JP2003516024A - フォーマット識別ビットを圧縮モードにおいて送信すべきフレームに対応付ける方法 - Google Patents
フォーマット識別ビットを圧縮モードにおいて送信すべきフレームに対応付ける方法Info
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Abstract
Description
信すべきフレーム、すなわちいわゆる「圧縮モード」において伝送すべき圧縮さ
れたフレームに対応付ける、請求項1の上位概念に記載された方法に関する。
無線装置に対するいわゆるUMTS(Universal Mobile Telecommunication Sys
tem)移動無線規格の標準化作業が行われている。
レーム構造およびタイムスロット構造の形態で伝送される。UTMSフレーム(
Frame)には15個のタイムスロット(Slot)が含まれ、各フレーム内では実際
のデータの他に所定のシステム情報も伝送される。これらのシステム情報には、
例えば既知のパイロットビット列またはトレーニング列と、1つまたは複数のT
PC(Transmit Power Control)ビットの形態の出力制御情報と、いわゆるTF
CI(Transport Format Combination Indicator)ビットの形態のフォーマット
識別情報とが含まれ、ここで上記のパイロットビット列またはトレーニング列は
、各受信機が、各移動無線チャネルのチャネルパルス応答を推定するのに使用す
ることでき、また上記のTPCビットの内容によって各受信機の送信出力が制御
される。
語が設けられており、これは、最初は符号化されていない10個のビットからな
り、これらは引き続いて2次のリード−マラー符号の(32,10)サブコード
によって符号化され、ひいては全体で32個のビットに対応付けられる。通常モ
ードでは(通常の動作ないしは非圧縮モードでは)引き続きこれらの32ビット
のうちの第0および第16ビットがパンクチャされ、これによってTFCI符号
語には30個のTFCIビットだけが含まれるようにする。これらのTFCIビ
ットはつぎに、2つずつのTFCIビットによって、相応するUMTSフレーム
の個々のタイムスロットに均等に対応付けないしは分配される。この際にこの割
り当てはつぎのように行われる。すなわちTFCI符号語の最上位の2つのTF
CIビットが、このUMTSフレーム内で最初に送信される第0タイムスロット
に、また最下位の2つのビットが、このフレーム内で最後に送信される第14タ
イムスロットに分けられるように行われるのである。この場合に個々のタイムス
ロット内では上位のTFCIビットが下位のTFCIビットよりも先に送信され
る。TFCI符号語のTFCIビットをフレームの個々のタイムスロットにこの
ように対応付けることまたは割り当てることは「マッピング」(Mapping)とも
称される。
ビットを除去ないしは送信しないことである。
て圧縮モード(Compressed Mode)も設けられている。この「圧縮モード」では
、各フレームの情報は圧縮された形態で伝送され、これによって意図的に伝送ギ
ャップ(Transmission Gap)が形成され、この伝送ギャップの持続時間中には、
送信される情報がないことを利用して、例えば、ハンドオーバ過程の準備のため
の中間周波数測定.などを行うことができる。
ければならない。したがって30個のTFCIビットは、「圧縮モード」におい
てこれらの残っているタイムスロットに分配されなければならない。これを可能
にするため上りリンクコントロールチャネルDPCCH(Dedicated Physical C
ontrol Channel)、下りリンクコントロールチャネルDPCCHならびに下りリ
ンクデータチャネルDPDCH(Dedicated Physical Data Channel)のタイム
スロットフォーマットを適合化しなければならない。
るタイムスロットフォーマットがこの「圧縮モード」用に提案されており、これ
らは図4に示した表によってまとめることができる。ここでは「圧縮モード」に
おいて1フレーム当たりに伝送されるタイムスロットまたはスロットの種々異な
る個数毎に、1タイムスロット当たりに伝送されるTFCIビットの個数NTF CI と、1フレーム当たりに伝送されるTFCIビットの総数Dとが示されてい
る。
フォーマットに対してなされており、これらは図5Aおよび図5Bに示した表に
よってまとめることができる。ここで図5Aは、相応するチャネル化コードまた
