JP2003516242A - プラスチック部品の成形方法と該方法実施のための装置 - Google Patents

プラスチック部品の成形方法と該方法実施のための装置

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JP2003516242A JP2000578147A JP2000578147A JP2003516242A JP 2003516242 A JP2003516242 A JP 2003516242A JP 2000578147 A JP2000578147 A JP 2000578147A JP 2000578147 A JP2000578147 A JP 2000578147A JP 2003516242 A JP2003516242 A JP 2003516242A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、プラスチック部品の成形において溶融成形材料を中間貯留するための、金型と連通している貯留空間を備えていることを特徴とする射出圧縮成形方法及び装置に関する。本発明の目的は、前述の様式の射出圧縮成形方法を改良して、成形品の組成欠陥を排除すると共に、成形品の機械的後加工の費用を最小に抑えることにある。この目的は本発明にしたがって達成される、すなわち、溶融された成形材料は金型内での成形前にその容積が金型キャビティの容積とほぼ合致する貯留空間に装入されるが、該貯留空間はシリンダーとして構成されており、またそれは移行部なしに金型キャビティに通じるようにキャビティと連通している。溶融成形材料は、貯留空間内で軸方向に移動するピストンにより貯留空間からキャビティに送り込まれる。射出工程の開始時には、ピストンは第1の死点にあるが、この位置でピストン底面は少量の溶融成形材料が直接的にキャビティに到達すべく貯留空間縁及びキャビティ壁面と接する。次に、ピストンはシリンダーに進入する。ここで次第に増大する貯留空間は、ピストンがその第2死点に到達するまで、溶融成形材料が常に可塑中心部に送り込まれるようにほぼ無圧力で溶融成形材料により満たされる。この時点で、溶融成形材料の供給が終了する。次に、ピストンはその第1死点直前まで移動し、キャビティは完全に溶融成形材料で満たされる。収縮補正のために、ピストンは保持時間中に第1死点に移動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、プラスチック部品の成形において、溶融成形材料を中間貯留するた
めの、金型と連通している貯留空間を備えていることを特徴とする射出圧縮成形
装置及び射出圧縮成形方法に関する。
【0002】 ペレットやその類似物などのプラスチック半製品の加工は、該中間原料をまず
溶融し、金型内に高い圧力で射出し、そこで冷却した後に金型を開いて成形品を
取り出す方法が用いられている。装置及び金型を設計するにあたって圧力特に金
型を閉じておくために必要な圧力は、重要な基準要素である。特に表面に模様の
ある部品や角の尖った部品を射出成形する際には、上記観点から高い技術的要求
が課せられる。成形圧力を下げる方法として、溶融成形材料を射出成形前に貯留
空間において一時的に貯留し、次いで該溶融成形材料を該貯留空間から金型に射
出する方法が知られている。例えばドイツ特許出願DE19631209A1号
は、このようなプラスチック部品用の射出成形方法および装置を開示している。
すなわち、所定量の溶融プラスチック材料を射出管路を通じて金型ユニットのキ
ャビティに射出する際に、まず該溶融材料の少なくとも一部を該金型ユニットに
設けられている予備的貯留空間に一時的に貯留し、次に該金型キャビティに送り
込むのである。なお該貯留空間の容積は、所定量の溶融成形材料の体積と同等又
はそれ以下とする。該発明の実施は、該特許記載の装置により行われる。該装置
は、キャビティを備えた金型ユニットと、該金型ユニットに接続できる射出ユニ
ットと、金型キャビティと該射出ユニットを接続する少なくとも1つの管路とか
らなる。なお該金型ユニットは、該射出管路と接続され、かつ溶融成形材料を予
備的貯留空間から金型キャビティに送り込むための手段を有する。該発明の好ま
