JP2003511286A - タイヤの状態をモニターする機器 - Google Patents

タイヤの状態をモニターする機器

Info

Publication number
JP2003511286A
JP2003511286A JP2001528006A JP2001528006A JP2003511286A JP 2003511286 A JP2003511286 A JP 2003511286A JP 2001528006 A JP2001528006 A JP 2001528006A JP 2001528006 A JP2001528006 A JP 2001528006A JP 2003511286 A JP2003511286 A JP 2003511286A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tire
patch
threaded member
tag
temperature
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001528006A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003511286A5 (ja
JP4426146B2 (ja
Inventor
ジョン、 ルー フェラン、
リチャード、 スティフェン ポラック、
エリーゼ、 クリステン エシュバッハ、
ジーン、 レイモンド スターキー、
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Goodyear Tire and Rubber Co
Original Assignee
Goodyear Tire and Rubber Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Goodyear Tire and Rubber Co filed Critical Goodyear Tire and Rubber Co
Publication of JP2003511286A publication Critical patent/JP2003511286A/ja
Publication of JP2003511286A5 publication Critical patent/JP2003511286A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4426146B2 publication Critical patent/JP4426146B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C23/00Devices for measuring, signalling, controlling, or distributing tyre pressure or temperature, specially adapted for mounting on vehicles; Arrangement of tyre inflating devices on vehicles, e.g. of pumps or of tanks; Tyre cooling arrangements
    • B60C23/02Signalling devices actuated by tyre pressure
    • B60C23/04Signalling devices actuated by tyre pressure mounted on the wheel or tyre
    • B60C23/0491Constructional details of means for attaching the control device
    • B60C23/0493Constructional details of means for attaching the control device for attachment on the tyre

