JP2003513730A - 化粧品パッケージ - Google Patents

化粧品パッケージ

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JP2003513730A
JP2003513730A JP2001537593A JP2001537593A JP2003513730A JP 2003513730 A JP2003513730 A JP 2003513730A JP 2001537593 A JP2001537593 A JP 2001537593A JP 2001537593 A JP2001537593 A JP 2001537593A JP 2003513730 A JP2003513730 A JP 2003513730A
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cosmetic
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lid
mascara
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JP2001537593A
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ゴールドリング、ジュディス、アン
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モウビル メークアップ リミテッド
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Abstract

(57)【要約】 上方収納手段(5)、下方収納手段(6a〜6h)および側壁(8a、8b)を有するベース・ユニット(2)と、ベース・ユニット(2)に対して、開位置と閉位置の間で可動であるふた(3)とを備え、上方収納手段(5)が、ふた(3)が開位置にあるとき容易に到達可能であるが、ふた(3)が閉位置にあるとき、到達可能でない確定された位置において、複数の第1の化粧品製品(11a〜14a、11c)を特定するための特定手段(11〜14、11b)を有し、下方収納手段(6a〜6h)が、第2の化粧品製品(7a〜7g)を受けるために、側壁(8a、8b)または少なくともその1つの中へ開き、かつ、上方収納手段(5)の下で延びる複数の空洞を備える化粧品パッケージ(1)。化粧品パッケージにより、すぐにユーザに適用するために、個々の化粧品製品に容易に到達することが可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (技術分野) 本発明は、化粧品容器と、その内部に含まれている化粧品製品とを備える化粧
品パッケージに関する。
【0002】 (背景技術) 自分自身の家庭の快適さの中で、女性は、一般に、例えば寝室の鏡台に座って
いる間など、同じ場所で化粧をする。必要な化粧品製品は、すべて、ユーザから
容易に届く範囲内にあるように、鏡台の上に置くことができる。鏡台の作業面は
平らで、比較的広いので、化粧品製品のサイズが小さいこと、または化粧バッグ
などに一緒に収納できることは、一般に必要でない。
【0003】 家庭環境から離れているとき、化粧に対する女性の要求は異なる。迅速に、日
に数回、および、車、またはタクシー、あるいは公共輸送機関に乗っているとき
など、しばしば不便な場所で、気に入った化粧品製品を使用することが必要であ
る可能性がある。これらの要求を満たすために、女性は、一般に、個人的な化粧
品製品をハンドバッグや、またはハンドバッグの中の別のポーチ(化粧バッグ)
に入れて携帯する。しかし、特に他の個人的な用品もハンドバッグの中に携帯し
ているとき、ハンドバッグまたは化粧バッグの中の必要な化粧品製品を迅速に特
定するのは、しばしば困難である。さらに、車の運転中に信号待ちをするなど、
特にユーザが同時に他の作業を行っている場合、従来の化粧品製品は、到達し使
用することが困難である可能性がある。管状の口紅、ハイライト・ペンシルなど
、化粧品製品の形状は、置かれた表面が平らで静止していないと、表面から落ち
やすくなっている。これは、例えば、車または電車に乗っている際には、満たす
ことが困難な可能性のある要求である。さらに、家庭環境で使用することを主に
意図した従来の化粧品製品は、比較的大きく、各製品は、あるものは製品の使用
に本質的であり、あるものは保護のためであるそれ自体のパッケージを有してい
る。したがって、化粧品製品をすべて携帯するには、比較的大きなハンドバッグ
が必要である。さらに、いくつかの従来の化粧品製品は、口紅やペンシルのキャ
ップなど、製品の使用時に収納する必要がある、保護的な外側パッケージが必要
である。したがって、女性の気に入った化粧品製品を携帯し、ユーザの家庭環境
から離れて移動時に使用することを意図し、迅速、個別的、および容易に化粧品
製品に到達することを可能にする化粧品パッケージが必要である。
【0004】 頬紅、アイシャドー、ハイライト、およびパウダーなど、異なる化粧品製品を
一緒にパッケージする化粧品パックが市販されている。このように包装を減らす
ことによって、女性が化粧バッグの中に入れておかなければならない化粧品製品
のかさを減らすことができる。これらの複数目的の化粧パックのいくつかは、外
側パッケージに配置する色を女性が選ぶような方式で販売されている。このカス
タムメードで複数目的の考えは、大手の化粧品会社の中ではより一般的であり、
外側パッケージは、通常高品質である。いくつかの必要のないパッケージは排除
されたが、これらの既知の化粧品パックは、標準的な化粧品製品を一緒にまとめ
ている。あらゆる女性が使用する化粧品製品は、高度に個別化され、不必要に大