しい実施形態においては、シリンダー内腔を貯留空間とし、またシリンダー内を
軸方向に移動できるピストンを材料供給手段として構成している。この場合に、
溶融成形材料を予備的貯留空間からキャビティへ射出するためにピストンに力を
加えるが、それは圧縮ばね又は圧力シリンダー内の調節可能な第2ピストンによ
り行われる。
【0003】 上記の方法によれば、予備的貯留空間が充填される前に相当量の溶融成形材料
が高い圧力で射出シリンダーからキャビティに送られるため、該方法では溶融成
形材料の硬化開始にかなりの時間的なばらつきが生じるという欠点が認められる
。換言するならば、成形品の組成欠陥が生じ得る。このような均一性の欠如は、
極めて平坦な成形品、例えばスマート・カードやCDなどのいわゆる二次元的な
成形品においてはあまり問題とならないが、複雑な構造を持つ成形品の場合には
重大である。
【0004】 別の技術方式として知られているのが、射出圧縮成形である。このような方法
について、ヘキスト株式会社(ドイツ、フランクフルト市、HoechsT A
G)の社内誌「プラスチック技術序論」において工学士ハンス・ドミニンイング
ハが紹介している。射出成形機の性能、特にその密閉能力及び射出能力を超える
ような広面積の射出成形品を成形する場合には、射出圧を利用して金型を僅かだ
け拡張する。全量を射出した後に、成形装置の圧縮ストロークにより型締めを行
う。該方法において重要なのは、キャビティの縁部分を重なるように設計し、両
金型が完全には閉じていない場合でも内部が十分に密閉できることである。該方
法の長所は、射出成形機の能力を有効に利用できること、ならびに射出面全体に
均一に調整圧力がかかるゆえに低応力成形品が製造できることである。該方法を
応用した射出成形装置では、成形金型を100分の1ミリメートルのオーダーで伸
縮する弾性金型とすることにより、生産能力を向上させると共に成形品の品質も
高めている。
【0005】 射出圧縮成形を応用した該方法の欠点は、溶融成形材料を射出した後にはじめ
て両金型を完全に閉じて成形材料をキャビティに供給せねばならないため、両金
型の圧搾縁にバリが生じることであり、さらにそれに伴って成形後に成形品の面
倒な後加工を必要とすることである。
【0006】 ペレットやその類似物などのプラスチック半製品の加工は、該中間原料をまず
溶融し、金型内に高い圧力で射出し、そこで冷却した後に金型を開いて成形品を
取り出す方法が用いられている。装置及び金型を設計するにあたって圧力特に金
型を閉じておくために必要な圧力は、重要な基準要素である。特に表面に模様の
ある部品や角の尖った部品を射出成形する際には、上記観点から高い技術的要求
が課せられる。
【0007】 ドイツ特許出願公告明細書1174491号から公知なのは、熱可塑性プラス
チック成形用の射出成形機である。該発明によれば、成形材料を押出し装置に接
続された射出ノズルから直接的にキャビティに射出するのではなく、シリンダー
型の貯留装置に一時貯留してから並進移動できるピストンによりキャビティに射
出して成形する。該ピストンには管路が接続され、また該管路の出口の先端はノ
ズル形状となっている。該ノズルには、金型にある射出穴が通じている。該ピス
トンは巻上げワイヤーにより、押出し装置の出口と結合された軸に取り付けられ
ている。該ワイヤーのピストンに対して反対側の先端には、釣り合いおもりが設
けられている。金型をピストンに押し付けると、ピストンがシリンダー内を移動
し、シリンダー内部の成形材料は空になるまでピストン管路を通ってキャビティ
に押し込まれる。該釣り合いおもりの役割りは、この作業に必要な圧力を低減す
ることにある。
【0008】 該射出成形機の欠点は、貯留装置から成形材料をキャビティに押し込むノズル
並びにピストン管路および対応する金型開口部が極めて狭いため、釣り合いおも
りにより低減できるとは言え、高い作業圧力を必要とすることである。該射出成
形機の別の欠点は、完成品に残る円錐状の射出跡を機械的に取り除かねばならな
いことである。
【0009】 南アフリカ特許出願第96/7509号及び第97/4923号の優先権に基
づく国際特許出願書WO98/09768号の広報には、貯留空間に溶融した材
料を入れた後にピストンにより材料を金型キャビティに押し込むことにより、射
