JP2003513269A - 液体の中の気泡の検出方法及び装置 - Google Patents

液体の中の気泡の検出方法及び装置

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Abstract

(57)【要約】 クレームされた方法では、液体が測定室内に入れられて且つ該液体中の特定ガスの含有量を測定するためのセンサーと接触させられる。該液体中の前記ガスの含有量の第1測定を該測定室内の第1圧力で行い、その後、該測定室内の圧力を第2圧力に変化させる。次いで、該液体中の前記ガスの含有量の第2測定を該測定室内の第2圧力で行う。第2測定の予期される結果を、該第1測定に基づいて且つ気泡がそれら測定のいずれの間にも該測定室内に存在しないと仮定して提供する。該第2測定の現実の結果を該予期される結果と比較する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、液体の中の気泡の検出方法であって、その液体が測定室内に入れら
れて且つ該液体中の特定ガスの含有量を測定するためのセンサーと接触させられ
る方法に関する。 また、本発明は、液体の中の特定ガスの含有量を測定するための装置であって
、測定室;液体中の前記ガスの含有量を測定するための及び少なくとも第1測定
と第2測定を提供するための該測定室と接続されるセンサー;及びその液体中の
気泡を検出するための手段を含んでなる装置に関する。 本発明は、血液ガス分析のための装置と関係する使用に特に適するが、特定ガ
スの分圧を2つの異なる圧力で測定することができる測定室内に入れられるあら
ゆる液体の中の気泡の検出にも使用することができる。
【0002】 血液試料への信頼性のある測定を実行可能とするのに基本的に要求されること
の1つは、その測定を制御された条件下で行うことである。従って、血液ガス分
析装置は、多くの自己制御装置をしばしば備えるので、あらゆるエラーをそれら
装置のユーザーに知らせることができる。血液測定において、非常に重大なエラ
ーの源は、血液試料中の気泡、特に空気の泡である。なぜなら、これらの気泡は
測定結果に悪影響を与え得るからである。もし血液試料が気泡を含有するならば
、ガスの交換が気泡と血液との間で起こるであろう。従って、例えば、血液中の
2又はCO2の含有量が変化し得るので、その後に続く測定は、そのような場合
に血液試料中のそれらガスの現実の含有量を反映しないであろう。その問題は、
気泡が測定室自体の中に存在すると特に深刻であり、そして、測定は、血液試料
へ行われず、その気泡へ行われる。 大部分の血液ガス分析装置では、幾つかの液体センサーが装置の試料通路内に
しばしば配置されている。これらの液体センサーは、導入された試料が通路内を
どの程度移動した否か、そして、血液試料中に何らかの気泡が存在するか否かを
追跡するものがある。しかし、先行技術装置では、何らかの気泡が測定の間に測
定室内に存在するか否かについて現実的な追跡は行われておらず、従って、ユー
ザーは、測定の間に、気泡の存在について概して目視可能な測定室を確認するこ
とが推奨される。
【0003】 US-A-4 358 423は、測定用及び参照用電極が設けられた毛細管を含んでなる血
液ガス分析のための測定装置を開示する。その毛細管中のあらゆる空気泡を検出
するのに、毛細管中の好ましくは3つの位置間で、電気抵抗を2箇所ずつ追跡す
る。これらの位置は、例えば、毛細管の各端部とそれら電極間の中間位置でよい
。電気抵抗は、その中間位置とそれら各端部位置とのそれぞれの間で測定される
。中間位置といずれかの端部との間の気泡の如何なる存在も、その抵抗を実質的
に増大させるであろう。それら位置の1箇所が参照電極であり得る。 US-A-5 631 552は、液体の伝導性を追跡することにより、液体の中、主として
透析と関係する血液の中の空気泡の存在の検出のための方法及び装置を開示する
