JP2003512569A - 放射状分割ディフューザ - Google Patents

放射状分割ディフューザ

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JP2003512569A
JP2003512569A JP2001531985A JP2001531985A JP2003512569A JP 2003512569 A JP2003512569 A JP 2003512569A JP 2001531985 A JP2001531985 A JP 2001531985A JP 2001531985 A JP2001531985 A JP 2001531985A JP 2003512569 A JP2003512569 A JP 2003512569A
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radial split
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ロマニ,ギュセップ
エイチ. スタストニー,ジャン
ルキン,グリゴリー
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Pratt and Whitney Canada Corp
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D29/00Details, component parts, or accessories
    • F04D29/40Casings; Connections of working fluid
    • F04D29/42Casings; Connections of working fluid for radial or helico-centrifugal pumps
    • F04D29/44Fluid-guiding means, e.g. diffusers
    • F04D29/441Fluid-guiding means, e.g. diffusers especially adapted for elastic fluid pumps

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 本発明は、円筒状ジョイント部(15)に沿って互いに接続された内側ケーシング(13)と外側ケーシング(14)とを備えた放射状分割ディフューザ(3)に関する。各ディフューザ通路は、ジョイント部と交差するとともに、ジョイント部を横切って延びている。この設計の利点は、空気流速度が超音速となって表面の微細な不連続が性能に重大な影響を与える箇所である通路の開始部分における遷移部が除去されること、ディフューザの製造において、金属シートによる組立に代えて、金属鋳造品を用いることによって、製造が容易化されること、を含む。本発明では、ジョイント部(15)を、ディフューザ入口から十分な距離だけ下流側の低速度領域内に位置させることができる。ジョイント部は、内側ケーシング内部における通路の重要な開始部分の正確な機械加工のためにアクセスを可能とし、かつこの開始部分における空気流の乱流を最小化するように、位置決めされている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】
この発明は、ガスタービンエンジン用の環状ディフューザに関し、これは、円
筒状のジョイント部に沿って、内側ディフューザケーシングと外側ディフューザ
ケーシングとに分割されており、これにより、組立や高精度な圧縮空気通路の加
工を従来のディフューザ設計よりも簡単化し、振動を低減し、ディフューザ通路
における効率損失を低減し、かつディフューザのガス発生器ケーシング構造との
一体化を可能とするものである。
【0002】
【背景技術】
従来のガスタービンエンジンの圧縮機セクションは、一般に、遠心式圧縮機の
タービンおよびインペラの下流側でかつ燃焼器の上流側に位置するディフューザ
を含んでいる。このディフューザの機能は、圧縮された空気の速度を低下させる
と同時に静圧を上昇させ、燃焼器への流入空気を低速かつ高圧なものに準備する
ことである。燃焼器セクションへ与えられた高圧で低速な空気は、適切な燃料の