出成形技術に基づく豊富な形状、並びに稼働圧力の低減によって従来の射出成形
の場合よりも大きな体積およびサイズを有する成形品を製造する方法が記載され
ている。該発明による成形装置は、必要量の成形材料を貯留できる貯留空間を含
む材料供給ユニットを有する。ペレット状又は溶融状態の成形材料は供給スピン
ドルにより加熱路を通過して管に入り、さらにピストンにより該貯留空間に押し
込まれる。続いて該材料路供給ユニットは、その貯留空間が金型の開口部と合致
する第二の位置に移動する。該開口部は、目的成形品の形状を持つ金型内部のキ
ャビティと接続されている。この位置で、溶融成形材料が第二のピストンに押さ
れて、貯留空間から開口部を経てキャビティに供給される。貯留空間は充填位置
では片方のみが開口しており、第一ピストンは成形材料を押し入れることができ
る。排出位置においては貯留空間の両側が開口しており、スライドピストンが進
入すると共に、成形材料が貯留空間から送り出される。該材料供給ユニットの充
填位置から排出位置への移動は、並進的に、あるいは2方向弁を利用した回転よ
り実行できる。
【0010】 この公知の装置の欠点は、材料供給ユニットを移動させるための特殊駆動装置
を必要とすることにあり、さらにそのために設計および制御技術上の相当な費用
を要することになる。
【0011】 本発明の目的は、前述の様式の射出圧縮成形方法を改良して、組成欠陥を排除
すると共に、成形品の機械的後加工の費用を最小に抑え、さらに成形装置におけ
る設計及び制御技術上の費用を溶融成形材料の作業圧力を下げた予備的供給によ
り低減することにある。
【0012】 この目的は本発明にしたがって達成される、すなわち、溶融された成形材料は
金型内での成形前にその容積が金型キャビティの容積とほぼ合致する貯留空間に
装入されるが、該貯留空間はシリンダーとして構成されており、またそれは移行
部なしに金型キャビティに通じるようにキャビティと連通している。溶融成形材
料は、貯留空間内で軸方向に移動するピストンにより貯留空間からキャビティに
送り込まれる。射出工程の開始時には、ピストンは第1の死点にあるが、この位
置でピストン底面は少量の溶融成形材料が直接的にキャビティに到達すべく貯留
空間縁及びキャビティ壁面と接する。次に、ピストンはシリンダーに進入する。
ここで、次第に増大する貯留空間はピストンがその第2死点に到達するまで、溶
融成形材料が常に可塑中心部に送り込まれるようにほぼ無圧力で溶融成形材料に
より満たされる。この時点で、溶融成形材料の供給が終了する。次に、ピストン
はその第1死点直前まで移動し、キャビティは完全に溶融成形材料で満たされる
。収縮補正のために、ピストンは保持時間中に第1死点に移動する。
【0013】 本発明の有利な構成において、貯留空間からキャビティへの溶融成形材料の供給
は、第2死点から第1死点直前までのピストンの作動距離が増すにつれてその作
動速度が減少するように行われる。
【0014】 さらに有利なのは、貯留空間の最大容積が金型キャビティの容積よりも僅かに
大きいことであり、それにより貯留空間からの溶融成形材料の再装入による収縮
補正を行うことができる。
【0015】 本発明の有利な構成により、溶融成形材料はピストン内部を貫通してピストン
底面に開口部を有する管路を通って貯留空間に到達する。 本発明に基づく成形方法は、貯留空間の充填がほぼ無圧力で行われることを特
徴とする。貯留空間の容積はいずれの時点でも射出された溶融成形材料の体積と
合致するため、溶融成形材料には空気泡が存在しない。溶融成形材料は常に貯留
空間内の材料の可塑中心部に射出されるため、特にキャビティ及び貯留空間の壁
面におけるその急速な冷却が組成欠陥をもたらす恐れのある自由フローの発生及
び継ぎ目跡の形成が阻止される。貯留空間からキャビティへの溶融成形材料の供
給時のピストンの作動速度の減少並びに高圧下での貯留空間からキャビティへの
溶融成形材料の再供給による保持時間中の収縮補正に伴って、成形品は均一な組
成を獲得できる。両金型は全成形工程中は閉鎖したままであるため、圧搾縁は不
要であり、バリが生じることはない。
【0016】 本発明に基づく方法を実施するために、溶融成形材料準備装置と金型キャビテ
