JP2003513344A - 適応ラウンドによる電子ラベルの識別方法 - Google Patents

適応ラウンドによる電子ラベルの識別方法

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JP2003513344A
JP2003513344A JP2001507263A JP2001507263A JP2003513344A JP 2003513344 A JP2003513344 A JP 2003513344A JP 2001507263 A JP2001507263 A JP 2001507263A JP 2001507263 A JP2001507263 A JP 2001507263A JP 2003513344 A JP2003513344 A JP 2003513344A
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    • G06K7/0008General problems related to the reading of electronic memory record carriers, independent of its reading method, e.g. power transfer

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Abstract

(57)【要約】 問い合わせ装置を用いた製品に貼り付けられた電子ラベルの識別方法であって、以下の段階:a)第1のサイクルまたはラウンドの連続送信ウィンドー数Nsを電子ラベルに示すこと(長方形62);b)識別数n、ウィンドーまたは空白区分数nおよび衝突数nを決定するために電子ラベルから受信したメッセージをNsのウィンドーのサイクルの間に記帳すること(長方形64);c)n =0ならばこの方法を停止する(長方形68)、またはn≠0ならば、段階d)に移ること;d)Ns、n、nおよびnの値に応じて次のサイクルの送信ウィンドー数Ns1を計算すること(長方形70);e)Ns=計算されたNs1で段階a)に戻ること(長方形62)を含むことを特徴とする方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、製品をその属性により識別するための製品に貼り付けられる電子ラ
ベルの分野、かつ特には電子ラベルの推定された数に応じて集合の電子ラベルを
識別するための方法に関する。
【0002】 製品を識別するために製品上に印刷され、かつ販売店のレジを通過する際に光
学装置によって読み取られる「バー」コードを使用することは知られている。読
み取られるバーコードは、例えば製品の価格を付与する情報処理装置に問い合わ
せることを可能にする。
【0003】 これらのバーコードは、本質的に、印刷時に凝固し、かつ従って製品の一生の
間に変更され得ないことによる幾つかの制限を有する。
【0004】 それ故、バーコードを、nビットの2進コードを記録することが可能なメモリ
のような電子回路を含むいわゆる電子ラベルによって代えることが、現在提案さ
れている。
【0005】 この2進コードは、特に製品のタイプを示すためのバーコードを表すが、メモ
リがn個の数字を有する2進コードの少なくとも幾つかの部分に関して再記入可
能であることを当然に前提として、製品の一生の間に変更される可能性のある他
の情報または属性を表すこともできる。販売日、販売店の識別、保証期間、保証
の最終日等について、このような事情であり得る。
【0006】 問い合わせ/読み取り/記録装置は、バーコード読み取り装置のように機能し
得る。すなわち、それは同時に唯一の電子ラベル、その放射体積内に差し出され
た電子ラベルとしか対話しない。
【0007】 しかしながら、問い合わせ/読み取り/記録装置は、電子ラベルも同時に応答
し、かつ従って1対1で識別され得ないように、その放射体積内に位置する全て
の電子ラベルに同時に問い合わせることが可能である。
【0008】 この問題を解決するために、同時に応答し、かつ従って「衝突する」ラベルを
「管理する」ことを可能にする、様々ないわゆる衝突予防法により電子ラベルに
問い合わせることが提案された。
【0009】 これらの衝突予防法は、2つの分類に分かれる。すなわち、確定的および非確
定的である。
【0010】 第1の分類において、第1のやり方は、例えば製品の識別コードの全部か一部
