JP2003510959A - 入力データパケットストリームを出力データ符号ストリームへ変換するコンバータ及び方法 - Google Patents

入力データパケットストリームを出力データ符号ストリームへ変換するコンバータ及び方法

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、各ユーザチャネルが、基本送信レートTRBあるいはその整数倍TRn=Kn*TRBで定義される所定送信レートTR0、TR1、TR2...TRn、TRN-1を有する複数のNユーザチャネル(ch−0...ch−N−1)からの所定数(Nsymbol0;Nsymbol1;NsymbolN-1)の連続データ符号(S0, 0(0)、S0,0(1)...S0,0(Nsymbol0-1);S1,0(0)、S1,0(1)...S1,0(Nsymbol1-1);S2,0(0)、S2,0(1)...S2,0(Nsymbol2-1);...SN-1,0(0)、SN-1,0(1)...SN-1,0(NsymbolN-1-1))の形態のユーザ(US0、US1、US2...USN-1)データを各データパケットが含むデータパケットからなる連続データパケット(DP0,0、DP1,0、DP2,0...DPN-1,0)の入力データパケットストリーム(IDPS)を、出力データ符号ストリーム(ODSS)へ変換し、かつKnのデータ符号(S0,0(0)、S1,0(0)、S1,0(1)、S1,0(3)、S2,0(0)...SN-1,0(0)、SN-1,0(1))の各データパケットは連続的に配置されているコンバータ(CVT)及び変換方法に関するものである。書込手段(W)は特定順で行方向にメモリ(M)へのデータ符号を書き込み、読出手段(R)は、列方向にメモリ(M)の読出を実行する。つまり、各ユーザチャネルの送信レート(TRB)とは独立して、CDMA変調器(MOD)には所定時間期間(1/TRB)内の各パケットから第1データ符号あるいは第1データ符号セットが提供される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 発明の分野 本発明は、連続データパケットからなる入力データパケットストリームをデー
タ符号からなる出力データ符号ストリームへ変換するコンバータ及び方法に関す
るものである。入力データパケットストリームのそれぞれのデータパケットは、
連続データ符号形式のユーザデータを含み、データパケットのそれぞれは、それ
ぞれが異なる所定送信レートを有する複数のNユーザチャネルによって提供され
る。出力データ符号ストリームにおいて、それぞれの入力データパケットのデー
タ符号に対応するデータ符号は連続して構成される。
【0002】 本発明は、特に、CDMA送信機のエンコーダに関するものであり、ここでは
、CDMA変調器へ連続してデータ符号を提供するためにコンバータが使用され
、それぞれのデータ符号は、例えば、出力データ符号ストリームの各チャネルに
対して提供される拡散率に依存する長さを有する符号(例えば、ワルシュ(Wals
h)符号)に畳み込まれる。
【0003】 コンバータは、ユーザチャネルからのデータパケットがエンコーダに非同期あ
るいは同期して到来するかに応じて独立して使用することができるが、コンバー
タの処理後にデータの同期処理(空中での基本送信レートの符号の符号長に関す
る同期)が必要とされ、好ましくは、異なるデータレートがサポートされるべき
である。
【0004】 本発明の背景 本発明は、一般的には、CDMAシステムの送信機に関する、特に、CDMA
システムのエンコーダユニットの符号化、インタリービング及び変調ユニットに
関するものであり、より詳しくは、それぞれが異なる送信レートを有し、かつユ
ーザデータをデータパケットとして送信する複数のユーザチャネルをどのように
して処理対象で、かつすべてのチャネルに対して同時にCDMA変調されるデー
タ符号ストリームに組み込めるかの問題に関するものであるので、CDMAシス
テムの基地局送信機の汎用構成を図1を参照して説明する。
【0005】 図1において、ATM−IFCはATMインタフェースボードであり、ENC
はチャネルエンコーダ、インタリーバ、QPSKセレクタ及び時間調整ユニット
であり、BBTXはCDMA変調、拡散及び合成ユニットであり、BBIFはイ
ンタフェースボードであり、BBRXはCDMA復調器及び専用チャネル用逆拡
散器であり、DECは専用チャネル用ビタービデコーダであり、BBRAは(デ
コーダを含む)ランダムアクセス受信機であり、DC−FILTは電源である。
非同期に到来するデータパケットは、でエンコーダENCへ入力される。TR
X−DIGユニットは、デジタルパルス整形フィルタ及びデジタル/アナログ変
換ユニットである。
【0006】 図2は、エンコーダENCの詳細を示している。複数のチャネルch−0、c
h−1...ch−N−1において、(可変送信レートTR0、TR1...TR N-1 によって)可変長となる、複数のNユーザ入力データパケットDP0、DP1
...DPN-1は、FPGA(Field Programmable Gate Array:フィールドプロ
グラマブルゲートアレイ)に到来する。実際には、図2のエンコーダENCは
、、で、ユーザチャネル用データ及び共通制御チャネル用データが畳み込み
符号化され、で、シリアルビットストリームがFPGAに入力される、ここで
、FPGAはインタリーブ、時間調整等を実行する。FPGAからデータが(
図2の「BBTX」ボードで示される)CDMA変調器へ出力される。以下に説
明するように、共通制御チャネル用データは、デジタル信号プロセッサDSP
へ入力される。
【0007】 図2に示されるように、ユーザチャネルch−0、ch−1...ch−N−
1の入力データは、第1FPGAにデータパケットDP0、DP1...DPN-
1がATM−IFCユニット(非同期転送モードインタフェースユニット)から
非同期に到来する。つまり、Nユーザチャネルch−0、ch−1...ch−
N−1それぞれのデータパケットの送信は、非同期転送方法(ATM)を使用し
て実行される。図2で概要的に示されるように、メインコントローラによって供
給されるフレーム同期クロックによって定義される各フレーム内では、各ユーザ
チャネルのシングルパケットの1つが処理されなければならない、即ち、図2に
示されるように、非同期に到来するユーザデータパケットDP0、DP1、DP2
...DPN-1は、例えば、T=10msの標準フレーム期間で処理されなけれ
ばならない。
【0008】 図2では、DSPは、構成データ及び共通制御チャネル用データパケットを
受信して、FPGA群を構成し、かつFPGAに対する共通制御チャネルを処
理するデジタル信号プロセッサである。専用物理チャネル(DPCH)(=ユ
ーザトラフィックデータ)用ATMパケットは、上述のように、FPGAに入
力される。FPGAは、実際には、インタリーバ及びコンバータ(及び時間調
整)のための書込手段である。は、インタリーバ及びコンバータ(及び時間調
整)のためのメモリ手段である。は、CDMA変調器へ出力符号ストリームを
提供するインタリーバ及びコンバータ(及び時間調整)のための読出手段である
。は、共通制御チャネル用の畳み込みエンコーダである。は、専用物理チャ
ネル用の畳み込みエンコーダである。は、専用物理チャネルのフレームバッフ
ァリングを実行するユニットである。ユニットでは、所定フレーム期間内にシ
ングルチャネルに対して1つ以上のパケットが到来する場合に、受信非同期入力
データビットストリームの同期を実行する。この同期は、ユニットに続いて、
全チャネルの各シングルパケットのみがフレーム期間内で処理されることを保証
する。
【0009】 関連技術の説明 図1及び図2による上述の説明に基づくと、図3−1は、本発明に係る問題を
示すためのエンコーダENCの基本ブロック図を示している。基本的には、図2
に示されるブロックでも、図2で本質的に表されている。図3−2は、いくつか
の連続フレームm、m+1、m+2で、エンコーダボードの入力から出力までの
データパケットの処理を示している。
【0010】 図3−1に示されるように、各ユーザチャネルch−0、ch−1...ch
−N−1には、データパケットDPを送信する複数のユーザUS0、US1...