ィを備えた成形機の材料供給装置として構成された装置が提案される。キャビテ
ィは第1及び第2の金型により形成され、また溶融成形材料により満たされる。
溶融成形材料準備装置の出口はその容積が可変である貯留空間と結合しており、
この貯留空間はさらに開口部により金型キャビティと結合している。該貯留空間
は、ブシュ内で並進移動可能に設置されたピストンの前面とキャビティとの間に
生じる。ピストンが後方位置にあれば、貯留空間は少なくともキャビティの容積
に等しい容積を有する。ピストンは、溶融成形材料を貯留空間からキャビティへ
送り出す機能を果たす。ピストンが前方位置にあれば、その前面は開口部の縁と
合致する。ピストンは溶融成形材料準備装置と機械的に固定されており、また溶
融成形材料準備装置の出口が接続している管路を具備する。前記ブシュは第1金
型の構成部品として設置されており、ピストンが進入する第1の開口部と該開口
部に対置する第2の開口部を有する。第2開口部は、ブシュが狭隘部なしにキャ
ビティに通じるべく、キャビティと結合されている。ピストンはストッパーを有
するが、これはピストンの前死点においてブシュの第1開口部を囲む縁上にある
【0017】 本発明に基づく装置の別形態は、多数のブシュと同数のピストンを備えている
。ピストンは加熱管路ケーシングに固定されており、該ケーシングは溶融成形材
料準備装置と接続されると共に、溶融成形材料準備装置の出口が通じる少なくと
もひとつの加熱管路を有する。ピストンの管路は、前記の加熱管路と接続してい
る。加熱管路ケーシングは、ピストンとブシュとの間の相対運動を終了するため
のストッパーを構成する。
【0018】 本発明に基づく装置の有利な構造は、それぞれの従請求の範囲において記載さ
れている。 溶融成形材料準備装置の出口との接続により、溶融成形材料準備装置が金型か
ら離れた位置にあるならば、ピストンは後方位置にある。ピストンのこの後方位
置において、貯留空間は拡張しており、溶融成形材料が充填される。溶融成形材
料準備装置の前進につれて、ピストンは後方位置からブシュ内の金型キャビティ
の方向へ並進するが、それにより貯留空間の容積が減少するため、溶融成形材料
は貯留空間からブシュの第2開口部を通ってキャビティへ押し出される。このた
めに必要な圧力は、従来の射出成形技術において要する圧力に比べて30%以下
であり、一方では小型の溶融成形材料準備装置が使用できると共に、他方ではキ
ャビティを囲む金型の安定性に関して費用を低減でき、したがって金型の性状及
び複雑性を拡張できる。ブシュの第1開口部縁のピストンのストッパーにより定
められるピストンの前死点に到達したならば、貯留空間の容積は最小である。1
ロットの溶融成形材料は全量が金型キャビティ内にあり、溶融成形材料の冷却と
続いて成形品の排出が行われる。
【0019】 溶融成形材料の適正な一貫性を達成又は維持するために、ピストン内の管路及
び/又は貯留空間は有利には全溶融成形材料がキャビティに射出されるまで加熱
される。
【0020】 本発明にしたがって、冷却回路に接続された好ましくは中空円筒状の、加熱装
置とピストンの外套面の間に設けられた熱交換器が、ブシュ内のピストンを冷却
するために機能する。この冷却は好ましくは冷却回路を貫流する液体により行わ
れるが、その場合に該冷却回路は調節機構を具備することができる。
【0021】 本発明に基づく第2金型の冷却により、キャビティの金型安定性及びそれによ
り特に成形すべき成形品の表面品質が向上する。有利には第2金型においてブシ
ュの第2開口部に対して好ましくは平坦に設置された熱交換器は、ピストン内の
熱交換器と同じ冷却回路に接続することができる。
【0022】 本発明に基づく材料供給装置は、少なくともピストンの前面及び/又は第2ブ
シュ開口部に対向する第2金型の区域が優れた熱伝導性を有し、さらに熱交換器
と温度的に結合されていることにより、発生した熱を迅速に除去できるという特
徴を有する。
【0023】 多数のブシュ及びピストンを有する本発明の別の形態は、同様の作業工程を特
徴とする。ピストンとブシュの間の相対運動により、ピストンの前面は後方位置
から金型キャビティの境界まで到達するが、それにより貯留空間の容積は減少し
、溶融成形材料は貯留空間からブシュの第2開口部を通ってキャビティへ押し出
