JP2003514283A - ウェブ・サイトのコンテンツを自動的に更新するための方法および装置 - Google Patents

ウェブ・サイトのコンテンツを自動的に更新するための方法および装置

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JP2003514283A JP2001535858A JP2001535858A JP2003514283A JP 2003514283 A JP2003514283 A JP 2003514283A JP 2001535858 A JP2001535858 A JP 2001535858A JP 2001535858 A JP2001535858 A JP 2001535858A JP 2003514283 A JP2003514283 A JP 2003514283A
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エム. シルヴァースタイン,エリック,
ワイ. リウ,ケネス,
シャン,チュン−チー
ジェー. ソング,ジミー,
エス. リネイ,ライアン,
ダブリュ. ピムロット,アンドリュー,
ジー. ロス,ラッセル,
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イディオム テクノロジーズ,インコーポレーテッド
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F16/00Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor
    • G06F16/90Details of database functions independent of the retrieved data types
    • G06F16/95Retrieval from the web
    • G06F16/958Organisation or management of web site content, e.g. publishing, maintaining pages or automatic linking

Abstract

(57)【要約】 1つまたはそれ以上のターゲットのウェブ・サイトのデータ・コンテンツ・アイテムを更新する方法が、1つまたはそれ以上のリンク(440)を提供するステップを含み、各リンクが1つまたはそれ以上のターゲット・コンテンツ・アイテムを1つまたはそれ以上の元のコンテンツ・アイテムに関連づける(448)。その方法はデータ記憶装置の中にリンクを格納するステップと、記憶装置の中のリンクにアクセスするステップと、そのリンクに従ってターゲット・データ・コンテンツ・アイテムを更新するステップとをさらに含む。上記方法は所定の時間間隔においてターゲット・データ・コンテンツ・アイテムを更新するか(446)、あるいは要求時に更新することができる。ターゲット・データ・コンテンツの更新は、ターゲット・データ・コンテンツを更新するためのワークフローを起動するステップをさらに含むことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の背景) 本発明は、概して、データ処理に関する。本発明は、特にウェブ・サイトのコ
ンテンツを自動的に更新するための方法および装置に関する。ウェブ・サイトの
コンテンツを提供するための1つの普通の技法は、ハイパーテキスト・システム
を経由する方法である。ただし、ウェブ・サイトのコンテンツを提供するための
他の技法も当業者にとっては周知である。ここでは例示としての説明のためにハ
イパーテキスト・システムが使用されるが、ウェブ・サイトのコンテンツを提供
するために当業者なら周知の他の適切な技法も使用することができ、等しく適用
することができる。例えば、データベース・レコードを使用してハイパーテキス
ト・リンクを使用せずに、コンテンツを提供することができる。
【0002】 1つの特にポピュラーなシステムは、ハイパーテキスト情報技法と、分散型ネ
ットワーク技法との組合せを含み、それはワールド・ワイド・ウェブ(Worl
d Wide Web)として知られている。ワールド・ワイド・ウェブ上の「
サイト」(「ウェブ・サイト」)は、インターネットとして知られているネット
ワーク間のグローバルな、パケット交換型のセットに結合されているサーバ上に
格納されている一組のハイパーテキスト情報である。ハイパーテキスト情報は、
通常、ハイパーテキスト・マークアップ言語(HTML)を使用して作成される
1つまたはそれ以上の電子ドキュメントの中で生成されて格納される。サーバお
よびネットワークは、伝送制御プロトコル(TCP)およびインターネット・プ
ロトコル(IP)などの合意によって定められたプロトコルに従って動作する。
ネットワーク化された端局、例えば、パーソナル・コンピュータ、ワークステー
ション、または他の装置(「クライアント」)は、同じプロトコルを使用してイ
ンターネットに接続し、HTMLドキュメントを解釈して表示することができる
ブラウザ・プログラムを実行し、ウェブ・サイトの1つまたはそれ以上のページ
を要求する。サーバは要求されたページを見つけ、それらをネットワーク上でク
ライアントに配信し、クライアントはそれらを表示する。
【0003】 任意の数のクライアントがサーバにアクセスすることができる。ほとんどのク
ライアントがサーバに対して地理的に近い場所に置かれているとき、すなわち、
そのサーバによってサービスされている領域内にあるとき、この方法は十分に動
作する。しかし、かなりの数のクライアントが地理的にサーバから離れた場所に
あるとき、すなわち、そのサーバによってサービスされている領域の外側にある
とき、インターネットを作り上げている中間のネットワーク、ノード、および電
気通信システムにおける遅延によって、クライアントにおいてサーバからのペー
ジを受信する際に、許容できないほど長い遅延が発生する可能性がある。この問
題は、国際的な経済の急速な拡大、およびオンライン・ビジネスのグローバリゼ
ーションとともに、多くの企業が地理的に分散された複数のウェブ・サイトを確
立することにつながった。
【0004】 1つの方法においては、第1のウェブ・サイト(米国内にあることが多いか、
あるいは英語を使用して生成される)が第1の場所において確立される。1つま
たはそれ以上の「ミラー」ウェブ・サイトが、1つまたはそれ以上の他の場所に
おいて確立される。代わりに、ミラー・サイトは、同じ場所にあるが論理的に分
離されていて、同じ場所または領域の内部の異なる視聴者にサービスする。各ミ
ラー・ウェブ・サイトは、第1のウェブ・サイトの内容の正確なコピーを格納し
、サービスする。定期的に、ミラー・サイトは、第1のウェブ・サイトからの変
更されたコンテンツをすべてのミラー・サイトに対してコピーすることによって
更新される。しかし、この方法の大きな欠点は、ミラー・サイトが、それらがサ
ービスするクライアントに従ってローカライズされないか、またはカスタマイズ
されないことである。ミラー・サイトには、そのミラー・サイトによってサービ
スされる領域の中のクライアントによる通信のために使用される言語を解釈する
ようにはなっていないことが多い。この結果、エンド・ユーザが望ましくない経
験をすることになる。
【0005】 1つの関連の方法においては、「ローカライゼーション」と呼ばれるプロセス
において、ローカルな、あるいは地域的な各ウェブ・サイトは、ローカルの慣行
に従ってカスタマイズされている。ローカライゼーションは翻訳を必要とする可
能性もあり、その場合、地域的な、あるいはローカルな各ウェブ・サイトはその
サイトによってサービスされている領域の言語に翻訳される。しかし、複数の国
に対してミラー化されてローカライズされている大規模なウェブ・サイトを更新
するプロセスは複雑であり、時間が掛かる。
【0006】 1つの関連の問題は、多くのウェブ・サイトが現在動的なコンテンツを格納し
、サービスすることである。第一世代のウェブ・サイトは一般に静的なHTML
ページの集合から構成されており、すべての接続上のすべてのクライアントがサ
ーバから同じページを受信した。現在の多くのウェブ・サイトは、クライアント
に配信される直前に動的にサーバによってデータベースからのコンテンツで記入
されるHTMLのテンプレートを使用する。データベースが更新されるとき、ク
ライアントに配信されるページは自動的にその更新を反映する。さらに、まだ静
的なコンテンツに頼っている企業は、静的なページを頻繁に更新し、情報、製品
およびサービスにおける変化を反映することが多い。
【0007】 この問題に対処するために、コンテンツ管理システムが開発されてきた。コン
テンツ管理システムは、ウェブ・サイトのコンテンツを編成することを求め、そ
してデータ入力、編集および改訂、品質管理レビュー、および複数のウェブ・サ
イトへの公開のプロセスを自動化する。また、いくつかのコンテンツ管理システ
ムは、パーソナル化のサービス、意志決定支援サービス、および他のシステムお
よびアプリケーションとの統合化も提供する。コンテンツ管理システムの一例は
、テキサス州オースチンにあるVignette Corporationから
市販されているVignette StoryServerである。
【0008】 しかし、既知のコンテンツ管理システムの1つの欠点は、翻訳またはローカラ
イゼーションの底流にあるソース・ドキュメントまたは他のソース情報が変化す
るときに、翻訳された、あるいはローカライズされたウェブ・サイトを自動的に
更新する方法についての問題に十分には対処しないことである。1つの方法にお
いては、すべてのウェブ・サイト・コンテンツが1つのデータベースの中に格納
される。翻訳者はそのデータベースにアクセスし、データベースからのコンテン
ツを地域的な、あるいはローカライズされたウェブ・サイトにおいて使用するた
めに他の言語に翻訳する。そのデータベースは、高度に構造化されたフォームで
のコンテンツの記憶を必要とする傾向がある。この方法は、ウェブ・サイト全体
が翻訳されるときには十分であるが、1つのサイト上の選択的な変更を実行する
ため、あるいは大量の動的なコンテンツを有しているサイトを翻訳するには不十
分である。
【0009】 もう1つの方法においては、第1のサイトの更新されたコンテンツが第2のサ
イトに対してコピーされ、次に翻訳される。この方法は、国ごとの変更を行うに
は最もよく適している。しかし、それによって首尾一貫しない場当たり的な変化
が結果として生じることが多い。
【0010】 上記に基づいて、コンテンツ管理システムに関連するか、あるいは関連しない
かでウェブ・サイト・コンテンツの自動化された更新を提供する改善された方法
または装置に対するこの分野における明らかなニーズがある。
【0011】 高度に動的で、複雑且つ大量のサイト・コンテンツを有している、翻訳された
ウェブ・サイトまたはローカライズされたウェブ・サイトの自動更新を提供する
方法または装置に対する特定のニーズがある。
【0012】 また、第1の組のハイパーテキスト情報の中の変化を自動的に検出することが
でき、その変化を第2の組のハイパーテキスト情報に対して自動的に伝播させる
ことができ、更なる変化は第2の組のハイパーテキスト情報のコンテンツに対し
て適切であるか、あるいはそれに関連づけられているような方法または装置に対
するニーズもある。
【0013】 (発明の概要) 上記および他の目的は、1つの態様においては1つまたはそれ以上のターゲッ
トのウェブ・サイトのデータ・コンテンツ・アイテムを更新する方法を含む本発
明によって達成される。その方法は、1つまたはそれ以上のターゲット・コンテ
ンツ・アイテムを1つまたはそれ以上の元のコンテンツ・アイテムとそれぞれが
関連する1つまたはそれ以上のリンクを提供することを含む。該方法は、データ
記憶装置の中にそのリンクを格納するステップと、その記憶装置の中のリンクに
アクセスするステップと、そのリンクに従ってターゲットのデータ・コンテンツ
・アイテムを更新するステップとをさらに含む。
【0014】 本発明のもう1つの実施形態は、所定の時間間隔でターゲットのデータ・コン
テンツ・アイテムを更新するステップをさらに含む。
【0015】 本発明のもう1つの実施形態は、要求時にターゲットのデータ・コンテンツ・
アイテムを更新するステップをさらに含む。もう1つの実施形態においては、タ
ーゲットのデータ・コンテンツを更新するステップがターゲットのデータ・コン
テンツを更新するためのワークフロー(workflow)を開始するステップ
をさらに含む。
【0016】 本発明のもう1つの実施形態は、1つのソース・データ・アイテムをさらに含
み、第1のリンクがターゲット・コンテンツ・アイテムをソース・データ・アイ
テムに関連づけ、第2のリンクがソース・データ・アイテムを元のデータ・アイ
テムに関連づける。
【0017】 本発明のもう1つの実施形態は、1つまたはそれ以上のバッファ・データ・コ
ンテンツ・アイテムをさらに含み、各リンクはターゲットのデータ・コンテンツ
・アイテムを更新している間に使用されるゼロ個またはそれ以上の個数のバッフ
ァ・データ・コンテンツ・アイテムを各リンクが指定し、少なくとも1つのリン
クが少なくとも1つのバッファ・データ・コンテンツ・アイテムを指定する。
【0018】 本発明のもう1つの実施形態は、1つまたはそれ以上のバッファ・データ・コ
ンテンツ・アイテムをさらに含み、各リンクがターゲットのデータ・コンテンツ
・アイテムを更新するためのワークフローにおいて使用されるゼロ個またはそれ
以上の個数のバッファ・データ・コンテンツ・アイテムを指定し、少なくとも1
つのリンクが少なくとも1つのバッファ・データ・コンテンツ・アイテムを指定
する。
【0019】 本発明のもう1つの実施形態においては、リンクはコピー・リンクと翻訳リン
クとを含む。
【0020】 本発明のもう1つの実施形態においては、1つまたはそれ以上のリンクが他の
リンクからプロパティを継承する。
【0021】 本発明のもう1つの実施形態においては、リンクは元のデータ・コンテンツ・
アイテムの選択的な変更をサポートし、元の各データ・コンテンツ・アイテムに
対応しているターゲットのデータ・コンテンツ・アイテムを作り出すようにする
【0022】 本発明のもう1つの実施形態においては、任意の特性を持っているデータ記憶
に対してインターフェースする抽象レイヤのトップにおいて動作する。
【0023】 本発明のもう1つの実施形態においては、ターゲットのデータ・アイテムが、
少なくとも2つのグループの中に配置され、各リンクがターゲットのデータ・ア
イテムのグループを元のデータ・アイテムの対応しているグループに関連づけ、
ターゲットのデータ・アイテムのグループの内部のすべてのデータ・コンテンツ
・アイテムが関連するリンクに従って更新される。
【0024】 もう1つの態様においては、本発明は1つまたはそれ以上のターゲットのウェ
ブ・サイトのデータ・コンテンツ・アイテムを更新するためのシステムを含む。
そのシステムは1つまたはそれ以上のリンクを含み、各リンクが1つまたはそれ
以上のターゲット・コンテンツ・アイテムを1つまたはそれ以上の元のデータ・
コンテンツ・アイテムに関連づける。そのシステムはリンクを格納するためのデ
ータ記憶装置と、その記憶装置の中のリンクにアクセスし、そのリンクに従って
ターゲットのデータ・コンテンツ・アイテムを更新するためのプロセッサとをさ
らに含む。
【0025】 本発明のもう1つの実施形態においては、データ記憶装置は、一組の所定の時
間間隔においてそのリンクを格納する。
【0026】 本発明のもう1つの実施形態においては、データ記憶装置は要求時にリンクを
格納する。
【0027】 本発明のもう1つの実施形態においては、プロセッサはリンクに従ってターゲ
ットのデータ・アイテムを更新するためのワークフローをさらに開始する。
【0028】 本発明のもう1つの実施形態は、ソース・データ・アイテムを含み、第1のリ
ンクがターゲット・コンテンツ・アイテムをソース・データ・アイテムに関連づ
け、第2のリンクがソース・データ・アイテムを元のデータ・アイテムに関連づ
ける。
【0029】 本発明のもう1つの実施形態においては、そのリンクはコピー・リンクと翻訳
リンクを含む。
【0030】 本発明のもう1つの実施形態においては、1つまたはそれ以上のリンクが他の
リンクからプロパティを継承する。
【0031】 本発明のもう1つの実施形態においては、リンクは元のデータ・コンテンツ・
アイテムの選択的な変更をサポートし、元の各データ・コンテンツ・アイテムに
対して対応しているターゲットのデータ・コンテンツ・アイテムを作り出すよう
にする。
【0032】 本発明のもう1つの実施形態においては、リンクは任意の特性を持っているデ
ータ記憶に対してインターフェースする抽象レイヤのトップにおいて動作する。
【0033】 本発明のもう1つの実施形態においては、ターゲットのデータ・アイテムは、
少なくとも2つのグループの中に配置され、各リンクがターゲットのデータ・ア
イテムのグループを元のデータ・アイテムの対応しているグループに関連づけ、
ターゲットのデータ・アイテムの特定のグループの内部のすべてのデータ・コン
テンツ・アイテムが関連するリンクに従って更新される。
【0034】 本発明のもう1つの実施形態においては、特定のグループの内部のデータ・ア
イテムがすべて共通のレベルで配置されている。
【0035】 本発明のもう1つの実施形態においては、特定のグループの内部のデータ・ア
イテムが複数のレベルにおいて階層的に配置されている。
【0036】 本発明のもう1つの実施形態においては、プロセッサはデータ・コンテンツ・
アイテムを走査し、そのリンクに従ってターゲットのデータ・アイテムを更新す
るためのワークフローを開始するプログラム・ステップのシーケンスを実行する
【0037】 本発明の上記および他の目的、その各種の特徴、および本発明そのものを、添
付図面と一緒に下記の説明を読むことによってさらに完全に理解することができ
るだろう。
【0038】 (好適な実施形態の説明) ウェブ・サイトのコンテンツの更新を自動化するための方法および装置が以下
に説明される。例示としての目的でここではハイパーテキスト・システムが使用
されているが、ウェブ・サイトのコンテンツを提供するために当業者なら周知の
他の技法も使用することができる。以下の記述においては、説明を簡単にする目
的で、本発明の完全な理解を提供するために各種の特定の詳細が説明される。し
かし、本発明をこれらの特定の詳細なしで実施することができることは、当業者
なら明らかである。他の場合においては、本発明を不必要に不明瞭にすることを
避けるために、ブロック図に周知の構造および装置が示されている。
【0039】 概要 1つの実施形態においては、大量の動的コンテンツを持っているウェブ・サイ
トの翻訳およびローカライゼーションの更新を管理するための方法が提供されて
いる。実施形態によって対処される特定の問題は、その翻訳およびローカライゼ
ーションの変化のベースを形成するソース情報として翻訳またはローカライズさ
れるウェブ・サイトを更新する方法である。ウェブ・サイトの管理者は翻訳され
る内容を持っている外部サイトをセットアップするために、その方法を使用する
ことができる。コンテンツ管理プロセスは、新しいコンテンツの入力を支配し、
それは確立されたレビューおよび翻訳およびローカライゼーションのステップを
通じて進行しなければならない。1つの好適な実施形態がVignette C
orporationのStoryServerに対する1つまたはそれ以上の
テンプレートの形式で実装され、本発明はここではこの好適な実施形態を使用し
て記述される。しかし、本発明は、この実施形態に限定されるものではない。そ
の方法は、例えば、InterwovenからのTeamSiteなどの他の場
合および市販の製品に対しても等しく適用できる。
【0040】 有利なことに、本発明の実施形態は、コンテンツ管理システムの中でリソース
、プロジェクト、およびタスクの間に確立されているリンケージに基づいて、複
数の言語の、あるいは複数の場所のウェブ・サイトの構造および保守を単純化す
る。リンケージを使用してリソースが最新の状態に保たれ、リンケージ規則を使
用して互いに同期化される。この場合において、「コンテンツ管理システム」は
、ディレクトリの中に編成されているファイルのシステム、あるいはコンテンツ
管理を支援する所定の編成フォーマットに従っている他のファイル・システム以
外に、非商用ウェブ・サイト管理システムを含む。他の実施形態は、コンテンツ
管理システムなしで使用することができる。
【0041】 本ドキュメントの中の記述は、一般にコンテンツ管理システムについて熟知さ