に基づき、1つのみのラベルがこのコードまたはコードの一部に応答するまで、
電子ラベルに問い合わせることである。この第1の方法は、n=64ビットのコ
ードに対して1019を超す可能性があることを理解すると、莫大な数の問い合
わせに至り得る。
【0011】 第2のやり方は、問い合わせ/読み取り/記録装置に、電子ラベルから受信し
たことをビットずつ、またはビットブロック毎に繰り返させることである。繰り
返されたビットまたはビットブロックを認識する電子ラベルは、問い合わせ装置
によって考慮されたことを知っており、かつ単独で他のビットまたはビットブロ
ックを送信し続ける。これらの操作は、唯一の電子ラベルの選択まで繰り返され
る。
【0012】 確定的方法は、同一の識別コードを有する2つの電子ラベルが存在しないこと
を考えているが、このことは、例えばスーパーマーケットにおいて、莫大な数の
同一タイプの製品がある場合に、各商品が、認識されるためには異なった方法で
ラベルを付されねばならないので、大きな制約となる。
【0013】 その上、これらの確定的方法は、与えられた集合に対して方法を利用する初め
に存在する電子ラベルしか識別しない。
【0014】 このユニットに対する全ての新規なラベルは、考慮され得ず、かつ識別方法の
次のサイクルを待たねばならない。その結果、これらの確定的方法は、製品、例
えばベルトコンベヤ上に次々に現れる製品の連続的な識別には直接適用できない
ということになる。
【0015】 非確定的方法において、電子ラベルは、問い合わせ/読み取り/記録装置によ
って与えられたスタートポイントから数えたランダムな期間間隔の後にメッセー
ジを送信することが予定されている。電子ラベルが問い合わせ/読み取り/記録
装置の受領通知を受信する場合、電子ラベルのメッセージが認識されたと考える
。受領通知がない場合、認識されない電子ラベルは、新しいランダムな期間間隔
の経過後の次の問い合わせサイクル時にメッセージを送る。
【0016】 このような非確定的方法において、幾つかの電子ラベルが、その全体数が1サ
イクル中に予定されたランダムな期間数より明らかに大きい場合、同時に送信す
ることは、起こりそうなことであるが、このことは、最初に送信した電子ラベル
のメッセージを混乱させる。
【0017】 それ故、電子ラベル自体または問い合わせ/読み取り/記録装置によって行わ
れ得る検出である、他の電子ラベル送信の検出時からすぐに、電子ラベルを隠さ
せることが提案された。
【0018】 非確定的方法の性能は、電子ラベル数Nに対する1サイクルの間の送信期間の
最大のウィンドー数NsMAXによって決定され、この数NsMAXは、可能な
ランダムな待機数も明確にする。このように、Nの電子ラベルの場合、この方法
は、Ns1からNsMAXの値に対して最適であるが、2Nの電子ラベルの場合
、この方法は、2Ns1からNsMAXの値に対して最適である。このことは、
この方法が、任意の数の電子ラベルには適応しないという結果となる。
【0019】 その上、まさに同一の瞬間に送信する2つの電子ラベルを確実に検出すること
は、可能でない。このことは、ある電子ラベルが受領通知によって自らを識別さ
れたと思うのだが、この受領通知は他の電子ラベルに向けられていたという状況
を引き起こし得る。
【0020】 従って本発明の目的は、その数およびその識別名が何であれ、集合の電子ラベ
ルを非常に速く識別することを可能にする製品上に貼り付けられた電子ラベルの
非確定的タイプの識別方法を利用することにある。
【0021】 この目的は、ランダムな待機数または送信ウィンドー数を未だ識別せねばなら
ない電子ラベル数に適応させて、達成される。この適応は、その前のサイクルの
識別結果に応じて問い合わせ/読み取り/記録装置によって実行される。
【0022】 本発明は、問い合わせ装置を用いた製品に貼り付けられた電子ラベルの識別方
法であって、以下の段階: (a)第1のサイクルまたはラウンドの連続送信ウィンドー数Nsを電子ラベル
に示すこと、 (b)識別数n、ウィンドーまたは空白区分数nおよび衝突数nを決定す
るために電子ラベルから受信したメッセージをNsのウィンドーのサイクルの間
に記帳すること、 (c)n=0ならばこの方法を停止する、またはn≠0ならば、段階(d)
に移ること、 (d)Ns、n、nおよびnの値に応じて次のサイクルの送信ウィンドー
数Ns1を計算すること、 (e)Ns=計算されたNs1で段階(a)に戻ることを含むことを特徴とする
方法に関する。