される。ピストンの前死点に到達したならば、貯留空間の容積は最小である。1
ロットの溶融成形材料は完全にキャビティに入っており、溶融成形材料の冷却、
続いて成形品の排出が行われる。ピストンとブシュの間の相対運動は、加熱管路
ケーシングに固定されたピストンの運動つまり溶融成形材料準備装置の前進行程
により、またキャビティを形成しかつブシュを有する金型ユニットの運動つまり
排出駆動装置の構造によっても実現できる。
【0024】 加熱管路ケーシングの加熱により、溶融成形材料の工程に適合した流動が保証
される。もちろん、この場合には各貯留空間は異なる容積を有し得る。 図1には、押出しノズルEDを備えた押出し装置出口Eが示されている。キャ
ップナットMを介して、押出し装置出口EにピストンSが固定されている。該ピ
ストンSは、第一の金型PF1及び第二の金型PF2からなる金型ユニット並び
に型締めプレートPSに嵌入されたブシュの第一の開口部に進入する。該ブシュ
内にあるピストンSの前面は、熱伝導性材料WSからなる。第一金型PF1と第
二金型PF2の間には、成形品の形状を構成するキャビティKVが図示されてい
る。該キャビティは、ブシュの第二開口部に結合されている。ピストンSは管路
Kを有するが、この管路には押出しノズルEDが接続しており、また該管路の出
口はピストンSの前面に貫設されている。管路Kは、そのほぼ全長にわたって、
好ましくは調節可能な加熱装置HSにより囲まれている。加熱装置HSとピスト
ンの外套面の間には、冷却回路に接続された流体式熱交換器KSが設けられてい
る。ブシュの第二開口部に対置されている第二金型PF2は、ピストンSの前面
と同様に熱伝導性材料WFからなる。該材料は、ピストンSの冷却に関連して述
べた冷却回路に連結された流体式熱交換器KFと温度接触している。押出し装置
出口E及びそれと共にピストンSが後方位置にあるならば、ブシュにおけるピス
トンSの前面とキャビティKVの間に貯留空間Aが存在する。該貯留空間Aとキ
ャビティKVを連通する開口部は、スライダ弁SPにより閉鎖される。貯留空間
A領域のブシュ内壁には、帯状の調節式加熱装置HAが設けられている。
【0025】 図2は、本発明に基づく材料供給装置の成形終了後の態様を示す。図1に基づ
く材料供給時との相違は、ピストンSが前方位置に移動していることにある。ピ
ストンSの前方位置は、キャップナットMの一部をなす型締めプレートPSに対
するストッパーにより決定される。前方位置では、ピストンSの前面がブシュの
第二開口部に、かつ同時にキャビティKVに接する。ここで、スライダ弁SPが
引き戻されるため、貯留空間Aが消失すると共に、成形材料がキャビティKVに
充填される。ピストンSを軸方向へ僅かにずらすことにより、ブシュ内でのピス
トンSの滑動性が向上する。これは、キャップナットMを用いて調整できる。冷
却液が熱交換器KS内を貫流することにより、ピストンSは冷却される。ピスト
ンSの冷却は、冷却液貫流式の熱交換器KFを介するブシュの第二開口部に対向
した領域における第二金型PF2の冷却と関連して、成形材料から熱を奪い、そ
れにより成形品の冷却を促進することができる。特にWS及びWF区域の優れた
熱伝導性により、効果的な冷却が行われる。
【0026】 図3は、本発明に基づく装置の別形態を示す。本図に示された装置は、多数の
貯留空間Aと同数のピストンSを具備する。押出しノズルEDには、支持部材T
が固定されている。支持部材Tには加熱管路ケーシングBが結合しており、この
ケーシングにはさらに多数のピストンSが装着されている。連結管路Vは、押出
しノズルEDから加熱管路ケーシングB内に設けられた加熱管路KHまで貫設さ
れている。加熱管路KHには、ピストンSの管路Kが接続している。押出しノズ
ルEDは、調節可能な加熱帯HBにより囲まれている。加熱管路KH及びピスト
ンSの管路Kには、調節可能な管路加熱機構HKが係合している。前記の構造に
、第一の金型PF1と第二の金型PF2からなる射出成形用金型ユニットが対置
されている。金型PF1及びPF2はキャビティKVを形成するが、このキャビ
ティの形状は目的成形品の雌型に合致する。第一金型PF1には、多数のブシュ
が嵌入されている。ピストンSはこのブシュに進入するが、その際にピストンS