。 US-A-5 026 348は、静脈カテーテル内の異常、例えば、そのカテーテル内の空
気泡を追跡するためのシステムであって、圧電性振動器及び圧電性検知器を含ん
でなるシステムを開示する。検知器により記録される信号は、振動器の入力信号
と比較され、そして、その結果は、カテーテルの状態を示す。 US-A-5 284 568は、空気泡が気泡感知素子と接地素子との間のインピーダンス
を測定することにより検出される流路を含んでなるイオン測定装置についての交
換自在カートリッジを開示する。 WO 96/41156は、患者に送られる液体中に何らかの気泡が存在するか否かを追
跡しながら、患者への静脈流の流れを制御するためのデバイスを開示する。その
液体は各端部にバルブを持つダイアフラムを通り抜ける。気泡は、液体を含有し
且つバルブが閉じられたダイアフラムを圧力変化に曝し、次いで、その中にダイ
アフラムが配置されているボックスを占める測定ガスの何らかの容量変化を音波
共鳴により測定することにより検出される。測定ガスの何らかの容量変化は、ダ
イアフラム内の液体の容量変化を示し、かくして何らかの気泡が存在するか否か
を示す。
【0004】 本発明の目的は、測定室内の液体中の気泡の存在を検出する方法を提供するこ
とにある。 本発明の更なる目的は、本方法を行うための装置を提供することにある。 その目的は、測定室内において第1圧力で液体中の特定ガスの含有量の第1測
定を行うこと、その測定室内の圧力を第2圧力に変化させること、その測定室内
において第2圧力で該液体中の前記ガスの含有量の第2測定を行うこと、その第
1測定に基づいて、且つ気泡がそれら測定のいずれの間にも測定室内に存在しな
いと仮定して、第2測定の予期される結果を提供すること、及びその第2測定の
現実の結果をその予期される結果と比較することを特徴とする方法により達成さ
れる。 本発明は、液体が実質的に非圧縮性であるが、ガス混合体がドルトンの法則(
分圧の合計は全圧に等しい)に従うとの知見に基づくものである。
【0005】 ガスセンサーは、一般的には、測定室内におけるセンサーと試料相(ガス又は
液体)との間の界面で特定ガスの平衡分圧を測定するものである。かくして、気
泡がセンサー付近に局在するならば、その気泡中の前記ガスの分圧は、センサー
応答に影響し、そして、結果的には、その測定結果に影響し得る。他方、液体の
みがセンサー付近に存在するならば、その液体中の前記ガスの平衡分圧が、セン
サー応答を決定し、そして、結果的には、その測定結果を決定するであろう。 液体中の特定ガスの平衡分圧は、その液体が非圧縮性であるので、測定室内の
全圧の変化に影響されないであろう。結果的には、気泡がセンサー付近に存在し
ないならば、センサーと液体との間の界面での前記ガスの分圧は変化しないであ
ろう。対照的に、ガスの、即ち気泡中の分圧は、ドルトンの法則に従って、測定
室内の全圧の変化に影響されるであろう。従って、センサー付近の気泡の存在は
、センサーとその流体物との間の界面での前記ガスの分圧の変化を生じさせるで
あろう。かくして、測定室内の流体物が圧力変化に曝されると、圧力変化前の第
1測定と圧力変化後の第2測定との比較が、その測定の間に気泡が存在していた
か否かを示すこととなる。
【0006】 実際には、ガス相が液相の上に常に存在するであろう。このガス相は、測定室
の外側に局在させ得る。加圧が設定される場合、そのガス相からのガスは、相境
界を通じて液体中に拡散して、液体中のガスの平衡分圧を上昇させるであろう。
しかし、この拡散は、加えられる圧力変化を提供するのにかかる時間と比べて比
較的ゆっくりとしたプロセスである。 従って、そのガス相から液相へのガスの拡散は、ガスセンサーを非常に長い応
答時間で使用しない限り、(気泡が存在しないならば)測定室内の測定に影響を
与えないであろう。従って、測定室中の気泡の存在の検出は、圧力変化への過渡
応答に基づくものである。
【0007】 第1測定の間に存在する気泡は、上昇させられる分圧が第2測定の間にセンサ
