JP2003517739A - カメラビデオまたはフィルムからのテレビジョン信号をデインタレースするシステム - Google Patents

カメラビデオまたはフィルムからのテレビジョン信号をデインタレースするシステム

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JP2003517739A
JP2003517739A JP2000541824A JP2000541824A JP2003517739A JP 2003517739 A JP2003517739 A JP 2003517739A JP 2000541824 A JP2000541824 A JP 2000541824A JP 2000541824 A JP2000541824 A JP 2000541824A JP 2003517739 A JP2003517739 A JP 2003517739A
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ウィルソン,ステファン,エス.
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Abstract

(57)【要約】 3運動検出ステージ(図2)を用いて、信号源が、映画、ライブカメラ、またはビデオ記録システム上で捕捉されたカメラ出力、または上記の任意のシーケンスからのものである場合にアーチファクトが除去される、インタレースされたテレビジョンディスプレイをプログレッシブ走査、即ちデインタレースされていないディスプレイへ変換する方法および装置(図9)が開示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の分野) 本発明は、信号源が、映画フィルム、テレビジョンコンバータ、映画のビデオ
記録、ライブカメラ、またはビデオ記録システム上で捕捉されたカメラ出力、ま
たは上記の任意のシーケンスからのものである場合にアーチファクトが除去され
る、インタレースされたテレビジョンディスプレイをプログレッシブ走査、即ち
インタレースされていないディスプレイへ変換する方法に関する。
【0002】 (発明の背景) 525本の線を含むイメージまたはフレームのテレビジョン放送用NTSC方
式は、偶数パリティの262.5行から成る第1フィールド、およびこれに後続
する奇数パリティの262.5行から成る第2フィールドを送信することを必要
とする。フィールドは60Hzのレートで伝送され、フレームは30Hzのレー
トで伝送される。小さいテレビジョンディスプレイでは、眼は、解像度が低い方
の奇数および偶数行の一連のイメージを容易に統合して解像度が高い方の525
行のイメージの印象を与えることができる。しかし、大きいディスプレイでは、
画素サイズが比較的大きいので、眼は、インタレースの効果を不快なアーチファ
クトとして認めることができる。比較的大きいスクリーン上におけるイメージの
残光持続は比較的短く、顕著なフリッカを生じる傾向がある。
【0003】 大きいスクリーンディスプレイでは、全解像度のフィールドを形成するように
奇数パリティと偶数パリティを併合することによってイメージをデインタレース
(飛び越し解除)することが望ましい。しかし、両方の線を単純に平均化するか
、または奇数フィールドと偶数フィールドを単純に重ねることによって併合が行
われると、物体が一方のフィールドからその次のフィールドへ移動することに起
因して映像の質が著しく劣化することがよく知られている。
【0004】 デインタレースすることの問題は、紛失した偶数番線を奇数番フィールドから
組み立て、紛失した奇数番線を偶数番フィールドから組み立てることである。デ
インタレースする問題を解決しようと試みるいくつかの方式が開示されている。
米国特許第4,057,835号に開示されている一方法は、運動している物体
を含むこれらのエリアに関する信号を提供する運動検出器を含む。これらのエリ
アは、運動が存在しないエリアと異って処理される。たとえば、運動が存在しな
い奇数番フィールドのエリアにおいては、2つの隣接する偶数番フィールド内に
おける各々の対応する線を平均することによって紛失線を簡単に算定可能なはず
である。運動が存在する場合には、同一奇数番フィールド内の上側と下側の線か
ら紛失線を算定可能である。
【0005】 一連のフィールドの一領域内に運動が実際に存在しなければ、これに該当する
場合を高い信頼度で検出し、紛失したラインについての精確な計算を与えること
は、常に、かつ容易に可能である。一フィールドの一領域内に運動が実際に存在
すれば、当該運動を検出することは常に可能であるとはかぎらない。たとえ運動
が検出されたときであっても、紛失した線の精確な計算を与えることが常に可能
であるとはかぎらない。したがって、運動が存在するエリア内においては、デイ
ンタレースすることにおけるエラーが発生するはずである。
【0006】 いくらかの方式においては、デインタレースされた線について計算が行われて
いるフィールドのどちらかの側における同じパリティの2つの隣接フィールドを
分析することによって運動が検出される。これら2つのフィールドが実質的に同
じであるならば、運動については一切推論されない。この方法は低速運動する物
体に関しては有効である。静止している背景を横断して物体が極めて高速移動し
