JP2003511951A - Cdmaモバイル電話内に電力を保存する方法及び装置 - Google Patents

Cdmaモバイル電話内に電力を保存する方法及び装置

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JP2003511951A
JP2003511951A JP2001530214A JP2001530214A JP2003511951A JP 2003511951 A JP2003511951 A JP 2003511951A JP 2001530214 A JP2001530214 A JP 2001530214A JP 2001530214 A JP2001530214 A JP 2001530214A JP 2003511951 A JP2003511951 A JP 2003511951A
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circuit
system time
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デビッド、チェン
ティエン、キュー.ニュエン
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Koninklijke Philips NV
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Philips Electronics NV
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Abstract

(57)【要約】 電力を保存する方法及びシステムを開示する。この方法及びシステムは、32kHzのクロック源を用いて連続CDMAシステム時間を維持する。具体的に、本発明の実施の一形態は、符号分割多重アクセス(CDMA)システム時間を動的に維持しながら、通信デバイスが低電力モードにある間に電力を保存する方法を含む。上記方法は、モバイル局を低電力モードにし、かつ低電力消費の不正確なクロック源(例えば32kHz)を利用して、高電力消費の正確なクロック源、例えば電圧制御温度制御水晶発振器(VCTCXO)に入力される電力を制限しながら、CDMAシステム時間を動的に維持するステップを含んでなるものである。さらに、上記方法は、調整機能を利用して、CDMAシステム時間の一部である固定インクリメントにより多項式関数(例えば長PN)を更新し、これによってモバイル局が低電力モードから目覚める際にパイロット信号捕捉時間を最小化するステップを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、無線遠隔通信の分野に関する。さらに詳しくは、本発明は、符号分
割多重アクセス(CDMA)システム時間の分野に関する。この文脈における実
施の一形態においては、32kHzクロック源を用いて連続CDMAシステム時
間を維持する方法及びシステムが記述されている。
【0002】
【従来の技術】
セルラー電話は、近代社会における通信モードとして広く利用可能なものとな
っている。無線遠隔通信システムの分野では、符号分割多重アクセスシステム、
別名CDMAと呼ばれるシステムが存在する。符号分割多重アクセスシステムは
最も一般的に展開されているセルラー技術であると理解されている。符号分割多
重アクセスシステム内では、モバイル局(例えばハンドセット)の使用者は、基
地局を介して別の遠隔通信装置の使用者と通信することが可能である。符号分割
多重アクセスシステムのモバイル局と基地局は、無線ディジタルラジオインタフ
ェースを介して通信する。
【0003】 CDMAは、使用者に無線音声通信と共に、ファクシミリ(fax)とマルチ
メディア通信の機能をも提供する。CDMAシステムは、屋内と屋外の双方で動
作する機能を有し、この機能によってより大きい通信の機会が提供される。例え
ば、屋内動作には、家庭、オフィス空間、ショッピングセンター、ホテル、空港
等におけるその使用が含まれる。さらに、CDMAの屋外動作には、郊外や市街
地域における使用が含まれる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
モバイル局即ち携帯式の局には欠点があることを理解すべきである。特に、一
つの欠点は、モバイル即ち携帯局は一般的に、内部バッテリ源の電力が限られて
いるという条件で動作するという点である。このため、内部バッテリ源の寿命を
延ばすには、さまざまな動作モード(例えばスリープモード)でのモバイル局中
の電力消費を最適化することが重要である。
【0005】 従って、CDMAシステムのモバイル局中でのスリープモードの電力消費を最
適化する方法及びシステムに対する必要性が存在する。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、符号分割多重アクセス(CDMA)システムのモバイル局内でのス
リープモード中の電力消費を最適化する方法及びシステムを提供する。さらに、
本発明は、スリープモード中にCDMAシステム時間を維持すると同時に上記の
目的を達成する。
【0007】 特に、本発明の実施の一形態は、符号分割多重アクセス(CDMA)システム
時間を動的に維持しながら、通信装置の低電力モード中に電力を保存する方法で
ある。本方法は、モバイル局を低電力モードにするステップと、消費電力の低い
不正確なクロック源(例えば32kHz)を利用して、消費電力の高い正確なク