USN-1が存在する。図3−1の左側のタイムライン10ms、20ms、30
msで示されるように、実際のパケットDPは非同期でエンコーダENCに到来
することが理解されるべきである。例えば、10msの各フレーム期間では、各
チャネルのデータパケットは非同期に到来する。
【0011】 上述したように、1つ以上のデータパケットがフレーム期間内のチャネルに対
して到来する場合、ユニットは同期を行う、即ち、フレーム期間及びチャネル
毎に、1つのパケットをパラレル/シリアルコンバータP/Sへ入力し、続いて
、畳み込みエンコーダCC(図2のユニット)へ入力するように、これらのパ
ケットを処理する。以下では、チャネル及びフレーム期間毎に常に1つパケット
が非同期に到来すると仮定する、これは、実際に1つのパケットだけが到来する
、あるいはいくつかのパケットがユニットによって正規の手順で処理されてい
るからである。図3−1に示されるパラレル/シリアルコンバータP/Sは図2
のユニット及び間に配置されることが好ましい、即ち、図3−1に示される
ように、畳み込みエンコーダCCの前に配置されることが好ましい。しかしなが
ら、パラレル/シリアルコンバータP/Sの構成及びユニット、の構成及び
それらの位置が完全に独立していることは、畳み込みエンコーダCC(図2のユ
ニット)がフレーム期間毎に各チャネルのシングルパケットを構成するシリア
ルデータビットストリームSDBSを受信するための重要な構成である。例えば
、ユニット、に予めシリアルデータビットストリームSDBSが提供されて
いる場合、パラレル/シリアルコンバータは必要ではない。つまり、P/Sコン
バータは、(図3−1のエンコーダENCの破線で示されるように)シリアルデ
ータビットストリームを生成するためのいくつかの設計事項の1つに過ぎない。
【0012】 図3−1に示されるように、各ユーザチャネルch−0、ch−1...ch
−N−1は、特定送信レートTR0、TR1...TRN-1を有している。物理チ
ャネルの送信レートTRは、エアインタフェース上の1つの符号の時間期間に関
係する。つまり、送信レートに依存して、各データパケットDPは、マッピング
される物理チャネルに従うビット数を有している。例えば、システムで想定され
る(基本送信レートを有する)最低チャネルは、(例えば、通常音声チャネル用
の)データパケットあたり11バイト、あるいは(例えば、64bit/s I
SDNチャネルのような無制限データサービス用の)データパケットあたり90
バイトである。それゆえ、図3−1で概要的に示されるように、実際には、非同
期に到来する各データパケットDPは異なる長さを有している、つまり、各チャ
ネルのユーザデータの送信は、異なる(データバースト)送信レートで実行され
る。しかしながら、各チャネルでは、データパケットは、その定常送信レートに
よって、一定長となるが、非同期に到来する。
【0013】 (基地局の外側に配置され、エンコーダの一部でない)パラレル/シリアルコ
ンバータP/Sは、各フレーム期間で非同期に到来する各チャネルのシングルパ
ケットをシリアルデータビットストリームSDBSへ変換し、そうすることによ
って、1つのフレーム期間で非同期に到来するチャネルの全シングルパケットの
ビットはそのフレーム期間内で連続して配置される。つまり、基地局、例えば、
ユニットはフレーム期間でチャネルあたりに1つのパケットだけが到来するこ
とを保証する一方で、コンバータP/Sは、図3−1に示されるように、それら
のビットを連続的に配置する。図3−1では、DP0,0、DP1,0、DP2,0..
.DPN-1,0それぞれは、チャネルch−0、ch−1、ch−2...ch−
N−1の第1データパケットを示している。同様に、次の10ms期間において
、DP0,1、DP1,1、DP2,1...DPN-1,1それぞれは、ユーザチャネルの第
2データパケットを示し、これも連続的に配置される。パケットが非同期にP/
Sコンバータに到来する一方で、(連続して配置される)シリアルデータビット
ストリームSDBSは、シングルフレーム期間に全チャネルの全データパケット
を含んでいる。つまり、シリアルデータビットストリームSDBSは、連続して
配置されているデータパケットによって、各ユーザチャネルからの連続して配置
されたデータビットを含んでいる。
【0014】 従来より知られている畳み込みエンコーダCCは、所定符号化レート1/r及
び所定長lで、データビットストリームSDBSの各ビットにおいて畳み込み符
号化を実行する。基本的には、畳み込みエンコーダCCは、入力データパケット
ストリームIDPSから、各入力ビットに対しrビットを出力する。その結果、
畳み込みエンコーダCCからの出力ビットストリームCCBSは、シリアル入力
データビットストリームSDBSの1/r倍となる(より詳しくは、シリアルデ
ータビットストリームSDBSの1/r倍以上となる)。rの典型的な値は、r
=1/2あるいはr=1/3である。
【0015】 畳み込みエンコーダCCによって出力される伸長されたシリアルビットストリ
ームCCBSは、従来より知られているインタリーバILでインタリーブされる
。実際には、連続ビットストリームCCBSは、インタリービング行列の水平方
向に書込まれ、そのインタリービング行列の垂直方向からビットが読出される。
各パケットは別々にインタリーブされ、行列サイズは、1つのチャネルからの1
つのパケットの全ビットが配置できるようなサイズが常に選択される。つまり、
各パケットに対して、各インタリーバ行列が判定され、配置されかつ別々に読出
される、即ち、例えば、10msの時間期間中にN回実行される。この行列は、
(送信レートに依存する)パケットあたりのビット数に適合されている、即ち、
各送信レートに対して、特定のインタリービング行列が存在する。2つのチャネ
ルが同じ送信レートを有している場合、それらは同じ方法でインタリーブされる
【0016】 インタリーバILの出力ICBSは、QPSK変調器へ入力されるインタリー
ブ化ビットストリームである。QPSK変調器への入力はビットストリームであ
るので、変調器は、ビットストリームICBSから、例えば、I、Qビットを選
択するI、Qセレクタの類として動作する(実際のQPSK変調は、アナログ環
境で実行される)。このQPSK選択処理は必須である、これは、実際のCDM
A変調器MODがI、Qビット上で複素畳み込み(ビット単位)を実行するから
である。つまり、QPSKセレクタ/変調器は、CDMA変調を行うCDMA変
調器への組信号として実際にはデータ符号I、Qを出力する。従来より知られて
いるQPSK変調器は、例えば、インタリーブ化ビットストリームICBSの第
1ビットをIビットに割り当て、第2ビットをQビットに割り当て、第3ビット
をIビットに割り当て、以下、同様にして割り当てることができる。また、QP
SK変調器は、I、Qビットを連続的にあるいは並列的に出力することができる
ことに注意すべきである。つまり、QPSK変調器は、それぞれI、Qビットを
含む2つのビットストリームを並列的に出力することができる。
【0017】 移動無線ネットワークでは、入力チャネルch−0、ch−1...ch−N
−1を「論理チャネル」とみなせる一方で、CDMA変調器MODへ入力され、
かつ連続データ符号を含む入力データ符号ストリームODSSは、図3−1で示
されるように、「物理チャネル」とみなすことができる。また、CDMS変調器
への入力に関しては、実際には、データ符号ストリームODSSがどのようにし
て取得されるかについては関係がなく、これは、CDMA変調器が単にデータ符
号を取得し、それぞれのデータ符号についてCDMAを実行するからである。つ
まり、異なる畳み込み符号化スキームあるいはインタリービングスキームは、普
遍性を失うことなく、エンコーダCC及びインタリーブILで使用でき、あるい
はQPSK変調器(QPSKセレクタ)でも使用できる。重要なことは、CDM
A変調器に実数部I及び虚数部Qを有する複素符号を構成するデータ符号ストリ
ームODSSが提供されることであり、これは、CDMA変調器においては、複
素畳み込みが実行されるからである。つまり、複素符号がQPSK(直相シフト
キーイング)を介して取得されるか、あるいは16−QAM変調(選択)を介し
て取得されるかは関係ない。
【0018】 畳み込みエンコーダCCに入力されるデータビットストリームSDBSはパケ
ットに適応される一方で、インタリーバILに入力され出力されるビットストリ
ームCCBS、ICBSは(但し、パケット内の)ビットに適応され、QPSK
変調器からのデータ符号ストリームODSSはデータ符号に適応される。それゆ
え、物理チャネルのデータ符号レートは、例えば、32ksps、64ksps
あるいは128ksps(ksps:秒あたりのキロ符号)となり、一方、論理
チャネルは、例えば、9.6kbit/s、64kbit/sあるいは384k
bit/sを有する。実際には、符号レートはCDMA変調器の仕様に適合され
、入力データレートは、チャネル符号化及びレート照合処理によって物理チャネ
ル符号レートに変換されなければならない。
【0019】 図3−2は、フレーム単位でのデータパケットの処理をまとめたものである。
フレームmで、データパケットが連続してエンコーダに入力され、フレームm+
1で、データパケットが連続して処理され、フレームm+2で、互いにタイムオ
フセットを有し、かつ共通(フレーム)同期信号に関係する処理データパケット
がCDMA変調器へ並列的に出力される。
【0020】 本発明の要約 CDMA変調器MODはパケット形式で1つのチャネルに対するユーザデータ
を処理できないので、畳み込み符号化、インタリービング及びQPSK変調は、
CDMA変調器出力で合成される必要があるチャネルの符号とともに、符号単位
でユーザデータをCDMA変調器ユニットMODへ提供しなければならない。
【0021】 同一送信レートのユーザチャネルだけが処理される場合、図3−1に示される
ような構成を有するエンコーダENCは変換を必要とする、これは、パケットの
連続処理によるものであり、即ち、レートに依存しないで、第1ユーザの第1符