たときには、当該物体はある1つの場所において1つのフィールド内に存在し、
このフィールドの直前および直後に位置する反対パリティの2つのフィールド内
にあることは絶対的に可能でない。運動検出器は、両フィールド内の同一背景を
感知して、運動が存在しないことを推論するはずであり、また、隣接フィールド
内データと計算が行われているフィールド内のデータとを誤って合併するはずで
ある。Powers)よって米国特許第4,400,719号に開示されている
ように、アーチファクトが生じるはずである。
【0007】 また、物体の運動が極めて高速であるときには、Faroudjaによって米
国特許第4,989,090号に開示されている時間的メジアンフィルタもアー
チファクトを現す。メジアンは、一方のパリティである第1フィールドと、両者
共もう一方のパリティである先行隣接する第2フィールドおよび後続隣接する第
3フィールドとの間で作動する。変化しない背景全体にわたって極めて高速で移
動する物体に関しては、2つの隣接フィールドは、1つの近傍全体にわたって実
質的に同じ画素値をもつはずである。したがって、メジアンフィルタは、隣接フ
ィールドの一方の値を選定し、それを第1フィールドに関するインタレースされ
た値として不正使用するはずである。
【0008】 ビデオ信号源が映画フィルムからテレビジョンコンバータへ導出されるならば
、運動検出問題は著しく異なる。フィルムシーケンスは毎秒24フレームのレー
トで移送される。最も一般的なフィルム伝送技法は、順次的に連続した3つのテ
レビジョンフィールドに対して第1フィルムフレームが投影され、順次的に連続
した2つのテレビジョンフィールドに対してその次のフィルムフレームが投影さ
れるいわゆる3対2プルダウン比率を使用する。運動検出器および運動従属フィ
ールド併合のためにデインタレースコンセプトを使用することはフィルムシーケ
ンスにとって最良の手順ではない。
【0009】 フィルムシーケンスのデインタレースを処理する一方法は、たとえばFaro
udjaによって米国特許第4,982,280号に開示されている技法などに
よって3対2プルダウン比率でフィールドが伝送されることを先ず検出すること
である。フィルムは少なくとも2つのフィールドに対して動かないことが保証さ
れるので、フィールドのいくらかの対の間では運動が存在しない。したがって、
フィルムをデインタレースするためのその次のステップは、Faroudjaに
よって米国特許第4,876,596号に開示されているように累進的走査を形
成するために、実際に同一フィルムフレームに属し、したがって、これらのフィ
ールドの交互配置線内にある対応する奇数フィールドと偶数フィールドを統合す
ることである。
【0010】 Faroudjaの方法は、しばしば、最も一般的な3対2プルダウン比率を
使用するフィルムシーケンスに関して優れた結果を与えるけれども、この方法は
いくらかの欠点をもつ。Faroudjaの方法は、各対のテレビジョンフィー
ルドに対して2.5個のフィルムフレームを捕捉する旧式飛越しテレシネフィル
ムコンバータに対しては有効でない。3番目毎のフィールドは、その上側半分に
1つのフィルムフレームを含み、その下側半分にその次のフィルムレームを含む
はずである。これらの分割されたフィールドに関して不快なアーチファクトを除
去するようなフィールドの適正な対構成は存在しない。
【0011】 フィルムフレームに対するフィールド位相が決定可能である以前に一連のテレ
ビジョンフィールドを必要とすることがFaroudjaの方法の別の欠点であ
る。記録中のビデオテープに変換済みのフィルムが編集されるとき、またはフィ
ルムの切り抜き(クリッピング)がライブビデオの間に散在しているとき、フィ
ールドの位相が突然変わることがあり得る。したがって、位相の頻繁な中断が発
生可能であり、また、デインタレース技法の付随欠陥が、位相が再同期化されつ
つある期間中に、不快なアーチファクトを発生させることがあり得る。
【0012】 (発明の概要) 本発明の一般的な目的は、従来技術においてテレビジョンディスプレイをデイ
ンタレースする際のいくつかの欠点を克服することである。
【0013】 本発明の他の目的は、ビデオシーケンスが急速に変化するために同じパリティ
の隣接する2つのフィールドから運動を推論できないときに機能する運動検出器
を提供することである。
【0014】 本発明の他の目的は、任意のフィルムテレビジョンコンバータにおけるカメラ
ビデオとフィルムのビデオ記録の両方における運動アーチファクトを最小化する
単一方法を提供することである。
【0015】 本発明の他の目的は、フィルムから導出されたビデオ記録が編集されるか、あ
るいはカメラビデオと併合されるか、あるいはカメラビデオ出力と併合されると
き、切り替え中にアーチファクトが最小化されるような映画フィルムの迅速な検
出を提供することである。
【0016】 本発明の方法は、参照によって本明細書に組み込まれる米国特許第5,557
,734号にWilsonによって開示されているものなどの低コスト細粒子プ
ログラム可能大規模アレイプロセッサ(MPP)として実現可能である。
【0017】 本発明において、フィールドのインタレース済み紛失線は、先ず、当該フィー
ルドの隣接線間への単純な補間によって供給される。次に、プロセッサにおける