は拡散コード(Channelization Code)に使用される、128〜512の拡散フ
ァクタに関連し、これに対して図5Bは4〜64の拡散コードに関連する。各表
では図4と同様に、「圧縮モード」において1フレーム当たりに伝送されるタイ
ムスロットまたはスロットの種々異なる個数毎に、1タイムスロット当たりに伝
送されるTFCIビットの個数NTFCIと、1フレーム当たりに伝送されるT
FCIビットの総数Dとが示されている。この場合にさらにタイプA伝送とタイ
プB伝送とが区別される。
4および図5A/BにおいてDの個々の値によって示したように)30個のTF
CIビットに対して実際に必要なTFCI個所よりも多くのTFCI個所がフレ
ーム毎に提供される場合が生じることがある。
提案されているのは、選択したTFCIビットを「圧縮モード」において反復す
なわち繰り返して余ったTFCI個所を充填することである。ここではこのため
に例えば、「圧縮モード」において発生する伝送ギャップの直後に送信されるビ
ットを空きのTFCI個所において繰り返して、この反復ができる限り効果的に
構成されるようにする。このようにする理由は、つぎのような事実に基づく。す
なわち送信電力制御は、伝送ギャップの直後に極めて不安定であるため、この伝
送ギャップの直後では障害を有する伝送の確率が最大であり、したがってこれら
のビットはできる限り繰り返すべきであるという事実に基づくのである。ここで
反復されるビットは、つぎのアルゴリズムによって決定され、ここでckはTF
CIビット、dkは反復されるビット、Dはこのフレームにおいて全体として利
用可能なTFCI個所、またEは「圧縮モード」における伝送ギャップの直後の
TFCI個所のインデックスないしは位置を表す: dD - 31 = CEmod30 dD - 32 = C(E - 1)mod30 dD - 33 = C(E - 2)mod30 ・ ・ ・ d0 = C(E - (D - 31))mod30 これらのビットは、圧縮されたフレームの個々のタイムスロットに降順に分配
され、ここでは最初にTFCIビットckが、つぎに反復されるビットdkが伝
送される。すなわちビットC29(TFCI符号語の最上位ビット(MSB=Mo
st Significant Bit))がTFCI符号語の最初のビットとして伝送され、これ
に対してd0がTFCI符号語の最後のビットとして伝送される。
されるのは、「圧縮モード」において空きまたは余ったTFCI個所を、いわゆ
るDTXビット(Discontinuous Transmission Bit)で充填することである。こ
こでDTXビットとは、送信されないビット、すなわちエネルギーがゼロのビッ
トに相応する。したがって該当するタイムスロットの相応する個所に、DTXビ
ットの時間長を有する1つずつの送信休止が入れられる。
TFCIビットを、圧縮モードにおいて送信すべきフレームに対応付ける方法を
提供して、付加的なコストなしに伝送効率および伝送信頼性を改善できるように
することを課題とする。
法によって解決される。従属請求項には本発明の有利な実施形態が記載されてい
る。
TFCIビットの反復によって埋めることであるが、これらのTFCIビットは
逆順で反復される。この手法が有利であるのは、伝送ギャップの後に送信される
これらのTFCIビットが、この伝送ギャップとの間隔の増加に伴ってより低い
ビット誤り率を有することを前提にできるからである。このような理由から、伝
送ギャップに近いことに起因して最大のビット誤り率を有するTFCIビットを
、伝送ギャップに対して最大の距離を有するタイムスロットにおいて反復するこ
とが好ましい。
l)が伝送ギャップによって損なわれてしまい、伝送ギャップとの距離が増加し
てはじめてこれが安定化することである。この事実に基づいて、(上りリンクお
よび/または下りリンクにおいて)TFCIビットによって行われる、または(
下りリンクにおいて)DTXビットによって行われる付加的なTFCI個所の充
填が最適化される。さらに本発明はつぎのような認識に基づいている。すなわち
、前にパンクチャしたTFCIビットを送信することは、不利な電力制御(Powe
r Control)条件の下で送信されたビットを反復することよりも好ましいという
認識に基づいているのである。
る。
モード」において送信すべきUMTSフレームに対応付ける装置の簡略化された
ブロック図が示されており、ここでこの装置は本発明の送信装置に使用可能であ