の開放側前面とキャビティKVに通じたブシュ開口部との間に貯留空間Aが展開
される。貯留空間加熱装置HAは、貯留空間Aを包囲した状態で、第一金型PF
1に組み込まれている。
【0027】 溶融成形材料は、押出しノズルEDから連結管路Vを通って加熱管路KHに到
達する。加熱管路KHにより、溶融成形材料はピストンSの管路Kに分配される
。その後、成形材料は該管路から貯留空間Aに押し出される。貯留空間Aの充填
後に、材料供給工程は終了する。押出しノズルED並びに該ノズルと結合された
構成要素である支持部材T、加熱管路ケーシングKH及びピストンSを金型PF
1及びPF2からなる金型ユニットの方向に移動させる第一の並進運動、又は金
型PF1及びPF2からなる金型ユニットを押出ノズルED並びに該ノズルと結
合された構成要素である支持部材T、加熱管路ケーシングKH及びピストンSの
方向に移動させる第二の並進運動により、成形材料は貯留空間Aからブシュ内を
摺動するピストンSの前面を通ってキャビティKVに充填される。この充填工程
は、行程Hの終了後に加熱管路ケーシングBと第一金型プレートPF1の該ケー
シング側の面が接触するまで継続される。各貯留空間AにはキャビティKVの異
なる領域に対する成形材料が供給されるため、各貯留空間Aの容積はピストンS
の各前面と同様に異なり得る。溶融成形材料の硬化後に、金型PF1及びPF2
は互いに離脱し、仕上がった成形品は既知の方法で取り出される。有利な態様と
しての冷却装置及び放熱領域を設けることにより、成形品の冷却を加速し、それ
により完成までの工程時間を短縮することができる。
【0028】 前記の実施例は、本発明の好ましい形態を示したものである。当然ながら、こ
れらの実施例の特徴をそれぞれ組み合せることも、本発明において包括される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に基づく装置の材料供給時の態様を示す略体説明図。
【図2】 本発明に基づく装置の成形工程完了後の態様を示す略体説明図。
【図3】 本発明に基づく装置の材料供給時の別の態様を示す略体説明図。
【符号の説明】 E…押出し装置出口、ED…押出しノズル、M…キャッ
プナット、KS…流体式熱交換器、S…ピストン、HS…加熱装置、PS…型締
めプレート、HA…貯留空間用加熱装置、PF1…第1金型、KV…キャビティ
、PF2…第2金型、K…管路、WS…熱伝導性材料、A…貯留空間、SP…ス
ライダ弁、WF…熱伝導性材料、KF…流体式熱交換器、R1…第1並進運動、
KH…加熱管路、R2…第2並進運動、HB…加熱帯、T…支持部材、V…接続
管路、B…加熱管路ケーシング、HK…加熱機構、H…工程。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年9月21日(2000.9.21)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正の内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項2
【補正方法】変更
【補正の内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項3
【補正方法】変更
【補正の内容】
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項4
【補正方法】変更
【補正の内容】
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項5
【補正方法】変更
【補正の内容】
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0011】 国際特許出願WO98/09768号に基づくこの方法は技術の進歩性を有し ているが、本発明はこの方法とは一線を画している。 本発明の目的は、前述の様式の射出圧縮成形方法を改良して、組成欠陥を排除
すると共に、成形品の機械的後加工の費用を最小に抑え、さらに成形装置におけ
る設計及び制御技術上の費用を溶融成形材料の作業圧力を下げた予備的供給によ