一連のステップは、フィールド間運動のエリアを検出し、かつ運動の存在しない
フィールド内におけるこれらのエリアに適正な訂正を代用する第1運動検出器を
形成する。次に、さらに長い期間にわたる運動に関してテストするために、5個
のフィールド範囲にまたがるさらに複雑な第2の運動検出器が用いられる。この
運動検出器は第1運動検出器の判定を逆転可能である。しばしば起きるように、
静止背景全体にわたって一物体が極めて迅速に移動するときには、最初から2つ
の運動検出器は、隣接フィールドの背景エリアが同じであるために、一切の運動
が存在しないと誤って決定するので、これら運動検出器のどちらも運動を検出し
ないはずである。結果は縞または細縞に分割されたイメージである。この場合に
対して保護する目的で、漸進的に走査された出力イメージ内に縞が発生するかど
うかを見るために、当該フィールドが隣接する2つのフィールドと比較される。
縞が発生する場合には、運動が推論され、最初から2つの運動検出器の判定は逆
転される。
【0018】 先行する運動補償ステップの後であっても、ビデオソースが映画フィルムシー
ケンスから入来するときには、算定された紛失線は依然として不正確である。最
終ステップは、隣接フィールドの1つと良好な一致が存在するかどうかを見るた
めに、第1フィールドの各エリアを反対パリティの隣接フィールドと比較するこ
とである。良好な一致が存在するエリアに関しては、第1フィールドからの画素
は、最良の一致が存在する隣接フィールドの対応する画素によって代置される。
隣接する両フィールドが第1フィールドの画素を代置することに関して同等に適
切であれば、先行フィールドからの画素は不正確であるかもしれないが、常に、
先行フィールドからの画素が用いられる。すなわち、フィルムフレームが動かな
い状態において走査された隣接フィールドはもう一方の隣接フィールドであった
ので、このもう一方の隣接フィールドは使用済みでなくてはならない。
【0019】 (好ましい実施形態の詳細な説明) 本発明にしたがったビデオ信号の処理はデインタレースに際して発生するアー
チファクトを除去するための一連の種々異なる操作から成る。全ての操作を組合
わせることが好ましいが、一連の操作の中の幾らかの操作は、劣化の程度を変え
ることによって組合わせから除外できる。全進行走査フレームを計算するプロセ
スは各奇数および偶数フィールド内における紛失線の計算を含む。本発明の方法
は、インタリーブされたフィールドと呼ばれる反対パリティの新規な第2フィー
ルドを生成する観点から、対応する第1入力フィールドによって後で割込まれる
第1フィールドの紛失線について説明する。
【0020】 本発明の方法については、図1に示すメモリ9に記憶されているフィールドに
おける操作に関して説明することにする。これらの記憶場所はFIELD0、F
IELD1、FIELD2、FIELD3、およびFIELD4と呼ばれる。フ
ィールドを記憶するメモリエリアは、通常、幅512で高さ256のイメージを
記憶するに十分な程度に大きい。本方法の最も簡単な場合は、ビデオシーケンス
の実時間的な流れの期間中に各々の新規フィールドが到達する記憶場所と同じ場
所に記憶されているデータにハードウェアの方法が作用する場合である。したが
って、処理するためにはいくつかのフィールドが必要とされるので、1つのメモ
リエリアから別の新規フィールドへはパイプライン内において、または先入れ後
出し(「FILO」)方式において移動させられなければならない各フィールド
内記憶済みデータが当該システム内に運ばれる。
【0021】 また、図1に示すように、インタレース計算を記憶するメモリが在る。INT
ERLACE0におけるデータは、FIELD0へ間入的に供給されなければな
らない紛失した反対パリティのデータ線である。INTERLACE1における
データは、FIELD1へ間入的に供給されなければならない紛失した反対パリ
ティのデータ線であり、このようにして、INTERLACE4まで同様である
。ACCUMULATOR0からACCUMULATOR4は、運動補償の局部
的精度を表すデータ値を記憶するメモリである。
【0022】 図2は、入力された新規フィールドの処理直前にデータがどのように移動させ
られるかを示す。ステップ10における第1操作はFIELD3記憶からFIE
LD4記憶へデータを移動させ、FIELD4記憶における以前の内容を廃棄す
る。ステップ11、12、および13におけるその次の操作は、他のフィールド
内データを同様に移動させることである。ステップ14において、入来する新規
イメージはFIELD0に記憶される。この様式において、全てのもう一方のフ
ィールドデータのFILO方式におけるパイプラインに沿って移動が完了した後
で、新規フィールドがFIELD0内に記憶されるために持ち込まれる。
【0023】 同様に、図2におけるステップ20において、INTERLACE3における
データはINTERLACE4へ動かされ、INTERLACE4に在ったデー
タは廃棄される。ステップ21および22において、インタレースデータは同様
に動かされる。ステップ23においてINTERLACE0データはINTER
LACE1に動かされ、その結果としてFIELD0に関する新規インタレース
計算がINTERLACE0において実施可能である。図2におけるステップ3