混合および効率的な燃焼の上で重要である。
【0003】 圧縮機の高圧段として遠心式インペラを含むガスタービンエンジンは、本発明
の適用に好適である。遠心式インペラは、一般に小型ガスタービンエンジンに用
いられている。圧縮機セクションが、高圧段としての遠心式インペラとともに軸
流型圧縮機段もしくは混合流型圧縮機段を含むこともあり、あるいは、低圧イン
ペラと高圧インペラとが直列に接続されることもある。
【0004】 遠心式圧縮機インペラは、低い直径部から軸方向へ空気を引っ張る。インペラ
の回転により、流入した空気が遠心力で半径方向外側へ流れるようにインペラベ
ーンに沿って案内されるに伴って、空気流の速度が増加する。インペラから出る
半径方向の空気流を、環状に燃焼器に与えるべく環状の軸流に方向変換するため
に、ディフューザアッセンブリが設けられており、空気流を半径方向流から軸流
へ方向変換し、かつ速度を低下させて静圧を高めている。
【0005】 従来のディフューザアッセンブリは、一般に、機械加工されたリングを備えて
おり、このリングが、半径方向空気流を捕捉するとともに、この空気流をほぼ接
線方向のオリフィスを通して別のディフューザチューブの列へと方向変換するよ
うに、インペラの周囲を囲んでいる。ディフューザチューブは、一般に、内側断
面積が増加するホーン形であり、空気流を半径方向から軸方向へ案内するように
曲がっている。このディフューザチューブは、長手方向にシームを有する金属シ
ートから形成される。ディフューザチューブの細い端部は、中央リングに、ろう
付あるいは機械的に接続されており、後方へ行くに従って増大していく断面積を
有している。その結果、リングのオリフィスに取り込まれた高圧の細い空気流は
、この空気がディフューザチューブを通して軸方向へ進むにつれて、体積が増大
する。空気の体積の増大によって、速度低下および対応する静圧の上昇が生じる
(すなわち、運動エネルギが圧力エネルギに変換され、圧力エネルギと位置エネ
ルギと運動エネルギとの和である流体流れの全エネルギは一定量に保持される。
ベルヌーイの法則)。
【0006】 チューブは拡がった内部通路を有し、かつ、ほぼ半径接線方向から軸方向後方
の方向へと湾曲しているので、従来のディフューザを個々のチューブでもって組
み立てるのは、非常に複雑である。各チューブを、精密な公差で製造しなければ
ならず、その後、これらを、機械加工した中央リングに組み付けなければならな
い。複雑な加工や労働集約的な製造過程によって、ディフューザの準備に比較的
高いコストが生じる。
【0007】 エンジン運転中に、ディフューザは、個々のディフューザチューブの振動に起
因するいくつかの問題を招く。振動によって、金属疲労による寿命の低下を招く
ことがあるとともに、エンジン圧縮空気流の不安定を招き、かつエンジン騒音が
増す。振動の問題を救済するために、ディフューザチューブを互いに接続し、あ
るいは日常的な保守の際にバランスをとるようにする場合もある。しかしながら
、このような処理は労働集約的であり、無駄なエンジン休止時間を含む。空気力
学的な見地からは、個々のディフューザチューブと機械加工された中央リングと
の接合によって、空気流が高速であることから、エンジン効率に悪影響を必然的
に与えるような内側表面の遷移が生じる。チューブをリングのオリフィスに接合
すると、チューブの内側では、組立およびろう付の工程における製造公差によっ
て、段差ないしは遷移が生じる。空気はこの部分を超音速の速度で流れるので、
その遷移部に亘って空気が流れる際の微小な乱流および抗力増加でさえも、効率
の大きな損失となり得る。
【0008】 一般に、ディフューザの設計は、その複雑な構造によって、所望の空気力学的
特性と製造過程の実際的な制限との間で妥協せざるを得ないため、最良のもので
はない。例えば、インペラを囲むリングのオリフィスは、経済的なドリル工程の
制限によって、円筒状の孔あるいは円錐形の孔に、形状的に制限される。例えば
楕円形の孔を提供するためには、その準備や品質制御の上で極めて高いコストが
掛かってしまう。ディフューザパイプ自体の形状も、その複雑形状の形成につい
ての実際面を考慮して、制限されている。一般に、ディフューザは円錐形状に形
成され、かつろう付に先だって、螺旋形の最終形状に曲げられる。この円錐形状