きなサイズで販売されているので、これらの既知の化粧品パックは、どれも、女
性が下地から化粧をするのに必要なすべての化粧品製品を、パッケージを最小限
に抑え、個別に簡単に到達することを可能にし、移動中に使用することができる
容器内に含むことができない。
【0005】 また、化粧品製品が取り付けられている交換可能なフォルダを含んでいるウォ
レットを提供することが知られている。必要なフォルダを適切に購入することに
よって、そのようなウォレットは、女性が必要な化粧製品をすべて含むように、
個別化することができる。しかし、この製品は、ウォレットにはめ込まれている
多数のフォルダに合わせなければならないので、かさばり、また比較的壊れやす
い。また、化粧品製品はしばしば標準的なものであり、それらを一緒にまとめる
ことによって、空間を節約することにはならない。
【0006】 家庭環境から離れて化粧品製品を使用することに関する問題に取り組むことを
試みる1つの既知の化粧品オーガナイザが、US−A−5301808に開示さ
れている。この既知の化粧品オーガナイザは、化粧品製品を受けるための、トレ
イの形態をした、凹んだ特定手段を備える上方収納手段と、他の化粧品製品を受
けるための、空洞の形態をした、下方収納手段とを有する。上方収納手段の個々
のトレイは、特定の化粧品製品の形状に厳密に合うことを意図しておらず、した
がって、特定の化粧品製品は、トレイの壁によってつかまれていない。これは、
化粧品オーガナイザを偶発的に落とした場合、トレイの中身が出てしまうことを
意味する。さらに、この既知の化粧品オーガナイザは、概して標準的な、完全な
サイズの化粧品製品を使用しており、ユーザが、各化粧品製品に個別に到達し、
同時に、残りの化粧品製品をその収納位置に確実に保持することを可能にするコ
ンパクトなパッケージを提供する必要性を満たしていない。この化粧品オーラナ
イザは、口紅やアイペンシルなど、ある種の化粧品製品のキャップを、使用時に
、一時的に収納する手段を見つけることをユーザに強制し、そのような収納は、
移動中に化粧品オーガナイザを使用しているとき、容易には利用可能でない可能
性がある。また、化粧品オーガナイザは、全範囲の化粧品製品を提供しない。
【0007】 (発明の開示) 本発明の第1の目的は、従来の技術の欠点を克服する化粧品パッケージを提供
することである。
【0008】 本発明の目的は、特にユーザが家庭環境から離れているとき、ユーザの化粧品
の必要性をすべて満たすことができる、特別に寸法決めし、最小限にパッケージ
した製品を含んでいる携帯式の化粧品パッケージを提供することである。
【0009】 本発明の他の目的は、ユーザが片手で持つことができ、一方、他方の手で個々
の化粧品製品に到達して使用することを可能にし、使用されていないあらゆる化
粧品製品が、化粧品パッケージ内の適所に固定されて保持される化粧品パッケー
ジを提供することである。
【0010】 本発明の他の目的は、適切な使用と化粧品製品の保護に必要なパッケージの量
を最小限に抑え、それにより、携帯するかさを減らすことである。
【0011】 本発明のさらに他の目的は、複数の化粧品製品のための化粧品パッケージを提
供することである。この場合、少なくともいくつかの化粧品製品のいくつかの保
護パッケージは、化粧品パッケージ自体によって提供され、それにより、化粧バ
ッグの必要性を不用にする。
【0012】 本発明によれば、後の請求項1において主張されている化粧品パッケージが提
供される。
【0013】 各空洞を画定する壁手段は、関連付けられる第2の化粧品製品のキャップとし
て役立つ可能性がある。したがって、関連付けられる空洞から第2の化粧品製品
を引き出す際に、「キャップ」は、第2の化粧品製品から効果的に「取り外され
」、その化粧品を顔などユーザの身体にすぐ使えるようにする。このようにして
、片手で化粧品パッケージを持っているユーザは、第2の化粧品製品に関連付け
られる独立した先端またはキャップを続いて取り外す必要なく、すぐに使うため
に、他方の手で、任意の第2の化粧品製品に到達することができる。
【0014】 特定手段は、適切に寸法決めした化粧品製品を受け、かつ適所で特定するため
の凹んだ領域を備えることが好ましい。パウダー材料のケーキは、前記凹み領域
において受けられる先端の開いた容器に含むことが可能である。そのような先端
が開いた容器は、あらゆる従来の保持手段によって、解放可能に適所に保持され
る。例えば、パウダー材料のケーキを含んでいる容器は、その関連付けられてい
る凹み領域にはめ込まれているインタフェースにおいて受けることが可能である
か、または、容器の内部に磁石で保持することが可能である。先端が開いた容器
は、交換が必要なときのみ、交換すべきであることを意図している。
【0015】 ふたは、ベース・ユニットに蝶番式に取り付けられることが好ましい。ふたは
、その内表面に鏡を有することが便利である。
【0016】 第1の化粧品製品は、プレスト・フェース・パウダーなど、パフ・アプリケー
タを有するフェース・パウダーを含むことが好ましい。フェース・パウダーは、
適切な特定手段において受けられるふた付きの容器に含むことが可能である。パ
フ・アプリケータは、ふた付き容器のふたが閉じているとき、プレスト・フェー
ス・パウダーの上にあり、容器内で受けられることを意図している。しかし、代
替として、フェース・パウダーは、ふたのない容器に含むことが可能であり、独
立したふたまたはカバーは、上部収納手段に蝶番式に取り付けられ、ふたのない
容器とその内部のパウダーおよびカバー用パフ・アプリケータを覆うように閉じ
ることができる。
【0017】 アプリケータは、凹んだ特定手段の壁で弾性的につかむことによって、特定手
段の適所に解放可能に保持されることが好ましい。アプリケータをつかみ、およ