れていることを仮定する。さらに、本ドキュメントの中のある種の実施形態の記
述は、Vignette CorporationのStoryServer固
有のものであり、これらの記述はStoryServerに固有のある種の用語
に熟知していることをさらに仮定する。StoryServerのコンテンツ管
理システムおよびそのような用語の概要は、Vignette Corpora
tionから入手できる“StoryServer4 Overview(St
oryServer4の概要)”4.2版、ストック番号SSG‐0420‐3
31に記述されており、この参考資料は、その全体においてそれがここですべて
説明されているかのように、引用によって本明細書の記載に援用する。
【0042】 構造 図1Aは、1つの好適な実施形態の構造的な概要を提供するブロック図である
。一般に、ソースのウェブ・サイト101は、ワークフロー・モジュール200
、リンケージ・モジュール300、および翻訳モジュール100と対話し、結果
として宛先、すなわち、ターゲットのウェブ・サイト110を生成する。ワーク
フロー・モジュール200は、リンケージ・モジュール300によって定義され
た関係に基づいてソースのウェブ・サイト101の翻訳およびローカライゼーシ
ョンを調整する。翻訳モジュール100は、1つまたはそれ以上のコンテンツ・
オブジェクト(「コンテンツ・アイテム」、「オブジェクト」、「リソース」、
「アセット」などとも呼ばれる)、例えば、テンプレート102、レコード10
4、またはファイル106を翻訳および検証することによって、翻訳者がウェブ
・サイトを翻訳するのを支援する。ワークフロー・モジュール200は、その翻
訳およびローカライゼーションのプロセスが適切な順序で、適切な人によって発
生するステップを確実にするためのインターフェースを提供する。リンケージ・
モジュール300は、マスタ・オブジェクトとスレーブ・オブジェクトとの間の
関係を維持するための手段を提供し、スレーブ・オブジェクトにおいて、それぞ
れのマスタ・オブジェクトが更新されるときにワークフロー・プロセスが呼び出
されるようにする。この実施形態においては、オブジェクトおよびリンケージは
、そのモジュールがアクセスできる関係データベース・システムの中に格納され
ている。
【0043】 この場合においては、「翻訳」は、テンプレート、レコード、またはファイル
などのコンテンツ・オブジェクトを翻訳することを意味し、オプションとして検
証することを意味する。「ローカライゼーション」は、必ずしも言語を変えるこ
となしにトーンを変更することを意味し、コンテンツの任意の適応、文化的に指
向された翻訳、そのターゲットに対して不適切であるコンテンツの除去および/
またはそのターゲットに対して特に適切である新しい(ローカル)コンテンツの
追加を含む。ローカライゼーションの例としては、ローカルの電話番号、および
部品およびサービスに対するローカルの価格などがあるが、それらに限定される
わけではない。「ワークフロー」は、正しいオブジェクトにおいて正しい時刻に
翻訳およびローカライゼーションが呼び出されるようにタスク・オブジェクトを
利用することを意味する。「リンケージ」は、マスタ・オブジェクトとスレーブ
・オブジェクトとの間の対応関係を維持し、マスタ・オブジェクトが更新される
ときにスレーブ・オブジェクト上でワークフロー・プロセスが呼び出されるよう
にすることを意味する。
【0044】 図1Bは、翻訳およびローカライゼーションのシステムにおいて使用されるオ
ブジェクトの関係を示すブロック図である。元の各オブジェクト111はテンプ
レート102、レコード104、またはファイル106であってよく、元のウェ
ブ・サイトに関連づけられている。リンケージ116は、元のコンテンツ・オブ
ジェクト112(マスタとしての)をソース・コンテンツ・オブジェクト114
(スレーブとしての)に接続する。また、リンケージ116は、ソース・コンテ
ンツ・オブジェクト112(マスタとしての)を翻訳されるコンテンツ・オブジ
ェクト114(スレーブとしての)に接続する。翻訳されたオブジェクトはソー
ス・オブジェクトの完全な翻訳であり、元のオブジェクトではない。したがって
、スレーブ・コンテンツ・オブジェクト114は、ソース・コンテンツ・オブジ
ェクト112の翻訳であり、それは翻訳ソースとして役立つが、それは必ずしも
元のオブジェクト111の正確な翻訳である必要はない。
【0045】 翻訳されたサイトのコンテンツが変化しない場合、元のオブジェクトは常にソ
ース・オブジェクトと同じである。しかし、元のオブジェクトが定期的に変化す
るとき、与えられた翻訳またはローカライゼーションのためのソース・オブジェ
クトは同期化の後は元のオブジェクトと同じであり、それは普通は翻訳されたサ
イトが更新されるたびに発生する。元のオブジェクトが変更されるとすぐに、そ
の元のオブジェクトおよびソース・オブジェクトは次の同期化まで異なったもの
となっている。
【0046】 図2Aは、ウェブ・サイトの翻訳の一例を示す2つの部分から構成されるブロ
ック図である。ローカライズされるウェブ・サイトの各コンテンツ・オブジェク
トに対して、ソース・オブジェクトおよび翻訳されたオブジェクトが生成されて
格納される。図2Aの例の場合、ある会社がその中央の米国サイトにおけるサイ
ト・マップに対するmap(en)と名付けられている元の英語のテンプレート
を備えていると仮定する。このテンプレートは、すべてのサイト・マップが共有
することができる単純な視覚的レイアウトを含み、また、それらのすべての中に
現れる必要があるいくつかのテキスト、例えば、ボトムにおける著作権表示、1
つの側へのナビゲーション・バー、その会社の英語の標語付きのロゴなども含む
。米国サイトのコンテンツは、他の国におけるいくつかのサイトに対するベース
を形成し、1つの翻訳されたサイト・マップのテンプレートは、そのサイトの各
バージョンに対するmap(en)に対応することになる。図2Aは、中央の英
語のテンプレートが変化しないと仮定して、米国のサイトと日本のサイトとの間
のリンケージを示す。ここで垂直方向の各矢印は2つのオブジェクト間のリンク
を表す。
【0047】 元のオブジェクト、例えば、米国に置かれている英語のウェブ・サイトに対す
るテンプレートは、図2Aの部分(A)の元のオブジェクト118aによって示
されている。翻訳されたオブジェクト、例えば、日本のサイトの対応しているテ
ンプレートは翻訳された112aである。翻訳またはローカライゼーションは人
またはプロセスが実行するのに時間が掛かるので、翻訳されたオブジェクトは元
の古いオブジェクトの翻訳またはローカライゼーションである可能性があり、し
たがって、翻訳は元のものの後に遅れる可能性がある。そのような場合、元の古
いオブジェクトはソース・オブジェクト120aと呼ばれる。図2Aの部分(A
)は、コンテンツが決して変化しない理想化されたシステムを示しており、した
がって、元のオブジェクト118aはソース・オブジェクト120aと同じであ
る。
【0048】 図2Aの部分(B)は、コンテンツが変化するオブジェクトの関係を示すが、
翻訳およびローカライゼーションは常に最新の状態になっている。元のオブジェ
クト118aが元のオブジェクト118bに改訂され、後で第3の改訂版、元の
オブジェクト118cに改訂される。右向きの各矢印は1つのオブジェクトに対
する改訂を表し、それは複数のワークフロー・ステップ、例えば、翻訳またはロ
ーカライゼーションに続いて検証および法律的なチエックを含むことができる。
そのような改訂が発生すると、リンケージ・プロセスおよび本ドキュメントの中
で記述されている機構によってソース・オブジェクト120aが第2のソース・
オブジェクト120bに改訂され、次にソース・オブジェクト120cに改訂さ
れる。翻訳されたオブジェクト122a、122b、122cは、相補的に改訂
される。別の代替方法においては、コンテンツの変更および翻訳またはローカラ
イゼーションは常に更新されるとは限らない。
【0049】 実際に、元のオブジェクト、ソース・オブジェクト、および翻訳オブジェクト
は、コンテンツ管理システムの異なるプロジェクトの中に格納される。元のオブ
ジェクトを複数のソースにリンクすることができる。例えば、スペインのウェブ
・サイトおよび日本のウェブ・サイトの両方が元の英語から翻訳された製品情報
ページを持つことができる。元のサイトが進行中のベースで更新される際、この
2つの翻訳は必ずしも同時に改訂されるとは限らない。したがって、各翻訳に対
して1つ、すなわち、2つのソースがある。
【0050】 また、ソース・オブジェクトを複数の翻訳オブジェクトにリンクすることがで
きる。例えば、スペイン語の製品情報ページおよび日本語の製品情報ページが、
対応している英語の製品情報ページの同じ改訂版から常に翻訳されると仮定する
。元のページが進行中のベースで更新されるので、2つの翻訳は常に同時に改訂
されることになる。この場合、1つのソース・オブジェクトが両方の翻訳オブジ
ェクトにリンクされている。
【0051】 リンクは、オブジェクト間でのコピー操作を表すものとは対照的にオブジェク
トの翻訳を表すことができる。さらに、リンクは、元のオブジェクト、ソース・
オブジェクト、およびターゲット・オブジェクトの間以外の構成においてオブジ
ェクトを結合することができる。例えば、リンクは、管理者によってレビューさ
れることが意図されているか、あるいは特定の言語での、あるいは特定の領域に
対する異なるバージョンに翻訳されることが意図されているオブジェクトのコピ
ーに対して元のオブジェクトを接続することができる。リンクはオブジェクト指
向プログラミング言語の本来の継承機構、あるいは異なる継承機構のいずれかを
使用することによって、他のリンクからプロパティを継承することができる。
【0052】 また、リンクはコンテンツの選択的なプッシュおよびプルもサポートすること
ができる。特定のウェブ・サイトを担当しているサイト・マネージャは、そのサ
イトを変更するための選択的な権限を必要とする可能性がある。例えば、ドイツ
語のサイトのサイト・マネージャがドイツ語のコンテンツを管理していると仮定
する。効果的なリンケージ・システムは、対応している米国サイトの管理者を巻
き込むことなしにドイツのサイトにおいてターミネートするリンケージを必要と
する可能性がある。例えば、ドイツのサイト・マネージャは、プレス・リリース
・セクションを生成することができ、その中でハイパーリンクが米国サイトにお
けるプレス・リリースをポイントし、特定のワークフローが実施される。代わり
に、ドイツのサイト・マネージャは米国サイトからのソフト(「点線」)のリン
ケージを使用して、米国サイト上の特定の題材から緩やかに適応されている題材
をドイツのサイトにおいてセットアップすることができる。
【0053】 さらに、ドイツのサイト・マネージャは、米国のサイトにおいて何かが変化し
たとき、あるいは米国のサイト・マネージャの気紛れで何かが変化したときにド
イツのサイトのコンテンツが更新されることを望まない場合がある。代わりに、
ドイツのサイト・マネージャは、そのドイツのサイトにリンクされている場所か
らコンテンツを選択的に引き出すことを選定することができる。例えば、ドイツ
のサイト・マネージャは、米国のサイトのディレクトリ「press」の下にあ
るすべてを引き出すことを選定することができ、それによってドイツのサイトに
あるすべてをそのコンテンツで更新することができる。1つの特定の例として、
ウェブ・サイトのコンテンツ領域「US/press」が「Germany/p
ress」および「France/press」にリンクされていると仮定する
。ドイツのサイト・マネージャが「プル」の操作を実行した場合、「Germa
n/press」が更新されるが、「France/press」には何も起こ
らない。しかし、米国のサイト・マネージャが「push」操作を実行した場合
、ドイツおよびフランスのサイトが両方とも更新されることになる。プルおよび
プッシュの両方をグラフィカル・ユーザ・インターフェースから、あるいはトリ
ガ、クロン(cron)ジョブ、または等価な機構を使用して自動的に実行する
ことができる。
【0054】 さらにもう1つの実施形態においては、任意の特性を備えているデータ記憶に
対してインターフェースする抽象レイヤのトップにおいてリンクを実行すること
ができる。例えば、リンケージは文字列を含んでいる所有者専用のテキスト・フ
ァイル、ファイル・システムと同様にデータベースのトップにおいて働かせるこ
とができる。これはリンケージ・ファイル・システムの抽象レイヤ(「IFS」
または「イディオム・ファイル・システム」)を使用して実行することができる
。リンケージ・ファイル・システムの抽象レイヤは、底流にある任意のデータを
ipathすなわち、イディオム・パスの中にマップする。例えば、「file
system/a/b.html」は、ディレクトリaの中のb.htmlと呼
ばれるファイルを参照することができ、そして「database/peopl
e/15」は、テーブルpeopleの中のデータベースの行(row)を一次
キー15で参照することができる。アプリケーションは、すべてをIFSシステ
ムにリンクするコネクタを備えることができる。また、リンケージ・ファイル・
システムの抽象レイヤは、比較を実行するためのサポートを備えており、したが
って、いつ更新するかを知って、アプリケーションが、例えば、データベース・
テーブルに対して1つのファイルをリンクできるようにする。上記実施形態にお
いては、底流にあるデータ記憶の中のオブジェクトを識別するために管理識別子
は使用されない。
【0055】 図1Cは、本発明の1つの好適な実施形態が使用できる例示としてのコンテン
ツ管理システムを示すブロック図である。
【0056】 クライアント2はブラウザ4を実行し、そしてネットワーク6に結合されてい
る。クライアントはパーソナル・コンピュータ、ネットワーク・コンピュータ、
またはワークステーションなどの任意のネットワーク端局である。ブラウザ4は
例えば、ワールド・ワイド・ウェブおよびインターネットのネットワークのプロ
トコルおよびフォーマットを使用してページを受信して表示することができる1
つのアプリケーション・プログラムである。ブラウザ4として使用するのに適し
ている市販の製品の例としては、Netscape Navigator、Ne
tscape Communicator、Internet Explore
rなどがある。ネットワーク6は、ローカル・エリア・ネットワーク、広域ネッ
トワーク、またはインターネットとして知られているネットワーク間のパケット
交換型ネットワークであってよい。
【0057】 コンテンツ管理システム8(ここでは「ワークフロー管理システム」とも呼ば
れる)は、ネットワーク6に結合されていて、ネットワーク6上でブラウザ4と
通信することができる。コンテンツ管理システム8の一例は、Vignette
CorporationのStoryServerである。コンテンツ管理シ
ステム8は、テンプレート、レコード、およびファイルなどのコンテンツ・オブ
ジェクトが関連づけられているプロジェクトの形式でウェブ・サイトを格納する
データベース10に結合されている。プロジェクトの例はソース・ウェブ・サイ
ト101および翻訳されたウェブ・サイト110である。
【0058】 ワークフロー・モジュール200、翻訳モジュール100およびリンケージ・
モジュール300は、コンテンツ管理システム8およびデータベース10に結合
されている。1つの実施形態においては、モジュール100、200、300は
、コンテンツ管理システム8を拡張して補完し、実行可能なコードとしてプロジ
ェクト・テンプレートの中に実装されている。1つまたはそれ以上のリンケージ
・サポート・テーブル12が、リンケージ・モジュール300に結合されており
、データベース10の中に格納することができる。リンケージ・サポート・テー
ブル12は、リンケージ操作において使用するためにカスタマイズされているデ
ータベース・スキーマおよび不揮発性記憶装置を提供する。1つまたはそれ以上
のリンケージ・サポート機能14がリンケージ・モジュール300に結合されて
いる。リンケージ・サポート機能14は、1つまたはそれ以上のコンピュータ・
プログラム、サブルーチンまたはリンケージ・モジュール300の要素を実装す
るライブラリ関数である。
【0059】 ワークフロー・モジュール 「ワークフロー」は、コンテンツの生成と、1つまたはそれ以上のウェブ・サ
イトのコンテンツ・オブジェクトの最終の立上げとの間に必要なすべてのステッ
プが順序立てて実行され、一方最終結果が望ましいことを確保するための方法に
ついては柔軟性を許容することを確保するためのシステマティックなプロセスで
ある。この実施形態においては、ワークフローは、順序立てて実行されることが
要求されるタスクのシーケンスを含む。一般に、多くのそのようなシーケンスは
、同時に各コンテンツ・アイテムごとに1つで、並行して進行する。
【0060】 各コンテンツ・アイテムには、ワークフロー情報が関連づけられている。この
実施形態においては、ワークフロー情報(「ワークフロー」によって示されてい
る)は、1つのコンテンツ・アイテムについて実行される一連の線形のタスクで
ある。分岐するワークフロー・パス(「ブランチ」)はない。任意の一時点にお
いて1つのタスクだけが1つのコンテンツ・アイテムに対して開かれている。1
つの実施形態においては、ワークフロー・シーケンスの中を逆方向に移動するた
めの機構はない。関連オプションは、そのアイテムに対するワークフローをリセ
ットすることだけであり、それはそのワークフロー・プロセスを最初から開始す
る。代わりに、好適な実施形態においては、ユーザはワークフローの途中で、そ
のワークフローを変更することができる。例えば、1つのタスクを完了すると、
ユーザはそのアイテムを直接に次のステップに送らないことを選んでもよいが、
代わりにそれを追加のレビューのために前のステップへ逆に送ることができる。
【0061】 この実施形態においては、各タスクはユーザ・タスクまたはプログラム・タス
クのいずれかである。ユーザ・タスクは、1つまたはそれ以上のユーザまたはグ
ループに割り当てられている。プログラム・タスクは、ワークフロー・プロセス
の自動化された部分、例えば、HTMLの構文チエック・プログラムまたは開発
サーバからプロダクション・サーバに対してコンテンツをコピーするプログラム
である。一人のユーザだけが実際にユーザ・タスクを開始し、それが必要とする
アクションを実行することができる。1つのタスクに割り当てられている人が、
一度公式にそれを開始すると、他のユーザは、そのタスクを開始することはでき
ない(もちろん、他のユーザはそれについて非公式に作業することができる)。
【0062】 タスクが完了すると、そのタスクを完了した個人は、そのタスクが完了したこ
とをシステムに知らせる情報をコンテンツ管理システム8の中に入力する。それ
に応答して、次のワークフロー・タスクが開始され、それはプログラム・タスク
である場合はプログラムを実行するか、あるいはユーザ・タスクである場合はユ
ーザまたはグループにそのタスクを割り当てることのいずれかによって開始され
る。好適には、タスクの「開始」およびタスクの「終了」などのアクションは、
そのタスクを容易化するウェブ・インターフェースにリンクされている。これは
ワークフロー・プロセスを簡素化し、タスクを完了するのに使用するための単独
のインターフェースを提供する。
【0063】 ユーザはタスクに関係しているデータベース10の中に格納されているコメン
トの形式でタスクに対する注意書きを追加することができる。好適には、コメン
トはウェブ・ベースのワークフロー・インターフェースのDetails(詳細
)ダイヤログ、User Task List(ユーザ・タスク・リスト)およ
びFinish Task(タスク終了)の画面の中で編集することができる。
【0064】 翻訳モジュール 翻訳者および検証者は、両方ともウェブ・ベースの翻訳インターフェース(“
Translation Workbench”「翻訳ワークベンチ」)を使用
する。翻訳タスクおよび検証タスクは、それらが開始されたとき、例えば、それ
らが割り当てられているユーザがStart link(リンクの開始)を選択
したときに「翻訳ワークベンチ」を自動的に立ち上げる。
【0065】 また、翻訳モジュールは、翻訳中の、あるいはローカライズ中のコンテンツを
扱うためにデータベース10を使用する関数のライブラリも含む。どれかの翻訳
タスクが開始すると、そのタスクはユーザを翻訳インターフェースに移動させ、
関連のオブジェクトのコンテンツをそれにロードする。そのオブジェクトがソー
スおよびターゲットの言語文字の符号化を含むように変更されていなかった場合