ーにより検出可能となる前に、その圧力変化に起因して測定室の外へ押し出され
得る。また、この場合において、センサー応答は、不意に液体中のガスの平衡分
圧がセンサーにより測定されてしまうので、有意に変化するであろう。例えば、
気泡は、試料通路が測定室を貫通しており且つ圧力変化が測定室の一方の側から
適用されると、測定室から押し出され得る。
【0008】 本明細書に記載される気泡検出原理を、多くのタイプの装置において気泡を検
出するのに使用することができる。唯一の要求は、特定ガスのためのセンサー/
電極を十分に制御された状態に曝すこと、及び前記センサー/電極の測定室内に
加圧又は負圧を設定可能にしなければならないことである。かくして、センサー
は、電気化学的でも光学的でもよいあらゆる測定原理に基づくものであり得る。 電気化学的酸素センサーは、通常、測定室内のセンサーと試料相との間の界面
での酸素の分圧に関連する、ガス透過膜を通る酸素の束を測定するものである。
電気化学的二酸化炭素センサーは、通常、前記界面での二酸化炭素の分圧に関連
する、センサー溶液中の重炭酸塩の平衡濃度を測定するものである。 光学的ガスセンサーは、通常、測定室内の膜と試料相との間の界面での前記ガ
スの分圧に関連する、光の吸収又は消滅のような前記ガスの作用を測定する。そ
のようなセンサー内の膜は、測定室の壁部上への発光原子団のコーティングでも
よい。 上の方法において、感知されるガスは、例えば、酸素、二酸化炭素、又はアン
モニアであり得るが、液体中のあらゆるガスを測定し得る。ガスセンサーを、他
の分析物についての測定室内に、気泡の存在を検出するだけの目的で提供しても
よい。
【0009】 第1測定は、ほんの1回又は2回の別個の測定でよいが、通常は一定測定期間
にわたり行われる。それら測定は、言及した測定期間内の数回の別個の測定を含
んでなるものでもよいし、前記測定期間内の連続的追跡を含んでなるものでもよ
い。第1測定が測定期間にわたり行われるなら、これをセンサーの応答時間につ
いての幾らかの情報を得るのに使用し得る。 第2測定も、ほんの数回の別個の測定でもよいし、一定測定期間にわたり行わ
れてもよい。
【0010】 予期される結果を提供するのに、気泡は存在しないと仮定される。上で言及し
たように液体は非圧縮性であるから、その予期される結果は、センサー信号の連
続的推移であり、そして、第1測定が、第2測定の間の応答信号についての予測
を提供する。 第1測定が、完全な平衡が得られるほど長い時間続けられるならば、その圧力
変化後の傾きにもレベルにも実質的な変化は起きず、そして、その予期される結
果は、その圧力変化前の当該パラメータ(傾き又はレベル)に等しいであろう。
第1測定の間に平衡が得られなかったならば、その予期される結果は、その測定
曲線の推移へのような先行記録に基づく曲線あてはめを用いて評価し得る。曲線
あてはめは、例えば、直線への近似化、多項式又は指数関数等であり得る。最終
的には、その予期される結果を、応答パラメーター及びセンサーパラメーターに
基づく多変数分析/キャリブレーションにより評価することができる。
【0011】 第2測定を予期される結果と比較するための比較基準は、その予期される結果
、例えば、傾き若しくはレベルのような曲線のパラメーター又は近似化された曲
線のシークエンスからの、例えば、最大限許容し得るずれであり得る。 そのパラメータは、センサーからの測定圧力、測定流速、又はそれ自体が公知
である他の類似する表現により表され得る。 圧力変化は、加圧により構成してもよいし、負圧により構成してもよい。圧力
変化は、気泡が測定室内に存在する場合、その圧力変化の結果としての応答の検
出可能な変化を得るのに十分な大きさを持たねばならない。その圧力変化は、例
えば5〜100%でよい。その圧力変化は、10〜30%であることが好ましい
。圧力変化は、好ましくは、作り出すのが容易である加圧により構成される。圧