0において、ACCUMULATOR3におけるデータはACCUMULATO
R4へ動かされ、ACCUMULATOR4にあったデータは廃棄される。ステ
ップ31および32において、アキュムレータデータは同様に動かされる。ステ
ップ33において、ACCUMULATOR0データはACCUMULATOR
1へ動かされ、その結果として、FIELD0に関する新規運動データはACC
UMULATOR0に置かれ得る。
【0024】 図3は本発明従った計算の第1組を示す。最も簡単なインタフェース計算は簡
単な補間によって計算されたインターフェース済みフィールドを提供することで
ある。ステップ36において、入力されたFIELD0の隣接行の平均がメモリ
INTERLACE0に書き込まれる。よく知られているように、この簡単な計
算は多くのアーチファクトを引き起こす。ただし、ビデオシーケンスにおける複
雑な高速運動が在る領域に関して、補間は、単に、確実に作動し、かつ運動が検
出された場合のデフォルト計算方法に過ぎないことが多い。これに続く計算は、
比較的簡単なデフォルト補間を、この場合に可能な更に精度の高い計算と交換す
るはずである。ステップ38において、ACCUMULATOR0における全て
のイメージ画素は一定値であるしきい値Xに初期化される。ACCUMULAT
OR0内の全てのロケーションにおける大きい値は、当該イメージ内の全ての点
における運動の大きさの程度を表す初期始動値である。
【0025】 図4は、本発明にかかる運動検出および補償に関する一連の操作における後続
ステップを示す。このタイプの補償は、当該分野においてよく知られている方法
、たとえば、M.Westonによる、HDTVの信号処理における「Fixe
d,Adaptive,and Motion Compensated In
terlaced TV Pictures」、pp.401〜408、198
8年において考察されている方法に類似し、また、K.Kinuhataによる
開示済み発明米国特許第4,057,815号に原理的に類似する。因に、上記
2つの例はここに参照によって組込み済みである。ステップ42において、FI
ELD2におけるデータは垂直方向に1つだけ上位の行によって全て一様に置き
換えられる。ステップ43において、新規な中間差イメージを形成するためにF
IELD0における対応する画素と置き換えられたFIELD2との間の差の絶
対値が算定される。FIELD0とFIELD2に関するこの差イメージは同一
パリティのフィールドに関する。ステップ44において、絶対値の差イメージの
垂直方向における隣接3画素の和が累算され、新規中間和イメージ内に記憶され
る。差の和が小さい場合におけるこれら画素の場所において、FIELD0と置
き換えられたFIELD2の間の差は極めて小さい。これとは対照的に、和イメ
ージ内画素場所が大きいことは、領域内のFIElD0とFIELD1の間のミ
スマッチの程度が大きいことを表す。ステップ45において、差の和はACCU
MULATOR1と比較される。ACCUMULATOR0は、図3のステップ
30においてしきい値Xに設定されていたが、図2のステップ33において既に
ACCUMULATOR1に移動されている。したがって、ステップ45はステ
ップ44において算定された差の和と一定のしきい値との比較から成る運動検出
計算である。比較が真である場合の画素に関しては、差の和はACCUMULA
TOR1よりも小さく、近傍における運動が小さい。この場合、ステップ46に
おいて、ACCUMULATOR1は、ステップ44において算定された差の和
におって置き換えられる。ステップ47における運動の局所的領域は小さいので
、INTERLACE1は計算であり、図3に示すステップ38において算定さ
れた隣接行の現行値よりも良好な計算であるFIELD2における画素と置き換
えられる。ステップ47は運動補償計算である。ステップ34において算定され
た差の和が、ステップ45によって算定されたACCUMULATOR1未満で
ない場合におけるこれらの画素に関しては、比較は偽であり、ACCUMULA
TOR1およびINTERLACE1における対応する画素に対してはこれ以上
一切の動作が実施されない。
【0026】 ステップ48において、ステップ42における垂直方向に1行だけ下げること
によってFIELD2が一様に置き換えられるように変位が設定される。絶対差
の和は、ステップ43および44において再計算される。ステップ45において
、アキュムレータは絶対差の和と再度比較される。したがって、ステップ45は
、ステップ44において計算された差の和と一定しきい値またはしきい値Xより
小さい既に算定された差の和の値との比較である。新規に算定された差の和に方
が小さい場合におけるこれらの画素はステップ45において決定される。ステッ
プ46および47においてACCUMULATOR1およびINTERLACE
1が更新される。
【0027】 ステップ48において、FIELD2が置き換えられないように変位が設定さ
れる。絶対差の和はステップ43および44において再計算される。ステップ4
5において、アキュムレータは絶対差の和と再び比較される。新規に算定された
差の和の方が小さい場合におけるこれらの画素はステップ45において決定され
、同一パリティの隣接フィールド間運動が一切無いという事実を表す。ステップ