ロック源、例えば電圧制御温度制御水晶発振器(VCTCXO)に入力される電
力を制限しながら、CDMAシステムを動的に維持するステップとを有している
。さらに、本方法は、CDMA時間の一部である固定インクリメントにより多項
式関数(例えば長PN)を更新する調整関数を利用して、モバイル局が低電力モ
ードから目覚める際のパイロット信号捕捉時間を最小化するステップを含んでい
る。
【0008】 本発明の別の実施の形態もまた、CDMAシステム時間を動的に維持しながら
、通信装置の低電力モード中に電力を保存する回路を含んでいる。この回路は、
低電力消費クロック源を含んでいる。加えて、この回路は、通信装置が低電力モ
ードにあるときにCDMAシステム時間を動的に維持するように、低電力消費ク
ロック源に結合されたタイミング回路を含んでいる。このタイミング回路は、通
信装置が低電力モードから目覚める際のパイロット信号捕捉時間を最小化するた
めにCDMAシステム時間の一部である固定インクリメントにより多項式関数を
更新する調整関数を利用していることを理解すべきである。
【0009】 本発明の上記及び他の利点はもちろん、図面に示されている好ましい実施の形
態に関する以下の詳細な記述を読めば通常の当業者には明らかであろう。
【0010】
【発明の実施の形態】
ここで本発明の好ましい実施の形態を詳細に参照するが、その例が添付の図面
に示されている。本発明は好ましい実施の形態と共に説明されるが、これらの実
施の形態に限定されることを意図したものではないことが理解されよう。逆に本
発明は、添付の請求の範囲によって定められる本発明の精神及び範囲に含まれる
代替例、変更例及び等価例を対象とすることを意図したものである。さらに本発
明の以下の詳細な説明では、本発明の完全な理解を与えるために多くの具体的な
詳細が説明される。しかしながら、本発明はこれらの詳細がなくても実行できる
ことが通常の当業者にとって明らかとなろう。他の場合には、本発明の態様の不
必要な曖昧さを避けるために、周知の方法、手順、構成部品及び回路は説明され
ていない。
【0011】 以下の詳細な説明のある部分は、コンピュータ記憶装置内のデータビットに対
する手順、論理ブロック、処理及び他の動作の記号表現を用いて表される。これ
らの説明及び表現は、データ処理技術分野の当業者が彼らの研究の本質を他の当
業者に最も効果的に伝達する手段となる。
【0012】 本応用例では、手順、論理ブロック、処理等は所望の結果を引き起こすための
ステップ又は命令の首尾一貫したシーケンスであると考えられる。そのステップ
は、物理量の物理的操作を必要とするステップである。これらの量は通常は、必
ずしもそうではないが、電子回路及び/又は電子式計算装置内で記憶、伝達、結
合、比較及び他の操作を施すことが可能な電気的又は磁気的な信号の形態を持つ
。主に共用の目的からこれらの信号を、ビット、値、エレメント、記号、文字、
用語、番号等で呼ぶことがしばしば便利であることがわかった。
【0013】 しかしながら、これら及び類似の用語の総ては適切な物理量に関連しており、
またこれらの物理量に当てられた単に便利なラベルであるということを理解され
たい。以下の議論から明らかなように、特に具体的に別な様に明言されない限り
、「利用する」、「にする」、「更新する」、「決定する」、「受信する」、「
初期化する」、「用いる」、「送信する」等の用語を用いた議論は、本発明の全
体を通して電子回路又は電子計算装置の動作及び処理に言及しているとみなされ
る。電子回路又は電子計算装置は、レジスタ、記憶装置及び他の電子回路内の物
理(電子)量として表されるデータを操作して、記憶装置又はレジスタ又は他の
そうした情報記憶装置又は送信装置内の物理量として同様に表される他のデータ
に変換する。
【0014】 本発明は、使用者に無線音声通信を提供する符号分割多重(CDMA)として
周知の通信システム内で動作する。使用者への無線音声通信の提供に加えて、C
DMAシステムはさらにファクシミリ(fax)及びマルチメディア機能を提供
する。CDMAシステムは屋内及び屋外で動作することができ、それによってよ
り大きな通信の機会を提供する。例えば屋内の動作には、事務所スペース、家庭
、ホテル、商店街及び空港でのその使用が含まれる。またCDMAシステムの屋
外動作には、郊外及び市街地域でのその使用が含まれる。CDMAシステムは当
業者にとって周知のものである。
【0015】 図1は、本発明が動作する符号分割多重(CDMA)システム100の全体的
な概観図を表す。CDMAシステムを構成する2つの主要な構成部品は、基地局
装置102とモバイル局装置(例えば、104)である。本発明によるある実施
の形態がCDMAシステム100内で実現される場合、それは一般にモバイル局
104及び/又は基地局102内にある。モバイル局104内の電力消費の最適
化は非常に重要なので、本発明の以下の詳細な説明はモバイル局104における
その実現を重点的に取り扱う。しかしながら、本発明はCDMAシステム100
の基地局102においても同じように良く動作することが理解されよう。
【0016】 図1を参照すると、モバイル局104〜108はその機能においてコードレス
電話のハンドセットに類似しており、音声情報とともに他のタイプのデータを送
受信する機能を持つ。基地局102は、それを公共の電話網等の既存のネットワ
ーク114に結合することによって実現することができる送受信機の基地局であ
る。このような方法で実現された基地局102によってモバイル局104〜10