号のすべて、第2ユーザの符号のすべて、同様にして、第Nユーザの符号のすべ
てが連続して到来するからである。しかしながら、CDMA変調器MODは、自
身の処理に対し、全パケットの第1符号(即ち、チャネルch−0の第1符号、
チャネルch−1の第1符号...チャネルch−N−1の第1符号)をまず必
要とし、次に、全パケットの第2符号等を連続順で必要とする、即ち、CDMA
変調器は、CDMA変調器の出力で同時に合成される必要がある符号が提供され
ることを必要とする。インタフェース制限のために、(合成対象の)これらの符
号自身は、エンコーダENCからCDMA変調器へ連続して送信される。
【0022】 また、図3−1の種類のシステムが異なる送信レートを有するユーザチャネル
に対して使用される場合、データ符号ストリームODSSは、異なる送信レート
であるにもかかわらず、第1チャネルに1つのデータ符号、第2チャネルに4つ
の符号、第3チャネルに2つのデータ符号を含んでおり、第1チャネルが基本送
信レートを有している場合、第2チャネルは4倍の基本送信レートを有し、第3
チャネルは2倍の基本送信レートを有する。
【0023】
【表1】
【0024】 つまり、時間期間1/TRB(TRB:最低チャネルの基本送信レート)に関す
る(1/TRB期間で、異なる3つのチャネルに対する符号シーケンスを示す)
表1に示されるように、各チャネルに少なくとも1つの符号が提供される。送信
はボールド体の符号だけであり、CDMA変調器MODはこれを繰り返す。この
処理は、本質的には、システムの最高可能符号レートへの予備拡散を実行する。
上述したように、CDMA変調器MODは同時にすべての符号を必要とし、これ
らの符号は、次の期間1/TRで合成される。
【0025】 それゆえ、本発明の第1の目的は、 非同期受信データパケットをデータ符号ストリームに変換することを可能にす
るコンバータ及び変換方法を提供することであり、このデータ符号ストリームは
、所定時間期間、即ち、エアインタフェース上の最低符号レートの符号期間で、
拡散され、重み付けされ、かつ合成されるCDMA変調器のすべてのチャネルに
対して1つ以上の符号を提供する。
【0026】 本発明の第2の目的は、 入力ユーザチャネルが互いに異なる送信レートを有する場合のデータ符号スト
リームを提供するコンバータ及び方法を提供することである。
【0027】 目的の解決手段 上記の目的は、各ユーザチャネルが、基本送信レートTRBあるいはその整数
倍TRn=Kn*TRBで定義される所定送信レートTR0、TR1、TR2...T
n、TRN-1を有する複数のNユーザチャネルからの所定数の連続データ符号の
形態のユーザデータを各データパケットが含むデータパケットからなる連続デー
タパケットの入力データパケットストリームを、出力データ符号ストリームへ変
換し、かつKnのデータ符号の各データパケットが連続的に配置されているコン
バータであり、このコンバータは、いくつかの列といくつかの行を有するメモリ
手段と、基本送信レートをTRBを有するデータパケットの前記データ符号が1
つの行に連続的に配置され、かつ整数倍TRn=Kn*TRBの前記基本送信レー
トTRBを有するデータパケットの前記データ符号がKnの連続データ符号のセッ
トとして連続的にKn行の各列に配置されるように、前記連続データパケットの
前記データ符号を前記メモリ手段に書き込む書込手段と、前記列方向に前記メモ
リ手段から連続的に前記データ符号を読み出すことによって前記出力データ符号
ストリームを提供し、これによって、1つの列のTR0/TRB+TR1/TRB
...TRn/TRB+...TRN-1/TRB=K0+K1+...Kn+...KN -1 のデータ符号が1/TRBの時間期間で読み出される毎に、第1行位置での次
の列の読出が継続される読出手段とを備えることを特徴とする請求項1に従って
解決される。
【0028】 また、上記の目的は、各ユーザチャネルが、基本送信レートTRBあるいはそ
の整数倍TRn=Kn*TRBで定義される所定送信レートTR0、TR1、TR2
..TRn...TRN-1を有する複数のNユーザチャネルからの所定数の連続デ
ータ符号の形態のユーザデータを各データパケットが含むデータパケットからな
る連続データパケットの入力データパケットストリームを、出力データ符号スト
リームへ変換し、かつKnの各データパケットのデータ符号は連続的に配置され
ている方法であり、この方法は、いくつかの列といくつかの行を有するメモリ手
段を提供し、基本送信レートをTRBを有するデータパケットの前記データ符号
が1つの行に連続的に配置され、かつ整数倍TRn=Kn*TRBの前記基本送信
レートを有するデータパケットの前記データ符号がKnの連続データ符号のセッ
トとして連続的にKn行の各列に配置されるように、前記連続データパケットの
前記データ符号を前記メモリ手段に書き込み、前記出力データ符号ストリームを
提供するために、前記列方向に前記メモリ手段から連続的に前記データ符号を読
み出し、これによって、1つの列のTR0/TRB+TR1/TRB+...TRn
/TRB+...TRN-1/TRB=K0+K1+...Kn+...KN-1のデータ
符号が1/TRBの時間期間で読み出される毎に、第1行位置での次の列の読出
が継続されることを特徴とする請求項11に従って解決される。
【0029】 本発明の1つの構成に従えば、コンバータは、所定数列及び行を有するメモリ
手段と、最低基本送信レートTRBを有するユーザチャネルのパケットのデータ
符号がメモリの1行を占めるようにメモリ手段へ(連続的に配置されたデータ符
号からなる)データパケットを書き込む書込手段とを含んでいる。整数倍TRn
=Kn*TRBの基本送信レートを有するユーザチャネルからのパケットのデータ
符号が記憶される場合、このようなパケットのデータ符号も行方向に書き込まれ
るが、これは、複数のKnに渡って実行される。より高送信レートチャネルのパ
ケットの連続データ符号の書込が同様にして実行され、このデータ符号は列方向
に連続的に配置される。読出手段は、列方向でメモリの読出を実行する、これは
、高ユーザレートを有するパケットのデータ符号が列方向に連続的に配置される
からであり、列方向での読出は所望の出力データ符号ストリームを提供すること
になる、この場合、各パケットに対するデータ符号は連続的に配置されている。
【0030】 本発明の実施形態及び応用 本発明の別の構成に従えば、書込手段は、クロック信号に依存する書込を実行
し、このクロック信号は、各チャネルのパケットに含まれるデータ符号数に依存
する新規な行への切替を示している。それゆえ、メモリの各行には特定チャネル
を割り当てることができる、また、チャネルあたりの送信レートは一定であるの
で、同一データ符号は常に同一行に書き込まれる。
【0031】 本発明の別の構成に従えば、読出手段は、第2クロック信号に依存して列方向
に読出を実行し、この第2クロック信号は読出が1列で停止され、かつ次の列に
継続されるべきである場合を示している。好ましくは、第2クロック信号は、C
DMA変調器の内部タイミングによって判定される。好ましくは、第2クロック
は、大気中における最低レートの符号期間である(例えば、1/TRB=1/3
2KHz=約31s)。つまり、CDMA変調器は、ある期間中の全データパケ
ットの全データ符号の並列符号化を目的としているので(メモリの列方向でのデ
ータ符号の連続的な読出後)、CDMA変調器は、並列処理を実行するので、各
物理チャネルに対して、データ符号ストリームから各チャネルの各データ符号を
取り出す独立のCDMA変調器を有している。
【0032】 本発明の別の構成に従えば、本発明に従うコンバータは、CDMA送信機のエ
ンコーダENCが使用される場合には、入力ストリームから出力ストリームへの
変換と同時にインタリービング及びQPSK変調の動作を実行する。この場合、
データ符号はコンバータのメモリの各エントリに符号単位で記憶され、ここで、
1つのデータ符号を形成する各ビットは、畳み込みエンコーダによって出力され
るビットストリームから選択される。コンバータのメモリへの書込とコンバータ
のメモリからの読出は、インタリービングが同時に達成されるように実行される
【0033】 本発明の更なる効果的な実施形態及び改良は、従属請求項に示されている。以
下では、本発明は、その実施形態と、添付の図面を参照することによって説明す
る。
【0034】 第1実施形態(変換) 図4−1は、本発明に従うコンバータCVTを示し、これは、出力データ符号
ストリームODSSをCDMA変調器MODへ提供する。CDMA変調器は、出
力データ符号ストリームODSSに含まれるデータ符号の拡散及びCDMA変調
を実行し、その変調合成出力を送信機のHF部に提供する、この送信機は本発明
と関係ない。また、CDMA変調器において、すべてのチャネルが合成される、
即ち、より詳しくは、拡散符号が合成されることに注意すべきである。
【0035】 また、図4−1に示されるように、コンバータCVTは入力データパケットス
トリームIDPS、例えば、図3−1のQPSK変調器(I、Qセレクタ)QP
SKから出力されるデータパケットストリームODSSを受信する。つまり、第
1実施形態に従えば、コンバータCVTは、QPSK変調器QPSK(即ち、I
、Qセレクタ)とCDMA変調器MOD間に配置される。
【0036】 図4−1の実施形態では、入力データパケットストリームIDPSは、データ
パケットDP0,0、DP1,0、DP2,0...DPN-1,0からなるシーケンスであり
、ここで、各データパケットは、連続データ符号S0,0(0)、S0,0(1)...S0, 0 (Nsymbol0-1);S1,0(0)、S1,0(1)...S1,0(Nsymbol1-1);S2,0(0)、
2,0(1)...S2,0(Nsymbol2-1);...SN-1,0(0)、SN-1,0(1)...SN -1,0 (NsymbolN-1-1)の所定符号数Nsymbol0(図4−1では、NsymbolBに等しく