【0023】 各電子ラベルにおいて、この方法はその上、以下の段階: (m)各サイクルまたはラウンドで、ウィンドー数Nsを受理すること、 (n)Nsから1つの送信ウィンドーをランダムに選択すること、 (o)選択されたウィンドーの期間にメッセージを送信すること、 (p)問い合わせ/読み取り/記録装置から来たメッセージを待つこと、 (q)衝突のない場合、問い合わせ/読み取り/記録装置から送信されたメッセ
ージの受領通知を受理すること、 (r)受領通知の欠如する場合、すなわち衝突または空白ウィンドーの場合、段
階(m)に戻ることを含む。
【0024】 本発明の他の特性および長所は、以下の、特殊な実施例の記載を読めば現れる
であろう。前記記載は、添付図面との関係で作成されている。
【0025】 接触のない電子ラベル10は、誘導コイル14およびコンデンサ16を含む同
調回路から構成されるアンテナ12を例えば含む(図1)。アンテナ12の同調
周波数Fは、例えば13.56メガヘルツである。
【0026】 アンテナのこの同調回路は、各々が特殊な機能を実行する様々な回路に接続さ
れる。このように、回路24は、例えばダイオードブリッジ8によって、同調回
路の端子に信号の二重交番整流機能を実行する。この整流回路24には、電子ラ
ベルの他の全ての回路、とくに図1の長方形10内に表された回路の給電電圧V dd を付与する整流信号の濾過コンデンサ26が続く。
【0027】 回路18は、いわゆるクロック機能およびその同期化を周波数Fから実行す
る。このクロック回路18によって付与された様々な周波数の信号は、アンテナ
12および整流回路24を除く、図示されたまたは図示されていないラベルの他
の回路に加えられる。
【0028】 回路20は、ラベルによって受信された情報を構成する信号である、搬送周波
数Fに信号を変調する信号の復調および復号機能を実行する。
【0029】 ラベルが結び付く製品に関する情報は、記録/読み取り回路30によってアド
レス可能なメモリ22内に記録される。
【0030】 この記録/読み取り回路30は、回路20によって検出および復号化された信
号の管理下にあり、かつメッセージ合成回路32に加えられる信号を付与する。
【0031】 合成回路32によって付与されたメッセージは、回路28および回路28によ
って制御される断続器38で概略的に表されたアンテナの電荷を変調する回路に
加えられる。電荷抵抗36は、断続器38と直列に表した。
【0032】 ラベル10の問い合わせ/読み取り/書き込み装置は、公知の方法で、誘導コ
イル44およびコンデンサ66を含む同調回路から構成されるアンテナ42を例
えば含み、同調周波数は、Fである。2つのアンテナ12および42は、矢印
46によって表したように、磁気的に連結されている。
【0033】 アンテナ42は、ラベル10に伝達する情報を運搬する低周波デジタル信号に
よって変調される搬送周波数Fで電気信号によって給電される。これらの変調
された電気信号は、一方で発振器48の周波数Fの信号およびメッセージ発生
器52の変調信号を受信する変調器50によって生成される。変調器50の出力
信号は、出力端子がアンテナ42に直接接続された電力増幅器54に加えられる
【0034】 アンテナ42によって受信された信号は、その検出、復調および復号化を実行
する受信回路56に加えられる。復号化された信号は、それらを解釈し、かつメ
ッセージ発生器52の制御信号を付与するマイクロプロセッサ58に加えられる
【0035】 本発明による方法は、図1を用いて記載されたタイプの電子ラベルおよび図1
を用いて同様に記載された問い合わせ装置を含むユニットとの関係で記載される
【0036】 開始(長方形60)の後、この方法は、以下の段階: (a)第1のサイクルまたはラウンドの連続送信ウィンドーまたは時間フレーム
数Nsを電子ラベルに示すこと(長方形62)、 (b)識別数n、ウィンドーまたは空白区分数nおよび衝突数nを決定す
るために電子ラベルから受信したメッセージをNsのウィンドーのサイクルの間
に記帳すること(長方形64)、 (c)n=0ならばこの方法を停止する(長方形68)、またはn≠0なら
ば、段階(d)に移ること、 (d)Ns、n、nおよびnの値に応じて次のサイクルの送信ウィンドー
数Ns1を計算すること(長方形70)、 (e)Ns=計算されたNs1で段階(a)に戻ること(長方形62)を含む。
【0037】 図3は、N=100かつNs=32の場合の本発明による方法の段階を明示す
る。