8の使用者は互いに、及び、既存のネットワーク114に有線で結合された電話
110及び112の使用者と通信することが可能になる。ベース局102とモバ
イル局104〜108間で通信される情報は、一般に有線の公共電話網システム
で送受信されるものと同じタイプの情報(例えば、音声/データ等)である。有
線網を通じた通信の代わりにCDMAシステムは、無線ディジタルラジオインタ
フェースを用いて基地局102とモバイル局104〜108間で情報通信を行う
【0017】 本発明による一つの実施の形態はモバイル局(例えば104)のスリープモー
ド中に用いられて、32kHzのクロック源を用いる一方で連続的なCDMAシ
ステム時間を維持する。本発明に関連する資料が、米国特許同時係属出願第09
/322,244号の中で説明されているが、それは1999年5月28日提出
のマクダナ等による代理人整理番号DOT1180「ネットワークマスター時間
に同期する時間を維持するための装置及び方法」と題されており、それを背景資
料として参照することにより本発明に組み込む。
【0018】 図2を参照すると、それは本発明の一つの実施の形態に従って用いられるスロ
ット付きページングモード回路200である。モバイル局(例えば、104)の
待機時間を延長するために、スリープモード中の電力消費を非常に低くしかつス
ロット付きページング時間を短くすることが重要であると考えられる。スリープ
モード中の非常に低い電力消費を維持するために、本発明による一つの実施の形
態では32kHzクロック源を用いてキーパッド及びCDMAシステム時間の動
作を維持する。スロット付きページング時間を短縮するためには、スロット付き
モードでのCDMAシステム時間を正確に維持することが重要であると考えられ
る。本実施の形態では、スロット付きページングモードに対する準備は次の4つ
の処理の中で説明される:較正、スリープモードへ入る、スリープモード、及び
スリープモードから出る、である。
【0019】 較正 本実施の形態では(当業者に周知の)同期チャネルが捕捉された後、ソフトウ
ェアは較正処理を開始する。本実施の形態では、低電力消費のクロック源202
として32.768kHzの水晶が用いられる。その場合、本実施の形態によっ
て一般に最小限500ミリ秒(ms)の較正が行われる。本実施の形態では較正
処理の間、どのような長さの時間を用いることもできると理解されたい。さらに
本発明の低電力消費クロック源202に対しては、可変周波数を持つ多くの異な
る低電力消費クロック源を用いることができる。さらに本実施の形態の較正処理
は、多くの異なる時間に実行することができる。例えば本発明はまた、較正処理
が同期チャネル捕捉後以外にも実行できるように適応することができる。本実施
の形態の較正処理は、図4を参照して以下により詳細に説明される。
【0020】 スリープモードへ入る 図2を参照すると、ひとたび較正処理が完了して状況によりモバイル局104
がスリープモードへ入ると、プロセッサ216はクロック発生回路206にスリ
ープに入るよう命令する。本実施の形態では、いくつかのハンドシェイクステッ
プを用いてモバイル局104をスリープモードに入れる。第1のステップの間、
プロセッサ216は全スリープ時間をスリープタイマ回路214のカウンタ内に
プログラムする。次のステップでクロック発生回路206は、マスタータイマ回
路208の低電力消費クロック信号234(例えば、16.384kHz)の立
ち上がりエッジ上にスリープ信号220を送出する。次にマスタータイマ回路2
08はチップ速度(例えば、1.2288MHz)における最後の短擬似雑音(
PN)及び長PNを更新して、スリープ要求信号222をクロック発生回路20
6に送り返す。
【0021】 スリープモードに入る次のステップでは、クロック発生回路206はクロック
信号226をローに保持して、スリープ許可信号224をマスタータイマ回路2
08に送る。さらにクロック発生回路206は、クロック信号226を16倍の
チップ速度(例えば、19.6608MHz)から低電力消費のクロック速度(
例えば、16.384MHz)にスイッチングする。同時にクロック発生回路2
06はスリープタイマ回路214をイネーブルする。次のステップでマスタータ
イマ回路208はスリープモードに切り替わって、短PN、長PN及びフレーム
インデックスを、クロック周期毎に75個のチップ又はPNの速度で更新するよ
うに設定する。本実施の形態では、短PN、長PN及びフレームインデックスは
どんなチップ又はPN数の速度で更新することもできる。さらに、プロセッサ2
16は、高電力消費のクロック源204、例えば電圧制御温度制御水晶発振器(
VCTCXO)をオフにする。このようにしてモバイル局104はスリープモー
ドに入る。
【0022】 スリープモード 図2を参照すると、スリープモード中はスロット付きページングモード回路2
00のハードウェアブロックのほとんどが非アクティブであると考えられる。本
出願ではスリープモードという用語は低電力モードと同義である。スリープモー
ドの間、いくつかのハードウェアブロックは動作し続ける。即ち本実施の形態で
はモバイル局104のスリープモードの間、スリープタイマ回路214、キーパ
ッド回路218、マスタータイマ回路208の一部及びクロック発生回路206
の一部は動作し続ける。具体的には、マスタータイマ回路208はクロック信号
226の低電力消費クロック速度毎に75個のチップで、短PN、長PN及びフ
レームインデックスを更新し続ける。さらに、クロック発生回路206は、低電
力消費クロック速度を持つクロック信号226をマスタータイマ回路208に送