Abstract

(57)【要約】 本発明によれば、中央のトレッドと、このトレッドの内側で半径方向に配置された、半径方向に延びる1つまたは複数のベルトと、このベルトの内側で半径方向に配置されたインナーライナーを有する空気タイヤとが組み合わされる。電子タグ(40)をタイヤ内に搭載する機器は、タイヤのインナーライナー上に搭載するための第1のサイド(72)を有するパッチ(70)と、アーチ状の形をした第2のサイド(73)、および、雌ねじがきられた部材(71)と、タグのサイド(74)から延びる部分を有し、パッチの雌ねじがきられた部材にねじこむことができる、雄ねじがきられた部材(64)を有することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 技術分野 本発明は、一般にタイヤの状態をモニターする方法と機器に関し、特に、急迫
している故障を診断するために、空気タイヤの状態をモニターする方法と機器に
関する。
【0002】 発明の背景 石炭、鉄鉱石、他の鉱物のようなかさばる物質を輸送するために、鉱業界は最
大積載量が通常250トンに達するオフロード(Off-The-Road(OTR))自動車
を使用しており、その結果、過度に大きい内部応力が、日々の使用においてこの
ような自動車のタイヤにかかることになる。過度な速度での運転を含む多くの要
因に主として起因する、このような内部応力は、このようなタイヤにとっては非
常に有害なので、このタイヤを取り替えなければならないのは珍しいことではな
い。他方、OTR自動車の生産性を最大にするために、使用者が任意の所与のタ
イヤの内部の物理的状態が限界に近いことに気づくまでOTR自動車は通常、で
きるだけ速く運転される。そのときには、限界に近い状態を引き起こした内部応
力を取り除き、それによってタイヤの寿命を延ばすために、運転者は、タイヤ圧
力が低下した場合には自動車を停止させ、著しく高い温度状態の場合には、自動
車の速度を落とす。このように、OTR自動車の速度は、任意の所与の時間で、
運転者のタイヤの状態についての認識に基づいて制御される。そして、もし運転
者の認識が間違っていれば、自動車の生産性は無駄に下がる。
【0003】 したがって、OTR自動車の運転者に、自動車の生産性を最大にするため、こ
のような自動車のタイヤのいろいろな状態に関する正確な情報を確実に与えるよ
うにすることが鉱業界にとって長年必要であった。
【0004】 ごく最近は、各タイヤの切迫した故障に関連した各状態を検出し、OTR自動
車の運転者にこのような状態に関するタイムリーな情報を与える集積回路を、O
TR自動車の各タイヤ内に搭載することによって、上記の必要を満たすいろいろ
な試みが従来技術でなされてきている。
【0005】 例えば、Kochらに与えられた米国特許5,562,787号は、自動車のタイヤの各状
態をモニターする方法と機器を開示した。この機器はタイヤの内部に接続するこ
とができ、送信器を有する集積回路を含むモニター装置を有する。さらに、この
モニター装置は集積回路に接続された複数のセンサを含む。これらセンサはタイ
ヤの各状態を連続的に検出し、集積回路に対応する信号を出力する。集積回路は
、タイヤの状態信号を周期的にサンプルし、各サンプルを各標準値と比較し、こ
の比較に基づいて各タイヤ状態信号を生成し、任意のタイヤ状態信号がタイヤの
限界状態を示しているとき、自動車の運転者に情報信号を出力するようにプログ
ラムされている。さらに、集積回路は、通常は休止しているが、運転者からの励
起信号の受信に応答して、運転者にその現在のタイヤ状態信号に関する情報信号
を運転者に送信するように、プログラムされている。さらに、集積回路は、履歴
、記録保持目的で周期的なタイヤ状態信号に対応するデータを保存し、別の励起
信号の受信に応答してこのような履歴データを送信器に送信させるようにプログ
ラムされていることもある。
【0006】 1999年8月18日に公開されたヨーロッパ特許公開明細書EP09360
89A2で述べられているように、このようなモニター装置がタイヤ内に搭載さ
れたとき通常さらされる応力、歪み、衝撃、周期的な疲労を避けるために、従来
技術の集積回路は、取り付けられた送信器とセンサとともに、ウレタン、エポキ
シ、ポリスチレン樹脂、固いゴムの化合物か何かのような堅い、あるいはやや堅
い材料で封止されている。この封止は、次にこれに接続されるバッテリーととも
に組み立てられる。従来技術では電子タイヤタグとして知られている、出来上が
った組立体は、そのハウジングを形成する未加工のゴム材料で包まれ、このハウ
ジングは、その後、タイヤ組立体を形成する構造的な未加工のゴム材料に付け加
えられ、加硫されたタイヤを形成するために、一緒に硫化される。このように、
加硫されたタイヤは、タイヤ内に埋め込まれ、その一部を形成する電子タイヤタ
グを含み、タイヤが破棄されると、破棄される。
【0007】 このような電子タイヤタグの修理と取り替えをするために、上記の米国特許の
譲受人に譲渡された上記のヨーロッパ特許は、このようなタグを取り外し可能な
ようにタイヤ内に搭載する方法と機器を開示している。この機器は、タイヤとと
もに硫化されてもよいが、好ましくは別々に硫化して、硫化されたタイヤに取り
付けられるゴムのパッチを含む。ゴムのパッチは内部にキャビティが形成されて
いるハウジングを含む。キャビティはサイドウォールを有し、電子タイヤタグを
キャビティ中に取り外しできるように受け入れるように大きさが決められている
。このヨーロッパ特許の電子タグは、送信器、センサ、バッテリーを含む、上記
の米国特許の構造を含み、上記の米国特許が引用によって上記ヨーロッパ特許に
含まれ、かつ、その一部をなしていることに注意されたい。さらに、上記ヨーロ
ッパ特許は封止部から延びるアンテナを任意に含むことを要求している。アンテ
ナを備えるものとすると、タグがゴムのパッチのハウジングに取り外し可能に接
続されるときにアンテナを受け入れる対向するスロットが、ハウジングのサイド
ウォールに形成される。タグをハウジング内に保持するために、ハウジングとタ
グはそれぞれ、タグが取り外し可能なように、ハウジングにピン止めされ、キー
溝をつけられ、ねじで接続され、あるいはハウジングに固定される、ヨーロッパ
特許で述べた構造のようなコンパチブルな接続手段を備える。
【0008】 上記従来技術の上述の進歩にもかかわらず、OTR自動車のタイヤの温度状態
に関する、このような自動車の運転者に与えられるデータは、種々の要因のため
に、タイヤの限界的な状態を依然として正確には反映していない。例えば、従来
技術の実施は、電子タグにかかる応力、歪み、衝撃振動、周期的な疲労の作用を
最小にするために、タイヤのインナーライナーの中央に電子タイヤタグを搭載す
ることである。したがって、モニター装置は、温度がタイヤの切迫した故障を示
す限界的な状態を最もよく示す、タイヤの領域からかなりの距離離れた位置のタ
イヤ温度、すなわち、プライ、ベルト、周囲のゴム材料の亀裂が内部の応力が大
きくなるため生じる、ベルトのサイドエッジ、したがって、タイヤのショルダー
部の近くの温度をサンプルする。検出された温度とこのようなサイドエッジにお
ける温度の差を補償するために、上記従来技術の集積回路は、インナーライナー
の中心からタイヤのショルダー部の近傍の温度を計算するために、スケーリング
定数を検出された温度に適用するアルゴリズムを有する。あいにく、所与のタイ
ヤのインナーライナーの中心のタイヤ温度は、タイヤのショルダー部の温度より
も著しく低く、タイヤの構造が変わると変化する。
【0009】 したがって、タグの配置のこの問題に加えて、従来技術のアルゴリズムは、温
度サンプリングセンサがベルトのサイドエッジから離れている距離を補償するた
めに、タイヤのセンターラインで測定された温度に一定の温度因子を加えること
に基づくこのような計算のために、ベルトのサイドエッジの温度を正確に計算で
きないということがわかった。温度センサの配置とこのような計算によって、O
TR自動車の運転者に誤った情報を与えることになるので、運転者がこのような
自動車の速度を落とすのが速すぎることがある。この結果生じる、このような自
動車の生産性に対する悪影響は、鉱業界にとってコストが大きくなることである
【0010】 発明の概要 本発明によると、中央のトレッドと、このトレッドの内側で半径方向に配置さ
れた、半径方向に延びる1つあるいは複数のベルトと、このベルトの内側で半径
方向に配置され、半径方向に延びるインナーライナーを有する空気タイヤと組み
合わされ、電子タグをタイヤ内に搭載する機器は、タイヤのインナーライナー上