【0038】 第1のサイクルまたは第1のラウンドは、32のウィンドーを含み(段階(a
))、かつN=100がNs=32よりはるかに大きいことを考慮して、衝突数
は、n=4の識別および1つの空白ウィンドー(n=1)で、例えばn
27であり、このことは、段階(b)によって記帳される。
【0039】 n≠0なので、Ns=32、n=27、n=4およびn=1に応じて
Ns1の値を計算する段階(d)への移行があり、このことは、未だ識別せねば
ならないNr=96の電子ラベルに対してNs=101をもたらす。
【0040】 この数Ns=101は、未だ識別せねばならない電子ラベルに示され(段階(
a))、これらの電子ラベルは、101から1つのウィンドー内に送信すること
をランダムに決める。
【0041】 このことは、n=38の識別、n=22の衝突およびn=11の空白ウ
ィンドーを記帳する第2の段階(b)に至らせる。
【0042】 第2の段階(d)の計算は、未だ識別せねばならない電子ラベルに示された数
であるNs=52に至らせ(第3の段階(a))、これらの電子ラベルは、52
から1つのウィンドー内に送信することをランダムに決める。
【0043】 第3の段階(b)の記帳は、第4のサイクルまたはラウンドに関して新たなN
s=35を計算すること(第3の段階(d))を可能にするn=17、n
15およびn=20の値を決定する。
【0044】 第4のサイクルは、n=12のラベルを識別すること、並びにn=12の
衝突およびn=11の空白ウィンドーを記帳することを可能にし、このことは
、第5のサイクルに関して新しいNs=30をもたらす。
【0045】 この第5のサイクルは、n=11、n=8およびn=11に至らせ、す
なわち第6のサイクルに関して新しいNs=19である。
【0046】 この第6のサイクルは、n=7、n=5およびn=7に至らせ、すなわ
ち第7のサイクルに関して新しいNs=12である。
【0047】 この第7のサイクルは、n=3、n=3およびn=6に至らせ、すなわ
ち第8のサイクルに関して新しいNs=8である。
【0048】 この第8のサイクルは、n=1、n=3およびn=4に至らせ、すなわ
ち第9のサイクルに関して新しいNs=8である。
【0049】 この第9のサイクルは、n=7、n=0およびn=1に至らせる。
【0050】 衝突がないので、この方法は、プロセス終結の段階(c)(長方形68)に移
る。
【0051】 記載してきた方法の段階は、以下の段階が: (m)各サイクルまたはラウンドで、ウィンドー数Nsを受理すること、 (n)Nsから1つの送信ウィンドーをランダムに選択すること、 (o)選択されたウィンドーの期間にメッセージを送信すること、 (p)問い合わせ/読み取り/記録装置から来たメッセージを待つこと、 (q)衝突のない場合、問い合わせ/読み取り/記録装置から送信されたメッセ
ージの受領通知を受理すること、 (r)受領通知の欠如する場合、すなわち衝突の場合、段階(m)に戻ることで
ある電子ラベルの特殊な機能に対応する。
【0052】 記載してきた段階(a)から(e)および(m)から(r)は、本発明に従っ
た変形例を有し得る。
【0053】 数NsおよびNは、第1のサイクルが唯一の電子ラベルを識別することを可能
にしないようになっても良く、例えばN=100に関してNs1=8で、このこ
とは、n=8の衝突、および従って第2のサイクルに関してNsを計算するこ
とが不可能であることに至らせる。
【0054】 本発明は、そこでNs1の完全倍数として第2のサイクルに関し値Nsを、例
えばNs=4Ns1=32で選択することを提案する。
【0055】 数Nsは、1サイクルまたはラウンドにおける送信ウィンドー数を決定すると
定義されており、ウィンドーの各開始は、サイクルの開始から数えたランダムな
期間に対応する。
【0056】 図3との関係で記載された実施例では、このランダムな期間がウィンドー数で
数えられると仮定したが、このことは、電子ラベルがランダムに選択されたウィ
ンドーの初めに送信することを意味する。この作用は、dがウィンドーの固定期
間であるなら、Ns.dに少なくとも等しい期間の識別手続きに至らせる。この
全期間は、衝突の検出時から次のウィンドーに移る衝突によって、または空白ウ
ィンドーの期間を短縮できることを考慮に入れれば、削減され得る。
【0057】 このために、問い合わせ装置は、該装置が少なくとも1つの電子ラベルを受信
し次第ラベル全部に停止信号を送信すること、およびラベル識別の終結時から、