り、 図2には、TFCIビットのUMTSフレームへの対応付けを説明する図が示
されており、 図3には、「圧縮モード」に関連する本発明の種々異なる実施例を説明する図
が示されており、 図4には、「圧縮モード」において上りリンクコネクションを介して伝送され
るUMTSフレームに対して、種々異なる公知のタイムスロットフォーマットが
リストアップされた表が示されており、 図5Aおよび5Bには、「圧縮モード」において下りリンクコネクションを介
して伝送されるUMTSフレームに対して、種々異なる公知のタイムスロットフ
ォーマットがリストアップされた表が示されている。
TSフレームに対応付ける装置の基本的な構造を図1に基づいて説明する。
れ、ここでこのTFCIビットが各UMTSフレームに対応付けられなければな
らないのである。符号化されていないTFCIビットの個数は基本的に可変であ
り、コネクションの開始時に相応するシグナリングによって決定される。しかし
ながら10個よりも少ない符号化されていないTFCIビットの場合、相応する
TFCI語はゼロにより、全部で10ビットになるまで充填され、この場合に最
上位のビットがゼロに設定される。
のTFCIビットを有するTFCI語が供給されることである。
2,10)サブコードが適用されて、この符号化器に供給されるTFCI語が符
号化される。ここで相応する(32,10)符号化器1の構造は、この(32,
10)符号化器1から出力されるTFCI符号語が、10個の種々異なる基本列
の線形結合によって形成されるようになっており、ここでこの線形結合は、符号
化されていないTFCIビットによって制御される。
CI符号語は、引き続いてパンクチャユニット2に供給され、ここで第0ビット
と第16ビットとがパンクチャされ、すなわちTFCI符号語から除去される。
したがってここから得られるパンクチャされたTFCI符号語は30個のTFC
Iビットだけしか含まない。
は、これらのビットを「通常モード」において(すなわち圧縮されない伝送の際
)または「圧縮モード」において(すなわち圧縮される伝送の際)、各UMTS
フレームの個々のタイムスロットまたはスロットに割り当てることである(図2
参照)。
に各UMTSフレームの15個のタイムスロットに分配され、最上位の2つのT
FCIビット第29ビットおよび第28ビットは、時間的に最初に送信される第
0タイムスロットに対応付けられ、これに対して最下位の2つのビット第1ビッ
トおよび第0ビットは、フレーム内で最後に送信される第14タイムスロットに
対応付けられる。
成することも可能である。例えば、ビットの番号付けは、純粋に慣例によるもの
であり、MSBおよびLSBが別の順番で定義されることもある。さらにパンク
チャは第0ビットおよび第16ビットでなくてもよく、別のビットをパンクチャ
することも可能である。別の表し方では、リード−マラー符号に使用されるマス
クの要素も並べ替えて、パンクチャされるビットを任意の個所、例えばTFCI
符号語の終端部に設定できるようにすることも可能である。これらの択一的かつ
同等の表現形式は、以下ではこれについて明に述べない場合にあっても、すべて
同様に本発明の枠内にあるものである。
いて情報の送信されない伝送ギャップが発生する。図3に示した例ではこの伝送
ギャップに第6〜8タイムスロットが含まれる。このことから、すでに説明した
ようにタイムスロットフォーマットを相応に適合化する必要が生じ、この適合化
によって、適合化されたフォーマットのうちの所定のフォーマットにおいてはT
FCIビットよりも多くのTFCI個所が得られることになる(図4および図5
A/5Bも参照されたい)。
I個所を充填する種々の例を示す。ここで以下で上りリンクに対して示す実施例
は下りリンクに対しても適用可能である。さらに個々の実施例を互いに組み合わ
せることも可能である。
個所が利用できる場合に余りのTFCIビットを直ちに反復によって埋めるので
はなく、まだ埋められていないTFCI個所をまず、最初のTFCI符号語の第
0ビットおよび第16ビットによって埋めるのであり、ここでこれらのビットは
、パンクチャユニット2によって元々パンクチャされるビットである。これらの
2つのビットは有利には相応するUMTSフレームの終端部に設定される。これ
らのビットがUMTSフレームに対応付けられた後はじめて、まだ残っている空
きのTFCI個所が反復によって充填され、ここでこれは冒頭に説明した従来技
術と類似して行われ、これによってこのTFCI符号語の30ビットが時間的に