に搭載するための第1のサイドと、アーチ状の形をした第2のサイドと、雌ねじ
がきられた部材を含むパッチと、タグのサイドから延びる部分を有し、かつ、パ
ッチの雌ねじがきられた部材にねじこむことができる、雄ねじがきられた部材を
有することを特徴とする。雄ねじがきられた部材が延びてくるタグのサイドはフ
ラットである。雄ねじがきられた部材は雌ねじがきられた部材にねじこまれると
き、タグのフラットなサイドがパッチのアーチ状のサイドと接する。また、雄ね
じがきられた部材は雌ねじがきられた部材にねじこまれるとき、タグのフラット
なサイドがパッチのアーチ状のサイドと部分的に接し、タグのフラットなサイド
の約半分がパッチのアーチ状のサイドとほぼ接する。タグはほぼ矩形をしており
、サイドはほぼまっすぐである。雌ねじがきられた部材はナットを含み、雄ねじ
がきられた部材はボルトを含む。
【0011】 電子タグは、使用時、ベルトのエッジに隣接したタイヤのインナーライナーの
温度である第1の温度を検出し、タイヤ内の空気温度である第2の温度を検出し
、タイヤ内の空気圧力を検出するようになっている。
【0012】 定義 「ビード」は一般に、タイヤの内側半径方向の端の部分のいずれかの中に配置
される環状の形の部材を意味する。
【0013】 「ビード部」は一般に、ビードを含む、タイヤのカーカスの対向する半径方向
内側の端部、ビードのあたりで曲げられたプライ部、ビードやプライ部の周囲の
ゴム材料のいずれかを意味する。
【0014】 「カーカス」は一般に、ビードやプライを含むが、ベルト構造、プライの上の
アンダートレッドとトレッドを含まないタイヤの構造を意味する。
【0015】 「赤道面」は、タイヤの回転軸に垂直に広がり、トレッドの中心を通る想像上
の平面、あるいは、トレッドの円周のセンターラインを含む平面を意味する。
【0016】 「プライ」は一般に、ゴムで被覆された、半径方向に配置される材料の、コー
ドで強化された層を意味する。
【0017】 「半径方向」はタイヤの回転軸から向かって、あるいは離れて広がっていく方
向を意味する。
【0018】 「サイドウォール」は一般に、タイヤの半径方向に広がる部分を意味する。
【0019】 「トレッド幅」は、横の断面図で見たときにタイヤのトレッドの外周の円弧の
長さを意味する。
【0020】 好ましい実施形態の説明 図面に示したように、同じ参照番号は、いくつかの図面にわたって、同じある
いは対応する部品を示している。
【0021】 図1は、ホイールのリム12に取り付けられた、OTR自動車11用の典型的
な空気タイヤ10の部分的な横断面図の半分を示している。タイヤ10はおおむ
ね環状で、仮想の赤道面14に関して対称に配置されているので、タイヤ10の
他の部分の半分の横断面図は同じあるいは対応する部品を含み、説明はタイヤ1
00の他の半分にも同じように当てはまると理解されるべきである。
【0022】 タイヤ10がホイールのリム12上に搭載されたとき加圧空気が入るキャビテ
ィ16を有するタイヤ10は一般に、数字18で一般に示された対向するサイド
を有する中央トレッド16を有する。さらに、タイヤ10は、トレッド16の半
径方向内側で中央に配置された、ベルト20と22によって代表される、半径方
向に延びる複数のベルトを含む。ベルト20は対向するサイドエッジ23を有し
、ベルト22は対向するサイドエッジ24を有する。さらに、タイヤ10は対向
するサイドウォール27を有するカーカス25を含む。各サイドウォール27は
、対向するトレッドサイド18と一緒になり、そこから内側に半径方向に延び、
一般に数字28で示される対向するショルダー部をトレッドサイド18とともに
形成する。カーカス25はまた、その半径方向の内側端に対向するビード部29
を含む。各ビード部29は、ビード部29をホイールのリム12に接するように
する、環状の形をしたビード29Aをその内部に含む。さらに、カーカス25は
、ベルト20と22の内側半径方向に配置された、1つあるいは複数のプライ3
0を含む。プライ30は対向するビード29Aの間に半径方向に延び、そのまわ
りで曲げられている。そして、カーカス25は、プライ30の内側半径方向に配
置された、半径方向に延びるインナーライナー35を含む。
【0023】 本発明によると、電子タイヤタグ40(図1と図2)は、タイヤ10のインナ
ーライナー35に最も近く、したがって、タイヤ10のショルダー部28に隣接
した、ベルト20のサイドエッジ23の半径方向内側に、ほぼ直接に位置する領
域において、タイヤ10のインナーライナー35に固定して取り付けられるのが
好ましい。タグ40はこれによって、タイヤ10が最も厚く、熱を逃しそうにな
い、インナーライナー35の領域に隣接して位置するので、この位置で行われた
温度測定は、タイヤ10の内部故障が切迫しているかどうかを判定することに最
も密接に関連している。この故障は通常、タイヤ10のショルダー部28のベル
ト20と22、プライ33、周囲の硫化ゴム材料36の亀裂を引き起こす内部応
力に起因する。図1はまた、典型的なOTR自動車11のタイヤトレッド16の
幅「w1」、すなわち、約3〜4フィートと、それに接続されたタグ40の幅「
w2」、すなわち、約3インチの相対的な寸法を示している。
【0024】 電子タグ40(図1と図2)は一般に、マイクロコントローラ42と、マイク
ロコントローラ42に電気的に接続されたタイヤ10のインナーライナー35の
温度をサンプルする、第1の温度検出部44を含む。さらに、タグ40は、マイ
クロコントローラ42に電気的に接続され、タイヤ10内の空気温度をサンプル
する、第2の温度検出部46を含む。さらに、タグ40は一般に、タイヤ10内
の空気圧力をサンプルするために、マイクロコントローラ42に電気的に接続さ
れた圧力検出部48を含む。さらに、タグ40は、マイクロコントローラ42に
電気的に接続され、温度・圧力検出部44、46、48によって取得されたそれ
ぞれのサンプルに関する関連する情報を送信する送信器部50を含む。さらに、
タグ40はマイクロコントローラ42に従来と同じように電気的に接続され、マ
イクロコンピュータに電力を供給するバッテリー51を含むのが好ましい。圧力
検出部48はタグ40から延びる管状部52を含む。さらに、送信器部50はア
ンテナ58を含むのが好ましい。タグ40はまた、タグ40をタイヤ10に接続
する接続部60を含む。接続部60は、雌ねじがきられた第1のナット62と、
雄ねじがきられたボルト64を含むのが好ましい。ボルト64は第1のナット6
2に半永久的にねじ込まれて接続されており、タグ40から延びるねじがきられ
た部分64を有する。タグ40は、ウレタンで被覆されたエポキシおよびガラス
のビードの混合物のような封止材料65で全体を封止されるのが好ましい。
【0025】 封止されたタグ40(図2)は、タイヤ10のインナーライナー35に直接接
続されないのが好ましい。むしろ、本発明によれば、雌ねじがきられた第2のナ
ット71が内部に埋め込まれた硫化されたゴムパッチ70がタイヤ10のインナ
ーライナー35に取り付けられている。パッチ70は、タイヤ10のインナーラ
イナー35に接続できる、おおむね円の周囲を有するほぼフラットなサイド72
と、パッチの反対側に位置するアーチの形をした内側のサイド73によって定め
られた、レンズの形をした横断面を有するのが好ましい。パッチ70のサイド7
2は、ショルダー部28でタイヤ10のインナーライナー35のほぼアーチの形
をした領域に接するように位置するために大きさが決められている。パッチ70
のサイド73はタイヤ10の内側を向いている。封止されたタグ40は、ほぼ矩
形の横断面を有し、かつ、ほぼまっすぐなサイド74を含む。封止されたタグ4
0は、タグ40から延びているボルト部分64Aを第2のナット71にねじで接
続することにより、パッチ70に接続されている。パッチ70のアーチ型の横表
面73のために、取り付けられたタグ40のサイド表面74は、パッチ70のア
ーチ型の表面73のほぼ半分、パッチ70から離れている。表面73のおおむね
円の中央部分73Aは、タグ40のボルト部分64Aがパッチ70のナット71
にねじで接続されるとき、表面74にほぼ接する。同時に、接続されたタグ40
のボルト部分60(図1)は温度の異常を検出するために、タイヤ10のショル
ダー部28で、ベルトエッジ21に隣接しているインナーライナー35の領域に
ほぼ接して位置している。接続されたタグ40は1つあるいは複数のベルト20
,22の端部に隣接したショルダー部28に位置しているのが好ましいが、タイ
ヤ10のセンターライン14の近く、あるいは、その上にタグ40を配置するこ
とも本発明の範囲に含まれる。