、これは、基本送信レートを有するチャネルに対する符号数である)、Nsymbol1 、Nsymbol2...NsymbolN-1の、ユーザUS0、US1、US2...USN-1から
のユーザデータを含んでいる。各パケットは、複数のNユーザチャネルch−0
、ch−1、ch−2...ch−N−1に属している。
【0037】 図4−1に示されるように、エアインタフェース上の符号の異なる送信レート
TRnによって、各パケットはそれぞれNsymbolN長となる。送信レートは直接は
パケット長を示さないが、パケット長は以下の例で示されるように送信レートに
依存する。送信レートが、例えば、TR1=32kspsである場合、(QPS
Kに対し)パケット長L1はL1=32K符号/s*10ms=320符号あるい
は640ビットとなる。この値は、チャネルエンコーダCCの符号化後の値であ
る。チャネルエンコーダCCでレートr=1/3を使用すること、これは、エン
コーダENCへの入力パケットが213.3ビット長とならなければならないこ
とを意味する。これは整数値ではないので、いわゆるレートマッチャーがチャネ
ルエンコーダCC後に適応される。レートマッチャーはチャネルエンコーダCC
からの出力ビット数を物理チャネルの制限ビット数に適応させる。それゆえ、送
信レートはパケット長を判定する要素の1つとなり、レートマッチャーは任意ビ
ット数への適合を実行することができる。但し、レートマッチャーはすべてのチ
ャネルに対して同様に動作し、かつ符号化ビットストリームを物理チャネルの次
の利用可能送信レートへの入力でのパケットに対応する所定ビット数で適合させ
る。これによって、ビット数を減らすあるいは増やすことができる。
【0038】 図4−1に示されるように、各ユーザチャネルは、それ、即ち、図3−1を参
照して説明したTR0、TR1、TR2...TRN-1に割り当てられた所定送信レ
ートを有している。つまり、各所定送信レートは基本送信レートTRBあるいは
TRBの整数倍のTRn=Kn*TRBとして定義される。基本送信レートTRB
、(基本レートを有するチャネルのパケットの)NsymbolB符号を処理するために
必要な時間を定義する。換言すれば、これは、各チャネルの拡散率の定義として
みなすことができる。一般的には、送信レートTRBは2*TRB、4*TRB
8*TRB等のみを取り得る(即ち、Kn=2、4、8...=20、21、22
3...かつKn=TRn/TRB;TRn:チャネルnに対する送信レート)。
【0039】 各データ符号、例えば、S0,0(0)、S0,0(1)...S0,0(Nsymbol0-1)は、
変調器QPSKで使用される変調スキームによる所定ビット数を有している。直
相シフトキーイングQPSKに対しては、各データ符号は2ビット、即ち、Iビ
ット及びQビットである。
【0040】 図4−1の場合では、入力データパケットストリームIDPSは、図示の構成
の連続データパケットDPを有し、図4−1に示されるように、書込手段Wは、
以下で説明される所定順でデータ符号SをメモリM(RAM)に書き込み、読出
手段Rは、出力データ符号ストリームODSSを提供するために、所定順でその
符号をメモリMから読み出す。図4−1に示されていないが、メモリMは2つの
メモリRAM1及びRAM2からなり、1つは各フレーム期間内の読出用で、1
つは各フレーム期間内の書込用である。メモリの機能は、常に、フレーム期間毎
に切り替わる。以下では、明確に示されないとしても、データの書込は1つのメ
モリRAM1で実行され、一方、データの読出はもう1つのメモリRAM2で実
行されると仮定する、ここで、RAM2には、以下のようなフレーム期間で書き
込みが行われているとする。
【0041】
【表2】
【0042】 第1実施形態では、連続データ符号を構成する入力データパケットストリーム
IDPSがどのようにして生成されるかは実際には関係ない、これは、コンバー
タのメインタスクがデータ符号の入力データパケットストリームIDPSを特定
出力データ符号ストリームODSSへ変換することであるからである。それゆえ
、本発明に従うコンバータCVTの主要構成は、変換がメモリMに関してどのよ
うに実行されるかであり、入力データパケットストリームIDPSに対して他の
生成方法も使用することができる。
【0043】 つまり、入力データパケットストリームIDPSは所定順で配列された連続ビ
ットのデータビットストリームとして見なすことができ、例えば、これは、図3
−1に示されるように、既に畳み込みがなされた符号化入力データビットストリ
ームCCBSとなる。この場合、コンバータCVT、より詳しくは、その書込手
段Wは、まず、QPSK変調を実行する、即ち、(データ符号を形成するためだ
けに)ビットストリームのI、Qビットの割当あるいは選択を実行し、次に、選
択されたデータ符号を特定順でメモリMに書き込む、この場合、同時に、メモリ
Mは、図3−1で示されるようなインタリーバILの前段に通常配置されるイン
タリービングメモリとして動作する。この場合、以下の第2実施形態でより詳細
に説明されるように、QPSK変調はインタリーバILの前に実行されることが
わかる。
【0044】 上述のように、第1実施形態では、入力データパケットストリームIDPSは
、図4−1に示されるように、所定数の連続データ符号で予め配置されていると
仮定する。異なる送信レートTRnによって、図4−1では、所定符号数Nsymbol 0 、Nsymbol1、Nsymbol2...NsymbolN-1を有する4つのデータパケットDP0,0 、DP1,0、DP2,0...DPN-1,0が示されている。第1チャネルch−0は
基本送信レートTRBを有し、第2チャネルch−1は4倍の基本送信レート4
*TRBを有し、第3チャネルch−2は基本送信レートTRBを有し、第N−1
チャネルch−N−1は2倍の基本送信レート2*TRBを有していると仮定す
る。例えば、第1チャネルch−0がNsymbol0=NsymbolB=320データ符号を
有している場合、第3チャネルch−2のパケットはNsymbol2=320データ符
号を有し、第2チャネルch−1及び第N−1チャネルch−N−1はそれぞれ
Nsymbol1=1280データ符号、NsymbolN-1=640を有している。
【0045】 図4−1では、10msの1フレームだけが、入力データパケットストリーム
IDPS、ここでは、非同期に到来する各チャネルの第1パケットに対して示さ
れている。各フレームのパケットDP0,0、DP1,0、DP2,0...DPN-1,0
、同様のデータパケット構成を有するフレームによって後に続くことが理解され
るべきである。つまり、連続順は維持されるが、データパケット数は各フレーム
に存在するユーザ数に依存する。ユーザが切断し、かつ代わりの他のユーザが追
加されない場合、パケット数は減ることになる。
【0046】 各フレームは、フレーム期間内の各ユーザチャネルからのデータパケットを含
んでいる。各フレーム内において、特定ユーザチャネルからの特定データパケッ
トの位置は変更することができ、好ましくは、各ユーザチャネルからのデータパ
ケットはフレーム内の固定スロット位置に割り当られる。図4−1では、データ
パケットがユーザチャネル数の増加に応じて連続的に配置されると仮定する。
【0047】 図4−1に示される出力データ符号シーケンスODSSは、連続順のデータ符
号を含むが、これは入力順と異なるものである。特に、出力データ符号シーケン
スODSSは、第1チャネルの第1データ符号S0,0(0)に第2ユーザチャネルc
h−1の4つの第1データ符号S1,0(0)、S1,0(1)、S1,0(2)、S1,0(3)が続く
ように配置され、更に、この第2ユーザチャネルch−1は、第3チャネルch
−2の第1データ符号S2,0(0)が続いている。これは、パケットDPN-1,0の2
つの第1符号SN-1,0(0)、SN-1,0(1)が読出手段Rの第1読出周期中に読出され
るまで実行される(これらの符号は、図4−1では、「第1列」で示され、かつ
図4−2では、第1列の要素に対応する)。
【0048】 チャネルあたりの連続データ符号数は、送信レートによって判定される。例え
ば、第1チャネルch−0は基本送信レートを有するので、1つのデータ符号だ
けが第1読出周期中に含まれる。第2ユーザチャネルch−1は4倍の基本送信
レートTRBを有しているので、パケットDP1,0の4つのデータ符号は次の出力
データ符号ストリームODSSに含まれる。これに、データパケットDP2,0
データ符号...データパケットDPN-1,0の2つの連続データ符号が続く。上
述のように、これは、ビットの各グループがコンバータCVTから連続的にある
いは並列的に供給されるかに関わらず、CDMA変調器の構成においては、各チ
ャネルあるいは、より詳しくは、各パケットからの第1あるいは第1グループの
ビットにおける拡散及び変調を並列的に実行するので、必要となる。
【0049】 つまり、出力データ符号シーケンスODSSにおいて、対応するデータパケッ
トの(即ち、送信レートによって判定されるKn)のデータ符号は、1つのフレ
ーム(DP0,0、DP1,0、DP2,0...DPN-1,0)に存在するすべてのパケッ
トから連続的に配置され、各データパケットのKn個のデータ符号のデータセッ
トは、送信レートで判定されるパケットから最適な符号数がCDMA変調器に常
に提供されるように連続的に配置される。
【0050】 図4−2は、書込手段Wと読出手段RがメモリMからどのようにして読出及び
書込を実行するかを示している。図4−2に示されるように、メモリMは、0.
..NsymbolB-1(即ち、総列数NsymbolBにおいては、基本送信レートを有するチ
ャネルのデータパケットに対する符号数である)で示される列数と0...Nres
ourceN-1(即ち、総行数Nresource)で示される行数を有している。
【0051】 図4−2の例では、チャネルch−1は第1リソース(resource)(行)0に
割り当てられ、(4倍の基本レートの)チャネルch−1は行1〜4に割り当て
られ、(基本レートを有する)チャネルch−2はリソース5に割り当てられ.