り続ける。本実施の形態のスリープタイマ回路214は、カウンタを用いて全ス
リープ時間を追跡する。さらにキーパッド回路218は、スリープモード中にモ
バイル局104のキーパッドの働きを監視する。
【0023】 スリープモードから出る キーパッド回路218又はスリープタイマ回路214によって行われる全ての
割り込みは、高電力消費のクロック源204をイネーブルし、またプロセッサ2
16を目覚めさせる。本実施の形態では、モバイル局104はいくつかのステッ
プを用いてスリープモードから出る。具体的には、キーパッド回路218又はス
リープタイマ回路214から割り込みが発生すると、プロセッサ216は高電力
消費クロック源204の安定化を待つ。このステップの間、プロセッサ216は
低電力消費クロック速度で動作し続ける。次にプロセッサ216はスリープコマ
ンドを取り除く。その場合、クロック発生回路206は低電力消費クロック信号
の立ち上がりエッジまで待機して、復調器のクロックノードを16倍のチップ速
度にスイッチングする。同時にクロック発生回路206はスリープ許可信号22
4をディセーブルし、プロセッサ216を高電力消費クロック速度で動作させる
。次のステップではスリープ許可信号224がディセーブルされると同時にスリ
ープタイマ回路214がディセーブルされる。次に、プロセッサ216はスリー
プタイマ回路214のカウンタを読み出してスリープ時間の合計を算出する。ひ
とたび読み出されると、プロセッサ216が予測周波数誤差を計算して、マスタ
ータイマ回路208を進めたり遅らせたりすることによって周波数誤差を調整す
る。次に探索処理が開始されて、基地局102から送信されたパイロット信号を
位置決めする。次のステップではフィンガが割り当てられてページングメッセー
ジを受信する。このようにしてモバイル局104はスリープモードから出る。
【0024】 図2を参照すると本方法及びシステムの部分は、例えばモバイル局又は基地局
のコンピュータ使用可能媒体の中に常駐するコンピュータ読み出し可能及びコン
ピュータ実行可能な命令から成る。図2は、本発明による一つの実施の形態を実
現する際に用いられる例示のスロット付きページングモード回路200を表して
いる。図2のスロット付きページングモード回路200は例示目的だけであり、
本発明は多くの異なる回路で動作可能であると考えられる。
【0025】 具体的には本実施の形態では、例えばクロック発生回路206からのスリープ
許可信号224が高いときに、スリープモードタイマ(SMT)214がスリー
プモードで動作する。本発明のスリープモードタイマ214は低電力タイマ回路
であると理解されたい。
【0026】 本実施の形態では、低電力消費クロック源202は高電力消費クロック源20
4に比べて不正確なクロック源であると考えられる。さらに高電力消費クロック
源204は、低電力消費クロック源202に比べて非常に正確なクロック源であ
ると考えられる。
【0027】 ここで図3を参照すると、それは本発明の一つの実施の形態によるマスタータ
イマ回路208のブロック図である。正常動作(例えば、非スリープモード)中
は、短擬似雑音(PN)インデックスカウンタ306及び長PN状態308は、
あるチップ速度周波数で動作する。チップ速度周波数は本実施の形態による多く
の異なる値を持つことが可能であると考えられる。スリープモード中は本実施の
形態は16.384kHz(75個のチップ)を用いて実行されて、CDMAシ
ステム時間を更新する。言い換えれば、短PN、長PN、記号及びフレームイン
デックスは16.384kHzのクロック期間毎に75個のチップを進行する。
CDMAシステム時間は、本実施の形態による多くの異なる周波数を用いて更新
することが可能である。本実施の形態ではスリープモードに入ったとき、高電力
消費クロック源204から低電力消費クロック源202へのスイッチングがある
。このクロックのスイッチングでは、高電力消費クロックの最後の更新の後に、
低電力消費クロック信号(例えば、16.384kHz)の第1の立ち上がりエ
ッジが発生する。スリープモードがある場合は、低電力消費クロック源202か
ら高電力消費クロック源204へのスイッチングが起こる。このクロックのスイ
ッチングに際して、低電力消費クロックの最後の立ち上がりエッジはスリープモ
ードの終わりで75個のチップを更新する。
【0028】 スイッチ時間PNを最小化するために、高電力消費クロック源204の信号の
ロケーションを監視することによって、チップ速度及び電力消費クロック源20
2間のインタフェースを制御する状態マシンが完成される。低電力消費クロック
源202へスイッチングする前に、マスタータイマ回路208はスリープする用
意ができているクロック発生回路206に信号を送る。そのスイッチング時間は
1チップ時間以内である。スリープコントローラ回路302はクロック発生回路
206とインタフェースする。スリープコマンド220がクロック発生回路20
6から受信されると、スリープコントローラ回路302は最後のチップイネーブ
ル信号を監視して、直ちにスリープ要求信号222をクロック発生回路206に
送る。スリープ許可信号224がクロック発生回路206から許可されるとすぐ
に、短PNインデックスカウンタ306及び長PN状態308の両方は常にイネ
ーブルされる。また、75個のチップのロードを制御するロジックがアクティブ
になる。
【0029】 さらに図3を参照すると本実施の形態では、線形フィードバックシフトレジス
タ(LFSR)方式を用いて長PN状態308が実現される。この長PN状態に