力変化は、センサーにダメージを引き起こすほど大きくするべきではない。しか
し、圧力変化が大きければ大きいほど、気泡が存在する場合に予期される結果か
らのより大きなずれを観測することができる。 圧力変化が、気泡が存在しない場合にさえセンサー応答の変化をもらたすなら
ば、このことについて、予期される結果の評価を補正するべきである。
【0012】 更なる目的は、液体の中の気泡を検出する手段が、測定室内の圧力を変化させ
る手段、第1測定に基づいて且つ気泡が測定のいずれの間にも測定室内に存在し
ないと仮定して第2測定の予期される結果を提供する手段、及び第2測定の現実
の結果をその予期される結果と比較する手段を含んでなることを特徴とする装置
により達成される。 言及される装置は、血液ガス分析装置であり得る。 気泡の検出は、好ましくは、試料中のO2又はCO2の含有量が測定される血液
ガス分析装置の測定室内で行われる。
【0013】 しかし、本明細書に記載される気泡検出原理は、血液ガス分析装置に限定され
ず、他のタイプの装置にも使用され得る。唯一の要求は、特定ガスのためのセン
サー/電極が十分に制御された状態に曝されること、及び前記センサー/電極の
測定室内に加圧又は負圧を設定可能でなければならないことである。 本システムにおいて、時間定数τ、すなわちセンサーの応答時間への一定の要
求があることが分かった。τが大き過ぎると、その応答曲線の傾きは、本システ
ムを当該測定時間内に安定させるには小さくなり過ぎ、そして、既に言及したよ
うに、気泡から液体へのガスの実質的拡散が起こり得る。τが小さすぎると、本
システムは、ほとんど即座に平衡を得るであろうほど早く反応し、そして、傾き
の変化の検出は非常に複雑化してしまう。 下記において、本発明は、血液ガス分析のための装置内の酸素を測定するため
の測定室に本方法を適用した実施例を用い、且つ添付図面への参照で、更に説明
される。
【0014】 図1は、本出願人のABLTM700系の血液ガス分析装置の湿式区画を示す。
その装置は、試料入口1;及びpHと血液ガス、電解質と代謝産物、酸素測定パ
ラメータの測定のためのそれぞれの測定室を含んでなる分析モジュール2,3及
び4を備える。これらのセンサーについての測定原理は、例えば、Tietz NW, Pr
uden EL, Siggaard-Andersen O. Electrolytes, Blood Gases, and Acid-Base B
alance. In: Tietz NW, ed. Fundamentals of Clinical Chemistry. Philadelph
ia: W.B.Saunders Company, 1987: 614-668に記載されるものでよい。それら分
析モジュール2,3,4は、図示されていない自動温度調節ブロック内に配置さ
れるので、分析は、しっかりと定められた温度で行うことができる。また、本装
置は、試料、洗浄液、キャリブレーション溶液、及び品質制御溶液を移送するの
に、ポンプ5a〜dと種々の通路を装置内のそこかしこに含んでなる。それは、
洗浄液容器6、排出液容器7、キャリブレーション及び洗浄液容器8、並びにフ
ラッシュガス容器9を更に備える。液体センサー10a及び10bは、装置内の
液体の流れを追跡する。バブル11は、それら通路を遮断するのに使用される。
pH/血液ガス分析モジュール2(特に図2〜4を見よ)は、液体センサー10
aの1つ、pO2とpCO2のそれぞれの測定室12と測定室13を含む測定室、
及び液体センサー10bの1つを備える。
【0015】 血液試料を分析する場合、その試料をポンプ5a〜dを用いて装置内に導入す
る。液体センサー10aは、試料中に何らかの大きな気泡が存在するか否か、即
ち、その試料通路の全断面にわたり広がっている気泡が存在するか否かを追跡す
る。試料が液体センサー10bに到達すると、これらが試料の供給を止めるよう
信号を送るので、その血液試料が装置の一定区画内に保持される。測定室内の測