..(2倍の基本レートを有する)チャネルch−N−1は、Nresource-1及びN
resource-2で示される行に割り当てられる。メモリMの各メモリ位置の指標は、
図4−1に示される各データ符号Sx,y(z)の記憶位置であり、ここで、「x」は
ユーザあるいはチャネル番号を示し、「y」はフレーム番号を示し、「z」はパ
ケットの符号数を示している。メモリMの最小列数は最低送信レート、即ち、基
本レートのデータパケットに含まれるNsymbolB符号数によって判定される。それ
ゆえ、チャネルch−0のパケットDP0,0は1つの行に配置され、チャネルc
h−1のデータパケットDP1,0は4つの行に配置され、チャネルch−2のデ
ータパケットDP2,0は1つの行に配置され、チャネルch−N−1のデータパ
ケットDPN-1,0は2つの行に配置される。各フレーム期間に対して、メモリM
は各ユーザチャネルのパケットのすべてのデータ符号を含むため、最小行数は、 Nresource=TR0/TRB+TR1/TRB+TR2/TRB+...TRN-1/T
B =K0+K1+K2+...Kn+...KN-1 となる。
【0052】 Nresourceは、システム内のハードウエアのサイズ(即ち、RAMメモリのサ
イズ)によって制限される。より詳しくは、図4−2に示されるように、行数Nr
esourceは変調器MODに対するコンバータCVTの送信レートによって制限さ
れる。基本送信レートTRB=32ksps、即ち、TRB=32KHzであると
仮定すると、チャネルch−0に対して、符号S0,0(0)から符号S0,0(1)を与え
る時間は、図4−2に示されるように、1/TRB=1/32KHz=31.2
5μsとなる。その結果、31.25μsの時間期間内に、第1列の全要素は読
み出されなければならない。符号がコンバータCVTから読み出され、変調器へ
提供される場合の送信レートが、例えば、16.38MHzである場合、31.
25μsで読み出すことができる最大行数はNresource=31.25μs/(1
/16.38MHz)=512である。
【0053】 次に、メモリMに対する書込及び読出を実行する書込手段Rと読出手段Wを使
用して、入力データパケットストリームIDPSを出力データ符号ストリームへ
変換する方法について説明する。
【0054】 第1パケットDP0,0が到来する場合、これは、基本レート、即ち、K0=1の
チャネルch−0に関係するので、データ符号(S0,0(0)、S0,0(1)...S0, 0 (Nsymbol0-1))は連続してメモリ手段Mの1行(ここでは、第1行0)に書
き込まれる。パケットDP0,0のデータ符号は、完全に1行に配置する。
【0055】 次の連続データパケットDP1,0は4倍の符号数Nsymbol1を有しているので、
このデータパケットの4つの連続データ符号は、列0の1、2、3、4で示され
る4つの行に配置される。1つの列の読出中に読出手段Rは、図4−1に示され
るような、連続的に配置されたデータ符号を提供することを可能にするためには
、特定書込順で実行されなければならない。つまり、整数倍Knの基本送信レー
トを有するデータパケットのデータ符号は、K1=4行の各列のKn(ここで、K 1 =TR1/TRB=4)の連続データ符号のセットとして連続的に配置される。
【0056】 例えば、符号S1,0(0)...S1,0(3)は、行位置1、2、3、4の第1列0の
1=4の連続データ符号のセットとして配置される。次のK1データ符号のS1, 0 (4)...S1,0(7)のセットは、1、2、3、4で示される行位置の次の列1に
配置される。つまり、パケットDP1,0は、連続的に配置されたK1=4のデータ
符号が1行に配置されるようにメモリMに書き込まれ、K1=4の連続データ符
号のセットは、列数が増えるにつれて連続的に配置される。
【0057】 各パケットのデータ符号は、コンバータCVT(図4−1参照)のシリアルビ
ットストリームとして連続的に到来するので、DP1,0の連続データ符号におけ
る書込の可能性は図4−2の矢印で示される、即ち、チャネルch−0のパケッ
トよりも多い符号を含むパケットに対する連続データ符号をのこぎり歯状の書込
で実行できることが好ましい。それゆえ、最終データ符号S1,0(Nsymbol1-1)
は列番号NsymbolB-1、4で示される行に配置される。
【0058】 次のチャネルch−2のパケットDP2,0は、基本レート、即ち、K2=1を有
するチャネルのデータ符号を含んでいるので、データ符号の書込は5で示される
行で列数を増やしながら連続的に実行される(この場合は、データパケットDP 0,0 から行0に対するものである)。同様に、パケットDPN-1,0はデータパケッ
トDP0,0(あるいはDP2,0)、即ち、KN-1=2のデータ符号量の2倍を有し
ているので、データ符号SN-1,0(0)...SN-1,0(NsymbolN-1-1)はNresource
-2、Nresource-3で示される2つの行の各列の2つの連続データ符号のセットと
して書き込まれる。各チャネルの送信レートが異なっているにも関わらず、パケ
ットあたりのデータ符号数は異なり、メモリMには特定順で1フレームのすべて
のパケットのデータ符号が格納されることがわかる。
【0059】 1つ以上の行へのチャネルの割当がフレーム期間毎に維持される場合、行メモ
リMは常に各入力パケットからのデータ符号と同じ順序で常に格納される。しか
しながら、メモリの動的格納も可能である。例えば、第2チャネルch−1がデ
ータ符号の送信を停止する場合、第3チャネルは行5に必ず配置される必要はな
く、行1へ配置されても良い。つまり、チャネル及び行の固定割当が可能である
ことが好ましいが、動的割当も可能であり、特に、この場合、各チャネル自身の
送信レートを変更することも可能にする(列数を判定する基本レート以下に決し
てならないことを提供する)。行列が十分に大きく、かつレートがどのように変
化しているかについての指標が存在する場合、行列にデータ符号チャネルがチャ
ネル毎に連続的に配置される。
【0060】 ここで、書込手段WMの実施形態を説明する。書込手段は各チャネルに対する
カウンタを持つことができ、このカウンタは、各データパケットがメモリMに書
き込まれる場合に、最大符号数NsymbolB、Nsymbol1、Nsymbol2...NsymbolN-1 をカウントする。チャネル、例えば、基本レートのch−0、ch−2に対して
は、カウンタは0から319までカウントする(TRB=32kspsと仮定)
、チャネル、例えば、4*TRBのch−1に対しては、カウンタは0から12
79までカウントする、また、チャネル、例えば、2*TRBのch−N−1に
対しては、カウンタは0から639までカウントする。各カウンタはバイナリカ
ウンタであり、このカウンタのカウント値はバイナリ値で表現される、LSBあ
るいはLSB群は各符号に対して実行される書込先の行数を示している。
【0061】 例えば、図7に示されるように、基本レートチャネルは320符号を有する、
つまり、カウント値は9ビットで表現できる。この場合のみ、1行だけですみ、
LSBを介する行選択は必要としない。
【0062】 2*TRBレートチャネルは640符号を有する、つまり、カウント値は10
ビットで表現できる。この場合、書込は2行に実行されるが、LSBは「0」の
第1行及び「1」の第2行を示せば十分である。LSBは、データ符号のカウン
ト中に「0」から「1」へ変化する、つまり、第1行あるいは第2行のどちらか
で書込が実行されているかを示すことになる。
【0063】 4*TRBレートチャネルは1280符号を有する、つまり、カウント値は1
1ビットで表現できる。この場合、書込は4行に実行され、下位2ビットは「0
0」の第1行、「01」の第2行、「10」の第3行、「11」の第4行を示す
ために必要となる。これらの下位2ビット(LBS)は、データ符号のカウント
中に「00」、「01」、「10」、「11」へと変化する、つまり、第1、第
2、第3あるいは第4行の書込のいずれかが実行されているかを示すことになる
【0064】 上述の場合、図7に示されるように、各LSB(群)以外のカウンタ内の残り
のビットは、書込が実行されている列位置を示す。つまり、カウンタ値は各チャ
ネルに対し、行数及び列位置を簡単な方法で示すものである。以下の第2実施形
態で示されるように、カウンタはメモリへのインターリーブ書込を実行するため
にも使用することができる。
【0065】 一旦、データ符号の書込が1フレーム期間m+1で完了すると、続くフレーム
期間m+2(図3−2に示されるフレーム単位処理を参照)で、読出手段Rは、
列毎に列方向で連続的にメモリMからデータ符号を読み出す、ここでは、1つの
カラムからのすべてのNresourceデータ符号は、読出手段Rの処理能力に依存し
て連続的(可能であれば並列的に)に読み出されることが好ましい。しかしなが
ら、データ符号は特定順でメモリMへ書き込まれているので、1つの列の読出は
、図4−1の「第1列」で示されるような、連続して配置されたデータ符号のデ
ータ符号ストリームを供給することになる。つまり、CDMA変調器MODは、
読出手段Rの各読出周期内で各データパケットからKnデータ符号を受信する、
図4−2では、K0=1+K1=4+K2=1+KN-1=2のデータ符号、即ち、全
部で8個のデータ符号を受信する。
【0066】 読出レートは、連続書込を実行するために使用されるフレーム期間とは直接関
連していない。実際には、1つの列、例えば、列0は、読出手段Rによって読み
出され、例えば、第1の1/TRB=31.25μs内で、CDMA変調器はデ
ータ符号を取り出し、変調器MODの各拡散手段へ分配する。実際のシステムの
拡散手段では、例えば、32、64、128kspsに対し128、64あるい
は32チップ及び4096Mcpsのチップレートが使用される。つまり、チャ
ネルch−0の1つのデータ符号は、128チップの短符号で拡散される。チャ
ネルch−1の4つのデータ符号は、例えば、32チップより少ないチップ数の
短符号で拡散される。チャネルch−2のデータ符号は、128チップ拡散シー
ケンスで拡散され、チャネルch−N−1の2つのデータ符号は64チップの短
符号で拡散される。その結果、各チャネルに対し、チップ単位で可能な組み合わ
せから得られる、即ち、1*128=4*32=2*64=128チップが利用
可能である。
【0067】 一旦、CDMA変調器が各拡散ユニットへのビット割当が完了すると、CDM