、翻訳インターフェースはエラーを発生する。そのオブジェクトはテキスト・ブ
ロック、HTMLブロックおよび、その翻訳モジュールによって見られるドキュ
メントのソースの中には見えないブロックに分解される。これらの抽出されたフ
レーズが翻訳インターフェースを通じて翻訳のために翻訳者に示される。
【0066】 リンケージ・モジュールおよびリンク 一般 リンクは、1つのオブジェクト(マスタ・オブジェクト)から同じタイプの第
2のオブジェクト(スレーブ・オブジェクト)に対して方向付けられた関係であ
り、さらに「リンク・タイプ」の値、「リンク詳細ID」の値、および「ラベル
」の値を含んでいる。ラベルの値は識別および選択の目的のために使用すること
ができる文字列である。2つのリンク・タイプ値は「コピー」または「翻訳」を
含む。ただし、他のリンク・タイプも使用することができる。コピー・リンクは
、2つのオブジェクト間の関係を記述し、その場合、すべてのコンテンツおよび
オブジェクト属性がある種の例外を伴って正確に再生される。その例外としては
、オブジェクト名、パス、データベース・コンテンツに対する一次キーなどがあ
る。ほとんどの目的に対して、スレーブはオブジェクトのコピー・リンク型のペ
アにおけるマスタの正確なコピーであると考えることができる。翻訳リンクは2
つのオブジェクト間の関係を記述し、その場合、ある種の属性がコピーされ、一
方、他の属性が翻訳のワークフローまたはある種の他のワークフローを通じて変
更される。種々の翻訳リンクがあり得る。例えば、翻訳ワークフローまたは翻訳
リンクに関連づけられている他のワークフローを一意のフレーズ、例えば、「日
本語、法律、隔月の」、または「スペイン語のニュース記事」などによって記述
することができる。翻訳リンクの場合にのみ使用されるリンクの詳細IDの値は
、特定の種類の翻訳リンクを識別する整数である。
【0067】 プロト・リンケージは2つのオブジェクト、すなわち、マスタ・プロジェクト
とスレーブ・プロジェクトとの間の関係であり、それはスレーブ・オブジェクト
およびオブジェクト・リンクがマスタ・プロジェクトの中のアイテムに対して自
動的に生成される方法を記述する。オブジェクト・リンクの場合と同様に、プロ
ジェクト・リンクは「コピー」または「翻訳」のタイプがあり得る。プロト・リ
ンケージは自動化されたワークフローが発生するために必要なスレーブ・アイテ
ムおよびリンクされたワークフロー・シーケンスの生成を自動化する。
【0068】 図2Aにおいて、下向きの各リンクは、マスタ・オブジェクト(元のオブジェ
クトまたはソース・オブジェクト)をスレーブ・オブジェクト(ソース・オブジ
ェクトまたは翻訳オブジェクト)に関連づける。スレーブ・オブジェクトはそれ
ぞれのマスタ・オブジェクトに対する変更に従って変化する。元のオブジェクト
からソース・オブジェクトへのリンクはコピー・リンクであり、したがって、コ
ピー・リンクが更新されるとき、マスタ・オブジェクトがスレーブ・オブジェク
トの現在のコピーに対してコピーされ、上書きされる。ソース・オブジェクトか
ら翻訳オブジェクトへのリンクは翻訳リンクである。翻訳リンクが更新されると
き、タスクが生成され、スレーブ・オブジェクトのワークフローに対して付加さ
れる。概念的には、これらのタスクはスレーブ・オブジェクトがマスタ・オブジ
ェクトの変化したコンテンツに応答するように更新される方法を記述する。
【0069】 各コンテンツ・オブジェクトは、オブジェクトIDおよび管理IDと呼ばれる
2つの識別子の値を有している。さらに、テンプレートおよびレコードは、それ
ぞれデータベース・キーによって識別され、そのキーはテンプレート・テーブル
においては一次キーとして定義され、あるいはレコードを含んでいるテーブルの
中で一次キーとして定義されている。テンプレートおよびファイルもそれらが公
開されているウェブ・サイトのパスによって識別することができる。しかし、コ
ンテンツ・オブジェクト当たりに複数個の、あるいはゼロ個のパスがあり得る。
代わりに、単独のアセット識別子を使用してコンテンツ・オブジェクトを識別す
ることができる。
【0070】 図2Bは、マスタ・オブジェクトおよびスレーブ・オブジェクトに関連してコ
ピー・リンクおよび翻訳リンクを示すブロック図である。
【0071】 リンケージの目的のために、リンケージの中に含まれるコンテンツ・アイテム
は3つのタイプのオブジェクト、すなわち、元のオブジェクト、ソース・オブジ
ェクト、およびターゲット・オブジェクトに分類される。1つの実施形態におい
ては、元のオブジェクト111は、コピー・リンクによってソース・オブジェク
ト130にリンクされ、ソース・オブジェクト130は翻訳リンクによって第1
のターゲット・オブジェクト132Aに接続されている。第2のコピー・リンク
は第1のターゲット・オブジェクト132Aをターゲット・オブジェクト132
Bに接続する。代わりに、第2のコピー・リンクおよびターゲット・オブジェク
ト132Bは省略される。元のオブジェクトは、元のサイトをそのネイティブの
言語および場所(普通は、英語であるが、必ずしもその必要はない)において元
のサイトを含み、コピー・リンクのマスタ・オブジェクトとしてのみ働く。ソー
ス・オブジェクトは元のオブジェクトのほとんど正確な複製である。それらは常
にコピー・リンクにおいてスレーブ・オブジェクトであり、翻訳リンクにおいて
は常にマスタ・オブジェクトである。これらのオブジェクトは、元のコンテンツ
・アイテムとターゲット・オブジェクトとの間のバッファとして働く。ターゲッ
ト・オブジェクトは、ソース・オブジェクトの翻訳である。コピー・リンクの第
2階層においてターゲット・オブジェクトが元のオブジェクトであることが可能
である。
【0072】 リンクの不可欠な機能は、オブジェクトの更新を伝播させることである。リン
クを更新することはスレーブ・オブジェクトをマスタ・オブジェクトにおける変
化に追随させる操作を呼び出す。詳細には、コピー・リンクが更新されるとき、
マスタ・オブジェクトがスレーブ・オブジェクトに対して比較される。マスタ・
オブジェクトがスレーブ・オブジェクトと異なっている場合、そのスレーブ・オ
ブジェクトはマスタ・オブジェクトからの情報で上書きされる。代わりに、言語
固有のコンテンツを含んでいるスレーブ・オブジェクトの部分だけは、マスタ・
オブジェクトの対応している部分で上書きされる。さらに、スレーブ・オブジェ
クト自身のリンク(すなわち、現在のリンクのスレーブがマスタである他の任意
のリンク)が再帰的に更新される。
【0073】 そのリンクが翻訳リンクである場合、ある種のワークフロー・ステップがコン
テンツ管理システムの中でそのスレーブ・オブジェクトのワークフローに付加さ
れる。付加されるワークフロー・ステップは、そのリンクのリンク詳細IDの値
によって変わる。1つの実施形態においては、リンクの更新はスレーブ・オブジ
ェクト上に新しいワークフロー・タスクを生成しているとき、その期日をインテ
リジェントに設定する。さらに、マスタ・オブジェクトおよびスレーブ・オブジ
ェクトの言語および文字符号化がデータベースの中に格納される。リンクのリン
ク詳細IDの値は、マスタ・オブジェクトが変化するときにスレーブ・オブジェ
クトが更新される方法を規定する。
【0074】 リンクを定義している情報は、データベースの中のリンケージ・テーブルの中
に格納される。詳細には、翻訳リンクを定義している情報は、翻訳リンク・テー
ブル(Translate Link Table)およびワークフロー・シー
ケンス・テーブル(Workflow Sequence Table)の中に
格納されている。さらに、リンケージ・モジュール300によって管理されてい
る他のデータベース・テーブルは「言語」カラムを含む。リンケージ・テーブル
の中の各翻訳リンクは翻訳リンク・テーブルの中の1つの行をインデックスし、
それは翻訳のためのソース言語、ソース文字符号化、ターゲット言語およびター
ゲット文字符号化を規定する。順に、翻訳リンク・テーブルの中の各行は、ワー
クフロー・シーケンス・テーブルをインデックスし、それはスレーブ・オブジェ
クトをマスタ・オブジェクトに追随させるための翻訳または他のローカライゼー
ションを行うために実行される必要があるワークフロー・ステップを規定する。
【0075】 各スレーブ・オブジェクトは単独のマスタ・オブジェクトを有しているが、マ
スタ・オブジェクトは複数のスレーブ・オブジェクトを持つことができる。好適
には、リンクはループを形成しない。オブジェクトo0,o1,o2,...,on のシーケンスにおいて、o0=onであって、o1がすべてのiに対してoi+1のマ
スタであることは禁止されている。
【0076】 オブジェクトが削除されるとき、そのオブジェクトを含んでいるすべてのリン
クが自動的に削除される。
【0077】 プロト・リンク 対応しているマスタとして新しく生成されたオブジェクトまたは既存のオブジ
ェクトを使用して自動的に新しいスレーブ・オブジェクトおよびリンクを生成す
るために、オブジェクト間の高レベルの関係がプロト・リンクによって定義され
る。プロト・リンクのマスタであるプロジェクトの中の既存のオブジェクトまた
は生成されたすべてのオブジェクトは、そのプロト・リンクのリンケージを継承
する。プロト・リンクは1つのプロジェクト(マスタ・プロジェクト)から別の
プロジェクト(スレーブ・プロジェクト)への方向付けられた関係である。各プ
ロト・リンクは特定のスレーブ・オブジェクトを生成する方法を定義する文字列
の値以外に、リンク・タイプの値、リンク詳細IDの値およびラベルの値をさら
に含む。1つのオブジェクトがマスタ・オブジェクトの中で生成されると、プロ
ト・リンクはリンケージ・モジュールに、スレーブ・プロジェクトの中の対応し
ているオブジェクトを生成させ、2つのオブジェクト間の対応しているリンクを
生成させる。結果のリンクは、他の任意のリンクと同様に操作することができる
。プロジェクトが削除されるとき、そのプロジェクトに関与しているすべてのプ
ロト・リンクが自動的に削除される。オブジェクト間でオブジェクトまたはプロ
ジェクトを動かすことはそれらが含まれているリンクまたはプロト・リンクには
影響しない。
【0078】 この好適な実施形態においては、プロト・リンクに関連する情報は、プロト・
リンクのデータベース・テーブルの中に格納される。図5Cは、行520A、5
20B、520Cを含んでいるプロト・リンク・テーブル520の1つの実施形
態の図である。各行はマスタ・プロジェクトIDのカラム522A、スレーブ・
オブジェクトIDのカラム522B、プロト・リンク・ラベルのカラム522C
、プロト・リンク・タイプのカラム522D、プロト・リンクのカラム522E
、およびプロト・リンク詳細のカラム522Fを含む。
【0079】 マスタ・プロジェクトIDのカラム522Aおよびスレーブ・プロジェクトの
カラムID522Bの値はリンクされるプロジェクトに対応している管理識別子
の値である。オブジェクト・リンクと同様に、プロト・リンクは「コピー」また
は「翻訳」のいずれかのプロト・リンク・タイプ値を持つことができる。「翻訳
」のプロト・リンクは、プロト・リンク詳細に対する非ヌル値を有し、それはオ
ブジェクト・リンクを生成するために使用される。プロト・リンク・ラベルの値
は、マスタ・オブジェクトのスレーブをそれらが生成される際に命名するのに使
用される非ヌル文字列である。プロト・リンク文字列の値は、スレーブ・オブジ
ェクトを生成するときに呼び出す必要のあるコードに関する情報を含む任意の文
字列である。
【0080】 図4Dは、プロト・リンクを生成して使用するプロセスの流れ図である。ブロ
ック432において、プロジェクト間の1つまたはそれ以上のプロト・リンクが
生成される。各プロト・リンクには2つの機能がある。ブロック434によって
示されているように、新しく生成されたプロト・リンクは、その新しく生成され
たプロト・リンクのスレーブ・プロジェクトおよび新しく生成されたプロト・リ
ンクのマスタ・プロジェクトの中の既存のオブジェクトと、その新しく生成され
たプロト・リンクのスレーブ・オブジェクトの中に新しく生成されたオブジェク
トとの間のオブジェクト・リンクにおいて新しいオブジェクトをさかのぼって生
成する。例えば、プロジェクトFooがコンテンツ・アイテムfoo1、foo
2などを有していると仮定する。ユーザはプロジェクトFooと、Foo‐JP
と呼ばれる別のプロジェクトとの間に1つのプロト・リンクを生成する。プロト
・リンクを生成するとき、Fooの中のすべてのマスタ・オブジェクトがFoo
‐JPの中に新しく生成されたスレーブ・オブジェクトにリンクされる。しかし
、他のプロト・リンクは新しいスレーブ・オブジェクトを生成するためには使用
されない。
【0081】 ブロック436において、プロト・リンクが生成された後、そのプロト・リン
クが存在している間、そのプロト・リンクのマスタ・プロジェクトの中の1つの
オブジェクトとして生成されるすべての新しいコンテンツ・アイテムに対して、
スレーブ・オブジェクトおよびオブジェクト・リンクが自動的に生成される。し
たがって、第2の機能はプロジェクトの中に生成されるオブジェクトに対してス
レーブ・オブジェクトおよびオブジェクト・リンクを自動的に生成し、1つまた
はそれ以上のプロト・リンクが、そのプロジェクトをそれぞれのマスタ・プロジ
ェクトとして規定するようにすることである。これを行うために、1つの関数(
Notice Linkage関数)がシステムの中の新しいコンテンツ・アイ
テム、例えば、Seen Masters(調査済みのマスタ)テーブルの中に
は識別されないコンテンツ・アイテムを探すために呼び出される。新しいコンテ
ンツ・アイテムがこの関数によって見つかると、プロト・リンケージ・テーブル
が参照され、新しいオブジェクトおよびリンクがマスタ・プロジェクトからのプ
ロト・リンクを伴ってすべてのスレーブ・プロジェクトの中に生成される。管理
タスクが実行されるたびに、Notice Linkage関数が、その管理タ
スクが開始される前に直ちに実行される。管理タスクの例としては、プロト・リ
ンクの生成、リンケージ・モジュールGUIへのアクセス、またはワークフロー
・タスクの起動などがある。以下にさらに詳しく記述されるNotice Li
nkage関数は適切に生成されたスレーブ・オブジェクトを伴うリンケージ・
モジュールの正確な状態を提供するための1つの方法である。
【0082】 上記例においては、マスタ・プロジェクトは、他のプロジェクトに対する既存
のリンクまたはプロト・リンクを備えている可能性があるか、あるいは備えてい
ない可能性がある既存のオブジェクトを含んでいる。ここでユーザがマスタ・プ
ロジェクトの中に追加のオブジェクトを生成すると想像する。Notice L
inkageタスクは、その新しいオブジェクトがSeen Mastersテ
ーブルの中にはないことを知り、新しいオブジェクトおよびオブジェクト・リン
クをそのマスタ・プロジェクトからのプロト・リンクを備えているすべてのスレ
ーブ・プロジェクトに追加する。次に、ユーザがFooからFoo‐JPに対す
る新しいプロト・リンクを生成すると仮定する。その時、スレーブ・オブジェク
トおよびオブジェクト・リンクが、Fooの中のすべてのオブジェクトに対して
Foo‐JPの中に生成される。それらはここでは、Seen Masters
テーブルの中にある。しかし、他のプロト・リンクされたオブジェクトに対して
はオブジェクトまたはリンクの生成は行われない。
【0083】 スレーブ・オブジェクトはプロト・リンクの前に生成され、それらは通知され
、次に既存のマスタとしてスレーブ・プロジェクトの中にさかのぼって生成され
る。新しいマスタ・オブジェクトの前にプロト・リンクが生成された場合、管理
タスクが実行されるときに呼び出されるNotice Linkage関数は、
すべてのプロト・リンクされたプロジェクトに対する新しいマスタ・オブジェク
トに対するスレーブ・オブジェクトおよびリンクを通知する。
【0084】 プロト・リンクを生成するとき、マスタ・プロジェクトの中のすべてのコンテ
ンツ・アイテムに対するデフォルトのワークフローはユーザ“idiom”に対
するタスク“create links”および、ユーザ“idiom”に対す
るタスク“request translation(翻訳を要求する)”を含
む必要がある。1つまたはそれ以上のコピー・リンクのマスタとしてサービスす
る元のプロジェクトに対して、両方のタスクがその順序で必要である。1つまた
はそれ以上の翻訳リンクのマスタおよびコピー・リンクのスレーブとしてのソー
ス・プロジェクトに対しては“create links”だけが必要である。
これらのプロジェクトに対するワークフローの先頭において“create l
inks”を追加することによって、以下にさらに説明されるNotice L
inkage関数がそのプロジェクトの中のアイテムについて呼び出され、新し
いコンテンツ・アイテムがマスタ・プロジェクトの中で生成されるときにスレー
ブの生成およびオブジェクト・リンクの生成が自動的に発生するようにすること
ができる。
【0085】 リンケージ・テーブル リンケージは、コンテンツの更新が発生するときはいつでも呼び出される。コ
ンテンツ管理システムを使用して翻訳を実行するための要求は、リンケージ・プ
ロセスを呼び出す。擬似ユーザが確立され、リンケージを実行するワークフロー
・ステップがその擬似ユーザに割り当てられる。
【0086】 図5Eは、テーブル・スキーマの図である。一般に、リンケージ・テーブル5
30は、リンクを記述し、リンケージ・テーブル530の中で記述されているリ
ンクのタイプに従ってヌル値または翻訳リンク・テーブル500に関連する。翻
訳リンク・テーブル500は、ワークフロー・シーケンス・テーブル510にリ
ンクされている。プロト・リンク・テーブル540は翻訳リンク・テーブル50
0にリンクされている。上記テーブルのリンケージの詳細が以下にさらに説明さ
れる。
【0087】 図5Dは、リンケージ・テーブルの1つの実施形態の構造の図である。リンケ
ージ・テーブル530は、各リンクを行532A、532B、532Nなどのテ
ーブルの行として格納する。各行はマスタIDのカラム534A、スレーブID
のカラム534B、ラベルのカラム534C、リンク・タイプのカラム534D
、リンク詳細のカラム534E、およびダーティのカラム534Fを含む。リン
ク・タイプのカラム534は、“copy”または“translate”の値
を格納する。リンク詳細のカラム534Eは、そのリンクに関する追加の情報を
含んでいる、本ドキュメントの中でさらに記述される二次の、タイプ当たりのテ
ーブルへのキーである。翻訳リンクの場合、二次のテーブルは翻訳リンク・テー
ブルであり、コピー・リンクの場合、リンク詳細のカラムの値はヌルである。
【0088】 1つの実施形態においては、ラベルのカラム534Cに対する値は、ここでさ
らに説明されるプロト・リンク・テーブルから得られる。この機構が使用される
のは、ラベルが翻訳のための言語として最も可能性が高い、すなわち、‘jp’
または‘pl’であり、翻訳プロジェクトにおけるオブジェクトに対する論理名
を提供するために主として存在するからである。
【0089】 図5Aは、翻訳リンク・テーブルの1つの実施形態の構造の図である。翻訳リ
ンク・テーブルにはマスタ・オブジェクトが翻訳リンクの中のスレーブ・オブジ
ェクトに翻訳されるか、あるいはローカライズされる方法を記述している行エン
トリがある。そのテーブルはコピー・リンクには影響しない。翻訳リンク・テー
ブル500の502A、502B、502Cなどの各行は1種類の翻訳リンクの
詳細を格納する。翻訳リンク・テーブル500はリンク詳細IDのカラム504
Aと、ソース言語のカラム504Bと、ソース符号化のカラム504Cと、ター
ゲット言語のカラム504Dと、ターゲットの符号化のカラム504Eと、ワー
クフロー・シーケンスIDのカラム504Fとを含む。ワークフロー・シーケン
スIDのカラム504Fの値はワークフロー・シーケンス・テーブルへのインデ
ックスであり、このテーブルは、特定の種類の翻訳リンクに対して取られるワー
クフロー・ステップを規定する。
【0090】 リンク詳細IDのカラム504Aは、テーブルの一次キーとして働く値および
リンケージ・テーブルからこのテーブルへの迅速なインデックスとして使用する
ことができる値を格納する。ソース言語のカラム504Bは、ソース・オブジェ
クトの言語に対する2文字または3文字の略号(例えば、英語の場合は“en”
など)を格納する。ソース符号化のカラム504Cは、ソース言語の文字符号化
を示す値を格納する。例えば、整数値1252は、Windows(登録商標)