最初に送信されるTFCI個所に対応付けられ、これに対して反復されるビット
がこのフレームの後のTFCI個所に割り当てられるようにする。
がつぎのように変更され、ここでEは、伝送ギャップの直後のTFCI個所のイ
ンデックスを、k=0〜29なるckは、パンクチャされたTFCI符号語の3
0個のTFCIビットを、またc30およびc31は、符号化器1から出力され
るTFCI符号語のはじめにパンクチャされた2つの第0ビットおよび第16ビ
ットを、またDは、フレーム全体におけるTFCI個所の個数を表す: dD - 31 = CEmod30 dD - 32 = C(E - 1)mod30 dD - 33 = C(E - 2)mod30 ・ ・ ・ d2 = C(E - (D - 33))mod30 d1 = C31 d0 = C30 図3に示した実施例では、TFCIビットはつぎのように各フレームに対応付
けられる。この伝送ギャップには3つのタイムスロットが含まれるため、12個
のタイムスロットだけが送信されて、図4に示した表によれば1タイムスロット
当たりに3個のTFCIビットが、またフレーム全体では全部で36個のTFC
Iビットが送信されるはずである。
〜第5タイムスロットに、TFCIビットc11〜c0がつぎの第9〜第12タ
イムスロットに分配される。したがってパンクチャされたTFCI符号語の全T
FCIビットが分配された後、TFCIビットc11,c10,c09が第13
タイムスロットにおいて反復され、最初にパンクチャされたTFCIビットc3 0 およびc31が最後の第14タイムスロットに対応付けられ、またTFCIビッ
トc08が第14タイムスロットにおいて反復される。
)符号語のビットを送信することは、「圧縮モード」に存在する伝送ギャップの
ために電力制御(Power Control)について不利な条件の下で送信されたビット
を反復することよりも好ましいからである。
の最後のタイムスロットに配置するのではなく、伝送ギャップの直後に伝送する
ことも可能である。これに加えて従来技術と同様に伝送ギャップの直後のTFC
Iビットを反復する。この手法は、通例はいずれにせよパンクチャされるビット
が、伝送条件の点からは「不利な」TFCI個所で送信されるという利点を有す
る。
ムスロットのTFCI個所は、元々パンクチャされるビットc30およびc31 ならびにTFCIビットc11によって埋められる。TFCIビットc10〜c 2 は第10〜12タイムスロットに割り当てられる。第13タイムスロットは、
TFCIビットc01およびc0によって埋められる。この場合にまだ利用可能
な、第13および第14タイムスロットのTFCI個所は、すでに説明したよう
に、伝送ギャップの直後のTFCIビットによって埋められるため、第13タイ
ムスロットにおいてビットc30が、また第14タイムスロットにおいてビット
c31,c11,c10が反復される。
ャップから離れるのに伴ってビット誤り率が小さくなることである。それは電力
制御は、伝送ギャップとの距離が増加するのに伴って再度安定化するからである
。「圧縮モード」において利用可能なTFCI個所を埋めるための別の有利な実
施例では、伝送ギャップの直後に送信され最大の誤りの確率を有するTFCIビ
ットが、伝送ギャップに対して最大の距離を有するタイムスロットにおいて反復
される。したがって有利であるのは、伝送ギャップの直後のTFCIビットを(
これまでのように同じ順番でなく)逆順で反復することである。
はつぎのように変更される: dD - 31 = C(E - (D - 31))mod30 dD - 32 = C(E - (D - 32))mod30 dD - 33 = C(E - (D - 33))mod30 ・ ・ ・ d1 = C(E - 1)mod30 d0 = CEmod30 このことが意味するのは、図3に示した実施例に対して、まずTFCIビット
c29〜c12を最初の第0〜第5タイムスロットに、またTFCIビットc1 1 〜c0をつぎの第9〜第12タイムスロットに分配することである。パンクチ
ャされるTFCI符号語のすべてのTFCIビットを分配した後、伝送ギャップ
の直後のTFCIビットが逆順で反復されてまだ空きのTFCI個所が埋められ
る。すなわちTFCIビットc06,c07,c08が第13タイムスロットに
おいて、またはTFCIビットc09,c10,c11が第14タイムスロット
において反復される。
すなわち元々パンクチャされる2つのTFCIビットc30およびc31が最後