対する多項式は、図5に表されるIS−95規格によって定めることができる。
ベクトルS(n)の形で書かれた、時間nにおける42個のレジスタの状態は次
のように表すことができる。
【0030】
【数1】 ここで、g(k)は、次のように定義される。
【0031】
【数2】 言い換えれば、伝達行列Gは、固定した多項式p(x)によってのみ決定されて
常にフルランクであるので、S(n−m)又はS(n+m)は、次の関係を用い
て総ての正の整数mに対するS(n)から直接計算することができる。 S(n−m)=G−m・S(n) S(n+m)=G・S(n) 上の情報から、本発明においてLFSRの長PN状態305を75個のチップ
で進めることは、16.384kHzの周期でLFSR内のロードにループバッ
クするG75ブロック316によって達成される。従って、スリープモードでは
本発明は、調整関数G75を用いて長PNを75個のチップで更新することが可
能になる。
【0032】 さらに、図3を参照すると、スリープコントローラ回路302が結合されて、
クロック発生回路206(図2)からスリープ信号220とスリープ許可信号2
24を受信する。さらにスリープコントローラ回路302が結合されて、スリー
プ要求信号222をクロック発生回路206に出力する。さらにスリープコント
ローラ回路302は結合されて、短PNインデックスカウンタ回路306と長P
N状態回路308の両方をイネーブルする。さらにスリープコントローラ回路3
02が結合されて、チップ速度信号324をデシメータ回路312から受信する
。フレームインジケータ回路304が結合されて、またチップ速度信号324を
デシメータ回路312から受信すると考えられる。さらにデシメータ回路312
は結合されて、先行/遅延信号320をプロセッサ318から受信する。さらに
デシメータ回路312、フレームインジケータ回路304、短PNインデックス
カウンタ回路306、及び長PN状態回路308がそれぞれ結合されて、クロッ
ク信号226をクロック発生回路206から受信する。
【0033】 プロセッサ318は結合されて、信号をマスター補正値回路314に送出する
。さらにプロセッサ318は結合されて、長PN記号信号322を長PNマスク
310から受信する。長PN状態回路308は結合されて、G75ブロック31
6と長PNマスク310に信号を出力する。G75ブロック316は結合されて
、信号を出力して長PN状態回路308内にフィードバックさせる。さらにマス
ター補正値回路314が結合されて、短PNインデックス回路306とフレーム
インジケータ回路304に信号を出力する。短インデックスカウンタ回路306
は結合されて、探索装置、フィンガフロントエンド(FFE)及び変調器(全て
図示せず)に信号を出力する。
【0034】 図4を参照すると、低電力消費クロック源202は、高電力消費クロック源2
04ほど正確ではないと考えられる。スリープモードを出る際にCDMAシステ
ム時間補正に対する低電力消費クロック源202の周波数誤差を記録するために
、本実施の形態ではその時々に較正が実行される。本実施の形態の較正処理を始
める前に、プロセッサ216はNSLOWレジスタ(図示せず)をロードするこ
とにより低電力消費クロック周期(例えば、16.384kHz)の数で較正持
続時間を指定する。アクティブになった後、較正ユニット406は低電力消費ク
ロック源202の信号の第1のエッジ上の高電力消費クロック源信号232の周
期数を数える。較正の終わりまでにその数えられた高電力消費クロック周期数は
NFASTレジスタ内に記憶されて、プロセッサ216によって読み出される。
それからプロセッサ216はこの情報を、CDMAシステム時間補正に対する目
覚めたDEMODマスター時間回路208に渡す。
【0035】 図6を参照すると、CDMAシステム時間を維持しながら通信デバイス(例え
ば、モバイル局104)の低電力スリープモードにおける電力を保持するための
、本発明の一つの実施の形態に従って実行されるステップのフローチャート60
0が表されている。フローチャート600は本発明の処理から成っており、それ
らは一つの実施の形態では、コンピュータ読み出し可能及びコンピュータ実行可
能な命令の制御下にある電子構成部品によって実行される。図6のフローチャー
ト600には具体的なステップが開示されているが、そのようなステップは例示
的なものである。即ち、本発明は、他の様々なステップ又は図6に提示されたス
テップの変形を実行するように適応している。
【0036】 本発明の一つの実施の形態では、ステップ602において較正処理が実行され
て、通信デバイスの第1のクロック源(例えば、高電力消費クロック源204)
と第2のクロック源(例えば、低電力消費クロック源202)との間の周波数誤
差を判定する。本実施の形態の第1のクロック源は、高電力消費の正確なクロッ
クとして実行することができる。さらに本実施の形態の第2のクロック源は、低
電力消費の不正確なクロック源として実行することができる。さらに本実施の形
態の通信デバイスはCDMAシステムにおけるモバイル局であってもよい。さら
に本実施の形態の通信デバイスはCDMAシステムにおける基地局であってもよ
い。
【0037】 ステップ604で、本実施の形態は通信デバイスを低電力のスリープモードに
入れる。ステップ606で、本実施の形態は第1のクロック源(例えば、高電力
消費クロック源204)への電力の入力を制限する。ステップ608で、本実施
の形態は、第2のクロック源からの信号(例えば、16kHz)を用いてCDM