A変調器MODは外部同期クロック(フレーム同期パルスに同期し、より高い周
波数を有する)を読出手段Rに与え、読出手段Rは次の列、即ち、各パケットか
らのすべての第2データ符号の読出を実行する。すべてのチャネルのシングルデ
ータパケットは10ms内でメモリに書き込まれ、1/TRB(例えば、TRB
32KHz)の時間期間内で、1つの列からのすべての符号が読み出され、かつ
変調器へ提供されなければならない。読出対象のリソース数が固定(例えば、Nr
esource=512)である場合、読出レートは少なくともNresource*TRB=1
6.38MHzでなければならない、これは、1つの同期クロック期間ですべて
のチャネルのデータを読み出すことが不可能であるからである。
【0068】 図4−2で示されるように、各データ符号は、各列に割り当てられたチャネル
、かつ各チャネルの送信レートによって判定された特定メモリ位置に記憶される
。もっとも簡単な例では、1つのデータ符号は1ビットで良い、これは、例えば
、QPSK変調が適用されない場合である。この場合、各メモリ位置は1ビット
だけを含んでいる。入力データパケットストリームIDPSは、それぞれ2ビッ
ト、例えば、Iビット及びQビットを含むデータ符号を有しており、各メモリ位
置は2ビットを含み、この2ビットは1つのメモリ位置に一緒に記憶される。こ
の場合は問題が生じない、これは、汎用RAMは、ワード(word)長以上の8、
16あるいは32ビット単位で同時に記憶することができるので問題は生じない
【0069】 また、上述したように、読出周期中に送信レートに依存するデータパケットの
n(送信レートの整数倍)のデータ符号がCDMA変調器MODに提供される
ことは基本必要条件である。図4−2では、矢印で示される書込は同様の方法で
実行され、各セットのデータ符号は各列に連続して配置される。これは、メモリ
の列単位の読出において常に正しいデータ符号セットがCDMA変調器に提供さ
れることを保証する。
【0070】 メモリの読出中には、シリアルデータストリームがCDMA変調器へ提供され
る、これは、上述の列方向で、メモリ位置が連続して順次読み出されるからであ
る。一方、ダウンリンク拡散ユニットは並列に提供され、読み出された符号は任
意のダウンリンク拡散ユニットへ分配することができる。各拡散ユニットにおい
て、読み出された符号が一時的に中間メモリに記憶され、物理チャネル(例えば
、256ksps)の最高レートまで連続的に予備拡散される。上述の表1を参
照して既に説明したように、これは拡散ユニットの中間メモリからの各符号の読
出(反復)手段によって実行される。
【0071】 本発明に従う図2に示されるCDMA送信機のエンコーダENCは、図4−1
に示されるような、畳み込みエンコーダCC、インタリーバINT、QPSK変
調器(I、Qセレクタ)QPSK及びコンバータCVTを有し、図3−1に示す
ように、これらはこの順序で接続されている。シリアルビットストリームSDB
Sは畳み込みエンコーダCCへ入力され、この畳み込みエンコーダCCは畳み込
み符号化データビットストリームCCBSをインタリーバILへ出力する、イン
タリーバILはインタリーブ化畳み込み符号化データビットストリームICBS
をQPSK変調器QPSKへ出力し、QPSK変調器QPSKはインタリーブ化
畳み込み符号化データビットストリームICBSのビットでQPSK変調を実行
する。QPSK変調(I、Q選択)の実行後、畳み込み符号化インタリーブ化変
調データ符号を有する入力データパケットストリーム、即ち、入力データパケッ
トストリームIDPSはコンバータCVTへ入力される。この場合、インタリー
ビング及びQPSK変調は、データ符号(あるいはビット)ストリームがコンバ
ータCVTで変換されて出力データ符号ストリームODSSをCDMA変調器M
ODへ提供する前に実行される。
【0072】 図5は、ハードウエアRAM構造内にそれぞれ所定数符号を有する複数のユー
ザチャネルのシリアルデータの取り得る連続配置を示し、この連続配置の1つは
図4−2に対応する。
【0073】 第2実施形態(インタリービング&変換) 上述したように、一般的に、図3−1に示される汎用インタリーバILでは、
従来よりよく知られているように、各データパケットのデータビットからなるシ
リアルビットストリームは所定インタリービング深度を有するインタリービング
メモリの、例えば、行方向に書き込まれ、かつ個々のビットはそのインタリービ
ングメモリの列方向から読み出される。
【0074】 また、図3−1の汎用システムにおいて、QPSK変調(I、Q選択)はイン
タリービング後に実行される、即ち、インタリーブ化ビットストリームICBS
がインタリーバILから一旦読み出されると、I、Q選択が、インタリーブ化ビ
ットストリームから各I、Qビットを選択することによって実行される(例えば
、第1ビットはIビットとして割り当てられ、第2ビットはQビットとして割り
当てられ、第3ビットはIビットとして割り当てられ、以降、同様にして割り当
てられている)。その結果、入力データパケットストリームIDPSは連続的に
配置されたデータ符号を得ることになる。
【0075】 汎用インタリービング処理とメモリMへの書込及び読出との類似性の認識に基
づいて、以下、本発明の第2実施形態を説明する、ここでは、図4−2のような
変調、インタリービング及びパケット変換がコンバータによって同時に実行され
る、即ち、図3−1と比較すると、QPSK変調はインタリービング処理の前に
実行される。
【0076】 第2実施形態を説明するために、まず、コンバータCVTへの入力ストリーム
は、図3−1で示されるような各データパケットの連続ビットを含むシリアルデ
ータビットストリームSDBSであると仮定する。コンバータCVTへの入力デ
ータパケットストリームは畳み込み符号化ビットストリームCCBSでもあり得
る。一般的には、コンバータCVTへの入力は、図3−1も示されるような各パ
ケットからのデータビットからなるシリアルビットストリームである。
【0077】 メモリMがインタリービングを実行するために使用され、かつ図4−2に示さ
れるような所定順でのデータパケット記憶に使用される場合、書込手段Wは基本
的には2つのステップを実行しなければならない。第1ステップでは、1つのデ
ータ符号を形成する各データビットは入力ストリーム、例えば、CCBSあるい
はSDBSから選択されなければならない。データ符号を形成するための対応ビ
ットの選択が一旦実行されると、第2ステップで、データ符号は、特定インタリ
ービング書込順でメモリMへ連続的に書き込まれる。次に、読出手段Rが図4−
2を参照して説明されるような読出を実行する場合、インタリービングは、以下
に説明するような特定インタリービング順に書込処理が切替られる場合に同時に
実行することができる。
【0078】 普遍性を失うことなく、インタリービング及び変換の組み合わせは、1つのチ
ャネルあるいは基本送信レートの各データパケットを考慮することによって容易
に理解することができる。この場合、例えば、32kspsの基本レートが使用
される場合はメモリMの1つの行は320符号を含むことになる。
【0079】 必須条件は、書込手段がI、Qセレクタ(変調器)QPSKから320QPS
K符号からなる入力データストリームを受信することである。インタリーバ行列
が16×20符号(16列NW、20行NR)であると仮定すると、チャネルch
−0及びch−2に対するメモリ行列への書込順は、連続書込方向から行方向(
図4−2参照)へ変更されなければならない。つまり、 0→1→2→3→4→5→6→7→...→319 から 0→20→40→60→...→300→1→21→41→...→319 となり、ここで、数字は各書込列番号(図6−3参照)を示している。ここで、
この20列ずつ飛ぶ書込順(20=インタリービング行列を使用する場合の行数
)を用いると、列が左から右へと1つずつ読み出される場合は、1つの行におい
て、インタリービング入力データ符号ストリームが取得される。これに対し、図
6−1は通常のインタリービング行列を示している。インタリービングが別々に
実行されると、その結果として得られるコンバータへの出力データストリームは
、 d0、d16、d32、d48...d1、d17...d319 となり、これは、実際には、列方向に連続的に変換行列を読み出す場合でなけれ
ばならず、ここでは、この間にのみ、他のパケットのデータ符号が読み出される
【0080】 図6−3は、図4−2の変換行列を使用する場合の変換にインタリービングを
どのように組み合わせることができるかについて示している。図6−3に示され
るように、非インタリーブ化データ符号入力ストリームd0、d1、d2、d3、d
4...d319は、ある行(基本レートと想定)で、かつ汎用インタリービング行
列で何が生じるかに従って選択される適切な列の位置に合成インタリーバ/コン
バータメモリに書き込まれる。つまり、書込は列0のd0で開始し、最終行に到
達するまで、d1、d2等の書込に対し20列ずつ継続する。次に、書込は再度左
の境界に達し、列位置0+1=1等で継続する。
【0081】 例えば、汎用インタリービングの例である図6−1と図6−3とを比較すると
、特定順での符号の書込がパケットに対するインタリービングを実行することと
等価であることが明らかとなる、これは、列単位の読出(変換処理を実行するた
めに行列が列方向にいまだなお読み出されている)中に、まず、符号d0、次に
、符号16、符号32等が図6−1と同じインタリーブ化ストリームを生成する
出力となるからであり、列単位の読出によって、異なる送信レートに対する変換
とインタリービングはすべてのチャネルに対して同時に実行できる。
【0082】 図6−1及び図6−2は、1つのパケットの全符号が1つの行に配置される基
本送信レートの場合の特定順での書込/読出を示しているが、同様の書込順が、
図4−2のチャネルch−1、ch−N−1を参照して説明されるいくつかの行
にのみ1つのパケットの全符号が配置されるより高い送信レートの場合にも取得
できることが理解されるべきである。
【0083】 例えば、より高い送信レートを有するチャネル(例えば、図4−2のch−N
−1あるいはch−1)のデータパケットが、インタリービング行列による16
列(かつ、640符号をインタリーブするための2*TRBに対する連続する4
0行、かつ1280符号をインタリーブするための4*TRBに対する80行)