【0026】 第1の温度検出部44(図2)は、それから、プリント回路基板(PCB)の
ような相互接続基板4を介して、ボルト64に、その温度、すなわち、パッチ7
0が取り付けられているインナーライナー35の温度を検出するために、従来と
同じように熱的に接続される。
【0027】 パッチ70の上記アーチ状の横断面(図2)は、パッチ70と取り付けられた
タグ40、あるいはタグ40と取り付けられたナット71がタイヤの回転中にタ
イヤ10から離れるのを防ぐと考えられている。これに関連して、パッチ70と
タグ40が接続されるインナーライナー35の領域に隣接したタイヤトレッド1
6(図1)が回転して地面に接触すると、トレッド16、したがって、インナー
ライナー35と取り付けられたパッチ70の半径方向外向きに延びたサイド72
は平らになる。その後、パッチ70とタグ40が接続されるインナーライナー3
5の領域に隣接したタイヤトレッド16(図1)が回転して地面から離れると、
トレッド16、したがってインナーライナー35と取り付けられたパッチの半径
方向外向きに延びるサイド72は突然、図1に示されたアーチの形をとる。イン
ナーライナー35と、図1に示されたアーチの形に一致するパッチの半径方向向
きに延びるほぼフラットなサイド72が突然変形する結果、パッチ70と取り付
けられたタグ40にかけられたたわみ応力は、パッチ70と取り付けられたタグ
40、あるいは、タグ40と取り付けられたナット71が、タイヤの回転中にタ
イヤ10のインナーライナー35から最終的に離れることを引き起こす。パッチ
70の内向きに延びるサイド73は図2に示したようにアーチの形をしていると
き、パッチ70は、取り付けられたタグ40に大きなたわみ応力をかけることな
くたわむことができる。
【0028】 図3に非常に詳しく示すように、マイクロコントローラ42は、p1からp2
8のポートを有する第1の従来のマイクロプロセッサ80を含む。第1のマイク
ロプロセッサ80は内部に従来のアナログ−デジタル(A/D)変換器82を含
む。さらに、第1のマイクロプロセッサ80は内部に、マイクロプロセッサ80
の複数のポートp2−p5、p7に従来と同じように電気的に接続される従来の
マルチプレクサ82Aを含む。さらに、マイクロプロセッサ80は内部にポート
p9とp10に接続される従来のクロック回路83を含む。
【0029】 さらに、送信器部50(図3)は、各データ線、リセットリード線「Ld」と
「Lr」を介して各リセット信号「Rs」とデータ信号「Ds」を受信・送信す
る、ポートp11で第1のマイクロプロセッサ80に電気的に従来と同じように
接続された内部計数回路85を有する第2の従来のマイクロプロセッサ84を含
む。第1および第2の温度検出部44と46(図4)は、第1および第2の温度
サンプリング信号「Ts1」および「Ts2」をポートp2およびp3に出力す
るために、ポートp2およびp3で、第1のマイクロプロセッサ80に直接電気
的に接続されるのが好ましい。場合によっては、マイクロコントローラ42は、
第1および第2の温度検出部44、46と第1のマイクロプロセッサ80の間に
接続され、増幅された温度サンプリング信号Ts1およびTs2をポートp2お
よびp3に出力する、第1および第2の演算増幅器90および92を含む。さら
に、マイクロコントローラ42は、ポート7において圧力検出部48と第1のマ
イクロプロセッサ80の間に従来と同じように電気的に接続される機器増幅器9
5を含むのが好ましい。さらに、マイクロコントローラ42は、圧力検出部48
に直接接続されるのが好ましい、各参照電圧信号「Vref」を出力する、従来
の参照電圧生成部96を含むのが好ましい。参照電圧生成部96は、参照電圧サ
ンプル信号「Vref」を第1のマイクロプロセッサ80に出力するため、ポー
トp5で、第1のマイクロプロセッサ80にさらに従来と同じように接続される
のが好ましい。場合によっては、マイクロコントローラ42もまた、参照電圧生
成部96と圧力検出部48の間に従来と同じように電気的に接続され、増幅され
た参照電圧サンプル信号Vrefを出力する第3の演算増幅器98を含む。圧力
検出部48(図1)はタイヤキャビティ16まで延びる管状部52(図2)を介
してタイヤ10の空気圧を測定し、空気圧に対応した第1および第2のアナログ
圧力信号「Ps1」および「Ps2」(図4および図5)を機器増幅器95に出
力する。そして、機器増幅器95は、圧力信号Ps1とPs2の間の違いに対応
するアナログ圧力差サンプル信号「Pds」を生成し、ポートp7で第1のマイ
クロプロセッサ80に出力する。圧力差サンプルPdsは一般に、検出された圧
力がフルスケール極限のとき最大になり、タイヤ10の空気が完全に無くなった
とき最小になる。
【0030】 マイクロコントローラ42(図3)はさらに、ポートp9とp10で第1のマ
イクロプロセッサ80、したがって、クロック回路83にそれぞれ電気的に接続
されたクロック入力リード線「Cin」およびクロック出力リード線「Cout
」を有する従来の発振器100を含む。
【0031】 さらに、マイクロコントローラ42(図3)は、両端が送信器部50のデータ
リード線Ldおよびリセットリード線Lrに、そして、第1のマイクロプロセッ
サ80のポートp13に従来と同じように電気的に接続された、従来のウォッチ
ドッグタイミング部105を含むのが好ましい。ウォッチドッグタイミング部1
05は、従来の、内部にある低周波計数発振器107を有する第3の従来のマイ
クロプロセッサ106を含む。さらに、ウォッチドッグタイミング部105は、
第3のマイクロプロセッサ106の外に高周波発振器108を含む。内部計数発
振器107は、所定の時間間隔の間、連続する秒連続的にカウントし、所定の時
間間隔の間をカウントすると、カウント信号Csをリセット信号生成発振器10
8に出力し、再び、新しいカウントを始める。ウォッチドッグタイミング部10
5は、送信器データ信号Dsと第1のマイクロプロセッサ80のポートp13で
電圧信号Vs1を検出しないと、カウント信号Csを受信したとき、リセット信
号生成発振器108はウェークアップリセット信号「Wup」を、第1のマイク
ロプロセッサ80のポートp1に接続された従来のハイインピーダンスプルアッ
プ抵抗110を介して、リセットリード線Lr上の送信器のマイクロプロセッサ
84と第1のマイクロプロセッサ80の双方に出力する。
【0032】 マイクロコントローラ42はまた、単一極、二重偏向の電子スイッチ112を
含む。スイッチ112は、ポート15で、第1のマイクロプロセッサ80に電気
的に接続され、入力信号を受信する入力信号リード線「Lc」を含むのが好まし
い。さらに、スイッチ112は、送信器部50と第1のマイクロプロセッサ80
の間に延びるデータリード線Ldにポート11で電気的に接続された共通のリー
ド線「Lc」を有する。さらに、スイッチ112は、ポートp17とp18で第
1のマイクロプロセッサ80にそれぞれ電気的に接続された、通常閉および通常
開のスイッチリード線「Lnc」および「Lno」を含む。スイッチ112が通
常開の位置にあるとき、第1のマイクロプロセッサ80のポートp18からのデ
ータは、送信器部50のデータリード線Ldに送信器部50で使用されるために
加えられる。スイッチ112が通常閉の位置にあるとき、送信器部50のデータ
リード線Ld上のデータは、マイクロプロセッサ80のポートp17にマイクロ
プロセッサ80で使用されるために加えられる。スイッチ112は通常、送信器
部50に温度、圧力、参照電圧レベル、送信器電圧レベルのデータ114を出力
するために、通常開の位置にある。このようなデータ114を出力した後、第1
のマイクロプロセッサ80はポートp15からの信号116をスイッチ112に
印加し、その結果、スイッチ112は通常開の位置に切り替わる。すると、送信
器部50は肯定応答信号118を第1のマイクロプロセッサ80に出力し、デー
タ122を第1のマイクロプロセッサ80に返す。このようなデータ122が肯
定応答信号118なしに返された場合は、第1のマイクロプロセッサ80は、ス
イッチ112を通常開の位置に戻し、肯定応答信号124が第1のマイクロプロ
セッサ80に出力されるか、データが少なくとも2回データリード線Ldに印加
されるまで、データ122の出力等を繰り返す。
【0033】 バッテリー51は、第1の従来の保存キャパシタ126を有し、第1のマイク
ロプロセッサ80のポートp20、スイッチ112、ウォッチドッグタイミング
部105に、それぞれの起動のために、第1の安定化入力電圧「Vs1」を出力
する、第1のRC回路124によって、第1のマイクロプロセッサ80に従来と