Aシステム時間を動的に維持する。CDMAシステムの動的維持の一部として、
本実施の形態はステップ610〜614を同時に実行する。具体的には本実施の
形態は調整関数を用いてCDMAシステム時間の一部である固定したインクリメ
ントにより長PN(多項式関数)を更新して、通信デバイスが低電力のスリープ
モードから目覚めるときにパイロット信号捕捉時間を最小化する。本実施の形態
の固定したインクリメントを事前選択することによって効率的な計算を促進する
ことができると考えられる。さらに固定したインクリメントは、ある数のチップ
(例えば、37.5個、75個、112.5個等)又はPNとして測定できる。
またさらに、固定したインクリメントは、ある整数個のチップ(例えば、75個
、150個等)又はPNとして測定できる。
【0038】 図6のステップ612で本発明は、やはりCDMAシステム時間の一部である
固定したインクリメントにより短PN(多項式関数)を更新する。上記と同様に
本実施の形態の固定したインクリメントを事前選択して効率的な計算を促進する
ことができる。さらに固定したインクリメントは、ある数のチップ(例えば、3
7.5個、75個、112.5個等)又はPNで測定できる。さらに固定したイ
ンクリメントは、ある整数個のチップ(例えば、75個、150個等)又はPN
として測定できる。ステップ614で本実施の形態は、やはりCDMAシステム
時間の一部である固定したインクリメントによりフレームインデックスを更新し
て、通信デバイスが低電力のスリープモードから目覚めるときのパイロット信号
捕捉時間を最小化する。
【0039】 ステップ616で本実施の形態は、通信デバイスが低電力のスリープモードか
ら目覚めつつあるかどうかを判断する。通信デバイスはスリープモードから目覚
めていないと本実施の形態が判断すれば、本実施の形態はステップ608の最初
に進む。本実施の形態は通信デバイスがスリープモードから目覚めていると判断
すれば、本実施の形態はステップ618に進む。ステップ618で本実施の形態
は第1のクロック源(例えば、高電力消費クロック源204)への電力供給を増
大させ、それから第2のクロック源の使用から第1のクロック源の使用へとスイ
ッチングする。ステップ620で本実施の形態は、通信デバイスのCDMAシス
テム時間へ先行/遅延機能を実行することによってどのような周波数誤差をも補
正する。ステップ622で本実施の形態は検索を実行して、CDMAシステムの
基地局から送信されたパイロット信号を捕捉する。ステップ622が完了すると
、フローチャート600の本実施の形態は終了する。
【0040】 従って本発明は、符号分割多重アクセス(CDMA)システムのモバイル局で
のスリープモードにおいて電力消費を最適化するための方法及びシステムを提供
する。さらに、本発明はスリープモードの間、CDMAシステム時間を維持しな
がら上記の機能を遂行する。さらに本発明はスリープモードの間、例えば32k
Hzのクロック源を用いながら上記の機能を実行する。スリープモードの間、3
2kHzのクロック源を用いることに結びついたいくつかの長所がある。その長
所の一つは、その電力消費がVCTCXOクロック源に比べて非常に少ないこと
である。別の長所は、32kHzのクロック源は広く市販されており、従って費
用が少なくて済むことである。
【0041】 本発明の特定の実施の形態の上記の説明は図解と説明の目的で提示されたもの
である。本発明は開示されたまさにその形態で尽くされるものでもないしそれら
に限定されることを意図したものでもない。本発明の原理及びその実際的な応用
例を最も良く説明し、それによって当業者が本発明及び熟慮された具体的な使用
に適合した様々な修正を伴う様々な実施の形態を最も良く利用できるようにする
ために、それらの実施の形態は選択され説明された。本発明の範囲はこの文書に
添付されたクレーム及びその等価物によって定められるものとする。
【図面の簡単な説明】
本明細書に組み込まれ、またその一部を成す次に示す添付図面は、説明と共に
本発明の実施の形態を示して、本発明の原理を説明する働きをするものである。
【図1】 本発明の実施の一形態による符号分割多重アクセス(CDMA)システムの一
般的な全体図を示す。
【図2】 本発明の実施の一形態によって使用されるスロット付きページングモード回路
のブロック図である。
【図3】 本発明の実施の一形態による図2のマスタータイマ回路のブロック図である。
【図4】 本発明の実施の一形態による図2のクロック発生回路のブロック図である。
【図5】 本発明の実施の一形態によって図3の長PN状態回路の多項式がどのように定
義されるかを示す図である。
【図6】 本発明の実施の一形態による方法のフローチャートである。 本説明で参照される図面は、特に記載のない限り拡大縮小はないものと理解す
べきである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ティエン、キュー.ニュエン アメリカ合衆国カリフォルニア州、サンデ ィエゴ、インディゴ、ウェイ、10673 Fターム(参考) 5K022 EE02 EE21 EE31 5K027 AA11 BB17 5K061 AA02 BB12 EE10 EF01 JJ00 JJ05 5K067 AA43 BB03 BB04 CC10 DD27 KK05

Claims (34)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 符号分割多重アクセス(CDMA)システム時間を動的に維持しながら、通信
    装置の低電力モード中に電力を保存する方法であって、 (a)通信装置を低電力モードにし、かつ、第2のクロック源を利用して、第
    1のクロック源に入力される電力を制限しながら、符号分割多重アクセス(CD
    MA)システム時間を動的に維持するステップと、 (b)調整関数を利用して、前記CDMAシステム時間の一部である固定イン
    クリメントにより多項式関数を更新し、前記通信装置が前記低電力モードから目
    覚めるときにパイロット信号捕捉時間を最小化するステップと、 を含むことを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 前記ステップ(a)は、前記通信装置を前記低電力モードにし、かつ、前記第
    2のクロック源を利用して、前記第1のクロックに入力される電力を制限しなが
    ら、前記符号分割多重アクセス(CDMA)システム時間を動的に維持するステ
    ップであって、前記第1のクロック源は高電力消費クロック源であり、前記第2
    のクロック源は低電力消費クロック源であることを特徴とする請求項1に記載の
    方法。
  3. 【請求項3】 前記ステップ(a)は、前記通信装置を前記低電力モードにし、かつ、前記第
    2のクロック源を利用して、前記第1のクロックに入力される電力を制限しなが
    ら、前記符号分割多重アクセス(CDMA)システム時間を動的に維持するステ
    ップであって、前記第1のクロック源は正確な高電力消費クロック源であり、前
    記第2のクロック源は不正確な低電力消費クロック源であることを特徴とする請
    求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記ステップ(a)は、前記通信装置を前記低電力モードにするステップであ
    って、前記通信装置はモバイル局を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法
  5. 【請求項5】 前記通信装置はモバイル局であり、前記第1のクロック源は高電力消費クロッ
    ク源であり、前記第2のクロック源は低電力消費クロック源であることを特徴と
    する請求項1に記載の方法。
  6. 【請求項6】 (c)前記第1のクロック源を用いて前記第2のクロック源を較正して、周波
    数誤差を決定するステップをさらに含むことを特徴とする請求項1又は5に記載
    の方法。
  7. 【請求項7】 (c)前記第2のクロック源を用いて、前記装置が前記低電力モードにある合
    計時間を決定するステップをさらに含むことを特徴とする請求項1又は5に記載
    の方法。
  8. 【請求項8】 (c)前記第1のクロック源を用いて前記第2のクロック源を較正して、周波
    数誤差を決定するステップと、 (d)前記第2のクロック源を用いて、前記装置が前記低電力モードにある合
    計時間を決定するステップとをさらに含むことを特徴とする請求項1又は5に記
    載の方法。
  9. 【請求項9】 前記ステップ(a)は、前記通信装置を前記低電力モードにし、かつ、前記第
    2のクロック源を利用して、前記第1のクロック源に入力される電力を制限しな
    がら、前記符号分割多重アクセス(CDMA)システム時間を動的に維持するス
    テップであって、前記第1のクロック源は高電力消費クロック源であり、前記第
    2のクロック源は低電力消費クロック源であることを特徴とする請求項8に記載
    の方法。
  10. 【請求項10】 前記ステップ(a)は、前記通信装置を前記低電力モードにし、かつ、前記電
    力消費クロック源を利用して、前記高電力消費クロック源に入力される電力を制
    限しながら、前記符号分割多重アクセス(CDMA)システム時間を動的に維持
    するステップであって、前記高電力消費クロック源は正確なクロック源であり、
    前記低電力消費クロック源は不正確なクロック源であることを特徴とする請求項
    8に記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記ステップ(b)は、調整関数を利用して、前記CDMAシステム時間の一
    部である固定インクリメントにより多項式関数を更新するステップであって、前
    記多項式関数は長疑似雑音(PN)を含むことを特徴とする請求項1又は5に記
    載の方法。
  12. 【請求項12】 前記ステップ(b)は、調整関数を利用して、前記CDMAシステム時間の一
    部である固定インクリメントにより多項式関数を更新するステップであって、前
    記多項式関数は短疑似雑音(PN)を含むことを特徴とする請求項1又は5に記
    載の方法。
  13. 【請求項13】 (c)前記CDMAシステム時間の一部である前記固定インクリメントにより
    固定インデックスを更新するステップをさらに含むことを特徴とする請求項1又
    は5に記載の方法。
  14. 【請求項14】 前記ステップ(b)は、調整関数を利用して、前記CDMAシステム時間の一
    部である固定インクリメントにより多項式関数を更新するステップであって、前
    記固定インクリメントは効率的な計算を容易なものとするように事前選択される
    ことを特徴とする請求項1又は5に記載の方法。
  15. 【請求項15】 前記ステップ(b)は、調整関数を利用して、前記CDMAシステム時間の一
