JP2003512953A - 電子グラビア製版機械のためのグラビア彫刻機構 - Google Patents

電子グラビア製版機械のためのグラビア彫刻機構

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JP2003512953A JP2001534601A JP2001534601A JP2003512953A JP 2003512953 A JP2003512953 A JP 2003512953A JP 2001534601 A JP2001534601 A JP 2001534601A JP 2001534601 A JP2001534601 A JP 2001534601A JP 2003512953 A JP2003512953 A JP 2003512953A
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カーステンス ハンス−ディーター
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    • B41C1/00Forme preparation
    • B41C1/02Engraving; Heads therefor
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、版胴をグラビア彫刻するための電子グラビア製版機械のグラビア彫刻機構に関する。グラビア機構(3)は、長手方向軸線を中心にして小さい角度で振動する軸(20)と、リセット部材(21)と、軸受(22)と、緩衝装置(23)と、該軸(20)のための駆動装置(25,26)と、切削工具としてのグラビア彫刻工具(4)を備えた、軸(20)に取り付けられたレバー状の彫刻工具ホルダ(24)とを有している。グラビア彫刻工具(4)が、グラビア彫刻するために、回転軸線(27)を中心にして回転する版胴(1)の外周面に向かう方向でストローク運動を行うようになっている。本発明によれば、グラビア彫刻機構(3)が、回転軸線(27)を中心にして回転する版胴(1)に関連して、軸(20)が版胴(1)の回転軸線(27)に対してほぼ平行に延びるように配置されており、グラビア彫刻工具(4)のストローク運動が、版胴(1)の回転軸線に対して垂直に整列された平面(30)で行われ、これによってグラビア彫刻時にセルの良好な幾何学形状が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、電子式の複写技術の分野に関し、版胴にグラビア彫刻を施すための
グラビア彫刻機構、並びにこのようなグラビア彫刻機構を備えた電子グラビア製
版機械に関する。
【0002】 ドイツ連邦共和国特許第2508734号明細書により、グラビア彫刻機構に
よって版胴にグラビア彫刻を施すための電子グラビア製版機械は既に公知である
。グラビア彫刻信号によって制御された、切削工具としてのグラビア彫刻工具を
備えたグラビア彫刻機構は、回転する版胴に沿って軸方向で移動する。グラビア
彫刻工具は、版胴の外周面に印刷ラスタで配置されたセルの連続を彫刻する。グ
ラビア制御信号は、印刷ラスタを生ぜしめるための周期的なラスタ信号と、複写
しようとする色調値を「黒」と「白」との間で規定する画像値とを重ねることに
よって形成される。ラスタ信号が、印刷ラスタ内に配置されたセルをグラビア彫
刻するためのグラビア彫刻工具の振動する往復運動を生ぜしめるの対して、画像
信号値は、複写しようとする色調値に応じてグラビア彫刻されるセルの彫刻深さ
を規定する。
【0003】 ドイツ連邦共和国特許第2336089号明細書には、主として回転システム
と、この回転システムのための電磁式の駆動装置とを有するグラビア彫刻機構に
ついて記載されている。回転システムは、軸と、可動子、軸のための軸受と、リ
セット部材と、緩衝装置とから成っている。軸には、グラビア彫刻工具を有する
レバー状の彫刻工具ホルダが取り付けられている。回転システムのための電磁式
の駆動装置は、グラビア彫刻制御振動によって負荷される、定置の電磁石を有し
ており、この電磁石のエアギャプ内で回転システムの可動子が移動する。駆動装
置は、小さい角度で、軸の振動回転運動を生ぜしめ、グラビア彫刻工具を有する