り低減することにある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 199 49 427.4 (32)優先日 平成11年10月13日(1999.10.13) (33)優先権主張国 ドイツ(DE) (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AL,AU,BA,BB,BG,BR, CA,CN,CR,CU,CZ,DM,EE,GD,G E,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,KP ,KR,LC,LK,LR,LT,LV,MG,MK, MN,MX,NO,NZ,PL,RO,SG,SI,S K,SL,TR,TT,TZ,UA,US,UZ,VN ,YU,ZA 【要約の続き】 溶融成形材料が常に可塑中心部に送り込まれるようにほ ぼ無圧力で溶融成形材料により満たされる。この時点 で、溶融成形材料の供給が終了する。次に、ピストンは その第1死点直前まで移動し、キャビティは完全に溶融 成形材料で満たされる。収縮補正のために、ピストンは 保持時間中に第1死点に移動する。

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラスチック部品を製造するための成形方法であって、溶融
    された成形材料が金型キャビティでの成形前にその容積が金型キャビティの容積
    とほぼ合致する貯留空間に装入され、該貯留空間はシリンダーとして構成されて
    おり、またそれは移行部なしに金型キャビティに通じるようにキャビティと連通
    し、さらに溶融成形材料は貯留空間内で軸方向に移動するピストンにより貯留空
    間からキャビティに送り込まれる成形方法において、射出工程の開始時にピスト
    ンは第1の死点にあり、この位置でピストン底面は少量の溶融成形材料が直接的
    にキャビティに到達すべく貯留空間縁及びキャビティ壁面と接し、次いでピスト
    ンはシリンダーに進入し、ここで次第に増大する貯留空間は、ピストンがその第
    2死点に到達して溶融成形材料の供給が終了するまで、ほぼ無圧力で溶融成形材
    料により満たされるのであり、次にピストンはその第1死点直前まで移動し、キ
    ャビティは完全に溶融成形材料で満たされ、ピストンは保持時間中に第1死点に
    移動することを特徴とする成形方法。
  2. 【請求項2】 第2死点から第1死点直前までのピストンの作動距離が増す
    につれて、その作動速度が減少することを特徴とする請求項1に記載のプラスチ
    ック部品を製造するための成形方法。
  3. 【請求項3】 貯留空間の最大容積は金型キャビティの容積よりも僅かに大
    きいことを特徴とする請求項1又は2に記載のプラスチック部品を製造するため
    の成形方法。
  4. 【請求項4】 溶融成形材料はピストン内を貫通してピストン底面に通じる
    管路を通って貯留空間に到達することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに
    記載のプラスチック部品を製造するための成形方法。
  5. 【請求項5】 溶融成形材料準備装置と、第1の金型及び第2の金型により
    形成されて溶融成形材料が満たされる金型キャビティとを備えた成形機用の材料
    供給装置であって、溶融成形材料準備装置の出口はその容積が可変である貯留空
    間と結合しており、該貯留空間の最大容積は少なくともキャビティの容積に等し
    く、該貯留空間はさらに開口部により金型キャビティと結合しており、該貯留空
    間はピストンが後方位置にあれば、溶融成形材料を貯留空間からキャビティへ送
    り出すと共に貯留空間に充填するために貫通した管路を具備してブシュ内で並進
    移動可能に設置されたピストンの前面とキャビティとの間に生じるのであり、ま
    たピストンが前方位置にあれば、ピストンの前面は開口部の縁と合致する成形機
    用の材料供給装置において、ピストン(S)は溶融成形材料準備装置(E)と機
    械的に固定されており、また第1金型(PF1)の構成部品として設置されたブ
    シュはピストン(S)が進入する第1の開口部と該開口部に対置されかつキャビ