定が終了すると、その血液試料は測定室の外へ送られて、排出液容器7へ導かれ
る。この後、最初に洗浄液での、次いでフラッシュガスでの洗浄処理が続き、そ
の後、装置は次の試料のための準備に入る。インターバルでは、装置が適切に作
動して正しくキャリブレーションされることを確実にするのに、様々な制御処理
も行われる。 上記したように、それら装置及びその用途は、それ自体公知である。
【0016】 重大なエラーの源は、例えば、空気泡又はフラッシュガスの気泡が血液試料中
に存在するか否かである。これは測定におけるノイズを生じさせ、それら測定に
おけるインピーダンスが上昇し、そして、これがセンサーの過渡応答に悪影響を
与え得るからである。そのエラーは、気泡がpO2測定室12又はpCO2測定室
13内にあると特に深刻であり、その結果、試料中のO2及びCO2の分圧の測定
ではなく、その気泡中のO2及びCO2の測定がなされる。 試料が装置内へ導入されるとき、液体センサー10aは、上で言及したように
試料中に何らかの大きな気泡が存在するか否かを追跡する。試料の内部に局在す
る小さな気泡は、これらのセンサーにより検出することはできない。更に、充填
する際に試料が測定室内にスムーズに流れて拡がらない場合、空気又はフラッシ
ュガスの圧迫が測定室内に起きたり、その試料中の微細気泡が大きな気泡へ蓄積
さたりし得る。これらのタイプの気泡を、液体センサー10aにより検出するこ
とはできないであろう。 しかし、測定室内のそのような小さな気泡の存在も、圧迫された気泡の存在も
、本発明による方法を用いて検出することができる。その方法の態様は、下に記
載されており、試料中のO2の分圧の測定のための酸素センサーと接続されるp
2測定室12に適用されるであろう。
【0017】 血液試料を入口1で装置へ導入する。ポンプ5a〜bを用いて、その試料を分
析モジュール2,3及び4内の測定室へ導く。次いで、通常の測定を行う。pO 2 測定室内の酸素センサーの測定応答は、約30秒間(図5でのt=0から縦線
aまでの測定期間)連続的に記録される。次いで、休止を約6秒間行いながら、
装置内の他の測定を終了させる。続けて、入口1を閉じて周囲に対して完全に気
密にする。その測定室内の圧力を、ポンプ5bを用いて約10〜30%上昇させ
る。他のポンプは作動させずに、血液試料を、ポンプ5a〜dの間で、装置の通
路及び測定室の内部へ圧力気密的に捕捉する。圧力の上昇を適用した数秒後(図
5中の縦線bで)、酸素センサーの測定応答の記録を再開し、そして、その記録
は、血液試料が装置内へ導入された時から約45秒又はそれよりも遅い時点まで
続けられる。
【0018】 図2では、気泡のない血液試料の測定時の分析モジュール2が示される。酸素
センサーについて対応する一連の測定応答は、図5中の曲線Iにより表される。
図5に示されるように、第1測定は、ほとんど完全な平衡が得られるような時間
(縦線aまで)をかけて続けられる。その曲線は、圧力の上昇中もその後もほと
んど変化しないので、気泡が測定室内に存在しないことが示される。 図3aは、正常な測定の間に気泡14がpO2測定室12内に存在するという
事態を示す。圧力の上昇の間、図3bに示されるように、気泡14はpO2測定
室12内に残留する。図5中の曲線IIは、この事態についての一連の測定応答
を表す。その測定値は、かくしてその曲線IIは、圧力の上昇後に有意に上昇す
ることが見て取れる。先に記載したように、このことは、気泡中の分圧がその全
圧と共に上昇するという事実に起因する。
【0019】 図4aは、正常な測定の間に、気泡14がpO2測定室12内に存在するとい
うもう1つ事態を示す。圧力の上昇(図4b)で、気泡14は、pO2測定室1
2から押し出されてpCO2測定室13内へ入る。図5中の曲線IIIは、この
事態についての一連の測定応答を表す。その測定値は、かくしてその曲線III
は、圧力の上昇後、すなわち気泡がpO2測定室12から出ていった後に有意に