のタイムスロットにおいて送信される一方で、伝送ギャップの直後のTFCIビ
ットが空きのTFCI個所を埋めるために逆順で反復される。したがってTFC
I個所dkの割り当てを決定するためにつぎのアルゴリズムが得られる: dD - 31 = c(E - (D - 33))mod30 dD - 32 = c(E - (D - 32))mod30 ・ ・ ・ d2 = cEmod30 d1 = c31 d0 = c30 図3に示した例に対してこのことは、まずTFCIビットc29〜c12を最
初の第0〜第5タイムスロットに、またTFCIビットc11〜c0をつぎの第
9〜第12タイムスロットに分配することを意味する。パンクチャされるTFC
I符号語のすべてのTFCIビットを分配した後、伝送ギャップの直後のTFC
Iビットが逆順で反復され、元々パンクチャされるビットc30およびc31が
最後のタイムスロットで送信されてまだ空きのTFCI個所が埋められる。すな
わちTFCIビットc08,c09,c10が第13タイムスロットにおいて反
復され、これに対して、元々パンクチャされるTFCIビットc30およびc3 1 ならびに反復されるTFCIビットc11が第14タイムスロットに割り当て
られるのであるのである。
るTFCI(32,10)符号語のTFCIビットは、各フレームの最初のTF
CI個所に分配され、これに対してさらに利用可能なTFCI個所は反復によっ
て充填される。「圧縮モード」に対して選択されたフォーマットに依存して少な
くとも32個のTFCI個所が利用可能である場合(図4参照)、TFCI個所
を割り当てる別の例では、同様に、パンクチャされていない完全な(32,10
)符号語を送信して、TFCI個所がなお空きの場合にはじめてこれを反復によ
って充填する。この場合、符号化器1によって供給されるTFCI符号語は、そ
の元々の長さと順番を保持することになる。それは(図1に点線で示したように
)パンクチャが省略されるからである。
FCIビットc13〜c02をつぎの第9〜第12タイムスロットに分配するこ
とである。ここで注意すべきであるのは、c30,c31はそれぞれ符号化器1
から出力されるパンクチャされないTFCI符号語の第0ビット、第16ビット
を表すことである(図2においてはパンクチャされるTFCI符号語だけが示さ
れている)。第13タイムスロットではまず、なお残っているTFCIビットc 01 およびc0が送信される。第13タイムスロットおよび第14タイムスロッ
トのまだ空きのTFCI個所は反復によって埋められ、ここでこの反復に対して
ここでも上記の実施例を適用することができる。この場合にも伝送ギャップの直
後のTFCIビットが反復され、これによって第13タイムスロットにおいてT
FCIビットc13が反復され、これに対して第14タイムスロットにおいてT
FCIビットc12〜c10が反復される。
発明の実施例を下りリンクに対して説明する。
りに、パンクチャされるTFCI符号語の送信後に余るTFCI個所に分配する
のではなく、これらのDTXビットを「圧縮モード」において発生する伝送ギャ
ップの直後に送信することである。すなわち伝送ギャップの直後に、このフレー
ムにある余りのTFCI個所と同じ個数のDTXビットが送信される。このフレ
ームの残りのTFCI個所には、パンクチャされるTFCI符号語のビットが割
り当てられる。
いう利点を有しており、ここでこのTFCI個所については、これが伝送ギャッ
プに近いことに起因して障害を有する伝送の確率が最大である。
ムを送信する場合、このことが意味するのは(例えば256の拡散ファクタに対
して)図5Aに示した表のように、1タイムスロット当たりに4つのTFCI個
所が得られることである(下りリンクフレーム構造はタイプAでなければならな
い)。したがって上に説明した実施例によれば、パンクチャされるTFCI符号
語のTFCIビットc29〜c06は第0〜第5タイムスロットに分配される。
第9〜第12タイムスロットでは16個のDTXビットが送信され、これに対し
て第13タイムスロットではまず2つのDTXビットが、引き続いてTFCIビ
ットc05およびc04が送信される。最後に第14タイムスロットにおいて、
パンクチャされるTFCI符号語の残りのTFCIビットc03〜c0が送信さ
れる。
しか存在しない場合、伝送ギャップの後に伝送できないDTXビットを、伝送ギ
ャップの前のタイムスロットに割り当てることができる。ここでは分配は基本的
に任意に行うことができ、この際にDTXビットをできる限り均等に分配するの