彫刻工具ホルダは、セルをグラビア彫刻するために、相応の振動往復運動を版胴
の外周面に向かう方向で行う。
【0004】 従来のグラビア製版機械においては、グラビア彫刻機構の構成部材が、グラビ
ア彫刻しようとする版胴に関連して、回転システムの振動運動する軸が、アプロ
ーチ形式で版胴に対して接線方向で整列され、グラビア彫刻工具のストローク運
動が直径方向で、版胴を通って延びる平面で行われるように、配置されている。
【0005】 版胴に関連した従来のグラビア彫刻機構の軸の位置は、グラビア彫刻工具が版
胴内に侵入する際に発生する力が非対称的に彫刻工具ホルダ及びグラビア彫刻工
具に作用し、これがグラビア彫刻しようとするセルの非対称的な幾何学形状によ
る不都合な機械的剛性を生ぜしめる、という欠点を有している。また、軸の位置
に基づいて、グラビア彫刻機構の加熱によりセルの彫刻深さを間違えてひいては
不都合な色調変化を生ぜしめるという、その他の欠点がある。
【0006】 そこで本発明の課題は、版胴をグラビア彫刻するための電子グラビア製版機械
のためのグラビア彫刻機構、並びにこのようなグラビア彫刻機構を備えた電子グ
ラビア製版機械を改良して、グラビア彫刻しようとするセルの特に改良された幾
何学形状及びひいては改良されたグラビア彫刻品質が得られるようなものを提供
することである。
【0007】 この課題は、グラビア彫刻機構については請求項1に記載した特徴によって、
また電子グラビア製版機械に関しては請求項18に記載した特徴によって解決さ
れる。
【0008】 その他の有利な変化実施例及び実施態様は従属請求項に記載されている。
【0009】 本発明は以下に図1から図5を用いて詳しく説明されている。
【0010】 図1は、グラビア彫刻機構を有する電子グラビア製版機械のブロック制御回路
図(従来技術)、 図2は、グラビア彫刻機構のための第1の原理的な実施例、 図3は、グラビア彫刻機構及び版胴の横断面図、 図4は、グラビア彫刻機構のための第2の原理的な実施例、 図5は、グラビア彫刻機構のための第3の原理的な実施例である。
【0011】 図1は、従来技術による電子グラビア製版機械のブロック制御回路図が示され
ている。このグラビア製版機械は、例えばヘルグラビアシステム有限会社、キー
ル、ドイツ国“Firma Hell Gravure System GmbH, Kiel, DE”のヘリオクリショ
グラフ“HelioKlischograph(R)”である。
【0012】 版胴1は回転駆動装置2によって駆動される。切削工具としてのグラビア彫刻
工具4を備えたグラビア彫刻機構3は、グラビア彫刻キャリッジ5に組み付けら
れており、このグラビア彫刻キャリッジ5は、送り駆動装置6によって駆動され
るスピンドル7によって版胴1の軸線方向で移動可能である。グラビア彫刻機構
3は例えば、グラビア彫刻工具4のための電子駆動装置を備えている。
【0013】 ライン8を介してアナログ式のグラビア彫刻制御信号GSによって制御された
グラビア彫刻工具4は、回転する版胴の外周面に、印刷ラスタに配置されたセル
(Naepfen)の連続をグラビアライン形式で彫刻する。これに対してグラビア彫
刻機構3を備えたグラビアキャリッジ5は平面的なグラビア彫刻に対してステッ
プ式に又は連続的に軸方向で版胴1に沿って移動する。グラビア彫刻制御信号G
Sは、グラビア彫刻増幅器9内で、印刷ラスタを生ぜしめるための、ライン10
を介しての周期的なラスタ信号Rを、ライン11を介しての画像信号値Bに重ね
ることによって生ぜしめられ、このグラビア彫刻制御信号GSは、グラビア彫刻
しようとするセルの色調値が「光」と「深さ」との間で規定される。ラスタ信号
Rが、印刷ラスタに配置されたセルをグラビア彫刻するためにグラビア彫刻工具
4の往復振動運動を生ぜしめるの対して、画像信号値Bは、複写しようとする色
調値に応じてセルの彫刻深さを規定する。画像信号値Bは、D/A(デジタル/
アナログ)変換器12がグラビア彫刻しようとする版のグラビア彫刻データGD
から得られる。グラビア彫刻データGDは、グラビア彫刻データメモリー13内
にファイルされていて、このグラビア彫刻データメモリー13からグラビア彫刻
ラインで読みとられ、データバス14を介してD/A変換器12に供給される。