同様に電気的に接続されている。さらに、バッテリー51は、第2の従来の保存
キャパシタ130を有し、第2の安定化入力電圧「Vs2」を送信器部50に出
力する、第2のRC回路128によって、送信器部50に従来と同様にして電気
的に接続されている。マイクロコントローラ42(図3と図4)は、第2の保存
キャパシタ130と第1のマイクロプロセッサ80のポートp4の間に電気的に
従来と同じように接続され、送信器部入力電圧Vs2を検出し、入力電圧サンプ
ル信号「Vs2s」を第1のマイクロプロセッサ80のポートp5に出力する送
信器電圧検出部136もまた含むのが好ましい。送信器入力電圧検出部136は
、第1のマイクロプロセッサ80に直列に接続された第1のハイインピーダンス
抵抗140と第1のマイクロプロセッサ80への両端にグラウンド「G1」に接
続された第2のハイインピーダンス抵抗142を含むハイインピーダンス電圧分
割回路138を含むのが好ましい。場合によっては、増幅された送信器電圧入力
サンプル信号Vs2sを送信器入力電圧検出部136は、電圧分割回路138の
第1の抵抗140と第1のマイクロプロセッサ80の間に従来と同じように電気
的に接続され、第1のマイクロプロセッサ80に出力する第4の演算増幅器14
1を含んでもよい。第1のマイクロプロセッサ80は、検出部44、46と、参
照電圧生成部96と、機器増幅器95へと、それぞれを作動させるため、延びる
電圧出力リード線「Vs1」をさらに含む。さらに、第1、第2、第3、第4の
演算増幅器90、92、98、140のいずれかを備えているとすると、電圧出
力リード線Vs1はまた、それを作動させるため、そこへと延びる。
【0034】 第1、第2、第3のマイクロプロセッサ80、84、106のそれぞれは通常
、以後の説明および以下の方法に属する各ステップを実行するようにプログラム
されている。タグ40(図1)が、空気を充填され、OTR自動車によって代表
される自動車11のホイールリム12に搭載されたタイヤ10に装備されるとき
、図5と図6に示された方法が開始される(ステップ200)。その後、第1の
マイクロプロセッサ80と送信器部50、したがってその第2のマイクロプロセ
ッサ84は同時に起動される(ステップ202と204)。送信器部50の第2
のマイクロプロセッサ84は次に、1.4秒の時間間隔で例示される所定の時間
間隔の終わりにパルス210(ステップ206)を生成する。パルス206は、
第2のマイクロプロセッサ84によって、内部パルスカウンタ85(ステップ2
08)に印加され、これに続いて、第2のマイクロプロセッサ84は、一例とし
て152のパルスカウント数である、所定のパルスカウントがされたかどうかを
調べるステップ212を実行する。「No」の返事が返ってきたとすると(ステ
ップ210)、処理はステップ206に戻って、ステップ212の質問に対して
「Yes」が返されるまでステップ206、ステップ210、212が繰り返さ
れる。本発明の要旨と範囲を逸脱しない限り、パルスカウンタ85は、一例とし
て、152パルスのカウントである所定のカウントがロードされ、連続したパル
ス210がパルスカウンタ85に印加されるのに応答してゼロまで連続的にカウ
ントダウンするようプログラムされている。いずれの場合も、ステップ212の
質問に対して「Yes」が返答されると、第2のマイクロプロセッサ84はパル
スカウンタ83をリセットし(ステップ214)、上記のパルス生成・カウント
プロセスを再開するために、処理をステップ206に戻し、第1のマイクロプロ
セッサ80に別のカウント信号216を出力する。
【0035】 カウント信号216を検出すると(図5)、第1のマイクロプロセッサ80は
、第1および第2の温度検出部44および46、参照電圧生成部96、送信器電
圧検出部136、圧力検出部48にそれらを作動状態にするために電圧Vs1を
印加する(それぞれステップ220、222、224、226、228)。その
結果、第1および第2の温度検出部44および46はそれぞれ、タイヤインナー
ライナー35とタイヤキャビティ16の各温度を表わす第1および第2の温度サ
ンプルTs1およびTs2を第1のマイクロプロセッサ80に出力する(ステッ
プ230およびステップ232)。さらに、参照電圧生成部96は、参照電圧V
refを表わす参照電圧サンプルVrefsを第1のマイクロプロセッサ80に
出力する(ステップ234)。さらに、送信器電圧検出部136は、送信器電圧
Vs2の代表値である送信器電圧サンプルVs2sを第1のマイクロプロセッサ
80に出力する(ステップ236)。そして、タイヤ圧力機器増幅器は、タイヤ
10の空気圧力Ps1を表わす圧力差サンプルPdsを第1のマイクロプロセッ
サ80に出力する(ステップ238)。
【0036】 第1のマイクロプロセッサ80のマルチプレクサ82Aは従来と同様に、その
ポートp2−p5とp7を連続的にスキャンし、A/Dコンバータに温度と圧力
の信号を連続的に印加する。A/Dコンバータ82は、各第1および第2の温度
サンプルTs1sおよびTs2sを、それぞれが1℃あたり10mVの電圧レベ
ルを有する各デジタル温度信号Vt1sおとびVt2sに連続的に、変換し、圧
力差サンプルPdsを、1平方インチあたり1パウンドにつき16mVの電圧レ
ベルを有するデジタル圧力差信号Vpdsに変換する(ステップ246)。第1
のマイクロプロセッサ80はその後、各デジタル温度サンプル信号Vt1sおよ
びVt2sが、95℃の温度によって例示される高温に対応する所定の電圧レベ
ルよりも大きいかどうか、そして、デジタル圧力差サンプル信号Vpdsが、1
平方インチあたり80パウンドの圧力によって例示される低圧に対応する所定の
電圧レベルよりも小さいかどうか、あるいは、1平方インチあたり120パウン
ドの圧力によって例示される高圧に対応する所定の電圧レベルよりも大きいかど
うかを連続的に調べる(ステップ250および252)。ステップ250および
ステップ252の各調査に対する「No」が返答されると、第1のマイクロプロ
セッサ80は、各デジタル温度サンプル信号Vt1sおよびVt2sが、最後の
温度サンプルが取得されてから、±2℃の温度変化によって例示される、選択さ
れた温度変化に対応する所定の電圧量だけ変化したかどうか、そして、デジタル
圧力差サンプル信号Vpdsが、最後の圧力差サンプルが取得されてから、1平
方インチあたり±2パウンドの圧力変化によって例示される、選択された圧力変
化に対応する所定の電圧量だけ変化したかどうか調べる(ステップ254および
ステップ256)。ステップ254とステップ256の各ステップに対して「N
o」が返答されると、処理はステップ202に戻される。
【0037】 一方、ステップ250、252、254、256(図6)のいずれか1つの調
査に対して「Yes」が返答されると、好ましくない温度サンプルVts1ある
いはTts2、または、好ましくない圧力差サンプル信号Vds、または双方が
取得される。すると、第1のマイクロプロセッサ80は、もしこのような温度サ
ンプル信号Vt1sおよびVt2sのいずれかが好ましくない場合、温度サンプ
ル信号Vt1sおよびVt2sの双方を送信器マイクロプロセッサ84のデータ
リード線Ldに出力し(ステップ260)、もしこのような圧力差サンプル信号
Vpdsが好ましくない場合、圧力差サンプル信号Vpdsを送信器マイクロプ
ロセッサ84のデータリード線Ldに出力し(ステップ260)、もしこのよう
な温度サンプル信号Vt1sおよびVt2s、圧力差サンプル信号Vpdsのい
ずれかが好ましくない場合、温度サンプル信号Vt1sおよびVt2sの双方と
、圧力差サンプル信号Vpdsを送信器マイクロプロセッサ84のデータリード
線Ldに印加する(ステップ260)。さらに、温度または圧力差サンプル信号
Vts1、Vts2、Vpdsのいずれかが好ましくないと、第1のマイクロプ
ロセッサ80はアラーム信号「Alm」を生成し、送信器マイクロプロセッサ8
4のデータリード線Ldに出力する(ステップ260)。上記のアラーム信号A
lm、サンプル信号Vts1、Vts2、および/またはVpdsを受信すると
、送信器部84は、このような信号Alm、Vts1、Vts2、および/また
はVpdsを複数回、例えば12回、リモート受信機150に送信するのが好ま
しく(ステップ262)、これに続くステップ263で、送信肯定応答信号AC
Kをマイクロプロセッサ80のステップ202に出力し、それによって処理をス
テップ202に戻す。多重信号送信を得る上記の方法は、送信信号Alm、Vt
s1、Vts2、および/または、Vpdsが、送信器部50によるオリジナル