び、その収納位置から取り外すことを容易にするために、親指と他の指の凹みを
提供することが可能である。
【0018】 空洞を画定する各壁手段は、関連付けられる第2の化粧品製品を空洞内に解放
可能に保持するための、空洞に関連付けられている保持手段を有することが好ま
しい。例えば、保持手段は、第2の化粧品製品が完全に空洞に配置されるとき、
第2の化粧品製品上の保持手段と協動することが可能である。この場合、協動す
る保持手段と保持手段は、空洞内の保持位置で空洞を閉じる第2の化粧品製品の
端部と協動するねじ切り部分、または、協動する移動止め手段を備えることが可
能である。
【0019】 第2の化粧品製品は、製品が空洞から取り外された後は、ユーザの顔に直接適
用することができる化粧品を備える。そのような化粧品製品の例には、アイライ
ナ、アイブロー・ペンシル、リップ・ペンシル、口紅、およびファンデーション
がある。また、第2の化粧品製品には、マスカラ・カセットの一体的な一部と考
えられているマスカラ・アプリケータ・ブラシを有するマスカラが含まれる。具
体的には、マスカラ・カセットのマスカラ包含容器は、マスカラ・カセットの空
洞に解放可能に保持するように構成することが可能である。次いで、通常マスカ
ラ包含容器において受けられるマスカラ・ブラシは、従来の方式で、マスカラ包
含容器にねじで留め、およびそれから取り外すことができる。この構成では、マ
スカラは容易に到達可能であり、ユーザは、鏡を使用し、かつ、マスカラに到達
できるように、片手で化粧品パッケージを持ち、もう一方の手で、マスカラ・ア
プリケータ・ブラシを使用することができる。
【0020】 化粧品パッケージは、アイライナと「ペンシル」を必要なときに尖らせること
が可能なシャープナを備えることが好ましい。シャープナは、前記空洞の1つに
、解放可能に固定されることが好ましい。「ペンシル」は、尖らせることが必要
な場合、ユーザは、片手で化粧品パッケージを持ちながら、もう一方の手で空洞
から引き出し、シャープナに挿入することができる。ユーザは、依然として化粧
品パッケージを持ちながら、「ペンシル」を尖らせ、シャープナから取り外し、
(選択的に)「ペンシル」を使用し、最後に、それを空洞に再度配置することが
できる。シャープナとマスカラ・カセットは、容器の対向する面にある断面積の
サイズが同じ空洞において受けられることが理想的である。これにより、通常ユ
ーザが右利きか左利きかというユーザの要求に応じて、マスカラ・カセットを容
器の右手側または左手側の面の上に配置することが可能になる。
【0021】 前記空洞は、ベース・ユニットの対向する側壁に成形されることが便利である
【0022】 ここで、添付の図面を具体的に参照して、例としてのみ、本発明の実施形態に
ついて説明する。
【0023】 (発明を実施するための最良の形態) 図面は、一般に矩形で箱の形状をしたベース・ユニット2と、開位置(図1参
照)と閉位置(図2参照)の間で動くために、ベース・ユニット2の一側面に沿
って、蝶番40によって蝶番式に取り付けられるふた3とを有する、全体を参照
符号1によって示した、化粧品容器を示す。図1では、ふたは、180°開いて
示されているが、実際には、最大の開きは、ベース・ユニット2に対して、10
0°から150°など、例えば120°に制限することが可能である。ふたは、
ふたが開位置にあるとき現れる内表面の上に鏡4を有する。容器は、ふた3を閉
位置において固定するためのキャッチ50を有する。図示していないが、ふた3
は、ふたが閉位置にあるとき、ベース・ユニット2の側面を覆う壁を有すること
が可能である。
【0024】 ベース・ユニット2は、化粧品製品を収納するための上方収納手段と下方収納
手段を有する。上方収納手段は、様々な第1の化粧品製品を特定するための、凹
んだ部分11〜14の形態をした特定手段を有する、1つまたは複数の成型した
プラスチックのトレイ5の形態であることが便利である。図1に示したように、
4つの別々の成型したトレイまたはトレイ部分5a〜5dは、取外し可能なよう
に適所に固定され、必要な場合、交換可能なように配置することができる。図示
した実施形態では、トレイ部分5aは、アイシャドー、ハイライト、およびコン
シーラーなど、(プレスト)パウダー製品のケーキ11aを収納するための4つ
の円形の凹み部分11と、アイシャドー・アプリケータ11cなどを受けるため
の2つの矩形の凹み部分11bとを有する;トレイ部分5bは、ブラシ12aを
収納するための3つの矩形の凹み部分12を有する;トレイ部分5cは、プレス
ト・フェース・パウダーを含んでいるカセット13aを受けるための円形の凹み
部分13を有する;トレイ部分5dは、複数または単数の頬紅とシェイパーのケ
ーキ14aを収納するための2つの矩形の凹み部分14を有する。しかし、化粧
品製品のための特定のレイ・アウトは、必要時に変更することができることを理
解されたい。しかし、上方収納手段は、様々な化粧品製品をその正しい位置で特
定し、ふた3が閉じているとき、化粧品製品が、特定された位置から動くことを
防止し、ふたが開いているとき、トレイ5の特定された位置から、化粧品製品を
取り外すことを可能にするべきである。
【0025】 図1からわかるように、各凹み部分11bは、それに関連付けられるアイシャ
ドー・アプリケータ11cと形状が同様であり、各凹み部分12は、関連付けら
れたブラシ12aをつかむ関係で受けるように、適切に寸法決めされる。具体的
には、アイシャドー・アプリケータ11cとブラシ12aは、アプリケータおよ
びブラシを弾性的につかむ凹みの対向する壁によって、適所に弾性的に保持され
ることが便利である。つかんだアプリケータおよびブラシへの到達は、ブラシ/
アプリケータを受ける凹みの各々またはいくつかに関連付けられる指/親指の凹