【0014】 印刷ラスタによって版胴1上に与えられたセルのグラビア彫刻箇所は、版胴1
の外周面に配属された座標系の位置座標(x,y)によって規定される。この位
置座標のX軸は軸方向に整列されていて、そのY軸は版胴1の周方向に整列され
ている。送り駆動装置6はx位置座標を生ぜしめ、版胴1に機械的に連結された
パルス発信器15はy位置座標を生ぜしめる。xy位置座標はライン16を介し
てグラビア彫刻制御装置17に供給される。グラビア彫刻制御装置17はライン
10でラスタ信号Rを生ぜしめ、アドレスバス18でグラビア彫刻データメモリ
ー13のための読みとりアドレスを生ぜしめ、またグラビア彫刻の作業経過を制
御し同期化するための信号を生ぜしめる。
【0015】 図2は、版胴1をグラビア彫刻するためのグラビア彫刻機構3のための第1の
原理的な実施例を示している。グラビア彫刻機構3は、主に振動運動を行う回転
システムと、この回転システムのための駆動装置とから成っており、この駆動装
置は図示の実施例では電磁式駆動装置として構成されている。
【0016】 回転システムは、軸20とトーションロッド21と軸受22と減衰装置23と
彫刻工具ホルダ24と可動子25とから成っている。軸20は、本発明によれば
、版胴1の回転軸線27に対して平行に配置されている。軸20の一端部は、ば
ね弾性的なトーションロッド21として構成されていて、このトーションロッド
21は、定置の緊締結合部28に固定されていて、回転システムのリセット部材
を形成している。軸受22は、例えばドイツ連邦共和国実用新案第298121
63.8号明細書によればスポーク軸受(Speichenlager)である。緩衝装置2
3は、例えばドイツ連邦共和国特許出願第19830471.4号明細書によれ
ば、緩衝媒体で満たされた定置の緩衝室より成っており、この緩衝室内で、軸2
0に結合された緩衝ディスクが移動する。レバー状に構成された彫刻工具ホルダ
24は、図示の実施例では半径方向で整列されて、トーションロッド21とは反
対側に位置する軸20の端部に取り付けられていて、グラビア彫刻工具4を有し
ている。
【0017】 緩衝装置23と軸受22とは、第1実施例では可動子25と彫刻工具ホルダ2
4との間に配置されている。緩衝装置23と軸受22とは、構造的なユニットし
て構成されている。付加的に、彫刻工具ホルダ24に固定された軸20の端部は
、別の軸受29によって支持されることができる。
【0018】 回転システムのための電磁式の駆動装置は、図3に示された定置の電磁石26
と、軸20に取り付けられた可動子25とから成っている。電磁石26はグラビ
ア彫刻信号GSによって負荷され、このグラビア彫刻信号GSは、集計的なラス
タ信号Rと画像信号値Bとから組み合わされている。回転システムのための駆動
装置は、例えば圧電材料又は磁気ひずみ材料より成る固体アクチュエータ(Festk
oerperaktor)として構成されていてもよい。
【0019】 可動子25には、電磁石26に生ぜしめられた磁界によって、トーションロッ
ド21のトルクに抗して働く電気的なトルクが作用する。電気的なトルクによっ
て、彫刻工具ホルダ24を備えた軸20が、その軸線を中心とした小さい角度の
振動回転運動を行う。軸20の振動回転運動は、彫刻工具ホルダ24によって、
版胴1の外周面に向かう方向でのグラビア彫刻工具4の相応のストローク運動に
変換され、この際に、このストローク運動は、それぞれの画像信号値Bに基づい
て、版胴1内へのグラビア彫刻工具4のそれぞれの侵入深さを規定する。
【0020】 版胴1の回転軸線27に対して平行に軸20を配置したことによって、本発明
に従って、版胴1の回転軸線27に対して垂直な平面30内での、グラビア彫刻
工具4のストローク運動及び彫刻工具ホルダ24の回転運動が行われ、これによ
って、セルをグラビア彫刻する際に有利な形式で彫刻工具ホルダ24及びグラビ
ア彫刻工具4の左右対称の負荷及びひいてはグラビア彫刻されたセルの改良され
た幾何学形状が得られる。しかも、加熱に基づく軸20の長手方向変化は、セル
幾何学形状に妨害的に作用することはなく、セル間のウエブ幅の無視できる程度
の変化を与えるだけである。
【0021】 図3は、グラビア彫刻機構3及び版胴1のA−B線に沿った断面図を示してい