または該装置が衝突もしくは空白ウィンドーを検出し次第、次のウィンドーに移
る信号を送信することが予定され得る。
【0058】 Nsの決定は、最初にラウンドの際に存在する電子ラベル数Npを推定して実
行され、この推定は、様々な方法に従ってなされうる。この推定された値Npは
、式Nr=Np−nによって未だ識別せねばならない電子ラベル数Nrを計算
することを可能にする。
【0059】 新しいサイクルに関するこのNsの決定は、方法がNsのウィンドーもしくは
いわゆる「時間フレームの」作用に対応する時間フレームからのランダムな選択
によってか、いわゆる「ランダムな待機」作用に対応する起点からNsの期間の
ランダムな選択によって利用されることに応じて異なる。
【0060】 時間フレームの作用と呼ばれる、第1の場合において、数Npは、比例方法ま
たは距離方法によって例えば決定される。
【0061】 比例方法によれば、数Npは、(2n+n)およびN’である2つの数の
内で最大であり、nは衝突数であり、nは識別されたラベル数であり、かつ
N’は、以下の式: n≠0かつn≠0ならば、N’=n(Ns−1)/n、 またはn=0かつn≠0ならば、N’=(Ns−1)/n、 またはn≠0かつn=0ならば、N’=n(Ns−1)、 または他の場合、N’=k.Ns (−nは、空白時間フレーム数であり、 −kは、先験的に固定された定数であり、例えば上記に示したようにk=4であ
る)の1つにより与えられる。
【0062】 距離方法によれば、n=n=0ならば、Np=k.Nsを取る。そうでな
い場合、Npは、選択された距離関数を最小にする(2n+n)より大きい
か等しい値である。
【0063】 公知の距離関数の中で、
【0064】
【数1】 によって定義されるマンハッタン距離がある。
【0065】
【数2】 d’(x)=(xAx−1−n+(NsA−n によって定義される二次元距離がある。
【0066】
【数3】 d”(x)=(xAx−1−n+(NsA−n +(xAx−1+NsA−n−n [但し、A=(Ns−1)/Ns]によって定義される三次元距離がある。
【0067】 これらの距離関数は、n=n=0ならば最小限を有さず、かつNpが無限
に向かう時、ゼロに向かう。この場合、上記に示したように、Npは、k.Ns
と等しく取られる。
【0068】 Npは、上記に示したように決定されるので、新しいサイクルのNsの値は、
関数:
【0069】
【数4】 r(Ns)=[I(Nr,Ns)]/[Lv.V(Nr,Ns)+Li.I(N
r,Ns)+Lc.C(Nr,Ns)] (1)
【0070】 [ここで、 −I(Nr,Ns)は、NrのラベルおよびNsのウィンドーのサイクルで、識
別されたラベルの平均数であり、 −V(Nr,Ns)は、空白ウィンドーの平均数であり、 −C(Nr,Ns)は、衝突の平均数であり、 −Lvは、上記に示したように、問い合わせ装置の介入までの空白ウィンドーの
平均期間であり、 −Liは、識別ウィンドーの期間であり、かつ −Lcは、問い合わせ装置の介入までの衝突の平均期間である]を最大にする値
である。
【0071】 ランダムな待機作用と呼ばれる第2の場合において、本発明は、電子ラベルが
識別メッセージを、Nsのウィンドーからランダムに選択された1つのウィンド
ーの開始からのランダムな瞬間に送信する作用への適用で記載される。このよう
に、電子ラベルは、時間ずれ並びにNsの時間フレームからの時間フレームの数
をランダムに生成し、時間ずれは、選択された時間フレームの開始に対して測定
される。
【0072】 この場合、時間フレームの作用のために先に定義された関数は、 −Tをビット数のメッセージのサイズとし、 −δをビット数のランダムなずれの最大値とし、この値は、メッセージのサイズ
Tより小さく、 −λを問い合わせ/読み取り/記録装置の送信検出と上記に示した送信の停止メ
ッセージ発送の間に必要なビットの平均時間とする;この平均時間λは、装置が
送信停止メッセージを発送する可能性を有さないならばTと等しく取られ得る、
特殊なパラメータを考慮に入れるためにそれらを適応させるという条件で使用さ
れ得る。
【0073】 ビット数で表現された空白時間フレーム数V’、ビット数で表現された衝突数
C’および識別されたラベル数I’は次に、
【0074】
【数5】 V’(Np,Ns)=δ.Ns(δNs−λ)Np/(δNs)Np+(T−δ
)Ns I’(Np,Ns)=Nr(δNs−2λ)Np−1/(δNs)Np−1 C’(Np,Ns)=T.Ns−λI’(Np,Ns)−V’(Np,Ns) によって推定される。