み11dおよび12dを準備することによって、容易になる可能性がある。化粧
品の「ケーキ」、すなわち、アイシャドー、ハイライト、およびコンシーラーの
形態をしたケーキ11aと、頬紅または頬紅とシェイパーの形態をしたケーキ1
4aとは、トレイ5の上部と同一表面になるように、解放可能に凹みに保持され
る。図示したフェース・パウダ・カセット13aは、通常従来の設計である別の
装置である(しかし、おそらくはサイズはより小さい)。カセット13aは、プ
レスト・フェース・パウダーのための円筒状の容器とそれに蝶番式に取り付けら
れるふたとを有する。パフ・アプリケータ(図示せず)は、プレスト・パウダー
を顔に塗るために、容器内のパウダーの上に置かれることを意図している。好ま
しさは劣るが、代替として、容器に蝶番式に取り付けられるふたの代わりに、ト
レイ5に直接蝶番式に取り付けられる別のふた13b(図1に鎖線で示す)を有
することが可能である。化粧品製品11a〜14aと11cの各々は、空のとき
(製品11a、13a、および14aに対して)または使い切ったとき(製品1
1cおよび12aに対して)、交換可能であることを意図している。パウダー製
品は、必要時に簡単に交換することを可能にするために、任意の既知である従来
の手段によって、凹み部分内に解放可能に保持される。例のみとして、製品は、
磁石で凹み部分の適所に保持することが可能であるか、または摩擦によって凹み
部分の適所に保持することが可能である、上部の開いた、円筒または矩形の容器
に通常含まれる。製品を完全に使い切ったか、またはユーザが収納している製品
の色または種類を変更することを望んだために、パウダー製品を交換する必要が
ある場合、上部の開いた容器は、その関連付けられた凹み部分から簡単に取り外
され、交換など、望ましいパウダー製品を含んでいる新しい容器、または交換容
器が、凹み部分内に保持される。
【0026】 下方収納手段は、下端部において閉じ、かつ、ベース・ユニット2の一方の端
壁8a内に開いているいくつかの空洞6a〜6dと、下端部において閉じ、かつ
、ベース・ユニット2の対向する端壁8b内に開いているいくつかの空洞6e〜
6hとを備える。空洞6a〜6hは、それぞれ、異なる第2の化粧品製品7a〜
7hを受けるように寸法決めされる(図5参照)。図示した実施形態では、参照
符号7aおよび7bは、口紅を指す;参照符号7cは、「ファンデーション」の
チューブを指す;参照符号7dは、マスカラ・カセットを指す;参照符号7eは
、アイライナを指す;参照符号7fは、アイブロー・ペンシルを指す;参照符号
7gは、リップ・ペンシルを指す;参照符号7hは、アイブロー・ペンシル7f
および/またはリップ・ペンシル7g用のシャープナを指す。化粧品製品7a、
7b、および7eから7gは、すべて、キャップのない端部を有する化粧品材料
の「スティック」を備える。すなわち、これらの製品は、化粧品材料をユーザの
顔に適用するために製品を空洞から外すときに、取り外す必要があるキャップま
たは先端を備えていない。口紅7aおよび7bの各々は、従来の方式でスティッ
クを前方および後方に突出させるように回転可能な「スティック」の化粧品材料
の周囲に、回転可能なシュラウドを有することが可能である。図示した実施形態
では、空洞6dおよび6hは、シャープナ7hを空洞6dに配置し、かつ、マス
カラ・カセット7dを空洞6hに配置することができるように、同じように寸法
決めされる。これにより、ユーザが右利きであるか左利きであるかに応じて、マ
スカラ・カセットを化粧品容器の右手側面上または左手側面上に配置することが
可能になる。異なる設計では、異なる化粧品製品を代替の空洞に収納することが
可能であるように、他の空洞を同じように寸法決めすることが可能である。また
、化粧品製品は、異なる寸法決めをして、配置された空洞において受けることも
可能である。ファンデーション・チューブ7cは、やわらかいファンデーション
・チューブからファンデーションを絞り出すことを可能にする開位置と閉位置と
の間で、反対方向に回すことができる、取外し可能でない先端を有する。例のみ
として、ファンデーション・チューブは、ノズルが受けられる外部からねじ切ら
れたネックを有する。ノズルは、開口によって囲まれている中央スピゴットを備
える。先端は、ネックにねじ切り接続され、中央オリフィスを有する。先端が閉
位置にあるとき、ノズルのスピゴットは、ファンデーション・クリームが出るこ
とができないように、中央オリフィスにおいて受けられる。先端を回す際に、先
端は、スピゴットが中央オリフィスから引き出されるように、ノズルから軸方向
に離れるように動く。ファンデーション・チューブを絞り出す際に、流動性のフ
ァンデーション・クリームは、ノズルの開口を通過し、かつ、この時点で開いて
いる先端の中央オリフィスを通過することができる。好ましさは劣るが、代替の
設計では、ファンデーション・チューブ7cは、開閉可能な「ツイスト」先端ま
たはキャップを有する代わりに、チューブのネックに蝶番式に取り付けられる取
外し可能でないフリップ・オープン・キャップを備えることが可能である。
【0027】 化粧品製品7a〜7hは、それぞれ、空洞6a〜6hの内部の固定位置に保持
され、しかも、その空洞から容易に取外し可能であるように設計される。片手で
化粧品容器を持ちながら、ユーザが、もう一方の手で化粧品製品に個別に到達し
、それを使用することが、特に望ましい。これは、各対応する空洞の口において
、ねじ切り部分とねじ切り接続するための、外部からねじ付けた部分10を有す
る第2の化粧品製品7a〜7cおよび7e〜7gの端部を提供することによって
達成することができる。空洞の適所にねじ込む前に、関連付けられる空洞のねじ
切った口を通して化粧品製品を挿入することが可能であるように、各化粧品製品