る。軸20のための駆動装置の定置の電磁石26は、互いに向き合うu字形の2
つの積層金属薄板31を有している。これら2つの積層金属薄板31は、極を形
成する脚間にエアギャップ32が生じるように、互いに配置されている。積層金
属薄板31の長手方向部分33には、励磁巻線34が取り付けられているが、図
面ではこの励磁巻線34のうちの1つの巻枠側しか示されていない。励磁巻線3
4にはグラビア彫刻信号GSが流れる。
【0022】 図4には、軸20の長手方向軸線の中心点に関連して鏡像対称的な構造を有す
るグラビア彫像機構3のための第2の原理的な実施例が示されている。この実施
例では、軸20の両端部がトーションロッド21a,21bとして構成されてお
り、これらのトーションロッドは定置の緊締結合部28a,28bに固定されて
いる。グラビア彫刻工具4を有する彫刻工具ホルダ24はフォーク状に構成され
ていて、長手方向軸線の中心点で軸20に取り付けられている。彫刻工具ホルダ
24に対して鏡像対称的に、2つの可動子26a,26b及び2つの緩衝装置2
3a,23bが設けられている。有利な形式で軸20はその長手方向軸線の中心
が軸受22にも支承されており、この場合、軸受22は例えばフォーク状の彫刻
工具ホルダ24の領域内に配置されている。
【0023】 本発明の枠内で、緩衝装置は軸20に作用するのではなく、彫刻工具ホルダ2
4に直接作用するようになっている。さらにまた、リセット部材として作用する
トーションロッド21a,21bは、ドイツ連邦共和国実用新案第298121
63.8号明細書によるスポーク軸受によって置き換えてもよい。
【0024】 図5には、回転システムを軸方向でスライドさせるための電気制御される調節
装置35を備えたグラビア彫刻機構3のための第3の原理的な実施例が示されて
いる。この場合、軸受22,緩衝装置23及び緊締結合部28等の定置の構成部
分を、例えばダイヤフラム、交差板ばね等の適当なばね部材によって、次のよう
に相対回動不能に、つまり回転システム及びグラビア彫刻工具4の小さい軸方向
シフトが調節装置35によって可能であり、また非作業位置への戻りガイドが可
能であるように、相対回動不能に支承されている。図5では、トーションロッド
21のための緊締結合部28の軸方向のシフト可能性はダイヤフラム36によっ
て示されている。例えば軸20の端面側に機械的に連結されている調節装置35
は、圧電駆動装置を備えている。
【0025】 グラビア彫刻工具4を制御してシフトさせることによって、版胴1の外周面に
形成されたセルは、その印刷ラスタによって予め与えられた目標位置から出て軸
方向にシフトしてグラビア彫刻され、再現しようとする輪郭ラインにシフトされ
、それによってグラビア彫刻において有利な形式で輪郭ラインの仕上げ加工が得
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 グラビア彫刻機構を有する電子グラビア製版機械のブロック制御回路図(従来
技術)である。
【図2】 グラビア彫刻機構のための第1の原理的な実施例である。
【図3】 グラビア彫刻機構及び版胴の横断面図である。
【図4】 グラビア彫刻機構のための第2の原理的な実施例である。
【図5】 グラビア彫刻機構のための第3の原理的な実施例である。
【手続補正書】
【提出日】平成14年5月2日(2002.5.2)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項15
【補正方法】変更
【補正の内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0003】 ドイツ連邦共和国特許第2336089号明細書には、主として回転システム
と、この回転システムのための電磁式の駆動装置とを有するグラビア彫刻機構に
ついて記載されている。回転システムは、軸と、可動子、軸のための軸受と、リ
セット部材と、緩衝装置とから成っている。軸には、グラビア彫刻工具を有する
レバー状の彫刻工具ホルダが取り付けられている。回転システムのための電磁式
の駆動装置は、グラビア彫刻制御振動によって負荷される、励磁コイルと定置の 永久 磁石を有しており、この永久磁石のエアギャプ内で回転システムの可動子
が移動する。駆動装置は、小さい角度で、軸の振動回転運動を生ぜしめ、グラビ