が空気力学的に最適であろうとなかろうと、経済的な製造においては、効率は、
実際には二次的に考慮される。
【0009】 複数のディフューザチューブを組み込んだディフューザの設計は、オイルライ
ンが、隣接のチューブ間を通してディフューザを容易に通過し得る、という利点
がある。この結果、高圧シャフトを支持するベアリングを、荷重が最も問題とな
る位置である燃焼器領域に隣接して配置できる。複雑なディフューザ設計の固有
の欠点は、特に小型エンジンにおいては、遠心式圧縮機の効率および好ましいベ
アリング配置という固有の利点によって、正当化されている。
【0010】 遠心式圧縮機とディフューザとを組み合わせたものは、外部バイパスダクトと
ともに、半径方向へ拡がっているので、ディフューザアッセンブリの直径がエン
ジン全体の最大径を明らかに左右する。ディフューザアッセンブリの直径を減少
させることで、エンジンの直径が減少し、航空機の抗力および燃料効率に大きく
影響する。
【0011】 本発明の一つの目的は、従来のディフューザアッセンブリのような加工コスト
や製造コストを大幅に低減したディフューザアッセンブリを提供し、コストや製
造時間を減少することである。
【0012】 本発明の一つの目的は、高速空気流が運ばれるディフューザ通路の領域に遷移
部が位置することに起因した効率の損失を大幅に低減することである。
【0013】 本発明の一つの目的は、複数の独立したディフューザチューブを使用すること
に起因した振動の問題ならびに部品点数を低減することである。
【0014】 本発明の一つの目的は、従来のディフューザ設計における種々の構成要素を合
理化し、望ましくは最大直径を削減しつつ、隣接したエンジン構造物をより小型
な一体構造の丈夫なユニットにすることである。
【0015】 本発明のさらなる目的は、以下の本発明の開示および説明を再考することによ
り明らかになるであろう。
【0016】
【発明の開示】
本発明は、円筒状のジョイント部に沿って互いに接合された内側ケーシングと
外側ケーシングとを備える放射状分割ディフューザに関する。各ディフューザ通
路と上記ジョイント部とが交差しており、ディフューザ通路はジョイント部を横
切って延びている。
【0017】 この設計が含む一つの利点は、空気流速度が超音速となって表面の微細な不連
続が性能に重大な影響を与える箇所であるところの、通路の開始部分における遷
移部を除去できることである。さらなる利点は、ディフューザの製造において、
労働集約的な金属シートによる組立に代えて、丈夫な低コスト金属鋳造品を用い
ることによって、製造の容易化が達成できることである。
【0018】 本発明では、ジョイント部を、ディフューザの入口から十分な距離だけ下流側
の低速度領域内に位置させることができる。従来のディフューザは、遠心式圧縮
機のインペラからの半径方向外側への圧縮空気の流れを、軸方向後方への拡散し
た環状の流れへと案内する。
【0019】 本発明の分割ディフューザは、鋳造品として製造された内側ケーシングおよび
外側ケーシングを有し、かつ、これらが例えばろう付により構成されるジョイン
ト部に沿って接合されるように機械加工され、中央のインペラ用開口部と外側リ
ムとを有する環状ディフューザアッセンブリとして接合される。分散したいくつ
かのディフューザ通路が、周方向に離れた列をなすように、ディフューザアッセ
ンブリを通して鋳造されるとともに機械仕上げされており、各ディフューザ通路
は、中央開口部における入口からディフューザアッセンブリを通って延び、かつ
、ろう付されたジョイント部を横切ってリムの出口に至る。
【0020】 ジョイント部は、内側ケーシング内部における通路の重要な開始部分の正確な
機械加工のためにアクセス可能とし、かつこの開始部分における空気流の乱流を
最小化するように位置決めされている。例えば、従来のディフューザにおいては
、通路の開始部分は、細い内側リング内部で円錐形状に加工される。金属シート
製ディフューザチューブが、リング内部ではめ込まれ、空気流速度が非常に高い
入口に比較的近い位置でもって、チューブとリングとの接合部に遷移部が生じる
。これに対し、本発明では、比較的広い内側ケーシングが与えられ、円錐形状に
加工される開始部分をより長く備える。
【0021】 鋳造金属製外側ケーシングとのジョイント部は、入口から離れて位置し、ここ