低下することが示される。このことは、その気泡中のO2の分圧が血液試料中よ
りも有意に高いという事実に起因する。 曲線II及びIIIの推移は、様々な状況から得られ得る。図3a〜bに関連
して言及した状況の他に、図5中の曲線IIにより示されるような曲線の推移は
、気泡が図4a〜bに示されるように圧力の上昇の間に押し出されて、それが血
液試料中よりも小さなO2の分圧を有する場合にも得られ得る。曲線IIの推移
は、血液試料中よりも高いO2の分圧を持つ気泡が、圧力の上昇の間に隣接する
測定室からpO2測定室内へ押し込まれるという状況からも得られ得る。
【0020】 記録される測定応答の推移に従い、第1及び/又は第2測定の間に気泡がpO 2 測定室内へ存在していたのでその測定結果を拒絶しなければならないという状
況であるかを確かめるには、様々な基準を使用し得る。 1つの基準は、圧力の上昇前と、圧力の上昇後の記録期間の終了時とでの測定
応答のレベルの比較である。そのレベルの有意な変化は、気泡がそれら測定の双
方又は一方の間に存在していたことを示す。 他の基準は、圧力の上昇の前と後とで一連の測定応答についての曲線の傾きを
比較することである。その傾きの有意な変化は、気泡がそれら測定の双方又は一
方の間に存在していたことを示す。 第3の基準は、曲線あてはめに基づくものである。様々な関数を、第1測定に
ついて得られるデータへあてはめ得る。第2測定の間の測定ポイントの当該予期
された曲線からのずれは、例えば、ずれの2乗の和により判断し得る。 上で言及したように、他の公知の基準を使用してもよい。
【0021】 下記実施例では、上記ABLTM700系に使用するのに適する酸素センサーに
ついての応答モデルを具体的に説明する。曲線あてはめを、予期される結果を評
価するのに選択した。この選択肢は、適用するのになかなか簡単であるが、それ
でも非常に信頼性があるからである。また、センサーの時間定数τを、そのよう
な曲線あてはめから決定し得る。 更に、本方法に使用されるセンサーの時間定数τについて許容し得る限界が、
前記システム(血液への測定を行う酸素センサー)について、並びにその測定結
果の承認/拒絶の基準について評価される。 O2の分圧は、センサー電流からの個々の測定について、通常の方法(例えば
、上で参照したTietzを見よ)で計算される。
【0022】 得られた一連の測定応答は、次の指数関数的応答モデル: p(t) = ps+(p0-ps)exp(-t/τ) (1) により近似され得る。 (式中、p(t)は時間tでの分圧の測定値であり、p0は試料の分圧の初期値
(時間=0での値)であり、psは試料の分圧の現実の測定値(時間→∞での値
)であり、そして、τはセンサーについての時間定数である。) そのモデルを適用するために、p0及びpsを決定しなければならない。
【0023】τ 使用される酸素センサーについてのτの値は、次の式2: τ = -12sec./In([p(30)-p(18)]/[p(18)-p(6)]) (2) から評価される。 それら測定ポイントは、その過渡応答の大部分を網羅するように選択される。
この場、例えば、p(6)、p(18)、及びp(30)である(図5の曲線I
を見よ)。τは、好ましくは、装置をキャリブレ−ションするたびに評価される
が、その評価の頻度は、それより多くても少なくてもよい。
【0024】0 0は、本実施例では、140mmHgであるフラッシュガス中の酸素の既知
分圧である。s 酸素測定が行われるたびに、psは、次の式3: ps = [p(6)p(30)-p(18)2]/[p(6)+p(30)-2p(18)]) (3) から評価される。 それら測定ポイントは、第1測定から取得され、且つその過渡応答の大部分を
網羅するように選択される。この場合、例えば、p(6)、p(18)、及びp
(30)である(図5の曲線Iを見よ)。
【0025】 psを式1中に代入し、そしてp0及びτについて上の値を使用して、予期され