【0075】 Npの値は次に、 −マンハッタン距離:
【0076】
【数6】 −二次元距離:
【0077】
【数7】 d’(x)=(I’(x,Ns)−n+(V’(x,Ns)−n’ −三次元距離:
【0078】
【数8】 d”(x)=(I’(x,Ns)−n+(V’(x,Ns)−n’ +(C’(x,Ns)−n’ のような距離関数の1つによって推定される。
【0079】 比例方法に関して,値N’は、 n≠0かつn’≠(T−δ)Nsならば、N’=(n.B)/[n −(T−δ)Ns] またはn=0かつn’≠(T−δ)Nsならば、N’=B/[n−(T−
δ)Ns] または他の場合、N’=kNs、 従ってNp=max(2n+n,N’)、 (但し,B=δNs−3λ/2、 −nは、識別されたラベル数であり, −n’は、その間に送信がない(空白)ビット数であり、 −nは、観察された衝突数であり、 −n’は、衝突ビット数である)によって与えられる。
【0080】 記載してきた第2の場合において、ラベルのメッセージ受信時からラベル内の
ランダムな期間を差し引くことを停止し、かつそれを関係するラベルの識別後に
再度取り上げて衝突数を削減することが可能である。
【0081】 第2の場合は、特殊な作用への適用において記載されたが、本発明は、識別メ
ッセージ送信前の電子ラベルのランダムな待機がラウンドの開始から測定される
作用に適用される。
【0082】 次に、Nsの値は、
【0083】
【数9】 Nr=Np−n を使用して、第1の場合のように式(1)によって決定される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 接触のない電子ラベル、および本発明による方法が適用されるこのような電子
ラベルの問い合わせ/読み取り/記録装置の機能の略図である。
【図2】 本発明による方法の様々な段階を示すダイヤグラムである。
【図3】 100の電子ラベルの場合の、この方法の展開を示すダイヤグラムである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG ,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD, RU,TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU, AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,C N,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES ,FI,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU, ID,IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,K R,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV ,MA,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO, NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,S I,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA ,UG,US,UZ,VN,YU,ZA,ZW Fターム(参考) 5B035 BB09 CA23 5B058 CA15 CA23

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 問い合わせ/読み取り/記録電子装置(40)を用いた製品
    に貼り付けられた電子ラベル(10)の識別方法であって、電子ラベル(10)
    および電子装置(40)は各々メッセージを受信かつ送信することが可能であり
    、以下の段階: (a)第1のサイクルまたはラウンドの連続送信ウィンドー数Nsを電子ラベル
    に示すこと(長方形62)、 (b)識別数n、ウィンドーまたは空白区分数nおよび衝突数nを決定す
    るために電子ラベルから受信したメッセージをNsのウィンドーのサイクルの間
    に記帳すること(長方形64)、 (c)n=0ならばこの方法を停止する(長方形68)、またはn≠0なら