の送信のときに、本発明の範囲に含まれない、他の入力信号をスキャンするリモ
ート受信機150によって確実に受信されるために用いられた。
【0038】 信号Alm、Vts1、Vts2、および/またはVpdsを送信器部50に
出力する(ステップ260)ことに加えて、第1のマイクロプロセッサ80は、
上記肯定応答信号ACKが受信されたかどうかを調べる(ステップ264)。ス
テップ264の調査に対して「No」が返答されたとすると、ステップ260は
繰り返され(266)、この後、第1のマイクロプロセッサ80は上記肯定応答
信号ACKが受信されたかどうかを再び調べる(ステップ268)。ステップ2
68に対して「No」が返答されたとすると、ステップ260が再び繰り返され
(ステップ270)、この後、第1のマイクロプロセッサに処理を戻す(ステッ
プ202)。ステップ264またはステップ266のいずれかに対して「Yes
」が返答されると、処理は再びステップ202に戻される。
【0039】 図3およびステップ240(図5)に示されているように、第1のマイクロプ
ロセッサ80のマルチプレクサ82Aは、送信器入力電圧サンプル信号Vs2s
と参照電圧サンプル信号Vrefsを求めてポートp4とp5を連続的にスキャ
ンする。このような信号Vs2sを検出すると、マイクロプロセッサ80は、送
信器入力電圧サンプル信号Vs2sが低いかどうかを連続的に調べる(ステップ
290)。ステップ290の調査に対する回答が「No」とすると、処理はステ
ップ202に戻され、ステップ292の調査に対する回答が「No」だとすると
、処理はまたステップ202に戻される。しかしながら、ステップ290および
292のいずれか、あるいは双方が「No」だとすると、サンプル信号Vs2s
のいずれか、あるいは双方が好ましくないことを意味する。第1のマイクロプロ
セッサ80はアラーム信号Almを、好ましくない各サンプル信号Vs2sある
いはVrefsに対して生成し(ステップ294)、送信器部50の第2のマイ
クロプロセッサ84のデータリード線Ldに出力する。上記のアラーム信号Al
m、サンプル信号Vs2sまたはVrefs、または双方を受信すると、送信器
部84は、このような信号Alm、Vs2sを複数回、例えば12回、上で述べ
た理由により、リモート受信機150に送信する(ステップ296)のが好まし
く、この後ステップ298に送信肯定応答信号ACKを第1のマイクロプロセッ
サ80に出力し、それによって処理をステップ202に戻す。
【0040】 さらに、信号Alm、Vs2s、または双方を送信器部50に出力することに
加え、第1のマイクロプロセッサ80は上記の肯定応答信号ACKが受信された
かどうか調べる(ステップ300)。ステップ300の調査に対して「No」が
回答されたとすると、ステップ296は繰り返され(ステップ302)、これに
よって、第1のマイクロプロセッサ80は上記肯定応答信号ACKが受信された
かどうかを再び調べる(ステップ304)。ステップ304もまた「No」が返
答されたとすると、ステップ296が再び繰り返され(ステップ306)、これ
に続いて、第1のマイクロプロセッサに処理を戻す(ステップ202)。ステッ
プ302と306のいずれかあるいは双方における回答が「No」だとすると、
処理はまた第1のマイクロプロセッサ80のステップ202に戻される。
【0041】 本発明のタグ40(図1)は、リモートコンピュータ150に電気的に普通に
接続されるリモートコンピュータ150(図6)とディスプレイ160を含むモ
ニターシステム149に組み込むことができる。リモート受信機150は、平均
の温度サンプル信号Vtsavgを生成するために、各温度サンプル信号Vt1
sとVt2の総和を計算し、総和を数2で割るように従来と同様にプログラムさ
れている従来のマイクロプロセッサ152を含むことができる。さらに、リモー
トコンピュータのマイクロプロセッサ152は、ディスプレイ160に、送信器
部50から受信した各アラーム信号Alm、サンプル信号Alm、Tt1s、T
t2s、Vs2s、Vrefs、Vpdsを表示させ、リモートマイクロプロセ
ッサ152によって生成された温度サンプル信号平均Vtsavgを表示するよ
うに従来と同様にプログラムされている。
【0042】 本明細書で説明された本発明をいくつかのその実施形態において示してきたが
、多くの代替、修正、変更が上記の教えを考慮して当業者にとって自明であるこ
とが明らかである。したがって、本発明は、添付された請求項の要旨と範囲に含
まれるようなすべての代替、修正、変更を含むことを意図している。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の、内部に電子タイヤタグが搭載された空気タイヤの部分的な、半分の
断面図である。
【図2】 タグの封止部および取り付け構造を示す、図1のタグの全般的な詳細の拡大さ
れた横断面図である。
【図3】 本発明の電子制御システムの一部のブロック図である。
【図4】 図3に示された電子制御システムの他の部分のブロック図である。
【図5】 本発明の方法の一部を示すフローチャートである。
【図6A】 図4に示された方法の他の一部分を示すフローチャートである。
【図6B】 図4に示された方法の他の一部分を示すフローチャートである。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成13年11月3日(2001.11.3)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0021】 図1は、ホイールのリム12に取り付けられた、OTR自動車11用の典型的
な空気タイヤ10の部分的な横断面図の半分を示している。タイヤ10はおおむ
ね環状で、仮想の赤道面14に関して対称に配置されているので、タイヤ10の
他の部分の半分の横断面図は同じあるいは対応する部品を含み、説明はタイヤ1
0の他の半分にも同じように当てはまると理解されるべきである。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正の内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の、内部に電子タイヤタグが搭載された空気タイヤの部分的な、半分の
断面図である。
【図2】 タグの封止部および取り付け構造を示す、図1のタグの全般的な詳細の拡大さ
れた横断面図である。
【図3】 本発明の電子制御システムの一部のブロック図である。
【図4】 図3に示された電子制御システムの他の部分のブロック図である。
【図5】 本発明の方法の一部を示すフローチャートである。
【図6A】 図4に示された方法の他の一部分を示すフローチャートである。
【図6B】 図4に示された方法の他の一部分を示すフローチャートである。
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】追加
【補正の内容】
【図3】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI ,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID, IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K Z,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MD ,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL, PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,S L,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US,UZ ,VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 フェラン、 ジョン、 ルー アメリカ合衆国 80302 コロラド州 ボ ウルダー ディアー トレイル ロード 118 (72)発明者 ポラック、 リチャード、 スティフェン アメリカ合衆国 80302 コロラド州 ボ ウルダー サンダーヘッド ドライヴ 9055 (72)発明者 エシュバッハ、 エリーゼ、 クリステン アメリカ合衆国 44224 オハイオ州 ス トウ グラハム ロード 2番 2855 (72)発明者 スターキー、 ジーン、 レイモンド アメリカ合衆国 80503 コロラド州 ニ ウォット カントリーサイド レーン 297番 6822