では、空気流速度が低下して、ジョイント部の遷移に起因する空気流の損失が十
分に低いものとなる段階にまで、通路が拡大している。これに加えて、外側ケー
シングは鋳造された通路を含み、この通路は、ジョイント部に隣接して内側ケー
シング側の通路に適合するように円錐形に加工され、かつ流れを半径方向から環
状流へ方向変換するように弧状をなしている。この通路の弧状部分は、拡がって
おり、空気をより低い速度で運ぶ。従って、弧状の通路形状における寸法精度お
よび表面仕上げの要求度は低くなり、製造の際に、通路の鋳造および押出ホーニ
ングが可能となる。
【0022】 外側ケーシングの鋳造によって、部品点数を顕著に減少できるので製造コスト
を削減できるが、異なる形状のディフューザ通路の鋳造の自由度、といったその
他の利点も得られる。分離した従来のディフューザチューブにおける動的不安定
さは、頑丈な内側および外側のリング状ケーシングの優れた構造的一体性によっ
て排除される。
【0023】 加えて、ケーシング自体を、エンジンのガス発生器のケーシング構造の一部を
形作るように利用することができ、これにより、ディフューザ機能とガス発生器
ケーシングの圧力容器機能とを単一の構造として組み合わせることで、重量が削
減されるとともに構造的強度が向上する。いくつかの場合には、ディフューザを
ガス発生器のケーシング構造と組み合わせることで、エンジンアッセンブリの最
大径が小さくなる。
【0024】 本発明のさらなる詳細および利点は、以下の詳細な説明および図面から明らか
になるであろう。
【0025】
【発明の実施の形態】
本発明を容易に理解できるようにするために、本発明の好ましい実施例を、一
例として図面を参照して説明する。
【0026】 図1は、ガスタービンエンジン構造を示し、これは、本発明に係る新規な環状
ディフューザアッセンブリ以外は、一般的な構造である。このエンジンは、外側
バイパスエアダクト1を含むものとして描かれており、上記ダクト1は、図示せ
ぬ前方ファンの作用により外部空気を後方(矢印で示すように)へ案内する。内
部の空気流は、エンジンの圧縮機セクションを通って流れる。高圧遠心式インペ
ラ2が、加圧された空気を、矢印で示すように、環状ディフューザアッセンブリ
3へと半径方向外側へ案内する。
【0027】 上記ディフューザアッセンブリ3は、加圧された空気を、半径方向から、ガス
発生器ケーシング4内への環状後方流れへと方向変換する。ディフューザアッセ
ンブリ3およびガス発生器ケーシング4は、加圧空気の速度を減少させ、これに
よってその静圧を高め、かつ高圧加圧空気を、ガス発生器ケーシング4の圧力容
器内に保持する。ケーシング4内の加圧空気は、開口部を通して燃焼器5内へ流
れ、ここで、燃料ノズル6から噴射された燃料と混合する。燃料と加圧空気との
混合物は点火されて高温ガスを生成し、このガスは、矢印で示すように、高圧タ
ービン(図示せず)へ向かって後方へ案内される。
【0028】 図示した実施例では、回転する高圧シャフト7が、高圧圧縮機セクションと高
圧タービンセクションとの間に位置するベアリング8によって支持されている。
このベアリング8にオイル潤滑を行うために、図示した実施例では、環状ディフ
ューザアッセンブリ3を通過したオイルライン9が示されており、このオイルラ
イン9はバイパスエアダクト1のベーン10を通り、ここでオイル循環システム
の他の構成要素、例えばオイルポンプやフィルタに接続されている。
【0029】 図2を参照すると、環状ディフューザアッセンブリ3の一実施例の詳細が示さ
れている。従来のディフューザと異なり、ディフューザアッセンブリ3の外部壁
11は、ガス発生器ケーシング4に連続しており、かつ他のエンジン構造構成要
素12に固定されている。従来のディフューザは、隣接するガス発生器ケーシン
グから独立しているとともに、その中央リングのみにおいて支持されており、運
転時に振動の問題を生じていた。
【0030】 結果として、本発明の外部壁11は、圧力容器壁として働き、ガス発生器ケー
シング4と外部壁11と他のエンジン構造12とによって形成される連続した圧
力容器内に加圧空気が保持される。また外部壁11は、エンジン構造構成要素1
2とともに、例えばエンジン支持部とシャフトとの間で、荷重を伝達するように
働く。従って、ディフューザアッセンブリ3は圧力容器として働き、エンジン支