    ば、段階(d)に移ること、 (d)Ns、n、nおよびnの値に応じて次のサイクルの送信ウィンドー
    数Ns1を計算すること(長方形70)、 (e)Ns=計算されたNs1で段階(a)に戻ること(長方形62)を電子装
    置(40)に含むことを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 各電子ラベルにおいて、その上、以下の段階: (m)各サイクルまたはラウンドで、ウィンドー数Nsを受理すること、 (n)Nsから1つの送信ウィンドーをランダムに選択すること、 (o)選択されたウィンドーの期間にメッセージを送信すること、 (p)問い合わせ装置から来たメッセージを待つこと、 (q)衝突のない場合、問い合わせ装置から送信されたメッセージの受領通知を
    受理すること、 (r)受領通知の欠如する場合、すなわち衝突の場合、段階(m)に戻ることを
    含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 n=n=0の場合、段階(d)は、終わったばかりのサ
    イクルの数Nsの倍数である次のサイクルの送信ウィンドー数Ns1を計算する
    ことにあることを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の方法。
  4. 【請求項4】 次のサイクルのための数Nsの計算は、 −未だ識別せねばならないラベル数Nrを推定し、 −関数: r(Ns)=[I(Nr,Ns)]/[Lv.V(Nr,Ns)+Li.I(N
    r,Ns)+Lc.C(Nr,Ns)] [ここで、 −I(Nr,Ns)は、NrのラベルおよびNsのウィンドーで、識別されたラ
    ベルの平均数であり、 −V(Nr,Ns)は、空白ウィンドーの平均数であり、 −C(Nr,Ns)は、衝突の平均数であり、 −Lvは、上記に示したように、問い合わせ装置の介入までの空白ウィンドーの
    平均期間であり、 −Liは、識別ウィンドーの期間であり、かつ −Lcは、問い合わせ装置の介入までの衝突の平均期間である]を最大にするN
    sの値を選択して、実行されることを特徴とする請求項1または2のいずれかに
    記載の方法。
  5. 【請求項5】 数Nrは(Np−n)に等しく、Npは(2n+n
    およびN’ (但し、 n≠0かつn≠0ならば、N’=n(Ns−1)/n またはn=0かつn≠0ならば、N’=(Ns−1)/n またはn≠0かつn=0ならば、N’=n(Ns−1) または他の場合、N’=k.Ns、 −nは、空白時間フレーム数であり、 −kは、先験的に固定された定数である)の2つの数の内の最大によって与えら
    れることを特徴とする請求項4に記載の方法。
  6. 【請求項6】 数Nrは(Np−n)に等しく、数Npは、 [但し、A=(Ns−1)/Ns]によって定義されるマンハッタン距離関数を
    最小にする2nより大きいか等しい値であることを特徴とする請求項4に記載
    の方法。
  7. 【請求項7】 数Nrは(Np−n)に等しく、数Npは、 d’(x)=(xAx−1−n+(NsA−n [但し、A=(Ns−1)/Ns]によって定義される二次元距離関数を最小に
    する2nより大きいか等しい値であることを特徴とする請求項4に記載の方法
  8. 【請求項8】 数Nrは(Np−n)に等しく、数Npは、 d”(x)=(xAx−1−n+(NsA−n +(xAx−1+NsA−n−n [但し、A=(Ns−1)/Ns]によって定義される三次元距離関数を最小に
    する2nより大きいか等しい値であることを特徴とする請求項4に記載の方法
  9. 【請求項9】 数Nrは(Np−n)に等しく、数Npは、n=n
    0ならばkNsと等しく取られ、kは整数であることを特徴とする請求項4に記
    載の方法。
  10. 【請求項10】 数Nrは(Np−n)に等しく、数Npは(2n+n )およびN’ [但し、 n≠0かつn’≠(T−δ)Nsならば、N’=(n.B)/[n
    −(T−δ)Ns] またはn=0かつn’≠(T−δ)Nsならば、N’=B/[n’−(T
    −δ)Ns] または他の場合、N’=kNs、 従ってNp=max(2n+n,N’)、 (但し,B=δNs−3λ/2、 −nは、識別されたラベル数であり, −n’は、その間に送信がない(空白)ビット数であり、 −nは、観察された衝突数であり、 −Tは、ビット数のメッセージのサイズであり、 −δは、ビット数のランダムなずれの最大値であり、この値は、メッセージのサ