の背面部分またはねじ付き部分は、前面部分よりわずかに大きな直径を有するこ
とを理解されたい。ねじ切り接続の代わりに、空洞6aから6cおよび6eから
6gは、化粧品製品上で他のそれぞれの第2の協動手段と協動する他の第1の協
動手段を有することが可能である。例えば、協動手段の一方は、例えば、ばね懸
架式ボールまたは他の要素など、弾性的に取り付けられた部材である突出を備え
ることが可能であり、他の協動手段は、凹みを備えることが可能である。図5は
、化粧品製品7a〜7cおよび7f〜7gのためのねじ切り保持手段と、化粧品
製品7eのための移動止め/凹みタイプの保持手段とを概略的に示す。しかし、
実際には、任意の化粧品製品に対して、同じタイプの保持手段のみを使用するこ
とが普通である。ねじ切り保持手段を使用することは、好ましいことであるが、
その理由は、これにより、空洞内の適所に化粧品製品が固定して維持され、通常
キャップを必要とする製品については、キャップを使用しないことが可能になる
からである。これは、製品が受けられる空洞の壁自体が、内部に保持されている
化粧品製品の「先端」として作用するからである。
【0028】 マスカラ・カセット7dとシャープナ7hは、他の第2の化粧品製品とは異な
るように設計される。図6に示したように、マスカラ・カセット7dは、同じ形
状の空洞6dにおいてスライド可能に受けられる、一般に矩形のセクションであ
る外部ハウジング20を有する。ハウジング20は、小さな長手方向に延びるリ
ブ21および22を一面上に有し、23および24を対向面上に有する。ハウジ
ングは、空洞6d内に押し込んではめ込むことができ、リブ21〜24は、空洞
6dの壁に対応して成形された溝においてスライドして受けられ、その溝と摩擦
により係合する。マスカラ・カセットのアプリケータ25は、一端にブラシ26
を有し、他端に外部からねじ切られたハンドル27を有する。マスカラ・カセッ
トの適所にあるとき、ハンドル27は、ハウジング20の内部からねじ付けられ
た凹み28内にねじ切られる。ブラシ26は、ハウジング内のマスカラを包含し
ている空洞29において受けられる。したがって、アプリケータ25は、それの
ねじをゆるめることによって、ハウジング20から取り外すことができる。マス
カラ・カセット全体は、交換のために、または、必要であれば、その位置をシャ
ープナ7hの位置と交換するために、空洞6dから取り外すことができる。
【0029】 シャープナ7hは、ハウジング20と断面が同様である外部ハウジング30と
、シャープナが摩擦により空洞に保持されることを可能にするように、空洞6h
の壁にある対応して成形された溝において受けられる長手方向のリブ31とを有
する。シャープナは、尖らせる「ペンシル」とブレード33を受けるための開口
32を有する。ハウジング30は、図示したように、着脱式に一緒に押し込んで
はめ込まれる先端部分30aと下端部分30bを備えることが可能である。ハウ
ジング部分を離れるように引くことによって、尖ったペンシルからの「削りくず
」を空にすることができる。この場合、リブ31は、先端ハウジング部分30a
の上にのみ提供されることが便利である。
【0030】 ハウジング20上の連続的な長手方向のリブ21〜24およびハウジング30
の上の連続的な長手方向のリブ31の代替として、それぞれの空洞壁の溝におい
て、摩擦によりスライド可能に受けられる、より短いリブまたは2つ以上の間隔
を空けて配置されたリブあるいは突出部を提供することができる。他の代替方式
では、そのようなリブまたは突出部は、空洞壁の上に提供することができ、連続
的な溝は、ハウジング20および30の壁に形成される。
【0031】 図面に示したように、端部の壁8aおよび8bは、空洞から個々の化粧品製品
を取り外すことを容易にするために、各空洞6a〜6hの口に凹み部分41を有
することが可能である。適所にあるとき、化粧品製品7a〜7hは、図に示した
ように、取外しを容易にするために、それぞれの空洞6a〜6hからわずかに突
出することが可能であるが、これは、特に凹み部分41が提供されている場合、
本質的ではない。
【0032】 交換用の化粧品製品は、使用済みの化粧品製品を交換するために利用可能であ
るべきであることを意図している。したがって、個々の化粧品製品が使用された
とき、完全に新しい化粧品パックを購入する必要はない。また、当然、特定の個
人が必要とするそれらの製品、および製品のそれらの色やシェードのみを購入す
ることが可能である。したがって、化粧品容器1および収納されている化粧品製
品からなる、あらゆる特定の化粧品パッケージの内容物は、ユーザの要求に対し
てカスタマイズすることができる。化粧品製品は、独立型の化粧品製品より、一
般にサイズが小さく、これにより、複数のカスタマイズした化粧品製品を比較的
小さなパッケージに収納することが可能になる。問題の化粧品を使用していると
き、一時的に収納することが必要である取外し可能なキャップを有する化粧品製
品はない。したがって、空洞6a、6b、および6eから6g自体は、それぞれ
、製品7a、7b、および7eから7gに「キャップ」またはふたを提供する。
【0033】 図面を参照して本明細書において具体的に記述した化粧品パッケージは、矩形
のパウダー・コンパクトに形状が似ており、長さと幅がそのサイズの約4倍で、
深さがそのサイズの2倍である「コンパクト」タイプである。例のみとして、化
粧品容器1は、通常、101mm(4’’)×76mm(3’’)×19mm(
0.75’’)の外寸を有する。しかし、パウダー・コンパクトに類似し、かつ
、単にフェース・パウダーを保持する代わりに、化粧品容器1は、化粧するため
に女性が必要とする事実上すべての化粧品を少量保持することが可能である。し
たがって、この容器は、ユーザが、一目で各化粧道具がどこにあるか見ることが