‐1252の文字符号化を示すことができる、などである。ターゲット言語のカ
ラム504Dは、翻訳されるオブジェクトの言語に対する2文字または3文字の
略号(例えば、日本語の場合はjpなど)を格納する。ターゲット符号化のカラ
ム504Eはターゲット言語の文字符号化を格納する。例えば、932はシフト
JISの文字符号化を示すことができる、などである。コメントのフィールドは
、そのテーブルの中のエントリに関連する翻訳またはローカライゼーションおよ
びワークフローの種類の記述するためにユーザ・インターフェースにおいて使用
される文字列を含むことができる。
【0091】 翻訳リンク・テーブルの値の例 1 en 1252 jp 65001 2 日本語への翻訳 2 en 1252 jp 65001 5 日本語(ホッパー)への翻訳 * * * 777 en 1252 de 1252 4 ドイツ語への翻訳
【0092】 図5Bは、ワークフロー・シーケンス・テーブルの1つの実施形態の構造の図
である。行エントリは、ゼロ個またはそれ以上の翻訳リンク・タイプに対するス
テップのワークフロー・シーケンスを記述する。ステップのシーケンスは、行5
12A、512B、512Cなどがあるワークフロー・シーケンス・テーブル5
10の中で規定されている。各行にはWorkflowSeqID(ワークフロ
ー・シーケンスID)のカラム514A、シーケンス番号のカラム514B、N
ame(名前)のカラム514C、Who(人)のカラム514E、およびWh
at(何)のカラム514Eがある。WorkflowSeqIDのカラム51
4Aは、翻訳リンク・テーブルを使用して参照するためのワークフロー・シーケ
ンス識別子の値を格納する。シーケンス番号のカラム514Bは、それが参照さ
れる翻訳またはローカライゼーションに対する、このワークフローに対するシー
ケンスの中のステップ番号を示す値を格納する。
【0093】 名前のカラム514Cは、特定のワークフロー・タスクの名前の値を格納する
。Whoのカラム514Eは、その組織の中のどの人がその識別されたタスクを
実行するかを示す値を格納する。Whatのカラム514Eは、そのタスクにつ
いてのオプションの記述、例えば、Whoの中で識別された個人に対して提供さ
れる命令を格納する。1つの実施形態においては、Whoのカラム514EはP
eopleタスクの自然人を識別する。代わりに、Whoのカラム514Eは、
プログラム・タスクを識別する。翻訳者およびワークフローの検証者は、存在す
る場合はそれぞれ“translate(翻訳)”および“validate(
検証)”と名付けられたワークフロー・ステップのWhoである。
【0094】 一例として、ワークフロー・シーケンス・テーブルは次のものを格納すること
ができる。 1 1 翻訳 シャンカル <NULL> 2 1 翻訳 シンジ <NULL> 2 2 検証 ヒロキ <NULL> 3 1 翻訳 ラスロス <NULL> 4 1 翻訳 セサ <NULL> 4 2 検証 スリニー <NULL> 5 1 翻訳 HopTransGroup ホッパーのコンテンツを翻訳する 5 2 検証 アキラ ホッパーのコンテンツを検証する
【0095】 リンク更新および翻訳の操作がデータベース・テーブルの中のレコード・オブ
ジェクトに対して発生すると、そのテーブルの中のレコードの異なるカラムは異
なるように処理される。スレーブ・オブジェクトがCreate Slave(
スレーブの生成)関数によって自動的に生成されると、ここでさらに説明される
ように、そのテーブルの中のレコードの異なるカラムも異なるように処理される
。いくつかのカラム、例えば、一次キーの値および言語カラムの値は、リンクの
更新および翻訳の操作によっては変更されない。Create Slave関数
は、コンテンツ管理システムの中のGET_NEXT_ID(次のIDを得る)
関数を呼び出すことによって、新しく生成されたスレーブ・レコードの中のこれ
らのカラムのいくつかを初期化することができる。Create Slave関
数は、翻訳リンク・テーブルの中で規定されているターゲット言語を使用して、
新しく生成されたスレーブ・レコードの中のこれらのカラムのいくつかを初期化
することができる。いくつかのカラム、例えば、商取引において使用されるオブ
ジェクトの中の製品のカタログ番号および価格は、リンク更新、翻訳の操作およ
びCreate Slave関数によって逐語的にコピーされる。いくつかのカ
ラムはリンク更新およびCreate Slave関数によってコピーされるが
、翻訳操作によって翻訳される。他の変換を使用することもできる。1つの実施
形態においては、レコードを処理するコードがそのような変換を実行する。
【0096】 これらの可能性を実現するために、データ構成テーブルがリンケージに関与し
ているレコードを含んでいる各テーブルの中の各カラムに対する1つの行を含み
、LocalizationMethod(ローカライゼーション方法)と呼ば
れるカラムを有している。LocalizationMethodのカラムの値
は、リンク更新、翻訳の操作およびCreate Slave関数によってリン
ケージに関与している、上記3つのケースの中から選択されたレコードを含んで
いる各テーブルの中の各カラムに対してどのタイプの変換が適用されるかを示す
。リンケージ更新のプロセスは、レコード上のコピー・リンクを更新していると
き、LocalizationMethodのカラムの中に格納されている値を
呼び出す。1つの実施形態においては、各カラムに対してLocalizati
onMethodの値が1または2である場合、リンケージ更新プロセスは、そ
のカラムの値を逐語的にマスタ・オブジェクトからスレーブ・オブジェクトへコ
ピーする。LocalizationMethodの値が3または4である場合
、そのカラムは無視され、リンケージ更新プロセスによっては変更されない。
【0097】 翻訳プロセスは翻訳のユーザ・インターフェースを提示しているとき、および
翻訳を保存しているときにLocalizationMethodのカラムの中
に格納されている値を検索する。LocalizationMethodの値が
2であるカラムは、翻訳者に提示され、翻訳者によって入力されたテキストがタ
ーゲット・レコードの中に保存される。LocalizationMethod
の値が1であるカラムは翻訳者には提示されないが、翻訳が保存されるとすぐに
スレーブ・レコードの中に逐語的にコピーされる。他のカラム、例えば、Loc
alizationMethodの値が3または4のカラムは無視され、翻訳プ
ロセスによっては変更されない。
【0098】 Create Slave関数は、既存のマスタ・オブジェクトに基づいて新
しいスレーブ・オブジェクトを生成しているときに、Localization
Methodのカラムの中に格納される値を呼び出す。1つの実施形態において
は、各カラムに対してLocalizationMethodの値が1または2
の場合、Create Slave関数はそのカラムの値を逐語的にマスタ・オ
ブジェクトからスレーブ・オブジェクトへコピーする。Localizatio
nMethodの値が3である場合、Create Slave関数はコンテン
ツ管理システムの中にあるGET_NEXT_ID関数を呼び出すことによって
そのカラムの値を初期化する。LocalizationMethodの値が4
である場合、Create Slave関数は翻訳リンク・テーブルの中に指定
されているターゲット言語を使用して、そのカラムの値を初期化する。
【0099】 Seen Masters(調査済みのマスタ) 1つの実施形態においては、Notice Linkage関数によって処理
されたコンテンツ・アイテムの履歴がNotice Linkage関数によっ
て、コンテンツ・アイテムを生成および更新するために参照のために使用される
。好適には、その履歴はNotice Linkage関数によって処理された
オブジェクトの識別子を格納するSeen Mastersのデータベース・テ
ーブルの中に生成されて格納される。Seen Mastersテーブルは、N
otice Linkage関数によって使用される。
【0100】 サポート関数ライブラリ 1つの実施形態においては、リンケージ・モジュール300は、複数のリンケ
ージ・サポート機能に結合されているか、あるいは統合化されている。好適には
、リンケージ・サポート機能14は、ユーザ・レベル関数のライブラリの形式で
実装されている。リンケージ・サポート機能14は、ウェブ・サイトの現在のペ
ージの言語を検出することができるインライン・コードを含み、そのページの受
信者に対して文字符号化を指定するために適切なHTTP‐EQUIVコマンド
を挿入する。言語検出コードは、その発見を覚えており、この情報をそのライブ
ラリ・ルーチンの中で使用する。これはそのページの中で後でパラメータを追加
しての関数呼出しの混乱を回避する。
【0101】 コンテンツIDによって、管理IDにおいて、アセットIDによって、パスに
よって、あるいはデータベース・キーによって他のコンテンツ・オブジェクトを
参照するテンプレートを容易化するために、Follow Links(リンク
をフォローする)関数が提供されている。Follow Links関数は、元
のコンテンツ・オブジェクトの識別している属性を受け取り、対応しているター
ゲット・コンテンツ・オブジェクトの同じ識別している属性を返し、それはこの
関数が指定されたタイプのリンクに従うことによって見つけようとする。
【0102】 リンケージ・サポート機能14はラッパー関数IDFOLLOWを含むことが
でき、それは関数FOLLOWのためのラッパーである。IDFOLLOWは、
1つのパラメータとしてソース・コンテンツ・オブジェクトに対するパス名を受
け取り、リンケージ・テーブルを使用してそのコンテンツのローカライズされた
バージョンに対するパス名を返す。スタティック・ファイル(例えば、GIFフ
ァイル)、テンプレート、およびコンポーネントに対するリンクを含めてすべて
のリンクがIDFOLLOWに対する呼出しの中に含まれている。よりきめ細か
い制御のために、代わりにFOLLOW関数を直接使用することができる。好適
には、相対的なパス参照は使用されず、フル・パス名が使用される。例えば、 <IMG SRC="image.gif">⇒<IMG SRC="[IDFOLLOW"/path1/path2/ image.gif"]"> <A HREF="file.asp">⇒<A HREF="[CURL[IDFOLLOW"/path/file"]]"> 他のサイトまたはサーバに対するリンクを不変のままにしておくことができる。
【0103】 1つの実施形態においては、この関数はその後にパス、テンプレートID、ま
たは管理IDが続き、同じものを返す。マスタおよび言語は名前付き、そして位
置によって決まる引数によって指定される。名前は“‐path”であり、それ
はテンプレートおよびファイルに対する仮想パスを識別する;“‐index”
は、テンプレートのパス(n番目の)を識別して返し、ゼロをデフォルトとする
;“‐templateid”はテンプレートの内部数値idを識別する(詳細
ボックスの中の“database key”);“‐mgmtid”は管理識
別子である;“‐lang”は言語を指定する。
【0104】 名前付き引数が取り除かれた後、‐path、‐templateid、およ
び‐mgmtidがどれも指定されていなかった場合、最初の残っている引数は
‐pathであり、第2の引数は‐langであり、そうでない場合は、最初の
ものが‐langである。これによって次の共通のケースに対してパスによって
2つの引数呼出しが可能である。ターゲットが見つからなかった場合はエラーが
発生する。
【0105】 また、リンケージ・サポート機能14は、一組のリンクを更新し、更新された
リンクの個数を返すUpdate Links(リンクを更新する)関数も含む
ことができる。更新されるリンクは、名前付き、および位置的な引数によって指
定することができる。名前付き引数の形式は“‐name value”であり
、ここで、valueはTclリストである。‐nameの複数のインスタンス
が、そのリストに連結する。名前は、“‐master”(マスタ・オブジェク
トのID)(Update Links関数が指定されたマスタについてのすべ
てのリンクを更新するように指示する);“‐slave”(スレーブIDを指
定する)(指定されたスレーブについてのすべてのリンクを更新するようUpd
ate Links関数に指示する);“‐project”(マスタ・プロジ
ェクトを指定する)(指定されたプロジェクトの中のマスタ・オブジェクトにつ
いてのすべてのリンクを更新するようUpdate Links関数に指示する
);“‐slave‐project”(スレーブ・プロジェクトを指示する)
(指定されたプロジェクトの中のスレーブ・オブジェクトについてのすべてのリ
ンクを更新するようUpdate Links関数に指示する);または“‐l
abel”(リンク・ラベルを示す)(指定されたラベル付きのすべてのリンク
を更新するようUpdate Links関数に指示する)を含むことができる
【0106】 動作において、Update Links関数は先ず最初に名前付き引数を取
り除く。次に、最初の残っている引数が‐masterリストに追加され、第2
の引数が‐slaveリストに追加される。これによって、共通のケースである
単独のマスタからのすべてのリンクを更新するケースおよび、単独のマスタ/ス
レーブ・リンクを更新するケースに対して1引き数または2引き数の呼出しを行
うことができる。そのリストは論理的に次のように組み合わされる。 (-master OR (-project AND-slave-project AND-label)) AND-slave
【0107】 返される値はリストを更新するために何かが行われる必要があるかどうかにか
かわらず、例えば、既に更新されたコピー・リンクの場合のように、見つかった
リンクの個数を反映する。それはUpdate Links関数に対する再帰的
な呼出し、例えば、それぞれのスレーブ上のリンクを更新するためのコピー・リ
ンクに対する呼出しの間に見つかったリンクまたは更新されたリンクの個数を反
映しない。
【0108】 1つの実施形態においては、Update Links関数は、4つの主要値
、すなわち、リンク・タイプ(それは“copy”または“translate
”のいずれかである);マスタ管理識別子(そのリンクのマスタであるリソース
を指定する);スレーブス管理識別子(そのリンクのスレーブであるリソースを
指定する);および詳細識別子(そのリンクに関する追加の詳細に対するハンド
ルであって、その解釈はリンクのタイプによって変わる)によってそれぞれ定義
されるリンクと結合して動作する。リンクはまた、文字列ラベルを持つことがで
きる。
【0109】 さらに、この好適な実施形態においては、各リンクは状態の値(「ダーティー
・ビット」)も有している。ダーティ・ビットは、セットまたはアンセットのい
ずれかである。ダーティ・ビットがセットされていた場合、それはそのリンクが
更新されるかどうかを判定するために使用される任意の他の基準にかかわらず、
そのリンクが更新される必要があることを示す。
【0110】 複数のリンクを単独のバッチ更新で更新することができる。更新するリンクの
組をいくつかの方法で指定することができる。1つはそのリンクのマスタ・リソ
ースを指定することによる方法である。もう1つはそのリンクのスレーブ・リソ
ースを指定することによる方法である。マスタおよびスレーブのリソースは、管
理識別子によって指定される。もう1つはそのリンクのマスタ・リソースが含ま
れているプロジェクトを指定することによる方法である。もう1つは、そのリン
クのスレーブ・リソースが含まれているプロジェクトを指定することによる方法
である。プロジェクトは管理識別子、オブジェクト識別子またはプロジェクト名
によって指定することができる。再帰的なオプションを選定することができる。
それは1つのプロジェクトの中にサブプロジェクトの中のリソースを含むといっ
たように再帰的である。さらにもう1つの方法は、そのリンクのラベルを指定す
ることによる方法である。
【0111】 これらの5つの指定方法のうちの1つまたはそれ以上が与えられた場合、各方
法から得られたリンクの集合の共通部分が使用される。更新されるリンクの集合
が決定されると、そのリンクは1つずつ更新される。
【0112】 リンクを更新するプロセスが以下に説明される。この場合においては、“st
op(停止)”は、このリンクの更新のプロセスを即時終了し、次のリンクへ継
続することを意味し、“ensure”Pは、Pが真でなかった場合に停止する
ことを意味する。
【0113】 リンク・タイプが“copy”であった場合、
【0114】 1. マスタおよびスレーブのリソースに対するハンドルをコンテンツ管理サ
ーバから取得する。
【0115】 2. 両方のリソースのタイプを調べ、それらが同じタイプのものであること
を確認する。認識されるタイプは“Template”、“Record”およ
び“File”である。リソースがこれら3つのタイプのうちの1つであること
を確認する。
【0116】 3. それらがTemplateであった場合、マスタ・リソースのコンテン
ツ(それは単独の文字列である)を取得する。 a. ダーティ・ビットがセットされていなかった場合、スレーブ・リソー
スのコンテンツを取得し、スレーブ・リソースがマスタ・リソースと同じであっ
た場合、停止する。 b. スレーブ・リソースのコンテンツをマスタ・リソースのコンテンツに
対して設定する。
【0117】 4. それらがレコードであった場合、マスタ・リソースのテーブル名を取得
し、そのテーブルに対するデータ構成テーブルのエントリを照合する。 a. そのエントリから、コピーまたは翻訳のカラムを表しているローカラ
イゼーションの方法1または2を有しているカラムを選択する。 b. データベースの中のマスタ・リソースを照合し、これらのカラムから
データを呼び出す。 c. ダーティ・ビットがセットされていなかった場合、スレーブ・リソー
スを照合し、その同じカラムからデータを呼び出し、すべてのデータがマスタの
データと同じであった場合、カラムごとに停止する。 d. スレーブ・リソースのこれらのカラムの中のデータをマスタ・リソー
スのデータにカラムごとに設定する。
【0118】 5. それらがファイルであった場合、マスタ・リソースのコンテンツ(それ
は単独の文字列である)を取得する。 a. ダーティ・ビットがセットされていなかった場合、スレーブ・リソー
スのコンテンツを取得し、スレーブ・リソースがマスタ・リソースと同じであっ
た場合、停止する。 b. スレーブ・リソースのコンテンツをマスタ・リソースのコンテンツに
設定する。 これでコピー・リンクの更新のプロセスが完了する。 リンク・タイプが“translate”であった場合、
【0119】 6. そのリンクの詳細識別子によって指定された翻訳リンケージ・テーブル
のエントリを照合する。
【0120】 7. ソース言語、ソース符号化、ターゲット言語、ターゲット符号化、およ
びワークフロー・シーケンス識別子をこのエントリから呼び出す。
【0121】 8. スレーブ・リソースのオブジェクト変数をソース言語、ソース符号化、
ターゲット言語、ターゲット符号化およびマスタ・リソース、管理識別子に設定
する。“Object variables(オブジェクト変数)”は、リソー
スをどのようにローカライズすべきかを記述しているメタデータである。それら
はそのリソースの管理識別子をキーとしたメタデータ・テーブル(それらが参照
するリソースを伴っていない)と呼ばれるデータ・テーブルの中に格納される。
【0122】 9. 上で得られたワークフロー・シーケンス識別子がヌルであった場合、停
止する。
【0123】 10. ワークフロー・シーケンス識別子をキーとして指定されたワークフロ
ー・シーケンス・テーブルの中のエントリを照合する。各エントリは1つのワー
クフロー・ステップであり、記述的な名前およびそれが割り当てられる人のユー
ザ名を含んでいて、ステップの順序がワークフロー・シーケンス・テーブルの中
に指定されている。
【0124】 11. スレーブ・リソースに対するハンドルをコンテンツ管理サーバから取
得する。
【0125】 12. ワークフロー・ステップを順に考慮する。各ステップに対して、その
記述名およびユーザ名から底流にあるワークフロー・システムによって理解され
るワークフローのステップのデータ構造を生成し、このデータ構造をスレーブ・
リソースのワークフロー・ステップのリストの終りに追加する。 これで翻訳リンクを更新するプロセスが完了する。