Claims (32)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央のトレッド(16)と、該トレッド(16)の内側で半
    径方向に配置された、半径方向に延びるベルト(20)と、該ベルト(16)の
    内側で半径方向に配置された、半径方向に延びるインナーライナー(35)を有
    する空気タイヤ(10)に組み合わされ、該タイヤ内に電子タグ(40)を搭載
    する機器において、 前記タイヤの前記インナーライナー上に搭載される第1のサイド(72)と、
    アーチ状の形をした第2のサイド(73)と、電子タグ(40)のサイド(74
    )から延びる部分を有する、雄ねじがきられた部材(64)をねじこむように受
    け入れる、雌ねじがきられた部材(71)とを有するパッチ(70)を備えてい
    ることを特徴とする機器。
  2. 【請求項2】 前記雄ねじがきられた部材は前記雌ねじがきられた部材にね
    じこまれるとき、前記タグのフラットなサイド(74)は前記パッチの前記アー
    チ状のサイドと接することを特徴とする、請求項1に記載の機器。
  3. 【請求項3】 前記雄ねじがきられた部材は前記雌ねじがきられた部材にね
    じこまれるとき、前記タグのフラットなサイド(74)は前記パッチの前記アー
    チ状のサイドと部分的に接することを特徴とする、請求項1に記載の機器。
  4. 【請求項4】 前記雄ねじがきられた部材は前記雌ねじがきられた部材にね
    じこまれるとき、前記タグのフラットなサイド(74)の約半分は前記パッチの
    前記アーチ状のサイドとほぼ接することを特徴とする、請求項3に記載の機器。
  5. 【請求項5】 前記雌ねじがきられた部材はナット(71)を含むことを特
    徴とする、請求項1に記載の機器。
  6. 【請求項6】 前記パッチは前記タイヤのショルダー部(28)に隣接して
    前記インナーライナーに取り付けられていることを特徴とする、請求項1に記載
    の機器。
  7. 【請求項7】 前記パッチは、前記タイヤが最も厚い前記インナーライナー
    の領域で前記インナーライナーに取り付けられていることを特徴とする、請求項
    1に記載の機器。
  8. 【請求項8】 前記パッチは前記タイヤが最も熱を逃すことができない前記
    インナーライナーの領域で前記インナーライナーに取り付けられていることを特
    徴とする、請求項1に記載の機器。
  9. 【請求項9】 前記パッチは、温度サンプルが前記タイヤの内部故障が急迫
    しているかどうかを判定するのに最も密接に関連する前記インナーライナーの領
    域で前記インナーライナーに取り付けられていることを特徴とする、請求項1に
    記載の機器。
  10. 【請求項10】 前記パッチは硫化されたゴムを含むことを特徴とする、請
    求項1に記載の機器。
  11. 【請求項11】 中央のトレッド(16)と、該トレッド(16)の内側で
    半径方向に配置された、半径方向に延びるベルト(20)と、該ベルト(16)
    の内側で半径方向に配置された、半径方向に延びるインナーライナー(35)を
    有する空気タイヤ(10)に組み合わされ、該タイヤ内に電子タグ(40)を搭
    載する機器において、 前記タイヤの前記インナーライナー上に搭載される第1のサイド(72)と、
    アーチ状の形をした第2のサイド(73)と、雌ねじがきられた部材(71)を
    有するパッチ(70)と、 前記タグのサイド(74)から延びる部分を有し、前記パッチの前記雌ねじが
    きられた部材にねじこむことができる、雄ねじがきられた部材(64)を備えて
    いることを特徴とする機器。
  12. 【請求項12】 前記雄ねじがきられた部材が延びてくる前記タグの前記サ
    イドはフラットであることを特徴とする、請求項10に記載の機器。
  13. 【請求項13】 前記雄ねじがきられた部材は前記雌ねじがきられた部材に
    ねじこまれるとき、前記タグの前記フラットなサイドは前記パッチの前記アーチ
    状のサイドと接することを特徴とする、請求項12に記載の機器。
  14. 【請求項14】 前記雄ねじがきられた部材は前記雌ねじがきられた部材に
    ねじこまれるとき、前記タグの前記フラットなサイドは前記パッチの前記アーチ
    状のサイドと部分的に接することを特徴とする、請求項12に記載の機器。
  15. 【請求項15】 前記雄ねじがきられた部材は前記雌ねじがきられた部材に
    ねじこまれるとき、前記タグの前記フラットなサイドの約半分は前記パッチの前
    記アーチ状のサイドとほぼ接することを特徴とする、請求項14に記載の機器。
  16. 【請求項16】 前記タグはほぼ矩形をしており、前記サイドはほぼまっす
    ぐであることを特徴とする、請求項10に記載の機器。
  17. 【請求項17】 前記雌ねじがきられた部材はナット(71)を含み、 前記雄ねじがきられた部材はボルト(64)を含むことを特徴とする、請求項
    10に記載の機器。
  18. 【請求項18】 前記電子タグは、使用時、 前記ベルトのエッジに隣接した前記タイヤのインナーライナーの温度である第
    1の温度を検出し(44)、 前記タイヤ内の空気温度である第2の温度を検出し(46)、 前記タイヤ内の空気圧力を検出する(48)ようになっていることを特徴とす
    る、請求項10に記載の機器。
  19. 【請求項19】 前記パッチは前記タイヤのショルダー部(28)に隣接し
    て前記インナーライナーに取り付けられることを特徴とする、請求項10に記載
    の機器。
  20. 【請求項20】 前記パッチは前記タイヤが最も厚い前記インナーライナー
    の領域で前記インナーライナーに取り付けられていることを特徴とする、請求項
    10に記載の機器。
  21. 【請求項21】 前記パッチは前記タイヤが最も熱を逃すことができない前
    記インナーライナーの領域で前記インナーライナーに取り付けられていることを
    特徴とする、請求項10に記載の機器。
  22. 【請求項22】 前記パッチは、温度サンプルが前記タイヤの内部故障が急
    迫しているかどうかを判定することに最も密接に関連する前記インナーライナー
    の領域で前記インナーライナーに取り付けられていることを特徴とする、請求項
    10に記載の機器。
  23. 【請求項23】 中央のトレッド(16)と、該トレッド(16)の内側で
    半径方向に配置される、半径方向に延びるベルト(20)と、該ベルト(16)
    の内側で半径方向に配置される、半径方向に延びるインナーライナー(35)を
    有し、前記ベルト(20)はサイドエッジ(23)を有する空気タイヤ(10)
    の状態をモニターする電子タグ(40)において、 前記ベルトのエッジに隣接した前記タイヤのインナーライナーの温度である第
    1の温度を検出する第1のセンサ(44)と、 前記タイヤ内の空気温度である第2の温度を検出する第2のセンサ(46)と
    、 前記タイヤ内の空気圧力を検出する第3のセンサ(48)を有することを特徴
    とする電子タグ。
  24. 【請求項24】 前記状態を一連の離散的な時間間隔で検出することを可能
    にするマイクロコントローラ(42)を有することを特徴とする、請求項23に
    記載の電子タグ。
  25. 【請求項25】 前記マイクロコントローラは、直前の時間間隔で検出され
    た1つあるいは複数の前記状態の値と、1つあるいは複数の前記状態の現在の値
    を比較することを特徴とする、請求項24に記載の電子タグ。
  26. 【請求項26】 前記マイクロコントローラは、現在の時間間隔で、選択さ
    れた1つあるいは複数の前記状態がすぐ前の時間間隔からある閾値量だけ変化し
    たかどうかを判定することを特徴とする、請求項24に記載の電子タグ。
  27. 【請求項27】 前記選択された1つあるいは複数の状態は、前記第1の温
    度と第2の温度のいずれか、あるいは、双方であり、 前記閾値量は±2℃であることを特徴とする、請求項26に記載の電子タグ。
  28. 【請求項28】 前記選択された1つあるいは複数の状態は、前記タイヤ内
    の空気圧力であり、 前記閾値量は1平方インチあたり±2ポンドであることを特徴とする、請求項
    26に記載の電子タグ。
  29. 【請求項29】 前記電子タグは前記タイヤのショルダー部(28)に隣接
    して配置されていることを特徴とする、請求項23に記載の電子タグ。
  30. 【請求項30】 前記電子タグは、前記タイヤが最も厚い前記インナーライ
    ナーの領域に配置されていることを特徴とする、請求項23に記載の電子タグ。
  31. 【請求項31】 前記電子タグは、前記タイヤが最も熱を逃すことができな
    い前記インナーライナーの領域に配置されていることを特徴とする、請求項23
    に記載の電子タグ。
  32. 【請求項32】 前記電子タグは、温度サンプルが前記タイヤの内部故障が
    急迫しているかどうかを決定することに最も密接に関連する前記インナーライナ
    ーの領域に配置されていることを特徴とする、請求項23に記載の電子タグ。
JP2001528006A 1999-10-01 1999-10-01 空気タイヤに取り付けられるパッチ Expired - Fee Related JP4426146B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/US1999/022882 WO2001025033A1 (en) 1999-10-01 1999-10-01 Apparatus for monitoring a condition of a tire