できるように、化粧品を一まとめに維持し、化粧バッグに換わる、新しい方式を
提供する。化粧品製品が、容器内に堅固にはめ込まれる方式のために、ユーザは
、自分の顔に化粧をするとき、必要に応じて、および必要なときに、各化粧品製
品を選択し、使用し、および、正しい位置に戻すことができる。化粧品パッケー
ジは、片手で持ちながら、ユーザの他方の手で、あらゆる化粧品製品に容易に到
達し、使用することができるように設計される。したがって、化粧品パッケージ
は、必要なときに必要な場所で、化粧品製品の使用中に、最小限の混乱で、使用
していない化粧品製品を堅固に適所に保持して、使用することができる。
【0034】 本明細書で記述した化粧品パッケージは、ハンドバッグに入れるのに十分小さ
い単一の便利な化粧品容器に、女性が化粧するのに必要な化粧品製品をすべてま
とめて入れる。化粧品パッケージは、片手でパッケージを持ち、取り外した化粧
品製品を使用することができるように、それをさらに「開ける」ことを必要とせ
ずに、他方の手で、化粧品製品を取り外し、使用し、交換するユーザによって、
容易に到達することができる。箱の中に入れられる化粧品製品は、交換用化粧品
製品または「カラー・カセット」として利用可能である可能性がある。ユーザは
、空の化粧品容器1を別に購入し、必要な「カラー・カセット」を選択すること
ができる。化粧品を使い切ったとき、または、ユーザが、単に化粧品製品の新し
いシェードを必要とする場合、新しいカセットを買い、古いものを取り出し、そ
れを新しいものと交換する。容器が十分な化粧品製品を携帯することを可能にす
るために、各「カラー・カセット」の化粧品の量は、販売されている普通の完全
なサイズより小さくあるべきであり、かつ、パッケージのスリムなベース・ユニ
ットにはめ込まれるように成形されることが意図される。これは、女性が異なる
製造者から製品を購入し、各製造者が、各々女性の化粧バッグの中で空間を占め
ている化粧品を異なる方式でパッケージしている、現在の習慣とは非常に異なっ
ている。
【0035】 本明細書で記述した女性の化粧品パックの主な利点は、以下の通りである。 1)本明細書で記述した化粧品製品をパッケージする方法により、女性が、「
素顔」で家を出なければならない場合でも、日中、自分を確実に最適に見せるた
めに必要なすべてのものを、便利なホルダの中に入れて、携帯することを可能に
する。夜外出する場合、かさばるボトルやジャーを一日中携帯することを必要と
せずに、自分の顔を完全に「し直す」ことができる。 2)すべての必要な化粧品製品は、1つの容器に収納される。 3)化粧品パッケージは、従来の化粧バッグを使用することを排除し、化粧品
製品を1つの化粧品容器内の正しい位置に収納することを可能にする。 4)化粧品パッケージを多くの異なる設計で販売することができ、従来の化粧
バッグより、女性の個性または雰囲気をよりよく反映することができる。 5)化粧品製品は、ねじ山および閉鎖可能なふたなど固定機構によって、化粧
品パッケージに固定されるので、箱の中身は、移動時に固定される。したがって
、女性は、タクシー、バス、飛行機、または列車内で化粧することが可能である
。 6)ユーザは、片手で化粧品パッケージを持ち、他方の手で、任意の収納され
ている化粧品製品を取り外して、取り外した化粧品製品から取外し可能なキャッ
プまたはふたを取り外し、それを一時的に収納せずに、すぐに使用することがで
きる。少なくともいくつかの化粧品製品は、化粧品材料のキャップのない「ステ
ィック」を公開している。これらの化粧品製品が収納されている空洞の壁は、そ
れ自体が製品の「キャップ」または「先端」を提供する。そのような化粧品製品
をその空洞から取り外した際に、出現した化粧品材料のスティックの端部を、ユ
ーザの顔に直接適用することができる。
【0036】 (産業上の利用可能性) 本発明は、化粧品製品および容器の製造について、産業に応用される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ベース・ユニットと、上方収納手段において受けられる第1の化粧品製品を現
す開位置にあるふたとを含んでいる、本発明による化粧品パッケージの上方から
見た概略図である。
【図2】 図1に示した化粧品パッケージであるが、ふたが閉位置で示されている、上方
から見た図である。
【図3】 図2に示した化粧品パッケージを、それぞれ、対向する端から見た図である。
【図4】 図2に示した化粧品パッケージを、それぞれ、対向する端から見た図である。
【図5】 図4の線V−V上で取った化粧品パッケージの概略的なセクション図である。
【図6】 化粧品パッケージから取り外し、図4の線VI−VI上で取った拡大したマス
カラ・カセットの断面図である。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成13年12月18日(2001.12.18)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A45D 33/28 A45D 33/28 A 34/06 34/06 40/20 40/20 B 40/24 40/24 Z 44/00 44/00 B B65D 77/08 B65D 77/08 F (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK ,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE, GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,J P,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR ,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK, MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,R O,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ, VN,YU,ZA,ZW