【0126】 リンケージ・サポート機能14は、Follow Link関数も含み、この
関数は1つのパラメータとしてマスタ言語の識別子を受け取り、与えられた言語
に対するローカライズされたコンテンツ・アイテムを返す。1つの実施形態にお
いては、Follow Link関数は、ターゲットが2つのリンク(そのうち
の第2のリンクが翻訳リンクである)を経由して到達されることを仮定する。タ
ーゲットが見つからなかった場合、エラーが発生する。
【0127】 リンケージ・サポート機能14は、Add Workflow to Con
tent(コンテンツに対してワークフローを追加する)関数も含み、この関数
はワークフロー・ステップのシーケンスをコンテンツ・アイテムに対して追加す
る。それはタスクのリストをパラメータとして受け取る。各タスクはユーザ・タ
スクに対する要素{Name Type What Who}、またはプログラ
ム・タスクに対する{Name Type What InvocationP
attern}のリストである。
【0128】 リンケージ・サポート機能14は、Create Proto Link(プ
ロト・リンクを生成する)関数も含むことができる。その引数は新しいプロト・
リンクに対するデータベースの中のテーブルの行を生成するために必要なデータ
である。その引数は、マスタ・プロジェクトIDの値、スレーブ・プロジェクト
IDの値、リンク・タイプの値、ラベルの値、および任意の文字列の値を含むこ
とが好ましい。プロジェクトIDの値は既存のプロジェクトを識別する。リンク
・タイプの値は正確に“copy”であるか、あるいは翻訳リンク・テーブルの
中の1つのレコードの一意のコメント・フィールドに等しい文字列である。ラベ
ルのフィールドはリンクのユーザ識別のために使用される文字列であり、任意文
字列の値はオブジェクト生成をカスタマイズするために使用することができる。
【0129】 Create Proto Link関数は、「マスタ・プロジェクトID」
の値、「スレーブ・プロジェクトID」の値、「プロト・リンク・タイプ」の値
、「ラベル」の値、および「任意の文字列」の値を1つの新しい行としてプロト
・リンク・テーブルの中に挿入する。プロト・リンクが既に存在していた場合、
エラーが発生する。Create Proto Link関数は、リンケージ・
モジュールのユーザ・インターフェースから呼び出される。
【0130】 オブジェクト・リンクの追加はプロト・リンクの生成に類似している。 リンケージ・サポート機能14は、パラメータとしてマスタ・プロジェクト識
別子を受け取るNotice Linkage関数も含む。データベース10が
任意の時点においてすべてのリンケージに関する正確な情報を格納していること
を確認するために、Notice Linkage関数は現在のリンケージ状態
を通知するか、あるいは見つけ出し、定義されているプロト・リンクに従って状
態の情報を適切に更新する。この関数はSeen Mastersテーブルの中
にないアイテムに対して与えられたプロジェクトのコンテンツ・アイテムをサー
チする。新しいコンテンツ・アイテムが見つかった場合、それぞれのマスタ・プ
ロジェクトとして新しいコンテンツ・アイテムを含んでいるプロジェクトを指定
するプロト・リンクが参照される。そのようなプロト・リンクが存在した場合、
以下にさらに説明されるようにCreate Slaves From Pro
to Links(プロト・リンクからスレーブを生成する)関数が呼び出され
る。次にそのコンテンツ・アイテムがSeen Mastersテーブルに追加
される。そのようなプロト・リンクが、新しいコンテンツ・アイテムを含んでい
るプロジェクトに対して存在しなかった場合、Seen Mastersテーブ
ルには何も追加されない。したがって、プロト・リンケージのない新しいアイテ
ムは新しいアイテムのままにとどまり、Notice Linkagek関数の
それ以降の呼出しがプロト・リンケージに対するそのようなアイテムをテストす
るために継続する。
【0131】 リンケージ・サポート機能14は、Create Slaves From
Proto Link関数も含み、プロト・リンケージに基づいて新しいスレー
ブ・オブジェクトの生成を実行する。パラメータとしてマスタ・オブジェクトI
Dが与えられて、その与えられたマスタ・オブジェクトID付きのオブジェクト
に対応している新しいスレーブ・オブジェクトを、与えられたマスタ・オブジェ
クトID付きのオブジェクトを含んでいるプロジェクトに対するプロト・リンケ
ージの中で参照する各スレーブ・プロジェクトの中で生成することができる。パ
ラメータとしてマスタ・プロジェクトIDおよびスレーブ・プロジェクトIDが
与えられて、与えられたマスタ・プロジェクトID付きのプロジェクトの中のす
べての既存のオブジェクトに対応している新しいスレーブ・オブジェクトがその
与えられたスレーブ・プロジェクトだけの中に生成され、他のプロト・リンクに
よって記述されているスレーブ・プロジェクトの中には生成されない。
【0132】 図4Eは、プロト・リンクを生成して使用するプロセスの流れ図である。ブロ
ック440において、Create Proto Link関数が呼び出され、
1つまたはそれ以上のプロト・リンクが生成される。ブロック440は、ワーク
フローによって、あるいはブロック452によって示されているように、グラフ
ィカル・ユーザ・インターフェースを通じてオブジェクトまたはプロセスにアク
セスすることによってCreate Proto Link関数の呼出しを含む
ことができる。
【0133】 ブロック442において、Notice Linkage関数が呼び出される
。その後、ループに入る。新しいオブジェクトがマスタ・プロジェクトの中にあ
った場合、例えば、Seen Mastersテーブルの中にはないオブジェク
トがあった場合、新しい各オブジェクトに対して、1つまたはそれ以上のスレー
ブ・オブジェクトが生成される。ブロック444によって示されているように、
単独引数形式のCreate Slaves From Proto Link
関数がマスタ・プロジェクトの中のすべての新しいオブジェクトに対してNot
ice Linkage関数によって呼び出される。2引数の形式がCreat
e Proto Link関数によって呼び出され、新しく生成されたプロト・
リンクによって指定されるマスタ・プロジェクトである1つのプロジェクトの中
に存在する既存のマスタ・プロジェクトの中に対応している新しいスレーブ・オ
ブジェクトの後戻り的な生成を容易化する。代わりに、スレーブ・オブジェクト
を手動で生成することができる。結果として、このプロセスは前のマスタ・オブ
ジェクトに対して新しいスレーブをさかのぼって生成する。
【0134】 ブロック446において、Add Links(リンクを追加する)関数が呼
び出され、それによって新しいプロト・リンク情報がデータベースに追加される
【0135】 ブロック450において、Update Links関数が呼び出される。ブ
ロック448によって示されているように、Update Links関数はワ
ークフローを使用して呼び出すことができる。
【0136】 ブロック452、ブロック454およびブロック456は、そのプロセスに対
する入口点を示す。ブロック454はプロジェクトまたはオブジェクトのアクセ
スの結果として代わりに、ブロック442のNotice Linkage関数
へ入ることができることを示す。ブロック446のAdd Linksのステッ
プは、1つのオブジェクト・タスクから、あるいはグラフィカル・ユーザ・イン
ターフェースを通じて呼び出される可能性がある。
【0137】 コンテンツ・アイテムのタイプ、例えば、テンプレート、レコード、ファイル
、および特定の実装パラメータ、例えば、ネーミングの決まり、データ構成、デ
ータベース・テーブルなどに依存して、マスタ・オブジェクトからスレーブ・オ
ブジェクトの生成は変わる可能性がある。Arbitrary String(
任意文字列)パラメータの形式でリンケージの中に柔軟性が組み込まれている。
それはプロト・リンクの生成によって供給される。ユーザ・インターフェースは
、その任意文字列に対するラベルを提供し、それはCreate Code(コ
ードを生成する)データベース・テーブルの中に格納されている。各Arbit
rary Stringの値は、2つの文字列のTclリストおよび1つのTc
lリストであり、それは空であってもよい。第1の文字列は、現在の管理システ
ム8のLibrary Template(ライブラリ・テンプレート)の名前
であり、その中に名前が第2の文字列であるプロシージャが存在する。そのリス
トの第3の要素は、そのプロシージャに対して引数として渡される引数のリスト
である。
【0138】 Arbitrary Stringの概念は、構造化されたプロト・リンケー
ジAPIと、新しいコンテンツ・アイテムを命名して配置するための柔軟な方法
との間のインターフェースを提供する。このリンケージ・インターフェースは、
新しいオブジェクトを生成するために必要な情報を伴ったArbitrary
Procedure(任意プロシージャ)(Arbitrary String
リストのパラメータの第1および第2のメンバーによって指定される)を提供す
る。新しく生成されたスレーブ・オブジェクトのIDがArbitrary P
rocedureによって返されると、新しいリンクがリンケージ・テーブルに
追加される。Create Slaves From Proto Links
関数は、Arbitrary Stringから適切な情報を抽出し、それをS
laveオブジェクトの中に格納する。
【0139】 リンケージ・サポート機能14は、既存のマスタ・オブジェクトから新しいス
レーブ・オブジェクトを生成するためのデフォルトの機構を提供するCreat
e Slave関数も含むことができる。したがって、Create Slav
e関数の名前を格納するデフォルトのArbitrary Stringを生成
して格納することができる。
【0140】 また、リンケージ・サポート機能14はオブジェクト・リンクを追加すること
ができるAdd Links関数も含む。Add Links関数は、Noti
ce Linkage関数の場合と同様に、マスタおよびスレーブのオブジェク
トに対するオブジェクトIDの値を受け取る。さらに、それはデータベースの中
に指定されている他のリンク・パラメータを受け取る。Typeパラメータは、
リンクのタイプを指定し、そしてLabelパラメータ・タイプが、そのリンク
を識別するために使用される。
【0141】 リンクの生成 図4Fは、上記構成を備えているシステムを使用してリンクを生成および更新
するプロセスの流れ図である。1つの実施形態においては、図4Fのステップは
図4Cのブロック428の機能を実装する。
【0142】 ブロック460において、テンプレート、レコード、またはファイルなどのソ
ースおよび翻訳のアイテムが生成されて格納される。そのようなオブジェクトは
特殊なプロジェクトにおいて格納される必要はないが、ソースおよび翻訳のプロ
ジェクトを生成することは便利な場合がある。一例を示す目的のために、元の、
ソースの、そして翻訳のアイテムの管理識別子は、それぞれ/ci/123、/
ci/abc、および/ci/defである。
【0143】 ブロック462において、関連したエントリがリンケージ・テーブルに追加さ
れる。例えば、以下にリストされるSQL文はレコードの追加を行うことができ
る。 insert into IdiomLinkageT (MasterID, SlaveID, LinkType) values ('/ci/123','/ci/abc','copy'); insert into IdiomLinkageT (MasterID, SlaveID, LinkType, LinkDetailsID) values ('/ci/abc','/ci/def','translate',1);
【0144】 1つの実施形態においては、LinkDetailsIDの値が1であること
は翻訳者がShinjiであって検証者がHirokiである日本語への翻訳を
表すことができる、などである。
【0145】 ブロック464において、擬似ユーザのidiomにソースおよび翻訳のアイ
テムに対する書込みアクセスが与えられる。1つの実施形態においては、idi
omはこれらのアイテムを含むプロジェクトの所有者のリストに追加される。
【0146】 ブロック466において、元のアイテムについての“request tra
nslation”タスクがidiomの擬似ユーザに割り当てられる。それに
応答して、タスクがコンテンツ管理システムの中で自動的に始動し、終了する。
結果として、元のアイテムのコンテンツがソース・アイテムへコピーされ、そし
てワークフロー・タスク、例えば、“translate”および”valid
ate”タスクが、その翻訳アイテムに割り当てられる。これらのタスクは、コ
ンテンツ管理システムのウェブ・インターフェースを使用して完了することがで
きる。ユーザが“request translation”タスクを使用した
くない場合、Update Linksプロセスを直接呼び出すことができる。
【0147】 プロジェクト・リンクの生成 1つの実施形態においては、プロジェクト・リンクは、Add proto
linksの形式を使用して生成することができる。“Master Proj
ect is:”「マスター・プロジェクトは:」というキャプションが付けら
れているプルダウン・メニューを選択することによって1つのプロジェクトがマ
スタ・プロジェクトとして選択される。それに応答して、システムは、そこから
選定するベース・プロジェクトに関して完全にクオリファイされたパスを伴うす
べてのプロジェクトのリストを表示する。同様に、Project Linkの
スレーブとして1つのプロジェクトが選択される。そのリンクに対するテキスト
・ラベルが選択される。Project Linkの種類は、“Copy”オプ
ションまたは、翻訳リンク・テーブルの“Comments”フィールドの中に
入力された文字列の名前を提供するドロップ・ダウン・メニューを使用して選択
される。
【0148】 オブジェクト生成のための任意の文字列が選択される。その文字列は新しいコ
ンテンツ・アイテムを生成する方法および場所を指定するコードを探す場所をシ
ステムに知らせる。
【0149】 その新しいリンクを持続的なものにするために“Add(追加)”ボタンが選
択される。それに応答して、リンケージ・モジュール300は、その選択された
Master Projectを読み、その既存のProject Linkに
従って、そのすべてのコンテンツ・アイテムに対する新しいスレーブ・オブジェ
クトを生成する。次に、リンケージ・モジュール300は、Create Li
nkからのフォームからの情報をデータベースの中の1つの行に入れる。リンケ
ージ・モジュール300は、その選択されたSlave Projectの中に
新しいスレーブ・コンテンツ・アイテムを生成し、Master Slaveの
コンテンツ・アイテムのすべてのペアに対してオブジェクト・リンクを生成する
【0150】 この構成を備えているシステムを使用して、マスタのWebサイトをターゲッ
トの翻訳されたWebサイトにリンクすることができる。
【0151】 例えば、英語のコンテンツを持っているソースのWebサイトを日本語のサイ
トのバージョンにリンクすることができる。ここで説明されたリンケージの方法
および機構を使用して、英語のバージョンが日本語のバージョンに接続され、し
たがって、英語のバージョンが変更されたときに発生する翻訳のタスクを扱うた
めにワークフロー・タスクが自動的に発生される。1つの特定の実施形態におい
ては、そのサイトの英語バージョンが第1のプロジェクトにおいて格納される。
第2のプロジェクトは日本語の翻訳に対するソースとして働く。元のプロジェク
トからそのソース・プロジェクトへのコピー・リンクがある。第3のプロジェク
トは、そのサイトの日本語バージョンを格納する。
【0152】 これらのプロジェクトの中の各オブジェクトおよびそれぞれのサブプロジェク
トがリンクされる。元のプロジェクトはソース・プロジェクトに対してコピー・
リンクされ、ソース・プロジェクトは翻訳プロジェクトに対して翻訳リンクされ
る。結果として、ユーザが元のプロジェクトの中のオブジェクトを変更し、その
プロジェクトの中で割り当てられている最後のタスク(例えば、Check b
y Creator/Modifier(生成者/変更者タスクによるチェック
)タスク)を終了すると、元のオブジェクトが対応しているソース・オブジェク
トへコピーされ、その翻訳されるオブジェクトに対するワークフロー・タスクが
生成される。翻訳者に通知され、したがって、翻訳者は改訂された翻訳が必要で
あることを知ることになり、次にその翻訳されたサイトを更新することができる
【0153】 また、プロジェクト・リンクは、元のプロジェクト、ソース・プロジェクト、
および翻訳のプロジェクトを接続する。それぞれのサブプロジェクトはプロト・
リンクされない。新しいコンテンツ・アイテムが元のプロジェクトの中で生成さ
れる場合、対応しているリンクされたソースおよび翻訳されたオブジェクトが同
様に生成される。
【0154】 使用のプロセス 上記構成を備えているシステムを使用して次のプロセスによってコンテンツ・
アイテムをローカライズすることができる。
【0155】 ローカライズされるコンテンツ・アイテムは、その関連したワークフローにお
いて、そして一般にそのワークフローの終りにおいて、リンケージ・プロセスを
開始するリンケージ開始タスクを備えている。好適には、リンケージ開始タスク
は、変更が行われたときは常にそのプロジェクトの内部のそのタイプのすべての
コンテンツが自動的にローカライズされるようにするデフォルトのワークフロー
の一部である。リンケージ開始タスクは、擬似ユーザ、例えば、擬似ユーザ“i
diom”に割り当てられているユーザ・タスクである。リンケージ開始タスク
の中の名前と記述のフィールドの組合せは、そのタスクが実行されるときにリン
クが更新されることを示す。1つの実施形態においては、記述フィールドの中の
Tclコードは、そのタスクが実行されるときにリンクが更新されることを示す
。リンケージ開始タスクの名前は、例えば、“request transla
tion”とすることができる。
【0156】 1つの実施形態においては、リンケージ開始タスクが開始すると、それによっ
てEメールの通知が擬似ユーザidiomのメールボックスに送られる。擬似ユ
ーザidiomのメールボックスの内容がスクリプトまたはアプリケーション・
プログラムによって監視される。通知メッセージが到着すると、スクリプトまた
はアプリケーションプログラムが、そのタスクを開始し、その記述の中のTcl
コードを実行し、そのタスクを終了する。この機構は、自然人のタスクの開始お
よび終了のアクションをシミュレートし、コンテンツ管理システム8のある種の
知られている制限を回避するために使用される。代わりに、Eメールの通知機構
は使用されず、そのような機構なしで自動的にリンケージ開始タスクが開始し、
実行し、終了する。
【0157】 “request translation”タスクの記述の中のTclコー
ドは、そのコンテンツ・アイテムに対するLink Update(リンク更新
)関数を呼び出す。それに応答して、Link Update関数は、データベ
ース10からマスタ・オブジェクトであるべく指定されているコンテンツ・アイ
テムを伴ってリンクされるすべてのスレーブ・アイテムを呼び出す。普通、これ
らのリンクはすべてコピー・リンクであり、そのリンクのスレーブは、「ソース
・アイテム」と呼ばれる。上記詳述されたように、コピー・リンクの更新は元の
アイテムのコンテンツをソース・アイテムへコピーすること、およびそのソース
・アイテムに対するLink Update関数を呼び出す機能を含む。
【0158】 ソース・アイテムからのすべてのリンクは、普通は翻訳リンクであり、そのそ
れぞれのスレーブ・オブジェクトは「ターゲット・アイテム」と呼ばれる。上で
さらに詳しく説明されたように、翻訳リンクの更新は、そのソース・アイテムか
ら翻訳されるか、あるいはローカライズされるターゲット・アイテムに対するワ
ークフロー・タスクを追加することを含む。詳細には、2つまでのステップを追
加することができる。それらは翻訳者に割り当てられた翻訳のユーザ・タスク、
および検証者に割り当てられた検証のユーザ・タスクである。普通、これらはそ
のワークフローの中の唯一のタスクである。何故なら、もちろん前の未完了の翻
訳タスクまたは検証タスクが存在していない限り、そのアイテムについて作業し
ていると想像される他のプロセスはないからである。追加されるステップおよび