るレベル、つまり傾き又は曲線のシークエンスを得ることができる。第2測定を
、このレベル、つまり傾き又は曲線のシークエンスと比較することができる。 測定の承認/拒絶の幾つかの基準は、下のように判断される。かくして、約3
0%の圧力の上昇により構成される圧力変化について、+/−5%のレベル差を
使用し、及び/又は+/−1.5mmHg/sec.の曲線の傾きの変化であり
、測定は、それら限界範囲内にある場合に承認される。 承認されると、上で計算されるpsは、試料中の酸素の測定分圧として許容さ
れる。
【0026】幾つかの承認/拒絶基準の評価 測定結果の承認/拒絶の適切な基準を選択するために、モデルは、予期された
結果からの第2測定のずれを、気泡がセンサーの近くに存在するならば観察され
得るpsの関数として描写する構成にする。 使用される装置において、酸素の第1測定についての安定度基準は、 [p(30)-p(18)]/[p(18)-p(6)] < 0.6 (4) により与えられる範囲にある。 これは、時間定数の最大値がτ<24秒であることを意味する。τの最小値は
、センサーの構成における限界により決定される。かくして、その最小値はτ=
3である。実験から、使用されたシステムにおけるτは約11秒であることが示
された。 上のτの下限及び上限について、気泡がセンサーの近くに存在しない場合のp s の関数としての第2測定の予期された結果は、上記のようにそれぞれτ=3又
はτ=24を使用するだけで評価され得る。
【0027】 気泡がセンサーの近くに存在する場合の約30%の圧力の上昇でpsの関数と
して観測され得る第2測定の結果をモデル化するのに、式1の応答モデルを使用
してもよい。この場合だけは、p0は圧力の上昇の時点で測定される分圧であり
、そして、この新たなpsは、ドルトンの法則に従い、気泡が存在しない場合に
測定される値のpsの1.3倍に等しい。 psについての有意味な測定間隔で、気泡が存在しない場合の第2測定の予期
される結果からの、気泡が存在する場合の第2測定のずれをpsの関数としてプ
ロットし得る。 圧力変化の約5秒後に気泡があるレベルと気泡がないレベルとのパーセンテー
ジ差をpsに対してプロットする場合、測定の承認/拒絶の許容し得る基準は、
+/−5%のレベル差である。圧力変化の約5秒後に気泡がある傾きと気泡がな
い傾きとの差をpsに対してプロットする場合、測定の承認/拒絶の許容し得る
基準は、曲線の傾きの+/−1.5mmHg/secの平均的変化である。かく
して、測定は、それら限界範囲内にある場合に承認される。
【0028】 それら基準の下限には、第1測定の間に測定室に位置していた気泡が、圧力の
上昇の間に低い分圧を持つ液体と入れ代わったという事態、或いは血液試料中よ
りも低いO2の分圧を持つ気泡が、圧力の上昇の間に隣接する測定室からpO2
定室内へ押し込まれたという事態を検出することが包含される。これらの事態は
、図5中の曲線IIIに類似する測定応答の推移を示すであろう。 上の応答モデルの選択は、使用される酸素センサーに基づくものである。選択
される測定センサーに適した他のモデルを、対応する比較基準で使用してもよい
。他のガスセンサー及び試料液体について、応答モデル、τの限界値、及び比較
基準を類似の方法で判断してもよい。 本発明による検出方法は、圧力の差の設定に基づくものである。従って、装置
は、必要とされる圧力の差を測定の間に現実に設定でき且つ維持できるほど十分
に圧力気密性であることが確実であることが重要である。
【0029】 実験では、全気泡の約95%が本発明による方法で検出されたこと、及び現実
に気泡が存在しないのに気泡を検出するという事態がほとんどゼロであることが
分かった。本方法が気泡の存在を検出しなかった事態の大部分では、気泡中のO 2 の分圧は、試料中のO2の分圧と非常に近かった。気泡の存在の検出の見逃しは
、気泡中のO2の分圧と血液試料中のO2の分圧との間の有意な差が存在する場合