持構造構成要素として働き、かつ加圧空気のディフューザとして働く。従来のデ
ィフューザは、実質的にエンジン構造から独立しており、単に、加圧空気のディ
フューザとして働くだけである。従来のディフューザは、隣接したエンジン構造
から独立していることにより、振動の問題がある。
【0031】 これに対し、本発明に係る環状ディフューザアッセンブリ3は、互いに製造用
ジョイント部15に沿って接合された内側ケーシング13と外側ケーシング14
とから構成されており、上記ジョイント部15は、正確に機械加工されるととも
に圧入され、構造的一体性および圧力容器の一体性を確保すべく、ファスナ16
によって補強ないしは固定されている。
【0032】 図4を参照すると、図2および図3に2−2線および3−3線として示す断面
図が示されている。ディフューザアッセンブリ3は、インペラ2に隣接した中央
インペラ開口部17と、外側リム18と、を有する。ディフューザアッセンブリ
3は、複数の分散したディフューザ通路19を含み、これは、周方向に間隔をも
った離れた列として配置され、ディフューザアッセンブリ3を通過している。各
通路19は、中央開口部17における入口20からリム18における出口21へ
とディフューザアッセンブリ3を通って延びている。各ディフューザ通路19は
、ジョイント部15と交差し、かつジョイント部15を横切って延びている。図
示の実施例では、内側ケーシング13および外側ケーシング14は、インペラ開
口部17と同軸状に、円筒状合わせジョイント面を有している。いかなるジョイ
ント部の構成も利用可能であるが、加工および組立の容易化のためには、回転面
と突き合わされる面が最も有利である、ということが明らかであろう。
【0033】 図示の実施例では、通路19は、入口20では円形断面を有し、出口21では
矩形断面を有する。この幾何学的構成は、設計者にはよく知られており、従来の
ディフューザの設計で用いられている。しかしながら、内側ケーシング13と外
側ケーシング14とを分離して鋳造および機械加工することにより、通路19の
いかなる所望の形状をも設計者が自由に利用できる、ということが明らかであろ
う。従来のディフューザアッセンブリにおいては、中央リングが円錐形に加工さ
れた開口部を含み、個々の金属シート製ディフューザチューブがここに固定され
ている。円錐形状の加工は、従来からの機械および方法で容易に行うことができ
、ディフューザ通路19の断面を、制御された予測可能な方法でもって拡げるこ
とによって、ディフューザの目的を果たす。
【0034】 図示の実施例では、各通路19は、円形の入口20から延びた円錐形内側面2
2を有する。内側ケーシング13の機械加工を単純化するために、図示実施例で
は、円錐面22は、内側ケーシング13全体を通してジョイント部15へと延び
ている。また、図示した特定の実施例では、単純な機械加工およびジョイント部
15を横切った通路の正確な適合のために、円錐面22が、ジョイント部15を
横切って、外側ケーシング14における通路19の開始部分内に延びている。
【0035】 各通路19は、円錐面23の外周側境界24から矩形出口21において、円形
断面から矩形断面への断面移行面23を有している。円錐面22は、従来からの
加工方法を用いて、高精度に機械仕上げすることが可能である。従来のディフュ
ーザに比較して、本発明では、相対的に長い円錐状機械加工面22が得られ、ジ
ョイント部15が、通路19の中で、空気流速度が入口20のすぐ近くでの速度
に比べて相対的に遅くなるような位置に、配置される。円形断面から矩形断面へ
の断面移行面領域23では速度が低いので、外側ケーシング14を金属鋳造にて
製造するができるとともに、該移行面13を滲出ホーニング法によって仕上げす
ることが可能である。
【0036】 図3および図4を参照すると、ディフューザアッセンブリ3は、通路19の形
状によって、隣接する通路19の間にランド部25を含み得る。複数の独立した
ディフューザチューブからなる従来のディフューザは、ディフューザチューブの
間に開口部を有し、ここを通してオイルラインがディフューザを通過する。本発
明では、ランド部に孔を設けることができ、これを通して、オイルライン9が通
過でき、該オイルライン9は好ましくは取付フランジ26に固定されている。
【0037】 図5および図6の斜視図を参照すると、内側ケーシング13および外側ケーシ