それらが割り当てられる人を識別する情報は翻訳リンクのプロパティであり、そ
れと一緒にデータベースの中に格納されている。
【0159】 各翻訳タスクおよび検証タスクは、ソース・アイテム、ソース言語およびソー
ス文字符号化、ターゲット言語およびターゲット文字符号化などのローカライゼ
ーションに関する詳細を示す情報に関連するか、あるいはそれらの情報を含んで
いる。
【0160】 翻訳のタスクまたは検証のタスクが開始すると、それによって翻訳者または検
証者として働いている人のアカウントに対してEメールの通知が送られる。その
人はそのワークフロー・インターフェースにログインする。そのワークフロー・
インターフェースはその人に対して割り当てられているすべてのタスクを見つけ
、その詳細をそのタスクの記述フィールドから抽出する。翻訳者または検証者が
そのジョブを請求すると、ワークフロー・インターフェースがそのタスクを開始
する。翻訳者または検証者がその翻訳を入力するか、あるいは修正すると、ワー
クフロー・インターフェースは、その翻訳をターゲット・アイテムの中に入れる
。翻訳者または検証者が作業を終えると、ワークフロー・インターフェースはそ
のタスクを終了し、ワークフローは継続する。ワークフロー・インターフェース
は検証者が翻訳者にそのアイテムを送り返す必要があるか、あるいは他のアクシ
ョンを実行する場合に、ワークフローの更新を処理する。
【0161】 図2Cは、リンケージ機構を確立する1つの実施形態の流れ図である。ブロッ
ク250において、元のプロジェクトの各ターゲット言語に対して、ソース・プ
ロジェクトおよびターゲット・プロジェクトが生成される。ソース・プロジェク
トおよびターゲット・プロジェクトの名前は、プロジェクトのタイプおよびそれ
らが関連する言語を反映する。元のプロジェクトは前から存在していて、その中
に元のコンテンツ・アイテムを所有していると仮定される。元のプロジェクトに
対する詳細のワークフローにおいて、タスク“create links”およ
び“request translation”が、そのワークフローの中の第
1および第2のタスクとして擬似ユーザ“idiom”に割り当てられる。ワー
クフローの中にこれらのタスクを置くことによって、リンケージ・モジュール3
00が、そのプロジェクトにおける翻訳のために新しいコンテンツを正しく識別
することができる。
【0162】 一般に、プロジェクトのテンプレートに対して、第1のタスクは“Check by Creator/Modifier”であり、第2および第3のタスク
はそれぞれ“create links”および“request trans
lation”である。ワークフローの中に第1のタスクを維持することによっ
て、テンプレートが生成または変更されるたびに翻訳の要求が発生することを防
止する。この構成において、“create links”は“Check b
y Creator/Modifierが終了するまでは実行されず、したがっ
て、Proto Linkageに従って新しいスレーブ・オブジェクトは作ら
れない。
【0163】 ソース・コンテンツ・アイテムに対する新しいプロジェクトにおいて、デフォ
ルトのワークフローは擬似ユーザ“idiom”に対するタスク“create
links”をその第1のタスクとして含む。ターゲットの翻訳に対する新し
いプロジェクトにおいて、ユーザ“idiom”に対してタスクは割り当てられ
ないが、プロジェクトの所有権が“idiom”に対して割り当てられる。また
、その翻訳プロジェクトは空である。ブロック252に示されているように、各
ソース・プロジェクトおよび各ターゲット・プロジェクトは、すべてのワークフ
ローが空で自動立上げ、自動バージョン、そして最終レビューなしでセットアッ
プされる。
【0164】 ブロック254において、ソース・アイテムが元の各アイテムに対する適切な
ソース・プロジェクトの中に生成される。ブロック256において、ターゲット
・アイテムが元の各アイテムに対する適切なターゲット・プロジェクトの中に生
成される。ブロック258において、リンケージ・テーブルの中にすべての関連
のエントリが生成される。ブロック254、ブロック256、ブロック258は
定義される翻訳およびワークフローの詳細を定義する情報の生成および格納を含
む。1つの実施形態においては、これはTranslation Link(翻
訳リンク)データベース・テーブルおよびWorkflow Sequence
(ワークフロー・シーケンス)データベース・テーブルを手動で操作することに
よって行われる。
【0165】 図4Aは、リンクされるプロジェクトを確立するプロセスの1つの代替実施形
態の流れ図である。ブロック400において、元のコンテンツを有している元の
プロジェクトが生成される。ブロック402においてタスク“create l
inks”および“request translation”が擬似ユーザ“
idiom”に割り当てられる。ブロック404において、ソース・コンテンツ
・アイテムに対して1つのプロジェクトが生成される。ブロック406において
、擬似ユーザ“idiom”に対する名前が付けられたタスク“create
links”がデフォルトのワークフローの中で割り当てられる。ブロック40
8において、擬似ユーザ“idiom”の新しい空のプロジェクトがターゲット
翻訳のそれぞれに対して生成される。ブロック410において、新しい空の翻訳
プロジェクトが生成され、それは“idiom”によって所有される。
【0166】 ここで図4Bを参照すると、ブロック412において、翻訳およびワークフロ
ーの詳細が定義される。1つの実施形態においては、ブロック412は図5Aお
よび図5Bのテーブルの行の中のエントリを生成および格納することを含む。ブ
ロック414において、1つまたはそれ以上のプロジェクト・リンクが、以前に
生成されたプロジェクトに追加される。例えば、マスタ・プロジェクトおよびス
レーブ・プロジェクトがブロック416によって示されているように選定される
。ブロック418において、プロジェクト・リンクのタイプに対するリンク・ラ
ベルおよび1つの値が選定される。ブロック420において、オブジェクト生成
機構が選択される。
【0167】 図4Cは、オブジェクトを自動的に生成するプロセスを示す。ブロック422
において、新しいスレーブ・プロジェクトが既存のプロジェクト・リンクに従う
ことによって、マスタ・プロジェクトのすべてのコンテンツ・アイテムに対して
生成される。ブロック422において、以前に選択された情報がデータベースの
中に入れられる。ブロック426において、新しいスレーブ・コンテンツ・アイ
テムがリンクに従ってスレーブ・プロジェクトの中に生成される。ブロック42
8において、オブジェクト・リンクがマスタおよびスレーブのコンテンツ・アイ
テムの各ペアに対して生成される。ブロック430において、履歴テーブルが、
例えば、以前のステップにおいて処理されたオブジェクトを伴うSeen Ma
stersテーブルを更新することによって更新される。
【0168】 利点および他の使用法 この構成においては、リンケージによって翻訳およびローカライゼーションの
プロセスにおけるいくつかの変動を許容するローカルまたは自律的な制御以外に
、首尾一貫した方針およびコンテンツを確保するための中央の制御の両方が可能
になる。
【0169】 いくつかの実施形態においては、リンケージのユーザは、そのリンケージ・プ
ロセスによって影響される各種の要素についての制御権を持つことができる。例
えば、全体の管理者はすべてのリンケージ・テーブルの値を生成、変更または削
除する権限を持つことができ、一方、サイト・マネージャは特定のサイトに対応
するリンケージ・テーブルの値だけを生成、変更または削除する権限を持つこと
ができる。
【0170】 上述から、リンケージの構造およびプロセスを適切に構成し、直接の翻訳に対
してではなく、サイトの緩い適応を実行するために使用することができる。さら
に、リンクは1つのオブジェクトを別のオブジェクトへコピーするのではなく、
オブジェクトの変換を表すことができる。
【0171】 ユーザ・インターフェース 以下の記述において、StoryServerに固有である本発明の実施形態
を参照するために、便宜的に「StoryServerに対するWorldSe
rver」という用語が使用される。
【0172】 図3Aは、StoryServer管理センターに対するWorldServ
erの画面ショットである。http://localhost:7777/i
diomstart(ここで‘localhost’は、使用中のCASの完全
にクオリファイされたドメイン名であり、‘7777’はGushiが聴取して
いる仮説的なポート番号である)にアクセスしているとき、その人は管理者とし
てログインしていなければならない。そうでなかった場合、管理の特権のないユ
ーザに対して意図されているページへ導かれる。管理特権付きのユーザとしてロ
グインした後、そのURLへ戻り、管理センターを表示するためにページをリフ
レッシュすることができる。
【0173】 管理者として、このページを使用して有用なデータベース入力/編集のフォー
ムにアクセスする。これらのツールが操作するIdiomデータベース・テーブ
ルは、グローバリゼーションのプロセスに対して不可欠である。
【0174】 翻訳の監督‐概要 WorldServerを使用してStoryServerのコンテンツの翻
訳のためのインフラストラクチャをセットアップするために、いくつかの管理的
詳細事項をセットアップする必要がある。その翻訳プロセスに関与することにな
る人、行われる翻訳のタイプ、および翻訳されるコンテンツ・タイプまたはそれ
らの親プロジェクトが分かっているとして、WorldServerのユーザ・
インターフェースを通じてすべてを構成することができる。
【0175】 人がその翻訳に関与することになる順序、すなわち、Workflow Se
quence(ワークフロー・シーケンス)は、Translation Wo
rkflow(翻訳ワークフロー)インターフェースを使用して構成される。こ
れらの人々が行うことになる翻訳のタイプ、すなわち、Translation
Details(翻訳の詳細事項)は、構成されたTranslation
Linkの詳細インターフェースである。レコード・データは、Data Co
nfiguration(データ構成)インターフェースを使用して構成される
。コンテンツの関係は、上記情報に基づいて、Linkageインターフェース
(「リンケージ管理)において記述されている)を使用して構成される。
【0176】 ユーザのStoryServerのウェブ・サイトにおけてコンテンツ・アイ
テムに対する変化を自動的に検出し、ワークフローを発生するために異なる人々
を採用しているいくつかの翻訳タイプに対してシステムを構成することができる
【0177】 翻訳ワークフローの構成 WorldServerは、翻訳されるコンテンツ・アイテムについてワーク
フローを開始するためにある種のデータベース情報を必要とする。次のセクショ
ンでは、WorldServerのウェブ・インターフェースを使用してこの情
報を追加および編集するプロセスの両方を記述する。管理者はこのインターフェ
ースを使用してWorldServerにおいて利用できる既存の翻訳ワークフ
ローを見ること、既存のワークフローに対して新しいステップを追加すること、
および完全に新しいワークフローを生成することができる。
【0178】 図3Aに示されているように、http://localhost/idio
mstartにおいてStoryServerの管理センターに対するWorl
dServerへ進む。Configure Translation Wor
kflow(翻訳のワークフローを構成する)リンクを選定する。Add Wo
rkflow Step(ワークフローのステップを追加する)のページがここ
で表示される。そのフォームの中に入力されるフィールドが以下に記述される。
括弧内の識別子はデータベース・テーブルの中のカラム名に対応する。Work
flow SequenceID:Translate Linkテーブルによ
って参照されるWorkflow Sequenceテーブル(Workflo
wSeqID)の中の一意の整数。
【0179】 ステップ: Workflowに対するステップの順序を識別するIdiom
WorkflowT(SeqNo)の中の整数。Name of Task:
ワークフロー・タスクの名前(Name)Person: タスクを実行する人
(Who)Description: タスクのオプション記述(What)。
以下はWorkflow Sequenceテーブルの中のエントリの簡単な例
である。
【0180】 Workflowseqid seqno name who what 1 1 翻訳 シャンカル スペイン語へ翻訳する 2 1 翻訳 シンジ 日本語へ翻訳する 2 2 検証 ヒロキ <NULL> 3 1 翻訳 ラスロス フランス語へ翻訳する 4 1 翻訳 セサ ドイツ語へ翻訳する 4 2 検証 スリニー ドイツを検証する 5 1 翻訳 HopTransGroup ホッパーのコンテンツを翻訳する
5 2 検証 アキラ ホッパーのコンテンツを検証する
【0181】 翻訳リンクの詳細を構成する 翻訳のステップに対して、翻訳のタイプがWorldServerの中で指定
される必要がある。これらのタイプは、ソースおよびターゲットの言語、文字符
号化などの詳細事項が関連づけられている。翻訳が発生するためには、その変換
に関連する詳細事項が定義されていなければならない。Configure T
ranslation Link Detailsのインターフェースがその機
能を提供する。
【0182】 WorldServer管理センターから、Configure Trans
lation Link Detailsのリンクに従う。Add Trans
lation Type(翻訳タイプを追加する)というタイトルのフォームに
導かれる。
【0183】 Add Translation Datails(翻訳の詳細を追加する)
インターフェースは、Translation Link Table(翻訳リ
ンク・テーブル)と名付けられたWorldServerのデータベース・テー
ブルの中にデータを入力する簡単な方法を提供する(データベース・テーブルに
ついては付録D参照)。入力フィールドについて次に説明される。ここで括弧内
の略号は以下の例のテーブルに適用される。
【0184】 「ソース言語」(スラング): ソース・オブジェクトの言語に対する2文字
の略号(英語の場合は、en)など。 「ソース符号化」(senc): 「ソース言語」の文字符号化(整数、例え
ば1252) 「ターゲット言語」(tlang): 翻訳されるオブジェクトの言語に対す
る2文字の略号(日本語の場合jpなど)。サポートされている文字符号化につ
いては付録C参照。 「ターゲット符号化」(tenc): 「ターゲット言語」の文字符号化(整
数、例えば932) 「ワークフロー・シーケンスID」(wid): 前のセクションで説明され
た「Workflow Sequence Table」へのインデックス
【0185】 「コメント」(comments): どんな種類の翻訳およびワークフロー
がテーブルの中へのエントリに関連づけられているかを記述するGUIの中で使
用される文字列(最長で255字)。この文字列の値については制約はない。し
かし、潜在的な問題を防止するために、2つ以上の翻訳タイプのコメント・フィ
ールドの中に「まったく」同じ文字列を入れるのを避けるために最大限の努力が
なされるべきである。
【0186】 以下は「翻訳リンク・テーブル」の中の可能な行のリストである。 id slang senc tlang tenc wid comments 1 en 1252 jp 65001 2 日本語へ翻訳する 2 en 1252 jp 65001 5 日本語(ホッパー)へ翻訳する 3 en 1252 fr 1252 3 フランス語へ翻訳する 4 en 1252 de 1252 4 ドイツへ翻訳する 5 en 1252 es 1252 1 スペイン語へ翻訳する
【0187】 データベース・レコードの翻訳を構成する StoryServer管理センターに対するWorldServerから、
Configure Database Record Translatio
nリンク上でクリックする。既存のレコード・テーブルを選択するために、左手
のカラムの中の下向き矢印をクリックし、それを現れるリストから選択し;Co
ntinue(継続)ボタン上でクリックする。手動でレコード・テーブルに入
るために、右手のカラムの中のテキスト・ボックスの中にその名前をタイプし、
そのテキスト・ボックスの内部からEnter(入力)を押すか、Contin
ueをクリックする。
【0188】 このページは、それぞれに対するIDDataConfigTからの情報以外
に、選定のテーブルの中の各カラムを示す。1つのカラム(またはテーブル全体
)が新しい場合、それは構成されていなかったことを意味し、そのフィールドは
空白になる。そのフィールドは次の通りである。
【0189】 Column Display(カラム表示): これは「翻訳センター」の
中のレコードを翻訳しているときに翻訳者が見るテキストである。(「翻訳イン
ターフェース」参照)
【0190】 Localization Method(ローカライゼーションの方法): これはそのレコードのカラムが翻訳される方法を示す。可能な値は次の通りで
ある。
【0191】 Copy(コピー): 画像に対するファイル名、固有の名前、住所などの翻
訳したくないコンテンツを含んでいるカラム。
【0192】 Translate(翻訳): 翻訳される必要があるカラム。
【0193】 Get next ID(次のIDを取得する): そのレコードに対するレ
コードIDを含んでいるカラム。(普通は一次キー)
【0194】 Language(言語): そのレコードの行に対する「言語」を含んでい
るカラム。いくつかのレコード・テーブルにはこのカラムがない場合がある。
【0195】 MIMEType(MIMEタイプ): StoryServerの中のコン
テンツ・アイテムに対する可能なMIMEタイプ。これはIDMimeTからの
すべてのコンテンツのリストである。StoryServerに対するWorl
dServerは、標準のMIMEタイプで出荷される。
【0196】 リンケージの監督‐プロジェクトのセットアップ 管理センターの他の機能(リンケージ・インターフェース)が示される前に適
切なStoryServerプロジェクトがStoryServerのJava
ツールによって生成されて構成される必要がある。StoryServerのド
キュメンテーションは、プロジェクトの詳細の変化およびワークフローの編集に
ついての情報を提供する。
【0197】 プロト・リンケージはスレーブ・コンテンツ・アイテムおよび自動化されたワ
ークフローが発生するのに必要なリンケージの生成を自動化する。ある種のプロ
ジェクトは与えられた翻訳タイプに対してプロジェクト・リンクを作ることがで
きる前に存在していなければならない。元のプロジェクトはローカライズしたい
各ターゲット言語に対するソース・プロジェクトに対するマスタとして働く。
【0198】 ここで図3Bを参照すると、元のプロジェクトが元のコンテンツ・アイテムを
その中に入れた状態で存在していなければならない。このプロジェクトに対する
デフォルトのワークフローにおいて、そのタスクはワークフローの中の第1およ
び第2のタスクとしてユーザ“idiom”に対して割り当てられる必要がある
リンクおよび翻訳要求を生成する。これらのタスクは、そのプロジェクトにおけ
る翻訳のための新しいコンテンツを正しく識別するためのEメール通知機構のた
めに必要である。
【0199】 テンプレートの場合、第1のタスクをCheck by Creator/M
odifierとして残し、第2および第3のタスクとしてそれぞれリンクの生
成の追加および翻訳の要求を残すことが推奨される。ワークフローの中の第1の
タスクがない場合、翻訳要求はテンプレートが生成または変更されるたびに行わ
れることになる。新しいテンプレートに対して、翻訳のワークフローを終了およ
び開始する前にそのテンプレートの開発を終了することが望ましい。リンクの生
成は、Check by Creator/Modifierのタスクが終了す
るまでは実行されないので、プロト・リンケージによって新しいスレーブ・オブ
ジェクトは作られない。しかし、元のプロジェクトに対するCheck by
Creator/Modifierのタスクが終了するまでプロジェクト・リン
ク型のプロジェクトの下ではソースまたはターゲットのオブジェクトは見られな
い。