ア彫刻工具を有する彫刻工具ホルダは、セルをグラビア彫刻するために、相応の
振動往復運動を版胴の外周面に向かう方向で行う。 アメリカ合衆国特許第4450486号明細書には、類似した構造を有するグ ラビア彫刻機構について記載されている。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0004】 ドイツ連邦共和国特許第2336089号明細書並びにアメリカ合衆国特許第 4450486号明細書により公知の、 従来のグラビア製版機械においては、グ
ラビア彫刻機構の構成部材が、グラビア彫刻しようとする版胴に関連して、回転
システムの振動運動する軸が、アプローチ形式で版胴に対して接線方向で整列さ
れ、グラビア彫刻工具のストローク運動が直径方向で、版胴を通って延びる平面
で行われるように、配置されている。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ハンス−ディーター カーステンス ドイツ連邦共和国 キール ガーベルスベ ルガー シュトラーセ 15 Fターム(参考) 2H084 AA03 BB02 BB16 CC03

Claims (34)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 版胴をグラビア彫刻するための電子グラビア製版機械のグラ
    ビア彫刻機構であって、 長手方向軸線を中心にして小さい角度で振動する軸(20)と、 該軸(20)のための駆動装置(25,26)と、 切削工具としてのグラビア彫刻工具(4)を備えた、軸(20)に取り付けら
    れたレバー状の彫刻工具ホルダ(24)とを有しており、該グラビア彫刻工具(
    4)が、グラビア彫刻するために、回転軸線(27)を中心にして回転する版胴
    (1)の外周面に向かう方向でストローク運動を行うようになっている形式のも
    のにおいて、 グラビア彫刻機構(3)が、回転軸線(27)を中心にして回転する版胴(1
    )に関連して、軸(20)が版胴(1)の回転軸線(27)に対してほぼ平行に
    延びるように配置されており、 グラビア彫刻工具(4)のストローク運動が、版胴(1)の回転軸線に対して
    垂直に整列された平面(30)で行われるようになっている、 ことを特徴とする電子グラビア製版機械のためのグラビア彫刻機構。
  2. 【請求項2】 グラビア彫刻工具(4)を備えたグラビア彫刻ホルダ(24
    )が、軸(20)の長手方向軸線に対して垂直に整列されている、請求項1記載
    のグラビア彫刻機構。
  3. 【請求項3】 軸(20)の一端部にリセット部材(21)が配置されてお
    り、 軸(20)の他方の端部が、グラビア彫刻工具(4)を備えたグラビア彫刻ホ
    ルダ(24)を支持しており、 リセット部材(21)とグラビア彫刻ホルダ(24)との間に、軸(20)の
    ための駆動装置(25,26)と軸受(22)と緩衝装置(23)とが配置され
    ている、請求項1又は2記載のグラビア彫刻機構(図2)。
  4. 【請求項4】 軸受(22)と緩衝装置(23)とが、軸(20)のための
    駆動装置(25,26)と彫刻工具ホルダ(24)との間に配置されている、請
    求項3記載のグラビア彫刻機構。
  5. 【請求項5】 軸受(22)と緩衝装置(23)とが構造的な1つのユニッ
    トを形成している、請求項4記載のグラビア彫刻機構。
  6. 【請求項6】 軸(20)の、彫刻工具ホルダ(24)とは反対側の端部が
    、リセット部材を形成するトーションロッド(21)として構成されており、該
    トーションロッド(21)が定置の緊締結合部(28)に固定されている、請求
    項3から5までのいずれか1項記載のグラビア彫刻機構。
  7. 【請求項7】 彫刻工具ホルダ(24)を支持する、軸(20)の端部が、
    別の軸受(29)によって支持されている、請求項3から6までのいずれか1項
    記載のグラビア彫刻機構。
  8. 【請求項8】 緊締結合部(28)と軸受(22)と緩衝装置(23)とは
    、軸(20)が軸方向でシフト可能に支承されるように構成されており、 軸(20)が、該軸(20)を軸方向でシフトさせるために制御可能な調節部