ング14の分離した構造が最もよく示されている。外側ケーシング14は、従来
からの方法で、連続した外部壁11を備えた金属リングとして鋳造され、外部壁
11と一体化した単一の鋳造物の内部に、個々の通路19が形成されている。内
側円筒状ジョイント合わせ面27は、内側ケーシング13の外側円筒状ジョイン
ト面28と直径がぴったりはまるように、精度良く機械加工されている。内側ケ
ーシング13は、鋳造もしくは機械加工によるリングとして形成できる。通路1
9の円錐面22は、ジョイント部15のはめ合いおよび固定の前に、内側ケーシ
ング13に加工される。
【0038】 上述したように、本発明は、従来のディフューザアッセンブリに対し顕著な利
点を有する。外側ケーシングおよび内側ケーシングを鋳造することで、高精度に
製造かつはめ合いする必要がある部品点数が大幅に減少する。通路内でのジョイ
ント部15による遷移部の位置を従来のディフューザよりも半径方向外側へ変更
することで、遷移部を横切る空気流の損失が低減する。従来のディフューザは、
相対的に入口に近い遷移部を有し、空気流の大きな損失の可能性がある。ディフ
ューザアッセンブリ3は、エンジンの構造的構成要素として、ならびに圧力容器
の一部として、利用することができる。本発明の外部壁11は、エンジン構造の
補強材として機能させることができ、かつガス発生器ケーシング4の圧力容器壁
として作用し、また外部壁11は、外部壁11のシェル構造に補強リブとして働
く通路19の壁部によって大幅に補強される。外側ケーシング14の構造的一体
性は、特に、個々のディフューザチューブを用いた従来のディフューザにおいて
生じていた動的不安定性を排除する。鋳造を用いることによって、従来のディフ
ューザチューブに比べて、製造方法に対する通路19の形状の非依存度がより大
きくなる。
【0039】 従って、上述したように、本発明によって、従来のディフューザに対しコスト
の低減および複雑さの低減の上でいくつかの利点が得られる。上述の説明や添付
図面は、発明者が企図した特定の好ましい実施例に関しているが、本発明の上位
概念では、記述した要素の機構的および機能的に均等なものを含むことが理解さ
れるであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、ガスタービンエンジンのガス発生器ケーシングを通る縦断面図であっ
て、遠心式インペラの一部、本発明に係る環状ディフューザ、燃焼器を収容した
ガス発生器ケーシング、外部バイパスダクト、および隣接するエンジン構造、を
示している。
【図2】 図2は、本発明のディフューザアッセンブリを通る縦断面図であって、円錐形
に機械加工されたディフューザ通路を有する内側ケーシングが、湾曲したディフ
ューザ通路を有する外側ケーシングに、円筒状ジョイント部に沿って固定されて
おり、上記の湾曲したディフューザ通路は、円錐形状から外側ケーシングのリム
における矩形形状に変化していく。
【図3】 図3は、ディフューザアッセンブリを通る縦断面図であって、特に、ディフュ
ーザ通路間でディフューザを通る潤滑オイルラインを示し、この潤滑オイルライ
ンは、圧縮機インペラとタービンロータとの間のベアリングに潤滑オイルを供給
する。
【図4】 図4は、図2および図3の4−4線に沿った半径方向の部分断面図である。
【図5】 図5は、ディフューザアッセンブリの外側ケーシングの斜視図であって、内側
ケーシングの外側円筒状のジョイント面に適合する内側円筒状のジョイント面を
示す。
【図6】 図6は、同様に内側ケーシングの斜視図であって、外側ジョイント面を部分的
なディフューザ通路とともに示しており、このディフューザ通路は、図5の外側
ケーシングにより与えられる通路に適合する(図6は、図5と同じ縮尺でないこ
とに注意されたい)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ルキン,グリゴリー カナダ,オンタリオ,ソーンヒル,ラムブ ルウッド レーン 51 Fターム(参考) 3H034 AA02 AA16 BB03 BB06 BB19 CC03 DD06 DD22 DD30 EE05 EE06 EE11 EE12 EE14

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遠心式圧縮機におけるインペラからの半径方向外側への加圧空