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上方収納手段(5)、下方収納手段(6a〜6h)および側
    壁(8a、8b)を有するベース・ユニット(2)と、ベース・ユニット(2)
    に対して開位置と閉位置の間で可動であるふた(3)と、複数の第1の化粧品製
    品(11a〜14a、11c)と、複数の第2の化粧品製品(7a〜7h)とを
    備え、上方収納手段が、ふた(3)が開位置にあるとき、容易に到達可能である
    が、ふたが閉位置にあるとき、到達不可能である確定された位置において前記第
    1の化粧品製品(11a〜14a、11c)を特定するための特定手段(11〜
    14、11b)を有し、下方収納手段(6a〜6h)が、前記第2の化粧品製品
    (7a〜7h)を受け、かつ、取外し可能なように適所に固定するために、側壁
    (8a、8b)または少なくともその1つの中へ開き、かつ、上方収納手段(5
    )の下で延びている、別々の空洞(6a〜6h)を各々画定する複数の壁手段を
    備え、第1の化粧品製品(11a〜14a、11c)が、アイシャドー、ハイラ
    イト、コンシーラー、頬紅、および/またはフェース・パウダーなど、いくつか
    の前記特定手段(11〜14、11b)の適所に解放可能に固定され、かつ、ふ
    た(3)が開位置内に動いた際にすぐに到達可能であるように構成されたパウダ
    ー材料のケーキと、ブラシなど、パウダー材料を顔に適用し、かつ、他の前記特
    定手段(11〜14、11b)に解放可能に保持されているアプリケータ(12
    a)とを備え、および、前記第2の化粧品製品が、いくつかの化粧品手段(7a
    、7b、7e〜7g)を含み、各化粧品手段が、キャップのない端部を有し、そ
    れにより、それが受けられる空洞から各化粧品手段を取り外した際に、出現した
    化粧品材料のキャップのない端部を直接ユーザの身体に適用することができるス
    ティックの化粧品材料を備えることを特徴とする化粧品パッケージ(1)。
  2. 【請求項2】 ふた(3)が、ベース・ユニット(2)に蝶番式に取り付け
    られることを特徴とする、請求項1に記載の化粧品パッケージ。
  3. 【請求項3】 ふた(3)が、その内表面上に鏡(4)を有することを特徴
    とする、請求項1または請求項2に記載の化粧品パッケージ。
  4. 【請求項4】 前記特定手段(11〜14、11b)が、前記第1の化粧品
    製品(11a〜14a、11c)の適切に寸法決めされたものを受け、かつ適所
    で特定するための凹み領域を備えることを特徴とする、請求項1に記載の化粧品
    パッケージ。
  5. 【請求項5】 前記第1の化粧品製品が、前記特定手段(13)の1つにお
    いて受けられるパウダー容器と、パフ・アプリケータと、フェース・パウダー容
    器内にパフ・アプリケータを封入するように閉鎖可能である蝶番式に取り付けら
    れたふたとを備えるフェース・パウダー手段をも含むことを特徴とする、請求項
    1から請求項4までのいずれか一項に記載の化粧品パッケージ。
  6. 【請求項6】 前記アプリケータ(12a)が、凹んだ特定手段の壁によっ
    て弾性的につかまれていることによって、特定手段(12)の適所に解放可能に
    保持されることを特徴とする、請求項1から請求項5までのいずれか一項に記載
    の化粧品パッケージ。
  7. 【請求項7】 アプリケータ(12a)をつかみ、およびそれを収納位置か
    ら取り外すことを容易にするために親指と指の凹み(12d)が設けられる、請
    求項1から請求項6までのいずれか一項に記載の化粧品パッケージ。
  8. 【請求項8】 前記パウダー材料のケーキ(11a、14a)が、従来の保
    持手段によって適所に解放可能に保持される、請求項1から請求項7までのいず
    れか一項に記載の化粧品パッケージ。
  9. 【請求項9】 前記空洞(6a〜6h)が、ベース・ユニット(2)の対向
    する側壁(8a、8b)に形成される、請求項1から請求項8までのいずれか一
    項に記載の化粧品パッケージ。
  10. 【請求項10】 前記第2の化粧品製品が、ファンデーション・クリームな
    ど、流動的な材料を含み、かつ、出口ノズルと、流動的な材料が出口ノズルを通
    って分給されることを可能にするまたは防止するために、開位置と閉位置の間で
    可動である取外し不可能なキャップとを有するチューブを備える他の化粧品手段
    (7c)を含むことを特徴とする、請求項1から請求項9までのいずれか一項に
    記載の化粧品パッケージ。
  11. 【請求項11】 前記化粧品手段(7a、7b、7e〜7g)が、各々、そ
    れぞれの空洞(6a、6b、6e〜6g)に化粧品手段を弾性的に保持するため
    の前記壁手段の上に設けられる第2の保持手段と協動可能な第1の保持手段(1
    0)を備えることを特徴とする、請求項1から請求項10までのいずれか一項に
    記載の化粧品パッケージ。
  12. 【請求項12】 前記第1のおよび第2の保持手段が、相互係合するねじ山
    手段を備えることを特徴とする、請求項11に記載の化粧品パッケージ。