46および47においてACCUMULATOR1およびINTERLACE1
が更新される。ステップ48において、これ以上一切変位が無いことが決定され
、その結果として、アルゴリズムは次のグループに属するステップに進む。AC
CUMULATOR1内領域における値が小さい場合には、ゼロ変位を含むいく
らかの変位に際してFIELD0がFIELD2に対して比較される場合に良好
な運動補償の一致が見付かったという事実が表明される。
【0028】 図5は、運動に関するアーチファクトをさらに除去するデインタレース計算に
おけるその次の操作を示す。ACCUMULATOR1およびACCUMULA
TOR3は、図2のステップ30から33までに示すメモリのパイプライン運動
に起因するFIELD1とFIELD3それぞれに関する運動の程度を示す画素
データを含む。ACCUMULATOR1とACCUMULATOR3は、図5
に示すステップ52において組合わされる。組合わせ操作は平均化であることが
好ましいが、たとえば、最小を表しても差し支えない。FIELD2と比較され
たFIELD0およびFIELD2と比較されたFIELD4の両者内にほとん
ど運動が無い場合には、ステップ52において組合わされたアキュムレータ内領
域は比較的小さい値を含むはずである。組合わせがしきい値Yより小さい場合に
は、ステップ53における比較は真であり、したがって、FIELD0からFI
ELD4までの範囲に亙る比較的大きいタイムフレーム内運動は小さいことが推
測される。この場合におけるインタレース計算は変化しない状態にとどまる。組
合わせがしきい値Yより大きい場合には、ステップ53における比較は偽であり
、大きい方のタイムフレームにおける運動は大きい。この場合、図4に示す計算
されたいくらかかの領域における運動補償は信頼できないものと推測され、した
がって、ステップ54におけるINTERLACE2計算は、図3のステップ3
6によってに計算される場合におけるFIELD2の隣接行の平均である信頼度
のさらに高い値に設定される。
【0029】 図6は、静止した背景に対する非常に迅速な運動によって引き起こされる細い
縞を検出する流れ図である。FIELD0とFIELD2はステップ55におい
て平均化される。ステップ56において、FIELD1の隣接行が平均化され、
FIELD1の紛失線の近似を形成する。ステップ57において、ステップ55
と56の絶対差が算定され、ステップ58においてしきい値Zと比較される。ス
テップ57で得られた差がしきい値Z未満でありさえすれば、ステップ55と5
6から得られる平均化されたフィールドは閉じられる。これは、高速運動に起因
して起きる可能性のある細縞は小さく、インタレースは正確であることが可能で
あり、したがって変更されないことを意味する。絶対値が大きい全ての場合に、
細縞が起きる可能性は非常に大きく、INTERLACE2計算においてこれら
の場所にある画素はステップ59において算定された隣接行の平均と置き換えら
れる。
【0030】 図7はデインタレース計算における最終ステップを示す。FIELD1の隣接
行の平均はステップ61において算定され、INTERLACE1に関する計算
への近似を表す。ステップ61から得られた平均の差の絶対値は、ステップ62
においてFIELD0に関して算定され、ステップ63においてはFIELD2
に関して算定される。絶対差の近傍全体にわたる合計はステップ64および65
において算定され、この場合における近傍は3x3近傍であることが好ましい。
FIELD0とFIELD1の間に極く小さな運動が存在する場合におけるこれ
らの画素に関しては、ステップ64から得られる合計は小さいはずである。FI
ELD2とFIELD1の間に極く小さな運動が存在する場合におけるこれらの
画素に関しては、ステップ65から得られる合計は小さいはずである。ステップ
66における演算は、FIELD1に関する運動の量に関係する値である一次関
数値Ax(アキュムレータ1)+Bを算定する。ステップ70は、ステップ64
から得られる合計とステップ66から得られる出力の間の比較である。ステップ
72は、ステップ65から得られる合計とステップ66から得られる出力の間の
比較である。ステップ71は、ステップ64から得られる合計とステップ65か
ら得られる出力の間の比較である。それぞれステップ70、71、72から得ら
れる比較出力74、75、76は、比較ステップ81と82へ入力される2つの
論理イメージ出力TEST1およびTEST2をもつステップ73において組合
わされる。ステップ83において、FIELD0からの画素は、ステップ81に
おけるTEST1が真であるサイトにおけるこれらの画素と置き換わる。ステッ
プ84において、FIELD2からの画素は、それらのステップ73からのTE
ST2は真であり、TEST1は偽であるこれらの画素サイトにおけるINTE
RLACE1計算においてこれらの画素と置き換わる。INTERLACE1画
素は、TEST1とTEST2が双方共偽であるこれらの画素サイトにおいて不
変のままである。
【0031】 図8は、論理イメージ出力TEST1およびTEST2を提供する好ましい論
理および形態素演算73を示す。ステップ91において、新規イメージ92を形
成するために比較イメージ74の各画素と、比較イメージ75の対応する各画素