【0200】 第2に、ソース・コンテンツ・アイテムに対する新しいプロジェクトがSto
ryServerによって作られる必要がある。このプロジェクトに対するデフ
ォルトのワークフローは、その第1のタスクとしてユーザidiomに対するリ
ンク生成だけを含まなければならない。そのプロジェクトは空であって適切に命
名されていなければならない。
【0201】 第3に、ターゲット翻訳に対する新しいプロジェクトが生成される必要がある
。このプロジェクトは、デフォルトのワークフローを必要としない。また、その
翻訳プロジェクトも空であり、適切に命名されている必要がある。
【0202】 デフォルトのワークフロー 以下はプロジェクトの標準シーケンスに対する推奨されるデフォルトのワーク
フローを示す。 元のプロジェクト ソース・プロジェクト ターゲット・プロジェクト
Check by Creator/Modidier リンクの生成 (なし) およびリンクの生成 および翻訳要求
【0203】 命名の決まり このリンケージ・ソフトウェアは、文字列(label_source)を、
引用符を含まずに元の名前の終りに付加することによってソースを自動的に命名
する。TRANSLATIONのコンテンツ・アイテムは、その文字列(lab
el_source)を「label」で置き換えることによって命名される。
両方のケースにおいて、labelは、そのプロジェクト・リンクに対するラベ
ルであり、一般には2文字の国のコード、そのプロジェクト・リンクに対するラ
ベルを含む2文字である。
【0204】 例えば、元のコンテンツ・アイテムの名前が“index.html”である
とする。コピーおよび翻訳のリンクの両方に対するラベルが“jp”である。自
動的に生成されるソースのコンテンツ・アイテムは、“index.html(
jp_source)”と名付けられる。ターゲット・コンテンツ・アイテムは
“index.html(jp)”と名付けられる。
【0205】 プロジェクト・リンクを追加する この構成が行われた後、プロジェクト間のリンクが追加される必要がある。翻
訳のためのプロジェクト・リンクを追加することによって、2つのことが発生す
る。1つはソースおよびターゲットのスレーブが元のプロジェクトの中に既に存
在しているコンテンツ・アイテムに対して生成され、適切なリンクが追加され、
それらのリンクが更新される(翻訳のワークフローがそのターゲット・アイテム
に対して開始される)。追加されるどの新しいコンテンツ・アイテムもソースお
よびターゲットのスレーブが自動的に追加され、適切なリンクが追加され、それ
らのリンクが更新される。
【0206】 これによって、既存の元の言語のプロジェクトを取り、それを新しい言語に対
するソースおよびターゲットのアイテムに対して意味されたプロジェクトとリン
クする。新しいコンテンツ・アイテム・リンクはすべて自動的に生成され、その
所望の言語に対する翻訳者および検証者は翻訳のタスクをただちに開始すること
ができる。
【0207】 ここで図3Cを参照すると、オンライン・インターフェースを使用してプロジ
ェクト・リンクを生成するために次のステップに従う。
【0208】 キャプションがMaster Project isであるプルダウン・メニ
ューから所望のマスタ・プロジェクトを選定する。ベース・プロジェクトに関し
て、パスが完全にクオリファイされているプロジェクトのリストが表示され、そ
こから選定される。次に、Project Linkのスレーブであるべきプロ
ジェクトを選定する。注:円形のリンクは明示的にガードされていて、それはス
レーブがその前のリンケージにおける1つのアイテムのマスタであるような方法
はないことを意味している。
【0209】 リンクに対するラベルを選定する。それは2〜8個の英数字に制限されている
。それは必須ではないが、与えられた翻訳シーケンスに対するコピーおよび翻訳
のリンクのラベルを同じにし、そのターゲットに対する2文字の言語の略号に等
しくすることが強く推奨される。
【0210】 生成されるProject Linkの種類を選定する。“Copy”または
Translate Linkテーブルの“Comments”フィールドの中
に入力された文字列がキャプションLink Detailsの下に表示される
【0211】 オブジェクト生成のためのコピー方法を選定する。“default”文字列
によって新しいオブジェクトおよびリンクを命名するための“Label is
:”からのフォーム・フィールドを使用して呼び出される。追加の機能が望まし
い場合、このプロセスに対するカスタムのコードを提供することに関してIdi
om Professional Servicesに相談する。
【0212】 注:新しいコンテンツ・アイテムを生成するために使用されるコードは元のコ
ードの属性を保存している。ファイルおよび名前に対するパスは、コンテンツ・
アイテムの名前の場合と同じ方法で扱われる。コピー・リンクの場合、パスは、
その前に文字列“/label_source”が置かれる。ここで、labe
lはソースである。翻訳リンクの場合、“/label_source”が“/
label”で置き換えられ、それはそのリンクに対するラベル(普通は2文字
)である。
【0213】 プロジェクト・リンクに対するサーチ プロジェクト・リンクは、これも管理センターから入手できる別のインターフ
ェースを使用して問合わせおよび削除することができる。Search Pro
ject Linksに従ってリンクは図3Dに示されているページへ導く。こ
の画面から、マスタまたはスレーブのオブジェクト、ラベル、リンクの詳細、ま
たはコピーの方法などの異なる基準を使用してプロジェクト・リンクを問い合わ
せることができる。そのフィールドが以下に記述される。
【0214】 Master Project Is(マスタ・プロジェクトは):これはマ
スタとして他のものにリンクすることができるプロジェクトの完全にクオリファ
イされたパス名(StoryServerの内部での)を識別する。
【0215】 Slave Project Is(スレーブ・プロジェクトは): Mas
terの場合と同じであるが、そのプロジェクトはスレーブであってよい。
【0216】 label Is(ラベルは): リンクを識別するラベルを識別する。推奨
されるラベリングの決まりが使用される場合、これは2文字の言語コードである
【0217】 Link Details(リンクの詳細は): 探すリンクのタイプを識別
する。可能な値は上記Configure Translation Deta
ilsにおいて定義されたAnything、Copy、Any Transl
ate Link、または特定のタイプである。
【0218】 Goボタン上でクリックした後、データベースについての適切な問合わせが行
われ、そして図3Eに示されているような画面が発生される。このページは“S
earch(サーチ)”フォームの中で入力した基準にマッチするプロジェクト
・リンクを表示する。このページから、サーチ・ページへ戻り、プロジェクト・
リンクの追加のページへ移り、あるいはsave(保存)をクリックすることに
よって、そのフォームを削除してサブミットするためにリンクに対するボックス
をチエックすることができる。
【0219】 注:プロジェクト・リンクを削除することは、そのマスタ・プロジェクトに追
加される将来のコンテンツ・アイテムにのみ影響する。オブジェクト・リンク(
次のセクション参照)は、そのコンテンツ・アイテムに対してそのプロジェクト
の中に残されたままになる。また、プロジェクト・リンクを削除することによっ
て、マスタ・アイテムに対して自動的に発生されたコンテンツ・アイテムは削除
されない。プロジェクト・リンクが再び追加された場合、そしてそのプロジェク
トの中にコンテンツ・アイテムがあった場合、新しいスレーブ・アイテムが生成
される。したがって、スレーブ・プロジェクトが元のマスタにリンクされている
2つのスレーブ・アイテムを含む可能性がある。これは望ましくないことに留意
されたい。そして1つのプロジェクト・リンクを生成した後、すぐに何らかの理
由でそれを削除した場合、その新しいスレーブ・オブジェクトも削除されなけれ
ばならないことに留意されたい。
【0220】 ‐オブジェクト・リンクの追加 管理IDが知られている2つのオブジェクト間に単独のリンクを追加すること
ができる(管理IDの定義についてはStoryServerのドキュメンテー
ション参照)。Administration CenterにおいてAdd
Object Linksのリンク上でクリックすることによって、図3Fに示
されているページがロードされる。この画面から、新しいオブジェクト・リンク
を追加することができる。下記の情報が供給される必要がある。
【0221】 Master Object Management ID「マスタ・オブジ
ェクトの管理ID」: StoryServerのJavaツールを使用してコ
ンテンツ・アイテムに対する詳細から得られる。
【0222】 Slave Object Management ID「スレーブ・オブジ
ェクトの管理ID: StoryServerのJavaツールを使用してコン
テンツ・アイテムに対する詳細から得られる。
【0223】 Label Is「ラベルは」: 翻訳シーケンスの言語に対する2文字の言
語コードであることが推奨される。
【0224】 Link Details「リンクの詳細は」: 利用できる詳細、すなわち
、IDTransLinkDetailsTからのすべてのコメントのリストか
ら選定される。
【0225】 ADDボタンが選択されると、リンクを追加するために本ドキュメントの中で
記述された方法および機構が実行される。
【0226】 オブジェクト・リンクもプロジェクト・リンクの場合と同様に問い合わせるこ
とができる。Administration CenterにおいてSearc
h for Object Linksによってマークされたリンクに従うこと
によって、図3Gのページが表示される。制約として値を使用してオブジェクト
・リンクを問い合わせることができる。それはこの画面から実行される。問い合
わせられるフィールドは下記の通りである。
【0227】 Master Object Are In「マスタ・オブジェクトはこの中
にある」: このドロップ・ダウン・ボックスは、StoryServerのベ
ース・プロジェクトの中のすべてのプロジェクトを表示する。
【0228】 Slave Object Are In「スレーブ・オブジェクトはこの中
にある」: 上記に同じ
【0229】 Label Is「ラベルは」: リンクを識別するためのラベルを識別する
。推奨されたラベリングの決まりが使用される場合、これは2文字の言語コード
となる。
【0230】 Link Details「リンクの詳細は」: 探すリンクのタイプを識別
する。値はAnything、Copy、Any Translate Lin
k、または上記Configure Translation Details
の中で定義された特定のタイプだけが可能である。
【0231】 Goボタンをクリックすることによって図3Hに示されている画面が表示され
る。このフォームを使用してラベルおよびリンクの詳細を編集または削除するこ
とができる。オブジェクト・リンクを編集しているとき、進行中のワークフロー
が影響される可能性があるので、注意する必要がある。リンクを変更しようとし
ているアイテムに対して翻訳のワークフロー・ステップがペンディングになって
いないことをチエックする。
【0232】 ハードウェアの概要 図6は、本発明の1つの実施形態を実装することができるコンピュータ・シス
テム600を示すブロック図である。コンピュータ・システム600は、バス6
02または情報を通信するための他の通信機構、および情報を処理するためにバ
ス602と結合されているプロセッサ604を含む。また、コンピュータ・シス
テム600は、情報およびプロセッサ604によって実行される命令を格納する
ためにバス602に結合されている、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)ま
たは他のダイナミック記憶デバイスなどのメイン・メモリ606も含む。また、
メイン・メモリ606は、プロセッサ604によって実行される命令の実行時に
一時的変数または他の中間的な情報を格納するためにも使用することができる。
コンピュータ・システム600は、プロセッサ604に対するスタティックな情
報および命令を格納するためにバス602に結合されている読出し専用メモリ(
ROM)608または他のスタティック記憶デバイスをさらに含む。磁気ディス
クまたは光ディスクなどの記憶装置610が提供され、情報および命令を格納す
るためにバス602に結合されている。
【0233】 コンピュータのユーザに対して情報を表示するために、陰極線管(CRT)な
どのディスプレイ612に対してコンピュータ・システム600をバス602経
由で結合することができる。プロセッサ604に対して情報の通信およびコマン
ドの選択のために英数字キーまたは他のキーを含んでいる入力装置614がバス
602に結合されている。もう1つのタイプのユーザ入力装置は、カーソル制御
616、例えば、マウス、トラックボールまたはプロセッサ604に対する情報
およびコマンドの選択の指示の通信のためおよびディスプレイ612上のカーソ
ルの動きを制御するためのカーソル方向キーである。この入力装置の自由度は2
つの軸、すなわち、第1の軸(例えば、x)および第2の軸(例えば、y)にお
いて2であり、これによって装置が平面内の位置を指定することができる。
【0234】 本発明は、ここで記述されている技法を実装するためのコンピュータ・システ
ム600の使用に関連している。本発明の1つの実施形態によると、それらの技
法は、プロセッサ604がメイン・メモリ606に含まれている1つまたはそれ
以上の命令の1つまたはそれ以上のシーケンスを実行するのに応答して、コンピ
ュータ・システム600によって実装されている。そのような命令は別のコンピ
ュータ可読媒体、例えば、記憶装置610からメイン・メモリ606の中に読む
込むことができる。メイン・メモリ606に含まれている命令のシーケンスを実
行することによって、プロセッサ604がここで記述されているプロセス・ステ
ップを実行する。代替実施形態においては本発明を実装するためにソフトウェア
の命令の代わりに、あるいはソフトウェアと組み合わせて固定配線の回路を使用
することができる。したがって、本発明の実施形態は、ハードウェア回路とソフ
トウェアとの特定の組合せには限定されない。
【0235】 ここで使用されている「コンピュータ可読媒体」という用語は、実行するため
にプロセッサ604に命令を提供する任意の媒体を指す。そのような媒体は、不
揮発性媒体、揮発性媒体、および伝送媒体などの多くの形式を取ることができる
が、それらに限定されるわけではない。不揮発性媒体としては、例えば、記憶装
置610などの光ディスクまたは磁気ディスクがある。揮発性媒体としてはメイ
ン・メモリ606などのダイナミック・メモリなどがある。伝送媒体としてはバ
ス602を含む配線を含んでいる同軸ケーブル、銅線および光ファイバーなどが
ある。伝送媒体は、無線電波および赤外線データ通信などの間に発生されるよう
な音響波または光波の形式を取ることもできる。
【0236】 普通の形式のコンピュータ可読媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標
)・ディスク、フレキシブル・ディスク、ハード・ディスク、磁気テープ、また
は任意の他の磁気媒体、CD‐ROM、任意の他の光媒体、パンチ・カード、紙
テープ、孔のパターンによる他の物理媒体、RAM、PROM、およびEPRO
M、フラッシュEPROM、任意の他のメモリ・チップまたはカートリッジ、後
で説明されるような搬送波、あるいはコンピュータが読むことができる任意の他
の媒体などがある。
【0237】 各種の形式のコンピュータ可読媒体が、プロセッサ604が実行するための1
つまたはそれ以上の命令の1つまたはそれ以上のシーケンスの搬送に含めること
ができる。例えば、命令は最初にリモートのコンピュータの磁気ディスク上で搬
送することができる。リモートのコンピュータは、その命令を自分のダイナミッ
ク・メモリの中にロードし、モデムを使用して電話回線上でその命令を送信する
ことができる。コンピュータ・システム600に対してローカルのモデムが電話
回線上でそのデータを受信し、赤外線送信機を使用してそのデータを赤外線信号
に変換することができる。赤外線検出器が赤外線信号の中で搬送されているデー
タを受信することができ、そして適切な回路がそのデータをバス602上に乗せ
ることができる。バス602はそのデータをメイン・メモリ606へ搬送し、そ
こからプロセッサ604が命令を呼び出して実行する。メイン・メモリ606に
よって受け取られる命令をオプションとしてプロセッサ604による実行の前後
のいずれかで記憶装置610上に格納することができる。
【0238】 また、コンピュータ・システム600は、バス602に結合されている通信イ
ンターフェース618も含む。通信インターフェース618は、ローカル・ネッ
トワーク622に接続されているネットワーク・リンク620に結合している二
方向のデータ通信を提供する。例えば、通信インターフェース618は、統合サ
ービスディジタル通信網(ISDN)カードまたは対応しているタイプの電話回
線に対するデータ通信の接続を提供するためのモデムであってよい。もう1つの
例として、通信インターフェース618は互換性のあるLANに対してデータ通
信の接続を提供するためのローカル・エリア・ネットワーク(LAN)カードで
あってよい。無線リンクも実装することができる。そのような任意の実装におい
て、通信インターフェース618は、各種のタイプの情報を表しているディジタ
ル・データ・ストリームを搬送する電気的、電磁的、あるいは光学的な信号を送
信および受信する。
【0239】 ネットワーク・リンク620は、通常、1つまたはそれ以上のネットワークを
通じて他のデータ装置に対してデータ通信を提供する。例えば、ネットワーク・
リンク620は、ローカル・ネットワーク622を通じてホスト・コンピュータ
624に対して、あるいはインターネット・サービス・プロバイダ(ISP)6
26によって動作しているデータ機器に対して接続を提供することができる。順
に、ISP626は現在普通に「インターネット」628として呼ばれているワ
ールド・ワイドのパケット・データ通信ネットワークを通じてデータ通信サービ
スを提供する。ローカル・ネットワーク622およびインターネット628は両
方ともディジタル・データ・ストリームを搬送する電気的、電磁的、あるいは光
学的信号を使用する。各種のネットワークを通じての信号およびネットワーク・
リンク620上の、そして通信インターフェース618を通じての信号は、コン
ピュータ・システム600との間でディジタル・データを搬送し、情報を伝送す
る搬送波の形式の例である。
【0240】 コンピュータ・システム600は、ネットワーク(複数の場合もある)、ネッ
トワーク・リンク620および通信インターフェース618を通じてメッセージ
を送信し、プログラム・コードを含んでいるデータを受信することができる。イ
ンターネットの例においては、サーバ630はインターネット628、ISP
626、ローカル・ネットワーク622および通信インターフェース618を通
じてアプリケーション・プログラムのための要求されたコードを送信することが
できる。本発明によると、1つのそのようなダウンロードされたアプリケーショ
ンは、ここで記述された技法を実装する。
【0241】 受信されたコードをプロセッサ604によって受信されたときに実行すること
、および/または後で実行するために記憶装置610または他の不揮発性の記憶
装置の中に格納することができる。この方法で、コンピュータ・システム600
は、キャリヤ波の形式でアプリケーション・コードを得ることができる。
【0242】 本発明のもう1つの実施形態は、WorldServerのアプリケーション
である。WorldServerは、強力なウェブ・ベースのアプリケーション
であり、企業がそれぞれのコンテンツを全体のグローバリゼーション・プロセス
の場合において管理することができ、一方、確立されたウェブ・アーキテクチャ
、コンテンツ管理、およびワークフロー・システムを強化する。WorldSe
rverは、グローバルなウェブ戦略を採用することから発生する複数の複雑性
を単純化し、企業のウェブ・サイトが複数の国だけでなく、異なる言語、場所お
よび文化を効率的にサポートするようにすることができる。また、それはサイト
・マネージャ、ウェブ開発者、コンテンツ所有者、翻訳者、および編集者の間の