    材(35)に結合されている、請求項3から7までのいずれか1項記載のグラビ
    ア彫刻機構。
  9. 【請求項9】 軸(20)の両端部に、それぞれ定置の緊締結合部(28a
    ,28b)を備えたそれぞれ1つのリセット部材(21a,21b)が配置され
    ており、 グラビア彫刻工具(4)を備えた彫刻工具ホルダ(24)が、リセット部材(
    21a,21b)間で有利には軸(20)の中央に取り付けられており、 彫刻工具ホルダ(24)の両側に、軸(20)のための駆動装置(25a,2
    5b,26a,26b)及び緩衝装置(23a,23b)がそれぞれ1つ配置さ
    れている(図4)、請求項1又は2記載のグラビア彫刻機構。
  10. 【請求項10】 駆動装置(25a,25b,26a,26b)と緩衝装置
    (23a,23b)とが、中央の彫刻工具ホルダ(24)に対して鏡像対称的に
    配置されている、請求項9記載のグラビア彫刻機構。
  11. 【請求項11】 軸(20)の両端部が、リセット部材を形成するトーショ
    ンロッド(21a,21b)として構成されており、該トーションロッドが定置
    の緊締結合部(28a,28b)に固定されている、請求項9又は10記載のグ
    ラビア彫刻機構。
  12. 【請求項12】 彫刻工具ホルダ(24)の領域に少なくとも1つの軸受(
    22)が設けられている、請求項9から11までのいずれか1項記載のグラビア
    彫刻機構。
  13. 【請求項13】 前記軸受(22)がスポーク軸受として構成されている、
    請求項3から12までのいずれか1項記載のグラビア彫刻機構。
  14. 【請求項14】 軸(20)のための駆動装置(25,26)が電磁式の駆
    動装置として構成されている、請求項1から13までのいずれか1項記載のグラ
    ビア彫刻機構。
  15. 【請求項15】 軸(20)のための電磁式の駆動装置が、定置の電磁石(
    26)と、軸(20)上に取り付けられた可動子(25)とから成っている、請
    求項14記載のグラビア彫刻機構。
  16. 【請求項16】 軸(20)のための駆動装置(25,26)が固体アクチ
    ュエータエレメントとして構成されている、請求項2から13までのいずれか1
    項記載のグラビア彫刻機構。
  17. 【請求項17】 固体アクチュエータエレメントが、圧電材料又は磁気ひず
    み材料より成っている、請求項16記載のグラビア彫刻機構。
  18. 【請求項18】 版胴をグラビア彫刻するためのグラビア製版機械であって
    、 回転軸線(27)を中心にして回転可能に支承された版胴(1)と、 小さい回転角度で振動する軸(20)を備えたグラビア彫刻機構(3)と、 該軸(20)のための駆動装置(25,26)と、 前記軸(20)に設けられた、切削工具としてのグラビア彫刻工具(4)を備
    えた彫刻工具ホルダ(24)と、 前記軸(20)に結合されたリセット部材(21)と、 軸(20)のための軸受(22)と、 軸(20)に作用する緩衝装置(23)とを有しており、 前記グラビア彫刻工具(4)がグラビア彫刻を行うために、回転する版胴(1
    )の外周面に向かう方向でストローク運動を行い、前記グラビア彫刻機構(3)
    が、平面的なグラビア彫刻を行うために、版胴(1)に沿って軸方向でシフト可
    能である形式のものにおいて、 グラビア彫刻工具(3)が、回転軸線(27)を中心にして回転する版胴(1
    )に関連して、軸(20)がほぼ版胴(1)の回転軸線(27)に対して平行に
    延びるように配置されており、グラビア彫刻工具(4)のストローク運動が、版
    胴(1)の回転軸線(27)に対して垂直に配列された平面(30)内で行われ
    るようになっていることを特徴とする、版胴をグラビア彫刻するためのグラビア
    製版機械。
  19. 【請求項19】 グラビア彫刻機構(3)に、グラビア彫刻工具(4)を備
    えた彫刻工具ホルダ(24)が軸(20)の軸線に対して垂直に整列されている
    、請求項18記載のグラビア製版機械。
