入装置。
  2. 【請求項2】 バイアス手段が、サクションチューブのための、ハウジング
    ヘの結合を形成する、請求項1に係る吸入装置。
  3. 【請求項3】 バイアス手段が、ハウジング表面からサクションチューブを
    引き起こす、請求項1または請求項2に係る吸入装置。
  4. 【請求項4】 ハウジングが、ブリスターパックのためのキャリアーである
    、請求項3に係る吸入装置。
  5. 【請求項5】 サクションチューブの遠位端が、キャリアーにおいて取り外
    し可能なように蝶番式に取りつけられる、請求項4に係る吸入装置。
  6. 【請求項6】 バイアス手段が、細長い弾性メンバーであり、その一の端が
    サクションチューブに結合され、そしてその他の端がキャリアーに結合される、
    請求項5に係る吸入装置。
  7. 【請求項7】 弾性メンバーが、ここでサクションチューブがキャリアーに
    隣接して横たわることのできる、第1の位置から蝶番においてサクションチュー
    ブを、ここでサクションチューブがキャリアーから引き起こされる、第2の位置
    へバイアスさせる、請求項6に記載の吸入装置。
  8. 【請求項8】 弾性メンバーが、ストリップの長さに沿って中央を通る突出
    性スパインで構成されたストリップの形態である、請求項7に係る吸入装置。
  9. 【請求項9】 サクションチューブに結合される弾性ストリップの端が肉厚
    部分を有する、請求項7または請求項8に係る吸入装置。
  10. 【請求項10】 弾性メンバーが、フック形成によってキャリアーに結合さ
    れる、請求項6ないし9のいずれかに係る吸入装置。
  11. 【請求項11】 フック形成が、ブリスターの間のサクションチューブの移
    動中に、横へのおよび/またはひねり動作を可能とするようなやり方で弾性メン
    バーをキャリアーに結合させる、請求項10に係る吸入装置。
  12. 【請求項12】 バイアス手段が、キャリアー上の蝶番の一部を形成するス
    プラングエレメントである、請求項5に係る吸入装置。
  13. 【請求項13】 スプラングエレメントが、ここでサクションチューブがキ
    ャリアーに隣接して横たわることのできる、第1の位置から、ここでサクション
    チューブがキャリアーから引き起こされる、第2の位置へ、蝶番においてサクシ
    ョンチューブをバイアスさせる、請求項12に係る吸入装置。
  14. 【請求項14】 蝶番が、サクションチューブの遠位端との協同のためのホ
    ールディングエレメントを含む、請求項13に係る吸入装置。
  15. 【請求項15】 サクションチューブが、フレキシブルな細長いメンバーに
    よってホールディングエレメントに結合される、請求項14に係る吸入装置。
  16. 【請求項16】 サクションチューブおよびキャリアーであって、ここで外
    部ケースが、使用者がバイアス手段のバイアス作用に抗して外部ケースを閉じ、
    それによって使用中ではなく、そして外部ケースが閉じられるときに、サクショ
    ンチューブをキャリアーに隣接して横たわらせることのできるように蝶番式に取
    りつけられる、キャリアーをホールドするための外部ケースをさらに含む、請求
    項3ないし15のいずれかに係る吸入装置。
  17. 【請求項17】 ハウジングが、外部ケースおよびブリスターパックを収容
    するキャリアーを含む、請求項1または請求項2に係る吸入装置。
  18. 【請求項18】 サクションチューブの遠位端が、外部ケースに取り外し可
    能なように蝶番式に取りつけられる、請求項17に係る吸入装置。
  19. 【請求項19】 バイアス手段が細長い弾性メンバーであり、その一の端が
    サクションチューブに結合され、そしてその他の端がキャリアーに結合される、
    請求項18に係る吸入装置。
  20. 【請求項20】 弾性メンバーが、サクションチューブが外部ケースに隣接
    して横たわることのできる第1の位置から、サクションチューブが外部ケースか
    ら突出する第2の位置に、蝶番によってサクションチューブを動作させる、請求
    項19に係る吸入装置。
  21. 【請求項21】 弾性メンバーが、張力で引き伸ばすことのできる、前もっ
    て形成された1または2以上の波を有するストリップの形態である、請求項20
    に係る吸入装置。
  22. 【請求項22】 サクションチューブに結合される弾性ストリップの端が、
    肉厚部分を有する、請求項21に係る吸入装置。
  23. 【請求項23】 弾性ストリップがフック形成によってキャリアーに結合さ
    れる、請求項21または22のいずれかに係る吸入装置。
  24. 【請求項24】 フック形成が、ブリスター間のサクションチューブの移動
    中に、横側および/またはひねり動作を可能とするようなやり方で、弾性メンバ
    ーをキャリアーに結合させる、請求項23に係る吸入装置。
  25. 【請求項25】 バイアス手段が、サクションチューブにおいて作用するス
    プラングエレメントである、請求項18に係る吸入装置。
  26. 【請求項26】 添付図面に引用してここに実質的に記載される、吸入装置
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