のインタリービングに対応する処理によってインタリービングされると仮定する
と、メモリMへの書込は(例えば、図4−2の4*TRBの行1で、より高い送
信レートのチャネルが割り当てられた)基準行から開始し、次に、書込が20列
毎にこの行に対して継続される。列野インデックスがメモリM(319)、例え
ば、1→20→40→...→300の最大列数−1を越える場合、書込は次の
行の第1列へ継続する。これは、書込インデックスが最大符号数(例えば、4*
TRBに対し1280)を越えるまで、即ち、各チャネル(4*TRBの第1チャ
ネルch−1の行4)に関係する最高行への書込の処理が完了するまで継続する
。次に、処理は、チャネルに属する第1行の第2列位置に継続する。図6−2は
、4*TRBの場合に対しインタリービング深度16を有する汎用インタリービ
ング行列を示しており、図6−3はこれに対応するエントリを示している。
【0084】 より高い送信レートのデータ符号のインタリービングの上述の例では、各列数
(例えば、インタリービング深度16)が一定に維持され、かつ送信レートに従
って列数が(例えば、4*TRBに対し20から80へ)増えるインタリービン
グメモリでのインタリービングにこの処理が対応すると仮定した。しかしながら
、4*TRBのチャネルの1280符号は別の方法、例えば、32列及び40行
をを有するインタリービングメモリのインタリービングに対応する処理によって
インタリーブすることができる。
【0085】 図6−4aは4*TRBの場合にインタリービング深度32を有する汎用イン
タリービング行列を示し、図6−4bは図6−3と同様な変換行列の対応するエ
ントリを示している。図6−4に示されるように、この場合でさえ、メモリMへ
の書込処理が使用することができ、但し、列書込に対するシフト値が異なる、即
ち、20ではなく10となる。つまり、各チャネルが異なる方法(即ち、異なる
インタリービング深度)でインタリーブされるメモリMへのインタリーブ書込に
対する書込スキームを導出することができる。
【0086】 つまり、送信レート及びインタリービング深度(列数)に依存する最適な書込
順を選択することで、インタリービングは変換処理に組み込むことができる。イ
ンタリービングと変換に対して1つのメモリだけを使用することは、効率性を向
上し、かつ処理速度を向上する。
【0087】 ここで、図6−1、図6−2、図6−3のインタリーブ書込を実行するための
書込手段Wの実施形態を説明する。基本的には、インタリービングは、図6に示
されるNR=20及びNW=16のインタリービング行列に対応する書込を使用す
る。図7を参照して説明されるカウンタは、インタリーブ書込処理の場合にも使
用することができ、但し、カウンタは1ずつではなくNRずつインクリメントさ
れ、NW書込動作後は、処理は、次の列位置から再度開始する。各ビットが各列
位置を示すことを可能にするために(図7参照)、カウンタ値は、以下の規則に
従って次の列位置でリセットされなければならない。現在のカウンタ値が特定チ
ャネルのパケットNsymbolnあたりの符号数を越える場合、以下のようにして、新
たなカウンタ値が設定される。
【0088】 counter>Nsymboln → counter=counter−Nsymboln+1 カウンタ値の設定が上述のように実行される場合、LSB(群)は、1つ以上
の行(即ち、より高レートのチャネルに対して)が必要とされる場合の最適な行
を示すことになる。つまり、カウンタは、インタリーブ書込に対する場合でも容
易に使用することができる。
【0089】 工業適用性 本発明に従うコンバータ及び変換方法は、特に、CDMA送信機のエンコーダ
への特定用途で見い出される。しかしながら、本発明は、このようなCDMAシ
ステムに限定されるものではなく、他の電気通信システムに使用することができ
る、この他の電気通信システムとは、各ユーザチャネルが異なる送信レートを有
する場合に各データパケットのデータ符号が同時に変調器へ提供されることが必
要とされるシステムである。
【0090】 また、本発明は、特定畳み込みエンコーダCCを含むエンコーダに制限される
ものではない、これは、他の符号化スキームがチャネル符号化に使用することが
できるからである。また、上述では、行方向は、普遍性を失うことなく、列方向
に交換することができる。
【0091】 また、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、変更及び変形が上
述の開示に基づいて実行されても良い。特に、本発明は、例えば、説明で具体的
に説明されていない請求項の各特徴の組み合わせで構成することができる。
【0092】 請求項の参照番号は明確化の目的だけのものあり、保護の範囲を制限するもの
ではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 CDMAシステムの概観を示す図である。
【図2】 図1のエンコーダENCの概観を示す図である。
【図3−1】 本発明に関係するエンコーダENCのユニットのブロック図である。
【図3−2】 本発明に従ういくつかの連続フレームm、m+1、m+2における、エンコー
ダボードの入力から出力までのデータパケットの処理を示す図である。
【図4−1】 本発明に従うコンバータCVTの実施形態を示す図である。
【図4−2】 図4−1のコンバータCVTのメモリMの内容を示す図である。
【図5】 実際のRAMのエントリを示す図である。
【図6−1】 基本送信レートのデータパケットをインタリービングする汎用インタリービン
グ行列を示す図である。
【図6−2】 送信レート4*TRBのデータパケットをインタリービングする汎用インタリ
ービング行列を示す図である。
【図6−3】 本発明の実施形態に従う合成インタリービング/変換処理を示す図である。
【図6−4a】 4*TRBの場合のインタリービング深度32の汎用インタリービング行列を
示す図である。
【図6−4b】 図6−3と同様のコンバータ行列の対応エントリを示す図である。
【図7】 メモリへの符号書込に対して使用される基本レート、2*TRB及び4*TRB チャネルのバイナリカウンタを示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG ,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD, RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT, AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,BZ,C A,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK,DM ,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH, GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,K E,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS ,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK,MN, MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,RO,R U,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM ,TR,TT,TZ,UA,UG,UZ,VN,YU, ZA,ZW 【要約の続き】 するものである。書込手段(W)は特定順で行方向にメ モリ(M)へのデータ符号を書き込み、読出手段(R) は、列方向にメモリ(M)の読出を実行する。つまり、 各ユーザチャネルの送信レート(TRB)とは独立し て、CDMA変調器(MOD)には所定時間期間(1/ TRB)内の各パケットから第1データ符号あるいは第 1データ符号セットが提供される。

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各ユーザチャネルが、基本送信レートTRBあるいはその整
    数倍TRn=Kn*TRBで定義される所定送信レートTR0、TR1、TR2...
    TRn...TRN-1を有する複数のNユーザチャネル(ch−0...ch−N
    −1)からの所定数(Nsymbol0;Nsymbol1;NsymbolN-1)の連続データ符号(S 0,0 (0)、S0,0(1)...S0,0(Nsymbol0-1);S1,0(0)、S1,0(1)...S1,0 (Nsymbol1-1);S2,0(0)、S2,0(1)...S2,0(Nsymbol2-1);...SN-1 ,0 (0)、SN-1,0(1)...SN-1,0(NsymbolN-1-1))の形態のユーザ(US0
    US1、US2...USN-1)データを各データパケットが含むデータパケット
    からなる連続データパケット(DP0,0、DP1,0、DP2,0...DPN-1,0)の
    入力データパケットストリーム(IDPS)を、出力データ符号ストリーム(O
    DSS)へ変換し、かつKnのデータ符号(S0,0(0)、S1,0(0)、S1,0(1)、S1 ,0 (3)、S2,0(0)...SN-1,0(0)、SN-1,0(1))の各データパケットは連続的
    に配置されているコンバータ(CVT)であって、 a)いくつかの列(0...NsymbolB-1)といくつかの行(0...Nresourc
    e-1)を有するメモリ手段(M)と、 b)基本送信レートをTRBを有するデータパケットからなる前記データ符号
    が1つの行に連続的に配置され、かつ整数倍TRn=Kn*TRBの前記基本送信
    レートを有するデータパケットからなる前記データ符号がKnの連続データ符号
    のセットとして連続的にKn行の各列に配置されるように、前記連続データパケ
    ットの前記データ符号を前記メモリ手段(RAM)に書き込む書込手段(W)と
    、 c)前記列方向に前記メモリ手段(RAM)から前記データ符号を連続的に読
    み出すことによって前記出力データ符号ストリーム(ODSS)を提供し、これ
    によって、1つの列のTR0/TRB+TR1/TRB+...TRn/TRB+..