  20. 【請求項20】 軸(20)の一端部にリセット部材(21)が配置されて
    おり、 軸(20)の他端部がグラビア彫刻工具(4)を備えた彫刻工具ホルダ(24
    を支えており、 リセット部材(21)と彫刻工具ホルダ(24)との間に、軸(20)のための
    駆動装置(25,26)と、軸受(22)と、緩衝装置(23)とが配置されて
    いる、請求項18又は19記載のグラビア製版機械。
  21. 【請求項21】 軸受(22)と緩衝装置(23)とが、軸(20)のため
    の駆動装置(25,26)と彫刻工具ホルダ(24)との間に配置されている、
    請求項20記載のグラビア製版機械。
  22. 【請求項22】 軸受(22)と緩衝装置(23)とが構造的な1つのユニ
    ットを形成している、請求項21記載のグラビア製版機械。
  23. 【請求項23】 彫刻工具ホルダ(24)とは反対側の、軸(20)の端部
    が、リセット部材を形成するトーションロッド(21)として構成されていて、
    該トーションロッド(21)が定置の緊締結合部(28)に固定されている、請
    求項20から22までのいずれか1項記載のグラビア製版機械。
  24. 【請求項24】 彫刻工具ホルダ(24)を支持する、軸(20)の端部が
    、別の軸受(29)によって支持されている、請求項20から23までのいずれ
    か1項記載のグラビア製版機械。
  25. 【請求項25】 リセット部材(21)と軸受(22)と緩衝装置(23)
    とが、軸(20)が軸方向にシフト可能に支承されるように、構成されており、 軸(20)が、軸(20)を軸方向でシフトさせるために、制御可能な調節部
    材(35)に接続されている、請求項18から24までのいずれか1項記載のグ
    ラビア製版機械。
  26. 【請求項26】 軸(20)の両端部にそれぞれ1つのリセット部材(21
    a,21b)が設けられており、 グラビア彫刻工具(4)を備えた彫刻工具ホルダ(24)が、有利には軸(2
    0)の中央でリセット部材(21a,21b)間に取り付けられており、 彫刻工具ホルダ(24)の両側に、軸(20)のためのそれぞれ1つの駆動装
    置(25a,25b,26a,26b)と、緩衝装置(23a,23b)とが配
    置されている、請求項18又は19記載のグラビア製版機械。
  27. 【請求項27】 駆動装置(25a,25b,26a,26b)と緩衝装置
    (23a,23b)とが、中央の彫刻工具ホルダ(24)に対して鏡像対称的に
    配置されている、請求項26記載のグラビア製版機械。
  28. 【請求項28】 軸(20)の両端部が、リセット部材を形成するトーショ
    ンロッド(21a,21b)として構成されていて、該トーションロッドが定置
    の緊締結合部(28a,28b)に固定されている、請求項26又は27記載の
    グラビア製版機械。
  29. 【請求項29】 彫刻工具ホルダ(24)の領域に少なくとも1つの軸受(
    22)が設けられている、請求項26から28までのいずれか1項記載のグラビ
    ア製版機械。
  30. 【請求項30】 軸受(22)がスポーク軸受として構成されている、請求
    項18から29までのいずれか1項記載のグラビア製版機械。
  31. 【請求項31】 軸(20)のための駆動装置(25,26)が電磁式の駆
    動装置として構成されている、請求項18から30までのいずれか1項記載のグ
    ラビア製版機械。
  32. 【請求項32】 電磁式の駆動装置(25,26)が、定置の電磁石(26
    )と、軸(20)上に固定された可動子(25)とから成っている、請求項31
    記載のグラビア製版機械。
  33. 【請求項33】 軸(20)のための駆動装置(25,26)が固体アクチ
    ュエータエレメントとして構成されている、請求項18から30までのいずれか
    1項記載のグラビア製版機械。
  34. 【請求項34】 固体アクチュエータエレメントが、圧電材料又は磁気ひず
    み材料より成っている、請求項33記載のグラビア製版機械。
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