との論理ANDが実施される。ここに、新規イメージ92はステップ93におい
て拡張されてイメージTEST1を形成する。ステップ99において拡張される
新規イメージ98を形成するために、ステップ96において、97を介して、比
較イメージ76の各画素と、比較イメージ75の対応する各画素の論理的反転と
の論理NOT ANDが実施される。ステップ93と99における形態素拡張は
、それぞれの入力イメージ92と98を半径方向に画素1つだけ拡大させ、その
結果として、それぞれの拡張出力TEST1とTEST2は、図6のステップ6
4と65における近傍合計において不鮮明になる可能性のある縁の部分を埋め戻
す。不鮮明になった縁の部分がステップ66の出力よりも小さく、ステップ74
および76において正しい比較を行うことができない場合もあり得る。論理およ
び形態素演算73に代用可能な他のいくつかの論理演算がある。たとえば、拡張
ステップ93および99は、論理ANDステップ91および96以前に実施可能
である。
【0032】 図7において、ステップ70および72における、ステップ66から得られる
一次関数との比較は、局所運動の量と、FIELDIがFIElD0またはFI
ELD2のどちらかと異なる量の間の比較を実施させる。係数AおよびBは次の
ように調節された定数である。すなわち、運動の量が大きい場合にステップ70
および72における比較を実施するには、ステップ81または92において置き
換えが実施される以前にFIELD0またはFIELD2のどちらかが局所エリ
アにおけるFIELD1に極めて類似するように調節することが必要である。そ
の結果として、ビデオシーケンスのソースは映画フィルムであり、フィルムが捕
捉されつつある期間中は隣接フィールドの少なくとも1つはFIELD1に対し
て静止していたはずなので、ステップ83および84における置き換えのために
は適切なフィールドが使用される可能性が大きい。ビデオシーケンスのソースが
カメラであれば、大きい局所運動があるとき、隣接フィールドからの局所データ
が誤って代用される可能性は小さい。
【0033】 図9は、図1に示す記憶装置9内にイメージを記憶し、かつ図2から8までに
示すステップを実時間ビデオレートにおいて実現するための速度をもつ並列プロ
セッサシステムの構成図である。並列プロセッサ100は、参照によって本明細
書に組み込まれる米国特許第5,557,734号にWilsonによって詳細
に開示されている。プロセッサ100は、多数の線形連鎖状処理エレメント10
1から成る。ここに、各処理エレメント101は通信線103を介して隣接処理
エレメントに近傍データを伝達する。イメージ内の全てのカラム毎に1つの処理
エレメントが在ることが好ましい。イメージデータ107および命令109の両
方を保持する大型メモリ9がプロセッサ100に結合されている。プロセッサ1
00内のコントローラ102は、線104を介して命令メモリアドレスをメモリ
9へ供給し、メモリエリア109から命令をロードする。次に、コントローラ1
02はデータアドレスをメモリ9へ供給し、イメージデータの行全体をメモリエ
リア107から処理エレメント101へロードする。次に、コントローラ102
はイメージデータの行に関する命令を処理エレメント101に実行させる。行全
体を一度に処理した後で、命令の結果として得られた処理済みデータがメモリエ
リア107へ書き戻され、新規命令がメモリエリア109からフェッチされる。
プロセスは、アルゴリズム内の全てのステップが完了するまで、同様の仕方で継
続する。ビデオデータは外部接続112を介してビデオバッファ111に入力さ
れ、図示されていない接続によってメモリ9に転送される。また、ビデオデータ
は、メモリ9からバッファ111へ入力され、外部接続112を介してプロセッ
サ100から転送されることが可能である。複雑なアルゴリズムは、ビデオフィ
ールドがプロセッサへ入力されるレートで、16ミリセカンド内に完了可能であ
る。アルゴリズムの全てのステップが完了すると、ビデオバッファ111と線1
12を介してINTERLACE4イメージだけがメモリ9から転送される。I
NTERLACE4イメージはFIELD4と併合され、図示されていない外部
ハードウェアに表示される。
【0034】 以上、本発明の好ましい実施形態について十分に説明したが、本発明の範囲か
ら逸脱することなく変形形態および変更形態を用いることが可能である。したが
って、本発明の真の範囲を知るためには首記の特許請求の範囲を研究しなければ
ならない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 フィールド、インタレース計算、および本発明にしたがって運動の程度を表す
アキュムレータを記憶する種々のメモリエリアの構成図である。
【図2】 新規なフィールドが本発明の計算システムへ入るにつれて種々のメモリエリア
を移動させる際のステップの流れ図である。
【図3】 本発明の初期化ステップの流れ図である。
【図4】 本発明の第1運動検出および補償方法の流れ図である。
【図5】 長期にわたりフィールドの運動を検出する本発明の第2運動検出方法の流れ図
である。
【図6】 本発明にしたがって非常に迅速に移動する物体によって引き起こされる細縞を
検出するステップの流れ図である。
【図7】 現行インタレース計算における局所領域を本発明にしたがって隣接フィールド