    ティ(KV)と直結された第2の開口部とを有しており、ピストン(S)はその
    前死点においてブシュの第1開口部を囲む縁上にあるストッパー(M)を具備す
    ることを特徴とする成形機用の材料供給装置。
  6. 【請求項6】 ピストン(S)は少なくともその自由端が熱伝導性材料(W
    S)からなることを特徴とする請求項5に記載の射出成形機用の材料供給装置。
  7. 【請求項7】 ピストン(S)は冷却回路に接続された熱交換器(KS)を
    具備することを特徴とする請求項5又は61に記載の射出成形機用の材料供給装
    置。
  8. 【請求項8】 熱交換器(KS)は少なくともピストン(S)の前面と温度
    的に結合されていることを特徴とする請求項7に記載の射出成形機用の材料供給
    装置。
  9. 【請求項9】 冷却回路は接続された熱交換器(KS)により調節可能に構
    成されていることを特徴とする請求項7又は8に記載の射出成形機用の材料供給
    装置。
  10. 【請求項10】第2金型(PF2)は少なくともブシュの第2開口部に対置
    される区域において熱伝導性材料(WF)からなることを特徴とする請求項5乃
    至9のいずれかに記載の射出成形機用の材料供給装置。
  11. 【請求項11】 第2金型(PF2)は冷却回路に接続された熱交換器(K
    F)を具備することを特徴とする請求項5乃至10のいずれかに記載の射出成形
    機用の材料供給装置。
  12. 【請求項12】 熱交換器(KF)は第2金型(PF2)の熱伝導性材料(
    WF)からなる区域と温度的に結合していることを特徴とする請求項11に記載
    の射出成形機用の材料供給装置。
  13. 【請求項13】 冷却回路は接続された熱交換器(KF)により調節可能に
    構成されていることを特徴とする請求項11又は12に記載の射出成形機用の材
    料供給装置。
  14. 【請求項14】 ピストン(S)のストッパー(M)として、溶融成形材料
    準備装置(E)の出口(ED)にねじ固定された軸付きキャップナットが機能す
    ることを特徴とする請求項5乃至13のいずれかに記載の射出成形機用の材料供
    給装置。
  15. 【請求項15】 ピストン(S)が後死点にあれば、ブシュの第2開口部は
    機械的に閉鎖されることを特徴とする請求項5乃至14のいずれかに記載の射出
    成形機用の材料供給装置。
  16. 【請求項16】 多数のブシュと同数のピストン(S)を具備しており、該
    ピストン(S)は加熱管路ケーシング(B)に固定され、該加熱管路ケーシング
    (B)は溶融成形材料準備装置に接続されており、該加熱管路ケーシング(B)
    は溶融成形材料準備装置の出口(ED)が通じる少なくともひとつの加熱管路(
    KH)を有し、ピストン(S)の管路(K)は加熱管路(KH)と接続され、さ
    らに加熱管路ケーシング(B)はピストン(S)とブシュの間の相対運動を終了
    するためのストッパーを構成することを特徴とする請求項5乃至15のいずれか
    に記載の射出成形機用の材料供給装置。
  17. 【請求項17】 加熱管路(KH)は、ピストン(S)及びブシュの個数に
    対応した個数のピストン管路(K)に通じる出口を具備することを特徴とする請
    求項16に記載の射出成形機用の材料供給装置。
  18. 【請求項18】 ピストン(S)及びブシュの個数に対応した個数の星状に
    配置された加熱管路(KH)が溶融成形材料準備装置の出口(ED)の区域をピ
    ストン管路(K)と結合することを特徴とする請求項16に記載の射出成形機用
    の材料供給装置。
  19. 【請求項19】 加熱管路ケーシング(B)は加熱装置(HK)を具備する
    ことを特徴とする請求項16乃至18のいずれかに記載の射出成形機用の材料供
    給装置。
  20. 【請求項20】 加熱装置(HK)は調節可能であることを特徴とする請求
    項19に記載の射出成形機用の材料供給装置。
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