    .TRN-1/TRBのデータ符号が1/TRBの時間期間で読み出される毎に、第
    1行位置での次の列の読出が継続される読出手段(R)と を備えることを特徴とするコンバータ。
  2. 【請求項2】 前記メモリ手段(M)は、前記基本送信レートを有するユー
    ザチャネル(ch0、ch2)のデータパケットに含まれる符号数(NsymbolB
    に対応する列数(0...NsymbolB-1)を有し、かつTR0/TRB+TR1/T
    B+TR2/TRB+...TRn/TRB+...+TRn/TRB+...+T
    N-1/TRBに対応する行数(0...Nresource-1)を有する ことを特徴とする請求項1に記載のコンバータ。
  3. 【請求項3】 前記書込手段(W)は、各フレームにおいて、各ユーザチャ
    ネルの1つのデータパケットのデータ符号が前記メモリ(M)へ記憶されるよう
    に、フレーム同期クロックに同期するデータ符号の書込を実行する ことを特徴とする請求項1に記載のコンバータ。
  4. 【請求項4】 前記読出手段(R)は、CDMA変調器(MOD)によって
    提供される外部同期クロックに同期する前記メモリ(M)の列から前記データ符
    号の読出を実行する、あるいは各外部同期クロックで、前記第1行位置で次の列
    からの読出を実行するように前記メモリ(M)の列から前記データ符号の読出を
    実行する ことを特徴とする請求項1に記載のコンバータ。
  5. 【請求項5】 前記読出手段(R)は、前記書込手段(W)によって実行さ
    れる前記書込より高いクロックレートNresource*TRBで前記読出を実行し、こ
    こで、Nresourceは前記メモリの行数であり、TRBは前記基本送信レートである ことを特徴とする請求項1に記載のコンバータ。
  6. 【請求項6】 前記データ符号は所定数ビットからなり、前記ビットは前記
    メモリ(M)の各メモリ位置に記憶される ことを特徴とする請求項1に記載のコンバータ。
  7. 【請求項7】 CDMA送信機のエンコーダ(ENC)であって、 請求項1乃至6のいずれかに従い、以下の順で接続される畳み込みエンコーダ
    (CC)と、インタリーバ(IL)と、I、Qセレクタ(QPSK)とコンバー
    タ(CVT)と備え、前記連続データパケットの連続データビットのシリアルデ
    ータビットストリーム(SDBS)は前記畳み込みエンコーダ(CC)へ入力さ
    れ、該畳み込みエンコーダ(CC)は畳み込み符号化データビットストリーム(
    CCBS)を前記インタリーバ(IL)へ出力し、該インタリーバ(IL)はイ
    ンタリーブ化畳み込み符号化データビットストリーム(ICBS)を前記I、Q
    セレクタ(QPSK)へ出力し、該I、Qセレクタは前記インタリーブ化畳み込
    み符号化データビットストリーム(ICBS)からI、Qビットを選択し、前記
    入力データパケットストリーム(IDPS)を前記コンバータへ供給する ことを特徴とするエンコーダ。
  8. 【請求項8】 請求項7に従うエンコーダ(ENC)と、前記出力データ符
    号ストリーム(ODSS)が前記エンコーダ(ENC)から入力されるCDMS
    変調器(MOD)とを含むCDMA送信機(BTS)。
  9. 【請求項9】 請求項8に従う少なくとも1つのCDMA送信機(BTS)
    を含むCDMA電気通信システム。
  10. 【請求項10】 前記連続データパケットの連続データビットからなる入力
    データビットストリーム(CCBS)を受信し、かつI、Q選択を実行する手段
    が提供され、前記書込手段は、特定インタリービング順で前記メモリに対する前
    記データ符号の書込及び読出中にインタリービングを実行する ことを特徴とする請求項1に記載のコンバータ。
  11. 【請求項11】 各ユーザチャネルが、基本送信レートTRBあるいはその
    整数倍TRn=Kn*TRBで定義される所定送信レートTR0、TR1、TR2..
    .TRn...TRN-1を有する複数のNユーザチャネル(ch−0...ch−
    N−1)からの所定数(Nsymbol0;Nsymbol1;NsymbolN-1)の連続データ符号(
    0,0(0)、S0,0(1)...S0,0(Nsymbol0-1);S1,0(0)、S1,0(1)...S1 ,0 (Nsymbol1-1);S2,0(0)、S2,0(1)...S2,0(Nsymbol2-1);...SN -1,0 (0)、SN-1,0(1)...SN-1,0(NsymbolN-1-1))の形態のユーザ(US0
    、US1、US2...USN-1)データを各データパケットが含むデータパケッ
    トからなる連続データパケット(DP0,0、DP1,0、DP2,0...DPN-1,0
    の入力データパケットストリーム(IDPS)を、出力データ符号ストリーム(
    ODSS)へ変換し、かつKnのデータ符号(S0,0(0)、S1,0(0)、S1,0(1)、
    1,0(3)、S2,0(0)...SN-1,0(0)、SN-1,0(1))の各データパケットは連続
    的に配置されている方法であって、 a)いくつかの列(0...NsymbolB-1)といくつかの行(0...Nresourc
    e-1)を有するメモリ手段(M)を提供し、 b)基本送信レートをTRBを有するデータパケットの前記データ符号が1つ
    の行に連続的に配置され、かつ整数倍TRn=Kn*TRBの前記基本送信レート
    を有するデータパケットの前記データ符号がKnの連続データ符号のセットとし
    て連続的にKn行の各列に配置されるように、前記連続データパケットの前記デ
    ータ符号を前記メモリ手段(RAM)に書き込み、 c)前記出力データ符号ストリーム(ODSS)を提供するために、前記列方
    向に前記メモリ手段(RAM)から前記データ符号を読み出し、これによって、
    1つの列のTR0/TRB+TR1/TRB+TR2/TRB+...TRn/TRB
    ...TRN/TRBのデータ符号が1/TRBの時間期間で読み出される毎に、
    第1行位置での次の列の読出が継続される ことを特徴とする方法。
  12. 【請求項12】 前記基本送信レートを有するユーザチャネル(ch0、c
    h2)のデータパケットに含まれる符号数(NsymbolB)に対応する列数(0..
    .NsymbolB-1)を有し、かつTR0/TRB+TR1/TRB+TR2/TRB+..
    .TRn/TRB+...+TRn/TRB+...+TRN-1/TRBに対応する行
    数(0...Nresource-1)を有する前記メモリ手段(M)を提供する、 ことを特徴とする請求項11に記載の方法。
  13. 【請求項13】 各フレームにおいて、各ユーザチャネルの1つのデータパ
    ケットのデータ符号が前記メモリ(M)へ記憶されるように、フレーム同期クロ
    ックに同期する前記データ符号の書込が実行される ことを特徴とする請求項11に記載の方法。
  14. 【請求項14】 CDMA変調器(MOD)によって提供される外部同期ク
    ロックに同期する前記メモリ(M)の列から前記データ符号の読出が実行される
    、あるいは各外部同期クロックで、前記第1行位置で次の列からの読出を実行す
    るように前記メモリ(M)の列から前記データ符号の読出が実行される ことを特徴とする請求項11に記載の方法。
  15. 【請求項15】 前記書込より高いクロックレートNresource*TRBで前記
    読出が実行され、ここで、Nresourceは前記メモリの行数であり、TRBは前記基
    本送信レートである ことを特徴とする請求項11に記載の方法。
  16. 【請求項16】 前記データ符号は所定数ビットからなり、前記ビットは前
    記メモリ(M)の各メモリ位置への前記書込中に記憶される ことを特徴とする請求項11に記載の方法。
  17. 【請求項17】 前記入力データ符号ストリーム(IDSS)は、以下の 前記連続データパケットの連続データビットの入力データビットストリーム(
    SDBS)を畳み込みエンコーダ(CC)へ入力して、畳み込み符号化データビ
    ットストリーム(CCBS)をインタリーバ(IL)へ出力し、 前記インタリーバ(IL)の前記畳み込み符号化データビットストリーム(I
    CBS)をインタリーブして、インタリーブ化畳み込み符号化データビットスト
    リームをI、Qセレクタ(QPSK)へ出力し、 前記I、Qセレクタのインタリーブ化畳み込み符号化データビットストリーム
    からのI、Qビットの選択を実行して、前記入力データパケットストリーム(I
    DPS)として該I、Qセレクタの出力を供給する ことによって生成される ことを特徴とする請求項11に記載の方法。
  18. 【請求項18】 前記連続データパケットの連続データビットからなる入力
    データビットストリーム(CCBS)を受信し、かつI、Q選択(QPSK)を
    実行し、かつ特定順で前記メモリに対する前記データ符号の書込及び読出中にイ
    ンタリービングを実行する ことを特徴とする請求項11に記載の方法。
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