共同作業に対する構造およびプロセスも提供し、結果としてプロセスを単純化し
、同期化されたグローバルなウェブ戦略、および統括されたグローバル・ウェブ
・チームが得られる。WorldServerは「リンケージ」と呼ばれる概念
を特徴とする。リンケージによって強力なグローバル・ブランドを推進するコン
テンツの中央集中化された制御と、各国の市場ニーズにより密接にマッチするロ
ーカライズされたコンテンツの使用との間に必要なバランスを与えるビジネス・
ルールを確立することができる。WorldServerは、ローカライズされ
たウェブ・サイトの間に存在する複雑な関係を管理するのに役立つだけでなく、
複数の国および/または言語固有のサイトを迅速に生成して同期化するための翻
訳のワークフロー・タスクも処理するのに役立つ強力ないくつかの機能を含んで
いる。次に、WorldServerのアプリケーションの中のいくつかの重要
な概念を示す。
【0243】 (イディオム・ファイル・システム) イディオム・ファイル・システム(IFS)は、WorldServerにお
いて使用されるウェブのコンテンツ・インターフェースである。IFS(現在の
ファイル・システムのどれかに重なっている抽象的ファイル・レイヤ)は、多く
の異なるソース(ファイル・システム、データベース、雑用のサーバ)からのデ
ータを編成し、そしてそれを首尾一貫した方法で提示する。したがって、IFS
はWorldServerのリンケージ、ワークフローおよび翻訳コンポーネン
トがユーザのアイテム(それがファイル、データベース、XMLリポジトリ、あ
るいは個人所有のフォーマットであっても)と、それらが格納されている場所に
かかわらず、作業させる。IFSは実際には何もデータを含んでいないとしても
、ファイル・システムのツリーのような構造になっており、IFSのすべてのパ
スがどこかに格納されているデータの小片をポイントする。IFSから末端のフ
ァイルまでのこのパスは“ipath”と呼ばれている。ipathの末端のポ
イントは、「アイテム」と呼ばれている。
【0244】 (アイテム) 「アイテム」は、ハイパーテキスト・マークアップ言語(HTML)ファイル
、画像、データベース、またはWorldServerを使用して管理されるコ
ンテンツの他の任意の小片であってよい。1つのアイテムはIFSツリーの葉(
leaf)のノード(端点)である。
【0245】 (リンケージ) リンケージは1つのサイトにあるアイテムと他のサイトの中のアイテムとの間
の関係を定義することによってウェブ・サイトを接続する。詳細には、2つのア
イテムまたはフォルダ、マスタとスレーブとの間の関係がリンクである。Wor
ldServerはマスタの中に変化が発生したときにそれを検出し、リンケー
ジおよびワークフローの規則に従って、そのアイテムが更新されるべきであるこ
とをワークフローの中で指定されているようにユーザに通知する。変化を検出し
て適切なワークフローを実行するようにWorldServerに対して要求が
発行されると、これは「リンク更新」を実行していると言われる。WorldS
erverは、リンク更新を実行する複数の方法を提供する。それらは、1)M
anageタブ上の「サイトを同期化する」機能を使用してリンケージが変化を
検出し、特定のサイトのすべてまたは一部分を更新することができる。2)コマ
ンド・ラインからリンク更新のツールを使用することができる。3)Manag
eタブ上でリンクを生成する機能を使用して、ユーザが1つのサイトの部分を別
の部分とリンクできるようにするリンクを生成することができる。
【0246】 (ワークフロー) WorldServerのワークフロー・コンポーネントは、WorldSe
rverの1つの非常に強力な側面である。ワークフローは、リンケージと密接
に統合化されており、リンケージの結果として取られたどのアクションもワーク
フロー・プロセスに従うことを確保する。ワークフローは、1つのウェブ・サイ
トからのアイテムを別のアイテムに適応させるか、あるいは翻訳するために実行
されなければならないアクションを含んでいる。ワークフローの各ステップは、
そのアクションを実行することになるユーザ以外に、取られる必要があるアクシ
ョンの詳細を決定する。また、ワークフローは「自動の」ステップ、すなわち、
WorldServerがユーザの代わりに実行する必要があるステップをも含
む。例えば、マスタ・アイテムの中で変化が検出された後で発生させたい第1の
イベントが、その変更されたアイテムがバッファ・サイトへコピーされることで
あった場合、どのアイテムがコピーされるべきかの詳細を決定する自動コピーの
ステップがワークフローの中に含められる。以下は代表的なワークフローのステ
ップである。
【0247】 ステップ1: WorldServerは変化したアイテムをマスタ・サイト
からバッファ・サイトへコピーする。 ステップ2: 翻訳のステップが翻訳者Aに割り当てられる。 ステップ3: レビューのステップがレビュー者Aに割り当てられる。 ステップ4: WorldServerは、そのアイテムをバッファからター
ゲットのサイトへコピーする。
【0248】 (マスタおよびスレーブ) 1つのアイテム(例えば、アイテムB)が、そのコンテンツを別のアイテム(
例えば、アイテムA)から引き出す場合、アイテムAは、アイテムBのマスタと
みなされる。マスタは多くのスレーブを持つことができるが、スレーブは1つの
マスタだけしか持たない。このマスタ‐スレーブの関係がリンケージの概念に対
するキーである。何故なら、それは1つのアイテムまたはフォルダの、別のアイ
テムまたはフォルダへの依存性を定義するからである。
【0249】 (親、子供および先祖の関係) 多くのファイル・システムの場合と同様に、IFSは、親、子供、および先祖
の概念を含む階層構造に基づいている。その階層の中でアイテムBがアイテムC
の直ぐ上にある場合、アイテムBはアイテムCの親である。その階層の中でアイ
テムAがアイテムBの直ぐ上にある場合、アイテムAはアイテムBの親であり、
アイテムCの先祖である。
【0250】 (メタデータのプロパティ) 各アイテムまたはフォルダには、多くの「メタ・データ」プロパティが関連づ
けられている。それらは言語、符号化、およびデフォルトのワークフローを含ん
でいる。これらのプロパティの値は特にそれらを上書きしない限り、親のアイテ
ムから継承される。
【0251】 (メタ・データ・プロパティの継承) アイテムまたはフォルダがプロパティに対する値を持たない場合、(例えば、
言語または符号化)システムは、そのプロパティに対する値が見つかるか、ある
いはルート・ノードに達するまで、そのプロパティについてその親に問い合わせ
、そしてその親はまたその親に問い合わせる。そのプロパティが親の1つにおい
て見つかった場合、その値がそのアイテムまたはフォルダのプロパティの値とし
て使用される。この方法で引き出されるプロパティは継承型のプロパティと呼ば
れ、一方、そのアイテムに対して直接与えられているプロパティは明示的プロパ
ティと呼ばれる。可能な継承の方法は以下の3つがある。 1)“none(なし)”は、メタデータが先祖から引き出されないことを意
味する。 2)“copy(コピー)”は、メタデータが先祖から逐語的にコピーされる
ことを意味する。 3)“append(付加)”は、プロパティが先祖の中に見つかったとき、
その先祖から現在のノードまでの相対的なipathがその値に付加されること
を意味する。
【0252】 本発明は、その精神または本質的な特徴から逸脱することなしに、他の特定の
形式で実行することができる。それ故、本発明の実施形態は、例示としてのもの
であって、本発明を制限するものではないと解釈されたい。本発明の範囲は、上
記説明に記載したものではなく、添付の特許請求の範囲内に記載してあるもので
あり、特許請求の範囲と等価の意味および範囲内に入るすべての変更は、特許請
求の範囲内に含まれる。
【図面の簡単な説明】
【図1A】 自動更新のためのリンケージを使用するハイパーテキスト・システムのブロッ
ク図である。
【図1B】 リンケージの中に含まれているオブジェクトのブロック図である。
【図1C】 1つの実施形態を使用することができるコンテンツ管理システムのブロック図
である。
【図2A】 リンクされるオブジェクトと翻訳されるオブジェクトとの間の関係についての
、2つの部分に別れたブロック図である。
【図2B】 コピー・リンクおよび翻訳リンクを示すブロック図である。
【図2C】 リンケージ機構を確立する1つの実施形態の流れ図である。
【図3A】 リンケージ管理タスクを選択するためのグラフィカル・ユーザ・インターフェ
ースの図である。
【図3B】 リンケージに対するプロジェクトを選択するためのグラフィカル・ユーザ・イ
ンターフェースの図である。
【図3C】 プロジェクト・リンクを追加するためのグラフィカル・ユーザ・インターフェ
ースの図である。
【図3D】 プロジェクト・リンクをサーチするためのグラフィカル・ユーザ・インターフ
ェースの図である。
【図3E】 既存のプロジェクト・リンクを編集するためのグラフィカル・ユーザ・インタ
ーフェースの図である。
【図3F】 オブジェクト・リンクを追加するためのグラフィカル・ユーザ・インターフェ
ースの図である。
【図3G】 オブジェクト・リンクをサーチするためのグラフィカル・ユーザ・インターフ
ェースの図である。
【図3H】 オブジェクト・リンクを編集するためのグラフィカル・ユーザ・インターフェ
ースの図である。
【図4A】 リンケージにおいて使用するためのオブジェクトを生成する流れ図である。
【図4B】 リンクを生成して適用する流れ図である。
【図4C】 図4Aのプロセスにおける更なるステップの流れ図である。
【図4D】 プロト・リンクを生成し、プロト・リンクに基づいて変化を伝播させるプロセ
スの流れ図である。
【図4E】 プロト・リンクを生成するステップの好ましいプロセスの流れ図である。
【図4F】 リンクを生成して更新するプロセスの流れ図である。
【図5A】 リンク・テーブルの図である。
【図5B】 ワークフロー・テーブルの図である。
【図5C】 プロト・リンク・テーブルの図である。
【図5D】 リンク情報テーブルの図である。
【図5E】 テーブル・スキーマの図である。
【図6】 1つの実施形態を使用することができるコンピュータ・システムのブロック図
である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK ,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE, GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,J P,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR ,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK, MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,R O,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,UZ,VN, YU,ZA,ZW (72)発明者 リウ,ケネス, ワイ. アメリカ合衆国 02143 マサチューセッ ツ,ソマーヴィル,ワシントン ストリー ト ナンバー2 403 (72)発明者 シャン,チュン−チー アメリカ合衆国 02139 マサチューセッ ツ,ケンブリッジ,フランクリン ストリ ート ナンバー4 240 (72)発明者 ソング,ジミー, ジェー. アメリカ合衆国 02139 マサチューセッ ツ,ケンブリッジ,マガジン ストリート ナンバー310 10 (72)発明者 リネイ,ライアン, エス. アメリカ合衆国 02138 マサチューセッ ツ,ケンブリッジ,エラリー ストリート ナンバー102 14 (72)発明者 ピムロット,アンドリュー, ダブリュ. アメリカ合衆国 02139 マサチューセッ ツ,ケンブリッジ,ハーヴァード ストリ ート ナンバー1 315 (72)発明者 ロス,ラッセル, ジー. アメリカ合衆国 02139 マサチューセッ ツ,ケンブリッジ,ケリー ロード ナン バー2 6 Fターム(参考) 5B075 KK02 ND20 ND36 NR02 NR03 NR20 UU40 5B082 HA03

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1つまたはそれ以上のターゲット・ウェブ・サイトのデー
    タ・コンテンツ・アイテムを更新する方法であって、 1つまたはそれ以上のターゲット・コンテンツ・アイテムを1つまたはそれ以
    上の元のコンテンツ・アイテムとそれぞれ関連づける、1つまたはそれ以上のリ
    ンクを提供するステップと、 前記リンクをデータ記憶装置の中に格納するステップと、 前記記憶装置の中のリンクにアクセスし、前記リンクに従って前記ターゲット
    ・データ・コンテンツのアイテムを更新するステップとを含む方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の方法において、前記ターゲット・データ
    ・コンテンツ・アイテムを所定の時間間隔で更新するステップをさらに含む方法
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の方法において、前記ターゲット・データ
    ・コンテンツ・アイテムを要求時に更新するステップをさらに含む方法。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の方法において、前記ターゲット・データ
    ・コンテンツを更新するステップが、前記ターゲット・データ・コンテンツを更
    新するためにワークフローを起動するステップをさらに含む方法。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の方法において、ソース・データ・アイテ
    ムをさらに含み、第1のリンクが前記ターゲット・コンテンツ・アイテムを前記
    ソース・データ・アイテムに関連づけ、第2のリンクが前記ソース・データ・ア
    イテムを前記元のデータ・アイテムに関連づける方法。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の方法において、1つまたはそれ以上の個
    数のバッファ・データ・コンテンツ・アイテムをさらに含み、前記ターゲット・
    データ・コンテンツ・アイテムを更新している間に使用されるゼロ個またはそれ
    以上の個数のバッファ・データ・コンテンツ・アイテムを各リンクが指定し、少
    なくとも1つのリンクが少なくとも1つのバッファ・データ・コンテンツ・アイ
    テムを指定する方法。
  7. 【請求項7】 請求項4に記載の方法において、1つまたはそれ以上のバ
    ッファ・データ・コンテンツ・アイテムをさらに含み、前記ターゲット・データ
    ・コンテンツ・アイテムを更新するためのワークフローの中で使用されるゼロ個
    またはそれ以上の個数のバッファ・データ・コンテンツ・アイテムを各リンクが
    指定し、少なくとも1つのリンクが少なくとも1つのバッファ・データ・コンテ
    ンツ・アイテムを指定する方法。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載の方法において、前記リンクがコピー・リ
    ンクおよび翻訳リンクを含む方法。
  9. 【請求項9】 請求項1に記載の方法において、前記リンクのうちの1つ
    またはそれ以上が、前記リンクの他のものからプロパティを継承する方法。
  10. 【請求項10】 請求項1に記載の方法において、前記リンクが元のデー
    タ・コンテンツ・アイテムの選択的な変更をサポートし、前記元のデータ・コン
    テンツ・アイテムのそれぞれに対して対応しているターゲット・データ・コンテ
    ンツ・アイテムを作り出す方法。
  11. 【請求項11】 請求項1に記載の方法において、前記リンクが任意の特
    性を有するデータ記憶に対してインターフェースする抽象レイヤのトップにおい
    て前記リンクが働く方法。
  12. 【請求項12】 請求項1に記載の方法において、前記ターゲット・デー
    タ・アイテムが、少なくとも2つのグループの中に配置され、前記リンクのそれ
    ぞれがターゲット・データ・アイテムの1つのグループを元のデータ・アイテム
    の対応しているグループに関連づけ、ターゲット・データ・アイテムの1つのグ
    ループの中のすべてのデータ・コンテンツ・アイテムが前記関連づけられたリン
    クに従って更新される方法。
  13. 【請求項13】 1つまたはそれ以上のターゲット・ウェブ・サイトのデ
    ータ・コンテンツ・アイテムを更新するためのシステムであって、 それぞれが1つまたはそれ以上前記ターゲット・コンテンツ・アイテムを1つ
    またはそれ以上の元のデータ・コンテンツ・アイテムに関連づける、1つまたは
    それ以上のリンクと、 前記リンクを格納するためのデータ記憶装置と、 前記記憶装置の中の前記リンクにアクセスし、そして前記リンクに従って前記
    ターゲット・データ・コンテンツ・アイテムを更新するためのプロセッサとを備
    えるシステム。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載のシステムにおいて、前記データ記憶
    装置が一組の所定の時間間隔で前記リンクを格納するシステム。
  15. 【請求項15】 請求項13に記載のシステムにおいて、前記データ記憶
    装置が要求時に前記リンクを格納するシステム。
  16. 【請求項16】 請求項13に記載のシステムにおいて、前記プロセッサ
    が前記リンクに従って前記ターゲット・データ・アイテムを更新するためにワー
    クフローをさらに起動するシステム。
  17. 【請求項17】 請求項13に記載のシステムにおいて、ソース・データ
    ・アイテムをさらに含み、第1のリンクが前記ターゲット・コンテンツ・アイテ
    ムを前記ソース・データ・アイテムに関連づけ、第2のリンクが前記ソース・デ
    ータ・アイテムを前記元のデータ・アイテムに関連づけるシステム。
  18. 【請求項18】 請求項13に記載のシステムにおいて、前記リンクがコ
    ピー・リンクおよび翻訳リンクを含むシステム。
  19. 【請求項19】 請求項13に記載のシステムにおいて、1つまたはそれ
    以上の前記リンクが前記リンクの他のものからプロパティを継承するシステム。
  20. 【請求項20】 請求項13に記載のシステムにおいて、前記リンクが前
    記元のデータ・コンテンツ・アイテムの選択的な変更をサポートし、前記元のデ
    ータ・コンテンツ・アイテムのそれぞれに対して対応しているターゲット・デー
    タ・コンテンツ・アイテムを作り出すシステム。
  21. 【請求項21】 請求項13に記載のシステムにおいて、前記リンクが任
    意の特性を有するデータ記憶にインターフェースする抽象レイヤのトップにおい
    て働きかけるシステム。
  22. 【請求項22】 請求項13に記載のシステムにおいて、前記ターゲット
    ・データ・アイテムが少なくとも2つのグループの中に配置され、前記各リンク
    がターゲット・データ・アイテムの1つのグループを元のデータ・アイテムの対
    応しているグループに関連づけ、ターゲット・データ・アイテムの特定のグルー
    プの中のすべてのデータ・コンテンツ・アイテムが前記関連づけられたリンクに
    従って更新されるシステム。
  23. 【請求項23】 請求項13に記載のシステムにおいて、前記特定のグル
    ープの内部の前記データ・アイテムがすべて共通のレベルに配置されているシス
    テム。
  24. 【請求項24】 請求項13に記載のシステムにおいて、前記特定のグル
    ープの内部の前記データ・アイテムが複数のレベルにおいて階層的に配置されて
    いるシステム。
  25. 【請求項25】 請求項13に記載のシステムにおいて、前記プロセッサ
    が前記リンクに従って前記ターゲット・データ・アイテムを更新するために、前
    記データ・コンテンツ・アイテムを走査してワークフローを起動するプログラム
    ・ステップのシーケンスを実行するシステム。
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