が有利である。別の変形実施例として、DTXビットの一部だけを、伝送ギャッ
プの直後に挿入することも可能であり、この際には残りのDTXビットを、伝送
ギャップの前および後の残りのタイムスロットに分ける。これが殊に有利である
のは、伝送ギャップの後、電力制御(Power Control)の安定化に必要なタイム
スロットよりも多くのタイムスロットが利用可能な場合である。
0ビットを、送信すべきフレームの対応付ける。さらに元々パンクチャされる2
つのビット、ないしは通常モード(通常の動作ないしは非圧縮モード)において
送信すべきでない2つのビットを、送信すべきこのフレームに対応付ける。例え
ば上りリンクにおいて、相応に圧縮されたフレームにおいて利用可能なフォーマ
ット識別個所の個数が、32個のフォーマット識別個所の制限を上回る場合、T
FCIビットは送信すべきフレームに繰り返して対応付けられ、殊に伝送ギャッ
プのすぐ後に送信されるTFCIビットは、送信すべきフレームに繰り返して対
応付けられる(反復される)。ここでこの繰り返しの対応付けは、例えば、この
TFCIビットの最初の対応付けに対して逆順で行われる。
フォーマット識別個所の数が、32個のフォーマット識別個所の制限を上回る場
合、DTXビットが、送信すべきフレームに繰り返して対応付けられる。
施例は、原則的に下りリンクに対しても適用できることである。さらに本発明を
ここまで移動無線送信機における使用に基づいて説明した。しかしながら本発明
は当然のことながら移動無線受信機にも拡張することができ、ここでこの移動無
線受信機は、本発明にしたがって処理されて送信された信号を受信および評価す
るように相応に構成されている。
おいて送信すべきUMTSフレームに対応付ける装置の簡略化されたブロック図
である。
フレームに対して、種々異なる公知のタイムスロットフォーマットがリストアッ
プされた表である。
フレームに対して、種々異なる公知のタイムスロットフォーマットがリストアッ
プされた表である。
Claims (5)
- 【請求項1】 フォーマット識別ビットを、圧縮モードにて送信すべきフレ
ームに対応付ける方法であって、 圧縮モードにて送信すべきフレーム内に含まれる情報を時間的に圧縮して送信
し、これによって当該圧縮されたフレーム内に、情報が割り当てられていない伝
送ギャップが存在するようにし、 圧縮モード時に、相応に圧縮されたフレームにて利用可能な所定の個数のフォ
ーマット識別個所に前記フォーマット識別ビットを対応付け、ここで当該個数は
、前記のフォーマット識別ビットの個数よりも大きく、 前記の相応するフォーマット識別個所へのフォーマット識別ビットの第1の対
応付けの後、前記伝送ギャップに続くフォーマット識別ビットを繰り返して対応
付けて、すべてのフォーマット識別個所に1フォーマット識別ビットを割り当て
る形式の、フォーマット識別ビットを、圧縮モードにて送信すべきフレームに対
応付ける方法において、 前記のフォーマット識別ビットの第1の対応付けの後、前記伝送ギャップに続
くフォーマット識別ビットを逆順で繰り返して対応付け、これによって前記第1
の対応付けの後、未だ割り当てられていない、圧縮されたフレームのフォーマッ
ト識別個所にフォーマット識別ビットを割り当てることを特徴とする、 フォーマット識別ビットを、圧縮モードにて送信すべきフレームに対応付ける
方法。 - 【請求項2】 前記の第1の対応付けの間、時間的に最初に送信すべき、前
記の圧縮されたフレームのフォーマット識別個所に前記フォーマット識別ビット
を対応付ける、 請求項1に記載の方法。 - 【請求項3】 前記の第1の対応付けの間、前記フォーマット識別ビットを
その位取りに応じて、前記の圧縮されたフレームの相応するフォーマット識別個
所に対応付け、 時間的に最初に送信すべき、前記の圧縮されたフレームのフォーマット識別個
所に最上位のフォーマット識別ビットを対応付ける、 請求項2に記載の方法。 - 【請求項4】 前記の方法を、圧縮されたフレームの送信の前に、例えばU
MTS移動無線システムである無線システムにおける上りリンクコネクションを
介して実行する、 請求項1から3までのいずれか1項に記載の方法。 - 【請求項5】 前記の方法を、圧縮されたフレームの送信の前に、例えばU
MTS移動無線システムである無線システムにおける下りリンクコネクションを
介して実行する、 請求項1から3までのいずれか1項に記載の方法。
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