には見られなかった。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、先行技術血液ガス分析装置の湿式区画を示す。
【図2】 図2は、pH及び血液ガス分析モジュールを示す図1の区画を拡大して示す。
【図3】 図3a,3bは、図2と同じ部分であるが、様々な状況にある気泡を持つ部分
を示す。
【図4】 図4a及び4bは、図2と同じ部分であるが、様々な状況にある気泡を持つ部
分を示す。
【図5】 図5は、測定室内に気泡がある液体、及び気泡が無い液体への測定を行った場
合の応答を表す曲線を示す。
【符号の説明】
14 気泡 12,13 測定室 I,II,III 曲線

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体の中の気泡(14)の検出方法であって、該液体が測定
    室(12)内に入れられており且つ該液体中の特定ガスの含有量を測定するため
    のセンサーと接触させられている方法であって、 該測定室(12)内において第1圧力で該液体中の該特定ガスの含有量の第1
    測定を行い、 該測定室(12)内の該圧力を第2圧力に変化させ、 該測定室(12)内において該第2圧力で該液体中の前記ガスの含有量の第2
    測定を行い、 該第1測定に基づいて、且つ気泡が該測定のいずれの間にも該測定室(12)
    内に存在しないと仮定して、該第2測定の予期される結果を提供し、そして、 該第2測定の現実の結果を、該予期される結果と比較する ことを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 少なくとも該第1測定が、一定測定期間にわたり行われるこ
    とを特徴とする、請求項1による方法。
  3. 【請求項3】 該予期される結果が、曲線についてのパラメーターであるこ
    とを特徴とする、請求項1又は2による方法。
  4. 【請求項4】 該パラメーターが傾きであることを特徴とする、請求項3に
    よる方法。
  5. 【請求項5】 該パラメーターがレベルであることを特徴とする、請求項3
    による方法。
  6. 【請求項6】 該予期される結果が、近似化された曲線のシーケンスである
    ことを特徴とする、請求項1又は2による方法。
  7. 【請求項7】 少なくとも該第1測定が、該測定期間にわたる数回の別個の
    測定、又は前記測定期間にわたる連続的追跡を含んでなることを特徴とする、請
    求項2〜6のいずれか1項による方法。
  8. 【請求項8】 該第1測定と該第2測定との間の該圧力変化が、5〜100
    %、好ましくは10〜30%である、請求項2〜7のいずれか1項による方法。
  9. 【請求項9】 液体の中の特定ガスの含有量を測定するための装置であって
    、測定室(12)、該液体中の前記ガスの含有量を測定するため及び少なくとも
    第1測定と第2測定を提供するための該測定室(12)に接続されるセンサー、
    及び該液体中の気泡を検出するための手段を含んでなる装置であって、 該液体中の該気泡を検出するための手段が、 該測定室(12)内の該圧力を変化させる手段、 該第1測定に基づいて、気泡(14)が該測定のいずれの間にも該測定室(1
    2)内に存在しないと仮定して、第2測定の予期される結果を提供する手段、及
    び、 該第2測定の現実の結果を、該予期される結果と比較する手段 を含んでなる装置。
  10. 【請求項10】 該装置が血液ガス分析のための装置であることを特徴とす
    る、請求項9による方法。
  11. 【請求項11】 該測定室(12,13)内の特定ガスの含有量の測定のた
    めのセンサーが、pO2電極又はpCO2電極を含んでなることを特徴とする、請
    求項9又は10による方法。
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