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2003511286A true JP2003511286A (ja) 2003-03-25
JP2003511286A5 JP2003511286A5 (ja) 2006-11-24
JP4426146B2 JP4426146B2 (ja) 2010-03-03

Family

ID=22273727

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001528006A Expired - Fee Related JP4426146B2 (ja) 1999-10-01 1999-10-01 空気タイヤに取り付けられるパッチ

Country Status (5)

Country Link
EP (1) EP1222081B1 (ja)
JP (1) JP4426146B2 (ja)
AU (1) AU6282999A (ja)
DE (1) DE69913389T2 (ja)
WO (1) WO2001025033A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020026268A (ja) * 2018-08-13 2020-02-20 ハンコック タイヤ アンド テクノロジー カンパニー リミテッドHankook Tire & Technology Co., Ltd. ネジ方式で固定されるタイヤ用センサ及びそれを適用したタイヤ

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6624748B1 (en) 1999-10-01 2003-09-23 The Goodyear Tire & Rubber Company Method for monitoring a condition of a tire
US6498991B1 (en) 1999-10-01 2002-12-24 The Goodyear Tire & Rubber Company Process and apparatus for monitoring a physical condition of a hose
JP3898573B2 (ja) * 2001-06-28 2007-03-28 太平洋工業株式会社 タイヤ状態監視装置の送信機及びその製造方法
US7289021B2 (en) * 2004-08-13 2007-10-30 The Goodyear Tire & Rubber Company Apparatus and method for attaching an annular transponder unit to tire
US20060032564A1 (en) * 2004-08-13 2006-02-16 Weaver Douglas R Fixing apparatus and method for attaching an annular transponder unit to tire
KR200450432Y1 (ko) 2007-11-26 2010-10-04 내외 코리아 주식회사 타이어 공기압 측정용 압력센서 및 이를 구비한 타이어공기압 모니터링 시스템
GB2463870A (en) * 2008-09-24 2010-03-31 Transense Technologies Plc Tyre sensor mounting assembly
GB2477722B (en) * 2010-02-10 2012-12-05 Land Rover Uk Ltd Tyre pressure monitoring II
JP7109355B2 (ja) * 2018-12-14 2022-07-29 株式会社ブリヂストン 機能部品

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2088607B (en) * 1980-11-20 1984-08-08 Dunlop Ltd Tyre failure warning systems
DE3705617A1 (de) * 1987-02-21 1988-09-01 Josef Ertz Verfahren zur temperaturmessung im innern des gummikoerpers von luftreifen fuer kraftfahrzeuge
US4911217A (en) * 1989-03-24 1990-03-27 The Goodyear Tire & Rubber Company Integrated circuit transponder in a pneumatic tire for tire identification
US5500065A (en) * 1994-06-03 1996-03-19 Bridgestone/Firestone, Inc. Method for embedding a monitoring device within a tire during manufacture
US6030478A (en) * 1998-02-10 2000-02-29 Bridgestone/Firestone, Inc. Method and apparatus for removably inserting an electric tire tag into a tire

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020026268A (ja) * 2018-08-13 2020-02-20 ハンコック タイヤ アンド テクノロジー カンパニー リミテッドHankook Tire & Technology Co., Ltd. ネジ方式で固定されるタイヤ用センサ及びそれを適用したタイヤ
KR20200019048A (ko) * 2018-08-13 2020-02-21 한국타이어앤테크놀로지 주식회사 나사 방식으로 고정되는 타이어용 센서 및 이를 적용한 타이어
CN110816174A (zh) * 2018-08-13 2020-02-21 韩国轮胎与科技株式会社 以螺钉方式固定的轮胎用传感器及适用其的轮胎
KR102091931B1 (ko) * 2018-08-13 2020-03-20 한국타이어앤테크놀로지 주식회사 나사 방식으로 고정되는 타이어용 센서 및 이를 적용한 타이어
US11203236B2 (en) 2018-08-13 2021-12-21 Hankook Tire & Technology Co., Ltd. Tire sensor fixed in screwing manner and tire having the same
CN110816174B (zh) * 2018-08-13 2022-04-01 韩国轮胎与科技株式会社 以螺钉方式固定的轮胎用传感器及适用其的轮胎

Also Published As

Publication number Publication date
DE69913389D1 (de) 2004-01-15
WO2001025033A1 (en) 2001-04-12
DE69913389T2 (de) 2004-09-16
JP4426146B2 (ja) 2010-03-03
EP1222081A1 (en) 2002-07-17
EP1222081B1 (en) 2003-12-03
AU6282999A (en) 2001-05-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003511287A (ja) タイヤの状態をモニターする方法
US6255940B1 (en) Apparatus for monitoring a condition of a tire
US7523656B1 (en) Tire sensor system and monitoring method
US10406866B2 (en) Tire sensor for a tire monitoring system
US8166809B2 (en) In-tire multi-element piezoelectric sensor
US6539295B1 (en) Vehicle tire monitoring system with multiple sensors
US8874386B2 (en) Method and system for determining a tyre load during the running of a motor vehicle
US9878721B2 (en) Tire sensor-based robust mileage tracking system and method
US7404317B2 (en) Method and system for determining a tyre load during the running of a vehicle
US6028508A (en) System for the detection of tire tread separation
US7707876B2 (en) Method for estimating tire force acting on rolling tire
US6624748B1 (en) Method for monitoring a condition of a tire
US6829925B2 (en) Apparatus and method for monitoring a condition of a tire
US20100024538A1 (en) Tire footprint determination apparatuses, systems and methods
CN106965632B (zh) 用于与车载稳定控制系统一起使用的轮胎监测装置和系统
JP2001525282A (ja) 無線トランスポンダ用アンテナ
EP1452349A3 (en) Transmitter of tire condition monitoring apparatus and tire condition monitoring apparatus
KR20050016318A (ko) 차량 주행동안 타이어를 감시하는 방법 및 시스템
JP2003511286A (ja) タイヤの状態をモニターする機器
US20090069969A1 (en) Tire sensor system and method
US20210331535A1 (en) Device for evaluating the deformation of a pneumatic tire casing
US7028732B1 (en) Apparatus for monitoring a condition of a tire
JP2003182323A (ja) タイヤ空気圧検知システム、タイヤ及びタイヤ空気圧検知装置
US20240131879A1 (en) Devices and Methods for Sensing Tire and Road Conditions
Becker Tire Pressure Monitoring Systems—the New MEMS Based Safety Issue

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060922

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060922

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20060922

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090325

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090616

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091111

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091210

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121218

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees