JP2003511825A - ランプ - Google Patents

ランプ

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JP2003511825A
JP2003511825A JP2001529628A JP2001529628A JP2003511825A JP 2003511825 A JP2003511825 A JP 2003511825A JP 2001529628 A JP2001529628 A JP 2001529628A JP 2001529628 A JP2001529628 A JP 2001529628A JP 2003511825 A JP2003511825 A JP 2003511825A
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lamp
fuel reservoir
wick
tubular member
oil
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JP2001529628A
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プレベン ガルト
クリストファー アルヴィアー
Original Assignee
フリーデンスランペ アクチェンゲゼルシャフト
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21VFUNCTIONAL FEATURES OR DETAILS OF LIGHTING DEVICES OR SYSTEMS THEREOF; STRUCTURAL COMBINATIONS OF LIGHTING DEVICES WITH OTHER ARTICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F21V37/00Details of lighting devices employing combustion as light source, not otherwise provided for
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21SNON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
    • F21S13/00Non-electric lighting devices or systems employing a point-like light source; Non-electric lighting devices or systems employing a light source of unspecified shape
    • F21S13/12Devices intended to be free-standing, e.g. table lamp, floor lamp
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23DBURNERS
    • F23D3/00Burners using capillary action
    • F23D3/02Wick burners

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 ランプは、燃焼性液体を受け入れる透明な燃料リザーバーを有し、該燃料リザーバーは該燃料リザーバーの下端に設けられた燃焼領域のまわりに少なくとも部分的に延びる。灯心装置が燃焼領域に設けられ、周囲への開口部(8)が燃焼領域より上でランプの上端に設けられている。燃料リザーバーは、使用中の状況では、上方に密封して閉じられ、その下端は燃焼領域と開放連通し、前記ランプは、作動中、実質的に一定の液面高さが燃焼領域に維持され、燃焼領域がランプの上端に設けられた開口部(8)を経て周囲ともっぱら接しているように形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、可燃性液体を受け入れるための透明な燃料リザーバーを有するラン
プに関し、燃料リザーバーは該燃料リザーバーの下端に設けられた燃焼領域のま
わりに少なくとも部分的に延び、灯心装置が燃焼領域に設けられ、周囲への開口
部が燃焼領域より上でランプの上端に設けられた、ランプに関する。
【0002】 本発明は又、燃料リザーバーにバルブ装置及び燃料リザーバーのための充填装
置を備えたランプからなるランプ装置に関する。
【0003】 上述したようなランプは、外部管状部材と内部管状部材との間に燃料リザーバ
ーを備えた透明なランプを教示するSU−A1−1 749 611によって知
られており、2つの管状部材は、燃料(パラフィン)を吸い込むことができるが
、燃料を燃料リザーバーから自由に流出させない多孔性セラミック材料の環状灯
心によって底部で連結される。パラフィンを燃焼させるとき、パラフィンが多孔
性灯心を通って確実に吸い出されるようにするために、燃料リザーバー内に、大
気圧以下の圧力を発生させないように燃料リザーバーは上方に開放している。そ
のような大気圧以下の圧力は、炎へのパラフィンの供給に悪影響を及ぼす。
【0004】 セラミック灯心に火が付けられるとき、炎からの熱で燃料リザーバーのパラフ
ィンを溶かし、ランプの内部管状部材と外部管状部材との間にレンズが形成され
る。炎の光を所定の方向に向けるために、反射板を設けても良い。
【0005】 上述した文献に示され且つ説明されているランプは、燃焼領域の下と上に開口
部を備えているので、いわゆるトップ/ボトム−ホール(top/bottom
−hole、頂部/底部−穴)ランプである。これによって、燃焼に利用される
大量の酸素があるが、周囲の空気の移動が炎に大きく影響し、さらに、ランプの
移動が炎に相当に影響するので、同時に、非常に不安定な炎が得られる。
【0006】 燃料リザーバーが燃焼領域の上に位置する他のランプは、2つの開放燃焼領域
と連通している燃料リザーバーを備えたランプを教示する例えば独国特許第88
04号によって知られている。使用に先だち、燃料リザーバーには、供給開口部
から油が充填され、引き続いて、この供給開口部は密封的に閉じられる。リザー
バーの底部のタップが開けられたとき、油のいくらかがリザーバーを出て、2つ
の燃焼領域に分配され、同時に、空気がリザーバーの上端まで上方に延びる管状
部材を通してリザーバー内に入り、かくして出た油に代わる。油面高さが管状部
材の下端に達するとき、空気はそれ以上リザーバー内に入り込めず、それに伴い
、油もまた出ることができない。2つの燃焼領域で油が燃焼すると、油面高さは
徐々に減少し、空気パイプの端の下の箇所まで落ちたとき、空気は再びリザーバ
ーに入り、それによって、油面高さがパイプの下端に再び達するまで一定量の油
が出る。この方法で、液面高さは自動的に調節される。
【0007】 そのランプは、中心の燃料リザーバーと、開放燃焼領域を備えた2つの燃焼器
と、油を中心の燃料リザーバーから2つの燃焼器に運ぶパイプと、を有する。2
つの燃焼器は、燃料リザーバーから長い距離に配置されているので、そのランプ
では、特別な光学効果を成し遂げるための燃料を使用することは可能ではない。
【0008】 本発明の目的は、透明な燃料の使用によって特別な光学効果を成し遂げること
に加えて、非常に安定した炎が非常に簡単な方法で得られる、上述した種類のラ
ンプを提供することにある。
【0009】 これは、上述したランプを、使用状態では、燃料リザーバーが上方に密封的に
閉じられ、下端では、燃料リザーバーが燃焼領域と開放連結するような方法で構
成することによって得られ、前記ランプは、作動中、実質的に一様な液面高さが
燃焼領域に維持されるように形成され、燃焼領域はもっぱらランプの上端に設け
られた開口部を経て周囲と接触する。
【0010】 これによって、非常に簡単な設計のもので、しかも、非常に安定した炎を確保
するランプが得られる。本発明によるランプは、トップホール(top−hol
e、頂部穴)ランプと称され、ランプは、酸素が主として炎の下又は横から供給
される先行技術によるランプとは違って、酸素を、もっぱら、ランプの上端の開
口部、即ちトップホールから得る。この方法は、ランプが、主として、燃焼領域
内の圧力状態を決定している、炎それ自身からの熱であり、且つ、炎が周囲の空
気の移動によって取るに足らない程度しか影響されない、ランプが得られる。
【0011】 ランプは、変形性及び熱抵抗について非常に適した特性を示す硼珪酸ガラスの
ような、本質的に透明なガラスで作られる。 好ましくは、燃料リザーバーは、光学効果を全ての側面で発生させることがで
きるように開放燃焼領域のまわりに360°延びる。
【0012】 好ましい実施形態によれば、底部及び頂部に密封的に連結された外部管状部材
及び、頂部にのみ密封的に連結された内部管状部材が、燃料リザーバーを構成す
る。同時に、灯心装置が、底部に設けられ且つ内部管状部材内で上方に延び、開
口部が内側パイプの内壁内で頂部に配置される。この実施形態は、簡単且つ非常
に調和のとれたランプを形成する。
【0013】 最も簡単な実施形態では、外部管状部材と内部管状部材は、円形断面で形成さ
れるが、特別な光学効果を得るために、ランプは非円形の内部管状部材を備えて
もよい。 好ましくは、灯心装置は、下端に開口部を有する管状灯心ホルダーと、灯心を
有する灯心管と、を有し、前記灯心管は灯心ホルダーの内側に配置される。 灯心管は、灯心ホルダーに様々な方法で取付けることができ。例えば、灯心管
は、灯心ホルダーの上縁で吊り下げられるように、上端に外方に向けられたカラ
ーを備えていても良く、或いは、灯心管の外側に設けられたねじと協働すること
ができる雌ねじを灯心ホルダーに設けていてもよい。ねじを使用するこの後者の
解決法は、例えば、もしランプがひっくり返った場合に、灯心管は抜け落ちない
ことを意味する。かくして、炎爆発の危険を最小する。その上、この解決法は、
ランプの油を空にすることができ、そして、灯心管が抜け落ちることなく、皿洗
い機内にさかさまに配置することができるので、掃除の観点からある利点をもた
らす。
【0014】 ランプの充填を容易にするために、ランプは、燃料を充填する間、空気を燃料
リザーバーの頂部で空気を流出させるが、作動中、空気が燃料リザーバーの頂部
で流入するのを防止する装置を備えていても良い。好ましくは、この装置は、両
端が開放し且つ燃料リザーバーの頂部の通気開口部と開放連通する内部管状部材
と、非密封方法で内部管状部材を取り囲み、底部が閉じられ且つ燃料リザーバー
の上方内部領域と開放連通する外部管状部材と、を有するオイルロック(Oil
lock)からなる。そのような装置は、作動中、空気が燃料のリザーバーに
流入するのを効果的に防止し、同時に、空気を燃料リザーバーから流出させるの
を可能にする。
【0015】 この方法で構成されたランプの充填作業に使用するため、開放燃焼領域の上の
領域を遮断することができる栓と、燃料を充填する間燃料リザーバーの頂部より
上の高さから開放燃焼領域内の液体の液面高さの下の箇所まで栓を貫いて延びる
充填パイプと、を有する充填装置が開発されている。好ましくは、充填パイプは
その上端に漏斗を備える。このランプ装置では、油の充填を、簡単な自動調節方
法で行うことができる。 本発明を、図面を参照して詳細に説明する。
【0016】 図1に、本発明によるランプを、その最も簡単な原理的な形態で示す。好まし
くは、ランプは、透明ガラスで作られ、好ましい実施形態では、一方では、非常
に高い溶融点を有し、それ故に屈折力を有し、他方では、所望形状に比較的成形
しやすい、いわゆる硼珪酸ガラス、で作られる。
【0017】 ランプは、外部管状部材1、内部管状部材2、底部3、頂部4、灯心ホルダー
5及び、灯心7を有する灯心管6を有する。実施形態では、外部管状部材1と内
部管状部材2は、円形断面に形成されている。外部管状部材1は、円形円板とし
て形成されている底部3と一体に、又、中心に位置した円形の開口部8を備えて
いるが円形円板として形成されている頂部4と一体に形成されている。内部管状
部材2は、頂部4の中心開口部8のまわりに密封的に連結されているが、底部3
より上に一定距離自由に吊り下げられている。
【0018】 底部3の中心には、内部管状部材2内で上方に延びる灯心ホルダー5が取付け
られている。灯心ホルダー5は、底部3に密封的に連結されていないが、油を灯
心ホルダー5に流入させる開口部を備えている。
【0019】 灯心ホルダー5の内側には、底部3に密封的に連結することなく灯心ホルダー
5の上端に掛けることができるように外方に突出したカラーを上端に備えた灯心
管6が配置されている。織布材料の灯心は、灯心管6内に、本質的に知られてい
る方法で配置される。
【0020】 図1は、ランプをその使用中の位置で示し、即ち、外部管状部材1と内部管状
部材2との間の空間(燃料リザーバー)が灯油のような可燃性液体で部分的に満
たされている。
【0021】 開始位置では、燃料リザーバーは、好ましくは、油で完全に満たされており、
空気が燃料リザーバーの頂部に入ることが不可能であるから、油面を内部管状部
材2の下端と同一高さに確立することが可能である。灯心7を点火するとき、灯
心は、内部管状部材2の下で燃料リザーバーから油を吸い込み、それによって、
内部管状部材2の下端の油面高さは徐々に減少する。所定時間で、油面高さは、
大いに沈んでしまっているから、気泡が内部管状部材2の下縁のまわりに達し、
且つ燃料リザーバーの中へ上方に消え、それによって対応した量の油が燃料リザ
ーバーから燃焼領域に流れる。このプロセスは、灯心7に火が付けられている間
繰り返され、この方法で、一定の油面高さが、燃焼領域で内部管状部材2の下端
と同一高さに保たれる。
【0022】 灯心7に火が付けられた直後、燃料リザーバーの油が炎によって熱せられ、従
って膨張するので、油面は、内部管状部材2内でわずかに上昇することをその時
点で注目すべきである。
【0023】 図1に示すランプは、非常に簡単な構造を有し、灯心7のまわりの燃料リザー
バーの形状及び炎により、ある興味のある光学特性を示す。もちろん、光学特性
は、燃料リザーバーが完全に満たされているとき特に顕著であるが、興味のある
光学特性は、燃料リザーバーがより少ない程度に満たされているときにも得られ
る。
【0024】 さらなる光学特性を得るために、外部管状部材1と内部管状部材2は、円筒管
の形態以外の他の形態を有するのがよい。図2a乃至2fは、各々、ランプに或
る興味のある光学特性を与える、内部管状部材2a乃至2fの異なる実施形態の
多数の例を示す。 図2aでは、内部管状部材2aは、丸い角を有する正方形の管として形成され
ている。 図2bでは、内部管状部材2bは、丸い角を有する三角形の管として形成され
ている。 図2cでは、内部管状部材2cは、六角形断面を有する管として形成されてい
る。 図2dでは、内部管状部材2dは、内方に湾曲した側部を有するほぼ正方形の
管として形成されている。 図2eでは、内部管状部材2eは、内方に湾曲した側部を有するほぼ三角形の
管として形成されている。 図2fでは、内部管状部材2fは、側部にくぼみ形成部を有するほぼ三角形の
管として形成されている。
【0025】 実例は、炎が安定したままであるために、乱れなしに制御された加熱形成が管
内に達成されるべきであるならば、灯心から内部管状部材の内側までの最も短い
距離が約20mm以下であるべきではないことを示しているが、内部管状部材の
他の多くの形態が可能である。 もちろん、外部管状部材1を、特別な光学効果を得るために同様な方法で変形
させることができる。
【0026】 図3は、本発明によるランプの変形実施形態の詳細を示す。このランプでは、
灯心ホルダー15及び灯心管16は、ランプが偶発的にひっくり返る場合や、ラ
ンプが掃除の目的で皿洗い機に逆さの位置に位置決めされた場合に、灯心管16
が灯心ホルダー15の外に落ちないように、協働するねじ山を備える。
【0027】 図1に示すランプに油を充填すべきとき、油を内部管状部材2を通して下方に
注ぎ、次いで、油を燃料リザーバーに入れるために、ランプをひっくり返し且つ
回転させる必要がある。これは、特に都合の良くないことであり、ランプの取り
扱い中油がこぼれる危険が高い。 この充填の問題の解決は、燃料リザーバーの頂部4に、使用中は、例えば、栓
を使用して閉じられ、開口部を設けることである。ランプに油を充填すべきとき
、栓を取り除き、油を燃料リザーバーに下方に直接注ぎ込むことができる。油が
内部管状部材2内で上昇するのを回避するために、頂部4の中心開口部8は、閉
じ込められた空気が内部管状部材2内の油面の高さを下方に保つように閉じるべ
きである。これは、栓によって成し遂げられる。
【0028】 燃料リザーバーの頂部4の栓の代わりに、開口部に、空気を燃料リザーバーか
ら流出させるが、燃料リザーバーに流入させない一方向バルブを設けることもで
きる。充填は、中心開口部8の栓を貫いて延び、且つ、灯心ホルダーのまわりの
燃料領域に出る充填パイプによって成し遂げることができる。油が充填パイプか
ら注がれるとき、油は燃料リザーバー内で上昇し、そして抑圧された空気を一方
向バルブを通して押し出す。
【0029】 燃料リザーバーの底部の開口部は、油を充填するための第3の解決法である。
しかしながら、この解決法は、油を充填すべきとき、ランプをひっくり返すこと
を必要とし、結果として、油がランプの頂部4の中心開口部8から流れ出る危険
を伴う。
【0030】 図4は、油の充填を容易にする装置を有するランプを示す。装置は、ランプと
一体である「オイルロック」20と、好ましい実施形態では油の充填中のみ使用
される別個の要素である充填装置と、を有する。 ランプは、図1に示すランプと同じ方法で構成され、即ち、外部管状部材1、
内部管状部材2、底部3、頂部4、灯心ホルダー5及び、灯心7を有する灯心管
6で作られる。上述したように、外部管状部材1及び内部管状部材2は燃料リザ
ーバーの範囲を構成する。
【0031】 燃料リザーバーには、内部管21及び外部管22の2つの管によって構成され
た「オイルロック」20が形成され、内部管21は、外部管22内に配置されて
いる。内部管21は、頂部4の通気開口部23に密封的に連結され、かくして、
周囲空気と連通している。下方が閉じられた外部管22は、頂部で燃料リザーバ
ーに向って開放しているが、内部管21を包囲する。実際には、外部管22は頂
部に連結され、且つ、燃料リザーバーに向う開口部を単に備えているが、概観の
ために、上端が完全に開放しているものとして示す。
【0032】 栓24、漏斗25及び充填パイプ26を有する充填装置が、ほとんど取付けら
れた位置で示され、その機能を次に説明する。 初めてランプを使用する前には油をランプに充填しなければならない。これは
、充填装置を図4に示すようにランプの中心開口部8に位置決めすることによっ
て行われ、栓24が下方に押され、そして中心開口部8を密封的に閉じる。続い
て油を漏斗25に充填すると、油はランプの底部まで下方に走り、内部管状部材
2及び燃料リザーバーの両方内で上昇し始め、これに対して、抑圧された空気は
、オイルロック20を通って消える。
【0033】 油面高さが内部管状部材2の下縁に達するとき、底部の油面高さと中心開口部
8の密封栓24とで定められた密閉空間が内部管状部材内に形成される。かくし
て空気は、もはやこの空間から抑圧されず、油は燃料リザーバー内でのみ上昇す
る。これは、油がオイルロック20の外側管22の上端の開口部に達するまで続
く。今、油は、該油が外部管22から内部管21の底部の開口部を経て内部管2
1へ続くと、オイルロック20を満たし始める。オイルロックがおよそ半分満た
されるとき、油の充填を止めることができる、というのは、すでにこの時点では
、オイルロック20は通気開口部23の「油栓」として働き、空気をこの方法で
油リザーバーに吸い込ませないからである。均衡が油充填部分に確立されるのに
続いて充填装置を取り除き、ランプは使用の準備が整う。
【0034】 オイルロック20の機能を次に説明する。火を付けると、灯心7は内部管状部
材2の下の燃焼領域から油を吸い込む。図1を参照して上で説明したように、燃
焼領域の油面高さは、内部管状部材2の下端のほぼ一定高さにあり、消費された
量の油は、燃料リザーバーからの対応する量の油によって置き換えられ、同時に
、空気が、内部管状部材2の下端で燃料リザーバーに入り、かくして放出された
油に取って換わる。
【0035】 燃料リザーバーの空気収容部分(燃料リザーバーとオイルロック20両方の中
の油より上)が、少し大気圧以下の圧力になっている事実にも拘わらず、重力が
、オイルロック20の油が燃料リザーバー内に吸い込まれるのを妨げる。かくし
て、オイルロック20の油は、圧力差を等しくするために、空気がこの経路に沿
って燃料リザーバー内に吸い込まれるのを効果的に防ぐ油栓を形成する。
【0036】 ランプに油を補給すべきとき、充填装置をもう一度使用する。栓24をランプ
の中心開口部8に密封的に位置決めし、充填パイプ26を図4に示すように位置
決めする。オイルロック20は、空気がランプに入るのを防止するオイル栓を形
成する油を収容し続ける。しかしながら、充填装置の漏斗25は、オイルロック
20の油栓より高い箇所に位置し、油栓は、油がオイルロックに充填されるとき
、オイルロックから押し出される。これは、油栓の「後(rear)」端がオイ
ルプラグ20の底部に達するまで起こる、というのは、油栓を押す空気が、引き
続いて油と空気の密度差により油栓を通って上昇し始めるからである。 ランプが十分な程度まで満たされるとき、充填装置は、再び取り除かれ、回復
した均衡が支配する。
【0037】 オイルロック20が油で完全に満たされている場合、新しい油が充填装置を通
して供給されるときに、或る量の油が通気開口部23から流出する。しかしなが
ら、もし、オイルロック20内に少量の油しかなければ、抑圧空気が油栓を通っ
て上方に移動し、且つ通気開口部23から逃げるのに続いて、油栓がオイルロッ
ク20の内部管21に単に押し入れられることが可能である。かくして、油の補
給の間油が通気開口部23から流出することが避けられる。
【0038】 図示した実施形態では、オイルロック20は、内部管21及び外部管22から
なる。しかしながら、オイルロック20は又、管の一端が通気開口部23と開放
連通し、管の他端が燃料リザーバーの上方領域と開放連通する単一のU字形管か
らなっていてもよい。
【0039】 かくして、オイルロック20は、光学効果が高められるように位置決めされ、
或いは、光学効果を可能な限り邪魔しないように配置される。 好ましくは、ランプ全体はガラス、特に、十分な材料特性を示す上述したよう
な硼珪酸ガラスで作られるが、ランプの部品は又、例えば、ランプが金属、ゴム
、プラスチック等の通気バルブを備える場合には、或る他の材料で作られてもよ
い。 典型的には、使用される油は無色であるが、さらなる光学的或いは審美的効果
を得るために油は着色されてもよい。
【0040】 図示した実施形態では、ランプの燃料リザーバーは、2つの同心円管で形成さ
れている。しかしながら、燃料リザーバーが燃料領域のまわりに、かくして炎の
まわりに360°延びず、燃焼領域のまわりに単に部分的に延びることを妨げる
ものではない。ランプには、例えば、平らな背面及び、炎の前に延び、半円板と
しての断面だけを有する燃料リザーバーが形成されてもよい。そのようなランプ
は、壁に位置決めさせることができる。 他の修正例は又、本発明の思想から逸脱することなく認識できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 最も簡単で原理的な形状の本発明によるランプ。
【図2】 内部管状部材の多数の変形実施形態の特徴を示すランプ。
【図3】 ランプの灯心管及び灯心ホルダーがねじ込まれた実施形態の詳細。
【図4】 油の充填を容易にするオイルロックを備えたランプ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG ,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD, RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT, AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,BZ,C A,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK,DM ,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH, GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,K E,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS ,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK,MN, MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,RO,R U,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM ,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ,VN, YU,ZA,ZW

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃焼性液体を受け入れる透明な燃料リザーバーを有し、該燃
    料リザーバーは該燃料リザーバーの下端に設けられた燃焼領域のまわりに少なく
    とも部分的に延び、灯心装置が燃焼領域に設けられ、周囲への開口部(8)が燃
    焼領域より上でランプの上端に設けられている、ランプにおいて、燃料リザーバ
    ーは、使用中の状況では、上方に密封して閉じられ、その下端は燃焼領域と開放
    連通し、前記ランプは、作動中、実質的に一定の液面高さが燃焼領域に維持され
    、燃焼領域がランプの上端に設けられた開口部(8)を経て周囲ともっぱら接し
    ているように形成されていることを特徴とするランプ。
  2. 【請求項2】 ランプが、本質的に、硼珪酸ガラスのような透明ガラスで作
    られていることを特徴とする、請求項1に記載のランプ。
  3. 【請求項3】 燃料リザーバーは開放燃焼領域のまわりに360°延びてい
    ることを特徴とする、請求項1又は2に記載のランプ。
  4. 【請求項4】 燃料リザーバーは、底部(3)及び頂部(4)に密封的に連
    結された外部管状部材(1)と、頂部(4)に向けて密封しているに過ぎない内
    部管状部材(2)とによって構成され、灯心装置は、底部(3)に設けられ且つ
    内部管状部材(2)内で上方に延び、開口部(8)は、中心が内部管状部材(2
    )の内壁内で頂部(4)に配列されていることを特徴とする、請求項3に記載の
    ランプ。
  5. 【請求項5】 外部管状部材(1)と内部管状部材(2)は円形断面を有す
    ることを特徴とする、請求項4に記載のランプ。
  6. 【請求項6】 外部管状部材(1)は円形断面を有し、内部管状部材(2)
    は特定の光学効果を得るために非円形断面を有することを特徴とする、請求項4
    に記載のランプ。
  7. 【請求項7】 灯心装置は、下端に開口部を有する灯心ホルダー(5)と、
    灯心(7)を有する灯心管(6)とを有し、該灯心管(6)は、灯心ホルダー(
    5)内に配置されていることを特徴とする、請求項1乃至6のいずれか一項に記
    載のランプ。
  8. 【請求項8】 灯心管(6)は、その上端に、灯心管を灯心ホルダーの上縁
    に掛けることを可能にする外方に向いたカラーを備えていることを特徴とする、
    請求項7に記載のランプ。
  9. 【請求項9】 灯心ホルダー(5)は、灯心管(6)の外側に設けられたね
    じと協働することができる雌ねじを備えていることを特徴とする、請求項7に記
    載のランプ。
  10. 【請求項10】 ランプは、燃料の充填の間空気を燃料リザーバーの頂部で
    排出させるが、作動中、空気が燃料リザーバーの頂部に入ることを防止する装置
    を備えていることを特徴とする、請求項1乃至9のいずれか一項に記載のランプ
  11. 【請求項11】 装置は、両端が開放し且つ燃料リザーバーの頂部で通気開
    口部(23)と開放連通する内部管(21)と、内部管(21)を非密封方法で
    囲み、底部が閉じられ、且つ燃料リザーバーの内部領域の上方と開放連通する外
    部管(21)と、を有するオイルロック(20)からなる、請求項10に記載の
    ランプ。
  12. 【請求項12】 請求項10又は11に記載のランプを有するランプ装置で
    あって、該ランプ装置は、開放燃焼領域より上の領域を閉鎖することができる栓
    (24)と、燃料が供給されるとき、燃料リザーバーの頂部より上の高さから開
    放燃焼領域の液面の下の箇所まで栓(24)を貫いて延びる充填パイプ(26)
    と、を有する充填装置からなることを特徴とする、ランプ装置。
  13. 【請求項13】 充填パイプ(26)は、上端に漏斗(25)を備えている
    ことを特徴とする、請求項12に記載のランプ。
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