    イズTより小さく、 −λは問い合わせ/読み取り/記録装置の送信検出と上記に示した送信の停止メ
    ッセージ発送の間に必要なビットの平均時間とする]の2つの数の内の最大によ
    って与えられることを特徴とする、識別メッセージを、Nsのウィンドーからラ
    ンダムに選択された1つのウィンドーの開始からのランダムな瞬間に送信するラ
    ベルへの適用における請求項4に記載の方法。
  11. 【請求項11】 数Nrは(Np−n)に等しく、Npの値は、 [但し、 V’(Np,Ns)=δ.Ns(δNs−λ)Np/(δNs)Np+(T−δ
    )Ns I’(Np,Ns)=Np(δNs−2λ)Np−1/(δNs)Np−1 C’(Np,Ns)=T.Ns−λI’(Np、Ns)−V’(Np,Ns) −Tは、ビット数のメッセージのサイズであり、 −δは、ビット数のランダムなずれの最大値であり、この値は、メッセージのサ
    イズTより小さく、 −λは問い合わせ装置の送信検出と上記に示した送信の停止メッセージ発送の間
    に必要なビットの平均時間である]によって定義されるマンハッタン距離関数に
    よって推定されることを特徴とする、識別メッセージを、Nsのウィンドーから
    ランダムに選択された1つのウィンドーの開始からのランダムな瞬間に送信する
    ラベルへの適用における請求項4に記載の方法。
  12. 【請求項12】 数Nrは(Np−n)に等しく、Npの値は、 d’(x)=(I’(x,Ns)−n+(V’(x,Ns)−n’ [但し、 V’(Np,Ns)=δ.Ns(δNs−λ)Np/(δNs)Np+(T−δ
    )Ns I’(Np,Ns)=Nr(δNs−2λ)Np−1/(δNs)Np−1 −Tは、ビット数のメッセージのサイズであり、 −δは、ビット数のランダムなずれの最大値であり、この値は、メッセージのサ
    イズTより小さく、 −λは問い合わせ装置の送信検出と上記に示した送信の停止メッセージ発送の間
    に必要なビットの平均時間である]によって定義される二次元距離関数によって
    推定されることを特徴とする、識別メッセージを、Nsのウィンドーからランダ
    ムに選択された1つのウィンドーの開始からのランダムな瞬間に送信するラベル
    への適用における請求項4に記載の方法。
  13. 【請求項13】 数Nrは(Np−n)に等しく、Npの値は、 d”(x)=(I’(x,Ns)−n+(V’(x,Ns)−n’ +(C’(x,Ns)−n’ [但し、 V’(Np,Ns)=δ.Ns(δNs−λ)Np/(δNs)Np+(T−δ
    )Ns I’(Np,Ns)=Np(δNs−2λ)Np−1/(δNs)Np−1 C’(Np,Ns)=T.Ns−λI’(Np、Ns)−V’(Np,Ns) −Tは、ビット数のメッセージのサイズであり、 −δは、ビット数のランダムなずれの最大値であり、この値は、メッセージのサ
    イズTより小さく、 −λは問い合わせ装置の送信検出と上記に示した送信の停止メッセージ発送の間
    に必要なビットの平均時間であり、 −n’は、衝突ビット数である]によって定義される三次元距離関数によって
    推定されることを特徴とする、識別メッセージを、Nsのウィンドーからランダ
    ムに選択された1つのウィンドーの開始からのランダムな瞬間に送信するラベル
    への適用における請求項4に記載の方法。
  14. 【請求項14】 各送信ウィンドーの際に、以下の追加の段階: −少なくとも1つの電子ラベルから来たメッセージの受信時から、電子ラベル全
    部に送信停止信号を送信すること、をその上含むことを特徴とする請求項1から
    13のいずれかに記載の方法。
  15. 【請求項15】 各送信ウィンドーの際に、以下の段階: −電子ラベルの識別終結時から、次のウィンドーに移る信号を送信すること、を
    その上含むことを特徴とする請求項1から14のいずれかに記載の方法。
  16. 【請求項16】 各送信ウィンドーの際に、以下の段階: −衝突または空白ウィンドーの検出時から、次のウィンドーに移る信号を送信す
    ること、をその上含むことを特徴とする請求項1から14のいずれかに記載の方
    法。
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