内の最適画素によって代置するステップの流れ図である。
【図8】 インタレース計算における画素を置き換える隣接フィールド内領域を選定する
論理および形態素ステップの好ましい配置構成図である。
【図9】 処理エレメントの線形連鎖を有する本発明の並列プロセッサを示す図である。
【手続補正書】
【提出日】平成13年6月7日(2001.6.7)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,UG,ZW),E A(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB ,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ, DE,DK,EE,ES,FI,GB,GD,GE,G H,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP ,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR, LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN,M W,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD ,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR, TT,UA,UG,US,UZ,VN,YU,ZW

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビデオソースから得られたビデオシーケンスのビデオ信号を
    デインタレースする方法であって、前記ビデオシーケンスの各々が複数のフィー
    ルドを含み、前記複数のフィールドの各々が線を含み、 (a)第1フィールド内の隣接線間の補間を実施するステップであって、前記
    第1フィールドと関連するインタレースされた紛失線を供給するステップと、 (b)前記第1フィールドを前記複数のフィールドと比較することによって運
    動に関して検出するステップと、 (c)しきい値内における一致のために、前記第1フィールドの画素を、反対
    極性を有する隣接フィールドの画素と比較するステップと、 (d)前記第1フィールド内の画素を、前記隣接フィールドからの対応する一
    致画素と置き換えるステップと、 (e)前記複数のフィールドに関してステップ(a)から(d)を繰り返し、
    それによってデインタレースされた前記ビデオ信号を処理するステップと を含む方法。
  2. 【請求項2】 ステップ(b)が、前記第1フィールドを隣接フィールドと
    比較することによって運動のエリアを検出する第1運動検出ステップを含む請求
    項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 ステップ(b)がさらに、前記第1フィールドを複数の直接
    隣接フィールドと比較することによって運動のエリアを検出する第2運動検出ス
    テップを含む請求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記複数の直接隣接フィールドが5個のフィールド内にある
    請求項3に記載の方法。
  5. 【請求項5】 ステップ(b)がさらに、前記第1フィールドを隣接フィー
    ルドと比較し、縞が発生すれば運動のエリア内に運動が存在するものと決定する
    ことによって前記運動のエリアを検出する第3運動検出ステップを含む請求項3
    に記載の方法。
  6. 【請求項6】 両隣接フィールドが前記第1フィールド内の画素を置き換え
    る際に同等に良好であれば、前記置換え画素が常に、前記第1フィールドに先行
    する前記隣接フィールドから採取される請求項1に記載の方法。
  7. 【請求項7】 ビデオソースから得られたビデオシーケンスのビデオ信号を
    デインタレースする装置であって、前記ビデオシーケンスの各々が複数のフィー
    ルドを含み、前記複数のフィールドの各々が線を含み、 第1フィールド内の隣接線間の補間を実施する手段であって、前記第1フィー
    ルドと関連するインタレースされた紛失線を供給する手段と、 前記第1フィールドを前記複数のフィールドと比較することによって運動を検
    出する手段と、 しきい値内における一致のために、前記第1フィールドの画素を、反対極性を
    有する隣接フィールドの画素と比較する手段と、 前記第1フィールド内の画素を、前記隣接フィールドからの対応する一致画素
    と置き換える手段と を含むビデオ信号プロセッサを含む装置。
  8. 【請求項8】 前記運動検出手段が、前記第1フィールドを隣接フィールド
    と比較することによって運動のエリアを検出する第1運動検出器を含む請求項7
    に記載の装置。
  9. 【請求項9】 前記運動検出手段がさらに、前記第1フィールドを複数の直
    接隣接フィールドと比較することによって運動のエリアを検出する第2運動検出
    器を含む請求項8に記載の装置。
  10. 【請求項10】 前記複数の直接隣接フィールドが5個のフィールド内にあ
    る請求項9に記載の装置。