  13. 【請求項13】 前記第1の保持手段が、各化粧品手段の周辺部分に凹みを
    備え、第2の保持手段が、ばねで押し付けられたような、弾性的な移動止め手段
    を備えることを特徴とする、請求項11に記載の化粧品パッケージ。
  14. 【請求項14】 前記第2の化粧品製品が、それぞれの空洞(6d)におい
    て着脱式に受けられるマスカラ容器(20)を備え、かつ、マスカラ容器(20
    )において取外し可能なように受けられるマスカラとマスカラ・アプリケータ・
    ブラシ(26)とを含み、それにより、マスカラ容器からマスカラ・アプリケー
    タ・ブラシ(26)を取り外した際に、ブラシの上のマスカラを直接ユーザのま
    つ毛に適用することができる、マスカラ製品(7d)を含むことを特徴とする、
    請求項1から請求項13までのいずれか一項に記載の化粧品パッケージ。
  15. 【請求項15】 前記マスカラ容器(20)が、関連付けられる空洞におい
    てスライド可能に受けられ、かつ、その空洞の壁と摩擦により係合することを特
    徴とする、請求項14に記載の化粧品パッケージ。
  16. 【請求項16】 前記第2の化粧品製品が、アイライナおよび「ペンシル」
    など、前記化粧品手段の前記スティックの化粧品材料の少なくともいくつかを尖
    らせることを可能にするために、シャープナ(7h)を含むことを特徴とする、
    請求項1から請求項15までのいずれか一項に記載の化粧品パッケージ。
  17. 【請求項17】 前記シャープナ(7h)が、前記空洞の1つ(6h)に、
    解放可能に固定される、請求項16に記載の化粧品パッケージ。
  18. 【請求項18】 前記シャープナ(7h)が、関連付けられる空洞において
    スライド可能に受けられ、かつ、その空洞の壁と摩擦により係合することを特徴
    とする、請求項16に記載の化粧品パッケージ。
  19. 【請求項19】 前記マスカラ製品(7d)と前記シャープナ(7h)が受
    けられる空洞(6d、6h)が、同様の断面を有し、マスカラ製品とシャープナ
    の外側断面が、同様に成形され、それにより、マスカラ製品とシャープナを、こ
    れらの2つの空洞(6d、6h)のいずれかにおいて受けることができることを
    特徴とする、請求項15に依存するときの請求項18に記載の化粧品パッケージ
  20. 【請求項20】 上方収納手段(5)、下方収納手段(6a〜6g)および
    側壁(8a、8b)を有するベース・ユニット(2)と、ベース・ユニット(2
    )に対して開位置と閉位置の間で可動であるふた(3)と、複数の第1の化粧品
    製品(11a〜14a、11c)と、複数の第2の化粧品製品(7a〜7g)と
    を備え、上方収納手段が、ふた(3)が開位置にあるとき、容易に到達可能であ
    るが、ふたが閉位置にあるとき、到達不可能である確定された位置において前記
    第1の化粧品製品(11a〜14a、11c)を特定するための特定手段(11
    〜14、11b)を有し、下方収納手段(6a〜6g)が、前記第2の化粧品製
    品(7a〜7g)を受け、かつ、取外し可能なように適所に固定するために、側
    壁(8a、8b)または少なくともその1つの中へ開き、かつ、上方収納手段(
    5)の下で延びている、別々の空洞(6a〜6g)を各々画定する複数の壁手段
    を備え、第1の化粧品製品(11a〜14a、11c)が、アイシャドー、ハイ
    ライト、コンシーラー、頬紅、および/またはフェース・パウダーなど、いくつ
    かの前記特定手段(11〜14、11b)において適所に解放可能に固定され、
    かつ、ふた(3)がその開位置に移動した際にすぐに到達可能であるように構成
    されたパウダー材料のケーキと、ブラシなど、パウダー材料を顔に適用し、かつ
    、他の前記特定手段(11〜14、11b)に解放可能に保持されるアプリケー
    タ(12a)とを備え、前記第2の化粧品製品(7a〜7g)の各々、または各
    々の一部が、空洞から取り外されたときに、ユーザの身体にすぐに適用すること
    ができるという条件で、それぞれの空洞(6a〜6g)において受けられること
    を特徴とする、化粧品パッケージ。
  21. 【請求項21】 第1の化粧品製品を収納するための上方収納手段(5)と
    、第2の化粧品製品を収納するための下方収納手段(6a〜6g)および側壁(
    8a、8b)と、ベース・ユニット(2)に対して開位置と閉位置の間で可動で
    あるふた(3)とを有する化粧品収納ユニット(2)であって、上方収納手段が
    、ふた(3)が開位置にあるとき、容易に到達可能であるが、ふたが閉位置にあ
    るとき、到達不可能である確定された位置において前記第1の化粧品製品(11
    a〜14a、11c)を特定するための特定手段(11〜14、11b)を有し
    、下方収納手段(6a〜6g)が、第2の化粧品製品(7a〜7g)を受け、か
    つ、取外し可能なように適所に固定するために、側壁(8a)の中へ開き、かつ
    、上方収納手段(5)の下で延びている、別々の空洞(6a〜6g)を各々画定
    する複数の壁手段を備え、前記空洞(6a〜6g)が、前記側壁(8a、8b)
    の両方の中へ開くことを特徴とする、化粧品収納ユニット(2)。
  22. 【請求項22】 前記空洞の少なくともいくつかの壁手段が、第2の化粧品
    製品を空洞にねじ切り式に保持するためのねじ切り部分を有する、請求項21に
    記載の化粧品収納ユニット(2)。
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