    部である固定インクリメントにより多項式関数を更新するステップであって、前
    記固定インクリメントはチップのある個数として測定されることを特徴とする請
    求項1又は5に記載の方法。
  16. 【請求項16】 前記ステップ(b)は、調整関数を利用して、前記CDMAシステム時間の一
    部である固定インクリメントにより多項式関数を更新するステップであって、前
    記固定インクリメントはチップの整数の個数として測定されることを特徴とする
    請求項1又は5に記載の方法。
  17. 【請求項17】 前記ステップ(b)は、調整関数を利用して、前記CDMAシステム時間の一
    部である固定インクリメントにより多項式関数を更新するステップであって、前
    記固定インクリメントは75個のチップを含むことを特徴とする請求項1又は5
    に記載の方法。
  18. 【請求項18】 前記ステップ(a)は、前記モバイル局を前記低電力モードにし、かつ、前記
    低電力消費クロック源を利用して、前記高電力消費クロック源に入力される電力
    を制限しながら、前記符号分割多重アクセス(CDMA)システム時間を動的に
    維持するステップであって、前記高電力消費クロック源は正確なクロック源であ
    り、前記低電力消費クロック源は不正確なクロック源であることを特徴とする請
    求項5に記載の方法。
  19. 【請求項19】 前記ステップ(a)は、前記装置を前記低電力モードにし、かつ、前記第2の
    クロック源を利用して、前記第1のクロック源に入力される電力を制限しながら
    、前記符号分割多重アクセス(CDMA)システム時間を動的に維持するステッ
    プであって、前記第2のクロック源は約32キロヘルツ(kHz)の周波数を有
    することを特徴とする請求項1又は5に記載の方法。
  20. 【請求項20】 符号分割多重アクセス(CDMA)システム時間を動的に維持しながら、通信
    装置が低電力モードにある間に電力を保存する回路であって、 低電力消費クロック源と、 前記低電力消費クロック源に結合され、通信装置が低電力モードにある間に符
    号分割多重アクセス(CDMA)システム時間を動的に維持するタイミング回路
    とを備え、前記タイミング回路は、調整関数を利用して、前記CDMAシステム
    時間の一部である固定インクリメントにより多項式関数を更新し、前記通信装置
    が前記低電力モードから目覚めるときにパイロット信号捕捉時間を最小化するこ
    とを特徴とする回路。
  21. 【請求項21】 高電力消費クロック源と、 前記低電力消費クロック源及び前記高電力消費クロック源に結合された較正回
    路とをさらに備え、前記較正回路は、前記低電力消費クロック源と前記高電力消
    費クロック源との間の周波数誤差を決定することを特徴とする請求項20に記載
    の回路。
  22. 【請求項22】 前記低電力消費クロック源に結合された低電力モードタイマ回路をさらに備え
    、前記低電力モードタイマ回路は、前記通信装置が前記低電力モードにある合計
    時間を決定することを特徴とする請求項20に記載の回路。
  23. 【請求項23】 高電力消費クロック源と、 前記低電力消費クロック源及び前記高電力消費クロック源に結合され、前記低
    電力消費クロック源と前記高電力消費クロック源との間の周波数誤差を決定する
    較正回路と、 前記低電力消費クロック源に結合され、前記通信装置が前記低電力モードにあ
    る合計時間を決定する低電力モードタイマ回路と、 をさらに備えていることを特徴とする請求項20に記載の回路。
  24. 【請求項24】 前記高電力消費クロック源は正確なクロック源であり、 前記低電力消費クロック源は不正確なクロック源であることを特徴とする請求
    項23に記載の回路。
  25. 【請求項25】 前記多項式関数は長疑似雑音(PN)を含むことを特徴とする請求項20に記
    載の回路。
  26. 【請求項26】 前記多項式関数は短疑似雑音(PN)を含むことを特徴とする請求項20に記
    載の回路。
  27. 【請求項27】 前記タイミング回路は、前記CDMAシステム時間の一部である前記固定イン
    クリメントによりフレームインデックスを更新することを特徴とする請求項20
    に記載の回路。
  28. 【請求項28】 前記固定インクリメントは、効率的な計算を容易化するように事前選択される
    ことを特徴とする請求項20に記載の回路。
  29. 【請求項29】 前記固定インクリメントは、チップのある個数として測定されることを特徴と
    する請求項20に記載の回路。
  30. 【請求項30】 前記固定インクリメントは、チップの整数の個数として測定されることを特徴
    とする請求項20に記載の回路。
  31. 【請求項31】 前記固定インクリメントは、75個のチップを含むことを特徴とする請求項2
    0に記載の回路。
  32. 【請求項32】 前記低電力消費クロック源は、約32キロヘルツ(kHz)の周波数を有する
    ことを特徴とする請求項20に記載の回路。
  33. 【請求項33】 前記低電力消費クロック源は、不正確なクロック源であることを特徴とする請
    求項20に記載の回路。
  34. 【請求項34】 前記通信装置は、モバイル局を含むことを特徴とする請求項20に記載の回路
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