  11. 【請求項11】 前記運動検出手段がさらに、前記第1フィールドを隣接フ
    ィールドと比較し、縞が発生すれば運動のエリア内に運動が存在するものと決定
    することによって前記運動のエリアを検出する第3運動検出器を含む請求項9に
    記載の装置。
  12. 【請求項12】 前記ビデオ信号プロセッサがさらに、ビデオバッファおよ
    び複数の処理エレメントをを含む請求項7に記載の装置。
  13. 【請求項13】 さらに、前記複数のフィールドを記憶する記憶媒体をを含
    む請求項7に記載の装置。
  14. 【請求項14】 前記記憶媒体が先入れ先出し方式で記憶する請求項13に
    記載の装置。
  15. 【請求項15】 ビデオソースから得られたビデオシーケンスにおける運動
    を検出する方法であって、前記ビデオシーケンスの各々が複数のフィールドを含
    み、前記複数のフィールドの各々が複数の線を含み、 前記第1フィールドを隣接フィールドと比較することによって運動のエリアを
    検出する第1運動検出ステップを実施するステップと、 前記第1フィールドを複数の直接隣接フィールドと比較することによって運動
    のエリアを検出する第2運動検出ステップを実施するステップと、 前記第1フィールドを隣接フィールドと比較し、縞が発生すれば運動のエリア
    内に運動が存在するものと決定することによって前記運動のエリアを検出する第
    3運動検出ステップを実行するするステップと を含む方法。
  16. 【請求項16】 前記複数の直接隣接フィールドが5個のフィールド内にあ
    る請求項15に記載の方法。
  17. 【請求項17】 ビデオソースから得られたビデオシーケンスのビデオ信号
    をデインタレースする方法であって、前記ビデオシーケンスの各々が複数の線を
    含む複数のフィールドを含み、 (a)第1フィールド内の隣接線間の補間を実施するステップであって、前記
    第1フィールドと関連するインタレースされた紛失線を供給するステップと、 (b)しきい値内における一致のために、前記第1フィールドの画素を、反対
    極性を有する隣接フィールドの画素と比較するステップと、 (c)前記第1フィールド内の画素を、前記隣接フィールドからの対応する一
    致画素と置き換えるステップと、 (d)前記複数のフィールドの各々に関してステップ(a)から(c)を繰り
    返し、それによってデインタレースされた前記ビデオ信号を処理するステップと
    を含む方法。
  18. 【請求項18】 ビデオソースから得られたビデオシーケンスのビデオ信号
    をデインタレースする装置であって、前記ビデオシーケンスの各々が複数のフィ
    ールドを含み、前記複数のフィールドの各々が複数の線を含み、 第1フィールド内の隣接線間の補間を実施する手段であって、前記第1フィー
    ルドと関連するインタレースされた紛失線を供給する手段と、 しきい値内における一致のために、前記第1フィールドの画素を、反対極性を
    有する隣接フィールドの画素と比較する手段と、 前記第1フィールド内の画素を、前記隣接フィールドからの対応する一致画素
    と置き換える手段と を含む装置。
  19. 【請求項19】 コンピュータにより実行可能な、ビデオソースから得られ
    たビデオシーケンスのビデオ信号をデインタレースする方法を記憶するコンピュ
    ータ可読記憶媒体であって、前記ビデオシーケンスの各々が複数のフィールドを
    含み、前記複数のフィールドの各々が複数の線を含み、 (a)第1フィールド内の隣接線間の補間を実施するステップであって、前記
    第1フィールドと関連するインタレースされた紛失線を供給するステップと、 (b)前記第1フィールドを前記複数のフィールドと比較することによって運
    動に関して検出するステップと、 (c)しきい値内における一致のために、前記第1フィールドの画素を、反対
    極性を有する隣接フィールドの画素と比較するステップと、 (d)前記第1フィールド内の画素を、前記隣接フィールドからの対応する一
    致画素と置き換えるステップと、 (e)デインタレースされた前記ビデオ信号の各々と関連のあるステップ(a
    )から(d)を反復するステップと を含む方法を記憶するコンピュータ可読記憶媒体。
  20. 【請求項20】 コンピュータにより実行可能な、ビデオソースから得られ
    たビデオシーケンスにおける運動を検出する方法を記憶するコンピュータ可読記
    憶媒体であって、前記複数のフィールドの各々が複数の線を含み、 前記第1フィールドを隣接フィールドと比較することよって運動のエリアを検
    出する第1運動検出ステップを実施するステップと、 前記第1フィールドを複数の直接隣接フィールドと比較することによって運動
    のエリアを検出する第2運動検出ステップを実施するステップと、 前記第1フィールドを隣接フィールドと比較し、縞が発生すれば運動のエリア
    内に運動が存在することを決定することによって運動のエリアを検出する第3運
    動検出ステップを実施するステップと を含む方法を記憶するコンピュータ可読記憶媒体。
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