    気の流れを、軸方向後方への拡散した環状流へと案内する放射状分割ディフュー
    ザにおいて、 中央インペラ開口部および外側リムと、分散した複数のディフューザ通路と、
    を有する環状ディフューザアッセンブリを備え、 上記ディフューザ通路は、上記ディフューザアッセンブリを通して周方向に間
    隔をもって離れた列状に配置されており、各ディフューザ通路は、上記中央開口
    部における入口から上記リムにおける出口へと上記ディフューザアッセンブリを
    通して延びており、 上記ディフューザアッセンブリは、ジョイント部に沿って互いに接続された内
    側ケーシングと外側ケーシングとを備え、各ディフューザ通路は、上記ジョイン
    ト部と交差しているとともに、該ジョイント部を横切って延びていることを特徴
    とする放射状分割ディフューザ。
  2. 【請求項2】 上記内側ケーシングおよび上記外側ケーシングが、上記インペ
    ラ開口部と同軸状の回転面からなる合わせ面を有することを特徴とする請求項1
    に記載の放射状分割ディフューザ。
  3. 【請求項3】 各合わせ面は、円筒状であることを特徴とする請求項2に記載
    の放射状分割ディフューザ。
  4. 【請求項4】 上記ジョイント部がろう付であることを特徴とする請求項1に
    記載の放射状分割ディフューザ。
  5. 【請求項5】 上記ジョイント部が圧入であることを特徴とする請求項1に記
    載の放射状分割ディフューザ。
  6. 【請求項6】 上記ジョイント部がファスナによって固定されていることを特
    徴とする請求項1に記載の放射状分割ディフューザ。
  7. 【請求項7】 各ディフューザ通路が、入口では円形断面を有し、出口では矩
    形断面を有することを特徴とする請求項1に記載の放射状分割ディフューザ。
  8. 【請求項8】 各通路は、上記円形入口から延びた円錐形内側面を有すること
    を特徴とする請求項7に記載の放射状分割ディフューザ。
  9. 【請求項9】 上記円錐面は、内側ケーシング全体を通ってジョイント部へと
    延びていることを特徴とする請求項7に記載の放射状分割ディフューザ。
  10. 【請求項10】 上記円錐面は、上記ジョイント部を横切って外側ケーシング
    内へと延びていることを特徴とする請求項9に記載の放射状分割ディフューザ。
  11. 【請求項11】 上記円錐面は、機械仕上げされていることを特徴とする請求
    項8に記載の放射状分割ディフューザ。
  12. 【請求項12】 各通路は、上記円錐面の外周側境界から上記矩形出口におい
    て、円形−矩形・断面移行面を有していることを特徴とする請求項8に記載の放
    射状分割ディフューザ。
  13. 【請求項13】 上記円形−矩形・断面移行面は、滲出ホーニング面を有する
    ことを特徴とする請求項12に記載の放射状分割ディフューザ。
  14. 【請求項14】 上記ディフューザアッセンブリは、隣接した通路の間に、ラ
    ンド部を含むことを特徴とする請求項1に記載の放射状分割ディフューザ。
  15. 【請求項15】 上記ランド部を通って延びた孔を含むことを特徴とする請求
    項14に記載の放射状分割ディフューザ。
  16. 【請求項16】 上記孔がオイルラインを含むことを特徴とする請求項15に
    記載の放射状分割ディフューザ。
  17. 【請求項17】 上記内側ケーシングは機械加工されたリングからなることを
    特徴とする請求項1に記載の放射状分割ディフューザ。
  18. 【請求項18】 上記外側ケーシングは鋳造金属リングからなることを特徴と
    する請求項1に記載の放射状分割ディフューザ。
  19. 【請求項19】 上記ディフューザアッセンブリの壁部が、圧力容器構成要素
    を構成していることを特徴とする請求項1に記載の放射状分割ディフューザ。
  20. 【請求項20】 上記ディフューザアッセンブリの壁部が、エンジン構造構成
    要素を構成していることを特徴とする請求項に記載の放射状分割ディフューザ。
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